JP2000264005A - スチール製ホイール - Google Patents
スチール製ホイールInfo
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- JP2000264005A JP2000264005A JP11069695A JP6969599A JP2000264005A JP 2000264005 A JP2000264005 A JP 2000264005A JP 11069695 A JP11069695 A JP 11069695A JP 6969599 A JP6969599 A JP 6969599A JP 2000264005 A JP2000264005 A JP 2000264005A
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- disk
- steel wheel
- disc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2ピースのスチール製ホイールにおいて、デ
ザイン性の向上と軽量化の両立を図る。 【解決手段】 ディスク10における飾り穴12の形成
壁と一体的に連なった舌部14を設け、これ等の舌部1
4をディスク10の内側方向に折り曲げてリム20のド
ロップ部21の内周面に嵌合させる。これ等の舌部14
をドロップ部21の内周面に溶接により接合すると共
に、ディスク10の外周端部11をリム20のビードシ
ート部23の内周面近くまで張り出して形成する。
ザイン性の向上と軽量化の両立を図る。 【解決手段】 ディスク10における飾り穴12の形成
壁と一体的に連なった舌部14を設け、これ等の舌部1
4をディスク10の内側方向に折り曲げてリム20のド
ロップ部21の内周面に嵌合させる。これ等の舌部14
をドロップ部21の内周面に溶接により接合すると共
に、ディスク10の外周端部11をリム20のビードシ
ート部23の内周面近くまで張り出して形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチール製ホイール
に関し、詳しくはリムとディスクとを溶接により接合し
て成る2ピースのスチール製ホイールに関する。
に関し、詳しくはリムとディスクとを溶接により接合し
て成る2ピースのスチール製ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より乗用車に多用されているディス
クとリムよりなる2ピースのスチール製ホイールとし
て、図10に示すように、ディスク10の外周端部11
を軸方向に長く延びる円筒状に形成し、リム20のドロ
ップ部21の内周面にディスク10の外周端部11を溶
接により接合して形成されているものがある(以下、こ
れを略称として汎用タイプと呼ぶ)。
クとリムよりなる2ピースのスチール製ホイールとし
て、図10に示すように、ディスク10の外周端部11
を軸方向に長く延びる円筒状に形成し、リム20のドロ
ップ部21の内周面にディスク10の外周端部11を溶
接により接合して形成されているものがある(以下、こ
れを略称として汎用タイプと呼ぶ)。
【0003】また、一部の乗用車に用いられている2ピ
ースのスチール製ホイールとして、図11に示すよう
に、リム20のフランジに相当するフランジ22aを形
成した略円錐状のディスク10を、リム20のビードシ
ート部23の外端面に溶接により接合して、ディスク1
0がリム20の全体を覆うようにしたものもある(以
下、これを略称としてフルフェースタイプと呼ぶ)。
ースのスチール製ホイールとして、図11に示すよう
に、リム20のフランジに相当するフランジ22aを形
成した略円錐状のディスク10を、リム20のビードシ
ート部23の外端面に溶接により接合して、ディスク1
0がリム20の全体を覆うようにしたものもある(以
下、これを略称としてフルフェースタイプと呼ぶ)。
【0004】なお、12はディスク10の外周部に放熱
と装飾のために設けられた飾り穴で、周方向に適宜間隔
を有して複数個形成されている。
と装飾のために設けられた飾り穴で、周方向に適宜間隔
を有して複数個形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
汎用タイプのスチール製ホイールにおいては、ディスク
全体がリムのドロップ内に納まる構造であるため、ディ
スクの外視されるデザイン面が狭くなり、デザイン性が
悪いという問題がある。
汎用タイプのスチール製ホイールにおいては、ディスク
全体がリムのドロップ内に納まる構造であるため、ディ
スクの外視されるデザイン面が狭くなり、デザイン性が
悪いという問題がある。
【0006】また、図11に示すフルフェースタイプの
スチール製ホイールにおいては、上述の汎用タイプのス
チール製ホイールと比較して、ディスクのデザイン面は
広いためデザイン性は良いが、実用状態でディスクに過
大な応力が加わるため、ディスクの板厚を厚くする必要
があり、重量が大になるという問題がある。
スチール製ホイールにおいては、上述の汎用タイプのス
チール製ホイールと比較して、ディスクのデザイン面は
広いためデザイン性は良いが、実用状態でディスクに過
大な応力が加わるため、ディスクの板厚を厚くする必要
があり、重量が大になるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、ディスクのデザイン面を
大きくとれてデザイン性が良く、しかも重量が軽減する
2ピースのスチール製ホイールを提供することにある。
大きくとれてデザイン性が良く、しかも重量が軽減する
2ピースのスチール製ホイールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のスチール製ホイールは、次の技術的手段
を用いるものである。
めに、本発明のスチール製ホイールは、次の技術的手段
を用いるものである。
【0009】第1の手段は、リムとディスクとを溶接に
より接合して成るスチール製ホイールにおいて、前記デ
ィスクの外周部に設けられた飾り穴の形成壁と一体的に
連なった状態で前記ディスクの内側方向に折り曲げて形
成された舌部を、前記リムの内周面に溶接接合すると共
に、前記ディスクの外周端部を前記舌部の位置よりもリ
ムの径方向の外側へ張り出し形成したことを特徴とする
ものである。
より接合して成るスチール製ホイールにおいて、前記デ
ィスクの外周部に設けられた飾り穴の形成壁と一体的に
連なった状態で前記ディスクの内側方向に折り曲げて形
成された舌部を、前記リムの内周面に溶接接合すると共
に、前記ディスクの外周端部を前記舌部の位置よりもリ
ムの径方向の外側へ張り出し形成したことを特徴とする
ものである。
【0010】第2の手段は、前記第1の発明において、
前記舌部を前記リムのドロップ部の内周面に溶接接合し
たことを特徴とするものである。そして、第3の手段
は、前記第1又は2記載の発明において、前記ディスク
の外周端部を前記リムにおけるフランジ部の端面を覆う
ように張り出し形成したことを特徴とするものである。
前記舌部を前記リムのドロップ部の内周面に溶接接合し
たことを特徴とするものである。そして、第3の手段
は、前記第1又は2記載の発明において、前記ディスク
の外周端部を前記リムにおけるフランジ部の端面を覆う
ように張り出し形成したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記第1の手段及び第2の手段によれば、ディ
スクの飾り穴の形成壁と一体的に連なって折り曲げ形成
された舌部をリムの内周面に溶接により接合し、且つデ
ィスクの外周端部を前記舌片の位置よりもリムの径方向
の外側へ張り出しているため、その張り出した外周端部
の分だけ従来の汎用タイプよりもディスクのデザイン面
が大きくとれるので、スチール製ホイールのデザイン性
が向上する。
スクの飾り穴の形成壁と一体的に連なって折り曲げ形成
された舌部をリムの内周面に溶接により接合し、且つデ
ィスクの外周端部を前記舌片の位置よりもリムの径方向
の外側へ張り出しているため、その張り出した外周端部
の分だけ従来の汎用タイプよりもディスクのデザイン面
が大きくとれるので、スチール製ホイールのデザイン性
が向上する。
【0012】更に、舌部をリムの内周面に溶接により接
合しているため、実用状態でディスクに加わる応力が前
記従来のフルフェースタイプのものに比べて軽減するの
で、それによってディスクの板厚を従来のフルフェース
タイプよりも薄くすることができる。
合しているため、実用状態でディスクに加わる応力が前
記従来のフルフェースタイプのものに比べて軽減するの
で、それによってディスクの板厚を従来のフルフェース
タイプよりも薄くすることができる。
【0013】また、上記第3の手段によれば、上記第2
の手段に加え、ディスクの外周端部がリムにおけるフラ
ンジの端面を覆うように張り出し形成されているため、
従来のフルフェースタイプと同じく良好なデザイン性が
得られると共に、従来のフルフェースタイプよりもディ
スクの板厚を薄くすることができるため、従来のフルフ
ェースタイプに比べて軽量化が図られる。
の手段に加え、ディスクの外周端部がリムにおけるフラ
ンジの端面を覆うように張り出し形成されているため、
従来のフルフェースタイプと同じく良好なデザイン性が
得られると共に、従来のフルフェースタイプよりもディ
スクの板厚を薄くすることができるため、従来のフルフ
ェースタイプに比べて軽量化が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスチール製ホイー
ルの望ましい実施例を用いて本発明の実施態様を図1乃
至図9を参照して説明する。
ルの望ましい実施例を用いて本発明の実施態様を図1乃
至図9を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の第1実施例で、図10に示
す従来の汎用タイプのスチール製ホイールの改良例を示
すものである。図1において、リム20は軸方向両端部
のフランジ22と、その軸方向内側に連なるビードシー
ト部23と、軸方向中央部のドロップ部21を有し、構
造上からは従来の汎用タイプのものと同じである。
す従来の汎用タイプのスチール製ホイールの改良例を示
すものである。図1において、リム20は軸方向両端部
のフランジ22と、その軸方向内側に連なるビードシー
ト部23と、軸方向中央部のドロップ部21を有し、構
造上からは従来の汎用タイプのものと同じである。
【0016】一方、ディスク10の外周部に設けられる
複数の飾り穴12の加工方向は後述するが、図1に示す
ように、飾り穴12の外縁部13を残してディスク10
の内側方向に折り曲げることにより、飾り穴12の形成
壁と一体的に連なった舌部14が形成されている。な
お、上記の飾り穴12は、ディスク10の周方向に適宜
間隔を有して複数個形成され、上記舌部14も飾り穴1
2に位置して周方向に複数個形成されている。
複数の飾り穴12の加工方向は後述するが、図1に示す
ように、飾り穴12の外縁部13を残してディスク10
の内側方向に折り曲げることにより、飾り穴12の形成
壁と一体的に連なった舌部14が形成されている。な
お、上記の飾り穴12は、ディスク10の周方向に適宜
間隔を有して複数個形成され、上記舌部14も飾り穴1
2に位置して周方向に複数個形成されている。
【0017】複数の舌部14の外周面は、リム20のド
ロップ部21の内周面に嵌合するように形成されてお
り、これ等の舌部14はアーク溶接等により、図1
(b)に示すように、リム20のドロップ部21の内周
面に溶接接合されている。このため、ディスク10はリ
ム20の略中央部に位置するドロップ部21に接合され
るので、ディスク10への実用状態における応力が軽減
される。ディスク10に設けられた複数の飾り穴12の
外縁部13の外側に位置するディスク10の外周端部1
1は、舌部14の位置よりもリム20の径方向の外側、
すなわちリム20のビードシート部23の内周面近くま
でビードシート部23より奥の部分を覆うように張り出
して形成されている。
ロップ部21の内周面に嵌合するように形成されてお
り、これ等の舌部14はアーク溶接等により、図1
(b)に示すように、リム20のドロップ部21の内周
面に溶接接合されている。このため、ディスク10はリ
ム20の略中央部に位置するドロップ部21に接合され
るので、ディスク10への実用状態における応力が軽減
される。ディスク10に設けられた複数の飾り穴12の
外縁部13の外側に位置するディスク10の外周端部1
1は、舌部14の位置よりもリム20の径方向の外側、
すなわちリム20のビードシート部23の内周面近くま
でビードシート部23より奥の部分を覆うように張り出
して形成されている。
【0018】なお、図1において、15は車両の車軸に
付いているハブに嵌め込むハブ穴、16はディスク10
を車軸のハブに取り付け固着するためのボルト穴であ
る。図2は本発明の第2実施例で、図11に示す従来の
フルフェースタイプのスチール製ホイールの改良例を示
すものである。
付いているハブに嵌め込むハブ穴、16はディスク10
を車軸のハブに取り付け固着するためのボルト穴であ
る。図2は本発明の第2実施例で、図11に示す従来の
フルフェースタイプのスチール製ホイールの改良例を示
すものである。
【0019】図2において、リム20は構造上からは第
1実施例の場合と同じであるため、その説明を省略す
る。図2に示すように飾り穴12の外縁部13を残して
ディスク10の内側方向に折り曲げることにより、複数
の飾り穴12とこれ等の飾り穴12の形成壁と一体的に
連なった複数の舌部14が形成され、これ等の舌部14
はアーク溶接等により、リム20のドロップ部21の内
周面に溶接接合されており、この構造は図1に示す第1
実施例の場合と同じである。
1実施例の場合と同じであるため、その説明を省略す
る。図2に示すように飾り穴12の外縁部13を残して
ディスク10の内側方向に折り曲げることにより、複数
の飾り穴12とこれ等の飾り穴12の形成壁と一体的に
連なった複数の舌部14が形成され、これ等の舌部14
はアーク溶接等により、リム20のドロップ部21の内
周面に溶接接合されており、この構造は図1に示す第1
実施例の場合と同じである。
【0020】第1実施例と異なる点は、ディスク10に
設けられた複数の飾り穴12の外縁部13の外側に位置
するディスク10の外周端部11が、リム20のフラン
ジ部22の端面を覆う位置まで延長されて張り出し形成
されている点である。そのため、この第2実施例では第
1実施例に比べてディスク10の外観面は、ディスク1
0の外周端部11が張り出している分だけ大きくなって
いて、フルフェースタイプとなっている。
設けられた複数の飾り穴12の外縁部13の外側に位置
するディスク10の外周端部11が、リム20のフラン
ジ部22の端面を覆う位置まで延長されて張り出し形成
されている点である。そのため、この第2実施例では第
1実施例に比べてディスク10の外観面は、ディスク1
0の外周端部11が張り出している分だけ大きくなって
いて、フルフェースタイプとなっている。
【0021】次に、ディスク10の外周部に設けられる
複数の飾り穴12と、これ等の飾り穴12の形成壁と一
体的に連なった複数の舌部14の加工について説明す
る。先ず、図3に示すように、スチール製の円板状のデ
ィスク素材10aを通常のディスク予備成形と同じよう
に絞り、同時にハブ穴となるセンター穴15aを打ち抜
く。
複数の飾り穴12と、これ等の飾り穴12の形成壁と一
体的に連なった複数の舌部14の加工について説明す
る。先ず、図3に示すように、スチール製の円板状のデ
ィスク素材10aを通常のディスク予備成形と同じよう
に絞り、同時にハブ穴となるセンター穴15aを打ち抜
く。
【0022】次に、上記のディスク素材10aを図4に
示すような形状に絞るとともに、複数の飾り穴を明ける
部分を押圧してテーパ部18aを有する面18bを成形
し、複数のボルト穴となる部分16aとセンター穴15
aの外周に環状の溝17を成形する。
示すような形状に絞るとともに、複数の飾り穴を明ける
部分を押圧してテーパ部18aを有する面18bを成形
し、複数のボルト穴となる部分16aとセンター穴15
aの外周に環状の溝17を成形する。
【0023】次いで、上記のように成形された複数の押
圧面18bを、図5(a)に示すように、後述の折り曲
げ部となる外縁部13に応力が集中しないよう所要のR
部を有するスリット19aの形状に打ち抜く。このスリ
ット19aの平面形状(打ち抜かれたスリット片19の
平面形状)を図5(b)に示す。スリット片19を除去
した後、図6に示すようにスリット片19の打ち抜かれ
た押圧面18bを、外縁部13を残して第1の金型31
で押し出し、更に第2の金型32で折り曲げて複数の飾
り穴12と、これ等の飾り穴12の形成壁と一体的に連
なった複数の舌部14を形成する。
圧面18bを、図5(a)に示すように、後述の折り曲
げ部となる外縁部13に応力が集中しないよう所要のR
部を有するスリット19aの形状に打ち抜く。このスリ
ット19aの平面形状(打ち抜かれたスリット片19の
平面形状)を図5(b)に示す。スリット片19を除去
した後、図6に示すようにスリット片19の打ち抜かれ
た押圧面18bを、外縁部13を残して第1の金型31
で押し出し、更に第2の金型32で折り曲げて複数の飾
り穴12と、これ等の飾り穴12の形成壁と一体的に連
なった複数の舌部14を形成する。
【0024】次に、図7に示すように全周のトリミング
を行い、ディスク素材10aの外周端部11を残して不
要な外周余肉部11aを除去すると共に、ボルト穴とな
る部分16aを打ち抜いてボルト穴16を明ける。
を行い、ディスク素材10aの外周端部11を残して不
要な外周余肉部11aを除去すると共に、ボルト穴とな
る部分16aを打ち抜いてボルト穴16を明ける。
【0025】その後、図8に示すように、第3の金型3
3と第4の金型34を用いて舌部14をリムの内周面と
嵌合する形状に成形すると共に、ハブ穴15のバーリン
グ加工による成形とディスク外周の最終形状出しを行っ
てディスク10を製造する。
3と第4の金型34を用いて舌部14をリムの内周面と
嵌合する形状に成形すると共に、ハブ穴15のバーリン
グ加工による成形とディスク外周の最終形状出しを行っ
てディスク10を製造する。
【0026】上記のように加工されたディスク10は、
図9に示すように、リム20のドロップ部21の内周面
にディスク10の各舌部14の外周面を嵌合して、その
各舌部14をWで示す部分でアーク溶接等により溶接し
てリム20の内周面に強固に接合される。
図9に示すように、リム20のドロップ部21の内周面
にディスク10の各舌部14の外周面を嵌合して、その
各舌部14をWで示す部分でアーク溶接等により溶接し
てリム20の内周面に強固に接合される。
【0027】なお、第1実施例では、ディスク10の外
周端部11をリム20のビードシート部23の内周面近
くまで張り出し形成したが、舌部14の溶接位置より外
側の必要な距離だけ離れたリム20の内周面ならば、デ
ィスク10の外周端部11をリム20の任意の内周面近
くまで張り出し形成することができる。
周端部11をリム20のビードシート部23の内周面近
くまで張り出し形成したが、舌部14の溶接位置より外
側の必要な距離だけ離れたリム20の内周面ならば、デ
ィスク10の外周端部11をリム20の任意の内周面近
くまで張り出し形成することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のスチール製ホイールは以上のよ
うに構成されているので、次の効果を奏する。
うに構成されているので、次の効果を奏する。
【0029】従来の汎用タイプのスチール製ホイールに
比べてディスクのデザイン面が広くなるため、デザイン
性が向上するとともに、従来のフルフェースタイプのス
チール製ホイールに比べてディスクの板厚を薄くするこ
とが出来るため、軽量化が図られる。
比べてディスクのデザイン面が広くなるため、デザイン
性が向上するとともに、従来のフルフェースタイプのス
チール製ホイールに比べてディスクの板厚を薄くするこ
とが出来るため、軽量化が図られる。
【0030】更に、請求項3の発明によれば、従来の汎
用タイプのスチール製ホイールとフルフェースタイプの
スチール製ホイールの双方の特徴を兼ね備えたスチール
製ホイールを提供できる。
用タイプのスチール製ホイールとフルフェースタイプの
スチール製ホイールの双方の特徴を兼ね備えたスチール
製ホイールを提供できる。
【図1】本発明の第1実施例の汎用タイプスチール製ホ
イールを示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)
のA−A断面図である。
イールを示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)
のA−A断面図である。
【図2】本発明の第2実施例のフルフェースタイプスチ
ール製ホイールを示すもので、(a)は平面図、(b)
は(a)のB−B断面図である。
ール製ホイールを示すもので、(a)は平面図、(b)
は(a)のB−B断面図である。
【図3】本発明のディスクの第1加工工程を示す要部断
面図である。
面図である。
【図4】本発明のディスクの第2加工工程を示す要部断
面図である。
面図である。
【図5】(a)は本発明のディスクの第3加工工程を示
す要部断面図である。(b)はスリットの平面形状を示
す。
す要部断面図である。(b)はスリットの平面形状を示
す。
【図6】本発明のディスクの第4加工工程を示す要部断
面図である。
面図である。
【図7】本発明のディスクの第5加工工程を示す要部断
面図である。
面図である。
【図8】本発明のディスクの第6加工工程を示す要部断
面図である。
面図である。
【図9】本発明のディスクの舌部とリムの内周面の溶接
部を示すディスク裏側より見た要部斜視図である。
部を示すディスク裏側より見た要部斜視図である。
【図10】従来の汎用タイプのスチール製ホイールを示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図11】従来のフルフェースタイプのスチール製ホイ
ールを示す縦断面図である。
ールを示す縦断面図である。
10 ディスク 11 外周端部 12 飾り穴 14 舌部 20 リム 21 ドロップ部 22 フランジ部
Claims (3)
- 【請求項1】 リムとディスクとを溶接により接合して
成るスチール製ホイールにおいて、 前記ディスクの外周部に設けられた飾り穴の形成壁と一
体的に連なった状態で前記ディスクの内側方向に折り曲
げて形成された舌部を、前記リムの内周面に溶接接合す
ると共に、前記ディスクの外周端部を前記舌部の位置よ
りもリムの径方向の外側へ張り出し形成したことを特徴
とするスチール製ホイール。 - 【請求項2】 前記舌部を前記リムのドロップ部の内周
面に溶接接合したことを特徴とする請求項1記載のスチ
ール製ホイール。 - 【請求項3】 前記ディスクの外周端部を前記リムにお
けるフランジ部の端面を覆うように張り出し形成したこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のスチール製ホイー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11069695A JP2000264005A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | スチール製ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11069695A JP2000264005A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | スチール製ホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264005A true JP2000264005A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13410269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11069695A Pending JP2000264005A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | スチール製ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000264005A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224773A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 自動車用スチールホイール及び該自動車用スチールホイールの製造方法 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11069695A patent/JP2000264005A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224773A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Chuo Motor Wheel Co Ltd | 自動車用スチールホイール及び該自動車用スチールホイールの製造方法 |
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