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JP2000304520A - はんだフィレットの形状計測装置および形状計測方法 - Google Patents

はんだフィレットの形状計測装置および形状計測方法

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Publication number
JP2000304520A
JP2000304520A JP11115697A JP11569799A JP2000304520A JP 2000304520 A JP2000304520 A JP 2000304520A JP 11115697 A JP11115697 A JP 11115697A JP 11569799 A JP11569799 A JP 11569799A JP 2000304520 A JP2000304520 A JP 2000304520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder fillet
shape
inclination
illumination
measured
Prior art date
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Pending
Application number
JP11115697A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Sasada
勝弘 笹田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】はんだフィレットの全体形状が計測可能な形状
計測装置および形状計測方法を提供することにある。 【解決手段】はんだフィレット3を照明制御部9の制御
により照明11〜16により随時点灯し、点灯する毎に
CCDカメラ10にて撮像する。画像処理部17では撮
像された各画像の同じアドレスの画素の輝度を基に、そ
のアドレスでのはんだフィレットの傾きを求め、その傾
きを数学的関数に近似して直線の関係式を求め、その関
係式を積分することで、はんだフィレットの形状を二次
関数に近似して計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品等のは
んだフィレットの品質評価を行うためにはんだフィレッ
トの形状を計測する形状計測装置と形状計測方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のはんだの形状を計測する装置とし
て特開平5−296745号に示されている。図13は
その形状計測装置の構成を示した図であり、半円球状の
カバー50の緯度方向にリング状に並んだLED51が
複数段配置されている。テーブル52上に電子部品54
をはんだ付けした基板53が載置され、制御装置56が
LED51を同じ緯度上の列毎に上から順番に点灯させ
る。このとき、各列毎に照明されたはんだ付け部分の画
像がカバー50の上部に配置されたカメラ55により順
次撮像される。
【0003】図14(a)〜(d)のそれぞれは、LE
D51の列の上段から下段にかけて順に点灯させたとき
の画像を示しており、光源角度と撮像角度との関係に応
じて照明光が正反射し、はんだSの表面にそれぞれ斜線
で示した明るい部分A〜Dが生じる。このように撮像さ
れた画像は画像データとして画像処理装置57へ送信さ
れ、画像処理装置57での処理結果がモニタ58で表示
される。画像処理装置57では画像データが図15
(a)〜(d)に示すように複数の画像領域Hに分割さ
れ、その画像領域H毎の明るさを基に、図16に示すよ
うに各画像領域H毎の傾き情報が得られる。この各画像
領域H毎の傾き情報が順に積算されて、図17に示すよ
うにはんだ付け部分の形状が算出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の高密
度実装されたチップ部品のはんだフィレットは、他のチ
ップ部品の死角になり、はんだフィレットの傾きを計測
できない部分が生じる。そのため、上記した従来例のよ
うに順に各画像領域の傾き情報を積算していく方法で
は、はんだフィレットの全体形状が計測できない。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は高密度実装されたチップ部品等のはん
だフィレットの全体形状が計測可能な形状計測装置およ
び形状計測方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明のはんだフィレットの形状計測装置
では、計測対象物であるはんだフィレットに対する照明
角度が異なる複数の照明手段と、各照明手段の点灯毎に
はんだフィレットを撮像する撮像手段と、前記撮像手段
にて各照明手段の点灯毎に撮像された各画像における同
じアドレスの画素の輝度を基に、そのアドレスでのはん
だフィレットの傾きを求め、その傾きとはんだフィレッ
トの形状を数学的関数に近似してはんだフィレットの形
状を計測する計測手段とを備えたことを特徴とする。よ
って、障害物によりはんだフィレットの傾きが求められ
ない部分が生じても一部計測できた部分から推定でき、
全体の形状を計測することが可能である。
【0007】また、請求項2の発明によるはんだフィレ
ットの形状計測方法では、計測対象物であるはんだフィ
レットに対する照明角度が異なる複数の照明手段を逐次
点灯させて、各照明手段の点灯毎に撮像手段ではんだフ
ィレットを撮像し、前記撮像手段にて各照明手段の点灯
毎に撮像された各画像における同じアドレスの画素の輝
度を基に、そのアドレスでのはんだフィレットの傾きを
求め、その傾きとはんだフィレットの形状を数学的関数
に近似してはんだフィレットの形状を計測することを特
徴とする。よって、障害物によりはんだフィレットの傾
きが求められない部分が生じても一部計測できた部分か
ら推定でき、全体の形状を計測することが可能である。
【0008】また、請求項3の発明では、請求項2記載
の発明において、前記各照明手段のはんだフィレットに
対する照明角度と前記各画像における同じアドレスの画
素の輝度との関係より、数学的な確率分布を用いて輝度
が最大となる照明角度を求め、その照明角度よりそのア
ドレスでのはんだフィレットの傾きを求めることを特徴
とする。よって、離散的に配置された複数の照明手段の
照明角度を補間して、正確にはんだフィレットの傾きを
求めることができる。
【0009】また、請求項4の発明では、請求項2記載
の発明において、前記数学的関数として懸垂曲線を用
い、はんだフィレットの形状を前記懸垂曲線で近似する
ことを特徴とする。よって、はんだフィレットの形状を
正確に計測可能である。
【0010】また、請求項5の発明では、請求項2記載
の発明において、前記各画像の複数のアドレスにおい
て、各アドレス毎のはんだフィレットの傾きを求め、求
められたはんだフィレットの各傾きデータを前記数学的
関数である直線の関係式で近似して求められた直線の関
係式を積分することではんだフィレットの形状を前記数
学的関数である二次関数に近似して計測することを特徴
とする。よって、はんだフィレットの形状を正確に計測
可能である。
【0011】また、請求項6の発明では、請求項5記載
の発明において、前記求められた直線の関係式と前記各
傾きデータを比較し、一定値以上離れている傾きデータ
を削除し、残りの傾きデータにて再度直線の関係式に近
似して直線の関係式を求め、その直線の関係式を基には
んだフィレットの形状を計測することを特徴とする。よ
って、より正確にはんだフィレットの形状を計測でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明のはんだフィレット
の形状計測装置の全体構成を示す。チップ部品2が実装
された実装基板1がそれぞれX,Y,Z方向に移動可能
なXテーブル4、Yテーブル5、Zテーブル6からなる
テーブル7上に載置されている。このXテーブル4、Y
テーブル5、Zテーブル6は搬送制御部8により制御さ
れ実装基板1が移動する。また、11〜15はチップ部
品2のはんだフィレット3を斜方より照明する照明手段
である照明であり、図2に示すようにはんだフィレット
Iを中心に水平面Jより約15°おきに配置されてい
る。この照明11〜15とはんだフィレット3の垂直上
方より光を照射する照明手段であり落射照明なる照明1
6とが照明制御部9により点灯消灯制御される。また、
はんだフィレット3はその上方より撮像手段でありモノ
クロカメラなるCCDカメラ10にて撮像され、その撮
像された画像が計測手段である画像処理部17にて処理
され、はんだフィレット3の形状が計測される。また、
画像表示部18では画像処理部17での処理結果が表示
される。
【0013】ここで、実装基板1には図4に示すように
複数のチップ部品が実装されており、右下に実装される
チップ部品2aのはんだフィレット3を計測対象として
以下説明する。また、チップ部品2aとその左に位置す
るチップ部品2bをQ方向より見た図を図6に示す。ま
た、チップ部品2aの長手方向であるP方向の一断面で
の断面図を図7に示す。尚、図6、図7において3eは
ランドである。
【0014】次に、はんだフィレット3の形状を計測す
る方法を図3のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップS1〜S5では、搬送制御部8の制御によ
りCCDカメラ10の視野まで移動させられたテーブル
7上の実装基板1上のはんだフィレット3を、照明11
〜16を照明制御部9の制御により随時点灯させ、その
度にCCDカメラ10で画像撮像する。ここで照明11
〜16をそれぞれ1〜6番目(i番目)の照明とする。
ステップS1でi=1とし、ステップS2でi番目の照
明、すなわち照明11のみを点灯し、ステップS3でC
CDカメラ10にてはんだフィレット3を画像撮影す
る。そして、ステップS4でi<6か否かを調べ、i<
6であるときはステップS5にてi←i+1として、ス
テップS2,S3で次の照明を点灯し画像撮影する。そ
して、すべての照明11〜16について画像撮影を行っ
た後、ステップS6の処理に移る。
【0015】このステップS6の処理を説明する。ま
ず、それぞれの照明11から16の点灯時に、撮像され
た画像からはんだフィレット3に対応する部分を矩形で
選択する。図5において21から26はそれぞれ、各照
明11〜16を点灯し撮影した画像のはんだフィレット
に対応する部分の矩形で選択された画像を示している。
矩形画像21〜26は図4で示すフィレット部3bに対
応する。そして、横軸にはんだフィレット3に対する照
明角度θ(15度、30度、45度、60度、75度、
90度)をとり、各矩形画像21〜26内の同一アドレ
スの画素21a〜26aの輝度を縦軸にとって図5に示
すようにプロットする。このプロットされたデータに数
学的な確率分布であるガウス関数を当てはめて、ピーク
となる照明角度θ1を算出する。
【0016】次に、ステップS7でこのピークとなる照
明角度θ1、すなわち輝度が最大となる照明角度が上記
画素21a〜26aで表されるアドレスにおけるはんだ
フィレットの傾き(傾斜角度)として算出されステップ
S8に移る。このようにガウス関数を用いて傾きを算出
すると、離散的に配置された各照明11〜16の照明角
度θを補間することができ、正確にはんだフィレットの
傾きを求めることができる。
【0017】次に、ステップS8の処理について説明す
る。ここで図7において、はんだフィレット3の一断面
での表面形状3dを数学的関数である懸垂曲線と仮定す
る。この一断面は、図5の各矩形画像21〜26におい
て、上記した画素21a〜26aの存在するT方向の断
面である。そして、図8に示すように上記した画素21
a〜26aの存在する一断面Rでの他のアドレスの画素
である例えば21b〜26bにおいても同様にして、そ
のアドレスにおけるはんだフィレットの傾きを求める。
このように同じ断面内の各アドレスにおけるはんだフィ
レットの傾きを複数求め、ステップS8の処理ではこの
傾きを上記した懸垂曲線の導関数にフィッティングして
導関数を求める。
【0018】そして、ステップS9にて、この導関数を
積分して懸垂曲線の式を求める。さらに、ステップS1
0にて、各矩形画像21〜26内のN方向の断面R以外
の他の断面についても同様に懸垂曲線の式を求めること
で、はんだフィレット3の3次元形状を復元、すなわち
計測することができる。
【0019】具体化するために、上記した懸垂曲線の関
数を2次関数である場合を例として図9のフローチャー
トを用いて説明する。まず、ステップS21〜ステップ
S27で、各照明11〜16を随時点灯させ、実装基板
1上のチップ部品2のはんだフィレット3を撮像し、は
んだフィレット3の同一アドレスでの傾きを求める点は
ステップS1〜ステップS7と同様である。
【0020】次にステップS28での処理を説明する。
ステップS8と同様に図8に示す一断面Rでの複数のア
ドレスについてはんだフィレットの傾きを求める。ここ
で、図10に示すようにはんだフィレット3の一断面の
表面形状3dが二次曲線の関係式で表されると仮定す
る。この二次曲線の導関数は数学的関数である直線の関
係式で表される。尚、図10において、図7と同じもの
には同じ符号を付している。上記した複数アドレスにお
けるはんだフィレットの傾きデータmを、図11に示す
ようにフィッティングして直線の関係式に近似する。こ
のとき最小二乗法により直線の関係式Mを求める。この
二次関数の導関数である関係式Mは、例えばy’=dx
+eで表される。このとき、d、eは定数を示してい
る。
【0021】ステップS29では、このようにして求め
られた関係式Mと、各傾きデータmを比較し、図12に
示すように関係式Mより一定値以上離れた誤差である傾
きデータm1,m2を除外する。そして、ステップS3
0で、残りの傾きデータm3にて再度直線近似を行い、
直線の関係式M1、例えばy’=ax+bを算出する。
このとき、a,bは定数を示している。このように算出
された関係式M1をステップS31にて積分すること
で、はんだフィレット3の一断面Rでの表面形状3dが
二次関数、例えばy=(a/2)x2+bx+cとして
計測される。このとき、cは定数を示している。上記し
たように誤差である傾きデータm1、m2を除外するこ
とでより正確にはんだフィレットの形状を計測できる。
【0022】そして、ステップS32にて、各矩形画像
21〜26内のN方向の断面R以外の他の断面について
も同様に二次関数の式を求めることで、はんだフィレッ
ト3の3次元形状を復元、すなわち計測することができ
る。
【0023】このように、各傾きデータより数学的関数
である直線の関係式を近似して求め、はんだフィレット
の形状を数学的関数である二次関数に近似することで、
一部計測した傾きより全体の形状を推定できる。そのた
め、図6に示すように他のチップ部品2bの死角にな
り、はんだフィレット3の傾きの計測できない部分3c
が生じても全体の形状を計測することができる。
【0024】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明のはん
だフィレットの形状計測装置では、計測対象物であるは
んだフィレットに対する照明角度が異なる複数の照明手
段と、各照明手段の点灯毎にはんだフィレットを撮像す
る撮像手段と、前記撮像手段にて各照明手段の点灯毎に
撮像された各画像における同じアドレスの画素の輝度を
基に、そのアドレスでのはんだフィレットの傾きを求
め、その傾きとはんだフィレットの形状を数学的関数に
近似してはんだフィレットの形状を計測する計測手段と
を備えたため、障害物によりはんだフィレットの傾きが
求められない部分が生じても一部計測できた部分から推
定でき、全体の形状を計測することが可能である。
【0025】また、請求項2の発明によるはんだフィレ
ットの形状計測方法では、計測対象物であるはんだフィ
レットに対する照明角度が異なる複数の照明手段を逐次
点灯させて、各照明手段の点灯毎に撮像手段ではんだフ
ィレットを撮像し、前記撮像手段にて各照明手段の点灯
毎に撮像された各画像における同じアドレスの画素の輝
度を基に、そのアドレスでのはんだフィレットの傾きを
求め、その傾きとはんだフィレットの形状を数学的関数
に近似してはんだフィレットの形状を計測するため、障
害物によりはんだフィレットの傾きが求められない部分
が生じても一部計測できた部分から推定でき、全体の形
状を計測することが可能である。
【0026】また、請求項3の発明では、請求項2記載
の発明において、前記各照明手段のはんだフィレットに
対する照明角度と前記各画像における同じアドレスの画
素の輝度との関係より、数学的な確率分布を用いて輝度
が最大となる照明角度を求め、その照明角度よりそのア
ドレスでのはんだフィレットの傾きを求めるため、離散
的に配置された複数の照明手段の照明角度を補間して、
正確にはんだフィレットの傾きを求めることができる。
【0027】また、請求項4の発明では、請求項2記載
の発明において、前記数学的関数として懸垂曲線を用
い、はんだフィレットの形状を前記懸垂曲線で近似する
ため、はんだフィレットの形状を正確に計測可能であ
る。
【0028】また、請求項5の発明では、請求項2記載
の発明において、前記各画像の複数のアドレスにおい
て、各アドレス毎のはんだフィレットの傾きを求め、求
められたはんだフィレットの各傾きデータを前記数学的
関数である直線の関係式で近似して求められた直線の関
係式を積分することではんだフィレットの形状を前記数
学的関数である二次関数に近似して計測するため、はん
だフィレットの形状を正確に計測可能である。
【0029】また、請求項6の発明では、請求項5記載
の発明において、前記求められた直線の関係式と前記各
傾きデータを比較し、一定値以上離れている傾きデータ
を削除し、残りの傾きデータにて再度直線の関係式に近
似して直線の関係式を求め、その直線の関係式を基には
んだフィレットの形状を計測するため、より正確にはん
だフィレットの形状を計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形状計測装置の全体構成を示す構成図
である。
【図2】本発明の形状計測装置の照明手段の配置を示す
配置図である。
【図3】本発明に対応するはんだフィレットの形状を計
測する流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明に対応する実装基板上のチップ部品の配
置を示す上面図である。
【図5】本発明に対応する各照明手段の点灯時の各画像
と各画像の同一アドレスにおける輝度状態を示す状態図
である。
【図6】図4に示す実装基板上に配置されたチップ部品
をQ方向よりみた正面図である。
【図7】本発明に対応するチップ部品の長手方向の断面
形状を示す断面図である。
【図8】本発明に対応する各照明手段の点灯時の各画像
におけるアドレス位置を説明する説明図である。
【図9】本発明に対応するはんだフィレットの形状を計
測する他の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明に対応するはんだフィレットの断面形
状を説明する説明図である。
【図11】本発明に対応するはんだフィレットの傾きデ
ータの近似状態を示す状態図である。
【図12】本発明に対応するはんだフィレットの傾きデ
ータの他の近似状態を示す状態図である。
【図13】従来の形状計測装置の構成を示す構成図であ
る。
【図14】(a)〜(d)は従来の形状計測装置におい
て、LEDの照明角度を順次変化させた場合の正反射光
を示す説明図である。
【図15】(a)〜(d)は従来の形状計測装置におい
て、画像データが格子状に分割された状態を示す状態図
である。
【図16】従来の形状計測装置において、各画像領域と
傾き情報との対応を示す説明図である。
【図17】従来の形状計測装置において、算出された結
果を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 実装基板 2 チップ部品 3 はんだフィレット 4 Xテーブル 5 Yテーブル 6 Zテーブル 7 テーブル 8 搬送制御部 9 照明制御部 10 CCDカメラ 11,12,13,14,15,16 照明 17 画像処理部 18 画像表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測対象物であるはんだフィレットに対
    する照明角度が異なる複数の照明手段と、各照明手段の
    点灯毎にはんだフィレットを撮像する撮像手段と、前記
    撮像手段にて各照明手段の点灯毎に撮像された各画像に
    おける同じアドレスの画素の輝度を基に、そのアドレス
    でのはんだフィレットの傾きを求め、その傾きとはんだ
    フィレットの形状を数学的関数に近似してはんだフィレ
    ットの形状を計測する計測手段とを備えたことを特徴と
    するはんだフィレットの形状計測装置。
  2. 【請求項2】 計測対象物であるはんだフィレットに対
    する照明角度が異なる複数の照明手段を逐次点灯させ
    て、各照明手段の点灯毎に撮像手段ではんだフィレット
    を撮像し、前記撮像手段にて各照明手段の点灯毎に撮像
    された各画像における同じアドレスの画素の輝度を基
    に、そのアドレスでのはんだフィレットの傾きを求め、
    その傾きとはんだフィレットの形状を数学的関数に近似
    してはんだフィレットの形状を計測することを特徴とす
    るはんだフィレットの形状計測方法。
  3. 【請求項3】 前記各照明手段のはんだフィレットに対
    する照明角度と前記各画像における同じアドレスの画素
    の輝度との関係より、数学的な確率分布を用いて輝度が
    最大となる照明角度を求め、その照明角度よりそのアド
    レスでのはんだフィレットの傾きを求めることを特徴と
    する請求項2記載のはんだフィレットの形状計測方法。
  4. 【請求項4】 前記数学的関数として懸垂曲線を用い、
    はんだフィレットの形状を前記懸垂曲線で近似すること
    を特徴とする請求項2記載のはんだフィレットの形状計
    測方法。
  5. 【請求項5】 前記各画像の複数のアドレスにおいて、
    各アドレス毎のはんだフィレットの傾きを求め、求めら
    れたはんだフィレットの各傾きデータを前記数学的関数
    である直線の関係式で近似して求められた直線の関係式
    を積分することではんだフィレットの形状を前記数学的
    関数である二次関数に近似して計測することを特徴とす
    る請求項2記載のはんだフィレットの形状計測方法。
  6. 【請求項6】 前記求められた直線の関係式と前記各傾
    きデータを比較し、一定値以上離れている傾きデータを
    削除し、残りの傾きデータにて再度直線の関係式に近似
    して直線の関係式を求め、その直線の関係式を基にはん
    だフィレットの形状を計測することを特徴とする請求項
    5記載のはんだフィレットの形状計測方法。
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