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JP2001010945A - 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 - Google Patents

保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物

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Publication number
JP2001010945A
JP2001010945A JP11188394A JP18839499A JP2001010945A JP 2001010945 A JP2001010945 A JP 2001010945A JP 11188394 A JP11188394 A JP 11188394A JP 18839499 A JP18839499 A JP 18839499A JP 2001010945 A JP2001010945 A JP 2001010945A
Authority
JP
Japan
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genus
extract
acid
fruit
hair
Prior art date
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Pending
Application number
JP11188394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Toki
正子 土岐
Mitsuko Kondo
光子 近藤
Munenori Maeda
宗紀 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichimaru Pharcos Co Ltd
Original Assignee
Ichimaru Pharcos Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichimaru Pharcos Co Ltd filed Critical Ichimaru Pharcos Co Ltd
Priority to JP11188394A priority Critical patent/JP2001010945A/ja
Publication of JP2001010945A publication Critical patent/JP2001010945A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間保湿効果が継続する保湿性植物成分を
含有し、皮膚に対しては乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギ
レ、フケ、カユミ、炎症性疾患の予防、軽減又は改善
に、また毛髪に対しては、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ
毛、光沢付与等に奏効する化粧料、浴用剤、洗剤組成物
を提供する。 【解決手段】 アキカラマツ、アルカナ、カスミソウ、
シュクコンカスミソウ、カラクサケマン、チョロギ、パ
リウルス、ハルリンドウ、ハイリンドウ、ヘーゼルナッ
ツ、ムギワラギクの中から選ばれる1種又は2種以上の
植物抽出物を含有する化粧料、浴用剤及び洗剤組成物と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料、あるいは
日用雑貨である浴用剤や洗剤組成物に関するものであっ
て、保湿性植物抽出物を含有し皮膚や毛髪に対して潤い
を与え、生き生きとした健全な皮膚または毛髪を維持、
再生する上で有用な組成物を提供するものである。すな
わち、皮膚に対して、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、
フケ、カユミ、炎症性疾患等の予防、軽減又は改善に、
又、毛髪に対しては、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、
光沢付与等に有効な化粧料類、浴用剤、あるいは洗剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】人の皮膚や毛髪は、健常な状態であると
きは適度の保湿性を有し、通常は特別なケアを必要とし
ないが、さまざまな環境要因(例えば、温度変化、湿度
変化、光、水との接触等)や、洗剤等との接触、あるい
は老化によって、しばしば変化・支障をきたすことがあ
る。すなわち保湿機能が低下した皮膚や毛髪は、乾燥
し、硬く、光沢や弾力性も失われ、カサカサとした状態
となる。こうした乾燥皮膚は、近年、急増傾向にあるア
トピー性皮膚炎との関連性も指摘されており、様々なス
キントラブルを招く恐れがある。また毛髪にあっても光
沢の消失、枝毛、切毛といったトラブルが発生する。さ
らにこれらが進展すると、シミ、シワ、脱毛等の深刻な
状態を招くと考えられている。
【0003】従来より、皮膚や毛髪の乾燥を防ぐために
化粧品等の外用剤にグリセリン、プロピレングリコー
ル、1,3-ブチレングリコール、その他の多価アルコール
をはじめ、油脂成分、アミノ酸、蛋白質、多糖類、ムコ
多糖類等が利用されてきた。
【0004】これらに見られる目的は、皮膚や髪に塗布
することで皮膜を作り、水分の蒸散を防いだり、天然保
湿因子:NMF(Natural Moisturizing Factar)と言
われる角質層成分に近づけるべく工夫なされたものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保湿成分では、感触性、保湿効果の持続性、安全性、物
理化学的安定性といった点において未だ満足されるもの
ではなかった。特に、従来成分による保湿効果は一時的
であり、肌荒れや枝毛の防止又は改善等、健全な皮膚ま
たは毛髪を維持、再生する意味で十分な外用組成物とは
言い難いものであった。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するものであ
って、長時間保湿効果が継続する保湿性植物成分を含有
し、皮膚に対しては、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、
フケ、カユミ、炎症性疾患等の予防、軽減又は改善に、
又、毛髪に対しては、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、
光沢付与等に奏効する化粧料又は浴用剤、あるいは肌荒
れ、ヒビ、アカギレ等のスキントラブルが起こりにくい
ように改良された洗剤組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明で使用する植物は
次の通りで、何れも、葉、茎、根、花、種子あるいは全
草を使用することができるが、生薬として入手可能なも
のはそれを利用してもよい。
【0008】(1)アキカラマツ Thalictrum minus
L.var hypoleucum(Sieb.et zucc.)Miq.(=T.thunbergi
i DC.)(キンポウゲ科) (2)アルカナ Alkanna tinctoria(L.)Tausch(ムラ
サキ科)、別名:アルカネット (3)カスミソウ Gypsophila elegans Bieb.(ナデシ
コ科) (4)シュクコンカスミソウ Gypsophila paniculata
L.(=G.arrostii)(ナデシコ科) (5)カラクサケマン Fumaria officinalis L.(=F.
parriflora;F.muralis)(ケシ科)、別名:フマリア草 (6)チョロギ Stachys sieboldii Miq.(=S.offici
nali;S.affinis Fresen;S.tuberifera Naud.)(シソ
科) (7)パリウルス Paliurus spina-christi Mill.(=
P.aculeata Lam.;P.australis Gaertn.;Ziziphus pal
iurus Willd.)(クロウメモドキ科)、別名:セイヨウ
ハマナツメ (8)ハルリンドウ Gentiana thunbergii(リンドウ
科) (9)ハイリンドウ Gentiana dahurica Fisch.(=G.
decumbens)(リンドウ科)、生薬名:ジンギョウ、ジン
キュウ (10)ヘーゼルナッツ Corylus avellana L.(カバノ
キ科)、別名:セイヨウハシバミ (11)ムギワラギク Helichrysum bracteatum Willd.
(=H.thianschanicum)(キク科)
【0009】これら植物から適当な溶媒を使用して有効
成分を抽出する。溶媒は、水、エタノール、1,3-ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ポ
リエチレングリコール又はこれらの内より選択される任
意の混液を使用することができる。抽出は、通常、植物
を常温付近で1〜7日間溶媒に浸漬することにより行
い、抽出後は、濾過して必要に応じ、抽出液を希釈、又
は濃縮、乾燥する。
【0010】保湿性植物抽出物を得るには、植物重量に
対し、通常3〜20倍、好ましくは5〜10倍量程度の
溶媒を使用するのがよい。また、抽出効率を上げるため
に加温抽出することも可能であるが、できるだけ変性さ
せないで良質の成分を得るために常温付近で3〜7日間
程度浸漬抽出するのが望ましい。
【0011】本発明で使用する植物は、その何れからも
目的効果の高い抽出物が得られる。したがって各々から
個別に抽出しても、任意に植物を組み合わせて抽出して
も良い。また、各抽出物又は抽出液を混合して使用して
も良い。尚、複数の植物抽出物の組み合わせにより保湿
効果の持続性がより向上したり、肌荒れやフケ症、カユ
ミに対する改善効果がさらに良好となる結果も得られる
ことから、2種以上の植物抽出物を組み合わて使用する
ことに十分意義はあるものと考えられる。
【0012】本発明による化粧料組成物、浴用剤組成物
及び洗剤組成物は、本発明の必須の保湿性植物抽出物の
他に、例えば、下記に記すような化粧品類などで通常使
用される基剤、添加剤等を併用して製造することができ
る。
【0013】(1)各種油脂類 アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、
オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ
油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバ
ー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シ
ア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、
パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル
油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロ
ウ、ヤシ油、牛脂、豚脂又はこれら油脂類の水素添加物
(硬化油等)など。
【0014】(2)ロウ類 ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノ
リン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、
モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス、スクワ
レン、スクワラン、プリスタンなど。
【0015】(3)鉱物油 流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライ
ド、セレシン、マイクロクリスタンワックスなど。
【0016】(4)脂肪酸類 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、オレイン酸、12-ヒドロキシステアリン
酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸などの
天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2-エチルブタ
ン酸、イソペンタン酸、2-メチルペンタン酸、2-エチル
ヘキサン酸、イソペンタン酸などの合成脂肪酸。
【0017】(5)アルコール類 エタノール、イソピロパノール、ラウリルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロールなどの天然アルコール、2-ヘキシルデカノール、
イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノールな
どの合成アルコール。
【0018】(6)多価アルコール類 酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレング
リコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グ
リセリン、ペンタエリトリトール、ソルビトール、マン
ニトールなど。
【0019】(7)エステル類 ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリス
チン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デ
シル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタ
ン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モ
ノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸
プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコ
ールなど。
【0020】(8)金属セッケン類 ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、パル
ミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸
亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛など。
【0021】(9)ガム質、糖類又は水溶性高分子化合物 アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤ
ク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴム、
キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、
果糖、ショ糖又はそのエステル、トレハロース又はその
誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプ
ン、カラギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサ
ン、エチレンオキサイドなどのアルキレン(C2〜C4)
オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2〜C
4)キチン又はキトサン、低分子キチン又はキトサン、
キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチ
ン又はキトサン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸
又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、ヘパリ
ン、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセ
ルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチ
レンオキサイドやポリプロピレンオキサイドなどのポリ
アルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリエチレンイミンなど。
【0022】(10)界面活性剤 アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン
酸エステル塩)、カチオン界面活性剤(アルキルアミン
塩、アルキル四級アンモニウム塩)、両性界面活性剤:
カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン
型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両
性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、非イ
オン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エー
テルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオ
ン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性
剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性
剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、
高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、
フッ化炭素系界面活性剤)など。
【0023】(11)各種ビタミン類 ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA
1)、デヒドロレチナール(ビタミンA2)、カロチ
ン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チア
ミン塩酸塩、チアミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフ
ラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB
6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、
ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン類、コリン、
イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸又はその
誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタ
ミンD2)、コレカルシフェロール(ビタミンD3)、
ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンE又
はその誘導体、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナ
ジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミンK
2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビ
タミンK4)、その他、必須脂肪酸(ビタミンF)、カ
ルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット
酸、ビタミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリ
ジン)、ビタミンUなど。
【0024】(12)各種アミノ酸類 バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオ
ニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グ
リシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリ
ン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒド
ロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒド
ロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジンな
どや、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸
塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導
体など。
【0025】(13)植物又は動物系原料由来の種々の添加
物 これらは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常
法的に行われる加工(例えば、粉砕、製粉、洗浄、加水
分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉
末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色などを
任意に選択、組合わせた処理)を行い、各種の素材から
任意に選択して供すれば良い。
【0026】尚、抽出に用いる溶媒については、供する
製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処理等を考
慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、水溶性有
機溶媒(例えば、エタノール、プロピレングリコール、
1,3-ブチレングリコールなど)の中から選ばれる1種も
しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用
途により有機溶媒の含有が好ましくない場合において
は、水のみを使用したり、あるいは抽出後に除去しやす
いエタノールを採用し、単独又は水との任意の混液で用
いたりすれば良く、又、搾取抽出したものでも良い。
【0027】尚、植物又は動物系原料由来の添加物を、
全身用又は局所用の外用剤、化粧品類に供する場合、皮
膚や頭髪の保護をはじめ、保湿、感触・風合いの改善、
柔軟性の付与、刺激の緩和、芳香によるストレスの緩
和、細胞賦活(細胞老化防止)、炎症の抑制、肌質・髪
質の改善、肌荒れ防止及びその改善、発毛、育毛、脱毛
防止、光沢の付与、清浄効果、疲労の緩和、血流促進、
温浴効果などの美容的効果のほか、香付け、消臭、増
粘、防腐、緩衝などの効果も期待できる。
【0028】又、飲食品においては、栄養補給、疲労回
復、強壮、細胞賦活(細胞老化防止)等の健身並びに美
容的効果をはじめ、味覚の改善、色調や芳香、光沢の付
与、安定化、増粘、防腐等の目的で使用することができ
る。更にこの他にも、これまでに知られている各原料素
材の様々な美容的、薬剤的効果を期待し、これらを組合
わせることによって目的とする効果の増進を図ったり、
或いは多機能的な効果を期待した製品とすることも可能
である。
【0029】原料とする具体的な植物(生薬)としては、
例えば、アーモンド(へん桃)、アイ(藍葉)、アオカズラ
(清風藤)、アオキ(青木)、アオギリ又はケナシアオギリ
(梧桐)、アオツヅラフジ(木防巳)、アカシア、アカショ
ウマ(赤升麻)、アカスグリ「果実」、アカブドウ、アカ
ミノキ(ログウッド)、アカメガシワ(赤芽柏)、アカネ
(茜草根)、アカヤジオウ又はジオウ(地黄)、アギ(阿
魏)、アキニレ(榔楡皮)、アグアヘ(オオミテングヤ
シ)、アケビ(木通)、アサ(麻子仁)、マルバアサガオ又
はアサガオ(牽牛子)、アジサイ(紫陽花)、アシタバ(明
日葉)、アズキ(赤小豆)、アセロラ、アセンヤク(阿仙
薬)、アチラ(ショクヨウカンナ)、アニス、アベマキ
「果実」、アボカド、アマ、アマチャ(甘茶)、アマチャ
ヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)、アマランサ
ス(ヒユ、ハゲイトウ、ヒモゲイトウ、センニンコク、
スギモリゲイトウ、ホソアオゲイトウ、アオゲイトウ、
ハリビユ、アマラントウス・ヒポコンドリアクス)、ア
ミガサユリ又はバイモ(貝母)、アルガローボ(キャベ)、
アルテア、アルニカ、アルピニア又はカツマダイ(ソウ
ズク)、アロエ(蘆薈)、アロエベラ、アンジェリカ、ア
ンズ又はホンアンズ(杏仁)、アンソッコウ(安息香)、イ
ガコウゾリナ(地胆頭)、イカリソウ又はヤチマタイカリ
ソウ(インヨウカク)、イグサ(灯心草)、イタドリ(虎杖
根)、イチイ(一位)、イチゴ、イチジク(無花果「果実、
葉」)、イチハツ(一初)、イチビ(冬葵子)、イチヤクソ
ウ(一薬草)、イチョウ(銀杏「種子、葉」)、イトヒメハ
ギ(遠志)、イナゴマメ、イヌナズナ(テイレキシ)、イヌ
ビユ(ホナガイヌビユ)、イネ「種子、種皮」、イノンド
「種子」、イブキジャコウソウ、イラクサ、イランイラ
ン、イワタバコ(岩萵苣)、イワヒバ又はイワマツ(巻
柏)、ウーロン茶、ウイキョウ(茴香)、ウィート(チブサ
ノキ)、ウキヤガラ(三稜)、ウグイスカグラ「果実」、
ヒメウイキョウ、ウコン(鬱金)、ウキクサ(浮萍)、ウス
バサイシン又はケイリンサイシン又はオウシュウサイシ
ン(細辛)、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、ウツ
ボグサ(夏枯草)、ウド又はシシウド(羌活、独活、唐独
活)、ウニャデガト(ウンカリア、キャッツクロー)、ウ
バ茶、ウメ(烏梅「種子、果肉」)、ウラジロガシ、ウワ
ウルシ(クサコケモモ)、ウンシュウミカン(陳皮)、エス
トラゴン、エゾウコギ(蝦夷五加)、エチナシ(ホソバム
ラサキバレンギク)、エニシダ、エノキタケ(榎茸)、エ
ビスグサ又はカッシア・トーラ(決明子)、エルカンプ
レ、エルダーベリー「果実」、エレミ、エリンギィ又は
プレロータスエリンジ、エンジュ(槐花、槐花米)、オウ
ギ又はキバナオウギ(黄耆)、オウレン(黄連)、オオカラ
スウリ(カロコン)、オオグルマ(土木香)、オオツヅラフ
ジ(防己)、オオバコ(車前子、車前草)、オオハシバミ
(榛子)、オオバナオケラ又はオケラ(白朮)、オオバナサ
ルスベリ(バナバ)、オオバヤシャブシ「果実」、オオ
ミサンザシ又はサンザシ(山査子)、オウセイ(ナルコユ
リ、カギクルマバナルコユリ)、オウヒササノユキ又は
ササノユキ、オオムギ(大麦)、オオホシグサ(穀精草)、
オカ、オカゼリ(蛇床子)、オグルマ(旋覆)、オクラ「果
実」、オタネニンジン又はトチバニンジン (人参)、オ
トギリソウ又はコゴメバオトギリソウ又はセイヨウオト
ギリソウ(弟切草)、オドリコソウ(続断)、オナモミ(蒼
耳子)、オニグルミ、オニドコロ又はトコロ又はナガド
コロ(ヒカイ)、オニノヤガラ(天麻)、オニユリ又はササ
ユリ又はハカタユリ(百合)、オノニス、オヒョウ(裂葉
楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ、オランダカラシ(ク
レソン)、オランダゼリ、オランダミツバ、オリーブ
「果実、種子、葉」、オレガノ、オレンジ「果実、果
皮」、カイケイジオウ(熟地黄)、カカオ「果実、果皮、
種子」、カキ(柿蒂「葉」)、カギカズラ(釣藤鈎)、カキ
ドオシ又はカントリソウ(蓮銭草)、カシア、カジノキ
(楮実「果実」)、ガジュツ(莪朮)、カシワ(槲樹、槲
葉)、カスカリラ、カスカラサグラダ、カニクサ(金沙
藤)、カニーワ、カノコソウ(吉草根)、カバノキ又はシ
ダレカンバ(白樺)、カボチャ、カポックノキ「種子」、
カホクサンショウ(蜀椒)、ガマ(蒲黄)、カミツレ又はロ
ーマカミツレ、カミヤツデ(通草)、カムカム(カモカ
モ)、カラスウリ又はシナカラスウリ(王瓜)、カラスビ
シャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ「種子」、カラホオ
(厚朴)、カラヤ、カリン(木瓜)、ガルシニア、カワミド
リ、カワラサイコ(委陵菜、翻白草)、カワヂシャ、カワ
ラタケ、カワラナデシコ(石竹)又はエゾカワラナデシコ
(瞿麦、瞿麦子)、カワラニンジン(青蒿)、カワラヨモギ
(茵チン蒿)、カンスイ(甘遂)、カンゾウ(甘草)、カンタ
ラアサ、カンデリラ、カントウ、カンナ、キイチゴ(エ
ゾイチゴ、オランダイチゴ、エビガライチゴ、ナワシロ
イチゴ、モミジイチゴ、ヨーロッパキイチゴ)、キウイ
「果実、葉」、キカラスウリ(瓜呂根)、キキョウ(桔
梗、桔梗根)、キク(菊花、シマカンギク、チョウセンノ
ギク)、キササゲ(梓実)、ギシギシ(羊蹄根)、キジツ(枳
実)、キズタ、キダチアロエ、キダチハッカ、キナ、キ
ナノキ(シンコーナ、アカキナノキ)、キヌア(キノア)、
キハダ(黄柏)、ギムネマ・シルベスタ、キャベツ、キャ
ベブ「未熟果」、キュウリ、ギョリュウ(西河柳、てい
柳)、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡
小草)、キンカン「果実」、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴
草)、グアバ「果実」、グアユーレ、クェルクス・イン
フェクトリア(没食子)、ククイナッツ、クコ(枸杞、枸
杞子、枸杞葉、地骨皮)、クサスギカズラ(天門冬)、ク
ズ(葛根)、クスノキ、グースベリー「果実」、クソニン
ジン(黄花蒿)、クチナシ(山梔子)、クヌギ(樸ソウ)、ク
プアス、クマザサ、クマツヅラ(馬鞭草)、クララ(苦
参)、クランベリー「果実」、クリ「種子、果実、渋
皮」、クルクリゴ・ラチフォリア「果実」、グレープフ
ルーツ「果実・葉」、クロウメモドキ、クロガネモチ
(救必応)、クロバナヒキオコシ又はヒキオコシ(延命
草)、クローブ(丁子、丁香)、グンバイナズナ(セキメ
イ、セキメイシ)、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)、ケイトウ
(鶏冠花、鶏冠子)、ゲッケイジュ(月桂樹)、ケナシサル
トリイバラ(土茯苓、山帰来)、ゲンチアナ、ゲンノショ
ウコ(老鸛草)、ケンポナシ(キグシ)、コウキセッコク、
キシュウミカン(コウジ、タチバナ、オオベニミカン、
フクレミカン、サガミコウジ、ポンカン、サンタラ(橘
皮))、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ
「果実」、コウチャ(紅茶)、コウホネ(川骨)、コウホン
(藁本、唐藁本)、コウリャン、コウリョウキョウ(高良
姜)、コエンドロ「果実」、コオウレン(胡黄連)、コガ
ネバナ(黄ゴン)、コケモモ(越橘)、ココヤシ「果実」、
ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(覆盆子)、コショウ
(胡椒)、コパイババルサム、コーヒー「種子、葉」、コ
ブシ又はモクレン(辛夷)、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)、コボ
タンヅル、ゴマ(胡麻)、ゴマノハグサ(玄参)、ゴミシ
(五味子)、サネカズラ又はビナンカズラ又はマツブサ、
コムギ(小麦)、米又は米糠「赤糠、白糠」、コメ油、コ
ーラ・アクミナタ「種子」、コーラ・ベラ「種子」、コ
ロハ「果実」、コロンボ、コンズランゴ、コンブ、コン
ニャク、コンフリー(鰭張草)、サイザル(サイザルア
サ)、サキシマボタンヅル又はシナボタンヅル又はシナ
センニンソウ(威霊仙)、サクラ(オオシマザクラ、ヤマ
ザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガシ、マメザクラ、ミ
ヤマザクラ、ソメイヨシノ、タカネザクラ、カスミザク
ラ、チョウジザクラ、コヒガン、サトザクラ、カンザク
ラ「葉、花、果実、樹皮(桜皮)」)、サクランボ、ザク
ロ、ササ、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツマイ
モ、サトウキビ、サトウダイコン、サネブトナツメ(酸
棗仁)、サフラン(番紅花、西紅花)、ザボン「果実」、
サボンソウ、サーモンベリー「果実」、サラシナショウ
マ(升麻)、サルビア(セージ)、サワギキョウ(山梗菜)、
サワグルミ(山胡桃)、サングレデグラード(クロトン)、
サンシクヨウソウ、サンシチニンジン(三七人参)、サン
シュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、サンズコン(山豆
根)、シア(カリテ)、シアノキ「果実」、シイタケ(椎
茸)、シオン(紫苑)、ジキタリス、シクンシ(使君子)、
シソ又はアオジソ又はチリメンジソ又はカタメンジソ
(紫蘇葉、紫蘇子)、シタン、シナノキ、シナホオノキ、
シナレンギョウ(連翹)、シメジ(ヒンシメジ、シャカシ
メジ、ハタケシメジ、オシロイシメジ、ブナシメジ、ホ
ンジメシ、シロタモギタケ)、シモツケソウ、ジャガイ
モ、シャクヤク(芍薬)、シャジン(沙参)、ジャスミン
(マツリカ)、ジャノヒゲ(麦門冬)、シュクシャミツ
(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュロ「果実」、ショウガ
(生姜)、ジョウザンアジサイ(常山)、ショウブ(菖蒲、
菖蒲根)、ショズク「果実」、シラカシ「種子」、シロ
ゴチョウ「種子」、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナ
イリス(ニオイイリス)、シロバナツタ「花」、シロミナ
ンテン(南天実)、シンコナサクシルブラ、ジンチョウゲ
(瑞香、瑞香花、沈丁花)、シンナモン、スイカ(西瓜)、
スイカズラ(金銀花、忍冬)、スイバ(酸模)、スイムベリ
ー「果実」、ステビア、ストロベリー「果実」、スズサ
イコ(徐長卿)、スギナ(問荊)、スベリヒユ(馬歯けん、
馬歯けん子)、スモモ「果実」、セイヨウアカマツ「球
果」、セイヨウカラマツ、セイヨウキズタ、セイヨウグ
ルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウタンポポ、セイヨウ
トチノキ(マロニエ)、セイヨウナシ「果実」、セイヨウ
ナツユキソウ、セイヨウニワトコ(エルダー)、セイヨウ
ネズ(ジュニパー、杜松)、セイヨウノコギリソウ(ミル
フォイル)、セイヨウバラ、セイヨウフウチョウボク、
セイヨウヤドリギ、セイヨウハッカ又はセイヨウヤマハ
ッカ、セイヨウワサビ、セキショウ(石菖根)、セッコク
(石斛)、セドロン(ボウシュウボク)、ゼニアオイ、ヒロ
ハセネガ、セネガ、セリ、セロリ、センキュウ(川キュ
ウ)、センシンレン(穿心連)、センダン、センブリ(当
薬)、センナ「果実、葉」、センニンソウ(大蓼)、ソウ
カ(草果)、ソバ「種実」、ソメモノイモ、ダイオウ(大
黄)、大根、大豆、ダイダイ(橙皮、枳実)、タカサブロ
ウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカワラビ(狗脊)、
ダークスィートチェリー「果実」、タチアオイ、タチジ
ャコウソウ(タイム、百里香)、タチドコロ(ヒカイ)、タ
チヤナギ、タマリンド「種子」、タマネギ、タムシバ
(辛夷)、タラノキ「果実、葉、根皮」、タルウィ、タン
ジン(丹参)、タンポポ(蒲公英)又はシロバナタンポポ又
はモウコタンポポ、ダンマル、チェリー「果実」、チガ
ヤ「果実、根、芽」、チクセツニンジン(竹節人参)、チ
コリ、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)、チョウ
センダイオウ(大黄)、チョウセンニレ(蕪夷)、チョウセ
ンヨモギ(艾葉)、チョレイマイタケ(猪苓)、ツキミソ
ウ、ツクリタケ(マッシュルーム)、ツバキ、ツボクサ、
ツメクサ(漆姑草)、ツユクサ(鴨跖草)、ツルアズキ(赤
小豆)、ツルドクダミ(何首烏)、ツルナ(蕃杏)、ツルニ
ンジン(四葉参)、ツワブキ、デイコ、テウチグルミ、デ
ュベリー「果実」、テングサ、テンチャ(甜茶)、テンダ
イウヤク(烏薬)、トウガ(冬瓜子)、トウカギカズラ、ト
ウガラシ(番椒)、トウキ(当帰)、トウキンセンカ(マリ
ーゴールド)、トウナベナ(川断)、トウモロコシ又はト
ウモロコシ毛(南蛮毛)、トウネズミモチ(女貞子)、トウ
リンドウ又はチョウセンリンドウ(竜胆)、トクサ(木
賊)、ドクダミ(十薬)、トコン(吐根)、トシシ又はマメ
ダオシ又はネナシカズラ、トチュウ(杜仲「樹皮、葉、
根」)、トネリコ(秦皮)、トマト、トラガント、トリア
カンソス「種子」、トルメンチラ、ドロノキ、トロロア
オイ、ナイゼリアベリー「果実」、ナガイモ又はヤマノ
イモ(山薬)、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、ナギナ
タコウジュ、ナズナ、ナタネ、ナタマメ又はタテハキ
(刀豆)、ナツミカン、ナツメ(大棗)、ナニワイバラ(金
桜子)、ナベナ(続断)、ナメコ、ナルコユリ(黄精)、ナ
ンキンマメ(落花生)、ナンテン(南天実)、ナンバンカラ
ムシ(苧麻)、ニガキ(苦木)、ニガヨモギ(苦艾)、ニクズ
ク、ケイ又はニッケイ又はセイロンニッケイ又はヤブニ
ッケイ(桂皮)又はケイシ(桂枝)、ニラ(韮子)、ニワトコ
(接骨木「果実、花、茎、葉」)、ニンニク(大蒜)、ヌル
デ(五倍子)、ネギ、ネムノキ又はネブ又はネビ又はネム
リノキ又はジゴクバナ(合歓)、ノアザミ(大薊)、ノイバ
ラ(営実)、ノコギリソウ、ノダケ(前胡)、ノバラ、ノモ
モ、パーム、パイナップル「果実」、ハイビスカス(ブ
ッソウゲ、フウリンブッソウゲ、ローゼル)、ハカマウ
ラボシ(骨砕補)、ハクセン(白癬皮)、ハクルベリー「果
実」、ハコベ(繁縷)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ
(ロート根)、バジル、ハス(蓮、蓮肉、蓮子)、パセリ
(オランダゼリ)、ハダカムギ、バタタ、ハチク又はマダ
ケ(竹茹)、パチョリー、ハッカ(薄荷、薄荷葉)、ハトム
ギ(ヨクイニン)、ハナスゲ(知母)、バナナ、ハナハッ
カ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、バニラビンズ、パ
パイヤ、ハハコグサ(鼠麹草)、パハロボボ、ハブ「全
草、茎、葉」、パプリカ、ハマゴウ又はミツバハマゴウ
(蔓荊子)、ハマスゲ(香附子)、ハマビシ(シツ莉子)、ハ
マナス(マイカイ花)、ハマボウフウ(浜防風)、ハマメリ
ス、バラ(薔薇)、ハラタケ(ハラタケ、シロオオハラタ
ケ、ウスキモリノカサ)、ハラン、パリエタリア、バル
サミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハルニレ(楡皮、楡
白皮、楡葉)、ハンダイカイ(胖大海)、パンノキ、ヒオ
ウギ(射干)、ヒカゲツルニンジン(党参)、プーアル茶
(普?茶)、ピーカンナッツ、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙
華)、ヒシ(菱実)、ピスタチオ、ビート、ヒトツバ(石
葦)、ヒトツバエニシダ、ヒナタイノコズチ(牛膝)、ヒ
ノキ、ヒバ、ヒマシ、ヒマワリ、ピーマン、ヒメウズ
(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメマツタケ(カワリハラタ
ケ、ヒロマツタケ)、ピメンタ「果実」、ビャクシ、ビ
ャッキュウ、ヒユ「果実」、ビロウドアオイ、ヒロハオ
キナグサ(白頭翁)、ビワ「果実、葉、茎」、ビンロウ
(大服皮、檳榔子)、フウトウカズラ(南籐)、フキ、フキ
タンポポ(款冬花、款冬葉)、フジバカマ(蘭草)、フジマ
メ(扁豆)、ブドウ「果実、果皮、種子、葉」、ブナ、フ
ユムシナツクサタケ(冬虫夏草)、ブラジルカンゾウ、ブ
ラジルニンジン、ブラックカーラント「果実」、ブラッ
クベリー、プラム「果実」、フルセラリア、ブルーベリ
ー(セイヨウヒメスノキ)、プルーン、ブロンドサイリウ
ム、ブンドウ(緑豆)、ヘチマ、ベニバナ(紅花)、ヘネケ
ン、ベラドンナ、ベリー「果実」、ペルビアンバーグ、
ベンケイソウ又はイキクサ(景天)、ボイセンベリー「果
実」、ホウキギ又はニワクサ又はネンドウ又はハハキギ
・コキア(地膚子)、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨
草)、ホウノキ、ボウフウ(防風)、ホウレンソウ、ホオ
ズキ(登呂根)、ホオノキ(和厚朴、朴)、ボケ(木瓜)、ホ
ソバナオケラ(蒼朮)、ホソバノキリンソウ(景天三七)、
ホソババレンギク、ボダイジュ(菩醍樹)、ボタン(牡丹
「花、葉、茎、樹皮」)、ボタンピ(牡丹皮)、ホップ、
ホホバ、ボルドー、ホワートルベリー「果実」、ホンオ
ニク(肉じゅ蓉、大芸)、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山
石斛)、マイズルテンナンショウ(天南星)、マイタケ(舞
茸)、マオウ(麻黄)、マカ、マカデミアナッツ、マクリ
(海人草)、マグワ(桑白皮「樹皮、葉」)、マグノリア・
スプレンゲリ、マシュア(タマノウゼンハレン、キュウ
コンキンレンカ)、マタタビ(木天蓼)、マツカサ、松
「葉、樹皮、根」、マツホド(茯苓)、マティコ(コルド
ンシージョ)、マヨラム(ハナハッカ)、マルバノジャジ
ン(苦参)、マルベリー「果実」、マルメロ、マンゴー、
マンゴスチン、マンサーニャ(アンデスカミツレ)、マン
シュウグルミ、マンダリン「果実」、マンネンタケ(霊
芝)、キジツ(枳実「果実」)、ミシマサイコ(柴胡)、ミ
ズオオバコ又はミズアサガオ(竜舌草)、ミゾカクシ(半
辺蓮)、ミソハギ(千屈菜)、ミチヤナギ又はニワヤナギ
(篇蓄)、ミツガシワ、ミツバ、ミドリハッカ、ミモザ、
ミョウガ、ミラクルフルーツ「果実」、ミルラ、ミロバ
ラン、ムクゲ(木槿)、ムクノキ、ムクロジ(延命皮)、ム
ニャ、ムラサキ(紫根)、ムラサキシキブ又はオオムラサ
キシキブ(紫珠)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツ
フジ(昆明鶏血藤)、メハジキ(益母草)、メボウギ、メラ
ロイカ、メリッサ、メリロート、メロン「果実」、モウ
コヨモギ、モウソウチク、モジェ(コショウボク)、モッ
コウ(木香)、モミジバダイオウ、モモ(桃「葉、種子、
花、果実」)、モヤシ、モレロチェリー「果実」、モロ
ヘイヤ(黄麻)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤ
グルマソウ(ヤグルマギク)、ヤグルマハッカ、ヤーコ
ン、ヤシャブシ(矢車)又はヒメヤシャブシ又はオオバヤ
シャブシ「果実、果皮、果穂」、ヤチヤナギ、ヤツデ
(八角金盤)、ヤドリギ(柳寄生)、ヤナギ(カワヤナギ、
タチヤナギ、シダレヤナギ、アカメヤナギ、ネコヤナ
ギ、イヌコリヤナギ、キヌヤナギ、コリヤナギ、ウンリ
ュウヤナギ、ミヤマヤナギ、ヤマヤナギ、オオバヤナ
ギ、タイリクキヌヤナギ、キツネヤナギ、ドロノキ)、
ヤナギタデ「葉、茎」、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金
牛)、ヤブタバコ(鶴虱、天名精)、ヤマゴボウ(商陸)、
ヤマハンノキ(山榛)、ヤマモモ(楊梅皮)、ヤマヨモギ、
ユーカリ、ユキノシタ(虎耳草)、ユッカ又はフレビフ
ォリア、ユズ「果実」、ユリ、ヨロイグサ、ヨモギ(艾
葉)、ライガン(雷丸)、ライム「果実」、ライムギ、ラ
カンカ「果実」、ラズベリー「葉、果実」、ラタニア
(クラメリア)、ラッキョウ又はエシャロット(薤白)、ラ
ベンダー、リュウガン(竜眼肉)、リュウゼツラン(アオ
ノリュウゼツラン、フクリンリュウゼツラン)、リョク
チャ(緑茶)、リンゴ「果実、種子、葉、根」、リンド
ウ、ルバス又はスアビシムス(甜涼)、レイシ(茘枝、茘
枝核)、レタス(チシャ)、レッドカーラント「果実」、
レモン「果実」、レモングラス、レンギョウ又はシナレ
ンギョウ(連翹)、レンゲソウ、ロウヤシ、ロコン(ヨ
シ、蘆根)、ローガンベリー「果実」、ローズマリー(マ
ンネンロウ)、ローズヒップ(ノバラ)、ワサビ、ワレモ
コウ(地楡)などが挙げられる。
【0030】又、その他の海水類、例えば、海水塩、海
水乾燥物、死海又は大西洋又は太平洋の海より得た無機
塩(塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム
など)、海泥又は泥(ファンゴ)類、例えば、イタリア
ファンゴ、ドイツファンゴ、アイフェルファンゴ、フラ
イブルグファンゴなどの各地の海泥又は泥(含有成分:
二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化
鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸
化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウ
ム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マンガン、
ヒ素、水)、聖徳石など。
【0031】海藻類としては、海藻[緑藻類:クロレラ
・ブルガリス、クロレラ・ピレノイドサ、クロレラ・エ
リプソイデイア、アオノリ(ウスバアオノリ、スジアオ
ノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリ、ホソエダアオノ
リ)]、海藻[褐藻類:コンブ(マコンブ、リシリコン
ブ、ホソメコンブ、ミツイシコンブ)、ワカメ、ヒロ
メ、アオワカメ、ジャイアントケルプ(マクロシスティ
ス・ピリフェラ、マクロシスティス・インテグリフォリ
ア、ネオシティス・ルエトケアーナ)、ヒジキ、ヒバマ
タ]、海藻[紅藻類:ヒジリメン、マクサ(テングサ)、
ヒラクサ、オニクサ、オバクサ、カタオバクサ、ヤタベ
グサ、ユイキリ、シマテングサ、トサカノリ、トゲキリ
ンサイ、アマクサキリンサイ、キリンサイ、ビャクシン
キリンサイ、ツノマタ、オオバツノマタ、トチャカ(ヤ
ハズツノマタ)、エゾツノマタ、トゲツノマタ、ヒラコ
トジ、コトジツノマタ、スギノリ、シキンノリ、カイノ
リ、イボツノマタ、ヤレウスバノリ、カギウスバノリ、
スジウスバノリ、ハイウスバノリ、アカモミジノリ]な
どが代表的なものとして挙げられる。
【0032】又、その他の藻類、例えば、緑藻類(クラ
ミドモナス属:クラミドモナス、アカユキモ、ドゥナリ
エラ属:ドゥナリエラ、クロロコッカス属:クロロコッ
カス、クワノミモ属:クワノミモ、ボルボックス属:オ
オヒゲマワリ、ボルボックス、パルメラ属、ヨツメモ
属、アオミドロ属:ヒザオリ、アオミドロ、ツルギミド
ロ属、ヒビミドロ属:ヒビミドロ、アオサ属:アナアオ
サ、アミアオサ、ナガアオサ、カワノリ属:カワノリ、
フリッチエラ属、シオグサ属:オオシオグサ、アサミド
リシオグサ、カワシオグサ、マリモ、バロニア属:タマ
ゴバロニア、タマバロニア、マガタマモ属:マガタマ
モ、イワヅタ属:フサイワヅタ、スリコギヅタ、ヘライ
ワヅタ、クロキヅタ、ハネモ属、ミル属:ミル、クロミ
ル、サキブチミル、ナガミル、ヒラミル、カサノリ属:
カサノリ、ジュズモ属:フトジュズモ、タマジュズモ、
ミゾジュズモ、ミカヅキモ属、コレカエテ属、ツヅミモ
属、キッコウグサ属:キッコウグサ、ヒトエグサ属:ヒ
トエグサ、ヒロハノヒトエグサ、ウスヒトエグサ、モツ
キヒトエ、サヤミドロ属、クンショウモ属、スミレモ
属:スミレモ、ホシミドロ属、フシナシミドロ属な
ど)。
【0033】藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノ
リ、アオコ属、ネンジュモ属:カワタケ、イシクラゲ、
ハッサイ、ユレモ属、ラセンモ(スピルリナ)属:スピル
リナ、トリコデスミウム(アイアカシオ)属など)。
【0034】褐藻類(ピラエラ属:ピラエラ、シオミド
ロ属:ナガミシオミドロ、イソブドウ属:イソブドウ、
イソガワラ属:イソガワラ、クロガシラ属:グンセンク
ロガシラ、カシラザキ属:カシラザキ、ムチモ属:ムチ
モ、ヒラムチモ、ケベリグサ、アミジグサ属:アミジグ
サ、サキビロアミジ、サナダグサ属:サナダグサ、フク
リンアミジ、コモングサ属:コモングサ、ヤハズグサ
属:エゾヤハズ、ヤハズグサ、ウラボシヤハズ、ジガミ
グサ属:ジガミグサ、ウミウチワ属:ウミウチワ、コナ
ウミウチワ、アカバウミウチワ、ナミマクラ属:ヒルナ
ミマクラ、ソメワケグサ属:ソメワケグサ、ナバリモ
属:ナバリモ、チャソウメン属:モツキチャソウメン、
マツモ属:マツモ、ナガマツモ属:ナガマツモ、オキナ
ワモズク属:オキナワモズク、ニセフトモズク属:ニセ
フトモズク、フトモズク属:フトモズク、イシモズク
属:イシモズク、クロモ属:クロモ、ニセモズク属:ニ
セモズク、モズク属:モズク、イシゲ属:イシゲ、イロ
ロ、イチメガサ属:イチメガサ、ケヤリ属:ケヤリ、ウ
ミボッス属:ウミボッス、ウルシグサ属:ウルシグサ、
ケウルシグサ、タバコグサ、コンブモドキ属:コンブモ
ドキ、ハバモドキ属:ハバモドキ、ハバノリ属:ハバノ
リ、セイヨウハバノリ属:セイヨウハバノリ、コモンブ
クロ属:コモンブクロ、エゾブクロ属:エゾブクロ、フ
クロノリ属:フクロノリ、ワタモ、チシマフクロノリ
属:チシマフクロノリ、カゴメノリ属:カゴメノリ、ム
ラリドリ属:ムラチドリ、サメズグサ属:サメズグサ、
イワヒゲ属:イワヒゲ、ヨコジマノリ属:ヨコジマノ
リ、カヤモノリ属:カヤモノリ、ウイキョウモ属:ウイ
キョウモ、ツルモ属:ツルモ、アナメ属:アナメ、スジ
メ属:スジメ、ミスジコンブ属:ミスジコンブ、アツバ
ミスジコンブ、コンブ属:ガツガラコンブ、カキジマコ
ンブ、オニコンブ、ゴヘイコンブ、ナガコンブ、エンド
ウコンブ、オオチヂミコンブ、トロロコンブ属:トロロ
コンブ、アントクメ属:アントクメ、カジメ属:カジ
メ、ツルアラメ、クロメ、キクイシコンブ属:キクイシ
コンブ、ネジレコンブ属:ネジレコンブ、クロシオメ
属:クロシオメ、ネコアシコンブ属:ネコアシコンブ、
アラメ属:アラメ、アイヌワカメ属:アイヌワカメ、チ
ガイソ、オニワカメエゾイシゲ属:エゾイシゲ、ヤバネ
モク属:ヤバネモク、ラッパモク属:ラッパモク、ジョ
ロモク属:ウガノモク、ジョロモク、ヒエモク、ホンダ
ワラ属:タマナシモク、イソモク、ナガシマモク、アカ
モク、シダモク、ホンダワラ、ネジモク、ナラサモ、マ
メタワラ、タツクリ、ヤツマタモク、ウミトラノオ、オ
オバモク、フシズシモク、ハハキモク、トゲモク、ヨレ
モク、ノコギリモク、オオバノコギリモク、スギモク
属:スギモク、ウキモ属:オオウキモ、ブルウキモ属:
ブルウキモ、カヤモノリ属:カヤモノリなど)。
【0035】紅藻類(ウシケノリ属:ウシケノリ、フノ
リノウシケ、アマノリ属:アサクサノリ、スサビノリ、
ウップルイノリ、オニアマノリ、タサ、フイリタサ、ベ
ニタサ、ロドコルトン属:ミルノベニ、アケボノモズク
属:アケボノモズク、コナハダ属:ハイコナハダ、ヨゴ
レコナハダ、アオコナハダ、ウミゾウメン属:ウミゾウ
メン、ツクモノリ、カモガシラノリ、ベニモズク属:ベ
ニモズク、ホソベニモズク、カサマツ属:カサマツ、フ
サノリ属:フサノリ、ニセフサノリ属:ニセフサノリ、
ソデガラミ属:ソデガラミ、ガラガラ属:ガラガラ、ヒ
ラガラガラ、ヒロハタマイタダキ属:ヒロハタマイタダ
キ、タマイタダキ属:タマイタダキ、カギケノリ属:カ
ギノリ、カギケノリ、テングサ属:ヒメテングサ、ハイ
テングサ、オオブサ、ナンブグサ、コヒラ、ヨヒラ、キ
ヌクサ、ヒビロウド属:ヒビロウド、ヒメヒビロウド、
イソムメモドキ属:イソムメモドキ、 ミチガエソウ
属:ミチガエソウ、リュウモンソウ属:リュウモンソ
ウ、ヘラリュウモン、ニセカレキグサ属:ニセカレキグ
サ、オキツバラ属:オオバオキツバラ、アカバ属:アカ
バ、マルバアカバ、ナミノハナ属:ホソバナミノハナ、
ナミノハナ、サンゴモドキ属:ガラガラモドキ、シオグ
サゴロモ属:シオグサゴロモ、イワノカワ属:エツキイ
ワノカワ、カイノカワ属:カイノカワ、カニノテ属:カ
ニノテ、サンゴモ属:サンゴモ、ムカデノリ属:ムカデ
ノリ、スジムカデ、カタノリ、ヒラムカデ、キョウノヒ
モ、サクラノリ、ニクムカデ、タンバノリ、ツルツル、
イソノハナ属:ヌラクサ、クロヌラクサ、オオムカデノ
リ、ヒラキントキ属:ヒラキントキ、マタボウ属:マタ
ボウ、キントキ属:チャボキントキ、キントキ、マツノ
リ、コメノリ、トサカマツ、ヒトツマツ、カクレイト
属:オオバキントキ、イトフノリ属:イトフノリ、ナガ
オバネ属:ナガオバネ、フノリ属:ハナフノリ、フクロ
フノリ、マフノリ、カレキグサ属:カレキグサ、トサカ
モドキ属:ホソバノトサカモドキ、ヒロハノトサカモド
キ、ヤツデガタトサカモドキ、クロトサカモドキ、ネザ
シノトサカモドキ、キヌハダ属:キヌハダ、エゾトサカ
属:エゾトサカ、ツカサノリ属:エナシカリメニア、オ
オツカサノリ、ハナガタカリメニア、ホウノオ属:ホウ
ノオ、ヒカゲノイト属:ヒカゲノイト、ウスギヌ、ニク
ホウノオ属:ニクホウノオ、ベニスナゴ属:ベニスナ
ゴ、ススカケベニ属:ススカケベニ、オカムラグサ属:
ヤマダグサ、ミリン属:ミリン、ホソバミリン、トサカ
ノリ属:キクトサカ、エゾナメシ属:エゾナメシ、イソ
モッカ属:イソモッカ、ユカリ属:ユカリ、ホソユカ
リ、イバラノリ属:イバラノリ、サイダイバラ、タチイ
バラ、カギイバラノリ、キジノオ属:キジノオ、イソダ
ンツウ属:イソダンツウ、アツバノリ属:アツバノリ、
オゴノリ属:オゴノリ、ツルシラモ、シラモ、オオオゴ
ノリ、ミゾオコノリ、カバノリ、テングサモドキ属:ハ
チジョウテングサモドキ、フシクレノリ属:フシクレノ
リ、ナミイワタケ属:ナミイワタケ、カイメンソウ属:
カイメンソウ、オキツノリ属:オキツノリ、サイミ属:
イタニグサ、サイミ、ハリガネ、ハスジグサ属:ハスジ
グサ、スギノリ属:イカノアシ、ホソイボノリ、ノボノ
リ、クロハギンナンソウ属:クロハギンナンソウ、アカ
バギンナンソウ属:アカバギンナンソウ、ヒシブクロ
属:ヒシブクロ、マダラグサ属:トゲマダラ、エツキマ
ダラ、タオヤギソウ属:タオヤギソウ、ハナサクラ、フ
クロツナギ属:フクロツナギ、スジコノリ、ハナノエダ
属:ハナノエダ、ヒラタオヤギ属:ヒラタオヤギ、ダル
ス属:ダルス、マサゴシバリ、アナダルス、ウエバグサ
属:ウエバグサ、ベニフクロノリ属:ベニフクロノリ、
フシツナギ属:フシツナギ、ヒメフシツナギ、ヒロハフ
シツナギ、ワツナギソウ属:ヒラワツナギソウ、ウスバ
ワツナギソウ、イギス属:イギス、ケイギス、ハリイギ
ス、ハネイギス、アミクサ、エゴノリ属:エゴノリ、フ
トイギス、サエダ属:サエダ、チリモミジ属:チリモミ
ジ、コノハノリ科:ハブタエノリ、コノハノリ、スズシ
ロノリ、ウスベニ属:ウスベニ、ハスジギヌ属:ハスジ
ギヌ、ナガコノハノリ属:ナガコノハノリ、スジギヌ
属:スジギヌ、アツバスジギヌ、ハイウスバノリ属:カ
ギウスバノリ、ヤレウスバノリ、スジウスバノリ、ハイ
ウスバノリ、ウスバノリモドキ属:ウスバノリモドキ、
アヤニシキ属:アヤニシキ、アヤギヌ属:アヤギヌ、ダ
ジア属:エナシダジア、シマダジア属:イソハギ、シマ
ダジア、ダジモドキ属:ダジモモドキ、イトグサ属:モ
ロイトグサ、フトイグサ、マクリ属:マクリ、ヤナギノ
リ属:ハナヤナギ、ユナ、ヤナギノリ、モツレユナ、ベ
ニヤナギコリ、モサヤナギ、ササバヤナギノリ、ソゾ
属:クロソゾ、コブソゾ、ハネソゾ、ソゾノハナ、ハネ
グサ属:ハネグサ、ケハネグサ、コザネモ属:コザネ
モ、イソムラサキ、ホソコザネモ、ヒメゴケ属:ヒメゴ
ケ、クロヒメゴケ、ヒオドシグ属:キクヒオドシ、ヒオ
ドシグサ、ウスバヒオドシ、アイソメグサ属:アイソメ
グサ、スジナシグサ属:スジナシグサ、イソバショウ
属:イソバショウ、フジマツモ属:フジマツモ、ノコギ
リヒバ属:ハケサキノコギリヒバ、カワモズク属:カワ
モズク、アオカワモズク、ヒメカワモズク、イデユコゴ
メ属:イデユコゴメ、オキチモズク属:オキチモズク、
イトグサ属、チノリモ属:チノリモ、チスジノリ属:チ
スジノリなど)。
【0036】車軸藻類(シャジクモ属、シラタマモ属、
ホシツリモ属:ホシツリモ、リクノタムヌス属、フラス
コモ属:ヒメフラスコモ、チャボフラスコモ、トリペラ
属など)、黄色藻類(ヒカリモ属:ヒカリモなど)な
ど。
【0037】又、動物系原料由来の素材としては、鶏冠
抽出物、牛又は人の胎盤抽出物、豚又は牛の胃や十二指
腸或いは腸の抽出物若しくはその分解物、豚又は牛の脾
臓の抽出物若しくはその分解物、豚又は牛の脳組織の抽
出物、水溶性コラーゲン、アシル化コラーゲン等のコラ
ーゲン誘導体、コラーゲン加水分解物、エラスチン、エ
ラスチン加水分解物、水溶性エラスチン誘導体、ケラチ
ン及びその分解物又はそれらの誘導体、シルク蛋白及び
その分解物又はそれらの誘導体、豚又は牛血球蛋白分解
物(グロビンペプチド)、豚又は牛ヘモグロビン分解物
(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、
牛乳、カゼイン及びその分解物又はそれらの誘導体、脱
脂粉乳及びその分解物又はそれらの誘導体、ラクトフェ
リン又はその分解物、鶏卵成分、魚肉分解物など。
【0038】(14)微生物培養代謝物 酵母代謝物、酵母菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽
出エキス、米発酵エキス、米糠発酵エキス、ユーグレナ
抽出物、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物やトレハロース
又はその誘導体など。
【0039】(15)α-ヒドロキシ酸類 グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸な
ど。
【0040】(16)無機顔料 無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、
ベントナイト、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビスマ
ス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、黄酸
化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸化クロム、
水酸化クロム、カーボンブラック、カラミンなど。
【0041】(17)紫外線吸収/遮断剤 ベンゾフェノン誘導体(2-ヒドロキシ-4-メトキシベン
ゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-
5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノ
ン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシ
ベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノ
ン−スルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノンなど)、p-
アミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安息香酸、パラアミ
ノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パ
ラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ
安息香酸オクチルなど)、メトキシ桂皮酸誘導体(パラ
メトキシ桂皮酸エチル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピ
ル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸
2-エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パ
ラメトキシ桂皮酸カリウム、ジパラメトキシ桂皮酸モノ
-2-エチルヘキサン酸グリセリルなど)、サリチル酸誘
導体(サリチル酸オクチル、サリチルフェニル、サリチ
ル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコー
ル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミリス
チル、サリチル酸メチルなど)、アントラニル酸誘導体
(アントラニル酸メチルなど)、ウロカニン酸誘導体
(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルなど)、クマリン
誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導
体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミ
ジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フ
ラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン
誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンB6誘導体、ウン
ベリフェロン、エスクリン、桂皮酸ベンジル、シノキサ
ート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、オクタベン
ゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブ
チン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカ
レイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、エスカロール、
酸化亜鉛、タルク、カオリンなど。
【0042】(18)美白剤 p−アミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、アント
ラニル酸誘導体、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、
ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミ
ダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導
体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、
核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、
ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステル
マグネシウム塩、ビタミンCグルコシドなど)、ビタミ
ンE又はその誘導体、コウジ酸又はその誘導体、オキシ
ベンゾン、ベンゾフェノン、アルブチン、グアイアズレ
ン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリ
ン、胎盤エキス、エラグ酸、ルシノールなど。
【0043】(19)チロシナーゼ活性阻害剤 ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステル
マグネシウム塩、ビタミンCグルコシドなど)、ハイド
ロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエー
テルなど)、コウジ酸又はその誘導体、ビタミンE又は
その誘導体、N−アセチルチロシン又はその誘導体、グ
ルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、エ
ラグ酸、アルブチン、ルシノール、シルク抽出物、植物
エキス(カミツレ、クワ、トウキ、ワレモコウ、クラ
ラ、ヨモギ、スイカズラ、キハダ、ドクダミ、マツホ
ド、ハトムギ、オドリコソウ、ホップ、サンザシ、ユー
カリ、セイヨウノコギリソウ、アルテア、ケイヒ、マン
ケイシ、ハマメリス、ヤマグワ、延命草、桔梗、トシ
シ、続随子、射干、麻黄、センキュウ、ドッカツ、サイ
コ、ボウフウ、ハマボウフウ、オウゴン、牡丹皮、シャ
クヤク、ゲンノショウコ、葛根、甘草、五倍子、アロ
エ、ショウマ、紅花、緑茶、紅茶、阿仙薬)など。
【0044】(20)メラニン色素還元/分解物質 フェニル水銀ヘキサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化
第一水銀、過酸化水素水、過酸化亜鉛、ハイドロキノン
又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル)な
ど。
【0045】(21)ターンオーバーの促進作用/細胞賦活
物質 ハイドロキノン、乳酸菌エキス、胎盤エキス、霊芝エキ
ス、ビタミンA、ビタミンE、アラントイン、脾臓エキ
ス、胸腺エキス、酵母エキス、発酵乳エキス、植物エキ
ス(アロエ、オウゴン、スギナ、ゲンチアナ、ゴボウ、
シコン、ニンジン、ハマメリス、ホップ、ヨクイニン、
オドリコソウ、センブリ、トウキ、トウキンセンカ、ア
マチャ、オトギリソウ、キュウリ、タチジャコウソウ、
ローズマリー、パセリ)など。
【0046】(22)収斂剤 コハク酸、アラントイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜
鉛、カラミン、p-フェノールスルホン酸亜鉛、硫酸ア
ルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニ
ン酸(カテキン化合物を含む)など。
【0047】(23)活性酸素消去剤 SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼな
ど。
【0048】(24)抗酸化剤 ビタミンC又はその塩、ステアリン酸エステル、ビタミ
ンE又はその誘導体、ノルジヒドログアセレテン酸、ブ
チルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシ
アニソール(BHA)、ヒドロキシチロソール、パラヒ
ドロキシアニソール、没食子酸プロピル、セサモール、
セサモリン、ゴシポールなど。
【0049】(25)過酸化脂質生成抑制剤 β-カロチン、植物エキス(ゴマ培養細胞、アマチャ、
オトギリソウ、ハマメリス、チョウジ、メリッサ、エン
メイソウ、シラカバ、セージ、ローズマリー、南天実、
エイジツ、イチョウ、緑茶)など。
【0050】(26)抗炎症剤 イクタモール、インドメタシン、カオリン、サリチル
酸、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、アセチ
ルサリチル酸、塩酸ジフェンヒドラミン、d-カンフル、
dl-カンフル、ヒドロコルチゾン、グアイアズレン、カ
マズレン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリ
チン酸又はその塩、グリチルレチン酸又はその塩、甘草
エキス、シコンエキス、エイジツエキスなど。
【0051】(27)抗菌・殺菌・消毒薬 アクリノール、イオウ、グルコン酸カルシウム、グルコ
ン酸クロルヘキシジン、スルファミン、マーキュロクロ
ム、ラクトフェリン又はその加水分解物、塩化アルキル
ジアミノエチルグリシン液、トリクロサン、次亜塩素酸
ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨウ素化合物、
ヨードホルム、ソルビン酸又はその塩、サルチル酸、デ
ヒドロ酢酸、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、ウン
デシレン酸、チアミンラウリル硫酸塩、チアミンラウリ
ル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p-クロロフェノー
ル、p-クロロ-m-キシレノール、p-クロロ-m-クレゾー
ル、チモール、フェネチルアルコール、o-フェニルフ
ェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサク
ロロフェン、クロロヘキシジン、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシ
エタノール、クロロブタノール、イソプロピルメチルフ
ェノール、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル
など)、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤(ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウムな
ど)、カチオン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアン
モニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、ヘキ
サミン、ブリリアントグリーン、マラカイトグリーン、
クリスタルバイオレット、ジャーマル、感光素101
号、感光素201号、感光素401号、N-長鎖アシル塩
基性アミノ酸誘導体及びその酸附加塩、酸化亜鉛、ヒノ
キチオール、クジンなど。
【0052】(28)保湿剤 グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリ
コール、ヒアルロン酸又はその塩、ポリエチレングリコ
ール、コンドロイチン硫酸又はその塩、水溶性キチン或
いはキトサン誘導体、ピロリドンカルボン酸又はその
塩、乳酸ナトリウム、ミニササニシキエキス、納豆菌代
謝物、納豆抽出エキスなど。
【0053】(29)エラスターゼ活性阻害剤 フロオロリン酸ジイソプロピル、植物エキス(オウゴ
ン、オトギリソウ、クララ、桑の葉、ケイヒ、ゲンノシ
ョウコ、コンフリー、セージ、セイヨウニワトコ、ボダ
イジュ、ボタンピ)、海藻エキスなど。
【0054】(30)頭髪用剤 二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、ジン
クピリチオン、ビフェナミン、チアントール、カスタリ
チンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、塩酸
キニーネ、強アンモニア水、臭素酸カリウム、臭素酸ナ
トリウム、チオグリコール酸など。
【0055】(31)抗アンドロゲン剤 卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニ
ルエストラジオールなど)、イソフラボン、オキセンド
ロンなど。
【0056】(32)末梢血管血流促進剤 ビタミンE又はその誘導体、センブリエキス、ニンニク
エキス、人参エキス、アロエエキス、ゲンチアナエキ
ス、トウキエキス、セファランチン、塩化カルプロニウ
ム、ミノキシジルなど。
【0057】(33)局所刺激剤 トウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリス
チンキ、ショウキョウチンキ、ハッカ油、l-メントー
ル、カンフル、ニコチン酸ベンジルなど。
【0058】(34)代謝活性剤 感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸又はそ
の誘導体、アラントイン、胎盤エキス、ビオチン、ペン
タデカン酸グリセリドなど。
【0059】(35)抗脂漏剤 ピリドキシン又はその誘導体、イオウ、ビタミンB6な
ど。
【0060】(36)角質溶解剤 レゾルシン、サリチル酸、乳酸など。
【0061】(37)酸化剤 過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトリウ
ム、過酸化トリポリリン酸ナトリウム、臭素酸ナトリウ
ム、臭素酸カリウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過
酸化オルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム過酸化
水素付加体、硫酸ナトリウム塩化ナトリウム過酸化水素
付加体、β-チロシナーゼ酵素液、マッシュルーム抽出
液など。
【0062】(38)除毛剤 硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、
硫化カルシウムなどの無機系還元剤、チオグリコール酸
又はその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリ
コール酸ナトリウム、チオグリコール酸リチウム、チオ
グリコール酸マグネシウム、チオグリコール酸ストロン
チウム)など。
【0063】(39)毛髪膨潤剤 エタノールアミン、尿素、グアニジンなど。
【0064】(40)染料剤 5-アミノオルトクレゾール、2-アミノ-4-ニトロフェノ
ール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチ
ルアミノアントラキノン、3,3′-イミノジフェノール、
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4-ジア
ミノフェノール、塩酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニ
トロパラフェニレンジアミン、塩酸パラフェニレンジア
ミン、塩酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メ
タフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、酢酸
N−フェニルパラフェニレンジアミン、1,4-ジアミノア
ントラキノン、2,6-ジアミノピリジン、1,5-ジヒドロキ
シナフタレン、トルエン-2,5-ジアミン、トルエン-3,4-
ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノ
フェノール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パ
ラフェニレンジアミン、パラメチルアミノフェノール、
ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N′-ビス
(4-アミノフェニル)-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミ
ン、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノ
ール、N-フェニルパラフェニレンジアミン、メタアミノ
フェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5-アミノオ
ルトクレゾール、硫酸2-アミノ-5-ニトロフェノール、
硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフ
ェニレンジアミン、硫酸4,4′-ジアミノジフェニルアミ
ン、硫酸2,4-ジアミノフェノール、硫酸トルエン-2,5-
ジアミン、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パ
ラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレン
ジアミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、硫
酸パラフェニレンジアミン、硫酸パラメチルアミノフェ
ノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレ
ンジアミン、カテコール、ジフェニルアミン、α−ナフ
トール、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシ
ン、没食子酸、レゾルシン、タンニン酸、2-ヒドロキシ
-5-ニトロ-2′,4′-ジアミノアゾベンゼン-5′-スルホ
ン酸ナトリウム、ヘマテインなど。
【0065】(41)香料 ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリスな
どの天然動物性香料、アニス精油、アンゲリカ精油、イ
ランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレン
ジ精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精
油、グアヤクウッド精油、クミン精油、黒文字精油、ケ
イ皮精油、シンナモン精油、ゲラニウム精油、コパイバ
バルサム精油、コリアンデル精油、シソ精油、シダーウ
ッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャ
ーグラス精油、杉精油、スペアミント精油、西洋ハッカ
精油、大茴香精油、チュベローズ精油、丁字精油、橙花
精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精
油、バラ精油、パルマローザ精油、桧精油、ヒバ精油、
白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベ
ルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精
油、芳樟精油、マンダリン精油、ユーカリ精油、ライム
精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精
油、レモン精油、ローズマリー精油、和種ハッカ精油な
どの植物性香料、その他合成香料など。
【0066】(42)色素・着色剤 赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色
素、イカスミ色素、ウコン色素、エンジュ色素、オキア
ミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチナシ色素、コ
ーン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ
色素、ソバ全草色素、チェリー色素、海苔色素、ハイビ
スカス色素、ブドウ果汁色素、マリーゴールド色素、紫
イモ色素、紫ヤマイモ色素、ラック色素、ルチンなど。
【0067】その他、保湿剤、ホルモン類、金属イオン
封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清
涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分
解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖
蛋白質及びその分解物、血流促進剤、消炎剤・抗アレル
ギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡
剤、増粘剤、口腔用剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味
料、酵素などが上げられ、これらとの併用によって、相
加的及び相乗的な各種の効果が期待できる。
【0068】
【発明の実施の形態】
【実施例】植物抽出物の製造例1 植物(1kg)に対し、30%エタノール(EtOH)水溶液(10
L)を添加し、常温で3日間浸漬抽出する。尚、1日に
2〜3回軽く攪拌するとよい。次いで、これを濾過して
抽出液を得る。必要に応じ、抽出液を濃縮、又はさらに
乾燥する。
【0069】
【実施例】植物抽出物の製造例2 植物(1kg)に対し、30%1,3-ブチレングリコール(BG)
水溶液(10L)または30%プロピレングリコール(PG)水
溶液(10L)を添加し、常温で3日間浸漬抽出する。
尚、1日に2〜3回軽く攪拌するとよい。次いで、これ
を濾過して抽出液を得る。
【0070】
【実施例】植物抽出物の製造例3 植物(1kg)に対し、精製水(10L)を添加し、常温で3
日間浸漬抽出する。尚、1日に2〜3回軽く攪拌すると
よい。次いで、これを濾過して抽出液を得る。必要に応
じ、抽出液を濃縮、又はさらに乾燥する。
【0071】
【実施例】安全性試験 (1)皮膚一次刺激性試験 製造例1〜3で得た各植物抽出物を溶解した水溶液(固
形分濃度5.0%)を調整し、背部を除毛したハートレー
系モルモット(1群5匹,体重320g前後)の皮膚に貼
付した。判定は、貼付後24時間に一次刺激性の評点法に
より紅斑および浮腫を指標として行った。その結果、す
べての動物において、何等、紅斑および浮腫を認めず陰
性と判定された。
【0072】(2)皮膚累積刺激性試験 製造例1〜3で得た各植物抽出物を溶解した水溶液(固
形分濃度5.0%)を調整し、側腹部を除毛したハートレ
ー系モルモット(雌性,1群5匹,体重320g前後)の
皮膚に1日1回の頻度で、週5回,0.5mL/動物当りを
塗布した。塗布は、4週にわたって、また除毛は各週の
最終塗布日に行った。判定は、各週の最終日の翌日に一
次刺激性の評点法により、紅斑および浮腫を指標として
行った。その結果、すべての動物において、塗布後1〜
4週目にわたり何等紅斑および浮腫を認めず陰性と判定
された。
【0073】
【実施例】植物抽出物の保湿性1本発明の植物抽出物の
保湿性を評価するため、モニターによる角層水分含有量
の経時変化を電気伝導度を測定することにより求めた。 (試料溶液)各植物の精製水抽出液(固形分濃度0.01%
に調整) (測 定 器)IMPEDANCE METER SKICON-200; IBS株式会
社製 (モニター)20才女性、22才女性、24才女性 (試験環境)24℃、50%RH (方 法)試験1時間前より試験環境に調整された恒
温恒湿室にモニターを入室させ、安定させる。その後、
モニターの前腕屈側に各試料溶液(1mL)を塗布し、60
秒後に余剰な水分を除去し、角層の電気伝導度を経時的
に測定する。
【0074】図1〜3はその結果である。本発明による
植物抽出物は同固形分濃度のアロエベラ抽出物(比較
例)より、保湿効果が高くかつ長く維持されていること
が判明した。
【0075】
【実施例】植物抽出物の保湿性2 本発明の植物抽出物の保湿性を評価するため、モニター
による経表皮水分喪失量の経時変化を測定した。 (試料溶液)各植物の30%EtOH抽出物の水溶液(固形分
濃度0.01%に調整) (測 定 器)TEWAMETER TM210;COURAGE+KHAZAKA Elect
ronic Gmbh製 (モニター)23才女性、29才男性、24才女性、35才女
性、35才男性 (方 法)モニターの左右前腕屈側に各試料水溶液
(1mL)を1日3回塗布する。3回目の塗布後、恒温恒
湿室(24℃、50%RH)にて1時間安定させた後、経表
皮水分喪失量の測定を始める。測定は、2秒間隔で3分
間測定し、全数値の平均値を被検部位のTEWL値とする。
尚、各々のブランクは検体塗布前に同条件にて測定し
た。
【0076】表1は5名のモニターの平均水分変化量の
結果である。本発明による植物抽出物は経表皮水分蒸発
量を抑制し、良好な保湿作用を示すことが判明した。
【0077】
【実施例】肌荒れ改善効果 製造例1〜3で得た植物抽出液の肌荒れに対する改善効
果を評価するため、肌荒れモデルを作成したモルモット
を使用し、適用試験を実施した。尚、検体は同一の固形
分濃度に調整し、また比較対象として溶媒のみについて
も実施した。 (方 法)背部を除毛したハートレー系モルモット
(雌性、5週齢、1群3匹)に、白色ワセリンにて3重
量%に調整したラウリル硫酸ナトリウム(0.2g)を3日
間連続解放塗布して肌荒れを作成した。肌荒れ作成部位
を4分し、各検体(1.0mL)を3回/日塗布し、3日後
観察により定められた判定基準(スコア)に従い肌荒れ
度を評価した。 (判定基準)紅斑、落屑ともほとんどみられない 1点 紅斑を伴わない軽度の落屑 2点 紅斑を伴わない中等度の落屑 3点 弱い紅斑を伴った落屑 4点 中等度の紅斑を伴った落屑 5点 著しい紅斑を伴った落屑 6点
【0078】結果は表2の通りであった。本発明の植物
抽出物は、肌荒れ改善に有効であると認められた。ま
た、異なる植物抽出物の組み合わせによっては相乗的効
果も得られることが確認された。
【0079】
【実施例】各種外用剤組成物の製造 本発明による各種外用剤組成物を製造した。以下にその
処方例を示すが、本発明はこれらに限定されるわけでは
ない。
【0080】 (1)ローションの製造例 重量% 1.ソルビット 2 2.1,3-ブチレングリコール 2 3.ポリエチレングリコール1000 1 4.ポリオキシエチレンオレイルエーテル(25E.O.) 2 5.エタノール 10 6.パリウルス20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 7.ムギワラギク30%1,3-BG抽出液(固形分1.0%) 2 8.ヘーゼルナッツ精製水抽出液(固形分1.2%) 2 9.防腐剤 適量 10.精製水 100とする残余
【0081】 (2)乳液の製造例 重量% 1.スクワラン 3 2.ワセリン 1 3.ステアリルアルコール 0.3 4.ソルビタンモノステアレート 1.5 5.ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート 3 6.1,3-ブチレングリコール 5 7.カスミソウ50%1,3-BG抽出液(固形分1.0%) 0.5 8.アルカナ精製水抽出液(固形分1.0%) 2 9.精製水 100とする残余
【0082】 (3)クリームの製造例 重量% 1.スクワラン 20 2.ミツロウ 5 3.精製ホホバ油 5 4.グリセリンモノステアレート 2 5.ソルビタンモノステアレート 2 6.ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2 7.グリセリン 5 8.ハルリンドウ50%1,3-BG抽出液(固形分1.2%) 1 9.チョロギ精製水抽出液(固形分1.0%) 1 10.精製水 100とする残余
【0083】 (4)ボディーソープの製造例 重量% 1.ラウリン酸カリウム 15 2.ミリスチン酸カリウム 5 3.プロピレングリコール 5 4.カラクサケマン20%PG抽出液(固形分1.1%) 2 5.カスミソウ精製水抽出液(固形分1.4%) 2 6.pH調整剤 適量 7.防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0084】 (5)シャンプー 重量% 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na 12 3.1,3-ブチレングリコール 4 4.ラウリン酸ジエタノールアミド 2 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.カラクサケマン精製水抽出液(固形分1.4%) 1 7.チョロギ40%PG抽出液(固形分1.2%) 2 8.香料,防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0085】 (6)リンス 重量% 1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2 2.セトステアリルアルコール 2 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3 4.プロピレングリコール 5 5.シュクコンカスミソウ精製水抽出液(固形分1.0%) 1 6.ハルリンドウ40%1,3-BG抽出液(固形分1.2%) 2 7.pH調整剤 適量 8.防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0086】 (7)ヘアトニック 重量% 1.エタノール 50 2.オレイン酸エチル 1 3.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 2 4.パリウルス20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 5.ハイリンドウ20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 1 6.精製水 100とする残余
【0087】 (8)浴用剤(Aタイプ)の製造例 重量% 1.炭酸水素ナトリウム 56 2.無水硫酸ナトリウム 30 3.ホウ砂 2 4.ハイリンドウ精製水抽出末 5 5.ムギワラギク精製水末 5 6.植物抽出末(カミツレ,トウキ) 2 7.精製水 100とする残余
【0088】 (9)浴用剤(Bタイプ)の製造例 重量% 1.精製ホホバ油 5 2.ポルオキシエチレンソルビタンモノラウレート 20 3.グリセリンモノステアレート 5 4.流動パラフィン 2 5.ラウリン酸ジエタノールアミド 3 6.アルカナ20%EtOH抽出濃縮液(固形分15%) 2 7.シュクコンカスミソウ精製水抽出濃縮液(固形分15%)2 8.植物抽出液(センキュウ,チンピ,固形分1.0%) 10 9.精製水 100とする残余
【0089】 (10)洗顔料の製造例 重量% 1.ミリスチン酸トリエタノールアミン 15 2.ラウリルジメチルアミンオキシド 3 3.プロピレングリコール 5 4.グリセリン 5 5.変性エタノール 3 6.アキカラマツ20%EtOH抽出液(固形分1.5%) 2 7.カスミソウ20%1,3-BG抽出液(固形分1.5%) 2 8.エチレングリコールジステアリル 3 9.精製水 100とする残余
【0090】 (11)洗口料の製造例 重量% 1.エタノール 30 2.グリセリン 15 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1 4.サッカリン 0.1 5.クロロヘキシジン 0.003 6.カラクサケマン20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 7.ムギワラギク精製水抽出液(固形分1.5%) 2 8.精製水 100とする残余
【0091】 (12)食器用洗剤の製造例 重量% 1.アルキル(C12)グリコシド 15 2.ポリオキシエチレン(3)ドデシルエーテル硫酸Na 10 3.ヘーゼルナッツ20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 3 4.アキカラマツ20%1,3-BG抽出液(固形分1.5%) 3 5.エタノール 5 6.精製水 100とする残余
【0092】
【実施例】各種外用剤組成物の使用試験 (1)実施要領 実施例で製造した乳液、浴用剤A、シャンプー、リン
ス、ヘアトニック、食器用洗剤を試験品(a)とし、男
女パネラー(全10名)による使用試験を実施した。比較
品(b)として各外用剤組成物の処方中、本発明の保湿
性植物抽出液又は抽出物をのぞいたものを準備し、試験
開始後1カ月間は試験品(a)を、次いで翌1カ月間は
比較品(b)を下記条件で使用してもらいアンケートに
よる回答を求めた。
【0093】(2)使用条件 乳液 :朝洗顔直後、夜入浴直後、顔に適用。各
3mL,各1回/日 浴用剤A :浴湯に投じ入浴、30g,1回/日 シャンプー :洗髪時に使用、10mL,1回/日 リンス :シャンプー直後に使用、10mL,1回/日 ヘアトニック:洗髪後に使用、10mL,1回/日 食器用洗剤 :随時
【0094】(3)アンケート結果 アンケートによる回答結果を表3に示す。
【0095】
【発明の効果】本発明の化粧料、浴用剤は、長時間保湿
効果が継続する保湿性植物成分を含有し、皮膚に対して
は、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、フケ、カユミ、炎
症性疾患等の予防、軽減又は改善に、又、毛髪に対して
は、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、光沢付与等に奏効
する。また、従来、肌荒れ、ヒビ、アカギレ等のスキン
トラブルが懸念されてきた家庭用洗剤などにおいても、
保湿性植物抽出物がこのようなトラブルを起こりにくい
ように緩和し、肌をいたわる洗剤組成物を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アキカラマツ、アルカナ、カスミソウ、シュ
クコンカスミソウの植物抽出液適用部位の皮膚電気伝導
度の経時変化(実施例:植物抽出物の保湿性1)
【図2】 カラクサケマン、チョロギ、パリウルス、ハ
ルリンドウの植物抽出液適用部位の皮膚電気伝導度の経
時変化(実施例:植物抽出物の保湿性1)
【図3】 ハイリンドウ、ヘーゼルナッツ、ムギワラギ
クの植物抽出液適用部位の皮膚電気伝導度の経時変化
(実施例:植物抽出物の保湿性1)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月18日(1999.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料、あるいは
日用雑貨である浴用剤や洗剤組成物に関するものであっ
て、保湿性植物抽出物を含有し皮膚や毛髪に対して潤い
を与え、生き生きとした健全な皮膚または毛髪を維持、
再生する上で有用な組成物を提供するものである。すな
わち、皮膚に対して、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、
フケ、カユミ、炎症性疾患等の予防、軽減又は改善に、
又、毛髪に対しては、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、
光沢付与等に有効な化粧料類、浴用剤、あるいは洗剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】人の皮膚や毛髪は、健常な状態であると
きは適度の保湿性を有し、通常は特別なケアを必要とし
ないが、さまざまな環境要因(例えば、温度変化、湿度
変化、光、水との接触等)や、洗剤等との接触、あるい
は老化によって、しばしば変化・支障をきたすことがあ
る。すなわち保湿機能が低下した皮膚や毛髪は、乾燥
し、硬く、光沢や弾力性も失われ、カサカサとした状態
となる。こうした乾燥皮膚は、近年、急増傾向にあるア
トピー性皮膚炎との関連性も指摘されており、様々なス
キントラブルを招く恐れがある。また毛髪にあっても光
沢の消失、枝毛、切毛といったトラブルが発生する。さ
らにこれらが進展すると、シミ、シワ、脱毛等の深刻な
状態を招くと考えられている。
【0003】従来より、皮膚や毛髪の乾燥を防ぐために
化粧品等の外用剤にグリセリン、プロピレングリコー
ル、1,3-ブチレングリコール、その他の多価アルコール
をはじめ、油脂成分、アミノ酸、蛋白質、多糖類、ムコ
多糖類等が利用されてきた。
【0004】これらに見られる目的は、皮膚や髪に塗布
することで皮膜を作り、水分の蒸散を防いだり、天然保
湿因子:NMF(Natural Moisturizing Factar)と言
われる角質層成分に近づけるべく工夫なされたものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保湿成分では、感触性、保湿効果の持続性、安全性、物
理化学的安定性といった点において未だ満足されるもの
ではなかった。特に、従来成分による保湿効果は一時的
であり、肌荒れや枝毛の防止又は改善等、健全な皮膚ま
たは毛髪を維持、再生する意味で十分な外用組成物とは
言い難いものであった。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するものであ
って、長時間保湿効果が継続する保湿性植物成分を含有
し、皮膚に対しては、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、
フケ、カユミ、炎症性疾患等の予防、軽減又は改善に、
又、毛髪に対しては、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、
光沢付与等に奏効する化粧料又は浴用剤、あるいは肌荒
れ、ヒビ、アカギレ等のスキントラブルが起こりにくい
ように改良された洗剤組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明で使用する植物は
次の通りで、何れも、葉、茎、根、花、種子あるいは全
草を使用することができるが、生薬として入手可能なも
のはそれを利用してもよい。
【0008】(1)アキカラマツ Thalictrum minus
L.var hypoleucum(Sieb.et zucc.)Miq.(=T.thunbergi
i DC.)(キンポウゲ科) (2)アルカナ Alkanna tinctoria(L.)Tausch(ムラ
サキ科)、別名:アルカネット (3)カスミソウ Gypsophila elegans Bieb.(ナデシ
コ科) (4)シュクコンカスミソウ Gypsophila paniculata
L.(=G.arrostii)(ナデシコ科) (5)カラクサケマン Fumaria officinalis L.(=F.
parriflora;F.muralis)(ケシ科)、別名:フマリア草 (6)チョロギ Stachys sieboldii Miq.(=S.offici
nali;S.affinis Fresen;S.tuberifera Naud.)(シソ
科) (7)パリウルス Paliurus spina-christi Mill.(=
P.aculeata Lam.;P.australis Gaertn.;Ziziphus pal
iurus Willd.)(クロウメモドキ科)、別名:セイヨウ
ハマナツメ (8)ハルリンドウ Gentiana thunbergii(リンドウ
科) (9)ハイリンドウ Gentiana dahurica Fisch.(=G.
decumbens)(リンドウ科)、生薬名:ジンギョウ、ジン
キュウ (10)ヘーゼルナッツ Corylus avellana L.(カバノ
キ科)、別名:セイヨウハシバミ (11)ムギワラギク Helichrysum bracteatum Willd.
(=H.thianschanicum)(キク科)
【0009】これら植物から適当な溶媒を使用して有効
成分を抽出する。溶媒は、水、エタノール、1,3-ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ポ
リエチレングリコール又はこれらの内より選択される任
意の混液を使用することができる。抽出は、通常、植物
を常温付近で1〜7日間溶媒に浸漬することにより行
い、抽出後は、濾過して必要に応じ、抽出液を希釈、又
は濃縮、乾燥する。
【0010】保湿性植物抽出物を得るには、植物重量に
対し、通常3〜20倍、好ましくは5〜10倍量程度の
溶媒を使用するのがよい。また、抽出効率を上げるため
に加温抽出することも可能であるが、できるだけ変性さ
せないで良質の成分を得るために常温付近で3〜7日間
程度浸漬抽出するのが望ましい。
【0011】本発明で使用する植物は、その何れからも
目的効果の高い抽出物が得られる。したがって各々から
個別に抽出しても、任意に植物を組み合わせて抽出して
も良い。また、各抽出物又は抽出液を混合して使用して
も良い。尚、複数の植物抽出物の組み合わせにより保湿
効果の持続性がより向上したり、肌荒れやフケ症、カユ
ミに対する改善効果がさらに良好となる結果も得られる
ことから、2種以上の植物抽出物を組み合わて使用する
ことに十分意義はあるものと考えられる。
【0012】本発明による化粧料組成物、浴用剤組成物
及び洗剤組成物は、本発明の必須の保湿性植物抽出物の
他に、例えば、下記に記すような化粧品類などで通常使
用される基剤、添加剤等を併用して製造することができ
る。
【0013】(1)各種油脂類 アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、
オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ
油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバ
ー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シ
ア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、
パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル
油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロ
ウ、ヤシ油、牛脂、豚脂又はこれら油脂類の水素添加物
(硬化油等)など。
【0014】(2)ロウ類 ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノ
リン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、
モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス、スクワ
レン、スクワラン、プリスタンなど。
【0015】(3)鉱物油 流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライ
ド、セレシン、マイクロクリスタンワックスなど。
【0016】(4)脂肪酸類 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、オレイン酸、12-ヒドロキシステアリン
酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸などの
天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2-エチルブタ
ン酸、イソペンタン酸、2-メチルペンタン酸、2-エチル
ヘキサン酸、イソペンタン酸などの合成脂肪酸。
【0017】(5)アルコール類 エタノール、イソピロパノール、ラウリルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロールなどの天然アルコール、2-ヘキシルデカノール、
イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノールな
どの合成アルコール。
【0018】(6)多価アルコール類 酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレング
リコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グ
リセリン、ペンタエリトリトール、ソルビトール、マン
ニトールなど。
【0019】(7)エステル類 ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリス
チン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デ
シル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタ
ン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モ
ノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸
プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコ
ールなど。
【0020】(8)金属セッケン類 ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、パル
ミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸
亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛など。
【0021】(9)ガム質、糖類又は水溶性高分子化合物 アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤ
ク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴム、
キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、
果糖、ショ糖又はそのエステル、トレハロース又はその
誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプ
ン、カラギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサ
ン、エチレンオキサイドなどのアルキレン(C2〜C4)
オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2〜C
4)キチン又はキトサン、低分子キチン又はキトサン、
キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチ
ン又はキトサン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸
又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、ヘパリ
ン、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセ
ルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチ
レンオキサイドやポリプロピレンオキサイドなどのポリ
アルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリエチレンイミンなど。
【0022】(10)界面活性剤 アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン
酸エステル塩)、カチオン界面活性剤(アルキルアミン
塩、アルキル四級アンモニウム塩)、両性界面活性剤:
カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン
型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両
性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、非イ
オン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エー
テルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオ
ン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性
剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性
剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、
高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、
フッ化炭素系界面活性剤)など。
【0023】(11)各種ビタミン類 ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA
1)、デヒドロレチナール(ビタミンA2)、カロチ
ン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チア
ミン塩酸塩、チアミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフ
ラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB
6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、
ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン類、コリン、
イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸又はその
誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタ
ミンD2)、コレカルシフェロール(ビタミンD3)、
ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンE又
はその誘導体、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナ
ジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミンK
2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビ
タミンK4)、その他、必須脂肪酸(ビタミンF)、カ
ルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット
酸、ビタミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリ
ジン)、ビタミンUなど。
【0024】(12)各種アミノ酸類 バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオ
ニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グ
リシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリ
ン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒド
ロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒド
ロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジンな
どや、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸
塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導
体など。
【0025】(13)植物又は動物系原料由来の種々の添加
物 これらは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常
法的に行われる加工(例えば、粉砕、製粉、洗浄、加水
分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉
末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色などを
任意に選択、組合わせた処理)を行い、各種の素材から
任意に選択して供すれば良い。
【0026】尚、抽出に用いる溶媒については、供する
製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処理等を考
慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、水溶性有
機溶媒(例えば、エタノール、プロピレングリコール、
1,3-ブチレングリコールなど)の中から選ばれる1種も
しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用
途により有機溶媒の含有が好ましくない場合において
は、水のみを使用したり、あるいは抽出後に除去しやす
いエタノールを採用し、単独又は水との任意の混液で用
いたりすれば良く、又、搾取抽出したものでも良い。
【0027】尚、植物又は動物系原料由来の添加物を、
全身用又は局所用の外用剤、化粧品類に供する場合、皮
膚や頭髪の保護をはじめ、保湿、感触・風合いの改善、
柔軟性の付与、刺激の緩和、芳香によるストレスの緩
和、細胞賦活(細胞老化防止)、炎症の抑制、肌質・髪
質の改善、肌荒れ防止及びその改善、発毛、育毛、脱毛
防止、光沢の付与、清浄効果、疲労の緩和、血流促進、
温浴効果などの美容的効果のほか、香付け、消臭、増
粘、防腐、緩衝などの効果も期待できる。
【0028】又、飲食品においては、栄養補給、疲労回
復、強壮、細胞賦活(細胞老化防止)等の健身並びに美
容的効果をはじめ、味覚の改善、色調や芳香、光沢の付
与、安定化、増粘、防腐等の目的で使用することができ
る。更にこの他にも、これまでに知られている各原料素
材の様々な美容的、薬剤的効果を期待し、これらを組合
わせることによって目的とする効果の増進を図ったり、
或いは多機能的な効果を期待した製品とすることも可能
である。
【0029】原料とする具体的な植物(生薬)としては、
例えば、アーモンド(へん桃)、アイ(藍葉)、アオカズラ
(清風藤)、アオキ(青木)、アオギリ又はケナシアオギリ
(梧桐)、アオツヅラフジ(木防巳)、アカシア、アカショ
ウマ(赤升麻)、アカスグリ「果実」、アカブドウ、アカ
ミノキ(ログウッド)、アカメガシワ(赤芽柏)、アカネ
(茜草根)、アカヤジオウ又はジオウ(地黄)、アギ(阿
魏)、アキニレ(榔楡皮)、アグアヘ(オオミテングヤ
シ)、アケビ(木通)、アサ(麻子仁)、マルバアサガオ又
はアサガオ(牽牛子)、アジサイ(紫陽花)、アシタバ(明
日葉)、アズキ(赤小豆)、アセロラ、アセンヤク(阿仙
薬)、アチラ(ショクヨウカンナ)、アニス、アベマキ
「果実」、アボカド、アマ、アマチャ(甘茶)、アマチャ
ヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)、アマランサ
ス(ヒユ、ハゲイトウ、ヒモゲイトウ、センニンコク、
スギモリゲイトウ、ホソアオゲイトウ、アオゲイトウ、
ハリビユ、アマラントウス・ヒポコンドリアクス)、ア
ミガサユリ又はバイモ(貝母)、アルガローボ(キャベ)、
アルテア、アルニカ、アルピニア又はカツマダイ(ソウ
ズク)、アロエ(蘆薈)、アロエベラ、アンジェリカ、ア
ンズ又はホンアンズ(杏仁)、アンソッコウ(安息香)、イ
ガコウゾリナ(地胆頭)、イカリソウ又はヤチマタイカリ
ソウ(インヨウカク)、イグサ(灯心草)、イタドリ(虎杖
根)、イチイ(一位)、イチゴ、イチジク(無花果「果実、
葉」)、イチハツ(一初)、イチビ(冬葵子)、イチヤクソ
ウ(一薬草)、イチョウ(銀杏「種子、葉」)、イトヒメハ
ギ(遠志)、イナゴマメ、イヌナズナ(テイレキシ)、イヌ
ビユ(ホナガイヌビユ)、イネ「種子、種皮」、イノンド
「種子」、イブキジャコウソウ、イラクサ、イランイラ
ン、イワタバコ(岩萵苣)、イワヒバ又はイワマツ(巻
柏)、ウーロン茶、ウイキョウ(茴香)、ウィート(チブサ
ノキ)、ウキヤガラ(三稜)、ウグイスカグラ「果実」、
ヒメウイキョウ、ウコン(鬱金)、ウキクサ(浮萍)、ウス
バサイシン又はケイリンサイシン又はオウシュウサイシ
ン(細辛)、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、ウツ
ボグサ(夏枯草)、ウド又はシシウド(羌活、独活、唐独
活)、ウニャデガト(ウンカリア、キャッツクロー)、ウ
バ茶、ウメ(烏梅「種子、果肉」)、ウラジロガシ、ウワ
ウルシ(クサコケモモ)、ウンシュウミカン(陳皮)、エス
トラゴン、エゾウコギ(蝦夷五加)、エチナシ(ホソバム
ラサキバレンギク)、エニシダ、エノキタケ(榎茸)、エ
ビスグサ又はカッシア・トーラ(決明子)、エルカンプ
レ、エルダーベリー「果実」、エレミ、エリンギィ又は
プレロータスエリンジ、エンジュ(槐花、槐花米)、オウ
ギ又はキバナオウギ(黄耆)、オウレン(黄連)、オオカラ
スウリ(カロコン)、オオグルマ(土木香)、オオツヅラフ
ジ(防己)、オオバコ(車前子、車前草)、オオハシバミ
(榛子)、オオバナオケラ又はオケラ(白朮)、オオバナサ
ルスベリ(バナバ)、オオバヤシャブシ「果実」、オオ
ミサンザシ又はサンザシ(山査子)、オウセイ(ナルコユ
リ、カギクルマバナルコユリ)、オウヒササノユキ又は
ササノユキ、オオムギ(大麦)、オオホシグサ(穀精草)、
オカ、オカゼリ(蛇床子)、オグルマ(旋覆)、オクラ「果
実」、オタネニンジン又はトチバニンジン (人参)、オ
トギリソウ又はコゴメバオトギリソウ又はセイヨウオト
ギリソウ(弟切草)、オドリコソウ(続断)、オナモミ(蒼
耳子)、オニグルミ、オニドコロ又はトコロ又はナガド
コロ(ヒカイ)、オニノヤガラ(天麻)、オニユリ又はササ
ユリ又はハカタユリ(百合)、オノニス、オヒョウ(裂葉
楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ、オランダカラシ(ク
レソン)、オランダゼリ、オランダミツバ、オリーブ
「果実、種子、葉」、オレガノ、オレンジ「果実、果
皮」、カイケイジオウ(熟地黄)、カカオ「果実、果皮、
種子」、カキ(柿蒂「葉」)、カギカズラ(釣藤鈎)、カキ
ドオシ又はカントリソウ(蓮銭草)、カシア、カジノキ
(楮実「果実」)、ガジュツ(莪朮)、カシワ(槲樹、槲
葉)、カスカリラ、カスカラサグラダ、カニクサ(金沙
藤)、カニーワ、カノコソウ(吉草根)、カバノキ又はシ
ダレカンバ(白樺)、カボチャ、カポックノキ「種子」、
カホクサンショウ(蜀椒)、ガマ(蒲黄)、カミツレ又はロ
ーマカミツレ、カミヤツデ(通草)、カムカム(カモカ
モ)、カラスウリ又はシナカラスウリ(王瓜)、カラスビ
シャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ「種子」、カラホオ
(厚朴)、カラヤ、カリン(木瓜)、ガルシニア、カワミド
リ、カワラサイコ(委陵菜、翻白草)、カワヂシャ、カワ
ラタケ、カワラナデシコ(石竹)又はエゾカワラナデシコ
(瞿麦、瞿麦子)、カワラニンジン(青蒿)、カワラヨモギ
(茵チン蒿)、カンスイ(甘遂)、カンゾウ(甘草)、カンタ
ラアサ、カンデリラ、カントウ、カンナ、キイチゴ(エ
ゾイチゴ、オランダイチゴ、エビガライチゴ、ナワシロ
イチゴ、モミジイチゴ、ヨーロッパキイチゴ)、キウイ
「果実、葉」、キカラスウリ(瓜呂根)、キキョウ(桔
梗、桔梗根)、キク(菊花、シマカンギク、チョウセンノ
ギク)、キササゲ(梓実)、ギシギシ(羊蹄根)、キジツ(枳
実)、キズタ、キダチアロエ、キダチハッカ、キナ、キ
ナノキ(シンコーナ、アカキナノキ)、キヌア(キノア)、
キハダ(黄柏)、ギムネマ・シルベスタ、キャベツ、キャ
ベブ「未熟果」、キュウリ、ギョリュウ(西河柳、てい
柳)、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡
小草)、キンカン「果実」、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴
草)、グアバ「果実」、グアユーレ、クェルクス・イン
フェクトリア(没食子)、ククイナッツ、クコ(枸杞、枸
ズ(葛根)、クスノキ、グースベリー「果実」、クソニン
ジン(黄花蒿)、クチナシ(山梔子)、クヌギ(樸ソウ)、ク
プアス、クマザサ、クマツヅラ(馬鞭草)、クララ(苦
参)、クランベリー「果実」、クリ「種子、果実、渋
皮」、クルクリゴ・ラチフォリア「果実」、グレープフ
ルーツ「果実・葉」、クロウメモドキ、クロガネモチ
(救必応)、クロバナヒキオコシ又はヒキオコシ(延命
草)、クローブ(丁子、丁香)、グンバイナズナ(セキメ
イ、セキメイシ)、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)、ケイトウ
(鶏冠花、鶏冠子)、ゲッケイジュ(月桂樹)、ケナシサル
トリイバラ(土茯苓、山帰来)、ゲンチアナ、ゲンノショ
ウコ(老鸛草)、ケンポナシ(キグシ)、コウキセッコク、
キシュウミカン(コウジ、タチバナ、オオベニミカン、
フクレミカン、サガミコウジ、ポンカン、サンタラ(橘
皮))、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ
「果実」、コウチャ(紅茶)、コウホネ(川骨)、コウホン
(藁本、唐藁本)、コウリャン、コウリョウキョウ(高良
姜)、コエンドロ「果実」、コオウレン(胡黄連)、コガ
ネバナ(黄ゴン)、コケモモ(越橘)、ココヤシ「果実」、
ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(覆盆子)、コショウ
(胡椒)、コパイババルサム、コーヒー「種子、葉」、コ
ブシ又はモクレン(辛夷)、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)、コボ
タンヅル、ゴマ(胡麻)、ゴマノハグサ(玄参)、ゴミシ
(五味子)、サネカズラ又はビナンカズラ又はマツブサ、
コムギ(小麦)、米又は米糠「赤糠、白糠」、コメ油、コ
ーラ・アクミナタ「種子」、コーラ・ベラ「種子」、コ
ロハ「果実」、コロンボ、コンズランゴ、コンブ、コン
ニャク、コンフリー(鰭張草)、サイザル(サイザルア
サ)、サキシマボタンヅル又はシナボタンヅル又はシナ
センニンソウ(威霊仙)、サクラ(オオシマザクラ、ヤマ
ザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガシ、マメザクラ、ミ
ヤマザクラ、ソメイヨシノ、タカネザクラ、カスミザク
ラ、チョウジザクラ、コヒガン、サトザクラ、カンザク
ラ「葉、花、果実、樹皮(桜皮)」)、サクランボ、ザク
ロ、ササ、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツマイ
モ、サトウキビ、サトウダイコン、サネブトナツメ(酸
棗仁)、サフラン(番紅花、西紅花)、ザボン「果実」、
サボンソウ、サーモンベリー「果実」、サラシナショウ
マ(升麻)、サルビア(セージ)、サワギキョウ(山梗菜)、
サワグルミ(山胡桃)、サングレデグラード(クロトン)、
サンシクヨウソウ、サンシチニンジン(三七人参)、サン
シュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、サンズコン(山豆
根)、シア(カリテ)、シアノキ「果実」、シイタケ(椎
茸)、シオン(紫苑)、ジキタリス、シクンシ(使君子)、
シソ又はアオジソ又はチリメンジソ又はカタメンジソ
(紫蘇葉、紫蘇子)、シタン、シナノキ、シナホオノキ、
シナレンギョウ(連翹)、シメジ(ヒンシメジ、シャカシ
メジ、ハタケシメジ、オシロイシメジ、ブナシメジ、ホ
ンジメシ、シロタモギタケ)、シモツケソウ、ジャガイ
モ、シャクヤク(芍薬)、シャジン(沙参)、ジャスミン
(マツリカ)、ジャノヒゲ(麦門冬)、シュクシャミツ
(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュロ「果実」、ショウガ
(生姜)、ジョウザンアジサイ(常山)、ショウブ(菖蒲、
菖蒲根)、ショズク「果実」、シラカシ「種子」、シロ
ゴチョウ「種子」、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナ
イリス(ニオイイリス)、シロバナツタ「花」、シロミナ
ンテン(南天実)、シンコナサクシルブラ、ジンチョウゲ
(瑞香、瑞香花、沈丁花)、シンナモン、スイカ(西瓜)、
スイカズラ(金銀花、忍冬)、スイバ(酸模)、スイムベリ
ー「果実」、ステビア、ストロベリー「果実」、スズサ
イコ(徐長卿)、スギナ(問荊)、スベリヒユ(馬歯けん、
馬歯けん子)、スモモ「果実」、セイヨウアカマツ「球
果」、セイヨウカラマツ、セイヨウキズタ、セイヨウグ
ルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウタンポポ、セイヨウ
トチノキ(マロニエ)、セイヨウナシ「果実」、セイヨウ
ナツユキソウ、セイヨウニワトコ(エルダー)、セイヨウ
ネズ(ジュニパー、杜松)、セイヨウノコギリソウ(ミル
フォイル)、セイヨウバラ、セイヨウフウチョウボク、
セイヨウヤドリギ、セイヨウハッカ又はセイヨウヤマハ
ッカ、セイヨウワサビ、セキショウ(石菖根)、セッコク
(石斛)、セドロン(ボウシュウボク)、ゼニアオイ、ヒロ
ハセネガ、セネガ、セリ、セロリ、センキュウ(川キュ
ウ)、センシンレン(穿心連)、センダン、センブリ(当
薬)、センナ「果実、葉」、センニンソウ(大蓼)、ソウ
カ(草果)、ソバ「種実」、ソメモノイモ、ダイオウ(大
黄)、大根、大豆、ダイダイ(橙皮、枳実)、タカサブロ
ウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカワラビ(狗脊)、
ダークスィートチェリー「果実」、タチアオイ、タチジ
ャコウソウ(タイム、百里香)、タチドコロ(ヒカイ)、タ
チヤナギ、タマリンド「種子」、タマネギ、タムシバ
(辛夷)、タラノキ「果実、葉、根皮」、タルウィ、タン
ジン(丹参)、タンポポ(蒲公英)又はシロバナタンポポ又
はモウコタンポポ、ダンマル、チェリー「果実」、チガ
ヤ「果実、根、芽」、チクセツニンジン(竹節人参)、チ
コリ、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)、チョウ
センダイオウ(大黄)、チョウセンニレ(蕪夷)、チョウセ
ンヨモギ(艾葉)、チョレイマイタケ(猪苓)、ツキミソ
ウ、ツクリタケ(マッシュルーム)、ツバキ、ツボクサ、
ツメクサ(漆姑草)、ツユクサ(鴨跖草)、ツルアズキ(赤
小豆)、ツルドクダミ(何首烏)、ツルナ(蕃杏)、ツルニ
ンジン(四葉参)、ツワブキ、デイコ、テウチグルミ、デ
ュベリー「果実」、テングサ、テンチャ(甜茶)、テンダ
イウヤク(烏薬)、トウガ(冬瓜子)、トウカギカズラ、ト
ウガラシ(番椒)、トウキ(当帰)、トウキンセンカ(マリ
ーゴールド)、トウナベナ(川断)、トウモロコシ又はト
ウモロコシ毛(南蛮毛)、トウネズミモチ(女貞子)、トウ
リンドウ又はチョウセンリンドウ(竜胆)、トクサ(木
賊)、ドクダミ(十薬)、トコン(吐根)、トシシ又はマメ
ダオシ又はネナシカズラ、トチュウ(杜仲「樹皮、葉、
根」)、トネリコ(秦皮)、トマト、トラガント、トリア
カンソス「種子」、トルメンチラ、ドロノキ、トロロア
オイ、ナイゼリアベリー「果実」、ナガイモ又はヤマノ
イモ(山薬)、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、ナギナ
タコウジュ、ナズナ、ナタネ、ナタマメ又はタテハキ
(刀豆)、ナツミカン、ナツメ(大棗)、ナニワイバラ(金
桜子)、ナベナ(続断)、ナメコ、ナルコユリ(黄精)、ナ
ンキンマメ(落花生)、ナンテン(南天実)、ナンバンカラ
ムシ(苧麻)、ニガキ(苦木)、ニガヨモギ(苦艾)、ニクズ
ク、ケイ又はニッケイ又はセイロンニッケイ又はヤブニ
ッケイ(桂皮)又はケイシ(桂枝)、ニラ(韮子)、ニワトコ
(接骨木「果実、花、茎、葉」)、ニンニク(大蒜)、ヌル
デ(五倍子)、ネギ、ネムノキ又はネブ又はネビ又はネム
リノキ又はジゴクバナ(合歓)、ノアザミ(大薊)、ノイバ
ラ(営実)、ノコギリソウ、ノダケ(前胡)、ノバラ、ノモ
モ、パーム、パイナップル「果実」、ハイビスカス(ブ
ッソウゲ、フウリンブッソウゲ、ローゼル)、ハカマウ
ラボシ(骨砕補)、ハクセン(白癬皮)、ハクルベリー「果
実」、ハコベ(繁縷)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ
(ロート根)、バジル、ハス(蓮、蓮肉、蓮子)、パセリ
(オランダゼリ)、ハダカムギ、バタタ、ハチク又はマダ
ケ(竹茹)、パチョリー、ハッカ(薄荷、薄荷葉)、ハトム
ギ(ヨクイニン)、ハナスゲ(知母)、バナナ、ハナハッ
カ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、バニラビンズ、パ
パイヤ、ハハコグサ(鼠麹草)、パハロボボ、ハブ「全
草、茎、葉」、パプリカ、ハマゴウ又はミツバハマゴウ
(蔓荊子)、ハマスゲ(香附子)、ハマビシ(シツ莉子)、ハ
マナス(マイカイ花)、ハマボウフウ(浜防風)、ハマメリ
ス、バラ(薔薇)、ハラタケ(ハラタケ、シロオオハラタ
ケ、ウスキモリノカサ)、ハラン、パリエタリア、バル
サミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハルニレ(楡皮、楡
白皮、楡葉)、ハンダイカイ(胖大海)、パンノキ、ヒオ
ウギ(射干)、ヒカゲツルニンジン(党参)、プーアル茶
(普?茶)、ピーカンナッツ、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙
華)、ヒシ(菱実)、ピスタチオ、ビート、ヒトツバ(石
葦)、ヒトツバエニシダ、ヒナタイノコズチ(牛膝)、ヒ
ノキ、ヒバ、ヒマシ、ヒマワリ、ピーマン、ヒメウズ
(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメマツタケ(カワリハラタ
ケ、ヒロマツタケ)、ピメンタ「果実」、ビャクシ、ビ
ャッキュウ、ヒユ「果実」、ビロウドアオイ、ヒロハオ
キナグサ(白頭翁)、ビワ「果実、葉、茎」、ビンロウ
(大服皮、檳榔子)、フウトウカズラ(南籐)、フキ、フキ
タンポポ(款冬花、款冬葉)、フジバカマ(蘭草)、フジマ
メ(扁豆)、ブドウ「果実、果皮、種子、葉」、ブナ、フ
ユムシナツクサタケ(冬虫夏草)、ブラジルカンゾウ、ブ
ラジルニンジン、ブラックカーラント「果実」、ブラッ
クベリー、プラム「果実」、フルセラリア、ブルーベリ
ー(セイヨウヒメスノキ)、プルーン、ブロンドサイリウ
ム、ブンドウ(緑豆)、ヘチマ、ベニバナ(紅花)、ヘネケ
ン、ベラドンナ、ベリー「果実」、ペルビアンバーグ、
ベンケイソウ又はイキクサ(景天)、ボイセンベリー「果
実」、ホウキギ又はニワクサ又はネンドウ又はハハキギ
・コキア(地膚子)、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨
草)、ホウノキ、ボウフウ(防風)、ホウレンソウ、ホオ
ズキ(登呂根)、ホオノキ(和厚朴、朴)、ボケ(木瓜)、ホ
ソバナオケラ(蒼朮)、ホソバノキリンソウ(景天三七)、
ホソババレンギク、ボダイジュ(菩醍樹)、ボタン(牡丹
「花、葉、茎、樹皮」)、ボタンピ(牡丹皮)、ホップ、
ホホバ、ボルドー、ホワートルベリー「果実」、ホンオ
ニク(肉じゅ蓉、大芸)、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山
石斛)、マイズルテンナンショウ(天南星)、マイタケ(舞
茸)、マオウ(麻黄)、マカ、マカデミアナッツ、マクリ
(海人草)、マグワ(桑白皮「樹皮、葉」)、マグノリア・
スプレンゲリ、マシュア(タマノウゼンハレン、キュウ
コンキンレンカ)、マタタビ(木天蓼)、マツカサ、松
「葉、樹皮、根」、マツホド(茯苓)、マティコ(コルド
ンシージョ)、マヨラム(ハナハッカ)、マルバノジャジ
ン(苦参)、マルベリー「果実」、マルメロ、マンゴー、
マンゴスチン、マンサーニャ(アンデスカミツレ)、マン
シュウグルミ、マンダリン「果実」、マンネンタケ(霊
芝)、キジツ(枳実「果実」)、ミシマサイコ(柴胡)、ミ
ズオオバコ又はミズアサガオ(竜舌草)、ミゾカクシ(半
辺蓮)、ミソハギ(千屈菜)、ミチヤナギ又はニワヤナギ
(篇蓄)、ミツガシワ、ミツバ、ミドリハッカ、ミモザ、
ミョウガ、ミラクルフルーツ「果実」、ミルラ、ミロバ
ラン、ムクゲ(木槿)、ムクノキ、ムクロジ(延命皮)、ム
ニャ、ムラサキ(紫根)、ムラサキシキブ又はオオムラサ
キシキブ(紫珠)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツ
フジ(昆明鶏血藤)、メハジキ(益母草)、メボウギ、メラ
ロイカ、メリッサ、メリロート、メロン「果実」、モウ
コヨモギ、モウソウチク、モジェ(コショウボク)、モッ
コウ(木香)、モミジバダイオウ、モモ(桃「葉、種子、
花、果実」)、モヤシ、モレロチェリー「果実」、モロ
ヘイヤ(黄麻)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤ
グルマソウ(ヤグルマギク)、ヤグルマハッカ、ヤーコ
ン、ヤシャブシ(矢車)又はヒメヤシャブシ又はオオバヤ
シャブシ「果実、果皮、果穂」、ヤチヤナギ、ヤツデ
(八角金盤)、ヤドリギ(柳寄生)、ヤナギ(カワヤナギ、
タチヤナギ、シダレヤナギ、アカメヤナギ、ネコヤナ
ギ、イヌコリヤナギ、キヌヤナギ、コリヤナギ、ウンリ
ュウヤナギ、ミヤマヤナギ、ヤマヤナギ、オオバヤナ
ギ、タイリクキヌヤナギ、キツネヤナギ、ドロノキ)、
ヤナギタデ「葉、茎」、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金
牛)、ヤブタバコ(鶴虱、天名精)、ヤマゴボウ(商陸)、
ヤマハンノキ(山榛)、ヤマモモ(楊梅皮)、ヤマヨモギ、
ユーカリ、ユキノシタ(虎耳草)、ユッカ又はフレビフ
ォリア、ユズ「果実」、ユリ、ヨロイグサ、ヨモギ(艾
葉)、ライガン(雷丸)、ライム「果実」、ライムギ、ラ
カンカ「果実」、ラズベリー「葉、果実」、ラタニア
(クラメリア)、ラッキョウ又はエシャロット(薤白)、ラ
ベンダー、リュウガン(竜眼肉)、リュウゼツラン(アオ
ノリュウゼツラン、フクリンリュウゼツラン)、リョク
チャ(緑茶)、リンゴ「果実、種子、葉、根」、リンド
ウ、ルバス又はスアビシムス(甜涼)、レイシ(茘枝、茘
枝核)、レタス(チシャ)、レッドカーラント「果実」、
レモン「果実」、レモングラス、レンギョウ又はシナレ
ンギョウ(連翹)、レンゲソウ、ロウヤシ、ロコン(ヨ
シ、蘆根)、ローガンベリー「果実」、ローズマリー(マ
ンネンロウ)、ローズヒップ(ノバラ)、ワサビ、ワレモ
コウ(地楡)などが挙げられる。
【0030】又、その他の海水類、例えば、海水塩、海
水乾燥物、死海又は大西洋又は太平洋の海より得た無機
塩(塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム
など)、海泥又は泥(ファンゴ)類、例えば、イタリア
ファンゴ、ドイツファンゴ、アイフェルファンゴ、フラ
イブルグファンゴなどの各地の海泥又は泥(含有成分:
二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化
鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸
化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウ
ム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マンガン、
ヒ素、水)、聖徳石など。
【0031】海藻類としては、海藻[緑藻類:クロレラ
・ブルガリス、クロレラ・ピレノイドサ、クロレラ・エ
リプソイデイア、アオノリ(ウスバアオノリ、スジアオ
ノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリ、ホソエダアオノ
リ)]、海藻[褐藻類:コンブ(マコンブ、リシリコン
ブ、ホソメコンブ、ミツイシコンブ)、ワカメ、ヒロ
メ、アオワカメ、ジャイアントケルプ(マクロシスティ
ス・ピリフェラ、マクロシスティス・インテグリフォリ
ア、ネオシティス・ルエトケアーナ)、ヒジキ、ヒバマ
タ]、海藻[紅藻類:ヒジリメン、マクサ(テングサ)、
ヒラクサ、オニクサ、オバクサ、カタオバクサ、ヤタベ
グサ、ユイキリ、シマテングサ、トサカノリ、トゲキリ
ンサイ、アマクサキリンサイ、キリンサイ、ビャクシン
キリンサイ、ツノマタ、オオバツノマタ、トチャカ(ヤ
ハズツノマタ)、エゾツノマタ、トゲツノマタ、ヒラコ
トジ、コトジツノマタ、スギノリ、シキンノリ、カイノ
リ、イボツノマタ、ヤレウスバノリ、カギウスバノリ、
スジウスバノリ、ハイウスバノリ、アカモミジノリ]な
どが代表的なものとして挙げられる。
【0032】又、その他の藻類、例えば、緑藻類(クラ
ミドモナス属:クラミドモナス、アカユキモ、ドゥナリ
エラ属:ドゥナリエラ、クロロコッカス属:クロロコッ
カス、クワノミモ属:クワノミモ、ボルボックス属:オ
オヒゲマワリ、ボルボックス、パルメラ属、ヨツメモ
属、アオミドロ属:ヒザオリ、アオミドロ、ツルギミド
ロ属、ヒビミドロ属:ヒビミドロ、アオサ属:アナアオ
サ、アミアオサ、ナガアオサ、カワノリ属:カワノリ、
フリッチエラ属、シオグサ属:オオシオグサ、アサミド
リシオグサ、カワシオグサ、マリモ、バロニア属:タマ
ゴバロニア、タマバロニア、マガタマモ属:マガタマ
モ、イワヅタ属:フサイワヅタ、スリコギヅタ、ヘライ
ワヅタ、クロキヅタ、ハネモ属、ミル属:ミル、クロミ
ル、サキブチミル、ナガミル、ヒラミル、カサノリ属:
カサノリ、ジュズモ属:フトジュズモ、タマジュズモ、
ミゾジュズモ、ミカヅキモ属、コレカエテ属、ツヅミモ
属、キッコウグサ属:キッコウグサ、ヒトエグサ属:ヒ
トエグサ、ヒロハノヒトエグサ、ウスヒトエグサ、モツ
キヒトエ、サヤミドロ属、クンショウモ属、スミレモ
属:スミレモ、ホシミドロ属、フシナシミドロ属な
ど)。
【0033】藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノ
リ、アオコ属、ネンジュモ属:カワタケ、イシクラゲ、
ハッサイ、ユレモ属、ラセンモ(スピルリナ)属:スピル
リナ、トリコデスミウム(アイアカシオ)属など)。
【0034】褐藻類(ピラエラ属:ピラエラ、シオミド
ロ属:ナガミシオミドロ、イソブドウ属:イソブドウ、
イソガワラ属:イソガワラ、クロガシラ属:グンセンク
ロガシラ、カシラザキ属:カシラザキ、ムチモ属:ムチ
モ、ヒラムチモ、ケベリグサ、アミジグサ属:アミジグ
サ、サキビロアミジ、サナダグサ属:サナダグサ、フク
リンアミジ、コモングサ属:コモングサ、ヤハズグサ
属:エゾヤハズ、ヤハズグサ、ウラボシヤハズ、ジガミ
グサ属:ジガミグサ、ウミウチワ属:ウミウチワ、コナ
ウミウチワ、アカバウミウチワ、ナミマクラ属:ヒルナ
ミマクラ、ソメワケグサ属:ソメワケグサ、ナバリモ
属:ナバリモ、チャソウメン属:モツキチャソウメン、
マツモ属:マツモ、ナガマツモ属:ナガマツモ、オキナ
ワモズク属:オキナワモズク、ニセフトモズク属:ニセ
フトモズク、フトモズク属:フトモズク、イシモズク
属:イシモズク、クロモ属:クロモ、ニセモズク属:ニ
セモズク、モズク属:モズク、イシゲ属:イシゲ、イロ
ロ、イチメガサ属:イチメガサ、ケヤリ属:ケヤリ、ウ
ミボッス属:ウミボッス、ウルシグサ属:ウルシグサ、
ケウルシグサ、タバコグサ、コンブモドキ属:コンブモ
ドキ、ハバモドキ属:ハバモドキ、ハバノリ属:ハバノ
リ、セイヨウハバノリ属:セイヨウハバノリ、コモンブ
クロ属:コモンブクロ、エゾブクロ属:エゾブクロ、フ
クロノリ属:フクロノリ、ワタモ、チシマフクロノリ
属:チシマフクロノリ、カゴメノリ属:カゴメノリ、ム
ラリドリ属:ムラチドリ、サメズグサ属:サメズグサ、
イワヒゲ属:イワヒゲ、ヨコジマノリ属:ヨコジマノ
リ、カヤモノリ属:カヤモノリ、ウイキョウモ属:ウイ
キョウモ、ツルモ属:ツルモ、アナメ属:アナメ、スジ
メ属:スジメ、ミスジコンブ属:ミスジコンブ、アツバ
ミスジコンブ、コンブ属:ガツガラコンブ、カキジマコ
ンブ、オニコンブ、ゴヘイコンブ、ナガコンブ、エンド
ウコンブ、オオチヂミコンブ、トロロコンブ属:トロロ
コンブ、アントクメ属:アントクメ、カジメ属:カジ
メ、ツルアラメ、クロメ、キクイシコンブ属:キクイシ
コンブ、ネジレコンブ属:ネジレコンブ、クロシオメ
属:クロシオメ、ネコアシコンブ属:ネコアシコンブ、
アラメ属:アラメ、アイヌワカメ属:アイヌワカメ、チ
ガイソ、オニワカメエゾイシゲ属:エゾイシゲ、ヤバネ
モク属:ヤバネモク、ラッパモク属:ラッパモク、ジョ
ロモク属:ウガノモク、ジョロモク、ヒエモク、ホンダ
ワラ属:タマナシモク、イソモク、ナガシマモク、アカ
モク、シダモク、ホンダワラ、ネジモク、ナラサモ、マ
メタワラ、タツクリ、ヤツマタモク、ウミトラノオ、オ
オバモク、フシズシモク、ハハキモク、トゲモク、ヨレ
モク、ノコギリモク、オオバノコギリモク、スギモク
属:スギモク、ウキモ属:オオウキモ、ブルウキモ属:
ブルウキモ、カヤモノリ属:カヤモノリなど)。
【0035】紅藻類(ウシケノリ属:ウシケノリ、フノ
リノウシケ、アマノリ属:アサクサノリ、スサビノリ、
ウップルイノリ、オニアマノリ、タサ、フイリタサ、ベ
ニタサ、ロドコルトン属:ミルノベニ、アケボノモズク
属:アケボノモズク、コナハダ属:ハイコナハダ、ヨゴ
レコナハダ、アオコナハダ、ウミゾウメン属:ウミゾウ
メン、ツクモノリ、カモガシラノリ、ベニモズク属:ベ
ニモズク、ホソベニモズク、カサマツ属:カサマツ、フ
サノリ属:フサノリ、ニセフサノリ属:ニセフサノリ、
ソデガラミ属:ソデガラミ、ガラガラ属:ガラガラ、ヒ
ラガラガラ、ヒロハタマイタダキ属:ヒロハタマイタダ
キ、タマイタダキ属:タマイタダキ、カギケノリ属:カ
ギノリ、カギケノリ、テングサ属:ヒメテングサ、ハイ
テングサ、オオブサ、ナンブグサ、コヒラ、ヨヒラ、キ
ヌクサ、ヒビロウド属:ヒビロウド、ヒメヒビロウド、
イソムメモドキ属:イソムメモドキ、 ミチガエソウ
属:ミチガエソウ、リュウモンソウ属:リュウモンソ
ウ、ヘラリュウモン、ニセカレキグサ属:ニセカレキグ
サ、オキツバラ属:オオバオキツバラ、アカバ属:アカ
バ、マルバアカバ、ナミノハナ属:ホソバナミノハナ、
ナミノハナ、サンゴモドキ属:ガラガラモドキ、シオグ
サゴロモ属:シオグサゴロモ、イワノカワ属:エツキイ
ワノカワ、カイノカワ属:カイノカワ、カニノテ属:カ
ニノテ、サンゴモ属:サンゴモ、ムカデノリ属:ムカデ
ノリ、スジムカデ、カタノリ、ヒラムカデ、キョウノヒ
モ、サクラノリ、ニクムカデ、タンバノリ、ツルツル、
イソノハナ属:ヌラクサ、クロヌラクサ、オオムカデノ
リ、ヒラキントキ属:ヒラキントキ、マタボウ属:マタ
ボウ、キントキ属:チャボキントキ、キントキ、マツノ
リ、コメノリ、トサカマツ、ヒトツマツ、カクレイト
属:オオバキントキ、イトフノリ属:イトフノリ、ナガ
オバネ属:ナガオバネ、フノリ属:ハナフノリ、フクロ
フノリ、マフノリ、カレキグサ属:カレキグサ、トサカ
モドキ属:ホソバノトサカモドキ、ヒロハノトサカモド
キ、ヤツデガタトサカモドキ、クロトサカモドキ、ネザ
シノトサカモドキ、キヌハダ属:キヌハダ、エゾトサカ
属:エゾトサカ、ツカサノリ属:エナシカリメニア、オ
オツカサノリ、ハナガタカリメニア、ホウノオ属:ホウ
ノオ、ヒカゲノイト属:ヒカゲノイト、ウスギヌ、ニク
ホウノオ属:ニクホウノオ、ベニスナゴ属:ベニスナ
ゴ、ススカケベニ属:ススカケベニ、オカムラグサ属:
ヤマダグサ、ミリン属:ミリン、ホソバミリン、トサカ
ノリ属:キクトサカ、エゾナメシ属:エゾナメシ、イソ
モッカ属:イソモッカ、ユカリ属:ユカリ、ホソユカ
リ、イバラノリ属:イバラノリ、サイダイバラ、タチイ
バラ、カギイバラノリ、キジノオ属:キジノオ、イソダ
ンツウ属:イソダンツウ、アツバノリ属:アツバノリ、
オゴノリ属:オゴノリ、ツルシラモ、シラモ、オオオゴ
ノリ、ミゾオコノリ、カバノリ、テングサモドキ属:ハ
チジョウテングサモドキ、フシクレノリ属:フシクレノ
リ、ナミイワタケ属:ナミイワタケ、カイメンソウ属:
カイメンソウ、オキツノリ属:オキツノリ、サイミ属:
イタニグサ、サイミ、ハリガネ、ハスジグサ属:ハスジ
グサ、スギノリ属:イカノアシ、ホソイボノリ、ノボノ
リ、クロハギンナンソウ属:クロハギンナンソウ、アカ
バギンナンソウ属:アカバギンナンソウ、ヒシブクロ
属:ヒシブクロ、マダラグサ属:トゲマダラ、エツキマ
ダラ、タオヤギソウ属:タオヤギソウ、ハナサクラ、フ
クロツナギ属:フクロツナギ、スジコノリ、ハナノエダ
属:ハナノエダ、ヒラタオヤギ属:ヒラタオヤギ、ダル
ス属:ダルス、マサゴシバリ、アナダルス、ウエバグサ
属:ウエバグサ、ベニフクロノリ属:ベニフクロノリ、
フシツナギ属:フシツナギ、ヒメフシツナギ、ヒロハフ
シツナギ、ワツナギソウ属:ヒラワツナギソウ、ウスバ
ワツナギソウ、イギス属:イギス、ケイギス、ハリイギ
ス、ハネイギス、アミクサ、エゴノリ属:エゴノリ、フ
トイギス、サエダ属:サエダ、チリモミジ属:チリモミ
ジ、コノハノリ科:ハブタエノリ、コノハノリ、スズシ
ロノリ、ウスベニ属:ウスベニ、ハスジギヌ属:ハスジ
ギヌ、ナガコノハノリ属:ナガコノハノリ、スジギヌ
属:スジギヌ、アツバスジギヌ、ハイウスバノリ属:カ
ギウスバノリ、ヤレウスバノリ、スジウスバノリ、ハイ
ウスバノリ、ウスバノリモドキ属:ウスバノリモドキ、
アヤニシキ属:アヤニシキ、アヤギヌ属:アヤギヌ、ダ
ジア属:エナシダジア、シマダジア属:イソハギ、シマ
ダジア、ダジモドキ属:ダジモモドキ、イトグサ属:モ
ロイトグサ、フトイグサ、マクリ属:マクリ、ヤナギノ
リ属:ハナヤナギ、ユナ、ヤナギノリ、モツレユナ、ベ
ニヤナギコリ、モサヤナギ、ササバヤナギノリ、ソゾ
属:クロソゾ、コブソゾ、ハネソゾ、ソゾノハナ、ハネ
グサ属:ハネグサ、ケハネグサ、コザネモ属:コザネ
モ、イソムラサキ、ホソコザネモ、ヒメゴケ属:ヒメゴ
ケ、クロヒメゴケ、ヒオドシグ属:キクヒオドシ、ヒオ
ドシグサ、ウスバヒオドシ、アイソメグサ属:アイソメ
グサ、スジナシグサ属:スジナシグサ、イソバショウ
属:イソバショウ、フジマツモ属:フジマツモ、ノコギ
リヒバ属:ハケサキノコギリヒバ、カワモズク属:カワ
モズク、アオカワモズク、ヒメカワモズク、イデユコゴ
メ属:イデユコゴメ、オキチモズク属:オキチモズク、
イトグサ属、チノリモ属:チノリモ、チスジノリ属:チ
スジノリなど)。
【0036】車軸藻類(シャジクモ属、シラタマモ属、
ホシツリモ属:ホシツリモ、リクノタムヌス属、フラス
コモ属:ヒメフラスコモ、チャボフラスコモ、トリペラ
属など)、黄色藻類(ヒカリモ属:ヒカリモなど)な
ど。
【0037】又、動物系原料由来の素材としては、鶏冠
抽出物、牛又は人の胎盤抽出物、豚又は牛の胃や十二指
腸或いは腸の抽出物若しくはその分解物、豚又は牛の脾
臓の抽出物若しくはその分解物、豚又は牛の脳組織の抽
出物、水溶性コラーゲン、アシル化コラーゲン等のコラ
ーゲン誘導体、コラーゲン加水分解物、エラスチン、エ
ラスチン加水分解物、水溶性エラスチン誘導体、ケラチ
ン及びその分解物又はそれらの誘導体、シルク蛋白及び
その分解物又はそれらの誘導体、豚又は牛血球蛋白分解
物(グロビンペプチド)、豚又は牛ヘモグロビン分解物
(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、
牛乳、カゼイン及びその分解物又はそれらの誘導体、脱
脂粉乳及びその分解物又はそれらの誘導体、ラクトフェ
リン又はその分解物、鶏卵成分、魚肉分解物など。
【0038】(14)微生物培養代謝物 酵母代謝物、酵母菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽
出エキス、米発酵エキス、米糠発酵エキス、ユーグレナ
抽出物、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物やトレハロース
又はその誘導体など。
【0039】(15)α-ヒドロキシ酸類 グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸な
ど。
【0040】(16)無機顔料 無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、
ベントナイト、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビスマ
ス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、黄酸
化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸化クロム、
水酸化クロム、カーボンブラック、カラミンなど。
【0041】(17)紫外線吸収/遮断剤 ベンゾフェノン誘導体(2-ヒドロキシ-4-メトキシベン
ゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-
5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノ
ン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシ
ベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノ
ン−スルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノンなど)、p-
アミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安息香酸、パラアミ
ノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パ
ラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ
安息香酸オクチルなど)、メトキシ桂皮酸誘導体(パラ
メトキシ桂皮酸エチル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピ
ル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸
2-エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パ
ラメトキシ桂皮酸カリウム、ジパラメトキシ桂皮酸モノ
-2-エチルヘキサン酸グリセリルなど)、サリチル酸誘
導体(サリチル酸オクチル、サリチルフェニル、サリチ
ル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコー
ル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミリス
チル、サリチル酸メチルなど)、アントラニル酸誘導体
(アントラニル酸メチルなど)、ウロカニン酸誘導体
(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルなど)、クマリン
誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導
体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミ
ジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フ
ラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン
誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンB6誘導体、ウン
ベリフェロン、エスクリン、桂皮酸ベンジル、シノキサ
ート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、オクタベン
ゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブ
チン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカ
レイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、エスカロール、
酸化亜鉛、タルク、カオリンなど。
【0042】(18)美白剤 p−アミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、アント
ラニル酸誘導体、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、
ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミ
ダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導
体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、
核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、
ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステル
マグネシウム塩、ビタミンCグルコシドなど)、ビタミ
ンE又はその誘導体、コウジ酸又はその誘導体、オキシ
ベンゾン、ベンゾフェノン、アルブチン、グアイアズレ
ン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリ
ン、胎盤エキス、エラグ酸、ルシノールなど。
【0043】(19)チロシナーゼ活性阻害剤 ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステル
マグネシウム塩、ビタミンCグルコシドなど)、ハイド
ロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエー
テルなど)、コウジ酸又はその誘導体、ビタミンE又は
その誘導体、N−アセチルチロシン又はその誘導体、グ
ルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、エ
ラグ酸、アルブチン、ルシノール、シルク抽出物、植物
エキス(カミツレ、クワ、トウキ、ワレモコウ、クラ
ラ、ヨモギ、スイカズラ、キハダ、ドクダミ、マツホ
ド、ハトムギ、オドリコソウ、ホップ、サンザシ、ユー
カリ、セイヨウノコギリソウ、アルテア、ケイヒ、マン
ケイシ、ハマメリス、ヤマグワ、延命草、桔梗、トシ
シ、続随子、射干、麻黄、センキュウ、ドッカツ、サイ
コ、ボウフウ、ハマボウフウ、オウゴン、牡丹皮、シャ
クヤク、ゲンノショウコ、葛根、甘草、五倍子、アロ
エ、ショウマ、紅花、緑茶、紅茶、阿仙薬)など。
【0044】(20)メラニン色素還元/分解物質 フェニル水銀ヘキサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化
第一水銀、過酸化水素水、過酸化亜鉛、ハイドロキノン
又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル)な
ど。
【0045】(21)ターンオーバーの促進作用/細胞賦活
物質 ハイドロキノン、乳酸菌エキス、胎盤エキス、霊芝エキ
ス、ビタミンA、ビタミンE、アラントイン、脾臓エキ
ス、胸腺エキス、酵母エキス、発酵乳エキス、植物エキ
ス(アロエ、オウゴン、スギナ、ゲンチアナ、ゴボウ、
シコン、ニンジン、ハマメリス、ホップ、ヨクイニン、
オドリコソウ、センブリ、トウキ、トウキンセンカ、ア
マチャ、オトギリソウ、キュウリ、タチジャコウソウ、
ローズマリー、パセリ)など。
【0046】(22)収斂剤 コハク酸、アラントイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜
鉛、カラミン、p-フェノールスルホン酸亜鉛、硫酸ア
ルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニ
ン酸(カテキン化合物を含む)など。
【0047】(23)活性酸素消去剤 SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼな
ど。
【0048】(24)抗酸化剤 ビタミンC又はその塩、ステアリン酸エステル、ビタミ
ンE又はその誘導体、ノルジヒドログアセレテン酸、ブ
チルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシ
アニソール(BHA)、ヒドロキシチロソール、パラヒ
ドロキシアニソール、没食子酸プロピル、セサモール、
セサモリン、ゴシポールなど。
【0049】(25)過酸化脂質生成抑制剤 β-カロチン、植物エキス(ゴマ培養細胞、アマチャ、
オトギリソウ、ハマメリス、チョウジ、メリッサ、エン
メイソウ、シラカバ、セージ、ローズマリー、南天実、
エイジツ、イチョウ、緑茶)など。
【0050】(26)抗炎症剤 イクタモール、インドメタシン、カオリン、サリチル
酸、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、アセチ
ルサリチル酸、塩酸ジフェンヒドラミン、d-カンフル、
dl-カンフル、ヒドロコルチゾン、グアイアズレン、カ
マズレン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリ
チン酸又はその塩、グリチルレチン酸又はその塩、甘草
エキス、シコンエキス、エイジツエキスなど。
【0051】(27)抗菌・殺菌・消毒薬 アクリノール、イオウ、グルコン酸カルシウム、グルコ
ン酸クロルヘキシジン、スルファミン、マーキュロクロ
ム、ラクトフェリン又はその加水分解物、塩化アルキル
ジアミノエチルグリシン液、トリクロサン、次亜塩素酸
ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨウ素化合物、
ヨードホルム、ソルビン酸又はその塩、サルチル酸、デ
ヒドロ酢酸、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、ウン
デシレン酸、チアミンラウリル硫酸塩、チアミンラウリ
ル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p-クロロフェノー
ル、p-クロロ-m-キシレノール、p-クロロ-m-クレゾー
ル、チモール、フェネチルアルコール、o-フェニルフ
ェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサク
ロロフェン、クロロヘキシジン、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシ
エタノール、クロロブタノール、イソプロピルメチルフ
ェノール、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル
など)、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤(ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウムな
ど)、カチオン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアン
モニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、ヘキ
サミン、ブリリアントグリーン、マラカイトグリーン、
クリスタルバイオレット、ジャーマル、感光素101
号、感光素201号、感光素401号、N-長鎖アシル塩
基性アミノ酸誘導体及びその酸附加塩、酸化亜鉛、ヒノ
キチオール、クジンなど。
【0052】(28)保湿剤 グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリ
コール、ヒアルロン酸又はその塩、ポリエチレングリコ
ール、コンドロイチン硫酸又はその塩、水溶性キチン或
いはキトサン誘導体、ピロリドンカルボン酸又はその
塩、乳酸ナトリウム、ミニササニシキエキス、納豆菌代
謝物、納豆抽出エキスなど。
【0053】(29)エラスターゼ活性阻害剤 フロオロリン酸ジイソプロピル、植物エキス(オウゴ
ン、オトギリソウ、クララ、桑の葉、ケイヒ、ゲンノシ
ョウコ、コンフリー、セージ、セイヨウニワトコ、ボダ
イジュ、ボタンピ)、海藻エキスなど。
【0054】(30)頭髪用剤 二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、ジン
クピリチオン、ビフェナミン、チアントール、カスタリ
チンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、塩酸
キニーネ、強アンモニア水、臭素酸カリウム、臭素酸ナ
トリウム、チオグリコール酸など。
【0055】(31)抗アンドロゲン剤 卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニ
ルエストラジオールなど)、イソフラボン、オキセンド
ロンなど。
【0056】(32)末梢血管血流促進剤 ビタミンE又はその誘導体、センブリエキス、ニンニク
エキス、人参エキス、アロエエキス、ゲンチアナエキ
ス、トウキエキス、セファランチン、塩化カルプロニウ
ム、ミノキシジルなど。
【0057】(33)局所刺激剤 トウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリス
チンキ、ショウキョウチンキ、ハッカ油、l-メントー
ル、カンフル、ニコチン酸ベンジルなど。
【0058】(34)代謝活性剤 感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸又はそ
の誘導体、アラントイン、胎盤エキス、ビオチン、ペン
タデカン酸グリセリドなど。
【0059】(35)抗脂漏剤 ピリドキシン又はその誘導体、イオウ、ビタミンB6な
ど。
【0060】(36)角質溶解剤 レゾルシン、サリチル酸、乳酸など。
【0061】(37)酸化剤 過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトリウ
ム、過酸化トリポリリン酸ナトリウム、臭素酸ナトリウ
ム、臭素酸カリウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過
酸化オルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム過酸化
水素付加体、硫酸ナトリウム塩化ナトリウム過酸化水素
付加体、β-チロシナーゼ酵素液、マッシュルーム抽出
液など。
【0062】(38)除毛剤 硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、
硫化カルシウムなどの無機系還元剤、チオグリコール酸
又はその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリ
コール酸ナトリウム、チオグリコール酸リチウム、チオ
グリコール酸マグネシウム、チオグリコール酸ストロン
チウム)など。
【0063】(39)毛髪膨潤剤 エタノールアミン、尿素、グアニジンなど。
【0064】(40)染料剤 5-アミノオルトクレゾール、2-アミノ-4-ニトロフェノ
ール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチ
ルアミノアントラキノン、3,3′-イミノジフェノール、
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4-ジア
ミノフェノール、塩酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニ
トロパラフェニレンジアミン、塩酸パラフェニレンジア
ミン、塩酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メ
タフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、酢酸
N−フェニルパラフェニレンジアミン、1,4-ジアミノア
ントラキノン、2,6-ジアミノピリジン、1,5-ジヒドロキ
シナフタレン、トルエン-2,5-ジアミン、トルエン-3,4-
ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノ
フェノール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パ
ラフェニレンジアミン、パラメチルアミノフェノール、
ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N′-ビス
(4-アミノフェニル)-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミ
ン、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノ
ール、N-フェニルパラフェニレンジアミン、メタアミノ
フェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5-アミノオ
ルトクレゾール、硫酸2-アミノ-5-ニトロフェノール、
硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフ
ェニレンジアミン、硫酸4,4′-ジアミノジフェニルアミ
ン、硫酸2,4-ジアミノフェノール、硫酸トルエン-2,5-
ジアミン、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パ
ラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレン
ジアミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、硫
酸パラフェニレンジアミン、硫酸パラメチルアミノフェ
ノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレ
ンジアミン、カテコール、ジフェニルアミン、α−ナフ
トール、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシ
ン、没食子酸、レゾルシン、タンニン酸、2-ヒドロキシ
-5-ニトロ-2′,4′-ジアミノアゾベンゼン-5′-スルホ
ン酸ナトリウム、ヘマテインなど。
【0065】(41)香料 ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリスな
どの天然動物性香料、アニス精油、アンゲリカ精油、イ
ランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレン
ジ精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精
油、グアヤクウッド精油、クミン精油、黒文字精油、ケ
イ皮精油、シンナモン精油、ゲラニウム精油、コパイバ
バルサム精油、コリアンデル精油、シソ精油、シダーウ
ッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャ
ーグラス精油、杉精油、スペアミント精油、西洋ハッカ
精油、大茴香精油、チュベローズ精油、丁字精油、橙花
精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精
油、バラ精油、パルマローザ精油、桧精油、ヒバ精油、
白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベ
ルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精
油、芳樟精油、マンダリン精油、ユーカリ精油、ライム
精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精
油、レモン精油、ローズマリー精油、和種ハッカ精油な
どの植物性香料、その他合成香料など。
【0066】(42)色素・着色剤 赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色
素、イカスミ色素、ウコン色素、エンジュ色素、オキア
ミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチナシ色素、コ
ーン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ
色素、ソバ全草色素、チェリー色素、海苔色素、ハイビ
スカス色素、ブドウ果汁色素、マリーゴールド色素、紫
イモ色素、紫ヤマイモ色素、ラック色素、ルチンなど。
【0067】その他、保湿剤、ホルモン類、金属イオン
封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清
涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分
解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖
蛋白質及びその分解物、血流促進剤、消炎剤・抗アレル
ギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創傷治療剤、増泡
剤、増粘剤、口腔用剤、消臭・脱臭剤、苦味料、調味
料、酵素などが上げられ、これらとの併用によって、相
加的及び相乗的な各種の効果が期待できる。
【0068】本発明の化粧料組成物、浴用剤組成物、洗
剤組成物は、それぞれ液状、乳液状、ベースト状、ゲル
状、パウダー状(粉末状)、顆粒状、ペレット状、ステ
ィック状、固形状等の何れの形態として提供されてもよ
い。
【0069】化粧料組成物としては、化粧水(ローショ
ン),乳液,クリーム,オイル,軟膏,パック,リッ
プ,口紅,ファンデーション,アイライナー,頬紅,マ
スカラ,アイシャドウー,マニキュア・ペディキュア,
爪被覆剤,爪被覆除去剤,ひげ剃り用剤,シャンプー,
リンス,ヘアトリートメント,ヘアトニック,ヘアスプ
レー,ヘアクリーム,ヘアローション,整髪料,育毛
料,パーマネント液,染毛料、ハンドソープ・ボディー
ソープ,歯磨き剤,洗口料,洗顔料・石鹸類等が上げら
れる。
【0070】浴用剤組成物は、入浴時、浴湯に投じて使
用するもので、液状,粉末状,顆粒状,固形状など性状
は何れであってもよい。
【0071】洗剤組成物は、日常的に使用する台所用洗
剤,浴室、洗面器又はトイレ用洗剤,ガラス用クリーナ
ー,メガネ・コンタクトレンズ洗浄剤,車用洗浄剤,建
材クリーナーなどが上げられる。
【0072】その他、衛生用品,ウエットタイプのティ
シュペーパー、紙タオル、コットンなどに含浸させてお
くこともできる。
【0073】本発明の化粧料組成物および洗剤組成物に
おいては保湿性植物抽出物は、乾燥エキス分として0.00
1〜5重量%程度、好ましくは0.01〜1重量%程度含有
していると使用性および良好な効果が得られる。また浴
用剤組成物においては、浴湯中における濃度が0.00001
〜0.01重量%、好ましくは0.0005〜0.005重量%程度と
なる1回分使用量を設定するとよい。
【0074】
【発明の実施の形態】
【実施例】植物抽出物の製造例1 植物(1kg)に対し、30%エタノール(EtOH)水溶液(10
L)を添加し、常温で3日間浸漬抽出する。尚、1日に
2〜3回軽く攪拌するとよい。次いで、これを濾過して
抽出液を得る。必要に応じ、抽出液を濃縮、又はさらに
乾燥する。
【0075】
【実施例】植物抽出物の製造例2 植物(1kg)に対し、30%1,3-ブチレングリコール(BG)
水溶液(10L)または30%プロピレングリコール(PG)水
溶液(10L)を添加し、常温で3日間浸漬抽出する。
尚、1日に2〜3回軽く攪拌するとよい。次いで、これ
を濾過して抽出液を得る。
【0076】
【実施例】植物抽出物の製造例3 植物(1kg)に対し、精製水(10L)を添加し、常温で3
日間浸漬抽出する。尚、1日に2〜3回軽く攪拌すると
よい。次いで、これを濾過して抽出液を得る。必要に応
じ、抽出液を濃縮、又はさらに乾燥する。
【0077】
【実施例】安全性試験 (1)皮膚一次刺激性試験 製造例1〜3で得た各植物抽出物を溶解した水溶液(固
形分濃度5.0%)を調整し、背部を除毛したハートレー
系モルモット(1群5匹,体重320g前後)の皮膚に貼
付した。判定は、貼付後24時間に一次刺激性の評点法に
より紅斑および浮腫を指標として行った。その結果、す
べての動物において、何等、紅斑および浮腫を認めず陰
性と判定された。
【0078】(2)皮膚累積刺激性試験 製造例1〜3で得た各植物抽出物を溶解した水溶液(固
形分濃度5.0%)を調整し、側腹部を除毛したハートレ
ー系モルモット(雌性,1群5匹,体重320g前後)の
皮膚に1日1回の頻度で、週5回,0.5mL/動物当りを
塗布した。塗布は、4週にわたって、また除毛は各週の
最終塗布日に行った。判定は、各週の最終日の翌日に一
次刺激性の評点法により、紅斑および浮腫を指標として
行った。その結果、すべての動物において、塗布後1〜
4週目にわたり何等紅斑および浮腫を認めず陰性と判定
された。
【0079】
【実施例】植物抽出物の保湿性1 本発明の植物抽出物の保湿性を評価するため、モニター
による角層水分含有量の経時変化を電気伝導度を測定す
ることにより求めた。 (試料溶液)各植物の精製水抽出液(固形分濃度0.01%
に調整) (測 定 器)IMPEDANCE METER SKICON-200; IBS株式会
社製 (モニター)20才女性、22才女性、24才女性 (試験環境)24℃、50%RH (方 法)試験1時間前より試験環境に調整された恒
温恒湿室にモニターを入室させ、安定させる。その後、
モニターの前腕屈側に各試料溶液(1mL)を塗布し、60
秒後に余剰な水分を除去し、角層の電気伝導度を経時的
に測定する。
【0080】図1〜3はその結果である。本発明による
植物抽出物は同固形分濃度のアロエベラ抽出物(比較
例)より、保湿効果が高くかつ長く維持されていること
が判明した。
【0081】
【実施例】植物抽出物の保湿性2 本発明の植物抽出物の保湿性を評価するため、モニター
による経表皮水分喪失量の経時変化を測定した。 (試料溶液)各植物の30%EtOH抽出物の水溶液(固形分
濃度0.01%に調整) (測 定 器)TEWAMETER TM210;COURAGE+KHAZAKA Elect
ronic Gmbh製 (モニター)23才女性、29才男性、24才女性、35才女
性、35才男性 (方 法)モニターの左右前腕屈側に各試料水溶液
(1mL)を1日3回塗布する。3回目の塗布後、恒温恒
湿室(24℃、50%RH)にて1時間安定させた後、経表
皮水分喪失量の測定を始める。測定は、2秒間隔で3分
間測定し、全数値の平均値を被検部位のTEWL値とする。
尚、各々のブランクは検体塗布前に同条件にて測定し
た。
【0082】表1は5名のモニターの平均水分変化量の
結果である。本発明による植物抽出物は経表皮水分蒸発
量を抑制し、良好な保湿作用を示すことが判明した。
【0083】
【実施例】肌荒れ改善効果 製造例1〜3で得た植物抽出液の肌荒れに対する改善効
果を評価するため、肌荒れモデルを作成したモルモット
を使用し、適用試験を実施した。尚、検体は同一の固形
分濃度に調整し、また比較対象として溶媒のみについて
も実施した。 (方 法)背部を除毛したハートレー系モルモット
(雌性、5週齢、1群3匹)に、白色ワセリンにて3重
量%に調整したラウリル硫酸ナトリウム(0.2g)を3日
間連続解放塗布して肌荒れを作成した。肌荒れ作成部位
を4分し、各検体(1.0mL)を3回/日塗布し、3日後
観察により定められた判定基準(スコア)に従い肌荒れ
度を評価した。 (判定基準)紅斑、落屑ともほとんどみられない 1点 紅斑を伴わない軽度の落屑 2点 紅斑を伴わない中等度の落屑 3点 弱い紅斑を伴った落屑 4点 中等度の紅斑を伴った落屑 5点 著しい紅斑を伴った落屑 6点
【0084】結果は表2の通りであった。本発明の植物
抽出物は、肌荒れ改善に有効であると認められた。ま
た、異なる植物抽出物の組み合わせによっては相乗的効
果も得られることが確認された。
【0085】
【実施例】各種外用剤組成物の製造 本発明による各種外用剤組成物を製造した。以下にその
処方例を示すが、本発明はこれらに限定されるわけでは
ない。
【0086】 (1)ローションの製造例 重量% 1.ソルビット 2 2.1,3-ブチレングリコール 2 3.ポリエチレングリコール1000 1 4.ポリオキシエチレンオレイルエーテル(25E.O.) 2 5.エタノール 10 6.パリウルス20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 7.ムギワラギク30%1,3-BG抽出液(固形分1.0%) 2 8.ヘーゼルナッツ精製水抽出液(固形分1.2%) 2 9.防腐剤 適量 10.精製水 100とする残余
【0087】 (2)乳液の製造例 重量% 1.スクワラン 3 2.ワセリン 1 3.ステアリルアルコール 0.3 4.ソルビタンモノステアレート 1.5 5.ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート 3 6.1,3-ブチレングリコール 5 7.カスミソウ50%1,3-BG抽出液(固形分1.0%) 0.5 8.アルカナ精製水抽出液(固形分1.0%) 2 9.精製水 100とする残余
【0088】 (3)クリームの製造例 重量% 1.スクワラン 20 2.ミツロウ 5 3.精製ホホバ油 5 4.グリセリンモノステアレート 2 5.ソルビタンモノステアレート 2 6.ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2 7.グリセリン 5 8.ハルリンドウ50%1,3-BG抽出液(固形分1.2%) 1 9.チョロギ精製水抽出液(固形分1.0%) 1 10.精製水 100とする残余
【0089】 (4)ボディーソープの製造例 重量% 1.ラウリン酸カリウム 15 2.ミリスチン酸カリウム 5 3.プロピレングリコール 5 4.カラクサケマン20%PG抽出液(固形分1.1%) 2 5.カスミソウ精製水抽出液(固形分1.4%) 2 6.pH調整剤 適量 7.防腐剤 適量 8.精製水 100とする残余
【0090】 (5)シャンプー 重量% 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na 12 3.1,3-ブチレングリコール 4 4.ラウリン酸ジエタノールアミド 2 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.カラクサケマン精製水抽出液(固形分1.4%) 1 7.チョロギ40%PG抽出液(固形分1.2%) 2 8.香料,防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0091】 (6)リンス 重量% 1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2 2.セトステアリルアルコール 2 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3 4.プロピレングリコール 5 5.シュクコンカスミソウ精製水抽出液(固形分1.0%) 1 6.ハルリンドウ40%1,3-BG抽出液(固形分1.2%) 2 7.pH調整剤 適量 8.防腐剤 適量 9.精製水 100とする残余
【0092】 (7)ヘアトニック 重量% 1.エタノール 50 2.オレイン酸エチル 1 3.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 2 4.パリウルス20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 5.ハイリンドウ20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 1 6.精製水 100とする残余
【0093】 (8)浴用剤(Aタイプ)の製造例 重量% 1.炭酸水素ナトリウム 56 2.無水硫酸ナトリウム 30 3.ホウ砂 2 4.ハイリンドウ精製水抽出末 5 5.ムギワラギク精製水末 5 6.植物抽出末(カミツレ,トウキ) 2 7.精製水 100とする残余
【0094】 (9)浴用剤(Bタイプ)の製造例 重量% 1.精製ホホバ油 5 2.ポルオキシエチレンソルビタンモノラウレート 20 3.グリセリンモノステアレート 5 4.流動パラフィン 2 5.ラウリン酸ジエタノールアミド 3 6.アルカナ20%EtOH抽出濃縮液(固形分15%) 2 7.シュクコンカスミソウ精製水抽出濃縮液(固形分15%)2 8.植物抽出液(センキュウ,チンピ,固形分1.0%) 10 9.精製水 100とする残余
【0095】 (10)洗顔料の製造例 重量% 1.ミリスチン酸トリエタノールアミン 15 2.ラウリルジメチルアミンオキシド 3 3.プロピレングリコール 5 4.グリセリン 5 5.変性エタノール 3 6.アキカラマツ20%EtOH抽出液(固形分1.5%) 2 7.カスミソウ20%1,3-BG抽出液(固形分1.5%) 2 8.エチレングリコールジステアリル 3 9.精製水 100とする残余
【0096】 (11)洗口料の製造例 重量% 1.エタノール 30 2.グリセリン 15 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1 4.サッカリン 0.1 5.クロロヘキシジン 0.003 6.カラクサケマン20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 2 7.ムギワラギク精製水抽出液(固形分1.5%) 2 8.精製水 100とする残余
【0097】 (12)食器用洗剤の製造例 重量% 1.アルキル(C12)グリコシド 15 2.ポリオキシエチレン(3)ドデシルエーテル硫酸Na 10 3.ヘーゼルナッツ20%EtOH抽出液(固形分1.2%) 3 4.アキカラマツ20%1,3-BG抽出液(固形分1.5%) 3 5.エタノール 5 6.精製水 100とする残余
【0098】
【実施例】各種外用剤組成物の使用試験 (1)実施要領 実施例で製造した乳液、浴用剤A、シャンプー、リン
ス、ヘアトニック、食器用洗剤を試験品(a)とし、男
女パネラー(全10名)による使用試験を実施した。比較
品(b)として各外用剤組成物の処方中、本発明の保湿
性植物抽出液又は抽出物をのぞいたものを準備し、試験
開始後1カ月間は試験品(a)を、次いで翌1カ月間は
比較品(b)を下記条件で使用してもらいアンケートに
よる回答を求めた。
【0099】(2)使用条件 乳液 :朝洗顔直後、夜入浴直後、顔に適用。各
3mL,各1回/日 浴用剤A :浴湯に投じ入浴、30g,1回/日 シャンプー :洗髪時に使用、10mL,1回/日 リンス :シャンプー直後に使用、10mL,1回/日 ヘアトニック:洗髪後に使用、10mL,1回/日 食器用洗剤 :随時
【0100】(3)アンケート結果 アンケートによる回答結果を表3に示す。
【0101】
【発明の効果】本発明の化粧料、浴用剤は、長時間保湿
効果が継続する保湿性植物成分を含有し、皮膚に対して
は、乾燥、肌荒れ、ヒビ、アカギレ、フケ、カユミ、炎
症性疾患等の予防、軽減又は改善に、又、毛髪に対して
は、乾燥、パサツキ、枝毛、切れ毛、光沢付与等に奏効
する。また、従来、肌荒れ、ヒビ、アカギレ等のスキン
トラブルが懸念されてきた家庭用洗剤などにおいても、
保湿性植物抽出物がこのようなトラブルを起こりにくい
ように緩和し、肌をいたわる洗剤組成物を提供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/50 A61K 7/50 C11D 3/382 C11D 3/382 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AA122 AB152 AB312 AB352 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC182 AC242 AC352 AC422 AC432 AC442 AC532 AC562 AC642 AC692 AC782 AC812 AC862 AD042 AD512 CC01 CC05 CC23 CC25 CC37 CC38 CC41 DD31 EE12 EE21 FF01 4H003 AB31 AC05 BA12 DA02 DA05 DA17 EB43 ED02 ED28 FA21 FA33 4H011 AA02 BB01 BB22 BC06 DA13 DA16 DA17 DG16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アキカラマツ、アルカナ、カスミソウ、
    シュクコンカスミソウ、カラクサケマン、チョロギ、パ
    リウルス、ハルリンドウ、ハイリンドウ、ヘーゼルナッ
    ツ、ムギワラギクの中から選ばれる1種又は2種以上の
    植物抽出物を含有する化粧料組成物。
  2. 【請求項2】 アキカラマツ、アルカナ、カスミソウ、
    シュクコンカスミソウ、カラクサケマン、チョロギ、パ
    リウルス、ハルリンドウ、ハイリンドウ、ヘーゼルナッ
    ツ、ムギワラギクの中から選ばれる1種又は2種以上の
    植物抽出物を含有する浴用剤組成物。
  3. 【請求項3】 アキカラマツ、アルカナ、カスミソウ、
    シュクコンカスミソウ、カラクサケマン、チョロギ、パ
    リウルス、ハルリンドウ、ハイリンドウ、ヘーゼルナッ
    ツ、ムギワラギクの中から選ばれる1種又は2種以上の
    植物抽出物を含有する洗剤組成物。
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