JP2000294830A - 発光素子アレイ - Google Patents
発光素子アレイInfo
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- JP2000294830A JP2000294830A JP9475799A JP9475799A JP2000294830A JP 2000294830 A JP2000294830 A JP 2000294830A JP 9475799 A JP9475799 A JP 9475799A JP 9475799 A JP9475799 A JP 9475799A JP 2000294830 A JP2000294830 A JP 2000294830A
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- Japan
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- region
- side electrode
- type diffusion
- electrode pad
- conductive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極パッドの配置自由度を大きくし、製造歩
留まりを向上させる。 【解決手段】 半導体基板を構成する半導体層2の複数
のブロック4にそれぞれ形成されたn型拡散領域10
と、n型領域10を絶縁分離する分離溝3と、n型領域
10と個別にpn接合をなすようにブロック4に複数個
ずつ形成されたp型拡散領域11と、n型領域10に個
別に接続するn電極パッドと、p型領域11に個別にコ
ンタクトするp電極13と、異なるブロック4の複数の
p電極13の間を接続するブロック間配線12と、前記
複数のp電極13に接続するp電極パッド14とを備
え、半導体層2が、半絶縁性の半導体層であり、n型拡
散領域10が、ブロック間配線12の領域6内およびp
電極パッド7の領域7内のブロック境界領域5を除くブ
ロック4の一部に形成されており、分離溝3が、領域6
および7内を除くブロック境界領域5の一部に形成され
ている。
留まりを向上させる。 【解決手段】 半導体基板を構成する半導体層2の複数
のブロック4にそれぞれ形成されたn型拡散領域10
と、n型領域10を絶縁分離する分離溝3と、n型領域
10と個別にpn接合をなすようにブロック4に複数個
ずつ形成されたp型拡散領域11と、n型領域10に個
別に接続するn電極パッドと、p型領域11に個別にコ
ンタクトするp電極13と、異なるブロック4の複数の
p電極13の間を接続するブロック間配線12と、前記
複数のp電極13に接続するp電極パッド14とを備
え、半導体層2が、半絶縁性の半導体層であり、n型拡
散領域10が、ブロック間配線12の領域6内およびp
電極パッド7の領域7内のブロック境界領域5を除くブ
ロック4の一部に形成されており、分離溝3が、領域6
および7内を除くブロック境界領域5の一部に形成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の半導
体層を互いに絶縁分離された複数のブロックに分割し、
前記ブロックのそれぞれに発光素子を複数個ずつ形成
し、前記半導体層に複数の発光素子を一列に形成した発
光素子アレイに関するものである。
体層を互いに絶縁分離された複数のブロックに分割し、
前記ブロックのそれぞれに発光素子を複数個ずつ形成
し、前記半導体層に複数の発光素子を一列に形成した発
光素子アレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】発光素子アレイは、複数の発光素子を等
間隔に直線状に配置したものであり、発光素子としてL
ED(発光ダイオード)を用いた発光素子アレイを、L
EDアレイという。
間隔に直線状に配置したものであり、発光素子としてL
ED(発光ダイオード)を用いた発光素子アレイを、L
EDアレイという。
【0003】図14はLEDアレイの基本構造図であ
る。図14のLEDアレイは、n型GaAs基板101
上に、n型GaAsPエピタキシャル層102を形成
し、このGaAsP層102に複数のp型拡散領域11
3を形成することにより、複数の発光部(pn接合)を
等間隔に配置し、p側電極114およびn側電極115
を設けたものである。このようなLEDアレイは、光プ
リンタの光源として使用されている。
る。図14のLEDアレイは、n型GaAs基板101
上に、n型GaAsPエピタキシャル層102を形成
し、このGaAsP層102に複数のp型拡散領域11
3を形成することにより、複数の発光部(pn接合)を
等間隔に配置し、p側電極114およびn側電極115
を設けたものである。このようなLEDアレイは、光プ
リンタの光源として使用されている。
【0004】また、LEDアレイには、電極パッド数を
削減することを目的とした、多層配線配線構造を備えた
LEDアレイがある。
削減することを目的とした、多層配線配線構造を備えた
LEDアレイがある。
【0005】多層配線型LEDアレイは、高抵抗基板層
上に例えばn型の半導体層を形成した半導体基板を用
い、上記のn型半導体層に分離溝を形成することにより
M個の素子領域ブロックに電気的に分離し、拡散マスク
を介して選択的にp型の不純物を拡散することによりL
EDのp型拡散領域をそれぞれのブロック内にN個ずつ
形成し、p型拡散領域に個別に接続するp側電極配線を
それぞれのブロックにN個ずつ形成し、選択されたp側
電極配線の端部にp側電極パッドを一体形成し、n型半
導体層に接続するn側電極をM個のブロックにそれぞれ
形成し、多層配線構造を形成するための層間絶縁膜を形
成し、異なるブロックに形成されたp側電極配線間を接
続する2層目配線を上記の層間絶縁膜上に形成したもの
である。
上に例えばn型の半導体層を形成した半導体基板を用
い、上記のn型半導体層に分離溝を形成することにより
M個の素子領域ブロックに電気的に分離し、拡散マスク
を介して選択的にp型の不純物を拡散することによりL
EDのp型拡散領域をそれぞれのブロック内にN個ずつ
形成し、p型拡散領域に個別に接続するp側電極配線を
それぞれのブロックにN個ずつ形成し、選択されたp側
電極配線の端部にp側電極パッドを一体形成し、n型半
導体層に接続するn側電極をM個のブロックにそれぞれ
形成し、多層配線構造を形成するための層間絶縁膜を形
成し、異なるブロックに形成されたp側電極配線間を接
続する2層目配線を上記の層間絶縁膜上に形成したもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】LEDアレイの発光部
ピッチは、現行では600[dpi]または1200
[dpi]程度であるが、将来的にはさらに高密度化す
ることが予想される。将来的に発光部ピッチがさらに高
密度化すると、電極パッドも高密度に配置する必要があ
るが、上記従来の素子分離構造では、ブロック境界の全
域に分離溝が形成されており、従って電極パッドの形成
領域にも分離溝が形成されているため、電極パッドの設
置位置が分離溝により制限されていた。また、将来的に
発光部ピッチがさらに高密度化すると、素子分離領域の
幅も狭くする必要があるが、上記従来の素子分離構造で
は、ブロック境界の全域に分離溝が形成されているた
め、分離溝を形成するためのエッチングマスクの開口部
が部分的に形成されなかったり、開口部にパーティクル
が載ったりすると、分離溝が形成されない部分ができて
しまい、素子分離できず、製造歩留まりの低下を招く可
能性がある。このため、発光部ピッチのさらなる高密化
に対応できる素子分離構造を開発することが望まれてい
る。
ピッチは、現行では600[dpi]または1200
[dpi]程度であるが、将来的にはさらに高密度化す
ることが予想される。将来的に発光部ピッチがさらに高
密度化すると、電極パッドも高密度に配置する必要があ
るが、上記従来の素子分離構造では、ブロック境界の全
域に分離溝が形成されており、従って電極パッドの形成
領域にも分離溝が形成されているため、電極パッドの設
置位置が分離溝により制限されていた。また、将来的に
発光部ピッチがさらに高密度化すると、素子分離領域の
幅も狭くする必要があるが、上記従来の素子分離構造で
は、ブロック境界の全域に分離溝が形成されているた
め、分離溝を形成するためのエッチングマスクの開口部
が部分的に形成されなかったり、開口部にパーティクル
が載ったりすると、分離溝が形成されない部分ができて
しまい、素子分離できず、製造歩留まりの低下を招く可
能性がある。このため、発光部ピッチのさらなる高密化
に対応できる素子分離構造を開発することが望まれてい
る。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、電極パッドの配置自由度
を大きくでき、製造歩留まりを向上させることができる
発光素子アレイアレイを提供することを目的とする。
るためになされたものであり、電極パッドの配置自由度
を大きくでき、製造歩留まりを向上させることができる
発光素子アレイアレイを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の発光素子アレイは、複数のブロックに領域
分割される半導体層を有する半導体基板と、前記ブロッ
クにそれぞれ1個ずつ形成された第1導電型領域と、前
記第1導電型領域を互いに絶縁分離するためにブロック
境界領域にそれぞれ形成された分離溝と、前記第1導電
型領域と個別にpn接合をなすように前記ブロックに複
数個ずつ形成され、前記半導体層に一列に形成された第
2導電型領域と、前記第1導電型領域に個別に接続する
第1導電側電極パッドと、前記第2導電型領域に個別に
コンタクトする第2導電側電極と、互いに異なるブロッ
クの第2導電型領域にコンタクトする複数の第2導電側
電極の間を接続する2層目配線と、前記複数の第2導電
側電極に接続する第2導電側電極パッドとを備え、前記
半導体層が、半絶縁性であり、前記第1導電型領域が、
前記2層目配線および前記第2導電側電極パッドの配置
領域内のブロック境界領域に含まれない前記ブロックの
一部に形成されており、前記分離溝が、前記配置領域に
含まれないブロック境界領域の一部に形成されているこ
とを特徴とするものである。
めに本発明の発光素子アレイは、複数のブロックに領域
分割される半導体層を有する半導体基板と、前記ブロッ
クにそれぞれ1個ずつ形成された第1導電型領域と、前
記第1導電型領域を互いに絶縁分離するためにブロック
境界領域にそれぞれ形成された分離溝と、前記第1導電
型領域と個別にpn接合をなすように前記ブロックに複
数個ずつ形成され、前記半導体層に一列に形成された第
2導電型領域と、前記第1導電型領域に個別に接続する
第1導電側電極パッドと、前記第2導電型領域に個別に
コンタクトする第2導電側電極と、互いに異なるブロッ
クの第2導電型領域にコンタクトする複数の第2導電側
電極の間を接続する2層目配線と、前記複数の第2導電
側電極に接続する第2導電側電極パッドとを備え、前記
半導体層が、半絶縁性であり、前記第1導電型領域が、
前記2層目配線および前記第2導電側電極パッドの配置
領域内のブロック境界領域に含まれない前記ブロックの
一部に形成されており、前記分離溝が、前記配置領域に
含まれないブロック境界領域の一部に形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態の多層配線型LEDアレ
イの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、(b)
は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’
断面図である。
イの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、(b)
は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’
断面図である。
【0010】図1のLEDアレイは、半導体基板層1上
に半絶縁性半導体層2を形成した半導体基板を用い、半
絶縁性半導体層2に、分離溝3と、n型拡散領域10
と、p型拡散領域11と、2層目配線12と、p側電極
13と、p側電極パッド14と、n側電極パッド15
と、層間絶縁膜16とを形成したものである。
に半絶縁性半導体層2を形成した半導体基板を用い、半
絶縁性半導体層2に、分離溝3と、n型拡散領域10
と、p型拡散領域11と、2層目配線12と、p側電極
13と、p側電極パッド14と、n側電極パッド15
と、層間絶縁膜16とを形成したものである。
【0011】半導体基板層1は、例えばGaAs基板層
であり、半絶縁性半導体層2は、例えば半絶縁性のAl
GaAsエピタキシャル層である。なお、半導体基板層
1は、半絶縁性、n型、p型のいずれでも良い。また、
半絶縁性半導体層2は、所望する発光波長に応じて半絶
縁性GaAs層でも良く、また発光強度を上げるために
クラッド層−活性層−クラッド層からなる積層構造のA
lGaAs層でも良い。また、上記の半導体基板は、基
板層と半絶縁性層の2層構造ではなく、単なる半絶縁性
半導体基板でも良い。この場合、半導体基板全体が半絶
縁性半導体層に相当する。
であり、半絶縁性半導体層2は、例えば半絶縁性のAl
GaAsエピタキシャル層である。なお、半導体基板層
1は、半絶縁性、n型、p型のいずれでも良い。また、
半絶縁性半導体層2は、所望する発光波長に応じて半絶
縁性GaAs層でも良く、また発光強度を上げるために
クラッド層−活性層−クラッド層からなる積層構造のA
lGaAs層でも良い。また、上記の半導体基板は、基
板層と半絶縁性層の2層構造ではなく、単なる半絶縁性
半導体基板でも良い。この場合、半導体基板全体が半絶
縁性半導体層に相当する。
【0012】ブロック4は半絶縁性半導体層2の分割領
域であり、半絶縁性半導体層2はM(Mは2以上の整
数)個のブロック4から構成されている(図1には、そ
の内の2個のブロック4を図示してある)。また、領域
6は2層目配線12のレイアウト領域、領域7はp側電
極パッド14のレイアウト領域、領域8はn型拡散領域
10のレイアウト領域である。領域6,7,8は、半絶
縁性半導体層2の長手方向に延びる部分領域であり、従
ってブロック境界領域5の一部を含んでいる。
域であり、半絶縁性半導体層2はM(Mは2以上の整
数)個のブロック4から構成されている(図1には、そ
の内の2個のブロック4を図示してある)。また、領域
6は2層目配線12のレイアウト領域、領域7はp側電
極パッド14のレイアウト領域、領域8はn型拡散領域
10のレイアウト領域である。領域6,7,8は、半絶
縁性半導体層2の長手方向に延びる部分領域であり、従
ってブロック境界領域5の一部を含んでいる。
【0013】n型拡散領域10は、ブロック4にn型不
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
10は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域10は、領域6および7
内のブロック境界領域5には形成されていない。
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
10は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域10は、領域6および7
内のブロック境界領域5には形成されていない。
【0014】分離溝3は、ブロック境界領域5の一部に
エッチングにより形成されている。この分離溝3は、n
型拡散領域10のレイアウト領域8内のブロック境界領
域5にのみ形成されており、レイアウト領域6および7
内のブロック境界領域5には形成されていない。n型拡
散領域10は、ブロック4の一部であるレイアウト領域
8内においては、ブロック境界領域5内またはその近傍
に形成されており、分離溝3は、それぞれのブロック4
のn型拡散領域10を互いに絶縁分離する。分離溝3
は、n型拡散領域10のサイド拡散部がオーバーラップ
している場合には、このオーバーラップ部を全て含むよ
うに形成される。分離溝3の深さは、図1(c)のよう
に、n型拡散領域10の接合深さよりも浅い。
エッチングにより形成されている。この分離溝3は、n
型拡散領域10のレイアウト領域8内のブロック境界領
域5にのみ形成されており、レイアウト領域6および7
内のブロック境界領域5には形成されていない。n型拡
散領域10は、ブロック4の一部であるレイアウト領域
8内においては、ブロック境界領域5内またはその近傍
に形成されており、分離溝3は、それぞれのブロック4
のn型拡散領域10を互いに絶縁分離する。分離溝3
は、n型拡散領域10のサイド拡散部がオーバーラップ
している場合には、このオーバーラップ部を全て含むよ
うに形成される。分離溝3の深さは、図1(c)のよう
に、n型拡散領域10の接合深さよりも浅い。
【0015】p型拡散領域11は、ブロック4にp型不
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域10と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
(Nは2以上の整数)個ずつ形成されており(図1では
N=5である)、半導体層2に一列にM×N個形成され
ている。このp型拡散領域11は、全てn型拡散領域1
0内に形成されている。p型拡散領域11とn型拡散領
域10とのpn接合は、それぞれ個別のLEDの発光部
を構成しており、1個のブロック4にはN個のLEDが
形成されている。
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域10と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
(Nは2以上の整数)個ずつ形成されており(図1では
N=5である)、半導体層2に一列にM×N個形成され
ている。このp型拡散領域11は、全てn型拡散領域1
0内に形成されている。p型拡散領域11とn型拡散領
域10とのpn接合は、それぞれ個別のLEDの発光部
を構成しており、1個のブロック4にはN個のLEDが
形成されている。
【0016】第1層間絶縁膜16aおよび第2層間絶縁
膜16bからなる層間絶縁膜36には、p型拡散領域1
1を露出させる発光開口部16cと、n型拡散領域10
の表面を露出させるn側電極パッド開口部16dとがパ
ターニングされている。また、第2層間絶縁膜16b
は、p側電極パッド14を露出させるp側電極パッド開
口部16eと、p側電極13の一部を露出させるビアホ
ール16fとがさらにパターニングされている。パター
ニングされた第1層間絶縁膜16a上に、p側電極1
3、p側電極パッド14、およびn側電極パッド15が
形成され、その上にパターニングされた第2層間絶縁膜
16bが形成され、その上に2層目配線12が形成され
る。
膜16bからなる層間絶縁膜36には、p型拡散領域1
1を露出させる発光開口部16cと、n型拡散領域10
の表面を露出させるn側電極パッド開口部16dとがパ
ターニングされている。また、第2層間絶縁膜16b
は、p側電極パッド14を露出させるp側電極パッド開
口部16eと、p側電極13の一部を露出させるビアホ
ール16fとがさらにパターニングされている。パター
ニングされた第1層間絶縁膜16a上に、p側電極1
3、p側電極パッド14、およびn側電極パッド15が
形成され、その上にパターニングされた第2層間絶縁膜
16bが形成され、その上に2層目配線12が形成され
る。
【0017】p側電極13は、発光開口部16cにおい
てp型拡散領域11に個別にコンタクトしている。
てp型拡散領域11に個別にコンタクトしている。
【0018】2層目配線12は、半導体層2の2層目配
線レイアウト領域7内にL(LはN以上の整数)本形成
されている(図1ではL=5である)。それぞれの2層
目配線12は、互いに異なるブロック4のp型拡散領域
11にコンタクトするM個のp側電極13に、ビアホー
ル16fにおいてコンタクトしている。
線レイアウト領域7内にL(LはN以上の整数)本形成
されている(図1ではL=5である)。それぞれの2層
目配線12は、互いに異なるブロック4のp型拡散領域
11にコンタクトするM個のp側電極13に、ビアホー
ル16fにおいてコンタクトしている。
【0019】p側電極パッド14は、p側電極開口部1
6d内の第1層間絶縁膜16a上に形成されており、所
定のp側電極13に一体形成されている。また、p側電
極パッド14は、半導体層2のp側電極パッドレイアウ
ト領域7内に、一列に配置されている。このp側電極パ
ッド14は、2層目配線12を介して上記M個のp側電
極13に接続している。
6d内の第1層間絶縁膜16a上に形成されており、所
定のp側電極13に一体形成されている。また、p側電
極パッド14は、半導体層2のp側電極パッドレイアウ
ト領域7内に、一列に配置されている。このp側電極パ
ッド14は、2層目配線12を介して上記M個のp側電
極13に接続している。
【0020】n側電極パッド15は、n側電極開口部1
6d内のn型拡散領域10上に形成されており、n型拡
散領域10にコンタクトしている。
6d内のn型拡散領域10上に形成されており、n型拡
散領域10にコンタクトしている。
【0021】図1の多層配線型LEDアレイにおいて、
所望のLEDを発光させるには、そのLEDのアノード
に接続しているp側電極パッド14と、そのLEDのカ
ソードにコンタクトしているn側電極パッド15の間に
電圧を印加する。
所望のLEDを発光させるには、そのLEDのアノード
に接続しているp側電極パッド14と、そのLEDのカ
ソードにコンタクトしているn側電極パッド15の間に
電圧を印加する。
【0022】図2は図1のLEDアレイにおける発光部
の断面構造図である。第1の実施形態では、p型拡散領
域11は全てn型拡散領域10内に形成されており、p
型拡散領域11の接合深さはn型拡散領域10よりも浅
い。従って、p型拡散領域11の接合面は、全てpn接
合(発光部)を形成する。p側電極パッド14とn側電
極パッド15の間に電圧が印加されると、上記のpn接
合に電流が流れ、発光を生じる。第1の実施形態では、
p側電極13の直下においても、pn接合が形成されて
おり、発光を生じる。発光部からの光は、層間絶縁膜1
6は透過するが、p側電極13には遮光される。従っ
て、p側電極13の直下で生じた光は外部に出射せず、
p側電極13の直下以外で生じた光のみが外部に出射す
る。
の断面構造図である。第1の実施形態では、p型拡散領
域11は全てn型拡散領域10内に形成されており、p
型拡散領域11の接合深さはn型拡散領域10よりも浅
い。従って、p型拡散領域11の接合面は、全てpn接
合(発光部)を形成する。p側電極パッド14とn側電
極パッド15の間に電圧が印加されると、上記のpn接
合に電流が流れ、発光を生じる。第1の実施形態では、
p側電極13の直下においても、pn接合が形成されて
おり、発光を生じる。発光部からの光は、層間絶縁膜1
6は透過するが、p側電極13には遮光される。従っ
て、p側電極13の直下で生じた光は外部に出射せず、
p側電極13の直下以外で生じた光のみが外部に出射す
る。
【0023】この第1の実施形態では、半絶縁性のブロ
ック4の一部にn型拡散領域10を形成し、ブロック境
界領域5の一部にのみ分離溝3を形成しているため、2
層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パッ
ド14のレイアウト領域7内には分離溝3がなく、レイ
アウト領域6内およびレイアウト領域7内のブロック境
界領域5をフラットな構造にすることができる。これに
より、2層目配線12を分離溝3上に形成する必要がな
くなるため、配線形成の信頼性を向上させることができ
る。また、p側電極パッド14をブロック境界領域5上
に配置することが可能になるため、p側電極パッド14
の配置自由度を大きくすることができ、従ってp側電極
パッドを高密度にレイアウトすることができる。また、
分離溝3を形成するためのエッチングマスクの開口部の
長さが短くなるため、開口部が部分的に形成されなかっ
たり、開口部にパーティクルが載ったりする確率を低く
することができ、これにより製造歩留まりを向上させる
ことができる。電極パッドの配置自由度を大きくできる
ことおよび製造歩留まりを向上させることができること
により、高密度なLEDアレイに対応できる。
ック4の一部にn型拡散領域10を形成し、ブロック境
界領域5の一部にのみ分離溝3を形成しているため、2
層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パッ
ド14のレイアウト領域7内には分離溝3がなく、レイ
アウト領域6内およびレイアウト領域7内のブロック境
界領域5をフラットな構造にすることができる。これに
より、2層目配線12を分離溝3上に形成する必要がな
くなるため、配線形成の信頼性を向上させることができ
る。また、p側電極パッド14をブロック境界領域5上
に配置することが可能になるため、p側電極パッド14
の配置自由度を大きくすることができ、従ってp側電極
パッドを高密度にレイアウトすることができる。また、
分離溝3を形成するためのエッチングマスクの開口部の
長さが短くなるため、開口部が部分的に形成されなかっ
たり、開口部にパーティクルが載ったりする確率を低く
することができ、これにより製造歩留まりを向上させる
ことができる。電極パッドの配置自由度を大きくできる
ことおよび製造歩留まりを向上させることができること
により、高密度なLEDアレイに対応できる。
【0024】次に、製造工程について説明する。図3〜
図7は、図1の多層配線型LEDアレイの製造工程の一
例を説明する図である。図3〜図7において、(A)〜
(N)は上面図、(a)〜(n)はそれぞれ(A)〜
(N)におけるA−A’間の断面図である。
図7は、図1の多層配線型LEDアレイの製造工程の一
例を説明する図である。図3〜図7において、(A)〜
(N)は上面図、(a)〜(n)はそれぞれ(A)〜
(N)におけるA−A’間の断面図である。
【0025】(1)拡散マスク形成[図3(a),
(A)参照] まず、半導体基板層1上に半絶縁性半導体層2を形成し
た半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2上に、n型不
純物の選択拡散によりn型拡散領域10を形成するため
の拡散マスク21を成膜し、この拡散マスク21にホト
リソ法およびエッチング法により開口部21aを形成
し、半絶縁性半導体層2のn型拡散領域10になる一部
を露出させる。半導体基板層1には、例えばGaAs基
板層を使用し、半絶縁性半導体層2には、例えば半絶縁
性のAIGaAsエピタキシャル層を使用する。また、
拡散マスク21には、例えばSiN膜を使用する。
(A)参照] まず、半導体基板層1上に半絶縁性半導体層2を形成し
た半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2上に、n型不
純物の選択拡散によりn型拡散領域10を形成するため
の拡散マスク21を成膜し、この拡散マスク21にホト
リソ法およびエッチング法により開口部21aを形成
し、半絶縁性半導体層2のn型拡散領域10になる一部
を露出させる。半導体基板層1には、例えばGaAs基
板層を使用し、半絶縁性半導体層2には、例えば半絶縁
性のAIGaAsエピタキシャル層を使用する。また、
拡散マスク21には、例えばSiN膜を使用する。
【0026】(2)拡散源およびアニールキャップの形
成[図3(b),(B)参照] 次に、図3(a),(A)の拡散マスク21上にn型不
純物を含む拡散源22を成膜し、この拡散源22の上に
アニールキャップ23を成膜する。拡散源22には、例
えばSn−SiO2膜を使用し、アニールキャップ23
には、例えばSiO2膜を使用する。
成[図3(b),(B)参照] 次に、図3(a),(A)の拡散マスク21上にn型不
純物を含む拡散源22を成膜し、この拡散源22の上に
アニールキャップ23を成膜する。拡散源22には、例
えばSn−SiO2膜を使用し、アニールキャップ23
には、例えばSiO2膜を使用する。
【0027】(3)素子領域ブロックの形成[図3
(c),(C)参照] 次に、図3(b),(B)の基板に拡散アニールを施
し、開口部21aにおいて拡散源22から半絶縁性半導
体層2にn型不純物を拡散させ、n型拡散領域10を形
成する。このとき、隣接するn型拡散領域10のサイド
拡散部がオーバーラップしていても良い。例えば、上記
の拡散アニールには開管アニール炉を使用する。n型拡
散領域10を形成したあとに、アニールキャップ23、
拡散源22、および拡散マスク21を全て剥離する。
(c),(C)参照] 次に、図3(b),(B)の基板に拡散アニールを施
し、開口部21aにおいて拡散源22から半絶縁性半導
体層2にn型不純物を拡散させ、n型拡散領域10を形
成する。このとき、隣接するn型拡散領域10のサイド
拡散部がオーバーラップしていても良い。例えば、上記
の拡散アニールには開管アニール炉を使用する。n型拡
散領域10を形成したあとに、アニールキャップ23、
拡散源22、および拡散マスク21を全て剥離する。
【0028】(4)分離溝の形成[図4(d),(D)
参照] 次に、拡散マスク21を剥離した半導体層2上に、分離
溝3を形成するためのエッチングマスク24を成膜し、
このエッチングマスク8に開口部24aを形成し、ブロ
ック境界領域の一部を露出させる。そして、このブロッ
ク境界領域の一部をウエットエッチングし、n型拡散領
域10のオーバーラップ部を全て含むように分離溝3を
形成する。エッチングマスク24には、例えばホトレジ
ストを使用する。また、エッチャントには、例えばりん
酸過水を使用し、開口部24aから上記のブロック境界
領域の一部をエッチングする。分離溝3を形成したあと
に、エッチングマスク24を全て剥離する。
参照] 次に、拡散マスク21を剥離した半導体層2上に、分離
溝3を形成するためのエッチングマスク24を成膜し、
このエッチングマスク8に開口部24aを形成し、ブロ
ック境界領域の一部を露出させる。そして、このブロッ
ク境界領域の一部をウエットエッチングし、n型拡散領
域10のオーバーラップ部を全て含むように分離溝3を
形成する。エッチングマスク24には、例えばホトレジ
ストを使用する。また、エッチャントには、例えばりん
酸過水を使用し、開口部24aから上記のブロック境界
領域の一部をエッチングする。分離溝3を形成したあと
に、エッチングマスク24を全て剥離する。
【0029】(5)拡散マスク(第1層間絶縁膜)の形
成[図4(e),(E)参照] 次に、エッチングマスク24を除去した半導体層2上に
拡散マスク(第1層間絶縁膜)16aを成膜し、この拡
散マスク16aに発光開口部16cを形成する。分離溝
3は、拡散マスク16aで被覆される。拡散マスク16
aには、例えば、CVD法による膜厚500〜3000
[Å]のSiN膜を使用し、このSiN膜にホトリソ法
およびエッチング法により発光開口部16cを形成す
る。
成[図4(e),(E)参照] 次に、エッチングマスク24を除去した半導体層2上に
拡散マスク(第1層間絶縁膜)16aを成膜し、この拡
散マスク16aに発光開口部16cを形成する。分離溝
3は、拡散マスク16aで被覆される。拡散マスク16
aには、例えば、CVD法による膜厚500〜3000
[Å]のSiN膜を使用し、このSiN膜にホトリソ法
およびエッチング法により発光開口部16cを形成す
る。
【0030】(6)拡散源の形成[図4(f),(F)
参照] 次に、図4(e),(E)の拡散マスク16a上に、p
型不純物を含む拡散源31を成膜する。拡散源31に
は、例えばスパッタ法による膜厚500〜3000
[Å]のZnO−SiO2膜を使用する。
参照] 次に、図4(e),(E)の拡散マスク16a上に、p
型不純物を含む拡散源31を成膜する。拡散源31に
は、例えばスパッタ法による膜厚500〜3000
[Å]のZnO−SiO2膜を使用する。
【0031】(7)アニールキャップの形成[図5
(g),(G)参照] 次に、図4(f),(F)の拡散源31上に、アニール
キャップ32を成膜する。アニールキャップ32には、
例えばスパッタ法による膜厚500〜3000[Å]の
AlN膜を使用する。
(g),(G)参照] 次に、図4(f),(F)の拡散源31上に、アニール
キャップ32を成膜する。アニールキャップ32には、
例えばスパッタ法による膜厚500〜3000[Å]の
AlN膜を使用する。
【0032】(8)p型拡散領域の形成[図5(h),
(H)参照] 次に、図5(g),(G)の基板にアニールを施し、発
光開口部16cにおいて拡散源31から半導体層2のn
型拡散領域10にp型不純物を拡散させ、p型拡散領域
11を形成する。例えば、窒素大気圧下650[℃]で
約1時間アニールし、接合深さ約1.0[μm]のp型
拡散領域11を形成する。
(H)参照] 次に、図5(g),(G)の基板にアニールを施し、発
光開口部16cにおいて拡散源31から半導体層2のn
型拡散領域10にp型不純物を拡散させ、p型拡散領域
11を形成する。例えば、窒素大気圧下650[℃]で
約1時間アニールし、接合深さ約1.0[μm]のp型
拡散領域11を形成する。
【0033】(9)アニールキャップおよび拡散源の剥
離[図5(i),(I)参照] 次に、アニールキャップ32および拡散源31を選択エ
ッチング法により全て剥離し、p型拡散領域11表面を
露出させる。拡散マスク16aは残され、第1層間絶縁
膜になる。
離[図5(i),(I)参照] 次に、アニールキャップ32および拡散源31を選択エ
ッチング法により全て剥離し、p型拡散領域11表面を
露出させる。拡散マスク16aは残され、第1層間絶縁
膜になる。
【0034】(10)n側電極パッド開口部の形成[図
6(j),(J)参照] 次に、第1層間絶縁膜16aにホトリソ法およびエッチ
ング法によりn側電極パッド開口部16dを形成し、n
型拡散領域10表面を露出させる。
6(j),(J)参照] 次に、第1層間絶縁膜16aにホトリソ法およびエッチ
ング法によりn側電極パッド開口部16dを形成し、n
型拡散領域10表面を露出させる。
【0035】(11)p側電極およびp側電極パッドの
形成[図6(k),(K)参照] 次に、図6(j),(J)の第1層間絶縁膜16a上に
p側電極13およびp側電極パッド14となる導電膜を
成膜し、この導電膜をリフトオフ法によりパターニング
してp側電極13およびp側電極パッド14を形成す
る。p側電極13には、例えばAlを使用する。このあ
と、p側電極13をp型拡散領域11にオーミックコン
タクトさせるためにシンターする。
形成[図6(k),(K)参照] 次に、図6(j),(J)の第1層間絶縁膜16a上に
p側電極13およびp側電極パッド14となる導電膜を
成膜し、この導電膜をリフトオフ法によりパターニング
してp側電極13およびp側電極パッド14を形成す
る。p側電極13には、例えばAlを使用する。このあ
と、p側電極13をp型拡散領域11にオーミックコン
タクトさせるためにシンターする。
【0036】(12)n側電極パッドの形成[図6
(l),(L)参照] 次に、図6(k),(K)の第1層間絶縁膜16a上に
n側電極パッド15となる導電膜を成膜し、この導電膜
をリフトオフ法によりパターニングし、n側電極パッド
開口部16d内にn側電極パッド15を形成する。n側
電極パッド15には、例えばAu合金を使用する。
(l),(L)参照] 次に、図6(k),(K)の第1層間絶縁膜16a上に
n側電極パッド15となる導電膜を成膜し、この導電膜
をリフトオフ法によりパターニングし、n側電極パッド
開口部16d内にn側電極パッド15を形成する。n側
電極パッド15には、例えばAu合金を使用する。
【0037】(13)第2層間絶縁膜の形成[図7
(m),(M)参照] 次に、図6(l),(L)のp側電極13上およびp側
電極パッド14上ならびに第1層間絶縁膜16a上に第
2層間絶縁膜16bを成膜し、この第2層間絶縁膜16
bに、ホトリソ法およびエッチング法により、発光開口
部16c、n側電極パッド開口部16d、p側電極パッ
ド開口部16e、およびビアホール16fを形成する。
第2層間絶縁膜16bには、例えばポリイミドを使用す
る。
(m),(M)参照] 次に、図6(l),(L)のp側電極13上およびp側
電極パッド14上ならびに第1層間絶縁膜16a上に第
2層間絶縁膜16bを成膜し、この第2層間絶縁膜16
bに、ホトリソ法およびエッチング法により、発光開口
部16c、n側電極パッド開口部16d、p側電極パッ
ド開口部16e、およびビアホール16fを形成する。
第2層間絶縁膜16bには、例えばポリイミドを使用す
る。
【0038】(14)2層目配線の形成[図7(n),
(N)参照] 次に、図7(m),(M)の第2層間絶縁膜16b上
に、2層目配線32となる導電膜を成膜し、この導電膜
をリフトオフ法によりパターニングして2層目配線12
を形成する。2層目配線12には、例えばAlを使用す
る。以上のようにして図1の多層配線型LEDアレイが
製造される。
(N)参照] 次に、図7(m),(M)の第2層間絶縁膜16b上
に、2層目配線32となる導電膜を成膜し、この導電膜
をリフトオフ法によりパターニングして2層目配線12
を形成する。2層目配線12には、例えばAlを使用す
る。以上のようにして図1の多層配線型LEDアレイが
製造される。
【0039】このように第1の実施形態によれば、半絶
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域10を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝3を形成し、2
層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パッ
ド14のレイアウト領域7内に分離溝3を形成しないよ
うにしたことにより、配線形成の信頼性を向上させるこ
とができ、電極パッドの配置自由度を大きくすることが
でき、製造歩留まりを向上させることができる。これに
より、高密度のLEDアレイに対応することができる。
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域10を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝3を形成し、2
層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パッ
ド14のレイアウト領域7内に分離溝3を形成しないよ
うにしたことにより、配線形成の信頼性を向上させるこ
とができ、電極パッドの配置自由度を大きくすることが
でき、製造歩留まりを向上させることができる。これに
より、高密度のLEDアレイに対応することができる。
【0040】なお、上記第1の実施形態で説明したよう
に、p側電極パッド14をブロック境界領域5上に配置
しても良い。図8はp側電極パッドをブロック境界領域
上に配置した第1の実施形態のLEDアレイの構造を示
す図である。図8(a)のように、p側電極パッド14
は、分離溝3が形成されていないフラット構造のブロッ
ク境界領域5上にも配置されている。これにより、高密
度なp側電極パッドの配列を可能にできる。 第2の実施形態 図9は本発明の第2の実施形態の多層配線型LEDアレ
イの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、(b)
は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’
断面図である。なお、図9において、図1と同じものに
は同じ符号を付してある。また、第2の実施形態のLE
Dアレイの製造工程は、上記第1の実施形態のLEDア
レイと同様である。
に、p側電極パッド14をブロック境界領域5上に配置
しても良い。図8はp側電極パッドをブロック境界領域
上に配置した第1の実施形態のLEDアレイの構造を示
す図である。図8(a)のように、p側電極パッド14
は、分離溝3が形成されていないフラット構造のブロッ
ク境界領域5上にも配置されている。これにより、高密
度なp側電極パッドの配列を可能にできる。 第2の実施形態 図9は本発明の第2の実施形態の多層配線型LEDアレ
イの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、(b)
は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’
断面図である。なお、図9において、図1と同じものに
は同じ符号を付してある。また、第2の実施形態のLE
Dアレイの製造工程は、上記第1の実施形態のLEDア
レイと同様である。
【0041】図9のLEDアレイは、半導体基板層1上
に半絶縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と
同じ半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝
33と、n型拡散領域40と、p型拡散領域41と、2
層目配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14
と、n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成し
たものである。
に半絶縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と
同じ半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝
33と、n型拡散領域40と、p型拡散領域41と、2
層目配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14
と、n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成し
たものである。
【0042】n型拡散領域40は、ブロック4にn型不
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
40は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域40は、レイアウト領域
6および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。また、n型拡散領域40のレイアウト領域8の幅
は、上記第1の実施形態よりも狭い。
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
40は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域40は、レイアウト領域
6および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。また、n型拡散領域40のレイアウト領域8の幅
は、上記第1の実施形態よりも狭い。
【0043】分離溝33は、ブロック境界領域5の一部
にエッチングにより形成されている。この分離溝33
は、n型拡散領域40のレイアウト領域8内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
n型拡散領域40は、ブロック4の一部であるレイアウ
ト領域8内においては、ブロック境界領域5内またはそ
の近傍に形成されており、分離溝33は、それぞれのブ
ロック4のn型拡散領域40を互いに絶縁分離する。分
離溝33の深さは、図9(c)のように、n型拡散領域
40の接合深さよりも浅い。
にエッチングにより形成されている。この分離溝33
は、n型拡散領域40のレイアウト領域8内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
n型拡散領域40は、ブロック4の一部であるレイアウ
ト領域8内においては、ブロック境界領域5内またはそ
の近傍に形成されており、分離溝33は、それぞれのブ
ロック4のn型拡散領域40を互いに絶縁分離する。分
離溝33の深さは、図9(c)のように、n型拡散領域
40の接合深さよりも浅い。
【0044】p型拡散領域41は、ブロック4にp型不
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域40と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
個ずつ形成されており、半導体層2に一列にM×N個形
成されている。それぞれのp型拡散領域41は、上記第
1の実施形態のp型拡散領域11とは異なり、n型拡散
領域40と半絶縁性領域とを跨いで形成されている。p
型拡散領域41とn型拡散領域40とのpn接合は、そ
れぞれ個別のLEDの発光部を構成している。
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域40と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
個ずつ形成されており、半導体層2に一列にM×N個形
成されている。それぞれのp型拡散領域41は、上記第
1の実施形態のp型拡散領域11とは異なり、n型拡散
領域40と半絶縁性領域とを跨いで形成されている。p
型拡散領域41とn型拡散領域40とのpn接合は、そ
れぞれ個別のLEDの発光部を構成している。
【0045】図10は図9のLEDアレイにおける発光
部の断面構造図である。第2の実施形態では、それぞれ
のp型拡散領域41は、n型拡散領域40と半絶縁性領
域とを跨いで形成されており、p型拡散領域41の接合
深さはn型拡散領域40よりも浅い。また、p側電極1
3はn型拡散領域40上には形成されていない。従っ
て、p型拡散領域41の接合面の内、p側電極13の直
下以外に形成されている接合面が部分的にpn接合(発
光部)を形成する。つまり、第2の実施形態では、p側
電極13の直下以外の領域にのみ、pn接合(発光部)
が形成される。p側電極パッド14とn側電極パッド1
5の間に電圧が印加されると、上記のpn接合に電流が
流れ、発光を生じる。第2の実施形態では、p側電極1
3の直下以外の領域でのみ、発光を生じる。従って、生
じた光は全て外部に出射するため、p側電極13の遮光
による光損失はなく、上記第1の実施形態よりも発光部
で生じた光の出射効率を高くすることができる。
部の断面構造図である。第2の実施形態では、それぞれ
のp型拡散領域41は、n型拡散領域40と半絶縁性領
域とを跨いで形成されており、p型拡散領域41の接合
深さはn型拡散領域40よりも浅い。また、p側電極1
3はn型拡散領域40上には形成されていない。従っ
て、p型拡散領域41の接合面の内、p側電極13の直
下以外に形成されている接合面が部分的にpn接合(発
光部)を形成する。つまり、第2の実施形態では、p側
電極13の直下以外の領域にのみ、pn接合(発光部)
が形成される。p側電極パッド14とn側電極パッド1
5の間に電圧が印加されると、上記のpn接合に電流が
流れ、発光を生じる。第2の実施形態では、p側電極1
3の直下以外の領域でのみ、発光を生じる。従って、生
じた光は全て外部に出射するため、p側電極13の遮光
による光損失はなく、上記第1の実施形態よりも発光部
で生じた光の出射効率を高くすることができる。
【0046】この第2の実施形態では、上記第1の実施
形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部にn型拡散
領域40を形成し、ブロック境界領域5の一部にのみ分
離溝33を形成しているため、2層目配線12のレイア
ウト領域6内およびp側電極パッド14のレイアウト領
域7内には分離溝33がなく、レイアウト領域6および
7内のブロック境界領域5をフラットな構造にすること
ができる。これにより、2層目配線12を分離溝33上
に形成する必要がなくなるため、配線形成の信頼性を向
上させることができる。また、p側電極パッド14をブ
ロック境界領域5上に配置することが可能になるため、
p側電極パッド14の配置自由度を大きくすることがで
き、従ってp側電極パッドを高密度にレイアウトするこ
とができる。また、分離溝33を形成するためのエッチ
ングマスクの開口部の長さが短くなるため、開口部が部
分的に形成されなかったり、開口部にパーティクルが載
ったりする確率を低くすることができ、これにより製造
歩留まりを向上させることができる。電極パッドの配置
自由度を大きくできることおよび製造歩留まりを向上さ
せることができることにより、高密度なLEDアレイに
対応できる。
形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部にn型拡散
領域40を形成し、ブロック境界領域5の一部にのみ分
離溝33を形成しているため、2層目配線12のレイア
ウト領域6内およびp側電極パッド14のレイアウト領
域7内には分離溝33がなく、レイアウト領域6および
7内のブロック境界領域5をフラットな構造にすること
ができる。これにより、2層目配線12を分離溝33上
に形成する必要がなくなるため、配線形成の信頼性を向
上させることができる。また、p側電極パッド14をブ
ロック境界領域5上に配置することが可能になるため、
p側電極パッド14の配置自由度を大きくすることがで
き、従ってp側電極パッドを高密度にレイアウトするこ
とができる。また、分離溝33を形成するためのエッチ
ングマスクの開口部の長さが短くなるため、開口部が部
分的に形成されなかったり、開口部にパーティクルが載
ったりする確率を低くすることができ、これにより製造
歩留まりを向上させることができる。電極パッドの配置
自由度を大きくできることおよび製造歩留まりを向上さ
せることができることにより、高密度なLEDアレイに
対応できる。
【0047】このように第2の実施形態によれば、半絶
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域40を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝33を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝33を形成しな
いようにしたことにより、上記第1の実施形態と同様
に、配線形成の信頼性を向上させることができ、電極パ
ッドの配置自由度を大きくすることができ、製造歩留ま
りを向上させることができる。これにより、高密度のL
EDアレイに対応することができる。
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域40を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝33を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝33を形成しな
いようにしたことにより、上記第1の実施形態と同様
に、配線形成の信頼性を向上させることができ、電極パ
ッドの配置自由度を大きくすることができ、製造歩留ま
りを向上させることができる。これにより、高密度のL
EDアレイに対応することができる。
【0048】さらに、n型拡散領域40と半絶縁性領域
とを跨いでp型拡散領域41を形成したことにより、p
n接合(発光部)をp側電極13の直下以外の領域にの
み形成することができるため、上記第1の実施形態より
も発光部で生じた光の出射効率を高くすることができ
る。 第3の実施形態 図11は本発明の第3の実施形態の多層配線型LEDア
レイの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、
(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB
−B’断面図である。なお、図11において、図1と同
じものには同じ符号を付してある。また、第3の実施形
態のLEDアレイの製造工程は、上記第1の実施形態の
LEDアレイと同様である。
とを跨いでp型拡散領域41を形成したことにより、p
n接合(発光部)をp側電極13の直下以外の領域にの
み形成することができるため、上記第1の実施形態より
も発光部で生じた光の出射効率を高くすることができ
る。 第3の実施形態 図11は本発明の第3の実施形態の多層配線型LEDア
レイの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、
(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB
−B’断面図である。なお、図11において、図1と同
じものには同じ符号を付してある。また、第3の実施形
態のLEDアレイの製造工程は、上記第1の実施形態の
LEDアレイと同様である。
【0049】図1のLEDアレイは、半導体基板層1上
に半絶縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と
同じ半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝
53と、n型拡散領域60と、p型拡散領域61と、2
層目配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14
と、n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成し
たものである。
に半絶縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と
同じ半導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝
53と、n型拡散領域60と、p型拡散領域61と、2
層目配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14
と、n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成し
たものである。
【0050】n型拡散領域60は、ブロック4にn型不
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
60は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域60は、レイアウト領域
6および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。また、n型拡散領域60のレイアウト領域8の幅
は、上記第2の実施形態よりもさらに狭い。
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。このn型拡散領域
60は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内には形成されて
いない。従って、n型拡散領域60は、レイアウト領域
6および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。また、n型拡散領域60のレイアウト領域8の幅
は、上記第2の実施形態よりもさらに狭い。
【0051】分離溝53は、ブロック境界領域5の一部
にエッチングにより形成されている。この分離溝53
は、n型拡散領域60のレイアウト領域8内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
n型拡散領域60は、ブロック4の一部であるレイアウ
ト領域8内においては、ブロック境界領域5内またはそ
の近傍に形成されており、分離溝53は、それぞれのブ
ロック4のn型拡散領域60を互いに絶縁分離する。分
離溝53の深さは、n型拡散領域40の接合深さよりも
浅い。
にエッチングにより形成されている。この分離溝53
は、n型拡散領域60のレイアウト領域8内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
n型拡散領域60は、ブロック4の一部であるレイアウ
ト領域8内においては、ブロック境界領域5内またはそ
の近傍に形成されており、分離溝53は、それぞれのブ
ロック4のn型拡散領域60を互いに絶縁分離する。分
離溝53の深さは、n型拡散領域40の接合深さよりも
浅い。
【0052】p型拡散領域61は、ブロック4にp型不
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域60と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
個ずつ形成されており、半導体層2に一列にM×N個形
成されている。それぞれのp型拡散領域61は、上記第
1の実施形態のp型拡散領域11および上記第2の実施
形態のp型拡散領域41とは異なり、n型拡散領域60
に隣接して半絶縁性領域に形成されており、p型拡散領
域61の側端部にn型拡散領域60の側端部とのpn接
合が形成されている。p型拡散領域61とn型拡散領域
60とのpn接合は、それぞれ個別のLEDの発光部を
構成している。
純物を選択拡散させることにより、n型拡散領域60と
個別にpn接合をなすようにそれぞれのブロック4にN
個ずつ形成されており、半導体層2に一列にM×N個形
成されている。それぞれのp型拡散領域61は、上記第
1の実施形態のp型拡散領域11および上記第2の実施
形態のp型拡散領域41とは異なり、n型拡散領域60
に隣接して半絶縁性領域に形成されており、p型拡散領
域61の側端部にn型拡散領域60の側端部とのpn接
合が形成されている。p型拡散領域61とn型拡散領域
60とのpn接合は、それぞれ個別のLEDの発光部を
構成している。
【0053】図12は図10のLEDアレイにおける発
光部の断面構造図である。第3の実施形態では、それぞ
れのp型拡散領域61はn型拡散領域60に隣接して半
絶縁性領域に形成されており、p型拡散領域61とn型
拡散領域60の側端部のみにpn接合(発光部)が形成
される。従って、p側電極13の直下にはpn接合が形
成されない。つまり、第3の実施形態においても、上記
第2の実施形態と同様に、p側電極13の直下以外の領
域にのみ、pn接合(発光部)が形成される。p側電極
パッド14とn側電極パッド15の間に電圧が印加され
ると、上記のpn接合に電流が流れ、発光を生じる。第
3の実施形態では、p側電極13の直下以外の領域での
み、発光を生じる。従って、生じた光は全て外部に出射
するため、p側電極13の遮光による光損失はなく、上
記第1の実施形態よりも発光部で生じた光の出射効率を
高くすることができる。
光部の断面構造図である。第3の実施形態では、それぞ
れのp型拡散領域61はn型拡散領域60に隣接して半
絶縁性領域に形成されており、p型拡散領域61とn型
拡散領域60の側端部のみにpn接合(発光部)が形成
される。従って、p側電極13の直下にはpn接合が形
成されない。つまり、第3の実施形態においても、上記
第2の実施形態と同様に、p側電極13の直下以外の領
域にのみ、pn接合(発光部)が形成される。p側電極
パッド14とn側電極パッド15の間に電圧が印加され
ると、上記のpn接合に電流が流れ、発光を生じる。第
3の実施形態では、p側電極13の直下以外の領域での
み、発光を生じる。従って、生じた光は全て外部に出射
するため、p側電極13の遮光による光損失はなく、上
記第1の実施形態よりも発光部で生じた光の出射効率を
高くすることができる。
【0054】この第3の実施形態では、上記第1および
第2の実施形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部
にn型拡散領域60を形成し、ブロック境界領域5の一
部にのみ分離溝53を形成しているため、2層目配線1
2のレイアウト領域6内およびp側電極パッド14のレ
イアウト領域7内には分離溝53がなく、レイアウト領
域6および7内のブロック境界領域5をフラットな構造
にすることができる。これにより、2層目配線12を分
離溝53上に形成する必要がなくなるため、配線形成の
信頼性を向上させることができる。また、p側電極パッ
ド14をブロック境界領域5上に配置することが可能に
なるため、p側電極パッド14の配置自由度を大きくす
ることができ、従ってp側電極パッドを高密度にレイア
ウトすることができる。また、分離溝53を形成するた
めのエッチングマスクの開口部の長さが短くなるため、
開口部が部分的に形成されなかったり、開口部にパーテ
ィクルが載ったりする確率を低くすることができ、これ
により製造歩留まりを向上させることができる。電極パ
ッドの配置自由度を大きくできることおよび製造歩留ま
りを向上させることができることにより、高密度なLE
Dアレイに対応できる。
第2の実施形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部
にn型拡散領域60を形成し、ブロック境界領域5の一
部にのみ分離溝53を形成しているため、2層目配線1
2のレイアウト領域6内およびp側電極パッド14のレ
イアウト領域7内には分離溝53がなく、レイアウト領
域6および7内のブロック境界領域5をフラットな構造
にすることができる。これにより、2層目配線12を分
離溝53上に形成する必要がなくなるため、配線形成の
信頼性を向上させることができる。また、p側電極パッ
ド14をブロック境界領域5上に配置することが可能に
なるため、p側電極パッド14の配置自由度を大きくす
ることができ、従ってp側電極パッドを高密度にレイア
ウトすることができる。また、分離溝53を形成するた
めのエッチングマスクの開口部の長さが短くなるため、
開口部が部分的に形成されなかったり、開口部にパーテ
ィクルが載ったりする確率を低くすることができ、これ
により製造歩留まりを向上させることができる。電極パ
ッドの配置自由度を大きくできることおよび製造歩留ま
りを向上させることができることにより、高密度なLE
Dアレイに対応できる。
【0055】このように第3の実施形態によれば、半絶
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域60を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝53を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝53を形成しな
いようにしたことにより、上記第1および第2の実施形
態と同様に、配線形成の信頼性を向上させることがで
き、電極パッドの配置自由度を大きくすることができ、
製造歩留まりを向上させることができる。これにより、
高密度のLEDアレイに対応することができる。
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域60を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝53を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝53を形成しな
いようにしたことにより、上記第1および第2の実施形
態と同様に、配線形成の信頼性を向上させることがで
き、電極パッドの配置自由度を大きくすることができ、
製造歩留まりを向上させることができる。これにより、
高密度のLEDアレイに対応することができる。
【0056】さらに、n型拡散領域60に隣接して半絶
縁性領域にp型拡散領域61を形成し、n型拡散領域6
0とp型拡散領域61の側端部にのみpn接合(発光
部)を形成したことにより、pn接合(発光部)をp側
電極13の直下以外の領域にのみ形成することができる
ため、上記第1の実施形態よりも発光部で生じた光の出
射効率を高くすることができる。 第4の実施形態 図13は本発明の第4の実施形態の多層配線型LEDア
レイの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、
(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB
−B’断面図である。なお、図13において、図1と同
じものには同じ符号を付してある。また、第4の実施形
態のLEDアレイの製造工程は、上記第1の実施形態の
LEDアレイと同様である。
縁性領域にp型拡散領域61を形成し、n型拡散領域6
0とp型拡散領域61の側端部にのみpn接合(発光
部)を形成したことにより、pn接合(発光部)をp側
電極13の直下以外の領域にのみ形成することができる
ため、上記第1の実施形態よりも発光部で生じた光の出
射効率を高くすることができる。 第4の実施形態 図13は本発明の第4の実施形態の多層配線型LEDア
レイの構造を示す図であり、(a)は全体上面図、
(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB
−B’断面図である。なお、図13において、図1と同
じものには同じ符号を付してある。また、第4の実施形
態のLEDアレイの製造工程は、上記第1の実施形態の
LEDアレイと同様である。
【0057】図13のLEDアレイは、上記第1の実施
形態のLEDアレイ(図1参照)において、n側電極パ
ッド15をp側電極パッド14のレイアウト領域7内に
形成し、p側電極パッド14およびn側電極パッド15
を半導体層2の片側に一列に形成したものである。ま
た、図13のLEDアレイは、半導体基板層1上に半絶
縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と同じ半
導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝73
と、n型拡散領域80と、p型拡散領域11と、2層目
配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14と、
n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成したも
のである。
形態のLEDアレイ(図1参照)において、n側電極パ
ッド15をp側電極パッド14のレイアウト領域7内に
形成し、p側電極パッド14およびn側電極パッド15
を半導体層2の片側に一列に形成したものである。ま
た、図13のLEDアレイは、半導体基板層1上に半絶
縁性半導体層2を形成した上記第1の実施形態と同じ半
導体基板を用い、半絶縁性半導体層2に、分離溝73
と、n型拡散領域80と、p型拡散領域11と、2層目
配線12と、p側電極13と、p側電極パッド14と、
n側電極パッド15と、層間絶縁膜16とを形成したも
のである。
【0058】n型拡散領域80は、ブロック4にn型不
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。第4の実施形態で
は、n側電極パッド15をp側電極パッド14のレイア
ウト領域7内にレイアウトしているため、n型拡散領域
80は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内にも形成されて
いる。しかし、n型拡散領域80は、レイアウト領域6
および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。
純物を選択拡散させることにより、それぞれのブロック
4の一部に1個ずつ形成されている。第4の実施形態で
は、n側電極パッド15をp側電極パッド14のレイア
ウト領域7内にレイアウトしているため、n型拡散領域
80は、2層目配線12のレイアウト領域6内およびp
側電極パッド13のレイアウト領域7内にも形成されて
いる。しかし、n型拡散領域80は、レイアウト領域6
および7内のブロック境界領域5には形成されていな
い。
【0059】分離溝73は、ブロック境界領域5の一部
にエッチングにより形成されている。この分離溝73
は、p型拡散領域11のレイアウト領域9内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
また、第4の実施形態では、n側電極パッド15がp型
拡散領域11の列に沿ってレイアウトされていないた
め、分離溝73の長さは、上記第1ないし第3の実施形
態の分離溝よりも短い。n型拡散領域80は、ブロック
4の一部であるレイアウト領域9内においては、ブロッ
ク境界領域5内またはその近傍に形成されており、分離
溝73は、それぞれのブロック4のn型拡散領域80を
互いに絶縁分離する。分離溝73の深さは、n型拡散領
域80の接合深さよりも浅い。
にエッチングにより形成されている。この分離溝73
は、p型拡散領域11のレイアウト領域9内のブロック
境界領域5にのみ形成されており、レイアウト領域6お
よび7内のブロック境界領域5には形成されていない。
また、第4の実施形態では、n側電極パッド15がp型
拡散領域11の列に沿ってレイアウトされていないた
め、分離溝73の長さは、上記第1ないし第3の実施形
態の分離溝よりも短い。n型拡散領域80は、ブロック
4の一部であるレイアウト領域9内においては、ブロッ
ク境界領域5内またはその近傍に形成されており、分離
溝73は、それぞれのブロック4のn型拡散領域80を
互いに絶縁分離する。分離溝73の深さは、n型拡散領
域80の接合深さよりも浅い。
【0060】n側電極パッド15は、p側電極パッド1
4のレイアウト領域6内に形成されたn型拡散領域80
上に形成されており、n型拡散領域80にコンタクトし
ている。n側電極パッド15およびp側電極パッド14
は、レイアウト領域6内において、図13(a)によう
に一列に形成されている。
4のレイアウト領域6内に形成されたn型拡散領域80
上に形成されており、n型拡散領域80にコンタクトし
ている。n側電極パッド15およびp側電極パッド14
は、レイアウト領域6内において、図13(a)によう
に一列に形成されている。
【0061】この第4の実施形態では、上記第1の実施
形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部にn型拡散
領域80を形成し、ブロック境界領域5の一部にのみ分
離溝73を形成しているため、2層目配線12のレイア
ウト領域6内およびp側電極パッド14のレイアウト領
域7内には分離溝73がなく、レイアウト領域6および
7内のブロック境界領域5をフラットな構造にすること
ができる。これにより、2層目配線12を分離溝73上
に形成する必要がなくなるため、配線形成の信頼性を向
上させることができる。また、p側電極パッド14をブ
ロック境界領域5上に配置することが可能になるため、
p側電極パッド14の配置自由度を大きくすることがで
き、従ってp側電極パッドを高密度にレイアウトするこ
とができる。また、分離溝73を形成するためのエッチ
ングマスクの開口部の長さが短くなるため、開口部が部
分的に形成されなかったり、開口部にパーティクルが載
ったりする確率を低くすることができ、これにより製造
歩留まりを向上させることができる。電極パッドの配置
自由度を大きくできることおよび製造歩留まりを向上さ
せることができることにより、高密度なLEDアレイに
対応できる。
形態と同様に、半絶縁性のブロック4の一部にn型拡散
領域80を形成し、ブロック境界領域5の一部にのみ分
離溝73を形成しているため、2層目配線12のレイア
ウト領域6内およびp側電極パッド14のレイアウト領
域7内には分離溝73がなく、レイアウト領域6および
7内のブロック境界領域5をフラットな構造にすること
ができる。これにより、2層目配線12を分離溝73上
に形成する必要がなくなるため、配線形成の信頼性を向
上させることができる。また、p側電極パッド14をブ
ロック境界領域5上に配置することが可能になるため、
p側電極パッド14の配置自由度を大きくすることがで
き、従ってp側電極パッドを高密度にレイアウトするこ
とができる。また、分離溝73を形成するためのエッチ
ングマスクの開口部の長さが短くなるため、開口部が部
分的に形成されなかったり、開口部にパーティクルが載
ったりする確率を低くすることができ、これにより製造
歩留まりを向上させることができる。電極パッドの配置
自由度を大きくできることおよび製造歩留まりを向上さ
せることができることにより、高密度なLEDアレイに
対応できる。
【0062】さらに、第4の実施形態では、n側電極パ
ッド15をレイアウト領域7内のp側電極パッド14の
列の間に形成し、p側電極パッド14およびn側電極パ
ッド15を半導体層2の片側に一列に形成したため、L
EDアレイの幅サイズを小さくすることができる。
ッド15をレイアウト領域7内のp側電極パッド14の
列の間に形成し、p側電極パッド14およびn側電極パ
ッド15を半導体層2の片側に一列に形成したため、L
EDアレイの幅サイズを小さくすることができる。
【0063】このように第4の実施形態によれば、半絶
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域80を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝73を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝73を形成しな
いようにしたことにより、上記第1の実施形態と同様
に、配線形成の信頼性を向上させることができ、電極パ
ッドの配置自由度を大きくすることができ、製造歩留ま
りを向上させることができる。これにより、高密度のL
EDアレイに対応することができる。
縁性のブロック4の一部にn型拡散領域80を形成し、
ブロック境界領域5の一部にのみ分離溝73を形成し、
2層目配線12のレイアウト領域6内およびp側電極パ
ッド14のレイアウト領域7内に分離溝73を形成しな
いようにしたことにより、上記第1の実施形態と同様
に、配線形成の信頼性を向上させることができ、電極パ
ッドの配置自由度を大きくすることができ、製造歩留ま
りを向上させることができる。これにより、高密度のL
EDアレイに対応することができる。
【0064】さらに、p側電極パッド14の列の間にn
側電極パッド15を形成し、p側電極パッド14および
n側電極パッド15を一列に形成したことにより、LE
Dアレイの幅サイズを小さくすることができる。
側電極パッド15を形成し、p側電極パッド14および
n側電極パッド15を一列に形成したことにより、LE
Dアレイの幅サイズを小さくすることができる。
【0065】なお、上記第4の実施形態のLEDアレイ
は、上記第1の実施形態のLEDアレイにおいて、n側
電極パッド15をp側電極パッド14のレイアウト領域
7内に形成したものであるが、このレイアウトを上記第
2または第3の実施形態のLEDアレイに適用すること
も可能である。
は、上記第1の実施形態のLEDアレイにおいて、n側
電極パッド15をp側電極パッド14のレイアウト領域
7内に形成したものであるが、このレイアウトを上記第
2または第3の実施形態のLEDアレイに適用すること
も可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
絶縁性のブロックの一部に第1導電型領域を形成し、ブ
ロック境界領域の一部にのみ分離溝を形成し、2層目配
線および第2導電側電極パッドの配置領域内に分離溝を
形成しないようにしたことにより、上記配置領域内のブ
ロック境界領域をフラットな構造にすることができるた
め、配線形成の信頼性を向上させることができるという
効果がある。また、第2導電側電極パッドをブロック境
界領域上に配置することが可能になるため、電極パッド
の配置自由度を大きくすることができるという効果があ
る。また、分離溝の長さが短くなるため、分離溝形成の
歩留まりを向上させることができるという効果がある。
絶縁性のブロックの一部に第1導電型領域を形成し、ブ
ロック境界領域の一部にのみ分離溝を形成し、2層目配
線および第2導電側電極パッドの配置領域内に分離溝を
形成しないようにしたことにより、上記配置領域内のブ
ロック境界領域をフラットな構造にすることができるた
め、配線形成の信頼性を向上させることができるという
効果がある。また、第2導電側電極パッドをブロック境
界領域上に配置することが可能になるため、電極パッド
の配置自由度を大きくすることができるという効果があ
る。また、分離溝の長さが短くなるため、分離溝形成の
歩留まりを向上させることができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの構造
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における発光を説明す
る図である。
る図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの製造
工程の一例を説明する図である(その1)。
工程の一例を説明する図である(その1)。
【図4】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの製造
工程の一例を説明する図である(その2)。
工程の一例を説明する図である(その2)。
【図5】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの製造
工程の一例を説明する図である(その3)。
工程の一例を説明する図である(その3)。
【図6】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの製造
工程の一例を説明する図である(その4)。
工程の一例を説明する図である(その4)。
【図7】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの製造
工程の一例を説明する図である(その5)。
工程の一例を説明する図である(その5)。
【図8】本発明の第1の実施形態のLEDアレイの変形
例を示す図である。
例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態のLEDアレイの構造
を示す図である。
を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における発光を説明
する図である。
する図である。
【図11】本発明の第3の実施形態のLEDアレイの構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態における発光を説明
する図である。
する図である。
【図13】本発明の第4の実施形態のLEDアレイの構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図14】LEDアレイの基本構造図である。
1 半導体基板層、 2 半絶縁性半導体層、 3,3
3,53,73 分離溝、 4 ブロック、 5 ブロ
ック境界領域、 6 2層目配線のレイアウト領域、
7 p側電極パッドのレイアウト領域、 8 n型拡散
領域のレイアウト領域、 9 p型拡散領域のレイアウ
ト領域、 10,40,60,80 n型拡散領域、
11,41,61 p型拡散領域、 12 2層目配
線、 13p側電極、 14 p側電極パッド、 15
n側電極パッド。
3,53,73 分離溝、 4 ブロック、 5 ブロ
ック境界領域、 6 2層目配線のレイアウト領域、
7 p側電極パッドのレイアウト領域、 8 n型拡散
領域のレイアウト領域、 9 p型拡散領域のレイアウ
ト領域、 10,40,60,80 n型拡散領域、
11,41,61 p型拡散領域、 12 2層目配
線、 13p側電極、 14 p側電極パッド、 15
n側電極パッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 清水 孝篤 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5F041 CA93 CB24 CB25 FF13
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のブロックに領域分割される半導体
層を有する半導体基板と、 前記ブロックにそれぞれ1個ずつ形成された第1導電型
領域と、 前記第1導電型領域を互いに絶縁分離するためにブロッ
ク境界領域にそれぞれ形成された分離溝と、 前記第1導電型領域と個別にpn接合をなすように前記
ブロックに複数個ずつ形成され、前記半導体層に一列に
形成された第2導電型領域と、 前記第1導電型領域に個別に接続する第1導電側電極パ
ッドと、 前記第2導電型領域に個別にコンタクトする第2導電側
電極と、 互いに異なるブロックの第2導電型領域にコンタクトす
る複数の第2導電側電極の間を接続する2層目配線と、 前記複数の第2導電側電極に接続する第2導電側電極パ
ッドとを備え、 前記半導体層が、半絶縁性であり、 前記第1導電型領域が、前記2層目配線および前記第2
導電側電極パッドの配置領域内のブロック境界領域に含
まれない前記ブロックの一部に形成されており、 前記分離溝が、前記配置領域に含まれないブロック境界
領域の一部に形成されていることを特徴とする発光素子
アレイ。 - 【請求項2】 前記第2導電型領域が、全て前記第1導
電型領域中に形成されていることを特徴とする請求項1
記載の発光素子アレイ。 - 【請求項3】 前記第2導電型領域が、前記第1導電型
領域と半絶縁性領域とを跨いで形成されていることを特
徴とする請求項1記載の発光素子アレイ。 - 【請求項4】 前記第2導電型領域が、前記第1導電型
領域に隣接して形成されており、 前記pn接合が、前記第2導電型領域の側端部に形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の発光素子アレ
イ。 - 【請求項5】 前記pn接合が、前記第2導電側電極の
直下以外の領域のみに形成されていることを特徴とする
請求項3または4のいずれかに記載の発光素子アレイ。 - 【請求項6】 前記第2導電側電極パッドの列の間に前
記第1導電側パッドを形成することにより、前記第1導
電側パッドおよび前記第2導電側電極パッドが一列に形
成されていることを特徴とする請求項1記載の発光素子
アレイ。 - 【請求項7】 前記第1導電側電極パッドが、第1導電
型領域上に形成され、この第1導電型領域にコンタクト
していることを特徴とする請求項1または6に記載の発
光素子アレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9475799A JP2000294830A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 発光素子アレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9475799A JP2000294830A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 発光素子アレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000294830A true JP2000294830A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14118984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9475799A Withdrawn JP2000294830A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 発光素子アレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000294830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100644954B1 (ko) | 2003-08-08 | 2006-11-10 | 히다치 덴센 가부시끼가이샤 | 발광 다이오드 어레이 |
CN109378281A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-22 | 中国科学院上海技术物理研究所 | 一种用于小间距扩散成结表征的测试结构和测试方法 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP9475799A patent/JP2000294830A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100644954B1 (ko) | 2003-08-08 | 2006-11-10 | 히다치 덴센 가부시끼가이샤 | 발광 다이오드 어레이 |
CN109378281A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-22 | 中国科学院上海技术物理研究所 | 一种用于小间距扩散成结表征的测试结构和测试方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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