JP2001160066A - データ処理装置、データ処理方法および記録媒体、並びに該データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents
データ処理装置、データ処理方法および記録媒体、並びに該データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムInfo
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Abstract
ライトシーン集、あるいは、視聴者が希望するシーン集
を、視聴、再生、配送、蓄積する方法を実現すること。 【解決手段】 最上位層はコンテンツを表すひとつの要
素で構成され、最下位層は映像情報では場面の切替え
に、音情報では音声の切替えに相当するメディアコンテ
ンツの区分を表す要素で構成され、その他の各階層は場
面あるいは場面の集合を表す要素で構成され、前記その
他の各階層の要素は、該当場面の文脈内容におけるスコ
アが属性として付加され、前記最下位層の各要素には、
該当メディアセグメントの時間情報と文脈内容における
スコアが属性として付加されている、という構成の階層
構造を有する文脈内容記述データによって、メディアコ
ンテンツの文脈内容を表現し、文脈内容記述データの前
記スコアをもとにして、メディアコンテンツのひとつあ
るいは複数の場面を選択する選択ステップと、前記選択
ステップが選択した場面のデータのみを抽出する抽出ス
テップとを備えたことを特徴とするデータ処理方法であ
る。
Description
などの連続視聴覚情報(メディアコンテンツ)の視聴、
再生、配送、蓄積において、該当メディアコンテンツの
あらすじやハイライトシーン、あるいは視聴者が見たい
と希望するシーンのみを再生、配送するための、メディ
アコンテンツのデータ処理装置、データ処理方法、記録
媒体およびプログラムを提供するものである。
送、蓄積は、メディアコンテンツを格納するファイル単
位で行われていた。
として、特開平10-111872号公報のように、動画の場面
の切り替わり(シーンカット)を検出し、シーンカット
ごとに、開始フレームのタイムコード、終了フレームの
タイムコード、該当シーンのキーワードの付加情報をつ
けて行っていた。
U)では、動画のシーンカットの検出、人間の顔やキャ
プションの検出、音声認識によるキーフレーズの検出な
どにより、動画の要約を行っていた(Michael A. Smit
h, Takeo Kanade, 「Video Skimming and Characteriza
tion through the Combination of Image and Language
Understanding Techniques」、CMU-CS-97-111, 1997年2
月3日)。
法では、再生をファイル単位で行う場合、そのコンテン
ツのあらすじを見ることは不可能である。また、ハイラ
イトシーンや、ユーザが見たい場面を検索する場合にお
いても、コンテンツの先頭から参照しなければならない
という問題があった。また、動画配送においては、ファ
イルのデータすべてを送信するため、多大な時間を要す
るといった問題があった。
れば、シーンの検索はキーワードを用いて行うことがで
きるため、ユーザが望むシーンの検索は容易となる。し
かし、付加情報には各シーンの間の関係やつながりとい
ったものがなく、例えば、物語のひとつの節を検索する
場合の処理が困難となる。また、キーワードだけの検索
ではどの場面が文脈上重要であるか知ることが困難であ
るため、あらすじの作成やハイライトシーン集の作成も
困難である。
は行えるが、結果は一通りに定まってしまうため、例え
ば5分の要約と3分の要約などのように、再生時間を変
えた要約を行うことは困難である。また、特定の人物の
写っているシーンなどを選択するといった、ユーザの要
望による要約も困難である。
いて、そのあらすじやハイライトシーンのみ、あるい
は、視聴者が希望するシーンのみを選択し、再生、配送
する手段と提供することを目的とする。
者の希望するシーンなどの選択において、その再生時間
をユーザが希望する時間に合わせて行う手段を提供する
ことを目的とする。
て、ユーザの要求により、ユーザが希望する再生時間で
あらすじ、ハイライトシーン集、ユーザの希望するシー
ンといったもののみを配送する手段を提供することを目
的とする。
状況によって配送するデータ量を調整する手段を提供す
ることを目的とする。
に、本発明の請求項1に係るデータ処理装置は、時間に
応じて変化するメディアコンテンツ、および前記メディ
アコンテンツの文脈内容を、メディアコンテンツを表す
一つの要素で構成された最上位層と、メディアコンテン
ツを区分けしたメディアセグメントを表し、該当するメ
ディアセグメントの時間情報とスコアとが属性として付
加された要素で構成された最下位層と、該当場面のスコ
アが属性として付加され、少なくとも一つの前記メディ
アセグメントと直接または間接に関連付けされた、場面
あるいは場面の集合を表す要素で構成されたその他の階
層と、から構成された階層構造で記述された文脈内容記
述データを入力する入力手段と、前記文脈内容記述デー
タの前記スコアに基づいて、前記メディアコンテンツ中
の少なくとも一つの区間を選択する選択手段と、を備え
たものである。
請求項1に記載のデータ処理装置において、前記メディ
アコンテンツから、前記選択手段が選択した区間に対応
するデータのみを抽出する抽出手段をさらに備えたもの
である。
請求項1に記載のデータ処理装置において、前記メディ
アコンテンツから、前記選択手段が選択した区間に対応
するデータのみを再生する再生手段をさらに備えたもの
である。
請求項1、2または3に記載のデータ処理装置におい
て、前記スコアはメディアコンテンツの文脈内容に基づ
いた重要度である。
請求項1、2または3に記載のデータ処理装置におい
て、前記スコアは該当場面におけるキーワードの観点に
基づいた重要度であり、前記選択手段は、少なくとも一
つの観点から前記スコアを用いた場面の選択を行うもの
である。
請求項1、2、3、4または5に記載のデータ処理装置
において、前記メディアコンテンツは、映像情報または
音情報である。
請求項1、2、3、4または5に記載のデータ処理装置
において、前記メディアコンテンツは、映像情報と音情
報とが同期した情報である。
請求項6に記載のデータ処理装置において、前記文脈内
容記述データは、映像情報または音情報の構成を記述す
るものである。
請求項7に記載のデータ処理装置において、前記文脈内
容記述データは、映像情報および音情報の各構成を記述
するものである。
は、請求項8または9に記載のデータ処理装置におい
て、前記選択手段は、映像情報または音情報の文脈内容
記述データを参照して場面の選択を行うものである。
は、請求項8または10に記載のデータ処理装置におい
て、前記選択手段は、映像情報の文脈内容記述データを
参照して映像情報の場面の選択を行う映像選択手段、ま
たは音情報の文脈内容記述データを参照して音情報の場
面の選択を行う音選択手段を有するものである。
は、請求項9に記載のデータ処理装置において、前記選
択手段は、映像情報の文脈内容記述データを参照して映
像情報の場面の選択を行う映像選択手段と、音情報の文
脈内容記述データを参照して音情報の場面の選択を行う
音選択手段と、を有するものである。
は、請求項2、6、7、8、9、10、11または12
に記載のデータ処理装置において、前記抽出手段が抽出
するデータは、映像情報または音情報のデータである。
は、請求項2、7、9または12に記載のデータ処理装
置において、前記抽出手段が抽出するデータは、映像情
報と音情報とが同期した情報のデータである。
は、請求項1乃至14のいずれかに記載のデータ処理装
置において、前記メディアコンテンツが同一時間におい
てそれぞれ異なる複数のメディア情報を有し、前記メデ
ィアコンテンツのデータ構成を記述した物理内容記述デ
ータを入力として、選択対象となるデータを決定するた
めに用いられる判定条件から、どのメディア情報を選択
対象とするかを判定する判定ステップをさらに備え、前
記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うものである。
は、請求項1乃至14のいずれかに記載のデータ処理装
置において、前記メディアコンテンツのデータ構成を記
述した物理内容記述データを入力として、選択対象とな
るデータを決定するために用いられる判定条件から、映
像情報のみ、音情報のみ、または映像情報および音情報
のいずれかを選択対象とするかを判定する判定手段をさ
らに備え、前記選択手段は、前記物理内容記述データを
参照して、前記判定手段が選択対象と判定したデータか
らのみ選択処理を行うものである。
は、請求項16に記載のデータ処理装置において、前記
メディアコンテンツが同一時間においてそれぞれ異なる
複数の映像情報/音情報を有し、前記判定手段は、前記
メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内容記
述データを入力として、前記判定条件からどの映像情報
および/または音情報を選択対象とするかを判定し、前
記選択手段は、前記物理内容記述データを参照して、前
記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択処
理を行うものである。
は、請求項1乃至14のいずれかに記載のデータ処理装
置において、前記文脈内容記述データの最下位層の各要
素に、該当するメディアセグメントの代表データが属性
として付加され、前記選択手段は、メディアセグメント
の全体データおよび/または該当するメディアセグメン
トの代表データを選択するものである。
は、請求項18に記載のデータ処理装置において、前記
メディアセグメントの全体データはメディア情報であ
り、前記メディアコンテンツが同一時間においてそれぞ
れ異なる複数のメディア情報を有し、前記メディアコン
テンツのデータ構成を記述した物理内容記述データを入
力として、選択対象となるデータを決定するために用い
られる判定条件から、どのメディア情報および/または
代表データを選択対象とするかを判定する判定手段をさ
らに備え、前記選択手段は、前記物理内容記述データを
参照し、前記判定手段が選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うものである。
は、請求項18に記載のデータ処理装置において、前記
メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内容記
述データを入力として、選択対象となるデータを決定す
るために用いられる判定条件から、メディアセグメント
の全体データ、該当するメディアセグメントの代表デー
タのみ、または該当するメディアセグメントの全体デー
タおよび代表データのいずれかを選択対象とするかを判
定する判定手段をさらに備え、前記選択手段は、前記物
理内容記述データを参照して、前記判定手段が選択対象
と判定したデータからのみ選択処理を行うものである。
は、請求項15乃至20のいずれかに記載のデータ処理
装置において、前記判定条件は、受信端末の能力、配送
する回線の状況、ユーザからの要求、およびユーザの嗜
好のうち少なくとも一つ、またはこれらの組み合わせで
あるものである。
は、請求項2、または4乃至20のいずれかに記載のデ
ータ処理装置において、前記抽出手段が抽出したデータ
からメディアコンテンツのストリームを構成する構成手
段を備えたものである。
は、請求項22に記載のデータ処理装置において、前記
構成手段が構成したストリームを回線を通じて配送する
配送手段を備えたものである。
は、請求項22に記載のデータ処理装置において、前記
構成手段が構成したストリームをデータ記録媒体に記録
する記録手段を備えたものである。
は、請求項24に記載のデータ処理装置において、デー
タ記録媒体の残容量によって、既に蓄積したメディアコ
ンテンツおよび/または新規に蓄積するメディアコンテ
ンツの再編成を行うデータ記録媒体管理手段を備えたも
のである。
は、請求項24に記載のデータ処理装置において、デー
タ記録媒体に蓄積されているメディアコンテンツを、そ
の蓄積期間によって再編成を行う蓄積コンテンツ管理手
段を備えたものである。
理方法は、時間に応じて変化するメディアコンテンツ、
および前記メディアコンテンツの文脈内容を、メディア
コンテンツを表す一つの要素で構成された最上位層と、
メディアコンテンツを区分けしたメディアセグメントを
表し、該当するメディアセグメントの時間情報とスコア
とが属性として付加された要素で構成された最下位層
と、該当場面のスコアが属性として付加され、少なくと
も一つの前記メディアセグメントと直接または間接に関
連付けされた、場面あるいは場面の集合を表す要素で構
成されたその他の階層と、から構成された階層構造で記
述された文脈内容記述データを入力する入力ステップ
と、前記文脈内容記述データの前記スコアに基づいて、
前記メディアコンテンツ中の少なくとも一つの区間を選
択する選択ステップと、を備えたものである。
は、請求項27に記載のデータ処理方法において、前記
メディアコンテンツから、前記選択ステップが選択した
区間に対応するデータのみを抽出する抽出ステップをさ
らに備えたものである。
は、請求項27に記載のデータ処理方法において、前記
メディアコンテンツから、前記選択ステップが選択した
区間に対応するデータのみを再生する再生ステップをさ
らに備えたものである。
は、請求項27、28または29に記載のデータ処理方
法において、前記スコアはメディアコンテンツの文脈内
容に基づいた重要度であるものである。
は、請求項27、28または29に記載のデータ処理方
法において、前記スコアは該当場面におけるキーワード
の観点に基づいた重要度であり、前記選択ステップは、
少なくとも一つの観点から前記スコアを用いた場面の選
択を行うものである。
は、請求項27、28、29、30または31に記載の
データ処理方法において、前記メディアコンテンツは、
映像情報または音情報である。
は、請求項27、28、29、30または31に記載の
データ処理方法において、前記メディアコンテンツは、
映像情報と音情報とが同期した情報である。
は、請求項32に記載のデータ処理方法において、前記
文脈内容記述データは、映像情報または音情報の構成を
記述するものである。
は、請求項33に記載のデータ処理方法において、前記
文脈内容記述データは、映像情報および音情報の各構成
を記述するものものである。
は、請求項34または35に記載のデータ処理方法にお
いて、前記選択ステップは、映像情報または音情報の文
脈内容記述データを参照して場面の選択を行うものであ
る。
は、請求項34または36に記載のデータ処理方法にお
いて、前記選択ステップは、映像情報の文脈内容記述デ
ータを参照して映像情報の場面の選択を行う映像選択ス
テップ、または音情報の文脈内容記述データを参照して
音情報の場面の選択を行う音選択ステップを有するもの
である。
は、請求項35に記載のデータ処理方法において、前記
選択ステップは、映像情報の文脈内容記述データを参照
して映像情報の場面の選択を行う映像選択ステップと、
音情報の文脈内容記述データを参照して音情報の場面の
選択を行う音選択ステップと、を有するものである。
は、請求項28、32、33、34、35、36、37
または38に記載のデータ処理方法において、前記抽出
ステップが抽出するデータは、映像情報または音情報の
データである。
は、請求項28、33、35または38に記載のデータ
処理方法において、前記抽出ステップが抽出するデータ
は、映像情報と音情報とが同期した情報のデータであ
る。
は、請求項27乃至40のいずれかに記載のデータ処理
方法において、前記メディアコンテンツが同一時間にお
いてそれぞれ異なる複数のメディア情報を有し、前記メ
ディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内容記述
データを入力として、選択対象となるデータを決定する
ために用いられる判定条件から、どのメディア情報を選
択対象とするかを判定する判定ステップをさらに備え、
前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うものである。
は、請求項27乃至40のいずれかに記載のデータ処理
方法において、前記メディアコンテンツのデータ構成を
記述した物理内容記述データを入力として、選択対象と
なるデータを決定するために用いられる判定条件から、
映像情報のみ、音情報のみ、または映像情報および音情
報のいずれかを選択対象とするかを判定する判定ステッ
プをさらに備え、前記選択ステップは、前記物理内容記
述データを参照して、前記判定ステップが選択対象と判
定したデータからのみ選択処理を行うものである。
は、請求項42に記載のデータ処理方法において、前記
メディアコンテンツが同一時間においてそれぞれ異なる
複数の映像情報および/または音情報を有し、前記判定
ステップは、前記メディアコンテンツのデータ構成を記
述した物理内容記述データを入力として、前記判定条件
からどの映像情報/音情報を選択対象とするかを判定
し、前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参
照して、前記判定ステップが選択対象と判定したデータ
からのみ選択処理を行うものである。
は、請求項27乃至40のいずれかに記載のデータ処理
方法において、前記文脈内容記述データの最下位層の各
要素に、該当するメディアセグメントの代表データが属
性として付加され、前記選択ステップは、メディアセグ
メントの全体データおよび/または該当するメディアセ
グメントの代表データを選択するものである。
は、請求項44に記載のデータ処理方法において、前記
メディアセグメントの全体データはメディア情報であ
り、前記メディアコンテンツが同一時間においてそれぞ
れ異なる複数のメディア情報を有し、前記メディアコン
テンツのデータ構成を記述した物理内容記述データを入
力として、選択対象となるデータを決定するために用い
られる判定条件から、どのメディア情報および/または
代表データを選択対象とするかを判定する判定ステップ
をさらに備え、前記選択ステップは、前記物理内容記述
データを参照し、前記判定ステップが選択対象と判定し
たデータからのみ選択処理を行うものである。
は、請求項44に記載のデータ処理方法において、前記
メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内容記
述データを入力として、選択対象となるデータを決定す
るために用いられる判定条件から、メディアセグメント
の全体データ、該当するメディアセグメントの代表デー
タのみ、または該当するメディアセグメントの全体デー
タおよび代表データのいずれかを選択対象とするかを判
定する判定ステップをさらに備え、前記選択ステップ
は、前記物理内容記述データを参照して、前記判定ステ
ップが選択対象と判定したデータからのみ選択処理を行
うものである。
は、請求項41乃至46のいずれかに記載のデータ処理
方法において、前記判定条件は、受信端末の能力、配送
する回線の状況、ユーザからの要求、およびユーザの嗜
好のうち少なくとも一つ、またはこれらの組み合わせで
あるものである。
は、請求項28、または請求項30乃至46のいずれか
に記載のデータ処理方法において、前記抽出ステップが
抽出したデータからメディアコンテンツのストリームを
構成する構成ステップを備えたものである。
は、請求項48に記載のデータ処理方法において、前記
構成ステップが構成したストリームを回線を通じて配送
する配送ステップを備えたものである。
は、請求項48に記載のデータ処理方法において、前記
構成ステップが構成したストリームをデータ記録媒体に
記録する記録ステップを備えたものである。
は、請求項50に記載のデータ処理方法において、デー
タ記録媒体の残容量によって、既に蓄積したメディアコ
ンテンツおよび/または新規に蓄積するメディアコンテ
ンツの再編成を行うデータ記録媒体管理ステップを備え
たものである。
は、請求項50に記載のデータ処理方法において、デー
タ記録媒体に蓄積されているメディアコンテンツを、そ
の蓄積期間によって再編成を行う蓄積コンテンツ管理ス
テップを備えたものである。
り読み取り可能な記録媒体は、請求項27乃至52のい
ずれかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムとして記録したものである。
請求項27乃至52のいずれかに記載のデータ処理方法
をコンピュータに実行させるためのものである。
請求項27に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、入力
手段(入力ステップ)によって得られた最上位層、最下
位層およびその他の層から構成された階層構造の文脈内
容記述データを用いて、選択手段(選択ステップ)によ
り、文脈内容記述データの前記最下位層または前記その
他の層に属性として付加されたスコアに基づいてメディ
アコンテンツ中の少なくとも1つの区間を選択してい
る。
求項28に係るデータ処理方法、請求項53に係る記録
媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、抽出手
段(抽出ステップ)によって、選択手段(選択ステッ
プ)が選択した区間に対応するデータのみを抽出してい
る。
置、請求項29に係るデータ処理方法、請求項53に係
る記録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、
再生手段(再生ステップ)によって、選択手段(選択ス
テップ)が選択した区間に対応するデータのみを再生し
ている。
ンテンツの中から自由に選択することができ、この重要
な選択された区間を抽出または再生することができる。
また、文脈内容記述データが最上位層、最下位層および
その他の層から構成された階層構造であるため、章や節
など任意の単位でシーンを選択することができ、ある節
を選択してその中の不要な段落は削除するなど、多様な
選択形式をとることができる。
求項30に係るデータ処理方法、請求項53に係る記録
媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、スコア
をメディアコンテンツの文脈内容に基づいた重要度を示
すものとし、このスコアを重要な場面を選択するよう設
定しておくことによって、例えば、番組などのハイライ
トシーン集などの作成を容易に行うことができる。
求項31に係るデータ処理方法、請求項53に係る記録
媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、スコア
を該当する場面におけるキーワードの観点に基づいた重
要度を示すものとし、キーワードを決定することによっ
てより自由度の高い区間の選択を行うことができる。例
えば、キーワードを登場人物や事柄などの特定の観点に
よって決定することによって、ユーザが見たい場面だけ
を選び出すことができる。
処理装置、請求項37および38に係るデータ処理方
法、請求項53に係る記録媒体、並びに請求項54に係
るプログラムでは、メディアコンテンツが映像情報およ
び/または音情報であり、文脈内容記述データが映像情
報および/または音情報の各構成を記述するものである
とき、映像選択手段(映像選択ステップ)が映像情報の
文脈内容記述データを参照して場面の選択を行ってお
り、また、音選択手段(音選択ステップ)が音情報の文
脈内容記述データを参照して場面の選択を行っている。
データ処理装置、請求項39および40に係るデータ処
理方法、請求項53に係る記録媒体、並びに請求項54
に係るプログラムでは、抽出手段(抽出ステップ)が映
像情報および/または音情報のデータを抽出している
要な区間を選択することができ、選択した区間の映像情
報および/または音情報を抽出することができる。
請求項41に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、メデ
ィアコンテンツが同一時間においてそれぞれ異なる複数
のメディア情報を有しているとき、判定手段(判定ステ
ップ)が物理内容記述データと選択対象となるデータを
決定するために用いられる判定条件から、どのメディア
情報を選択対象とするかを判定し、選択手段(選択ステ
ップ)が判定手段(判定ステップ)によって判定された
データからのみ選択処理を行っている。
請求項47に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、判定
条件が、受信端末の能力、配送する回線の状況、ユーザ
からの要求、およびユーザの嗜好のうち少なくとも一
つ、またはこれらの組み合わせであり、例えば、受信端
末の能力は、映像表示能力や音再生能力、圧縮された情
報の解凍処理速度などであり、配送する回線の状況は当
該回線の混雑度などである。
ば、チャネルやレイヤーなどによって区分けされてお
り、それぞれ異なるメディア情報が割り当てられている
とき、判定手段(判定ステップ)は、判定条件に応じ
て、最適な区分(チャネルまたはレイヤー)のメディア
情報を判定することができるため、選択手段(選択ステ
ップ)は適切なデータ量のメディア情報を選択すること
ができる。なお、最適な区分としてチャネルおよびレイ
ヤーを用いるときは、例えば、動画を伝達するチャネル
1,レイヤー1に標準解像度の映像情報を、チャネル
1,レイヤー2に高解像度の映像情報を割り当て、ま
た、音情報を伝達するチャネル1にステレオの音情報
を、チャネル2にモノラルの音情報を割り当てるように
しても良い。
請求項42に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、判定
手段(判定ステップ)が、判定条件から映像情報のみ、
音情報のみ、または映像情報および音情報のいずれかを
選択対象とするかを判定している。
(選択ステップ)が選択区間を選択する前に、どのメデ
ィア情報を選択対象とするか、または映像情報または音
情報、若しくは両方を選択対象とするかを判定している
ため、選択手段(選択ステップ)が行う区間の選択のた
めに要する時間を短縮することができる。
請求項44に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、文脈
内容記述データの最下位層の各要素に、該当するメディ
アセグメントの代表データが属性として付加され、選択
手段が、メディアセグメントの全体データおよび/また
は該当するメディアセグメントの代表データを選択して
いる。
装置、請求項45に係るデータ処理方法、請求項53に
係る記録媒体、並びに請求項54に係るプログラムで
は、メディアセグメントの全体データがメディア情報で
あり、メディアコンテンツが同一時間においてそれぞれ
異なる複数のメディア情報を有し、判定手段(判定ステ
ップ)が物理内容記述データと判定条件から、どのメデ
ィア情報および/または代表データを選択対象とするか
を判定している。
やレイヤーなどによって区分けされており、それぞれ異
なるメディア情報が割り当てられているため、判定手段
は、これら判定条件に応じて、最適な区分(チャネルま
たはレイヤー)のメディア情報または代表データを判定
することができる。
請求項46に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、判定
手段(判定ステップ)が、判定条件に応じて、該当する
メディアセグメントの全体データのみ、該当するメディ
アセグメントの代表データのみ、または該当するメディ
アセグメントの全体データおよび代表データ両方のいず
れかを選択対象と判定している。
選択手段(選択ステップ)が選択対象を選択区間を選択
する前に、全体データまたは代表データ、若しくは両方
を選択対象とするかを判定しているため、選択手段(選
択ステップ)が行う区間の選択のために要する時間を短
縮することができる。
請求項48に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、構成
手段(構成ステップ)が、抽出手段(抽出ステップ)が
抽出したデータからメディアコンテンツのストリームを
構成している。このため、選択された区間のコンテンツ
を記述したストリームまたはファイルを作成することが
できる。
請求項49に係るデータ処理方法、請求項53に係る記
録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、配送
手段(配送ステップ)が、構成手段(構成ステップ)が
構成したストリームを回線を通じて配送している。この
ため、重要な区間のみをユーザに配送することができ
る。
置、請求項50に係るデータ処理方法、請求項53に係
る記録媒体、並びに請求項54に係るプログラムでは、
記録手段(記録ステップ)が、構成手段(構成ステッ
プ)が構成したストリームをデータ記録媒体に記録し
て、特に、請求項25に係るデータ処理装置、請求項5
1に係るデータ処理方法、請求項53に係る記録媒体、
並びに請求項54に係るプログラムでは、データ記録媒
体管理手段(データ記録媒体管理ステップ)が、データ
記録媒体の残容量によって、既に蓄積したメディアコン
テンツおよび/または新規に蓄積するメディアコンテン
ツの再編成を行っており、また、特に、請求項26に係
るデータ処理装置、請求項52に係るデータ処理方法、
請求項53に係る記録媒体、並びに請求項54に係るプ
ログラムでは、蓄積コンテンツ管理手段(蓄積コンテン
ツ管理ステップ)が、データ記録媒体に蓄積されている
メディアコンテンツを、その蓄積期間によって再編成を
行っているため、より多くのメディアコンテンツをデー
タ記録媒体に蓄積することができる。
明の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態について述べる。本実施の形態におい
ては、メディアコンテンツとして、MPEG1システムスト
リームの動画像を想定する。この場合、メディアセグメ
ントは、ひとつのシーンカットに相当する。また本実施
の形態において、スコアは、該当する場面における文脈
内容に基づいた客観的な重要度とする。
方法のブロック図である。図1において、101は選択
ステップを、102は抽出ステップを表す。選択ステッ
プ101は、文脈内容記述データからメディアコンテン
ツの場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間を出
力する処理を行う。また、抽出ステップ102は、選択
ステップ101が出力した開始時間と終了時間によって
区切られるメディアコンテンツの区間のデータを抽出す
る処理を行う。
タの構成を示す。本実施の形態では、文脈内容を木構造
で記述する。また、木構造の兄弟関係は、左から時間順
にならんでいるものとする。図2において、<contents>
と記されている木構造の根(root)は、ひとつのコンテン
ツを表し、属性としてそのコンテンツのタイトルが付け
られる。
る。<section>には、該当場面の文脈内容上の重要度を
表すpriorityが属性として付加される。重要度は1から5
までの整数値とし、1が最も重要度が低く、5が最も重要
度が高い、とする。
nt>である。すなわち、<section>は、それ自身を子要素
としても良いとする。ただし、ひとつの<section>の子
要素として、<section>と<segment>を混在させてはなら
ないこととする。
し、<section>と同様のpriorityと、該当シーンの時間
情報として、開始時間を表すstartと、終了時間を表すe
ndとが、属性として付加される。シーンカットの方法
は、市販されていたり、ネットワークで流通しているソ
フトを用いても良いし、人手で行っても良い。なお、本
実施の形態では、時間情報をシーンカットの開始時間と
終了時間としたが、時間情報として開始時間と該当シー
ンの継続時間としても同様の効果が得られる。この場
合、該当シーンの終了時間は、開始時間に継続時間を加
算して求められる。
の物語の場合は、多階層の<section>により、章、節、
段落などを記述することができる。もうひとつの例とし
て野球を記述する場合、最上位の<section>で回を記述
し、その子要素の<section>で表裏を記述し、その子要
素の<section>で各打者の場面を記述し、さらにその子
要素の<section>で、各投球やその合間、その打席の結
果などを記述することができる。
ータ上で表現する一例として、Extensible Markup Lang
uage(XML)による記述を用いることができる。XMLはWorl
d Wide Web Consortiumによって標準化が進められてい
るデータ記述言語であり、1998年2月10日にVer. 1.0が
勧告された。XML ver. 1.0の仕様書は、http://www.w3.
org/TR/1998/REC-xml-19980210で得られる。図3〜図9
は、本実施の形態の文脈内容記述データをXMLで記述す
るためのDocument Type Definition(DTD)と、このDTDに
よる文脈内容記述データの一例である。また、図10〜
図19は、図3〜図9に示す文脈内容記述データに、代
表画像(映像情報)やキーワード(音情報)などのメデ
ィアセグメントの代表データ(dominant-data)を追加
した文脈内容記述データの一例と、該文脈内容記述デー
タをXMLで記述するためのDTDである。
て説明する。選択ステップ101での処理は、文脈内容
記述データの形式、および各場面の文脈内容におけるス
コアの付け方と密接に関係するものである。本実施の形
態では、選択ステップ101は図22に示すような<seg
ment>を子要素にもつ<section>のみに着目し(図23の
S1、S4、S5)、そのpriorityの値があるしきい値
より大きい<section>を選択し(図23のS2)、その
開始時間と終了時間を出力する処理(図23のS3)を
行うこととする。そのため、<segment>を子要素に持つ<
section>のpriorityは、コンテンツ内すべての<segment
>を子要素に持つ<section>の間での重要度とする。すな
わち、図22における点線で囲んだ<section>の中での
重要度をpriorityに設定する。これ以外の<section>、<
segment>のpriorityの付け方は任意とする。なお、重要
度はすべて異なる値である必要はなく、異なる要素に同
じ値の重要度が付いてよいとする。図23に、本実施の
形態における選択ステップでの処理のフローチャートを
示す。選択された<section>に関しては、その子要素で
ある<segment>から、該当<section>で表現される場面の
開始時間と終了時間を調べる。そして、その開始時間と
終了時間を出力する。
要素として持つ<section>に着目して処理を行ったが、
ほかに<segment>に着目して、それらの選択を行っても
良い。この場合、priorityは、コンテンツ内すべての<s
egment>間での重要度とする。また、<segment>を子要素
として持たない上位層の<section>のうち、同じ階層の
ものに着目して、その選択を行っても良い。すなわち、
<contents>あるいは<segment>から数えて同じ経路数の<
section>に着目した処理を行っても良い。
プ102の動作について説明する。図24は、本実施の
形態に係わる抽出ステップ102のブロック図である。
図24において、本実施の形態における抽出ステップ1
02は、分離手段601と、ビデオスキミング手段60
2と、オーディオスキミング手段603とから構成され
る。本実施の形態においては、メディアコンテンツとし
てMPEG1システムストリームを想定している。MPEG1シス
テムストリームはビデオストリームとオーディオストリ
ームが多重化されたものであり、分離手段601は、多
重化されたシステムストリームをビデオストリームとオ
ーディオストリームとに分離するものである。ビデオス
キミング手段602は、分離されたビデオストリームと
選択ステップ101の出力である区間を入力とし、入力
されたビデオストリームから、選択された区間のデータ
だけを出力するものである。オーディオスキミング手段
603は、分離されたオーディオストリームと選択ステ
ップ101の出力である区間を入力とし、入力されたオ
ーディオストリームから、選択された区間のデータだけ
を出力するものである。
の処理について説明する。図25に分離手段601の処
理のフローチャートを示す。MPEG1システムストリーム
の多重化方式は、国際標準ISO/IEC IS 11172-1で標準化
されたものであり、ビデオストリームとオーディオスト
リームがパケットにより多重化されている。パケットに
よる多重化は、ビデオストリーム、オーディオストリー
ムそれぞれを、パケットと呼ばれる適当な長さのストリ
ームに分割し、ヘッダなどの付加情報を付けて行うもの
である。この時、ビデオストリームとオーディオストリ
ームは、それぞれ複数あっても良いとされている。パケ
ットのヘッダには、ビデオ、オーディオを区別すること
ができるストリームidや、ビデオとオーディオの同期を
とるためのタイムスタンプが記述されている。ストリー
ムidは、ビデオとオーディオの区別だけでなく、ビデオ
が複数あった場合、どのストリームであるかの区別する
ことができるものである。同様に、オーディオストリー
ムが複数あった場合にも、区別することができるもので
ある。MPEG1システムでは、パケットを複数束ねたパッ
クという単位で構成される。パックには、多重化レート
や同期再生用の時間基準参照用の付加情報などがヘッダ
として付加されている。さらに先頭のパックには、多重
化したビデオストリーム数やオーディオストリーム数な
どの付加情報がシステムヘッダとして付けられている。
分離手段601は、まず先頭のパックのシステムヘッダ
から、多重化されているビデオストリーム数とオーディ
オストリーム数を読みとり(S1、S2)、各ストリー
ムのデータを保存する領域を確保する(S3、S4)。
続いて、各パケットごとにストリームidを調べ、該当ス
トリームidで指定されるストリームを保存するデータ領
域にパケットデータを書き込む(S5、S6)。すべて
のパケットに対して以上の処理を繰り返す(S8、S
9、S10)。すべてのデータに対して処理を行った
後、各ストリーム毎に、ビデオストリームはビデオスキ
ミング手段602へ、オーディオストリームはオーディ
オスキミング手段603へ出力する(S11)。
について述べる。図26にビデオスキミング手段602
の処理のフローチャートを示す。MPEG1のビデオストリ
ームは、国際標準ISO/IEC IS 11172-2で標準化されたも
のであり、図27に示すように、シーケンス層、GOP
層、ピクチャ層、スライス層、マクロブロック層、ブロ
ック層で構成されている。そのランダムアクセスの最小
単位はGOP(Group Of Pictures)層である。また、ピ
クチャ層のひとつが1フレームに相当する。ビデオスキ
ミング手段602は、GOP単位のデータ処理を行う。
初期化処理として、出力したフレーム数のカウンタCを0
とする(S3)。まず、ビデオスキミング手段602
は、ビデオストリームの先頭がシーケンス層のヘッダで
あることを確認し(S2、S4)、そのデータを保存す
るとともに(S5)、そのヘッダのデータを出力する。
シーケンス層のヘッダは以降も現れる場合があるが、そ
の値は量子化マトリックス以外は変更が許されないた
め、シーケンスヘッダが入力されるたびに値の比較を行
って(S8、S14)、量子化マトリックス以外の値が
異なる場合はエラーとする(S15)。続いてビデオス
キミング手段602は、入力されたデータからGOP層
のヘッダを検出する(S9)。GOP層のヘッダにはタ
イムコードのデータが記述されている(S10)。これ
は、シーケンスの先頭からの時間を記述したものであ
る。ビデオスキミング手段602は、このタイムコード
と選択ステップ101が出力した区間(S1)との比較
を行う(S11)。タイムコードが選択された区間に含
まれていない場合、ビデオスキミング手段602は、次
のGOP層またはシーケンス層が現れるまでのデータを
すべて廃棄する。タイムコードが選択された区間の中に
含まれている場合、ビデオスキミング手段602は、こ
の次のGOP層あるいはシーケンス層が現れるまでのデ
ータをすべて出力する(S13)。ただし、それまで出
力されたデータとの連続性を持たせるために、GOP層
のタイムコードを変更する必要がある(S12)。そこ
で、カウンタCの値を用いて変更するタイムコードを求
める。カウンタCは、それまでに出力されたフレーム数
であるため、今回出力するGOP層の先頭フレームが表
示される時間Tvは、Cとシーケンスヘッダに記述されて
いる毎秒の表示画面数であるピクチャレートprを用い
て、以下の式(1)により求められる。
EG1のタイムコードのフォーマットにしたがって変換
し、今回出力するGOP層のタイムコードに設定する。
また、GOP層のデータを出力するときに、出力したピ
クチャ層の数をカウンタCに加算する。以上の処理を、
ビデオストリームの最後まで繰り返す(S7、S1
6)。分離手段601から複数のビデオストリームが出
力された場合は、上記の処理を各ビデオストリーム毎に
行う。
処理について記述する。図28にオーディオスキミング
手段603の処理のフローチャートを示す。MPEGオーデ
ィオは国際標準ISO/IEC IS 11172-3で標準化されたもの
であり、AAU(Audio Access Unit)と呼ばれるフレームか
ら構成される。図29にAAUの構造を示す。AAUはひとつ
ひとつ独立でオーディオデータに復号できる最小単位で
あり、常に一定のサンプル数Snのデータで構成されてい
る。したがって伝送速度であるビットレートbrと、サン
プリング周波数Fsと、AAUのビット数Lから、1AAUの再
生時間を算出することができる。まず、オーディオスト
リームからAAUのヘッダを検出することによって(S
2、S5)、1AAUのビット数Lを求めることができる。
また、AAUのヘッダには、ビットレートbrとサンプリン
グ周波数Fsが記述されている。1AAUのサンプル数Snは以
下の式(2)によって求められる。
によって求められる(S3)。
ことによって、ストリームの先頭からの時間を得ること
ができる。オーディオスキミング手段603は、それま
で現れたAAUの個数をカウントし、その先頭からの時間
を算出する(S7)。その時間と、選択ステップ101
が出力した区間との比較を行う(S8)。AAUの出現時
間が選択された区間に含まれる場合、オーディオスキミ
ング手段603はそのAAUのデータをすべて出力する
(S9)。また、AAUの出現時間が選択された区間に含
まれていない場合、オーディオスキミング手段603は
そのAAUのデータを廃棄する。以上の処理を、オーディ
オストリームの最後まで繰り返す(S6、S11)。分
離手段601から複数のオーディオストリームが出力さ
れた場合は、各オーディオストリーム毎に上記の処理を
行う。
すように、抽出ステップ102の出力であるビデオスト
リームとオーディオストリームをそれぞれビデオ再生手
段、オーディオ再生手段に入力させ、ビデオストリーム
とオーディオストリームを同期させて再生することによ
り、該当メディアコンテンツのあらすじやハイライトシ
ーンを再生することができる。また、上記得られたビデ
オストリームとオーディオストリームを多重化すること
によって、該当メディアコンテンツのあらすじやハイラ
イトシーン集のMPEG1システムストリームを作成するこ
とができる。
第2の実施の形態について述べる。本実施の形態は、第
1の実施の形態と比較して、選択ステップの処理のみが
異なるものである。
ける選択ステップ101の処理について記述する。本実
施の形態における選択ステップ101では、最上位の<s
ection>から葉である<segment>まですべてのpriorityを
利用する。<section>、<segment>の各々のpriorityは、
文脈内容における客観的な重要度とする。この処理を図
31を参照しながら説明する。図31において、130
1は文脈内容記述データにおける最上位の<section>の
うちのひとつである。1302は<section>1301の
子要素<section>である。1303は<section>1302
の子要素<section>である。1304は<section>130
3の子要素<segment>である。本実施の形態における選
択ステップ101では、<segment>から祖先である最上
位の<section>までの経路上すべてのpriorityの相加平
均をとり、その値がしきい値以上の<segment>を選択す
る。図28の例では、<segment>1304と、<section>
1303と、<section>1302と、<section>1301
との、それぞれの属性priorityの値p4,p3,p2,p1の相加
平均paを計算する。paは以下の式(4)によって求めら
れる。
S2)、paがしきい値以上であれば<segment>1304
を選択し(S3)、<segment>1304の属性startとen
dの値を、選択された場面の開始時間と終了時間として
出力する(S4)。以上の処理をすべての<segment>に
対して行う(S1、S6)。図32に、本実施の形態に
おける選択ステップ101の処理のフローチャートを示
す。
祖先である最上位の<section>までのpriorityの相加平
均を算出して、それにより<segment>の選択を行った
が、これを、<segment>を子要素としてもつ<section>か
ら祖先である最上位の<section>までのpriorityの相加
平均をとって、しきい値処理により、<segment>を子要
素として持つ<section>の選択を行っても良い。同様
に、他の階層の<section>から祖先である最上位の<sect
ion>までの相加平均をとって、しきい値処理により、そ
の階層の<section>の選択を行っても良い。
第3の実施の形態について述べる。本実施の形態も、第
1の実施の形態と比較して、選択ステップの処理のみが
異なるものである。
ける選択ステップ101の処理について記述する。本実
施の形態における選択ステップ101は、第1の実施の
形態における処理と同様に、<segment>を子要素にもつ<
section>のみに着目し、その選択を行う。本実施の形態
においては、選択する場面すべての継続時間の和にしき
い値を設ける。すなわち、それまでに選択された<secti
on>の継続時間の和が、このしきい値以下で最大となる
まで、<section>のpriorityの大きい順に選択を行う。
図33に、本実施の形態における選択ステップ101の
フローチャートを示す。<segment>を子要素としてもつ<
section>の集合をΩとする(S1)。まず、属性priori
tyをキーとして、Ωの要素<section>を降順にソートす
る(S2)。Ωから最もpriorityの大きい<section>を
選択する(S4、S5)。選択された<section>をΩか
ら除去する。選択された<section>の子要素<segment>を
すべて調べることにより、<section>の開始時間と終了
時間を求め、<section>の継続時間を計算する(S
6)。これまでに選択された<section>の継続時間の和
を求め(S7)、しきい値を越えていれば処理を終了す
る(S8)。しきい値以下であれば、今回選択された<s
ection>の開始時間と終了時間とを出力し(S9)、Ω
からpriorityの最も大きい<section>の選択へ返る。こ
の処理を、選択された<section>の継続時間の和がしき
い値を越えるか、あるいはΩが空集合となるまで繰り返
す(S4、S8)。
要素として持つ<section>に着目して処理を行ったが、
ほかに<segment>に着目して、それらの選択を行っても
良い。この場合、priorityは、コンテンツ内すべての<s
egment>間での重要度とする。また、<segment>を子要素
として持たない<section>のうち同じ階層のものに着目
して、その選択を行っても良い。すなわち、<contents>
あるいは<segment>から数えて同じ経路数の<section>に
着目した処理を行っても良い。
on>、<segment>の各々のpriorityを文脈内容における客
観的な重要度とし、<segment>から祖先である最上位の<
section>までのpriorityの相加平均paを計算して、paの
大きい順から<segment>を子要素としてもつ<section>、
あるいは<segment>を、継続時間の和がしきい値以下の
最大となるまで選択する、としても同様の効果が得られ
る。
第4の実施の形態について述べる。本実施の形態も、第
1の実施の形態と比較して、選択ステップの処理のみが
異なるものである。
ける選択ステップ101の処理について記述する。本実
施の形態における選択ステップ101は、第1の実施の
形態における処理と同様に、<segment>と<segment>を子
要素にもつ<section>とに着目し処理を行う。また、本
実施の形態においては、第3の実施の形態と同様に、選
択する場面すべての継続時間の和にしきい値を設ける。
<segment>を子に持つ<section>のpriorityは、第1の実
施の形態と同様、コンテンツ内すべての<segment>を子
要素に持つ<section>の間での重要度とする。すなわ
ち、図34における点線で囲んだ<section>間での重要
度とする。また、<segment>のpriorityは、同じ<sectio
n>を親要素に持つ<segment>間での重要度とする。すな
わち、図34における一点鎖線で囲んだ中の<segment>
間での重要度とする。
プ101の処理のフローチャートを示す。まず、<segme
nt>を子要素として持つ<section>の集合をΩとする(S
1)。Ωをpriorityをキーとして降順にソートする(S
2)。続いて、Ωからpriorityの最も大きい<section>
を選択する(S3、S4、S5)。この時、最も重要度
の大きい<section>が複数ある場合はすべて選択する。
選択された<section>を集合Ω'の要素とし、集合Ωから
削除する。選択された<section>の子要素<segment>か
ら、該当<section>で表現される場面の開始時間と終了
時間と継続時間を求めて記憶しておく(S6)。<secti
on>が複数選択された場合は、そのすべてに関して、そ
れらを求める。Ω'の要素である<section>の継続時間の
総和を求め(S7、S8)、しきい値との比較を行う
(S9)。継続時間の総和がしきい値と等しい場合は、
記憶しておいた開始時間と終了時間をすべて出力して、
処理を終了する(S10)。継続時間の総和がしきい値
より小さい場合は、Ωから<section>の選択処理へ返る
(S4、S5)。このときΩが空集合の場合は、記憶し
ておいた開始時間と終了時間をすべて出力して、処理を
終了する(S4)。継続時間の総和がしきい値より大き
い場合は、以下の処理を行う。集合Ω'の要素のうち、
重要度が最も小さい<section>を選択する(S11)。
このとき、最も重要度の小さい<section>が複数ある場
合は、それらをすべて選択する。選択された<section>
の子要素<segment>のうち、最も重要度の小さいものを
削除し(S12)、記憶されている該当<section>の開
始時間と終了時間と継続時間を変更する(S13)。<s
egment>の削除によって、場面が分断されることがある
が、この場合は、分断されたそれぞれの開始時間と終了
時間と継続時間を記憶しておくこととする。また、<seg
ment>の削除によって、すべての<segment>が削除された
<section>がある場合は、その<section>をΩ'から削除
する。選択された<section>が複数ある場合は、そのす
べてに関してこの処理を行う。<segment>を削除するこ
とによって、該当<section>の継続時間が短くなり、継
続時間の総和も短くなる。この削除処理を、Ω'の要素
の継続時間の総和がしきい値以下になるまで繰り返す。
Ω'の要素の継続時間の総和がしきい値以下となった場
合は(S14)、記憶している開始時間と終了時間をす
べて出力して、処理を終了する(S15)。
>と<segment>を子要素としてもつ<section>に着目して
処理を行っているが、<section>とその子要素の<sectio
n>、<section>とその子要素の<section>に着目して処理
を行っても同様の効果が得られる。
場合の<segment>の削除処理に関して、priorityの小さ
い<section>から削除を行ったが、<section>のpriority
にしきい値を設け、そのしきい値以下の<section>すべ
てから最も小さい重要度の<segment>を削除する、とし
てもよい。さらに、<segment>のpriorityにしきい値を
設け、しきい値以下の<segment>を削除する、としても
良い。
第5の実施の形態について述べる。本実施の形態におい
ては、メディアコンテンツとして、MPEG1システムスト
リームの動画像を想定する。この場合、メディアセグメ
ントは、ひとつのシーンカットに相当する。また本実施
の形態において、スコアは、該当する場面における文脈
内容に基づいた客観的な重要度とする。
ータ処理方法のブロック図である。図36において、1
801は選択ステップを、1802は抽出ステップを、
1803は構成ステップを、1804は配送ステップ
を、1805はデータベースを表す。選択ステップ18
01は、文脈内容記述データからメディアコンテンツの
場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間と、それ
が格納されているファイルを表すデータを出力する処理
を行う。抽出ステップ1802は、選択ステップ180
1が出力したファイルを表すデータ、開始時間、終了時
間を受けとり、物理内容記述データを参照して、メディ
アコンテンツのファイルから、入力した開始時間と終了
時間で区切られる区間のデータを抽出する処理を行う。
構成ステップ1803は、抽出ステップ1802が出力
したデータを多重化し、MPEG1システムストリームを構
成する処理を行う。配送ステップ1804は、構成ステ
ップ1803が作成したMPEG1システムストリームを、
回線を通じて配送する処理を行う。1805はメディア
コンテンツと、その物理内容記述データ、文脈内容記述
データを格納したデータベースである。
記述データの構成を示す。本実施の形態では、物理内容
を木構造で記述する。メディアコンテンツのデータベー
ス1805上の格納形態は、ひとつのメディアコンテン
ツがひとつのファイルとして格納されているとは限ら
ず、ひとつのメディアコンテンツが複数のファイルに分
割されて格納されている場合もある。そこで、物理内容
記述データの木構造の根(root)は、<contents>と表記さ
れひとつのコンテンツを表す。根<contents>には、属性
として該当コンテンツのタイトルが付けられる。<conte
nts>の子要素は<mediaobject>で、格納されているファ
イルを表す。<mediaobject>には、属性として格納され
ているファイルへのリンクlocatorと、文脈内容記述デ
ータとの関連付けのために識別子idが属性として付加さ
れる。また、メディアコンテンツが複数のファイルで構
成されているときのために、該当ファイルがコンテンツ
内での順序を表すseqも属性として付加する。
記述データの構成を示す。これは、第1の実施の形態に
おける文脈内容記述データに、物理内容記述データの<m
ediaobject>との関連を加えたものである。すなわち、
文脈内容記述データの根<contents>の子要素は<mediaob
ject>で、この<mediaobject>の子要素が<section>とな
る。<section>、<segment>は第1の実施の形態と同様の
ものである。文脈内容記述データの<mediaobject>との
対応を取る。すなわち、文脈内容記述データの<mediaob
ject>の子孫で記述されるメディアコンテンツの場面
は、同じ値の属性idをもつ物理内容記述データの<media
object>が示すファイルに格納されている。また、<segm
ent>の時間情報startとendは、各ファイルの先頭からの
時間を設定することとする。すなわち、ひとつのメディ
アコンテンツが複数のファイルから構成される場合、各
ファイルの先頭時間は0であり、各場面の開始時間は、
それが格納されているファイルの先頭からそこまでの経
過時間で表すこととする。
と文脈内容記述データとをコンピュータ上で表現する一
例として、Extensible Markup Language(XML)による記
述を用いることができる。図39は図37に示す物理内
容記述データをXMLで記述するためのDocument Type Def
inition(DTD)と、このDTDによる物理内容記述データの
一例である。また、図40〜図45は図38に示す文脈
内容記述データをXMLで記述するためのDTDと、このDTD
による文脈内容記述データの一例である。
て説明する。選択ステップ1801での場面の選択の手
法は、第1〜第4の実施の形態に記載のいずれかの手法
を用いる。ただし、結果として開始時間、終了時間とと
もに、対応する物理内容記述データの<mediaobject>のi
dも同時に出力する。物理内容記述データを図39に示
すDTDによるXML文書で記述し、文脈内容記述データを図
40、図45に示すDTDによるXML文書で表した場合の、
選択ステップ1801の出力の一例を図46に示す。図
46において、id=の後に物理内容記述データの<mediao
bject>のidが記述され、start=の後に開始時間が記述さ
れ、end=の後に終了時間が記述される。
て説明する。図47に、本実施の形態に係わる抽出ステ
ップ1802のブロック図を示す。図47において、本
実施の形態における抽出ステップ1802は、インター
フェース手段2401と、分離手段2402と、ビデオ
スキミング手段2403と、オーディオスキミング手段
2404とから構成される。インターフェース手段24
01は、物理内容記述データと選択ステップ1802の
出力を入力とし、データベース1805から、メディア
コンテンツのファイルを取り出して、そのデータを分離
手段2402へ出力し、選択ステップ1802が出力し
た区間の開始時間と終了時間をビデオスキミング手段2
403とオーディオスキミング手段2404へ出力す
る。分離手段2402は、本実施の形態におけるメディ
アコンテンツはビデオストリームとオーディオストリー
ムが多重化されたMPEG1システムストリームであるた
め、ビデオストリームとオーディオストリームとに分離
するものである。ビデオスキミング手段2403は、分
離されたビデオストリームとインターフェース手段24
01が出力した区間を入力とし、入力されたビデオスト
リームから、選択された区間のデータだけを出力するも
のである。オーディオスキミング手段2402は、分離
されたオーディオストリームと選択ステップ2402が
出力した区間を入力とし、入力されたオーディオストリ
ームから、選択された区間のデータだけを出力するもの
である。
処理について説明する。図48にインターフェース手段
2401の処理のフローチャートを示す。インターフェ
ース手段は、まず該当メディアコンテンツの物理内容記
述データと、図46に示すような選択ステップ1801
の出力を入力する。物理内容記述データの<mediaobject
>の属性idから、ファイルの時間順が得られるので、選
択ステップ1801の出力を、idをキーとして、時間順
にソートする(S1)。さらに図49のようなデータに
変換する。これは、同じファイルのものはまとめ、さら
に開始時間順に並べたものである。続いて、インターフ
ェース手段2401は、図49のデータの上から順に以
下の処理を行う。まず、idを用いて、物理内容記述デー
タの<mediaobject>を参照し、その属性locatorからファ
イル名を取得する。該当ファイル名のファイルのデータ
をデータベースから読み取り、分離手段2402へ出力
する(S2、S3)。さらに、図49のidに続いて記さ
れている、該当ファイル内の選択された区間の開始時間
と終了時間を、すべてビデオスキミング手段2403と
オーディオスキミング手段2404へ出力する(S
4)。すべてのデータに対し以上の処理が行われた時
は、処理を終了する(S5)。まだデータが残っている
場合は、分離手段2402、ビデオスキミング手段24
03、オーディオスキミング手段2104の処理終了を
待ってから(S6、S7)、以上の処理を繰り返す。
明する。図50に分離手段2402の処理のフローチャ
ートを示す。分離手段2402は、インターフェース手
段2401からメディアコンテンツであるMPEG1システ
ムストリームを受けとって、ビデオストリームとオーデ
ィオストリームに分離し、ビデオストリームをビデオス
キミング手段2403へ、オーディオストリームをオー
ディオスキミング手段2404へ出力し(S1〜S1
0)、出力終了後(S9、S11)、インターフェース
手段2401へ処理終了を通知するものである(S1
2)。図50のフローチャートに示す通り、処理終了の
通知以外は、第1の実施の形態で記述した分離手段と同
様の処理を行うものである。
理について説明する。図53にビデオスキミング手段2
403の処理のフローチャートを示す。図53のフロー
チャートに示す通り、処理終了時にインターフェース手
段2401へ処理終了の通知を行う(S16、S17)
以外は、第1の実施の形態で記述したビデオスキミング
手段と同様の処理を行うものである。
の処理について説明する。図52にオーディオスキミン
グ手段2404の処理のフローチャートを示す。図52
のフローチャートに示す通り、処理終了時にインターフ
ェース手段2401へ処理終了の通知を行う(S11、
S12)以外は、第1の実施の形態で記述したオーディ
オスキミング手段と同様の処理を行うものである。
802が出力したビデオストリームとオーディオストリ
ームを、国際標準ISO/IEC IS 11172-1で標準化されたMP
EG1システムの多重化方式により、時分割多重化を行う
ものである。メディアコンテンツが複数のファイルに分
割されて格納されている場合、抽出ステップ1802は
各ファイル毎にビデオストリーム、オーディオストリー
ムを出力するため、それぞれに対して多重化を行う。
803が多重化したMPEG1システムストリームを回線を
通じて配送するものである。構成ステップ1803が複
数のMPEG1システムストリームを出力した場合、出力さ
れた順にすべてを配送する。
コンテンツが複数のファイルに分割されて格納されてい
る場合は、抽出ステップ1802の処理において、各フ
ァイル毎の処理を行ったが、メディアコンテンツのファ
イル間で対応するビデオストリーム、オーディオストリ
ームをすべてつなぎ合わせて出力し、構成ステップ18
03においては、ビデオストリームとオーディオストリ
ームの多重化により、ひとつのMPEG1システムストリー
ムを構成する、としても同様の効果が得られる。この場
合、ビデオスキミング手段2403でのタイムコードの
変更処理を以下のように行う必要がある。すなわち、ビ
デオストリームの数だけ、出力したフレーム数のカウン
タCを用意し、Cの初期化は最初のファイルの時にのみ行
う(図51のS18、S3)。この場合のビデオスキミ
ング手段2403のフローチャートを図53に示す。ま
た、本実施の形態においては文脈内容記述データと物理
内容記述データを別々に記述したが、物理内容記述デー
タの属性seqとlocatorを、文脈内容記述データの<media
object>の属性として付加することにより、ひとつにま
とめても良い。
第6の実施の形態について述べる。本実施の形態におい
ては、メディアコンテンツとして、MPEG1システムスト
リームの動画像を想定する。この場合、メディアセグメ
ントは、ひとつのシーンカットに相当する。また本実施
の形態において、スコアは、該当する場面における文脈
内容に基づいた客観的な重要度とする。
ータ処理方法のブロック図である。図54において、3
101は選択ステップを、3102は抽出ステップを、
3103は構成ステップを、3104は配送ステップ
を、3105はデータベースを表す。選択ステップ31
01は、文脈内容記述データからメディアコンテンツの
場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間と、それ
が格納されているファイルを表すデータを出力する処理
を行うもので、第5の実施の形態記載の選択ステップと
同様のものである。抽出ステップ3102は、選択ステ
ップ3101が出力したファイルを表すデータ、開始時
間、終了時間を受けとり、物理内容記述データを参照し
て、メディアコンテンツのファイルから、入力した開始
時間と終了時間で区切られる区間のデータを抽出する処
理を行うもので、第5の実施の形態記載の抽出ステップ
と同様のものである。構成ステップ3103は、配送ス
テップ3104が判断した回線状況に応じて、抽出ステ
ップ3102が出力したストリームの一部またはすべて
を多重化し、MPEG1システムストリームを構成する処理
を行う。配送ステップ3104は、配送する回線状況を
判断してその結果を構成ステップ3103に伝える処理
と、構成ステップ3103が作成したMPEG1システムス
トリームを、回線を通じて配送する処理を行う。310
5はメディアコンテンツと、その物理内容記述データ、
文脈内容記述データを格納したデータベースである。
ップ3103と、配送ステップ3104とのブロック図
を示す。図55において、構成ステップ3103はスト
リーム選択手段3201と、多重化手段3202とから
構成され、配送ステップ3104は回線状況判定手段3
203と、配送手段3204とから構成される。ストリ
ーム選択手段3201は、抽出ステップ3102が出力
したビデオストリーム、オーディオストリームと、回線
状況判定手段3203の出力した回線状況を入力とし、
回線がすべてのデータを送出するのに十分な状態である
場合は、すべてのストリームを多重化手段3202へ出
力する。回線が混雑している、あるいは容量の小さい回
線であるなど、すべてのデータを送出すると多大な時間
を要する場合は、ビデオストリーム、オーディオストリ
ームそれぞれ複数あるうちの一部だけを選択して多重化
手段3202へ出力する。この場合の選択の方法には、
ビデオストリームに関しては基本レイヤのストリームだ
け、など、また、オーディオストリームに関しては、モ
ノラルだけ、あるいはステレオのレフトだけ、ステレオ
のライトだけ、などさまざまな組合せがある。ただし、
ビデオストリーム、オーディオストリームともひとつの
ストリームしかない場合は、回線状況に係わらずそのス
トリームを出力する。多重化手段3202は、ストリー
ム選択手段3201が出力したビデオストリームとオー
ディオストリームを、国際標準ISO/IDE IS 11172-1で標
準化されたMPEG1システムの多重化方式により、時分割
多重化を行うものである。回線状況判定手段3203
は、配送する回線の容量や現在の使用状況などを調べ
て、ストリーム選択手段3201へ出力するものであ
る。配送手段3204は、多重化手段3202が多重化
したMPEG1システムストリームを回線を通じて配送する
ものである。
ム選択手段3201において、ビデオストリームがひと
つの場合、回線状況に関わらずそれを出力するとした
が、回線がすべてのデータを送出すると多大な時間を要
する場合は、ビデオストリームの代表画像のみを選択し
て送出する、としてもよい。代表画像の選択方法として
は、文脈内容記述データに代表画像のタイムコードを記
述しておく、あるいは各フレームのうち独立で復号可能
なIピクチャと呼ばれるフレームだけ選択する、などが
ある。
第7の実施の形態について述べる。本実施の形態におい
ては、メディアコンテンツとして、MPEG1システムスト
リームの動画像を想定する。この場合、メディアセグメ
ントは、ひとつのシーンカットに相当する。また本実施
の形態において、スコアは、該当する場面における、ユ
ーザ等が選択した登場人物や事柄等のキーワードの観点
に基づいた重要度とする。図56は、本実施の形態にお
けるデータ処理方法のブロック図である。図56におい
て、3301は選択ステップを、3302は抽出ステッ
プを表す。選択ステップ3301は、文脈内容記述デー
タのキーワードとそのスコアから、メディアコンテンツ
の場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間を出力
する処理を行う。また、抽出ステップ3302は、選択
ステップ3301が出力した開始時間と終了時間によっ
て区切られるメディアコンテンツの区間のデータを抽出
する処理を行う。
ータの構成を示す。本実施の形態では、文脈内容を木構
造で記述する。また、木構造の兄弟関係は、左から時間
順にならんでいるものとする。図57において、<conte
nts>と記されている木構造の根(root)は、ひとつのコン
テンツを表し、属性としてそのコンテンツのタイトルが
付けられる。
る。<section>には、その場面の内容や登場人物などを
表すキーワードであるkeywordと、このキーワードの重
要度を表すpriorityとの組(keyword, priority)が属性
として付加される。priorityは1から5までの整数値と
し、1が最も重要度が低く、5が最も重要度が高い、とす
る。(keyword, priority)組は、ユーザが見たいと思う
場面、人物などを検索する時のキーに用いることができ
るように設定する。そのため、(keyword, priority)組
は、ひとつの<section>に複数付加することが可能とす
る。例えば登場人物を記述する場合、その場面に現れる
人物の数だけ(keyword, priority)組を付加し、また、p
riorityは、該当場面に該当keywordの人物が、数多く登
場する場合はその値が高い、といったように設定する。
nt>である。すなわち、<section>は、それ自身を子要素
としても良いとする。ただし、ひとつの<section>の子
要素として、<section>と<segment>を混在させてはなら
ないこととする。
し、<section>と同様の(keyword, priority)組と、該当
シーンの時間情報として、開始時間を表すstartと、終
了時間を表すendとが、属性として付加される。シーン
カットの方法は、市販されていたり、ネットワークで流
通しているソフトを用いても良いし、人手で行っても良
い。なお、本実施の形態では、時間情報をシーンカット
の開始時間と終了時間としたが、時間情報として開始時
間と該当シーンの継続時間としても同様の効果が得られ
る。この場合、該当シーンの終了時間は、開始時間に継
続時間を加算して求められる。
の物語の場合は、多階層の<section>により、章、節、
段落などを記述することができる。もうひとつの例とし
て野球を記述する場合、最上位の<section>で回を記述
し、その子要素の<section>で表裏を記述し、その子要
素の<section>で各打者の場面を記述し、さらにその子
要素の<section>で、各投球やその合間、その打席の結
果などを記述することができる。
ータ上で表現する一例として、Extensible Markup Lang
uage(XML)による記述を用いることができる。XMLはWorl
d Wide Web Consortiumによって標準化が進められてい
るデータ記述言語であり、1998年2月10日にVer. 1.0が
勧告された。XML ver. 1.0の仕様書は、http://www.w3.
org/TR/1998/REC-xml-19980210で得られる。図58〜図
66は、本実施の形態の文脈内容記述データをXMLで記
述するためのDocument Type Definition(DTD)と、このD
TDによる文脈内容記述データの一例である。また、図6
7〜図80は、図58〜図66に示す文脈内容記述デー
タに、代表画像(映像情報)やキーワード(音情報)な
どのメディアセグメントの代表データ(dominant-dat
a)を追加した文脈内容記述データの一例と、該文脈内
容記述データをXMLで記述するためのDTDである。
いて説明する。本実施の形態における選択ステップ33
01での処理は、<segment>と<segment>を子要素に持つ
<section>に着目して処理を行う。図81に、本実施の
形態における選択ステップ3301の処理のフローチャ
ートを示す。本実施の形態における選択ステップ330
1は、場面選択のキーとなるキーワードとそのpriority
のしきい値を入力とし、文脈内容記述データの<segment
>を子要素としてもつ<section>から、キーと同じキーワ
ードを持ち、かつ、そのpriorityがしきい値以上の<sec
tion>を選択する(S2、S3)。続いて、選択された<
section>の<segment>のうち、キーと同じキーワードを
持ち、かつ、そのpriorityがしきい値以上の<segment>
のみを選択する(S5、S6)。以上の処理から選択さ
れた<segment>の属性であるstartとendより、選択され
た場面の開始時間と終了時間を求め、それを出力する
(S7、S8、S9、S10、S11、S1、S4)。
gment>を子要素として持つ<section>に着目して処理を
行ったが、ある階層の<section>とその子要素である<se
ction>の親子関係に着目して、同様の処理を行っても良
い。また、親子関係も2階層のみではなく、さらに階層
を増やして、木構造の葉である<segment>まで同様の処
理を行ってもよい。さらに、検索のキーを、複数のキー
ワードとその間の条件との組としてもよい。キーワード
間の条件には、「どちらか」、「ともに」、「どちら
か」と「ともに」の組合せと、いったものがある。選択
のしきい値も、キーワードが複数の場合はキーワード毎
に指定して処理を行っても良い。この検索キーとなるキ
ーワードは、ユーザの入力によって受けとっても良い
し、ユーザプロファイルなどからシステムが自動的に設
定する構成でも良い。
施の形態で述べた抽出ステップと同様のものである。
すように、抽出ステップ3302の出力であるビデオス
トリームとオーディオストリームをそれぞれビデオ再生
手段、オーディオ再生手段に入力させ、ビデオストリー
ムとオーディオストリームを同期させて再生することに
より、該当メディアコンテンツの、視聴者個人が見たい
シーンのみを再生することができる。また、上記得られ
たビデオストリームとオーディオストリームを多重化す
ることによって、該当メディアコンテンツの視聴者個人
が見たいシーン集のMPEG1システムストリームを作成す
ることができる。
第8の実施の形態について述べる。本実施の形態は、第
7の実施の形態と比較して、選択ステップの処理のみが
異なるものである。
ける選択ステップ3301の処理について記述する。本
実施の形態における選択ステップ3301では、<segme
nt>のみに着目して処理を行う。図83に、本実施の形
態における選択ステップ3301のフローチャートを示
す。図83に示す通り、本実施の形態における選択ステ
ップ3301は、検索キーとなるキーワードとそのprio
rityのしきい値を入力とし、文脈内容記述データの<seg
ment>から、キーと同じキーワードを持ち、かつ、そのp
riorityがしきい値以上の<segment>を選択するものであ
る(S1〜S6)。
に着目して処理を行ったが、ある階層の<section>に着
目して処理を行っても良い。また、検索のキーを、複数
のキーワードとその間の条件との組としてもよい。キー
ワード間の条件には、「どちらか」、「ともに」、「ど
ちらか」と「ともに」の組合せと、いったものがある。
選択のしきい値も、キーワードが複数の場合はキーワー
ド毎に指定して処理を行っても良い。
第9の実施の形態について述べる。本実施の形態も、第
7の実施の形態と比較して、選択ステップの処理のみが
異なるものである。
ける選択ステップ3301の処理について記述する。本
実施の形態における選択ステップ3301は、第7の実
施の形態における処理と同様に、<segment>と<segment>
を子要素にもつ<section>のみに着目し、その選択を行
う。本実施の形態においては、選択する場面すべての継
続時間の和にしきい値を設ける。すなわち、それまでに
選択された場面の継続時間の和が、このしきい値以下で
最大となるような選択を行う。図84に本実施の形態に
おける選択ステップのフローチャートを示す。まず、選
択ステップ3301は検索するキーとなるキーワードを
ひとつ受けとる。続いて、<segment>を子要素にもつ<se
ction>のうち、検索キーのキーワードを持つものすべて
を抽出する。この集合をΩとする(S1、S2)。Ωの
要素を検索キーのキーワードのpriorityの大きい順にソ
ートする(S3)。続いて、ソートしたΩから、検索キ
ーのキーワードのpriorityの最も大きい<section>を取
り出し(S5)、Ωからその<section>を削除する(S
6)。この場合、最もpriorityの大きい<section>が複
数ある場合は、そのすべての<section>を取り出す。取
り出した<section>の子要素<segment>のうち、検索キー
を持つ<segment>のみを選択し、集合Ω'に加える(S
7)。なお、集合Ω'の初期値は空集合である(S
2)。Ω'の場面の継続時間の総和を計算し(S8)、
しきい値と比較する(S9)。継続時間の総和がしきい
値と等しい場合は、Ω'の要素<segment>のすべての区間
を出力し、処理を終了する(S14)。継続時間のしき
い値より小さい場合は、Ωから検索キーのキーワードの
priorityの最も大きい<section>の選択に戻り(S
5)、以上の処理を繰り返す。ただし、Ωが空集合であ
る場合は、Ω'の要素<segment>のすべての区間を出力
し、処理を終了する(S4)。Ω'の場面の継続時間の
総和がしきい値を越えている場合は、以下の処理を行
う。集合Ω'の要素<segment>のうち、検索キーのキーワ
ードのpriorityが最も小さい<segment>を削除する(S
11)。この場合、最も小さいpriorityの<segment>が
複数ある場合は、そのすべての<segment>を削除する。
Ω'の継続時間の総和を算出し(S12)、しきい値と
の比較を行う(S13)。継続時間の総和がしきい値よ
りも大きい場合は、Ω'から<segment>の削除処理に戻り
(S11)、この処理を繰り返す。ただし、Ω'が空集
合の場合は処理を終了する(S10)。継続時間の総和
がしきい値以下の場合は、Ω'の要素<segment>のすべて
の区間を出力し、処理を終了する(S14)。
gment>を子要素として持つ<section>に着目して処理を
行ったが、ある階層の<section>とその子要素である<se
ction>の親子関係に着目して処理を行っても良い。ま
た、親子関係も2階層のみではなく、さらに階層を増や
して処理を行っても良い。例えば、最上位の<section>
から<segment>までの階層で処理を行う場合、まず最上
位の<section>を選択し、選択した<section>からその子
要素である<section>を選択し、選択した<section>から
その子要素を選択、といった処理を<segment>の選択ま
で繰り返して、選択された<segment>の集合Ω'を生成す
る。
ワードのpriorityの大きい順としたが、priorityにしき
い値を設定し、priorityがしきい値以上で大きい順に選
択、としても良い。このしきい値は、<section>と<segm
ent>それぞれ別々に設定しても良い。
とつのキーワードとしたが、これを複数のキーワードと
その間の条件との組としてもよい。キーワード間の条件
には、「どちらか」、「ともに」、「どちらか」と「と
もに」の組合せと、いったものがある。この場合、<sec
tion>、<segment>の選択または削除に用いているキーワ
ードのprirorityを決めるルールも必要となる。このル
ールの一例として、以下のものがある。すなわち、条件
が「どちらか」の場合は、該当キーワードのpriorityの
うち最も大きい値をpriorityとする。また、「ともに」
の場合は、該当キーワードのpriorityのうち最も小さい
をpriorityとする。「どちらか」と「ともに」の組合せ
の場合も、このルールによりpriorityの値は求めること
ができる。また、検索キーのキーワードが複数の場合で
も、そのpriorityにしきい値を設定し、そのしきい値以
上のpriorityを持つものに対して処理を行っても良い。
る第10の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、第7の実施の形態と比較して、選択ステップの処理
のみが異なるものである。
ける選択ステップ3301の処理について記述する。本
実施の形態における選択ステップ3301では、第8の
実施の形態と同様に<segment>のみに着目して処理を行
う。また、第9の実施の形態と同様に、選択する場面す
べての継続時間の和にしきい値を設ける。すなわち、そ
れまでに選択された場面の継続時間の和が、このしきい
値以下で最大となるような選択を行う。図85に本実施
の形態における選択ステップのフローチャートを示す。
まず、選択ステップ3301は検索するキーとなるキー
ワードをひとつ受けとる。初期化として、集合Ω'を空
集合とする(S2)。続いて、<segment>のうち、検索
キーのキーワードを持つものすべてを抽出する(S
1)。この集合をΩとする。Ωの要素を検索キーのキー
ワードのpriorityの大きい順にソートする(S3)。続
いて、ソートしたΩから、検索キーのキーワードのprio
rityの最も大きい<segment>を取り出し(S5)、Ωか
らその<segment>を削除する。この場合、最もpriority
の大きい<segment>が複数ある場合は、そのすべての<se
gment>を取り出す。Ωが空集合の場合は、Ω'の要素<se
gment>すべての区間を出力し、処理を終了する(S
4)。取り出した<segment>の継続時間の総和T1と(S
6)、Ω'の場面の継続時間の総和T2を計算し(S
7)、T1+T2としきい値とを比較する(S8)。T1+T2が
しきい値を越えている場合は、Ω'の要素<segment>のす
べての区間を出力し、処理を終了する(S11)。T1+T
2が、しきい値と等しい場合は、取り出した<segment>す
べてをΩ'の要素として加えたうえで(S9、S1
0)、Ω'の要素<segment>のすべての区間を出力し、処
理を終了する(S11)。T1+T2がしきい値より小さい
場合は、取り出した<segment>すべてをΩ'の要素として
加え、Ωから<segment>の選択処理へ戻る(S10)。
に着目して処理を行ったが、ある階層の<section>に着
目して処理を行っても良い。また、本実施の形態では、
検索キーのキーワードのpriorityの大きい順としたが、
priorityにしきい値を設定し、priorityがしきい値以上
で大きい順に選択、としても良い。さらに、本実施の形
態では、検索キーをひとつのキーワードとしたが、これ
を複数のキーワードとその間の条件との組としてもよ
い。キーワード間の条件には、「どちらか」、「とも
に」、「どちらか」と「ともに」の組合せと、いったも
のがある。この場合、<section>、<segment>の選択また
は削除に用いているキーワードのprirorityを決めるル
ールも必要となる。このルールの一例として、以下のも
のがある。すなわち、条件が「どちらか」の場合は、該
当キーワードのpriorityのうち最も大きい値をpriority
とする。また、「ともに」の場合は、該当キーワードの
priorityのうち最も小さい値をpriorityとする。「どち
らか」と「ともに」の組合せの場合も、このルールによ
りpriorityの値は求めることができる。また、検索キー
のキーワードが複数の場合でも、そのpriorityにしきい
値を設定し、そのしきい値以上のpriorityを持つものに
対して処理を行っても良い。
る第11の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、第7〜第10の実施の形態の文脈内容記述データに
おいて、場面選択のキーワードとなる観点およびその重
要度の記述が異なるものである。第7〜第10の実施の
形態では、図57に示すように、キーワードと重要度と
の組(keyword, priority)を<section>,<segment>に属性
として付与することによって観点およびその観点から見
た重要度を記述していたが、本実施の形態では、図13
3に示すように、<contents>に属性povlistを付加し、<
section>,<segment>には属性povvalueを付加することに
よって観点および重要度を記述している。
観点をベクトル形式で表したものであり、属性povvalue
は、図135に示すように、重要度をベクトル形式で表
したものであり、それぞれ一対一に対応した観点および
重要度が順に並んで属性povlistおよび属性povvalueを
形成している。例えば、図134および図135では、
観点1に関する重要度が5、観点2に関する重要度が
0、観点3に関する重要度が2、観点n(但し、nは正
の整数である)に関する重要度が0である。なお、観点
2に関する重要度0とは、第7の実施の形態の場合、観
点2がキーワードである属性(keyword, priority)が付
加されていないことに対応している。
〜図196には、本実施の形態の文脈内容記述データを
コンピュータ上で表現するために用いられるExtensible
Markup Language(XML)で記述するためのDocument Type
Definition(DTD)と、このDTDによる文脈内容記述デー
タの一例をそれぞれ示す。本実施の形態においても、こ
れらの文脈内容記述データを用いて第7〜第10の実施
の形態で説明した処理と同様の処理を行う。
性povlistを付加し、<section>,<segment>には属性povv
alueを付加しているが、図197に示すように、<secti
on>,<segment>にも属性povlistを付加して良い。但し、
属性povlistが付加された<section>または<segment>に
おいて、属性povvalueは、その<section>または<segmen
t>に付加されている属性povlistに対応したものであ
る。また、属性povlistが付加されていない<section>ま
たは<segment>において、属性povvalueは、<contents>
に付加された属性povlistに対応するものであっても、
属性povlistが付加されていない<section>または<segme
nt>の先祖の内、属性povlistが付加された最も近い<sec
tion>の属性povlistであっても良い。
〜図252には、図197に対応した、文脈内容記述デ
ータをコンピュータ上で表現するために用いられるXML
で記述するためのDTDと、このDTDによる文脈内容記述デ
ータの一例をそれぞれ示す。これらの図面に示す例で
は、属性povlistが付加されていない<section>,<segmen
t>の属性povvalueは、<contents>に付加された属性povl
istに対応している。
る第12の実施の形態について述べる。本実施の形態に
おいては、メディアコンテンツとして、MPEG1システム
ストリームの動画像を想定する。この場合、メディアセ
グメントは、ひとつのシーンカットに相当する。
ータ処理方法のブロック図である。図86において、4
101は選択ステップを、4102は抽出ステップを、
4103は構成ステップを、4104は配送ステップ
を、4105はデータベースを表す。選択ステップ41
01は、文脈内容記述データからメディアコンテンツの
場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間と、それ
が格納されているファイルを表すデータを出力する処理
を行う。抽出ステップ4102は、選択ステップ410
1が出力したファイルを表すデータ、開始時間、終了時
間を受けとり、物理内容記述データを参照して、メディ
アコンテンツのファイルから、入力した開始時間と終了
時間で区切られる区間のデータを抽出する処理を行う。
構成ステップ4103は、抽出ステップ4102が出力
したデータを多重化し、MPEG1システムストリームを構
成する処理を行う。配送ステップ4104は、構成ステ
ップ4103が作成したMPEG1システムストリームを、
回線を通じて配送する処理を行う。4105はメディア
コンテンツと、その物理内容記述データ、文脈内容記述
データを格納したデータベースである。
の構成は、第5の実施の形態で記述したものと同様のも
のを用いる。すなわち、図37に示した構成の物理内容
記述データを用いる。
記述データの構成を示す。これは、第7の実施の形態に
おける文脈内容記述データに、物理内容記述データの<m
ediaobject>との関連を加えたものである。すなわち、
文脈内容記述データの根<contents>の子要素は<mediaob
ject>で、この<mediaobject>の子要素が<section>とな
る。<section>、<segment>は第7の実施の形態と同様も
のである。文脈内容記述データの<mediaobject>には、
属性idが付加され、このidによって、物理内容記述デー
タの<mediaobject>との対応を取る。すなわち、文脈内
容記述データの<mediaobject>の子孫で記述されるメデ
ィアコンテンツの場面は、同じ値の属性idをもつ物理内
容記述データの<mediaobject>が示すファイルに格納さ
れている。また、<segment>の時間情報startとendは、
各ファイルの先頭からの時間を設定することとする。す
なわち、ひとつのメディアコンテンツが複数のファイル
から構成される場合、各ファイルの先頭時間は0であ
り、各場面の開始時間は、それが格納されているファイ
ルの先頭からそこまでの経過時間で表すこととする。
と文脈内容記述データとをコンピュータ上で表現する一
例として、Extensible Markup Language(XML)による記
述を用いることができる。物理内容記述データに関して
は、第5の実施の形態で示した図39が一例である。ま
た、図88〜図96は、図87に示す文脈内容記述デー
タをXMLで記述するためのDTDと、このDTDによる文脈内
容記述データの一例である。
て説明する。選択ステップ4101での場面の選択の手
法は、第7〜第10の実施の形態に記載のいずれかの手
法を用いる。ただし、結果として開始時間、終了時間と
ともに、対応する物理内容記述データの<mediaobject>
のidも同時に出力する。物理内容記述データを図39に
示すDTDによるXML文書で表し、文脈内容記述データを図
88〜図96に示すDTDによるXML文書で表した場合の、
選択ステップ4101の出力の一例は、第5の実施の形
態において示した図46のものと同様の形態のものであ
る。
施の形態に記載の抽出ステップと同様のものである。ま
た、構成ステップ4103も、第5の実施の形態に記載
の構成ステップと同様のものである。配送ステップ41
04も、第5の実施の形態に記載の配送ステップと同様
のものである。
る第13の実施の形態について述べる。本実施の形態に
おいては、メディアコンテンツとして、MPEG1システム
ストリームの動画像を想定する。この場合、メディアセ
グメントは、ひとつのシーンカットに相当する。
ータ処理方法のブロック図である。図97において、4
401は選択ステップを、4402は抽出ステップを、
4403は構成ステップを、4404は配送ステップ
を、4405はデータベースを表す。選択ステップ44
01は、文脈内容記述データからメディアコンテンツの
場面を選択し、その場面の開始時間と終了時間と、それ
が格納されているファイルを表すデータを出力する処理
を行うもので、第12の実施の形態記載の選択ステップ
と同様のものである。抽出ステップ4402は、選択ス
テップ4401が出力したファイルを表すデータ、開始
時間、終了時間を受けとり、物理内容記述データを参照
して、メディアコンテンツのファイルから、入力した開
始時間と終了時間で区切られる区間のデータを抽出する
処理を行うもので、第12の実施の形態記載の抽出ステ
ップと同様のものである。構成ステップ4403は、配
送ステップ4404が判断した回線状況に応じて、抽出
ステップ4402が出力したストリームの一部またはす
べてを多重化し、MPEG1システムストリームを構成する
処理を行うもので、第6の実施の形態に記載の構成ステ
ップと同様のものである。配送ステップ4404は、配
送する回線状況を判断してその結果を構成ステップ44
03に伝えることと、構成ステップ4403が作成した
MPEG1システムストリームを、回線を通じて配送する処
理を行うもので、第6の実施例に記載の配送ステップと
同様のものである。4405はメディアコンテンツと、
その物理内容記述データ、文脈内容記述データを格納し
たデータベースである。
ンツとして、MPEG1システムストリームを想定したが、
各画面のタイムコードを得ることができるものであれ
ば、他のフォーマットでも同様の効果が得られる。
に示す発明に対応した形態の要約を説明したものであ
る。なお、以下、「音情報」という言葉を、有音、無
音、スピーチ、音楽、静寂、外部雑音などを含む音に関
する情報として用い、「映像情報」という言葉を、動
画、静止画、テロップなどの文字を含む視覚できる情報
として用いる。また、スコアは、有音、無音、スピー
チ、音楽、静寂、外部雑音など、音情報の内容から算出
されるスコア、または映像情報中のテロップの有無に従
って付けられるスコア、またはそれらの組み合わせを利
用できる。また、スコアは上記スコア以外のスコアであ
っても良い。
る第14の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項28に記載の発明に係るものである。図98
は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示す
ブロック図である。同図において、501は選択ステッ
プを、503は抽出ステップを表す。選択ステップ50
1は、文脈内容記述データのスコアから、メディアコン
テンツの少なくともひとつの区間または場面を選択し、
その選択された区間または場面を出力するステップであ
る。なお、選択された区間とは、例えば、選択区間の開
始時間および終了時間である。また、抽出ステップ50
3は、選択ステップ501が出力した選択区間によって
区切られたメディアコンテンツの区間(以下、メディア
セグメントと称す)のデータ、すなわち選択区間のデー
タのみを抽出する処理を行うステップである。
は、スコアが文脈内容における客観的な重要性に基づい
た重要度であり、請求項31に記載の発明においては、
スコアがユーザ等が選択した登場人物や事柄等のキーワ
ードの観点に基づいた重要度である。
る第15の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項29に記載の発明に係るものである。図99
は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示す
ブロック図である。同図において、501は選択ステッ
プを、503は再生ステップを表す。再生ステップ50
5は、選択ステップ501が出力した選択区間によって
区切られた選択区間のデータのみを再生する処理を行う
ステップである。なお、選択ステップ501は、第1〜
第13の実施の形態に示した選択ステップと同様である
ため説明を省略する。
る第16の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項38に記載の発明に係るものである。図10
0は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図である。同図において、507は映像選択
ステップを、509は音選択ステップを表す。なお、映
像選択ステップ507および音選択ステップ509は、
第14および第15の実施の形態に示した選択ステップ
501に含まれる。
脈内容記述データを参照して映像情報の区間または場面
の選択を行い、その選択された区間を出力するステップ
である。また、音選択ステップ509は、音情報の文脈
内容記述データを参照して音情報の区間または場面の選
択を行い、その選択された区間を出力するステップであ
る。なお、選択された区間とは、例えば、選択区間の開
始時間および終了時間である。また、映像選択ステップ
507で選択された映像情報の選択区間および音選択ス
テップ509で選択された音情報の選択区間は、第14
の実施の形態に示した抽出ステップ503または第15
の実施の形態に示した再生ステップ505によって、選
択区間のデータのみが抽出または再生される。
る第17の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項41、42、43、44および45、または
46に記載の発明に係るものである。図101は、本実
施の形態におけるデータ処理方法の処理を示すブロック
図である。同図において、511は判定ステップを、5
13は選択ステップを、503は抽出ステップを、50
5は再生ステップを示す。
明では、メディアコンテンツが同一時間においてそれぞ
れ異なる複数のメディア情報を有しており、判定ステッ
プ511が、メディアコンテンツのデータ構成を記述し
た物理内容記述データを入力として、受信端末の能力、
配送する回線の状況、およびユーザからの要求などの判
定条件から、どのメディア情報を選択対象とするかを判
定するステップである。また、選択ステップ513は、
判定ステップ511で選択対象と判定されたデータ、物
理内容記述データおよび文脈内容記述データを入力と
し、入力された物理内容記述データを参照して、判定ス
テップ511が選択対象と判定したデータからのみ選択
処理を行うステップである。なお、抽出ステップ503
および再生ステップ505は、それぞれ第14の実施の
形態に示した抽出ステップおよび第15の実施の形態に
示した再生ステップと同様であるため説明を省略する。
また、メディア情報は、映像情報や音情報、テキスト情
報などのデータを含み、以下、本実施例においては、メ
ディア情報が特に映像情報および音情報に関するデータ
の少なくとも一方を含んだものとする。
テンツが有する同一時間において異なる映像情報または
音情報が、図102に示すようなチャネル、さらに一チ
ャネルを階層化したレイヤーにそれぞれ割り当てられて
おり、例えば、動画を伝達するチャネル1,レイヤー1
には標準解像度の映像情報が、チャネル1,レイヤー2
には高解像度の映像情報が割り当てられ、また、音情報
を伝達するチャネル1にはステレオの音情報が、チャネ
ル2にはモノラルの音情報が割り当てられている。図1
03および図104は、物理内容記述データをXMLで記
述するためのDocument Type Definition(DTD)と、このD
TDによる物理内容記述データの一例である。
ャネルおよびレイヤー構成となっているときの、本実施
例の判定ステップ511の処理について、図105〜図
108を参照して説明する。まず、図105に示すよう
に、ステップS101ではユーザからの要求があるかを
判別する。このステップS101において、ユーザ要求
があれば図106に示すユーザ要求による判定処理SR
−Aを実行する。
要求がなければステップS103に進み、受信可能な情
報が映像情報のみか、音情報のみか、映像情報および音
情報の両方であるかを判別する。このステップS103
において、受信可能な情報が映像情報のみであるときは
図107に示す映像情報に関する判定処理SR−Bを実
行し、音情報のみであるときは図108に示す音情報に
関する判定処理SR−Cを実行し、映像情報および音情
報の両方であるときはステップS105に進む。ステッ
プS105では、映像情報および音情報を受信する受信
端末の能力、例えば、映像表示能力や音再生能力、圧縮
された情報の解凍処理速度などを判別して、能力が高け
ればステップS107に進み、低ければステップS10
9に進む。ステップS107では、映像情報や音情報を
伝送する回線の状況を判別し、回線が混雑していればス
テップS109に進み、混雑していなければステップS
111に進む。
かまたは回線が混雑しているときに実行され、このとき
受信端末は、チャネル1,レイヤー1の標準解像度の映
像情報と、チャネル2のモノラルの音情報とを受信す
る。一方、ステップS111は受信端末の能力が高く回
線が混雑していないときに実行され、このとき受信端末
は、チャネル1,レイヤー2の高解像度の映像情報と、
チャネル1のステレオの音情報とを受信する。
定処理SR−Aについて説明する。本実施例において
は、ユーザからの要求が、映像のレイヤー、音のチャネ
ルを選択するものである。まず、ステップS151で
は、ユーザによる映像に関する要求があるかを判別す
る。このステップS151において、映像に関するユー
ザ要求があればステップS153に進み、ユーザ要求が
なければステップS159に進む。ステップS153で
は、ユーザによる映像の要求がレイヤー2を選択するも
のかを判別し、YESであればステップS155に進ん
で映像情報としてレイヤー2を選択し、NOであればス
テップS157に進んでレイヤー1を選択する。ステッ
プS159では、ユーザによる音に関する要求があるか
を判別する。このステップS159において、音に関す
るユーザ要求があればステップS161に進み、ユーザ
要求がなければ処理を終了する。ステップS161で
は、ユーザによる音の要求がチャネル1を選択するもの
かを判別し、YESであればステップS163に進んで
音情報としてチャネル1を選択し、NOであればステッ
プS165に進んでチャネル2を選択する。
定処理SR−Bについて説明する。まず、ステップS1
71では、映像情報を受信する受信端末の能力を判別し
て、能力が高ければステップS173に進み、低ければ
ステップS175に進む。ステップS173では、回線
の状況を判別し、回線が混雑していればステップS17
5に進み、混雑していなければステップS177に進
む。
かまたは回線が混雑しているときに実行され、このとき
受信端末は、チャネル1,レイヤー1の標準解像度の映
像情報のみを受信する。一方、ステップS177は受信
端末の能力が高く回線が混雑していないときに実行さ
れ、このとき受信端末は、チャネル1,レイヤー2の高
解像度の映像情報のみを受信する。
処理SR−Cについて説明する。まず、ステップS18
1では、音情報を受信する受信端末の能力を判別して、
能力が高ければステップS183に進み、低ければステ
ップS185に進む。ステップS183では、回線の状
況を判別し、回線が混雑していればステップS185に
進み、混雑していなければステップS187に進む。
かまたは回線が混雑しているときに実行され、このとき
受信端末は、チャネル2のモノラルの音情報のみを受信
する。一方、ステップS187は受信端末の能力が高く
回線が混雑していないときに実行され、このとき受信端
末は、チャネル1のステレオの音情報のみを受信する。
明では、実施例1(請求項41に記載の発明)と比較し
て、判定ステップS511のみが異なる。本実施例に係
る判定ステップ511は、メディアコンテンツのデータ
構成を記述した物理内容記述データを入力として、受信
端末の能力、配送する回線の状況、およびユーザからの
要求などの判定条件から、映像情報のみ、音情報のみ、
または映像情報および音情報のいずれかを選択対象とす
るかを判定するかを判定するステップである。なお、選
択ステップ513、抽出ステップ503および再生ステ
ップ505については、上述の各ステップと同様である
ため説明を省略する。
理について、図109および図110を参照して説明す
る。まず、図109に示すように、ステップS201で
はユーザからの要求があるかを判別する。このステップ
S201において、ユーザ要求があればステップS20
3に進み、ユーザ要求がなければステップS205に進
む。ステップS203では、ユーザ要求が映像情報のみ
であるかを判別し、YESであればステップS253に
進んで映像情報のみを選択対象と判定し、NOであれば
ステップS207に進む。ステップS207では、ユー
ザ要求が音情報のみであるかを判別し、YESであれば
ステップS255に進んで音情報のみを選択対象と判定
し、NOであればステップS251に進んで映像情報お
よび音情報の両方を選択対象と判定する。
ップS205では、受信可能な情報が映像情報のみか、
音情報のみか、映像情報および音情報の両方であるかを
判別する。このステップS205において、受信可能な
情報が映像情報のみであるときはステップS253に進
んで映像情報のみを選択対象と判定し、音情報のみであ
るときはステップS255に進んで音情報のみを選択対
象と判定し、映像情報および音情報の両方であるときは
ステップS209に進む。
し、回線が混雑していなければステップS251に進ん
で映像情報および音情報の両方を選択対象と判定し、混
雑していればステップS111に進む。ステップS21
1では、回線を介して配送される情報に音情報が含まれ
ているかを判別し、YESであればステップS255に
進んで音情報を選択対象と判定し、NOであればステッ
プS253に進んで映像情報を選択対象と判定する。
明では、メディアコンテンツが同一時間においてそれぞ
れ異なる複数の映像情報および/または音情報を有して
おり、判定ステップ511が、実施例2(請求項42に
記載の発明)の判定ステップ511が行う映像情報の
み、音情報のみ、または映像情報および音情報のいずれ
かを選択対象とするかについての判定に加えて、さら
に、受信端末の能力、配送する回線の能力、および回線
の状況などの判定条件から、どの映像情報/音情報を選
択対象とするかを判定している。なお、選択ステップ5
13、抽出ステップ503および再生ステップ505に
ついては、上述の各ステップと同様であるため説明を省
略する。
メディアコンテンツが有する同一時間において異なる映
像情報または音情報が、チャネルやレイヤーにそれぞれ
割り当てられており、例えば、動画を伝達するチャネル
1,レイヤー1には標準解像度の映像情報が、チャネル
1,レイヤー2には高解像度の映像情報が割り当てら
れ、また、音情報を伝達するチャネル1にはステレオの
音情報が、チャネル2にはモノラルの音情報が割り当て
られている。
理について、図111〜図113を参照して説明する。
図111に示すように、本実施例では、まず実施例2の
判定ステップ511によって、選択対象とする情報を決
定する(選択対象の判定SR−D)。次に、ステップS
301では、選択対象の判定処理SR−Dによって判定
された情報を判定する。このステップS301におい
て、選択対象となった情報が映像情報のみであるとき
は、図112に示す映像情報に関する判定処理SR−E
を実行し、音情報のみであるときは図113に示す音情
報に関する判定処理SR−Fを実行し、映像情報および
音情報の両方であるときはステップS303に進む。ス
テップS303では、映像情報および音情報を受信する
受信端末の能力を判別して、能力が高ければステップS
305に進み、低ければステップS307に進む。ステ
ップS307では、伝送速度などの回線の能力を判別し
て、能力が高ければステップS309に進み、低ければ
ステップS307に進む。ステップS309では回線の
状況を判別し、回線が混雑していればステップS307
に進み、混雑していなければステップS311に進む。
か、回線の能力が低いか、または回線が混雑していると
きに実行され、このとき受信端末は、チャネル1,レイ
ヤー1の標準解像度の映像情報と、チャネル2のモノラ
ルの音情報とを受信する。一方、ステップS311は受
信端末の能力が高く、回線の能力が高く、かつ回線が混
雑していないときに実行され、このとき受信端末は、チ
ャネル1,レイヤー2の高解像度の映像情報と、チャネ
ル1のステレオの音情報とを受信する。
定処理SR−Eについて説明する。まず、ステップS3
51では、映像情報を受信する受信端末の能力を判別し
て、能力が高ければステップS353に進み、低ければ
ステップS355に進む。ステップS353では、回線
の能力を判別し、能力が高ければステップS357に進
み、低ければステップS355に進む。ステップS35
7では、回線の状況を判別し、回線が混雑していればス
テップS355に進み、混雑していなければステップS
359に進む。
か、回線の能力が低いか、または回線が混雑していると
きに実行され、このとき受信端末は、チャネル1,レイ
ヤー1の標準解像度の映像情報のみを受信する。一方、
ステップS359は受信端末の能力が高く、回線の能力
が高く、かつ回線が混雑していないときに実行され、こ
のとき受信端末は、チャネル1,レイヤー2の高解像度
の映像情報のみを受信する。
処理SR−Fについて説明する。まず、ステップS37
1では、音情報を受信する受信端末の能力を判別して、
能力が高ければステップS373に進み、低ければステ
ップS375に進む。ステップS373では、回線の能
力を判別し、能力が高ければステップS377に進み、
低ければステップS375に進む。ステップS377で
は、回線の状況を判別し、回線が混雑していればステッ
プS375に進み、混雑していなければステップS37
9に進む。
か、回線の能力が低いか、または回線が混雑していると
きに実行され、このとき受信端末は、チャネル2のモノ
ラルの音情報のみを受信する。一方、ステップS379
は受信端末の能力が高く、回線の能力が高く、かつ回線
が混雑していないときに実行され、このとき受信端末
は、チャネル1のステレオの音情報のみを受信する。
に記載の発明では、文脈内容記述データの最下位層の各
要素に該当するメディアセグメントの代表データが属性
として付加され、メディアコンテンツが同一時間におい
てそれぞれ異なる複数のメディア情報を有している。判
定ステップ511は、メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、受信端末
の能力、配送する回線の能力、および回線の状況、回線
の能力、およびユーザからの要求などの判定条件から、
どのメディア情報および/または代表データを選択対象
とするかを判定するステップである。
503および再生ステップ505については、説明を省
略する。なお、メディア情報は、映像情報や音情報、テ
キストデータなどの情報であり、以下、本実施例におい
ては、メディア情報が映像情報および音情報の少なくと
も一方を含んだものとする。また、代表データは、映像
情報であれば、例えば各メディアセグメントごとの代表
画像データや低解像度の映像データであり、音情報であ
れば、例えば各メディアセグメントごとのキーフレーズ
のデータである。
に、メディアコンテンツが有する同一時間において異な
る映像情報または音情報が、チャネルやレイヤーにそれ
ぞれ割り当てられており、例えば、動画を伝達するチャ
ネル1,レイヤー1には標準解像度の映像情報が、チャ
ネル1,レイヤー2には高解像度の映像情報が割り当て
られ、また、音情報を伝達するチャネル1にはステレオ
の音情報が、チャネル2にはモノラルの音情報が割り当
てられている。
理について、図114〜図118を参照して説明する。
図114に示すように、ステップS401ではユーザか
らの要求があるかを判別する。このステップS401に
おいて、ユーザ要求があれば図116に示すユーザ要求
による判定処理SR−Gを実行する。
要求がなければステップS403に進み、受信可能な情
報が映像情報のみか、音情報のみか、映像情報および音
情報の両方であるかを判別する。このステップS403
において、受信可能な情報が映像情報のみであるときは
図117に示す映像情報に関する判定処理SR−Hを実
行し、音情報のみであるときは図118に示す音情報に
関する判定処理SR−Iを実行し、映像情報および音情
報の両方であるときは図115に示すステップS405
に進む。
別するステップであるが、このステップS405を実行
した後、順に回線の能力を判別するステップS407、
回線が混雑しているかを判別するステップS409を実
行する。本実施例の判別ステップ511は、これらのス
テップS405、S407およびS409を実行して、
下記の表1に従うよう、受信する映像情報および音情報
のチャネル,レイヤーまたは代表データを判別する。
定処理SR−Gについて説明する。まず、ステップS4
51では、ユーザによる要求が映像情報のみであるかを
判別し、YESであれば映像情報に関する判定処理SR
−Hを行い、NOであればステップS453に進む。ス
テップS453では、ユーザによる要求が音情報のみで
あるかを判別し、YESであれば音情報に関する判定処
理SR−Iを行い、NOであればメインルーチンに戻
り、ステップS405に進む。
定処理SR−Hについて説明する。まず、ステップS4
61では受信端末の能力を判別するが、このステップS
461を実行した後、順に回線の能力を判別するステッ
プS463、回線が混雑しているかを判別するステップ
S465を実行する。本実施例の映像情報に関する判定
処理SR−Hは、これらのステップS461、S46
3、S465を実行して、端末の能力が高く、回線の能
力が高く、かつ回線が混雑してないとき、チャネル1,
レイヤー2の映像情報のみを受信し(ステップS47
1)、また、端末の能力が低く、回線の能力が低く、か
つ回線が混雑してないとき、映像情報の代表データのみ
を受信する(ステップS473)。また、上記の条件に
該当しないときは、チャネル1,レイヤー1の映像情報
のみを受信する(ステップS475)。
処理SR−Iについて説明する。まず、ステップS47
1では受信端末の能力を判別するが、このステップS4
71を実行した後、順に回線の能力を判別するステップ
S473、回線が混雑しているかを判別するステップS
475を実行する。本実施例の映像情報に関する判定処
理SR−Iは、これらのステップS471、S473、
S475を実行して、端末の能力が高く回線の能力が高
いとき、および端末の能力が高く、回線の能力が低く、
かつ回線が混雑していないとき、チャネル1の音情報の
みを受信する(ステップS491)。また、端末の能力
が低く、回線の能力が低く、回線が混雑しているとき、
音情報の代表データのみを受信する(ステップS49
3)。また、上記の条件に該当しないときは、チャネル
2の音情報のみを受信する(ステップS495)。
明では、判定ステップ511が、受信端末の能力、配送
する回線の能力、および回線の状況、回線の能力、およ
びユーザからの要求などの判定条件から、メディアセグ
メントの全体データ、該当するメディアセグメントの代
表データのみ、または該当するメディアセグメントの全
体データおよび代表データのいずれかを選択対象とする
かを判定するステップである。
に、文脈内容記述データの最下位層の各要素に該当する
メディアセグメントの代表データが属性として付加さ
れ、この代表データは、映像情報であれば、例えば各メ
ディアセグメントごとの代表画像データや低解像度の映
像データであり、音情報であれば、例えば各メディアセ
グメントごとのキーフレーズのデータである。
理について、図119〜図121を参照して説明する。
図119に示すように、ステップS501ではユーザか
らの要求があるかを判別する。このステップS501に
おいて、ユーザ要求があれば図121に示すユーザ要求
による判定処理SR−Jを実行する。
要求がなければステップS503に進み、受信可能なデ
ータがメディアセグメントの代表データのみか、メディ
アセグメントの全体データのみか、代表データおよび全
体データの両方であるかを判別する。このステップS5
03において、受信可能なデータが代表データのみであ
るときは、図120に示すステップS553に進んで代
表データのみを選択対象と判定し、全体データのみであ
るときはステップS555に進んで全体データのみを選
択対象と判定し、代表データおよび全体データの両方で
あるときはステップS505に進む。
し、回線の能力が高いときはステップS507に進み、
低いときはステップS509に進む。ステップS507
およびS509の両ステップとも、回線が混雑している
かを判別し、ステップS507において、回線が混雑し
ていないと判別されればステップS551に進んで全体
データおよび代表データを選択対象と判定し、ステップ
S509において、回線が混雑していると判別されれば
ステップS553に進んで代表データを選択対象とす
る。また、ステップS507において回線が混雑してい
ると判別されたとき、およびステップS509において
回線が混雑していないと判別されたときは、ステップS
555に進んで全体データを選択対象とする。
では、まずステップS601において、ユーザ要求が代
表データのみであるかを判別し、YESであればステッ
プS553に進んで代表データのみを選択対象とし、N
OであればステップS603に進む。ステップS603
では、ユーザ要求が全体データのみであるかを判別し、
YESであればステップS555に進んで全体データの
みを選択対象とし、NOであればステップS551に進
んで全体データおよび代表データの両方を選択対象とす
る。
る第18の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項48に記載の発明に係るものである。図12
2は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図であり、特に、請求項28に記載の発明に
係る場合について示している。同図において、501は
選択ステップを、503は抽出ステップを、515は構
成ステップを表す。なお、選択ステップ501および抽
出ステップ503は、第14の実施の形態に示した選択
ステップおよび抽出ステップと同様であるため説明を省
略する。
3が抽出した選択区間のデータからメディアコンテンツ
のストリームを構成するステップである。特に、構成ス
テップ515は、抽出ステップ503が出力したデータ
を多重化してストリームを構成する。
る第19の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項49に記載の発明に係るものである。図12
3は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図である。同図において、501は選択ステ
ップを、503は抽出ステップを、515は構成ステッ
プを、517は配送ステップを表す。なお、選択ステッ
プ501および抽出ステップ503は、第14の実施の
形態に示した選択ステップおよび抽出ステップと同様で
あり、構成ステップ515は第18の実施の形態に示し
た構成ステップと同様であるため説明を省略する。
5が構成したストリームを回線を通じて配送するステッ
プである。なお、配送ステップ517は配送する回線状
況を判断するステップを有し、構成ステップ515は配
送ステップ517が判断した回線状況からファイルを構
成するデータ量を調整するステップを有しても良い。
る第20の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項50に記載の発明に係るものである。図12
4は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図である。同図において、501は選択ステ
ップを、503は抽出ステップを、515は構成ステッ
プを、519は記録ステップを、521はデータ記録媒
体を表す。記録ステップ519は、構成ステップ515
が構成したストリームをデータ記録媒体521に記録す
るステップである。また、データ記録媒体521は、メ
ディアコンテンツとその文脈内容記述データおよび物理
内容記述データを記録するものであり、ハードディスク
やメモリ、DVD−RAMなどである。なお、選択ステ
ップ501および抽出ステップ503は、第14の実施
の形態に示した選択ステップおよび抽出ステップと同様
であり、構成ステップ515は第18の実施の形態に示
した構成ステップと同様であるため説明を省略する。
る第21の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項51に記載の発明に係るものである。図12
5は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図である。同図において、501は選択ステ
ップを、503は抽出ステップを、515は構成ステッ
プを、519は記録ステップを、521はデータ記録媒
体を、523はデータ記録媒体管理ステップを表す。デ
ータ記録媒体管理ステップ523は、データ記録媒体5
21の残容量によって、すでに蓄積したメディアコンテ
ンツおよび/または新規に蓄積するメディアコンテンツ
の再編成を行うステップである。より詳しくは、データ
記録媒体管理ステップ523は、データ記録媒体521
の残容量が少ないとき、新たに蓄積するコンテンツを編
集が行われた後に蓄積する処理、および、すでに蓄積さ
れているメディアコンテンツに対して、その文脈内容記
述データと物理内容記述データとを選択ステップ501
へ送り、前記メディアコンテンツと物理内容記述データ
とを抽出ステップ503へ送ることによって、このメデ
ィアコンテンツを再編成し、再編成したメディアコンテ
ンツをデータ記録媒体521に記録すると共に、再編成
前のメディアコンテンツを削除する処理の少なくとも一
方を行う。
ップ503は、第14の実施の形態に示した選択ステッ
プおよび抽出ステップと同様であり、構成ステップ51
5は第18の実施の形態に示した構成ステップと同様で
あり、記録ステップ519およびデータ記録媒体521
は第19の実施の形態に示した記録ステップおよびデー
タ記録媒体と同様であるため説明を省略する。
る第22の実施の形態について述べる。本実施の形態
は、請求項52に記載の発明に係るものである。図12
6は、本実施の形態におけるデータ処理方法の処理を示
すブロック図である。同図において、501は選択ステ
ップを、503は抽出ステップを、515は構成ステッ
プを、519は記録ステップを、521はデータ記録媒
体を、525は蓄積コンテンツ管理ステップを表す。蓄
積コンテンツ管理ステップ525は、データ記録媒体5
21に蓄積されているメディアコンテンツを、その蓄積
期間によって再編成を行うステップである。より詳しく
は、蓄積コンテンツ管理ステップ525は、データ記録
媒体521に蓄積されたメディアコンテンツを管理し
て、一定の蓄積期間に達したメディアコンテンツに対し
て、その文脈内容記述データと物理内容記述データとを
選択ステップへ501に送り、前記メディアコンテンツ
と物理内容記述データとを抽出ステップ503に送るこ
とによって、このメディアコンテンツを再編成し、再編
成したメディアコンテンツをデータ記録媒体521に記
録すると共に、再編成前のメディアコンテンツを削除す
るステップである。
ップ503は、第14の実施の形態に示した選択ステッ
プおよび抽出ステップと同様であり、構成ステップ51
5は第18の実施の形態に示した構成ステップと同様で
あり、記録ステップ519およびデータ記録媒体521
は第19の実施の形態に示した記録ステップおよびデー
タ記録媒体と同様であるため説明を省略する。
る選択ステップ501,513、抽出ステップ503、
再生ステップ505、映像選択ステップ507、音選択
ステップ509、判定ステップ511、構成ステップ5
15、配送ステップ517、記録ステップ519、デー
タ記録媒体管理ステップ523および蓄積コンテンツ管
理ステップ525は、それぞれ選択手段、抽出手段、再
生手段、映像選択手段、音選択手段、判定手段、構成手
段、配送手段、記録手段、データ記録媒体管理手段およ
び蓄積コンテンツ管理手段として、これらの一部または
全てを有したデータ処理装置として実現できる。
アコンテンツとして、映像情報や音情報以外のテキスト
データ等のデータストリームを含んでも良い。また、上
記実施の形態の各ステップは、ステップの全てまたは一
部の動作をコンピュータで実行するためのプログラムを
プログラム格納媒体に格納し、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現することも、それらステップの機能
を発揮する専用のハード回路を用いて実現しても構わな
い。
容記述データと物理内容記述データをそれぞれ別の実体
で記述したが、図127〜図132に示すように、ひと
つにまとめたものを用いても良い。
理装置、データ処理方法、記録媒体およびプログラムに
よれば、階層構造の文脈内容記述データを用いて、選択
手段(選択ステップ)により、文脈内容記述データに付
加されたスコアに基づいてメディアコンテンツ中の少な
くとも1つの区間を選択しており、特に、抽出手段(抽
出ステップ)によって、選択手段(選択ステップ)が選
択した区間に対応するデータのみを抽出するか、再生手
段(再生ステップ)によって、選択手段(選択ステッ
プ)が選択した区間に対応するデータのみを再生してい
る。
ンテンツの中から自由に選択することができ、この重要
な選択された区間を抽出または再生することができる。
また、文脈内容記述データが最上位層、最下位層および
その他の層から構成された階層構造であるため、章や節
など任意の単位でシーンを選択することができ、ある節
を選択してその中の不要な段落は削除するなど、多様な
選択形式をとることができる。
理方法、記録媒体およびプログラムによれば、スコアを
メディアコンテンツの文脈内容に基づいた重要度を示す
ものとすることによって、このスコアを重要な場面を選
択するよう設定しておくことによって、例えば、番組な
どのハイライトシーン集などの作成を容易に行うことが
でき、また、スコアを該当する場面におけるキーワード
の観点に基づいた重要度を示すものとし、キーワードを
決定することによってより自由度の高い区間の選択を行
うことができる。例えば、キーワードを登場人物や事柄
などの特定の観点によって決定することによって、ユー
ザが見たい場面だけを選び出すことができる。
理方法、記録媒体およびプログラムによれば、メディア
コンテンツが同一時間においてそれぞれ異なる複数のメ
ディア情報を有しているとき、判定手段(判定ステッ
プ)が、判定条件からどのメディア情報を選択対象とす
るかを判定し、選択手段(選択ステップ)が判定手段
(判定ステップ)によって判定されたデータからのみ選
択処理を行っている。このため、判定手段(判定ステッ
プ)は、判定条件に応じて、最適な区分のメディア情報
を判定することができるため、選択手段(選択ステッ
プ)は適切なデータ量のメディア情報を選択することが
できる。
理方法、記録媒体およびプログラムによれば、判定手段
(判定ステップ)が、判定条件から映像情報のみ、音情
報のみ、または映像情報および音情報のいずれかを選択
対象とするかを判定しているため、選択手段(選択ステ
ップ)が行う区間の選択のために要する時間を短縮する
ことができる。
理方法、記録媒体およびプログラムによれば、文脈内容
記述データに代表データが属性として付加され、判定手
段は、これら判定条件に応じて、最適な区分のメディア
情報または代表データを判定することができる。
処理方法、記録媒体およびプログラムによれば、判定手
段(判定ステップ)が、判定条件に応じて、該当するメ
ディアセグメントの全体データのみ、代表データのみ、
または全体データおよび代表データ両方のいずれかを選
択対象と判定しているため、判定手段(判定ステップ)
は、選択手段(選択ステップ)が行う区間の選択のため
に要する時間を短縮することができる。
方法のブロック図である。
述データのデータ構造を表す図である。
述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTDと、XML
で書かれた文脈内容記述データの一部分の一例である。
る。
タを追加したXML文書の一部分と、該文脈内容記述デー
タをコンピュータ上で表現するXMLで書かれたDTDの一例
である。
ある。
付け方を表す説明図である。
ップの処理のフローチャートである。
ップの構成図である。
ップの分離手段の処理のフローチャートである。
ップのビデオスキミング手段の処理のフローチャートで
ある。
ップのオーディオスキミング手段の処理のフローチャー
トである。
ブロック図である。
処理の説明図である。
ップの処理のフローチャートである。
ップの処理のフローチャートである。
付け方を表す説明図である。
ップの処理のフローチャートである。
理方法のブロック図である。
記述データのデータ構造を表す図である。
記述データのデータ構造を表す図である。
記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTDと、XM
L文書の一例である。
記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTDと、XM
L文書の一例の前半部である。
ある。
ップの出力の一例である。
ップのブロック図である。
ップのインターフェース手段の処理のフローチャートで
ある。
ップのインターフェース手段が選択ステップの出力を変
換した結果の一例である。
ップの分離手段の処理のフローチャートである。
ップのビデオスキミング手段の処理のフローチャートで
ある。
ップのオーディオスキミング手段の処理のフローチャー
トである。
ップのビデオスキミング手段のもうひとつの処理のフロ
ーチャートである。
理方法のブロック図である。
ップと配送ステップのブロック図である。
理方法のブロック図である。
記述データのデータ構造を表す図である。
記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTDと、XM
Lで書かれた文脈内容記述データの一部分の一例であ
る。
ある。
データを追加したXML文書の一部分と、該文脈内容記述
データをコンピュータ上で表現するXMLで書かれたDTDの
一例である。
ある。
ップの処理のフローチャートである。
ブロック図である。
ップの処理のフローチャートである。
ップの処理のフローチャートである。
テップの処理のフローチャートである。
処理方法のブロック図である。
容記述データのデータ構造を表す図である。
記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTDと、XM
L文書の一例の一部である。
処理方法のブロック図である。
処理方法のブロック図である。
処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
る。
のDTDと、該DTDによる物理内容記述データの一部分の一
例である。
分である。
ップの処理を示すフローチャートである。
ップが行うユーザ要求による判定処理を示すフローチャ
ートである。
ップが行う映像情報に関する判定処理を示すフローチャ
ートである。
ップが行う音情報に関する判定処理を示すフローチャー
トである。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップの処理を示すフローチャートである。
ップが行う映像情報に関する判定処理を示すフローチャ
ートである。
ップが行う音情報に関する判定処理を示すフローチャー
トである。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップが行うユーザ要求による判定処理を示すフローチャ
ートである。
ップが行う映像情報に関する判定処理を示すフローチャ
ートである。
ップが行う音情報に関する判定処理を示すフローチャー
トである。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップの処理を示すフローチャートの一部である。
ップが行うユーザ要求による判定処理を示すフローチャ
ートである。
タ処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
タ処理方法のブロック図である。
とをひとつにまとめたDTDと、XML文書の一例である。
内容記述データのデータ構造を表す図である。
を表す図である。
度を表す図である。
内容記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTD
と、XMLで書かれた文脈内容記述データの一部分の一例
である。
分である。
内容記述データをコンピュータ上で表現するXMLのDTD
と、XMLで書かれた文脈内容記述データの一部分の他の
例である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
分である。
態様の文脈内容記述データのデータ構造を表す図であ
る。
197に対応した、文脈内容記述データをコンピュータ
上で表現するXMLのDTDと、XMLで書かれた文脈内容記述
データの一部分の一例である。
分である。
197に対応した、文脈内容記述データをコンピュータ
上で表現するXMLのDTDと、XMLで書かれた文脈内容記述
データの一部分の他の例である。
分である。
Claims (54)
- 【請求項1】 時間に応じて変化するメディアコンテン
ツ、および前記メディアコンテンツの文脈内容を、メデ
ィアコンテンツを表す一つの要素で構成された最上位層
と、メディアコンテンツを区分けしたメディアセグメン
トを表し、該当するメディアセグメントの時間情報とス
コアとが属性として付加された要素で構成された最下位
層と、該当場面のスコアが属性として付加され、少なく
とも一つの前記メディアセグメントと直接または間接に
関連付けされた、場面あるいは場面の集合を表す要素で
構成されたその他の階層と、から構成された階層構造で
記述された文脈内容記述データを入力する入力手段と、 前記文脈内容記述データの前記スコアに基づいて、前記
メディアコンテンツ中の少なくとも一つの区間を選択す
る選択手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装
置。 - 【請求項2】 前記メディアコンテンツから、前記選択
手段が選択した区間に対応するデータのみを抽出する抽
出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載
のデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記メディアコンテンツから、前記選択
手段が選択した区間に対応するデータのみを再生する再
生手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載
のデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記スコアはメディアコンテンツの文脈
内容に基づいた重要度であることを特徴とする請求項
1、2または3に記載のデータ処理装置。 - 【請求項5】 前記スコアは該当場面におけるキーワー
ドの観点に基づいた重要度であり、 前記選択手段は、少なくとも一つの観点から前記スコア
を用いた場面の選択を行うことを特徴とする請求項1、
2または3に記載のデータ処理装置。 - 【請求項6】 前記メディアコンテンツは、映像情報ま
たは音情報であることを特徴とする請求項1、2、3、
4または5に記載のデータ処理装置。 - 【請求項7】 前記メディアコンテンツは、映像情報と
音情報とが同期した情報であることを特徴とする請求項
1、2、3、4または5に記載のデータ処理装置。 - 【請求項8】 前記文脈内容記述データは、映像情報ま
たは音情報の構成を記述するものであることを特徴とす
る請求項6に記載のデータ処理装置。 - 【請求項9】 前記文脈内容記述データは、映像情報お
よび音情報の各構成を記述するものであることを特徴と
する請求項7に記載のデータ処理装置。 - 【請求項10】 前記選択手段は、映像情報または音情
報の文脈内容記述データを参照して場面の選択を行うこ
とを特徴とする請求項8または9に記載のデータ処理装
置。 - 【請求項11】 前記選択手段は、 映像情報の文脈内容記述データを参照して映像情報の場
面の選択を行う映像選択手段、または音情報の文脈内容
記述データを参照して音情報の場面の選択を行う音選択
手段を有することを特徴とする請求項8または10に記
載のデータ処理装置。 - 【請求項12】 前記選択手段は、 映像情報の文脈内容記述データを参照して映像情報の場
面の選択を行う映像選択手段と、 音情報の文脈内容記述データを参照して音情報の場面の
選択を行う音選択手段と、を有することを特徴とする請
求項9に記載のデータ処理装置。 - 【請求項13】 前記抽出手段が抽出するデータは、映
像情報または音情報のデータであることを特徴とする請
求項2、6、7、8、9、10、11または12に記載
のデータ処理装置。 - 【請求項14】 前記抽出手段が抽出するデータは、映
像情報と音情報とが同期した情報のデータであることを
特徴とする請求項2、7、9または12に記載のデータ
処理装置。 - 【請求項15】 前記メディアコンテンツが同一時間に
おいてそれぞれ異なる複数のメディア情報を有し、 前記メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内
容記述データを入力として、選択対象となるデータを決
定するために用いられる判定条件から、どのメディア情
報を選択対象とするかを判定する判定手段をさらに備
え、 前記選択手段は、前記物理内容記述データを参照して、
前記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択
処理を行うことを特徴とする請求項1乃至14のいずれ
かに記載のデータ処理装置。 - 【請求項16】 前記メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、選択対象
となるデータを決定するために用いられる判定条件か
ら、映像情報のみ、音情報のみ、または映像情報および
音情報のいずれかを選択対象とするかを判定する判定手
段をさらに備え、 前記選択手段は、前記物理内容記述データを参照して、
前記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択
処理を行うことを特徴とする請求項1乃至14のいずれ
かに記載のデータ処理装置。 - 【請求項17】 前記メディアコンテンツが同一時間に
おいてそれぞれ異なる複数の映像情報/音情報を有し、 前記判定手段は、前記メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、前記判定
条件からどの映像情報および/または音情報を選択対象
とするかを判定し、 前記選択手段は、前記物理内容記述データを参照して、
前記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択
処理を行うことを特徴とする請求項16に記載のデータ
処理装置。 - 【請求項18】 前記文脈内容記述データの最下位層の
各要素に、該当するメディアセグメントの代表データが
属性として付加され、 前記選択手段は、メディアセグメントの全体データおよ
び/または該当するメディアセグメントの代表データを
選択することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか
に記載のデータ処理装置。 - 【請求項19】 前記メディアセグメントの全体データ
はメディア情報であり、 前記メディアコンテンツが同一時間においてそれぞれ異
なる複数のメディア情報を有し、 前記メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内
容記述データを入力として、選択対象となるデータを決
定するために用いられる判定条件から、どのメディア情
報および/または代表データを選択対象とするかを判定
する判定手段をさらに備え、 前記選択手段は、前記物理内容記述データを参照し、前
記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択処
理を行うことを特徴とする請求項18に記載のデータ処
理装置。 - 【請求項20】 前記メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、選択対象
となるデータを決定するために用いられる判定条件か
ら、メディアセグメントの全体データ、該当するメディ
アセグメントの代表データのみ、または該当するメディ
アセグメントの全体データおよび代表データのいずれか
を選択対象とするかを判定する判定手段をさらに備え、 前記選択手段は、前記物理内容記述データを参照して、
前記判定手段が選択対象と判定したデータからのみ選択
処理を行うことを特徴とする請求項18に記載のデータ
処理装置。 - 【請求項21】 前記判定条件は、受信端末の能力、配
送する回線の状況、ユーザからの要求、およびユーザの
嗜好のうち少なくとも一つ、またはこれらの組み合わせ
であることを特徴とする請求項15乃至20のいずれか
に記載のデータ処理装置。 - 【請求項22】 前記抽出手段が抽出したデータからメ
ディアコンテンツのストリームを構成する構成手段を備
えたことを特徴とする請求項2、または4乃至20のい
ずれかに記載のデータ処理装置。 - 【請求項23】 前記構成手段が構成したストリームを
回線を通じて配送する配送手段を備えたことを特徴とす
る請求項22に記載のデータ処理装置。 - 【請求項24】 前記構成手段が構成したストリームを
データ記録媒体に記録する記録手段を備えたこと特徴と
する請求項22に記載のデータ処理装置。 - 【請求項25】 データ記録媒体の残容量によって、既
に蓄積したメディアコンテンツおよび/または新規に蓄
積するメディアコンテンツの再編成を行うデータ記録媒
体管理手段を備えたことを特徴とする請求項24に記載
のデータ処理装置。 - 【請求項26】 データ記録媒体に蓄積されているメデ
ィアコンテンツを、その蓄積期間によって再編成を行う
蓄積コンテンツ管理手段を備えたことを特徴とする請求
項24に記載のデータ処理装置。 - 【請求項27】 時間に応じて変化するメディアコンテ
ンツ、および前記メディアコンテンツの文脈内容を、メ
ディアコンテンツを表す一つの要素で構成された最上位
層と、メディアコンテンツを区分けしたメディアセグメ
ントを表し、該当するメディアセグメントの時間情報と
スコアとが属性として付加された要素で構成された最下
位層と、該当場面のスコアが属性として付加され、少な
くとも一つの前記メディアセグメントと直接または間接
に関連付けされた、場面あるいは場面の集合を表す要素
で構成されたその他の階層と、から構成された階層構造
で記述された文脈内容記述データを入力する入力ステッ
プと、 前記文脈内容記述データの前記スコアに基づいて、前記
メディアコンテンツ中の少なくとも一つの区間を選択す
る選択ステップと、を備えたことを特徴とするデータ処
理方法。 - 【請求項28】 前記メディアコンテンツから、前記選
択ステップが選択した区間に対応するデータのみを抽出
する抽出ステップをさらに備えたことを特徴とする請求
項27に記載のデータ処理方法。 - 【請求項29】 前記メディアコンテンツから、前記選
択ステップが選択した区間に対応するデータのみを再生
する再生ステップをさらに備えたことを特徴とする請求
項27に記載のデータ処理方法。 - 【請求項30】 前記スコアはメディアコンテンツの文
脈内容に基づいた重要度であることを特徴とする請求項
27、28または29に記載のデータ処理方法。 - 【請求項31】 前記スコアは該当場面におけるキーワ
ードの観点に基づいた重要度であり、 前記選択ステップは、少なくとも一つの観点から前記ス
コアを用いた場面の選択を行うことを特徴とする請求項
27、28または29に記載のデータ処理方法。 - 【請求項32】 前記メディアコンテンツは、映像情報
または音情報であることを特徴とする請求項27、2
8、29、30または31に記載のデータ処理方法。 - 【請求項33】 前記メディアコンテンツは、映像情報
と音情報とが同期した情報であることを特徴とする請求
項27、28、29、30または31に記載のデータ処
理方法。 - 【請求項34】 前記文脈内容記述データは、映像情報
または音情報の構成を記述するものであることを特徴と
する請求項32に記載のデータ処理方法。 - 【請求項35】 前記文脈内容記述データは、映像情報
および音情報の各構成を記述するものであることを特徴
とする請求項33に記載のデータ処理方法。 - 【請求項36】 前記選択ステップは、映像情報または
音情報の文脈内容記述データを参照して場面の選択を行
うことを特徴とする請求項34または35に記載のデー
タ処理方法。 - 【請求項37】 前記選択ステップは、 映像情報の文脈内容記述データを参照して映像情報の場
面の選択を行う映像選択ステップ、または音情報の文脈
内容記述データを参照して音情報の場面の選択を行う音
選択ステップを有することを特徴とする請求項34また
は36に記載のデータ処理方法。 - 【請求項38】 前記選択ステップは、 映像情報の文脈内容記述データを参照して映像情報の場
面の選択を行う映像選択ステップと、 音情報の文脈内容記述データを参照して音情報の場面の
選択を行う音選択ステップと、を有することを特徴とす
る請求項35に記載のデータ処理方法。 - 【請求項39】 前記抽出ステップが抽出するデータ
は、映像情報または音情報のデータであることを特徴と
する請求項28、32、33、34、35、36、37
または38に記載のデータ処理方法。 - 【請求項40】 前記抽出ステップが抽出するデータ
は、映像情報と音情報とが同期した情報のデータである
ことを特徴とする請求項28、33、35または38に
記載のデータ処理方法。 - 【請求項41】 前記メディアコンテンツが同一時間に
おいてそれぞれ異なる複数のメディア情報を有し、 前記メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内
容記述データを入力として、選択対象となるデータを決
定するために用いられる判定条件から、どのメディア情
報を選択対象とするかを判定する判定ステップをさらに
備え、 前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うことを特徴とする請求項27乃至4
0のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 【請求項42】 前記メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、選択対象
となるデータを決定するために用いられる判定条件か
ら、映像情報のみ、音情報のみ、または映像情報および
音情報のいずれかを選択対象とするかを判定する判定ス
テップをさらに備え、 前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うことを特徴とする請求項27乃至4
0のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 【請求項43】 前記メディアコンテンツが同一時間に
おいてそれぞれ異なる複数の映像情報および/または音
情報を有し、 前記判定ステップは、前記メディアコンテンツのデータ
構成を記述した物理内容記述データを入力として、前記
判定条件からどの映像情報/音情報を選択対象とするか
を判定し、 前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うことを特徴とする請求項42に記載
のデータ処理方法。 - 【請求項44】 前記文脈内容記述データの最下位層の
各要素に、該当するメディアセグメントの代表データが
属性として付加され、 前記選択ステップは、メディアセグメントの全体データ
および/または該当するメディアセグメントの代表デー
タを選択することを特徴とする請求項27乃至40のい
ずれかに記載のデータ処理方法。 - 【請求項45】 前記メディアセグメントの全体データ
はメディア情報であり、 前記メディアコンテンツが同一時間においてそれぞれ異
なる複数のメディア情報を有し、 前記メディアコンテンツのデータ構成を記述した物理内
容記述データを入力として、選択対象となるデータを決
定するために用いられる判定条件から、どのメディア情
報および/または代表データを選択対象とするかを判定
する判定ステップをさらに備え、 前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照
し、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うことを特徴とする請求項44に記載
のデータ処理方法。 - 【請求項46】 前記メディアコンテンツのデータ構成
を記述した物理内容記述データを入力として、選択対象
となるデータを決定するために用いられる判定条件か
ら、メディアセグメントの全体データ、該当するメディ
アセグメントの代表データのみ、または該当するメディ
アセグメントの全体データおよび代表データのいずれか
を選択対象とするかを判定する判定ステップをさらに備
え、 前記選択ステップは、前記物理内容記述データを参照し
て、前記判定ステップが選択対象と判定したデータから
のみ選択処理を行うことを特徴とする請求項44に記載
のデータ処理方法。 - 【請求項47】 前記判定条件は、受信端末の能力、配
送する回線の状況、ユーザからの要求、およびユーザの
嗜好のうち少なくとも一つ、またはこれらの組み合わせ
であることを特徴とする請求項41乃至46のいずれか
に記載のデータ処理方法。 - 【請求項48】 前記抽出ステップが抽出したデータか
らメディアコンテンツのストリームを構成する構成ステ
ップを備えたことを特徴とする請求項28、または請求
項30乃至46のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 【請求項49】 前記構成ステップが構成したストリー
ムを回線を通じて配送する配送ステップを備えたことを
特徴とする請求項48に記載のデータ処理方法。 - 【請求項50】 前記構成ステップが構成したストリー
ムをデータ記録媒体に記録する記録ステップを備えたこ
と特徴とする請求項48に記載のデータ処理方法。 - 【請求項51】 データ記録媒体の残容量によって、既
に蓄積したメディアコンテンツおよび/または新規に蓄
積するメディアコンテンツの再編成を行うデータ記録媒
体管理ステップを備えたことを特徴とする請求項50に
記載のデータ処理方法。 - 【請求項52】 データ記録媒体に蓄積されているメデ
ィアコンテンツを、その蓄積期間によって再編成を行う
蓄積コンテンツ管理ステップを備えたことを特徴とする
請求項50に記載のデータ処理方法。 - 【請求項53】 請求項27乃至52のいずれかに記載
のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムとして記録したコンピュータにより読み取り可
能な記録媒体。 - 【請求項54】 請求項27乃至52のいずれかに記載
のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラム。
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