JP2000273492A - 清浄剤組成物及び該組成物を含浸させてなる清拭用品 - Google Patents
清浄剤組成物及び該組成物を含浸させてなる清拭用品Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】繊維に含浸させて清拭材として使用したとき、
優れた抗菌効果を有するとともに、使用後にサラサラと
した優れた肌触り感と清浄感を与えることができる清浄
剤組成物及び該組成物を含浸させた清拭用品を提供す
る。 【解決手段】凝固点30℃以上のポリオキシアルキレン
化合物と抗菌成分を含有することを特徴とする清浄剤組
成物及び該組成物を含浸させてなることを特徴とする清
拭用品。
優れた抗菌効果を有するとともに、使用後にサラサラと
した優れた肌触り感と清浄感を与えることができる清浄
剤組成物及び該組成物を含浸させた清拭用品を提供す
る。 【解決手段】凝固点30℃以上のポリオキシアルキレン
化合物と抗菌成分を含有することを特徴とする清浄剤組
成物及び該組成物を含浸させてなることを特徴とする清
拭用品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清浄剤組成物及び
該組成物を含浸させてなる清拭用品に関する。さらに詳
しくは、本発明は、優れた抗菌効果を有するとともに、
使用後にサラサラとした優れた肌触り感と清浄感を与え
ることができる清浄剤組成物及び該組成物を含浸させて
なる清拭用品に関する。
該組成物を含浸させてなる清拭用品に関する。さらに詳
しくは、本発明は、優れた抗菌効果を有するとともに、
使用後にサラサラとした優れた肌触り感と清浄感を与え
ることができる清浄剤組成物及び該組成物を含浸させて
なる清拭用品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、四季を通じて適度な温度や湿度を
保つことができるような快適な生活環境が整ってきたこ
とから、従来季節の移り変わりとともに繁殖と衰退を繰
り返した種々の細菌やカビなどの微生物類が、季節に関
わりなく発生するようになっている。また、消費者の衛
生志向の高まりから、手指の抗菌清浄、衣類の抗菌加
工、キッチン・トイレ・バス、建材、家具類などのあら
ゆる物品の清浄作業に、アルコールや他の消毒剤を、不
織布や紙などの基布に含浸させたウエットティッシュや
クリーナーティッシュが頻繁に使用されている。一般的
にウエットティッシュは、洗浄成分、保水成分、腐敗防
止成分、香料、水、アルコールなどからなる配合組成物
を、不織布などの基布に含浸させた形で使用され、手指
や皮膚表面、物品表面などを拭き取ることで、微生物や
汚れなどの付着物を効果的に除去するための衛生用品と
して広く使用され、その改良が検討されている。例え
ば、特開平3−16542号公報には、エタノールを含
まない無臭タイプの清拭材として、パラオキシ安息香酸
エステルの濃度が0.4%以上、ポリエチレングリコー
ルの濃度が10%以下の水溶液を含浸した清拭材が提案
されている。特開平5−15468号公報には、安定し
た殺菌作用を保持し、皮膚に対する安全性に優れ、皮膚
を拭いたのち放置しても悪臭を発しないウェットワイパ
ーとして、テトラヒドロアビエチン酸とエタノールを含
有する配合物が含浸されたウェットワイパーが提案され
ている。また、特開平6−46968号公報には、アル
コール系溶剤の刺激臭を発生せず、保湿性に優れたウェ
ットティシューとして、塩化ベンザルコニウム又はパラ
ベンとグリコール系溶剤の水溶液を含浸させたウェット
ティシューが提案されている。特開平7−2615号公
報には、殺菌消毒後の被消毒部における抗菌性が持続す
る抗菌性消毒剤含浸布として、医療用殺菌剤とリモネン
を含む消毒剤を含浸した抗菌性消毒剤含浸布が提案され
ている。さらに、特開平9−40516号公報には、人
体や皮膚に対して安全性が高い濡れティッシュとして、
柑橘系植物の果実の種子から抽出された成分を含有する
水溶液を含浸した濡れティッシュが提案されている。特
開平10−165327号公報には、抗菌性及び防黴性
が優れ、人体及び環境に対して無害なウェットティッシ
ュとして、再生セルロース繊維を主体とする不織布に、
キトサンの有機酸水溶液と安息香酸塩を含浸させたウェ
ットティッシュが提案されている。これらの清拭用の繊
維製品は、いずれも薬剤の性質から抗菌を目的としたも
のであり、人体に使用したときの肌触りは考慮されてい
なかった。すなわち、アルコールを含んだ製品を使用し
た場合には、皮膚上の油脂成分を必要以上に拭き取るた
めにカサカサとした肌荒れが起こり、不快感を与える。
また、抗菌成分や腐敗防止成分を添加した製品の場合に
は、アルコールと異なり皮膚表面に残留する抗菌成分や
腐敗防止成分の影響で、ニチャツキのある不快な肌触り
とチクチクした皮膚刺激を与える。さらに、保湿成分や
香料などの配合成分も、皮膚表面に残留することによ
り、ニチャツキのある不快感を与える。このために、抗
菌効果を保持したまま、使用後に優れた肌触り感と清浄
感を与える清浄剤組成物及び清拭用品が求められてい
る。
保つことができるような快適な生活環境が整ってきたこ
とから、従来季節の移り変わりとともに繁殖と衰退を繰
り返した種々の細菌やカビなどの微生物類が、季節に関
わりなく発生するようになっている。また、消費者の衛
生志向の高まりから、手指の抗菌清浄、衣類の抗菌加
工、キッチン・トイレ・バス、建材、家具類などのあら
ゆる物品の清浄作業に、アルコールや他の消毒剤を、不
織布や紙などの基布に含浸させたウエットティッシュや
クリーナーティッシュが頻繁に使用されている。一般的
にウエットティッシュは、洗浄成分、保水成分、腐敗防
止成分、香料、水、アルコールなどからなる配合組成物
を、不織布などの基布に含浸させた形で使用され、手指
や皮膚表面、物品表面などを拭き取ることで、微生物や
汚れなどの付着物を効果的に除去するための衛生用品と
して広く使用され、その改良が検討されている。例え
ば、特開平3−16542号公報には、エタノールを含
まない無臭タイプの清拭材として、パラオキシ安息香酸
エステルの濃度が0.4%以上、ポリエチレングリコー
ルの濃度が10%以下の水溶液を含浸した清拭材が提案
されている。特開平5−15468号公報には、安定し
た殺菌作用を保持し、皮膚に対する安全性に優れ、皮膚
を拭いたのち放置しても悪臭を発しないウェットワイパ
ーとして、テトラヒドロアビエチン酸とエタノールを含
有する配合物が含浸されたウェットワイパーが提案され
ている。また、特開平6−46968号公報には、アル
コール系溶剤の刺激臭を発生せず、保湿性に優れたウェ
ットティシューとして、塩化ベンザルコニウム又はパラ
ベンとグリコール系溶剤の水溶液を含浸させたウェット
ティシューが提案されている。特開平7−2615号公
報には、殺菌消毒後の被消毒部における抗菌性が持続す
る抗菌性消毒剤含浸布として、医療用殺菌剤とリモネン
を含む消毒剤を含浸した抗菌性消毒剤含浸布が提案され
ている。さらに、特開平9−40516号公報には、人
体や皮膚に対して安全性が高い濡れティッシュとして、
柑橘系植物の果実の種子から抽出された成分を含有する
水溶液を含浸した濡れティッシュが提案されている。特
開平10−165327号公報には、抗菌性及び防黴性
が優れ、人体及び環境に対して無害なウェットティッシ
ュとして、再生セルロース繊維を主体とする不織布に、
キトサンの有機酸水溶液と安息香酸塩を含浸させたウェ
ットティッシュが提案されている。これらの清拭用の繊
維製品は、いずれも薬剤の性質から抗菌を目的としたも
のであり、人体に使用したときの肌触りは考慮されてい
なかった。すなわち、アルコールを含んだ製品を使用し
た場合には、皮膚上の油脂成分を必要以上に拭き取るた
めにカサカサとした肌荒れが起こり、不快感を与える。
また、抗菌成分や腐敗防止成分を添加した製品の場合に
は、アルコールと異なり皮膚表面に残留する抗菌成分や
腐敗防止成分の影響で、ニチャツキのある不快な肌触り
とチクチクした皮膚刺激を与える。さらに、保湿成分や
香料などの配合成分も、皮膚表面に残留することによ
り、ニチャツキのある不快感を与える。このために、抗
菌効果を保持したまま、使用後に優れた肌触り感と清浄
感を与える清浄剤組成物及び清拭用品が求められてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、繊維に含浸
させて清拭材として使用したとき、優れた抗菌効果を有
するとともに、使用後にサラサラとした優れた肌触り感
と清浄感を与えることができる清浄剤組成物及び該組成
物を含浸させてなる清拭用品を提供することを目的とし
てなされたものである。
させて清拭材として使用したとき、優れた抗菌効果を有
するとともに、使用後にサラサラとした優れた肌触り感
と清浄感を与えることができる清浄剤組成物及び該組成
物を含浸させてなる清拭用品を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、凝固点30℃以
上のポリオキシアルキレン化合物を清浄剤組成物に含有
させることにより、アルコールを含んだ製品で起こるカ
サカサした肌荒れ、抗菌成分や腐敗防止成分で起こる不
快なニチャツキとチクチクした皮膚刺激を低減し得るこ
とを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は、(1)凝固点30℃以上
のポリオキシアルキレン化合物と抗菌成分を含有するこ
とを特徴とする清浄剤組成物、(2)ポリオキシアルキ
レン化合物の含有量が、0.01〜10重量%である第
(1)項記載の清浄剤組成物、(3)抗菌成分が、塩化ベ
ンザルコニウム、クロルヘキシジン・ジグルコネート、
塩化セチルピリジニウム、パラヒドロキシ安息香酸エス
テル、安息香酸又は安息香酸塩である第(1)項記載の清
浄剤組成物、及び、(4)第(1)項、第(2)項又は第
(3)項記載の清浄剤組成物を含浸させてなることを特徴
とする清拭用品、を提供するものである。さらに、本発
明の好ましい態様として、(5)ポリオキシアルキレン
化合物の含有量が、0.03〜5重量%である第(2)項
記載の清浄剤組成物、及び、(6)第(5)項記載の清浄
剤組成物を含浸させてなる清拭用品、を挙げることがで
きる。
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、凝固点30℃以
上のポリオキシアルキレン化合物を清浄剤組成物に含有
させることにより、アルコールを含んだ製品で起こるカ
サカサした肌荒れ、抗菌成分や腐敗防止成分で起こる不
快なニチャツキとチクチクした皮膚刺激を低減し得るこ
とを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は、(1)凝固点30℃以上
のポリオキシアルキレン化合物と抗菌成分を含有するこ
とを特徴とする清浄剤組成物、(2)ポリオキシアルキ
レン化合物の含有量が、0.01〜10重量%である第
(1)項記載の清浄剤組成物、(3)抗菌成分が、塩化ベ
ンザルコニウム、クロルヘキシジン・ジグルコネート、
塩化セチルピリジニウム、パラヒドロキシ安息香酸エス
テル、安息香酸又は安息香酸塩である第(1)項記載の清
浄剤組成物、及び、(4)第(1)項、第(2)項又は第
(3)項記載の清浄剤組成物を含浸させてなることを特徴
とする清拭用品、を提供するものである。さらに、本発
明の好ましい態様として、(5)ポリオキシアルキレン
化合物の含有量が、0.03〜5重量%である第(2)項
記載の清浄剤組成物、及び、(6)第(5)項記載の清浄
剤組成物を含浸させてなる清拭用品、を挙げることがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の清浄剤組成物は、凝固点
30℃以上のポリオキシアルキレン化合物と抗菌成分を
含有するものである。本発明組成物は、含浸液として不
織布や紙などの繊維により構成される基布に含浸し、ウ
エットティッシュやクリーナーティッシュなどの清拭用
品として使用することができる。本発明の清浄剤組成物
に含有させるポリオキシアルキレン化合物としては、例
えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリエチレンポ
リプロピレングリコール、ポリエチレンポリテトラメチ
レングリコールなどのポリアルキレングリコール類、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンアリールエ
ーテル、ポリオキシエチレン(アルキルアリール)エーテ
ル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルケニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアリ
ールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン(アルキルアリール)エーテルなどのポリオキシアルキ
レンエーテル類、ポリオキシエチレン(飽和脂肪酸グリ
セリル)エーテル、ポリオキシエチレン(不飽和脂肪酸グ
リセリル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレン(飽和脂肪酸グリセリル)エーテル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレン(不飽和脂肪酸グリセリ
ル)エーテルなどのポリオキシアルキレン(脂肪酸グリセ
リル)エーテル類、ポリオキシエチレン飽和脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン不飽和脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアリールエステル、ポリオキシエチレン
(アルキルアリール)エステル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレン飽和脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレン不飽和脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアリールエステ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(アルキ
ルアリール)エステルなどのポリオキシアルキレンエス
テル類、飽和脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、飽
和脂肪酸ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリ
セリル、不飽和脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、
不飽和脂肪酸ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
グリセリルなどの脂肪酸ポリオキシアルキレングリセリ
ル類などを挙げることができる。
30℃以上のポリオキシアルキレン化合物と抗菌成分を
含有するものである。本発明組成物は、含浸液として不
織布や紙などの繊維により構成される基布に含浸し、ウ
エットティッシュやクリーナーティッシュなどの清拭用
品として使用することができる。本発明の清浄剤組成物
に含有させるポリオキシアルキレン化合物としては、例
えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリエチレンポ
リプロピレングリコール、ポリエチレンポリテトラメチ
レングリコールなどのポリアルキレングリコール類、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンアリールエ
ーテル、ポリオキシエチレン(アルキルアリール)エーテ
ル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルケニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアリ
ールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン(アルキルアリール)エーテルなどのポリオキシアルキ
レンエーテル類、ポリオキシエチレン(飽和脂肪酸グリ
セリル)エーテル、ポリオキシエチレン(不飽和脂肪酸グ
リセリル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレン(飽和脂肪酸グリセリル)エーテル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレン(不飽和脂肪酸グリセリ
ル)エーテルなどのポリオキシアルキレン(脂肪酸グリセ
リル)エーテル類、ポリオキシエチレン飽和脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン不飽和脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアリールエステル、ポリオキシエチレン
(アルキルアリール)エステル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレン飽和脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレン不飽和脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアリールエステ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(アルキ
ルアリール)エステルなどのポリオキシアルキレンエス
テル類、飽和脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、飽
和脂肪酸ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリ
セリル、不飽和脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、
不飽和脂肪酸ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
グリセリルなどの脂肪酸ポリオキシアルキレングリセリ
ル類などを挙げることができる。
【0006】本発明組成物に含有させるポリオキシアル
キレン化合物の凝固点は、30℃以上であり、より好ま
しくは30〜100℃であり、さらに好ましくは35〜
65℃である。ポリオキシアルキレン化合物の凝固点3
0℃は、夏季における人体の体表面温度より高いので、
清浄剤組成物が皮膚に付着して残留しても、ニチャツキ
感やベトツキ感を感じることがなく、サラサラとした快
適な肌触り感を保つことができる。ポリオキシアルキレ
ン化合物の凝固点が30℃未満であると、使用後にニチ
ャツキ感やベトツキ感を感じるおそれがある。ポリオキ
シアルキレン化合物の凝固点が100℃を超えると、使
用後にカサツキ感を感じるおそれがある。本発明組成物
において、ポリオキシアルキレン化合物の含有量は、
0.01〜10重量%であることが好ましく、0.05〜
5重量%であることがより好ましい。ポリオキシアルキ
レン化合物の含有量が0.01重量%未満であると、使
用後にニチャツキ感を感じるおそれがある。ポリオキシ
アルキレン化合物の含有量が10重量%を超えると、使
用後にカサツキ感を感じるおそれがある。本発明組成物
に含有させる抗菌成分に特に制限はなく、一般的にウエ
ットティッシュやクリーナーティッシュにおいて、抗菌
成分として使用されている化合物を用いることができ
る。抗菌成分としては、例えば、エタノール、2−プロ
パノールなどのアルコール類、塩化ベンザルコニウム、
塩化セチルピリジニウムなどの四級アンモニウム塩系化
合物、グルコン酸クロルヘキシジンなどのビグアニド系
化合物、アルキルジ(アミノエチル)グリシンなどのアミ
ノ酸系化合物、安息香酸、安息香酸塩、サリチル酸、サ
リチル酸塩、パラヒドロキシ安息香酸、パラヒドロキシ
安息香酸塩、パラヒドロキシ安息香酸エステル、ソルビ
ン酸、ソルビン酸塩、フェノール系化合物などを挙げる
ことができる。本発明組成物において、抗菌成分の含有
量は0.01〜10重量%であることが好ましく、0.0
5〜5重量%であることがより好ましい。抗菌成分の含
有量が0.01重量%未満であると、抗菌効果が不足す
るおそれがある。抗菌成分の含有量が10重量%を超え
ると、使用後の肌触りの感触が不良となるおそれがあ
る。
キレン化合物の凝固点は、30℃以上であり、より好ま
しくは30〜100℃であり、さらに好ましくは35〜
65℃である。ポリオキシアルキレン化合物の凝固点3
0℃は、夏季における人体の体表面温度より高いので、
清浄剤組成物が皮膚に付着して残留しても、ニチャツキ
感やベトツキ感を感じることがなく、サラサラとした快
適な肌触り感を保つことができる。ポリオキシアルキレ
ン化合物の凝固点が30℃未満であると、使用後にニチ
ャツキ感やベトツキ感を感じるおそれがある。ポリオキ
シアルキレン化合物の凝固点が100℃を超えると、使
用後にカサツキ感を感じるおそれがある。本発明組成物
において、ポリオキシアルキレン化合物の含有量は、
0.01〜10重量%であることが好ましく、0.05〜
5重量%であることがより好ましい。ポリオキシアルキ
レン化合物の含有量が0.01重量%未満であると、使
用後にニチャツキ感を感じるおそれがある。ポリオキシ
アルキレン化合物の含有量が10重量%を超えると、使
用後にカサツキ感を感じるおそれがある。本発明組成物
に含有させる抗菌成分に特に制限はなく、一般的にウエ
ットティッシュやクリーナーティッシュにおいて、抗菌
成分として使用されている化合物を用いることができ
る。抗菌成分としては、例えば、エタノール、2−プロ
パノールなどのアルコール類、塩化ベンザルコニウム、
塩化セチルピリジニウムなどの四級アンモニウム塩系化
合物、グルコン酸クロルヘキシジンなどのビグアニド系
化合物、アルキルジ(アミノエチル)グリシンなどのアミ
ノ酸系化合物、安息香酸、安息香酸塩、サリチル酸、サ
リチル酸塩、パラヒドロキシ安息香酸、パラヒドロキシ
安息香酸塩、パラヒドロキシ安息香酸エステル、ソルビ
ン酸、ソルビン酸塩、フェノール系化合物などを挙げる
ことができる。本発明組成物において、抗菌成分の含有
量は0.01〜10重量%であることが好ましく、0.0
5〜5重量%であることがより好ましい。抗菌成分の含
有量が0.01重量%未満であると、抗菌効果が不足す
るおそれがある。抗菌成分の含有量が10重量%を超え
ると、使用後の肌触りの感触が不良となるおそれがあ
る。
【0007】本発明組成物においては、必要に応じて、
他の添加物を加えることができる。他の添加物として
は、例えば、香料、クエン酸類、エデト酸類、界面活性
剤などの製品安定化剤、シコン、アロエエキス、スクワ
ランなどの天然抽出成分、その他一般的にウエットティ
ッシュ、クリーナーティッシュ、おしぼりなどに使用さ
れている添加物を挙げることができる。本発明の清拭用
品は、本発明の清浄剤組成物を含浸させてなるものであ
る。本発明の清拭用品に用いる基材に特に制限はなく、
一般的にウエットティッシュやクリーナーティッシュに
おいて使用されている繊維基材を用いることができる。
このような繊維基材としては、例えば、綿、麻、絹、毛
などの天然繊維、キュプラ、レーヨン、セルロースアセ
テートなどの半合成繊維、アクリル、ポリフェニレン、
ビニロン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエステル、
ポリオレフィンなどの合成繊維、紙などを挙げることが
できる。本発明の清拭用品において、清浄剤組成物の含
浸量に特に制限はなく、繊維基材の吸水量などに応じて
適宜選択することができるが、通常は繊維基材1重量部
に対して清浄剤組成物0.5〜4重量部を含浸させるこ
とが好ましく、繊維基材1重量部に対して清浄剤組成物
1.5〜3重量部を含浸させることがより好ましい。清
浄剤組成物の含浸量が繊維基材1重量部当たり0.5重
量部未満であると、十分な抗菌効果が得られないおそれ
がある。清浄剤組成物の含浸量が繊維基材1重量部当た
り4重量部を超えると、使用時に清浄剤組成物がしたた
り落ちて、使い勝手が悪くなるおそれがある。従来の清
浄剤組成物は、抗菌性能を優先して優れた抗菌性を有
し、抗菌成分以外にも、保水成分、腐敗防止成分、香料
などの製品安定性を維持するための成分を多量に用いた
配合であったために、使用後の肌触り感についてはまっ
たく考慮されず、付着感、粘着感、残留感などの不快な
肌触りが残った。本発明の清浄剤組成物は、拭取り後の
乾燥が速く、健康な肌で感じられるサラサラとした使用
後の肌触りが得られる。本発明の清浄剤組成物を含浸さ
せてなる清拭用品は、優れた抗菌性を有し、使用後に心
地よい肌触り感と与えることができるウエットティッシ
ュやクリーナーティッシュとして用いることができる。
他の添加物を加えることができる。他の添加物として
は、例えば、香料、クエン酸類、エデト酸類、界面活性
剤などの製品安定化剤、シコン、アロエエキス、スクワ
ランなどの天然抽出成分、その他一般的にウエットティ
ッシュ、クリーナーティッシュ、おしぼりなどに使用さ
れている添加物を挙げることができる。本発明の清拭用
品は、本発明の清浄剤組成物を含浸させてなるものであ
る。本発明の清拭用品に用いる基材に特に制限はなく、
一般的にウエットティッシュやクリーナーティッシュに
おいて使用されている繊維基材を用いることができる。
このような繊維基材としては、例えば、綿、麻、絹、毛
などの天然繊維、キュプラ、レーヨン、セルロースアセ
テートなどの半合成繊維、アクリル、ポリフェニレン、
ビニロン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエステル、
ポリオレフィンなどの合成繊維、紙などを挙げることが
できる。本発明の清拭用品において、清浄剤組成物の含
浸量に特に制限はなく、繊維基材の吸水量などに応じて
適宜選択することができるが、通常は繊維基材1重量部
に対して清浄剤組成物0.5〜4重量部を含浸させるこ
とが好ましく、繊維基材1重量部に対して清浄剤組成物
1.5〜3重量部を含浸させることがより好ましい。清
浄剤組成物の含浸量が繊維基材1重量部当たり0.5重
量部未満であると、十分な抗菌効果が得られないおそれ
がある。清浄剤組成物の含浸量が繊維基材1重量部当た
り4重量部を超えると、使用時に清浄剤組成物がしたた
り落ちて、使い勝手が悪くなるおそれがある。従来の清
浄剤組成物は、抗菌性能を優先して優れた抗菌性を有
し、抗菌成分以外にも、保水成分、腐敗防止成分、香料
などの製品安定性を維持するための成分を多量に用いた
配合であったために、使用後の肌触り感についてはまっ
たく考慮されず、付着感、粘着感、残留感などの不快な
肌触りが残った。本発明の清浄剤組成物は、拭取り後の
乾燥が速く、健康な肌で感じられるサラサラとした使用
後の肌触りが得られる。本発明の清浄剤組成物を含浸さ
せてなる清拭用品は、優れた抗菌性を有し、使用後に心
地よい肌触り感と与えることができるウエットティッシ
ュやクリーナーティッシュとして用いることができる。
【0008】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール6000(凝固点56〜6
1℃)1.6重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.075重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例2 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール6000(凝固点56〜6
1℃)1.6重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.03重量部、変性エタノール60重量
部及び水道水35重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例3 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール1540(凝固点43〜4
7℃)0.8重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.05重量部及び水道水95重量部を撹
拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に対
して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液とし
た。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液2
30重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例4 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール4000(凝固点53〜5
7℃)1.0重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.075重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例5 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール20000(凝固点56〜
64℃)1.2重量部、ポリオキシエチレン(30モル)
セチルエーテル0.08重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール6000(凝固点56〜6
1℃)1.6重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.075重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例2 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール6000(凝固点56〜6
1℃)1.6重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.03重量部、変性エタノール60重量
部及び水道水35重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例3 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール1540(凝固点43〜4
7℃)0.8重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.05重量部及び水道水95重量部を撹
拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に対
して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液とし
た。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液2
30重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例4 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール4000(凝固点53〜5
7℃)1.0重量部、ポリオキシエチレン(30モル)セ
チルエーテル0.075重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例5 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、ポリエチレングリコール20000(凝固点56〜
64℃)1.2重量部、ポリオキシエチレン(30モル)
セチルエーテル0.08重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。
【0009】実施例6 グルコン酸クロルヘキシジン液2重量部、パラヒドロキ
シ安息香酸メチル0.4重量部、アロエエキス(2)0.8
重量部、ポリエチレングリコール60000(凝固点5
8〜67℃)1.0重量部、ポリオキシエチレン(30モ
ル)セチルエーテル0.1重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例7 塩化セチルピリジニウム0.4重量部、安息香酸ナトリ
ウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリ
エチレンポリプロピレングリコール(凝固点55℃、プ
ルロニックF88、旭電化工業(株))0.8重量部、ポ
リオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.05重
量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例8 塩化セチルピリジニウム0.4重量部、安息香酸ナトリ
ウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリ
エチレンポリプロピレングリコール(凝固点35℃、プ
ルロニックP85、旭電化工業(株))0.8重量部、ポ
リオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.05重
量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例9 安息香酸0.8重量部、安息香酸ナトリウム2.4重量
部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリエチレングリ
コール6000(凝固点56〜61℃)1.2重量部、ポ
リエチレンポリプロピレングリコール(凝固点55℃、
プルロニックF88、旭電化工業(株))0.2重量部、
ポリオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.03
重量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解
した。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部
を加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織
布100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させ
てウエットティッシュを作製した。
シ安息香酸メチル0.4重量部、アロエエキス(2)0.8
重量部、ポリエチレングリコール60000(凝固点5
8〜67℃)1.0重量部、ポリオキシエチレン(30モ
ル)セチルエーテル0.1重量部及び水道水95重量部を
撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重量部に
対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含浸液と
した。セルロース系不織布100重量部を、この含浸液
230重量部に含浸させてウエットティッシュを作製し
た。 実施例7 塩化セチルピリジニウム0.4重量部、安息香酸ナトリ
ウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリ
エチレンポリプロピレングリコール(凝固点55℃、プ
ルロニックF88、旭電化工業(株))0.8重量部、ポ
リオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.05重
量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例8 塩化セチルピリジニウム0.4重量部、安息香酸ナトリ
ウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリ
エチレンポリプロピレングリコール(凝固点35℃、プ
ルロニックP85、旭電化工業(株))0.8重量部、ポ
リオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.05重
量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解し
た。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を
加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布
100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させて
ウエットティッシュを作製した。 実施例9 安息香酸0.8重量部、安息香酸ナトリウム2.4重量
部、アロエエキス(2)0.8重量部、ポリエチレングリ
コール6000(凝固点56〜61℃)1.2重量部、ポ
リエチレンポリプロピレングリコール(凝固点55℃、
プルロニックF88、旭電化工業(株))0.2重量部、
ポリオキシエチレン(30モル)セチルエーテル0.03
重量部及び水道水95重量部を撹拌混合し、均一に溶解
した。得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部
を加えて希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織
布100重量部を、この含浸液230重量部に含浸させ
てウエットティッシュを作製した。
【0010】比較例1 濃塩化ベンザルコニウム液50を0.8重量部、安息香
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、プロピレングリコール10重量部、イソステアリン
酸ポリオキシグリセリル1.6重量部及び水道水85重
量部を撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重
量部に対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含
浸液とした。セルロース系不織布100重量部を、この
含浸液230重量部に含浸させてウエットティッシュを
作製した。 比較例2 塩化セチルピリジニウムを0.4重量部、p−ヒドロキ
シ安息香酸メチル2.4重量部、アロエエキス(2)0.4
重量部、プロピレングリコール50重量部及び水道水4
7重量部を撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液
1重量部に対して、水道水7重量部を加えて希釈した液
を含浸液とした。セルロース系不織布100重量部を、
この含浸液230重量部に含浸させてウエットティッシ
ュを作製した。 比較例3 安息香酸ナトリウム2重量部、p−ヒドロキシ安息香酸
メチル0.4重量部、プロピレングリコール10重量部
及び水道水88重量部を撹拌混合し、均一に溶解した。
得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を加え
て希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布10
0重量部を、この含浸液230重量部に含浸させてウエ
ットティッシュを作製した。 実施例10(抗菌性の評価試験) 実施例1〜9及び比較例1〜3で作製したウエットティ
ッシュについて、抗菌性の評価試験を行った。供試菌と
して、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus ATCC 6538P)、大腸菌(Es
cherichia coli IFO3301)、肺炎
桿菌(Klebsiella pneumoniae A
TCC 4352)及び緑膿菌(Pseudomona
s aeruginosa IFO 3080)の4種を
用いた。評価は、ハローテスト法により、37℃で24
時間培養したのち、試料周辺部に阻止帯(ハロー)が認
められる場合は阻止帯の長さ(mm)で、試料周辺部に極
く僅かに阻止帯が認められる場合は0(−)として、阻
止帯が認められない場合は0として表示する。実施例1
のウエットティッシュは、黄色ブドウ球菌に対して6m
m、大腸菌に対して2mm、肺炎桿菌に対して2mm、緑膿
菌に対して0(−)であった。比較例1のウエットティ
ッシュは、黄色ブドウ球菌に対して3mm、大腸菌に対し
て2mm、肺炎桿菌に対して1mm、緑膿菌に対して0
(−)であった。試験した12種のウエットティッシュ
についての結果を、まとめて第1表に示す。
酸ナトリウム2.4重量部、アロエエキス(2)0.8重量
部、プロピレングリコール10重量部、イソステアリン
酸ポリオキシグリセリル1.6重量部及び水道水85重
量部を撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液1重
量部に対して、水道水7重量部を加えて希釈した液を含
浸液とした。セルロース系不織布100重量部を、この
含浸液230重量部に含浸させてウエットティッシュを
作製した。 比較例2 塩化セチルピリジニウムを0.4重量部、p−ヒドロキ
シ安息香酸メチル2.4重量部、アロエエキス(2)0.4
重量部、プロピレングリコール50重量部及び水道水4
7重量部を撹拌混合し、均一に溶解した。得られた溶液
1重量部に対して、水道水7重量部を加えて希釈した液
を含浸液とした。セルロース系不織布100重量部を、
この含浸液230重量部に含浸させてウエットティッシ
ュを作製した。 比較例3 安息香酸ナトリウム2重量部、p−ヒドロキシ安息香酸
メチル0.4重量部、プロピレングリコール10重量部
及び水道水88重量部を撹拌混合し、均一に溶解した。
得られた溶液1重量部に対して、水道水7重量部を加え
て希釈した液を含浸液とした。セルロース系不織布10
0重量部を、この含浸液230重量部に含浸させてウエ
ットティッシュを作製した。 実施例10(抗菌性の評価試験) 実施例1〜9及び比較例1〜3で作製したウエットティ
ッシュについて、抗菌性の評価試験を行った。供試菌と
して、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus ATCC 6538P)、大腸菌(Es
cherichia coli IFO3301)、肺炎
桿菌(Klebsiella pneumoniae A
TCC 4352)及び緑膿菌(Pseudomona
s aeruginosa IFO 3080)の4種を
用いた。評価は、ハローテスト法により、37℃で24
時間培養したのち、試料周辺部に阻止帯(ハロー)が認
められる場合は阻止帯の長さ(mm)で、試料周辺部に極
く僅かに阻止帯が認められる場合は0(−)として、阻
止帯が認められない場合は0として表示する。実施例1
のウエットティッシュは、黄色ブドウ球菌に対して6m
m、大腸菌に対して2mm、肺炎桿菌に対して2mm、緑膿
菌に対して0(−)であった。比較例1のウエットティ
ッシュは、黄色ブドウ球菌に対して3mm、大腸菌に対し
て2mm、肺炎桿菌に対して1mm、緑膿菌に対して0
(−)であった。試験した12種のウエットティッシュ
についての結果を、まとめて第1表に示す。
【0011】
【表1】
【0012】第1表に見られるように、実施例1〜9の
ウエットティッシュは、抗菌性において、比較例1〜3
のウエットティッシュと同等又はそれ以上の性能を有し
ている。 実施例11(使用感の評価試験) 実施例1〜9及び比較例1〜3で作製したウエットティ
ッシュについて、使用後の肌触りを評価した。男性5
人、女性15人からなる被験者が、ウエットティッシュ
を用いて両手の指を清拭し、サラサラ、ニチャリ、ベト
リ、スベリ、ヌメリ、ツッパリ及びカサカサの中から、
使用後の感触として最も近い感覚表現を一つ選んだ。実
施例1のウエットティッシュは、サラサラを選んだもの
19名、スベリを選んだもの1名であった。比較例1の
ウエットティッシュは、サラサラを選んだもの2名、ニ
チャリを選んだもの8名、ベトリを選んだもの5名、ス
ベリを選んだもの3名、ヌメリを選んだもの2名であっ
た。評価した12種のウエットティッシュについての結
果を、まとめて第2表に示す。
ウエットティッシュは、抗菌性において、比較例1〜3
のウエットティッシュと同等又はそれ以上の性能を有し
ている。 実施例11(使用感の評価試験) 実施例1〜9及び比較例1〜3で作製したウエットティ
ッシュについて、使用後の肌触りを評価した。男性5
人、女性15人からなる被験者が、ウエットティッシュ
を用いて両手の指を清拭し、サラサラ、ニチャリ、ベト
リ、スベリ、ヌメリ、ツッパリ及びカサカサの中から、
使用後の感触として最も近い感覚表現を一つ選んだ。実
施例1のウエットティッシュは、サラサラを選んだもの
19名、スベリを選んだもの1名であった。比較例1の
ウエットティッシュは、サラサラを選んだもの2名、ニ
チャリを選んだもの8名、ベトリを選んだもの5名、ス
ベリを選んだもの3名、ヌメリを選んだもの2名であっ
た。評価した12種のウエットティッシュについての結
果を、まとめて第2表に示す。
【0013】
【表2】
【0014】第2表に見られるように、実施例1〜9の
ウエットティッシュは、使用後の感触としてサラサラを
選んだ被験者が圧倒的に多く、比較例のウエットティッ
シュでは与えられないサラサラとした使用後の肌触りが
得られることが認められた。
ウエットティッシュは、使用後の感触としてサラサラを
選んだ被験者が圧倒的に多く、比較例のウエットティッ
シュでは与えられないサラサラとした使用後の肌触りが
得られることが認められた。
【0015】
【発明の効果】本発明の清浄剤組成物を含浸させてなる
清拭用品は、優れた抗菌性を有するとともに、使用後に
サラサラとした優れた肌触り感と清浄感を与える。
清拭用品は、優れた抗菌性を有するとともに、使用後に
サラサラとした優れた肌触り感と清浄感を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 37/40 A01N 37/40 43/40 101 43/40 101K 47/44 47/44 A47K 7/00 A47K 7/00 C C11D 7/32 C11D 7/32 17/04 17/04 // C11D 3/48 3/48 (72)発明者 笹田 祥弘 福井県福井市文京4丁目23番1号 日華化 学株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AC08 AE04 BA19 BA22 DA01 DA02 DA05 DA06 DA10 EB07 EB09 EB12 EB20 EB36 EB43 ED02 FA21 FA34 4H011 AA02 BA01 BB04 BB06 BB09 BB11 BC03 BC19 DC10 DD07 DG01 DH03
Claims (4)
- 【請求項1】凝固点30℃以上のポリオキシアルキレン
化合物と抗菌成分を含有することを特徴とする清浄剤組
成物。 - 【請求項2】ポリオキシアルキレン化合物の含有量が、
0.01〜10重量%である請求項1記載の清浄剤組成
物。 - 【請求項3】抗菌成分が、塩化ベンザルコニウム、クロ
ルヘキシジン・ジグルコネート、塩化セチルピリジニウ
ム、パラヒドロキシ安息香酸エステル、安息香酸又は安
息香酸塩である請求項1記載の清浄剤組成物。 - 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載の清
浄剤組成物を含浸させてなることを特徴とする清拭用
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085161A JP2000273492A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 清浄剤組成物及び該組成物を含浸させてなる清拭用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085161A JP2000273492A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 清浄剤組成物及び該組成物を含浸させてなる清拭用品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000273492A true JP2000273492A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13850955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11085161A Pending JP2000273492A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 清浄剤組成物及び該組成物を含浸させてなる清拭用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000273492A (ja) |
Cited By (13)
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085161A patent/JP2000273492A/ja active Pending
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