JP2001018512A - 用紙搬送装置 - Google Patents
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の種類に応じて適正な吸引力を作用さ
せ、消費電力の節電等になる。 【解決手段】 画像形成装置に用いられ、ベルト駆動用
モータ4の駆動力で移動する搬送ベルト3と、搬送ベル
ト3の下方に配置されたサクションファン5と、サクシ
ョンファン5に回転力を付与するファン用モータ5aと
を有し、搬送ベルト3上の用紙6をサクションファン5
の吸引力で搬送ベルト3に密着して搬送する用紙搬送装
置において、用紙6のサイズと坪量を検知する用紙サイ
ズ検知手段11及び用紙坪量検知手段12と、周囲の温
度及び湿度を検知する温度・湿度検知手段15と、この
用紙サイズ検知手段11及び用紙坪量検知手段12の検
知した用紙情報を基本とし、温度・湿度検知手段15の
検知した温度及び湿度を加味して用紙6の吸引力が適正
になるようファン用モータ5aの駆動力を制御する制御
部9とを備えた。
せ、消費電力の節電等になる。 【解決手段】 画像形成装置に用いられ、ベルト駆動用
モータ4の駆動力で移動する搬送ベルト3と、搬送ベル
ト3の下方に配置されたサクションファン5と、サクシ
ョンファン5に回転力を付与するファン用モータ5aと
を有し、搬送ベルト3上の用紙6をサクションファン5
の吸引力で搬送ベルト3に密着して搬送する用紙搬送装
置において、用紙6のサイズと坪量を検知する用紙サイ
ズ検知手段11及び用紙坪量検知手段12と、周囲の温
度及び湿度を検知する温度・湿度検知手段15と、この
用紙サイズ検知手段11及び用紙坪量検知手段12の検
知した用紙情報を基本とし、温度・湿度検知手段15の
検知した温度及び湿度を加味して用紙6の吸引力が適正
になるようファン用モータ5aの駆動力を制御する制御
部9とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ベルト上の用
紙をサクションファンの吸引力で搬送ベルトに密着させ
て搬送する用紙搬送装置に関する。
紙をサクションファンの吸引力で搬送ベルトに密着させ
て搬送する用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置である孔版印刷装置は、給
紙部の用紙を印刷部に給紙し、印刷部で印刷が終了した
用紙を排紙部に排紙することが必要であり、例えばこの
ような用紙の排紙動作にサクション方式の用紙搬送装置
が使用される。
紙部の用紙を印刷部に給紙し、印刷部で印刷が終了した
用紙を排紙部に排紙することが必要であり、例えばこの
ような用紙の排紙動作にサクション方式の用紙搬送装置
が使用される。
【0003】この種の用紙搬送装置の概略構成図が、図
8に示されている。図8において、用紙搬送開始位置と
用紙搬送終了位置とにプーリ1、2がそれぞれ設けら
れ、この一対のプーリ1、2間にエンドレスの搬送ベル
ト3が掛けられている。一対のプーリ1、2の一方はベ
ルト駆動用モータ4によって回転駆動され、このベルト
駆動用モータ4の回転力によって搬送ベルト3が移動さ
れる。搬送ベルト3には多数の空気通過孔(図示せず)
が形成されている。又、搬送ベルト3の下方にはサクシ
ョンファン5が設けられ、このサクションファン5はそ
のファン用モータ5aの駆動力で上方の空気を吸引する
よう構成されている。
8に示されている。図8において、用紙搬送開始位置と
用紙搬送終了位置とにプーリ1、2がそれぞれ設けら
れ、この一対のプーリ1、2間にエンドレスの搬送ベル
ト3が掛けられている。一対のプーリ1、2の一方はベ
ルト駆動用モータ4によって回転駆動され、このベルト
駆動用モータ4の回転力によって搬送ベルト3が移動さ
れる。搬送ベルト3には多数の空気通過孔(図示せず)
が形成されている。又、搬送ベルト3の下方にはサクシ
ョンファン5が設けられ、このサクションファン5はそ
のファン用モータ5aの駆動力で上方の空気を吸引する
よう構成されている。
【0004】上記構成において、ベルト駆動用モータ4
の駆動力で搬送ベルト3が移動し、且つ、ファン用モー
タ5aの駆動力でサクションファン5が回転する。そし
て、印刷終了した用紙6が用紙搬送開始位置から搬送ベ
ルト3上に載置されると、用紙6がサクションファン5
の吸引力で搬送ベルト3に密着され、この密着状態で搬
送ベルト3の移動によって用紙搬送終了位置まで搬送さ
れる。
の駆動力で搬送ベルト3が移動し、且つ、ファン用モー
タ5aの駆動力でサクションファン5が回転する。そし
て、印刷終了した用紙6が用紙搬送開始位置から搬送ベ
ルト3上に載置されると、用紙6がサクションファン5
の吸引力で搬送ベルト3に密着され、この密着状態で搬
送ベルト3の移動によって用紙搬送終了位置まで搬送さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の用紙搬送装置では、用紙6の大きさ、坪量等にかか
わらずサクションファン5の吸引力を常に一定にしてい
た。従って、搬送する用紙6が厚紙等のようにコシが強
く重量のある場合や、小さく薄い場合には必要以上の吸
引力が作用するため、過剰な電力を消費する、過剰な吸
引力によって搬送ベルト3に過剰な負荷がかかる、等の
問題があった。
来の用紙搬送装置では、用紙6の大きさ、坪量等にかか
わらずサクションファン5の吸引力を常に一定にしてい
た。従って、搬送する用紙6が厚紙等のようにコシが強
く重量のある場合や、小さく薄い場合には必要以上の吸
引力が作用するため、過剰な電力を消費する、過剰な吸
引力によって搬送ベルト3に過剰な負荷がかかる、等の
問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、搬送する用紙の種類に応じて
適正な吸引力を作用させることができる用紙搬送装置を
提供することを目的とする。
べくなされたものであり、搬送する用紙の種類に応じて
適正な吸引力を作用させることができる用紙搬送装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成装置に用いられ、駆動力で移動する搬送ベルトと、
この搬送ベルトの下方に配置されたサクションファン
と、このサクションファンに回転力を付与するファン駆
動源とを有し、前記搬送ベルト上の用紙を前記サクショ
ンファンの吸引力で搬送ベルトに密着して搬送する用紙
搬送装置において、搬送する前記用紙の情報を検知する
用紙情報検知手段と、この用紙情報検知手段の検知した
用紙情報に基づき用紙の吸引力が適正になるよう前記フ
ァン駆動源の駆動力を制御する制御部とを備えたことを
特徴とする。
形成装置に用いられ、駆動力で移動する搬送ベルトと、
この搬送ベルトの下方に配置されたサクションファン
と、このサクションファンに回転力を付与するファン駆
動源とを有し、前記搬送ベルト上の用紙を前記サクショ
ンファンの吸引力で搬送ベルトに密着して搬送する用紙
搬送装置において、搬送する前記用紙の情報を検知する
用紙情報検知手段と、この用紙情報検知手段の検知した
用紙情報に基づき用紙の吸引力が適正になるよう前記フ
ァン駆動源の駆動力を制御する制御部とを備えたことを
特徴とする。
【0008】この用紙搬送装置では、用紙の特徴に応じ
て制御部がファン駆動源の駆動力を可変する。
て制御部がファン駆動源の駆動力を可変する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の用紙搬
送装置であって、周囲雰囲気の情報を検知する周囲雰囲
気情報検知手段を有し、この周囲雰囲気情報検知手段の
検知した周囲雰囲気情報を加味して前記制御部が前記フ
ァン駆動源の駆動力を制御したことを特徴とする。
送装置であって、周囲雰囲気の情報を検知する周囲雰囲
気情報検知手段を有し、この周囲雰囲気情報検知手段の
検知した周囲雰囲気情報を加味して前記制御部が前記フ
ァン駆動源の駆動力を制御したことを特徴とする。
【0010】この用紙搬送装置では、請求項1の発明の
作用に加え、制御部が周囲雰囲気情報を加味してファン
駆動源の駆動力を可変する。
作用に加え、制御部が周囲雰囲気情報を加味してファン
駆動源の駆動力を可変する。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の用紙搬送装置であって、前記搬送ベルトによる搬
送条件を検知する搬送条件検知手段を有し、この搬送条
件検知手段の検知した搬送条件を加味して前記制御部が
前記ファン駆動源の駆動力を制御したことを特徴とす
る。
記載の用紙搬送装置であって、前記搬送ベルトによる搬
送条件を検知する搬送条件検知手段を有し、この搬送条
件検知手段の検知した搬送条件を加味して前記制御部が
前記ファン駆動源の駆動力を制御したことを特徴とす
る。
【0012】この用紙搬送装置では、請求項1又は請求
項2の発明の作用に加え、制御部が搬送ベルトによる搬
送条件を加味してファン駆動源の駆動力を可変する。
項2の発明の作用に加え、制御部が搬送ベルトによる搬
送条件を加味してファン駆動源の駆動力を可変する。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載の用紙搬送装置であって、前記用紙情報検知手段は、
用紙サイズ検知手段と用紙坪量検知手段であることを特
徴とする。
載の用紙搬送装置であって、前記用紙情報検知手段は、
用紙サイズ検知手段と用紙坪量検知手段であることを特
徴とする。
【0014】この用紙搬送装置では、請求項1〜請求項
3の発明の作用に加え、用紙の特徴は用紙のサイズと坪
量で判断され、この情報に基づいてファン駆動源の駆動
力を可変する。
3の発明の作用に加え、用紙の特徴は用紙のサイズと坪
量で判断され、この情報に基づいてファン駆動源の駆動
力を可変する。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記
載の用紙搬送装置であって、前記周囲雰囲気情報検知手
段は、温度・湿度検知手段であることを特徴とする。
載の用紙搬送装置であって、前記周囲雰囲気情報検知手
段は、温度・湿度検知手段であることを特徴とする。
【0016】この用紙搬送装置では、請求項1〜請求項
4の発明の作用に加え、周囲雰囲気は温度と湿度で判断
され、この情報を加味してファン駆動源の駆動力を可変
する。
4の発明の作用に加え、周囲雰囲気は温度と湿度で判断
され、この情報を加味してファン駆動源の駆動力を可変
する。
【0017】請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記
載の用紙搬送装置であって、前記搬送条件検知手段は、
ウイング状態を検知するものであることを特徴とする。
載の用紙搬送装置であって、前記搬送条件検知手段は、
ウイング状態を検知するものであることを特徴とする。
【0018】この用紙搬送装置では、請求項1〜請求項
5の発明の作用に加え、搬送条件はウイング状態で判断
され、この情報を加味してファン駆動源の駆動力を可変
する。
5の発明の作用に加え、搬送条件はウイング状態で判断
され、この情報を加味してファン駆動源の駆動力を可変
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0020】図1〜図4は本発明の第1実施形態を示
し、この第1実施形態では本発明の用紙搬送装置を孔版
印刷装置の排紙部に適用した場合である。図1(A)は
用紙搬送装置の要部斜視図、図1(B)はその回路ブロ
ック図、図2には画像形成装置としての孔版印刷装置を
示す全体構成図、図3は印加電圧テーブルのデータ内容
を示す図、図4は電源投入時のフローチャート、図5は
印刷動作時のフローチャートである。
し、この第1実施形態では本発明の用紙搬送装置を孔版
印刷装置の排紙部に適用した場合である。図1(A)は
用紙搬送装置の要部斜視図、図1(B)はその回路ブロ
ック図、図2には画像形成装置としての孔版印刷装置を
示す全体構成図、図3は印加電圧テーブルのデータ内容
を示す図、図4は電源投入時のフローチャート、図5は
印刷動作時のフローチャートである。
【0021】孔版印刷装置Aは、図2に示すように、原
稿を電気信号として読取る原稿読取部Bと、この原稿読
取部Bで読取った画像情報に基づいて孔版原紙に熱溶融
穿孔する製版部Cと、この製版部Cで製版した孔版原紙
を版胴Dに巻き付け、供給される用紙にインキを転写し
て印刷を施す印刷部Eと、この印刷部Eに用紙を供給す
る給紙部Fと、前記印刷部Eで印刷が終了した用紙を搬
送する排紙部Gと、排紙部Gから搬送された用紙を順次
積載するスタッカ部Hと、印刷が終了した孔版原紙を搬
送する排版部Iとを主に備えており、前記排紙部Gにサ
クション方式の用紙搬送装置が使用される。
稿を電気信号として読取る原稿読取部Bと、この原稿読
取部Bで読取った画像情報に基づいて孔版原紙に熱溶融
穿孔する製版部Cと、この製版部Cで製版した孔版原紙
を版胴Dに巻き付け、供給される用紙にインキを転写し
て印刷を施す印刷部Eと、この印刷部Eに用紙を供給す
る給紙部Fと、前記印刷部Eで印刷が終了した用紙を搬
送する排紙部Gと、排紙部Gから搬送された用紙を順次
積載するスタッカ部Hと、印刷が終了した孔版原紙を搬
送する排版部Iとを主に備えており、前記排紙部Gにサ
クション方式の用紙搬送装置が使用される。
【0022】図1(A)、(B)において、用紙搬送装
置は、用紙搬送開始位置と用紙搬送終了位置とにプーリ
1、2がそれぞれ設けられ、この一対のプーリ1、2間
にエンドレスの3本の搬送ベルト3が掛けられている。
一対のプーリ1、2の一方はベルト駆動用モータ4によ
って回転駆動され、このベルト駆動用モータ4の回転力
によって搬送ベルト3が移動される。搬送ベルト3には
多数の空気通過孔3aが形成され、この空気通過孔3a
によって下記するサクションファン5の送風が用紙6に
対して吸引力として有効に作用するようになっている。
搬送ベルト3の下方にはサクションファン5が設けら
れ、このサクションファン5はそのファン駆動源である
ファン用モータ5aの駆動力で上方の空気を吸引するよ
う回転駆動する。又、搬送ベルト3の上下位置には透過
型の排紙第1センサ7及び排紙第2センサ8とが間隔を
置いて設けられ、この各センサ7、8の検出出力は制御
手段9に出力される。制御手段9はこの検出出力より用
紙6が正常に搬送されているか否かを判断する。
置は、用紙搬送開始位置と用紙搬送終了位置とにプーリ
1、2がそれぞれ設けられ、この一対のプーリ1、2間
にエンドレスの3本の搬送ベルト3が掛けられている。
一対のプーリ1、2の一方はベルト駆動用モータ4によ
って回転駆動され、このベルト駆動用モータ4の回転力
によって搬送ベルト3が移動される。搬送ベルト3には
多数の空気通過孔3aが形成され、この空気通過孔3a
によって下記するサクションファン5の送風が用紙6に
対して吸引力として有効に作用するようになっている。
搬送ベルト3の下方にはサクションファン5が設けら
れ、このサクションファン5はそのファン駆動源である
ファン用モータ5aの駆動力で上方の空気を吸引するよ
う回転駆動する。又、搬送ベルト3の上下位置には透過
型の排紙第1センサ7及び排紙第2センサ8とが間隔を
置いて設けられ、この各センサ7、8の検出出力は制御
手段9に出力される。制御手段9はこの検出出力より用
紙6が正常に搬送されているか否かを判断する。
【0023】また、用紙情報検知手段10は、用紙サイ
ズ検知手段11と用紙坪量検知手段12とから構成され
ている。用紙サイズ検知手段11は、給紙部Fにセット
された用紙6のサイズを検知するもので、用紙サイズを
検出するための具体的な手段としては、給紙部Fに設け
られた複数の反射型センサの出力の組み合わせで、給紙
部Fにセットされた用紙6のサイズを検出するものや、
用紙の側面に適合するように摺動される給紙フェンスの
移動量をボリューム式、エンコーダパルス式、測距セン
サ(例えばレーザ変位センサ)等で検出させるものや、
操作パネルで入力させるもの等が考えられる。用紙サイ
ズ検知手段11の検知出力はデータ変換手段13を介し
て制御手段9に出力される。用紙坪量検知手段12は、
給紙部Fにセットされた用紙6の坪量を検知するもの
で、用紙坪量の具体的な手段としてはパネル入力式、圧
力センサ等が考えられる。用紙坪量検知手段12の検知
出力はデータ変換手段14を介して制御手段9に出力さ
れる。
ズ検知手段11と用紙坪量検知手段12とから構成され
ている。用紙サイズ検知手段11は、給紙部Fにセット
された用紙6のサイズを検知するもので、用紙サイズを
検出するための具体的な手段としては、給紙部Fに設け
られた複数の反射型センサの出力の組み合わせで、給紙
部Fにセットされた用紙6のサイズを検出するものや、
用紙の側面に適合するように摺動される給紙フェンスの
移動量をボリューム式、エンコーダパルス式、測距セン
サ(例えばレーザ変位センサ)等で検出させるものや、
操作パネルで入力させるもの等が考えられる。用紙サイ
ズ検知手段11の検知出力はデータ変換手段13を介し
て制御手段9に出力される。用紙坪量検知手段12は、
給紙部Fにセットされた用紙6の坪量を検知するもの
で、用紙坪量の具体的な手段としてはパネル入力式、圧
力センサ等が考えられる。用紙坪量検知手段12の検知
出力はデータ変換手段14を介して制御手段9に出力さ
れる。
【0024】周囲雰囲気情報検知手段である温度・湿度
検知手段15は、用紙搬送装置の周囲の温度及び湿度を
検知するもので、この検知出力はデータ変換手段16を
介して制御手段9に出力される。
検知手段15は、用紙搬送装置の周囲の温度及び湿度を
検知するもので、この検知出力はデータ変換手段16を
介して制御手段9に出力される。
【0025】制御手段9は、中央処理装置9aと、この
中央処理装置9aによって読みだし可能で、印加電圧テ
−ブルの情報が格納されている第1メモリ9bと、中央
処理装置9aによって読みだし・書き込み可能で、印加
電圧の設定値をメモリする第2メモリ9cとを有する。
印加電圧テ−ブルは、図3に示すように、用紙サイズと
用紙坪量とをパラメータとする印加電圧データであり、
このような印加電圧データが温度と湿度との関係によっ
て数種類格納されている。この印加電圧データは用紙6
に対するサクションファン5の吸引力が用紙6のサイズ
・坪量によって最適となるよう設定されたデータであ
り、事前の実験や計算等によって取得されたものであ
る。
中央処理装置9aによって読みだし可能で、印加電圧テ
−ブルの情報が格納されている第1メモリ9bと、中央
処理装置9aによって読みだし・書き込み可能で、印加
電圧の設定値をメモリする第2メモリ9cとを有する。
印加電圧テ−ブルは、図3に示すように、用紙サイズと
用紙坪量とをパラメータとする印加電圧データであり、
このような印加電圧データが温度と湿度との関係によっ
て数種類格納されている。この印加電圧データは用紙6
に対するサクションファン5の吸引力が用紙6のサイズ
・坪量によって最適となるよう設定されたデータであ
り、事前の実験や計算等によって取得されたものであ
る。
【0026】例えば、用紙6のサイズが大きい場合には
吸引力を大きくする必要があるため印加電圧を大きく、
用紙6のサイズが小さい場合には吸引力が小さくて良い
ため印加電圧を小さく設定する。用紙6の坪量が大きい
場合には小さな吸引力で足りるため印加電圧を小さく、
用紙6の坪量が小さい場合には大きな吸引力が必要なた
め印加電圧を大きく設定する。又、湿度が大きい場合に
は吸引力を大きくする必要があるため、印加電圧を大き
く、湿度が小さい場合には吸引力が小さくて良いため、
印加電圧を小さく設定する。
吸引力を大きくする必要があるため印加電圧を大きく、
用紙6のサイズが小さい場合には吸引力が小さくて良い
ため印加電圧を小さく設定する。用紙6の坪量が大きい
場合には小さな吸引力で足りるため印加電圧を小さく、
用紙6の坪量が小さい場合には大きな吸引力が必要なた
め印加電圧を大きく設定する。又、湿度が大きい場合に
は吸引力を大きくする必要があるため、印加電圧を大き
く、湿度が小さい場合には吸引力が小さくて良いため、
印加電圧を小さく設定する。
【0027】又、制御手段9は各モータドライバ17、
18に制御信号をそれぞれ出力し、この各制御信号に基
づいて各モータドライバ17、18がベルト駆動用モー
タ4やファン用モータ5aに駆動信号を出力する。そし
て、制御手段9は第2メモリ9cの印加電圧設定値に基
づいてモータドライバ18を介してファン用モータ5a
の駆動力を制御するもので、この制御内容については作
用の箇所で説明する。
18に制御信号をそれぞれ出力し、この各制御信号に基
づいて各モータドライバ17、18がベルト駆動用モー
タ4やファン用モータ5aに駆動信号を出力する。そし
て、制御手段9は第2メモリ9cの印加電圧設定値に基
づいてモータドライバ18を介してファン用モータ5a
の駆動力を制御するもので、この制御内容については作
用の箇所で説明する。
【0028】次に、上記構成の作用を説明する。図4に
示すように、孔版印刷装置に電源が投入されると、制御
手段9が用紙サイズ検知手段11の検知出力を取り込
み、用紙サイズを検知する(ステップS1、S2)。用
紙サイズが検知されると、用紙坪量検知手段12の検知
出力を取り込み、用紙坪量を検知する(ステップS3、
S4)。用紙坪量が検知されると、温度・湿度検知手段
15の検知出力を取り込み、温度及び湿度を検知する
(ステップS5、S6)。
示すように、孔版印刷装置に電源が投入されると、制御
手段9が用紙サイズ検知手段11の検知出力を取り込
み、用紙サイズを検知する(ステップS1、S2)。用
紙サイズが検知されると、用紙坪量検知手段12の検知
出力を取り込み、用紙坪量を検知する(ステップS3、
S4)。用紙坪量が検知されると、温度・湿度検知手段
15の検知出力を取り込み、温度及び湿度を検知する
(ステップS5、S6)。
【0029】次に、制御手段9は各検知出力に対応する
印加電圧データを第1メモリ9bから読みだし、この読
み出した印加電圧データに第2メモリ9cの内容を更新
して処理を終了する(ステップS7、S8)。
印加電圧データを第1メモリ9bから読みだし、この読
み出した印加電圧データに第2メモリ9cの内容を更新
して処理を終了する(ステップS7、S8)。
【0030】図5に示すように、印刷モードが開始され
ると、給紙部Fの紙有無センサの信号が変化したか否か
を検出し(ステップS10)、変化した場合には上記し
た検知出力の取り込み処理と印加電圧データの更新とを
実行し(ステップS11〜S18)、変化していない場
合には何もせずに処理を終了する。つまり、給紙部Fに
セットされた用紙6が交換されたおそれのある場合には
再度用紙6等の情報を取り込み、適正な印加電圧デ−タ
とする。
ると、給紙部Fの紙有無センサの信号が変化したか否か
を検出し(ステップS10)、変化した場合には上記し
た検知出力の取り込み処理と印加電圧データの更新とを
実行し(ステップS11〜S18)、変化していない場
合には何もせずに処理を終了する。つまり、給紙部Fに
セットされた用紙6が交換されたおそれのある場合には
再度用紙6等の情報を取り込み、適正な印加電圧デ−タ
とする。
【0031】そして、ベルト駆動用モータ4を駆動さ
せ、この駆動力で搬送ベルト3が移動し、且つ、ファン
用モータ5aを駆動させ、この駆動力でサクションファ
ン5が回転する。印刷部Eで印刷終了した用紙6が用紙
搬送開始位置から搬送ベルト3上に載置されると、用紙
6がサクションファン5の吸引力で搬送ベルト3に密着
され、この密着状態で搬送ベルト3の移動によって用紙
搬送終了位置まで搬送される。
せ、この駆動力で搬送ベルト3が移動し、且つ、ファン
用モータ5aを駆動させ、この駆動力でサクションファ
ン5が回転する。印刷部Eで印刷終了した用紙6が用紙
搬送開始位置から搬送ベルト3上に載置されると、用紙
6がサクションファン5の吸引力で搬送ベルト3に密着
され、この密着状態で搬送ベルト3の移動によって用紙
搬送終了位置まで搬送される。
【0032】上記動作過程において、ファン用モータ5
aの駆動力は印加電圧データによって調整されるため、
搬送する用紙6の種類(特徴)に応じて吸引力が制御さ
れる。従って、用紙6の種類等に応じて常に適正な吸引
力が作用するため、過剰な電力が消費されることがな
い。又、過剰な吸引力によって搬送ベルト3に過剰な負
荷がかかることもないため、ベルト駆動用モータ4にお
いても過剰な電力が消費されることがない。
aの駆動力は印加電圧データによって調整されるため、
搬送する用紙6の種類(特徴)に応じて吸引力が制御さ
れる。従って、用紙6の種類等に応じて常に適正な吸引
力が作用するため、過剰な電力が消費されることがな
い。又、過剰な吸引力によって搬送ベルト3に過剰な負
荷がかかることもないため、ベルト駆動用モータ4にお
いても過剰な電力が消費されることがない。
【0033】又、この第1実施形態では、周囲雰囲気情
報検知手段である温度・湿度検知手段15を有し、用紙
搬送装置の周囲の温度及び湿度を加味してファン用モー
タ5aの駆動力を可変するため、より適正な吸引力を作
用させることができ、より消費電力の節約等になる。
報検知手段である温度・湿度検知手段15を有し、用紙
搬送装置の周囲の温度及び湿度を加味してファン用モー
タ5aの駆動力を可変するため、より適正な吸引力を作
用させることができ、より消費電力の節約等になる。
【0034】図6及び図7は本発明の第2実施形態を示
し、この第2実施形態も本発明の用紙搬送装置を孔版印
刷装置の排紙部に適用した場合である。図6は用紙搬送
装置の要部斜視図、図7(A)、(B)、(C)はそれ
ぞれ各ウイング状態の模式図である。
し、この第2実施形態も本発明の用紙搬送装置を孔版印
刷装置の排紙部に適用した場合である。図6は用紙搬送
装置の要部斜視図、図7(A)、(B)、(C)はそれ
ぞれ各ウイング状態の模式図である。
【0035】図6及び図7において、この第2実施形態
にあって前記第1実施形態と同一構成の箇所は説明の重
複を回避するため、図面に前記第1実施形態と同一符号
を付して説明を省略し、異なる構成箇所のみを説明す
る。
にあって前記第1実施形態と同一構成の箇所は説明の重
複を回避するため、図面に前記第1実施形態と同一符号
を付して説明を省略し、異なる構成箇所のみを説明す
る。
【0036】即ち、3本の搬送ベルト3の両端の位置に
は排紙ウイング20がそれぞれ設けられ、この一対の排
紙ウイング20はウイング用モータ21の駆動力によっ
て上下方向に移動するよう構成されている。この一対の
排紙ウイング20の内側には一対のサイドフラップ22
が設けられ、この一対のサイドフラップ22もウイング
用モータ21の駆動力によって一対の排紙ウイング20
とは別個独立に上下方向に移動するよう構成されてい
る。又、一対の排紙ウイング20の中央位置にはベルト
ローラ23が設けられ、このベルトローラ23もウイン
グ用モータ21の駆動力によって上下方向に移動するよ
う構成されている。
は排紙ウイング20がそれぞれ設けられ、この一対の排
紙ウイング20はウイング用モータ21の駆動力によっ
て上下方向に移動するよう構成されている。この一対の
排紙ウイング20の内側には一対のサイドフラップ22
が設けられ、この一対のサイドフラップ22もウイング
用モータ21の駆動力によって一対の排紙ウイング20
とは別個独立に上下方向に移動するよう構成されてい
る。又、一対の排紙ウイング20の中央位置にはベルト
ローラ23が設けられ、このベルトローラ23もウイン
グ用モータ21の駆動力によって上下方向に移動するよ
う構成されている。
【0037】そして、一対の排紙ウイング20、一対の
サイドフラップ22及びベルトローラ23は、用紙幅検
知手段(図示せず)及び給紙圧スイッチ(図示せず)の
設定値によって図7(A)、(B)、(C)に示す各ウ
イング状態に設定される。図7(A)は、ポジション1
の状態であり、一対の排紙ウイング20、一対のサイド
フラップ22及びベルトローラ23が共に下方位置に位
置する。図7(B)は、ポジション2の状態であり、一
対の排紙ウイング20及びベルトローラ23が共に上方
位置に位置し、一対のサイドフラップ22が下方位置に
位置する。図7(C)は、ポジション3の状態であり、
一対の排紙ウイング20及び一対のサイドフラップ22
が共に上方位置に位置し、ベルトローラ23が下方位置
に位置する。
サイドフラップ22及びベルトローラ23は、用紙幅検
知手段(図示せず)及び給紙圧スイッチ(図示せず)の
設定値によって図7(A)、(B)、(C)に示す各ウ
イング状態に設定される。図7(A)は、ポジション1
の状態であり、一対の排紙ウイング20、一対のサイド
フラップ22及びベルトローラ23が共に下方位置に位
置する。図7(B)は、ポジション2の状態であり、一
対の排紙ウイング20及びベルトローラ23が共に上方
位置に位置し、一対のサイドフラップ22が下方位置に
位置する。図7(C)は、ポジション3の状態であり、
一対の排紙ウイング20及び一対のサイドフラップ22
が共に上方位置に位置し、ベルトローラ23が下方位置
に位置する。
【0038】この各ウイング状態の設定を検知する搬送
条件検知手段(図示せず)を有し、この搬送条件検知手
段(図示せず)が検知した搬送条件を加味して制御手段
(図示せず)がファン用モータ(図示せず)の駆動力を
可変するよう構成されている。つまり、第2実施形態で
は、制御手段は用紙の特徴を基本として温度・湿度を加
味すると共にウイング状態の設定を加味してファン用モ
ータ(図示せず)の駆動力を可変する。
条件検知手段(図示せず)を有し、この搬送条件検知手
段(図示せず)が検知した搬送条件を加味して制御手段
(図示せず)がファン用モータ(図示せず)の駆動力を
可変するよう構成されている。つまり、第2実施形態で
は、制御手段は用紙の特徴を基本として温度・湿度を加
味すると共にウイング状態の設定を加味してファン用モ
ータ(図示せず)の駆動力を可変する。
【0039】この第2実施形態でおいても前記第1実施
形態と同様の作用・効果が得られる。その上、ウイング
状態の設定を加味してファン用モータ(図示せず)の駆
動力が調整されるため、さらに適正な吸引力を作用させ
ることができ、さらなる消費電力の節約等になる。
形態と同様の作用・効果が得られる。その上、ウイング
状態の設定を加味してファン用モータ(図示せず)の駆
動力が調整されるため、さらに適正な吸引力を作用させ
ることができ、さらなる消費電力の節約等になる。
【0040】尚、前記各実施形態によれば、用紙情報検
知手段10は、用紙サイズ検知手段11と用紙坪量検知
手段12とから構成したが、これ以外の情報を加え、又
は、これ以外の情報によって用紙6の特徴を検知するよ
う構成しても良い。
知手段10は、用紙サイズ検知手段11と用紙坪量検知
手段12とから構成したが、これ以外の情報を加え、又
は、これ以外の情報によって用紙6の特徴を検知するよ
う構成しても良い。
【0041】尚、前記各実施形態によれば、周囲雰囲気
の情報を検知する周囲雰囲気情報検知手段は、温度・湿
度検知手段15にて構成したが、これ以外の情報を加
え、又は、これ以外の情報によって周囲雰囲気の情報を
検知するよう構成しても良い。
の情報を検知する周囲雰囲気情報検知手段は、温度・湿
度検知手段15にて構成したが、これ以外の情報を加
え、又は、これ以外の情報によって周囲雰囲気の情報を
検知するよう構成しても良い。
【0042】尚、前記第2実施形態によれば、搬送条件
検知手段は、ウイング状態を検知するものであるが、こ
れ以外の情報を加え、又は、これ以外の情報によって搬
送条件を検知するよう構成しても良い。
検知手段は、ウイング状態を検知するものであるが、こ
れ以外の情報を加え、又は、これ以外の情報によって搬
送条件を検知するよう構成しても良い。
【0043】尚、前記各実施形態によれば、本発明の用
紙搬送装置を孔版印刷装置の排紙部に適用した場合を示
したが、孔版印刷装置の排紙部以外にも適用できること
はもちろんである。
紙搬送装置を孔版印刷装置の排紙部に適用した場合を示
したが、孔版印刷装置の排紙部以外にも適用できること
はもちろんである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、画像形成装置の排紙部に用いられ、搬送ベルト
上の用紙をサクションファンの吸引力で搬送ベルトに密
着して搬送する用紙搬送装置において、搬送する前記用
紙の情報を検知する用紙情報検知手段と、この用紙情報
検知手段の検知した用紙情報に基づいて前記ファン駆動
源の駆動力を制御する制御部とを備えたので、用紙の特
徴に応じて制御部がファン駆動源の駆動力を可変するた
め、用紙の種類に応じて適正な吸引力を作用させること
ができ、スタッカ部に積載される用紙の紙揃えが良くな
り、また消費電力の節電等にもなる。
よれば、画像形成装置の排紙部に用いられ、搬送ベルト
上の用紙をサクションファンの吸引力で搬送ベルトに密
着して搬送する用紙搬送装置において、搬送する前記用
紙の情報を検知する用紙情報検知手段と、この用紙情報
検知手段の検知した用紙情報に基づいて前記ファン駆動
源の駆動力を制御する制御部とを備えたので、用紙の特
徴に応じて制御部がファン駆動源の駆動力を可変するた
め、用紙の種類に応じて適正な吸引力を作用させること
ができ、スタッカ部に積載される用紙の紙揃えが良くな
り、また消費電力の節電等にもなる。
【0045】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
用紙搬送装置であって、周囲雰囲気の情報を検知する周
囲雰囲気情報検知手段を有し、この周囲雰囲気情報検知
手段の検知した周囲雰囲気情報を加味して前記制御部が
前記ファン駆動源の駆動力を制御したので、請求項1の
発明の効果に加え、制御部が周囲雰囲気情報を加味して
ファン駆動源の駆動力を可変するため、用紙の種類等に
応じてより適正な吸引力を作用させることができ、消費
電力のより節電等になる。
用紙搬送装置であって、周囲雰囲気の情報を検知する周
囲雰囲気情報検知手段を有し、この周囲雰囲気情報検知
手段の検知した周囲雰囲気情報を加味して前記制御部が
前記ファン駆動源の駆動力を制御したので、請求項1の
発明の効果に加え、制御部が周囲雰囲気情報を加味して
ファン駆動源の駆動力を可変するため、用紙の種類等に
応じてより適正な吸引力を作用させることができ、消費
電力のより節電等になる。
【0046】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2記載の用紙搬送装置であって、前記搬送ベルトに
よる搬送条件を検知する搬送条件検知手段を有し、この
搬送条件検知手段の検知した搬送条件を加味して前記制
御部が前記ファン駆動源の駆動力を制御したので、請求
項1又は請求項2の発明の効果に加え、制御部が搬送ベ
ルトによる搬送条件を加味してファン駆動源の駆動力を
可変するため、用紙の種類等に応じてよりさらに適正な
吸引力を作用させることができ、消費電力のさらなる節
電等になる。
求項2記載の用紙搬送装置であって、前記搬送ベルトに
よる搬送条件を検知する搬送条件検知手段を有し、この
搬送条件検知手段の検知した搬送条件を加味して前記制
御部が前記ファン駆動源の駆動力を制御したので、請求
項1又は請求項2の発明の効果に加え、制御部が搬送ベ
ルトによる搬送条件を加味してファン駆動源の駆動力を
可変するため、用紙の種類等に応じてよりさらに適正な
吸引力を作用させることができ、消費電力のさらなる節
電等になる。
【0047】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3記載の用紙搬送装置であって、前記用紙情報検知手
段は、用紙サイズ検知手段と用紙坪量検知手段にて構成
したので、用紙の特徴は用紙のサイズと坪量で判断さ
れ、この情報に基づいてファン駆動源の駆動力が可変さ
れるため、請求項1〜請求項3の発明と同様の効果が得
られる。
項3記載の用紙搬送装置であって、前記用紙情報検知手
段は、用紙サイズ検知手段と用紙坪量検知手段にて構成
したので、用紙の特徴は用紙のサイズと坪量で判断さ
れ、この情報に基づいてファン駆動源の駆動力が可変さ
れるため、請求項1〜請求項3の発明と同様の効果が得
られる。
【0048】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4記載の用紙搬送装置であって、前記周囲雰囲気情報
検知手段は、温度・湿度検知手段として構成したので、
周囲雰囲気は温度と湿度で判断され、この情報を加味し
てファン駆動源の駆動力が可変されるため、請求項1〜
請求項4の発明と同様の効果が得られる。
項4記載の用紙搬送装置であって、前記周囲雰囲気情報
検知手段は、温度・湿度検知手段として構成したので、
周囲雰囲気は温度と湿度で判断され、この情報を加味し
てファン駆動源の駆動力が可変されるため、請求項1〜
請求項4の発明と同様の効果が得られる。
【0049】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5記載の用紙搬送装置であって、前記搬送条件検知手
段は、ウイング状態を検知するものであるので、搬送条
件はウイング状態で判断され、この情報を加味してファ
ン駆動源の駆動力が可変されるため、請求項1〜請求項
5の発明と同様の効果が得られる。
項5記載の用紙搬送装置であって、前記搬送条件検知手
段は、ウイング状態を検知するものであるので、搬送条
件はウイング状態で判断され、この情報を加味してファ
ン駆動源の駆動力が可変されるため、請求項1〜請求項
5の発明と同様の効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(A)は用紙搬
送装置の要部斜視図、(B)はその回路ブロック図であ
る。
送装置の要部斜視図、(B)はその回路ブロック図であ
る。
【図2】 孔版印刷装置の全体を示す全体構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、印加電圧テーブ
ルのデータ内容を示す図である。
ルのデータ内容を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、電源投入時のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、印刷動作時のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態を示し、用紙搬送装置の
要部斜視図である
要部斜視図である
【図7】本発明の第2実施形態を示し、(A)、
(B)、(C)はそれぞれ各ウイング状態の模式図であ
る。
(B)、(C)はそれぞれ各ウイング状態の模式図であ
る。
【図8】従来例の用紙搬送装置の概略構成図である。
A 孔版印刷装置 3 搬送ベルト 4 ベルト駆動用モータ 5 サクションファン 5a ファン用モータ(ファン駆動源) 6 用紙 9 制御手段 10 用紙情報検知手段 11 用紙サイズ検知手段 12 用紙坪量検知手段 15 温度・湿度検知手段(周囲雰囲気検知手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 画像形成装置の排紙部に設けられ、駆動
力で移動する搬送ベルトと、この搬送ベルトの下方に配
置されたサクションファンと、このサクションファンに
回転力を付与するファン駆動源とを有し、前記搬送ベル
ト上の用紙を前記サクションファンの吸引力で搬送ベル
トに密着して搬送する用紙搬送装置において、 搬送する前記用紙の情報を検知する用紙情報検知手段
と、この用紙情報検知手段の検知した用紙情報に基づき
用紙の吸引力が適正になるよう前記ファン駆動源の駆動
力を制御する制御部とを備えたことを特徴とする用紙搬
送装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の用紙搬送装置であって、 周囲雰囲気の情報を検知する周囲雰囲気情報検知手段を
有し、この周囲雰囲気情報検知手段の検知した周囲雰囲
気情報を加味して前記制御部が前記ファン駆動源の駆動
力を制御したことを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の用紙搬送装
置であって、 前記搬送ベルトによる搬送条件を検知する搬送条件検知
手段を有し、この搬送条件検知手段の検知した搬送条件
を加味して前記制御部が前記ファン駆動源の駆動力を制
御したことを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の用紙搬送装置
であって、 前記用紙情報検知手段は、用紙サイズ検知手段と用紙坪
量検知手段であることを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4記載の用紙搬送装置
であって、 前記周囲雰囲気情報検知手段は、温度・湿度検知手段で
あることを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載の用紙搬送装置
であって、 前記搬送条件検知手段は、ウイング状態を検知するもの
であることを特徴とする用紙搬送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197841A JP2001018512A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 用紙搬送装置 |
US09/613,144 US6206591B1 (en) | 1999-07-12 | 2000-07-10 | Sheet carrying device |
EP00114166A EP1069059A3 (en) | 1999-07-12 | 2000-07-12 | Sheet carrying device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197841A JP2001018512A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 用紙搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018512A true JP2001018512A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16381240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11197841A Pending JP2001018512A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 用紙搬送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6206591B1 (ja) |
EP (1) | EP1069059A3 (ja) |
JP (1) | JP2001018512A (ja) |
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JP2014065563A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Toshiba Corp | 紙葉類搬送装置 |
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JP2012504083A (ja) * | 2008-09-30 | 2012-02-16 | イーストマン コダック カンパニー | シート運搬装置 |
US9079733B2 (en) | 2010-05-07 | 2015-07-14 | Bdt Media Automation Gmbh | Vortex suction separator device |
WO2012107217A2 (en) * | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Bdt Media Automation Gmbh | The present invention relates to a suctioning and conveying system for suctioning and conveying an object |
CN102615053A (zh) * | 2012-01-18 | 2012-08-01 | 烟台市亨利不干胶印刷有限公司 | 柔版机添加质检剔次装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS552362B2 (ja) * | 1972-09-11 | 1980-01-19 | ||
US4589652A (en) * | 1985-10-17 | 1986-05-20 | Xerox Corporation | Plural level vacuum document feeder |
JPH04365739A (ja) * | 1991-06-08 | 1992-12-17 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
JP3213424B2 (ja) * | 1993-02-15 | 2001-10-02 | 理想科学工業株式会社 | 孔版印刷装置の排紙装置 |
JP3366787B2 (ja) * | 1995-10-20 | 2003-01-14 | ノーリツ鋼機株式会社 | 感光材料の吸着搬送装置 |
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