JP2001198100A - Mrデータ収集方法、mr画像表示方法およびmri装置 - Google Patents
Mrデータ収集方法、mr画像表示方法およびmri装置Info
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/05—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves
- A61B5/055—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves involving electronic [EMR] or nuclear [NMR] magnetic resonance, e.g. magnetic resonance imaging
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- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 RFコイルの設置を1回行うだけで被検体の
広範囲な部位に関するMRデータを高SNRで収集す
る。 【解決手段】 MRI装置100は、被検体Hを乗せる
天板101と、静磁場を発生する静磁場コイル102
と、均一静磁場範囲Rよりも狭い感度領域を有し且つ被
検体Hの体軸方向に並べられた部分コイル21−1〜2
1−5と、均一静磁場範囲Rに部分コイル21−1〜2
1−5の1つの感度領域が含まれるように天板101を
移動してNMR信号を受信してから均一静磁場範囲Rに
別の部分コイルが含まれるように天板101を移動する
ことを繰り返す天板移動制御部104と、部分コイル2
1−1〜21−5のうち均一静磁場範囲Rに感度領域が
含まれるものを選択的に接続するコイル切り換え制御部
105と、MRデータに基づいてMR画像を生成したり
各MR画像を撮影部位の位置に対応させて合成する計算
機7と、MR画像を表示する表示装置6とを具備する。 【効果】 特に、脊椎や血管の全体状況を把握するのに
有用である。
広範囲な部位に関するMRデータを高SNRで収集す
る。 【解決手段】 MRI装置100は、被検体Hを乗せる
天板101と、静磁場を発生する静磁場コイル102
と、均一静磁場範囲Rよりも狭い感度領域を有し且つ被
検体Hの体軸方向に並べられた部分コイル21−1〜2
1−5と、均一静磁場範囲Rに部分コイル21−1〜2
1−5の1つの感度領域が含まれるように天板101を
移動してNMR信号を受信してから均一静磁場範囲Rに
別の部分コイルが含まれるように天板101を移動する
ことを繰り返す天板移動制御部104と、部分コイル2
1−1〜21−5のうち均一静磁場範囲Rに感度領域が
含まれるものを選択的に接続するコイル切り換え制御部
105と、MRデータに基づいてMR画像を生成したり
各MR画像を撮影部位の位置に対応させて合成する計算
機7と、MR画像を表示する表示装置6とを具備する。 【効果】 特に、脊椎や血管の全体状況を把握するのに
有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MR(Magnetic R
esonance)データ収集方法、MR画像表示方法およびM
RI装置に関し、さらに詳しくは、RFコイルの設置を
1回行うだけで被検体の広範囲な部位に関するMRデー
タを高SNR(Signal to Noise Ratio)で収集できる
MRデータ収集方法、そのMRデータ収集方法により収
集したMRデータを用いてMR画像を表示するMR画像
表示方法およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)
装置に関する。
esonance)データ収集方法、MR画像表示方法およびM
RI装置に関し、さらに詳しくは、RFコイルの設置を
1回行うだけで被検体の広範囲な部位に関するMRデー
タを高SNR(Signal to Noise Ratio)で収集できる
MRデータ収集方法、そのMRデータ収集方法により収
集したMRデータを用いてMR画像を表示するMR画像
表示方法およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のMRI装置500によっ
て頸部の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを天
板101に乗せ、頸部に部分コイル21Aを装着し、マ
グネットアセンブリ(Magnet Assenbly)のボアA内に
入れる。そして、静磁場コイル102により静磁場Bo
を発生し、勾配磁場コイル(図示せず)により勾配磁場
を印加し、部分コイル21AによりRF(Radio Freque
ncy)パルスを印加し且つNMR(Nuclear Magnetic Re
sonance)信号を受信して、MRデータを収集する。静
磁場コイル102により形成される均一静磁場範囲Rよ
りも部分コイル21Aの感度領域αaが狭い場合には、
MRデータを高SNRで収集できる。
て頸部の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを天
板101に乗せ、頸部に部分コイル21Aを装着し、マ
グネットアセンブリ(Magnet Assenbly)のボアA内に
入れる。そして、静磁場コイル102により静磁場Bo
を発生し、勾配磁場コイル(図示せず)により勾配磁場
を印加し、部分コイル21AによりRF(Radio Freque
ncy)パルスを印加し且つNMR(Nuclear Magnetic Re
sonance)信号を受信して、MRデータを収集する。静
磁場コイル102により形成される均一静磁場範囲Rよ
りも部分コイル21Aの感度領域αaが狭い場合には、
MRデータを高SNRで収集できる。
【0003】図10は、上記MRI装置500で頸部を
撮影してから、腹部の撮影を行う場合の説明図である。
前記被検体Hの頸部から部分コイル21Aを取り外し、
該被検体Hの腹部に部分コイル21Bを装着する。この
場合も、均一静磁場範囲Rよりも部分コイル21Bの感
度領域αbが狭いので、MRデータを高SNRで収集で
きる。
撮影してから、腹部の撮影を行う場合の説明図である。
前記被検体Hの頸部から部分コイル21Aを取り外し、
該被検体Hの腹部に部分コイル21Bを装着する。この
場合も、均一静磁場範囲Rよりも部分コイル21Bの感
度領域αbが狭いので、MRデータを高SNRで収集で
きる。
【0004】図11は、上記MRI装置500で脊椎全
体の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを天板1
01に乗せ、腹部に部分コイル21Cを装着し、マグネ
ットアセンブリのボアA内に入れる。そして、静磁場コ
イル102により静磁場Boを発生し、勾配磁場コイル
(図示せず)により勾配磁場を印加し、部分コイル21
CによりRFパルスを印加し且つNMR信号を受信し
て、MRデータを収集する。均一静磁場範囲Rよりも部
分コイル21Cの感度領域αcが広いので撮影可能なF
OV(Field Of View)が広がるが、MRデータのSN
Rは低下する。
体の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを天板1
01に乗せ、腹部に部分コイル21Cを装着し、マグネ
ットアセンブリのボアA内に入れる。そして、静磁場コ
イル102により静磁場Boを発生し、勾配磁場コイル
(図示せず)により勾配磁場を印加し、部分コイル21
CによりRFパルスを印加し且つNMR信号を受信し
て、MRデータを収集する。均一静磁場範囲Rよりも部
分コイル21Cの感度領域αcが広いので撮影可能なF
OV(Field Of View)が広がるが、MRデータのSN
Rは低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRI装置
500では、被検体Hを広範囲に亘って撮影する場合、
感度領域αa,αbが狭い部分コイル21A,21B
(図9,図10参照)を使用すれば、MRデータを高S
NRで収集できる代わりに、複数の部分コイルを着脱す
る手間と時間がかかる問題点がある。一方、感度領域α
cが広い部分コイル21C(図11参照)を使用すれ
ば、部分コイルの装着が1回で済む代わりに、MRデー
タのSNRが低下する問題点がある。そこで、本発明の
目的は、RFコイルの設置を1回行うだけで被検体の広
範囲な部位に関するMRデータを高SNRで収集できる
MRデータ収集方法、そのMRデータ収集方法により収
集したMRデータを用いてMR画像を表示するMR画像
表示方法およびMRI装置を提供することにある。
500では、被検体Hを広範囲に亘って撮影する場合、
感度領域αa,αbが狭い部分コイル21A,21B
(図9,図10参照)を使用すれば、MRデータを高S
NRで収集できる代わりに、複数の部分コイルを着脱す
る手間と時間がかかる問題点がある。一方、感度領域α
cが広い部分コイル21C(図11参照)を使用すれ
ば、部分コイルの装着が1回で済む代わりに、MRデー
タのSNRが低下する問題点がある。そこで、本発明の
目的は、RFコイルの設置を1回行うだけで被検体の広
範囲な部位に関するMRデータを高SNRで収集できる
MRデータ収集方法、そのMRデータ収集方法により収
集したMRデータを用いてMR画像を表示するMR画像
表示方法およびMRI装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、均一静磁場範囲よりも狭い感度領域を有するRFコ
イルまたは2以上のRFコイルを組み合わせたRFコイ
ル群を被検体に沿って複数配列し、前記均一静磁場範囲
に前記RFコイルまたは前記RFコイル群の1つを位置
付けした状態で前記被検体からのNMR信号を受信して
MRデータを収集してから、前記均一静磁場範囲に別の
RFコイルまたはRFコイル群を位置付けした状態で前
記被検体からのNMR信号を受信してMRデータを収集
することを、必要なMRデータが収集されるまで繰り返
すことを特徴とするMRデータ収集方法を提供する。上
記第1の観点によるMRデータ収集方法では、均一静磁
場範囲にRFコイルやRFコイル群を1つずつ位置付け
し直してNMR信号を受信することを繰り返すので、撮
影前に複数のRFコイルやRFコイル群を被検体に1回
設置するだけで、被検体の広範囲な部位に関するMRデ
ータを収集することが出来る。また、均一静磁場範囲に
RFコイルやRFコイル群の感度領域を収めた状態でN
MR信号を受信できるから、MRデータを高SNRで収
集することが出来る。
は、均一静磁場範囲よりも狭い感度領域を有するRFコ
イルまたは2以上のRFコイルを組み合わせたRFコイ
ル群を被検体に沿って複数配列し、前記均一静磁場範囲
に前記RFコイルまたは前記RFコイル群の1つを位置
付けした状態で前記被検体からのNMR信号を受信して
MRデータを収集してから、前記均一静磁場範囲に別の
RFコイルまたはRFコイル群を位置付けした状態で前
記被検体からのNMR信号を受信してMRデータを収集
することを、必要なMRデータが収集されるまで繰り返
すことを特徴とするMRデータ収集方法を提供する。上
記第1の観点によるMRデータ収集方法では、均一静磁
場範囲にRFコイルやRFコイル群を1つずつ位置付け
し直してNMR信号を受信することを繰り返すので、撮
影前に複数のRFコイルやRFコイル群を被検体に1回
設置するだけで、被検体の広範囲な部位に関するMRデ
ータを収集することが出来る。また、均一静磁場範囲に
RFコイルやRFコイル群の感度領域を収めた状態でN
MR信号を受信できるから、MRデータを高SNRで収
集することが出来る。
【0007】第2の観点では、本発明は、上記第1の観
点のMRデータ収集方法において、前記RFコイルまた
は前記RFコイル群を感度領域が連続するように配列し
たことを特徴とするMRデータ収集方法を提供する。上
記第2の観点によるMRデータ収集方法では、必要な撮
影部位を感度領域が連続して覆うようにRFコイルやR
Fコイル群を配列するので、被検体に関するMRデータ
を広範囲に亘って隙間なく収集することが出来る。
点のMRデータ収集方法において、前記RFコイルまた
は前記RFコイル群を感度領域が連続するように配列し
たことを特徴とするMRデータ収集方法を提供する。上
記第2の観点によるMRデータ収集方法では、必要な撮
影部位を感度領域が連続して覆うようにRFコイルやR
Fコイル群を配列するので、被検体に関するMRデータ
を広範囲に亘って隙間なく収集することが出来る。
【0008】第3の観点では、本発明は、上記第1の観
点または上記第2の観点のMRデータ収集方法におい
て、前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイ
ルまたは前記RFコイル群を有効にする切り換えを前記
RFコイルまたは前記RFコイル群の位置決め制御に連
動して自動で行うことを特徴とするMRデータ収集方法
を提供する。上記第3の観点によるMRデータ収集方法
では、RFコイルやRFコイル群を有効にする切り換え
を操作者の介在なしに自動で行うので、操作者の負担を
軽減できる。
点または上記第2の観点のMRデータ収集方法におい
て、前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイ
ルまたは前記RFコイル群を有効にする切り換えを前記
RFコイルまたは前記RFコイル群の位置決め制御に連
動して自動で行うことを特徴とするMRデータ収集方法
を提供する。上記第3の観点によるMRデータ収集方法
では、RFコイルやRFコイル群を有効にする切り換え
を操作者の介在なしに自動で行うので、操作者の負担を
軽減できる。
【0009】第4の観点では、本発明は、均一静磁場範
囲よりも狭い感度領域を有するRFコイルまたは2以上
のRFコイルを組み合わせたRFコイル群を被検体に沿
って複数配列し、前記均一静磁場範囲に前記RFコイル
または前記RFコイル群の1つを位置付けした状態で前
記被検体からのNMR信号を受信してMRデータを収集
してから、前記均一静磁場範囲に別のRFコイルまたは
RFコイル群を位置付けした状態で前記被検体からのN
MR信号を受信してMRデータを収集することを繰り返
し、収集したMRデータに基づいて生成したMR画像を
表示することを特徴とするMR画像表示方法を提供す
る。上記第4の観点によるMR画像表示方法では、上記
第1の観点のMRデータ収集方法により収集したMRデ
ータに基づいて、被検体の広範囲な部位に関するMR画
像を高画質で表示することが出来る。
囲よりも狭い感度領域を有するRFコイルまたは2以上
のRFコイルを組み合わせたRFコイル群を被検体に沿
って複数配列し、前記均一静磁場範囲に前記RFコイル
または前記RFコイル群の1つを位置付けした状態で前
記被検体からのNMR信号を受信してMRデータを収集
してから、前記均一静磁場範囲に別のRFコイルまたは
RFコイル群を位置付けした状態で前記被検体からのN
MR信号を受信してMRデータを収集することを繰り返
し、収集したMRデータに基づいて生成したMR画像を
表示することを特徴とするMR画像表示方法を提供す
る。上記第4の観点によるMR画像表示方法では、上記
第1の観点のMRデータ収集方法により収集したMRデ
ータに基づいて、被検体の広範囲な部位に関するMR画
像を高画質で表示することが出来る。
【0010】第5の観点では、本発明は、上記第4の観
点のMR画像表示方法において、前記RFコイルまたは
前記RFコイル群を感度領域が連続するように配列した
ことを特徴とするMR画像表示方法を提供する。上記第
5の観点によるMR画像表示方法では、被検体に関する
MRデータを広範囲に亘って隙間なく収集することが可
能となり、広範囲に連続した部位に対応するMR画像を
高画質で表示することが出来る。
点のMR画像表示方法において、前記RFコイルまたは
前記RFコイル群を感度領域が連続するように配列した
ことを特徴とするMR画像表示方法を提供する。上記第
5の観点によるMR画像表示方法では、被検体に関する
MRデータを広範囲に亘って隙間なく収集することが可
能となり、広範囲に連続した部位に対応するMR画像を
高画質で表示することが出来る。
【0011】第6の観点では、本発明は、上記第4の観
点または上記第5の観点のMR画像表示方法において、
前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイルま
たは前記RFコイル群を有効にする切り換えを操作者の
操作に応じて行うことを特徴とするMR画像表示方法を
提供する。上記第6の観点によるMR画像表示方法で
は、RFコイルやRFコイル群を有効にする切り換えを
操作者の操作により手動で行うので、切り換えのための
機構を簡略にして、低コスト化できる。
点または上記第5の観点のMR画像表示方法において、
前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイルま
たは前記RFコイル群を有効にする切り換えを操作者の
操作に応じて行うことを特徴とするMR画像表示方法を
提供する。上記第6の観点によるMR画像表示方法で
は、RFコイルやRFコイル群を有効にする切り換えを
操作者の操作により手動で行うので、切り換えのための
機構を簡略にして、低コスト化できる。
【0012】第7の観点では、本発明は、上記第4の観
点または上記第5の観点のMR画像表示方法において、
前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイルま
たは前記RFコイル群を有効にする切り換えを前記RF
コイルまたは前記RFコイル群の位置決め制御に連動し
て自動で行うことを特徴とするMR画像表示方法を提供
する。上記第7の観点によるMR画像表示方法では、R
FコイルやRFコイル群を有効にする切り換えを操作者
の介在なしに自動で行うので、操作者の負担を軽減でき
る。
点または上記第5の観点のMR画像表示方法において、
前記均一静磁場範囲に位置付けられた前記RFコイルま
たは前記RFコイル群を有効にする切り換えを前記RF
コイルまたは前記RFコイル群の位置決め制御に連動し
て自動で行うことを特徴とするMR画像表示方法を提供
する。上記第7の観点によるMR画像表示方法では、R
FコイルやRFコイル群を有効にする切り換えを操作者
の介在なしに自動で行うので、操作者の負担を軽減でき
る。
【0013】第8の観点では、本発明は、上記第4の観
点から上記第7の観点のいずれかのMR画像表示方法に
おいて、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前
記RFコイル群を位置付ける位置決め制御を操作者の操
作に応じて行うことを特徴とするMR画像表示方法を提
供する。上記第8の観点によるMR画像表示方法では、
RFコイルやRFコイル群の位置決め制御を操作者の操
作により手動で行うので、位置決めのための機構を簡略
にして、低コスト化できる。
点から上記第7の観点のいずれかのMR画像表示方法に
おいて、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前
記RFコイル群を位置付ける位置決め制御を操作者の操
作に応じて行うことを特徴とするMR画像表示方法を提
供する。上記第8の観点によるMR画像表示方法では、
RFコイルやRFコイル群の位置決め制御を操作者の操
作により手動で行うので、位置決めのための機構を簡略
にして、低コスト化できる。
【0014】第9の観点では、本発明は、上記第4の観
点から上記第7の観点のいずれかのMR画像表示方法に
おいて、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前
記RFコイル群を位置付ける位置決め制御を直前のMR
データの収集完了に連動して自動で行うことを特徴とす
るMR画像表示方法を提供する。上記第9の観点による
MR画像表示方法では、RFコイルやRFコイル群の位
置決め制御を操作者の介在なしに自動で行うので、操作
者の負担を軽減できる。
点から上記第7の観点のいずれかのMR画像表示方法に
おいて、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前
記RFコイル群を位置付ける位置決め制御を直前のMR
データの収集完了に連動して自動で行うことを特徴とす
るMR画像表示方法を提供する。上記第9の観点による
MR画像表示方法では、RFコイルやRFコイル群の位
置決め制御を操作者の介在なしに自動で行うので、操作
者の負担を軽減できる。
【0015】第10の観点では、本発明は、上記第4の
観点から上記第9の観点のMR画像表示方法において、
複数回に分けて収集したMRデータごとにMR画像を生
成し、それらのMR画像を撮影部位の位置に対応させて
合成して合成MR画像を作成し、該合成MR画像を表示
することを特徴とするMR画像表示方法を提供する。上
記第10の観点によるMR画像表示方法では、被検体の
広範囲に亘る撮影部位を1画像で表示できるので、撮影
部位の全体状況を一目で認識できる。
観点から上記第9の観点のMR画像表示方法において、
複数回に分けて収集したMRデータごとにMR画像を生
成し、それらのMR画像を撮影部位の位置に対応させて
合成して合成MR画像を作成し、該合成MR画像を表示
することを特徴とするMR画像表示方法を提供する。上
記第10の観点によるMR画像表示方法では、被検体の
広範囲に亘る撮影部位を1画像で表示できるので、撮影
部位の全体状況を一目で認識できる。
【0016】第11の観点では、本発明は、上記第4の
観点から上記第10の観点のいずれかのMR画像表示方
法において、複数回に分けて収集したMRデータに基づ
く各MR画像を1画面内にタイル状に並べて表示する
か、前記合成画像を表示するか、前記各MR画像を切り
換え表示するかの指定を操作者から受け付けることを特
徴とするMR画像表示方法を提供する。上記第11の観
点によるMR画像表示方法では、操作者好みの画像表示
表示態様でMR画像を表示することが出来る。すなわ
ち、各MR画像をタイル状に並べて表示する場合には、
撮影部位の違いによるMR画像の変化を認識しやすい利
点がある。合成MR画像を表示する場合には、撮影部位
の全体状況を一目で認識できる利点がある。各MR画像
を切り換え表示する場合には、1画面内にMR画像を大
きく表示できるので、細かいところまで読影しやすい利
点がある。
観点から上記第10の観点のいずれかのMR画像表示方
法において、複数回に分けて収集したMRデータに基づ
く各MR画像を1画面内にタイル状に並べて表示する
か、前記合成画像を表示するか、前記各MR画像を切り
換え表示するかの指定を操作者から受け付けることを特
徴とするMR画像表示方法を提供する。上記第11の観
点によるMR画像表示方法では、操作者好みの画像表示
表示態様でMR画像を表示することが出来る。すなわ
ち、各MR画像をタイル状に並べて表示する場合には、
撮影部位の違いによるMR画像の変化を認識しやすい利
点がある。合成MR画像を表示する場合には、撮影部位
の全体状況を一目で認識できる利点がある。各MR画像
を切り換え表示する場合には、1画面内にMR画像を大
きく表示できるので、細かいところまで読影しやすい利
点がある。
【0017】第12の観点では、本発明は、被検体を乗
せて移動する機能を有する天板と、静磁場を発生する静
磁場発生手段と、勾配磁場を印加する勾配磁場印加手段
と、前記静磁場発生手段により形成される均一静磁場範
囲よりも狭い感度領域を有し且つ前記被検体の体軸方向
に並べられたRFコイルまたはRFコイル群の複数配列
と、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前記R
Fコイル群の1つの感度領域が含まれるように前記天板
を移動して前記被検体からのNMR信号を受信してから
前記均一静磁場範囲に別のRFコイルまたはRFコイル
群の感度領域が含まれるように前記天板を移動して前記
被検体からのNMR信号を受信することを繰り返してM
Rデータを収集するMRデータ収集制御手段と、収集し
たMRデータに基づいてMR画像を生成するMR画像生
成手段と、前記MR画像を表示するMR画像表示手段と
を具備したことを特徴とするMRI装置を提供する。上
記第12の観点によるMRI装置では、上記第4の観点
のMR画像表示方法を実施してMR画像を表示するの
で、被検体の広範囲な部位に関するMR画像を高画質で
表示することが出来る。
せて移動する機能を有する天板と、静磁場を発生する静
磁場発生手段と、勾配磁場を印加する勾配磁場印加手段
と、前記静磁場発生手段により形成される均一静磁場範
囲よりも狭い感度領域を有し且つ前記被検体の体軸方向
に並べられたRFコイルまたはRFコイル群の複数配列
と、前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前記R
Fコイル群の1つの感度領域が含まれるように前記天板
を移動して前記被検体からのNMR信号を受信してから
前記均一静磁場範囲に別のRFコイルまたはRFコイル
群の感度領域が含まれるように前記天板を移動して前記
被検体からのNMR信号を受信することを繰り返してM
Rデータを収集するMRデータ収集制御手段と、収集し
たMRデータに基づいてMR画像を生成するMR画像生
成手段と、前記MR画像を表示するMR画像表示手段と
を具備したことを特徴とするMRI装置を提供する。上
記第12の観点によるMRI装置では、上記第4の観点
のMR画像表示方法を実施してMR画像を表示するの
で、被検体の広範囲な部位に関するMR画像を高画質で
表示することが出来る。
【0018】第13の観点では、本発明は、上記第12
の観点のMRI装置において、前記RFコイルまたは前
記RFコイル群は、感度領域が連続するように配列され
ていることを特徴とするMRI装置を提供する。上記第
13の観点によるMRI装置では、広範囲に連続した部
位に対応するMR画像を高画質で表示することが出来
る。
の観点のMRI装置において、前記RFコイルまたは前
記RFコイル群は、感度領域が連続するように配列され
ていることを特徴とするMRI装置を提供する。上記第
13の観点によるMRI装置では、広範囲に連続した部
位に対応するMR画像を高画質で表示することが出来
る。
【0019】第14の観点では、本発明は、上記第12
の観点または上記第13の観点のMRI装置において、
前記MRデータ収集制御手段は、前記被検体に注入され
た造影剤が到達する領域が前記均一静磁場範囲に位置す
るように天板を移動して該均一静磁場範囲に感度領域が
含まれる前記RFコイルまたは前記RFコイル群からN
MR信号を受信する制御を行うことを特徴とするMRI
装置を提供する。上記第14の観点によるMRI装置で
は、造影剤の到達領域に合わせて天板を移動するので、
被検体の体液輸送管(一般に血管)の走行状況の読影に
好都合となる。
の観点または上記第13の観点のMRI装置において、
前記MRデータ収集制御手段は、前記被検体に注入され
た造影剤が到達する領域が前記均一静磁場範囲に位置す
るように天板を移動して該均一静磁場範囲に感度領域が
含まれる前記RFコイルまたは前記RFコイル群からN
MR信号を受信する制御を行うことを特徴とするMRI
装置を提供する。上記第14の観点によるMRI装置で
は、造影剤の到達領域に合わせて天板を移動するので、
被検体の体液輸送管(一般に血管)の走行状況の読影に
好都合となる。
【0020】第15の観点では、本発明は、上記第12
の観点から上記第14の観点のMRI装置において、複
数回に分けて収集したMRデータごとにMR画像を生成
するMR画像生成手段と、生成したMR画像を撮影部位
の位置に対応させて合成して合成MR画像を作成する合
成MR画像作成手段と、前記合成MR画像を表示する合
成MR画像表示手段とを具備したことを特徴とするMR
I装置を提供する。上記第15の観点によるMRI装置
では、被検体の広範囲に亘る撮影部位を1画像で表示で
きるので、撮影部位の全体状況を一目で認識できる。
の観点から上記第14の観点のMRI装置において、複
数回に分けて収集したMRデータごとにMR画像を生成
するMR画像生成手段と、生成したMR画像を撮影部位
の位置に対応させて合成して合成MR画像を作成する合
成MR画像作成手段と、前記合成MR画像を表示する合
成MR画像表示手段とを具備したことを特徴とするMR
I装置を提供する。上記第15の観点によるMRI装置
では、被検体の広範囲に亘る撮影部位を1画像で表示で
きるので、撮影部位の全体状況を一目で認識できる。
【0021】第16の観点では、本発明は、上記第12
の観点から上記第15の観点のいずれかのMRI装置に
おいて、複数回に分けて収集したMRデータに基づく各
MR画像を1画面内にタイル状に並べて表示するか、前
記合成画像を表示するか、前記各MR画像を切り換え表
示するかの指定を操作者から受け付ける表示態様指定手
段を具備したことを特徴とするMRI装置を提供する。
上記第16の観点によるMRI装置では、操作者好みの
画像表示表示態様でMR画像を表示することが出来る。
すなわち、各MR画像をタイル状に並べて表示する場合
には、撮影部位の違いによるMR画像の変化を認識しや
すい利点がある。合成MR画像を表示する場合には、撮
影部位の全体状況を一目で認識できる利点がある。各M
R画像を切り換え表示する場合には、1画面内にMR画
像を大きく表示できるので、細かいところまで読影しや
すい利点がある。
の観点から上記第15の観点のいずれかのMRI装置に
おいて、複数回に分けて収集したMRデータに基づく各
MR画像を1画面内にタイル状に並べて表示するか、前
記合成画像を表示するか、前記各MR画像を切り換え表
示するかの指定を操作者から受け付ける表示態様指定手
段を具備したことを特徴とするMRI装置を提供する。
上記第16の観点によるMRI装置では、操作者好みの
画像表示表示態様でMR画像を表示することが出来る。
すなわち、各MR画像をタイル状に並べて表示する場合
には、撮影部位の違いによるMR画像の変化を認識しや
すい利点がある。合成MR画像を表示する場合には、撮
影部位の全体状況を一目で認識できる利点がある。各M
R画像を切り換え表示する場合には、1画面内にMR画
像を大きく表示できるので、細かいところまで読影しや
すい利点がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。図1は、本発明の一実施
形態にかかるMRI装置100のブロック図である。こ
のMRI装置100において、マグネットアセンブリ1
は、撮影テーブルT上の天板101に乗った被検体Hを
内部に挿入するためのボアAを有し、このボアAを取り
まくように、一定の静磁場Bo(磁場強度は例えば0.
5T〜1.5T程度)を発生する静磁場コイル102
と、X軸,Y軸,Z軸の各勾配磁場を発生する勾配磁場
コイル103とを有している。前記天板101の移動
は、天板移動制御部104により制御される。被検体H
の頸部,腹部,腰部,膝部,足部には、それぞれ、RF
パルスを送信すると共にNMR信号を受信する部分コイ
ル21−1,21−2,21−3,21−4,21−5
が装着されている。前記部分コイル21−1〜21−5
は、それぞれ、前記静磁場コイル102により形成され
る均一静磁場範囲Rよりも狭い感度領域(図3〜図5の
α1〜α5)を有している。前記部分コイル21−1〜
21−5は、例えば、ソレノイドコイル(solenoid coi
l)や、ソレノイドコイルおよび鞍型コイルの組み合わ
せコイルである。前記静磁場コイル102は静磁場電源
回路2に接続されており、前記勾配磁場コイル103は
勾配磁場駆動回路3に接続されている。
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。図1は、本発明の一実施
形態にかかるMRI装置100のブロック図である。こ
のMRI装置100において、マグネットアセンブリ1
は、撮影テーブルT上の天板101に乗った被検体Hを
内部に挿入するためのボアAを有し、このボアAを取り
まくように、一定の静磁場Bo(磁場強度は例えば0.
5T〜1.5T程度)を発生する静磁場コイル102
と、X軸,Y軸,Z軸の各勾配磁場を発生する勾配磁場
コイル103とを有している。前記天板101の移動
は、天板移動制御部104により制御される。被検体H
の頸部,腹部,腰部,膝部,足部には、それぞれ、RF
パルスを送信すると共にNMR信号を受信する部分コイ
ル21−1,21−2,21−3,21−4,21−5
が装着されている。前記部分コイル21−1〜21−5
は、それぞれ、前記静磁場コイル102により形成され
る均一静磁場範囲Rよりも狭い感度領域(図3〜図5の
α1〜α5)を有している。前記部分コイル21−1〜
21−5は、例えば、ソレノイドコイル(solenoid coi
l)や、ソレノイドコイルおよび鞍型コイルの組み合わ
せコイルである。前記静磁場コイル102は静磁場電源
回路2に接続されており、前記勾配磁場コイル103は
勾配磁場駆動回路3に接続されている。
【0023】コイル切り換え制御部105は、前記天板
移動制御部104の作動と連動して、前記部分コイル2
1−1〜21−5のうち前記均一静磁場範囲Rに感度領
域が含まれるものを選択的に、RF電力増幅器4および
前置増幅器5に接続する制御を行う。シーケンス記憶回
路8は、計算機7からの指令に従い、記憶しているパル
スシーケンスに基づいて勾配磁場駆動回路3を操作し、
前記勾配磁場コイル103から勾配磁場を発生させると
共に、ゲート変調回路9を操作し、RF発振回路10の
搬送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状のパ
ルス状信号に変調し、RF電力増幅器4でパワー増幅し
た後、前記コイル切り換え制御部105により選択され
た部分コイル21−1〜21−5のいずれかに供給し、
RFパルスとして送信し、被検体Hの撮影領域を選択励
起する。
移動制御部104の作動と連動して、前記部分コイル2
1−1〜21−5のうち前記均一静磁場範囲Rに感度領
域が含まれるものを選択的に、RF電力増幅器4および
前置増幅器5に接続する制御を行う。シーケンス記憶回
路8は、計算機7からの指令に従い、記憶しているパル
スシーケンスに基づいて勾配磁場駆動回路3を操作し、
前記勾配磁場コイル103から勾配磁場を発生させると
共に、ゲート変調回路9を操作し、RF発振回路10の
搬送波出力信号を所定タイミング・所定包絡線形状のパ
ルス状信号に変調し、RF電力増幅器4でパワー増幅し
た後、前記コイル切り換え制御部105により選択され
た部分コイル21−1〜21−5のいずれかに供給し、
RFパルスとして送信し、被検体Hの撮影領域を選択励
起する。
【0024】前置増幅器5は、前記部分コイル21−1
〜21−5のいずれかで受信された被検体HからのNM
R信号を増幅し、位相検波器12に入力する。位相検波
器12は、RF発振回路10の搬送波出力信号を参照信
号とし、前置増幅器5からのNMR信号を位相検波し
て、A/D変換器11に与える。A/D変換器11は、
位相検波後のアナログ信号をデジタル信号に変換して、
計算機7に入力する。計算機7は、入力されたデジタル
信号をMRデータとして蓄積し、1つのMR画像を構成
するためのMRデータが収集されたら、画像再構成処理
を行って画像を再構成する。また、計算機7は、複数回
に分けて収集したMRデータに基づくMR画像を撮影部
位の位置に対応させて合成する。これらのMR画像は、
表示装置6で表示される。さらに、計算機7は、操作卓
13から入力された情報を受け取るなどの全体的な制御
を受け持つ。
〜21−5のいずれかで受信された被検体HからのNM
R信号を増幅し、位相検波器12に入力する。位相検波
器12は、RF発振回路10の搬送波出力信号を参照信
号とし、前置増幅器5からのNMR信号を位相検波し
て、A/D変換器11に与える。A/D変換器11は、
位相検波後のアナログ信号をデジタル信号に変換して、
計算機7に入力する。計算機7は、入力されたデジタル
信号をMRデータとして蓄積し、1つのMR画像を構成
するためのMRデータが収集されたら、画像再構成処理
を行って画像を再構成する。また、計算機7は、複数回
に分けて収集したMRデータに基づくMR画像を撮影部
位の位置に対応させて合成する。これらのMR画像は、
表示装置6で表示される。さらに、計算機7は、操作卓
13から入力された情報を受け取るなどの全体的な制御
を受け持つ。
【0025】図2は、このMRI装置100によるMR
画像表示処理を示すフロー図である。このMR画像表示
処理に要する全体の時間は、例えば1分〜20分程度で
ある。ステップST1では、必要な撮影部位を感度領域
が連続して覆うように被検体Hの体軸に沿って第1〜第
n(n≧2)の部分コイルを装着する。一般に、部分コ
イルは、その寸法よりもやや広い感度領域を有する。図
1の例では、部分コイル21−1〜21−5(この場
合、n=5)を装着する。ステップST2では、部分コ
イル番号iを“1”に初期化する。説明の都合上、前記
部分コイル21−1〜21−5の部分コイル番号iを、
順に、1〜5とする。
画像表示処理を示すフロー図である。このMR画像表示
処理に要する全体の時間は、例えば1分〜20分程度で
ある。ステップST1では、必要な撮影部位を感度領域
が連続して覆うように被検体Hの体軸に沿って第1〜第
n(n≧2)の部分コイルを装着する。一般に、部分コ
イルは、その寸法よりもやや広い感度領域を有する。図
1の例では、部分コイル21−1〜21−5(この場
合、n=5)を装着する。ステップST2では、部分コ
イル番号iを“1”に初期化する。説明の都合上、前記
部分コイル21−1〜21−5の部分コイル番号iを、
順に、1〜5とする。
【0026】ステップST3では、図3に示すように、
均一静磁場範囲Rに第iの部分コイルの感度領域(i=
1の場合、部分コイル21−1の感度領域α1)が含ま
れるように天板101を移動する。ステップST4で
は、コイル切り換え制御部105は、第iの部分コイル
をRF電力増幅器4および前置増幅器5に接続するよう
に制御する。ステップST5では、被検体HにRFパル
スと勾配磁場を印加し、第iの部分コイルからNMR信
号を受信し、MRデータを収集する。1回のMRデータ
の収集に要する時間は、例えば10秒程度である。
均一静磁場範囲Rに第iの部分コイルの感度領域(i=
1の場合、部分コイル21−1の感度領域α1)が含ま
れるように天板101を移動する。ステップST4で
は、コイル切り換え制御部105は、第iの部分コイル
をRF電力増幅器4および前置増幅器5に接続するよう
に制御する。ステップST5では、被検体HにRFパル
スと勾配磁場を印加し、第iの部分コイルからNMR信
号を受信し、MRデータを収集する。1回のMRデータ
の収集に要する時間は、例えば10秒程度である。
【0027】ステップST6では、上記ステップST5
で収集したMRデータに基づいてMR画像(図6,図8
のG1〜G5)を再構成する。ステップST7では、部
分コイル番号iが“n”となっているか否か判定する。
i=nならばステップST9へ進み、i=nでなければ
ステップST8へ進む。
で収集したMRデータに基づいてMR画像(図6,図8
のG1〜G5)を再構成する。ステップST7では、部
分コイル番号iが“n”となっているか否か判定する。
i=nならばステップST9へ進み、i=nでなければ
ステップST8へ進む。
【0028】ステップST8では、部分コイル番号iを
1だけインクリメントし、上記ステップST3に戻る。
これにより、均一静磁場範囲Rに部分コイル21−1〜
21−5を順に位置付けし直してNMR信号を受信する
ことが繰り返される。図4に、部分コイル番号i=2の
場合の均一静磁場範囲Rと部分コイル21−1〜21−
5の位置関係を例示する。図5に、部分コイル番号i=
5の場合の均一静磁場範囲Rと部分コイル21−1〜2
1−5の位置関係を例示する。
1だけインクリメントし、上記ステップST3に戻る。
これにより、均一静磁場範囲Rに部分コイル21−1〜
21−5を順に位置付けし直してNMR信号を受信する
ことが繰り返される。図4に、部分コイル番号i=2の
場合の均一静磁場範囲Rと部分コイル21−1〜21−
5の位置関係を例示する。図5に、部分コイル番号i=
5の場合の均一静磁場範囲Rと部分コイル21−1〜2
1−5の位置関係を例示する。
【0029】ステップST9では、画像表示態様の指示
を操作者から受け付ける。タイル状表示が指示されたら
ステップST10へ進み、合成画像表示が指示されたら
ステップST11へ進み、MR画像の切り換え表示が指
示されたらステップST13へ進む。ステップS10で
は、図6に示すように、上記ステップST6で再構成し
たMR画像G1〜G5(それぞれ感度領域α1〜α5に
対応)を1画面内にタイル状に並べて表示する。図中、
Sは脊椎であり、Tは血管である。この表示態様は、撮
影部位の違いによるMR画像G1〜G5の変化を読影者
が認識しやすい利点がある。その後、MR画像表示処理
を終了する。
を操作者から受け付ける。タイル状表示が指示されたら
ステップST10へ進み、合成画像表示が指示されたら
ステップST11へ進み、MR画像の切り換え表示が指
示されたらステップST13へ進む。ステップS10で
は、図6に示すように、上記ステップST6で再構成し
たMR画像G1〜G5(それぞれ感度領域α1〜α5に
対応)を1画面内にタイル状に並べて表示する。図中、
Sは脊椎であり、Tは血管である。この表示態様は、撮
影部位の違いによるMR画像G1〜G5の変化を読影者
が認識しやすい利点がある。その後、MR画像表示処理
を終了する。
【0030】ステップS11では、前記MR画像G1〜
G5を撮影部位の位置に対応させて合成し、合成MR画
像Gaを作成する。ステップS12では、図7に示すよ
うに、合成MR画像Gaを表示する。この表示態様は、
脊椎Sや血管Tの広範囲(例えば体軸方向に40cm程
度)に亘る走行状況を一目で認識できる利点がある。そ
の後、MR画像表示処理を終了する。
G5を撮影部位の位置に対応させて合成し、合成MR画
像Gaを作成する。ステップS12では、図7に示すよ
うに、合成MR画像Gaを表示する。この表示態様は、
脊椎Sや血管Tの広範囲(例えば体軸方向に40cm程
度)に亘る走行状況を一目で認識できる利点がある。そ
の後、MR画像表示処理を終了する。
【0031】ステップS13では、図8に示すように、
各MR画像G1〜G5を切り換え可能な態様で表示す
る。この表示態様は、1画面内に前記MR画像G1〜G
5を大きく表示するので、細かいところまで読影しやす
い利点がある。その後、MR画像表示処理を終了する。
各MR画像G1〜G5を切り換え可能な態様で表示す
る。この表示態様は、1画面内に前記MR画像G1〜G
5を大きく表示するので、細かいところまで読影しやす
い利点がある。その後、MR画像表示処理を終了する。
【0032】以上のMRI装置100によれば、均一静
磁場範囲Rに部分コイル21−1〜21−5を順に位置
付けし直してNMR信号を受信することを繰り返すの
で、部分コイル21−1〜21−5を撮影前に1回装着
するだけで、被検体Hの広範囲な部位に関するMRデー
タを高SNRで収集し、高画質のMR画像を表示するこ
とが出来る。
磁場範囲Rに部分コイル21−1〜21−5を順に位置
付けし直してNMR信号を受信することを繰り返すの
で、部分コイル21−1〜21−5を撮影前に1回装着
するだけで、被検体Hの広範囲な部位に関するMRデー
タを高SNRで収集し、高画質のMR画像を表示するこ
とが出来る。
【0033】なお、上記MRI装置100の構成を次の
ように変更してもよい。 (1)部分コイル21−1〜21−5を受信専用コイル
として使用し、RFパルスの送信用コイルを別に設置し
てもよい。 (2)部分コイル21−1〜21−5に代えて、フェイ
ズドアレイコイルや、複数のコイルを連結したマルチコ
イルを使用してもよい。 (3)天板101の移動または部分コイル21−1〜2
1−5の切り換えを操作者が手動で行ってもよい。この
場合には、移動や切り換えの機構を簡略にして、低コス
ト化できる。 (4)被検体Hに造影剤を注入して血管Tの像を撮影す
る場合には、造影剤が到達する領域が均一静磁場範囲R
に位置するように天板101を移動して、NMR信号を
受信してもよい。
ように変更してもよい。 (1)部分コイル21−1〜21−5を受信専用コイル
として使用し、RFパルスの送信用コイルを別に設置し
てもよい。 (2)部分コイル21−1〜21−5に代えて、フェイ
ズドアレイコイルや、複数のコイルを連結したマルチコ
イルを使用してもよい。 (3)天板101の移動または部分コイル21−1〜2
1−5の切り換えを操作者が手動で行ってもよい。この
場合には、移動や切り換えの機構を簡略にして、低コス
ト化できる。 (4)被検体Hに造影剤を注入して血管Tの像を撮影す
る場合には、造影剤が到達する領域が均一静磁場範囲R
に位置するように天板101を移動して、NMR信号を
受信してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明のMRデータ収集方法によれば、
RFコイルを設置し直す手間と時間をかけずに、高SN
RでMRデータを収集可能なFOVを均一静磁場範囲よ
り広くできるので、広範囲の部位(単一部位または複数
部位)に関するMRデータを短時間で精度よく収集する
ことが出来る。また、本発明のMR画像表示方法および
MRI装置によれば、上記MRデータを用いて、高画質
のMR画像を表示することが出来る。特に、各MR画像
を撮影部位の位置に対応させて合成した合成MR画像を
表示する場合には、脊椎や血管の全体状況を一目で認識
でき、臨床上の有用性が高い。
RFコイルを設置し直す手間と時間をかけずに、高SN
RでMRデータを収集可能なFOVを均一静磁場範囲よ
り広くできるので、広範囲の部位(単一部位または複数
部位)に関するMRデータを短時間で精度よく収集する
ことが出来る。また、本発明のMR画像表示方法および
MRI装置によれば、上記MRデータを用いて、高画質
のMR画像を表示することが出来る。特に、各MR画像
を撮影部位の位置に対応させて合成した合成MR画像を
表示する場合には、脊椎や血管の全体状況を一目で認識
でき、臨床上の有用性が高い。
【図1】本発明の一実施形態にかかるMRI装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1のMRI装置によるMR画像表示処理を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】均一静磁場範囲に第1の部分コイルの感度領域
が含まれるように天板を移動した状態を示す説明図であ
る。
が含まれるように天板を移動した状態を示す説明図であ
る。
【図4】均一静磁場範囲に第2の部分コイルの感度領域
が含まれるように天板を移動した状態を示す説明図であ
る。
が含まれるように天板を移動した状態を示す説明図であ
る。
【図5】均一静磁場範囲に第5の部分コイルの感度領域
が含まれるように天板を移動した状態を示す例示図であ
る。
が含まれるように天板を移動した状態を示す例示図であ
る。
【図6】各MR画像を1画面内にタイル状に並べて表示
した状態を示す例示図である。
した状態を示す例示図である。
【図7】合成MR画像を表示した状態を示す例示図であ
る。
る。
【図8】各MR画像を切り換え可能な態様で表示した状
態を示す例示図である。
態を示す例示図である。
【図9】従来のMRI装置によって頸部の撮影を行う場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図10】従来のMRI装置で頸部を撮影してから腹部
の撮影を行う場合の説明図である。
の撮影を行う場合の説明図である。
【図11】従来のMRI装置で脊椎全体の撮影を行う場
合の説明図である。
合の説明図である。
100 MRI装置 1 マグネットアセンブリ 21−1〜21−5 部分コイル 101 天板 102 静磁場コイル 103 勾配磁場コイル 104 天板移動制御部 105 コイル切り換え制御部 Bo 静磁場 R 均一性磁場範囲 α1〜α5 感度領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志茂 幸俊 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 加藤 康司 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 石黒 孝至 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA11 AB07 AB34 AB39 AD10 AD12 AD15 AD18 CC12 CC17 DA30 DB09 DC31 DC35
Claims (5)
- 【請求項1】 均一静磁場範囲よりも狭い感度領域を有
するRFコイルまたは2以上のRFコイルを組み合わせ
たRFコイル群を被検体に沿って複数配列し、前記均一
静磁場範囲に前記RFコイルまたは前記RFコイル群の
1つを位置付けした状態で前記被検体からのNMR信号
を受信してMRデータを収集してから、前記均一静磁場
範囲に別のRFコイルまたはRFコイル群を位置付けし
た状態で前記被検体からのNMR信号を受信してMRデ
ータを収集することを、必要なMRデータが収集される
まで繰り返すことを特徴とするMRデータ収集方法。 - 【請求項2】 均一静磁場範囲よりも狭い感度領域を有
するRFコイルまたは2以上のRFコイルを組み合わせ
たRFコイル群を被検体に沿って複数配列し、前記均一
静磁場範囲に前記RFコイルまたは前記RFコイル群の
1つを位置付けした状態で前記被検体からのNMR信号
を受信してMRデータを収集してから、前記均一静磁場
範囲に別のRFコイルまたはRFコイル群を位置付けし
た状態で前記被検体からのNMR信号を受信してMRデ
ータを収集することを繰り返し、収集したMRデータに
基づいて生成したMR画像を表示することを特徴とする
MR画像表示方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のMR画像表示方法にお
いて、複数回に分けて収集したMRデータごとにMR画
像を生成し、それらのMR画像を撮影部位の位置に対応
させて合成して合成MR画像を作成し、該合成MR画像
を表示することを特徴とするMR画像表示方法。 - 【請求項4】 被検体を乗せて移動する機能を有する天
板と、 静磁場を発生する静磁場発生手段と、 勾配磁場を印加する勾配磁場印加手段と、 前記静磁場発生手段により形成される均一静磁場範囲よ
りも狭い感度領域を有し且つ前記被検体の体軸方向に並
べられたRFコイルまたはRFコイル群の複数配列と、 前記均一静磁場範囲に前記RFコイルまたは前記RFコ
イル群の1つの感度領域が含まれるように前記天板を移
動して前記被検体からのNMR信号を受信してから前記
均一静磁場範囲に別のRFコイルまたはRFコイル群の
感度領域が含まれるように前記天板を移動して前記被検
体からのNMR信号を受信することを繰り返してMRデ
ータを収集するMRデータ収集制御手段と、 収集したMRデータに基づいてMR画像を生成するMR
画像生成手段と、 前記MR画像を表示するMR画像表示手段とを具備した
ことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のMRI装置において、
複数回に分けて収集したMRデータごとにMR画像を生
成するMR画像生成手段と、生成したMR画像を撮影部
位の位置に対応させて合成して合成MR画像を作成する
合成MR画像作成手段と、前記合成MR画像を表示する
合成MR画像表示手段とを具備したことを特徴とするM
RI装置。
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