JP2000340072A - 操作感を有する操作器及び操作感の発生方法 - Google Patents
操作感を有する操作器及び操作感の発生方法Info
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- JP2000340072A JP2000340072A JP11145411A JP14541199A JP2000340072A JP 2000340072 A JP2000340072 A JP 2000340072A JP 11145411 A JP11145411 A JP 11145411A JP 14541199 A JP14541199 A JP 14541199A JP 2000340072 A JP2000340072 A JP 2000340072A
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Abstract
よりコントロール信号が出力されるリモートコントロー
ラーにおいて、大型化やコスト増を招くことなく、ジョ
イスティックの傾き角がこの一定角度に達したときに操
作者に操作感を与える。 【解決手段】 軸に偏心部材を取り付けたモーター5
を、リモートコントローラー1内の基板2に取り付け、
操作者がジョイスティック4をこの一定角度よりも小さ
い角度からこの一定角度にまで傾けたときには、モータ
ー5を駆動させることによりリモートコントローラー1
全体を振動させ、その後操作者がジョイスティック4を
初期位置に戻す過程では、ジョイスティック4の傾き角
がちょうどこの一定角度にまで減少したときにもモータ
ー5を駆動させない。
Description
してジョイスティックや回転式ダイヤルを設けたリモー
トコントローラーに関し、特に、大型化をコスト増や招
くことなく、操作者に操作感を与えるようにしたものに
関する。
ことによりコントロール信号が出力されるようにしたリ
モートコントローラーや、ジョイスティックを複数段階
傾けたり異なる向きに傾けたりすることによりそれぞれ
異なる内容のコントロール信号が出力されるようにした
リモートコントローラーが、各種の電子機器(例えば、
ISDNを利用したテレビ会議システムの端末機や、カ
ーナビゲーションシステムの本体や、ゲーム機の本体
等)の遠隔操作のために用いられている。
回転させることによりコントロール信号が出力されるよ
うにしたリモートコントローラーや、回転式のダイヤル
を複数段階回転させることによりそれぞれ異なる内容の
コントロール信号が出力されるようにしたリモートコン
トローラーも、各種の電子機器の遠隔操作のために用い
られている。
圧することによりコントロール信号が出力されるように
したリモートコントローラーも、各種の電子機器の遠隔
操作のために用いられている。
トローラーでは、操作手段の操作量(ジョイスティック
の傾き角やダイヤルの回転角やタッチパッドの押圧によ
る歪み量)をセンサーで検出し、操作量が一定量に達し
たときにはじめてコントロール信号を出力するようにな
っている。したがって、コントロール信号が出力された
か否かを操作者が感覚的に容易に判断できるようにする
ために、この操作量がこの一定量に達したときに操作者
に何らかの操作感を与えることが望ましい。
スペースに余裕のあるコントローラーには、コントロー
ラーそのものにクリック機構を内蔵するか、コントロー
ラーに外付けでクリック機構を追加することにより、操
作者にクリック感を与えるようにしたものが存在してい
る。
転式のダイヤルを設けたコントローラーについては、ダ
イヤルの回転軸にカムを取り付け、カムの外周にコロ付
きのアームをバネで押し当て、ダイヤルの回転角が一定
角度に達したときにカムの外周形状によってクリック感
を与えるようにしたものや、あるいは、ダイヤルの回転
軸に鉄製の円盤を取り付け、ダイヤルの回転角が一定角
度に達したときにコントローラーからの出力信号を利用
して電磁クラッチでその円盤を引きつけたり離したりし
てクリック感を与えるようにしたものがある。
の機械的部品を必要とするものであり、コントローラー
の大型化やコスト増を招くので、リモートコントローラ
ーのように小型軽量化や低コスト化が要求されるコント
ローラーには採用することはできない。
ックや回転式ダイヤルを設けたリモートコントローラー
のような、操作手段の操作量を検出して操作量が一定量
に達したときに信号を出力する操作器において、大型化
やコスト増を招くことなく、操作量がこの一定量に達し
たときに操作者に操作感を与えるようにすることを課題
としてなされたものである。
に、本出願人は、請求項1に記載のように、操作手段の
操作量を検出手段で検出し、操作量が一定量に達したと
きに信号を出力する操作器に、操作器を機械的に振動さ
せるための駆動手段と、検出手段の検出結果に基づいて
この駆動手段を制御する制御手段とを備えることを提案
する。
の操作量の検出結果に基づき、制御手段の制御のもとで
駆動手段が駆動することにより、操作器が機械的に振動
して、操作手段に触れている操作者の手にその振動が伝
わる。これにより、操作量が一定量に達したときに、操
作器の機械的振動によって操作者に操作感を与え、信号
が出力されたことを操作者に感覚的に容易に判断させる
ことができる。
号を発生させるべき一定量に達したか否かを検出するた
めに操作器にもともと設けられているものなので、新た
に操作器に設けなければならないのは、操作器を機械的
に振動させることのできる駆動手段と、それを制御する
制御手段(電子回路)だけである。さらに、制御手段と
しては、例えば操作器の各部を制御するために操作器に
もともと設けられているものを利用することも可能であ
り、その場合には、駆動手段だけを新たに設ければ足り
るようになる。したがって、クリック機構のように多数
の機械的部品を必要とするものと異なり、大型化やコス
ト増を招くことなく、操作者に操作感を与えることがで
きる。
項2に記載のように、軸に偏心部材を取り付けたモータ
ー(例えば携帯電話やポケットベルに着信を通知するバ
イブレータとして用いられる小型のもの)を用いること
が好適である。それにより、モーターの軸の回りを偏心
部材が回転することにより操作器が継続的に振動して、
操作者にその継続的な振動が伝わるようになる。
ように、駆動手段として電磁プランジャーを用いること
も好適である。それにより、電磁プランジャーのコイル
の中心の可動部が移動して操作器を叩くことにより操作
器が瞬間的に比較的強く減衰振動して、操作者にその減
衰振動が伝わるようになる。
は、一例として請求項4に記載のように、駆動した際に
操作手段を叩く位置に電磁プランジャーを設けることが
好適である。それにより、操作者の手が触れている操作
手段自体が直接電磁プランジャーで叩かれて減衰振動す
るので、操作者に一層はっきりした操作感を与えること
ができるようになる。
に記載のように、操作手段の操作量が信号を発生させる
べき一定量よりも少ない量からこの一定量に達したこと
が検出手段で検出された場合には駆動手段を駆動させ、
他方、操作量がこの一定量を超える量からこの一定量に
減少したことが検出手段で検出された場合には駆動手段
を駆動させないことが好適である。
き一定量を超える量からこの一定量に減少することは、
操作者が操作手段をこの一定量よりも少ない量からこの
一定量まで操作した後(すなわち信号を出力させた
後)、操作手段を初期位置に戻す過程で起こる。この過
程では、操作量がちょうどこの一定量にまで減少したと
きにも操作器からは信号が出力されないのが通常であ
る。
量からこの一定量に減少した場合には駆動手段を駆動さ
せないことにより、操作者が操作手段を初期位置に戻す
ときには、操作器が振動しないので操作者に操作感が与
えられないようになる。したがって、操作手段を初期位
置に戻すときに、信号が出力されたかのように操作者が
誤解してしまう事態が防止されるようになる。
に異なる量に達したときにそれぞれ異なる内容の信号を
出力するものである場合には、一例として請求項6に記
載のように、制御手段に、操作手段の操作量がこれらの
互いに異なる量に達したことが検出された場合に、それ
ぞれ異なる態様で駆動手段を駆動させることが好適であ
る。
け操作した(例えばジョイスティックを複数段階傾けた
り異なる向きに傾けたりした)ときにそれぞれ異なる操
作感が操作者に与えられるので、互いに異なる信号のう
ちのいずれが出力されたかを操作者が感覚的に容易に識
別できるようになる。
に、操作手段の操作量を検出手段で検出し、操作量が一
定量に達したときに信号を出力する操作器に、操作器を
機械的に振動させるための駆動手段を設けることによっ
て操作感を発生させる方法において、操作手段の操作量
がこの一定量未満の量からこの一定量に達したことが検
出手段で検出された場合にこの駆動手段を駆動させ、操
作量がこの一定量を超える量からこの一定量に減少した
ことが検出手段で検出された場合にはこの駆動手段を駆
動させない方法を提案する。
発生させるべき一定量に達したか否かを検出するために
操作器にもともと設けられている検出手段による操作手
段の操作量の検出結果に基づき、操作者が操作手段をこ
の一定量よりも少ない量からこの一定量まで操作したと
き(すなわち信号を出力させたとき)には、操作器に設
けた駆動手段を駆動することにより、操作器を機械的に
振動させて、操作手段に触れている操作者の手にその振
動を伝えるようにしている。
置に戻す過程で、操作量がちょうどこの一定量にまで減
少したときには、この駆動手段を駆動させないようにし
ている。
なく操作者に操作感を与えることができ、しかも、操作
手段を初期位置に戻すときに、信号が出力されたかのよ
うに操作者が誤解してしまう事態も防止される。
に、操作手段の操作量を検出手段で検出し、操作量が互
いに異なる量に達したときにそれぞれ異なる内容の信号
を出力する操作器に、操作器を機械的に振動させるため
の駆動手段を設けることによって操作感を発生させる方
法において、操作手段の操作量がこれらの互いに異なる
量に達したことが検出された場合に、それぞれ異なる態
様でこの駆動手段を駆動させる方法を提案する。
発生させるべき量に達したか否かを検出するために操作
器にもともと設けられている検出手段による操作手段の
操作量の検出結果に基づき、操作手段の操作量がそれぞ
れ異なる内容の信号を出力すべき互いに異なる量に達し
たときに、操作器に設けた駆動手段をそれぞれ異なる態
様で駆動することにより、操作器を機械的に振動させ
て、操作手段に触れている操作者の手にその振動を伝え
るようにしている。
なく操作者に操作感を与えることができ、しかも、操作
手段を互いに異なる量だけ操作したときにそれぞれ異な
る操作感が操作者に与えられるので、互いに異なる信号
のうちのいずれが出力されたかを操作者が感覚的に容易
に識別できるようになる。
るためのリモートコントローラーに本発明を適用した例
について説明する。 〔例1〕図1は、本発明を適用したリモートコントロー
ラーの主要部の外観及び内部構成の一例を示す。このリ
モートコントローラー1のパネル面には、リモートコン
トローラー1内に設けられたジョイスティックデバイス
3に傾き可能に支持されたジョイスティックレバー4が
突き出ている。
スティックレバー4の傾き角(ジョイスティックレバー
4がパネル面に垂直に向いている状態を初期位置として
その向きからの傾き角)を角度センサー(図示略)で検
出し、その傾き角が段階的に第1の角度A1とそれより
も大きい第2の角度A2とに達したときにそれぞれ異な
る内容のコントロール信号C1とC2とをデータエンコ
ーダ(図示略)で生成し、これらのコントロール信号を
出力回路(図示略)から赤外光として出力するものであ
る。
ローラー1の基板2には、小型のコアレスモーター5が
取り付けられている。図2は、このコアレスモーター5
の詳細な外観構成例を示す。コアレスモーター5の軸5
aには、偏心ウエイト6が取り付けられている。コアレ
スモーター5が駆動すると、この偏心ウエイト6が軸5
aの回りで回転することにより、基板2を介してリモー
トコントローラー1全体が継続的に振動する。こうした
偏心ウエイト6を取り付けたコアレスモーター5として
は、例えば携帯電話やポケットベルにおいて着信を通知
するバイブレータとして用いられているものと同じもの
を用いてもよい。
せるためのリモートコントローラー1の内部の回路構成
の一例を示す。ジョイスティックレバー4の傾き角が角
度センサー7で検出され、この角度センサー7の出力信
号が電圧計8で電圧値Vに変換されてマイクロプロセッ
サ9に送られる。(なお、角度センサーが傾き角に応じ
てパルス信号を出力するものである場合には、電圧計の
代わりに、角度センサーの出力パルス数をカウントする
カウンターを設ければよい。)
する電圧値V1と角度A2に対応する電圧値V2とが記
憶されており、これらの電圧値がマイクロプロセッサ9
によって読み出されるようになっている。コアレスモー
ター5とその電源11との間には電子スイッチ(トラン
ジスタ等)12が設けられており、通常はこの電子スイ
ッチ12は開いている。この電子スイッチ12の開閉
は、マイクロプロセッサ9によって指示されるようにな
っている。
スイッチ12の開閉を指示するために実行する処理の一
例を示す。この処理では、最初に、電圧計8から送られ
た電圧値Vを読み取る(ステップS1)。続いて、この
電圧値Vが、メモリー10から読み出した電圧値V1よ
りも小さいか(すなわちジョイスティックレバー4の傾
き角が角度A1よりも小さいか)否かを判断する(ステ
ップS2)。
方、イエスであれば、電圧計8から送られた電圧値Vを
読み取る(ステップS3)。続いて、この電圧値Vが、
メモリー10から読み出した電圧値V1と同じになった
か(すなわちジョイスティックレバー4の傾き角が角度
A1に達したか)否かを判断する(ステップS4)。
て、イエスになると、電子スイッチ12を閉じることを
指示する(ステップS5)。続いて、一定時間T1経過
後に、電子スイッチ12を開くことを指示する(ステッ
プS6)。これにより、この時間T1だけコアレスモー
ター5が駆動される。
読み取る(ステップS7)。続いて、この電圧値Vが、
メモリー10から読み出した電圧値V1よりも小さいか
(すなわちジョイスティックレバー4の傾き角が角度A
1よりも小さいか)否かを判断する(ステップS8)。
方、ノーであれば、電圧計8から送られた電圧値Vを読
み取る(ステップS9)。続いて、この電圧値Vが、メ
モリー10から読み出した電圧値V2と同じになったか
(すなわちジョイスティックレバー4の傾き角が角度A
2に達したか)否かを判断する(ステップS10)。
お、一定回数ノーの状態が続いた場合には、ステップS
10からステップS8のほうに戻るようにしてもよ
い。)そして、イエスになると、電子スイッチ12を閉
じることを指示する(ステップS11)。続いて、一定
時間T2(例えばT1よりも短い時間)経過後に、電子
スイッチ12を開くことを指示する(ステップS1
2)。
短い時間)経過後に、電子スイッチ12を再び閉じるこ
とを指示する(ステップS13)。続いて、時間T2経
過後に、電子スイッチ12を再び開くことを指示する
(ステップS14)。これにより、それぞれ時間T2ず
つコアレスモーター5が2回駆動される。続いて、ステ
ップS1に戻り、ステップS1以下を繰り返す。
作によって操作者に操作感が与えられる様子について説
明する。ジョイスティックレバー4が角度A1よりも小
さく傾いている状態から、操作者がジョイスティックレ
バー4を角度A1にまで傾けると、リモートコントロー
ラー1からコントロール信号C1が出力すると共に、図
4のステップS1〜S6により、時間T1だけコアレス
モーター5が駆動される。
体が時間T1だけ振動し、ジョイスティックレバー4に
触れている操作者の手にこの振動が伝わるので、操作者
に操作感が与えられる。したがって、コントロール信号
C1が出力されたことが操作者に感覚的に容易に判断さ
れる。
4を角度A2にまで傾けると、リモートコントローラー
1からコントロール信号C2が出力すると共に、図4の
ステップS7〜S14により、時間T2ずつコアレスモ
ーター5が2回駆動される。
体が時間T2ずつ2回振動し、ジョイスティックレバー
4に触れている操作者の手にこの振動が伝わるので、操
作者に操作感(コントロール信号C1が出力されたとき
とは異なる操作感)が与えられる。したがって、コント
ロール信号C2が出力されたことが操作者に感覚的に容
易に判断される。
4を角度A1以上やA2以上に傾けてコントロール信号
C1やC2を出力させた後にジョイスティックレバー4
を初期位置に戻す過程(この過程ではジョイスティック
レバー4の傾き角がちょうど角度A1やA2にまで減少
したときにもコントロール信号C1やC2は出力されな
い)では、図4のステップS1及びS2やS7及びS8
により、ジョイスティックレバー4の傾き角がちょうど
角度A1やA2にまで減少したときにもコアレスモータ
ー5は駆動されない。したがって、操作者がジョイステ
ィックレバー4を操作した後に初期位置に戻すときに
は、リモートコントローラー1が振動しないので、操作
者に操作感が与えられることはない。
は、角度センサー7によるジョイスティックレバー4の
操作量(傾き角)の検出結果に基づき、マイクロプロセ
ッサ9の制御のもとでコアレスモーター5が駆動するこ
とにより、リモートコントローラー1が機械的に振動し
て、ジョイスティックレバー4に触れている操作者の手
にその振動が伝わる。これにより、操作量が一定量に達
したときに操作者に操作感が与えられ、コントロール信
号が出力されたことが操作者が感覚的に容易に判断され
るようになっている。
ックレバー4の操作量がコントロール信号を発生させる
べき量に達したか否かを検出するためにリモートコント
ローラー1にもともと設けられているものである。ま
た、リモートコントローラー1では、ジョイスティック
レバー4の傾き角が角度A1,A2になったときにそれ
ぞれコントロール信号C1,C2を出力するために、も
ともと図3の電圧計8やマイクロプロセッサ9やメモリ
ー10のような電子部品を設けなければならないので、
電圧計8やマイクロプロセッサ9やメモリー10として
は、こうしたリモートコントローラー1にもともと設け
られているものを利用することが可能である。また、図
3の電源11としても、リモートコントローラー1にも
ともと設けられているものを利用することが可能であ
る。
ー1に設けなければならないのは、図3のコアレスモー
ター5及び電子スイッチ12だけなので、クリック機構
のように多数の機械的部品を必要とするものと異なり、
大型化やコスト増を招くことなく、操作者に操作感を与
えることができるようになっている。
が段階的に角度A1と角度A2とに達したときにそれぞ
れ異なる操作感が操作者に与えられるので、コントロー
ル信号C1とC2とのうちのいずれが出力されたかを操
作者が感覚的に容易に識別できるようになっている。
を初期位置に戻すときには、操作者に操作感が与えられ
ることはないので、コントロール信号が出力されたかの
ように操作者が誤解してしまう事態が防止されている。
トコントローラーの主要部の外観及び内部構成の別の一
例を示す。なお、同図において図1と共通する部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。このリモートコ
ントローラー21の基板2には、〔例1〕におけるよう
なコアレスモーターの代わりに、小型の電磁プランジャ
ー22が取り付けられている。
な外観構成及び配置の一例を示す。図6Aに示すよう
に、電磁プランジャー22には、コイル22aの中心の
可動部22bの先端に、衝撃吸収用のゴム23が取り付
けられている。同図Bに示すように、電磁プランジャー
22は、駆動した際にこの可動部22bの先端のゴム2
3がジョイスティックデバイス3を叩く位置に配置され
ている。
めにリモートコントローラー21内に設ける回路の構成
は、〔例1〕においてコアレスモーターを駆動させるた
めにリモートコントローラー1内に設けられた図3の回
路と全く同様であってよい。
サが電子スイッチの開閉を指示するために実行する処理
も、〔例1〕においてマイクロプロセッサ9が電子スイ
ッチ12の開閉を指示するために実行する図4の処理と
同様であってよい。但し、電磁プランジャーは、モータ
ーのように電子スイッチを閉じている間じゅう継続的に
駆動するものではなく、電子スイッチを閉じた瞬間にだ
け駆動する(可動部が移動する)ものなので、図4のス
テップS5及びS6,S11及びS12,S13及びS
14におけるように正確に一定時間だけ電子スイッチを
閉じることは必要ではない。
子スイッチを閉じたとき、電磁プランジャー22の可動
部22bの先端のゴム23がジョイスティックデバイス
3を叩くことによりジョイスティックデバイス3自体が
瞬間的に比較的強く減衰振動し、この減衰振動が、ジョ
イスティックデバイス3に支持されたジョイスティック
レバー4に触れている操作者の手に伝わるので、操作者
にはっきりした操作感が与えられるようになっている。
ターを用いた継続的振動による操作感との違いを除いて
は、このリモートコントローラー21でも、〔例1〕の
リモートコントローラー1と全く同様な作用効果が得ら
れる。
コアレスモーターを用いているが、コアレスモーター以
外の小型のモーターを用いてその軸に偏心ウエイト6を
取り付けるようにしてもよい。
ーをジョイスティックデバイスを叩く位置に配置してい
るが、ジョイスティックデバイス以外の箇所(例えばリ
モートコントローラーの筐体の内壁)を叩く位置に電磁
プランジャーを配置するようにしてもよい。
バーの傾き角が段階的に角度A1に達したときと角度A
2に達したときに、それぞれコアレスモーターや電磁プ
ランジャーを1回と2回駆動させることにより、互いに
異なる操作感が操作者に与えられるようにしている。し
かし、これ以外の適宜の方法(例えばコアレスモーター
を用いる場合には、駆動回数は同じにして駆動時間に長
短の差をつけること)により、角度A1に達したときと
角度A2に達したときに互いに異なる操作感が操作者に
与えられるようにしてもよい。
バーを2段階に傾けて操作するリモートコントローラー
に本発明を適用しているが、ジョイスティックレバーを
3段階以上に傾けて操作するリモートコントローラー
や、ジョイスティックレバーを異なる向き(例えば前と
後ろ)に傾けて操作するリモートコントローラーに本発
明を適用して、傾きの段階や向きに応じて異なる操作感
が操作者に与えられるようにしてもよい。
一定の角度に傾けることによりコントロール信号が出力
されるリモートコントローラーに本発明を適用している
が、回転式のダイヤルを一定の角度だけ回転させること
によりコントロール信号が出力されるリモートコントロ
ーラーや、タッチパッドを指で一定の圧力で押圧するこ
とによりコントロール信号が出力されるリモートコント
ローラーにも本発明を適用してよい。
赤外光として出力するリモートコントローラーに本発明
を適用しているが、コントロール信号をリード線を通し
て出力するリモートコントローラーにも本発明を適用し
てよい。
ラーに本発明を適用しているが、操作手段の操作量を検
出して操作量が一定量に達したときに信号を出力する適
宜の種類の操作器に本発明を適用してよい。また、本発
明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱すること
なく、その他様々の構成をとりうることはもちろんであ
る。
記載の操作器によれば、大型化やコスト増を招くことな
く、操作手段の操作量が信号を発生させるべき一定量に
達したときに操作者に操作感を与えて、信号が出力され
たことを操作者に感覚的に容易に判断させることができ
るという効果が得られる。
モーターの軸の回りを偏心部材が回転することにより、
操作器の継続的な振動による操作感を操作者に与えるこ
とができるという効果が得られる。
電磁プランジャーの可動部が操作器を叩くことによる瞬
間的な比較的強い減衰振動による操作感を操作者に与え
ることができるという効果が得られる。である。
電磁プランジャーによる操作感を操作者に一層はっきり
与えることができるという効果が得られる。
操作者が操作手段を操作した後に初期位置に戻すとき
に、信号が出力されたかのように操作者を誤解させてし
まう事態を防止できるという効果も得られる。
操作手段を互いに異なる量だけ操作したときにそれぞれ
異なる操作感が操作者に与えられるので、互いに異なる
信号のうちのいずれが出力されたかを操作者に感覚的に
容易に識別させることができるという効果も得られる。
感の発生方法によれば、大型化やコスト増を招くことな
く、操作手段の操作量が一定量に達したときに操作者に
操作感を与えることができ、しかも、操作者が操作手段
を操作した後に初期位置に戻すときに、信号が出力され
たかのように操作者を誤解させてしまう事態を防止でき
るという効果が得られる。
によれば、大型化やコスト増を招くことなく、操作手段
の操作量が一定量に達したときに操作者に操作感を与え
ることができ、しかも、操作手段を互いに異なる量だけ
操作したときにそれぞれ異なる操作感が操作者に与えら
れるので、互いに異なる信号のうちのいずれが出力され
たかを操作者に感覚的に容易に識別させることができる
という効果が得られる。
要部の外観及び内部構成の一例を示す透視図である。
す図である。
モートコントローラー内の回路構成の一例を示すブロッ
ク図である。
例を示すフローチャートである。
要部の外観及び内部構成の別の一例を示す透視図であ
る。
一例を示す図である。
ジョイスティックデバイス、 4 ジョイスティックレ
バー、 5 コアレスモーター、 5a コアレスモー
ターの軸、 6 偏心ウエイト、 7 角度センサー、
8 電圧計、9 マイクロプロセッサ、 10 メモ
リー、 11 電源、 12 電子スイッチ、 22
電磁プランジャー、 22a 電磁プランジャーのコイ
ル、22b 電磁プランジャーの可動部、 23 ゴム
Claims (8)
- 【請求項1】 操作手段の操作量を検出手段で検出し、
該操作量が一定量に達したときに信号を出力する操作器
において、 操作器を機械的に振動させるための駆動手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記駆動手段を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする操作感を有す
る操作器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の操作感を有する操作器
において、 前記駆動手段は、軸に偏心部材を取り付けたモーターで
あることを特徴とする操作感を有する操作器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の操作感を有する操作器
において、 前記駆動手段は電磁プランジャーであることを特徴とす
る操作感を有する操作器。 - 【請求項4】 請求項3に記載の操作感を有する操作器
において、 前記電磁プランジャーは、駆動した際に前記操作手段を
叩く位置に設けられていることを特徴とする操作感を有
する操作器。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の操作
感を有する操作器において、 前記制御手段は、前記操作手段の操作量が前記一定量未
満の量から該一定量に達したことが前記検出手段で検出
された場合には前記駆動手段を駆動させ、該操作量が該
一定量を超える量から該一定量に減少したことが前記検
出手段で検出された場合には前記駆動手段を駆動させな
いことを特徴とする操作感を有する操作器。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の操作
感を有する操作器において、 前記操作器は、前記操作手段の操作量が互いに異なる量
に達したときにそれぞれ異なる内容の信号を出力するも
のであり、 前記制御手段は、前記操作手段の操作量が前記互いに異
なる量に達したことが検出された場合に、それぞれ異な
る態様で前記駆動手段を駆動させることを特徴とする操
作感を有する操作器。 - 【請求項7】 操作手段の操作量を検出手段で検出し、
該操作量が一定量に達したときに信号を出力する操作器
に、操作器を機械的に振動させるための駆動手段を設け
ることによって操作感を発生させる方法において、 前記操作手段の操作量が前記一定量未満の量から該一定
量に達したことが前記検出手段で検出された場合に、前
記駆動手段を駆動させ、該操作量が該一定量を超える量
から該一定量に減少したことが前記検出手段で検出され
た場合には前記駆動手段を駆動させないことを特徴とす
る操作感の発生方法。 - 【請求項8】 操作手段の操作量を検出手段で検出し、
該操作量が互いに異なる量に達したときにそれぞれ異な
る内容の信号を出力する操作器に、操作器を機械的に振
動させるための駆動手段を設けることによって操作感を
発生させる方法において、 前記操作手段の操作量が前記互いに異なる量に達したこ
とが検出された場合に、それぞれ異なる態様で前記駆動
手段を駆動させることを特徴とする操作感の発生方法。
Priority Applications (1)
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