JP2000280487A - インクタンク装置及びインク残量検出方法 - Google Patents
インクタンク装置及びインク残量検出方法Info
- Publication number
- JP2000280487A JP2000280487A JP9563099A JP9563099A JP2000280487A JP 2000280487 A JP2000280487 A JP 2000280487A JP 9563099 A JP9563099 A JP 9563099A JP 9563099 A JP9563099 A JP 9563099A JP 2000280487 A JP2000280487 A JP 2000280487A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink tank
- remaining amount
- monitoring unit
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title description 44
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000976 ink Substances 0.000 claims 37
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 claims 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 インクタンク本体3の内部に、貯留され
ているインクの量によって移動する反射面を備え、イン
クタンク本体3の背面の特定された位置にインク残量監
視部6を設定し、このインク残量監視部6から反射型フ
ォトセンサ1が赤外光を放射して、その反射光の光強度
を測定してインク残量を検出する。 【効果】 インク残量を自動的に正確に測定することが
できるようになる。
ているインクの量によって移動する反射面を備え、イン
クタンク本体3の背面の特定された位置にインク残量監
視部6を設定し、このインク残量監視部6から反射型フ
ォトセンサ1が赤外光を放射して、その反射光の光強度
を測定してインク残量を検出する。 【効果】 インク残量を自動的に正確に測定することが
できるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタにおけるインクタンク装置とそのインク残量検出
方法に関する。
リンタにおけるインクタンク装置とそのインク残量検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年プリンタのカラー化、高解像度化、
等の要求が強まっている。この要求を満足させるため
に、インクジェットプリンタの高性能化が進められてい
る。このインクジェットプリンタでは、プリンタ内部の
スペースモータによってキャリッジが、移動制御され
る。このキャリッジの移動制御に同期させて印字ヘッド
からインクが吐出されて文字や図が用紙上に再現され
る。このインクは通常インクタンク容器の内部のインク
吸蔵体に含浸された状態で貯留される。このインク量を
検出するためにインク検出ピンがインク吸蔵体に差し込
まれている。
等の要求が強まっている。この要求を満足させるため
に、インクジェットプリンタの高性能化が進められてい
る。このインクジェットプリンタでは、プリンタ内部の
スペースモータによってキャリッジが、移動制御され
る。このキャリッジの移動制御に同期させて印字ヘッド
からインクが吐出されて文字や図が用紙上に再現され
る。このインクは通常インクタンク容器の内部のインク
吸蔵体に含浸された状態で貯留される。このインク量を
検出するためにインク検出ピンがインク吸蔵体に差し込
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。即ち、インク吸蔵体に含浸されているインク量の検
出が難しく、印刷途中でインク切れになることを完全に
防ぐことは困難であった。
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。即ち、インク吸蔵体に含浸されているインク量の検
出が難しく、印刷途中でインク切れになることを完全に
防ぐことは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉光線を測定面に放射して受け入れる反射光の
光強度を測定する反射型フォトセンサと、インクタンク
本体に貯留されているインクの量が一定量以上あるとき
と、それ以外のときに、反射光の光強度が異なるインク
残量監視部とを備え、上記反射型フォトセンサは、上記
光線を上記インク残量監視部に放射して上記受け入れる
反射光の光強度を測定して上記インクタンク本体に貯留
されているインクの残量を検出することを特徴とするイ
ンクタンク装置。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉光線を測定面に放射して受け入れる反射光の
光強度を測定する反射型フォトセンサと、インクタンク
本体に貯留されているインクの量が一定量以上あるとき
と、それ以外のときに、反射光の光強度が異なるインク
残量監視部とを備え、上記反射型フォトセンサは、上記
光線を上記インク残量監視部に放射して上記受け入れる
反射光の光強度を測定して上記インクタンク本体に貯留
されているインクの残量を検出することを特徴とするイ
ンクタンク装置。
【0005】〈構成2〉構成1に記載のインクタンク装
置において、上記インクタンク本体は、内部に貯留する
インクの量に追随して移動する反射面を有し、この反射
面の移動によって上記反射光の光強度を増減させるイン
ク残量監視部を備えることを特徴とするインクタンク装
置。
置において、上記インクタンク本体は、内部に貯留する
インクの量に追随して移動する反射面を有し、この反射
面の移動によって上記反射光の光強度を増減させるイン
ク残量監視部を備えることを特徴とするインクタンク装
置。
【0006】〈構成3〉構成1に記載のインクタンク装
置において、キャリッジ本体上に上記インクタンク本体
を備え、上記インク残量監視部近傍に、反射率の異なる
インクタンク位置検出用部材が配置され、上記反射型フ
ォトセンサは、上記インクタンク位置検出用部材からイ
ンクタンク本体の位置を特定し、この位置から上記イン
ク残量監視部の位置を特定することを特徴とするインク
タンク装置。
置において、キャリッジ本体上に上記インクタンク本体
を備え、上記インク残量監視部近傍に、反射率の異なる
インクタンク位置検出用部材が配置され、上記反射型フ
ォトセンサは、上記インクタンク位置検出用部材からイ
ンクタンク本体の位置を特定し、この位置から上記イン
ク残量監視部の位置を特定することを特徴とするインク
タンク装置。
【0007】〈構成4〉構成3に記載のインクタンク装
置において、上記インク残量監視部と、上記反射率の異
なるインクタンク位置検出用部材がキャリッジ本体移動
方向に並んで配置されていることを特徴とするインクタ
ンク装置。
置において、上記インク残量監視部と、上記反射率の異
なるインクタンク位置検出用部材がキャリッジ本体移動
方向に並んで配置されていることを特徴とするインクタ
ンク装置。
【0008】〈構成5〉キャリッジ本体上に複数のイン
クタンク本体と、上記インクタンク本体に貯留されてい
るインクの量が一定量以上あるときと、それ以外のとき
に、反射光の光強度が異なるインク残量監視部と、上記
インク残量監視部近傍に、反射率の異なる複数のインク
タンク位置検出用部材を配置し、光線を測定面に放射し
て受け入れる反射光の光強度を測定する反射型フォトセ
ンサをプリンタ本体の非稼働部に配置し、上記キャリッ
ジ本体は、ホームポジションから移動を開始し、上記反
射型フォトセンサは、上記キャリッジの移動に合わせて
上記複数の位置検出用部材の反射光の光強度から上記複
数個のインクタンク本体の位置をそれぞれ特定し、この
特定したインクタンク位置に予め設定した移動量を加算
した位置に上記インク残量監視部を特定して上記複数の
インクタンク本体のインク残量を検出することを特徴と
するインクタンク装置のインク残量検出方法。
クタンク本体と、上記インクタンク本体に貯留されてい
るインクの量が一定量以上あるときと、それ以外のとき
に、反射光の光強度が異なるインク残量監視部と、上記
インク残量監視部近傍に、反射率の異なる複数のインク
タンク位置検出用部材を配置し、光線を測定面に放射し
て受け入れる反射光の光強度を測定する反射型フォトセ
ンサをプリンタ本体の非稼働部に配置し、上記キャリッ
ジ本体は、ホームポジションから移動を開始し、上記反
射型フォトセンサは、上記キャリッジの移動に合わせて
上記複数の位置検出用部材の反射光の光強度から上記複
数個のインクタンク本体の位置をそれぞれ特定し、この
特定したインクタンク位置に予め設定した移動量を加算
した位置に上記インク残量監視部を特定して上記複数の
インクタンク本体のインク残量を検出することを特徴と
するインクタンク装置のインク残量検出方法。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、インクタンク本体内
部に、貯留されているインクの量によって移動する反射
面を備え、インクタンク表面の特定された位置にインク
残量監視部を設定し、このインク残量監視部から赤外光
を放射して、その受け入れた反射光の光強度を測定して
インク残量を検出する。かかる目的を達成するために以
下のように構成される。
部に、貯留されているインクの量によって移動する反射
面を備え、インクタンク表面の特定された位置にインク
残量監視部を設定し、このインク残量監視部から赤外光
を放射して、その受け入れた反射光の光強度を測定して
インク残量を検出する。かかる目的を達成するために以
下のように構成される。
【0010】〈具体例の構成〉図1は、本発明によるイ
ンクタンク装置の構成図である。図1は、本発明による
インクタンク装置がキャリッジフレームに装着された状
態、即ちインクタンク装置の周辺を含めて記載した図で
ある。図より、本発明によるインクタンク装置は、反射
型フォトセンサ1と、配線基板2と、インクタンク本体
3を備える。更に、インクタンク本体3には、インクタ
ンク位置検出用シール4と、インクタンク位置検出用白
ライン5と、インク残量監視部6が配置されている。
ンクタンク装置の構成図である。図1は、本発明による
インクタンク装置がキャリッジフレームに装着された状
態、即ちインクタンク装置の周辺を含めて記載した図で
ある。図より、本発明によるインクタンク装置は、反射
型フォトセンサ1と、配線基板2と、インクタンク本体
3を備える。更に、インクタンク本体3には、インクタ
ンク位置検出用シール4と、インクタンク位置検出用白
ライン5と、インク残量監視部6が配置されている。
【0011】反射型フォトセンサ1は、後に説明するイ
ンクタンク本体3の背面に対面してプリンタミドルカバ
ー52に装着されており、インクタンク本体3の位置及
びインク残量を検出する部分である。その内部構成と動
作原理について図を用いて詳細に説明する。
ンクタンク本体3の背面に対面してプリンタミドルカバ
ー52に装着されており、インクタンク本体3の位置及
びインク残量を検出する部分である。その内部構成と動
作原理について図を用いて詳細に説明する。
【0012】図2は、反射型フォトセンサのブロック図
である。反射型フォトセンサ1は、内部に赤外光を発光
するフォトダイオードPDと、その赤外線を受光するフ
ォトトランジスタPTと、固定抵抗R1と、固定抵抗R
Lを備える。フォトダイオードPDの発光した赤外光
が、後に説明するインクタンクフレーム13によって反
射される。この反射光がフォトトランジスタPTで受光
され電気信号に変換されて出力される。
である。反射型フォトセンサ1は、内部に赤外光を発光
するフォトダイオードPDと、その赤外線を受光するフ
ォトトランジスタPTと、固定抵抗R1と、固定抵抗R
Lを備える。フォトダイオードPDの発光した赤外光
が、後に説明するインクタンクフレーム13によって反
射される。この反射光がフォトトランジスタPTで受光
され電気信号に変換されて出力される。
【0013】出力される電気信号Voutは、次式で表
される。 Vout=Vcc−RL・Ic …(1式) ここでVccは、電源電圧であり、Icは、フォトトラ
ンジスタPTのコレクタ電流である。即ち、Icは、イ
ンクタンクフレーム13によって反射される反射光の大
きさに比例するため出力Voutは、反射光が大きくな
るほど小さくなる。再度図1に戻って具体例の構成につ
いての説明を続ける。
される。 Vout=Vcc−RL・Ic …(1式) ここでVccは、電源電圧であり、Icは、フォトトラ
ンジスタPTのコレクタ電流である。即ち、Icは、イ
ンクタンクフレーム13によって反射される反射光の大
きさに比例するため出力Voutは、反射光が大きくな
るほど小さくなる。再度図1に戻って具体例の構成につ
いての説明を続ける。
【0014】配線基板2は、上記反射型フォトセンサ1
の回路を構成している基板であり反射型フォトセンサ1
と共にプリンタミドルカバー52に装着されている。イ
ンクタンク本体3は、内部にインクを貯留する部分であ
り、キャリッジ本体56に搭載され、キャリッジシャフ
ト53とガイドレール55に摺動可能な状態で支持され
る。図示されていないスペースモータの回転力をベルト
54を介して受け入れ、ガイドレール55に沿って摺動
する。更に、このインクタンク本体3に貯留されている
インクは、図示されていない(図上でキャリッジフレー
ム5の下部に位置している)印字ヘッドに送られる。キ
ャリッジの摺動に同期させて印字ヘッドからインクが用
紙上に吐出され文字や図に再現される。
の回路を構成している基板であり反射型フォトセンサ1
と共にプリンタミドルカバー52に装着されている。イ
ンクタンク本体3は、内部にインクを貯留する部分であ
り、キャリッジ本体56に搭載され、キャリッジシャフ
ト53とガイドレール55に摺動可能な状態で支持され
る。図示されていないスペースモータの回転力をベルト
54を介して受け入れ、ガイドレール55に沿って摺動
する。更に、このインクタンク本体3に貯留されている
インクは、図示されていない(図上でキャリッジフレー
ム5の下部に位置している)印字ヘッドに送られる。キ
ャリッジの摺動に同期させて印字ヘッドからインクが用
紙上に吐出され文字や図に再現される。
【0015】インクタンク位置検出用シール4は、上記
赤外光を吸収して反射光を減少させることを目的とし
て、後に説明するインクタンク本体3の背面に密着され
ているインクタンク位置検出用部材である。本具体例で
は、一例として黒色のシールを用いている。説明の都合
上インクタンク本体3の数量を一例として3[1]〜3
[4]の4個に限定しているので、インクタンク位置検
出用シール4についても4[1]〜4[4]の4個に限
定する。
赤外光を吸収して反射光を減少させることを目的とし
て、後に説明するインクタンク本体3の背面に密着され
ているインクタンク位置検出用部材である。本具体例で
は、一例として黒色のシールを用いている。説明の都合
上インクタンク本体3の数量を一例として3[1]〜3
[4]の4個に限定しているので、インクタンク位置検
出用シール4についても4[1]〜4[4]の4個に限
定する。
【0016】インクタンク位置検出用白ライン5は、上
記赤外光を反射させて反射光を増大させることを目的と
して、後に説明するインクタンク本体3の背面に密着さ
れているインクタンク位置検出用部材である。本具体例
では、一例として白色のシールを用いている。説明の都
合上インクタンク本体3の数量を3[1]〜3[4]の
4個に限定しているので、インクタンク位置検出用白ラ
イン5についても5[1]〜5[4]の4個に限定す
る。
記赤外光を反射させて反射光を増大させることを目的と
して、後に説明するインクタンク本体3の背面に密着さ
れているインクタンク位置検出用部材である。本具体例
では、一例として白色のシールを用いている。説明の都
合上インクタンク本体3の数量を3[1]〜3[4]の
4個に限定しているので、インクタンク位置検出用白ラ
イン5についても5[1]〜5[4]の4個に限定す
る。
【0017】インク残量監視部6は、赤外光を透過させ
る透過材で覆われた監視孔であり通常インクタンク位置
検出用シール4と並べてインクタンク本体3の背面に設
けられる。但しインクタンク本体3自体が赤外光を透過
する材料で構成されている場合は特に監視孔を設ける必
要はない。上記インクタンク本体3の内部に貯留するイ
ンクの量に追随して移動する反射面(ここでは後に説明
する反射フィルム14がこの役目を果たす)の移動によ
って前記反射光の光強度を増減させる部分である。以上
説明したインクタンク位置検出用シール4、インクタン
ク位置検出用白ライン5、インク残量監視部6、のイン
クタンク本体3上での位置関係については後に図を用い
て再度詳細に説明する。
る透過材で覆われた監視孔であり通常インクタンク位置
検出用シール4と並べてインクタンク本体3の背面に設
けられる。但しインクタンク本体3自体が赤外光を透過
する材料で構成されている場合は特に監視孔を設ける必
要はない。上記インクタンク本体3の内部に貯留するイ
ンクの量に追随して移動する反射面(ここでは後に説明
する反射フィルム14がこの役目を果たす)の移動によ
って前記反射光の光強度を増減させる部分である。以上
説明したインクタンク位置検出用シール4、インクタン
ク位置検出用白ライン5、インク残量監視部6、のイン
クタンク本体3上での位置関係については後に図を用い
て再度詳細に説明する。
【0018】次に図を用いてインクタンク本体3の構造
について説明する。図3は、インクタンク本体の構造図
である。(a)は、インクタンクの側面図である。
(b)は、インクタンクの正面図である。(c)は、A
−B断面矢視図の拡大図である。
について説明する。図3は、インクタンク本体の構造図
である。(a)は、インクタンクの側面図である。
(b)は、インクタンクの正面図である。(c)は、A
−B断面矢視図の拡大図である。
【0019】(c)より、インクタンク本体は、インク
タンク側面蓋11と、スプリング12と、インクタンク
フレーム13と、反射フィルム14と、押さえ板15
と、インクタンク位置検出用シール4と、インクタンク
位置検出用白ライン5と、インク残量監視部6を備え
る。更にインクタンクフレーム13は、インクを注入す
るための注入孔16と、図示されていない印字ヘッドへ
インクを流出するための流出孔17を備える。
タンク側面蓋11と、スプリング12と、インクタンク
フレーム13と、反射フィルム14と、押さえ板15
と、インクタンク位置検出用シール4と、インクタンク
位置検出用白ライン5と、インク残量監視部6を備え
る。更にインクタンクフレーム13は、インクを注入す
るための注入孔16と、図示されていない印字ヘッドへ
インクを流出するための流出孔17を備える。
【0020】インクタンクフレーム13の中に反射フィ
ルム14と、スプリング12が固定された押さえ板15
が、2枚のインクタンク側面蓋11[1]と11[2]
によって両側から押し込められている。インクは、注入
孔18から図示していないパッキンを通ってインクタン
ク側面蓋11[1]と押さえ板15の間に充填される。
ルム14と、スプリング12が固定された押さえ板15
が、2枚のインクタンク側面蓋11[1]と11[2]
によって両側から押し込められている。インクは、注入
孔18から図示していないパッキンを通ってインクタン
ク側面蓋11[1]と押さえ板15の間に充填される。
【0021】インクが満杯の状態で押さえ板15は、イ
ンクタンク側面蓋11[2]に押しつけられた状態にな
っている。次にインクタンク内部のインクが流出孔17
を通って図示していない印字ヘッドへ流出されて少なく
なるにつれ、押さえ板15は、インクタンク側面蓋11
[1]の方向へ移動する。
ンクタンク側面蓋11[2]に押しつけられた状態にな
っている。次にインクタンク内部のインクが流出孔17
を通って図示していない印字ヘッドへ流出されて少なく
なるにつれ、押さえ板15は、インクタンク側面蓋11
[1]の方向へ移動する。
【0022】この押さえ板15の移動に伴って一例とし
てアルミ箔等によって蛇腹状に構成された反射フィルム
14も移動する。その結果インク残量監視部からインク
タンク内部に放射される赤外光21の反射光22が反射
フィルムで反射されるため、反射光の強度が増大する。
以上で具体例の構成についての説明を終了して具体例の
動作について説明する。
てアルミ箔等によって蛇腹状に構成された反射フィルム
14も移動する。その結果インク残量監視部からインク
タンク内部に放射される赤外光21の反射光22が反射
フィルムで反射されるため、反射光の強度が増大する。
以上で具体例の構成についての説明を終了して具体例の
動作について説明する。
【0023】〈具体例の動作〉最初に、動作の基本原理
である(1)インク残量の検出と(2)インクタンク本
体の位置検出について図を用いて説明する。 (1)インク残量の検出 図4は、インク残量のセンサ特性図である。図4は、後
に説明する具体例の実験結果の一例である。縦軸にセン
サ出力を横軸にインクの残量を表している。縦軸のセン
サ出力は、すでに説明した(1式)、Vout=Vcc
−RL・Icの値を表している。
である(1)インク残量の検出と(2)インクタンク本
体の位置検出について図を用いて説明する。 (1)インク残量の検出 図4は、インク残量のセンサ特性図である。図4は、後
に説明する具体例の実験結果の一例である。縦軸にセン
サ出力を横軸にインクの残量を表している。縦軸のセン
サ出力は、すでに説明した(1式)、Vout=Vcc
−RL・Icの値を表している。
【0024】横軸のインク残量は、既に説明したように
インク残量100%の状態から、インク残量0%まで押
さえ板15が移動し、押さえ板15の移動に伴って反射
フィルム14も移動する。その結果インク残量監視部か
らインクタンク内部に放射される赤外光21が反射光2
2となって出力してくる強度が異なってくる様子を表し
ている。図より、インク残量が100%から30%前後
の間は、徐々に出力(1式)が低下する。インク残量が
20%を割り込むと急激に出力(1式)が低下して、ほ
とんど0に近い状態で一定になる。以上の結果からイン
ク残量が少なくなった状態を容易に検出可能であること
がわかる。
インク残量100%の状態から、インク残量0%まで押
さえ板15が移動し、押さえ板15の移動に伴って反射
フィルム14も移動する。その結果インク残量監視部か
らインクタンク内部に放射される赤外光21が反射光2
2となって出力してくる強度が異なってくる様子を表し
ている。図より、インク残量が100%から30%前後
の間は、徐々に出力(1式)が低下する。インク残量が
20%を割り込むと急激に出力(1式)が低下して、ほ
とんど0に近い状態で一定になる。以上の結果からイン
ク残量が少なくなった状態を容易に検出可能であること
がわかる。
【0025】(2)インクタンク本体の位置検出 図5は、本発明の測定原理図である。(a)は、インク
タンク本体のA−B断面矢視図の拡大図(図3(c)と
等価)である。(b)は、反射型フォトセンサ1(図
1)のイメージ図である。(c)は、反射型フォトセン
サ1(図1)の光軸中心F0の位置による出力変化を表
した図である。縦軸に出力電圧(Vout)を表し、横
軸に位置を表している。ここで出力Vmaxは反射型フ
ォトセンサ1(図2)の最大出力を、出力Vminは反
射型フォトセンサ1(図2)の最小出力を、出力Vsは
出力Vmaxと出力Vminの中間出力をそれぞれ表し
ている。図上の(Ve)エンプティ電圧については、後
にインク残量検出動作の説明の項で説明する。
タンク本体のA−B断面矢視図の拡大図(図3(c)と
等価)である。(b)は、反射型フォトセンサ1(図
1)のイメージ図である。(c)は、反射型フォトセン
サ1(図1)の光軸中心F0の位置による出力変化を表
した図である。縦軸に出力電圧(Vout)を表し、横
軸に位置を表している。ここで出力Vmaxは反射型フ
ォトセンサ1(図2)の最大出力を、出力Vminは反
射型フォトセンサ1(図2)の最小出力を、出力Vsは
出力Vmaxと出力Vminの中間出力をそれぞれ表し
ている。図上の(Ve)エンプティ電圧については、後
にインク残量検出動作の説明の項で説明する。
【0026】図に示すように反射型フォトセンサ1が右
方向へ移動するものとする。実際は、反射型フォトセン
サ1が固定されインクタンク本体3が図上左方向へ移動
するがここでは説明の都合上反射型フォトセンサ1を相
対的に右方向へ移動するものとする。この時その移動し
た位置での反射型フォトセンサ1の出力電圧の変動を表
している。
方向へ移動するものとする。実際は、反射型フォトセン
サ1が固定されインクタンク本体3が図上左方向へ移動
するがここでは説明の都合上反射型フォトセンサ1を相
対的に右方向へ移動するものとする。この時その移動し
た位置での反射型フォトセンサ1の出力電圧の変動を表
している。
【0027】図より、反射型フォトセンサ1を図上左か
ら右へ移動させたときに、開始点Psでは、反射光22
がほとんど無いので出力Vmaxであったものが位置P
1では、反射型フォトセンサ1の右半分にインクタンク
位置検出用白ライン5による反射光を受け入れるのでV
sになる。又位置Pcでは、反射型フォトセンサ1の光
軸中心F0とインクタンク位置検出用白ライン5の中心
位置が一致するので反射光22は大きくなり極小値を示
す。
ら右へ移動させたときに、開始点Psでは、反射光22
がほとんど無いので出力Vmaxであったものが位置P
1では、反射型フォトセンサ1の右半分にインクタンク
位置検出用白ライン5による反射光を受け入れるのでV
sになる。又位置Pcでは、反射型フォトセンサ1の光
軸中心F0とインクタンク位置検出用白ライン5の中心
位置が一致するので反射光22は大きくなり極小値を示
す。
【0028】更に、位置P2では、反射型フォトセンサ
1の左半分にインクタンク位置検出用白ライン5による
反射光を受け入れ、右半分は 、インクタンク位置検出
用シール4の位置にあるので反射光22は減少してVs
になる。次に位置Peではインクタンク位置検出用シー
ル4の中点と反射型フォトセンサ1の光軸中心F0とが
一致するので反射光22が殆ど無くなり出力Vmaxに
なる。
1の左半分にインクタンク位置検出用白ライン5による
反射光を受け入れ、右半分は 、インクタンク位置検出
用シール4の位置にあるので反射光22は減少してVs
になる。次に位置Peではインクタンク位置検出用シー
ル4の中点と反射型フォトセンサ1の光軸中心F0とが
一致するので反射光22が殆ど無くなり出力Vmaxに
なる。
【0029】位置P3では、インク残量が大の場合は反
射フィルム14がインクタンク側面蓋11[2]の方向
に圧縮されているので赤外光21の大部分はインク中で
消え去り反射光22は殆ど無いため出力はそのままVm
axを維持し続ける。一方、インク残量が小の場合は反
射フィルム14がインクタンク側面蓋11[1]の方向
に伸びるので赤外光21の大部分は反射フィルム14で
反射され反射光22となって戻るので出力は急激に減少
してVminへ向かう。
射フィルム14がインクタンク側面蓋11[2]の方向
に圧縮されているので赤外光21の大部分はインク中で
消え去り反射光22は殆ど無いため出力はそのままVm
axを維持し続ける。一方、インク残量が小の場合は反
射フィルム14がインクタンク側面蓋11[1]の方向
に伸びるので赤外光21の大部分は反射フィルム14で
反射され反射光22となって戻るので出力は急激に減少
してVminへ向かう。
【0030】以上の測定原理から最初にインクタンク位
置検出用白ライン5とインクタンク位置検出用シール4
との境界位置PLを求める。以後このスリット位置PL
が位置測定の基準になる。境界位置PLは次式によって
求められる。 PL=K・(P2−P1)+P1 …(2式) ここで、P1、P2はそれぞれ反射型フォトセンサ1が
開始位置Psからインクタンク位置検出用シール4の中
点位置Peまで移動する間に、その出力が最初にVsを
横切った位置をP1、次に横切った位置をP2と定め
る。又Kは各装置毎に求められる常数であり以下の意味
を持っている。
置検出用白ライン5とインクタンク位置検出用シール4
との境界位置PLを求める。以後このスリット位置PL
が位置測定の基準になる。境界位置PLは次式によって
求められる。 PL=K・(P2−P1)+P1 …(2式) ここで、P1、P2はそれぞれ反射型フォトセンサ1が
開始位置Psからインクタンク位置検出用シール4の中
点位置Peまで移動する間に、その出力が最初にVsを
横切った位置をP1、次に横切った位置をP2と定め
る。又Kは各装置毎に求められる常数であり以下の意味
を持っている。
【0031】即ち(c)に示すようにP1、P2の位置
が、それぞれインクタンク位置検出用白ライン5の左境
界と右境界に一致している理想的な場合は、K=0.
5、即ちPL=1/2(P2−P1)+P1になる。と
ころが現実の装置では、反射型フォトセンサ1の出力レ
ベル変動の中点が必ずしも理想値を示さない。かかる場
合にその誤差を補正するためにKを各装置毎に実験的に
求めて補正することが望ましい。ここでは、Vsの値を
最大出力Vmaxと最小出力Vminの中間に設定した
が測定条件によって任意にそのレベルを変更してもよ
い。
が、それぞれインクタンク位置検出用白ライン5の左境
界と右境界に一致している理想的な場合は、K=0.
5、即ちPL=1/2(P2−P1)+P1になる。と
ころが現実の装置では、反射型フォトセンサ1の出力レ
ベル変動の中点が必ずしも理想値を示さない。かかる場
合にその誤差を補正するためにKを各装置毎に実験的に
求めて補正することが望ましい。ここでは、Vsの値を
最大出力Vmaxと最小出力Vminの中間に設定した
が測定条件によって任意にそのレベルを変更してもよ
い。
【0032】次にインク残量の検出原理について説明す
る。予めインク残量検出位置Pdを定める。このインク
残量検出位置Pdは、境界位置PLからの付加距離Xd
によってインク残量監視部上に定められる。このインク
残量検出位置Pdは、実装機器の状況似合わせて最適な
値が選定される。
る。予めインク残量検出位置Pdを定める。このインク
残量検出位置Pdは、境界位置PLからの付加距離Xd
によってインク残量監視部上に定められる。このインク
残量検出位置Pdは、実装機器の状況似合わせて最適な
値が選定される。
【0033】一例として図上の位置P3をインク残量検
出位置Pdとして定めたとする。そのときの、反射型フ
ォトセンサ1の出力を検出することによって図(c)よ
りインク残量大であるかインク残量小であるかを識別す
ることができる。以上で測定原理の説明を終了して具体
例の動作について説明する。
出位置Pdとして定めたとする。そのときの、反射型フ
ォトセンサ1の出力を検出することによって図(c)よ
りインク残量大であるかインク残量小であるかを識別す
ることができる。以上で測定原理の説明を終了して具体
例の動作について説明する。
【0034】本具体例を適用するプリンタの制御機構
を、具体例の動作を説明するために必要な最低限度につ
いて説明する。図6は、本具体例を適用するプリンタの
ブロック図である。図6より、本具体例を適用するプリ
ンタは、制御部61、ROM62と、RAM63と、G
/A64と、ドライバー部65と、スペースモータ66
と、ラインフィードモータ67と、プリントヘッド68
を備える。
を、具体例の動作を説明するために必要な最低限度につ
いて説明する。図6は、本具体例を適用するプリンタの
ブロック図である。図6より、本具体例を適用するプリ
ンタは、制御部61、ROM62と、RAM63と、G
/A64と、ドライバー部65と、スペースモータ66
と、ラインフィードモータ67と、プリントヘッド68
を備える。
【0035】制御部61は、プリンタ全体を制御するC
PUであり、内部にA/Dコンバータを備えている。R
OM62は、プリンタの制御プログラムが格納されてい
るメモリである。RAM63は、制御データが書き込ま
れたり読み出されたりする作業エリア用のメモリであ
る。
PUであり、内部にA/Dコンバータを備えている。R
OM62は、プリンタの制御プログラムが格納されてい
るメモリである。RAM63は、制御データが書き込ま
れたり読み出されたりする作業エリア用のメモリであ
る。
【0036】G/A64は、ドライバー部を制御するゲ
ートアレイである。ドライバー部65は、後に記すスペ
ースモータ66と、ラインフィードモータ67と、プリ
ントヘッド68を駆動する部分である。スペースモータ
66は、キャリッジ本体56(図1)を移動させるモー
タである。ラインフィードモータ67は、用紙を送るモ
ータである。プリントヘッド68は、印字ヘッドであ
る。
ートアレイである。ドライバー部65は、後に記すスペ
ースモータ66と、ラインフィードモータ67と、プリ
ントヘッド68を駆動する部分である。スペースモータ
66は、キャリッジ本体56(図1)を移動させるモー
タである。ラインフィードモータ67は、用紙を送るモ
ータである。プリントヘッド68は、印字ヘッドであ
る。
【0037】次に図を用いて具体例の動作について説明
する。図7は、具体例の動作説明図である。(a)は、
一例として4個のインクタンク本体(BK黒、Y黄色、
Mマゼンタ、Cシアン)を搭載したイメージ図である。
(b)は、反射型フォトセンサ1を図上で右方向へ移動
させたときのそれぞれの位置での出力電圧を表す図であ
る。(c)は、上記、境界位置PLを算出した結果を示
す図である。(d)は、上記、インク残量検出位置Pd
を算出した結果を示す図である。(e)は、反射型フォ
トセンサ1を図上で右方向へ移動させたときの原点Ps
0からの位置である。
する。図7は、具体例の動作説明図である。(a)は、
一例として4個のインクタンク本体(BK黒、Y黄色、
Mマゼンタ、Cシアン)を搭載したイメージ図である。
(b)は、反射型フォトセンサ1を図上で右方向へ移動
させたときのそれぞれの位置での出力電圧を表す図であ
る。(c)は、上記、境界位置PLを算出した結果を示
す図である。(d)は、上記、インク残量検出位置Pd
を算出した結果を示す図である。(e)は、反射型フォ
トセンサ1を図上で右方向へ移動させたときの原点Ps
0からの位置である。
【0038】動作説明の前提条件は以下の通りである。 前提条件1.本発明を適用するプリンタでは、一例とし
て印刷動作開始前及びインクタンク本体を交換したとき
に上記境界位置PL(図5)を算出しその結果に基づい
て上記インク残量検出位置Pd(図5)をスペースモー
タのパルス数に換算してRAM(図6)に格納する。
て印刷動作開始前及びインクタンク本体を交換したとき
に上記境界位置PL(図5)を算出しその結果に基づい
て上記インク残量検出位置Pd(図5)をスペースモー
タのパルス数に換算してRAM(図6)に格納する。
【0039】前提条件2.上記境界位置PL(図5)の
算出に当たってはノイズの混入等を防止するため予め境
界位置PL(図5)の存在しうる位置範囲に限定して検
出するものとする(詳細は後記する)。この位置範囲に
おける検出開始位置((e)上のPs1〜Ps4)は、
一例として予めインクタンク本体の左端の位置に固定さ
れており、この位置はプリンタの構造設計上予め固定さ
れており、パルス数によってROM62(図6)に格納
されている。境界位置PL(図5)は、この検出開始位
置を基準にしたパルス数でRAM63(図6)に格納さ
れるものとする。 前提条件3.印刷動作開始後制御部61(図6)は、キ
ャリッジの移動によって上記算出されたインク残量検出
位置Pd(図5)の近傍に反射型フォトセンサ1がきた
ときのみ出力電圧を測定するのとする。前提条件4.現
実にはキャリッジが移動するのだが、説明の都合上反射
型フォトセンサ1が相対的に移動するものとして説明す
る。
算出に当たってはノイズの混入等を防止するため予め境
界位置PL(図5)の存在しうる位置範囲に限定して検
出するものとする(詳細は後記する)。この位置範囲に
おける検出開始位置((e)上のPs1〜Ps4)は、
一例として予めインクタンク本体の左端の位置に固定さ
れており、この位置はプリンタの構造設計上予め固定さ
れており、パルス数によってROM62(図6)に格納
されている。境界位置PL(図5)は、この検出開始位
置を基準にしたパルス数でRAM63(図6)に格納さ
れるものとする。 前提条件3.印刷動作開始後制御部61(図6)は、キ
ャリッジの移動によって上記算出されたインク残量検出
位置Pd(図5)の近傍に反射型フォトセンサ1がきた
ときのみ出力電圧を測定するのとする。前提条件4.現
実にはキャリッジが移動するのだが、説明の都合上反射
型フォトセンサ1が相対的に移動するものとして説明す
る。
【0040】図7(e)の位置に従って、まず最初に境
界位置PLを算出する動作について説明する。 位置(Ps0) プリンタが動作を開始すると同時に反射型フォトセンサ
1はこの位置に戻る。この位置は、キャリッジのホーム
位置、即ちプリンタの動作開始位置である。反射型フォ
トセンサ1は、この位置から図上右方向へ移動を開始す
る。
界位置PLを算出する動作について説明する。 位置(Ps0) プリンタが動作を開始すると同時に反射型フォトセンサ
1はこの位置に戻る。この位置は、キャリッジのホーム
位置、即ちプリンタの動作開始位置である。反射型フォ
トセンサ1は、この位置から図上右方向へ移動を開始す
る。
【0041】位置(Ps1) 反射型フォトセンサ1は、位置(Ps1)に達すると動
作を開始して、その出力電圧を制御部61(図6)へ送
る(上記前提条件2による)。制御部61(図6)は、
この出力電圧をディジタル変換して計測を開始する。反
射型フォトセンサ1が右方向へ移動を続け、この出力電
圧が、予め定めた基準電圧Vs(一例として通常2.0
Vに設定する)を下降方向に越えたとき、位置Ps1で
のパルス数を0とおいたサブカウント数X1を上記図5
のP1としてRAM63(図6)に書き込む。反射型フ
ォトセンサ1が更に右方向へ移動を続け、この出力電圧
が上昇方向に再度基準電圧Vsを越えたとき、サブカウ
ント数X2を上記図5のP2としてRAM63(図6)
に書き込む。
作を開始して、その出力電圧を制御部61(図6)へ送
る(上記前提条件2による)。制御部61(図6)は、
この出力電圧をディジタル変換して計測を開始する。反
射型フォトセンサ1が右方向へ移動を続け、この出力電
圧が、予め定めた基準電圧Vs(一例として通常2.0
Vに設定する)を下降方向に越えたとき、位置Ps1で
のパルス数を0とおいたサブカウント数X1を上記図5
のP1としてRAM63(図6)に書き込む。反射型フ
ォトセンサ1が更に右方向へ移動を続け、この出力電圧
が上昇方向に再度基準電圧Vsを越えたとき、サブカウ
ント数X2を上記図5のP2としてRAM63(図6)
に書き込む。
【0042】制御部61(図6)は、このP1とP2を
読み出して上記(2式)を用いてインクタンク本体BK
の境界位置PL(図5)を算出する。更に、この境界位
置PLに図5(a)の付加距離Xd(一例として通常
5.0ミリ)を加算してインク残量検出位置Pd(図
5)を算出する。このインク残量検出位置Pd(図5)
は、黒色インクタンクのインク残量検出位置Pd(B
K)としてRAM63(図6)中に予め定められている
領域に格納される。反射型フォトセンサ1が右方向へ更
に移動を続け予め定められているサブカウント数X3に
達したとき反射型フォトセンサ1は、その出力電圧を制
御部61(図6)へ送出するのを停止する(上記前提条
件2による)。以上で黒色インクタンクのインク残量検
出位置Pd(BK)の検出を終了して次に続いて黄色イ
ンクタンクのインク残量検出位置Pd(Y)の検出動作
について説明する。
読み出して上記(2式)を用いてインクタンク本体BK
の境界位置PL(図5)を算出する。更に、この境界位
置PLに図5(a)の付加距離Xd(一例として通常
5.0ミリ)を加算してインク残量検出位置Pd(図
5)を算出する。このインク残量検出位置Pd(図5)
は、黒色インクタンクのインク残量検出位置Pd(B
K)としてRAM63(図6)中に予め定められている
領域に格納される。反射型フォトセンサ1が右方向へ更
に移動を続け予め定められているサブカウント数X3に
達したとき反射型フォトセンサ1は、その出力電圧を制
御部61(図6)へ送出するのを停止する(上記前提条
件2による)。以上で黒色インクタンクのインク残量検
出位置Pd(BK)の検出を終了して次に続いて黄色イ
ンクタンクのインク残量検出位置Pd(Y)の検出動作
について説明する。
【0043】位置(Ps2) 反射型フォトセンサ1は、位置(Ps2)に達すると再
度動作を開始して、その出力電圧を制御部61(図6)
へ送る。制御部61(図6)は、この出力電圧をディジ
タル変換して計測を開始する。反射型フォトセンサ1が
右方向へ移動を続け、この出力電圧が下降方向に基準電
圧Vsを越えたとき、位置Ps2でのパルス数を0とお
いたサブカウント数X1を上記図5のP1としてRAM
62(図6)に書き込む。反射型フォトセンサ1が更に
右方向へ移動を続け、この出力電圧が上昇方向に再度基
準電圧Vsを越えたとき、サブカウント数X2を上記図
5のP2としてRAM62(図6)に書き込む。
度動作を開始して、その出力電圧を制御部61(図6)
へ送る。制御部61(図6)は、この出力電圧をディジ
タル変換して計測を開始する。反射型フォトセンサ1が
右方向へ移動を続け、この出力電圧が下降方向に基準電
圧Vsを越えたとき、位置Ps2でのパルス数を0とお
いたサブカウント数X1を上記図5のP1としてRAM
62(図6)に書き込む。反射型フォトセンサ1が更に
右方向へ移動を続け、この出力電圧が上昇方向に再度基
準電圧Vsを越えたとき、サブカウント数X2を上記図
5のP2としてRAM62(図6)に書き込む。
【0044】制御部61(図6)は、このP1とP2を
読み出して上記(2式)を用いてインクタンク本体BK
の境界位置PL(図5)を算出する。更に、この境界位
置PLに図5(a)の付加距離Xdを加算してインク残
量検出位置Pdを算出する。このインク残量検出位置P
d(図5)は、黄色インクタンクのインク残量検出位置
Pd(Y)としてRAM63(図6)中に予め定められ
ている領域に格納される。反射型フォトセンサ1が右方
向へ更に移動を続け予め定められているサブカウント数
X3に達したとき反射型フォトセンサ1は、その出力電
圧を制御部61(図6)へ送出するのを停止する。以上
で黄色インクタンクのインク残量検出位置Pd(Y)の
検出を終了する。以下同様にしてマゼンタのインク残量
検出位置Pd(M)とシアンのインク残量検出位置Pd
(C)を検出してそれぞれのRAM63(図6)中に予
め定められている所定の領域に格納される。
読み出して上記(2式)を用いてインクタンク本体BK
の境界位置PL(図5)を算出する。更に、この境界位
置PLに図5(a)の付加距離Xdを加算してインク残
量検出位置Pdを算出する。このインク残量検出位置P
d(図5)は、黄色インクタンクのインク残量検出位置
Pd(Y)としてRAM63(図6)中に予め定められ
ている領域に格納される。反射型フォトセンサ1が右方
向へ更に移動を続け予め定められているサブカウント数
X3に達したとき反射型フォトセンサ1は、その出力電
圧を制御部61(図6)へ送出するのを停止する。以上
で黄色インクタンクのインク残量検出位置Pd(Y)の
検出を終了する。以下同様にしてマゼンタのインク残量
検出位置Pd(M)とシアンのインク残量検出位置Pd
(C)を検出してそれぞれのRAM63(図6)中に予
め定められている所定の領域に格納される。
【0045】次にインク残量検出動作について説明す
る。図8は、インク残量検出動作説明図である。動作説
明の前提条件は以下の通りである。 前提条件1.本発明を適用するプリンタでは、一例とし
て印刷動作開始前及びインクタンク本体を交換して上記
インク残量検出位置Pdをスペースモータのパルス数に
換算してRAM(図6)に格納した後、図7上で反射型
フォトセンサ1が等価的に左方向へ戻って再度位置Ps
0(図7(e))から動作を開始するものとする。
る。図8は、インク残量検出動作説明図である。動作説
明の前提条件は以下の通りである。 前提条件1.本発明を適用するプリンタでは、一例とし
て印刷動作開始前及びインクタンク本体を交換して上記
インク残量検出位置Pdをスペースモータのパルス数に
換算してRAM(図6)に格納した後、図7上で反射型
フォトセンサ1が等価的に左方向へ戻って再度位置Ps
0(図7(e))から動作を開始するものとする。
【0046】前提条件2.予めインク残量が空に近くな
ったときのインク残量検出位置Pd(図5(a))での
反射型フォトセンサ1の出力Voutが予め設定された
エンプティ電圧Ve(図5(e))よりも少なくなった
とき、インク残量が空に近い状態(以後エンプティ状態
と記す)になったことを検出するものとする。
ったときのインク残量検出位置Pd(図5(a))での
反射型フォトセンサ1の出力Voutが予め設定された
エンプティ電圧Ve(図5(e))よりも少なくなった
とき、インク残量が空に近い状態(以後エンプティ状態
と記す)になったことを検出するものとする。
【0047】以下に図7を参照しながら図8の流れに従
ってインク残量検出動作を説明する。 ステップS1 キャリッジをホーム位置に戻す。即ち等価的に反射型フ
ォトセンサ1が図7(e)の左端、位置(Ps0)に戻
る。 ステップS2 スペースモータ66(図6)が起動して、等価的に反射
型フォトセンサ1は、図上右方向へ移動を開始する。
ってインク残量検出動作を説明する。 ステップS1 キャリッジをホーム位置に戻す。即ち等価的に反射型フ
ォトセンサ1が図7(e)の左端、位置(Ps0)に戻
る。 ステップS2 スペースモータ66(図6)が起動して、等価的に反射
型フォトセンサ1は、図上右方向へ移動を開始する。
【0048】ステップS3 位置(Ps1)からX3進んだところ(図7(d)のP
d(BK))で制御部61(図6)は、反射型フォトセ
ンサ1の出力電圧Vout(BK)を受け入れる。この
値をディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に
予め設定されているレジスタ(BK)に格納する。
d(BK))で制御部61(図6)は、反射型フォトセ
ンサ1の出力電圧Vout(BK)を受け入れる。この
値をディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に
予め設定されているレジスタ(BK)に格納する。
【0049】ステップS4 位置(Ps2)からX3進んだところ(図7(d)のP
d(Y))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(Y)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(Y)に格納する。
d(Y))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(Y)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(Y)に格納する。
【0050】ステップS5 位置(Ps3)からX3進んだところ(図7(d)のP
d(M))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(M)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(M)に格納する。
d(M))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(M)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(M)に格納する。
【0051】ステップS6 位置(Ps4)からX3進んだところ(図7(d)のP
d(C))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(C)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(C)に格納する。
d(C))で制御部61(図6)は、反射型フォトセン
サ1の出力電圧Vout(C)を受け入れる。この値を
ディジタル変換した後RAM63(図6)の内部に予め
設定されているレジスタ(C)に格納する。
【0052】ステップS7 制御部61(図6)は、RAM63(図6)の内部に予
め設定されているレジスタ(BK)からVout(B
K)を読み出して予め設定されているエンプティ電圧V
e(図5(c))と比較してする。もしVout(B
K)≦Veが成立するときはステップS8へ進み、もし
Vout(BK)>Veが成立するときはステップS9
へ進む。
め設定されているレジスタ(BK)からVout(B
K)を読み出して予め設定されているエンプティ電圧V
e(図5(c))と比較してする。もしVout(B
K)≦Veが成立するときはステップS8へ進み、もし
Vout(BK)>Veが成立するときはステップS9
へ進む。
【0053】ステップS8 制御部61(図6)はBK(黒図)タンクのインク残量
が少なくなり交換を必要としていること(BKインクニ
アエンプティ)を検出する。制御部61(図6)このと
き予め設定されている動作、例えば警告を発する、或い
は印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作
を終了する。
が少なくなり交換を必要としていること(BKインクニ
アエンプティ)を検出する。制御部61(図6)このと
き予め設定されている動作、例えば警告を発する、或い
は印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作
を終了する。
【0054】ステップS9 制御部61(図6)は、RAM63(図6)の内部に予
め設定されているレジスタ(BK)からVout(Y)
を読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve
(図5(c))と比較してする。もしVout(Y)≦
Veが成立するときはステップS10へ進み、もしVo
ut(Y)>Veが成立するときはステップS11へ進
む。
め設定されているレジスタ(BK)からVout(Y)
を読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve
(図5(c))と比較してする。もしVout(Y)≦
Veが成立するときはステップS10へ進み、もしVo
ut(Y)>Veが成立するときはステップS11へ進
む。
【0055】ステップS10 制御部61(図6)はY(黄色)タンクのインク残量が
少なくなり交換を必要としていること(Yインクニアエ
ンプティ)を検出する。制御部61(図6)このとき予
め設定されている動作、例えば警告を発する、或いは印
刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作を終
了する。
少なくなり交換を必要としていること(Yインクニアエ
ンプティ)を検出する。制御部61(図6)このとき予
め設定されている動作、例えば警告を発する、或いは印
刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作を終
了する。
【0056】ステップS11 制御部61(図6)は、RAM63(図6)の内部に予
め設定されているレジスタ(M)からVout(M)を
読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve(図
5(c))と比較してする。もしVout(M)≦Ve
が成立するときはステップS12へ進み、もしVout
(M)>Veが成立するときはステップS13へ進む。
め設定されているレジスタ(M)からVout(M)を
読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve(図
5(c))と比較してする。もしVout(M)≦Ve
が成立するときはステップS12へ進み、もしVout
(M)>Veが成立するときはステップS13へ進む。
【0057】ステップS12 制御部61(図6)はM(マゼンタ)タンクのインク残
量が少なくなり交換を必要としていること(Mインクニ
アエンプティ)を検出する。制御部61(図6)このと
き予め設定されている動作、例えば警告を発する、或い
は印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作
を終了する。
量が少なくなり交換を必要としていること(Mインクニ
アエンプティ)を検出する。制御部61(図6)このと
き予め設定されている動作、例えば警告を発する、或い
は印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作
を終了する。
【0058】ステップS13 制御部61(図6)は、RAM63(図6)の内部に予
め設定されているレジスタ(C)からVout(C)を
読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve(図
5(c))と比較する。もしVout(C)≦Veが成
立するときはステップS14へ進み、もしVout
(C)>Veが成立するときはステップS14へ進む。
め設定されているレジスタ(C)からVout(C)を
読み出して予め設定されているエンプティ電圧Ve(図
5(c))と比較する。もしVout(C)≦Veが成
立するときはステップS14へ進み、もしVout
(C)>Veが成立するときはステップS14へ進む。
【0059】ステップS14 制御部61(図6)はC(シアン)タンクのインク残量
が少なくなり交換を必要としていること(Cインクニア
エンプティ)を検出する。制御部61(図6)このとき
予め設定されている動作、例えば警告を発する、或いは
印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作を
終了する。
が少なくなり交換を必要としていること(Cインクニア
エンプティ)を検出する。制御部61(図6)このとき
予め設定されている動作、例えば警告を発する、或いは
印刷停止する、等の動作を行ってインク残量検出動作を
終了する。
【0060】以上の動作を予め設定した間隔毎、例えば
用紙枚数等毎に繰り返してインク残量を検出する。尚、
上記説明では等価的に反射型フォトセンサ1を左から右
へ移動させたが、これとは逆に右から左へ移動させても
全く同じ動作によってインク残量を検出することができ
る。又、以上の説明ではエンプティ電圧Ve(図5
(c))を一定として説明したが、本発明は、これに限
定されるものではない。
用紙枚数等毎に繰り返してインク残量を検出する。尚、
上記説明では等価的に反射型フォトセンサ1を左から右
へ移動させたが、これとは逆に右から左へ移動させても
全く同じ動作によってインク残量を検出することができ
る。又、以上の説明ではエンプティ電圧Ve(図5
(c))を一定として説明したが、本発明は、これに限
定されるものではない。
【0061】即ち、このエンプティ電圧Ve(図5
(c))を各インクタンク毎に個々に設定することも可
能である。又、上記位置検出動作の説明において基準電
圧Vsの値を固定して説明したが、適応機種によって任
意に設定値を変化させて最も誤差の少ない状態で位置検
出を行うことも可能である。
(c))を各インクタンク毎に個々に設定することも可
能である。又、上記位置検出動作の説明において基準電
圧Vsの値を固定して説明したが、適応機種によって任
意に設定値を変化させて最も誤差の少ない状態で位置検
出を行うことも可能である。
【0062】〈具体例の効果〉以上説明したように、イ
ンクタンク本体内部に、貯留されているインクの量によ
って移動する反射面を備え、インクタンク表面の特定さ
れた位置に設定された、このインク残量監視部から赤外
光を放射して、その反射光の光強度を測定してインク残
量を検出することにより以下の効果を得る。 1.インク残量を自動的に正確に測定することができる
ようになる。 2.インクタンク交換時期を検出する上記エンプティ電
圧Ve(図5(c))を各インクタンク毎に設定するこ
とが可能になりインクの無駄を省くことが可能になる。
ンクタンク本体内部に、貯留されているインクの量によ
って移動する反射面を備え、インクタンク表面の特定さ
れた位置に設定された、このインク残量監視部から赤外
光を放射して、その反射光の光強度を測定してインク残
量を検出することにより以下の効果を得る。 1.インク残量を自動的に正確に測定することができる
ようになる。 2.インクタンク交換時期を検出する上記エンプティ電
圧Ve(図5(c))を各インクタンク毎に設定するこ
とが可能になりインクの無駄を省くことが可能になる。
【0063】更に、上記それぞれ反射率の異なるインク
タンク位置検出用白ラインとインクタンク位置検出用シ
ールを用いてインクタンク本体の位置を検出することに
より以下の効果を得る。 3.インクタンクの位置を正確に測定でき上記インク残
量監視部の位置を正確に特定できるようになる。 4.以上の結果、インクタンク本体の効率的でかつ正確
な交換が可能になる。
タンク位置検出用白ラインとインクタンク位置検出用シ
ールを用いてインクタンク本体の位置を検出することに
より以下の効果を得る。 3.インクタンクの位置を正確に測定でき上記インク残
量監視部の位置を正確に特定できるようになる。 4.以上の結果、インクタンク本体の効率的でかつ正確
な交換が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクタンク装置の構成図であ
る。
る。
【図2】反射型フォトセンサのブロック図である。
【図3】インクタンク本体の構造図である。
【図4】インク残量のセンサ特性図である。
【図5】本発明の測定原理図である。
【図6】本具体例を適用するプリンタのブロック図であ
る。
る。
【図7】具体例の動作説明図である。
【図8】インク残量検出動作説明図である。
1 反射型フォトセンサ 2 配線基板 3 インクタンク本体 4 インクタンク位置検出用シール 5 インクタンク位置検出用白ライン 6 インク残量監視部 51 キャリッジフレーム 52 プリンタミドルカバー 53 キャリッジシャフト 54 ベルト 55 ガイドレール 56 キャリッジ本体
Claims (5)
- 【請求項1】 光線を測定面に放射して受け入れる反射
光の光強度を測定する反射型フォトセンサと、 インクタンク本体に貯留されているインクの量が一定量
以上あるときと、それ以外のときに、反射光の光強度が
異なるインク残量監視部とを備え、 前記反射型フォトセンサは、前記光線を前記インク残量
監視部に放射して前記受け入れる反射光の光強度を測定
して前記インクタンク本体に貯留されているインクの残
量を検出することを特徴とするインクタンク装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインクタンク装置にお
いて、 前記インクタンク本体は、内部に貯留するインクの量に
追随して移動する反射面を有し、 この反射面の移動によって前記反射光の光強度を増減さ
せるインク残量監視部を備えることを特徴とするインク
タンク装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のインクタンク装置にお
いて、 キャリッジ本体上に前記インクタンク本体を備え、 前記インク残量監視部近傍に、反射率の異なるインクタ
ンク位置検出用部材が配置され、 前記反射型フォトセンサは、前記インクタンク位置検出
用部材からインクタンク本体の位置を特定し、この位置
から前記インク残量監視部の位置を特定することを特徴
とするインクタンク装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のインクタンク装置にお
いて、 前記インク残量監視部と、前記反射率の異なるインクタ
ンク位置検出用部材がキャリッジ本体移動方向に並んで
配置されていることを特徴とするインクタンク装置。 - 【請求項5】 キャリッジ本体上に複数のインクタンク
本体と、前記インクタンク本体に貯留されているインク
の量が一定量以上あるときと、それ以外のときに、反射
光の光強度が異なるインク残量監視部と、前記インク残
量監視部近傍に、反射率の異なる複数のインクタンク位
置検出用部材を配置し、 光線を測定面に放射して受け入れる反射光の光強度を測
定する反射型フォトセンサをプリンタ本体の非稼働部に
配置し、 前記キャリッジ本体は、ホームポジションから移動を開
始し、 前記反射型フォトセンサは、前記キャリッジの移動に合
わせて前記複数の位置検出用部材の反射光の光強度から
前記複数個のインクタンク本体の位置をそれぞれ特定
し、 この特定したインクタンク位置に予め設定した移動量を
加算した位置に前記インク残量監視部を特定して前記複
数のインクタンク本体のインク残量を検出することを特
徴とするインクタンク装置のインク残量検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9563099A JP2000280487A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | インクタンク装置及びインク残量検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9563099A JP2000280487A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | インクタンク装置及びインク残量検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280487A true JP2000280487A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14142853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9563099A Pending JP2000280487A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | インクタンク装置及びインク残量検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000280487A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004006486A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
US7360858B2 (en) | 2003-06-30 | 2008-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink cartridge, detection device for cartridge identification and ink level detection, and image formation apparatus comprising thereof |
CN102189787A (zh) * | 2010-03-17 | 2011-09-21 | 佳能株式会社 | 喷墨打印装置和墨罐 |
JP2014018992A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Seiko Epson Corp | 液体消費装置及び液体消費装置の制御方法 |
CN105584224A (zh) * | 2012-12-27 | 2016-05-18 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 墨盒的发光控制方法、单元、电路板、墨盒及成像设备 |
JP2020128063A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9563099A patent/JP2000280487A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004006486A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
US7360858B2 (en) | 2003-06-30 | 2008-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink cartridge, detection device for cartridge identification and ink level detection, and image formation apparatus comprising thereof |
US7780259B2 (en) | 2003-06-30 | 2010-08-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink cartridge, detection device for cartridge identification and ink level detection, and image formation apparatus comprising thereof |
CN102189787A (zh) * | 2010-03-17 | 2011-09-21 | 佳能株式会社 | 喷墨打印装置和墨罐 |
US8840220B2 (en) | 2010-03-17 | 2014-09-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and ink tank |
JP2014018992A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Seiko Epson Corp | 液体消費装置及び液体消費装置の制御方法 |
CN105584224A (zh) * | 2012-12-27 | 2016-05-18 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 墨盒的发光控制方法、单元、电路板、墨盒及成像设备 |
CN105620049A (zh) * | 2012-12-27 | 2016-06-01 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 墨盒的发光控制方法、单元、电路板、墨盒及成像设备 |
CN105584224B (zh) * | 2012-12-27 | 2017-03-22 | 珠海纳思达企业管理有限公司 | 墨盒的发光控制方法、单元、电路板、墨盒及成像设备 |
JP2020128063A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
JP7322420B2 (ja) | 2019-02-12 | 2023-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8651616B2 (en) | Printing apparatus and ink remaining amount detection method | |
US6619776B2 (en) | Image forming device capable of detecting existence of ink and ink cartridge with high accuracy | |
US6771378B2 (en) | Information processing apparatus which obtains information concerning residual ink amount from an attached ink jet printer | |
US7607748B2 (en) | Printer | |
JP3772759B2 (ja) | 印刷装置、印刷方法、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム | |
EP0706888A2 (en) | Ink jet recording apparatus having residual quantity detection unit and residual quantity detection method therefor | |
US6872017B2 (en) | Image-forming device | |
US6467869B1 (en) | Economical ink cartridge identification | |
JP2011167859A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000280487A (ja) | インクタンク装置及びインク残量検出方法 | |
US7926896B2 (en) | Print media detection in an imaging apparatus | |
JP3200304B2 (ja) | タンク内の液体残量検知装置およびインクジェット記録装置 | |
US20080316246A1 (en) | Method for calibrating an ink sense response in an apparatus configured to facilitate optical ink sensing | |
JP3305132B2 (ja) | インクジェット記録装置におけるインク残量検知方法および装置 | |
JP2010120219A (ja) | プリンタおよびプリンタのキャリブレーション方法 | |
JPH01267143A (ja) | ラベルプリンタにおけるラベル紙検知方式 | |
JPH08244246A (ja) | 印字装置 | |
US8113610B2 (en) | Fluid ejection device and mounting position determination method | |
US20080198201A1 (en) | Printing apparatus and printing control method | |
JP2000185412A (ja) | インクタンク及びそのインクタンクを用いた記録装置 | |
JPH10337880A (ja) | 印字装置 | |
JP3262463B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
JP3264592B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH10323997A (ja) | インクジェット記録装置およびインク残量検知方法 | |
JPH08112908A (ja) | インクジェット記録装置 |