JP2001155829A - カードエッジコネクタ - Google Patents
カードエッジコネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カードエッジ形プリント基板の挿抜の際の操
作性に優れ、挿抜時に各部品を損傷することがなく、挿
抜に対する耐久性に優れ、製造コストの低いカードエッ
ジコネクタを提供する。 【解決手段】 被接続側プリント基板10に固定される
とともに、被接続側プリント基板10と電気的に導通す
る第1コンタクトピン35を備えた固定側コネクタハウ
ジング31と、固定側コネクタハウジング31に回動可
能に支持されるとともに、被接続側プリント基板20の
パッド部21と電気的に接触するための第2コンタクト
ピン36を備えた回動側コネクタハウジング32とを備
え、カードエッジ形プリント基板10をカードエッジコ
ネクタ30に挿入した時に、カードエッジ形プリント基
板10と当接して開位置にある回動側コネクタハウジン
グ32を閉位置に移動させる当接部38を固定側コネク
タハウジング31に設けた。
作性に優れ、挿抜時に各部品を損傷することがなく、挿
抜に対する耐久性に優れ、製造コストの低いカードエッ
ジコネクタを提供する。 【解決手段】 被接続側プリント基板10に固定される
とともに、被接続側プリント基板10と電気的に導通す
る第1コンタクトピン35を備えた固定側コネクタハウ
ジング31と、固定側コネクタハウジング31に回動可
能に支持されるとともに、被接続側プリント基板20の
パッド部21と電気的に接触するための第2コンタクト
ピン36を備えた回動側コネクタハウジング32とを備
え、カードエッジ形プリント基板10をカードエッジコ
ネクタ30に挿入した時に、カードエッジ形プリント基
板10と当接して開位置にある回動側コネクタハウジン
グ32を閉位置に移動させる当接部38を固定側コネク
タハウジング31に設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードエッジコネ
クタに関し、特に、コンピュータ装置その他電子装置の
カードエッジ形プリント基板のカードエッジ部分を被接
続側プリント基板に接続するためのカードエッジコネク
タに関する。
クタに関し、特に、コンピュータ装置その他電子装置の
カードエッジ形プリント基板のカードエッジ部分を被接
続側プリント基板に接続するためのカードエッジコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置その他の電子装
置において、カードエッジ形プリント基板をプリント基
板に接続するためカードエッジコネクタが使用されてい
る。そして、カードエッジ形プリント基板の挿抜の際の
操作性を向上させ、挿抜時にカードエッジ形プリント基
板、カードエッジコネクタ、被接続側プリント基板に損
傷を与えないことを目的として種々のカードエッジコネ
クタが提案されている。
置において、カードエッジ形プリント基板をプリント基
板に接続するためカードエッジコネクタが使用されてい
る。そして、カードエッジ形プリント基板の挿抜の際の
操作性を向上させ、挿抜時にカードエッジ形プリント基
板、カードエッジコネクタ、被接続側プリント基板に損
傷を与えないことを目的として種々のカードエッジコネ
クタが提案されている。
【0003】例えば、特開平10−228963号公報
には、カードエッジコネクタ内に、ばねにより開閉する
可動ハウジングをカード基板挿入口の両側に有し、可動
ハウジングのカード基板挿入口の内側に導電性の突起を
有するフレキシブルプリント基板を有することにより、
カード基板の挿入時に可動ハウジングに外力を加えてカ
ード基板の挿入口を開くことによりカード基板を挿入
し、可動ハウジングへの外力を開放することにより、カ
ード基板の端子とフレキシブルプリント基板の導電性突
起がばねの付勢力により所定の接触圧で電気的に接触で
きるため、フレキシブルプリント基板の導電性の突起の
ピッチを小さくしてカード基板とカードエッジコネクタ
の電気的接点のピッチを縮小化する技術が開示されてい
る。
には、カードエッジコネクタ内に、ばねにより開閉する
可動ハウジングをカード基板挿入口の両側に有し、可動
ハウジングのカード基板挿入口の内側に導電性の突起を
有するフレキシブルプリント基板を有することにより、
カード基板の挿入時に可動ハウジングに外力を加えてカ
ード基板の挿入口を開くことによりカード基板を挿入
し、可動ハウジングへの外力を開放することにより、カ
ード基板の端子とフレキシブルプリント基板の導電性突
起がばねの付勢力により所定の接触圧で電気的に接触で
きるため、フレキシブルプリント基板の導電性の突起の
ピッチを小さくしてカード基板とカードエッジコネクタ
の電気的接点のピッチを縮小化する技術が開示されてい
る。
【0004】また、例えば、特開平10−92531号
公報には、カードエッジコネクタに軸を中心に回転する
とともに互いに開閉する側板を設け、カードエッジ基板
の挿入時に、この側板を回転させてカードエッジ基板の
挿入口を開き、カードエッジ基板の挿入後に、側板を回
転させてカードエッジ基板挿入口を開き、側板に設けら
れたコンタクトによりカードエッジコネクタとカードエ
ッジ基板を電気的に接触させることにより、カードエッ
ジ基板の挿抜のための力を加えずにコンタクトを損傷す
ることなくカードエッジ基板をカードエッジコネクタに
脱着する技術が開示されている。
公報には、カードエッジコネクタに軸を中心に回転する
とともに互いに開閉する側板を設け、カードエッジ基板
の挿入時に、この側板を回転させてカードエッジ基板の
挿入口を開き、カードエッジ基板の挿入後に、側板を回
転させてカードエッジ基板挿入口を開き、側板に設けら
れたコンタクトによりカードエッジコネクタとカードエ
ッジ基板を電気的に接触させることにより、カードエッ
ジ基板の挿抜のための力を加えずにコンタクトを損傷す
ることなくカードエッジ基板をカードエッジコネクタに
脱着する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のカ
ードエッジコネクタの第1の問題点として、特開平10
−228963号公報に記載のカードエッジコネクタに
おいては、ばねにより開閉する可動ハウジングがカード
エッジコネクタの挿入口を閉じるように付勢しているた
め、挿抜時にコンタクトピンがカードエッジ形プリント
基板に対して抵抗となる。一方、特開平10−9253
1号公報に記載のカードエッジコネクタでは、カードエ
ッジコネクタの側板が回転するだけであり、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜と連動して回転する仕組みを備
えていないとともに、一対の側板を掛け金またはねじ止
めで固定するため、カードエッジ形プリント基板の挿抜
時にカードエッジコネクタの挿入口を手動で開く必要が
ある。そのため、操作性が悪い。また、カードエッジコ
ネクタを開閉させるための操作範囲を装置内に設けると
省スペースを図ることができないという問題があった。
ードエッジコネクタの第1の問題点として、特開平10
−228963号公報に記載のカードエッジコネクタに
おいては、ばねにより開閉する可動ハウジングがカード
エッジコネクタの挿入口を閉じるように付勢しているた
め、挿抜時にコンタクトピンがカードエッジ形プリント
基板に対して抵抗となる。一方、特開平10−9253
1号公報に記載のカードエッジコネクタでは、カードエ
ッジコネクタの側板が回転するだけであり、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜と連動して回転する仕組みを備
えていないとともに、一対の側板を掛け金またはねじ止
めで固定するため、カードエッジ形プリント基板の挿抜
時にカードエッジコネクタの挿入口を手動で開く必要が
ある。そのため、操作性が悪い。また、カードエッジコ
ネクタを開閉させるための操作範囲を装置内に設けると
省スペースを図ることができないという問題があった。
【0006】また、カードエッジ形プリント基板の挿抜
時に、カードエッジ形プリント基板、カードエッジコネ
クタ、被接続側プリント基板に使用されている各部品に
大きな負荷が加わるため、大きな操作力が必要となり操
作性が悪いという問題があった。またカードエッジ形プ
リント基板の挿入時に各部品に対して負荷が加わるた
め、カードエッジ形プリント基板の挿入時に部品が破損
するおそれがあった。
時に、カードエッジ形プリント基板、カードエッジコネ
クタ、被接続側プリント基板に使用されている各部品に
大きな負荷が加わるため、大きな操作力が必要となり操
作性が悪いという問題があった。またカードエッジ形プ
リント基板の挿入時に各部品に対して負荷が加わるた
め、カードエッジ形プリント基板の挿入時に部品が破損
するおそれがあった。
【0007】さらに、挿抜の繰り返しによりカードエッ
ジコネクタに組み込まれたコンタクトピンの弾性力が低
下し、コンタクトピンが塑性変形を起こし、コンタクト
ピンとカードエッジ形プリント基板のパッド部との電気
的接続状態が不安定になるおそれがあった。
ジコネクタに組み込まれたコンタクトピンの弾性力が低
下し、コンタクトピンが塑性変形を起こし、コンタクト
ピンとカードエッジ形プリント基板のパッド部との電気
的接続状態が不安定になるおそれがあった。
【0008】また、第2の問題点として、特開平10−
92531号公報に記載のカードエッジコネクタでは、
掛け金またはねじ止めでカードエッジ形プリント基板の
パッド部とカードエッジコネクタのコンタクトの接触圧
を維持するため、ねじの位置精度、掛け金の形状精度に
より接触圧が決定し、カードエッジ形プリント基板の挿
入後カードエッジ形プリント基板のパッド部とカードエ
ッジコネクタのコンタクトの接触圧を安定させることが
できないという問題があった。
92531号公報に記載のカードエッジコネクタでは、
掛け金またはねじ止めでカードエッジ形プリント基板の
パッド部とカードエッジコネクタのコンタクトの接触圧
を維持するため、ねじの位置精度、掛け金の形状精度に
より接触圧が決定し、カードエッジ形プリント基板の挿
入後カードエッジ形プリント基板のパッド部とカードエ
ッジコネクタのコンタクトの接触圧を安定させることが
できないという問題があった。
【0009】さらに、第3の問題点として、特開平10
−228963号公報に記載のカードエッジコネクタに
おいては、ばねやフレキシブルプリント基板が必要とな
るため、使用される部品自身の単価が高く、部品点数が
多くなり、組立工数が多くなるという問題があった。
−228963号公報に記載のカードエッジコネクタに
おいては、ばねやフレキシブルプリント基板が必要とな
るため、使用される部品自身の単価が高く、部品点数が
多くなり、組立工数が多くなるという問題があった。
【0010】第4の問題点として、特開平10−925
31号公報に記載のカードエッジコネクタでは、側板を
回転させた場合、コンタクトは側板と同時に回転するた
め、コンタクトとプリント基板の電気的接続状態が解除
され、また、コンタクトを直接プリント基板上に実装し
た場合には、側板を回転させるとコンタクトが同時に回
転し、コンタクトが曲がって破損するため、カードエッ
ジコネクタとプリント基板を電気的に接続することがで
きないという問題があった。
31号公報に記載のカードエッジコネクタでは、側板を
回転させた場合、コンタクトは側板と同時に回転するた
め、コンタクトとプリント基板の電気的接続状態が解除
され、また、コンタクトを直接プリント基板上に実装し
た場合には、側板を回転させるとコンタクトが同時に回
転し、コンタクトが曲がって破損するため、カードエッ
ジコネクタとプリント基板を電気的に接続することがで
きないという問題があった。
【0011】そこで、本発明は上記従来のカードエッジ
コネクタにおける問題点に鑑みてなされたものであっ
て、カードエッジ形プリント基板の挿抜の際の操作性に
優れ、カードエッジ形プリント基板の挿抜時にカードエ
ッジ形プリント基板、カードエッジコネクタ、被接続側
プリント基板を損傷することがなく、カードエッジ形プ
リント基板の挿抜に対する耐久性に優れ、製造コストの
低いカードエッジコネクタを提供することを目的とす
る。
コネクタにおける問題点に鑑みてなされたものであっ
て、カードエッジ形プリント基板の挿抜の際の操作性に
優れ、カードエッジ形プリント基板の挿抜時にカードエ
ッジ形プリント基板、カードエッジコネクタ、被接続側
プリント基板を損傷することがなく、カードエッジ形プ
リント基板の挿抜に対する耐久性に優れ、製造コストの
低いカードエッジコネクタを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、カードエッジコネクタであっ
て、被接続側プリント基板に固定されるとともに、該被
接続側プリント基板と電気的に導通する第1コンタクト
ピンを備えた固定側コネクタハウジングと、該固定側コ
ネクタハウジングに回動可能に支持されるとともに、前
記被接続側プリント基板のパッド部と電気的に接触する
ための第2コンタクトピンを備えた回動側コネクタハウ
ジングとを備え、カードエッジ形プリント基板を該カー
ドエッジコネクタに挿入した時に、該カードエッジ形プ
リント基板と当接して開位置にある前記回動側コネクタ
ハウジングを閉位置に移動させる当接部を前記固定側コ
ネクタハウジングに設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、カードエッジコネクタであっ
て、被接続側プリント基板に固定されるとともに、該被
接続側プリント基板と電気的に導通する第1コンタクト
ピンを備えた固定側コネクタハウジングと、該固定側コ
ネクタハウジングに回動可能に支持されるとともに、前
記被接続側プリント基板のパッド部と電気的に接触する
ための第2コンタクトピンを備えた回動側コネクタハウ
ジングとを備え、カードエッジ形プリント基板を該カー
ドエッジコネクタに挿入した時に、該カードエッジ形プ
リント基板と当接して開位置にある前記回動側コネクタ
ハウジングを閉位置に移動させる当接部を前記固定側コ
ネクタハウジングに設けたことを特徴とする。
【0013】そして、請求項1記載の発明によれば、カ
ードエッジコネクタのハウジングを固定側と回動側に分
割し、カードエッジ形プリント基板の挿抜時に回動側コ
ネクタハウンジングが回動することにより、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜時にカードエッジコネクタの挿
入口が大きくなり、コンタクトピンとカードエッジ形プ
リント基板の接触力が小さくなり、各部品に負荷が加わ
らない。
ードエッジコネクタのハウジングを固定側と回動側に分
割し、カードエッジ形プリント基板の挿抜時に回動側コ
ネクタハウンジングが回動することにより、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜時にカードエッジコネクタの挿
入口が大きくなり、コンタクトピンとカードエッジ形プ
リント基板の接触力が小さくなり、各部品に負荷が加わ
らない。
【0014】請求項2記載の発明は、前記固定側コネク
タハウジングは、前記カードエッジ形プリント基板と係
合する溝部を有することを特徴とする。
タハウジングは、前記カードエッジ形プリント基板と係
合する溝部を有することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明によれば、固定側コネ
クタハウジングはカードエッジ形プリント基板を係合す
るための溝部を有するため、この溝部がカードエッジ形
プリント基板挿入時の案内として機能し、カードエッジ
形プリント基板挿入後のカードエッジ形プリント基板を
固定することができる。
クタハウジングはカードエッジ形プリント基板を係合す
るための溝部を有するため、この溝部がカードエッジ形
プリント基板挿入時の案内として機能し、カードエッジ
形プリント基板挿入後のカードエッジ形プリント基板を
固定することができる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、前記第2コ
ンタクトピンの前記被接続側プリント基板に接触する部
分が湾曲状に形成されることを特徴とする。
ンタクトピンの前記被接続側プリント基板に接触する部
分が湾曲状に形成されることを特徴とする。
【0017】これによって、回動側コネクタハウジング
の第2コンタクトピンは、ばね性を備え、このばねの付
勢力により被接触側プリント基板のパッド部への接触力
を高めて電気的接続の信頼性を高めることができる。ま
た、この付勢力により自動的にカードエッジコネクタを
開くことができるため、カードエッジコネクタを開くに
あたって指が入らない状態であってもカードエッジ形プ
リント基板をカードエッジコネクタに挿入することがで
きる。
の第2コンタクトピンは、ばね性を備え、このばねの付
勢力により被接触側プリント基板のパッド部への接触力
を高めて電気的接続の信頼性を高めることができる。ま
た、この付勢力により自動的にカードエッジコネクタを
開くことができるため、カードエッジコネクタを開くに
あたって指が入らない状態であってもカードエッジ形プ
リント基板をカードエッジコネクタに挿入することがで
きる。
【0018】さらに、請求項4記載の発明は、前記回動
側コネクタハウジングは、前記カードエッジ形プリント
基板が該カードエッジコネクタに完全に挿入された状態
において前記カードエッジコネクタに穿設された係止孔
と係合する係止部を有することを特徴とする。
側コネクタハウジングは、前記カードエッジ形プリント
基板が該カードエッジコネクタに完全に挿入された状態
において前記カードエッジコネクタに穿設された係止孔
と係合する係止部を有することを特徴とする。
【0019】そして、請求項4記載の発明によれば、カ
ードエッジ形プリント基板がカードエッジコネクタに完
全に挿入された状態において、回動側コネクタハウジン
グの係止部がカードエッジ形プリント基板の係止孔と係
合して、カードエッジ形プリント基板が回動側コネクタ
ハウジングに係止されるため、コンタクトピンとカード
エッジ形プリント基板のパッド部との接触位置を正確に
位置決めすることができる。
ードエッジ形プリント基板がカードエッジコネクタに完
全に挿入された状態において、回動側コネクタハウジン
グの係止部がカードエッジ形プリント基板の係止孔と係
合して、カードエッジ形プリント基板が回動側コネクタ
ハウジングに係止されるため、コンタクトピンとカード
エッジ形プリント基板のパッド部との接触位置を正確に
位置決めすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるカードエッ
ジコネクタの実施の形態の具体例を図面を参照しながら
説明する。
ジコネクタの実施の形態の具体例を図面を参照しながら
説明する。
【0021】図1は、本発明にかかるカードエッジコネ
クタの第1実施例を示す図であって、このカードエッジ
コネクタ30は、カードエッジ形プリント基板10を被
接続側プリント基板20に電気的に接続するために使用
される。
クタの第1実施例を示す図であって、このカードエッジ
コネクタ30は、カードエッジ形プリント基板10を被
接続側プリント基板20に電気的に接続するために使用
される。
【0022】カードエッジ形プリント基板10は、カー
ドエッジコネクタ30に挿入するために挿入端部がカー
ドエッジ形状を形成し、カードエッジコネクタ30と電
気的に接触するためのパッド部11を有する。
ドエッジコネクタ30に挿入するために挿入端部がカー
ドエッジ形状を形成し、カードエッジコネクタ30と電
気的に接触するためのパッド部11を有する。
【0023】被接続側プリント基板20は、カードエッ
ジコネクタ30と電気的に接触するためのパッド部21
を有する。
ジコネクタ30と電気的に接触するためのパッド部21
を有する。
【0024】カードエッジコネクタ30は、被接続側プ
リント基板20に実装する固定側コネクタハウジング3
1と、回動側コネクタハウジング32で構成され、回動
側コネクタハウジング32には回動部33が形成され、
固定側コネクタハウジング31の係合部34と係合し、
回動側コネクタハウジング32は回動部33のまわりに
回動する。
リント基板20に実装する固定側コネクタハウジング3
1と、回動側コネクタハウジング32で構成され、回動
側コネクタハウジング32には回動部33が形成され、
固定側コネクタハウジング31の係合部34と係合し、
回動側コネクタハウジング32は回動部33のまわりに
回動する。
【0025】固定側コネクタハウジング31は、パッド
部11と電気的に接触するため、及び被接続側プリント
基板20のピンホール22にディップ実装され被接続側
プリント基板20と電気的に導通する第1コンタクトピ
ン35を有する。
部11と電気的に接触するため、及び被接続側プリント
基板20のピンホール22にディップ実装され被接続側
プリント基板20と電気的に導通する第1コンタクトピ
ン35を有する。
【0026】第1コンタクトピン35は、ばね性を有
し、カードエッジ形プリント基板10のパッド部11と
電気的に接触するために固定側コネクタハウジング31
の内側に向けて突出するように形成されている。第1コ
ンタクトピン35は、固定側コネクタハウジング31の
下面から先端部が突出しており、被接続側プリント基板
20のピンホール22にはんだ付けされている。
し、カードエッジ形プリント基板10のパッド部11と
電気的に接触するために固定側コネクタハウジング31
の内側に向けて突出するように形成されている。第1コ
ンタクトピン35は、固定側コネクタハウジング31の
下面から先端部が突出しており、被接続側プリント基板
20のピンホール22にはんだ付けされている。
【0027】また、固定側コネクタハウジング31は、
カードエッジ形プリント基板10の両端辺を係合するた
め、カードエッジ形プリント基板10の両端辺の厚さと
同等の幅を備えた溝部39を有する。
カードエッジ形プリント基板10の両端辺を係合するた
め、カードエッジ形プリント基板10の両端辺の厚さと
同等の幅を備えた溝部39を有する。
【0028】回動側コネクタハウジング32は、パッド
部11とパッド部21とを電気的に接触するため、先端
部37が湾曲形状に形成されている第2コンタクトピン
36を有し、カードエッジ形プリント基板10をカード
エッジコネクタ30に挿入した時に、カードエッジ形プ
リント基板10のカードエッジ端部に当接して押圧され
ることにより回動側コネクタハウジング32を回動させ
る当接部38を有する。
部11とパッド部21とを電気的に接触するため、先端
部37が湾曲形状に形成されている第2コンタクトピン
36を有し、カードエッジ形プリント基板10をカード
エッジコネクタ30に挿入した時に、カードエッジ形プ
リント基板10のカードエッジ端部に当接して押圧され
ることにより回動側コネクタハウジング32を回動させ
る当接部38を有する。
【0029】第2コンタクトピン36は、被接続側プリ
ント基板20のパッド部21と電気的に接触するため
に、回動側コネクタハウジング32の下面から湾曲に形
成された先端部37が突出している。第2コンタクトピ
ン36は、ばね性を有し、前記突出された湾曲形状によ
るばねの付勢力により、被接続側プリント基板20に対
し接触力を維持することができる。また、第2コンタク
トピン36の先端部37の付勢力により、回動部33を
中心として矢印Fの方向に常に付勢力が加わり、カード
エッジコネクタ30にカードエッジ形プリント基板を挿
入しない状態においてカードエッジコネクタ30の外側
に回動し、カードエッジコネクタ30の挿入口30bが
開かれた状態となる。
ント基板20のパッド部21と電気的に接触するため
に、回動側コネクタハウジング32の下面から湾曲に形
成された先端部37が突出している。第2コンタクトピ
ン36は、ばね性を有し、前記突出された湾曲形状によ
るばねの付勢力により、被接続側プリント基板20に対
し接触力を維持することができる。また、第2コンタク
トピン36の先端部37の付勢力により、回動部33を
中心として矢印Fの方向に常に付勢力が加わり、カード
エッジコネクタ30にカードエッジ形プリント基板を挿
入しない状態においてカードエッジコネクタ30の外側
に回動し、カードエッジコネクタ30の挿入口30bが
開かれた状態となる。
【0030】さらに、回動側コネクタハウジング32
は、係止孔12を有するカードエッジ形プリント基板1
0を係止するための係止孔12に対応する大きさと形状
を備えた係止部40を有する。
は、係止孔12を有するカードエッジ形プリント基板1
0を係止するための係止孔12に対応する大きさと形状
を備えた係止部40を有する。
【0031】次に、上記構成を有するカードエッジコネ
クタ30の動作を図1及び図2を参照しながら説明す
る。
クタ30の動作を図1及び図2を参照しながら説明す
る。
【0032】図1に示すように、固定側コネクタハウジ
ング31と回動側コネクタハウジング32の2つに分割
されているカードエッジコネクタ30のコネクタハウジ
ングを、回動部33及び係合部34を係合することによ
り接続する。
ング31と回動側コネクタハウジング32の2つに分割
されているカードエッジコネクタ30のコネクタハウジ
ングを、回動部33及び係合部34を係合することによ
り接続する。
【0033】図2に示すように、回動部33と係合部3
4が係合すると、固定側コネクタハウジング31に対し
て回動側コネクタハウジング32が回動部33まわりに
回動可能となる。
4が係合すると、固定側コネクタハウジング31に対し
て回動側コネクタハウジング32が回動部33まわりに
回動可能となる。
【0034】図1に示すように、カードエッジコネクタ
30にカードエッジ形プリント基板10を挿入しない状
態では、第2コンタクトピン36の先端部37の付勢力
により、回動部33を中心として矢印Fの方向に常に付
勢力が加わり、カードエッジコネクタ30の外側に回動
し、挿入口30bが開かれた状態となる。
30にカードエッジ形プリント基板10を挿入しない状
態では、第2コンタクトピン36の先端部37の付勢力
により、回動部33を中心として矢印Fの方向に常に付
勢力が加わり、カードエッジコネクタ30の外側に回動
し、挿入口30bが開かれた状態となる。
【0035】この状態でカードエッジ形プリント基板1
0を矢印Gの方向に挿入すると、カードエッジコネクタ
30の挿入口30bの近傍には面取り部30aが形成さ
れており、この面取り部30aに沿ってカードエッジ形
プリント基板10がカードエッジコネクタ30に挿入さ
れる。そして、固定側コネクタハウジング31の挿入口
の両側に設けられた溝部39により、カードエッジコネ
クタ30の挿入口30bを中心にカードエッジ形プリン
ト基板10が挿入されるように案内される。
0を矢印Gの方向に挿入すると、カードエッジコネクタ
30の挿入口30bの近傍には面取り部30aが形成さ
れており、この面取り部30aに沿ってカードエッジ形
プリント基板10がカードエッジコネクタ30に挿入さ
れる。そして、固定側コネクタハウジング31の挿入口
の両側に設けられた溝部39により、カードエッジコネ
クタ30の挿入口30bを中心にカードエッジ形プリン
ト基板10が挿入されるように案内される。
【0036】図3は、カードエッジ形プリント基板10
をカードエッジコネクタ30に挿入している状態を示
し、回動側コネクタハウジング32の当接部38にカー
ドエッジ形プリント基板10のカードエッジ端部が当接
して当接部38が押圧されることにより、回動側コネク
タハウジング32が矢印Hの方向に回動する。これによ
って、回動側コネクタハウジング32に組込まれた第2
コンタクトピン36の突出部36aとカードエッジ形プ
リント基板10のパッド部11が電気的に接触する。
をカードエッジコネクタ30に挿入している状態を示
し、回動側コネクタハウジング32の当接部38にカー
ドエッジ形プリント基板10のカードエッジ端部が当接
して当接部38が押圧されることにより、回動側コネク
タハウジング32が矢印Hの方向に回動する。これによ
って、回動側コネクタハウジング32に組込まれた第2
コンタクトピン36の突出部36aとカードエッジ形プ
リント基板10のパッド部11が電気的に接触する。
【0037】図4は、カードエッジ形プリント基板10
のカードエッジコネクタ30への挿入が完了した状態を
示し、溝部39により、カードエッジ形プリント基板1
0挿入後のカードエッジ形プリント基板が固定され、カ
ードエッジ形プリント基板10を挿入して回動側コネク
タハウジング32が回動することにより、回動側コネク
タハウジング32の係止部40が、カードエッジ形プリ
ント基板10の係止孔12に係合し、カードエッジ形プ
リント基板10がカードエッジコネクタ30に係止さ
れ、カードエッジ形プリント基板10とカードエッジコ
ネクタ30の相対的な位置決めがなされる。これによっ
て、第1コンタクトピン35と第2コンタクトピン36
とパッド部11との正確な接触位置が決定する。
のカードエッジコネクタ30への挿入が完了した状態を
示し、溝部39により、カードエッジ形プリント基板1
0挿入後のカードエッジ形プリント基板が固定され、カ
ードエッジ形プリント基板10を挿入して回動側コネク
タハウジング32が回動することにより、回動側コネク
タハウジング32の係止部40が、カードエッジ形プリ
ント基板10の係止孔12に係合し、カードエッジ形プ
リント基板10がカードエッジコネクタ30に係止さ
れ、カードエッジ形プリント基板10とカードエッジコ
ネクタ30の相対的な位置決めがなされる。これによっ
て、第1コンタクトピン35と第2コンタクトピン36
とパッド部11との正確な接触位置が決定する。
【0038】カードエッジ形プリント基板10をカード
エッジコネクタ30より抜去する場合には、図1におい
てカードエッジ形プリント基板10を矢印Jの方向に抜
去し始めると、回動側コネクタハウジング32の第2コ
ンタクトピン36の先端部37の付勢力により、回動側
コネクタハウジング32が矢印Fの方向に回動し始め
る。さらにカードエッジ形プリント基板10を抜去する
と、回動側コネクタハウジングが矢印Fの方向に回動
し、挿入口30bが開かれる。
エッジコネクタ30より抜去する場合には、図1におい
てカードエッジ形プリント基板10を矢印Jの方向に抜
去し始めると、回動側コネクタハウジング32の第2コ
ンタクトピン36の先端部37の付勢力により、回動側
コネクタハウジング32が矢印Fの方向に回動し始め
る。さらにカードエッジ形プリント基板10を抜去する
と、回動側コネクタハウジングが矢印Fの方向に回動
し、挿入口30bが開かれる。
【0039】上述のように、本実施例では、カードエッ
ジコネクタ30のハウジングを固定側と回動側に分割
し、カードエッジ形プリント基板10の挿抜時に回動側
コネクタハウンジング32が回動し、カードエッジ形プ
リント基板10の挿抜時にカードエッジコネクタ30の
挿入口30bが大きくなることにより、カードエッジ形
プリント基板10の挿抜時にコンタクトピン35、36
とカードエッジ形プリント基板10の接触力が小さくな
るため、各部品に負荷が加わらない。このため、各部品
に損傷を与えることなくカードエッジ形プリント基板1
0のカードエッジコネクタ30への挿抜が可能となる。
ジコネクタ30のハウジングを固定側と回動側に分割
し、カードエッジ形プリント基板10の挿抜時に回動側
コネクタハウンジング32が回動し、カードエッジ形プ
リント基板10の挿抜時にカードエッジコネクタ30の
挿入口30bが大きくなることにより、カードエッジ形
プリント基板10の挿抜時にコンタクトピン35、36
とカードエッジ形プリント基板10の接触力が小さくな
るため、各部品に負荷が加わらない。このため、各部品
に損傷を与えることなくカードエッジ形プリント基板1
0のカードエッジコネクタ30への挿抜が可能となる。
【0040】また、カードエッジ形プリント基板10の
挿抜時に各部品に負荷が加わらないため、カードエッジ
形プリント基板の挿抜を繰返し行っても各部品に応力が
かからず、挿抜の耐久性に優れている。また、カードエ
ッジ形プリント基板10の挿抜時に各部品に負荷が加わ
らないため、大きな操作力を必要とせずに、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜が可能となり、カードエッジ形
プリント基板10の挿抜の際の操作性に優れている。
挿抜時に各部品に負荷が加わらないため、カードエッジ
形プリント基板の挿抜を繰返し行っても各部品に応力が
かからず、挿抜の耐久性に優れている。また、カードエ
ッジ形プリント基板10の挿抜時に各部品に負荷が加わ
らないため、大きな操作力を必要とせずに、カードエッ
ジ形プリント基板の挿抜が可能となり、カードエッジ形
プリント基板10の挿抜の際の操作性に優れている。
【0041】また、固定側コネクタハウジング31は、
カードエッジ形プリント基板10を係合するための溝部
39を有するため、カードエッジ形プリント基板10の
挿入時の案内として機能する。これにより、カードエッ
ジ形プリント基板10の挿抜時に挿入口30bが開放さ
れていると同時に、カードエッジ形プリント基板10の
案内があるため、カードエッジ形プリント基板10の挿
入時の操作性に優れている。また、カードエッジ形プリ
ント基板10挿入後のカードエッジ形プリント基板10
を固定することができる。
カードエッジ形プリント基板10を係合するための溝部
39を有するため、カードエッジ形プリント基板10の
挿入時の案内として機能する。これにより、カードエッ
ジ形プリント基板10の挿抜時に挿入口30bが開放さ
れていると同時に、カードエッジ形プリント基板10の
案内があるため、カードエッジ形プリント基板10の挿
入時の操作性に優れている。また、カードエッジ形プリ
ント基板10挿入後のカードエッジ形プリント基板10
を固定することができる。
【0042】さらに、回動側コネクタハウジング32に
組込まれた第2コンタクトピン36は、ばね性を備えた
湾曲状に形成される。このばねの付勢力により、被接続
側プリント基板20のパッド部21への接触力が高めら
れ、電気的接続の信頼性を高めることができる。
組込まれた第2コンタクトピン36は、ばね性を備えた
湾曲状に形成される。このばねの付勢力により、被接続
側プリント基板20のパッド部21への接触力が高めら
れ、電気的接続の信頼性を高めることができる。
【0043】また、第2コンタクトピン36の付勢力に
より自動的にカードエッジコネクタ30を開口させ、従
来のようにカードエッジコネクタ30を開口させるため
に指が入らない状態であっても、カードエッジ形プリン
ト基板10をカードエッジコネクタ30に挿入すること
ができ、カードエッジ形プリント基板10の挿入の際の
操作性に優れている。
より自動的にカードエッジコネクタ30を開口させ、従
来のようにカードエッジコネクタ30を開口させるため
に指が入らない状態であっても、カードエッジ形プリン
ト基板10をカードエッジコネクタ30に挿入すること
ができ、カードエッジ形プリント基板10の挿入の際の
操作性に優れている。
【0044】さらに、回動側コネクタハウジング32は
カードエッジ形プリント基板10を係止するための係止
部40を有するため、コンタクトピン35、36とカー
ドエッジ形プリント基板10のパッド部11との正確な
接触位置を決めることができ、電気的接続の信頼性をさ
らに高めることができる。
カードエッジ形プリント基板10を係止するための係止
部40を有するため、コンタクトピン35、36とカー
ドエッジ形プリント基板10のパッド部11との正確な
接触位置を決めることができ、電気的接続の信頼性をさ
らに高めることができる。
【0045】また、カードエッジコネクタ30のハウジ
ングを固定側と回動側に分割するだけであるため、部品
点数が少なく、製造コストの低いカードエッジコネクタ
を提供することができる。
ングを固定側と回動側に分割するだけであるため、部品
点数が少なく、製造コストの低いカードエッジコネクタ
を提供することができる。
【0046】次に、本発明にかかるカードエッジコネク
タの第2の実施例について図5を参照しながら説明す
る。
タの第2の実施例について図5を参照しながら説明す
る。
【0047】上記第1実施例では、固定側コネクタハウ
ジング31にカードエッジ形プリント基板10の両端辺
を係合するため、カードエッジ形プリント基板10の両
端辺の厚さと同等の幅を備えた溝部39を形成したが、
本実施例では、溝部39がテーパを形成することによ
り、カードエッジ形プリント基板10を被接続側プリン
ト基板20に対して垂直方向以外から挿入することがで
きるように構成している。
ジング31にカードエッジ形プリント基板10の両端辺
を係合するため、カードエッジ形プリント基板10の両
端辺の厚さと同等の幅を備えた溝部39を形成したが、
本実施例では、溝部39がテーパを形成することによ
り、カードエッジ形プリント基板10を被接続側プリン
ト基板20に対して垂直方向以外から挿入することがで
きるように構成している。
【0048】これによって、第1実施例における効果に
加えて、被接続側プリント基板20に対して垂直方向以
外から挿入することができ、挿入するためのスペースが
ない場合でもカードエッジ形プリント基板10を挿入す
ることが可能となる。また、カードエッジ形プリント基
板10を挿入する時に、固定側コネクタハウジング31
の第1コンタクトピン35に対して負荷が加わらないと
いう効果も奏する。
加えて、被接続側プリント基板20に対して垂直方向以
外から挿入することができ、挿入するためのスペースが
ない場合でもカードエッジ形プリント基板10を挿入す
ることが可能となる。また、カードエッジ形プリント基
板10を挿入する時に、固定側コネクタハウジング31
の第1コンタクトピン35に対して負荷が加わらないと
いう効果も奏する。
【0049】尚、上記実施例において、回動側コネクタ
ハウジング32に組込まれた第2コンタクトピン36の
先端部37が湾曲形状を有しているが、回動側コネクタ
ハウジング32が外側に付勢されて回動するのであれ
ば、第2コンタクトピン36以外の部品に付勢部材を備
える構成としてもよい。
ハウジング32に組込まれた第2コンタクトピン36の
先端部37が湾曲形状を有しているが、回動側コネクタ
ハウジング32が外側に付勢されて回動するのであれ
ば、第2コンタクトピン36以外の部品に付勢部材を備
える構成としてもよい。
【0050】また、上記実施例では、回動側コネクタハ
ウジング32に回動部33を設け、固定側コネクタハウ
ジング31に係合部34を設け、回動部33と係合部3
4を係合することにより回動側コネクタハウジングを回
動するようにしたが、回動側コネクタハウジング32が
回動するのであれば、回動部33および係合部34はど
のような形状でもよい。
ウジング32に回動部33を設け、固定側コネクタハウ
ジング31に係合部34を設け、回動部33と係合部3
4を係合することにより回動側コネクタハウジングを回
動するようにしたが、回動側コネクタハウジング32が
回動するのであれば、回動部33および係合部34はど
のような形状でもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、カードエッジコネクタのハウジングを固定
側と回動側に分割するだけで部品点数及び製造コストの
増加を伴うことなく、カードエッジ形プリント基板の挿
抜時に各部品に負荷が加わらないため、各部品に損傷を
与えることなくカードエッジ形プリント基板の挿抜が可
能なカードエッジコネクタを提供することができる。
明によれば、カードエッジコネクタのハウジングを固定
側と回動側に分割するだけで部品点数及び製造コストの
増加を伴うことなく、カードエッジ形プリント基板の挿
抜時に各部品に負荷が加わらないため、各部品に損傷を
与えることなくカードエッジ形プリント基板の挿抜が可
能なカードエッジコネクタを提供することができる。
【0052】また、繰返しカードエッジ形プリント基板
の挿抜を行っても各部品に応力がかからないため、耐久
性に優れ、大きな操作力を必要とせずにカードエッジ形
プリント基板の挿抜が可能となるため、操作性に優れた
カードエッジコネクタを提供することができる。
の挿抜を行っても各部品に応力がかからないため、耐久
性に優れ、大きな操作力を必要とせずにカードエッジ形
プリント基板の挿抜が可能となるため、操作性に優れた
カードエッジコネクタを提供することができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、溝部がカー
ドエッジ形プリント基板挿入時の案内として機能し、カ
ードエッジ形プリント基板挿入後のカードエッジ形プリ
ント基板を固定することができるため、さらに操作性に
優れたカードエッジコネクタを提供することができる。
ドエッジ形プリント基板挿入時の案内として機能し、カ
ードエッジ形プリント基板挿入後のカードエッジ形プリ
ント基板を固定することができるため、さらに操作性に
優れたカードエッジコネクタを提供することができる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、第2コンタ
クトピンの付勢力により被接触側プリント基板のパッド
部への接触力を高めることができるため、電気的接続の
信頼性を向上させ、この付勢力により自動的にカードエ
ッジコネクタを開くことができるため、さらに操作性に
優れたカードエッジコネクタを提供することができる。
クトピンの付勢力により被接触側プリント基板のパッド
部への接触力を高めることができるため、電気的接続の
信頼性を向上させ、この付勢力により自動的にカードエ
ッジコネクタを開くことができるため、さらに操作性に
優れたカードエッジコネクタを提供することができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、コンタクト
ピンとカードエッジ形プリント基板のパッド部との接触
位置を正確に位置決めすることができ、電気的接続の信
頼性をさらに向上させたカードエッジコネクタを提供す
ることができる。
ピンとカードエッジ形プリント基板のパッド部との接触
位置を正確に位置決めすることができ、電気的接続の信
頼性をさらに向上させたカードエッジコネクタを提供す
ることができる。
【図1】本発明にかかるカードエッジコネクタの第1実
施例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図である。
施例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図である。
【図2】図1(a)のB−B線断面図である。
【図3】図1のカードエッジコネクタにカードエッジ形
プリント基板を挿入している状態を示す図であって、
(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図であ
る。
プリント基板を挿入している状態を示す図であって、
(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図であ
る。
【図4】図1のカードエッジコネクタへのカードエッジ
形プリント基板の挿入が完了した状態を示す図であっ
て、(a)は斜視図、(b)は(a)のD−D線断面図
である。
形プリント基板の挿入が完了した状態を示す図であっ
て、(a)は斜視図、(b)は(a)のD−D線断面図
である。
【図5】本発明にかかるカードエッジコネクタの第2実
施例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は
(a)のE−E線断面図である。
施例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は
(a)のE−E線断面図である。
10 カードエッジ形プリント基板 11 (カードエッジ形プリント基板の)パッド部 12 係止孔 20 被接続側プリント基板 21 (被接続側プリント基板の)パッド部 22 ピンホール 30 カードエッジコネクタ 30a 面取り部 30b 挿入口 31 固定側コネクタハウジング 32 回動側コネクタハウジング 33 回動部 34 係合部 35 第1コンタクトピン 36 第2コンタクトピン 36a 突出部 37 (第2コンタクトピンの)先端部 38 当接部 39 溝部 40 係止部
Claims (4)
- 【請求項1】 被接続側プリント基板に固定されるとと
もに、該被接続側プリント基板と電気的に導通する第1
コンタクトピンを備えた固定側コネクタハウジングと、 該固定側コネクタハウジングに回動可能に支持されると
ともに、前記被接続側プリント基板のパッド部と電気的
に接触するための第2コンタクトピンを備えた回動側コ
ネクタハウジングとを備え、 カードエッジ形プリント基板を該カードエッジコネクタ
に挿入した時に、該カードエッジ形プリント基板と当接
して開位置にある前記回動側コネクタハウジングを閉位
置に移動させる当接部を前記固定側コネクタハウジング
に設けたことを特徴とするカードエッジコネクタ。 - 【請求項2】 前記固定側コネクタハウジングは、前記
カードエッジ形プリント基板と係合する溝部を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のカードエッジコネクタ。 - 【請求項3】 前記第2コンタクトピンの前記被接続側
プリント基板に接触する部分が湾曲状に形成されること
を特徴とする請求項1または2記載のカードエッジコネ
クタ。 - 【請求項4】 前記回動側コネクタハウジングは、前記
カードエッジ形プリント基板が該カードエッジコネクタ
に完全に挿入された状態において前記カードエッジコネ
クタに穿設された係止孔と係合する係止部を有すること
を特徴とする請求項1、2または3記載のカードエッジ
コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33893799A JP2001155829A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | カードエッジコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33893799A JP2001155829A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | カードエッジコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001155829A true JP2001155829A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18322740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33893799A Withdrawn JP2001155829A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | カードエッジコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001155829A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4859261B1 (ja) * | 2010-10-20 | 2012-01-25 | 日本航空電子工業株式会社 | 基板用コネクタ |
JP2012199187A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Daiichi Seiko Co Ltd | コネクタ装置 |
KR20130105531A (ko) * | 2012-03-15 | 2013-09-25 | 오므론 가부시키가이샤 | 커넥터 |
DE102015207750A1 (de) | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektronische Vorrichtungseinheit |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP33893799A patent/JP2001155829A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4859261B1 (ja) * | 2010-10-20 | 2012-01-25 | 日本航空電子工業株式会社 | 基板用コネクタ |
JP2012199187A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Daiichi Seiko Co Ltd | コネクタ装置 |
KR20130105531A (ko) * | 2012-03-15 | 2013-09-25 | 오므론 가부시키가이샤 | 커넥터 |
US8986031B2 (en) | 2012-03-15 | 2015-03-24 | Omron Corporation | Connector |
KR101582874B1 (ko) | 2012-03-15 | 2016-01-07 | 오므론 가부시키가이샤 | 커넥터 |
DE102015207750A1 (de) | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektronische Vorrichtungseinheit |
US9407035B2 (en) | 2014-05-28 | 2016-08-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Electronic device unit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |