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JP2001196119A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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Publication number
JP2001196119A
JP2001196119A JP2000002605A JP2000002605A JP2001196119A JP 2001196119 A JP2001196119 A JP 2001196119A JP 2000002605 A JP2000002605 A JP 2000002605A JP 2000002605 A JP2000002605 A JP 2000002605A JP 2001196119 A JP2001196119 A JP 2001196119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
elastic pressing
terminal metal
terminal fitting
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000002605A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Shinozaki
哲也 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000002605A priority Critical patent/JP2001196119A/ja
Publication of JP2001196119A publication Critical patent/JP2001196119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を増加することなく微摺動摩耗の問
題を解消しうる構成の端子金具を提供すること。 【解決手段】 雄側端子金具1の雄タブ部4における基
端部付近には、左右一対の弾性押圧部11が設けられて
いる。弾性押圧部11は、前後方向に弾性変形可能とさ
れており、雌雄両端子金具1,2が接合したときには、
弾性押圧部11は連結部6の左右前端中央に当接して、
僅かに弾性変形した状態となっている。このため、微摺
動が起こった場合には、弾性押圧部11が常に相手側端
子金具2を付勢しているので、両端子金具1,2が連れ
動きする。そのため、雌雄両端子金具1,2の導通を図
っているところ(雄タブ部4が弾性接触片7と連結部6
の上壁6Aとによって挟み付けられているところ)が、
擦れ遭う事態が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のような振動を受ける
環境下で使用されるコネクタでは、雌雄の両端子金具間
の微摺動摩耗の問題があった。そのような問題を解決す
るためのものとして、図7に示す特開平10−1498
55号に開示された端子金具100が知られている。こ
のものは、図示しない相手側の端子金具と接続するリセ
プタクル部101を遊動可能に包囲する包囲体102を
備えている。リセプタクル部101からは、一体的に延
出されるリード部103が設けられている。一方、包囲
体102の後部には、導体用バレル104が延出されて
おり、このバレル104によって、ワイヤ導体(図示せ
ず)と共にリード部103を圧着接続することで、雌雄
両端子金具の接触部における微摺動摩耗の問題を解消す
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の端子金
具100は、構成部品が多く、構造も複雑なため、工程
数を要し、コストが高くなってしまう。また、雌雄両端
子金具の接触部における微摺動摩耗の問題は、解消され
るものの、リセプタクル部101と包囲体102とは遊
動可能とされているため、両部材101,102の間で
は摩耗の問題が依然として残されている。本発明は、上
記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は構
成部品を増加することなく微摺動摩耗の問題を解消しう
る構成の端子金具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る端子金具は、雄タブ部を備え
た雄側端子金具と、前記雄タブ部を受け入れて前記雄タ
ブ部を弾性的に挟持する弾性接触片を設けた連結部を備
えた雌側端子金具とから構成されたものであって、前記
雌雄両端子金具が接続するときに両端子金具の接続方向
において、前記弾性接触片が前記雄タブ部を挟持する部
位とは別に設けられた所定の当接位置において、前記雄
側端子金具と前記連結部とが前記雌雄両端子金具を接続
する方向で当接し、前記両端子金具のうちの少なくとも
一方側には、相手側の端子金具を前記両端子金具の接続
方向とは逆方向に付勢する弾性押圧部が設けられている
ことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載
のものであって、前記弾性押圧部は、前記端子金具の軸
線を挟んで両側に配置されていることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、雌雄両端子金具が接続すると、弾性押圧部が相手
側端子金具を接続方向とは逆方向に付勢しているため、
微摺動が起こった場合には、両端子金具が連れ動きす
る。このため、雄タブ部と弾性接触片とが弾性的に接触
して導通を図っている部分が擦れ合う事態が回避されや
すい。このように、構成部品を増加させることなく、微
摺動の問題を解決できる。請求項2の発明によれば、弾
性押圧部が端子金具の軸線を挟んで両側に配置されてい
るので、両端子金具が接続しているときに微摺動が起こ
った場合にも、バランス良く相手側端子金具を押圧す
る。このため、微摺動の問題がさらに解決されやすくな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>次に、本発明の
第1実施形態について、図1〜図4を参照しつつ詳細に
説明する。図1および図2は、本実施形態の雌雄両端子
金具1,2が接続する前の様子を示したものである。両
端子金具1,2は、それぞれ雄側ハウジング9と雌側ハ
ウジング10との内部に収容されており、両ハウジング
9,10の嵌合操作に伴って、両端子金具1,2の接続
がなされるようになっている。
【0007】雌側端子金具2は、導電性の板材を折り曲
げて形成されており、その後端部には電線Wを固定可能
な電線接続部5が設けられている。電線接続部5には、
前方に設けられて電線Wの芯線部分をかしめ付けるワイ
ヤバレル5Aと、その後方に設けられて電線Wの被覆部
分をかしめ付けるインシュレーションバレル5Bとが備
えられている。また、雌側端子金具2の前部には、略角
筒状の連結部6が設けられている。連結部6の内部に
は、上下方向に弾性変形可能な弾性接触片7が、下壁の
前端から折り返して形成されている。この弾性接触片7
は、連結部6の上壁6Aとの間に、後述する雄タブ部4
を弾性的に挟持可能となっている。また、連結部6の下
壁中央には、係合孔8が開口されており、雌側ハウジン
グ10に形成されたランス(図示せず)が係合すること
で、雌側端子金具2が抜け止めされるようになってい
る。
【0008】また、雄側端子金具1は、導電性の板材を
折り曲げて形成されており、後端部に設けられた電線接
続部3によって電線Wを固定した状態で、雄側ハウジン
グ9に収容されている。電線接続部3には、前方に設け
られて電線Wの芯線をかしめ付けるワイヤバレル3A
と、その後方に設けられて電線Wの被覆部分をかしめ付
けるインシュレーションバレル3Bとが設けられてい
る。また、雄側端子金具1の前端には、雄タブ部4が突
設されており、雌側端子金具2の連結部6に挿入可能と
されている。また、雄タブ部4の基端部付近には、左右
一対の弾性押圧部11が設けられている。弾性押圧部1
1は、雄タブ部4の中央(雄側端子金具1の軸線方向)
を挟んで左右対称に配置されており、前後方向に弾性的
に変形可能とされている。
【0009】ここで弾性押圧部11の構造をより詳細に
説明すると、次のようである。雄タブ部4の基端部付近
は、段差を備えて左右両方向に突設されており、その突
設された部分には、雄タブ部4の幅方向に沿って、前方
から後方に向かって切れ目が入れられている。この切れ
目よりも両側縁部分は、雄タブ部4のなす平面から上方
に折り曲げられた後、中央部において再度下方に折り返
されて、側断面が略V字状の弾性押圧部11が形成され
ている。こうして、弾性押圧部11は、雌側端子金具2
を前方向(両端子金具1,2の接続方向とは逆方向)に
付勢することが可能とされている。
【0010】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。雌雄両端子金具
1,2を収容したハウジング9,10が所定の位置まで
嵌合されると、ハウジング9,10の内部では、雄タブ
部4が連結部6の内部に挿入され、上壁6Aと弾性接触
片7との間に弾性的に挟持された状態となる(図3を参
照)。このとき、雄側端子金具1に設けられた両弾性押
圧部11は、雌側端子金具2の連結部6の前端中央の当
接部位12に当接している。また、このとき両弾性押圧
部11は、僅かに弾性変形した状態となるように設定さ
れており、常に雌側端子金具2を前方向に付勢している
(図4を参照)。
【0011】このようにして、両ハウジング9,10が
嵌合した状態で、微摺動が起こった場合には、弾性押圧
部11が雌側端子金具2に当接して付勢しているため、
両端子金具1,2が連れ動きし、雄タブ部4と弾性接触
片7とが弾性的に接触して導通を図っている部分が擦れ
合う事態が回避されやすい。こうして、構成部品を増加
させることなく、微摺動の問題を解決できる。また、弾
性押圧部11が、雄側端子金具1の両側部に一対に設け
られているので、両端子金具1,2が接続しているとき
に微摺動が起こった場合にも、左右についてバランス良
く雌側端子金具2を押圧する。このため、微摺動の問題
がさらに解決されやすくなる。
【0012】また、弾性押圧部11は、両端子金具1,
2が当接する位置に近接するところで、弾性変形するよ
うになっている。このため、例えば弾性押圧部を端子金
具1,2の後部に配置した場合に比べると、弾性力が伝
わりやすくなっており、両端子金具1,2の連れ動きが
行われやすい。
【0013】<第2実施形態>次に、図5および図6を
参照しつつ、本発明の第2実施形態について、詳細に説
明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、
同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、
雌側端子金具21に弾性押圧部30が設けられている。
すなわち、雌側端子金具21の連結部22において、左
右両側壁25の前端付近には、上下方向に長い長孔31
が開口されており、その長孔31の前側が前後方向に僅
かに弾性変形可能な弾性押圧部30とされている。
【0014】一方、雄側端子金具24の雄タブ部24A
には、基端部付近において段差を備えて左右方向に突設
する当接段部26が形成されている。本実施形態では、
両端子金具21,24が収容されるハウジングは示さな
いが、両ハウジングが正規位置に嵌合されたときには、
当接段部26が弾性押圧部30を僅かに弾性変形させた
状態で雌雄両端子金具21,24が接続するようになっ
ている。
【0015】このように構成された第2実施形態によっ
ても、第1実施形態と同様の作用および効果を奏するこ
とができる。本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。
【0016】(1)上記した実施形態では、弾性押圧部
は左右一対に設けられているが、本発明によれば、弾性
押圧部は一ヶ所のみでもよい。また、場合によっては、
三ヶ所以上の弾性押圧部を設けてもよい。 (2)上記した実施形態では、弾性押圧部は端子金具の
両側部に設けられているが、本発明によれば、弾性押圧
部は端子金具の上下部分に設けてもよい。 (3)上記した実施形態では、弾性押圧部は、両端子金
具が当接する位置に近接するところに設けられている
が、本発明によれば、弾性押圧部は両端子金具の後方に
設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態において、雌雄両端子金具が接続
する前の平面図
【図2】雌雄両端子金具が接続する前の一部断面側面図
【図3】雌雄両端子金具が接続したときの一部断面側面
【図4】雌雄両端子金具の当接部位を示す拡大側断面図
【図5】第2実施形態における雌側端子金具の部分拡大
斜視図
【図6】雌雄両端子金具が接続したときの一部断面側面
【図7】従来における端子金具の一部破断斜視図
【符号の説明】
4…雄タブ部 1,24…雄側端子金具 7…弾性接触片 6…連結部 2,20…雌側端子金具 11,21…弾性押圧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄タブ部を備えた雄側端子金具と、前記
    雄タブ部を受け入れて前記雄タブ部を弾性的に挟持する
    弾性接触片を設けた連結部を備えた雌側端子金具とから
    構成された端子金具であって、 前記雌雄両端子金具が接続するときに両端子金具の接続
    方向において、前記弾性接触片が前記雄タブ部を挟持す
    る部位とは別に設けられた所定の当接位置において、前
    記雄側端子金具と前記連結部とが前記雌雄両端子金具を
    接続する方向で当接し、前記両端子金具のうちの少なく
    とも一方側には、相手側の端子金具を前記両端子金具の
    接続方向とは逆方向に付勢する弾性押圧部が設けられて
    いることを特徴とする端子金具。
  2. 【請求項2】 前記弾性押圧部は、前記端子金具の軸線
    を挟んで両側に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の端子金具。
JP2000002605A 2000-01-11 2000-01-11 端子金具 Pending JP2001196119A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107934A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Jst Mfg Co Ltd 雌コンタクト
JP2007059096A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌端子金具
US7393251B2 (en) 2004-07-12 2008-07-01 Tyco Electronics Amp K.K. Connector
KR200454279Y1 (ko) 2009-12-03 2011-06-27 주식회사 유라코퍼레이션 차량용 단자
CN102315547A (zh) * 2010-05-27 2012-01-11 住友电装株式会社 端子接头及制造该端子接头的方法
CN109786994A (zh) * 2019-03-22 2019-05-21 威洛克(深圳)智能科技有限公司 背靠式金属丝连接端子、组件及该组件接线的方法

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