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JP2000318714A - 連続充填包装システムにおける容器間欠排出装置 - Google Patents

連続充填包装システムにおける容器間欠排出装置

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Publication number
JP2000318714A
JP2000318714A JP2000036278A JP2000036278A JP2000318714A JP 2000318714 A JP2000318714 A JP 2000318714A JP 2000036278 A JP2000036278 A JP 2000036278A JP 2000036278 A JP2000036278 A JP 2000036278A JP 2000318714 A JP2000318714 A JP 2000318714A
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JP
Japan
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actual
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container
retainer
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Withdrawn
Application number
JP2000036278A
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English (en)
Inventor
Shoji Tsutsui
昭二 筒井
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Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Jidoki Co Ltd filed Critical Toyo Jidoki Co Ltd
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Priority to EP00105118A priority patent/EP1035024A1/en
Priority to US09/523,855 priority patent/US6419076B1/en
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    • B65B43/52Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation using roller-ways or endless conveyors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リテーナ式連続充填包装システムにおいて、
一定速度で連続的に送られてきたリテーナから実袋W
を抜取り、その実袋を複数列の間欠移動に変換して排出
する袋排出装置。 【解決手段】 等間隔に配置された多数の実袋保持部材
(図では実袋Wを示す)が一対の平行部をもつ環状軌
道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の袋入
り側Cにおいて一定速度で連続的に移動し、かつ袋出側
Dにおいて前記実袋保持部材の取付間隔の整数倍の距離
ずつ間欠的に移動する実袋保持部材搬送装置25と、実
袋保持部材から排出された複数列の実袋Wを受け取
り、これを複数列のまま搬送する製品搬送コンベア9を
備える。袋入り側Cにおいて一定速度で連続搬送される
リテーナRから実袋を連続的に受け取り、袋出側Dにお
いて停止した実袋保持部材から実袋を複数列にして排出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器(例えば袋)
を高速で連続的に搬送しながら、その搬送途中で容器に
対し充填物の充填、開口部のシール等の包装諸操作を行
うようにした連続充填包装システムにおいて、一列で連
続的に送られてきた実容器(充填済みの容器)を複数列
の間欠移動に変換してシステム外に排出する容器間欠排
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリテーナ式充填包装システム(リ
テーナ内に容器を収容し、該リテーナを搬送しながらそ
の搬送途中でリテーナ内の容器に包装諸操作を行うも
の)では、例えば特開昭58−73501号公報又は特
開昭58−82801号公報に記載されているように、
単列コンベアにより搬送されてきた複数個のリテーナを
いったん停止、整列させ、この複数個を単位とするリテ
ーナ群をプッシャにより間欠的に前進させて間欠駆動さ
れる多列コンベア上に移送し、該多列コンベア上で該リ
テーナ群に同時に空袋(空の袋)を挿入し、さらに各空
袋の袋口を開口した後、該多列コンベア上からリテーナ
群を同時に単列コンベア上に押し出すようにしている。
この単列コンベアに押し出されたリテーナは連続的に搬
送され、それぞれロータリー型の充填装置、シール装置
及び冷却シール装置により包装諸操作を連続的に受け、
再び単列コンベアから複数個を単位とするリテーナ群と
して間欠駆動される多列コンベア上に押し出され、該多
列コンベア上で冷却操作を受ける。また、リテーナから
実袋(充填済みの袋)を抜き出す排出作業は、この多列
コンベアの終端付近で行われ、空になったリテーナ群は
再び単列コンベアに押し出されるようになっている。
【0003】このリテーナ式充填包装システムでは、複
数個のリテーナへ同時に空袋を供給し、あるいは複数個
のリテーナから同時に実袋を抜き取るようにして袋の供
給及び排出効率を上げ、他の高速で連続稼働可能な装置
(充填装置、シール装置等)との処理の継続性を保ち生
産性を向上させている。しかし、連続搬送されるリテー
ナをいったん停止させ、続いて複数個まとめてプッシャ
ーで押し出すという間欠操作自体の高速化には限界があ
るため、さらに袋の供給及び排出の効率を上げようとす
れば、一群として扱うリテーナの数を増やすしかない。
ところが、一群として扱うリテーナの数が多くなり多列
コンベアの幅が大きくなると、多列コンベア上のリテー
ナへの袋の挿入手段あるいはリテーナからの袋の抜取り
手段の設置が難しくなり、特に多列コンベアの中心付近
に位置する挿入手段に対しては、空袋の補充やメンテナ
ンスも難しくなるという問題がある。また、連続搬送さ
れるリテーナをいったん停止させ、続いて複数個まとめ
てプッシャーで押し出すという間欠操作に起因して、リ
テーナ同士あるいはリテーナとプッシャーがぶつかり合
って大きい騒音が絶え間なく発生する。しかもこの騒音
は上記の操作を高速化するほど大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リテーナ式充填包装シ
ステムにおいて、ロータリー型充填装置やシール装置に
ついては一層の高速稼働が可能であるが、上記のように
リテーナへの袋の供給及びリテーナからの袋の排出作業
においてはその間欠操作がネックとなって、リテーナ式
充填包装システム全体の生産効率の向上が制限されてい
る。なお、袋のリテーナからの排出を単列コンベア上で
連続的に行うことも不可能ではないが、高速運転する
と、排出コンベア上を一列に、一列当りの処理能力を上
回る大量の袋が搬送されることになり、箱詰め等の後工
程に支障が起こる。さらに、他の高速で連続稼働可能な
装置を有する充填包装システム、例えばスパウト付き袋
充填包装システムでも、袋へのスパウトの挿入、袋口の
シール、スパウト取り付け後の袋への液充填、キャッピ
ング等についてはロータリー型装置による高速での連続
包装処理が可能であるが、やはり袋の供給の間欠操作が
ネックとなり、スパウト付き袋充填包装システム全体の
生産効率の向上が制限されている。また、排出について
は、リテーナ式充填包装システムとほぼ同様の問題が起
こる。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、容器の連続充填包装システムにおいて、実
容器の排出作業を高速化し、システム全体の高速運転を
可能として生産効率を向上することを目的とする。ま
た、本発明は、特にリテーナ式において、一列で連続的
に送られてきたリテーナを停止させることなく該リテー
ナから連続的に実容器を取り出し、実容器のみ複数列の
間欠移動に変換してシステム外に排出する排出装置を得
ることを目的とする。さらに、連続的に送られてきた実
容器を複数列に変換して排出することにより、一列当り
に搬送される袋の数が後工程の処理能力を上回ることの
ないようにすることも本発明の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続充填包装
システムにおいて、一列で連続的に送られてきた実容器
を複数列の間欠移動に変換して排出するもので、等間隔
に配置された多数の容器保持部材が一対の平行部をもつ
環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部
の一方側において一定速度で連続的に移動し、前記平行
部の他方側において前記容器保持部材の取付間隔の整数
倍の距離ずつ間欠的に移動する容器保持部材搬送装置を
備え、前記平行部の一方側において連続移動する容器保
持部材で実容器を連続的に受け取り、前記平行部の他方
側において停止した容器保持部材から実容器を複数列で
排出するようにした容器間欠排出装置である。上記環状
軌道の平行部の他方側に、容器保持部材から排出された
複数列の実袋を受け取り、これを複数列のまま搬送する
製品搬送装置を設置することができる。上記容器保持部
材搬送装置は、例えば、等間隔に配置された多数の容器
把持部材を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向
に回転搬送する回転搬送機構と、該回転搬送機構全体を
前記平行部に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構
を備え、前記回転搬送機構と往復駆動機構はそれぞれ独
立した駆動源を備える。この場合、前記容器保持部材は
前記回転搬送と往復動が合成された移動速度を有する。
【0007】前記連続充填包装システムがリテーナ式の
場合、前記平行部の一方側に沿って実容器を収容した多
数のリテーナを前記容器保持部材の間隔と同じ間隔でか
つ容器保持部材の移動速度と同速で連続搬送するリテー
ナ搬送装置を設置し、連続移動する前記リテーナ内に収
容された実容器を容器保持部材で受け取るようにすると
よい。その場合、前記容器保持部材を環状軌道に沿って
移動するあいだ所定のタイミングで昇降させ、前記平行
部の一方側で下降してリテーナ内に収容された実袋を把
持し、続いて上昇することでリテーナから実袋を抜き取
るようにすることができる。
【0008】また、前記容器間欠排出装置の一部とし
て、前記平行部の一方側に、等間隔に配置された多数の
受渡し手段が一対の平行部をもつ定位置環状軌道に沿っ
て一定速度で連続的に移動するループ型受渡し装置を設
置してもよい。該ループ型受渡し装置は、その定位置環
状軌道の平行部の一方側において、連続移動する受渡し
手段で実容器を連続的に受け取り、その平行部の他方側
において連続移動する前記容器保持部材に連続的に供給
するものである。つまり、この場合、前記容器保持部材
搬送装置は、前記ループ型受渡し装置を介して実容器を
連続的に受け取り、かつ複数列で間欠的に排出すること
になる。いうまでもなく、前記受渡し手段の取り付け間
隔及び移動速度は前記容器保持部材と一致させておく。
この容器間欠排出装置を備えた連続充填包装システムが
リテーナ式の場合、前記ループ型受渡し装置の定位置環
状軌道の平行部の一方側に沿って実容器を収容した多数
のリテーナを前記受渡し手段の間隔と同じ間隔でかつ受
渡し手段の移動速度と同速で搬送するリテーナ搬送装置
を設置し、連続移動する前記リテーナ内に収容された実
容器を受渡し手段で受け取るようにするとよい。その場
合、前記受渡し手段を定位置環状軌道に沿って移動する
あいだ所定のタイミングで昇降させ、前記平行部の一方
側で下降してリテーナ内に収容された実袋を把持し、続
いて上昇することでリテーナから実袋を抜き取るように
することができる。
【0009】さらに、前記容器間欠排出装置の一部とし
て、前記平行部の一方側に、等間隔に配置された多数の
受渡し手段を有するロータリー型受渡し装置を設置して
もよい。該ロータリー型受渡し装置は、連続回転する受
渡し手段で前工程の装置のローターから実容器を連続的
に受け取り、続いて前記容器保持部材に連続的に供給す
るものである。つまり、この場合、前記容器保持部材搬
送装置は、前記ロータリー型受渡し装置を介して実容器
を連続的に受け取り、かつ複数列で間欠的に排出するこ
とになる。いうまでもなく、前記受渡し手段の取り付け
間隔及び回転移動速度は前記容器保持部材と一致させて
おく。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図30を参照して、
本発明を詳細に説明する。図1〜図21は本発明をリテ
ーナ式連続充填包装システムに適用した例であり、図1
はそのリテーナ式連続充填包装システムの概略を示す平
面図である。このリテーナ式連続充填包装システムで
は、リテーナはループ状に形成された搬送経路をコンベ
アにより搬送され、該搬送経路に沿って配置された複数
個のロータリー型の処理装置により各充填包装処理を受
ける。
【0011】主搬送経路(実線矢印で示す経路)1に沿
って設置されているのは、一定速度でリテーナを搬送す
るリテーナ搬送装置22、そのリテーナに空袋を連続的
に供給する袋連続供給装置2、袋口の開口装置3、液状
物予備充填装置4、固形物充填装置5、液状物充填装置
6、スチーム脱気装置7、シール装置8、一定速度で搬
送されるリテーナ内の実袋を抜き取り製品搬送コンベア
9上に間欠的に排出する容器排出装置10である。ま
た、不良リテーナ排出経路(破線矢印で示す経路)11
に沿って不良袋排出装置12が設置され、洗浄経路(仮
想線で示す経路)13に沿ってリテーナ洗浄装置14及
び乾燥装置15が設置されている。なお、洗浄経路13
は通常は閉鎖しておき、リテーナが汚れてきた場合に開
通させる。
【0012】始めに主搬送経路1に沿って設置された各
装置について説明すると、空のリテーナR(図14
(a)に例示)は袋連続供給装置2(後ほど詳細に説
明)により空袋の供給を受け、その挿入溝Rbに空袋W
を挿入され(図14(b)参照)、開口装置3に搬送さ
れる。開口装置3はロータリー型開口装置であり、周囲
に複数個の開口手段を等間隔に配置した処理ローター
(開口ローター)16を備え、挿入溝Rbに空袋Wが挿
入されたリテーナRが導入されると、一回転する間に前
記開口手段がその空袋Wの袋口を両側から真空吸引して
開口し(図14(b)→(c))、次の工程に送り出
す。処理ローター16へのリテーナRの導入は、同期回
転するタイミングスクリュー17とスターホイール18
aを介して行われ、次工程へのリテーナRの送り出しも
スターホイール18bとタイミングスクリュー19を介
して行われる。
【0013】以下、液状物予備充填装置4、固形物充填
装置5、液状物充填装置6、スチーム脱気装置7、シー
ル装置8も全てロータリー型であり、各々の充填包装処
理を行う処理ローターを備え、リテーナRの導入及び送
り出しはいずれもスターホイールとタイミングスクリュ
ーにより行われる。そして、液状物予備充填装置4で袋
に液状物が予備充填され、固形物充填装置5で固形物が
充填され、液状物充填装置6でさらに液状物が充填され
る。このとき、固形物より先に液状物の予備充填を行う
のは、固形物充填により袋の底に空気溜りができるのを
予め防止するためである。続いて、スチーム脱気装置7
ではスチームを吹き込んで袋内の空気を排除した後、直
ちに袋口を仮シールし、シール装置8では2度のシール
と冷却シール(シール部分の冷却)が行われる。排出装
置10では、搬送されてきたリテーナRからシール済み
の実袋を連続的に抜き取り、製品搬送コンベア9上へ間
欠的に複数列の整列状態で排出する。また、排出装置1
0から送り出された空のリテーナRは主搬送経路1上を
袋連続供給装置2に向けて搬送される。
【0014】不良リテーナ排出経路11は、主搬送経路
1から固形物充填装置5の下流側で分岐し、袋連続供給
装置2の上流側で再び合流する経路である。図示しない
不良リテーナ排出手段が、袋が挿入されていない空のリ
テーナや不良袋(開口されなかった袋、リテーナ内で位
置ずれを起こしている袋、計量不足の袋、シール部分に
液が付着した袋など、正常な包装処理を阻害する要因を
もつ袋)が挿入されたリテーナを主搬送経路1から排除
してこの不良リテーナ排出経路11に送り出し、不良袋
排出装置12により不良袋が挿入されたリテーナから不
良袋を抜き出し、空のリテーナを再び主搬送経路1(1
a)に合流させる。洗浄経路13は、排出装置10の下
流側と袋連続供給装置2の上流側をつなぐ経路であり、
リテーナが汚れた場合に主搬送経路1(1a)に代えて
使用される。リテーナをリテーナ洗浄装置14で洗浄
し、乾燥装置15で乾燥した後、袋連続供給装置2の上
流側において主搬送経路1に送り出す。
【0015】次に袋連続供給装置2について詳細に説明
する。まず、図2は袋連続供給装置2及びリテーナ搬送
装置22の概念図である。袋連続供給装置2は、空袋保
持部材搬送装置21及び図示しない袋間欠供給装置から
なる。空袋保持部材搬送装置21は、無端状のコンベア
チェーンに等間隔に配置された多数の空袋保持部材(図
2では空袋保持部材の代わりに空袋Wを図示している)
を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に回転搬
送する回転搬送機構23(駆動は速度可変の駆動モータ
による)と、該回転搬送機構23全体を前記平行部
に沿って所定距離往復動させる往復駆動機構24(駆動
は速度可変の駆動モータMによる)を備える。袋間欠
供給装置は前記平行部の一方側(袋入り側A)に配置さ
れて、袋入り側Aを移動する複数の空袋保持部材に同時
に各1つずつ空袋Wを供給する。一方、リテーナ搬送装
置22は前記平行部の他方側(袋出側B)に配置され、
平行部に沿って多数のリテーナRを等間隔で連続的に一
定速度で搬送し、挿入装置が袋出側Bを移動する空袋保
持部材から空袋Wを取り出し、下方を搬送されるリテー
ナRに挿入する。なお、回転搬送機構23のコンベアチ
ェーン上の空袋保持部材の取付ピッチと、リテーナRの
搬送ピッチは等しく設定される。
【0016】空袋保持部材搬送装置21では、回転搬送
機構23が速度可変の駆動モータM により空袋保持部
材を回転搬送し、かつ回転搬送機構23全体が送り速度
可変の駆動モータMにより前記平行部に沿った方向に
所定距離往復動される。一方、リテーナ搬送装置22は
駆動モータMにより常に一定速度(V)で、前記環
状軌道のリテーナ側Bにおける搬送方向と同一方向にリ
テーナRを搬送する。駆動モータMによる空袋保持部
材の回転搬送速度及び駆動モータMによる回転搬送機
構23の往復動速度は、往動時(リテーナRの搬送方向
に動くときを往動とする・・・・図2では実線→仮想線の動
き)と復動時(仮想線→実線の動き)で異なる値に設定
され、その際、袋入り側Aにおいて往動時に駆動モータ
による空袋保持部材の回転搬送速度(U)と駆動
モータMによる回転搬送機構23の往動速度(U
が合成(相殺)されて、空袋保持部材の移動速度がゼロ
になり、また、袋出側Bにおいて往復動時の駆動モータ
による空袋保持部材の回転搬送速度(往動時U
復動時U)と駆動モータMによる回転搬送機構23
の往復動速度(往動時U、復動時U)が合成され
て、空袋保持部材の移動速度が常時リテーナRの搬送速
度と同一になるように設定されている。上記のように設
定することにより、袋入り側Aにおいて、回転搬送機構
23の往動時に図示しない袋間欠供給装置から移動速度
ゼロ(停止状態)の空袋保持部材に空袋Wを供給し、一
方、袋出側Bにおいて、リテーナRと同一の移動速度で
移動する空袋保持部材から空袋Wを排出し、リテーナR
に連続的に挿入することができる。なお、袋入り側Aに
おいて一度に複数個の空袋保持部材に空袋Wを供給する
ことにより、袋連続供給装置2の作業効率が向上する。
【0017】この袋連続供給装置2及びリテーナ搬送装
置22では、処理能力S(袋/分)、一度に供給される
袋数n(個)、リテーナRの搬送ピッチ(=空袋保持部
材の取付ピッチ)p(m)、及び回転搬送機構23の往
動時間(=袋入り側Aにおける空袋保持部材の間欠停止
時間)t(秒)の条件が設定されると、各駆動モータ
の駆動条件等を求めることができる。下記式は、図3に
示すように各駆動モータにおいて往動時の速度から復動
時の速度への切り替え(あるいは復動時の速度から往動
時の速度への切り替え)が即座に行われると仮定したと
きの計算例である。下記式において、各記号は下記の意
味をもつ。 t;回転搬送機構の復動時間(=袋入り側Aにおける
容器保持部材の間欠移動時間) M(m);回転搬送機構の往動距離(=復動距離) U(m/分);空袋保持部材の回転搬送速度(回転搬
送機構の往動時) U(m/分);空袋保持部材の回転搬送速度(回転搬
送機構の復動時) U(m/分);回転搬送機構の往動速度 U(m/分);回転搬送機構の復動速度 V(m/分);リテーナの搬送速度 V(m/分);袋出側Bにおける空袋保持部材の合成
された移動速度(回転搬送機構の往動時) V(m/分);袋出側Bにおける空袋保持部材の合成
された移動速度(回転搬送機構の復動時) V(m/分);袋入り側Aにおける空袋保持部材の合
成された移動速度(回転搬送機構の往動時) V(m/分);袋入り側Aにおける空袋保持部材の合
成された移動速度(回転搬送機構の復動時)
【0018】t=60×n/S−t M=(t×S×p/2)/60 U=S×p/2 U=S×p+(t×S×p/2)/(60×n/S
−t) U=S×p/2 U=(t×S×p/2)/(60×n/S−t) V=V=V=p×S V=0 V=60×n×p/(60×n/S−t
【0019】また、袋入り側Aにおいて空袋保持部材が
復動時に搬送される距離(回転搬送機構による搬送距離
と回転搬送機構の復動距離が合成された距離)をLとす
ると、Lは合成速度Vで復動時間(t/60)分の
あいだ進む距離ということができるから、次のように表
される。 L=V×t/60 この式に前記V、tを代入して計算すると、次のよ
うになる。 L=p×n つまり、回転搬送機構23の袋入り側Aでは、復動時間
の間に空袋保持部材がn個分ずつ搬送されることにな
り、一方、往動時間の間に空袋Wはn個ずつ供給される
のであるから、結局、全ての空袋保持部材に対して間欠
的に順次空袋Wの供給が行えることになり、空袋保持部
材が歯抜け状態(空袋がない状態)で搬送されることは
防止される。なお、以上の計算例では、各駆動モータの
速度の切り替えが即座に行われると仮定したが、実際の
装置では駆動モータの速度の切り替えは即座にはでき
ず、切換時にのみ加減速運転となるので、その点を考慮
した計算を行う必要がある。
【0020】次に、図4は本発明に係る排出装置10の
概念図である。この排出装置10はリテーナ搬送装置2
6の近傍に設置され、実袋保持部材搬送装置25(図示
しない実袋保持部材開放装置を含む)及び製品搬送コン
ベア9からなる。実袋保持部材搬送装置25は、無端状
のコンベアチェーンに等間隔に配置された多数の実袋保
持部材(図4では実袋保持部材の代わりに実袋Wを図
示している)を一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一
方向に回転搬送する回転搬送機構27(駆動は速度可変
の駆動モータMによる)と、その回転搬送に伴い該実
袋保持部材の昇降及び開閉を行う図示しない作動機構
(前記実袋保持部材開放装置を含む)と、回転搬送機構
27全体を前記平行部に沿って所定距離往復動させる速
度可変の往復駆動機構28(駆動は速度可変の駆動モー
タMによる)を備える。リテーナ搬送装置26が前記
平行部の一方側(袋入り側C)に配置されて、平行部に
沿って多数のリテーナRを等間隔で連続的に一定速度で
搬送し、実袋保持部材開放装置及び製品搬送コンベア9
はそれぞれ前記平行部の他方側(袋出側D)に配置され
る。そして、袋入り側Cを移動する実袋保持部材が各リ
テーナRから順次実袋Wを抜き取り、袋出側Dを移動
する実袋保持部材が実袋保持部材開放装置の作用を受け
て、実袋Wを製品搬送コンベア9上に排出する。な
お、回転搬送機構27のコンベアチェーン上の実袋保持
部材の取付ピッチと、リテーナRの搬送ピッチは等しく
設定されている。
【0021】実袋保持部材搬送装置25では、回転搬送
機構27が速度可変の駆動モータM により実袋保持部
材を回転搬送し、かつ回転搬送機構27全体が送り速度
可変の駆動モータMにより前記平行部に沿った方向に
所定距離往復動される。一方、リテーナ搬送装置26は
駆動モータMにより常に一定速度(V)で、前記環
状軌道の袋入り側Cにおける搬送方向と同一方向にリテ
ーナRを搬送する。駆動モータMによる実袋保持部材
の回転搬送速度及び駆動モータMによる回転搬送機構
27の往復動速度は、往動時(リテーナRの搬送方向に
動くときを往動とする・・・・図4では実線→仮想線の動
き)と復動時(仮想線→実線の動き)で異なる値に設定
され、その際、袋出側Dにおいて往動時に駆動モータM
による実袋保持部材の回転搬送速度(U)と駆動モ
ータMによる回転搬送機構27の往動速度(U)が
合成(相殺)されて、実袋保持部材の移動速度がゼロに
なり、また、袋入り側Cにおいて往復動時の駆動モータ
による実袋保持部材の回転搬送速度(往動時U
復動時U)と駆動モータMによる回転搬送機構27
の往復動速度(往動時U、復動時U)が合成され
て、その移動速度が常時リテーナRの搬送速度と同一に
なるように設定されている。
【0022】上記のように設定することにより、袋入り
側Cにおいて、リテーナRと同一の移動速度で移動する
実袋保持部材にリテーナRから実袋Wが連続的に供給
され、袋出側Dにおいて、回転搬送機構27の往動時に
合成速度ゼロ(停止状態)の前記実袋保持部材に実袋保
持部材開放装置が作用し製品搬送コンベア9上へ実袋W
が排出される。なお、袋出側Dにおいて一度に複数個
の実袋保持部材から実袋Wを排出することにより、排
出装置10の作業効率が向上するとともに、製品搬送コ
ンベア9上へ複数個整列した状態で実袋Wを排出でき
る利点がある。なお、この排出装置10における各駆動
装置の駆動条件等は前記袋連続供給装置2と同様に設定
すればよい。
【0023】次に、図5〜図14を参照して、前記袋連
続供給装置2をより具体的に説明する。この袋連続供給
装置2の一部である空袋保持部材搬送装置21は、図5
〜8に示すように、ベッド31の上に設置された往復駆
動機構24、該往復駆動機構24上に設置され多数の空
袋保持部材32を一対の平行部を有する環状軌道に沿っ
て回転搬送する回転搬送機構23からなる。往復駆動機
構24は、フレーム33、34の下面に設置されたスラ
イド部材35〜38、ベッド31上に固定されスライド
部材35〜38がその上を摺動自在であるレール39〜
42、ベッド31上に固定された軸受43、44とそれ
に回転自在に支持されたねじ棒45、それを回転駆動す
る速度可変の駆動モータ(サーボモータ)M、フレー
ム33の下面に固定されねじ棒45に螺合するナット部
材46、回転搬送機構23を支持する支持フレーム4
7、48からなり、駆動モータMを正逆駆動させるこ
とにより回転搬送機構23を左右に往復移動させること
ができる。
【0024】回転搬送機構23は、主フレーム49に回
転自在に支持された支軸51、52、該支軸51、52
に固定されたスプロケット53〜56、上側のスプロケ
ット53、55の間に掛け渡された上側コンベアチェー
ン57と下側のスプロケット54、56の間に掛け渡さ
れた下側コンベアチェーン58を備え、これらの上下コ
ンベアチェーン57、58には空袋保持部材32が取付
部材59を介して外向きに等間隔(ピッチ=p)で取り
付けられている。この空袋保持部材32は、図13に示
すように、前方側に開口する縦溝32aを有し、その縦
溝の中程に空袋Wが挿入される縦方向スリット32bが
形成されている。また、上下コンベアチェーン57、5
8は平行部においてそれぞれ主フレーム49上に設置さ
れたチェーンガイド61により両側をガイドされて走行
する。この回転搬送機構23は、回転速度可変の駆動モ
ータ(サーボモータ)Mを有し、その駆動力がギヤを
介して支軸51に伝達され、スプロケット53〜56を
介してコンベアチェーン57、58を回転させ、それに
より空袋保持部材32を前記環状軌道に沿って回転搬送
する。
【0025】そのほか、袋入り側Aから袋出側Bにかけ
ての主フレーム49の周囲には、空袋保持部材32の環
状軌道に沿って袋受け台62が設置されている。この袋
受け台62は、空袋保持部材32のスリット32bに収
容された空袋Wが途中で落下しないようにするためのも
ので、袋出側Bでは途中から落下を許容するための溝6
2aが形成され、その溝62aの下面には空袋Wを下方
を等速で搬送されるリテーナRの溝に案内する挿入ガイ
ド63が取り付けられている。なお、リテーナRは、例
えば図14に示すように、外壁に平行部Raを有し、内
部に空袋が挿入される溝Rbと開口時の袋の胴部を収容
する断面略円形の有底保持穴Rcを有する。
【0026】袋連続供給装置2の一部である袋間欠供給
装置65は、図9に示すように、例えば特開平8−33
7217号公報に記載されたと同様のコンベアマガジン
式袋供給装置を利用したものであり、空袋保持部材32
の環状軌道の外側に、袋口を前方下向きとし一部が重な
り合った状態で置かれた多数の空袋を連続的に搬送する
ベルトコンベア66、その左右に設置された空袋の両側
縁をガイドするガイド板67、ベルトコンベア66より
早い速度で回転し、該ベルトコンベア66で搬送される
先頭の空袋を後続の空袋から分離して前方に早送りする
早送りベルト68、その前方のストッパー69に当たっ
て停止した空袋Wを、先端に取り付けた吸盤により真空
吸引して所定距離持ち上げる吸着取出アーム71、及び
その空袋を先端に取り付けた吸盤により吸着し、上方に
回動してちょうど空袋保持部材32の真上にもっていく
吸着スイングアーム72等を備える。また、空袋保持部
材32の環状軌道の内側に、昇降軸73により昇降する
昇降アーム74が設置されている。この昇降アーム74
は先端に取り付けた吸盤により、吸着スイングアーム7
2が空袋保持部材32の真上位置にもたらした空袋Wを
受け取り、そのまま垂直に下降させて空袋保持部材32
のスリット32bに挿入する。袋入り側Aにはこの袋間
欠供給装置65が複数台(n台)並設され、同時にn個
の空袋保持部材32に空袋Wを供給できるようになって
いる。
【0027】また、リテーナ搬送装置22には、図10
〜12に示すように、袋挿入装置が一体化されている。
このリテーナ搬送装置22は、主としてベッド31の下
部に設置された駆動機構75、ベッド31の上に設置さ
れたリテーナ搬送兼袋挿入機構76、リテーナRを載置
して主搬送経路1上を搬送するリテーナ搬送コンベア7
7、リテーナ導入スクリュー78等からなる。
【0028】リテーナ搬送兼袋挿入機構76は、主フレ
ーム79に回転自在に支持された支軸81、82、該支
軸に固定されたスプロケット83〜86(84のみ図示
省略)、上側のスプロケット83、85の間に掛け渡さ
れた上側コンベアチェーン87と下側のスプロケット8
4、86の間に掛け渡された下側コンベアチェーン88
を備え、これらの上下コンベアチェーン87、88には
昇降部材ガイド軸89が取付部材91を介して外向きに
等間隔(ピッチ=p)で取り付けられている。上下コン
ベアチェーン87、88は平行部においてそれぞれ主フ
レーム79上に設置されたチェーンガイド92により両
側をガイドされて走行する。昇降部材ガイド軸89には
昇降部材93が摺動自在に取り付けられ、該昇降部材9
3には空袋挿入ピン94が外向きに、カムフォロワ(ロ
ーラ)95が内向きに取り付けられている。また、昇降
部材ガイド軸89の下端にはリテーナ間隔保持部材96
及び板ばね97が取り付けられている。
【0029】ここで、このリテーナ搬送装置22の駆動
機構75について述べると、この駆動機構75は駆動モ
ータ(サーボモータ)Mを有し、その駆動モータM
の駆動力がベルト、プーリー、減速機98、歯車等を介
して支軸82に伝達され、スプロケット83〜86を介
してコンベアチェーン87、88を回転させ、それによ
り前記昇降部材ガイド軸89が一対の平行部を有する環
状軌道に沿って回転搬送される。また、駆動モータM
の駆動力は、ベルト、プーリー、伝導軸99等を介して
リテーナ導入スクリュー78に伝達される。
【0030】リテーナ搬送兼袋挿入機構76では、さら
に、昇降部材ガイド軸89の前記環状軌道の両平行部に
沿って昇降部材昇降用カム101、102が傾斜して設
置され、そこを前記カムフォロワ95が走行するように
なっている。また、リテーナ導入側に位置する支軸81
には、前記昇降部材昇降用カム101、102の上端に
連なる高さにカムプレート103が取り付けられ、カム
フォロワ95がその上に乗るようになっている。そし
て、駆動モータMによりコンベアチェーン87、88
が回転して昇降部材ガイド軸89が一定速度で回転移動
すると、カムフォロワ95が昇降部材昇降用カム10
1、102に沿って移動するため、前記平行部のリテー
ナ側Eにおいて昇降部材93はしだいに下降し、反対側
の平行部Fにおいてしだいに上昇する。この昇降高さ
は、昇降部材93に取り付けられた空袋挿入ピン94
が、リテーナ側Eの上昇端においてその先端が空袋保持
部材32に保持された空袋Wの直上に位置し、下降端に
おいて空袋Wを空袋保持部材32から抜き出して下方の
リテーナRに挿入できるように設定されている。
【0031】また、このリテーナ搬送兼袋挿入機構76
は、リテーナ搬送コンベア77に載置され搬送されてき
たリテーナRを一定の搬送速度(V)及び間隔(p)
で、リテーナ側Bにある空袋保持部材32の真下を搬送
させる役割をもつ。つまり、リテーナ搬送コンベア77
上のリテーナRの搬送速度及び間隔は、まずリテーナ導
入スクリュー78により調整され、続いて昇降部材ガイ
ド軸89とともに一定速度で移動するリテーナ間隔保持
部材96により一定の搬送速度(V)及び間隔(p)
に調整される。また、リテーナRは搬送中、板ばね97
により平行面Raをリテーナ搬送用ガイド104に押し
付けられる。これにより、搬送されるリテーナRの袋挿
入溝Rbと空袋保持部材32の縦方向スリット32bの
位置が上下で確実に揃うように位置決めされる。
【0032】以上説明した袋連続供給装置及びリテーナ
搬送装置全体の動作について再び簡単に説明する。空袋
保持部材搬送装置21は、先に図2を用いて説明したよ
うに作動し、空袋保持部材32は袋入り側Aにおいて回
転搬送機構23の往動時に移動速度ゼロ(停止状態)と
なり、その間に袋間欠供給装置65が複数個(n個)の
空袋保持部材32のスリット32bに空袋Wを挿入す
る。続いて、その空袋Wは下端を袋受け台62に支えら
れた状態で、回転搬送機構23により空袋保持部材32
とともに移動する。一方、袋出側Bでは空袋保持部材3
2は常に一定速度(V)で移動し、また、その下方で
はリテーナRが、リテーナ搬送装置22により空袋保持
部材32と同一の搬送速度(V)、同一の搬送ピッチ
(p)で、かつ空袋保持部材32と上下方向に揃った状
態で搬送されている。袋出側Bにおいて空袋保持部材3
2が袋受け台62の溝62aの位置にきたとき、リテー
ナ搬送装置22では空袋挿入ピン94が下降をはじめ、
空袋保持部材32のスリット32bに収容された空袋W
を上から押えて下方に抜き出し、挿入ガイド63を通し
て下方を搬送されるリテーナRの溝Rbに挿入する。
【0033】次に、図15〜図17を参照して、本発明
に関係する排出装置10をより具体的に説明する。この
排出装置10の一部である実袋把持部材搬送装置25
は、図15〜17に示すように、ベッド31の上に設置
された往復駆動機構28、該往復駆動機構28上に設置
され多数の実袋保持部材106を一対の平行部を有する
環状軌道に沿って回転搬送する回転搬送機構27、及び
その回転搬送に伴い実袋保持部材106の昇降及び開閉
を行う作動機構105からなる。往復駆動機構28は先
に図6〜8で説明した往復駆動機構24と同一構造であ
り、駆動モータ(サーボモータ)Mを正逆駆動させる
ことにより回転搬送機構27を左右に往復移動させるこ
とができる。
【0034】回転搬送機構27は、これも回転搬送機構
23とほぼ同様であるが、主フレーム107に回転自在
に支持された支軸108、109、該支軸108、10
9に固定されたスプロケット110〜113、上側のス
プロケット110、112の間に掛け渡された上側コン
ベアチェーン114と下側のスプロケット111、11
3の間に掛け渡された下側コンベアチェーン115を備
え、これらの上下コンベアチェーン114、115には
昇降ガイド軸116が等間隔(ピッチ=p)で取り付け
られ、該昇降ガイド軸116には昇降ケース117が昇
降自在に取り付けられている。上下コンベアチェーン1
14、115は平行部においてそれぞれ主フレーム10
7上に設置されたチェーンガイド118により両側をガ
イドされて走行する。
【0035】前記昇降ケース117には、下向きに実袋
保持部材106が取り付けられ、また、外向きの端部に
カムフォロワ(ローラ)119を備え内外方向に摺動す
ることで実袋保持部材106を開閉させる開閉ロッド1
21、該開閉ロッド121に外嵌し実袋保持部材106
を常時閉方向に付勢する圧縮ばね122、昇降ケース1
17の内向き端部及び外向き端部に取り付けられたカム
フォロワ(ローラ)123、124が取り付けられ、一
方、昇降ガイド軸116の上部に外向きに取り付けられ
たカムフォロワ(ローラ)125が取り付けられてい
る。
【0036】実袋保持部材106の環状軌道の平行部の
袋入り側Cには、実袋保持部材昇降カム126と開閉カ
ム127が設置され、そこをそれぞれカムフォロワ12
4、119が走行し、実袋保持部材106を昇降させあ
るいは開閉するようになっている。また、各支軸10
8、109には前記実袋保持部材106の上昇位置をそ
のまま維持できる高さにカムプレート128、129が
取り付けられ、さらに平行部の袋出側Dには同じくカム
プレート131が取り付けられ、カムフォロワ123が
その上に乗り、又は走行するようになっている。さらに
主フレーム107の上部周囲には昇降ガイド軸116の
重量を支えてだれを防止する水平カム132が設置さ
れ、昇降ガイド軸116に固定されたカムフォロワ12
5が走行するようになっている。そのほか、袋入り側C
から袋出側Dへの回転部分には実袋Wの振れを防止す
る袋ガイド133が設置されている。なお、上記昇降ケ
ース117及びそれに付属する各部材119、121〜
124、さらにカム126、127、カムプレート12
8、129、131が前記作動機構105の主要部を構
成している。
【0037】また、平行部の袋出側Dには、作動機構1
05のもう1つの主要部を構成する実袋保持部材開放装
置134が設置され、レバー135が前記カムフォロワ
119に向かって進退し、該レバー135の先端がカム
フォロワ119を押すことにより実袋保持部材106が
開くようになっている。さらに、排出装置10の一部で
ある製品搬送コンベア9は、シュート136を滑って落
下する実袋Wを次工程(例えば箱詰め)に多列(n
列)で搬送するもので、複数の実袋Wを同時に落下さ
せるため、幅広とされている。
【0038】図15〜17では、リテーナ搬送装置26
を省略しているが(図17にリテーナ搬送コンベア13
7、リテーナ導入スクリュー138の位置のみ示す)、
リテーナ搬送装置26も、図9〜11図に示すリテーナ
搬送装置22と同様の構造をもつ(ただし、空袋の挿入
に関わる部分は必要としない)。そして、リテーナ搬送
装置26は、リテーナ搬送コンベア137に載置され搬
送されてきたリテーナRを一定の搬送速度(V)及び
間隔(p)で、袋入り側Cにある実袋保持部材106の
真下を搬送させる役割をもつ。
【0039】以上説明した排出装置10及びリテーナ搬
送装置26全体の動作について再び簡単に説明する。実
袋保持部材搬送装置25は、先に図4を用いて説明した
ように作動し、実袋保持部材106は袋入り側Cにおい
て常に一定速度(V)で移動し、その下方ではリテー
ナRが、リテーナ搬送装置26により、実袋保持部材1
06と同一の搬送速度(V)、同一の搬送ピッチ
(p)で、かつ実袋保持部材106と上下方向に揃った
状態で搬送されている。そして、袋入り側Cに搬送され
てきた実袋保持部材106は、カムフォロワ124が実
袋保持部材昇降カム126に沿って走行するため次第に
下降し、同時にカムフォロワ119が実袋保持部材開閉
カム127に当接して実袋保持部材106が開き、最下
点において実袋保持部材開閉カム127からカムフォロ
ワ124が外れ、実袋保持部材106が閉じてリテーナ
Rに収容された実袋Wの上部を把持し、続いて実袋保
持部材106が上昇して実袋WをリテーナRから抜き
出す。いいかえれば、実袋保持部材搬送装置25が実袋
保持部材106で実袋Wを受け取る。
【0040】続いて実袋保持部材106のカムフォロワ
123がカムプレート128上に乗り、さらに袋出側D
において水平カム131上を走行し、そのあいだ実袋保
持部材106は所定高さを保っている。この袋出側Dに
おいて、実袋保持部材106は回転搬送機構27の往動
時に移動速度ゼロ(停止状態)となり、その間に実袋保
持部材開放装置134のレバー135が前進し、その先
端でカムフォロワ119を内側に押して複数個(n個)
の実袋保持部材106を開き、n個の実袋を落下させ
る。いいかえれば、実袋保持部材106から実袋W
n列で排出される。実袋保持部材106は製品搬送コン
ベア9に対し相対的に停止状態であり、また複数個の実
袋Wは同時に落下するため、製品搬送コンベア9上に
落下した複数個の実袋Wはn列の整列状態を保ってい
る。
【0041】図18〜図27は、本発明をリテーナ式連
続充填包装システムに適用した別の例であり、図18は
そのシステムの概略を示す平面図である。このリテーナ
式連続充填包装システムは、各種充填包装処理を行うた
めのロータリー型処理装置160〜164がそれぞれス
ターホイールを介して設置され、リテーナへの空袋の挿
入、袋口の開口及び液充填、第1シール、第2シール、
冷却シールが連続的に行われる。冷却シール装置164
を出たリテーナは、スターホイール165を介して直線
的な搬送経路166に送り出され、ここで一定速度で連
続搬送される間に実袋を取り出され、空になったリテー
ナはさらに搬送経路167、168を通って再び挿入装
置160に送り出される。
【0042】挿入装置160の近傍には、袋連続供給装
置169が設置される。この袋連続供給装置169は、
空袋保持部材搬送装置170、袋間欠供給装置171及
びロータリー型受渡し装置172からなり、空袋を挿入
装置160に連続的に供給する。なお、袋間欠供給装置
171は先に説明した袋間欠供給装置65と同じであ
る。また、搬送経路166の近傍には排出装置173が
設置される。この排出装置173は、ループ型受渡し装
置174、実袋保持部材搬送装置175及び製品搬送コ
ンベア176からなる。なお、空袋保持部材搬送装置1
70はロータリー型受渡し装置172を介して空袋を連
続的に供給し、実袋保持部材搬送装置175はループ型
受渡し装置174を介して実袋を連続的に受け取るよう
になっている点で、空袋保持部材搬送装置21、実袋保
持部材搬送装置25と異なるが、その基本的な動き(平
行部の一方側で間欠移動、他方側で連続移動)及びその
駆動メカニズムはそれらと同じである。
【0043】はじめに袋連続供給装置169について、
図19〜23を参照して説明する。その一部をなす空袋
保持部材搬送装置170は、駆動モータ(サーボモー
タ)M により駆動され水平回転する一対のプーリー1
77、178に掛け渡されたコンベアベルト(タイミン
グベルト)179を有し、該コンベアベルト179の外
周面には両側ガイド180a、180bとそれらで画定
される縦溝、つまり空袋保持部材180が等間隔に多数
配置されている。この空袋保持部材180は一対の平行
部をもつ環状軌道に沿って一方向に移動し、その際、袋
入り側Gにおいて前記空袋保持部材180の取付間隔の
整数倍の距離ずつ間欠移動し、袋出側Hにおいて一定速
度で連続的に移動する。
【0044】袋入り側Gの空袋保持部材180の上方及
び下方位置には、該空袋保持部材180に供給された空
袋Wの移動をガイドする開閉袋ガイド181、182
が、前記空袋保持部材180の軌道に沿って設置され、
エアシリンダ183の作動に伴い、開閉機構184、1
85を介して同時に開閉し(図21の実線と仮想線)、
閉のときは、上側の開閉袋ガイド181は空袋Wの前方
に位置し、開閉袋ガイド182は空袋の前方に位置する
と同時に底を支持する。その開閉のタイミングは、前記
空袋保持部材180が停止する直前に開とされて空袋保
持部材180への空袋Wの供給を可能とし、空袋Wが供
給された直後に閉とされて空袋保持部材180の縦溝に
供給された空袋Wが落下したり、前方に飛び出すのを防
止し、かつその移動をガイドする。なお、この開閉袋ガ
イド181、182の長さは、空袋Wが供給される複数
の空袋保持部材180が占める幅にほぼ等しくなるよう
に設定されている。また、開閉袋ガイド181、182
の端からプーリー177の周囲、及びロータリー型受渡
し装置172近傍までの範囲に、固定袋ガイド186、
187が上下に設置され、同様に空袋Wの落下及び飛び
出しを防止している。
【0045】袋出側Hの固定袋ガイド186、187が
途切れた先に、外周に空袋保持部材180の取付間隔と
同じ等間隔で多数の受渡し手段188を備えたロータリ
ー型受渡し装置172が設置されている。このロータリ
ー型受渡し装置172は、ベッド189に立設する支持
スタンド191と、図示しない駆動モータ(サーボモー
タ)により連続回転するローター192を備え、そのロ
ーターヘッド193の周面に真空吸引により空袋Wを吸
着する受渡し手段188が形成され、ローターヘッド1
93に形成された真空路194が受渡し手段188の側
面に開口している。その真空路194は、空袋保持部材
180の正面に向き合う位置から180゜回転した位置
まで、支持スタンド191に形成された真空ポート19
5を通して図示しない真空ポンプに接続され、前記18
0゜回転した位置で大気解放ポート196に接続され
る。ロータリー型受渡し装置172の受渡し手段188
は、連続移動する空袋保持部材180と同速でかつタイ
ミングを合わせて水平に連続回転し、前記空袋保持部材
180から空袋Wを吸着して連続的に受け取り、続いて
半回転したところで挿入装置160に受け渡す。なお、
固定袋ガイド186、187の先に、空袋Wの後側に当
接し、受渡し手段188の回転軌跡に沿って空袋Wを案
内し、受渡し手段188による吸着を補助する取出ガイ
ド197、198が上下に設置されている。
【0046】挿入装置160は、そのローター199の
外周に等間隔に袋保持手段200とその下方位置にリテ
ーナ保持手段201を多数備える。袋保持手段200及
びリテーナ保持手段201の配置間隔は受渡し手段18
8の配置間隔と同じであり、駆動モータ(サーボモー
タ)Mによるローター199の回転は、袋保持手段2
00が受渡し手段188と同速でかつタイミングを合わ
せて回転するように設定される。袋保持手段200は先
端に真空吸着用の吸盤203を有し、また、カム204
及びカムローラー205の作用でスライド軸206に沿
って上下動し、受渡し手段188から空袋Wを受け取る
ときは上限位置にあり、回転に伴って下降し、下方のリ
テーナRに挿入し、挿入後再び上限位置に戻る。
【0047】以上説明した袋連続供給装置169の動作
について再び簡単に説明する。空袋保持部材搬送装置1
70は、先に説明した空袋保持部材搬送装置21と同様
に作動し、空袋保持部材180は袋入り側Gにおいて間
欠移動し、その停止時に袋間欠供給装置171から複数
個の空袋保持部材180に空袋Wが供給され、続いて、
その空袋保持部材180は空袋Wとともに移動し、一
方、袋出側Hでは空袋保持部材180は常に一定速度で
連続的に移動する。袋出側Hでは、ロータリー型受渡し
装置172の受渡し手段188が空袋保持部材180と
同期して連続回転し、空袋保持部材180内の空袋Wを
吸着して連続的に受け取り、続いて半回転したところで
挿入装置160のローター199に配置された袋保持手
段200に受け渡す。
【0048】次に本発明に関係する排出装置173につ
いて、図24〜図27を参照して説明する。排出装置1
73の一部をなすループ型受渡し装置174は、先に示
した実袋保持部材搬送装置25の回転搬送機構27と構
造上類似するが、それ自体往復移動せず、かつ駆動モー
タ(サーボモータ)Mが受渡し手段212(回転搬送
機構27の実袋保持部材106に相当)を一対の平行部
を有する定位置環状軌道に沿って一定速度で移動させる
点で異なり、さらに受渡し手段開放装置213(回転搬
送機構27の実袋保持部材開放装置134に相当)がこ
のループ型受渡し装置174自体に設置されている点で
異なっている。定位置環状軌道の平行部の一方側(袋入
り側I)は搬送経路166に沿って配置され、この搬送
経路166には、駆動モータ(サーボモータ)M10
より回転するスクリューコンベア214を有するリテー
ナ搬送装置215が設置され、これがリテーナRを受渡
し手段212と同一の搬送速度、同一の搬送ピッチで、
かつ受渡し手段212と上下方向に揃った状態で搬送し
ている。また、定位置環状軌道の平行部の他方側(袋出
側J)には実袋保持部材搬送装置175が設置されてい
る。
【0049】実袋保持部材搬送装置175は、駆動モー
タ(サーボモータ)M11により駆動され水平回転する
一対のプーリー217、218に掛け渡されたコンベア
ベルト(タイミングベルト)219を有し、該コンベア
ベルト219の外周面にはケース状の実袋保持部材22
0が等間隔に多数配置されている。この実袋保持部材2
20は一対の平行部をもつ環状軌道に沿って一方向に移
動し、その際、前記平行部の袋入り側Kにおいて一定速
度で連続的に移動し、前記平行部の袋出側Lにおいて前
記実袋保持部材220の取付間隔の整数倍の距離ずつ間
欠移動する。なお、袋入り側Kにおいて、実袋保持部材
220は受渡し手段212と同一の搬送速度、同一の搬
送ピッチで、かつ受渡し手段212と上下方向に揃った
状態で移動する。
【0050】袋入り側Kの実袋保持部材220の下方位
置から袋出側Lにかけて、実袋保持部材220に供給さ
れた実袋Wの落下を防止する固定袋底支持プレート2
21が設置されている。また、袋出側Lには、前記固定
袋底支持プレート221に続いて、可動袋底支持プレー
ト222がベッド189上に設置され、実袋Wの底部
を支持するようになっている。この可動袋底支持プレー
ト222は支点軸223に軸支され、袋出側Lにおいて
実袋保持部材220が停止したとき、図示しない駆動手
段によりレバー224、リンク225を介して外向きに
倒され(図26に仮想線で示す)、実袋保持部材220
内の実袋Wを排出するようになっている。実袋W
可動袋底支持プレート222上を滑って落下し、排出シ
ュート226を介して製品搬送コンベア176上に複数
列で載置され、排出される。なお、この可動袋底支持プ
レート222は、固定袋底支持プレート221の下側に
あって一部重複し、その重複部分222aが往復動する
固定袋底支持プレート221の下面を摺動するようにな
っている。
【0051】以上説明した排出装置173の動作につい
て再び簡単に説明する。搬送経路166に沿って一定速
度で搬送されるリテーナRの上方をループ型受渡し装置
174の受渡し手段212が同期して移動し、そのあい
だ該受渡し手段212が下降して実袋Wを把持し、続
いて上昇し、実袋WをリテーナRから抜き出し、袋出
側Jに向けて一定速度で搬送する。なお、袋出側Jで
は、受渡し手段212に把持された実袋Wは、挿入ガ
イド227に挟まれて搬送される。ループ型受渡し装置
174の袋出側J、つまり実袋保持部材搬送装置175
の袋入り側Kでは、受渡し手段開放装置213が一定の
タイミングで作動してレバー228が複数個の受渡し手
段212のカムフォロワ229を押し、該受渡し手段2
12を開放して実袋Wを落下させ、その下方を同期し
て連続的に移動する実袋保持部材220に受け渡す。袋
入り側Kで実袋Wを収容した実袋保持部材220は袋
出側Lに移動し、こちらでは間欠移動し、その停止時に
可動袋底支持プレート222が外向きに倒れ、複数個の
実袋保持部材220内に保持されていた実袋Wが製品
搬送コンベア176上に落下し、複数列整列した状態で
排出される。なお、複数列整列した状態で排出された実
袋Wは、図18に仮想線で示すように、2列ずつ異な
るラインに分けられ、それぞれ箱詰め等の後工程に送ら
れる。
【0052】図28〜図30は、本発明をスパウト付き
袋の連続充填包装システムに適用した例であり、図28
はその連続充填包装システム(主として排出装置の部
分)の概略を示す平面図である。この連続充填包装シス
テムは同じくロータリー式で、各種充填包装処理を行う
ためのそれ自体公知の処理装置がそれぞれロータリー受
渡し装置を介して設置され、図示していない部分で空袋
へのスパウトの挿入及び仮シールと、本シールが行われ
た後、ロータリー型受渡し装置群231を介して充填装
置232による液状物の充填と、キャップ締め装置23
3によるキャップ取り付けが行われ、続いて本発明に関
係する排出装置234により排出される。なお、空袋へ
スパウトを連続的に挿入するロータリー型挿入装置は、
例えば特開平10−202768号公報に記載されてい
るが、そのロータリー型挿入装置への空袋の供給を前記
袋連続供給装置169を用いて行うことができる。
【0053】上記排出装置234について、図29及び
図30を参照して説明する。排出装置234は、ロータ
リー型受渡し装置235、実袋保持部材搬送装置236
及び製品搬送コンベア237からなり、後2者はそれぞ
れ先に述べた実袋保持部材搬送装置175及び製品搬送
コンベア176と同じ構造を持ち、同じ作動を行う。ロ
ータリー型受渡し装置235は、ベッド238に立設す
る支持スタンド239と、駆動モータ(サーボモータ)
12により連続回転するローター242を備え、その
ローターヘッド243周面に実袋を保持する受渡し手
段、すなわちスパウトSのフランジ部Sに引っかける
保持爪244が等間隔で複数個取り付けられている。こ
の保持爪244の間隔は実袋保持部材搬送装置236に
取り付けられた実袋保持部材245の取り付け間隔と同
じであり、連続移動する実袋保持部材245の上で同速
でかつタイミングを合わせて水平に連続回転し、保持し
た実袋Wを連続的にケース状の実袋保持部材245に
受け渡す。受渡し箇所の保持爪244の上下位置には、
スパウトSに当接して保持爪244から実袋Wを水平
に抜き出す(半径方向外側に押し出す)取出ガイド24
6が設置されている。
【0054】キャップ締め装置233(実袋Wの搬送
に関係する部分のみ図示)のローター247の外周に
は、前記保持爪244と同様に、スパウトSの別のフラ
ンジ部S(Sの上段のフランジ)に引っかける保持
爪248が等間隔で複数個取り付けられている。この保
持爪248の間隔は保持爪244の取り付け間隔と同じ
であり、連続回転する保持爪244より少し高い位置で
同速でかつタイミングを合わせて水平に連続回転し、保
持した実袋Wを連続的に保持爪244に受け渡す。受
渡し箇所の保持爪244、248の上下位置には、スパ
ウトSに当接して保持爪248から実袋Wを水平に抜
き出し、同時に保持爪244に押し込んで受け渡す取出
ガイド249が設置されている。
【0055】以上説明した排出装置234の動作につい
て再び簡単に説明すると、実袋保持部材搬送装置236
の袋入り側Mでは実体保持部材245が一定速度で連続
移動し、その上ではロータリー型受渡し装置235の保
持爪244が同期して連続回転しており、実袋保持部材
245と保持爪244が接近したとき、実袋Wのスパ
ウトが取出ガイド246に当接して該実袋Wが保持爪
244から抜き出され、落下して実袋保持部材245に
受け渡される。袋入り側Mで実袋Wを収容した実袋保
持部材245は袋出側Nに移動し、こちらでは間欠移動
し、その停止時に可動袋底支持プレート251が外向き
に倒れ、複数個の実袋保持部材245内に保持されてい
た実袋Wが製品搬送コンベア237上に落下し、複数
列整列した状態で排出される。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、容器の充填包装システ
ムにおいて、複数列で間欠的に供給される空容器を一列
の連続移動に変換して該充填包装システムに連続的に供
給する容器連続供給装置を得ることができる。また、そ
れにより充填包装システム全体の高速運転を可能として
生産効率を向上することができる。さらに、前記容器連
続供給装置のメカニズムを逆に容器の排出にも利用する
ことで、充填包装システム全体の生産効率を向上するこ
と、及び容器を複数列に整列して排出して、一列当りに
搬送される袋の数が後工程の処理能力を上回ることのな
いようにすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリテーナ式連続充填包装システ
ムの全体を示す概略図である。
【図2】 袋連続供給装置の機能を説明するための概念
図である。
【図3】 空袋保持部材搬送装置の動作パターン示す図
である。
【図4】 排出装置の機能を説明するための概念図であ
る。
【図5】 空袋保持部材搬送装置の平面図である。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 そのI−I矢視断面図である。
【図8】 同じくII−II矢視断面図である。
【図9】 空袋間欠供給装置の側面図である。
【図10】 リテーナ搬送装置の平面図である。
【図11】 同じく側面図である。
【図12】 同じく正面図である。
【図13】 空袋保持部材の構造を説明する図である。
【図14】 リテーナの構造を説明する図(a)、空袋
Wを挿入した図(c)及び開口した図(c)である。
【図15】 実袋把持部材搬送装置の平面図である。
【図16】 同じく側面図である。
【図17】 そのIII−III矢視断面図である。
【図18】 本発明に係る他のリテーナ式連続充填包装
システムの全体を示す概略図である。
【図19】 袋連続供給装置の平面図である。
【図20】 空袋保持部材搬送装置の側面図である。
【図21】 図19のIV−IV矢視断面図である。
【図22】 袋連続供給装置のロータリー型受渡し装置
部の断面図である。
【図23】 挿入装置等の断面図である。
【図24】 排出装置の平面図である。
【図25】 ループ型受渡し装置の側面図である。
【図26】 排出装置の正面断面図である。
【図27】 実袋保持部材搬送装置の側面図である。
【図28】 本発明に係るスパウト付き袋の連続充填包
装システムの全体を示す概略図である。
【図29】 排出装置の平面図(a)及びA部矢視図
(b)である。
【図30】 排出装置の正面断面図である。
【符号の説明】
2、169 袋連続供給装置 10、173、234 排出装置 21、170 空袋保持部材搬送装置 22、26 リテーナ搬送装置 23、27 回転搬送機構 24、28 往復駆動機構 25、175 実袋保持部材搬送装置 32、180 空袋保持部材 65、171 空袋間欠供給装置 106、220、245 実袋保持部材 172、235 ロータリー型受渡し装置 174 ループ型受渡し装置 188、212、245 受渡し手段 R リテーナ W 空袋 W 実袋

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続充填包装システムにおいて、一列で
    連続的に送られてきた実容器を複数列の間欠移動に変換
    して排出する容器間欠排出装置であって、等間隔に配置
    された多数の容器保持部材が一対の平行部をもつ環状軌
    道に沿って一方向に移動し、その際、前記平行部の一方
    側において一定速度で連続的に移動し、前記平行部の他
    方側において前記容器保持部材の取付間隔の整数倍の距
    離ずつ間欠的に移動する容器保持部材搬送装置を備え、
    前記平行部の一方側において連続移動する容器保持部材
    で実容器を連続的に受け取り、前記平行部の他方側にお
    いて停止した容器保持部材から実容器を複数列で排出す
    ることを特徴とする連続充填包装システムにおける容器
    間欠排出装置。
  2. 【請求項2】 前記連続充填包装システムがリテーナ式
    であって、前記平行部の一方側に沿って実容器を収容し
    た多数のリテーナを前記容器保持部材の間隔と同じ間隔
    でかつ容器保持部材の移動速度と同速で連続搬送するリ
    テーナ搬送装置を備え、連続移動する前記リテーナ内に
    収容された実容器を容器保持部材で受け取るようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載された容器間欠排出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記容器保持部材が環状軌道に沿って移
    動するあいだ昇降し、前記平行部の一方側で下降してリ
    テーナ内に収容された実袋を把持し、続いて上昇するこ
    とでリテーナから実袋を抜き取ることを特徴とする請求
    項2に記載された容器間欠排出装置。
  4. 【請求項4】 前記平行部の一方側に、等間隔に配置さ
    れた多数の受渡し手段が一対の平行部をもつ定位置環状
    軌道に沿って一定速度で連続的に移動するループ型受渡
    し装置が設置され、該ループ型受渡し装置は定位置環状
    軌道の平行部の一方側において、連続移動する受渡し手
    段で実容器を連続的に受け取り、その平行部の他方側に
    おいて連続移動する前記容器保持部材に連続的に供給す
    ることを特徴とする請求項1に記載された容器間欠排出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記連続充填包装システムがリテーナ式
    であって、前記ループ型受渡し装置の定位置環状軌道の
    平行部の一方側に沿って実容器を収容した多数のリテー
    ナを前記受渡し手段の間隔と同じ間隔でかつ受渡し手段
    の移動速度と同速で搬送するリテーナ搬送装置を備え、
    連続移動する前記リテーナ内に収容された実容器を受渡
    し手段で受け取ることを特徴とする請求項4に記載され
    た容器間欠排出装置。
  6. 【請求項6】 前記受渡し手段が定位置環状軌道に沿っ
    て移動するあいだ昇降し、平行部の一方側で下降してリ
    テーナ内に収容された実袋を把持し、続いて上昇するこ
    とでリテーナから実袋を抜き取ることを特徴とする請求
    項5に記載された容器間欠排出装置。
  7. 【請求項7】 前記平行部の一方側に、等間隔に配置さ
    れた多数の受渡し手段を有するロータリー型受渡し装置
    が設置され、該ロータリー型受渡し装置は、連続回転す
    る受渡し手段で前工程の装置のローターから実容器を連
    続的に受け取り、続いて前記容器保持部材に連続的に供
    給することを特徴とする請求項1に記載された容器間欠
    排出装置。
  8. 【請求項8】 前記環状軌道の平行部の他方側に、容器
    保持部材から排出された複数列の実袋を受け取り、これ
    を複数列のまま搬送する製品搬送装置を備えることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載された容器間欠
    排出装置。
  9. 【請求項9】 前記容器保持部材搬送装置が、等間隔に
    配置された多数の容器保持部材を一対の平行部をもつ環
    状軌道に沿って一方向に回転搬送する回転搬送機構と、
    該回転搬送機構全体を前記平行部に沿って所定距離往復
    動させる往復駆動機構を備え、前記回転搬送機構と往復
    駆動機構はそれぞれ独立した駆動源を備え、前記容器保
    持部材は前記回転搬送と往復動が合成された移動速度を
    有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    された容器間欠排出装置。
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