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JP2001058549A - バンパー - Google Patents

バンパー

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Publication number
JP2001058549A
JP2001058549A JP11234116A JP23411699A JP2001058549A JP 2001058549 A JP2001058549 A JP 2001058549A JP 11234116 A JP11234116 A JP 11234116A JP 23411699 A JP23411699 A JP 23411699A JP 2001058549 A JP2001058549 A JP 2001058549A
Authority
JP
Japan
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bumper
stay
opening
hollow
filled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11234116A
Other languages
English (en)
Inventor
Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Hajime Maeno
肇 前野
Sadao Kokubo
貞男 小久保
Naoki Nishikawa
直毅 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Showa Aluminum Corp filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP11234116A priority Critical patent/JP2001058549A/ja
Publication of JP2001058549A publication Critical patent/JP2001058549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパーレインフォースメント等のバンパー
本体に、中空部を1個以上備えたステイが、その中空部
の開口部を上方及び下方のうち少なくとも下方に向ける
態様にして取り付けられてなるとともに、前記ステイの
中空部の少なくとも1個の中空部内に、充填材が充填さ
れたバンパーであって、充填材の開口部からの脱落が防
止されているバンパーを提供すること。 【解決手段】 バンパー本体10には、充填材として、ウ
レタン製の衝撃吸収部材29が充填された充填中空部24に
おける下方に向けられた開口部に対応する閉塞部15が設
けられている。そして、バンパー本体10にステイ20が取
り付けられた状態において、開口部の一部が閉塞部15で
閉塞されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車や車両に
用いられ、バンパーレインフォースメント等のバンパー
本体にステイが取り付けられてなるバンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や車両には、衝突時の衝撃を吸収
すること等を目的として、その車体のフロントやリアに
バンパーが配設されている。
【0003】図6(a)及び(b)は、自動車の車体
(130 )のフロントに配設されたバンパー(100 )を示
している。このバンパー(100 )は、車体(130 )のフ
ロントの所定高さ位置に略水平に配置される棒状のバン
パー本体(110 )と、該バンパー本体(110 )と車体
(130 )の前端部に設けられた左右のサイドメンバ(13
1)(131 )との間に介在される左右のステイ(120 )
(120 )とを具備している。前記ステイ(120 )は、前
記バンパー本体(110 )の左右両端部における後壁面
(114 )に溶接(溶接部W’)により固定状態に取り付
けられている。そして、このステイ(120 )がサイドメ
ンバ(131 )(131 )に溶接(W’)により固定状態に
取り付けられることにより、前記バンパー(100 )が車
体(130 )のフロントに配設されている。
【0004】前記バンパー本体(110 )は、図7に示す
ように、断面略目字状の金属押出形材から製作されたも
ので、3個の中空部(111 )(112 )(113 )のうちの
1個の中空部(112 )内には、充填材として合成樹脂製
の衝撃吸収部材(119 )が充填されている。
【0005】一方、前記ステイ(120 )は、図6(b)
に示すように、3個の中空部(124)(125 )(126 )
を備えている。前記各中空部(124 )は、上下方向に貫
通したもので、図7に示すように、下方に向けられた開
口部(124a)と上方に向けられた開口部(124b)とを有
している。そして、このステイ(120 )においては、こ
れら3個の中空部(124 )(125 )(126 )のうちの1
個の中空部(124 )内に、充填材として合成樹脂製の衝
撃吸収部材(129 )が充填されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記従来のバ
ンパー(100 )においては、自動車の走行時の振動によ
り、図7に示すように、ステイ(120 )の中空部(124
)内に充填された充填材(129 )が下方(矢印イの方
向)に向かって移動して当該中空部(124 )における下
方に向けられた開口部(124a)から充填材(129 )が脱
落してしまうという欠点があった。あるいは更に、自動
車の走行時の振動が大きい場合等には、充填材(129 )
が跳ね上がって中空部(124 )における上方に向けられ
た開口部(124b)から脱落してしまう虞もある。
【0007】この発明は、このような技術背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、ステイの中空部内に充填
された充填材の開口部からの脱落が防止されているバン
パーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1は、バンパー本体に、中空部を
1個以上備えたステイが、前記中空部の開口部を上方及
び下方のうち少なくとも下方に向ける態様にして取り付
けられてなるとともに、前記ステイの中空部の少なくと
も1個の中空部内に、充填材が充填されたバンパーであ
って、前記バンパー本体には、前記充填材が充填された
充填中空部における下方に向けられた第1開口部に対応
する第1閉塞部が設けられており、前記バンパー本体に
前記ステイが取り付けられた状態において、前記第1開
口部の少なくとも一部が前記第1閉塞部で閉塞されてい
ることを特徴としている。
【0009】これによれば、第1開口部の少なくとも一
部が第1閉塞部で閉塞されていることにより、充填材の
第1開口部からの脱落が防止される。
【0010】また、請求項2は、上記請求項1記載のバ
ンパーにおいて、前記充填中空部は、上方に向けられた
第2開口部を有するとともに、前記バンパー本体には、
前記第2開口部に対応する第2閉塞部が設けられてお
り、前記バンパー本体に前記ステイが取り付けられた状
態において、前記第2開口部の少なくとも一部が前記第
2閉塞部で閉塞されているものである。
【0011】これによれば、第2開口部の少なくとも一
部が第2閉塞部で閉塞されることにより、充填材の第2
開口部からの脱落が防止される。
【0012】また、請求項3は、上記請求項1又は2記
載のバンパーにおいて、前記ステイは、押出軸線方向に
貫通した中空部を1個以上備えた押出形材から製作され
るとともに、この中空部の押出軸線方向両側の開口部
が、前記開口部に対応しているものである。
【0013】これによれば、ステイが押出軸線方向に貫
通した中空部を1個以上備えた押出形材から製作された
ものであることにより、ステイが能率的にかつコスト的
に有利に製造される。
【0014】また、請求項4は、上記請求項1乃至3の
いずれか1項記載のバンパーにおいて、前記バンパー本
体は、押出形材から製作されたものであり、前記閉塞部
は、前記ステイが取り付けられた取付け面よりも車体側
に突出するとともに前記バンパー本体の押出形材にその
押出製造時に一体形成された押出軸線方向に延びた突条
から構成されているものである。
【0015】これによれば、バンパー本体が押出形材か
ら製作されたものであり、更に、閉塞部が上記のような
突条から構成されたものであることにより、閉塞部を有
するバンパー本体が能率的にかつコスト的に有利に製造
される。また、突条が車体側に突出しているものである
ことにより、この突条の分だけバンパー本体の曲げ剛性
が向上し、その結果、衝撃吸収特性が良好になる。
【0016】而して、この発明に係るバンパーにおい
て、ステイの中空部内に充填される充填材としては、例
えば、衝突時の衝撃を吸収するための、一定の形体を有
する合成樹脂製の衝撃吸収部材が好適に対応する。
【0017】また、バンパー本体としては、例えば、棒
状のバンパーレインフォースメントが対応する。
【0018】また、ステイをバンパー本体に取り付ける
ための手段としては、例えば、溶融溶接(MIG、TI
G、レーザ溶接、スポット溶接等)や、固相接合の一種
である摩擦撹拌接合といった溶接が用いられ、あるいは
締結部材(リベット、ボルト等)が用いられる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。
【0020】図1において、(1)は、この実施形態
(第1実施形態)のバンパーであって、自動車の車体
(30)のフロントに配設されている。(31)(31)は、
前記バンパー(1)が取り付けられる車体フレームとし
ての左右のサイドメンバであって、車体(30)の前端部
に設けられている。
【0021】前記バンパー(1)は、図1に示すよう
に、車体幅と略同じ長さを有するとともに、車体(30)
のフロントの所定高さ位置に略水平に配置される棒状の
バンパー本体(10)と、該バンパー本体(10)を前記サ
イドメンバ(31)(31)に取り付ける際に該バンパー本
体(10)とサイドメンバ(31)(31)との間に介在され
る左右のステイ(20)(20)とを具備している。前記ス
テイ(20)(20)は、図2に示すように、前記バンパー
本体(10)の左右両端部における車体側の壁面、即ち後
壁面(14)に、固定状態に取り付けられている。そし
て、このステイ(20)(20)がサイドメンバ(31)(3
1)に固定状態に取り付けられることによって、図1に
示すように、前記バンパー(1)が車体(30)のフロン
トに配設されている。
【0022】前記バンパー本体(10)は、全体が略円弧
状に曲がった棒状のバンパーレインフォースメントであ
り、サイドメンバ(31)(31)に取り付けられた状態に
おいて、図示しない外装カバーで覆われるものである。
【0023】このバンパー本体(10)は、金属製押出形
材から製作されたもので、これを具体的に示せば、図2
〜図4に示すように、断面略目字状のアルミニウム(そ
の合金を含む、以下同じ)製押出形材から製作されたも
のであり、押出軸線方向に延びた3個の中空部(11)
(12)(13)を備えている。そして、これら3個の中空
部(11)(12)(13)のうちの真ん中の中空部(12)内
には、衝突時の衝撃を吸収するためのウレタン製の衝撃
吸収部材(19)が、当該中空部(12)の略全長に亘って
充填されている。そして、このバンパー本体(10)は、
これら3個の中空部(11)(12)(13)が上中下に並ぶ
態様にして、前記ステイ(20)(20)を介してサイドメ
ンバ(31)(31)に固定状態に取り付けられている。
【0024】前記各ステイ(20)は、図4に示すよう
に、第1取付け板部(21)と、これに略対向して離間配
置された第2取付け板部(22)と、これら両取付け板部
(21)(22)を接続し且つ互いに所定間隔をおいて並ん
だ4個のリブ(23)(23)(23)(23)と、隣り合う2
個のリブ(23)(23)と両取付け板部(21)(22)とで
区画された合計3個の断面略方形状の中空部(24)(2
5)(26)と、を備えている。
【0025】このステイ(20)は、金属製押出形材から
製作されたもので、これを具体的に示せば、アルミニウ
ム製押出形材から製作されたものである。したがって、
前記各中空部(24)(25)(26)は、いずれも押出軸線
方向に貫通しており、図3に示すように、押出軸線方向
の両側に開口部(24a )(24b )を有しているものであ
る。そして、このステイ(20)においては、図2に示す
ように、押出軸線方向が上下方向と並行になるようにし
て、第1取付け板部(21)が前記バンパー本体(10)の
後壁面(14)に溶接(溶接部W)により固着されるとと
もに、第2取付け板部(22)がサイドメンバ(31)に溶
接(溶接部W)により固着されている。したがって、ス
テイ(20)がバンパー本体(10)に取り付けられた状態
において、各中空部(24)の2個の開口部(24a )(24
b )のうちの一方の開口部(24a)は、下方に向けら
れ、他方の開口部(24b )は、上方に向けられることに
なる。そして、3個の中空部(24)(25)(26)のうち
の1個の中空部(24)内には、図4に示すように、衝突
時の衝撃を吸収するためのブロック状のウレタン製の衝
撃吸収部材(29)が充填されている。
【0026】ここで、前記ステイ(20)において、各中
空部(24)の下方に向けられた開口部(24a )を第1開
口部と呼び、上方に向けられた開口部(24b )を第2開
口部と呼ぶことにする。また、前記衝撃吸収部材(29)
が充填されている中空部(24)を充填中空部と呼び、前
記衝撃吸収部材(29)が充填されていない中空部(25)
(26)を非充填中空部と呼ぶことにする。
【0027】一方、図4に示すように、前記バンパー本
体(10)の後壁面(14)の下端には、前記ステイ(20)
の充填中空部(24)の第1開口部(24a )に対応する閉
塞部(これを第1閉塞部という、15)が設けられてい
る。さらに、前記バンパー本体(10)の後壁部(14)の
上端には、前記ステイ(20)の充填中空部(24)の第2
開口部(24b )に対応する閉塞部(これを第2閉塞部と
いう、16)が設けられている。
【0028】前記第1及び第2閉塞部(15)(16)はと
もに、同図に示すように、ステイ(20)が取り付けられ
るバンパー本体(10)の後壁面(14)の取付け面(14a
)よりも車体側(即ち、後方側)に突出し、かつ当該
バンパー本体(10)を構成しているアルミニウム製押出
形材の押出軸線方向に延びた突条から構成されている。
これら両突条は、バンパー本体(10)を構成しているア
ルミニウム製押出形材にその押出製造時に一体形成され
たものであり、この実施形態では、アルミニウム製押出
形材の全長に亘って一体形成されている。また、第1閉
塞部(15)を構成する突条の下面は、バンパー本体(1
0)の下壁面と面一になっており、一方、第2閉塞部(1
6)を構成する突条は、バンパー本体(10)の上壁面と
面一になっている。
【0029】而して、このパンパー(1)においては、
前記ステイ(20)は、その前端部が前記バンパー本体
(10)の第1閉塞部(15)と第2閉塞部(16)との間に
略ぴったりと嵌め込まれ、そして、上述したように第1
取付け板部(21)がバンパー本体(10)の後壁面(14)
の取付け面(14a )に固着され、これによりステイ(2
0)がバンパー本体(10)に固定状態に取り付けられて
いる。
【0030】この取付け状態において、図3に示すよう
に、ステイ(20)の充填中空部(24)及び非充填中空部
における第1開口部(24a )の前端部寄りの部分は、バ
ンパー本体(10)の第1閉塞部(15)で閉塞されてお
り、これにより、衝撃吸収部材(29)の第1開口部(24
a )からの脱落が防止されている。さらに、ステイ(2
0)の充填中空部(24)及び非充填中空部における第2
開口部(24b )の前端部寄りの部分は、バンパー本体
(10)の第2閉塞部(16)で閉塞されており、これによ
り、衝撃吸収部材(29)の第2開口部(24)からの脱落
が防止されている。
【0031】以上のように構成されたバンパー(1)に
おいては、自動車の走行の際には、衝撃吸収部材(29)
が走行時の振動を受けて下方に向かって移動しようとす
るが、第1閉塞部(15)によりその移動が規制される。
更に、走行時の振動が大きい場合等には、その振動を受
けて衝撃吸収部材(29)が跳ね上がり上方に向かって移
動しようとするが、第2閉塞部(16)によりその移動が
規制される。したがって、このバンパー(1)において
は、衝撃吸収部材(29)が充填中空部(24)の両開口部
(24a )(24b )から脱落してしまう不具合は発生せ
ず、そのため衝突時の衝撃を確実に吸収することができ
るようになっている。
【0032】さらに、この実施形態によれば、バンパー
本体(10)は両閉塞部(15)(16)を構成する突条が一
体形成された押出形材から製作されたものであるから、
閉塞部(15)(16)を有するバンパー本体(10)を能率
的にかつコスト的に有利に製造することができる。さら
に、このバンパー本体(10)は両突条を有しているか
ら、この両突条の分だけ曲げ剛性が向上しており、衝突
時の衝撃を確実に吸収することができるものとなってい
る。また、ステイ(20)は押出形材から製作されている
から、ステイ(20)についてもこれを能率的にかつコス
ト的に有利に製作することができる。その上、バンパー
本体(10)とステイ(20)はともに、アルミニウム製の
押出形材により製作されているから、パンパー(1)は
軽量になっている。
【0033】以上、この発明の実施形態について説明し
たが、この発明は、上記実施形態に限定されるものでは
ない。
【0034】例えば、図5に示すように、ステイ(20)
は、1枚以上(同図では2枚)の金属製の板材を用い
て、中空部(24)(25)が形成されるように各板材を所
期形状に折り曲げ、必要に応じてこれらを溶接(溶接部
W1)や締結具(図示せず)により一体化したものから構
成されても良い。また、かかる板材は、アルミニウムは
もとより鉄系材料のものであっても良い。なお、同図に
おいては、上記実施形態と同一又は類似要素に同一の符
号が付されており、重複する記載の説明を省略する。
【0035】また、図示していないが、衝撃吸収部材
(29)等の充填材は、ステイ(20)の全ての中空部(2
4)(25)(26)内に充填されていても良い。
【0036】また、バンパー(1)は、車体(30)のリ
アに配設されるものであっても良い。
【0037】また、バンパー本体(10)は、断面形状
が、例えば田字状、日字状、口字状のものであっても良
い。
【0038】
【発明の効果】上述の次第で、この発明の請求項1に係
るバンパーによれば、バンパー本体に、中空部を1個以
上備えたステイが、前記中空部の開口部を上方及び下方
のうち少なくとも下方に向ける態様にして取り付けられ
てなるとともに、前記ステイの中空部の少なくとも1個
の中空部内に、充填材が充填されたものであって、前記
バンパー本体には、前記充填材が充填された充填中空部
における下方に向けられた第1開口部に対応する第1閉
塞部が設けられており、前記バンパー本体に前記ステイ
が取り付けられた状態において、前記第1開口部の少な
くとも一部が前記第1閉塞部で閉塞されていることか
ら、充填材の第1開口部からの脱落を防止することがで
きる。
【0039】また、請求項2に係るバンパーによれば、
前記充填中空部は、上方に向けられた第2開口部を有す
るとともに、前記バンパー本体には、前記第2開口部に
対応する第2閉塞部が設けられており、前記バンパー本
体に前記ステイが取り付けられた状態において、前記第
2開口部の少なくとも一部が前記第2閉塞部で閉塞され
ていることから、充填材の第2開口部からの脱落を防止
することができる。
【0040】また、請求項3に係るバンパーによれば、
前記ステイは、押出軸線方向に貫通した中空部を1個以
上備えた押出形材から製作されるとともに、この中空部
の押出軸線方向両側の開口部が、前記開口部に対応して
いることから、ステイを能率的にかつコスト的に有利に
製造することができる。
【0041】また、請求項4に係るバンパーによれば、
前記バンパー本体は、押出形材から製作されたものであ
り、前記閉塞部は、前記ステイが取り付けられた取付け
面よりも車体側に突出するとともに前記バンパー本体の
押出形材にその押出製造時に一体形成された押出軸線方
向に延びた突条から構成されていることから、閉塞部を
有するバンパー本体を能率的にかつコスト的に有利に製
造することができる。さらに、突条の分だけバンパー本
体の曲げ剛性が向上し、もって優れた衝撃吸収特性を発
揮し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のバンパーの平面図で
ある。
【図2】同バンパーの要部の斜視図である。
【図3】図2中のIII −III 線断面図である。
【図4】同バンパーの要部の分解斜視図である。
【図5】この発明の第2実施形態のバンパーの要部の分
解斜視図である。
【図6】従来のバンパーの説明図であって、(a)は同
バンパーの平面図、(b)は同バンパーの要部の斜視図
である。
【図7】図6(b)中のVII −VII 線断面図である。
【符号の説明】
1…バンパー 10…バンパー本体 14a …取付け面 15…閉塞部(第1閉塞部) 16…閉塞部(第2閉塞部) 20…ステイ 24…中空部(充填中空部) 24a …開口部(第1開口部) 24b …開口部(第2開口部) 29…衝撃吸収部材(充填材) 31…サイドメンバ(車体フレーム) W…溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前野 肇 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 小久保 貞男 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 西川 直毅 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパー本体(10)に、中空部(24、2
    5、26)を1個以上備えたステイ(20)が、前記中空部
    の開口部を上方及び下方のうち少なくとも下方に向ける
    態様にして取り付けられてなるとともに、 前記ステイ(20)の中空部の少なくとも1個の中空部
    (24)内に、充填材(29)が充填されたバンパー(1)
    であって、 前記バンパー本体(10)には、前記充填材が充填された
    充填中空部(24)における下方に向けられた第1開口部
    (24a )に対応する第1閉塞部(15)が設けられてお
    り、 前記バンパー本体に前記ステイが取り付けられた状態に
    おいて、 前記第1開口部(24a )の少なくとも一部が前記第1閉
    塞部(15)で閉塞されていることを特徴とするバンパ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記充填中空部(24)は、上方に向けら
    れた第2開口部(24b )を有するとともに、 前記バンパー本体(10)には、前記第2開口部に対応す
    る第2閉塞部(16)が設けられており、 前記バンパー本体に前記ステイが取り付けられた状態に
    おいて、 前記第2開口部(24b )の少なくとも一部が前記第2閉
    塞部(16)で閉塞されている請求項1記載のバンパー。
  3. 【請求項3】 前記ステイ(20)は、押出軸線方向に貫
    通した中空部を1個以上備えた押出形材から製作される
    とともに、この中空部の押出軸線方向両側の開口部が、
    前記開口部(24a 、24b )に対応している請求項1又は
    2記載のバンパー。
  4. 【請求項4】 前記バンパー本体(10)は、押出形材か
    ら製作されたものであり、 前記閉塞部(15、16)は、前記ステイが取り付けられた
    取付け面(14a )よりも車体側に突出するとともに前記
    バンパー本体の押出形材にその押出製造時に一体形成さ
    れた押出軸線方向に延びた突条から構成されている請求
    項1乃至3のいずれか1項記載のバンパー。
JP11234116A 1999-08-20 1999-08-20 バンパー Pending JP2001058549A (ja)

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