JP2001176608A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents
電気コネクタ組立体Info
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- JP2001176608A JP2001176608A JP36308099A JP36308099A JP2001176608A JP 2001176608 A JP2001176608 A JP 2001176608A JP 36308099 A JP36308099 A JP 36308099A JP 36308099 A JP36308099 A JP 36308099A JP 2001176608 A JP2001176608 A JP 2001176608A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6275—Latching arms not integral with the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 夫々がシェルを有し、互いにラッチ係合する
1組の電気コネクタから構成される電気コネクタ組立体
を小型化する。 【解決手段】 コネクタ同士が嵌合したとき、コネクタ
2のシェル6に、その内側で他方のコネクタのシェル1
04が摺接している。シェル104の段部152は、シ
ェル6の段部14の下側に位置し、夫々の段部152、
14に形成された開口118、34は、完全嵌合時に互
いに位置合わせされる。嵌合途中では、ラッチアーム1
0の係合爪32は段部152に沿って相対的に移動し、
開口118に至ると、板ばね47の作用で開口118の
内側に進入して係合する。次にこの係合を解除するとき
は、ラッチアーム10の押圧部を指で摘むと、てこの作
用により係止部30が外側に拡開し、係合爪32が開口
118から離脱して係合状態が解除される。
1組の電気コネクタから構成される電気コネクタ組立体
を小型化する。 【解決手段】 コネクタ同士が嵌合したとき、コネクタ
2のシェル6に、その内側で他方のコネクタのシェル1
04が摺接している。シェル104の段部152は、シ
ェル6の段部14の下側に位置し、夫々の段部152、
14に形成された開口118、34は、完全嵌合時に互
いに位置合わせされる。嵌合途中では、ラッチアーム1
0の係合爪32は段部152に沿って相対的に移動し、
開口118に至ると、板ばね47の作用で開口118の
内側に進入して係合する。次にこの係合を解除するとき
は、ラッチアーム10の押圧部を指で摘むと、てこの作
用により係止部30が外側に拡開し、係合爪32が開口
118から離脱して係合状態が解除される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ組立体
に関し、特にラッチアームを有する一方のコネクタと、
このコネクタに取り付けられてラッチ係合する基板取付
型の他方のコネクタとからなる電気コネクタ組立体に関
する。
に関し、特にラッチアームを有する一方のコネクタと、
このコネクタに取り付けられてラッチ係合する基板取付
型の他方のコネクタとからなる電気コネクタ組立体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板取付型の電気コネクタは、他
の電子/電気部品が実装されるプリント配線板(以下プ
リント板という)上に取り付けられるため、多数の部品
が効率よく実装されるようサイズの小型化が要求されて
いる。また、基板実装型のコネクタと嵌合するコネクタ
についても、同様に小型化が求められている。
の電子/電気部品が実装されるプリント配線板(以下プ
リント板という)上に取り付けられるため、多数の部品
が効率よく実装されるようサイズの小型化が要求されて
いる。また、基板実装型のコネクタと嵌合するコネクタ
についても、同様に小型化が求められている。
【0003】この種の従来のコネクタとしては、実開平
1−140780号公報に開示された基板取付型の電気
コネクタが公知である。このコネクタはシェル嵌合部の
外側に配置された1対のロッキングレバーを押圧操作す
ることによって、ロッキングレバーの先端部即ち相手コ
ネクタとの係止部を左右に拡開させるようにしたもので
ある。相手コネクタとの係合解除はこのロッキングレバ
ーの操作によりなされる。
1−140780号公報に開示された基板取付型の電気
コネクタが公知である。このコネクタはシェル嵌合部の
外側に配置された1対のロッキングレバーを押圧操作す
ることによって、ロッキングレバーの先端部即ち相手コ
ネクタとの係止部を左右に拡開させるようにしたもので
ある。相手コネクタとの係合解除はこのロッキングレバ
ーの操作によりなされる。
【0004】また、小型化及び操作の容易性を目的とし
て考えられた、特開平10−154550号公報、特開
平11−162566号公報に開示された電気コネクタ
が公知である。このうち特開平10−154550号公
報のコネクタを図12に示す。このコネクタ200に
は、ハウジング本体202の側面に平行板面を持ち、先
端に係合の為の鉤部214を有する弾性変形可能なロッ
ク部材204が配置されている。このロック部材204
の弾性腕部206には傾斜した被圧部208が形成され
ている。他方、ロック部材の外側には、被圧部208と
対応する位置に斜面209を有する押圧部212が突設
された解除釦210が配置されている。解除釦210を
押圧することにより押圧部212が被圧部208を押し
下げて、ロック部材204の先端の鉤部214を押し下
げ、それにより相手方コネクタとの係合を解除するよう
に構成されている。この時、鉤部214はハウジング本
体202の嵌合部216でロック部材204の板面内で
上下する。
て考えられた、特開平10−154550号公報、特開
平11−162566号公報に開示された電気コネクタ
が公知である。このうち特開平10−154550号公
報のコネクタを図12に示す。このコネクタ200に
は、ハウジング本体202の側面に平行板面を持ち、先
端に係合の為の鉤部214を有する弾性変形可能なロッ
ク部材204が配置されている。このロック部材204
の弾性腕部206には傾斜した被圧部208が形成され
ている。他方、ロック部材の外側には、被圧部208と
対応する位置に斜面209を有する押圧部212が突設
された解除釦210が配置されている。解除釦210を
押圧することにより押圧部212が被圧部208を押し
下げて、ロック部材204の先端の鉤部214を押し下
げ、それにより相手方コネクタとの係合を解除するよう
に構成されている。この時、鉤部214はハウジング本
体202の嵌合部216でロック部材204の板面内で
上下する。
【0005】上記特開平11−162566号公報のコ
ネクタも同様な構成を有する。
ネクタも同様な構成を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】実開平1−14078
0号公報に開示された従来例の電気コネクタは、シェル
嵌合部の両端外側にロッキングレバー及びロッキングレ
バーの係止部が配置されているのでコネクタの幅、即ち
嵌合部の長手方向の寸法を小さくすることが困難であ
る。
0号公報に開示された従来例の電気コネクタは、シェル
嵌合部の両端外側にロッキングレバー及びロッキングレ
バーの係止部が配置されているのでコネクタの幅、即ち
嵌合部の長手方向の寸法を小さくすることが困難であ
る。
【0007】また、図12に説明した特開平10−15
4550号公報においては、解除釦210の水平方向の
操作を鉤部214の垂直方向の移動に変換して係合解除
する必要があるので、ロック部材204の左右方向即ち
嵌合部の長手方向の移動量は少ないものの、解除釦21
0の操作力即ち押圧力を小さくしようとすると、斜面2
09の長さを大きくし、それに伴って解除釦210の移
動量を大きくしなければならないので、コネクタの幅方
向の寸法を小さくすることが困難であるという問題が起
こりうる。また、ロック部材204の鉤部214は上下
方向に移動する為、移動量によっては、コネクタの上下
方向の寸法を小さくすることが困難な場合がある。ま
た、コネクタ200の嵌合部216が矩形形状であり、
相手コネクタに逆に取り付けられてしまうおそれがあ
る。
4550号公報においては、解除釦210の水平方向の
操作を鉤部214の垂直方向の移動に変換して係合解除
する必要があるので、ロック部材204の左右方向即ち
嵌合部の長手方向の移動量は少ないものの、解除釦21
0の操作力即ち押圧力を小さくしようとすると、斜面2
09の長さを大きくし、それに伴って解除釦210の移
動量を大きくしなければならないので、コネクタの幅方
向の寸法を小さくすることが困難であるという問題が起
こりうる。また、ロック部材204の鉤部214は上下
方向に移動する為、移動量によっては、コネクタの上下
方向の寸法を小さくすることが困難な場合がある。ま
た、コネクタ200の嵌合部216が矩形形状であり、
相手コネクタに逆に取り付けられてしまうおそれがあ
る。
【0008】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、幅方向及び高さ方向にサイズ
の小さい小型の電気コネクタ組立体を提供することにあ
る。
であり、本発明の目的は、幅方向及び高さ方向にサイズ
の小さい小型の電気コネクタ組立体を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、コネクタ同士の逆挿
入を防止する電気コネクタ組立体を提供することにあ
る。
入を防止する電気コネクタ組立体を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ組
立体は、互いに嵌合する1組のコネクタを有し、一方の
コネクタにはコンタクトを有する絶縁性のハウジング、
該ハウジングを包囲するシェル、該シェルを覆うカバー
部材、及び該カバー部材に配置され且つ前記ハウジング
の両側で拡開する一対のラッチアームが設けられ、他方
のコネクタには前記シェルと係合する他方のシェル及び
前記ラッチアームの係止部と係合する被係止部が設けら
れた電気コネクタ組立体において、前記ラッチアームの
前記係止部が前記ハウジングの嵌合部の長手方向に沿う
平面内で移動する、先端に前記被係止部と係合する係合
突起を有する平板状であり、前記被係止部が前記他方の
コネクタの、前記長手方向に沿う前記他方のシェルの一
壁に設けられていることを特徴とするものである。
立体は、互いに嵌合する1組のコネクタを有し、一方の
コネクタにはコンタクトを有する絶縁性のハウジング、
該ハウジングを包囲するシェル、該シェルを覆うカバー
部材、及び該カバー部材に配置され且つ前記ハウジング
の両側で拡開する一対のラッチアームが設けられ、他方
のコネクタには前記シェルと係合する他方のシェル及び
前記ラッチアームの係止部と係合する被係止部が設けら
れた電気コネクタ組立体において、前記ラッチアームの
前記係止部が前記ハウジングの嵌合部の長手方向に沿う
平面内で移動する、先端に前記被係止部と係合する係合
突起を有する平板状であり、前記被係止部が前記他方の
コネクタの、前記長手方向に沿う前記他方のシェルの一
壁に設けられていることを特徴とするものである。
【0011】また、ラッチアームの本体が、嵌合部の長
手方向と直交する平面内に延びる板状であり、係止部を
ラッチアームの本体の先端部を折り曲げて形成してもよ
い。
手方向と直交する平面内に延びる板状であり、係止部を
ラッチアームの本体の先端部を折り曲げて形成してもよ
い。
【0012】両シェルが嵌合部の長手方向に延びる夫々
のシェルの中心線に対して非対称とすることができる。
のシェルの中心線に対して非対称とすることができる。
【0013】長手方向と直交するとは、必ずしも90°
の角度を有する必要はなく、多少ずれた角度であっても
よい。
の角度を有する必要はなく、多少ずれた角度であっても
よい。
【0014】板状とは完全な平面である必要はなく、多
少の凹凸が有る場合も含むものとする。
少の凹凸が有る場合も含むものとする。
【0015】前記係合爪は、両シェル内に進入するよう
に移動することが好ましい。
に移動することが好ましい。
【0016】前記カバー部材には前記ラッチアームを軸
支する軸支手段を設けることが好ましい。
支する軸支手段を設けることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の電気コネクタ組立体は、ラッチ
アームの係止部がハウジングの嵌合部の長手方向に沿う
平面内で移動する、先端に他方のコネクタの被係止部と
係合する係合爪を有する平板状であり、被係止部が他方
のコネクタの、長手方向に沿う一壁に設けられているの
で、係合爪がコネクタの高さ方向に殆ど移動せず、コネ
クタの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
アームの係止部がハウジングの嵌合部の長手方向に沿う
平面内で移動する、先端に他方のコネクタの被係止部と
係合する係合爪を有する平板状であり、被係止部が他方
のコネクタの、長手方向に沿う一壁に設けられているの
で、係合爪がコネクタの高さ方向に殆ど移動せず、コネ
クタの高さ方向の寸法を小さくすることができる。
【0018】また、ラッチアームの本体が、嵌合部の長
手方向と直交する平面内に延びる板状であり、係止部が
前記本体の先端部を折り曲げて形成されている場合は、
ラッチアームの本体は幅方向にもスペースを取らないの
で幅方向及び高さ方向の両方の寸法を小さくすることが
できる。
手方向と直交する平面内に延びる板状であり、係止部が
前記本体の先端部を折り曲げて形成されている場合は、
ラッチアームの本体は幅方向にもスペースを取らないの
で幅方向及び高さ方向の両方の寸法を小さくすることが
できる。
【0019】両シェルが嵌合部の長手方向に延びる夫々
のシェルの中心線に対して非対称とした場合は、コネク
タ同士を逆に装着しようとしても、シェルの形状が対称
ではなく逆挿入が不可能なので、コネクタの逆挿入が防
止できる。
のシェルの中心線に対して非対称とした場合は、コネク
タ同士を逆に装着しようとしても、シェルの形状が対称
ではなく逆挿入が不可能なので、コネクタの逆挿入が防
止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気コネクタ組立
体(以下単に組立体という)1の好ましい実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
の組立体1に使用される一方のプラグコネクタ(以下、
単にコネクタという)の平面図、図2は、図1に示すコ
ネクタ2の正面図、図3は図1に示すコネクタ2を部分
的に破断して示す図1と同様の平面図を夫々示す。
体(以下単に組立体という)1の好ましい実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
の組立体1に使用される一方のプラグコネクタ(以下、
単にコネクタという)の平面図、図2は、図1に示すコ
ネクタ2の正面図、図3は図1に示すコネクタ2を部分
的に破断して示す図1と同様の平面図を夫々示す。
【0021】以下、図1乃至図3を参照して説明する。
コネクタ2は、ケーブル8の端部に取り付けられ、図1
に示すように後部が狭幅となった1組の樹脂製のカバー
部材半体4a、4bからなるカバー部材4と、このカバー
部材4に収容される金属製のシールド(遮蔽)用のシェ
ル6、及びラッチアーム10を有している。
コネクタ2は、ケーブル8の端部に取り付けられ、図1
に示すように後部が狭幅となった1組の樹脂製のカバー
部材半体4a、4bからなるカバー部材4と、このカバー
部材4に収容される金属製のシールド(遮蔽)用のシェ
ル6、及びラッチアーム10を有している。
【0022】図2に示すように、カバー部材4により形
成される矩形の凹部12内には、前述のシェル6が配置
されているのが見える。シェル6の上部両側には段部1
4が形成され、更にこれらの段部14には各々後述する
開口34が形成されている。また、凹部12の略中央に
は樹脂製のリブ又はプラットフォーム18が、凹部12
内を水平方向に延在している。このリブ18の上下両面
には複数の雄型コンタクト(以下、単にコンタクトとい
う)20がリブ18の面に沿って配設されている。上側
のコンタクト20と下側のコンタクト20は互い違いに
配置されている。また、上側の列の一端側、即ち図2に
おいて左側には、電源コンタクト21が配置され、下側
の列の他端側、即ちこの電源コンタクト21と一番遠い
端部には、他の電源コンタクト21が配置されている。
電源コンタクト21の対向する位置には、他の信号コン
タクト20は配置されていない。電源コンタクト21同
士は互いに離隔しており、接近していないので発生する
熱は、効果的に発散される。
成される矩形の凹部12内には、前述のシェル6が配置
されているのが見える。シェル6の上部両側には段部1
4が形成され、更にこれらの段部14には各々後述する
開口34が形成されている。また、凹部12の略中央に
は樹脂製のリブ又はプラットフォーム18が、凹部12
内を水平方向に延在している。このリブ18の上下両面
には複数の雄型コンタクト(以下、単にコンタクトとい
う)20がリブ18の面に沿って配設されている。上側
のコンタクト20と下側のコンタクト20は互い違いに
配置されている。また、上側の列の一端側、即ち図2に
おいて左側には、電源コンタクト21が配置され、下側
の列の他端側、即ちこの電源コンタクト21と一番遠い
端部には、他の電源コンタクト21が配置されている。
電源コンタクト21の対向する位置には、他の信号コン
タクト20は配置されていない。電源コンタクト21同
士は互いに離隔しており、接近していないので発生する
熱は、効果的に発散される。
【0023】次に図3に示すように、シェル6の後部は
カバー部材4の形状に倣って狭幅に形成されている。金
属製のフェルール22はケーブル8に冠挿され、その後
シェル6と共にケーブル8上に圧着される。シェル6の
側壁、即ち後述する上側シェル6cの側壁24とカバー
部材4の側壁26の間には空間28が形成され、この空
間28内にラッチアーム10が配置されている(図
2)。ラッチアーム10は片側だけを示すが、カバー部
材4の反対側にも同様に配置されている。従って、両ラ
ッチアーム10は左右対称の関係にある。ラッチアーム
10はその全長の略中央部に軸支部36を有し、押圧部
(操作部)38を押圧するとこの軸支部36を中心にラ
ッチアーム10は揺動し、先端部の係止部30は拡開す
るように構成されている。軸支部36はカバー部材4と
一体に成形されたピン(軸支手段)(図示せず)により
軸支される。ラッチアーム10の係止部30は、係合爪
32を有し、この係合爪32はシェル6の開口34内に
進入し、或いは抜け出るように構成されている。ラッチ
アーム10の詳細については後述する。
カバー部材4の形状に倣って狭幅に形成されている。金
属製のフェルール22はケーブル8に冠挿され、その後
シェル6と共にケーブル8上に圧着される。シェル6の
側壁、即ち後述する上側シェル6cの側壁24とカバー
部材4の側壁26の間には空間28が形成され、この空
間28内にラッチアーム10が配置されている(図
2)。ラッチアーム10は片側だけを示すが、カバー部
材4の反対側にも同様に配置されている。従って、両ラ
ッチアーム10は左右対称の関係にある。ラッチアーム
10はその全長の略中央部に軸支部36を有し、押圧部
(操作部)38を押圧するとこの軸支部36を中心にラ
ッチアーム10は揺動し、先端部の係止部30は拡開す
るように構成されている。軸支部36はカバー部材4と
一体に成形されたピン(軸支手段)(図示せず)により
軸支される。ラッチアーム10の係止部30は、係合爪
32を有し、この係合爪32はシェル6の開口34内に
進入し、或いは抜け出るように構成されている。ラッチ
アーム10の詳細については後述する。
【0024】次に図4にシェル6を示す。(A)はシェ
ルの平面図、(B)は正面図、(C)は(A)に示すシェ
ル6を矢印Cから見た側面図を夫々示す。以下、図4を
参照して説明する。シェル6は金属板から折り曲げ形成
されたものであり、平板状の基部40を有する下側シェ
ル6bと、この下側シェル6bの上に被冠される仮想線で
示された上側シェル6cと、基部40の前方に基部40
と一体に形成された枠状の前部シェル6aとから構成さ
れる。前部シェル6aの部分を除く基部40の両側縁4
0aからは、壁42が立設されて後部の下側シェル6bが
形成される。上側シェル6cは下側シェル6cと略同じ形
状であり、下側シェル6bに被冠されて後部シェル6dが
構成される。上側シェル6cの下縁11には図4(C)に
示すように、複数個の爪9が延出し、この爪9が下側シ
ェル6bの基部40の外側に折り曲げられて固定され
る。上側シェル6cからは前方に矩形の延長片7が前部
シェル6aに向けて折り曲げられて突設されている。こ
れはシェル6が組み立てられたときに延長片7が前部シ
ェル6aを押圧するように接触して、電気的な接触を確
実にするためである。前部シェル6aは基部40の両側
縁40aから一体の金属片が左右に延出し、更に上方に
折り曲げられて側壁13を形成し、次に段部14を経て
基部40と平行に折り曲げられ、上部の略中央で突き合
わされるようにして枠状に形成される。上部両側に形成
された段部14、14には前部シェル6aの前端近傍に
前述の矩形の開口34が各々形成される。前部シェル6
aと後部シェル6bとの間には間隙44が形成されてい
る。
ルの平面図、(B)は正面図、(C)は(A)に示すシェ
ル6を矢印Cから見た側面図を夫々示す。以下、図4を
参照して説明する。シェル6は金属板から折り曲げ形成
されたものであり、平板状の基部40を有する下側シェ
ル6bと、この下側シェル6bの上に被冠される仮想線で
示された上側シェル6cと、基部40の前方に基部40
と一体に形成された枠状の前部シェル6aとから構成さ
れる。前部シェル6aの部分を除く基部40の両側縁4
0aからは、壁42が立設されて後部の下側シェル6bが
形成される。上側シェル6cは下側シェル6cと略同じ形
状であり、下側シェル6bに被冠されて後部シェル6dが
構成される。上側シェル6cの下縁11には図4(C)に
示すように、複数個の爪9が延出し、この爪9が下側シ
ェル6bの基部40の外側に折り曲げられて固定され
る。上側シェル6cからは前方に矩形の延長片7が前部
シェル6aに向けて折り曲げられて突設されている。こ
れはシェル6が組み立てられたときに延長片7が前部シ
ェル6aを押圧するように接触して、電気的な接触を確
実にするためである。前部シェル6aは基部40の両側
縁40aから一体の金属片が左右に延出し、更に上方に
折り曲げられて側壁13を形成し、次に段部14を経て
基部40と平行に折り曲げられ、上部の略中央で突き合
わされるようにして枠状に形成される。上部両側に形成
された段部14、14には前部シェル6aの前端近傍に
前述の矩形の開口34が各々形成される。前部シェル6
aと後部シェル6bとの間には間隙44が形成されてい
る。
【0025】次に図5にラッチアーム10を示す。
(A)はラッチアーム10の平面図、(B)は側面図、
(C)は拡大した正面図を夫々示す。以下、図5(A)乃
至(C)を参照して説明する。ラッチアーム10は1枚
の金属板から、打抜き、折り曲げ形成されたものであ
り、板状の本体46の後端部に折曲部48を経て、板状
の押圧部38が形成されている。本体46の前端部には
スロット52が形成され、このスロット52から更に前
方に延出する、本体46より狭幅の板状の部分が前述の
係止部30となる。係止部30は本体46の幅の略中間
位置で本体46と略直角に折り曲げられて形成されてお
り、先端には前述の係合爪(係合突起)32が、係止部
30の長手方向と直交する方向に形成されている。係合
爪の先端にはテーパ32aが形成され、コネクタ同士の
嵌合時に後述する相手方コネクタのシェルに乗り上げ
て、円滑な摺動及び係合を可能としている。
(A)はラッチアーム10の平面図、(B)は側面図、
(C)は拡大した正面図を夫々示す。以下、図5(A)乃
至(C)を参照して説明する。ラッチアーム10は1枚
の金属板から、打抜き、折り曲げ形成されたものであ
り、板状の本体46の後端部に折曲部48を経て、板状
の押圧部38が形成されている。本体46の前端部には
スロット52が形成され、このスロット52から更に前
方に延出する、本体46より狭幅の板状の部分が前述の
係止部30となる。係止部30は本体46の幅の略中間
位置で本体46と略直角に折り曲げられて形成されてお
り、先端には前述の係合爪(係合突起)32が、係止部
30の長手方向と直交する方向に形成されている。係合
爪の先端にはテーパ32aが形成され、コネクタ同士の
嵌合時に後述する相手方コネクタのシェルに乗り上げ
て、円滑な摺動及び係合を可能としている。
【0026】また、本体46の略中央には前述の軸支部
36が形成されているが、この軸支部36は本体46の
打ち出しにより形成される。即ち(B)に最もよく示す
ように、本体46に円弧状部分36a、36b、36cを
本体46の長手方向に剪断し且つ打ち出して、円弧状部
分36a、36b、36cを本体46の長手方向と直交す
るよう配設することにより形成される。図5(B)にお
いて円弧状部分36a、36cは紙面の手前に膨出し、円
弧状部分36bは紙面の向こう側に膨出するよう円弧状
部分36a、36b、36cが交互に形成される(図5
(C))。これにより円弧状部分36a、36b、36cの
内側にはそれらが互いに協働して貫通孔50が形成され
る。この貫通孔50に前述のピンが挿通されてラッチア
ーム10がピンの周りに回動可能に軸支される。
36が形成されているが、この軸支部36は本体46の
打ち出しにより形成される。即ち(B)に最もよく示す
ように、本体46に円弧状部分36a、36b、36cを
本体46の長手方向に剪断し且つ打ち出して、円弧状部
分36a、36b、36cを本体46の長手方向と直交す
るよう配設することにより形成される。図5(B)にお
いて円弧状部分36a、36cは紙面の手前に膨出し、円
弧状部分36bは紙面の向こう側に膨出するよう円弧状
部分36a、36b、36cが交互に形成される(図5
(C))。これにより円弧状部分36a、36b、36cの
内側にはそれらが互いに協働して貫通孔50が形成され
る。この貫通孔50に前述のピンが挿通されてラッチア
ーム10がピンの周りに回動可能に軸支される。
【0027】また軸支部36と折曲部48の間にはラッ
チアーム10の長手方向に延びる板ばね47が、係止部
30と同じ側に打ち出されて形成される。板ばね47の
固定端47aは軸支部36近傍に位置し、自由端47bは
図3に示す如くシェル6の壁24に当接するように延出
している。これによってラッチアーム10が取り付けら
れたときは、板ばね47により押圧部38が常に外側に
付勢され、同時に係止部30は内側に付勢される。
チアーム10の長手方向に延びる板ばね47が、係止部
30と同じ側に打ち出されて形成される。板ばね47の
固定端47aは軸支部36近傍に位置し、自由端47bは
図3に示す如くシェル6の壁24に当接するように延出
している。これによってラッチアーム10が取り付けら
れたときは、板ばね47により押圧部38が常に外側に
付勢され、同時に係止部30は内側に付勢される。
【0028】次に図6に、上側シェル6cを取り外し
た、図3と同様の平面図を示す。図中60はコンタクト
20(図2)を電線62に接続した部分を覆うハウジン
グである。カバー部材4の後端にはカバー部材4と一体
になったグロメット64が設けられ、ケーブル8を屈曲
した際にこのグロメット64でケーブル8に過度の折り
曲げ力が加わらないようにしている。また、カバー部材
4の側壁26の前部近傍には、ラッチアーム10の係止
部30が外側に揺動したときに側壁26と干渉しないよ
う開口66が形成されている。また、図中68はシェル
6に形成された矩形の凹部であり、カバー部材4の相補
的な凸部(図示せず)と係合してシェル6とカバー部材
4との位置決めがなされる。この部分はシールドの効果
を損なわないように切欠かないで形成することが好まし
い。
た、図3と同様の平面図を示す。図中60はコンタクト
20(図2)を電線62に接続した部分を覆うハウジン
グである。カバー部材4の後端にはカバー部材4と一体
になったグロメット64が設けられ、ケーブル8を屈曲
した際にこのグロメット64でケーブル8に過度の折り
曲げ力が加わらないようにしている。また、カバー部材
4の側壁26の前部近傍には、ラッチアーム10の係止
部30が外側に揺動したときに側壁26と干渉しないよ
う開口66が形成されている。また、図中68はシェル
6に形成された矩形の凹部であり、カバー部材4の相補
的な凸部(図示せず)と係合してシェル6とカバー部材
4との位置決めがなされる。この部分はシールドの効果
を損なわないように切欠かないで形成することが好まし
い。
【0029】次に図7に本発明のコネクタ組立体1に使
用される他方の電気コネクタ(以下、単にコネクタとい
う)となるリセプタクルコネクタを示す。(A)はコネ
クタ100の平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を
夫々示す。以下、図7を参照して説明する。コネクタ1
00は略直方形をしており、ハウジング102にはハウ
ジング102の前端側から金属製のシェル104が、被
冠されている。シェル104はハウジング102の上面
及び下面に夫々2カ所づつ形成された4カ所の係止突起
106により係止されている。シェル104の上面11
7の前端近傍の両側には、矩形の開口(被係止部)11
8が形成されている。この開口118にはコネクタ同士
が嵌合したとき、前述のラッチアーム10の係合爪32
が進入して係合し、コネクタ同士の抜け止めとなる。ハ
ウジング102の後部からは、ハウジング102に装着
された雌型又は弾性コンタクト(以下、単にコンタクト
という)108のタイン110が突出している。
用される他方の電気コネクタ(以下、単にコネクタとい
う)となるリセプタクルコネクタを示す。(A)はコネ
クタ100の平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を
夫々示す。以下、図7を参照して説明する。コネクタ1
00は略直方形をしており、ハウジング102にはハウ
ジング102の前端側から金属製のシェル104が、被
冠されている。シェル104はハウジング102の上面
及び下面に夫々2カ所づつ形成された4カ所の係止突起
106により係止されている。シェル104の上面11
7の前端近傍の両側には、矩形の開口(被係止部)11
8が形成されている。この開口118にはコネクタ同士
が嵌合したとき、前述のラッチアーム10の係合爪32
が進入して係合し、コネクタ同士の抜け止めとなる。ハ
ウジング102の後部からは、ハウジング102に装着
された雌型又は弾性コンタクト(以下、単にコンタクト
という)108のタイン110が突出している。
【0030】図7(B)に最も良く示すように、ハウジ
ング102の前面に開口する矩形の凹所112内には、
複数のコンタクト108が2列に配置されている。これ
らのコンタクト108は信号用であり、上側のコンタク
ト列と下側のコンタクト列は互い違いに配列されてい
る。図7(B)において上側のコンタクト列の右側には幅
広の電源コンタクト(以下、単にコンタクトという)1
14が配置され、下側のコンタクト列の左側には同様な
他のコンタクト114が配置されている。これらのコン
タクト114は、ハウジング102の嵌合部116とな
る凹所112内で互いの最も遠くなる対角に位置してい
る。また、コンタクト114の対向する位置には、他の
いかなるコンタクトもなく空間となっている。その為、
コンタクト108より多く熱が発生するコンタクト11
4同士は、距離が離れているので、発生した熱は一カ所
に集中することなく周囲の空間に効果的に発散される。
シェル104は、ハウジング102に取り付けられたと
きハウジング102の側面を略覆い、シェル104の前
面120,121はハウジング102の嵌合面122と
略面一となる。
ング102の前面に開口する矩形の凹所112内には、
複数のコンタクト108が2列に配置されている。これ
らのコンタクト108は信号用であり、上側のコンタク
ト列と下側のコンタクト列は互い違いに配列されてい
る。図7(B)において上側のコンタクト列の右側には幅
広の電源コンタクト(以下、単にコンタクトという)1
14が配置され、下側のコンタクト列の左側には同様な
他のコンタクト114が配置されている。これらのコン
タクト114は、ハウジング102の嵌合部116とな
る凹所112内で互いの最も遠くなる対角に位置してい
る。また、コンタクト114の対向する位置には、他の
いかなるコンタクトもなく空間となっている。その為、
コンタクト108より多く熱が発生するコンタクト11
4同士は、距離が離れているので、発生した熱は一カ所
に集中することなく周囲の空間に効果的に発散される。
シェル104は、ハウジング102に取り付けられたと
きハウジング102の側面を略覆い、シェル104の前
面120,121はハウジング102の嵌合面122と
略面一となる。
【0031】次に図8に上側のコンタクト108の部分
で断面した縦断面図を示すが、コンタクト108は断面
しないで示す。コンタクト108は1枚の金属板から打
抜き形成されたものであり、直線状の本体124、本体
124から前方且つ凹所112の内方に向けて延びる接
触片126、本体124から後方にプリント板130に
向けて延び、更にプリント板130の表面130aに沿
うよう折り曲げられたタイン110を有する。上列のコ
ンタクト108のタイン110は、下列のコンタクト1
08のタイン110より、プリント板130までの距離
の相違分だけ高くなっている。本体124の両側縁には
バーブ(刺)が適宜個数形成され、ハウジング102の
コンタクト挿入用のキャビティ132へ圧入した際、キ
ャビティ132の内壁と干渉係合して係止される。接触
片126の先端部126aは、相手列のコンタクト10
8の方に突出する湾曲部134が形成される。コネクタ
同士が嵌合するとプラグ側のコネクタ1のコンタクト2
0がこれらの接触片126の間に配置され、夫々対応す
るコンタクト同士が電気的接触をする。コネクタ100
がプリント板130に固定されると、タイン110はプ
リント板130条の図示しない導電パッドにはんだ付け
されて固定される。また、シェル104の後部のレグ
(脚部)136はプリント板130の対応する貫通孔1
38に挿入されて接地接続される。
で断面した縦断面図を示すが、コンタクト108は断面
しないで示す。コンタクト108は1枚の金属板から打
抜き形成されたものであり、直線状の本体124、本体
124から前方且つ凹所112の内方に向けて延びる接
触片126、本体124から後方にプリント板130に
向けて延び、更にプリント板130の表面130aに沿
うよう折り曲げられたタイン110を有する。上列のコ
ンタクト108のタイン110は、下列のコンタクト1
08のタイン110より、プリント板130までの距離
の相違分だけ高くなっている。本体124の両側縁には
バーブ(刺)が適宜個数形成され、ハウジング102の
コンタクト挿入用のキャビティ132へ圧入した際、キ
ャビティ132の内壁と干渉係合して係止される。接触
片126の先端部126aは、相手列のコンタクト10
8の方に突出する湾曲部134が形成される。コネクタ
同士が嵌合するとプラグ側のコネクタ1のコンタクト2
0がこれらの接触片126の間に配置され、夫々対応す
るコンタクト同士が電気的接触をする。コネクタ100
がプリント板130に固定されると、タイン110はプ
リント板130条の図示しない導電パッドにはんだ付け
されて固定される。また、シェル104の後部のレグ
(脚部)136はプリント板130の対応する貫通孔1
38に挿入されて接地接続される。
【0032】次に図9にシェル104を示す。(A)は
平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を夫々示す。シ
ェル104は1枚の金属板から打抜き折り曲げ形成され
る。シェル104の本体140は下側で金属板の端縁が
142が突き合わされるように略矩形状に折り曲げて形
成される(図9(B))。本体140の上面117から
2つの舌片144が離隔して後方に延出している。この
舌片144の先端には矩形の開口146が形成され、ハ
ウジング102の前述の係止突起106と係合される。
(図7(A)、図8)本体140の側面148からは後
方に向けて延長部150が各々延出している。この延長
部150は先端に至る途中で過渡部150aを経て僅か
に外側に拡開している。延長部150の先端150bか
らは更に矩形の突耳172が延出し、先端下部からレグ
136が垂下している。ここで注目すべきは、上面11
7が両側の段部152を経て2段に形成され、前述の開
口118が上面117から段部152近傍にかけて形成
されている点である。これによってプラグ側のコネクタ
1の係合爪32の受容が可能となる。この詳細について
は後述する。
平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を夫々示す。シ
ェル104は1枚の金属板から打抜き折り曲げ形成され
る。シェル104の本体140は下側で金属板の端縁が
142が突き合わされるように略矩形状に折り曲げて形
成される(図9(B))。本体140の上面117から
2つの舌片144が離隔して後方に延出している。この
舌片144の先端には矩形の開口146が形成され、ハ
ウジング102の前述の係止突起106と係合される。
(図7(A)、図8)本体140の側面148からは後
方に向けて延長部150が各々延出している。この延長
部150は先端に至る途中で過渡部150aを経て僅か
に外側に拡開している。延長部150の先端150bか
らは更に矩形の突耳172が延出し、先端下部からレグ
136が垂下している。ここで注目すべきは、上面11
7が両側の段部152を経て2段に形成され、前述の開
口118が上面117から段部152近傍にかけて形成
されている点である。これによってプラグ側のコネクタ
1の係合爪32の受容が可能となる。この詳細について
は後述する。
【0033】次にハウジング102を図10に示す。
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を示
す。ハウジングの後部両側には取り付け部160が形成
されている。この取り付け部160には前方から後方に
向かって延びるスロット162が形成され、このスロッ
ト162の内奥部には、更に奥に延びる停止溝164が
形成されている。ハウジング102の上面166の前部
には前面168から延びる段部166aが両側に形成さ
れている。また上下両面166、170には前述の係止
突起106が4カ所突設されている。なお、肉厚の上面
166に、ひけ防止のための条溝を設けてもよい。シェ
ル104がハウジング102に被冠されると、シェル1
04の延長部150の先端部はハウジング102の取り
付け部160のスロット162に進入し、シェル104
の突耳172が停止溝164に着座する。また、シェル
104の段部152はハウジング102の段部166a
上に位置し、シェル104の開口146は係止突起10
6に係合する。
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図を示
す。ハウジングの後部両側には取り付け部160が形成
されている。この取り付け部160には前方から後方に
向かって延びるスロット162が形成され、このスロッ
ト162の内奥部には、更に奥に延びる停止溝164が
形成されている。ハウジング102の上面166の前部
には前面168から延びる段部166aが両側に形成さ
れている。また上下両面166、170には前述の係止
突起106が4カ所突設されている。なお、肉厚の上面
166に、ひけ防止のための条溝を設けてもよい。シェ
ル104がハウジング102に被冠されると、シェル1
04の延長部150の先端部はハウジング102の取り
付け部160のスロット162に進入し、シェル104
の突耳172が停止溝164に着座する。また、シェル
104の段部152はハウジング102の段部166a
上に位置し、シェル104の開口146は係止突起10
6に係合する。
【0034】図11は、コネクタ同士が嵌合したときの
シェル6、104の係合関係を簡略化して示す断面図で
ある。(A)はコネクタ2のラッチアーム10がコネク
タ100のシェル104に係合している状態を示す断面
図、(B)はラッチアーム10の係合が解除された状態
を示す断面図を夫々示す。コネクタ2のシェル6に、そ
の内側で他方のコネクタ100のシェル104が摺接し
ているが、図の簡略化のためコネクタ100については
シェル104のみ示す。シェル104の段部152は、
シェル6の段部14の下側に位置し、夫々の段部15
2、14に形成された開口118、34は、コネクタ同
士の完全嵌合時に互いに位置合わせされる。嵌合途中で
は、ラッチアーム10の係合爪32はシェル104の上
面117両側に沿って相対的に移動し、開口118に至
ると開口118内に、板ばね47の作用で開口118の
内側に進入して図11(A)に示す如く係合する。
シェル6、104の係合関係を簡略化して示す断面図で
ある。(A)はコネクタ2のラッチアーム10がコネク
タ100のシェル104に係合している状態を示す断面
図、(B)はラッチアーム10の係合が解除された状態
を示す断面図を夫々示す。コネクタ2のシェル6に、そ
の内側で他方のコネクタ100のシェル104が摺接し
ているが、図の簡略化のためコネクタ100については
シェル104のみ示す。シェル104の段部152は、
シェル6の段部14の下側に位置し、夫々の段部15
2、14に形成された開口118、34は、コネクタ同
士の完全嵌合時に互いに位置合わせされる。嵌合途中で
は、ラッチアーム10の係合爪32はシェル104の上
面117両側に沿って相対的に移動し、開口118に至
ると開口118内に、板ばね47の作用で開口118の
内側に進入して図11(A)に示す如く係合する。
【0035】次にこの係合を解除するときは、ラッチア
ーム10の押圧部38を指で摘むと、てこの作用により
係止部30が外側に拡開し、係合爪32が開口118か
ら離脱する。これにより両コネクタ2、100の係合が
解除されることとなり、コネクタ同士を抜去できる。
ーム10の押圧部38を指で摘むと、てこの作用により
係止部30が外側に拡開し、係合爪32が開口118か
ら離脱する。これにより両コネクタ2、100の係合が
解除されることとなり、コネクタ同士を抜去できる。
【0036】以上本発明について好ましい実施の形態を
参照して詳細に説明したが、実施形態はあくまでも例示
的なものであり、これらに限定されるものではない。例
えば、本発明の要旨を逸脱することなくコネクタの形状
に応じてシェルの形状、及びラッチアームの形状を変え
得ることは、当業者にとって容易に理解できよう。例え
ばピンは別個の部材で構成してもよい。
参照して詳細に説明したが、実施形態はあくまでも例示
的なものであり、これらに限定されるものではない。例
えば、本発明の要旨を逸脱することなくコネクタの形状
に応じてシェルの形状、及びラッチアームの形状を変え
得ることは、当業者にとって容易に理解できよう。例え
ばピンは別個の部材で構成してもよい。
【図1】本発明の電気コネクタ組立体に使用されるプラ
グ型の電気コネクタの平面図
グ型の電気コネクタの平面図
【図2】図1に示す電気コネクタの正面図
【図3】図1に示す電気コネクタを部分的に破断して示
す図1と同様の平面図
す図1と同様の平面図
【図4】図1に示す電気コネクタのシェルを示し、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は(A)に示すシ
ェルを矢印Cから見た側面図
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は(A)に示すシ
ェルを矢印Cから見た側面図
【図5】図1に示す電気コネクタのラッチアームを示
し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は拡大正面
図
し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は拡大正面
図
【図6】上側シェルを取り外した、図3と同様の平面図
【図7】本発明のコネクタ組立体に使用される他方のリ
セプタクル型の電気コネクタを示し、(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は側面図
セプタクル型の電気コネクタを示し、(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は側面図
【図8】上側のコンタクトの部分で断面した図7の電気
コネクタの縦断面図
コネクタの縦断面図
【図9】図7のレセプタクルコネクタのシェルを示し、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
【図10】レセプタクルコネクタのハウジングを示し、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
【図11】電気コネクタ同士が嵌合したときのシェルの
係合関係を簡略化して示す断面図
係合関係を簡略化して示す断面図
【図12】従来の電気コネクタを示す斜視図
2 プラグ型の電気コネクタ 4 カバー部材 6、104 シェル 10 ラッチアーム 20 雄型コンタクト 30 係止部 32 係合爪(係合突起) 38 押圧部(操作部) 46 ラッチアームの本体 60、102 ハウジング 100 レセプタクル型の電気コネクタ 108 雌型コンタクト 118 開口(被係止部)
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに嵌合する1組のコネクタを有し、
一方のコネクタにはコンタクトを有する絶縁性のハウジ
ング、該ハウジングを包囲するシェル、該シェルを覆う
カバー部材、及び該カバー部材に配置され且つ前記ハウ
ジングの両側で拡開する一対のラッチアームが設けら
れ、他方のコネクタには前記シェルと係合する他方のシ
ェル及び前記ラッチアームの係止部と係合する被係止部
が設けられた電気コネクタ組立体において、 前記ラッチアームの前記係止部が前記ハウジングの嵌合
部の長手方向に沿う平面内で移動する、先端に前記被係
止部と係合する係合突起を有する平板状であり、 前記被係止部が前記他方のコネクタの、前記長手方向に
沿う前記他方のシェルの一壁に設けられていることを特
徴とする電気コネクタ組立体。 - 【請求項2】 前記ラッチアームの本体が、前記長手方
向と直交する平面内に延びる板状であり、前記係止部が
前記本体の先端部を折り曲げ形成されてなることを特徴
とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。 - 【請求項3】 前記両シェルが前記長手方向に延びる前
記夫々のシェルの中心線に対して非対称であることを特
徴とする請求項1または2記載の電気コネクタ組立体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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