JP2001179237A - 海水から飲料水を製造する方法及びその装置 - Google Patents
海水から飲料水を製造する方法及びその装置Info
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- JP2001179237A JP2001179237A JP36874599A JP36874599A JP2001179237A JP 2001179237 A JP2001179237 A JP 2001179237A JP 36874599 A JP36874599 A JP 36874599A JP 36874599 A JP36874599 A JP 36874599A JP 2001179237 A JP2001179237 A JP 2001179237A
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】海水から不純物を分離し、水分だけを蒸発させ
て、冷却してから抗菌セラミック活性炭に通し、無害な
ミネラル飲料水を得るもので、減圧状態にて海水を低温
熱分離するため雑菌等の混入を防ぎ、長時間の稼働も可
能で、その上構造が簡単で、低コストに飲料水を製造で
きる。 【解決手段】真空ポンプ13による減圧状況下の容器本
体1の中にホッパー2を介して海水を投下し、当該容器
本体1内で加熱している耐熱セラミック黒体3の表面3
aに少量ずつ接触させ、海水の水分と不純物とを分離、
蒸発させ、さらに蒸発した水蒸気を熱交換器7にて冷却
して液状に戻し、これを抗菌セラミック活性炭を敷き詰
めた抗菌室9に通して脱臭、抗菌、浄化して飲料水を製
造する。
て、冷却してから抗菌セラミック活性炭に通し、無害な
ミネラル飲料水を得るもので、減圧状態にて海水を低温
熱分離するため雑菌等の混入を防ぎ、長時間の稼働も可
能で、その上構造が簡単で、低コストに飲料水を製造で
きる。 【解決手段】真空ポンプ13による減圧状況下の容器本
体1の中にホッパー2を介して海水を投下し、当該容器
本体1内で加熱している耐熱セラミック黒体3の表面3
aに少量ずつ接触させ、海水の水分と不純物とを分離、
蒸発させ、さらに蒸発した水蒸気を熱交換器7にて冷却
して液状に戻し、これを抗菌セラミック活性炭を敷き詰
めた抗菌室9に通して脱臭、抗菌、浄化して飲料水を製
造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海水を水分と不
純物に分離して、脱臭抗菌を施し、無害な飲料水を得
る、海水から脱臭抗菌浄化して飲料水を製造する方法及
びその装置に関するものである。
純物に分離して、脱臭抗菌を施し、無害な飲料水を得
る、海水から脱臭抗菌浄化して飲料水を製造する方法及
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、海水から飲料水にする装置は、塩
や有機物と水分に分離するのに色々な装置を通して海水
から飲料水を作っている。これらの装置は、大量に飲料
水を作れるよう設備されているので、そのもの全体が大
型になっている。また、抗菌システムに関しては、オゾ
ン処理や紫外線処理や塩素処理等を施して安全性を保っ
ている。
や有機物と水分に分離するのに色々な装置を通して海水
から飲料水を作っている。これらの装置は、大量に飲料
水を作れるよう設備されているので、そのもの全体が大
型になっている。また、抗菌システムに関しては、オゾ
ン処理や紫外線処理や塩素処理等を施して安全性を保っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】海水にはたくさんの不
純物が含有している。これらを分離処理するには、大が
がりな装置や設備が必要となるため、その設備費やラン
ニングコストが高くかかってしまう。また、メンテナン
スに関しも装置そのものが複雑になっているので、コス
ト高になってしまう。さらに飲料水を安全に飲むため
に、オゾンや紫外線や塩素等の処理を行っているが、カ
ルキ臭さや塩素臭さが残り、人体に悪影響を与えかねな
い。
純物が含有している。これらを分離処理するには、大が
がりな装置や設備が必要となるため、その設備費やラン
ニングコストが高くかかってしまう。また、メンテナン
スに関しも装置そのものが複雑になっているので、コス
ト高になってしまう。さらに飲料水を安全に飲むため
に、オゾンや紫外線や塩素等の処理を行っているが、カ
ルキ臭さや塩素臭さが残り、人体に悪影響を与えかねな
い。
【0004】そこでこの発明は、海水から不純物を分離
し、水分だけを蒸発させて、冷却してから抗菌セラミッ
ク活性炭に通し、無害なミネラル飲料水を得る装置であ
って、減圧状態にて海水を低温熱分離するため雑菌等の
混入を防ぎ、長時間の稼働も可能で、その上構造が簡単
で、低コストに飲料水を製造できる方法及びその装置を
提供して上記課題を解決しようとするものである。
し、水分だけを蒸発させて、冷却してから抗菌セラミッ
ク活性炭に通し、無害なミネラル飲料水を得る装置であ
って、減圧状態にて海水を低温熱分離するため雑菌等の
混入を防ぎ、長時間の稼働も可能で、その上構造が簡単
で、低コストに飲料水を製造できる方法及びその装置を
提供して上記課題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、減
圧状況下の容器の中に海水を投下し、当該容器内で加熱
している耐熱セラミック黒体の表面に少量づつ接触さ
せ、海水の水分と不純物とを分離、蒸発させ、さらに蒸
発した水蒸気を熱交換器にて冷却して液状に戻し、これ
を抗菌セラミック活性炭に通して脱臭、抗菌、浄化して
飲料水を製造する、海水から飲料水を製造する方法とし
た。
圧状況下の容器の中に海水を投下し、当該容器内で加熱
している耐熱セラミック黒体の表面に少量づつ接触さ
せ、海水の水分と不純物とを分離、蒸発させ、さらに蒸
発した水蒸気を熱交換器にて冷却して液状に戻し、これ
を抗菌セラミック活性炭に通して脱臭、抗菌、浄化して
飲料水を製造する、海水から飲料水を製造する方法とし
た。
【0006】また、請求項2項の発明は、減圧状況下の
容器の中に、黒鉛珪石と陶土とペタライトを主原料に、
表面を砂地のような凹凸に加工して無酸素高温にて焼成
した耐熱セラミック黒体を、着脱自在に設置し、海水を
当該容器内に投下して、少量づつ耐熱セラミック黒体の
上記表面に接触させ、海水に含まれている塩や有機物等
の不純物を耐熱セラミック黒体表面に付着させ、水分だ
けを蒸発させて、当該水蒸気を真空ポンプで吸引しなが
ら熱交換器に通して冷却して液状に戻し、さらに、活性
炭とセラミック材とトルマリンと麦飯石を混合して作ら
れた原料に、銀とチタンを混入し、無酸素高温にて焼成
した抗菌セラミック活性炭に上記液体を通して脱臭、抗
菌、浄化して飲料水を製造する、海水から飲料水を製造
する方法とした。
容器の中に、黒鉛珪石と陶土とペタライトを主原料に、
表面を砂地のような凹凸に加工して無酸素高温にて焼成
した耐熱セラミック黒体を、着脱自在に設置し、海水を
当該容器内に投下して、少量づつ耐熱セラミック黒体の
上記表面に接触させ、海水に含まれている塩や有機物等
の不純物を耐熱セラミック黒体表面に付着させ、水分だ
けを蒸発させて、当該水蒸気を真空ポンプで吸引しなが
ら熱交換器に通して冷却して液状に戻し、さらに、活性
炭とセラミック材とトルマリンと麦飯石を混合して作ら
れた原料に、銀とチタンを混入し、無酸素高温にて焼成
した抗菌セラミック活性炭に上記液体を通して脱臭、抗
菌、浄化して飲料水を製造する、海水から飲料水を製造
する方法とした。
【0007】また、請求項3項の発明は、50cmHg
〜70cmHgの減圧状況に設定された容器の中に、海
水を一滴一滴断続的に投入できるホッパーを当該容器の
壁を貫通して設置し、上記容器内の、上記ホッパーから
落ちる海水が接触できる位置にセラミック黒体を着脱自
在に設置し、当該セラミック黒体を加熱させて接触した
海水の水分だけを蒸発させる加熱器を設け、当該容器か
ら導出した配管の先端に、上記容器内で蒸発した水蒸気
を液化させるように5゜C〜15゜Cに温度コントロー
ルされている熱交換器、当該液体を通過させて脱臭、抗
菌、浄化させる抗菌セラミック活性炭を敷き詰めた抗菌
室、さらに当該液体を貯溜するトラップ容器を順に設
け、これらの容器全体を減圧状態に制御する真空ポンプ
を設けた、海水から飲料水を製造する装置とした。
〜70cmHgの減圧状況に設定された容器の中に、海
水を一滴一滴断続的に投入できるホッパーを当該容器の
壁を貫通して設置し、上記容器内の、上記ホッパーから
落ちる海水が接触できる位置にセラミック黒体を着脱自
在に設置し、当該セラミック黒体を加熱させて接触した
海水の水分だけを蒸発させる加熱器を設け、当該容器か
ら導出した配管の先端に、上記容器内で蒸発した水蒸気
を液化させるように5゜C〜15゜Cに温度コントロー
ルされている熱交換器、当該液体を通過させて脱臭、抗
菌、浄化させる抗菌セラミック活性炭を敷き詰めた抗菌
室、さらに当該液体を貯溜するトラップ容器を順に設
け、これらの容器全体を減圧状態に制御する真空ポンプ
を設けた、海水から飲料水を製造する装置とした。
【0008】
【実施の形態例】次にこの発明の実施の形態例を図に基
づいて説明する。ステンレス製の略円錐型の容器本体1
の中心よりやや上の外側に、海水を貯蔵して当該容器本
体1に海水を投入するホッパー2を設け、当該ホッパー
2の下端は容器本体1の壁を貫通して容器本体1の内部
に突出している。このホッパー2の容器本体1への取り
付け部のつけ根にバルブハンドル2aを設け、ホッパー
2内の海水を容器本体1内に投下できるようになってい
る。また容器本体1内のホッパー2の下端には、海水が
水滴となって出る放出穴2bを設けている。
づいて説明する。ステンレス製の略円錐型の容器本体1
の中心よりやや上の外側に、海水を貯蔵して当該容器本
体1に海水を投入するホッパー2を設け、当該ホッパー
2の下端は容器本体1の壁を貫通して容器本体1の内部
に突出している。このホッパー2の容器本体1への取り
付け部のつけ根にバルブハンドル2aを設け、ホッパー
2内の海水を容器本体1内に投下できるようになってい
る。また容器本体1内のホッパー2の下端には、海水が
水滴となって出る放出穴2bを設けている。
【0009】容器本体1内には、上記放出穴2bの真下
に、海水を受ける略伏せ椀状の耐熱セラミック黒体3
を、わん曲の表面3aを傾斜させて設けている。この耐
熱セラミック黒体は黒鉛珪石と陶土とペタライトを主原
料に、海水の水分と不純物の分離が容易にできるように
表面3aを砂地のような凹凸に加工して無酸素高温にて
焼成したものである。この耐熱セラミック黒体3の下面
には電熱線4を設けており、この電熱線4の温度を管
理、調整するコントロール盤5を設けている。また、こ
の容器本体1の上端には、排出穴1aを設けている。
に、海水を受ける略伏せ椀状の耐熱セラミック黒体3
を、わん曲の表面3aを傾斜させて設けている。この耐
熱セラミック黒体は黒鉛珪石と陶土とペタライトを主原
料に、海水の水分と不純物の分離が容易にできるように
表面3aを砂地のような凹凸に加工して無酸素高温にて
焼成したものである。この耐熱セラミック黒体3の下面
には電熱線4を設けており、この電熱線4の温度を管
理、調整するコントロール盤5を設けている。また、こ
の容器本体1の上端には、排出穴1aを設けている。
【0010】この容器本体1の排出穴1aは、配管6の
一端が接続され、この配管6の他端は熱交換器7の入口
7aに接続されている。この熱交換器7では、容器本体
1内で蒸発した水蒸気を液化させるように5゜C〜15
゜Cに温度コントロールしている。また、この熱交換器
7の出口7bから配管8を通して抗菌室9の入口9aに
連結している。この抗菌室9は、活性炭とセラミック材
とトルマリンと麦飯石を混合して作られた原料に、銀と
チタンを混入し、無酸素高温にて焼成した抗菌セラミッ
ク活性炭が敷き詰められている。この抗菌室9の出口9
bから飲料水となった水を貯溜するトラップ容器10の
入り口10aに配管11を等して連結している。また、
このトラップ容器10には水を取り出すための蛇口10
bが設けられている。またこのトラップ容器10の上部
に穴10cを開けて、配管12を通して真空ポンプ13
に連結され、これにより上記容器本体1内まで真空又は
減圧状態にすることができる構成となっている。
一端が接続され、この配管6の他端は熱交換器7の入口
7aに接続されている。この熱交換器7では、容器本体
1内で蒸発した水蒸気を液化させるように5゜C〜15
゜Cに温度コントロールしている。また、この熱交換器
7の出口7bから配管8を通して抗菌室9の入口9aに
連結している。この抗菌室9は、活性炭とセラミック材
とトルマリンと麦飯石を混合して作られた原料に、銀と
チタンを混入し、無酸素高温にて焼成した抗菌セラミッ
ク活性炭が敷き詰められている。この抗菌室9の出口9
bから飲料水となった水を貯溜するトラップ容器10の
入り口10aに配管11を等して連結している。また、
このトラップ容器10には水を取り出すための蛇口10
bが設けられている。またこのトラップ容器10の上部
に穴10cを開けて、配管12を通して真空ポンプ13
に連結され、これにより上記容器本体1内まで真空又は
減圧状態にすることができる構成となっている。
【0011】これらの装置において、上記ホッパー2に
海水を入れ、バルブハンドル2aを開くと、容器内の放
出口2bから、海水が一滴一滴断続的に滴下する。一
方、容器本体1内の耐熱セラミック黒体3はコントロー
ル盤5の操作により電熱線4の温度を上げ、耐熱セラミ
ック黒体3を30゜C〜50゜Cに加熱させている。ま
た、上記真空ポンプ13を作動させて、容器本体1内を
50cmHg〜70cmHgの減圧状況にしている。そ
して上記容器本体1内に滴下された海水は少量づつ耐熱
セラミック黒体3の上記表面3aに接触し,海水に含ま
れている塩や有機物等の不純物が耐熱セラミック黒体3
の表面3aに付着するとともに、減圧状態のため、低温
で水分だけが瞬時に蒸発する。
海水を入れ、バルブハンドル2aを開くと、容器内の放
出口2bから、海水が一滴一滴断続的に滴下する。一
方、容器本体1内の耐熱セラミック黒体3はコントロー
ル盤5の操作により電熱線4の温度を上げ、耐熱セラミ
ック黒体3を30゜C〜50゜Cに加熱させている。ま
た、上記真空ポンプ13を作動させて、容器本体1内を
50cmHg〜70cmHgの減圧状況にしている。そ
して上記容器本体1内に滴下された海水は少量づつ耐熱
セラミック黒体3の上記表面3aに接触し,海水に含ま
れている塩や有機物等の不純物が耐熱セラミック黒体3
の表面3aに付着するとともに、減圧状態のため、低温
で水分だけが瞬時に蒸発する。
【0012】当該水蒸気は真空ポンプ13で吸引される
ため、配管6を通って熱交換器7に達する。水蒸気はこ
の熱交換器7で冷却されて液化する。この液化した水
は、さらに、抗菌室9に達し、上記抗菌セラミック活性
炭の中を通過する。ここで水は、脱臭、抗菌、浄化して
ミネラルを含んだ飲料水となり、トラップ容器10に滴
下し、このトラップ容器10内に溜まる。そして蛇口1
0bをひねればミネラル飲料水が得られる。そしてこの
装置は、1分間1リットルづつ海水を蒸発でき、運転が
24時間連続稼働可能なので、一日1,440リットル
の水を得ことができる。また、全体で使用する電力は1
00V2KWで稼働可能であり、ランニングコストも少
なくて済む。
ため、配管6を通って熱交換器7に達する。水蒸気はこ
の熱交換器7で冷却されて液化する。この液化した水
は、さらに、抗菌室9に達し、上記抗菌セラミック活性
炭の中を通過する。ここで水は、脱臭、抗菌、浄化して
ミネラルを含んだ飲料水となり、トラップ容器10に滴
下し、このトラップ容器10内に溜まる。そして蛇口1
0bをひねればミネラル飲料水が得られる。そしてこの
装置は、1分間1リットルづつ海水を蒸発でき、運転が
24時間連続稼働可能なので、一日1,440リットル
の水を得ことができる。また、全体で使用する電力は1
00V2KWで稼働可能であり、ランニングコストも少
なくて済む。
【0013】
【発明の効果】請求項1項又は3項の発明は、海水を蒸
発させて、水と不純物とに分離する方法又は装置におい
て、減圧状態にして、低温で蒸発可能とするとともに、
加熱した耐熱セラミック黒体の表面に海水を接触させ
て、海水に含まれている水分は蒸発させ、塩や有機物等
の不純物は耐熱セラミック黒体表面に付着させるため、
水と不純物の分離が極めて容易である。また、出来上が
った水は、脱臭、抗菌、浄化されているため、安全な飲
み水が得られる。しかも装置として構造が複雑でなく、
コンパクトで保守も容易である。従って、飲料水に困っ
ている離島や災害時の緊急用飲料など、色々な用途に応
用ができる。
発させて、水と不純物とに分離する方法又は装置におい
て、減圧状態にして、低温で蒸発可能とするとともに、
加熱した耐熱セラミック黒体の表面に海水を接触させ
て、海水に含まれている水分は蒸発させ、塩や有機物等
の不純物は耐熱セラミック黒体表面に付着させるため、
水と不純物の分離が極めて容易である。また、出来上が
った水は、脱臭、抗菌、浄化されているため、安全な飲
み水が得られる。しかも装置として構造が複雑でなく、
コンパクトで保守も容易である。従って、飲料水に困っ
ている離島や災害時の緊急用飲料など、色々な用途に応
用ができる。
【0014】また請求項2項の発明は、当該耐熱セラミ
ック黒体は、取外し自在であるため、不純物の付着が多
くなると、取り替えることができ、補充も可能なので安
心して長期間使用できる。さらに、セラミック抗菌活性
炭は、抗菌脱臭効果が半年使えるので、経済的である。
しかも、不純物が付着した耐熱セラミック黒体は塩や海
水のミネラル分が吸着しているため商品として販売する
こともできる。
ック黒体は、取外し自在であるため、不純物の付着が多
くなると、取り替えることができ、補充も可能なので安
心して長期間使用できる。さらに、セラミック抗菌活性
炭は、抗菌脱臭効果が半年使えるので、経済的である。
しかも、不純物が付着した耐熱セラミック黒体は塩や海
水のミネラル分が吸着しているため商品として販売する
こともできる。
【図1】この発明の実施の形態例の装置の概略構成図で
ある。
ある。
1 容器本体 2 ホッパー 3 耐熱セラミック黒体 3a 表面 4 電熱線 5 コントロ
ール盤 7 熱交換器 9 抗菌室 10 トラップ容器 13 真空ポ
ンプ
ール盤 7 熱交換器 9 抗菌室 10 トラップ容器 13 真空ポ
ンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 520 C02F 1/50 520F 531 531C 531D 531E 531H 540 540C 540F 550 550H 560 560A 560B 560Z F28D 5/02 F28D 5/02 Fターム(参考) 3L103 AA05 AA31 AA43 AA50 BB28 CC03 CC40 DD02 DD98 4D024 AA02 AA05 AB04 AB07 AB14 BA02 CA01 DA04 DB03 DB06 DB26 DB27 4D034 AA01 BA03 CA01 CA15 CA18 CA21 4D037 AA06 AB04 BA23 BB06 BB07 CA01 CA13 CA16
Claims (3)
- 【請求項1】 減圧状況下の容器の中に海水を投下し、
当該容器内で加熱している耐熱セラミック黒体の表面に
少量ずつ接触させ、海水の水分と不純物とを分離、蒸発
させ、さらに蒸発した水蒸気を熱交換器にて冷却して液
状に戻し、これを抗菌セラミック活性炭に通して脱臭、
抗菌、浄化して飲料水を製造することを特徴とする、海
水から飲料水を製造する方法。 - 【請求項2】 減圧状況下の容器の中に、黒鉛珪石と陶
土とペタライトを主原料に、表面を砂地のような凹凸に
加工して無酸素高温にて焼成した耐熱セラミック黒体を
着脱自在に設置し、海水を当該容器内に投下して、少量
づつ耐熱セラミック黒体の上記表面に接触させ、海水に
含まれている塩や有機物等の不純物を耐熱セラミック黒
体表面に付着させ、水分だけを蒸発させて、当該水蒸気
を真空ポンプで吸引しながら熱交換器に通して冷却して
液状に戻し、さらに、活性炭とセラミック材とトルマリ
ンと麦飯石を混合して作られた原料に、銀とチタンを混
入し、無酸素高温にて焼成した抗菌セラミック活性炭に
上記液体を通して脱臭、抗菌、浄化して飲料水を製造す
ることを特徴とする、海水から飲料水を製造する方法。 - 【請求項3】 50cmHg〜70cmHgの減圧状況
に設定された容器の中に、海水を一滴一滴断続的に投入
できるホッパーを当該容器の壁を貫通して設置し、上記
容器内の、上記ホッパーから落ちる海水が接触できる位
置にセラミック黒体を着脱自在に設置し、当該セラミッ
ク黒体を加熱させて接触した海水の水分だけを蒸発させ
る加熱器を設け、当該容器から導出した配管の先端に、
上記容器内で蒸発した水蒸気を液化させるように5゜C
〜15゜Cに温度コントロールされている熱交換器、当
該液体を通過させて脱臭、抗菌、浄化させる抗菌セラミ
ック活性炭を敷き詰めた抗菌室、さらに当該液体を貯溜
するトラップ容器を順に設け、これらの容器全体を減圧
状態に制御する真空ポンプを設けたことを特徴とする、
海水から飲料水を製造する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36874599A JP2001179237A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 海水から飲料水を製造する方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36874599A JP2001179237A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 海水から飲料水を製造する方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001179237A true JP2001179237A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18492643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36874599A Pending JP2001179237A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 海水から飲料水を製造する方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001179237A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512951A (ja) * | 2011-04-25 | 2014-05-29 | トレヴィ システムズ インコーポレイテッド | 正浸透水処理のための逆行溶解度溶質の回収 |
CN108585068A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-09-28 | 厦门百霖净水科技有限公司 | 一种净水滤芯及其制备方法 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP36874599A patent/JP2001179237A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512951A (ja) * | 2011-04-25 | 2014-05-29 | トレヴィ システムズ インコーポレイテッド | 正浸透水処理のための逆行溶解度溶質の回収 |
US9216917B2 (en) | 2011-04-25 | 2015-12-22 | Trevi Systems Inc. | Recovery of retrograde soluble solute for forward osmosis water treatment |
US9676639B2 (en) | 2011-04-25 | 2017-06-13 | Trevi Systems Inc. | Recovery of retrograde soluble solute for forward osmosis water treatment |
CN108585068A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-09-28 | 厦门百霖净水科技有限公司 | 一种净水滤芯及其制备方法 |
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