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JP2000285046A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに媒体

Info

Publication number
JP2000285046A
JP2000285046A JP9286599A JP9286599A JP2000285046A JP 2000285046 A JP2000285046 A JP 2000285046A JP 9286599 A JP9286599 A JP 9286599A JP 9286599 A JP9286599 A JP 9286599A JP 2000285046 A JP2000285046 A JP 2000285046A
Authority
JP
Japan
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data
client
transmitted
destination
server
Prior art date
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Pending
Application number
JP9286599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunenori Noma
恒毅 野間
Michiaki Yoneda
道昭 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9286599A priority Critical patent/JP2000285046A/ja
Publication of JP2000285046A publication Critical patent/JP2000285046A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージが行き違いで送信されること等を
防止することにより、スムーズなコミュニケーションを
図る。 【解決手段】 パソコン(パーソナルコンピュータ)1
−1において、メッセージを送信する宛先として、パソ
コン1−2のユーザが入力されると、その宛先が、チャ
ットサーバ4(4−1または4−2)に送信される。チ
ャットサーバ4は、パソコン1−1からの宛先を受信す
ると、その宛先であるパソコン1−2のユーザに対し
て、パソコン1−1のユーザからメッセージが送信され
てくる旨の送信予告が送信される。パソコン1−2で
は、その送信予告が受信され、パソコン1−1のユーザ
からメッセージが送信されてくる旨が、ユーザに報知さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに媒体に関し、特に、例えば、電
子メールや、チャットシステム、メッセンジャ等を利用
して、メッセージ等のやりとりをする場合に、ユーザど
うしが、スムーズにコミュニケーションを図ることがで
きるようにする情報処理装置および情報処理方法、並び
に媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、世界規模で発展してい
るインターネット(Internet)においいて提供されてい
るサービスを利用して、遠隔地にいるユーザどうしが、
容易にコミュニケーションを図ることができるようにな
っている。即ち、インターネットにおいては、遠隔地に
いるユーザどうしは、例えば、E-mailと呼ばれる電子メ
ールをやりとりするためのメーラ(mailer)や、IRC
(Internet Relay Chat)と呼ばれるチャット等を行う
ためのツール、さらに最近では、ICQ社が提供するI
CQ(I Seek You)や、AOL社が提供するインスタント
メッセンジャ、ヤフージャパン社が提供するYahoo!ペー
ジャ等のメッセンジャ(messager)を利用して、コミュ
ニケーションを図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、メ
ーラやメッセンジャでは、電子メールを受信した相手
が、返信メッセージを作成し、送信しようとしているこ
とは分からない。このため、メーラや、メッセンジャ等
によるメッセージを受信した相手が、差出人宛への返信
メッセージを作成し、送信しようとしているときに、そ
の差出人が、返事を催促するメッセージを送信しようと
することがある。
【0004】即ち、差出人宛への返信メッセージを、ま
さに送信しようとしている直前に、その差出人からの催
促のメッセージが送信されてくることがあり、この場
合、差出人宛への返信メッセージを送信しようとしてい
るユーザに煩わしさを感じさせることになる。さらに、
この場合、差出人は、催促のメッセージを送信した直後
に、返信メッセージを受信することになり、いわばばつ
が悪い。
【0005】また、差出人からのメッセージを受け取っ
たユーザが、差出人宛への返信メッセージを送信した直
後に、差出人からの催促のメッセージが送信されてくる
こともあり、この場合、行き違いでメッセージのやりと
りが行われることになって、差出人による催促のメッセ
ージは無駄である。
【0006】以上のように、従来においては、ユーザど
うしで、スムーズなコミュニケーションを図ることがで
きないことがある。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ユーザどうしが、スムーズなコミュニケ
ーションを図ることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、自身宛のデータが送信されてくる旨の送信予
告を受信する予告受信手段と、送信予告を報知する報知
手段とを含むことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の情報処理方法は、自身宛
のデータが送信されてくる旨の送信予告を受信する予告
受信ステップと、送信予告を報知する報知ステップとを
含むことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の媒体が情報処理装置に実
行させるプログラムは、自身宛のデータが送信されてく
る旨の送信予告を受信する予告受信ステップと、送信予
告を報知する報知ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の情報処理装置は、クライ
アントから送信されてくる、データを送信する宛先を受
信する宛先受信手段と、宛先に対応するクライアントに
対して、データが送信されてくる旨の送信予告を送信す
る予告送信手段とを含むことを特徴とする。
【0012】請求項11に記載の情報処理方法は、クラ
イアントから送信されてくる、データを送信する宛先を
受信する宛先受信ステップと、宛先に対応するクライア
ントに対して、データが送信されてくる旨の送信予告を
送信する予告送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】請求項12に記載の媒体が情報処理装置に
実行させるプログラムは、クライアントから送信されて
くる、データを送信する宛先を受信する宛先受信ステッ
プと、宛先に対応するクライアントに対して、データが
送信されてくる旨の送信予告を送信する予告送信ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の情報処理装置および請求
項3に記載の情報処理方法、並びに請求項4に記載の媒
体においては、自身宛のデータが送信されてくる旨の送
信予告が受信され、その送信予告が報知される。
【0015】請求項5に記載の情報処理装置および請求
項11に記載の情報処理方法、並びに請求項12に記載
の媒体においては、クライアントから送信されてくる、
データを送信する宛先が受信され、その宛先に対応する
クライアントに対して、データが送信されてくる旨の送
信予告が送信される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したリアル
タイムチャットシステム(システムとは、複数の装置が
論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐体中
にあるか否かは問わない)の一実施の形態の構成例を示
している。
【0017】このリアルタイムチャットシステムは、い
わゆるテキストチャットを行うためのチャットクライア
ントとチャットサーバをベースに構成されており、リア
ルタイムでチャットを行うことができる他、各チャット
クライアントに対して、そのチャットクライアント宛の
メッセージが送信されてくる旨が報知されたり、さらに
は、チャットクライアントが、チャットサーバにログイ
ンする前に行われた他のユーザによるチャットの内容
が、そのチャットクライアントがログインしてきたとき
に送信されるようになっている。
【0018】即ち、図1の実施の形態においては、3台
のパーソナルコンピュータ(以下、適宜、パソコンとい
う)1−1乃至1−3、1台のロケーションサーバ3、
並びに2台のチャットサーバ4−1および4−2が、例
えば、インターネット等のネットワーク2を介して相互
に接続されている。
【0019】パソコン1−1乃至1−3(パソコン1−
1乃至1−3を区別する必要がない場合は、以下、適
宜、パソコン1と記述する)は、後述するようなチャッ
トクライアントプログラムを実行することにより、チャ
ットクライアントとして機能し、後述するようなチャッ
トクライアント処理等を行うようになっている。
【0020】ロケーションサーバ3は、パソコン1(チ
ャットクライアント)に対して、チャットサーバ4−1
や4−2(チャットサーバ4−1および4−2を区別す
る必要がない場合は、以下、適宜、チャットサーバ4と
記述する)のロケーション(ドメイン名等)を教えた
り、さらには、パソコン1がネットワーク2に接続して
いるかどうかの管理等を行うようになっている。即ち、
ロケーションサーバ3は、後述するようなクライアント
ステータス管理プログラムや、クライアントステータス
報知プログラムを行うことで、同じく後述するようなク
ライアントステータス管理処理や、クライアントステー
タス報知処理等を行うようになっている。
【0021】チャットサーバ4は、後述するチャットサ
ーバプログラムを実行することで、チャットサーバとし
て機能し、これにより、チャットクライアントどうしが
チャットを行うためのチャット環境を、複数のチャット
クライアントに提供するようになっている(従って、チ
ャットサーバ4は、マルチユーザサーバである)。
【0022】以上のように構成されるリアルタイムチャ
ットシステムにおいては、パソコン1−1乃至1−3そ
れぞれの間で、次のようにしてチャット(メッセージの
やりとり)が行われる。
【0023】即ち、例えば、いま、パソコン1−1にお
いて、ネットワーク2への接続が行われ、チャットクラ
イアントプログラムが実行されると、ロケーションサー
バ3に対して、チャットサーバ4のロケーションが要求
される。ロケーションサーバ3は、ネットワーク2上に
あるチャットサーバ4や、図示せぬその他のチャットサ
ーバのロケーションが登録されたロケーションDB(da
tabase)を有しており、そのロケーションDBを参照す
ることで、所定のチャットサーバのロケーションとして
の、例えばIP(Internet Protocol)アドレス、その
他のチャットサーバにアクセスするための情報を、パソ
コン1−1に送信する。
【0024】パソコン1−1は、ロケーションサーバ3
からのロケーションを受信し、そのロケーションによっ
て表されるチャットサーバ(例えば、チャットサーバ4
−1や4−2など)にログインし、これにより、チャッ
トが可能な状態となる。
【0025】一方、例えば、パソコン1−2や1−3に
おいて、ネットワーク2への接続が行われ、チャットク
ライアントプログラムが実行されると、上述した場合と
同様にして、チャットが可能な状態となる。
【0026】以上のようにして、パソコン1−1乃至1
−3のすべてが、チャットサーバ4にログインすると、
それらの間では、チャットサーバ4を介して、テキスト
データをやりとりすることによるチャットを行うことが
できる。即ち、例えば、パソコン1−1において、テキ
ストデータが入力されると、そのテキストデータは、ネ
ットワーク2を介して、チャットサーバ4に送信され
る。チャットサーバ4は、パソコン1−1からのテキス
トデータを、パソコン1−2や1−3に送信し、パソコ
ン1−2や1−3では、そのテキストデータが受信され
て表示される。パソコン1−2や1−3が送信したテキ
ストデータも、同様に、チャットサーバ4を介して、他
のパソコン(チャットクライアント)に送信される。
【0027】以上のようにして、パソコン1−1乃至1
−3それぞれの間では、チャットサーバ4を介して、チ
ャットが行われる。
【0028】なお、チャットサーバ4は、チャットクラ
イアントとしてのパソコン1から送信されてきたテキス
トデータを記憶するログDBを有しており、このログD
Bに記憶されたテキストデータ(チャットの内容)は、
後述するように、必要に応じて、他のチャットクライア
ントに送信されるようになっている。
【0029】次に、図2は、図1のパソコン1のハード
ウェア構成例を示している。
【0030】通信I/F(Interface)21は、例え
ば、モデムや、ターミナルアダプタ、ネットワークカー
ド等でなり、ネットワーク2を介しての通信制御を行う
ようになされている。CPU(Central Processing Uni
t)22は、HD(Hard Disk)24に記憶されているO
S(Operating System)のプログラムを実行し、そのO
Sの制御の下、同じくHD24に記憶されているチャッ
トクライアントプログラム等のアプリケーションプログ
ラムを実行することで、パソコン1をチャットクライア
ントとして機能させるためのチャットクライアント処理
等を行うようになっている。メモリ23は、例えば、R
OM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Me
mory)等で構成され、CPU22が実行するプログラム
や、その必要なデータを記憶するようになっている。
【0031】HD24は、上述したように、OSのプロ
グラムや、チャットクライアントプログラム等のアプリ
ケーションプログラム等を記憶している。さらに、HD
24は、CPU22の動作上必要なデータを記憶するよ
うにもなっている。
【0032】入力部25は、例えば、キーボードやマウ
ス等で構成され、必要なコマンドやデータを入力すると
きに操作される。出力部26は、例えば、ディスプレイ
等で構成され、CPU22の制御の下、所定の情報を表
示するようになっている。
【0033】以上のように構成されるパソコン1では、
CPU22において、HD24に記憶されたOSのプロ
グラムが、メモリ23に展開されて実行される。さら
に、CPU22において、OSのプログラムの制御の
下、HD24に記憶されたチャットクライアントプログ
ラム等のアプリケーションプログラムが実行されること
で、チャットクライアント処理等が行われる。
【0034】次に、図3は、図1のロケーションサーバ
3のハードウェア構成例を示している。
【0035】図3に示すように、ロケーションサーバ3
は、パソコン1を構成する通信I/F21乃至出力部2
6とそれぞれ同様の通信I/F31乃至出力部36から
構成されている。但し、HD34には、クライアントス
テータス管理プログラムや、クライアントステータス報
知プログラム等の、ロケーションサーバ3がクライアン
トステータス管理処理や、クライアントステータス報知
処理を行うためのアプリケーションプログラムが記憶さ
れている。さらに、HD34には、図1で説明したロケ
ーションDBも記憶されている。また、HD34には、
後述するような管理情報やクライアントのステータス等
も記憶されるようになっている。なお、メモリ33やH
D34は、パソコン1を構成するメモリ23やHD24
よりも、大容量で高速のものが使用されている。
【0036】以上のように構成されるロケーションサー
バ3では、CPU32において、HD34に記憶された
アプリケーションプログラムが実行されることで、クラ
イアントステータス管理処理や、クライアントステータ
ス報知処理が行われる。
【0037】次に、図4は、図1のチャットサーバ4の
ハードウェア構成例を示している。
【0038】チャットサーバ4は、ロケーションサーバ
3を構成する通信I/F31乃至出力部36とそれぞれ
同様の通信I/F41乃至出力部46から構成されてい
る。但し、HD44には、クライアントサーバプログラ
ム等の、チャットサーバ4が、チャットサーバとして機
能するためのアプリケーションプログラムが記憶されて
いる。さらに、HD44には、図1に示したログDBも
記憶されるようになっている。なお、このログDBに
は、後述するチャットログが記憶される。
【0039】以上のように構成されるチャットサーバ3
では、CPU42において、HD44に記憶されたアプ
リケーションプログラムが実行されることで、クライア
ントサーバ処理が行われる。
【0040】次に、図5のフローチャートを参照して、
図2のパソコン1においてチャットクライアントプログ
ラムが実行されることにより行われるチャットクライア
ント処理について説明する。なお、図1においては図示
を省略してあるが、パソコン1は、必要に応じて、プロ
バイダを介して、ネットワーク2に接続される。
【0041】パソコン1がネットワーク2に接続され、
パソコン1のユーザが、チャットクライアントプログラ
ムを実行するように操作を行うと、パソコン1のCPU
22では、チャットクライアントプログラムが実行され
ることにより、次のようなチャットクライアント処理が
行われる。
【0042】即ち、チャットクライアント処理では、ま
ず最初に、ステップS1において、ネットワーク2を介
して、ロケーションサーバ3にアクセスがなされ、ログ
インが要求される。
【0043】この場合、ロケーションサーバ3では、後
述するように、ログインを要求してきたパソコン1が、
既に登録されているものかどうかを検索し、その検索結
果としての既登録/未登録通知を送信してくるので、パ
ソコン1では、ステップS2において、その既登録/未
登録通知が受信される。
【0044】ここで、ロケーションサーバ3は、パソコ
ン1等のクライアントが、ネットワーク2に接続してい
るかどうかというクライアントのステータス(状態)の
管理を行うようになっている。このステータスの管理
は、例えば、ロケーションサーバ3に対して、その管理
のための情報(以下、適宜、管理情報という)を登録し
たクライアントのみを対象に行われるようになされてお
り、既登録/未登録通知は、そのような登録が行われて
いるかどうかを表す。
【0045】パソコン1において、既登録/未登録通知
が受信されると、ステップS3に進み、その既登録/未
登録通知を参照することにより、パソコン1の管理情報
が、ロケーションサーバ3に、既に登録されているかど
うかが判定される。ステップS3において、パソコン1
の管理情報が登録されていないと判定された場合、ステ
ップS4に進み、その登録を行うための登録画面が受信
されて表示される。
【0046】即ち、ロケーションサーバ3では、パソコ
ン1の管理情報が登録されていない場合、その旨を表す
既登録/未登録通知が送信される他、管理情報を入力す
るための登録画面も送信される。ステップS4では、そ
の登録画面が受信されて表示される。
【0047】パソコン1のユーザは、登録画面に対し
て、例えば、電子メールアドレスや、ニックネーム、I
Pアドレス、IDおよびパスワード等のロケーションサ
ーバ3がパソコン1(のユーザ)を識別するための識別
情報その他を、入力部25を操作することで入力する。
そして、パソコン1のユーザが、情報の送信を要求する
操作を行うと、パソコン1では、ステップS5におい
て、登録画面に入力された情報が、管理情報として送信
され、ステップS6に進む。なお、ロケーションサーバ
3では、後述するように、この管理情報が受信されて登
録される。
【0048】ここで、以上のようにして管理情報が登録
されたクライアント(ここでは、パソコン1)において
は、例えば、その管理情報のうちの識別情報が記憶さ
れ、次に、ロケーションサーバ3にアクセスが行われる
際に、記憶されている識別情報が、ロケーションサーバ
3に送信されるようになっており、ロケーションサーバ
3では、この識別情報によって、アクセスしてきたクラ
イアントを認識するようになっている。
【0049】一方、ステップS3において、パソコン1
の管理情報が、ロケーションサーバ3に、既に登録され
ていると判定された場合、ステップS4およびS5をス
キップして、ステップS6に進み、メッセージのやりと
りを行うのにログインすべきチャットサーバのロケーシ
ョンが、ロケーションサーバ3に対して要求される。
【0050】この場合、ロケーションサーバ3は、ログ
インすべきチャットサーバのロケーションを、パソコン
1に送信してくるので、パソコン1では、ステップS7
において、そのロケーションが受信され、さらに、その
ロケーションで表されるチャットサーバ(ここでは、チ
ャットサーバ4とする)へのログインが行われる。
【0051】そして、ステップS8に進み、ログインし
たチャットサーバ4から、チャットログが送信されてき
たかどうかが判定される。即ち、チャットサーバ4は、
後述するように、チャットクライアントがログイン(接
続)してきた場合、そのチャットクライアント宛のメッ
セージとしてのチャットログを記憶しているときには、
そのチャットログを、そのログインしてきたチャットク
ライアントに送信するようになっており、ステップS8
では、このようにしてチャットログが送信されてきたか
否かが判定される。ステップS8において、チャットロ
グが送信されてきたと判定された場合、ステップS9に
進み、パソコン1では、そのチャットログが受信されて
表示され、ステップS10に進む。
【0052】ここで、従来のチャットシステムでは、あ
るチャットクライアントが、チャットサーバに、新たに
ログインしてきた場合には、そのチャットクライアント
は、それまでにやりとりされたメッセージ(チャットの
内容)を知ることはできない。これに対して、本実施の
形態では、チャットサーバ4が、受信したメッセージを
チャットログとして記憶しておき、新たなチャットクラ
イアントがログインしてきた場合に、その新たなチャッ
トクライアントに対して、必要に応じて、チャットログ
が送信されるので、新たなチャットクライアントは、ロ
グインする前にチャットサーバ4で受信されたメッセー
ジを知ることができる。
【0053】なお、チャットクライアント処理が開始さ
れると、パソコン1では、出力部26において、例え
ば、図6に示すようなチャットウインドウ51が表示さ
れるようになっており、このチャットウインドウ51
は、宛先入力エリア52、チャット文字/ログ表示エリ
ア53、およびチャット文字/メッセージ入力エリア5
4から構成されている。そして、宛先入力エリア52に
は、入力部25の操作に対応して、チャット文字/メッ
セージ入力エリア54に入力されたメッセージ(または
チャット文字)としてのテキストデータを送信する相手
の宛先が入力されるようになっている。また、チャット
文字/ログ表示エリア53には、チャットサーバ4から
送信されてくるメッセージやチャットログ、チャット文
字/メッセージ入力エリア54に入力されたメッセージ
が表示されるようになっている。さらに、チャット文字
/メッセージ入力エリア54には、入力部25の操作に
対応して、他のチャットクライアントに送信するメッセ
ージが入力されるようになっている。従って、ステップ
S9では、チャットサーバ4から送信されてきたメッセ
ージ(チャットログ)は、チャットウインドウ51のチ
ャット文字/ログ表示エリア53に表示される。
【0054】図5に戻り、ステップS8において、チャ
ットサーバ4からチャットログが送信されてきていない
と判定された場合、即ち、チャットサーバ4において、
パソコン1のユーザ宛のメッセージが記憶されていない
場合、ステップS9をスキップして、ステップS10に
進む。ステップS10では、チャットウインドウ51
(図6)の宛先入力エリア52に、チャット文字/メッ
セージ入力エリア54に入力された(入力される)メッ
セージを送信する相手の宛先(例えば、上述したような
識別情報)が入力されたか否かが判定される。
【0055】ステップS10において、宛先が入力され
たと判定された場合、即ち、ユーザが入力部25を操作
することにより、宛先入力エリア52に宛先が入力さ
れ、さらに、入力部25が有する図示せぬ確定キー(リ
ターンキー)が操作された場合、ステップS11に進
み、その宛先が、チャットサーバ4に送信され、ステッ
プS12に進む。以上のように、パソコン1では、チャ
ット文字/ログ表示エリア53に入力されるメッセージ
を送信する相手の宛先が、宛先入力エリア52に入力さ
れた場合、その入力された宛先が、チャットサーバ4に
送信される。
【0056】一方、ステップS10において、宛先が入
力されていないと判定された場合、ステップS11をス
キップして、ステップS12に進み、チャット文字/メ
ッセージ入力エリア54に、メッセージが入力されたか
否かが判定される。ステップS12において、チャット
文字/メッセージ入力エリア54に、メッセージが入力
されたと判定された場合、即ち、ユーザが入力部25を
操作することにより、チャット文字/メッセージ入力エ
リア54に、メッセージが入力され、さらに、入力部2
5が有する確定キーが操作された場合、ステップS13
に進み、そのメッセージに対して、宛先入力エリア52
に入力されている宛先、現在の日時および時刻を表すタ
イムスタンプ、並びにそのメッセージの差出人としての
パソコン1のユーザのニックネーム等が付加され、チャ
ットサーバ4に送信されて、ステップS14に進む。
【0057】なお、宛先入力エリア52に宛先が入力さ
れていない場合には、例えば、宛先の入力を要求するメ
ッセージが表示され、ユーザによって、宛先の入力があ
った後に、上述したようにしてメッセージが送信され
る。
【0058】また、ステップS12において、チャット
文字/メッセージ入力エリア54に、メッセージが入力
されていないと判定された場合、ステップS13をスキ
ップして、ステップS14に進み、チャットサーバ4か
らメッセージが送信されてきたか否かが判定される。ス
テップS14において、チャットサーバ4からメッセー
ジが送信されてきたと判定された場合、ステップS15
に進み、そのメッセージが受信され、チャット文字/ロ
グ表示エリア53に表示されて、ステップS16に進
む。
【0059】一方、ステップS14において、チャット
サーバ4からメッセージが送信されてきていないと判定
された場合、ステップS15をスキップして、ステップ
S16に進み、チャットサーバ4から送信予告通知が送
信されてきたか否かが判定される。
【0060】ここで、上述したように、パソコン1等の
チャットクライアントでは、宛先入力エリア52に、メ
ッセージを送信しようとしている相手の宛先が入力され
ると、その宛先が、チャットサーバ4に送信される。チ
ャットサーバ4は、後述するように、チャットクライア
ントから宛先を受信すると、その宛先に対応するチャッ
トクライアントがネットワーク2に接続しているかどう
か、即ち、そのチャットクライアントのステータスを認
識し、接続している場合には、そのチャットクライアン
トに対して、他のチャットクライアントがメッセージを
送信しようとしている旨の送信予告通知が送信するよう
になっており、ステップS16では、そのようにしてチ
ャットサーバ4から送信されてくる送信予告通知が送信
されてきたか否かが判定される。
【0061】ステップS16において、チャットサーバ
4から送信予告通知が送信されてきたと判定された場
合、ステップS17に進み、その送信予告通知が受信さ
れて表示され、ステップS18に進む。
【0062】従って、例えば、パソコン1−1のユーザ
が、ネットワーク2に接続して、パソコン1−2のユー
ザにメッセージを送信し、その後、そのメッセージに対
する返事を催促するメッセージを送信しようとしている
場合において、パソコン1−2のユーザが、パソコン1
−1のユーザ宛に、返信のメッセージを送信しようとし
て、宛先入力エリア52に、パソコン1−1のユーザを
宛先として入力すると、パソコン1−1には、チャット
サーバ4から送信予告通知が送信される。その結果、パ
ソコン1−1のユーザは、パソコン1−2のユーザが返
信のメッセージを送信しようとしていることを認識する
ことができ、返事を催促するメッセージを、行き違いで
送信してしまうようなことを防止することができる。そ
の結果、ユーザに煩わしさを感じさせたり、メッセージ
が無駄になったりすること等を防止し、これにより、ユ
ーザどうしで、スムーズなコミュニケーションを図るこ
とが可能となる。
【0063】一方、ステップS16において、チャット
サーバ4から送信予告通知が送信されてきていないと判
定された場合、ステップS17をスキップして、ステッ
プS18に進み、入力部25が、ネットワーク2との接
続を切断するように操作されたか否かが判定される。ス
テップS18において、入力部25が、ネットワーク2
との接続を切断するように操作されていないと判定され
た場合、ステップS10に戻り、以下、同様の処理が繰
り返される。
【0064】また、ステップS18において、入力部2
5が、ネットワーク2との接続を切断するように操作さ
れたと判定された場合、その切断のための処理が行わ
れ、チャットクライアント処理を終了する。
【0065】次に、図7のフローチャートを参照して、
図3のロケーションサーバ3においてクライアントステ
ータス管理プログラムが実行されることにより行われる
クライアントステータス管理処理について説明する。
【0066】パソコン1等のクライアントが、ネットワ
ーク2に接続され、上述したようにして、ロケーション
サーバ3に対してアクセスしてくると、ロケーションサ
ーバ3では、クライアントステータス管理プログラムが
実行され、そのクライアントに対して、次のようなクラ
イアントステータス管理処理が行われる。
【0067】即ち、ステップS21において、パソコン
1との接続が確立され、ステップS22に進み、管理情
報が検索される。そして、ステップS23において、そ
の検索結果に基づいて、既登録/未登録通知が作成さ
れ、パソコン1に送信される。
【0068】即ち、上述したように、パソコン1におい
ては、ロケーションサーバ3に対するアクセス時に、そ
の識別情報も送信されるようになっており、ステップS
22では、その識別情報を有する管理情報が検索され
る。そして、ステップS23において、パソコン1から
の識別情報を有する管理情報が存在する場合には、パソ
コン1が登録されている旨の既登録/未登録通知が送信
され、パソコン1からの識別情報を有する管理情報が存
在しない場合(例えば、過去に管理情報を登録したこと
があるが、ユーザの要求により削除してしまった場合)
には、パソコン1が登録されていない旨の既登録/未登
録通知が送信される。なお、パソコン1が、過去に、一
度も管理情報を登録したことがない場合には、パソコン
1からは、識別情報は送信されてこないため、この場合
には、ステップS23において、パソコン1が登録され
ていない旨の既登録/未登録通知が送信される。
【0069】ステップS23において、既登録/未登録
通知が送信された後は、ステップS24に進み、その既
登録/未登録通知に基づいて、パソコン1が登録済みの
もの(パソコン1の管理情報が登録されている)かどう
かが判定される。ステップS24において、パソコン1
が登録済みのものであると判定された場合、ステップS
25およびS26をスキップして、ステップS27に進
む。
【0070】また、ステップS24において、パソコン
1が登録済みのものでないと判定された場合、ステップ
S25に進み、ロケーションサーバ3では、上述したよ
うに、登録画面が、パソコン1に送信され、ステップS
26に進む。この場合、パソコン1では、上述したよう
に、登録画面が受信され、管理情報が入力された後に、
その管理情報が、ロケーションサーバ3に送信されてく
るので、ロケーションサーバ3では、ステップS26に
おいて、その管理情報が受信されて登録される。
【0071】そして、ステップS27に進み、クライア
ントとしてのパソコン1のステータスが、ネットワーク
2に接続していることを表す「ログイン中」にされる。
即ち、ロケーションサーバ3は、クライアントの管理情
報と、そのクライアントのステータスとを対応付けて管
理(HD34に記憶)しており、ステップS27では、
パソコン1の管理情報と対応付けられているステータス
が、ネットワーク2に接続していないことを表す「ログ
オフ中」から、「ログイン中」に書き換えられ、ステッ
プS28に進む。
【0072】ステップS28では、パソコン1から、上
述したようにして、チャットサーバ4のロケーションの
要求があったか否かが判定され、あったと判定された場
合、ステップS29に進み、例えば、チャットサーバ4
のロケーションが、パソコン1に送信され、ステップS
30に進む。また、ステップS28において、ロケーシ
ョンの要求がなかったと判定された場合、ステップS2
9をスキップして、ステップS30に進み、パソコン1
において、入力部25が、ネットワーク2との接続を切
断するように操作されたか否かが判定される。ステップ
S30において、入力部25が、接続を切断するように
操作されていないと判定された場合、ステップS28に
戻り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0073】また、ステップS30において、入力部2
5が、接続を切断するように操作されたと判定された場
合、ステップS31に進み、パソコン1の管理情報と対
応付けられているステータスが、「ログイン中」から
「ログオフ中」に書き換えられ、クライアントステータ
ス管理処理を終了する。
【0074】次に、図8のフローチャートを参照して、
図3のロケーションサーバ3においてクライアントステ
ータス報知プログラムが実行されることにより行われる
クライアントステータス報知処理について説明する。
【0075】ロケーションサーバ3では、例えば、ネッ
トワーク2上のパソコン1やチャットサーバ4等から、
所定の要求があると、クライアントステータス報知プロ
グラムが実行され、次のようなクライアントステータス
管理報知が行われる。
【0076】即ち、ステップS41では、要求が、所定
のクライアントのステータスを問い合わせる問い合わせ
要求であるか否かが判定される。ステップS41におい
て、要求が問い合わせ要求でないと判定された場合、ス
テップS42およびS43をスキップして、クライアン
トステータス報知処理を終了する。
【0077】また、ステップS41において、要求が、
所定のクライアントのステータスを問い合わせる問い合
わせ要求であると判定された場合、ステップS42に進
み、問い合わせのあったクライアントのステータスが検
索される。即ち、ロケーションサーバ3は、問い合わせ
のあったクライアントの管理情報を検索し、その管理情
報に対応付けられているステータスを検出する。そし
て、ステップS43に進み、そのステータスが、問い合
わせ要求のあったパソコン1やチャットサーバ4等に送
信され、クライアントステータス報知処理を終了する。
【0078】なお、以上のようなロケーションサーバ3
が行う処理は、例えば、前述したようなICQ等の仕組
みを利用して行うことが可能である。
【0079】次に、図9のフローチャートを参照して、
図4のチャットサーバ4においてチャットサーバプログ
ラムが実行されることにより行われるチャットサーバ処
理について説明する。
【0080】パソコン1等のチャットクライアントが、
ネットワーク2に接続され、上述したようにして、チャ
ットサーバ4に対してアクセスしてくると、チャットサ
ーバ4では、チャットサーバプログラムが実行され、そ
のチャットクライアントに対して、次のようなチャット
サーバ処理が行われる。
【0081】即ち、チャットサーバ4では、チャットク
ライアントとしての、例えばパソコン1がアクセスして
くると、ステップS51において、パソコン1との接続
が確立され、ステップS52に進む。ステップS52で
は、パソコン1のユーザ宛のチャットログが記憶されて
いるかどうかが判定される。
【0082】即ち、チャットサーバ4では、チャットク
ライアントからメッセージが送信されてくると、後述す
るステップS59において、そのメッセージを、チャッ
トログに記憶するようになっている。さらに、チャット
クライアントからのメッセージには、上述したように、
タイムスタンプ、メッセージの宛先、そのメッセージの
差出人が付加されており(以下、適宜、これらの情報
を、付加情報という)、メッセージは、それらの付加情
報とともに、チャットログに記憶されるようになってい
る。ステップS52では、メッセージの宛先が、パソコ
ン1のユーザになっているメッセージおよび付加情報の
集合としてのチャットログが記憶されているかどうかが
判定される。
【0083】ステップS52において、メッセージの宛
先が、パソコン1のユーザになっているチャットログが
記憶されていると判定された場合、ステップS53に進
み、そのチャットログが、パソコン1に送信される。こ
れにより、パソコン1では、上述したように、チャット
サーバ4からのチャットログが受信されて表示される。
【0084】一方、ステップS52において、メッセー
ジの宛先が、パソコン1のユーザになっているチャット
ログが記憶されていないと判定された場合、ステップS
53をスキップして、ステップS54に進み、パソコン
1において、上述したように、宛先入力エリア52(図
6)に宛先が入力され、その宛先が送信されてきたか否
かが判定される。ステップS54において、パソコン1
から宛先が送信されてきていないと判定された場合、ス
テップS55乃至S57をスキップして、ステップS5
8に進む。
【0085】また、ステップS54において、パソコン
1から宛先が送信されてきたと判定された場合、ステッ
プS55に進み、その宛先が受信される。さらに、ステ
ップS55では、その宛先に対応するクライアントのス
テータスを問い合わせる問い合わせ要求が、ロケーショ
ンサーバ3に送信される。この場合、ロケーションサー
バ3においては、上述したように、クライアントステー
タス報知処理(図8)が行われることにより、問い合わ
せのあったクライアントのステータスが検索されて送信
(返信)されてくるので、チャットサーバ4では、その
ステータスが受信され、ステップS56に進み、パソコ
ン1から送信されてきた宛先に対応するクライアントの
ステータスが「ログイン中」であるかどうかが判定され
る。
【0086】ステップS56において、パソコン1から
送信されてきた宛先に対応するクライアントのステータ
スが「ログイン中」でないと判定された場合、即ち、そ
のクライアントがネットワーク2に接続していない場
合、ステップS57をスキップして、ステップS58に
進む。また、ステップS56において、パソコン1から
送信されてきた宛先に対応するクライアントのステータ
スが「ログイン中」であると判定された場合、即ち、パ
ソコン1から送信されてきた宛先に対応するクライアン
トがネットワーク2に接続している場合、ステップS5
7に進み、その宛先に対応するクライアントに対して、
送信予告通知が送信され、ステップS58に進む。この
場合、上述したように、そのクライアントにおいては、
送信予告通知が受信されて表示され、これにより、パソ
コン1のユーザがメッセージを送信しようとしているこ
とを認識することができる。
【0087】ステップS58では、パソコン1からメッ
セージが送信されてきたか否かが判定され、送信されて
きていないと判定された場合、ステップS59乃至S6
2をスキップして、ステップS63に進む。また、ステ
ップS58において、パソコン1からメッセージが送信
されてきたと判定された場合、ステップS59に進み、
そのメッセージと、それとともに送信されてくる付加情
報とが受信され、チャットログとして、HD44に記憶
される。なお、この記憶されたメッセージおよび付加情
報は、例えば、記憶してから所定の時間が経過した場合
や、差出人から削除の指令があった場合等に削除される
ようになっている。
【0088】そして、ステップS60に進み、パソコン
1からのメッセージに付加されている付加情報の中の宛
先に対応するクライアントのステータスを問い合わせる
問い合わせ要求が、ロケーションサーバ3に送信され
る。この場合、ロケーションサーバ3においては、上述
したように、問い合わせのあったクライアントのステー
タスが検索されて送信されてくるので、チャットサーバ
4では、そのステータスが受信され、ステップS61に
進み、パソコン1からのメッセージに付加されている宛
先に対応するクライアントのステータスが「ログイン
中」であるかどうかが判定される。ステップS61にお
いて、パソコン1から送信されてきたメッセージに付加
されている宛先に対応するクライアントのステータスが
「ログイン中」でないと判定された場合、ステップS6
2をスキップして、ステップS63に進む。
【0089】また、ステップS61において、パソコン
1から送信されてきたメッセージに付加されている宛先
に対応するクライアントのステータスが「ログイン中」
であると判定された場合、即ち、そのメッセージの宛先
であるクライアントがネットワーク2に接続している場
合、ステップS57に進み、その宛先に対応するクライ
アントに対して、パソコン1から送信されてきたメッセ
ージが送信され、ステップS63に進む。
【0090】従って、チャットサーバ4では、ネットワ
ーク2に接続しているパソコン1から、あるクライアン
ト宛のメッセージが送信されてきた場合に、そのクライ
アントもネットワーク2に接続していれば、そのクライ
アントに対して、パソコン1からメッセージが送信され
る。即ち、この場合、そのクライアントと、パソコン1
と間では、チャットサーバ4を介してリアルタイムチャ
ットを行うことができる。
【0091】ステップS63では、パソコン1におい
て、入力部25が、ネットワーク2との接続を切断する
ように操作されたか否かが判定される。ステップS63
において、入力部25が、ネットワーク2との接続を切
断するように操作されていないと判定された場合、ステ
ップS54に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
【0092】また、ステップS64において、パソコン
1の入力部25が、ネットワーク2との接続を切断する
ように操作されたと判定された場合、即ち、例えば、ネ
ットワーク2との接続を切断する要求が、パソコン1か
ら送信されてきた場合、チャットサーバ4は、パソコン
1との接続を切断し、チャットサーバ処理を終了する。
【0093】なお、上述の場合には、チャットサーバ4
において、クライアントのステータスを、ロケーション
サーバ3に問い合わせるようにしたが、クライアントの
ステータスは、その変化があった場合に、ロケーション
サーバ3からチャットサーバ4に送信するようにしても
良い。
【0094】次に、パソコン1、ロケーションサーバ
3、およびチャットサーバ4において上述したような処
理が行われることで、ユーザどうしは、図10乃至図1
2に示すように、スムーズなコミュニケーションを図る
ことができる。
【0095】ここで、図10乃至図12は、パソコン1
の出力部26における表示画面を示している。また、図
10および図11は、パソコン1においてオープンされ
たチャットウインドウ51を示しているが、ここでは、
パソコン1−1と1−2を対象とし、図10または図1
1は、パソコン1−1または1−2における表示画面を
それぞれ示している。なお、図10または図11におい
て、パソコン1−1または1−2におけるチャットウイ
ンドウ51、そのチャットウインドウ51を構成する宛
先入力エリア52、チャット文字/ログ表示エリア5
3、チャット文字/メッセージ入力エリア54の符号
は、各符号に−1または−2を付してそれぞれ示してあ
る。
【0096】例えば、いま、パソコン1−1または1−
2のユーザ宛のメッセージを送る場合に、その宛先が、
userAまたはuserBで、それぞれ表されるもの
とし、パソコン1−1のユーザuserAが、ネットワ
ーク2に接続して、チャットクライアントプログラムを
起動したとする。この場合、図10に示すように、チャ
ットウインドウ51−1がオープンされる。
【0097】そして、パソコン1−1のユーザuser
Aが、パソコン1−2のユーザuserB宛にメッセー
ジを送る場合、図10に示すように、チャットウインド
ウ51−1の宛先入力エリア52−1に、宛先「use
rB」を入力する。この宛先「userB」は、上述し
たように、チャットサーバ4に送信される。いま、パソ
コン1−2がネットワーク2に接続されていないとする
と、チャットサーバ4では、宛先「userB」を受信
しても、パソコン1−2に対して、送信予告通知は送信
されない。
【0098】その後、パソコン1−1のユーザuser
Aが、パソコン1−2のユーザuserB宛に送るメッ
セージを、チャット文字/メッセージ入力エリア54−
1に入力すると、そのメッセージは、宛先入力エリア5
2−1に入力された宛先「userB」、さらにはタイ
ムスタンプおよび差出人を表す「userA」が付加さ
れてチャットサーバ4に送信されるとともに、そのメッ
セージと、差出人「userA」およびタイムスタンプ
が、差出人、タイムスタンプ、メッセージの順で配置さ
れて、チャット文字/ログ表示エリア53−1に表示さ
れる。
【0099】図10の実施の形態においては、パソコン
1−1のユーザuserAが、パソコン1−2のユーザ
userB宛に、メッセージ「風邪の具合はどうですか
?」と、「元気であれば、返事をください」を入力して
送信しており、チャット文字/ログ表示エリア53−1
では、これらのメッセージが、差出人「userA」お
よびタイムスタンプとともに表示されている。
【0100】以上のようにして、チャットサーバ4に送
信されたユーザuserAを差出人とする、ユーザus
erB宛のメッセージは、チャットサーバ4において、
チャットログとして記憶される。そして、いま、パソコ
ン1−2がネットワーク2に接続していないとすると、
ユーザuserAによるユーザuserB宛のメッセー
ジは、チャットサーバ4に記憶されるだけで、パソコン
1−2には送信されない。
【0101】その後、パソコン1−2のユーザuser
Bが、ネットワーク2に接続して、チャットクライアン
トプログラムを起動したとする。この場合も、パソコン
1−2では、パソコン1−1における場合と同様に、図
11に示すようなチャットウインドウ51−2が表示さ
れる。
【0102】さらに、この場合、チャットサーバ4で
は、上述したように、パソコン1−2がネットワーク2
に接続されたことが認識され、そのユーザuserB宛
のメッセージとしてのチャットログが、パソコン1−2
に送信される。これにより、パソコン1−2では、図1
1に示すように、パソコン1−2がネットワーク2に接
続されるまでに、パソコン1−1のユーザuserAが
入力したメッセージ「風邪の具合はどうですか?」と、
「元気であれば、返事をください」が、その差出人「u
serA」およびタイムスタンプとともに、チャット文
字/ログ表示エリア52−2に表示される。その結果、
パソコン1−2のユーザuserBは、ネットワーク2
に接続するまでに入力されたユーザuserAからのメ
ッセージを見ることができる。
【0103】その後、ユーザuserAからのメッセー
ジを見たパソコン1−2のユーザuserBが、パソコ
ン1−1のユーザuserA宛に返信メッセージを送ろ
うとして、図11に示すように、チャットウインドウ5
1−2の宛先入力エリア52−2に、宛先「user
A」を入力すると、この宛先「userA」は、上述し
たように、チャットサーバ4に送信される。
【0104】いまの場合、宛先「userA」に対応す
るパソコン1−1はネットワーク2に接続しているか
ら、チャットサーバ4では、上述したように、パソコン
1−1に対して、送信予告通知が送信される。パソコン
1−1では、この送信予告通知が受信されて表示され
る。即ち、パソコン1−1では、例えば、図12に示す
ように、メッセージが送信されてくる旨を報知するため
の予告ウインドウ61がオープンされ、そこに、ユーザ
userBが、メッセージを送信しようとしている旨の
メッセージ「userBさんがメッセージを送ろうとし
ています。」が表示される。これにより、ユーザuse
rAは、ユーザuserBから返事が送られてくること
を認識することができる。
【0105】そして、パソコン1−2のユーザuser
Bが、パソコン1−1のユーザuserA宛に送る返信
メッセージを、チャット文字/メッセージ入力エリア5
4−2に入力すると、そのメッセージは、宛先入力エリ
ア52−2に入力された宛先「userA」、さらには
タイムスタンプおよび差出人を表す「userB」が付
加されてチャットサーバ4に送信されるとともに、その
メッセージと、差出人「userB」およびタイムスタ
ンプが、差出人、タイムスタンプ、メッセージの順で配
置されて、チャット文字/ログ表示エリア53−2に表
示される。
【0106】図11の実施の形態においては、パソコン
1−2のユーザuserBが、パソコン1−1のユーザ
userAからのメッセージを見て、返信メッセージ
「元気、元気、すっかりよくなったよ。」を入力して送
信しており、チャット文字/ログ表示エリア53−2で
は、このメッセージが、差出人「userB」およびタ
イムスタンプとともに表示されている。
【0107】以上のようにして、チャットサーバ4に送
信されたユーザuserBを差出人とする、ユーザus
erA宛の返信メッセージは、チャットサーバ4におい
て、チャットログとして記憶される。さらに、いま、パ
ソコン1−1がネットワーク2に接続されているので、
このメッセージは、差出人「userB」やタイムスタ
ンプ等とともに、パソコン1−1に送信される。
【0108】パソコン1−1では、チャットサーバ4か
ら送信されてくる、ユーザuserBによる、ユーザu
serA宛の返信メッセージと、差出人「userB」
およびタイムスタンプが受信され、図10に示すよう
に、チャット文字/ログ表示エリア53−1に表示され
る。
【0109】そして、その後は、ユーザuserAとu
serBとの間で、従来と同様にして、リアルタイムで
のメッセージのやりとりであるチャットを行うことがで
きる。
【0110】従って、ユーザuserAは、メッセージ
を入力しているときに、ユーザuserBが返信メッセ
ージを送信しようとしていることを認識することができ
るので、ユーザuserAが、返事を催促するメッセー
ジを、行き違いで送信してしまうようなことを防止する
ことができる。
【0111】さらに、ユーザuserBは、ネットワー
ク2に接続するまでにユーザuserAが送信したユー
ザuserB宛のメッセージを見ることができるが、こ
のことは、ユーザuserAからすれば、ユーザuse
rBがネットワーク2に接続するまでは、電子メール
で、ユーザuserBに、メッセージを送信したのと等
価であり、従って、ユーザuserAは、いわば電子メ
ールの機能と、チャットの機能とを、特に意識すること
なく利用することができる。即ち、本発明によれば、ユ
ーザに対して、電子メール等のメッセンジャの機能と、
リアルタイムチャットの機能とを、同一のユーザインタ
フェースで提供することができる。
【0112】次に、図13を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルして実行可能な状態とするために用いられる媒体につ
いて説明する。
【0113】プログラムは、例えば、図13(A)に示
すように、コンピュータ101に内蔵されている記録媒
体としてのハードディスク102(図2乃至図4それぞ
れに示したHD24,34,44に対応する)に、あら
かじめインストールした状態で提供することができる。
【0114】また、プログラムは、例えば、図13
(B)に示すように、フロッピー(登録商標)ディスク
111、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y)112,MO(Magneto optical)ディスク113,
DVD(Digital Versatile Disc)114、磁気ディス
ク115、半導体メモリ116(図2乃至図4それぞれ
に示したメモリ23,33,43に対応する)などの記
録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パッケージ
ソフトウェアとして提供することができる。
【0115】さらに、プログラムは、例えば、図13
(C)に示すように、ダウンロードサイト121から、
無線で衛星122を介して、コンピュータ123に転送
したり、LAN(Local Area Network)やインターネッ
トといったネットワーク131(図1のネットワーク2
に対応する)を介して、有線または無線でコンピュータ
123に転送し、そのコンピュータ123において、内
蔵するハードディスク等にダウンロードさせるようにす
ることができる。
【0116】本明細書における媒体とは、これらのすべ
てを含む広義の概念を意味するものである。さらに、本
明細書において、媒体により提供されるプログラムを記
述するステップは、経時的な要素を含む処理だけでな
く、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並
列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むもので
ある。
【0117】以上、本発明をチャットシステムに適用し
た場合について説明したが、本発明は、チャットシステ
ムの他、メーラやメッセンジャその他のデータをやりと
りするアプリケーションに適用することも可能である。
【0118】なお、本実施の形態では、送信予告通知が
あった場合に、メッセージが送信されてくる旨のメッセ
ージを表示するようにしたが、メッセージが送信されて
くる旨は、例えば、アイコン等を表示することにより、
ユーザに報知するようにしても良い(OSが、Windows
95や98(商標)の場合は、そのタスクバーのタスク
トレイの中に、アイコンを表示するようにすること等が
可能である)。さらに、メッセージが送信されてくる旨
は、その他、例えば、音声等で、ユーザに報知すること
も可能である。
【0119】ここで、前述のYahoo!ページャ等によれ
ば、あるユーザがインターネットに接続したことが報知
されるのに対して、本発明においては、あるユーザがネ
ットワーク2に接続し、かつメッセージを送信しようと
していることが報知されるが、本発明においても、ユー
ザがネットワーク2に接続したことを、メッセージを送
信しようとしていることとは別に報知するようにするこ
とが可能である。これは、例えば、ロケーションサーバ
3において、クライアントがネットワーク2に接続した
ときに、その旨を、他のクライアントに送信することで
実現可能である。
【0120】また、本実施の形態では、ロケーションサ
ーバ3とチャットサーバ4とを別に設けるようにした
が、ロケーションサーバ3とチャットサーバ4とは、同
一サーバとすることが可能である。
【0121】さらに、図10乃至図12の実施の形態で
は、パソコン1−1のユーザと、パソコン1−2のユー
ザとの二人のユーザの間で、メッセージのやりとりをす
る場合について説明したが、3人以上のユーザの間で、
メッセージのやりとりをすることも可能である。この場
合、あるユーザが、メッセージを送信する相手が二人以
上になることがあるが、その場合には、チャットウイン
ドウ51(図6)の宛先入力エリア52に、その二人以
上のユーザの宛先を、コンマ等で区切って入力するよう
にすれば良い。また、二人以上のユーザをグループ化し
て、グループ名を定義し、そのグループ名を、宛先入力
エリア52に入力するようにしても良い。
【0122】なお、本発明においては、メッセージを入
力している最中であっても、相手からのメッセージを見
ることができるので、円滑に、メッセージのやりとりを
行うことができる。さらに、音声による会話ではなく、
文字による会話が可能であるため、クライアントとし
て、携帯可能な、例えば、携帯電話機を用いた場合に、
電車等の公共の場であっても、周囲に迷惑をかけること
なく、コミュニケーションを図ることができる。
【0123】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置および請
求項3に記載の情報処理方法、並びに請求項4に記載の
媒体によれば、自身宛のデータが送信されてくる旨の送
信予告が受信され、その送信予告が報知されるので、ス
ムーズなコミュニケーションを図ることが可能となる。
【0124】請求項5に記載の情報処理装置および請求
項11に記載の情報処理方法、並びに請求項12に記載
の媒体によれば、クライアントから送信されてくる、デ
ータを送信する宛先が受信され、その宛先に対応するク
ライアントに対して、データが送信されてくる旨の送信
予告が送信される。従って、クライアントどうしで、ス
ムーズなコミュニケーションを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したリアルタイムチャットシステ
ムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のパソコン1のハードウェア構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図1のロケーションサーバ3のハードウェア構
成例を示すブロック図である。
【図4】図1のチャットサーバ4のハードウェア構成例
を示すブロック図である。
【図5】チャットクライアント処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】チャットウインドウ51を示す図である。
【図7】クライアントステータス管理処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】クライアントステータス報知処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】チャットサーバ処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】図1のパソコン1−1の表示例を示す図であ
る。
【図11】図1のパソコン1−2の表示例を示す図であ
る。
【図12】予告ウインドウ61を示す図である。
【図13】本発明を適用した媒体を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1−1乃至1−3 パソコン, 2 ネットワーク,
3 ロケーションサーバ, 4−1,4−2 チャット
サーバ, 21 通信I/F, 22 CPU, 23
メモリ, 24 HD, 25 入力部, 26 出
力部, 31通信I/F, 32 CPU, 33 メ
モリ, 34 HD, 35 入力部, 36 出力
部, 41 通信I/F, 42 CPU, 43 メ
モリ,44 HD, 45 入力部, 46 出力部,
51 チャットウインドウ,52 宛先入力エリア,
53 チャット文字/ログ表示エリア, 54 チャ
ット文字/メッセージ入力エリア, 61 予告ウイン
ドウ
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Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントから送信されてきたデータ
    を受信し、そのデータを、1以上の他のクライアントに
    送信するサーバに対して、データを送信するとともに、
    前記サーバからのデータを受信する情報処理装置であっ
    て、 前記データを入力するデータ入力手段と、 前記データを送信する宛先を入力する宛先入力手段と、 入力された前記データおよび宛先を、前記サーバに送信
    する送信手段と、 前記サーバから送信されてくるデータを受信するデータ
    受信手段と、 前記サーバから送信されてくるデータを表示する表示手
    段と、 自身宛のデータが送信されてくる旨の送信予告を受信す
    る予告受信手段と、 前記送信予告を報知する報知手段とを含むことを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記サーバが、前記クライアントから送
    信されてくる前記他のクライアント宛のデータを記憶
    し、前記他のクライアントが接続してきたとき、前記他
    のクライアント宛の、既に記憶しているデータを送信す
    る場合において、 前記データ受信手段は、前記サーバから送信されてく
    る、そのサーバが既に記憶しているデータも受信し、 前記表示手段は、そのデータも表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 クライアントから送信されてきたデータ
    を受信し、そのデータを、1以上の他のクライアントに
    送信するサーバに対して、データを送信するとともに、
    前記サーバからのデータを受信する情報処理方法であっ
    て、 前記データを入力するデータ入力ステップと、 前記データを送信する宛先を入力する宛先入力ステップ
    と、 入力された前記データおよび宛先を、前記サーバに送信
    する送信ステップと、 前記サーバから送信されてくるデータを受信するデータ
    受信ステップと、 前記サーバから送信されてくるデータを表示する表示ス
    テップと、 自身宛のデータが送信されてくる旨の送信予告を受信す
    る予告受信ステップと、 前記送信予告を報知する報知ステップとを含むことを特
    徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 クライアントから送信されてきたデータ
    を受信し、そのデータを、1以上の他のクライアントに
    送信するサーバに対して、データを送信するとともに、
    前記サーバからのデータを受信する処理を、情報処理装
    置に行わせるためのプログラムを、前記情報処理装置に
    実行させる媒体であって、 前記データを入力するデータ入力ステップと、 前記データを送信する宛先を入力する宛先入力ステップ
    と、 入力された前記データおよび宛先を、前記サーバに送信
    する送信ステップと、 前記サーバから送信されてくるデータを受信するデータ
    受信ステップと、 前記サーバから送信されてくるデータを表示する表示ス
    テップと、 自身宛のデータが送信されてくる旨の送信予告を受信す
    る予告受信ステップと、 前記送信予告を報知する報知ステップとを含むことを特
    徴とするプログラムを、前記情報処理装置に実行させる
    媒体。
  5. 【請求項5】 クライアントから送信されてきたデータ
    を受信し、そのデータを、1以上の他のクライアントに
    送信する情報処理装置であって、 前記クライアントからのデータを受信するデータ受信手
    段と、 前記クライアントからのデータを、前記他のクライアン
    トに送信するデータ送信手段と、 前記クライアントから送信されてくる、前記データを送
    信する宛先を受信する宛先受信手段と、 前記宛先に対応するクライアントに対して、データが送
    信されてくる旨の送信予告を送信する予告送信手段とを
    含むことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記宛先に対応するクライアントが接続
    しているかどうかを認識する認識手段をさらに含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記認識手段は、前記宛先に対応するク
    ライアントが接続している状態にあるかどうかの情報を
    管理するサーバに対して問い合わせを行うことにより、
    前記宛先に対応するクライアントが接続しているかどう
    かを認識することを特徴とする請求項6に記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記予告送信手段は、前記宛先に対応す
    るクライアントが接続してきたとき、そのクライアント
    に対して、送信予告を送信することを特徴とする請求項
    5に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記クライアントからのデータを記憶す
    る記憶手段をさらに含むことを特徴とする請求項5に記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記データ送信手段は、前記宛先に対
    応するクライアントが接続してきたとき、前記記憶手段
    に記憶されたデータのうち、前記宛先に対応するクライ
    アント宛のものをも、前記宛先に対応するクライアント
    に送信することを特徴とする請求項9に記載の情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】 クライアントから送信されてきたデー
    タを受信し、そのデータを、1以上の他のクライアント
    に送信する情報処理方法であって、 前記クライアントからのデータを受信するデータ受信ス
    テップと、 前記クライアントからのデータを、前記他のクライアン
    トに送信するデータ送信ステップと、 前記クライアントから送信されてくる、前記データを送
    信する宛先を受信する宛先受信ステップと、 前記宛先に対応するクライアントに対して、データが送
    信されてくる旨の送信予告を送信する予告送信ステップ
    とを含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 クライアントから送信されてきたデー
    タを受信し、そのデータを、1以上の他のクライアント
    に送信する処理を、情報処理装置に行わせるためのプロ
    グラムを、前記情報処理装置に実行させる媒体であっ
    て、 前記クライアントからのデータを受信するデータ受信ス
    テップと、 前記クライアントからのデータを、前記他のクライアン
    トに送信するデータ送信ステップと、 前記クライアントから送信されてくる、前記データを送
    信する宛先を受信する宛先受信ステップと、 前記宛先に対応するクライアントに対して、データが送
    信されてくる旨の送信予告を送信する予告送信ステップ
    とを含むことを特徴とするプログラムを、前記情報処理
    装置に実行させる媒体。
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