JP2000280240A - ペレットおよびその製造方法 - Google Patents
ペレットおよびその製造方法Info
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- JP2000280240A JP2000280240A JP11090842A JP9084299A JP2000280240A JP 2000280240 A JP2000280240 A JP 2000280240A JP 11090842 A JP11090842 A JP 11090842A JP 9084299 A JP9084299 A JP 9084299A JP 2000280240 A JP2000280240 A JP 2000280240A
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- molding
- strand
- alicyclic structure
- thermoplastic resin
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目ヤニが付着したペレットの含有量が極めて
少ない脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるペレット及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 目ヤニが付着しているペレットの含有割
合が、ペレット500g中5個以下である脂環式構造含
有熱可塑性樹脂からなるペレットである。このペレット
は、例えば、成形ダイのストランド排出口付近を低酸素
雰囲気にすることにより製造される。
少ない脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるペレット及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 目ヤニが付着しているペレットの含有割
合が、ペレット500g中5個以下である脂環式構造含
有熱可塑性樹脂からなるペレットである。このペレット
は、例えば、成形ダイのストランド排出口付近を低酸素
雰囲気にすることにより製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペレットおよびそ
の製造方法に関し、さらに詳しくは、目ヤニが付着した
ペレットの含有量が極めて少ない脂環式構造含有熱可塑
性樹脂からなるペレットおよびその製造方法に関する。
の製造方法に関し、さらに詳しくは、目ヤニが付着した
ペレットの含有量が極めて少ない脂環式構造含有熱可塑
性樹脂からなるペレットおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】脂環式構造含有熱可塑性樹脂は透明性な
どの各種特性に優れている。このため、この脂環式構造
含有熱可塑性樹脂を成形ダイから連続的に一定の断面形
状を有する溶融樹脂(ストランド)として押し出して冷
却後、カッターで切断してペレットとし、このペレット
を射出成形などの成形材料に用いることが行われてい
る。
どの各種特性に優れている。このため、この脂環式構造
含有熱可塑性樹脂を成形ダイから連続的に一定の断面形
状を有する溶融樹脂(ストランド)として押し出して冷
却後、カッターで切断してペレットとし、このペレット
を射出成形などの成形材料に用いることが行われてい
る。
【0003】このようにペレットの製造に際しては、従
来から、ストランドを連続的に製造し、このストランド
を所定長さにカットする方法が採用されていた。
来から、ストランドを連続的に製造し、このストランド
を所定長さにカットする方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方法では、ストランドの成形開始後一定時間を経過す
ると、成形ダイのストランド排出口付近に次第に異物
(目ヤニ:樹脂もしくは添加剤などの分解物もしくは酸
化物、またはそれらの混合物)が発生して付着する場合
があった。この状態でストランドの成形を続けていく
と、目ヤニが付着したペレットが大量に製造されてしま
う。この目ヤニが付着したペレットを大量に含むペレッ
トを用いて成形品を成形すると、成形品に黒色や褐色等
の成形不良を生じる場合がある。
来方法では、ストランドの成形開始後一定時間を経過す
ると、成形ダイのストランド排出口付近に次第に異物
(目ヤニ:樹脂もしくは添加剤などの分解物もしくは酸
化物、またはそれらの混合物)が発生して付着する場合
があった。この状態でストランドの成形を続けていく
と、目ヤニが付着したペレットが大量に製造されてしま
う。この目ヤニが付着したペレットを大量に含むペレッ
トを用いて成形品を成形すると、成形品に黒色や褐色等
の成形不良を生じる場合がある。
【0005】特公平7−29,975号公報によれば、
上記トラブルが発生すると成形作業を一旦中断し、目ヤ
ニが発生した箇所(ストランド排出口)を清掃した後に
再運転することとしているが、この方法によると、長時
間の連続成形加工が妨げられ、作業性が低下する。
上記トラブルが発生すると成形作業を一旦中断し、目ヤ
ニが発生した箇所(ストランド排出口)を清掃した後に
再運転することとしているが、この方法によると、長時
間の連続成形加工が妨げられ、作業性が低下する。
【0006】本発明はこうした実状に鑑みてなされ、目
ヤニが付着したペレットの含有量が極めて少ない脂環式
構造含有熱可塑性樹脂からなるペレットを提供すること
を目的とする。また本発明は、目ヤニの発生を抑制し、
長時間の連続成形加工が可能な脂環式構造含有熱可塑性
樹脂からなるペレットの製造方法を提供することを目的
とする。
ヤニが付着したペレットの含有量が極めて少ない脂環式
構造含有熱可塑性樹脂からなるペレットを提供すること
を目的とする。また本発明は、目ヤニの発生を抑制し、
長時間の連続成形加工が可能な脂環式構造含有熱可塑性
樹脂からなるペレットの製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、成形ダイのストラ
ンド排出口付近を低酸素雰囲気にしてストランド引きを
行うことにより、長時間の連続成形加工を行っても、ス
トランド排出口付近に目ヤニが発生・付着するおそれが
少なくなることを見いだし本発明を完成させるに至っ
た。
を達成するために鋭意検討した結果、成形ダイのストラ
ンド排出口付近を低酸素雰囲気にしてストランド引きを
行うことにより、長時間の連続成形加工を行っても、ス
トランド排出口付近に目ヤニが発生・付着するおそれが
少なくなることを見いだし本発明を完成させるに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明に係る「ペレット」は、
目ヤニが付着しているペレットの含有割合が、ペレット
500g中5個以下である脂環式構造含有熱可塑性樹脂
からなることを特徴とする。
目ヤニが付着しているペレットの含有割合が、ペレット
500g中5個以下である脂環式構造含有熱可塑性樹脂
からなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のペレットは、目ヤニが付
着しているペレットの含有割合が、ペレット500g中
5個以下である脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるも
のである。
着しているペレットの含有割合が、ペレット500g中
5個以下である脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるも
のである。
【0010】本発明において「目ヤニ」とは、樹脂また
は添加剤から生じた分解物もしくは酸化物、またはそれ
らの混合物などの劣化物を広く意味しており、より具体
的には、大きさ(最大長さ。粒状の場合は粒径)が50
μm以上であり、450nmにおける光線透過率が85
%以下である、樹脂または添加剤から生じた劣化物を意
味する。
は添加剤から生じた分解物もしくは酸化物、またはそれ
らの混合物などの劣化物を広く意味しており、より具体
的には、大きさ(最大長さ。粒状の場合は粒径)が50
μm以上であり、450nmにおける光線透過率が85
%以下である、樹脂または添加剤から生じた劣化物を意
味する。
【0011】脂環式構造含有熱可塑性樹脂 本発明のペレットは、脂環式構造含有熱可塑性樹脂から
構成される。脂環式構造含有熱可塑性樹脂とは、主鎖お
よび/または側鎖に脂環式構造からなる繰り返し単位を
有するものであり、機械的特性および耐熱性などの観点
から、主鎖に脂環式構造からなる繰り返し単位を含有す
るものが好ましい。
構成される。脂環式構造含有熱可塑性樹脂とは、主鎖お
よび/または側鎖に脂環式構造からなる繰り返し単位を
有するものであり、機械的特性および耐熱性などの観点
から、主鎖に脂環式構造からなる繰り返し単位を含有す
るものが好ましい。
【0012】脂環式構造としては、飽和環状炭化水素
(シクロアルカン)構造、不飽和環状炭化水素(シクロ
アルケン)構造等が挙げられるが、機械的特性および耐
熱性などの観点から、シクロアルカン構造やシクロアル
ケン構造が好ましく、シクロアルカン構造が最も好まし
い。脂環式構造を構成する炭素原子数は、格別な制限は
ないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20個、より
好ましくは5〜15個の範囲であるときに、機械的特性
および耐熱性などに優れ、好適である。
(シクロアルカン)構造、不飽和環状炭化水素(シクロ
アルケン)構造等が挙げられるが、機械的特性および耐
熱性などの観点から、シクロアルカン構造やシクロアル
ケン構造が好ましく、シクロアルカン構造が最も好まし
い。脂環式構造を構成する炭素原子数は、格別な制限は
ないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20個、より
好ましくは5〜15個の範囲であるときに、機械的特性
および耐熱性などに優れ、好適である。
【0013】脂環式構造含有熱可塑性樹脂中の脂環式構
造からなる繰り返し単位の含有割合は、通常30重量%
以上、好ましくは50重量%以上、より好ましくは70
重量%以上である。また、脂環式構造含有熱可塑性樹脂
中の脂環式構造中に、ノルボルナン構造を有さない脂環
式構造からなる繰り返し単位を含有することが好まし
く、その含有割合は、通常10重量%以上、好ましくは
30重量%以上、より好ましくは50重量%以上であ
る。ノルボルナン構造を有さない脂環式構造からなる繰
り返し単位の含有割合が多いと機械的特性に特に優れ
る。
造からなる繰り返し単位の含有割合は、通常30重量%
以上、好ましくは50重量%以上、より好ましくは70
重量%以上である。また、脂環式構造含有熱可塑性樹脂
中の脂環式構造中に、ノルボルナン構造を有さない脂環
式構造からなる繰り返し単位を含有することが好まし
く、その含有割合は、通常10重量%以上、好ましくは
30重量%以上、より好ましくは50重量%以上であ
る。ノルボルナン構造を有さない脂環式構造からなる繰
り返し単位の含有割合が多いと機械的特性に特に優れ
る。
【0014】脂環式構造含有熱可塑性樹脂中の脂環式構
造からなる繰り返し単位以外の残部は、特に限定されな
い。
造からなる繰り返し単位以外の残部は、特に限定されな
い。
【0015】こうした脂環式構造含有熱可塑性樹脂の具
体例としては、例えば、ノルボルネン系重合体、単環の
環状オレフィン系重合体、環状共役ジエン系重合体、ビ
ニル脂環式炭化水素系重合体、及びこれらの水素添加物
等が挙げられる。中でも、ノルボルネン系重合体、環状
共役ジエン系重合体及びその水素添加物が好ましく、ノ
ルボルネン系重合体が、機械的特性および耐熱性などの
点から特に好ましい。
体例としては、例えば、ノルボルネン系重合体、単環の
環状オレフィン系重合体、環状共役ジエン系重合体、ビ
ニル脂環式炭化水素系重合体、及びこれらの水素添加物
等が挙げられる。中でも、ノルボルネン系重合体、環状
共役ジエン系重合体及びその水素添加物が好ましく、ノ
ルボルネン系重合体が、機械的特性および耐熱性などの
点から特に好ましい。
【0016】ノルボルネン系重合体としては、たとえ
ば、特開平3−14,882号公報や、特開平3−12
2,137号公報などで開示される方法によってノルボ
ルネン系単量体を重合したものが用いられる。具体的に
は、ノルボルネン系単量体の開環重合体及びその水素添
加物、ノルボルネン系単量体の付加重合体、ノルボルネ
ン系単量体と共重合可能なビニル系単量体の付加型共重
合体等が挙げられる。これらの中でも、耐熱性、透明性
および耐光性を高度にバランスさせる上で、ノルボルネ
ン系単量体の開環重合体及びその水素添加物、ノルボル
ネン系単量体の付加重合体、ノルボルネン系単量体と共
重合可能なビニル系単量体の付加型共重合体等が好まし
く、ノルボルネン系単量体の開環重合体及びその水素添
加物がより好ましく、ノルボルネン系単量体の開環重合
体の水素添加物が最も好ましい。
ば、特開平3−14,882号公報や、特開平3−12
2,137号公報などで開示される方法によってノルボ
ルネン系単量体を重合したものが用いられる。具体的に
は、ノルボルネン系単量体の開環重合体及びその水素添
加物、ノルボルネン系単量体の付加重合体、ノルボルネ
ン系単量体と共重合可能なビニル系単量体の付加型共重
合体等が挙げられる。これらの中でも、耐熱性、透明性
および耐光性を高度にバランスさせる上で、ノルボルネ
ン系単量体の開環重合体及びその水素添加物、ノルボル
ネン系単量体の付加重合体、ノルボルネン系単量体と共
重合可能なビニル系単量体の付加型共重合体等が好まし
く、ノルボルネン系単量体の開環重合体及びその水素添
加物がより好ましく、ノルボルネン系単量体の開環重合
体の水素添加物が最も好ましい。
【0017】単環の環状オレフィン系重合体としては、
たとえば、特開昭64−66,216号公報に開示され
ているシクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ン等の単環の環状オレフィン系単量体の付加重合体を用
いることができる。
たとえば、特開昭64−66,216号公報に開示され
ているシクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ン等の単環の環状オレフィン系単量体の付加重合体を用
いることができる。
【0018】環状共役ジエン系重合体としては、たとえ
ば、特開平6−136,057号公報や特開平7−25
8,318号公報に開示されているシクロペンタジエ
ン、シクロヘキサジエン等の環状共役ジエン系単量体を
1,2−又は1,4−付加重合した重合体及びその水素
添加物等を用いることができる。
ば、特開平6−136,057号公報や特開平7−25
8,318号公報に開示されているシクロペンタジエ
ン、シクロヘキサジエン等の環状共役ジエン系単量体を
1,2−又は1,4−付加重合した重合体及びその水素
添加物等を用いることができる。
【0019】ビニル脂環式炭化水素系重合体としては、
たとえば、特開昭51−59,989号公報に開示され
ているビニルシクロヘキセン、ビニルシクロヘキサン等
のビニル脂環式炭化水素系単量体の重合体及びその水素
添加物、特開昭63−43,910号公報、特開昭64
−1,706号公報等に開示されているスチレン、α−
メチルスチレン等のビニル芳香族系単量体の重合体の芳
香環部分の水素添加物等を用いることができる。
たとえば、特開昭51−59,989号公報に開示され
ているビニルシクロヘキセン、ビニルシクロヘキサン等
のビニル脂環式炭化水素系単量体の重合体及びその水素
添加物、特開昭63−43,910号公報、特開昭64
−1,706号公報等に開示されているスチレン、α−
メチルスチレン等のビニル芳香族系単量体の重合体の芳
香環部分の水素添加物等を用いることができる。
【0020】脂環式構造含有熱可塑性樹脂の分子量は、
使用目的に応じて適宜選択されるが、シクロヘキサン溶
液(重合体樹脂が溶解しない場合はトルエン溶液)のゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測
定されるポリイソプレン換算(トルエン溶液の場合はポ
リスチレン換算)の重量平均分子量(Mw)で、5,0
00以上、好ましくは5,000〜500,000、よ
り好ましくは8,000〜200,000、特に好まし
くは10,000〜100,000の範囲であるとき
に、機械的強度と成形加工性とが高度にバランスし好適
である。
使用目的に応じて適宜選択されるが、シクロヘキサン溶
液(重合体樹脂が溶解しない場合はトルエン溶液)のゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測
定されるポリイソプレン換算(トルエン溶液の場合はポ
リスチレン換算)の重量平均分子量(Mw)で、5,0
00以上、好ましくは5,000〜500,000、よ
り好ましくは8,000〜200,000、特に好まし
くは10,000〜100,000の範囲であるとき
に、機械的強度と成形加工性とが高度にバランスし好適
である。
【0021】脂環式構造含有熱可塑性樹脂のガラス転移
温度(Tg)は、使用目的に応じて適宜選択されればよ
いが、特に得られる成形品を光学用途に使用する場合を
考慮すると高い方が好ましく、通常90°C以上、好ま
しくは120°C以上、より好ましくは140°C以上
であるときに、耐熱性と成形加工性とが高度にバランス
し好適である。
温度(Tg)は、使用目的に応じて適宜選択されればよ
いが、特に得られる成形品を光学用途に使用する場合を
考慮すると高い方が好ましく、通常90°C以上、好ま
しくは120°C以上、より好ましくは140°C以上
であるときに、耐熱性と成形加工性とが高度にバランス
し好適である。
【0022】脂環式構造含有熱可塑性樹脂の、280°
C、荷重2.16kgfにおけるJIS−K−6719
により測定したメルトフローレート(MFR)は、使用
目的に応じて適宜選択すれば良いが、通常0.1〜10
0g/10min.、好ましくは1〜50g/10mi
n.の範囲であるときに、成形加工性および成形品の歩
留まりが向上する。
C、荷重2.16kgfにおけるJIS−K−6719
により測定したメルトフローレート(MFR)は、使用
目的に応じて適宜選択すれば良いが、通常0.1〜10
0g/10min.、好ましくは1〜50g/10mi
n.の範囲であるときに、成形加工性および成形品の歩
留まりが向上する。
【0023】ちなみに、これらの脂環式構造含有熱可塑
性樹脂は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合
わせて用いることができる。
性樹脂は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合
わせて用いることができる。
【0024】上記脂環式構造含有熱可塑性樹脂には、必
要に応じて、配合剤を添加することができる。配合剤と
しては、樹脂工業で一般的に用いられるものであれば格
別な限定はないが、例えば、酸化防止剤; ヒンダード
フェノール系などの紫外線吸収剤;脂肪族アルコール、
脂肪族エステル、芳香族エステル、トリグリセライド
類、フッ素系界面活性剤、高級脂肪酸金属塩などの離型
剤; その他の滑剤、防曇剤、可塑剤、顔料、近赤外吸
収剤、帯電防止剤、補強材などを挙げることができる。
これらの配合剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上
を組み合わせて用いることができる。配合剤の配合量
は、本発明の範囲を損ねない範囲で適宜選択され、本発
明に係るペレットの比重は0.5〜5.0g/cm3
の範囲が通常である。
要に応じて、配合剤を添加することができる。配合剤と
しては、樹脂工業で一般的に用いられるものであれば格
別な限定はないが、例えば、酸化防止剤; ヒンダード
フェノール系などの紫外線吸収剤;脂肪族アルコール、
脂肪族エステル、芳香族エステル、トリグリセライド
類、フッ素系界面活性剤、高級脂肪酸金属塩などの離型
剤; その他の滑剤、防曇剤、可塑剤、顔料、近赤外吸
収剤、帯電防止剤、補強材などを挙げることができる。
これらの配合剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上
を組み合わせて用いることができる。配合剤の配合量
は、本発明の範囲を損ねない範囲で適宜選択され、本発
明に係るペレットの比重は0.5〜5.0g/cm3
の範囲が通常である。
【0025】特に本実施形態においては、得られる成形
品の成形不良を防止する観点から、酸化防止剤を配合す
ることが望ましく、その配合量は脂環式構造含有熱可塑
性樹脂100重量部に対して通常0.01〜100重量
部、好ましくは0.05〜50重量部の範囲である。
品の成形不良を防止する観点から、酸化防止剤を配合す
ることが望ましく、その配合量は脂環式構造含有熱可塑
性樹脂100重量部に対して通常0.01〜100重量
部、好ましくは0.05〜50重量部の範囲である。
【0026】酸化防止剤としては、フェノール系酸化防
止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤などが挙
げられるが、これらの中でも、フェノール系酸化防止剤
が好ましく、アルキル置換フェノール系酸化防止剤が特
に好ましい。
止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤などが挙
げられるが、これらの中でも、フェノール系酸化防止剤
が好ましく、アルキル置換フェノール系酸化防止剤が特
に好ましい。
【0027】本発明において好適に用いられるフェノー
ル系酸化防止剤としては、例えば、2−t−ブチル−6
−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベン
ジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ
−t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−
2−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレー
トなどの特開昭63−179,953号公報や特開平1
−168,643号公報に記載されるアクリレート系化
合物; オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’
−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス
(メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’
−ヒドロキシフェニルプロピオネート)メタン[すなわ
ち、ペンタエリスリメチル−テトラキス(3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネ
ート)]、トリエチレングリコール ビス(3−(3−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プ
ロピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合
物; 6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチル
アニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−
トリアジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリ
アジン、2−オクチルチオ−4,6−ビス−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−
トリアジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合
物; などが挙げられる。これらの酸化防止剤は、それ
ぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
ル系酸化防止剤としては、例えば、2−t−ブチル−6
−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベン
ジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ
−t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−
2−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレー
トなどの特開昭63−179,953号公報や特開平1
−168,643号公報に記載されるアクリレート系化
合物; オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’
−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス
(メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’
−ヒドロキシフェニルプロピオネート)メタン[すなわ
ち、ペンタエリスリメチル−テトラキス(3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネ
ート)]、トリエチレングリコール ビス(3−(3−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プ
ロピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合
物; 6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチル
アニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−
トリアジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリ
アジン、2−オクチルチオ−4,6−ビス−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−
トリアジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合
物; などが挙げられる。これらの酸化防止剤は、それ
ぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
【0028】本発明のペレットは、通常、上記脂環式構
造含有熱可塑性樹脂、または必要に応じて上記配合剤を
配合したものを、溶融混練し、ストランドダイを通して
ストランド状または棒状にして押し出し、次いで、カッ
ターなどで切断して得ることができる。混練は、例え
ば、ミキサー、一軸または二軸混練機、ロール、ブラベ
ンダーなどで行われる。混練する場合には、一般に、脂
環式構造含有熱可塑性樹脂のTg、またはその他の配合
剤のTgもしくは融点(Tm)のいずれか最高温度をT
(°C)とすると、T+20°C〜T+150°Cの樹
脂温度で、十分にシェアをかける。樹脂温度が低すぎる
と粘度が高くなり混練が困難であり、高すぎると樹脂や
配合剤が劣化し、粘度や融点の差により両者がうまく混
練できない。
造含有熱可塑性樹脂、または必要に応じて上記配合剤を
配合したものを、溶融混練し、ストランドダイを通して
ストランド状または棒状にして押し出し、次いで、カッ
ターなどで切断して得ることができる。混練は、例え
ば、ミキサー、一軸または二軸混練機、ロール、ブラベ
ンダーなどで行われる。混練する場合には、一般に、脂
環式構造含有熱可塑性樹脂のTg、またはその他の配合
剤のTgもしくは融点(Tm)のいずれか最高温度をT
(°C)とすると、T+20°C〜T+150°Cの樹
脂温度で、十分にシェアをかける。樹脂温度が低すぎる
と粘度が高くなり混練が困難であり、高すぎると樹脂や
配合剤が劣化し、粘度や融点の差により両者がうまく混
練できない。
【0029】ペレットの形状は、その断面(ストランド
排出方向に対して垂直面)は、通常、円形で、成形ダイ
穴形により形成されるが、成形ダイから排出後にストラ
ンドが受ける荷重などにより楕円状になることもある。
ペレット断面の平均径は、通常、0.1〜10mm、好
ましくは0.5〜5mm、より好ましくは1〜4mmで
ある。平均径が大きすぎても小さすぎても、射出成形な
ど加工成形が安定せず、成形品にシルバーストリークや
ヒケなどの不具合が発生しやすい。ペレットの長さ(ス
トランド排出方向の長さ)は、ストランドカット速度に
より任意に変えることが可能であるが、通常、1〜10
mm、好ましくは2〜8mm、より好ましくは2〜6m
mである。ペレットの長さが長すぎたり短すぎたりする
と、射出成形時のくい込みが悪く成形が安定せず、成形
品にシルバーストリークやヒケなどの不具合が発生しや
すい。
排出方向に対して垂直面)は、通常、円形で、成形ダイ
穴形により形成されるが、成形ダイから排出後にストラ
ンドが受ける荷重などにより楕円状になることもある。
ペレット断面の平均径は、通常、0.1〜10mm、好
ましくは0.5〜5mm、より好ましくは1〜4mmで
ある。平均径が大きすぎても小さすぎても、射出成形な
ど加工成形が安定せず、成形品にシルバーストリークや
ヒケなどの不具合が発生しやすい。ペレットの長さ(ス
トランド排出方向の長さ)は、ストランドカット速度に
より任意に変えることが可能であるが、通常、1〜10
mm、好ましくは2〜8mm、より好ましくは2〜6m
mである。ペレットの長さが長すぎたり短すぎたりする
と、射出成形時のくい込みが悪く成形が安定せず、成形
品にシルバーストリークやヒケなどの不具合が発生しや
すい。
【0030】本発明のペレットの好適な製造方法は、た
とえば、成形ダイから連続的に押し出されたストランド
を水冷固化してカットする「コールドカット式」や、成
形ダイから連続的に押し出された直後のストランドをカ
ットする「ホットカット式」などの方式を用い、成形ダ
イのストランド排出口付近を低酸素雰囲気にして製造す
ることが好ましい。成形ダイのストランド排出口付近を
低酸素雰囲気にしながらストランド引きを行うことによ
り、長時間の連続成形加工によってもストランド排出口
付近に目ヤニが発生するおそれは少なく、その排出口か
ら排出されるストランドに目ヤニが付着するのを効果的
に防止することができる。また、ストランド排出口に目
ヤニが付着するおそれが少ないので、成形作業途中にス
トランド排出口付近をクリーニングする頻度が少なくて
済み、長時間の連続加工成形が可能となる。したがっ
て、本発明によれば、連続的に目ヤニが付着しているお
それの少ないペレットを、効率的かつ大量に製造するこ
とができる。
とえば、成形ダイから連続的に押し出されたストランド
を水冷固化してカットする「コールドカット式」や、成
形ダイから連続的に押し出された直後のストランドをカ
ットする「ホットカット式」などの方式を用い、成形ダ
イのストランド排出口付近を低酸素雰囲気にして製造す
ることが好ましい。成形ダイのストランド排出口付近を
低酸素雰囲気にしながらストランド引きを行うことによ
り、長時間の連続成形加工によってもストランド排出口
付近に目ヤニが発生するおそれは少なく、その排出口か
ら排出されるストランドに目ヤニが付着するのを効果的
に防止することができる。また、ストランド排出口に目
ヤニが付着するおそれが少ないので、成形作業途中にス
トランド排出口付近をクリーニングする頻度が少なくて
済み、長時間の連続加工成形が可能となる。したがっ
て、本発明によれば、連続的に目ヤニが付着しているお
それの少ないペレットを、効率的かつ大量に製造するこ
とができる。
【0031】本発明における低酸素雰囲気として、好ま
しくは酸素濃度が10vol%以下、より好ましくは8
vol%以下の雰囲気となるよう調整する。酸素濃度が
より低い作業雰囲気とすることにより、溶融樹脂の酸化
が防止され、これによって目ヤニの発生が抑制される。
しくは酸素濃度が10vol%以下、より好ましくは8
vol%以下の雰囲気となるよう調整する。酸素濃度が
より低い作業雰囲気とすることにより、溶融樹脂の酸化
が防止され、これによって目ヤニの発生が抑制される。
【0032】上記低酸素雰囲気を作る具体的な手段とし
ては、たとえば、成形ダイのストランド排出口付近に、
窒素やヘリウム等の不活性ガスを放出するなどが挙げら
れる。
ては、たとえば、成形ダイのストランド排出口付近に、
窒素やヘリウム等の不活性ガスを放出するなどが挙げら
れる。
【0033】なお、目ヤニの付着を効率的に防止するた
めには、既述のようにストランド排出口付近に不活性ガ
スを放出するなどして低酸素雰囲気にすることが好まし
い。
めには、既述のようにストランド排出口付近に不活性ガ
スを放出するなどして低酸素雰囲気にすることが好まし
い。
【0034】上記ペレットの製造方法において使用する
成形ダイの構造は、特に限定されない。要するに、スト
ランド排出口付近を低酸素雰囲気にできるのであれば、
通常の構造の成形ダイを使用することができる。例え
ば、成形ダイ本体に設けられたストランド排出口と、該
ストランド排出口の周囲に設けられ、低酸素雰囲気ガス
をストランドに向けて噴出するガス噴出口とを有するも
のが挙げられる。このガス噴出口から不活性ガスを所定
流量放出することにより、ストランド排出口付近の雰囲
気を効率的に低酸素濃度雰囲気にすることができる。こ
の雰囲気でストランドの連続成形を行うことによりスト
ランド排出口付近に目ヤニが発生・付着するのを防止で
き、したがって成形されるストランドに目ヤニが付着す
るのを効果的に防止できる。また、ガス噴出口を成形ダ
イに形成することなく、別のノズルを成形ダイの近くに
配置し、そこから不活性ガスを吹き付けても同じ効果が
得られる。
成形ダイの構造は、特に限定されない。要するに、スト
ランド排出口付近を低酸素雰囲気にできるのであれば、
通常の構造の成形ダイを使用することができる。例え
ば、成形ダイ本体に設けられたストランド排出口と、該
ストランド排出口の周囲に設けられ、低酸素雰囲気ガス
をストランドに向けて噴出するガス噴出口とを有するも
のが挙げられる。このガス噴出口から不活性ガスを所定
流量放出することにより、ストランド排出口付近の雰囲
気を効率的に低酸素濃度雰囲気にすることができる。こ
の雰囲気でストランドの連続成形を行うことによりスト
ランド排出口付近に目ヤニが発生・付着するのを防止で
き、したがって成形されるストランドに目ヤニが付着す
るのを効果的に防止できる。また、ガス噴出口を成形ダ
イに形成することなく、別のノズルを成形ダイの近くに
配置し、そこから不活性ガスを吹き付けても同じ効果が
得られる。
【0035】成形品 上記のようにして製造されたペレットを用いて各種成形
品を形成することができる。特に本発明のペレットは、
目ヤニが付着しているおそれが少ないので、このペレッ
トを成形して得られる成形品の成形不良を防止でき、成
形品の歩留まりが向上する。
品を形成することができる。特に本発明のペレットは、
目ヤニが付着しているおそれが少ないので、このペレッ
トを成形して得られる成形品の成形不良を防止でき、成
形品の歩留まりが向上する。
【0036】本発明のペレットは、たとえば、光学用途
(レンズ、プリズム、光拡散板、導光板、光ディスク、
光磁気ディスク、光拡散フィルムなど)、医療用途(プ
レフィールドシリンジ、バイアル、PTP、検査用セ
ル、医薬品容器など)、クリーン容器(ウエハーシッパ
ー、キャリアなど)、包装フィルム、農業用フィルムな
どの各種用途の成形品の成形に使用することができる。
特に情報ディスク(光ディスク、光磁気ディスクなど)
などの光学用途の成形品に適用して好ましい。
(レンズ、プリズム、光拡散板、導光板、光ディスク、
光磁気ディスク、光拡散フィルムなど)、医療用途(プ
レフィールドシリンジ、バイアル、PTP、検査用セ
ル、医薬品容器など)、クリーン容器(ウエハーシッパ
ー、キャリアなど)、包装フィルム、農業用フィルムな
どの各種用途の成形品の成形に使用することができる。
特に情報ディスク(光ディスク、光磁気ディスクなど)
などの光学用途の成形品に適用して好ましい。
【0037】本発明に係る成形品は、上記ペレットを各
種成形方法により製造することができる。成形品の成形
方法は、目的とする成形品に応じて適宜決定すればよ
く、たとえば、射出成形、プレス成形、押出ブロー成
形、射出ブロー成形、多層ブロー成形、コネクションブ
ロー成形、二重壁ブロー成形、延伸ブロー成形、真空成
形、回転成形などが挙げられるが、成形精度からは、射
出成形、プレス成形が好ましい。成形品の成形時の樹脂
の溶融温度は、脂環式構造含有熱可塑性樹脂の種類によ
っても異なるが、通常100〜400°C、好ましくは
200〜350°Cである。
種成形方法により製造することができる。成形品の成形
方法は、目的とする成形品に応じて適宜決定すればよ
く、たとえば、射出成形、プレス成形、押出ブロー成
形、射出ブロー成形、多層ブロー成形、コネクションブ
ロー成形、二重壁ブロー成形、延伸ブロー成形、真空成
形、回転成形などが挙げられるが、成形精度からは、射
出成形、プレス成形が好ましい。成形品の成形時の樹脂
の溶融温度は、脂環式構造含有熱可塑性樹脂の種類によ
っても異なるが、通常100〜400°C、好ましくは
200〜350°Cである。
【0038】
【実施例】以下、本発明を、さらに詳細な実施例に基づ
き説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
以下の説明において、部または%は、特に断りがない限
り重量基準である。
き説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
以下の説明において、部または%は、特に断りがない限
り重量基準である。
【0039】なお、以下の実施例における目ヤニ付きペ
レットの個数、目ヤニの平均大きさ、目ヤニ平均光線透
過率および製造後のペレットにより得られた成形品(光
磁気ディスク)の性能評価は、以下のようにして行っ
た。
レットの個数、目ヤニの平均大きさ、目ヤニ平均光線透
過率および製造後のペレットにより得られた成形品(光
磁気ディスク)の性能評価は、以下のようにして行っ
た。
【0040】目ヤニ付きペレットの個数 得られたペレットから500gのペレットを、10回抽
出し、それぞれの回ごとにペレットの目視検査(必要に
よりルーペ使用)を行い、目ヤニ付きペレットの個数を
数えた。そして、各回ごとの目ヤニ付きペレットの個数
を加算して抽出回数(10回)で除して平均化し、この
値を目ヤニ付きペレットの個数とした。
出し、それぞれの回ごとにペレットの目視検査(必要に
よりルーペ使用)を行い、目ヤニ付きペレットの個数を
数えた。そして、各回ごとの目ヤニ付きペレットの個数
を加算して抽出回数(10回)で除して平均化し、この
値を目ヤニ付きペレットの個数とした。
【0041】(1)酸素濃度の測定 横川電機社製の酸素計OX−15を用いて、ストランド
排出口(ノズル口)付近の酸素濃度を測定した。
排出口(ノズル口)付近の酸素濃度を測定した。
【0042】(2)目ヤニの平均大きさ 上記作業により抽出された目ヤニ付きペレットの目ヤニ
の平均大きさ(最大長さ。粒状の場合は粒径)を、光学
顕微鏡を用いて測定した。
の平均大きさ(最大長さ。粒状の場合は粒径)を、光学
顕微鏡を用いて測定した。
【0043】(3)目ヤニの平均光線透過率 上記抽出された目ヤニ付きペレットを、シクロヘキサン
に浸漬させながら、1時間100rpmで振とうさせ、
その溶液を口径10μmのメンブランフィルターにて濾
過し、フィルター上の目ヤニを採取し、この目ヤニの4
50nmにおける平均光線透過率を、分光光度計(日本
分光社製の製品番号U−30)により測定した。
に浸漬させながら、1時間100rpmで振とうさせ、
その溶液を口径10μmのメンブランフィルターにて濾
過し、フィルター上の目ヤニを採取し、この目ヤニの4
50nmにおける平均光線透過率を、分光光度計(日本
分光社製の製品番号U−30)により測定した。
【0044】(4)ビットエラーレート 作製した光磁気ディスクを所定のケースに納め、日立電
子エンジニアリング社製の光磁気ディスク媒体総合評価
装置OT−5500によりビットエラーレートを測定
し、1×10−6未満を良好、1×10−6以上を不良
としてその歩留まりを3段階評価した(◎:優、○:
良、×:不可)。
子エンジニアリング社製の光磁気ディスク媒体総合評価
装置OT−5500によりビットエラーレートを測定
し、1×10−6未満を良好、1×10−6以上を不良
としてその歩留まりを3段階評価した(◎:優、○:
良、×:不可)。
【0045】実施例1 6−メチル−テトラシクロ[4.4.0.12,5 .
17,10]−ドデカ−3−エン(以下、MTDとい
う)90%と、5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘ
プト−2−エン10%を含んでなるノルボルネン系単量
体から合成した開環重合体100部を、シクロヘキサン
400部に溶解し、水素化触媒としてニッケル−アルミ
ナ触媒(日揮化学社製)5部を加え、水素により50k
g/cm2 に加圧して、撹拌しながら温度200°Cま
で加温した後、4時間反応させ、開環重合体水素化ポリ
マーを合成した。不均一の水素化触媒を含んだポリマー
含量20%の反応液をラジオライト#500を濾過床と
して、加圧濾過(フンダフィルター、石川島播磨重工社
製)を使用し、圧力2.5kg/cm2 で加圧濾過し
て、無色透明な溶液を得た。この溶液100部を、さら
に金属ファイバー製フィルター(口径3μm、ニチダイ
社製)及び金属ファイバー製フィルター(口径0.2μ
m、ニチダイ社製)にて濾過して異物を除去し、溶剤成
分であるシクロヘキサンを円筒形濃縮乾燥器(日立製作
所社製)によって、運転条件を第1ステップ:温度27
0°C、圧力100Torr、第2ステップ:温度27
0°C、圧力5Torrとして除去してポリマーを得
た。
17,10]−ドデカ−3−エン(以下、MTDとい
う)90%と、5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘ
プト−2−エン10%を含んでなるノルボルネン系単量
体から合成した開環重合体100部を、シクロヘキサン
400部に溶解し、水素化触媒としてニッケル−アルミ
ナ触媒(日揮化学社製)5部を加え、水素により50k
g/cm2 に加圧して、撹拌しながら温度200°Cま
で加温した後、4時間反応させ、開環重合体水素化ポリ
マーを合成した。不均一の水素化触媒を含んだポリマー
含量20%の反応液をラジオライト#500を濾過床と
して、加圧濾過(フンダフィルター、石川島播磨重工社
製)を使用し、圧力2.5kg/cm2 で加圧濾過し
て、無色透明な溶液を得た。この溶液100部を、さら
に金属ファイバー製フィルター(口径3μm、ニチダイ
社製)及び金属ファイバー製フィルター(口径0.2μ
m、ニチダイ社製)にて濾過して異物を除去し、溶剤成
分であるシクロヘキサンを円筒形濃縮乾燥器(日立製作
所社製)によって、運転条件を第1ステップ:温度27
0°C、圧力100Torr、第2ステップ:温度27
0°C、圧力5Torrとして除去してポリマーを得
た。
【0046】こうして得られたポリマーを、クラス1,
000のクリーンルーム内で、二軸押出成形機(TEM
−35B、東芝機械社製)を用いて、樹脂温度320゜
Cで成形ダイからストランド引きを行い、直ちに水冷し
た後、ペレタイザー(OSP−2、長田製作所社製)で
所定の長さにカッティングして、ペレット18部を得
た。得られたペレットは、表面を研磨したステンレス製
密閉容器に総て充填し、保管した。
000のクリーンルーム内で、二軸押出成形機(TEM
−35B、東芝機械社製)を用いて、樹脂温度320゜
Cで成形ダイからストランド引きを行い、直ちに水冷し
た後、ペレタイザー(OSP−2、長田製作所社製)で
所定の長さにカッティングして、ペレット18部を得
た。得られたペレットは、表面を研磨したステンレス製
密閉容器に総て充填し、保管した。
【0047】本実施例では、成形ダイとして、管状のノ
ズルと、そのノズルの外周を囲むようにガス噴出口を設
けたものを用いた。そして、該ガス噴出口から窒素を噴
出させ、成形ダイのノズル口付近の酸素濃度を約0.5
vol%にした。
ズルと、そのノズルの外周を囲むようにガス噴出口を設
けたものを用いた。そして、該ガス噴出口から窒素を噴
出させ、成形ダイのノズル口付近の酸素濃度を約0.5
vol%にした。
【0048】得られたペレットを用いて目ヤニ付きペレ
ットの個数を確認したところ、ペレット500g中、0
個であった。また目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平
均光線透過率も確認した。これらの結果を表1に示す。
ットの個数を確認したところ、ペレット500g中、0
個であった。また目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平
均光線透過率も確認した。これらの結果を表1に示す。
【0049】目ヤニ付きペレットの個数などの確認後、
このペレットを、樹脂のガラス転移温度(Tg)より2
0°Cほど低い温度で4時間、予備乾燥し、次いで、住
友重機械工業社製の射出成形機(DISK)および光磁
気ディスク用スタンパーを取り付けた金型を使用し、成
形温度340°C、金型温度を120°Cに設定して射
出成形を行った。光学顕微鏡観察で基板表面に不良がな
いことが確認された生基板のみを記録膜層、保護コート
層を形成し、ハブを超音波溶着して130mmΦの光磁
気ディスクを得た。なお、記録膜層は日電アネルバ製I
LC−3000を使用して、SiN100nm、TbF
eCo30nm、SiN40nm及びAl40nmで構
成され、記録膜層は最外周部の幅1.0mmと、内周部
で溝の外側の幅2.0mmには設けなかった。保護コー
ト層は大日本インキ化学工業社製の紫外線硬化型樹脂S
D−301を使用してスピンコート法にて記録膜層全体
を覆うように塗布し、メタルハライドランプ(80W/
cm)にて、積算照射量3,000mJcm2 で硬化
させ、別途成形したハブを超音波接着した。
このペレットを、樹脂のガラス転移温度(Tg)より2
0°Cほど低い温度で4時間、予備乾燥し、次いで、住
友重機械工業社製の射出成形機(DISK)および光磁
気ディスク用スタンパーを取り付けた金型を使用し、成
形温度340°C、金型温度を120°Cに設定して射
出成形を行った。光学顕微鏡観察で基板表面に不良がな
いことが確認された生基板のみを記録膜層、保護コート
層を形成し、ハブを超音波溶着して130mmΦの光磁
気ディスクを得た。なお、記録膜層は日電アネルバ製I
LC−3000を使用して、SiN100nm、TbF
eCo30nm、SiN40nm及びAl40nmで構
成され、記録膜層は最外周部の幅1.0mmと、内周部
で溝の外側の幅2.0mmには設けなかった。保護コー
ト層は大日本インキ化学工業社製の紫外線硬化型樹脂S
D−301を使用してスピンコート法にて記録膜層全体
を覆うように塗布し、メタルハライドランプ(80W/
cm)にて、積算照射量3,000mJcm2 で硬化
させ、別途成形したハブを超音波接着した。
【0050】作製した光磁気ディスクを所定のケースに
納め、日立電子エンジニアリング社製の光磁気ディスク
媒体総合評価装置OT−5500によりビットエラーレ
ートを測定し、1×10−6未満を良好、1×10−6
以上を不良としてその歩留まりを3段階評価した(◎:
優、○:良、×:不可)。この光磁気ディスクの評価結
果を表1に示す。
納め、日立電子エンジニアリング社製の光磁気ディスク
媒体総合評価装置OT−5500によりビットエラーレ
ートを測定し、1×10−6未満を良好、1×10−6
以上を不良としてその歩留まりを3段階評価した(◎:
優、○:良、×:不可)。この光磁気ディスクの評価結
果を表1に示す。
【0051】実施例2 成形ダイとして、ノズル口の周囲にガス噴出口を有さな
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近に、成形ダイ本体側面より直接、窒素を供給し、
ノズル口付近の酸素濃度を約4.5vol%とした以外
は、実施例1と同様に、目ヤニ付きペレットの個数を確
認したところ、ペレット500g中、3.2個であっ
た。また目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平均光線透
過率も確認した。これらの結果を表1に示す。また、実
施例1と同様に、光磁気ディスク基板を射出成形により
成形した。この光磁気ディスクの評価を行った。その結
果を表1に示す。
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近に、成形ダイ本体側面より直接、窒素を供給し、
ノズル口付近の酸素濃度を約4.5vol%とした以外
は、実施例1と同様に、目ヤニ付きペレットの個数を確
認したところ、ペレット500g中、3.2個であっ
た。また目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平均光線透
過率も確認した。これらの結果を表1に示す。また、実
施例1と同様に、光磁気ディスク基板を射出成形により
成形した。この光磁気ディスクの評価を行った。その結
果を表1に示す。
【0052】実施例3 成形ダイとして、ノズル口の周囲にガス噴出口を有さな
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近に、成形ダイ本体側面より直接、窒素を供給し、
ノズル口付近の酸素濃度を約8vol%とした以外は、
実施例1と同様に、目ヤニ付きペレットの個数を確認し
たところ、ペレット500g中、4.1個であった。ま
た目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平均光線透過率も
確認した。これらの結果を表1に示す。また、実施例1
と同様に、光磁気ディスク基板を射出成形により成形し
た。この光磁気ディスクの評価を行った。その結果を表
1に示す。
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近に、成形ダイ本体側面より直接、窒素を供給し、
ノズル口付近の酸素濃度を約8vol%とした以外は、
実施例1と同様に、目ヤニ付きペレットの個数を確認し
たところ、ペレット500g中、4.1個であった。ま
た目ヤニの平均大きさおよび目ヤニの平均光線透過率も
確認した。これらの結果を表1に示す。また、実施例1
と同様に、光磁気ディスク基板を射出成形により成形し
た。この光磁気ディスクの評価を行った。その結果を表
1に示す。
【0053】比較例1 成形ダイとして、ノズル口の周囲にガス噴出口を有さな
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近には窒素を供給しなかった以外は、実施例1と同
様に、目ヤニ付きペレットの個数を確認したところ、ペ
レット500g中、11.5個であった。また目ヤニの
平均大きさおよび目ヤニの平均光線透過率も確認した。
これらの結果を表1に示す。なお、ノズル口付近の酸素
濃度は約20vol%であった。また、実施例1と同様
に、光磁気ディスク基板を射出成形により成形した。こ
の光磁気ディスクの評価を行った。その結果を表1に示
す。
い通常の成形ダイを用い、該成形ダイのストランド排出
口付近には窒素を供給しなかった以外は、実施例1と同
様に、目ヤニ付きペレットの個数を確認したところ、ペ
レット500g中、11.5個であった。また目ヤニの
平均大きさおよび目ヤニの平均光線透過率も確認した。
これらの結果を表1に示す。なお、ノズル口付近の酸素
濃度は約20vol%であった。また、実施例1と同様
に、光磁気ディスク基板を射出成形により成形した。こ
の光磁気ディスクの評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、目ヤニが付着したペレットの含有量が極めて少ない
脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるペレットが提供さ
れる。また、本発明によれば、目ヤニの発生を抑制し、
長時間の連続成形加工が可能な脂環式構造含有熱可塑性
樹脂からなるペレットの製造方法が提供される。
ば、目ヤニが付着したペレットの含有量が極めて少ない
脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるペレットが提供さ
れる。また、本発明によれば、目ヤニの発生を抑制し、
長時間の連続成形加工が可能な脂環式構造含有熱可塑性
樹脂からなるペレットの製造方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 治彦 神奈川県川崎市川崎区夜光一丁目2番1号 日本ゼオン株式会社総合開発センター内 Fターム(参考) 4F201 AC01 BA02 BC01 BC02 BC12 BC15 BC17 BC19 BD05 BL10 BL43
Claims (3)
- 【請求項1】 目ヤニが付着しているペレットの含有割
合が、ペレット500g中5個以下である脂環式構造含
有熱可塑性樹脂からなるペレット。 - 【請求項2】 成形ダイのストランド排出口付近を低酸
素雰囲気にすることにより脂環式構造含有熱可塑性樹脂
からなるペレットを製造することを特徴とするペレット
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のペレットを成形して得ら
れる成形品。
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JP11090842A JP2000280240A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ペレットおよびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018173838A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 日本ゼオン株式会社 | 成形材料の製造方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11090842A patent/JP2000280240A/ja active Pending
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