JP2000233692A - 中空構造物における中空室遮断具 - Google Patents
中空構造物における中空室遮断具Info
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Abstract
に容易に拘束するとともに、第1・第2の両ホルダプレ
ートが開く不具合を防止する。 【解決手段】 ホルダ体20と、そのホルダ体20に保
持されかつ外部加熱によって発泡して発泡体15となる
ことで中空構造物1の中空室6を遮断する発泡性基材1
1とを備える。ホルダ体20は、発泡性基材11を間に
挟んで対向する第1ホルダプレート30と第2ホルダプ
レート50とを有し、これら両ホルダプレート30、5
0が、その一端部においてヒンジ部43によって開閉可
能に連結される。第1・第2の両ホルダプレート30、
50の間には、これら両ホルダプレート30、50の自
由端部外側面に跨って差し込まれることで弾性的に係合
しかつ両ホルダプレート30、50を閉じ状態に拘束す
る拘束部材60が組み付けられている。
Description
ける中空室遮断具に関し、主として複数枚のパネルによ
って中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボディのピラ
ー、ロッカーパネル、ルーフサイドパネル等の中空構造
物の制振、防音等を高めるために、その中空室を遮断す
る中空構造物における中空室遮断具に関する。
具において、中空構造物の中空室に取り付けられるホル
ダ体と、そのホルダ体に保持されかつ外部加熱によって
発泡して発泡体となることで中空室を遮断する発泡性基
材と、を備えた構造のものが知られている。また、発泡
性基材を効率良く発泡させて中空室を遮断するととも
に、ホルダ体に対する発泡性基材の組み付け性を高める
ために、例えば、同一出願人によってすでに出願がなさ
れ、特開平10−91170号公報として開示された中
空構造物における中空室遮断具が知られている。
泡性基材111を間に挟んで対向する第1ホルダプレー
ト130と第2ホルダプレート150との一端部がヒン
ジ部121によって開閉可能に連結されてホルダ体12
0が構成されている。第1ホルダプレート130には、
その内面に発泡性基材111を保持するための周壁13
5が突設され、他端部に張り出された座板部132に取
付用クリップ131が形成されている。さらに、座板部
132には、第2ホルダプレート150の他端部(自由
端部)に向けて張り出す延長部140が延出され、その
延長部140には、長孔状の閉止孔141が貫設されて
いる。一方、第2ホルダプレート150の他端部の内面
には閉止孔141に係合可能な閉止爪151が突設され
ている。
ホルダプレート150との間に発泡性基材111を組み
付ける場合、まず、第1ホルダプレート130側に発泡
性基材111がセットされる。次に、第1ホルダプレー
ト130に対しヒンジ部121を支点として第2ホルダ
プレート150が閉じ動作されながら、延長部140の
閉止孔141に対し閉止爪151が係合されることで、
第1ホルダプレート130と第2ホルダプレート150
とが閉じ状態に保持される。これによって、第1ホルダ
プレート130と第2ホルダプレート150との間に発
泡性基材111が挟み付けられて組み付けられるように
なっている。
中空室遮断具110において、第1ホルダプレート13
0の他端部の座板部132から張り出された延長部14
0の閉止孔141に対し、閉止爪151を係合させるた
めには、延長部140を弾性的に撓ませるなければなら
ない。また、延長部140の閉止孔141と閉止爪15
1との係合位置は、閉じ状態における第1ホルダプレー
ト130と第2ホルダプレート150との間に設定され
る。このようなことから、閉止爪151が係合可能な状
態まで延長部140を弾性的に撓ませるために大きい力
が必要となっていた。このため、延長部140の閉止孔
141に対し閉止爪151を係合させて第1ホルダプレ
ート130と第2ホルダプレート150とを閉じ状態に
保持する作業が厄介でかつ多く手間が必要となってい
た。また、発泡性基材111が発泡する際などにおい
て、第1・第2の両ホルダプレート130、150を開
く方向に荷重が作用すると、閉止孔141と閉止爪15
1との係合が外れ、第1・第2の両ホルダプレート13
0、150が不測に開く場合があった。第1・第2の両
ホルダプレート130、150が不測に開くと、発泡性
基材111の発泡を第1・第2の両ホルダプレート13
0、150によって規制できなくなり、中空室の遮断不
良が発生する。
1・第2の両ホルダプレートとを閉じ状態に容易に拘束
することができるとともに、第1・第2の両ホルダプレ
ートが開く不具合を防止することができる中空構造物に
おける中空室遮断具を提供することである。
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、第1・第2の両ホルダプレート
の自由端部外側面に跨って拘束部材を差し込むことで、
拘束部材を容易にかつ手早く組み付けることができると
ともに、第1・第2の両ホルダプレートを閉じ状態に強
固に拘束することができる。このため、従来と異なり、
座板部の延長部を強制的に撓ませながら閉止孔と閉止爪
とを弾性的に係合させる手間を省くことができばかりで
なく、閉止孔と閉止爪との係合が外れて第1・第2の両
ホルダプレートが不測に開く、という不具合を確実に防
止することができる。
おりの構成を要旨とする。したがって、第1・第2の両
ホルダプレートの自由端部外側面に跨って拘束部材を差
込操作することで、抜止爪と抜止孔が相互に係合する。
これによって、第1・第2の両ホルダプレートの自由端
部外側面に跨って拘束部材を容易に組み付けることがで
きるとともに、拘束部材が不測に抜け出る不具合も防止
することができる。
構成を要旨とする。したがって、中空構造物の取付孔に
対し拘束部材の取付用クリップが嵌込まれることで、中
空構造物の中空室に対し中空室遮断具を容易に装着する
ことができる。
構成を要旨とする。したがって、第1・第2の両ホルダ
プレートの差込案内片56によって拘束部材60を差し
込み案内することができ、第1・第2の両ホルダプレー
トの自由端部外側面に跨って拘束部材を容易に差し込む
ことができる。
構成を要旨とする。したがって、閉止用クリップと閉止
孔との係合力によっても第1・第2の両ホルダプレート
を閉じ状態に係止することができるため、第1・第2の
両ホルダプレートが不測に開く不具合をより一層確実に
防止することができるとともに、第1・第2の両ホルダ
プレートがねじれ変形する不具合も防止することができ
る。
10にしたがって説明する。図7と図8において、中空
構造物としての車両ボディの中空パネル1は、インナパ
ネル2とアウタパネル4とが、これら相互のフランジ
3、5においてスポット溶接されることで、中空の箱形
閉じ断面に形成されている。前記インナパネル2の所定
位置には、ホルダ体20を回り止めして取り付けるため
の長円形、楕円形、四角形等の非円形の取付孔7が貫設
されている。
遮断具10は、発泡性基材11、ホルダ体20及び拘束
部材60を備えている。図1と図2に示すように、発泡
性基材11は、次に詳述するホルダ体20の第1ホルダ
プレート(又は第2ホルダプレート50)30と略同じ
大きさでかつ閉じ状態にある第1・第2の両ホルダプレ
ート30、50の間隔寸法と略同じ板厚寸法を有する平
板状に形成されいる。また、発泡性基材11は、110
℃〜190℃前後の温度で発泡、硬化され、独立気泡の
発泡体15となって金属面(塗装面も含む)に接着する
金属接着性を有する発泡性材料が射出成形等によって所
望とする形状に成形されることによって構成される。
の閉止用クリップ32が挿通される左右一対の角孔状の
挿通孔12と、ホルダ体20の位置決め片37が嵌挿さ
れる長孔状の位置決め孔13とがそれぞれ貫設されてい
る。さらに、発泡性基材11には、材料の節減や加熱不
足による発泡不良を防止するために、その中央部から一
側周縁部にわたって切込状の凹部14が形成されてい
る。
んで対向する第1ホルダプレート30と、第2ホルダプ
レート50とを備えている。これら第1・第2の両ホル
ダプレート30、50は、一端部において、所要数(図
1では3つ)のヒンジ部43によって開閉可能に一体に
連結されている。また、第1・第2の両ホルダプレート
30、50は、中空パネル1の中空室6の長手方向に直
交方向に平板状をなしかつ中空室6の横断面形状よりも
適宜に小さく形成されている。そして、第1・第2の両
ホルダプレート30、50の外周縁と、中空室6の内周
面との間には、所定の隙間(中空パネル1が塗料槽に浸
漬されたときに、その塗料槽の塗料が通過可能な程度の
隙間)が設けられるようになっている。また、第1・第
2の両ホルダプレート30、50の外側面の周縁部並び
に中央部には撓み防止用のリブ31、51がそれぞれ一
体に形成されている。
ート50とのうち、少なくとも一方のホルダプレート、
この実施の形態では第1ホルダプレート30には、その
内面の略中央部近傍に位置して位置決め片37が略一の
字状に凸設されている。この位置決め片37は、発泡性
基材11の位置決め孔13と略同じ寸法に形成されてい
る。そして、位置決め片37と位置決め孔13との嵌合
作用によって第1ホルダプレート30の内面に発泡性基
材11が回止め及び位置決めされて保持されるようにな
っている。
内面の一端部寄り(ヒンジ部43寄り)部分に、左右一
対の閉止用クリップ32がそれぞれ一体状に突設されて
いる。これら一対の閉止用クリップ32は、台座部3
3、脚部34及び一対の弾性係止片35をそれぞれ備え
ている。台座部33は、第1ホルダプレート30の内面
から直角状に突設され、その先端面の中央部には脚部3
4が突設されている。脚部34の先端には、左右一対の
弾性係止片35が、ヒンジ部43のヒンジ軸線方向と平
行する方向に分かれてそれぞれ折返し状に延出されてい
る。また、第1ホルダプレート30には、その内面の自
由端寄り部分に第2ホルダプレート50を閉じ位置に止
めるストッパ部38が突設され、そのストッパ部38の
先端のストッパ面の中央部には位置決めピン39が突設
されている。
板面の一端部寄り(ヒンジ部43寄り)部分には、前記
一対の閉止用クリップ32に対応する位置において、左
右一対の角孔状閉止孔52がそれぞれ貫設されている。
さらに、第2ホルダプレート50には、その内面の自由
端寄り部分において、第1ホルダプレート30の位置決
めピン39に対応する位置決め孔54が貫設されてい
る。
ホルダプレート30、50の外側面の自由端寄り部分に
は、後述する拘束部材60に対応する差込溝を隔ててそ
れぞれ対向しかつ断面略逆L字状をなす各一対の差込案
内片41、56がそれぞれ突設されている。さらに、第
1・第2の両ホルダプレート30、50の外側面の自由
端寄り部分には、各一対の差込案内片41、56の中間
部に位置し、かつ切り込み溝によって弾性的に変形可能
な抜止爪42、57がそれぞれ形成されている。
ダプレート50、ヒンジ部43、閉止用クリップ32等
をそれぞれ一体に備えたホルダ体20は、耐熱性合成樹
脂の射出成形によって一体成形されている。
の間には、これら両ホルダプレート30、50の自由端
部外側面に跨って差し込まれることで弾性的に係合しか
つ両ホルダプレート30、50を閉じ状態に拘束する拘
束部材60が組み付けられる。図3〜図5に示すよう
に、拘束部材60は、第1・第2の両ホルダプレート3
0、50の各一対の一対の差込案内片41、56の差込
溝にそれぞれ差し込まれる一対の拘束用側板部62と、
その拘束用側板部62の基端部を一体に結合している座
板部64とを備えて略U字状に形成されている。さら
に、一対の拘束用側板部62には、第1・第2の両ホル
ダプレート30、50の抜止爪42、57にそれぞれ係
合可能な角孔状の抜止孔63が貫設されている。
60の座板部64の座面中央部には、インナパネル2の
取付孔7に差し込まれて弾性的に係合する取付用弾性ク
リップ71が一体に形成されている。図7と図8に示す
ように、取付用弾性クリップ71は、座板部64から突
出されかつインナパネル2の取付孔7に差し込まれる脚
部72と、その脚部72の先端から延出されて取付孔7
に弾性的に係合する弾性係止片73とを備えている。な
お、拘束部材60及び取付用弾性クリップ71は、耐熱
性合成樹脂の射出成形によって一体成形されている。
したように構成される。したがって、ホルダ体20に対
し発泡性基材11を組み付ける場合、まず、図1に示す
ように、第1ホルダプレート30に対し、ヒンジ部43
によって第2ホルダプレート50が開かれる。この状態
において、第1ホルダプレート30の内面に対し、発泡
性基材11が設置される。この際、第1ホルダプレート
30の一対の閉止用クリップ32が、発泡性基材11の
挿通孔12に通され、位置決め片37が位置決め孔13
に嵌挿される。これによって、第1ホルダプレート30
の所要とする位置に発泡性基材11が回止め及び位置決
めされる。
ルダプレート30に対し第2ホルダプレート50がヒン
ジ部43を中心として閉じ方向に回動される。そして、
第1ホルダプレート30のストッパ部38に第2ホルダ
プレート50が当接する閉じ位置まで閉じられたときに
は、その閉じ動作に基づいて一対の閉止用クリップ32
の弾性係止片35が閉止孔52に嵌挿されて弾性的に係
合するともに、位置決めピン39が位置決め孔54に嵌
挿される。そして、一対の閉止用クリップ32と閉止孔
52との係合力、並びに位置決めピン39と位置決め孔
54との位置決め作用によって、第1ホルダプレート3
0に対し第2ホルダプレート50が所要とする閉じ位置
に位置決めされて保持される。
0、50の各一対の一対の差込案内片41、56に沿っ
て拘束部材60が、その一対の拘束用側板部62におい
て差し込まれる。すると、第1・第2の両ホルダプレー
ト30、50の抜止爪42、57に対し、一対の拘束用
側板部62の抜止孔63が係合して拘束部材60が抜け
止めされる。このようにして、第1・第2の両ホルダプ
レート30、50の自由端部外側面に跨って拘束部材6
0を容易にかつ手早く組み付けることができるととも
に、第1・第2の両ホルダプレート30、50を閉じ状
態に強固に拘束することができる。このため、従来と異
なり、座板部の延長部を強制的に撓ませながら閉止孔と
閉止爪とを弾性的に係合させる手間を省くことができば
かりでなく、閉止孔と閉止爪との係合が外れて第1・第
2の両ホルダプレートが不測に開く、という不具合を確
実に防止することができる。
体20及び拘束部材60を備えて中空室遮断具10が構
成される。図7と図8に示すように、中空室遮断具10
は、その拘束部材60の取付用弾性クリップ71におい
てインナパネル2の取付孔7に取り付けられ、中空パネ
ル1の中空室6に配設される。すなわち、中空パネル1
を構成するインナパネル2とアウタパネル4とが、その
相互のフランジ3、5においてスポット溶接される前
に、インナパネル2の取付孔7に中空室遮断具10が、
その取付用弾性クリップ71によって回り止めされて取
り付けられる。その後、インナパネル2とアウタパネル
4とが、その相互のフランジ3、5においてスポット溶
接され、中空の箱形閉じ断面をなす中空パネル1が構成
される。
ネル1を有する車両ボディの焼き付け塗装の際の外部加
熱によって、図9と図10に示すように、発泡性基材1
1が発泡して発泡体15となる。発泡性基材11が発泡
する際、その発泡性基材11の両側部は第1、第2の両
ホルダプレート30、50に接して保持されているた
め、中空室6の長手方向に対しては発泡性基材11の発
泡が制限され、中空室6の長手方向に直交する方向に対
しては発泡性基材11の発泡が効果的に促進される。こ
のため、発泡性基材11の発泡による発泡体15の周縁
部が中空室6の内周壁面に隙間なく接着し、中空室6が
塞ぎ不良なく確実に遮断される。この結果、中空パネル
1の制振、防音等が効率良く高められる。
て、第1・第2の両ホルダプレート30、50を開く方
向に荷重が作用する場合がある。第1・第2の両ホルダ
プレート30、50は、その自由端部外側面に跨って組
み付けられた拘束部材60によって、閉じ状態に強固に
拘束される。このため、第1・第2の両ホルダプレート
30、50が不測に開く不具合が防止される。
2の両ホルダプレート30、50の外側面の自由端寄り
部分に差込溝を隔ててそれぞれ対向しかつ断面略逆L字
状をなす各一対の差込案内片41、56がそれぞれ突設
されている。このため、第1・第2の両ホルダプレート
30、50の自由端部外側面に跨って拘束部材60を組
み付ける際、拘束部材60を、その一対の拘束用側板部
62において差込案内することができ、拘束部材60を
容易にかつ確実に組み付けることができる。さらに、第
1・第2の両ホルダプレート30、50の自由端部外側
面に跨って拘束部材60を差込操作することで、第1・
第2の両ホルダプレート30、50の抜止爪42、57
に拘束部材60の一対の拘束用側板部62の抜止孔63
がそれぞれ係合する。これによって、第1・第2の両ホ
ルダプレート30、50の自由端部外側面に跨って拘束
部材60を容易に組み付けることができるとともに、拘
束部材60が不測に抜け出る不具合も防止することがで
きる。
2の両ホルダプレート30、50の一端部寄り(ヒンジ
部43寄り)部分に設けられた一対の閉止用クリップ3
2と閉止孔52との係合力によっても第1・第2の両ホ
ルダプレート30、50を閉じ状態に係止することがで
きる。このため、第1・第2の両ホルダプレート30、
50が不測に開く不具合をより一層確実に防止すること
ができるとともに、第1・第2の両ホルダプレート3
0、50がやねじれ変形する不具合も防止することがで
きる。
両ホルダプレート30、50の相互に、閉止用クリップ
32と閉止孔52とがそれぞれ設けられる場合を例示し
たが、閉止用クリップ32と閉止孔52とは必ずしも設
けなくてもよい。また、前記実施の形態においては、中
空構造物が車両ボディのピラー、ロッカパネル、ルーフ
パネル等の中空パネル1である場合を例示したが、これ
に限るものではない。例えば、中空構造物が車両ボディ
以外、例えば、建築物、船舶等の建造物を構成する中空
構造物であってもよい。
第1・第2の両ホルダプレートの自由端部外側面に跨っ
て拘束部材を差し込むという、極めて簡単な操作によっ
て第1・第2の両ホルダプレートを閉じ状態に拘束する
ことができるとともに、第1・第2の両ホルダプレート
が開く不具合を防止することができる。
空室遮断具の第1ホルダプレートと第2ホルダプレート
とを開いた状態を内面側から示す斜視図である。
トとを開いた状態を外面側から示す斜視図である。
と第2ホルダプレートとを閉じた状態を示す斜視図であ
る。
トとを拘束部材によって閉じ位置に拘束した状態を示す
斜視図である。
る。
り付けた状態を示す縦断面である。
り付けた状態を示す横断面図である。
空室遮断具の発泡性基材が発泡して発泡体となり中空室
が遮断された状態を示す縦断面である。
中空室遮断具の発泡性基材が発泡して発泡体となり中空
室が遮断された状態を示す横断面図である。
第2ホルダプレートとを開いた状態を示す斜視図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 中空構造物の中空室に取り付けられるホ
ルダ体と、そのホルダ体に保持されかつ外部加熱によっ
て発泡して発泡体となることで前記中空室を遮断する発
泡性基材とを備え、 前記ホルダ体は、前記発泡性基材を間に挟んで対向しか
つ前記中空室の長手方向にそれぞれ直交する第1ホルダ
プレートと第2ホルダプレートとを有し、これら両ホル
ダプレートが、その一端部においてヒンジ部によって開
閉可能に連結された中空構造物における中空室遮断具で
あって、 前記第1・第2の両ホルダプレートの間には、これら両
ホルダプレートの自由端部外側面に跨って差し込まれる
ことで弾性的に係合しかつ前記両ホルダプレートを閉じ
状態に拘束する拘束部材が組み付けられている中空構造
物における中空室遮断具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物における中
空室遮断具であって、第1・第2の両ホルダプレートの
自由端部外側面と、拘束部材との相互には、前記第1・
第2の両ホルダプレートの自由端部外側面に跨って前記
拘束部材が差し込まれることで弾性的に係合する抜止爪
と抜止孔とがそれぞれ形成されている中空構造物におけ
る中空室遮断具。 - 【請求項3】 請求項1に記載の中空構造物における中
空室遮断具であって、拘束部材には、中空構造物の取付
孔に嵌込まれることで弾性的に係合する取付用クリップ
が一体状に形成されている中空構造物における中空室遮
断具。 - 【請求項4】 請求項1に記載の中空構造物における中
空室遮断具であって、第1・第2の両ホルダプレートの
自由端部外側面には、これら第1・第2の両ホルダプレ
ートの自由端部外側面に跨って拘束部材を差し込み案内
する一対の差込案内片が一体状に形成されている中空構
造物における中空室遮断具。 - 【請求項5】 請求項1に記載の中空構造物における中
空室遮断具であって、第1ホルダプレートと第2ホルダ
プレートとうち、少なくとも一方のホルダプレートの内
面には、他方のホルダプレートに貫設された閉止孔に弾
性的に係合して前記第1・第2の両ホルダプレートを閉
じ状態に保持する閉止用クリップが形成されている中空
構造物における中空室遮断具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03447399A JP4209027B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 中空構造物における中空室遮断具 |
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JP03447399A JP4209027B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 中空構造物における中空室遮断具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000233692A true JP2000233692A (ja) | 2000-08-29 |
JP4209027B2 JP4209027B2 (ja) | 2009-01-14 |
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ID=12415233
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03447399A Expired - Fee Related JP4209027B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 中空構造物における中空室遮断具 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4209027B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056190A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Kyowa Sangyo Kk | 中空構造物の中空室遮断具 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP03447399A patent/JP4209027B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006056190A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Kyowa Sangyo Kk | 中空構造物の中空室遮断具 |
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JP4209027B2 (ja) | 2009-01-14 |
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