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JP2000321312A - パルス計測システム - Google Patents

パルス計測システム

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Publication number
JP2000321312A
JP2000321312A JP11259563A JP25956399A JP2000321312A JP 2000321312 A JP2000321312 A JP 2000321312A JP 11259563 A JP11259563 A JP 11259563A JP 25956399 A JP25956399 A JP 25956399A JP 2000321312 A JP2000321312 A JP 2000321312A
Authority
JP
Japan
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pulse
primary winding
primary
pulse signal
winding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11259563A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sato
幸夫 佐藤
Kazuyoshi Ogushi
和善 大串
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Meter Techno Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Meter Techno Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Meter Techno Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11259563A priority Critical patent/JP2000321312A/ja
Publication of JP2000321312A publication Critical patent/JP2000321312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パルス検出器あるいはパルス変換器のいずれか
一方のみを個別に供給して、電力需要家の要求を満足す
ること。 【解決手段】電力量計から発信されるパルス信号4が通
るパルス信号線3に貫通して設けた環状鉄心9と当該環
状鉄心9に巻装した一次巻線10および二次巻線11とから
なるリアクトル12を2個一対で用いて構成され、過飽和
リアクトルの原理を利用してパルス信号4を検出するパ
ルス検出器5と、一次巻線10に所定周波数の電圧信号を
入力する発信器13と、一次巻線10への電圧信号の入力に
よって二次巻線11に発生する電圧信号を入力する受信回
路14とから構成されるパルス変換器6と、二次巻線11側
に設けられ、二次巻線11に発生する電圧信号を調整する
二次側電圧調整手段23と、一次巻線10側に設けられ、一
次巻線10に流れる電流を調整するリアクトル一次側電流
調整手段24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力会社が実量制
契約またはデマンド契約を結んで電力を供給している電
力需要家に取り付けた取引用電力量計から発信される使
用電力量に比例したパルス信号を外部に取り出して間接
的に検出するパルス計測システムに係り、特に2個一対
で組合わせて使用するリアクトルの異なる磁化特性の組
合わせを可能として、パルス検出器あるいはパルス変換
器のいずれか一方のみを個別に供給するという、電力需
要家の要求を満足できるようにしたパルス計測システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電力需要家がデマンド管理を
行なう時には、電力会社からの使用電力量に比例したパ
ルス信号を分離する必要がある。
【0003】そして、電力会社が実量制契約またはデマ
ンド契約を結んで電力を供給している電力需要家に取り
付けた取引用電力量計から発信されるパルス信号を間接
的に検出する目的で、パルス計測システムが多く用いら
れている。
【0004】図8は、この種のパルス計測システムの基
本的な構成例を示すブロック図である。
【0005】図8において、電力会社が実量制契約また
はデマンド契約を結んで電力を供給している電力需要家
には、取引用電力量計1と受量器2とを取り付け、取引
用電力量計1からパルス信号線3を介して使用電力量に
比例したパルス信号4が受量器2に入力されることによ
り、最大需要電力を計量するようにしている。
【0006】一方、電力需要家側でデマンド管理を行な
うには、このパルス信号4をパルス検出器5およびパル
ス変換器6により外部に取り出し、管理用パルス信号7
をデマンド管理装置8に入力してデマンド管理を行な
う。
【0007】この場合、パルス信号4を取り出すには、
取引用電力量計1と受量器2の計量に影響を与えないよ
うに、電気的に非接触で行なわなければならない。
【0008】また、パルス信号4は、直流パルスおよび
交流パルスの2種類があり、その直流パルスおよび交流
パルスの微少な電流の変化を検出するため、過飽和リア
クトルの原理を利用してパルス検出器5によりパルス信
号4を検出し、パルス変換器6へ取り込むようにしてい
る。
【0009】図9は、上記パルス計測システムを構成す
るパルス検出器5およびパルス変換器6の構成例を示す
概要図である。
【0010】すなわち、図9に示すように、パルス信号
4が通るパルス信号線3に貫通して設けた環状鉄心9
と、この環状鉄心9に巻装した一次巻線10および二次
巻線11とからなるリアクトル12を2個一対で用いて
構成され、過飽和リアクトルの原理を利用してパルス信
号4を検出するパルス検出器5に、パルス変換器6の発
信器13からの電圧信号を入力して、パルス信号線3を
通るパルス信号4を検出し、受信回路14に入力する。
【0011】さらに、この受信回路14からの出力信号
を、分周回路15を経て出力回路(本体)16により、
管理用パルス信号7としてデマンド管理装置8へ出力す
る。
【0012】なお、実際には、この過飽和リアクトル方
式は、同じ特性のリアクトル12を2個一対(図では1
個のみを示す)で使用して、それぞれのリアクトル12
の一次巻線10を互いに直列に接続し、基本波成分が互
いに打ち消し合い、倍周波成分が互いに加わるように構
成され、これにより電流検出感度を高めることができ
る。
【0013】以下に、かかる過飽和リアクトル方式の動
作原理について、簡単に説明する。なお、以下の説明は
1個のリアクトルについての説明であり、実際には2個
のリアクトルを使用して基本波成分が打ち消し合い、倍
周波成分がお互いに加わるようになっている。
【0014】図10乃至図15は、過飽和リアクトル方
式の原理を示す図である。
【0015】図10に示すように、比較的飽和の急な角
形ヒステリシス形状の鉄心磁化特性17を有する環状鉄
心9と、一次巻線10および二次巻線11とから構成さ
れるリアクトル12に、パルス信号線3を貫通させる。
【0016】−次巻線10は、周波数f(Hz)の正弦
波電圧18で、環状鉄心9が飽和する少し手前まで励振
しておく。
【0017】二次巻線11は、2f(Hz)を共振周波
数とする帯域通過フィルタを有する受信回路14に接続
される。
【0018】パルス信号線3に電流が流れていない時、
二次巻線11には、一次巻線10を通る周波数f(H
z)の正弦波電圧18に比例する歪みの少ない周波数f
(Hz)の正弦波電圧(二次側)19が発生している
が、受信回路14のフィルタで除去されるため、フィル
タ出力は0に近くなる。
【0019】一方、パルス信号線3にパルス信号4によ
る電流が流れると、図11に示すように、一次巻線10
の電圧による磁界をパルス信号4の電流によってバイア
スした形になり、二次巻線11には周波数f(Hz)の
歪んだ電圧(二次側)20が生じる。
【0020】ここで、電圧が歪むということは、高長波
成分を含むということであり、2f,3f,....成
分が生じており、このうちの2f成分だけが、受信回路
14のフィルタを通過して出力として現われる。
【0021】さらに、図12に示すように、受信回路1
4のフィルタを通過した2f成分を整流して、直流電圧
21に変換したものを、比較基準電圧22と比較するこ
とで、パルス信号4のon,offを判別する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、一次巻線10の周波数f(Hz)の正弦波電圧1
8は、環状鉄心9が飽和する少し手前まで励振しておく
必要があるが、実際には図13に示すように、環状鉄心
9の個体差により鉄心磁化特性17が変化する。
【0023】すなわち、前述したように、2個一対で構
成される過飽和リアクトル方式のリアクトル12は、同
じ特性のものを使用することが必要であるが、実際に
は、同じ材料の環状鉄心9を使用して、一次巻線10、
二次巻線11を巻装してリアクトル12を構成しても、
材料や磁化特性のバラツキによって、パルス信号線3に
電流が流れていない時に、既にリアクトル12が飽和状
態になつたり、逆にパルス信号線3に電流が流れている
場合でも、リアクトル12が飽和しなかったりして、リ
アクトル12を2個組合わせた場合に上手パルスを検出
できないことがあり、リアクトル12の組合わせを制限
する要因となつている。
【0024】従って、パルス信号線3に電流が流れた時
には、図14に示すように、二次巻線11の2f成分量
が変化することになり、図15に示すように、パルス検
出器5の二次側電圧調整装置23により、比較基準電圧
22に対して直流電圧21を調整する必要がある。
【0025】しかしながら、以上は、環状鉄心9の個体
差によるものであり、パルス検出器5とパルス変換器6
とを組み合わせて調整する必要がある。従って、パルス
検出器5とパルス変換器6とを、別々に電力需要家へ供
給することができない。
【0026】しかしながら、電力需要家から、修理,故
障,紛失等の理由により、パルス検出器5あるいはパル
ス変換器6のいずれか一方のみの供給を要求されること
がある。
【0027】また、パルス検出器5は貫通形のため、そ
の交換時にはパルス信号線3を一度取り外す工事の手間
がかかるので、パルス変換器6のみを交換したいという
電力需要家の要求があるが、上記のような理由により対
応することができない。
【0028】本発明の目的は、2個一対で組合わせて使
用するリアクトルの異なる磁化特性の組合わせを可能と
して、パルス検出器あるいはパルス変換器のいずれか一
方のみを個別に供給して、電力需要家の要求を満足する
ことが可能なパルス計測システムを提供することにあ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、電力量計から発信される使用電力量に比例したパ
ルス信号を外部に取り出して間接的に検出するパルス計
測システムにおいて、請求項1に対応する発明では、パ
ルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環状鉄心
と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻線とか
らなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、過飽和
リアクトルの原理を利用してパルス信号を検出するパル
ス検出器と、パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電
圧信号を入力する発信器と、一次巻線への電圧信号の入
力によって二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、パル
ス検出器の二次巻線側に設けられ、当該二次巻線に発生
する電圧信号を調整する二次側電圧調整手段と、パルス
検出器の一次巻線側に設けられ、当該一次巻線に流れる
電流を調整するリアクトル一次側電流調整手段とを備え
る。
【0030】従って、請求項1に対応する発明のパルス
計測システムにおいては、発信器から出力される所定周
波数fの電圧信号を一定にしておき、環状鉄心の個体差
による鉄心磁化特性に合わせて、パルス検出器の一次巻
線に流れる電流を調整(制限)することにより、所定周
波数fの電圧信号を増減させて、環状鉄心が飽和する少
し手前まで励振させる。そして、パルス信号線にパルス
信号による電流が流れると、パルス検出器の二次巻線に
は、常に同じ量の周波数2f成分を含む歪んだ電圧信号
(二次側)が発生することになる。
【0031】すなわち、パルス検出器の一次巻線側に設
けたリアクトルー次側電流調整手段によって、一次巻線
に流れる電流を調整(制限)することにより、個体差の
ある鉄心磁化特性の異なるリアクトルを使用するパルス
検出器を、その個体の鉄心磁化特性に合わせて個々に調
整することができる。
【0032】これにより、あるーつのパルス変換器と組
み合わせてパルス検出器のリアクトル一次側電流調整手
段で一次巻線に流れる電流を調整することにより、他の
パルス変換器と組み合わせて使用しても、再調整を行な
うことなく使用することが可能となる。
【0033】一方、請求項2に対応する発明では、パル
ス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環状鉄心と
当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻線とから
なるリアクトルを2個一対で用いて構成され、過飽和リ
アクトルの原理を利用してパルス信号を検出するパルス
検出器と、パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧
信号を入力する発信器と、一次巻線への電圧信号の入力
によって二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信回
路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、それぞ
れのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直列に接続
し、直列接続された一次巻線回路に可変抵抗を並列に接
続し、かつ可変抵抗の抵抗調整点を、直列接続された一
次巻線回路の接続点に接続してなり、一次巻線に流れる
電流を調整するリアクトル一次側電流調整手段とを備え
る。
【0034】従って、請求項2に対応する発明のパルス
計測システムにおいては、パルス検出器の一次巻線に設
けた可変抵抗の抵抗値を調整することにより、それぞれ
のリアクトルに流れる電流の大きさを相対的に変化させ
ることができる。この場合、具体的な調整時の作業とし
ては、パルス信号線に既定値以下の電流を流し、出力の
直流電圧が比較基準電圧よりも小さい規定の値以下に調
整し、またパルス信号線に既定値以上の電流を流し、出
力の直流電圧が比較基準電圧よりも大きい規定の値以上
に可変抵抗30を調整することで、一次巻線に流れる電
流を調整し、磁化特性の異なる2個のリアクトルを使用
するパルス検出器として機能させることができる。これ
により、磁化特性のバラツキにより今まで調整できなか
った組合わせのリアクトルでも、一次巻線側に設けた可
変抵抗によつて2個一対のリアクトルとして組合わせる
ことができる。その結果、今まで磁化特性のバラツキの
大きなったリアクトルを救済することができ、検出器の
調整能率向上、ならびにコスト低減を図ることができ
る。
【0035】また、請求項3に対応する発明では、パル
ス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環状鉄心と
当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻線とから
なるリアクトルを2個一対で用いて構成され、過飽和リ
アクトルの原理を利用してパルス信号を検出するパルス
検出器と、パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧
信号を入力する発信器と、一次巻線への電圧信号の入力
によって二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信回
路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、それぞ
れのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直列に接続
し、直列接続された一次巻線回路に、2個の可変抵抗を
互いに直列に接続してなる回路を並列に接続し、かつそ
れぞれの可変抵抗の抵抗調整点どうしを、直列接続され
た一次巻線回路の接続点に接続してなり、一次巻線に流
れる電流を調整するリアクトル一次側電流調整手段とを
備える。
【0036】従って、請求項3に対応する発明のパルス
計測システムにおいては、パルス検出器の一次巻線に設
けた2個の可変抵抗の抵抗値を調整することにより、前
記請求項2に対応する発明の場合と同様に、一次巻線に
流れる電流を調整することができ、同様の作用を奏す
る。これにより、前記請求項2に対応する発明の場合と
同様に、磁化特性の異なる2個のリアクトルを使用する
パルス検出器として機能させることができ、磁化特性の
バラツキにより今まで調整できなかった組合わせのリア
クトルでも、一次巻線側に設けた可変抵抗によつて2個
一対のリアクトルとして組合わせることができる。その
結果、今まで磁化特性のバラツキの大きなったリアクト
ルを救済することができ、検出器の調整能率向上、なら
びにコスト低減を図ることができる。
【0037】さらに、請求項4に対応する発明では、パ
ルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環状鉄心
と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻線とか
らなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、過飽和
リアクトルの原理を利用してパルス信号を検出するパル
ス検出器と、パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電
圧信号を入力する発信器と、一次巻線への電圧信号の入
力によって二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、それ
ぞれのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直列に接続
し、直列接続された一次巻線回路に、可変抵抗の両端に
2個の固定抵抗をそれぞれ互いに直列に接続してなる回
路を並列に接続し、かつ可変抵抗の抵抗調整点を、直列
接続された一次巻線回路の接続点に接続してなり、一次
巻線に流れる電流を調整するリアクトル一次側電流調整
手段とを備える。
【0038】従って、請求項4に対応する発明のパルス
計測システムにおいては、パルス検出器の一次巻線に設
けた可変抵抗の抵抗値を調整することにより、前記請求
項2に対応する発明の場合と同様に、一次巻線に流れる
電流を調整することができ、同様の作用を奏する。これ
により、前記請求項2に対応する発明の場合と同様に、
磁化特性の異なる2個のリアクトルを使用するパルス検
出器として機能させることができ、磁化特性のバラツキ
により今まで調整できなかった組合わせのリアクトルで
も、一次巻線側に設けた可変抵抗によつて2個一対のリ
アクトルとして組合わせることができる。その結果、今
まで磁化特性のバラツキの大きなったリアクトルを救済
することができ、検出器の調整能率向上、ならびにコス
ト低減を図ることができる。さらに、可変抵抗の大きさ
や容量によつては、可変抵抗のみで調整できない場合
に、両端に設けた固定抵抗31によって可変抵抗30の
補助の機能を持たせることができ、前記請求項2に対応
する発明の場合と同様の作用を奏する。
【0039】以上により、パルス検出器あるいはパルス
変換器の電力需要家への個別供給が可能となり、電力需
要家の要求を満足することができるようになる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0041】図1は、本実施の形態によるパルス計測シ
ステムを構成するパルス検出器5およびパルス変換器6
の構成例を示す概要図であり、図6と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0042】なお、図1では、説明の便宜上、リアクト
ルを1個として示している。
【0043】すなわち、本実施の形態のパルス計測シス
テムは、図1に示すように、前記図6におけるパルス検
出器5の一次巻線10側に、一次巻線10に流れる電流
を調整(制限)するリアクトル一次側電流調整装置24
を設けた構成としている。
【0044】次に、本実施の形態のパルス計測システム
の作用について、図2乃至図4に示す原理図を用いて説
明する。
【0045】発信器13から出力される所定周波数f
(Hz)の正弦波電圧18を一定にしておき、環状鉄心
9の個体差による鉄心磁化特性17に合わせて、パルス
検出器5の一次巻線10に流れる電流を調整することに
より、所定周波数f(Hz)の正弦波電圧18を増減さ
せて、環状鉄心9が飽和する少し手前まで励振させる。
【0046】パルス信号線3にパルス信号4による電流
が流れると、図3に示すように、二次巻線11には、常
に同じ量の周波数2f成分を含む歪んだ電圧(二次側)
20が発生することになる。
【0047】すなわち、パルス検出器5の一次巻線10
側に設けたリアクトルー次側電流調整装置24によっ
て、一次巻線10に流れる電流を調整(制限)すること
により、個体差のある鉄心磁化特性17の異なるリアク
トル12を使用するパルス検出器5を、その個体の鉄心
磁化特性17に合わせて個々に調整することができる。
【0048】これにより、あるーつのパルス変換器6と
組み合わせてパルス検出器5のリアクトル一次側電流調
整装置24を調整することにより、他のパルス変換器6
と組み合わせて使用しても、再調整を行なうことなく使
用することが可能となる。
【0049】よって、パルス検出器5あるいはパルス変
換器6の電力需要家への個別供給が可能となり、電力需
要家の要求を満足することができるようになる。
【0050】上述したように、本実施の形態のパルス計
測システムでは、2個一対で組合わせて使用するリアク
トル12の異なる磁化特性の組合わせを可能として、パ
ルス検出器5あるいはパルス変換器6のいずれか一方の
みを個別に供給して、電力需要家の要求を満足すること
が可能となる。
【0051】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照して説明する。
【0052】(第1の実施例)図5は、本実施の形態に
よるパルス計測システムを構成するパルス検出器5およ
びパルス変換器6の構成例を示す概要図であり、図1と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。
【0053】なお、図5では、説明の便宜上、リアクト
ルを2個一対として示している。また、二次側電圧調整
装置23については、その図示を省略している。
【0054】すなわち、本実施の形態のパルス計測シス
テムは、図5に示すように、前記リアクトル一次側電流
調整装置24を、それぞれのリアクトル12a,12b
の一次巻線10a,10bどうしを互いに直列に接続
し、この直列接続された一次巻線回路に可変抵抗30を
並列に接続し、かつこの可変抵抗30の抵抗調整点を、
直列接続された一次巻線回路の接続点に接続して構成し
ている。
【0055】次に、本実施例のパルス計測システムにお
いては、発信器13から出力される周波数f(Hz)の
正弦波電圧18を一定にしておき、2個の環状鉄心9の
一次側に可変抵抗30を接続して、環状鉄心9に流れる
電流を調整する。
【0056】この場合、具体的な調整方法は、パルス信
号線3に電流を流さない時にあるレベル以下になるよう
に、これは周波数f(Hz)の正弦波電圧18を増減さ
せて環状鉄心9が飽和する少し手前まで励振させること
を意味する。
【0057】また、規定の電流を流した場合にある値の
出力が選られるように、可変抵抗30の抵抗値を変化さ
せ、前記図13に示したように二次巻線11には、常に
同じ量の2f成分を含む歪んだ電圧(二次側)20が発
生することになり、調整することができる。
【0058】このようにして、パルス検出器5の一次巻
線10a,10bに設けた可変抵抗30を調整すること
により、それぞれのリアクトル12a,12bの一次巻
線10a,10bに流れる電流の大きさを相対的に変化
させることができる。
【0059】このことにより、具体的に調整時の作業と
しては、パルス信号線3に既定値以下の電流を流し、出
力の直流電圧が比較基準電圧よりも小さい規定の値以下
に調整し、またパルス信号線3に既定値以上の電流を流
し、出力の直流電圧が比較基準電圧よりも大きい規定の
値以上に可変抵抗30を調整することで、一次巻線10
a,10bに流れる電流を調整し、磁化特性17の異な
るリアクトル12a,12bを使用するパルス検出器5
として機能させることができる。
【0060】以上により、磁化特性のバラツキにより今
まで調整できなかった組合わせのリアクトルでも、一次
巻線10a,10b側に設けた可変抵抗30によって、
2個ペアのリアクトル12a,12bとして組合わせる
ことができる。
【0061】これにより、今まで磁化特性のバラツキの
大きかったリアクトルを救済することができ、検出器の
調整能率向上、ならびにコスト低減につながなる。
【0062】(第2の実施例)図6は、本実施の形態に
よるパルス計測システムを構成するパルス検出器5およ
びパルス変換器6の構成例を示す概要図であり、図1と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。
【0063】なお、図6では、説明の便宜上、リアクト
ルを2個一対として示している。また、二次側電圧調整
装置23については、その図示を省略している。
【0064】すなわち、本実施の形態のパルス計測シス
テムは、図6に示すように、前記リアクトル一次側電流
調整装置24を、それぞれのリアクトル12a,12b
の一次巻線10a,10bどうしを互いに直列に接続
し、この直列接続された一次巻線回路に、2個の可変抵
抗30a,30bを互いに直列に接続してなる回路を並
列に接続し、かつそれぞれの可変抵抗30a,30bの
抵抗調整点どうしを、直列接続された一次巻線回路の接
続点に接続して構成している。
【0065】次に、本実施例のパルス計測システムにお
いては、パルス検出器5の一次巻線10a,10bに設
けた可変抵抗30a,30bの抵抗値を調整することに
より、前述した第1の実施例の場合と同様に作用して、
一次巻線10a,10bに流れる電流を調整することが
できる。
【0066】以上により、前述した第1の実施例の場合
と同様に、磁化特性のバラツキにより今まで調整できな
かった組合わせのリアクトルでも、一次巻線10a,1
0b側に設けた可変抵抗30によって、2個ペアのリア
クトル12a,12bとして組合わせることができる。
【0067】これにより、今まで磁化特性のバラツキの
大きかったリアクトルを救済することができ、検出器の
調整能率向上、ならびにコスト低減につながなる。
【0068】(第3の実施例)図7は、本実施の形態に
よるパルス計測システムを構成するパルス検出器5およ
びパルス変換器6の構成例を示す概要図であり、図1と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。
【0069】なお、図7では、説明の便宜上、リアクト
ルを2個一対として示している。また、二次側電圧調整
装置23については、その図示を省略している。
【0070】すなわち、本実施の形態のパルス計測シス
テムは、図7に示すように、前記リアクトル一次側電流
調整装置24を、それぞれのリアクトル12a,12b
の一次巻線10a,10bどうしを互いに直列に接続
し、この直列接続された一次巻線回路に、可変抵抗30
の両端に同じ抵抗値を有する2個の固定抵抗31をそれ
ぞれ互いに直列に接続してなる回路を並列に接続し、か
つ可変抵抗30の抵抗調整点を、直列接続された一次巻
線回路の接続点に接続して構成している。
【0071】次に、本実施例のパルス計測システムにお
いては、パルス検出器5の一次巻線10a,10bに設
けた可変抵抗30の抵抗値を調整することにより、前述
した第1の実施例の場合と同様に作用して、一次巻線1
0a,10bに流れる電流を調整することができる。
【0072】特に、本実施例では、可変抵抗30の大き
さや容量によつては、可変抵抗30のみで調整できない
場合に、両端に設けた固定抵抗31によって可変抵抗3
0の補助の機能を持たせることができ、前述した第1の
実施例の場合と同様に作用する。
【0073】以上により、前述した第1の実施例の場合
と同様に、磁化特性のバラツキにより今まで調整できな
かった組合わせのリアクトルでも、一次巻線10a,1
0b側に設けた可変抵抗30によって、2個ペアのリア
クトル12a,12bとして組合わせることができる。
【0074】これにより、今まで磁化特性のバラツキの
大きかったリアクトルを救済することができ、検出器の
調整能率向上、ならびにコスト低減につながなる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパルス計
測システムによれば、2個一対で組合わせて使用するリ
アクトルの異なる磁化特性の組合わせを可能として、パ
ルス検出器あるいはパルス変換器のいずれか一方のみを
個別に供給して、電力需要家の要求を満足することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパルス計測システムの一実施の形
態を示す概要図。
【図2】同実施の形態のパルス計測システムにおける作
用を説明するための原理図。
【図3】同実施の形態のパルス計測システムにおける作
用を説明するための原理図。
【図4】同実施の形態のパルス計測システムにおける作
用を説明するための原理図。
【図5】本発明によるパルス計測システムの第1の実施
例を示す概要図。
【図6】本発明によるパルス計測システムの第2の実施
例を示す概要図。
【図7】本発明によるパルス計測システムの第2の実施
例を示す概要図。
【図8】パルス計測システムの基本的な構成例を示すブ
ロック図。
【図9】従来のパルス検出器およびパルス変換器の構成
例を示す概要図。
【図10】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【図11】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【図12】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【図13】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【図14】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【図15】過飽和リアクトル方式の原理を示す図。
【符号の説明】
1…取引用電力量計、 2…受量器、 3…パルス信号線、 4…パルス信号、 5…パルス検出器、 6…パルス変換器、 7…管理用パルス信号、 8…デマンド管理装置、 9…環状鉄心、 10,10a,10b…一次巻線、 11…二次巻線、 12,12a,12b…リアクトル、 13…発信器、 14…受信回路、 15…分周回路、 16…出力回路(本体)、 23…二次側電圧調整装置、 24…リアクトル一次側電流調整装置、 30,30a,30b…可変抵抗、 31…固定抵抗。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力量計から発信される使用電力量に比
    例したパルス信号を外部に取り出して間接的に検出する
    パルス計測システムにおいて、 前記パルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環
    状鉄心と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻
    線とからなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、
    過飽和リアクトルの原理を利用して前記パルス信号を検
    出するパルス検出器と、 前記パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧信号を
    入力する発信器と、前記一次巻線への電圧信号の入力に
    よって前記二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
    回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、 前記パルス検出器の二次巻線側に設けられ、当該二次巻
    線に発生する電圧信号を調整する二次側電圧調整手段
    と、 前記パルス検出器の一次巻線側に設けられ、当該一次巻
    線に流れる電流を調整するリアクトル一次側電流調整手
    段と、 を備えて成ることを特徴とするパルス計測システム。
  2. 【請求項2】 電力量計から発信される使用電力量に比
    例したパルス信号を外部に取り出して間接的に検出する
    パルス計測システムにおいて、 前記パルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環
    状鉄心と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻
    線とからなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、
    過飽和リアクトルの原理を利用して前記パルス信号を検
    出するパルス検出器と、 前記パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧信号を
    入力する発信器と、前記一次巻線への電圧信号の入力に
    よって前記二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
    回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、 前記それぞれのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直
    列に接続し、前記直列接続された一次巻線回路に可変抵
    抗を並列に接続し、かつ前記可変抵抗の抵抗調整点を、
    前記直列接続された一次巻線回路の接続点に接続してな
    り、前記一次巻線に流れる電流を調整するリアクトル一
    次側電流調整手段と、 を備えて成ることを特徴とするパルス計測システム。
  3. 【請求項3】 電力量計から発信される使用電力量に比
    例したパルス信号を外部に取り出して間接的に検出する
    パルス計測システムにおいて、 前記パルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環
    状鉄心と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻
    線とからなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、
    過飽和リアクトルの原理を利用して前記パルス信号を検
    出するパルス検出器と、 前記パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧信号を
    入力する発信器と、前記一次巻線への電圧信号の入力に
    よって前記二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
    回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、 前記それぞれのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直
    列に接続し、前記直列接続された一次巻線回路に、2個
    の可変抵抗を互いに直列に接続してなる回路を並列に接
    続し、かつ前記それぞれの可変抵抗の抵抗調整点どうし
    を、前記直列接続された一次巻線回路の接続点に接続し
    てなり、前記一次巻線に流れる電流を調整するリアクト
    ル一次側電流調整手段と、 を備えて成ることを特徴とするパルス計測システム。
  4. 【請求項4】 電力量計から発信される使用電力量に比
    例したパルス信号を外部に取り出して間接的に検出する
    パルス計測システムにおいて、 前記パルス信号が通るパルス信号線に貫通して設けた環
    状鉄心と当該環状鉄心に巻装した一次巻線および二次巻
    線とからなるリアクトルを2個一対で用いて構成され、
    過飽和リアクトルの原理を利用して前記パルス信号を検
    出するパルス検出器と、 前記パルス検出器の一次巻線に所定周波数の電圧信号を
    入力する発信器と、前記一次巻線への電圧信号の入力に
    よって前記二次巻線に発生する電圧信号を入力する受信
    回路とから少なくとも構成されるパルス変換器と、 前記それぞれのリアクトルの一次巻線どうしを互いに直
    列に接続し、前記直列接続された一次巻線回路に、可変
    抵抗の両端に2個の固定抵抗をそれぞれ互いに直列に接
    続してなる回路を並列に接続し、かつ前記可変抵抗の抵
    抗調整点を、前記直列接続された一次巻線回路の接続点
    に接続してなり、前記一次巻線に流れる電流を調整する
    リアクトル一次側電流調整手段と、 を備えて成ることを特徴とするパルス計測システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010489A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toshiba Corp パルス検出ユニット及びパルス検出装置
KR101386014B1 (ko) 2012-10-16 2014-04-16 한국전기연구원 무유도 저항을 이용한 고주파 고전압 펄스 측정기

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