JP2000280353A - 合成樹脂製中空成形品及びその製造方法 - Google Patents
合成樹脂製中空成形品及びその製造方法Info
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- JP2000280353A JP2000280353A JP11090380A JP9038099A JP2000280353A JP 2000280353 A JP2000280353 A JP 2000280353A JP 11090380 A JP11090380 A JP 11090380A JP 9038099 A JP9038099 A JP 9038099A JP 2000280353 A JP2000280353 A JP 2000280353A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0053—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
- B29C45/006—Joining parts moulded in separate cavities
- B29C45/0062—Joined by injection moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/50—General aspects of joining tubular articles; General aspects of joining long products, i.e. bars or profiled elements; General aspects of joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; General aspects of joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
- B29C66/51—Joining tubular articles, profiled elements or bars; Joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; Joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
- B29C66/54—Joining several hollow-preforms, e.g. half-shells, to form hollow articles, e.g. for making balls, containers; Joining several hollow-preforms, e.g. half-cylinders, to form tubular articles
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空成形品の内部に位置する接合ラインがあ
っても、内圧負荷に対する高い耐破壊強度を有する中空
成形品を２段射出成形法により製造することができ、優
れた品質の合成樹脂製中空成形品を効率的に製造するこ
とを目的とする。 【解決手段】 射出成形により形成された複数の合成樹
脂製分割片を、その接合部どうしで接合してなる合成樹
脂製中空成形品であって、接合部どうしの間に、接合部
どうしを融接着するために流入された合成樹脂により形
成される流路部３があり、かつ、該流路部は接合部長手
方向に伸びるとともに、接合部長手方向と交差する方向
に分岐した分岐路部分３ｃを有する。
っても、内圧負荷に対する高い耐破壊強度を有する中空
成形品を２段射出成形法により製造することができ、優
れた品質の合成樹脂製中空成形品を効率的に製造するこ
とを目的とする。 【解決手段】 射出成形により形成された複数の合成樹
脂製分割片を、その接合部どうしで接合してなる合成樹
脂製中空成形品であって、接合部どうしの間に、接合部
どうしを融接着するために流入された合成樹脂により形
成される流路部３があり、かつ、該流路部は接合部長手
方向に伸びるとともに、接合部長手方向と交差する方向
に分岐した分岐路部分３ｃを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の合成樹脂製
分割片の接合部どうしを溶融合成樹脂で融着一体化して
形成された合成樹脂中空成形品の改良に関するものであ
り、さらに詳しくは、接合部における耐破壊強度がすぐ
れた合成樹脂成形品に関するものである。
分割片の接合部どうしを溶融合成樹脂で融着一体化して
形成された合成樹脂中空成形品の改良に関するものであ
り、さらに詳しくは、接合部における耐破壊強度がすぐ
れた合成樹脂成形品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車のエアインテークマニホー
ルド部品のように、複雑な形状を有する合成樹脂中空成
形品は、一般的な射出成形法やブロー成形法などにより
製造することが困難であるので、一般的にはロストコア
法や振動溶着法といった工法で製造されている。
ルド部品のように、複雑な形状を有する合成樹脂中空成
形品は、一般的な射出成形法やブロー成形法などにより
製造することが困難であるので、一般的にはロストコア
法や振動溶着法といった工法で製造されている。
【０００３】前記ロストコア法とは、スズ・ビスマス合
金などからなるコアを成形金型内にセットし、この成形
金型に合成樹脂を射出成形した後、加熱してコアを溶融
除去することにより合成樹脂中空成形品を得る方法であ
り、成形品の耐圧強度に優れ、形状の自由度が高い工法
である。しかし、このロストコア法では、コアの重量が
大きく、溶融設備を含めて装置が大掛かりになるため、
生産効率が劣るという問題がある。
金などからなるコアを成形金型内にセットし、この成形
金型に合成樹脂を射出成形した後、加熱してコアを溶融
除去することにより合成樹脂中空成形品を得る方法であ
り、成形品の耐圧強度に優れ、形状の自由度が高い工法
である。しかし、このロストコア法では、コアの重量が
大きく、溶融設備を含めて装置が大掛かりになるため、
生産効率が劣るという問題がある。
【０００４】前記振動溶着法とは、中空体を少なくとも
２ピースに分割して別々に射出成形により製造した後
に、その接合部に振動エネルギを加える事により、接合
部どうしを溶融し、張り合わせて中空成形品を得る方法
であり、比較的効率的に中空体を得る事ができる工法で
ある。しかし、強化材を充填した合成樹脂を用いた場合
に接合部強度が低くなる、形状自由度が比較的低い等の
問題点がある。
２ピースに分割して別々に射出成形により製造した後
に、その接合部に振動エネルギを加える事により、接合
部どうしを溶融し、張り合わせて中空成形品を得る方法
であり、比較的効率的に中空体を得る事ができる工法で
ある。しかし、強化材を充填した合成樹脂を用いた場合
に接合部強度が低くなる、形状自由度が比較的低い等の
問題点がある。
【０００５】そこで最近では、前記従来法の欠点を改良
した方法として、２段射出成形法、つまり射出成形によ
り形成した複数の分割片を、接合部どうしが合わされた
１次中空成形品となるような位置で成形金型内に配置し
た後、溶融合成樹脂を射出成形により接合部どうしの境
界面に外周から流入させることにより前記接合部を融着
させて中空成形品を製造するという方法が開発されてい
る（特開昭６２−８７３１５号公報等）。
した方法として、２段射出成形法、つまり射出成形によ
り形成した複数の分割片を、接合部どうしが合わされた
１次中空成形品となるような位置で成形金型内に配置し
た後、溶融合成樹脂を射出成形により接合部どうしの境
界面に外周から流入させることにより前記接合部を融着
させて中空成形品を製造するという方法が開発されてい
る（特開昭６２−８７３１５号公報等）。
【０００６】この２段射出成形法は接合部どうしの境界
面を外周から溶融樹脂で融着させるものであるので、接
合ラインが全て中空成形品の外周面に位置する場合に
は、中空内部に圧力が負荷された場合、接合ラインの長
手方向に沿って伸びる流路部を形成する樹脂に応力が集
中することにより比較的高強度が発現できる。しかし、
図１に示す形状のインテークマニホールド部品のように
分岐を有する形状の中空成形品の場合、接合ラインでの
高強度を得ることが困難であった。
面を外周から溶融樹脂で融着させるものであるので、接
合ラインが全て中空成形品の外周面に位置する場合に
は、中空内部に圧力が負荷された場合、接合ラインの長
手方向に沿って伸びる流路部を形成する樹脂に応力が集
中することにより比較的高強度が発現できる。しかし、
図１に示す形状のインテークマニホールド部品のように
分岐を有する形状の中空成形品の場合、接合ラインでの
高強度を得ることが困難であった。
【０００７】例えば、図１に示す形状のインテークマニ
ホールド部品の場合、図２に示すように２つの射出成形
品（上分割片１０と下分割片２０）の接合部１ａ、１ｂ
どうしが突き合わされて接合ライン２が形成されている
が、その外周面に位置する接合部分３０ｂは図７に示す
ような断面構造となる。このような構造で接合されてい
る部分では、中空成形品に内圧が負荷された場合、部位
４に引裂き応力がかかるので、流路部３ｂを形成する樹
脂に応力が集中することにより比較的高強度が発現でき
る。
ホールド部品の場合、図２に示すように２つの射出成形
品（上分割片１０と下分割片２０）の接合部１ａ、１ｂ
どうしが突き合わされて接合ライン２が形成されている
が、その外周面に位置する接合部分３０ｂは図７に示す
ような断面構造となる。このような構造で接合されてい
る部分では、中空成形品に内圧が負荷された場合、部位
４に引裂き応力がかかるので、流路部３ｂを形成する樹
脂に応力が集中することにより比較的高強度が発現でき
る。
【０００８】しかし、中空成形品の内部に位置する接合
面３０ａでは、溶融樹脂の流入させる流路部３ａが図８
〜１０に示すような位置に設けられているので、中空成
形品に内圧が負荷された場合、流路部３ａと接合部１
ａ、１ｂとの融着界面５ａや５ｂに引張応力がかかるの
で比較的低い負荷応力でも破壊に至り易い。ここで、図
８は図１における線II−IIでの横断面図であり、図９及
び図１０はインテークマニホールドにおけるパイプ間連
結部の要部断面図であって、図９は図８の要部拡大の破
断斜視図、図１０は図９における線Ｘ−Ｘで破断した断
面斜視図である。
面３０ａでは、溶融樹脂の流入させる流路部３ａが図８
〜１０に示すような位置に設けられているので、中空成
形品に内圧が負荷された場合、流路部３ａと接合部１
ａ、１ｂとの融着界面５ａや５ｂに引張応力がかかるの
で比較的低い負荷応力でも破壊に至り易い。ここで、図
８は図１における線II−IIでの横断面図であり、図９及
び図１０はインテークマニホールドにおけるパイプ間連
結部の要部断面図であって、図９は図８の要部拡大の破
断斜視図、図１０は図９における線Ｘ−Ｘで破断した断
面斜視図である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術における問題点を解決することについて検討した結
果なされたものものであり、本発明の主たる目的は、中
空成形品の内部に位置する接合ラインがあっても、内圧
負荷に対する高い耐破壊強度を有する中空成形品を２段
射出成形法により製造することができる合成樹脂製中空
成形品及びその製造方法を提供することにある。
技術における問題点を解決することについて検討した結
果なされたものものであり、本発明の主たる目的は、中
空成形品の内部に位置する接合ラインがあっても、内圧
負荷に対する高い耐破壊強度を有する中空成形品を２段
射出成形法により製造することができる合成樹脂製中空
成形品及びその製造方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の合成樹脂製中空成形品は、射出成形によ
り形成された複数の合成樹脂製分割片を、その接合部ど
うしで接合してなる合成樹脂製中空成形品であって、接
合部どうしの間に、接合部どうしを融接着するために流
入された合成樹脂により形成される流路部があり、か
つ、該流路部は接合部長手方向に伸びるとともに、接合
部長手方向と交差する方向に分岐した分岐路部分を有す
ることを特徴とする。また、その製造方法は、射出成形
により形成された複数の合成樹脂製分割片をその接合部
どうしを係合して接合部どうしの間に流路が形成される
１次中空成形品となる位置で成形金型内に配置した後、
溶融合成樹脂を流路内に流入させることにより接合部ど
うしを融着により接合させて合成樹脂製中空成形品を製
造する方法であって、流路が接合部長手方向に伸びると
ともに接合部長手方向と交差する方向に分岐した分岐路
部分を有することを特徴とする。
めに、本発明の合成樹脂製中空成形品は、射出成形によ
り形成された複数の合成樹脂製分割片を、その接合部ど
うしで接合してなる合成樹脂製中空成形品であって、接
合部どうしの間に、接合部どうしを融接着するために流
入された合成樹脂により形成される流路部があり、か
つ、該流路部は接合部長手方向に伸びるとともに、接合
部長手方向と交差する方向に分岐した分岐路部分を有す
ることを特徴とする。また、その製造方法は、射出成形
により形成された複数の合成樹脂製分割片をその接合部
どうしを係合して接合部どうしの間に流路が形成される
１次中空成形品となる位置で成形金型内に配置した後、
溶融合成樹脂を流路内に流入させることにより接合部ど
うしを融着により接合させて合成樹脂製中空成形品を製
造する方法であって、流路が接合部長手方向に伸びると
ともに接合部長手方向と交差する方向に分岐した分岐路
部分を有することを特徴とする。
【００１１】上記のように、本発明は、中空成形品の内
部に位置する接合ラインでの内圧負荷時の耐破壊力を高
めるために、溶融樹脂を流入させて形成する流路部３ａ
に、接合部長手方向に伸びるとともに接合部長手方向と
交差する方向に分岐した分岐路部分３ｃを設けたもので
ある。
部に位置する接合ラインでの内圧負荷時の耐破壊力を高
めるために、溶融樹脂を流入させて形成する流路部３ａ
に、接合部長手方向に伸びるとともに接合部長手方向と
交差する方向に分岐した分岐路部分３ｃを設けたもので
ある。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明を
詳述する。図１は、本発明が適用され得る合成樹脂製中
空成形品の一例としてインテークマニホールド部品を示
す斜視図である。図２及び図３は、本発明による図１に
示す合成樹脂製中空成形品のパイプ間連結部の接合部分
３０ａの構造の一実施態様を示すもので、それぞれ、要
部拡大縦破断斜視図、図２の線III−IIIで破断した断面
斜視図である。図４は、パイプ間連結部の接合部分３０
ａの構造の別の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図
である。図５及び図６は、パイプ間連結部の接合部分３
０ａの構造のさらに別の一実施態様を示すもので、それ
ぞれ、要部拡大縦破断斜視図、図５の線VI−VIでの縦破
断斜視図である。また、図７は、外周面の接合部分３０
ｂの構造の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図であ
る。
詳述する。図１は、本発明が適用され得る合成樹脂製中
空成形品の一例としてインテークマニホールド部品を示
す斜視図である。図２及び図３は、本発明による図１に
示す合成樹脂製中空成形品のパイプ間連結部の接合部分
３０ａの構造の一実施態様を示すもので、それぞれ、要
部拡大縦破断斜視図、図２の線III−IIIで破断した断面
斜視図である。図４は、パイプ間連結部の接合部分３０
ａの構造の別の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図
である。図５及び図６は、パイプ間連結部の接合部分３
０ａの構造のさらに別の一実施態様を示すもので、それ
ぞれ、要部拡大縦破断斜視図、図５の線VI−VIでの縦破
断斜視図である。また、図７は、外周面の接合部分３０
ｂの構造の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図であ
る。
【００１３】図１に示すように、本発明の対象とする合
成樹脂製中空成形品は、複数の分割片（図１では射出成
形により得られた上分割片１０及び下分割片２０）が、
接合部３０ａ、３０ｂを介して融接着されて一体化され
た構造からなっている。この合成樹脂中空成形品におい
て、パイプ連結部における接合部分３０ａでは、図２等
に示すように、上下の分割片１０、２０を融接着させる
ための樹脂をその連結部の内部に設けた流路３ａに流入
させているので、内圧負荷時に２本のパイプの変形の影
響を受け、融接着界面に引張応力の負荷がかかってく
る。
成樹脂製中空成形品は、複数の分割片（図１では射出成
形により得られた上分割片１０及び下分割片２０）が、
接合部３０ａ、３０ｂを介して融接着されて一体化され
た構造からなっている。この合成樹脂中空成形品におい
て、パイプ連結部における接合部分３０ａでは、図２等
に示すように、上下の分割片１０、２０を融接着させる
ための樹脂をその連結部の内部に設けた流路３ａに流入
させているので、内圧負荷時に２本のパイプの変形の影
響を受け、融接着界面に引張応力の負荷がかかってく
る。
【００１４】ここで、その接合部分３０ａにおける流路
３ａに分岐路部分３ｃを形成すると、その分岐路部分３
ｃにおいて融接着面が広くなり、さらに、内圧負荷時に
引張応力がかからない融着界面が形成されることになる
ので、引張応力負荷に対する耐性が大幅に向上し、見か
け強度が高い中空成形品となる。
３ａに分岐路部分３ｃを形成すると、その分岐路部分３
ｃにおいて融接着面が広くなり、さらに、内圧負荷時に
引張応力がかからない融着界面が形成されることになる
ので、引張応力負荷に対する耐性が大幅に向上し、見か
け強度が高い中空成形品となる。
【００１５】その分岐路部分３ｃは、図５及び図６に示
すように、片方の分割片内に埋入する分岐であってもよ
いが、図２及び図３、又は、図４に示すように、分割片
内に埋入する相反２方向に分岐していることが好まし
く、その場合その分岐点においてＴ字形又は十字形の流
路断面形状が形成される。分岐点における分岐路部分３
ｃの分岐角度は、流路部３の長手方向に対してほぼ９０
度であることが好ましく、また、その分岐点の位置は、
図１に示すような構造の場合では、チャンバーからパイ
プが分岐する位置の近傍のパイブ間連結部に設けること
が好ましい。その分岐部分３ｃは複数箇所に設けてもよ
い。
すように、片方の分割片内に埋入する分岐であってもよ
いが、図２及び図３、又は、図４に示すように、分割片
内に埋入する相反２方向に分岐していることが好まし
く、その場合その分岐点においてＴ字形又は十字形の流
路断面形状が形成される。分岐点における分岐路部分３
ｃの分岐角度は、流路部３の長手方向に対してほぼ９０
度であることが好ましく、また、その分岐点の位置は、
図１に示すような構造の場合では、チャンバーからパイ
プが分岐する位置の近傍のパイブ間連結部に設けること
が好ましい。その分岐部分３ｃは複数箇所に設けてもよ
い。
【００１６】上記した接合部構造を有する中空成形品
は、まず１次射出成形により複数の合成樹脂製分割片を
形成した後、その複数の合成樹脂製分割片をその接合部
どうしで係合させて接合部どうしの間に流路が形成され
る１次中空成形品となる位置で成形金型内に配置し、そ
の配置状態で溶融合成樹脂を流路内に流入させることに
より接合部どうしを融着により接合させるという２段射
出成形法で製造すればよいが、その際、流路が、接合部
長手方向に伸びるとともに接合部長手方向と交差する方
向に分岐した分岐路部分を有することとなるように、分
割片における接合部の形状を修正することが必要であ
る。
は、まず１次射出成形により複数の合成樹脂製分割片を
形成した後、その複数の合成樹脂製分割片をその接合部
どうしで係合させて接合部どうしの間に流路が形成され
る１次中空成形品となる位置で成形金型内に配置し、そ
の配置状態で溶融合成樹脂を流路内に流入させることに
より接合部どうしを融着により接合させるという２段射
出成形法で製造すればよいが、その際、流路が、接合部
長手方向に伸びるとともに接合部長手方向と交差する方
向に分岐した分岐路部分を有することとなるように、分
割片における接合部の形状を修正することが必要であ
る。
【００１７】また、本発明で用いる２段射出成形法は、
１次中空成形品を成形した後に、別の金型内に配置して
２次成形を実施する通常の２色成形法でもよいし、ま
た、ダイスライドインジェクションあるいはダイロータ
リーインジェクションのように１次成形と２次成形と
を、金型の一部を移動または回転させることにより、同
一金型内で実施する方法でもよい。
１次中空成形品を成形した後に、別の金型内に配置して
２次成形を実施する通常の２色成形法でもよいし、ま
た、ダイスライドインジェクションあるいはダイロータ
リーインジェクションのように１次成形と２次成形と
を、金型の一部を移動または回転させることにより、同
一金型内で実施する方法でもよい。
【００１８】本発明において、上記分割片を１次射出成
形により形成する際の合成樹脂は特に制限はないが、エ
ンジニアリングプラスチック全般、具体的にはナイロン
６，ナイロン６６等のポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド等の
他、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン等のポリハ
ロゲン化ビニル、ＡＢＳ等の熱可塑性樹脂等が挙げられ
る。
形により形成する際の合成樹脂は特に制限はないが、エ
ンジニアリングプラスチック全般、具体的にはナイロン
６，ナイロン６６等のポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド等の
他、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン等のポリハ
ロゲン化ビニル、ＡＢＳ等の熱可塑性樹脂等が挙げられ
る。
【００１９】これら合成樹脂には、必要に応じて結晶核
剤、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線防止剤、着色
剤、可塑剤、耐候剤など公知の添加剤を添加することが
でき、なかでもガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビ
ーズ、炭素繊維、チタン酸カリウィスカ、シリカ、ケイ
藻土、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウム、タル
ク、クレー、マイカ、アスベスト、ワラステナイト、珪
酸カルシウム、炭酸カルシウム、モンモリナイト、ベン
トナイト、ボロン繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維、
炭化珪素繊維、セラミック繊維、石コウ繊維、金属繊維
等の充填剤または補強材を適宜含有する場合には、強度
が一層すぐれた合成樹脂成形品を得ることができる。
剤、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線防止剤、着色
剤、可塑剤、耐候剤など公知の添加剤を添加することが
でき、なかでもガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビ
ーズ、炭素繊維、チタン酸カリウィスカ、シリカ、ケイ
藻土、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウム、タル
ク、クレー、マイカ、アスベスト、ワラステナイト、珪
酸カルシウム、炭酸カルシウム、モンモリナイト、ベン
トナイト、ボロン繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維、
炭化珪素繊維、セラミック繊維、石コウ繊維、金属繊維
等の充填剤または補強材を適宜含有する場合には、強度
が一層すぐれた合成樹脂成形品を得ることができる。
【００２０】また、２次射出成形により流路部３ａ，３
ｂを形成するために用いる合成樹脂は、上記１次射出成
形で製造された分割片と融接着するものであれば特に制
限はなく、同一の合成樹脂であっても、また、組成が異
なる同系の合成樹脂であってもよい。
ｂを形成するために用いる合成樹脂は、上記１次射出成
形で製造された分割片と融接着するものであれば特に制
限はなく、同一の合成樹脂であっても、また、組成が異
なる同系の合成樹脂であってもよい。
【００２１】本発明により分岐路部分を設けることが特
に有効な合成樹脂製中空成形品としては、チャンバーと
該チャンバーから分岐する少なくとも２本のパイプとを
有する構造の中空成形品が挙げられる。そして、接合部
の強度が著しく高くなるという利点を生かして、種々の
産業用途に広く適用できるが、例えば自動車のエアイン
テークマニホールド等の吸気系部品、ウォーターインレ
ット、ウォーターアウトレットなどの冷却系部品、フュ
ーエルデリバリーパイプなどの燃料系部品、オイルタン
クなどのタンク類の他、容器類といった中空形状部品に
好適に用いることができる。
に有効な合成樹脂製中空成形品としては、チャンバーと
該チャンバーから分岐する少なくとも２本のパイプとを
有する構造の中空成形品が挙げられる。そして、接合部
の強度が著しく高くなるという利点を生かして、種々の
産業用途に広く適用できるが、例えば自動車のエアイン
テークマニホールド等の吸気系部品、ウォーターインレ
ット、ウォーターアウトレットなどの冷却系部品、フュ
ーエルデリバリーパイプなどの燃料系部品、オイルタン
クなどのタンク類の他、容器類といった中空形状部品に
好適に用いることができる。
【００２２】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに説明
するが、本発明はこれら実施例の記載に限定されるもの
ではない。
するが、本発明はこれら実施例の記載に限定されるもの
ではない。
【００２３】なお以下の実施例および比較例は、下記の
成形条件で成形されたものである。 成形機： 日本製鋼所製ダイスライドインジェクション
Ｊ−２２０ＥII−２Ｍ 樹脂温度： ナイロン６樹脂組成物 ２９０／２９０／
２８０／２７０℃ ＰＰＳ樹脂組成物 ３２０／３２０／３１０／３０
０℃ ただし、１次射出成形、２次射出成形ともに同樹脂温度
とした。 金型温度： ナイロン６樹脂組成物 ８０（可動）／８
０（固定）℃ ＰＰＳ樹脂組成物 １３０（可動）／１３０（固定）
℃
成形条件で成形されたものである。 成形機： 日本製鋼所製ダイスライドインジェクション
Ｊ−２２０ＥII−２Ｍ 樹脂温度： ナイロン６樹脂組成物 ２９０／２９０／
２８０／２７０℃ ＰＰＳ樹脂組成物 ３２０／３２０／３１０／３０
０℃ ただし、１次射出成形、２次射出成形ともに同樹脂温度
とした。 金型温度： ナイロン６樹脂組成物 ８０（可動）／８
０（固定）℃ ＰＰＳ樹脂組成物 １３０（可動）／１３０（固定）
℃
【００２４】１次射出速度： １００％ ２次射出速度： １００％ １次射出圧力： ３０％ ２次射出圧力： １８％ ２次射出成形時のゲート位置： 外周面に４箇所、パイ
プ間連結部に１箇所 １次冷却時間： ２０秒 ２次冷却時間： ２０秒
プ間連結部に１箇所 １次冷却時間： ２０秒 ２次冷却時間： ２０秒
【００２５】［実施例１］１次射出成形、２次射出成形
ともにガラス繊維強化ナイロン６樹脂組成物（ＣＭ１０
１１Ｇ３０、 東レ株式会社製）を用いた。これを前記
条件で射出成形することにより、図１に示す上下２つの
分割片を得た。金型の一部をスライドさせて２つの分割
片を同じ金型内で係合させるというダイスライドインジ
ェクションにより、前記条件で２次射出成形を実施して
流路部を形成するとともに２つの分割片を融着させて図
１に示す形状の中空成形品を製造した。得られた中空成
形品は、内容積５００ｃｃ、一般部肉厚３ｍｍ、フラン
ジ厚み５ｍｍであり、外周面における接合部分３０ｂは
図８の構造を、また、パイプ間連結部における接合部分
３０ａは図２及び図３の構造を有していた。得られた中
空成形品のパイプ側端部をエポキシ樹脂で封止し、チャ
ンバー側から電動式水ポンプ（株式会社イワキ製）で
１．１３ｇ／秒の速度の水圧を負荷したところ、耐圧強
度は１１．２ｋｇ／ｃｍ2と内圧負荷に耐して高い耐破
壊力を示した。
ともにガラス繊維強化ナイロン６樹脂組成物（ＣＭ１０
１１Ｇ３０、 東レ株式会社製）を用いた。これを前記
条件で射出成形することにより、図１に示す上下２つの
分割片を得た。金型の一部をスライドさせて２つの分割
片を同じ金型内で係合させるというダイスライドインジ
ェクションにより、前記条件で２次射出成形を実施して
流路部を形成するとともに２つの分割片を融着させて図
１に示す形状の中空成形品を製造した。得られた中空成
形品は、内容積５００ｃｃ、一般部肉厚３ｍｍ、フラン
ジ厚み５ｍｍであり、外周面における接合部分３０ｂは
図８の構造を、また、パイプ間連結部における接合部分
３０ａは図２及び図３の構造を有していた。得られた中
空成形品のパイプ側端部をエポキシ樹脂で封止し、チャ
ンバー側から電動式水ポンプ（株式会社イワキ製）で
１．１３ｇ／秒の速度の水圧を負荷したところ、耐圧強
度は１１．２ｋｇ／ｃｍ2と内圧負荷に耐して高い耐破
壊力を示した。
【００２６】［実施例２］実施例１と同じ樹脂組成物及
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図４及び図３のようにして実施した。得ら
れた中空成形品の耐圧強度は１３．１ｋｇ／ｃｍ2と内
圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図４及び図３のようにして実施した。得ら
れた中空成形品の耐圧強度は１３．１ｋｇ／ｃｍ2と内
圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
【００２７】［実施例３］実施例１と同じ樹脂組成物及
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図５及び図６のようにして実施した。得ら
れた中空成形品の耐圧強度は１０．６ｋｇ／ｃｍ2と内
圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図５及び図６のようにして実施した。得ら
れた中空成形品の耐圧強度は１０．６ｋｇ／ｃｍ2と内
圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
【００２８】［比較例１］実施例１と同じ樹脂組成物及
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図９及び図１０のようにして実施した。得
られた中空成形品の耐圧強度は８．８ｋｇ／ｃｍ2と劣
っていた。
び成形方法により、パイプ間連結部における接合部分３
０ａの構造を図９及び図１０のようにして実施した。得
られた中空成形品の耐圧強度は８．８ｋｇ／ｃｍ2と劣
っていた。
【００２９】［実施例４］１次射出成形、２次射出成形
ともに、ガラス繊維強化ポリフェニレンサルファィド樹
脂組成物（Ａ６０４Ｘ９５、東レ株式会社製）を用い、
実施例１と同じ成形方法でにより、パイプ間連結部にお
ける接合部分３０ａの構造を図４及び図３のようにして
実施した。得られた中空成形品の耐圧強度は８．１ｋｇ
／ｃｍ2と内圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
ともに、ガラス繊維強化ポリフェニレンサルファィド樹
脂組成物（Ａ６０４Ｘ９５、東レ株式会社製）を用い、
実施例１と同じ成形方法でにより、パイプ間連結部にお
ける接合部分３０ａの構造を図４及び図３のようにして
実施した。得られた中空成形品の耐圧強度は８．１ｋｇ
／ｃｍ2と内圧負荷に対して高い耐破壊力を示した。
【００３０】［比較例２］実施例４と同じ樹脂組成物を
用い、比較例１と同様、パイプ間連結部における接合部
分３０ａの構造を図９及び図１０のようにして樹脂組成
物及び成形方法により、実施した。得られた中空成形品
の耐圧強度は６．３ｋｇ／ｃｍ2と劣っていた。
用い、比較例１と同様、パイプ間連結部における接合部
分３０ａの構造を図９及び図１０のようにして樹脂組成
物及び成形方法により、実施した。得られた中空成形品
の耐圧強度は６．３ｋｇ／ｃｍ2と劣っていた。
【００３１】
【発明の効果】本発明による合成樹脂製中空成形品の構
造を取ることにより、中空成形品の内部に位置する接合
ラインがあっても、内圧負荷に対する高い耐破壊強度を
有する中空成形品を２段射出成形法により製造すること
ができ、優れた品質の合成樹脂製中空成形品を効率的に
製造することができる。
造を取ることにより、中空成形品の内部に位置する接合
ラインがあっても、内圧負荷に対する高い耐破壊強度を
有する中空成形品を２段射出成形法により製造すること
ができ、優れた品質の合成樹脂製中空成形品を効率的に
製造することができる。
【図１】 本発明の対象とする合成樹脂製中空成形品の
一例としてインテークマニホールド部品を示す斜視図で
ある。
一例としてインテークマニホールド部品を示す斜視図で
ある。
【図２】 本発明による図１に示す合成樹脂製中空成形
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造の一実施態
様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造の一実施態
様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
【図３】 図２に示すパイプ間連結部の接合部分３０ａ
の構造を示すもので、図２の線III−IIIでの縦破断斜視
図である。
の構造を示すもので、図２の線III−IIIでの縦破断斜視
図である。
【図４】 本発明による図１に示す合成樹脂製中空成形
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造の別の一実
施態様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造の別の一実
施態様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
【図５】 本発明による図１に示す合成樹脂製中空成形
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造のさらに別
の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造のさらに別
の一実施態様を示す要部拡大縦破断斜視図である。
【図６】 図５に示すパイプ間連結部の接合部分３０ａ
の構造を示すもので、図５の線VI−VIでの縦破断斜視図
である。
の構造を示すもので、図５の線VI−VIでの縦破断斜視図
である。
【図７】 図１に示す合成樹脂製中空成形品の外周面の
接合部分３０ｂの構造の一実施態様を示す要部拡大縦破
断斜視図である。
接合部分３０ｂの構造の一実施態様を示す要部拡大縦破
断斜視図である。
【図８】 従来技術による図１に示す合成樹脂中空成形
品の線II−IIでの横断面図である。
品の線II−IIでの横断面図である。
【図９】 従来技術による図１に示す合成樹脂中空成形
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造を示す要部
拡大縦破断斜視図である。
品のパイプ間連結部の接合部分３０ａの構造を示す要部
拡大縦破断斜視図である。
【図１０】 図９に示すパイプ間連結部の接合部分３０
ａの構造を示すもので、図９の線X−Xでの縦破断斜視図
である。
ａの構造を示すもので、図９の線X−Xでの縦破断斜視図
である。
１０：上分割片、 ２０：下分割片、 ３０ａ：パ
イプ間連結部における接合部分、 ３０ｂ：外周面に
おける接合部分、 １ａ：上分割片の接合部、１ｂ：
下分割片の接合部、 ２：接合ライン、 ３ａ：パ
イプ間連結部における流路部、 ３ｂ：外周面におけ
る流路部、 ３ｃ：分岐路部分、４：応力集中部、
５ａ，５ｂ：融着界面、
イプ間連結部における接合部分、 ３０ｂ：外周面に
おける接合部分、 １ａ：上分割片の接合部、１ｂ：
下分割片の接合部、 ２：接合ライン、 ３ａ：パ
イプ間連結部における流路部、 ３ｂ：外周面におけ
る流路部、 ３ｃ：分岐路部分、４：応力集中部、
５ａ，５ｂ：融着界面、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4F202 AD12 AG07 AG29 CA11 CB01 CB20 CK11 CK90 4F206 AD12 AG07 AG29 JA07 JB20 JF05 JQ81 4F211 AD12 AG07 AG29 TA08 TC14 TC19 TD01 TN82 TN87
Claims (4)
- 【請求項１】 射出成形により形成された複数の合成樹
脂製分割片を、その接合部どうしで接合してなる合成樹
脂製中空成形品であって、接合部どうしの間に、接合部
どうしを融接着するために流入された合成樹脂により形
成される流路部があり、かつ、該流路部は接合部長手方
向に伸びるとともに、接合部長手方向と交差する方向に
分岐した分岐路部分を有することを特徴とする合成樹脂
製中空成形品。 - 【請求項２】 分岐路部分が分割片内に埋入する相反２
方向に分岐し、その分岐点において十字形又はＴ字形の
流路断面形状が形成されることを特徴とする請求項１記
載の合成樹脂製中空成形品。 - 【請求項３】 合成樹脂製中空成形品が、チャンバーと
該チャンバーから分岐する少なくとも２本のパイプとを
有する構造の中空成形品であり、かつ、分岐路部分が２
本のパイプ間の連結部に設けられていることを特徴とす
る請求項１又は２記載の合成樹脂中空成形品。 - 【請求項４】 射出成形により形成された複数の合成樹
脂製分割片をその接合部どうしを係合して接合部どうし
の間に流路が形成される１次中空成形品となる位置で成
形金型内に配置した後、溶融合成樹脂を流路内に流入さ
せることにより接合部どうしを融着により接合させて合
成樹脂製中空成形品を製造する方法であって、流路が接
合部長手方向に伸びるとともに接合部長手方向と交差す
る方向に分岐した分岐路部分を有することを特徴とする
合成樹脂製中空成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11090380A JP2000280353A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 合成樹脂製中空成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11090380A JP2000280353A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 合成樹脂製中空成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280353A true JP2000280353A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13996976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11090380A Pending JP2000280353A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 合成樹脂製中空成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280353A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002225080A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Kojima Press Co Ltd | 樹脂製品の成形方法 |
| JP2004293436A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Denso Corp | 樹脂接合手段およびそれを用いた吸気マニホールド |
| US7207307B2 (en) | 2003-02-13 | 2007-04-24 | Denso Corporation | Intake system and method for producing the same |
| JP2010030101A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Asahi Electric Works Ltd | 中空成形品とその製造方法 |
| JP2011148293A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-08-04 | Denso Corp | 中空体の製造方法、中空体、流量測定装置の製造方法および流量測定装置 |
| WO2014098730A1 (en) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | Scania Cv Ab | Air duct for a vehicle and a method for fabricating an air duct |
| CN107089132A (zh) * | 2016-02-18 | 2017-08-25 | 中原精密株式会社 | 由聚酮制造的燃料箱及其制造方法 |
| US11130266B2 (en) * | 2016-07-15 | 2021-09-28 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Molded plastic article and method of manufacturing same |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11090380A patent/JP2000280353A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104870170A (zh) * | 2012-12-17 | 2015-08-26 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 用于车辆的通风道和用于制造通风道的方法 |
| CN107089132A (zh) * | 2016-02-18 | 2017-08-25 | 中原精密株式会社 | 由聚酮制造的燃料箱及其制造方法 |
| US11130266B2 (en) * | 2016-07-15 | 2021-09-28 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Molded plastic article and method of manufacturing same |
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