JP2000226189A - ウインチドラム駆動液圧回路 - Google Patents
ウインチドラム駆動液圧回路Info
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Abstract
オーバロードが生じず、運転員の負担が増加せず、ワイ
ヤロープに作用する荷重やバケットの下降にアンバラン
スが生じないようにしたウインチドラム駆動液圧回路を
提供する。 【解決手段】 バケット5の巻下げ時に液圧モータ2
a,2bからの液が切換弁6a,6b側へ戻る主管路7
a,7bのカウンタバランス弁15a,15bを設けた
部分よりも液圧モータ2a,2b側を中途部に切換弁2
4を備えた均圧管路23により接続し、バケット5の巻
下げ時に主管路7aと7bが連通するよう切換弁24を
切換える指令を切換弁24へ与えるための圧力スイッチ
26a,26bを設ける。
Description
を可変容量型の液圧モータを用いた複数のウインチで巻
上げ、巻下げするクレーンにおいて、吊下げ体の巻上
げ、巻下げを行う際に、各々のウインチに作用する負荷
が略等しくなるよう、夫々の可変容量型の液圧モータを
同調駆動し得るようにしたウインチドラム駆動液圧回路
に関するものである。
においては、1台の掘削バケットを可変容量型の液圧モ
ータを用いた複数のウインチにより巻上げ、巻下げする
ことが行われており、斯かるウインチに用いるウインチ
ドラム駆動液圧回路の従来の一例は図2に示されてい
る。
圧回路は2系統のウインチドラム駆動液圧系統を備え、
同一の数字にa,bを付した符号の機器は全て同一容
量、同一能力のものである。
ムであり、該ウインチドラム1a,1bは可変容量型の
油圧モータのごとき液圧モータ2a,2bにより夫々単
独で駆動し得るようになっている。
ロープ3a,3bを巻取り或いは繰出し得るよう、ワイ
ヤロープ3a,3bが巻付けられており、ワイヤロープ
3a,3bはクレーンのブーム4先端から下方へ延在
し、連続壁を掘削するバケット5を巻上げ、巻下げし得
るようになっている。
とは主管路7a,7b及び8a,8bにより接続され、
液圧ポンプ等を備えた液圧供給源9a,9bからの液は
切換弁6a,6bから液圧モータ2a,2bへ送給し得
るようになっている。又10a,10bはタンク、11
a,11bはリリーフ弁である。
は、アンロード弁12a,12b及びアンロード弁12
a,12bに対して並列配置された逆止弁13a,13
b、並にリリーフ弁14a,14bを備えたカウンタバ
ランス弁15a,15bが設けられている。
ロード弁12a,12bと主管路8a,8b側の流路1
7a,17bとは、パイロット管路16a,16bによ
り接続され、主管路8a,8b内を流れる液の圧力をパ
イロット管路16a,16bからアンロード弁12a,
12bへ伝え得るようになっている。
5a,15b接続位置よりも液圧モータ2a,2b側に
は、馬力一定制御弁18a,18bが接続されている。
馬力一定制御弁18a,18bは、カウンタバランス弁
15a,15b内の主管路7a,7bの液圧モータ2
a,2b側の圧力が設定圧力に達した時に作用してその
設定圧力を保持するように液圧モータ2a,2bの押し
のけ容量を自動調整するための弁で、主管路7a,7b
からの液の圧力により切換わる調整弁19a,19b
と、調整弁19a,19b及び主管路7a,7bからの
液の圧力或いは主管路7a,7bからの液の圧力により
作動するアクチュエータ20a,20bを備えている。
液圧供給源28から送給された液は、リモートコントロ
ール弁21a,21bで切換えられて切換弁6a,6b
の巻上げ側又は巻下げ側に作用し、切換弁6a,6bを
切換え得るようになっている。なお、図中、22a,2
2bはリモートコントロール弁21a,21b操作用の
レバーであり、q1,q2はアクチュエータ20a,2
0bの作動方向である。
ウインチドラム1a,1bの回転速度を同調させてバケ
ット5の巻上げを行う場合には次のような操作を行う。
すなわち、レバー22a,22bを巻上げ方向へいっぱ
いに傾くようリモートコントロール弁21a,21bを
巻上げ側へ操作すると、液圧供給源28からの液はリモ
ートコントロール弁21a,21bから切換弁6a,6
bの巻上げ側に作用し、切換弁6a,6bは、巻上げ側
に切換わる。
は、切換弁6a,6bを経て主管路7a,7b側から液
圧モータ2a,2bへ導入され、各液圧モータ2a,2
bを巻上げ方向に回転させる。又液圧モータ2a,2b
を駆動した液は、主管路8a,8b側から切換弁6a,
6bを経てタンク10a,10bへ戻る。
を液圧モータ2a,2bへ導入される液の流量、qを液
圧モータ2a,2bの押しのけ容量とすると、V=Q/
qで表わされ、液圧モータ2a,2bの回転力Tは、p
を液圧モータ2a,2bへ導入される液の圧力とする
と、T=p・qで表わされる。すなわち、回転速度Vは
バケット5の速度、回転力Tはバケット5の質量とな
る。
定した負荷圧力に達した時、V・T=一定となるよう、
液圧モータ2a,2bの押しのけ容量を自動調整する。
る作動圧力が馬力一定制御弁18a,18bの設定圧力
を越えると、馬力一定制御弁18a,18bは設定圧力
を保持するように液圧モータ2a,2bの押しのけ容量
qを大きくする方向へ作動する。
液の流量Qが一定の場合、押しのけ容量qが小容量なら
液圧モータ2a,2bの回転速度Vは高速となり、押し
のけ容量qが大容量なら液圧モータ2a,2bの回転速
度Vは低速となる。
く2本のレバー22a,22bを同時に同じ巻上げ方向
に操作する。その時、ウインチドラム1a,1bの回転
開始の時期がずれたり、運転中のウインチドラム1a,
1bの巻層の変り目が生じた場合には、本来ならば2本
のワイヤロープ3a,3bに均等に張力が掛かるべきと
ころが、片方のワイヤロープ3a又は3bに張力が作用
して不均衡になる場合がある。
ロープ3bの張力よりも大きくなると、主管路7aから
液圧モータ2aへ導入される液の負荷圧力が上昇しこの
負荷圧力は、図2において馬力一定制御弁18aに作用
する。このため、負荷圧力が馬力一定制御弁18aの所
定の設定圧力よりも高くなると、馬力一定制御弁18a
の調整弁19aは設定圧力を保持するよう、切換わって
アクチュエータ20aはq1方向へ作動する。このた
め、液圧モータ2a,2bの押しのけ容量が大きくなる
結果液圧モータ2aの回転速度が低下し、ワイヤロープ
3aの巻取り速度は遅くなる。
2bは、負荷圧力が小さいため、押しのけ容量が小さい
高速の状態でワイヤロープ3bを巻取り、ワイヤロープ
3bはワイヤロープ3aの速度に追い付いて張力が増加
する。すなわち液圧モータ2a,2bの負荷圧力が等し
くなるように作動する。その結果、液圧モータ2a,2
bは同調した回転速度で回転が行われ、バケット5は姿
勢のバランスが取れた状態で巻上げられる。
度を同調させてバケット5の巻下げを行う場合には、次
のような操作を行う。
側へいっぱいに傾くよう操作すると、液圧供給源31か
らの液は切換弁6a,6bの巻下げ側に作用し、切換弁
6a,6bは巻下げ側に切換わる。
は、主管路8a,8b側から液圧モータ2a,2bへ導
入され、各液圧モータ2a,2bを巻下げ方向へ回転さ
せる。液圧モータ2a,2bを駆動した液は、主管路7
a,7b側からカウンタバランス弁15a,15bのア
ンロード弁12a,12bを経てタンク10a,10b
へ戻る。この際、主管路7a,7bのアンロード弁12
a,12bよりも液圧モータ2a,2b側には、主管路
8a,8bのパイロット圧力に応じて保持圧力が発生し
ているため、巻下げ時にバケット5が暴走して下降する
ことはない。
ー22a,22bを同時に同じ巻下げ方向へ操作する。
その時、ウインチドラム1a,1bの回転開始の時期が
ずれたり、運転中のウインチドラム1a,1bの巻層の
変り目が生じた場合には、本来ならば2本のワイヤロー
プ3a,3bに均等に張力が掛かるべきところが、片方
のワイヤロープ3a又は3bに張力が作用して不均衡に
なる場合がある。
ロープ3bよりも大きくなると、液圧モータ2aからカ
ウンタバランス弁15aのアンロード弁12aまでの主
管路7a内の圧力が上昇して保持圧力が上昇し、馬力一
定制御弁18aの設定圧力を越えると馬力一定制御弁1
8aの調整弁19aは設定圧力を保持するよう切換わっ
てアクチュエータ20aはq1方向へ作動する。このた
め液圧モータ2aの押しのけ容量が大きくなる結果、液
圧モータ2aの回転速度が低下し、ワイヤロープ3aの
巻下げ速度はワイヤロープ3bの巻下げ速度よりも遅く
なる。
駆動液圧回路においては、バケット5の巻下げ時に液圧
モータ2a,2bの回転速度を同調させるよう、リモー
トコントロール弁21a,21bにおけるレバー22
a,22bの調整を行わなければならないが、このよう
な調整を行わない場合には、液圧モータ2a,2bに負
荷のアンバランスが生じ、液圧モータ2a,2bにオー
バロードが生じる虞れがある。
a,2bの回転速度を同調させるためには、上述のごと
く運転員がリモートコントロール弁21a,21bにお
けるレバー22a,22bの傾きを頻繁に調整して液圧
モータ2a,2bの回転速度の調整を行わなければなら
ず、運転員の負担が大きく疲労の原因となる。
によりワイヤロープ3a,3bに作用する荷重やバケッ
ト5の下降時の姿勢にアンバランスが生じ好ましくな
い。
巻下げ時において、液圧モータにオーバロードが生じ
ず、運転員の負担が増加せず、ワイヤロープに作用する
荷重やバケットの下降姿勢にアンバランスが生じないよ
うにしたウインチドラム駆動液圧回路を提供することを
目的としてなしたものである。
インチドラム駆動液圧系統を備え、各ウインチドラム駆
動液圧系統は、夫々、吊下げ体を吊下げたワイヤロープ
を巻取り、繰出し得るようにしたウインチドラムを駆動
するための液圧モータと、吊下げ体を巻上げる際には液
圧モータへ液を供給し、吊下げ体を巻下げる場合には液
圧モータから排出された液を送給するようにした第1の
主管路と、吊下げ体を巻下げる際には液圧モータへ液を
供給し吊下げ体を巻上げる場合には液圧モータから排出
された液を送給するようにした第2の主管路と、前記第
1又は第2の主管路に液圧供給源からの液を送給し第2
又は第1の主管路からの液をタンクへ戻すよう切換えら
れるようにした第1の切換弁と、吊下げ体の巻上げ時に
は前記第1の切換弁からの液を液圧モータへ送給し、吊
下げ体の巻下げ時には液圧モータからの液を第1の切換
弁側へ送給しないよう遮断する逆止弁と、吊下げ体の巻
下げ時には、液圧モータから前記第1の主管路及び切換
弁を経てタンクへ戻る液に前記第1の主管路の液圧モー
タ側において第2の主管路のパイロット圧力に応じて保
持圧力を発生させるアンロード弁とを備えたカウンタバ
ランス弁と、前記カウンタバランス弁内の前記第1の主
管路の液圧モータ側の圧力が設定圧力に達した時に作用
して当該設定圧力を保持するように液圧モータの押しの
け容量を自動調整する馬力一定制御弁と、複数のウイン
チドラムにより1個の吊下げ体を巻上げ、巻下げし得る
ようにしたウインチドラム駆動液圧回路であって、各ウ
インチドラム駆動液圧系統における第1の主管路同士を
第1の主管路の前記カウンタバランス弁接続部よりも液
圧モータ側で接続する均圧管路と、該均圧管路の中途部
に接続された第2の切換弁と、各ウインチドラム駆動液
圧系統における第1の切換弁を吊下げ体を巻下げるよう
液を液圧モータへ供給し得るよう切換えた際に、前記第
2の切換弁を各ウインチドラム駆動液圧系統における第
1の主管路同士が連通するよう切換えるスイッチ手段を
設けたものである。
るために第1の切換弁を切換えるリモートコントロール
弁を各ウインチドラム駆動液圧系統ごとに設けると良
い。
のウインチドラムにより吊下げ体を巻下げるために各ウ
インチドラム駆動液圧系統の第1の切換弁を切換える際
に、各ウインチドラム駆動液圧系統におけるリモートコ
ントロール弁からの液の圧力によりオンになって電源か
ら第2の切換弁へ各系統を経て給電を行い第2の切換弁
を第1の主管路同士が連通するよう切換える圧力スイッ
チを各ウインチドラム駆動液圧系統ごとに設けると良
い。
は、液圧供給源からの液は、第1の切換弁から第2の主
管路を経て液圧モータへ導入され、液圧モータを駆動
し、液圧モータから排出されてアンロード弁を通り、第
1の切換弁を経てタンクへ戻る。
2の切換弁が切換わって異なるウインチドラム駆動液圧
系統の第1の主管路同士が連通し、第1の主管路内の液
の保持圧力が均圧化されるため、液圧モータの押しのけ
容量は等しくなり、従って吊下げ体は同調して同一速度
で下降する。
ず、運転員の負担が増加せず、ワイヤロープに作用する
荷重やバケットの下降姿勢にアンバランスが生じること
がない。又既設の装置にも容易且つ安価に設けることが
できる。
図面を参照しつつ説明する。
路の実施の形態の一例で、その基本的構成は図2に示す
従来のものと略同じであるため、以下の説明では主とし
て従来のウインチドラム駆動液圧回路と異なる部分につ
いて説明を行う。なお、図1中、図2に示すものと同一
のものには同一の符号を付してある。
続部と馬力一定制御弁18a接続部との間には、均圧管
路23の一端が接続されると共に均圧管路23の他端
は、主管路7bのカウンタバランス弁15b接続部と馬
力一定制御弁18b接続部との間に接続されており、均
圧管路23の中間には切換弁24が設けられている。
ら切換弁6a,6bを巻下げ側に切換えるよう液が送ら
れる管路25a,25bには、管路25a,25b内の
液の圧力によりオンになるようにした圧力スイッチ26
a,26bが接続されており、圧力スイッチ26a,2
6bがオンになった場合には、電源27からの電気は圧
力スイッチ26a,26bを経て切換弁24に給電さ
れ、切換弁24を主管路7a,7b同士が連通するよう
切換え得るようになっている。すなわち、圧力スイッチ
26a,26b及び電気系統によりAND回路が形成さ
れている。
明する。
ウインチドラム1a,1bを駆動してバケット5の巻上
げを行う場合には、レバー22a,22bを巻上げ方向
へいっぱいに傾けてリモートコントロール弁21a,2
1bを巻上げ側へ切換える。このため、切換弁6a,6
bは巻上げ側へ切換えられる。
a,26bには液の圧力が作用しないため圧力スイッチ
26a,26bは図1に示すようにオフの状態にあり、
切換弁24は主管路7aと7bを遮断している。従っ
て、本実施の形態例におけるバケット5巻上げ時のウイ
ンチドラム駆動液圧回路の作動は従来の場合と全く同一
となるため説明は省略する。
バケット5の巻下げを行う場合には、レバー22a,2
2bを巻下げ方向へいっぱいに傾けてリモートコントロ
ール弁21a,21bを巻下げ側へ切換える。このた
め、切換弁6a,6bは巻下げ側に切換えられる。
の液の圧力は、切換弁6a,6bに作用するが、同時に
圧力スイッチ26a,26bに作用する。このため圧力
スイッチ26a,26bはオンになり、電源27からの
電気は圧力スイッチ26b,26aを介して切換弁24
に給電され、切換弁24は主管路7a,7bが連通する
よう切換わる。このため、主管路7a,7bの保持圧力
が生じている範囲すなわち液圧モータ2a,2bとカウ
ンタバランス弁15a,15bのアンロード弁12a,
12bの間が均圧管路23を介し連通して主管路7a,
7b内の液の圧力は均圧化され、馬力一定制御弁18
a,18bに作用する力は等しくなり、その結果調整弁
19a,19bの開度も同じとなって液圧モータ2a,
2bの押しのけ容量も同じになる。このため、バケット
5の巻下げ時においても、リモートコントロール弁21
a,21bの調整を行わなくても液圧モータ2a,2b
は同調して同一回転速度で回転し、ウインチドラム1
a,1bも同調して回転する。
すれば、ワイヤロープ3a,3bの巻戻し速度も同一と
なり、バケット5はバランスの良い姿勢で下降する。
一定制御弁18a,18bの作動は従来の巻下げ運転時
と同じであるため、説明は省略する。
路の場合には、バケット5の巻下げ時にレバー22a,
22bを巻下げ方向へいっぱいに傾けておけば、液圧モ
ータ2a,2bの回転速度は同調すると共に液圧モータ
2a,2bには負荷のアンバランスによるオーバロード
が生じる虞はない。
a,2bの回転速度を同調させるために、運転員がリモ
ートコントロール弁21a,21bにおけるレバー22
a,22bの傾きを頻繁に操作してリモートコントロー
ル弁21a,21bを調整する必要がなく、従って運転
員の負担が軽く疲労が少ない。
プ3a,3bに作用する荷重やバケット5の下降時の姿
勢にアンバランスが生じることがなく、安定した作業を
行うことができる。
に液圧モータ2a,2bから排出された液の流れる主管
路7a,7bのうち液圧モータ2a,2bからカウンタ
バランス弁15a,15bのアンロード弁12a,12
bまでの間に主管路7a,7b同士をつなぐよう、中途
部に切換弁24を設け、リモートコントロール弁21
a,21bのレバー22a,22bを巻下げ側にいっぱ
い倒すことによりオンになる圧力スイッチ26a,26
bを設け、両圧力スイッチ26a,26bが同時にオン
になった時のみ切換弁24を切換えるようにしているた
め、簡単な機器の追加でバケット5巻下げ運転時の同調
運転が可能となり、従って既設のウインチドラム駆動液
圧回路にも容易に適用でき、しかも価格も安価である。
されるものではなく、バケット以外のものに対しても適
用でき、又馬力一定制御弁のアクチュエータは、第1の
主管路の液の圧力のみにより作動させることもできるこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更を加え得ること、等は勿論である。
よれば、請求項1〜3の何れにおいても下記のごとき種
々の優れた効果を奏し得る。 I)バケット巻下げ時の負荷の不均等によるオーバロー
ドを防止することができる。 II)バケット巻下げ時に頻繁な速度調整をしなくてす
み、運転員の疲労を低減できる。 III)負荷の不均等による荷重や吊下げ体の下降姿勢
のアンバランスを防止することができる。 IV)巻下げ時に液圧モータを同調させるための機器を
従来の装置にも簡単且つ安価に付加することができる。
形態の一例を表わす回路図である。
わす回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数系統のウインチドラム駆動液圧系統
を備え、 各ウインチドラム駆動液圧系統は、夫々、 吊下げ体を吊下げたワイヤロープを巻取り、繰出し得る
ようにしたウインチドラムを駆動するための液圧モータ
と、 吊下げ体を巻上げる際には液圧モータへ液を供給し、吊
下げ体を巻下げる場合には液圧モータから排出された液
を送給するようにした第1の主管路と、 吊下げ体を巻下げる際には液圧モータへ液を供給し吊下
げ体を巻上げる場合には液圧モータから排出された液を
送給するようにした第2の主管路と、 前記第1又は第2の主管路に液圧供給源からの液を送給
し第2又は第1の主管路からの液をタンクへ戻すよう切
換えられるようにした第1の切換弁と、 吊下げ体の巻上げ時には前記第1の切換弁からの液を液
圧モータへ送給し、吊下げ体の巻下げ時には液圧モータ
からの液を第1の切換弁側へ送給しないよう遮断する逆
止弁と、吊下げ体の巻下げ時には、液圧モータから前記
第1の主管路及び切換弁を経てタンクへ戻る液に前記第
1の主管路の液圧モータ側において第2の主管路のパイ
ロット圧力に応じて保持圧力を発生させるアンロード弁
とを備えたカウンタバランス弁と、 前記カウンタバランス弁内の前記第1の主管路の液圧モ
ータ側の圧力が設定圧力に達した時に作用して当該設定
圧力を保持するように液圧モータの押しのけ容量を自動
調整する馬力一定制御弁と、 複数のウインチドラムにより1個の吊下げ体を巻上げ、
巻下げし得るようにしたウインチドラム駆動液圧回路で
あって、 各ウインチドラム駆動液圧系統における第1の主管路同
士を第1の主管路の前記カウンタバランス弁接続部より
も液圧モータ側で接続する均圧管路と、 該均圧管路の中途部に接続された第2の切換弁と、 各ウインチドラム駆動液圧系統における第1の切換弁を
吊下げ体を巻下げるよう液を液圧モータへ供給し得るよ
う切換えた際に、前記第2の切換弁を各ウインチドラム
駆動液圧系統における第1の主管路同士が連通するよう
切換えるスイッチ手段を設けたことを特徴とするウイン
チドラム駆動液圧回路。 - 【請求項2】 吊下げ体を巻上げ又は巻下げるために第
1の切換弁を切換えるリモートコントロール弁を各ウイ
ンチドラム駆動液圧系統ごとに設けた請求項1に記載の
ウインチドラム駆動液圧回路。 - 【請求項3】 スイッチ手段として、複数のウインチド
ラムにより吊下げ体を巻下げるために各ウインチドラム
駆動液圧系統の第1の切換弁を切換える際に、各ウイン
チドラム駆動液圧系統におけるリモートコントロール弁
からの液の圧力によりオンになって電源から第2の切換
弁へ各系統を経て給電を行い第2の切換弁を第1の主管
路同士が連通するよう切換える圧力スイッチを各ウイン
チドラム駆動液圧系統ごとに設けた請求項1又は2に記
載のウインチドラム駆動液圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029840A JP2000226189A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ウインチドラム駆動液圧回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029840A JP2000226189A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ウインチドラム駆動液圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
JP11029840A Pending JP2000226189A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ウインチドラム駆動液圧回路 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2000226189A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013120350A1 (zh) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | 中联重科股份有限公司 | 一种放绳液压控制系统、收绳液压控制系统和起重机 |
CN103671294A (zh) * | 2013-12-12 | 2014-03-26 | 中联重科股份有限公司 | 悬挂油缸同步升降控制系统、控制方法及工程车辆 |
CN114655870A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-06-24 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所九江分部 | 一种保持钢丝绳恒张力的液压控制系统 |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11029840A patent/JP2000226189A/ja active Pending
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CN103671294B (zh) * | 2013-12-12 | 2016-02-03 | 中联重科股份有限公司 | 悬挂油缸同步升降控制系统、控制方法及工程车辆 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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