JP2000324163A - データ送信装置とデータ受信装置 - Google Patents
データ送信装置とデータ受信装置Info
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- JP2000324163A JP2000324163A JP11130899A JP13089999A JP2000324163A JP 2000324163 A JP2000324163 A JP 2000324163A JP 11130899 A JP11130899 A JP 11130899A JP 13089999 A JP13089999 A JP 13089999A JP 2000324163 A JP2000324163 A JP 2000324163A
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- audio data
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオデータとオーディオデータを分離して
伝送する際に、DVD機器内で同期のとれたオーディオ
データとビデオデータの同期がずれてしまう。 【解決手段】 AVデコーダ5で同期再生されるビデオ
データのみを映像エンコーダ6で再圧縮してオーディオ
とビデオを別チャネルで伝送する。その際に、オーディ
オを伝送する際に、映像データを再圧縮する際に付加さ
れた時刻情報を、その同時刻に再生すべきオーディオデ
ータが含まれるパケットにも付加することにより、受信
側でのオーディオとビデオの同期再生を容易にする。
伝送する際に、DVD機器内で同期のとれたオーディオ
データとビデオデータの同期がずれてしまう。 【解決手段】 AVデコーダ5で同期再生されるビデオ
データのみを映像エンコーダ6で再圧縮してオーディオ
とビデオを別チャネルで伝送する。その際に、オーディ
オを伝送する際に、映像データを再圧縮する際に付加さ
れた時刻情報を、その同時刻に再生すべきオーディオデ
ータが含まれるパケットにも付加することにより、受信
側でのオーディオとビデオの同期再生を容易にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データ、動画
データ、静止画データ等がインターリーブされて記録さ
れた情報記録媒体を再生する情報再生装置に関するもの
で、特にディジタルインターフェースを介して伝送し、
これらのデータをテレビ等の表示装置に伝送する情報再
生装置に関するものである。
データ、静止画データ等がインターリーブされて記録さ
れた情報記録媒体を再生する情報再生装置に関するもの
で、特にディジタルインターフェースを介して伝送し、
これらのデータをテレビ等の表示装置に伝送する情報再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの高密度化・大容量化
技術、映像信号などの圧縮技術の進展に伴い、圧縮され
たビデオデータ、オーディオデータ、サブピクチャ等
が、インターリーブされて記録された光ディスクを用い
たDVD機器、例えばDVD−Videoプレイヤーや
DVD−Audioプレイヤー等の開発が盛んに行われ
ている。
技術、映像信号などの圧縮技術の進展に伴い、圧縮され
たビデオデータ、オーディオデータ、サブピクチャ等
が、インターリーブされて記録された光ディスクを用い
たDVD機器、例えばDVD−Videoプレイヤーや
DVD−Audioプレイヤー等の開発が盛んに行われ
ている。
【0003】図7は、DVDプレイヤーの基本構成を示
したブロック図である。図7において、1は光ディス
ク、2は光ディスクに記録されたピットを読み出す光ピ
ック、3は光ピック2から読み出されたRF信号を増
幅、波形整形を施した後、復調、誤り訂正等を行う信号
処理部、4は信号処理部から出力される誤り訂正された
復調後のデータを格納するトラックバッファ、5はトラ
ックバッファ4に格納されたMPEGシステムストリー
ムをそのデータ構造や圧縮手法に従って復号処理し、元
のビデオ信号やオーディオ信号に変換するAVデコーダ
である。10はディスクを回転させるモータで、11は
モータ10の回転を制御したり、光ディスク1に記録さ
れた信号を読み出す光ピックアップ2の位置制御を行う
サーボコントローラで、12はプレイヤー全体の制御を
行うシステム制御部で、13はユーザのリモコン操作に
よる再生制御指示を受け取り、システム制御部12へ通
知するリモコン受信部である。
したブロック図である。図7において、1は光ディス
ク、2は光ディスクに記録されたピットを読み出す光ピ
ック、3は光ピック2から読み出されたRF信号を増
幅、波形整形を施した後、復調、誤り訂正等を行う信号
処理部、4は信号処理部から出力される誤り訂正された
復調後のデータを格納するトラックバッファ、5はトラ
ックバッファ4に格納されたMPEGシステムストリー
ムをそのデータ構造や圧縮手法に従って復号処理し、元
のビデオ信号やオーディオ信号に変換するAVデコーダ
である。10はディスクを回転させるモータで、11は
モータ10の回転を制御したり、光ディスク1に記録さ
れた信号を読み出す光ピックアップ2の位置制御を行う
サーボコントローラで、12はプレイヤー全体の制御を
行うシステム制御部で、13はユーザのリモコン操作に
よる再生制御指示を受け取り、システム制御部12へ通
知するリモコン受信部である。
【0004】このように構成されたDVDプレイヤーの
動作について、図7を用いて簡単に説明する。まず、シ
ステム制御部12は、光ディスクの所定の位置(アドレ
ス)に記録された情報を再生するためにサーボコントロ
ーラ11に対して、起動をかける。サーボコントローラ
11は指示されたアドレスに応じて、モータ10の回転
速度を制御するとともに、光ピックアップ2のアクチュ
エータを制御し、トラッキング、フォーカス制御を行
い、光ピックアップ2を所定のアドレスにシークさせ
る。所定アドレスが読み出されると、以降連続して光ピ
ックアップ2からRF信号が読み出され、信号処理部3
に入力される。信号処理部3で、RF信号は増幅され、
波形整形、2値化後に、復調処理、誤り訂正処理、デス
クランブル等が施される。信号処理部3の出力は、順次
トラックバッファ4に格納される。トラックバッファ4
に格納されたデータの一部は再生制御のためにシステム
制御部12により読み出され、MPEGのシステムスト
リーム等の映像データ、音声データ等は、トラックバッ
ファ4に格納された後、AVデコーダ5に送られる。ト
ラックバッファ4に格納することにより、光ディスク1
からの読み出し速度とAVデコーダ5での復号処理のビ
ットレートとの不整合が調整される。AVデコーダ5で
は、送られてきたデータをそのデータ構造や圧縮手法に
応じて復号処理を施し、元のビデオ信号やオーディオ信
号に変換し、出力する。
動作について、図7を用いて簡単に説明する。まず、シ
ステム制御部12は、光ディスクの所定の位置(アドレ
ス)に記録された情報を再生するためにサーボコントロ
ーラ11に対して、起動をかける。サーボコントローラ
11は指示されたアドレスに応じて、モータ10の回転
速度を制御するとともに、光ピックアップ2のアクチュ
エータを制御し、トラッキング、フォーカス制御を行
い、光ピックアップ2を所定のアドレスにシークさせ
る。所定アドレスが読み出されると、以降連続して光ピ
ックアップ2からRF信号が読み出され、信号処理部3
に入力される。信号処理部3で、RF信号は増幅され、
波形整形、2値化後に、復調処理、誤り訂正処理、デス
クランブル等が施される。信号処理部3の出力は、順次
トラックバッファ4に格納される。トラックバッファ4
に格納されたデータの一部は再生制御のためにシステム
制御部12により読み出され、MPEGのシステムスト
リーム等の映像データ、音声データ等は、トラックバッ
ファ4に格納された後、AVデコーダ5に送られる。ト
ラックバッファ4に格納することにより、光ディスク1
からの読み出し速度とAVデコーダ5での復号処理のビ
ットレートとの不整合が調整される。AVデコーダ5で
は、送られてきたデータをそのデータ構造や圧縮手法に
応じて復号処理を施し、元のビデオ信号やオーディオ信
号に変換し、出力する。
【0005】DVD−Video規格では、ビデオの圧
縮方式としては可変長符号のMPEG2方式が採用され
ている。また最大32チャンネル分のストリームを格納
することが可能な字幕等のサブピクチャはランレングス
方式による圧縮が施されている。さらには、最大8チャ
ンネル分のストリームを格納することが可能なオーディ
オは、リニアPCMか、又はAC−3やMPEG−Au
dio等の圧縮手法が採用されている。これらのデータ
がインターリーブされて、MPEG2プログラミングス
トリーム(システムストリーム)として光ディスク上に
記録されている。
縮方式としては可変長符号のMPEG2方式が採用され
ている。また最大32チャンネル分のストリームを格納
することが可能な字幕等のサブピクチャはランレングス
方式による圧縮が施されている。さらには、最大8チャ
ンネル分のストリームを格納することが可能なオーディ
オは、リニアPCMか、又はAC−3やMPEG−Au
dio等の圧縮手法が採用されている。これらのデータ
がインターリーブされて、MPEG2プログラミングス
トリーム(システムストリーム)として光ディスク上に
記録されている。
【0006】このシステムストリームについて説明す
る。図8は、DVD−Videoで使用されるシステム
ストリームを表した図である。簡単のために1チャンネ
ルのビデオに、3チャンネルのオーディオ、2チャンネ
ルのサブピクチャがインターリーブされた場合について
説明する。
る。図8は、DVD−Videoで使用されるシステム
ストリームを表した図である。簡単のために1チャンネ
ルのビデオに、3チャンネルのオーディオ、2チャンネ
ルのサブピクチャがインターリーブされた場合について
説明する。
【0007】1チャンネルの圧縮されたビデオデータ
は、所定のバイト数毎にパケット化され、図中の#1、
#2,...で表される。先述したように3チャンネル
のオーディオデータ(オーディオA、オーディオB、オ
ーディオC)が1つのシステムストリームにインターリ
ーブされる。さらに2チャンネルのサブピクチャデータ
(サブピクチャA、サブピクチャB)も圧縮された後に
インターリーブされる。この様に複数のデータ列がイン
ターリーブされる場合、インターリーブされたデータ相
互の関連を示す管理用のデータを表すストリーム管理パ
ケットもビデオデータのGOP(Group of P
icture)と呼ばれる単位でインターリーブされる
必要がある。GOPは、通常12フレームから15フレ
ームの再生時間に相当する約0.5秒のビデオデータを
まとめた単位であり、この時間の再生に要するデータパ
ケット数に1つのストリーム管理パケットがインターリ
ーブされる。
は、所定のバイト数毎にパケット化され、図中の#1、
#2,...で表される。先述したように3チャンネル
のオーディオデータ(オーディオA、オーディオB、オ
ーディオC)が1つのシステムストリームにインターリ
ーブされる。さらに2チャンネルのサブピクチャデータ
(サブピクチャA、サブピクチャB)も圧縮された後に
インターリーブされる。この様に複数のデータ列がイン
ターリーブされる場合、インターリーブされたデータ相
互の関連を示す管理用のデータを表すストリーム管理パ
ケットもビデオデータのGOP(Group of P
icture)と呼ばれる単位でインターリーブされる
必要がある。GOPは、通常12フレームから15フレ
ームの再生時間に相当する約0.5秒のビデオデータを
まとめた単位であり、この時間の再生に要するデータパ
ケット数に1つのストリーム管理パケットがインターリ
ーブされる。
【0008】ここで、MPEGで規定されているビデオ
データの圧縮方式では、可変長符号化方式が採用されて
いる。これは、動きの激しい場面では高いビットレート
を割り当て、動きの少ない場面では低いビットレートを
割り当てることにより、光ディスクの限られた容量での
高画質化を図っているためである。従って、1個のGO
P内のデータ量は一定ではない。さらにビデオ、オーデ
ィオ、サブピクチャのデコード時間が異なり、光ディス
クから読み出したビデオ、オーディオ及びサブピクチャ
の時間関係とAVデコーダから出力されるビデオデータ
とオーディオデータの時間関係が一致しなくなる。この
ために再生時の同期をとるために、MEPGでは以下の
ようなAV同期化処理を行う。
データの圧縮方式では、可変長符号化方式が採用されて
いる。これは、動きの激しい場面では高いビットレート
を割り当て、動きの少ない場面では低いビットレートを
割り当てることにより、光ディスクの限られた容量での
高画質化を図っているためである。従って、1個のGO
P内のデータ量は一定ではない。さらにビデオ、オーデ
ィオ、サブピクチャのデコード時間が異なり、光ディス
クから読み出したビデオ、オーディオ及びサブピクチャ
の時間関係とAVデコーダから出力されるビデオデータ
とオーディオデータの時間関係が一致しなくなる。この
ために再生時の同期をとるために、MEPGでは以下の
ようなAV同期化処理を行う。
【0009】図9は、AVデコーダ5の内部構成図であ
る。図9において、501は入力されるシステムストリ
ームをオーディオストリーム、ビデオストリーム及びサ
ブピクチャストリームに分離するシステムデコーダ、5
02はシステムストリームに含まれる時間基準を与える
SCR(System Clock Referenc
e、システム時刻基準参照値)により、MPEGシステ
ムデコーダにおいて、時刻標準となるSTC(Syst
em Time Clock)を発生するSTC発生
器、503はオーディオストリームに含まれるデータを
出力すべき時刻情報を記述したPTS(Present
ation Time Stamp、以降A−PTSと
呼ぶ)とSTC発生器502で発生されたSTCとを比
較し、STCとA−PTSとの関係によりオーディオデ
コーダ504の出力タイミングを制御するオーディオ再
生タイミング発生器、505はビデオストリームに含ま
れるデータを出力すべき時刻情報を記述したPTS(以
降V−PTSと呼ぶ)とSTC発生器502で発生され
たSTCとを比較し、STCとV−PTSとの関係によ
りビデオデコーダ506の出力タイミングを制御するビ
デオ再生タイミング発生器、507はサブピクチャスト
リームに含まれるデータを出力すべき時刻情報を記述し
たPTS(以降S−PTSと呼ぶ)とSTC発生器50
2で発生されたSTCとを比較し、STCとS−PTS
との関係によりサブピクチャデコーダ508の出力タイ
ミングを制御するサブピクチャ再生タイミング発生器、
510は、デコードされたビデオデータとサブピクチャ
データとを合成し映像データを得る映像合成手段、51
1,512はそれぞれデコードされたオーディオデータ
と映像データとをD/A変換し、出力するD/A変換器
である。
る。図9において、501は入力されるシステムストリ
ームをオーディオストリーム、ビデオストリーム及びサ
ブピクチャストリームに分離するシステムデコーダ、5
02はシステムストリームに含まれる時間基準を与える
SCR(System Clock Referenc
e、システム時刻基準参照値)により、MPEGシステ
ムデコーダにおいて、時刻標準となるSTC(Syst
em Time Clock)を発生するSTC発生
器、503はオーディオストリームに含まれるデータを
出力すべき時刻情報を記述したPTS(Present
ation Time Stamp、以降A−PTSと
呼ぶ)とSTC発生器502で発生されたSTCとを比
較し、STCとA−PTSとの関係によりオーディオデ
コーダ504の出力タイミングを制御するオーディオ再
生タイミング発生器、505はビデオストリームに含ま
れるデータを出力すべき時刻情報を記述したPTS(以
降V−PTSと呼ぶ)とSTC発生器502で発生され
たSTCとを比較し、STCとV−PTSとの関係によ
りビデオデコーダ506の出力タイミングを制御するビ
デオ再生タイミング発生器、507はサブピクチャスト
リームに含まれるデータを出力すべき時刻情報を記述し
たPTS(以降S−PTSと呼ぶ)とSTC発生器50
2で発生されたSTCとを比較し、STCとS−PTS
との関係によりサブピクチャデコーダ508の出力タイ
ミングを制御するサブピクチャ再生タイミング発生器、
510は、デコードされたビデオデータとサブピクチャ
データとを合成し映像データを得る映像合成手段、51
1,512はそれぞれデコードされたオーディオデータ
と映像データとをD/A変換し、出力するD/A変換器
である。
【0010】この様に構成されたAVデコーダ5におい
て、ストリーム中に含まれたSCRによりSTCを設定
・校正する事により再生時刻の基準を符号化側の意図通
りに発生させ、このSTCと各々のストリームに含まれ
るPTSにより再生タイミングを制御することによりビ
デオやオーディオ等の同期再生を容易に行うことができ
る。
て、ストリーム中に含まれたSCRによりSTCを設定
・校正する事により再生時刻の基準を符号化側の意図通
りに発生させ、このSTCと各々のストリームに含まれ
るPTSにより再生タイミングを制御することによりビ
デオやオーディオ等の同期再生を容易に行うことができ
る。
【0011】図10はAV同期の動作を説明するための
動作説明図である。説明を簡単にするために1つのビデ
オストリーム、1つのオーディオストリーム、1つのサ
ブピクチャストリームがインターリーブされたシステム
ストリームとする。
動作説明図である。説明を簡単にするために1つのビデ
オストリーム、1つのオーディオストリーム、1つのサ
ブピクチャストリームがインターリーブされたシステム
ストリームとする。
【0012】AVデコーダ5に入力されるシステムスト
リームは、図10に示すように、各パケット毎にa、
b、・・・hの様にPTSが格納されているとする。
リームは、図10に示すように、各パケット毎にa、
b、・・・hの様にPTSが格納されているとする。
【0013】この時、AVデコーダ5において、ストリ
ーム中に格納されているSCRを用いて、STC発生器
502を校正し、時刻がaになった時に、A0パケット
のプレゼンテーションを開始する。さらにbになれば、
V0パケットのプレゼンテーションを開始し、順次PT
Sと一致したときに、それぞれのプレゼンテーションを
開始することにより、音声とサブピクチャを含む映像と
の同期再生を行うことが出来る。
ーム中に格納されているSCRを用いて、STC発生器
502を校正し、時刻がaになった時に、A0パケット
のプレゼンテーションを開始する。さらにbになれば、
V0パケットのプレゼンテーションを開始し、順次PT
Sと一致したときに、それぞれのプレゼンテーションを
開始することにより、音声とサブピクチャを含む映像と
の同期再生を行うことが出来る。
【0014】さらにDVDの特徴として、アングル切り
替え、再生途中の字幕の切り替え(例えば、英語版と日
本語)や、パレンタルレベルにより視聴制限等がサポー
トされる。これらを実現するために、限られた容量で高
画質を実現するために、先述したシステムストリーム
を、セルという単位に分割し、このセルを単位として、
その対象となる範囲の再生セルを選択し再生することに
より、これらの機能を実現する。この機能を実現するた
めにDVDでは、データの再生順序等の情報が格納され
たプログラムチェーンが存在する。具体的にはプログラ
ムチェーン情報テーブルという管理情報を持ち、この中
に自動再生分岐のための情報等が書き込まれており、再
生するセルを指定することによりデータを特定すること
が出来る。このプログラムチェーンは複数個記録するこ
とができ、このプログラムチェーンをユーザの操作や、
予め決められた順番で再生することが出来る。この概念
を図11に示す。
替え、再生途中の字幕の切り替え(例えば、英語版と日
本語)や、パレンタルレベルにより視聴制限等がサポー
トされる。これらを実現するために、限られた容量で高
画質を実現するために、先述したシステムストリーム
を、セルという単位に分割し、このセルを単位として、
その対象となる範囲の再生セルを選択し再生することに
より、これらの機能を実現する。この機能を実現するた
めにDVDでは、データの再生順序等の情報が格納され
たプログラムチェーンが存在する。具体的にはプログラ
ムチェーン情報テーブルという管理情報を持ち、この中
に自動再生分岐のための情報等が書き込まれており、再
生するセルを指定することによりデータを特定すること
が出来る。このプログラムチェーンは複数個記録するこ
とができ、このプログラムチェーンをユーザの操作や、
予め決められた順番で再生することが出来る。この概念
を図11に示す。
【0015】図11は、ストリームの再生の流れを示す
もので、パレンタルロック及びマルチアングルの切り替
えを示している。パレンタルロックのレベルに応じて、
セル#2とセル#3とのどちらかが選択され(図11で
はセル#2が選択)、シームレスに再生され、またユー
ザによるアングル切り替えによりセル#5が選択され
る。このセルの選択時には、ストリーム再生がシームレ
スに行える仕組みが組み込まれている。
もので、パレンタルロック及びマルチアングルの切り替
えを示している。パレンタルロックのレベルに応じて、
セル#2とセル#3とのどちらかが選択され(図11で
はセル#2が選択)、シームレスに再生され、またユー
ザによるアングル切り替えによりセル#5が選択され
る。このセルの選択時には、ストリーム再生がシームレ
スに行える仕組みが組み込まれている。
【0016】しかしながら、このセル切り替えの場合に
おいて、例えばセル#4とセル#5に含まれるPTSが
連続しない場合がある。この場合においてもAVデコー
ダ5において、AV同期再生が行えるように構成されて
いる。このPTSが連続しない場合のシームレスなセル
切り替えについて説明する。
おいて、例えばセル#4とセル#5に含まれるPTSが
連続しない場合がある。この場合においてもAVデコー
ダ5において、AV同期再生が行えるように構成されて
いる。このPTSが連続しない場合のシームレスなセル
切り替えについて説明する。
【0017】図12はセルのシームレス接続時の同期関
係を示す図である。図12において、セルaからセルb
へ接続する場合について、横軸に時間tをとり、縦軸に
上からシステムデコーダが受け取るSCR、再生されて
いるオーディオのA−PTS、STC、再生されている
ビデオのV−PTSを示している。
係を示す図である。図12において、セルaからセルb
へ接続する場合について、横軸に時間tをとり、縦軸に
上からシステムデコーダが受け取るSCR、再生されて
いるオーディオのA−PTS、STC、再生されている
ビデオのV−PTSを示している。
【0018】まず、時刻Aでシステムデコーダが受け取
るデータが接続後のセルbに移行し、これと共にSCR
が0になるように規定されている。これをきっかけにS
TCとPTSによる同期再生動作を一時停止させ、これ
以降オーディオとビデオの再生を非同期で行う。
るデータが接続後のセルbに移行し、これと共にSCR
が0になるように規定されている。これをきっかけにS
TCとPTSによる同期再生動作を一時停止させ、これ
以降オーディオとビデオの再生を非同期で行う。
【0019】その後、時刻Bでオーディオデータがセル
bに移行し、時刻Cでビデオデータがセルbに移行す
る。時刻Cでオーディオ、ビデオともセルbに移行する
ので、一時停止させていたAV同期再生動作を再起動す
る。この様にして、セル切り替え時のAV同期を実現し
ている。
bに移行し、時刻Cでビデオデータがセルbに移行す
る。時刻Cでオーディオ、ビデオともセルbに移行する
ので、一時停止させていたAV同期再生動作を再起動す
る。この様にして、セル切り替え時のAV同期を実現し
ている。
【0020】さらにAV機器やコンピュータ機器等を接
続するディジタルインターフェースとして、IEEE1
394方式が注目されている。この方式は、従来のSC
SI方式等によるコンピュータ機器間の通信のみなら
ず、AV機器間での通信にも用いることが出来るもので
ある。これは、IEEE1394方式が、アシンクロナ
ス(Asynchronous)通信とアイソクロノス
(Isochronous)通信とが定義されているた
めである。アシンクロナス通信は、コンピュータデータ
の伝送のような、リアルタイム性が要求されず、しかも
信頼性がより要求されるデータの伝送に用いられる伝送
であり、アイソクロノス通信は、動画のAVデータ等の
ような、信頼性以上にリアルタイム性が要求されるデー
タの伝送に用いられる。従って、一般的にIEEE13
94方式を用いて、例えばデジタルビデオカメラ同士の
ダビングやセットトップボックスとディジタルテレビと
の接続には、そのリアルタイム性を活かして、アイソク
ロノス転送が用いられる。この方式は、IEC1883
規格として、既に規格化されている。
続するディジタルインターフェースとして、IEEE1
394方式が注目されている。この方式は、従来のSC
SI方式等によるコンピュータ機器間の通信のみなら
ず、AV機器間での通信にも用いることが出来るもので
ある。これは、IEEE1394方式が、アシンクロナ
ス(Asynchronous)通信とアイソクロノス
(Isochronous)通信とが定義されているた
めである。アシンクロナス通信は、コンピュータデータ
の伝送のような、リアルタイム性が要求されず、しかも
信頼性がより要求されるデータの伝送に用いられる伝送
であり、アイソクロノス通信は、動画のAVデータ等の
ような、信頼性以上にリアルタイム性が要求されるデー
タの伝送に用いられる。従って、一般的にIEEE13
94方式を用いて、例えばデジタルビデオカメラ同士の
ダビングやセットトップボックスとディジタルテレビと
の接続には、そのリアルタイム性を活かして、アイソク
ロノス転送が用いられる。この方式は、IEC1883
規格として、既に規格化されている。
【0021】一般的に映像データをディジタルインター
フェースを介して伝送する場合、その帯域の問題から圧
縮された映像信号が伝送される。従って、IEC618
83の映像の伝送においては、ディジタルビデオカメラ
の場合は、DVフォーマットで圧縮され、放送系では、
MPEG2トランスポートストリームによる圧縮された
映像が伝送される。特徴としてはいわゆる”たれ流し”
的な伝送として規定される。ここで、IEC61883
におけるMPEG2トランスポートストリーム(以降M
PEG2−TSと呼ぶ)の伝送フォーマット及び139
4TA(TradeAssociation)で審議さ
れたAudio&MusicDataProtocol
について簡単に説明する(詳細については、規格書を参
照)。図13は、IEC1883で規定されたいわゆる
AVプロトコルと呼ばれる伝送プロトコルに用いられる
アイソクロノスパケットの構成を示すものである。また
図14は、MPEG2−TSをAVプロトコルで転送す
る際の説明図である。
フェースを介して伝送する場合、その帯域の問題から圧
縮された映像信号が伝送される。従って、IEC618
83の映像の伝送においては、ディジタルビデオカメラ
の場合は、DVフォーマットで圧縮され、放送系では、
MPEG2トランスポートストリームによる圧縮された
映像が伝送される。特徴としてはいわゆる”たれ流し”
的な伝送として規定される。ここで、IEC61883
におけるMPEG2トランスポートストリーム(以降M
PEG2−TSと呼ぶ)の伝送フォーマット及び139
4TA(TradeAssociation)で審議さ
れたAudio&MusicDataProtocol
について簡単に説明する(詳細については、規格書を参
照)。図13は、IEC1883で規定されたいわゆる
AVプロトコルと呼ばれる伝送プロトコルに用いられる
アイソクロノスパケットの構成を示すものである。また
図14は、MPEG2−TSをAVプロトコルで転送す
る際の説明図である。
【0022】図13及び図14において、MPEG2−
TSが15.36Mbpsで伝送される場合を説明す
る。図14に示すように、MPEG2−TSの1つのパ
ケットをSource Packet Header4
バイトを付加した192バイトを4分割し、その1個を
Data Blockとする。1394バス上で1つの
バスサイクル125usで、伝送するバイト数が220
バイトであれば、約15Mbpsの転送レートを得るこ
とが出来るので、5個のData Blocksを1個
のアイソクロノスパケットにパケット化、つまり5個の
Data Blocksを図13に示すアイソクロノス
パケットにデータフィールドに格納して伝送することに
より、約15Mbpsを実現することができる。
TSが15.36Mbpsで伝送される場合を説明す
る。図14に示すように、MPEG2−TSの1つのパ
ケットをSource Packet Header4
バイトを付加した192バイトを4分割し、その1個を
Data Blockとする。1394バス上で1つの
バスサイクル125usで、伝送するバイト数が220
バイトであれば、約15Mbpsの転送レートを得るこ
とが出来るので、5個のData Blocksを1個
のアイソクロノスパケットにパケット化、つまり5個の
Data Blocksを図13に示すアイソクロノス
パケットにデータフィールドに格納して伝送することに
より、約15Mbpsを実現することができる。
【0023】音声データの伝送では、AM824フォー
マットが審議されている。これは、オーディオデータや
ミュージックデータの伝送用に審議されており、図13
のアイソクロノスパケットのリアルタイムデータフィー
ルドに、ラベルとそのサンプルワード(sample
word)を格納して伝送するものである。
マットが審議されている。これは、オーディオデータや
ミュージックデータの伝送用に審議されており、図13
のアイソクロノスパケットのリアルタイムデータフィー
ルドに、ラベルとそのサンプルワード(sample
word)を格納して伝送するものである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
DVDプレイヤーの出力信号をアイソクロノス転送のI
EEE1394方式を用いて伝送しようとすると、帯域
の観点から、圧縮された信号の伝送が要求される。
DVDプレイヤーの出力信号をアイソクロノス転送のI
EEE1394方式を用いて伝送しようとすると、帯域
の観点から、圧縮された信号の伝送が要求される。
【0025】しかしながら、光ディスク上に圧縮された
状態で格納されたビデオ、オーディオ、サブピクチャ等
を伝送しようとすると、字幕やメニューのハイライト表
示等に使用されるサブピクチャの再生、MPEGストリ
ーム間のシームレス切り替え、早送りや逆スロー再生等
の特殊再生等、DVDプレイヤー特有のデコード機能を
受信側に必要となる。
状態で格納されたビデオ、オーディオ、サブピクチャ等
を伝送しようとすると、字幕やメニューのハイライト表
示等に使用されるサブピクチャの再生、MPEGストリ
ーム間のシームレス切り替え、早送りや逆スロー再生等
の特殊再生等、DVDプレイヤー特有のデコード機能を
受信側に必要となる。
【0026】さらには上記のデコーダを内蔵した受信機
器があると仮定しても、ユーザオペレーションに基づき
インタラクティブに、かつシームレスに受信器に送信す
ることは非常に困難である。
器があると仮定しても、ユーザオペレーションに基づき
インタラクティブに、かつシームレスに受信器に送信す
ることは非常に困難である。
【0027】本発明は、上記した課題を解決するもので
あり、DVDプレイヤーからIEEE1394方式を用
いて出力された圧縮された動画データと伸張された音声
データとを、受信器側で容易にAV同期のとれるデータ
送信装置を提供することを目的とする。
あり、DVDプレイヤーからIEEE1394方式を用
いて出力された圧縮された動画データと伸張された音声
データとを、受信器側で容易にAV同期のとれるデータ
送信装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、情報記録媒体上に記録されたデータを
伝送路上に送信するデータ送信装置であって、圧縮され
た音声データ、動画データ及び静止画データとがインタ
ーリーブされて格納された情報記録媒体と、圧縮された
音声データを伸張し、オーディオデータを得る音声デー
タ伸張手段と、圧縮された動画データを伸張する動画デ
ータ伸張手段と、圧縮された静止画データを伸張する静
止画データ伸張手段と、音声データと動画データの同期
化を行う同期化手段と、伸張された動画データと静止画
データの合成を行いビデオデータを得る映像合成手段
と、映像合成手段の出力のビデオデータを圧縮する再圧
縮手段と、前記オーディオデータをパケット化して送信
するオーディオデータ送信手段と、前記ビデオデータを
パケット化して送信するビデオデータ送信手段とを備え
た構成となっている。
達成するために、情報記録媒体上に記録されたデータを
伝送路上に送信するデータ送信装置であって、圧縮され
た音声データ、動画データ及び静止画データとがインタ
ーリーブされて格納された情報記録媒体と、圧縮された
音声データを伸張し、オーディオデータを得る音声デー
タ伸張手段と、圧縮された動画データを伸張する動画デ
ータ伸張手段と、圧縮された静止画データを伸張する静
止画データ伸張手段と、音声データと動画データの同期
化を行う同期化手段と、伸張された動画データと静止画
データの合成を行いビデオデータを得る映像合成手段
と、映像合成手段の出力のビデオデータを圧縮する再圧
縮手段と、前記オーディオデータをパケット化して送信
するオーディオデータ送信手段と、前記ビデオデータを
パケット化して送信するビデオデータ送信手段とを備え
た構成となっている。
【0029】さらに、本発明は、上記のデータ送信装置
が送信するオーディオデータ及びビデオデータを受信す
るデータ受信装置であって、圧縮ビデオ信号を受信する
ビデオデータ受信手段と、オーディオデータを受信する
オーディオデータ受信手段と、受信した圧縮ビデオ信号
を伸張するビデオ信号伸張手段と、圧縮ビデオ信号に含
まれるタイムスタンプと受信したオーディオデータに含
まれるタイムスタンプとからオーディオデータと伸張さ
れたビデオデータとの同期をとるオーディオビデオ同期
化手段とを備えた構成となっている。
が送信するオーディオデータ及びビデオデータを受信す
るデータ受信装置であって、圧縮ビデオ信号を受信する
ビデオデータ受信手段と、オーディオデータを受信する
オーディオデータ受信手段と、受信した圧縮ビデオ信号
を伸張するビデオ信号伸張手段と、圧縮ビデオ信号に含
まれるタイムスタンプと受信したオーディオデータに含
まれるタイムスタンプとからオーディオデータと伸張さ
れたビデオデータとの同期をとるオーディオビデオ同期
化手段とを備えた構成となっている。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明を説明する前に、本願発明
者らが行った検討を説明する。
者らが行った検討を説明する。
【0031】従来技術の項で述べた課題、つまりIEE
E1394方式を用いて光ディスク上に圧縮された状態
でビデオデータ等を伝送しようとする際の課題を解決す
るためには、DVDプレイヤーで、AV同期がとれた映
像信号と音声信号のうち、映像信号を再び圧縮して、圧
縮された映像信号と伸張された音声信号をIEEE13
94方式のアイソクロナス転送を用いて受信器側に転送
し、また受信器からユーザオペレーションをIEEE1
394方式のアシンクロナス転送により転送する方式も
考えられる。
E1394方式を用いて光ディスク上に圧縮された状態
でビデオデータ等を伝送しようとする際の課題を解決す
るためには、DVDプレイヤーで、AV同期がとれた映
像信号と音声信号のうち、映像信号を再び圧縮して、圧
縮された映像信号と伸張された音声信号をIEEE13
94方式のアイソクロナス転送を用いて受信器側に転送
し、また受信器からユーザオペレーションをIEEE1
394方式のアシンクロナス転送により転送する方式も
考えられる。
【0032】しかしながら、この方式においては、DV
Dプレイヤー内で同期のとれた映像信号と音声信号にも
関わらず、映像信号を再度圧縮するための処理時間、或
いはIEEE1394上でのノードの状態、バス獲得の
状態などにより、受信器側での再生において、映像と音
声との同期再生ができないという新たな課題が生じる。
Dプレイヤー内で同期のとれた映像信号と音声信号にも
関わらず、映像信号を再度圧縮するための処理時間、或
いはIEEE1394上でのノードの状態、バス獲得の
状態などにより、受信器側での再生において、映像と音
声との同期再生ができないという新たな課題が生じる。
【0033】このため、本願発明者は、従来技術に関し
て述べた課題だけでなく、上述した新たな課題をも解決
することのできる方式を考案した。以下に、本発明を図
面を参照しながら説明する。
て述べた課題だけでなく、上述した新たな課題をも解決
することのできる方式を考案した。以下に、本発明を図
面を参照しながら説明する。
【0034】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について、図1を用いて説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態のデータ送信装置の構成図であ
る。
施の形態について、図1を用いて説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態のデータ送信装置の構成図であ
る。
【0035】図1において、従来例と同じ構成要素の詳
細な説明は省略する。1は光ディスク(DVD)で、圧
縮されたビデオデータと、複数ストリームの圧縮された
オーディオ、サブピクチャ等がインターリーブされて記
録されている。2は光ピックアップ、3は信号処理部、
4はトラックバッファ、5はAVデコーダで、6はAV
デコーダ5で合成された映像信号を再び圧縮する映像エ
ンコーダで、7は伸張されたオーディオ信号をパケット
化し、IEEE1394方式を用いて伝送する音声デー
タ伝送処理部、8は映像エンコーダ6で再圧縮された映
像データを同じくIEEE1394方式を用いて伝送す
る映像データ伝送処理部である。9はIEEE1394
インターフェースを介して、受信器側から送られるコマ
ンドを受信するコマンド受信部である。10はサーボコ
ントローラで、11はシステム全体の制御を行うシステ
ム制御部である。
細な説明は省略する。1は光ディスク(DVD)で、圧
縮されたビデオデータと、複数ストリームの圧縮された
オーディオ、サブピクチャ等がインターリーブされて記
録されている。2は光ピックアップ、3は信号処理部、
4はトラックバッファ、5はAVデコーダで、6はAV
デコーダ5で合成された映像信号を再び圧縮する映像エ
ンコーダで、7は伸張されたオーディオ信号をパケット
化し、IEEE1394方式を用いて伝送する音声デー
タ伝送処理部、8は映像エンコーダ6で再圧縮された映
像データを同じくIEEE1394方式を用いて伝送す
る映像データ伝送処理部である。9はIEEE1394
インターフェースを介して、受信器側から送られるコマ
ンドを受信するコマンド受信部である。10はサーボコ
ントローラで、11はシステム全体の制御を行うシステ
ム制御部である。
【0036】このように構成されたデータ送信装置の動
作について説明する。
作について説明する。
【0037】IEEE1394を介したユーザオペレー
ションに基づくコマンドやプログラムチェーン情報に基
づいて、装置内でオーディオ、ビデオ及びサブピクチャ
等の同期再生が行われる。そして、同期が取られた音声
データと映像データ(ビデオとサブピクチャ等が合成さ
れたもの)のうち、映像データのみが映像エンコーダ6
に入力される。
ションに基づくコマンドやプログラムチェーン情報に基
づいて、装置内でオーディオ、ビデオ及びサブピクチャ
等の同期再生が行われる。そして、同期が取られた音声
データと映像データ(ビデオとサブピクチャ等が合成さ
れたもの)のうち、映像データのみが映像エンコーダ6
に入力される。
【0038】映像エンコーダ6では、入力される映像デ
ータが符号化圧縮され、エレメンタリーストリームを生
成し、この後、このエレメンタリーストリームをパケッ
ト化してPES(Packetized Elemen
tary Stream)パケットを構成される。この
PESパケットを184バイトに分割し、4バイトのパ
ケットヘッダを付加して、MPEG2トランスポートス
トリーム(MPEG2−TS)が構成される。
ータが符号化圧縮され、エレメンタリーストリームを生
成し、この後、このエレメンタリーストリームをパケッ
ト化してPES(Packetized Elemen
tary Stream)パケットを構成される。この
PESパケットを184バイトに分割し、4バイトのパ
ケットヘッダを付加して、MPEG2トランスポートス
トリーム(MPEG2−TS)が構成される。
【0039】従って、PESパケットを構成するときに
付加される再生出力の時間管理情報PTSは、PESパ
ケットヘッダに含まれるので、MPEG2−TSを構成
するトランスポートパケット(TSP)すべてに格納さ
れるものではなく、PESパケットを分割したときのP
ESパケットヘッダを含むTSPに含まれる。また音声
データは、AVデコーダ5からリニアPCMで出力され
るものとする。
付加される再生出力の時間管理情報PTSは、PESパ
ケットヘッダに含まれるので、MPEG2−TSを構成
するトランスポートパケット(TSP)すべてに格納さ
れるものではなく、PESパケットを分割したときのP
ESパケットヘッダを含むTSPに含まれる。また音声
データは、AVデコーダ5からリニアPCMで出力され
るものとする。
【0040】MPEG2−TSにエンコードされた映像
データは、映像伝送処理部8に入力され、IEC618
83で規定されるフォーマットに合わせて伝送される。
同時に音声データは、音声伝送処理部7に入力される。
音声伝送処理部7において、入力される音声データに合
わせてパケット化され、所定のフォーマットに従い、伝
送される。この時、映像データが再圧縮された時に付加
されるPTSと同様な再生時刻管理情報がパケット中に
埋め込まれ、伝送される。
データは、映像伝送処理部8に入力され、IEC618
83で規定されるフォーマットに合わせて伝送される。
同時に音声データは、音声伝送処理部7に入力される。
音声伝送処理部7において、入力される音声データに合
わせてパケット化され、所定のフォーマットに従い、伝
送される。この時、映像データが再圧縮された時に付加
されるPTSと同様な再生時刻管理情報がパケット中に
埋め込まれ、伝送される。
【0041】図3はIEEE1394バス上のパケット
の状態を示すもので、映像データが格納された映像パケ
ットと音声データが格納された音声パケットとは別のチ
ャネル(本実施の形態では、チャネル1とチャネル2)
で伝送され、ユーザオペレーションによるコマンドは、
アシンクロナスパケットとして、伝送される。
の状態を示すもので、映像データが格納された映像パケ
ットと音声データが格納された音声パケットとは別のチ
ャネル(本実施の形態では、チャネル1とチャネル2)
で伝送され、ユーザオペレーションによるコマンドは、
アシンクロナスパケットとして、伝送される。
【0042】図1及び図2を用いて、第1の実施の形態
のデータ伝送装置の動作を説明する。図2は本実施の形
態のデータ伝送装置の動作説明図である。AVデコーダ
5で伸張されたビデオデータとサブピクチャデータとが
合成された映像データは、映像エンコーダ6に入力さ
れ、PESが作成される。この時、PESヘッダには、
PTSが格納される。そして、MPEG2−TSを構成
するために、PESを184バイト単位に分割したもの
をペイロードとして、4バイトのTSパケットヘッダが
付加されて、トランスポートパケット(TSP)が構成
される。
のデータ伝送装置の動作を説明する。図2は本実施の形
態のデータ伝送装置の動作説明図である。AVデコーダ
5で伸張されたビデオデータとサブピクチャデータとが
合成された映像データは、映像エンコーダ6に入力さ
れ、PESが作成される。この時、PESヘッダには、
PTSが格納される。そして、MPEG2−TSを構成
するために、PESを184バイト単位に分割したもの
をペイロードとして、4バイトのTSパケットヘッダが
付加されて、トランスポートパケット(TSP)が構成
される。
【0043】このエンコードされたMPEG2−TSが
ビデオ伝送処理部8に入力される。ビデオ伝送処理部8
では、1394バス上にIEC1883に規定された伝
送プロトコルによって伝送するために、パケット化され
る(図13)。この時、TSPのビットレートが、大凡
24Mbpsの転送レートが必要とすれば、図2に示す
ようにMPEG2−TSの2個分(376バイト)のト
ランスポートパケットを1個のアイソクロノスパケット
にパケット化して伝送すれば実現できる。この時、アイ
ソクロノスパケットのリアルタイムデータフィールドに
は、188バイトのTSPに対して、4バイトのSou
rce Packet Headerが付加されたもの
の2パケット分が格納されることになる。このSour
ce Packet Headerには、送信側と受信
側間での伝送遅延を一定にするための1394バス上の
タイムスタンプが格納される。
ビデオ伝送処理部8に入力される。ビデオ伝送処理部8
では、1394バス上にIEC1883に規定された伝
送プロトコルによって伝送するために、パケット化され
る(図13)。この時、TSPのビットレートが、大凡
24Mbpsの転送レートが必要とすれば、図2に示す
ようにMPEG2−TSの2個分(376バイト)のト
ランスポートパケットを1個のアイソクロノスパケット
にパケット化して伝送すれば実現できる。この時、アイ
ソクロノスパケットのリアルタイムデータフィールドに
は、188バイトのTSPに対して、4バイトのSou
rce Packet Headerが付加されたもの
の2パケット分が格納されることになる。このSour
ce Packet Headerには、送信側と受信
側間での伝送遅延を一定にするための1394バス上の
タイムスタンプが格納される。
【0044】PESパケットヘッダに含まれる再生出力
の時間管理情報PTSは、TSPに分割する際に、図2
に示すように、TSP毎にPTSが含まれるわけではな
く、図中の※印のTSPにのみ含まれる。
の時間管理情報PTSは、TSPに分割する際に、図2
に示すように、TSP毎にPTSが含まれるわけではな
く、図中の※印のTSPにのみ含まれる。
【0045】デコードされた音声データはオーディオ伝
送処理部7に入力され、所定のプロトコルに従い、パケ
ット化されて伝送される。この時、音声データは、デコ
ードした結果のリニアPCMが、サンプリング周波数9
6kHz、24ビット、2チャンネルとすれば、1つの
バスサイクル時間(125μs)で、576ビットの音
声データを伝送すれば良い(96kHz×24×2×1
25us)。従って、図2に示すように、1つ前のバス
サイクル時間分の音楽データを次のバスバスサイクル時
間でパケット化して転送する。
送処理部7に入力され、所定のプロトコルに従い、パケ
ット化されて伝送される。この時、音声データは、デコ
ードした結果のリニアPCMが、サンプリング周波数9
6kHz、24ビット、2チャンネルとすれば、1つの
バスサイクル時間(125μs)で、576ビットの音
声データを伝送すれば良い(96kHz×24×2×1
25us)。従って、図2に示すように、1つ前のバス
サイクル時間分の音楽データを次のバスバスサイクル時
間でパケット化して転送する。
【0046】この時、装置内では、音声データと圧縮さ
れる前の映像データとは同期化されているが、映像デー
タを圧縮するために必要な時間のための遅延等のため
に、同期がずれてしまう。従って、映像データの再圧縮
時に付加されるPTSを、PTSが含まれるTSPを構
成するビデオと同じ時刻に再生するべき音声パケット
に、このPTSを付加することにより、再生時にそのP
TSに基づき、再生することができる。このパケットフ
ォーマットを図4に示す。
れる前の映像データとは同期化されているが、映像デー
タを圧縮するために必要な時間のための遅延等のため
に、同期がずれてしまう。従って、映像データの再圧縮
時に付加されるPTSを、PTSが含まれるTSPを構
成するビデオと同じ時刻に再生するべき音声パケット
に、このPTSを付加することにより、再生時にそのP
TSに基づき、再生することができる。このパケットフ
ォーマットを図4に示す。
【0047】図4に示すように、音声データはアイソク
ロノスパケットのペイロード領域に、ラベル(LABE
L)と共に格納される。ラベルは、8ビットの音声デー
タ情報を示すもので、これに続く24ビットの領域に音
声データ等のデータが格納される。
ロノスパケットのペイロード領域に、ラベル(LABE
L)と共に格納される。ラベルは、8ビットの音声デー
タ情報を示すもので、これに続く24ビットの領域に音
声データ等のデータが格納される。
【0048】そして、このペイロード領域に、別のラベ
ルを付けたPTSの値を格納する。このPTSは、本実
施の形態では、ビデオのPESパケットに付けられたP
TSと同じ時刻に再生を開始すべきオーディオパケット
の先頭に格納しているが、これに限定されるものではな
い。
ルを付けたPTSの値を格納する。このPTSは、本実
施の形態では、ビデオのPESパケットに付けられたP
TSと同じ時刻に再生を開始すべきオーディオパケット
の先頭に格納しているが、これに限定されるものではな
い。
【0049】従って、受信側での再生時に、圧縮映像デ
ータであるMPEG2−TSに含まれるプログラム時刻
基準参照値PCR(Program Clock Re
ference)により基準時刻を発生させ、さらに音
声と映像の同期のタイミングを、それぞれに含まれる再
生時刻情報A_PTSとV_PTSを用いて制御するこ
とにより、受信側での同期再生を容易に行うことが出来
る。
ータであるMPEG2−TSに含まれるプログラム時刻
基準参照値PCR(Program Clock Re
ference)により基準時刻を発生させ、さらに音
声と映像の同期のタイミングを、それぞれに含まれる再
生時刻情報A_PTSとV_PTSを用いて制御するこ
とにより、受信側での同期再生を容易に行うことが出来
る。
【0050】以上、述べてきたように本実施の形態で
は、映像データの再圧縮時に付加されるPTSと、同時
刻に再生すべき音声データに同じPTSを付加すること
により、1394バスを使用してデータを別のチャンネ
ルで伝送しても、容易に同期再生を行うことができる。
は、映像データの再圧縮時に付加されるPTSと、同時
刻に再生すべき音声データに同じPTSを付加すること
により、1394バスを使用してデータを別のチャンネ
ルで伝送しても、容易に同期再生を行うことができる。
【0051】なお、本実施の形態では、音声データを9
6KHz、2チャンネル、24ビットリニアPCMとし
たが、これに制限されるものではない。
6KHz、2チャンネル、24ビットリニアPCMとし
たが、これに制限されるものではない。
【0052】また音声データと映像データに付加される
PTSが同じ時刻を格納するように説明したが、映像デ
ータのV_PTSに応じて音声データのA_PTSを構
成すれば、同じ様に構成できるので、同じ時刻であるこ
とに限定されるものではない。
PTSが同じ時刻を格納するように説明したが、映像デ
ータのV_PTSに応じて音声データのA_PTSを構
成すれば、同じ様に構成できるので、同じ時刻であるこ
とに限定されるものではない。
【0053】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0054】図5は、本発明の第2の実施の形態のデー
タ受信装置の構成を示すもので、13は1394バスを
介して伝送されるオーディオパケットを受信するオーデ
ィオ受信処理部、14は同様にビデオ受信処理部、15
はコマンドの送信を行うコマンド送信処理部、16は受
信されたオーディオデータを格納するオーディオ用バッ
ファ、17は受信ビデオデータを格納するビデオ用バッ
ファである。また18はオーディオとビデオの再生処理
を行うAV再生処理部で、システムデコーダ19、ST
C20、オーディオ読み出し処理部21、オーディオ再
生処理部22、ビデオ再生処理部23、ビデオデコーダ
24とからなる。25はシステム全体の制御を行うシス
テム制御部である。
タ受信装置の構成を示すもので、13は1394バスを
介して伝送されるオーディオパケットを受信するオーデ
ィオ受信処理部、14は同様にビデオ受信処理部、15
はコマンドの送信を行うコマンド送信処理部、16は受
信されたオーディオデータを格納するオーディオ用バッ
ファ、17は受信ビデオデータを格納するビデオ用バッ
ファである。また18はオーディオとビデオの再生処理
を行うAV再生処理部で、システムデコーダ19、ST
C20、オーディオ読み出し処理部21、オーディオ再
生処理部22、ビデオ再生処理部23、ビデオデコーダ
24とからなる。25はシステム全体の制御を行うシス
テム制御部である。
【0055】この様に構成されたデータ受信装置の動作
について説明が、本実施の形態では、第1の実施の形態
で述べたように、圧縮された映像データと、PTSが格
納された音声データが伝送されてくるものとする。な
お、本実施の形態において、従来例で述べた再生方法と
は、音声データが既に復号されて伝送されるので、デー
タ受信器側ではオーディオデコーダが無い点を除いて、
その動作はほぼ同じである。
について説明が、本実施の形態では、第1の実施の形態
で述べたように、圧縮された映像データと、PTSが格
納された音声データが伝送されてくるものとする。な
お、本実施の形態において、従来例で述べた再生方法と
は、音声データが既に復号されて伝送されるので、デー
タ受信器側ではオーディオデコーダが無い点を除いて、
その動作はほぼ同じである。
【0056】また、図6は、本実施の形態の動作を説明
するための動作説明図である。
するための動作説明図である。
【0057】図5、及び図6を用いて、本実施の形態の
データ受信装置について、その動作を説明する。IEE
E1394バスを介して伝送されてきた映像データ及び
音声データは、それぞれオーディオ用バッファ16、ビ
デオ用バッファ17に格納される。ビデオバッファ17
に格納された映像データは、AV再生処理部18により
読み出され、映像データに含まれるPCRをシステムデ
コーダ19により抜き出される。この抜き出されたPC
Rにより、時刻基準となるSTC20が設定される。こ
のSTC20から出力される時刻情報と、映像データに
含まれるV_PTS(映像データ用の再生出力の時刻情
報)とをビデオ再生タイミング発生器23で比較し、伸
張されたビデオ信号の出力する時刻を制御する。
データ受信装置について、その動作を説明する。IEE
E1394バスを介して伝送されてきた映像データ及び
音声データは、それぞれオーディオ用バッファ16、ビ
デオ用バッファ17に格納される。ビデオバッファ17
に格納された映像データは、AV再生処理部18により
読み出され、映像データに含まれるPCRをシステムデ
コーダ19により抜き出される。この抜き出されたPC
Rにより、時刻基準となるSTC20が設定される。こ
のSTC20から出力される時刻情報と、映像データに
含まれるV_PTS(映像データ用の再生出力の時刻情
報)とをビデオ再生タイミング発生器23で比較し、伸
張されたビデオ信号の出力する時刻を制御する。
【0058】一方、音声データについては、既に伸張さ
れた音声データが受信しているので、デコードする必要
が無いが、映像データと同様に音声データに含まれるA
_PTS(音声データ用の再生出力の時刻情報)とST
C20の出力する時刻情報とをオーディオ再生タイミン
グ発生器22で比較し、オーディオ読み出し処理部21
の出力タイミングを制御する。
れた音声データが受信しているので、デコードする必要
が無いが、映像データと同様に音声データに含まれるA
_PTS(音声データ用の再生出力の時刻情報)とST
C20の出力する時刻情報とをオーディオ再生タイミン
グ発生器22で比較し、オーディオ読み出し処理部21
の出力タイミングを制御する。
【0059】このように、音声データに再生時刻情報を
格納することにより、音声データと映像データとがIE
EE1394バス上の別のチャネルで伝送されても、再
生機器側で、音声データと映像データに含まれる再生時
刻情報を用いて、音声データと映像データとの同期再生
を容易に行うことが出来る。
格納することにより、音声データと映像データとがIE
EE1394バス上の別のチャネルで伝送されても、再
生機器側で、音声データと映像データに含まれる再生時
刻情報を用いて、音声データと映像データとの同期再生
を容易に行うことが出来る。
【0060】なお、本実施の形態では、音声データはベ
ースバンドとしたが、符号化圧縮された音声データであ
っても、音声データと映像データの再生時刻情報に基づ
き、同期化処理を行えば、同様のことが行える。
ースバンドとしたが、符号化圧縮された音声データであ
っても、音声データと映像データの再生時刻情報に基づ
き、同期化処理を行えば、同様のことが行える。
【0061】
【発明の効果】以上、述べてきたように、圧縮されたビ
デオデータ、オーディオデータ、サブピクチャ等がイン
ターリーブされて記録された光ディスクを用いたDVD
機器において、DVD機器内でのAV同期再生処理がな
された映像データと音声データとをIEEE1394方
式による別チャンネルを用いて伝送した場合でも、オー
ディオデータにビデオデータの圧縮時に付加される時刻
情報を付加するだけで、容易に受信器側でオーディオと
ビデオの同期再生を行うことができるもであり、その実
用性は非常に優れたものとなる。
デオデータ、オーディオデータ、サブピクチャ等がイン
ターリーブされて記録された光ディスクを用いたDVD
機器において、DVD機器内でのAV同期再生処理がな
された映像データと音声データとをIEEE1394方
式による別チャンネルを用いて伝送した場合でも、オー
ディオデータにビデオデータの圧縮時に付加される時刻
情報を付加するだけで、容易に受信器側でオーディオと
ビデオの同期再生を行うことができるもであり、その実
用性は非常に優れたものとなる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のデータ送信装置の
構成図
構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態のデータ送信装置の
動作説明図
動作説明図
【図3】本発明の第1の実施の形態のデータ送信装置に
おけるバス上のパケット構成を示す構成図
おけるバス上のパケット構成を示す構成図
【図4】本発明の第1の実施の形態のデータ送信装置に
おける音声データ用パケットの構造図
おける音声データ用パケットの構造図
【図5】本発明の第2の実施の形態のデータ受信装置の
構成図
構成図
【図6】本発明の第2の実施の形態のデータ受信装置の
動作説明図
動作説明図
【図7】従来のDVDプレイヤーの概略構成図
【図8】従来のDVDプレイヤーにおける多重化ストリ
ームの構成図
ームの構成図
【図9】従来のDVDプレイヤーにおけるAVデコーダ
の概略構成図
の概略構成図
【図10】従来のDVDプレイヤーにおけるAVデコー
ダのAV同期の概念図
ダのAV同期の概念図
【図11】従来のDVDプレイヤーにおけるストリーム
のフロー図
のフロー図
【図12】従来のDVDプレイヤーにおけるAV同期の
動作説明図
動作説明図
【図13】従来のIEEE1394方式のIEC188
3のアイソクロノスパケットの構成図
3のアイソクロノスパケットの構成図
【図14】従来のIEEE1394方式のIEC188
3におけるアイソクロノスパケット伝送の動作説明図
3におけるアイソクロノスパケット伝送の動作説明図
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 信号処理部 4 トラックバッファ 5 AVデコーダ 6 映像エンコーダ 7 オーディオ伝送処理部 8 ビデオ伝送処理部 9 コマンド受信処理部 10 モータ 11 サーボコントローラ 12 システム制御部 13 オーディオ受信処理部 14 ビデオ受信処理部 15 コマンド送受信部 16 オーディオ用バッファ 17 ビデオ用バッファ 18 AV再生処理部 19 システムデコーダ 20 STC 21 オーディオ読み出し処理部 22 オーディオ再生タイミング発生器 23 ビデオ再生タイミング発生器 24 ビデオデコーダ 25 システム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z 5K032 // H04L 12/40 H04L 11/00 320 5K047 9A001 (72)発明者 永井 隆弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C059 MA00 PP01 PP04 RB01 RE03 SS13 SS30 UA02 5D044 AB05 AB07 AB08 DE03 DE39 DE81 FG21 GK08 HL11 5J064 AA01 BA17 BB09 BC02 BC07 BD02 BD03 5K028 AA12 EE03 KK01 KK03 MM16 NN01 NN31 SS14 5K030 GA14 HB01 HB02 HB15 HB29 JA05 JT04 KA19 LA15 LD18 MB08 5K032 BA01 CC13 CD01 DB18 5K047 AA03 CC12 DD01 DD02 GG02 GG56 HH01 MM02 MM11 9A001 BB04 CC03 DD10 EE04 HH15 HH27 HH30 JJ25 KK54
Claims (4)
- 【請求項1】 情報記録媒体上に記録されたデータを伝
送路上に送信するデータ送信装置であって、圧縮された
音声データ、動画データ及び静止画データとがインター
リーブされて格納された情報記録媒体と、圧縮された音
声データを伸張し、ベースバンドのオーディオデータを
得る音声データ伸張手段と、圧縮された動画データを伸
張する動画データ伸張手段と、圧縮された静止画データ
を伸張する静止画データ伸張手段と、音声データと動画
データの同期再生を行う同期化手段と、伸張された動画
データと静止画データの合成を行いビデオデータを得る
映像合成手段と、映像合成手段の出力のビデオデータを
圧縮する再圧縮手段と、前記オーディオデータをパケッ
ト化して送信するオーディオデータ送信手段と、前記ビ
デオデータをパケット化して送信するビデオデータ送信
手段とを備え、前記ビデオデータを圧縮する際に付与さ
れる時間情報に基づいて、オーディオデータのパケット
に時間情報を付与することを特徴とするデータ送信装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のデータ送信装置が送信す
るオーディオデータ及びビデオデータを受信するデータ
受信装置であって、圧縮ビデオ信号を受信するビデオデ
ータ受信手段と、オーディオデータを受信するオーディ
オデータ受信手段と、受信した圧縮ビデオ信号を伸張す
るビデオ信号伸張手段と、圧縮ビデオ信号に含まれるタ
イムスタンプと受信したオーディオデータに含まれるタ
イムスタンプとに基づいてオーディオデータと伸張され
たビデオデータとの同期再生を行うオーディオビデオ再
生処理部とを備えたデータ受信装置。 - 【請求項3】 情報記録媒体に記録されたデータは、M
PEG2プログラムストリームのデータであることを特
徴とする請求項1記載のデータ送信装置。 - 【請求項4】 前記再圧縮手段は、前記映像合成手段の
出力のビデオデータをMPEG2トランスポートストリ
ームに圧縮することを特徴とする請求項1記載のデータ
送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11130899A JP2000324163A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | データ送信装置とデータ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11130899A JP2000324163A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | データ送信装置とデータ受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324163A true JP2000324163A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15045332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11130899A Pending JP2000324163A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | データ送信装置とデータ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000324163A (ja) |
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-
1999
- 1999-05-12 JP JP11130899A patent/JP2000324163A/ja active Pending
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