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JP2000270381A - データ通信機器及びデータ通信システム - Google Patents

データ通信機器及びデータ通信システム

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Publication number
JP2000270381A
JP2000270381A JP11068682A JP6868299A JP2000270381A JP 2000270381 A JP2000270381 A JP 2000270381A JP 11068682 A JP11068682 A JP 11068682A JP 6868299 A JP6868299 A JP 6868299A JP 2000270381 A JP2000270381 A JP 2000270381A
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JP
Japan
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data communication
data
communication device
output terminal
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Pending
Application number
JP11068682A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Arisaka
敏幸 有阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11068682A priority Critical patent/JP2000270381A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リモコン信号出力機能と、外部接続された機器
の制御出力機能とを1つの入出力端子で兼用し、かつ、
誤って、外部機器にリモコン信号を送出するような不具
合を生じることのないデータ通信機器及びデータ通信シ
ステムを提供すること。 【解決手段】データ通信機器であるTV受像機10の入
力端子11-1に接続したプルダウン抵抗12両端の電圧レ
ベルが例えばハイレベル(High)であるときは、TV受
像機10は入出力端子11-1,11-2に接続している機器が
相互の通信が可能な特定の外部機器例えばITチューナ
20であると判別することができるので、TV受像機1
0はそのITチューナ20に適合したフォーマットのデ
ータをのみ送信し、誤動作を招くようなデータを送信す
る不具合を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機(以下、TV受像機という)のようなデータ通信可能
な機器に外部機器を接続してデータの送受信を行わせる
データ通信機器及びデータ通信システムに関し、特にT
V受像機のコントロールライン接続端子に、IRブラス
ターなどの赤外線リモコン信号の出力専用機器のコント
ロール信号ラインを接続可能であると共に、インターテ
キスト放送受信用チューナ(以下、ITチューナとい
う)のコントロール信号ラインも接続可能とされている
場合に、TV受像機側で予めどちらを接続するかを設定
することなく、例えばITチューナを接続した場合にこ
れを自動判別しITチューナに対して必要なデータの送
受信を行えるようにしたデータ通信機器及びデータ通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、TV受像機のコントロールライン
接続端子に、IRブラスターなどの赤外線リモコン信号
の出力専用機器のコントロール信号ラインを接続し、T
V受像機からのコントロールデータに基づいた赤外線リ
モコン信号によってビデオテープレコーダ(以下、VT
Rという)やディジタルビデオディスクプレーヤ(以
下、DVDという)の記録再生動作を制御することが可
能になっている。
【0003】さらに、前記TV受像機のコントロールラ
イン接続端子を兼用し、この接続端子にITチューナの
コントロール信号ラインをも接続できるようにし、IT
チューナとTV受像機との間でコントロール信号を送受
信しTV受像機でITチューナの動作を制御することが
できるようにしている。従って、TV受像機とITチュ
ーナとの間の関係では、TV受像機は第1のデータ通信
機器として動作し、これに外部接続されるITチューナ
は外部機器或いは第2のデータ通信機器として動作する
ことになる。
【0004】このようにリモコン信号出力機能の出力端
子と、ITチューナなどの外部機器制御用通信機能の入
出力端子を兼用させた場合、予め兼用接続端子にIRブ
ラスターが接続しているか或いはITチューナが接続し
ているかをTV受像機側で設定することによって、TV
受像機においてIRブラスター用かITチューナ用かの
必要なコントロール機能を発揮できるようにする必要が
あった。このように設定することによって、IRブラス
ターが接続しているときはIRブラスター用リモコン信
号フォーマットのデータを出力することができ、ITチ
ューナが接続しているときにはITチューナ用フォーマ
ットのデータを出力できるようにしていた。
【0005】しかしながら、TV受像機の前記兼用接続
端子にITチューナを接続しているにも係わらず、TV
受像機側の設定をIRブラスターとしている場合は、I
Tチューナに誤ってリモコン信号を送信してしまうと、
IRブラスター用のリモコン信号がITチューナに供給
されてITチューナが誤動作する可能性があった。(な
お、TV受像機の前記兼用接続端子にIRブラスターを
接続しているにも係わらず、TV受像機側の設定をIT
チューナとしている場合は、IRブラスターに誤ってI
Tチューナ用のコントロール信号が送信されるとその結
果VTRやDVD等に赤外線リモコン信号とは異なった
データフォーマットの信号が供給されることになるが、
VTRやDVDでは赤外線リモコン信号のフォーマット
を判別する機能を有しているので、リモコン信号とは異
なったデータフォーマットの信号はノイズとして処理さ
れるため、ITチューナ用のコントロール信号によって
VTRやDVDが誤動作する可能性はない。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は、
リモコン信号発生機能の出力端子と、外部機器制御用通
信機能の入出力端子を兼用させた場合、第1のデータ通
信機器に外部機器を接続しているにもかからわらず、外
部機器に誤ってデータフォーマットの異なったリモコン
信号が送信されてしまうと、このリモコン信号で外部機
器が誤動作する可能性があった。
【0007】そこで、本発明はこのような事情に鑑み、
リモコン信号出力機能と、外部接続された機器の制御出
力機能とを1つの入出力端子で兼用し、かつ、誤って、
外部機器にリモコン信号を送出するような不具合を生じ
ることのないデータ通信機器及びデータ通信システムを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るデータ通信機器は、所定フォーマットのデータを外部
機器より入力するための入力端子と前記フォーマットの
データを前記外部機器へ出力するための出力端子とを有
した入出力端子と、この入出力端子における入力端子と
基準電位点との間に接続されたプルダウン抵抗と、前記
入力端子と前記プルダウン抵抗との接続点に得られる電
圧信号を受信する一方、前記入出力端子における出力端
子を通して前記外部機器へデータを送信することが可能
な送受信手段であって、外部機器からの前記データを受
信する前の段階で、前記入出力端子に外部機器が正常に
接続されかつ前記外部機器と前記入出力端子間で前記デ
ータが送受信可能な状態にあるかを前記プルダウン抵抗
両端の電圧値にて判定し、前記電圧値が送受信可能であ
ることを示すとき前記データを前記入出力端子を通して
送受信する送受信手段と、を具備したものである。
【0009】請求項1の発明においては、データ通信機
器の入力端子に接続したプルダウン抵抗両端の電圧レベ
ルが例えばハイレベル(High)であるときは、データ通
信機器は入出力端子に接続している機器が相互の通信が
可能な特定の外部機器であると判別することができるの
で、データ通信機器はその特定の外部機器に適合したデ
ータをのみ送信し、誤動作を招くようなデータを送信す
ることはない。
【0010】請求項2記載の発明は、所定フォーマット
のデータを送受信することが可能な第1のデータ通信機
器に対して、この第1のデータ通信機器と双方向に通信
が可能な第2のデータ通信機器とを接続したときに、第
1,第2のデータ通信機器間で相互にデータ通信を行う
前に、前記第1のデータ通信機器では、前記第2のデー
タ通信機器が正常に接続されかつデータ通信可能な状態
にあるかをチェックできるようにしたデータ通信システ
ムであって、前記第1のデータ通信機器は、前記データ
を入出力する入出力端子と、この入出力端子における入
力端子と基準電位点間に接続されたプルダウン抵抗と、
前記入力端子と前記プルダウン抵抗との接続点に得られ
る電圧信号を受信する一方、前記入出力端子における出
力端子を通して前記第2のデータ通信機器へデータを送
信することが可能な送受信手段であって、第2のデータ
通信機器からの前記データを受信する前の段階で、前記
入出力端子に第2のデータ通信機器が正常に接続されか
つ前記第2のデータ通信機器と前記入出力端子との間で
前記データが送受信可能な状態にあるかを前記プルダウ
ン抵抗両端の電圧値にて判定し、前記電圧値が送受信可
能であることを示すとき前記データを前記入出力端子を
通して送受信する送受信手段と、を具備し、前記第2の
データ通信機器は、前記入出力端子に第2のデータ通信
機器が正常に接続されていてデータを双方向に送受信す
る前の段階では、前記第1のデータ通信機器の入力端子
に対してハイレベルの電圧信号を供給可能に構成されて
いる、ことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明においては、前記第1のデ
ータ通信機器では、前記第2のデータ通信機器が正常に
接続されかつ電源がオンしていてデータ通信可能な状態
にあるかを確認(チェック)してから、出力信号を第2
のデータ通信機器へ送信できるので、第1,第2のデー
タ通信機器間で相互に不適合なフォーマットのデータを
送受信するような不具合が生じるのを防止することがで
きる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のデ
ータ通信システムにおいて、前記入出力端子は、データ
を入力するための入力用ばね接点と、データを出力する
ための出力用ばね接点とを有したジャックで構成され、
該ジャックには、前記第2のデータ通信機器の入出力線
に接続したステレオプラグが挿着可能であり、該ステレ
オプラグの挿着時は、該ステレオプラグの出力コネクト
部は前記ジャックの入力用ばね接点に接続し、該ステレ
オプラグの入力コネクト部は前記ジャックの出力用ばね
接点に接続することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、第2のデータ通
信機器用ステレオプラグを、第1のデータ通信機器の入
出力端子であるジャックに差し込むだけで、第1のデー
タ通信機器の送受信手段は入力用ばね接点が例えばハイ
レベル(High)か否かを見て、第2のデータ通信機器が
通信動作可能な状態で接続されているか否かを判断し、
例えばハイレベル(High)の場合のみデータ送信を行う
ようにする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載のデ
ータ通信システムにおいて、前記入出力端子には、双方
向データ通信が可能な前記第2のデータ通信機器に代え
て、リモコン信号の出力専用機器が接続可能であり、前
記入出力端子は、データを入力するための入力用ばね接
点と、データを出力するための出力用ばね接点とを有し
たジャックで構成され、前記ジャックには、前記リモコ
ン信号の出力専用機器の入出力線に接続したモノラルプ
ラグが挿着可能であり、該モノラルプラグの挿着時は、
該モノラルプラグの出力コネクト部は基準電位点に接続
すると共に前記ジャックの入力用ばね接点に接続し、該
モノラルプラグの入力コネクト部は前記ジャックの出力
用ばね接点に接続することを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、リモコン信号の
出力専用機器用モノラルプラグを、第1のデータ通信機
器の入出力端子であるジャックに差し込んだときは、入
力用ばね接点がローレベル(Low )となるので、これに
基づき第1のデータ通信機器の送受信手段はリモコン信
号の出力専用機器にリモコン信号を送信することが可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のデー
タ通信機器及びデータ通信システムを示す回路図であ
り、図2は送受信されるデータのフォーマットを示して
いる。
【0017】図1,図2を説明する前に、まず図6を参
照してデータ通信システムにおけるデータ通信機器(第
1のデータ通信機器)と外部機器(第2のデータ通信機
器)間の接続関係を説明する。
【0018】データ通信機器(或いは第1のデータ通信
機器)としてのTV受像機10には、外部機器或いは第
2のデータ通信機器としてインターテキスト放送受信用
のITチューナ20が接続している。アンテナ25から
の高周波(RF)のテレビジョン放送信号は、TV受像
機10のRF端子に入力する一方ITチューナ20のR
F端子に入力し、ITチューナ20でデコードされたイ
ンターテキスト放送信号はビデオ信号としてTV受像機
10のビデオ入力端子VIに入力している。また、ITチ
ューナ20の端子TEには、視聴者参加番組用の応答やテ
レビショッピングの購入を行えるように電話線が接続し
ている。ITチューナ20のコントロールラインを構成
する一対の入出力信号線はTV受像機10のコントロー
ル用入出力端子11に接続している。このコントロール
用の一対の入出力信号線は、TV受像機10への入力信
号線とTV受像機10からの出力信号線とからなる。
【0019】入出力端子11は、外部機器であるITチ
ューナ20からのコントロール信号をTV受像機10へ
入力するための入力端子11-1(図1参照)と、TV受像
機10からITチューナ20へコントロール信号を出力
するための出力端子11-2(図1参照)とからなる。TV
受像機10の内部には、コントロール信号を生成し送受
信する機能を備えたデータ送受信手段としてのマイコン
15(図1参照)が設けられており、同様にITチュー
ナ20の内部には、コントロール信号を生成し送受信す
る機能を備えたマイコン22(図1参照)が設けられて
いる。
【0020】なお、図6では、TV受像機10に外部機
器或いは第2のデータ通信機器としてITチューナ20
を接続している場合を示しているが、TV受像機10か
らITチューナ20を取り外し、これに代えて、TV受
像機10の入出力端子11にIRブラスター30を接続
し、TV受像機10内のマイコンからリモコン信号を送
信してIRブラスター30を通して赤外線リモコン信号
を放射し、図示しないVTRやDVDをリモートコント
ロールすることも可能である。
【0021】図1は、図6における、TV受像機10と
ITチューナ20との間のコントロール信号の送受信系
統を示している。
【0022】図1において、ITチューナ20内に配設
されているマイコン22の送信端子TXD からは、送信信
号無しのときはローレベル(Low )が出力され、送信信
号有りのときは先ずスタートビットのハイレベル(Hig
h)が出力されそれに続けて8ビットのデータが出力さ
れる。ITチューナ20内のマイコン22の送信端子TX
D は、インバータ(極性反転回路)23及び電流源24
を直列に介して、TV受像機10への入力信号線に接続
し、入力信号線の一端はTV受像機10の入力端子11-1
に接続されている。TV受像機10において、入力端子
11-1と基準電位点間にはプルダウン抵抗12が接続さ
れ、入力端子11-1とプルダウン抵抗12の接続点Aはコ
ンパレータ13の+端子に接続され、コンパレータ13
の−端子は基準電圧源(Vref )に接続されている。基
準電圧はコンパレータ13の+入力端の高低を判別する
しきい値(基準電位点のレベルより高い所定値)を与え
るものであり、A点の電圧のレベルが基準電圧より高け
ればコンパレータ13はハイレベル(High)信号を出力
し、A点の電圧のレベルが基準電圧より低ければコンパ
レータ13はローレベル(Low )信号を出力する。コン
パレータ13の出力信号は、インバータ(極性反転回
路)14を介してTV受像機10のマイコン15の受信
端子RXD に供給される。
【0023】TV受像機10のマイコン15の送信端子
TXD は電流源16及び出力端子11-2を介して出力信号線
に接続し、出力信号線の一端はITチューナ20のプル
ダウン抵抗21を介して基準電位点に接続する一方IT
チューナ20内のマイコン22の受信端子RXD に接続し
ている。
【0024】このような構成において、例えばITチュ
ーナ20がTV受像機10に対して正常に接続されかつ
ITチューナ20の電源がオンしておりデータ通信可能
な状態となっているときは、ITチューナ20のマイコ
ン22の送信端子TXD から図2(a) に示すようなデータ
が出力されると、まずデータが送信される前の信号無し
の期間はマイコン22の送信端子TXD の出力レベルがロ
ーレベル(Low )であり、これがインバータ23で極性
反転されてハイレベル(High)となって電流源24に印
加される(図2(b) 参照)。このハイレベル(High)に
よって、電流源24からは電流が流れ、入力信号線→T
V受像機10の入力端子11-1→プルダウン抵抗12→基
準電位点と電流が流れる結果、A点の電圧レベルはハイ
レベル(High)となり、これがコンパレータ13を経て
ハイレベル出力され、インバータ14で極性反転されて
ローレベル(Low )となってマイコン15の受信端子RX
Dに供給される。即ち、データが送信される前の信号無
しの状態では、A点の電圧レベルはハイレベル(High)
であり、マイコン15の受信端子RXD にはローレベル
(Low )が供給される。TV受像機10のマイコン15
がその受信端子RXD にローレベル(Low )を受信したと
きは、マイコン15はITチューナ20との間でデータ
の送受信が可能な状態にあると判断する。
【0025】TV受像機10のマイコン15がそのよう
にデータ送受信可能であると判断した場合は、その後に
マイコン22の送信端子TXD からはまずスタートビット
のハイレベル(High)(図2(a) 参照)が出力され、こ
れがインバータ23で反転されてローレベル(Low )と
なる結果、電流源24からは電流が流れずA点の電圧レ
ベルはローレベル(Low )、コンパレータ13の出力も
ローレベル(Low )、インバータ14の出力はハイレベ
ル(High)となり、TV受像機10のマイコン15にお
ける受信端子RXD はハイレベル(High)となるため、マ
イコン15はデータ信号有りを判定する。
【0026】TV受像機10のマイコン15が前述した
ようにデータ送受信可能であると判断した場合は、同時
に、マイコン15は送信端子TXD から図2(a) に示すよ
うなフォーマットのデータを送信する。マイコン15か
らデータ信号が出力されると、ハイレベル(High)が電
流源16に与えられこれによって電流源16から電流が
流れ出し、出力端子11-2→出力信号線→プルダウン抵抗
21→基準電位点と電流が流れる結果、プルダウン抵抗
21の一端Bは信号有りの時はハイレベル(High)とな
り、これがITチューナ20のマイコン22の受信端子
RXD に信号として供給されデータ入力として判定される
ことになる。
【0027】図3はジャックで構成したTV受像機の入
出力端子11に対して、ステレオプラグ構成のITチュ
ーナ入出力線を接続する構成を示している。
【0028】図3において、入出力端子11であるTV
側ジャックは、入力端子としての入力用ばね接点11-1
と、出力端子としての出力用ばね接点11-2とを有して構
成されている。TV側ジャックに装着されるITチュー
ナ用ステレオプラグは、前記出力用ばね接点11-2と接続
する入力コネクト部20-1と、前記入力用ばね接点11-1と
接続する出力コネクト部20-2とを有して構成されてい
る。
【0029】図4は、ITチューナ20に代えてIRブ
ラスター30を接続する場合に、ジャックで構成したT
V受像機の入出力端子11に対して、モノラルプラグ構
成のIRブラスター入出力線を接続する構成を示してい
る。
【0030】図4において、入出力端子11であるTV
側ジャックは、入力端子としての入力用ばね接点11-1
と、出力端子としての出力用ばね接点11-2とを有して構
成されている。TV側ジャックに装着されるIRブラス
ター用モノラルプラグは、前記出力用ばね接点11-2と接
続する入力コネクト部30-1と、前記入力用ばね接点11-1
と接続する出力コネクト部30-2とを有して構成されてい
る。該出力コネクト部30-2は前記ジャックに挿着したと
き、基準電位点(GND )に接続する構成となっているの
で、ITチューナ20に代えてIRブラスター30をT
V受像機10の入出力端子11に接続したときには、図
1のA点の電圧レベルはローレベル(Low)となる。
【0031】図5はTV受像機側の動作フローを示すも
のである。TV受像機10は、まずステップS1 のよう
にA点の電圧レベルがハイレベル(High)であるか否か
を判定し、ハイレベル(High)であると、入出力端子11
-1,11-2にITチューナ20が正常に接続されかつIT
チューナ20の電源がオンしておりITチューナ20と
の間で相互にデータを送受信することが可能な状態にあ
るとして判断して、ステップS2 でITチューナ用フォ
ーマットのデータを送信可能にする。S1 でA点レベル
がローレベル(Low )であると、入出力端子11-1,11-2
には何も接続されていないか、IRブラスター用モノラ
ルプラグ(図4参照)が接続されているか、或いは通信
機器が接続されているが該接続機器の電源がオフしてい
るなどの通信不能の状態にある、と判断して、ステップ
S3 に示されるようにITチューナ用データの送信を実
行することはない。
【0032】しかし、TV受像機10内のマイコン15
でリモコン信号送信が発生した場合に、TV受像機10
はA点の電圧レベルを見て、ローレベル(Low )であれ
ば、入出力端子11にIRブラスター用モノラルプラグ
が接続している可能性が高いので、マイコン15はIR
ブラスター用のリモコンフォーマットのデータを送信す
ることになる。
【0033】以上のことから明らかなように、TV受像
機10はA点の電圧レベルがハイレベル(High)である
ときには、入出力端子11にはIRブラスター30では
なくITチューナ20が接続していると判別することが
できるので、TV受像機10は送信するデータとしてI
Tチューナ用のデータを送信し、IRブラスター用のリ
モコン信号を送信することがない。従って、外部接続さ
れたITチューナにリモコン信号が誤って入力されて誤
動作する可能性はなくなる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、リモ
コン信号出力機能と、外部接続された機器の制御出力機
能とを1つの入出力端子で兼用し、かつ、誤って、外部
機器或いは第2のデータ通信機器にリモコン信号のフォ
ーマットの信号を送出して外部機器或いは第2データ通
信機器が誤動作を起こすことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信システムに係り、TV受像
機とITチューナとの間のコントロール信号の送受信系
統を示す回路図。
【図2】送受信されるデータのフォーマットを示す図。
【図3】ジャックで構成したTV受像機の入出力端子に
対して、ITチューナ用ステレオプラグを接続する構成
を示す図。
【図4】ジャックで構成したTV受像機の入出力端子に
対して、IRブラスター用モノラルプラグを接続する構
成を示す図。
【図5】TV受像機側の動作フローチャート。
【図6】データ通信システムにおけるデータ通信機器と
外部機器(第2のデータ通信機器)間の接続関係を説明
するブロック図。
【符号の説明】
10…TV受像機(データ通信機器或いは第1のデータ
通信機器) 11…入出力端子 11-1…入力端子 11-2…出力端子 12…プルダウン抵抗 13…コンパレータ 14,23…インバータ 15,22…マイコン(データの送受信手段) 16,24…電流源 20…ITチューナ(外部機器或いは第2のデータ通信
機器) 30…IRブラスター(リモコン信号の出力専用機器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定フォーマットのデータを外部機器より
    入力するための入力端子と前記フォーマットのデータを
    前記外部機器へ出力するための出力端子とを有した入出
    力端子と、 この入出力端子における入力端子と基準電位点との間に
    接続されたプルダウン抵抗と、 前記入力端子と前記プルダウン抵抗との接続点に得られ
    る電圧信号を受信する一方、前記入出力端子における出
    力端子を通して前記外部機器へデータを送信することが
    可能な送受信手段であって、外部機器からの前記データ
    を受信する前の段階で、前記入出力端子に外部機器が正
    常に接続されかつ前記外部機器と前記入出力端子間で前
    記データが送受信可能な状態にあるかを前記プルダウン
    抵抗両端の電圧値にて判定し、前記電圧値が送受信可能
    であることを示すとき前記データを前記入出力端子を通
    して送受信する送受信手段と、 を具備したことを特徴とするデータ通信機器。
  2. 【請求項2】所定フォーマットのデータを送受信するこ
    とが可能な第1のデータ通信機器に対して、この第1の
    データ通信機器と双方向に通信が可能な第2のデータ通
    信機器とを接続したときに、第1,第2のデータ通信機
    器間で相互にデータ通信を行う前に、前記第1のデータ
    通信機器では、前記第2のデータ通信機器が正常に接続
    されかつデータ通信可能な状態にあるかをチェックでき
    るようにしたデータ通信システムであって、 前記第1のデータ通信機器は、 前記データを入出力する入出力端子と、 この入出力端子における入力端子と基準電位点間に接続
    されたプルダウン抵抗と、 前記入力端子と前記プルダウン抵抗との接続点に得られ
    る電圧信号を受信する一方、前記入出力端子における出
    力端子を通して前記第2のデータ通信機器へデータを送
    信することが可能な送受信手段であって、第2のデータ
    通信機器からの前記データを受信する前の段階で、前記
    入出力端子に第2のデータ通信機器が正常に接続されか
    つ前記第2のデータ通信機器と前記入出力端子との間で
    前記データが送受信可能な状態にあるかを前記プルダウ
    ン抵抗両端の電圧値にて判定し、前記電圧値が送受信可
    能であることを示すとき前記データを前記入出力端子を
    通して送受信する送受信手段と、を具備し、 前記第2のデータ通信機器は、 前記入出力端子に第2のデータ通信機器が正常に接続さ
    れていてデータを双方向に送受信する前の段階では、前
    記第1のデータ通信機器の入力端子に対してハイレベル
    の電圧信号を供給可能に構成されている、 ことを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】前記入出力端子は、データを入力するため
    の入力用ばね接点と、データを出力するための出力用ば
    ね接点とを有したジャックで構成され、 該ジャックには、前記第2のデータ通信機器の入出力線
    に接続したステレオプラグが挿着可能であり、 該ステレオプラグの挿着時は、該ステレオプラグの出力
    コネクト部は前記ジャックの入力用ばね接点に接続し、
    該ステレオプラグの入力コネクト部は前記ジャックの出
    力用ばね接点に接続することを特徴とする請求項2記載
    のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】前記入出力端子には、双方向データ通信が
    可能な前記第2のデータ通信機器に代えて、リモコン信
    号の出力専用機器が接続可能であり、 前記入出力端子は、データを入力するための入力用ばね
    接点と、データを出力するための出力用ばね接点とを有
    したジャックで構成され、 前記ジャックには、前記リモコン信号の出力専用機器の
    入出力線に接続したモノラルプラグが挿着可能であり、 該モノラルプラグの挿着時は、該モノラルプラグの出力
    コネクト部は基準電位点に接続すると共に前記ジャック
    の入力用ばね接点に接続し、該モノラルプラグの入力コ
    ネクト部は前記ジャックの出力用ばね接点に接続するこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003189677A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Toyoda Mach Works Ltd 電子回路および電気式動力舵取装置
JP2016106277A (ja) * 2011-02-25 2016-06-16 株式会社ニコン アクセサリー、カメラボディおよびカメラシステム
JP2021119390A (ja) * 2011-09-12 2021-08-12 株式会社ニコン カメラボディ

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