JP2000255569A - パレット - Google Patents
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- JP2000255569A JP2000255569A JP11063469A JP6346999A JP2000255569A JP 2000255569 A JP2000255569 A JP 2000255569A JP 11063469 A JP11063469 A JP 11063469A JP 6346999 A JP6346999 A JP 6346999A JP 2000255569 A JP2000255569 A JP 2000255569A
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- bars
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用目的に応じて、パレット上の積載物をパ
レット毎運搬したり、積載物のみを運搬したりすること
ができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を図ること
ができるパレットを提供する。 【解決手段】 パレット11は合成樹脂により一体形成
されるとともに、横方向に複数の下部桟12を配置し、
その上方に、縦方向に複数の上部桟13を配置し、それ
ら上下の桟12、13間を桁14によって繋ぐように形
成されている。各桟12、13と桁14とによりフォー
ク挿入孔が形成され、桁14の上壁14b及び底壁には
上下互い違いに上向き凹所15及び下向き凹所が穿設さ
れている。桁14の上壁14bから上向き凹所15に臨
む端縁には上部補強リブ18が垂下され、この上部補強
リブ18はパレット11のコーナ部及び中央部において
は平面三角形状に、それ以外では平面長方形状に形成さ
れている。
レット毎運搬したり、積載物のみを運搬したりすること
ができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を図ること
ができるパレットを提供する。 【解決手段】 パレット11は合成樹脂により一体形成
されるとともに、横方向に複数の下部桟12を配置し、
その上方に、縦方向に複数の上部桟13を配置し、それ
ら上下の桟12、13間を桁14によって繋ぐように形
成されている。各桟12、13と桁14とによりフォー
ク挿入孔が形成され、桁14の上壁14b及び底壁には
上下互い違いに上向き凹所15及び下向き凹所が穿設さ
れている。桁14の上壁14bから上向き凹所15に臨
む端縁には上部補強リブ18が垂下され、この上部補強
リブ18はパレット11のコーナ部及び中央部において
は平面三角形状に、それ以外では平面長方形状に形成さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、瓦等の
積載物をフォークリフトを用いて運搬するために使用さ
れるパレットに関するものである。より詳しくは、パレ
ット上に載置された積載物を、パレットとともにフォー
クリフトのフォークに載せて運搬することができるとと
もに、積載物のみをフォークに載せて運搬することがで
きるパレットに関するものである。
積載物をフォークリフトを用いて運搬するために使用さ
れるパレットに関するものである。より詳しくは、パレ
ット上に載置された積載物を、パレットとともにフォー
クリフトのフォークに載せて運搬することができるとと
もに、積載物のみをフォークに載せて運搬することがで
きるパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のパレットとしては、
実公昭47−41793号公報に開示されている両面使
用型パレットが知られている。このパレットは、適当数
の裏側デッキボードを所定の間隔をおいて縦方向に並列
させるとともに、その上方には適当数の表側デッキボー
ドを所定の間隔をおいて横方向に並列させるように配置
し、それら両デッキボードの交差位置の間には、角パイ
プよりなる脚柱を備えている。さらに、前記脚柱の上下
には、90°の方向を変えて嵌装した一対の嵌合金具を
介在させて表側及び裏側の両デッキボードを抱持すると
ともに、両デッキボードの交差位置に貫通させた螺締具
によって螺締されている。
実公昭47−41793号公報に開示されている両面使
用型パレットが知られている。このパレットは、適当数
の裏側デッキボードを所定の間隔をおいて縦方向に並列
させるとともに、その上方には適当数の表側デッキボー
ドを所定の間隔をおいて横方向に並列させるように配置
し、それら両デッキボードの交差位置の間には、角パイ
プよりなる脚柱を備えている。さらに、前記脚柱の上下
には、90°の方向を変えて嵌装した一対の嵌合金具を
介在させて表側及び裏側の両デッキボードを抱持すると
ともに、両デッキボードの交差位置に貫通させた螺締具
によって螺締されている。
【0003】従って、この両面使用型パレットは表裏両
面が対称となるように構成されている。さらに、このパ
レットはフォークリフトのフォークを縦方向に挿入した
場合には、パレット上の積載物を積載した状態でパレッ
ト毎運搬することができるのに加えて、フォークリフト
のフォークを横方向に挿入した場合には、パレット上の
積載物のみを運搬することが可能である。
面が対称となるように構成されている。さらに、このパ
レットはフォークリフトのフォークを縦方向に挿入した
場合には、パレット上の積載物を積載した状態でパレッ
ト毎運搬することができるのに加えて、フォークリフト
のフォークを横方向に挿入した場合には、パレット上の
積載物のみを運搬することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
両面使用型パレットでは、デッキボードが木材により構
成されているうえ、脚柱や嵌合金具等が金属により構成
されていることから、強度を高めることができる一方で
パレットの重量が重くなり、それ以上の軽量化を図るの
が非常に困難であった。
両面使用型パレットでは、デッキボードが木材により構
成されているうえ、脚柱や嵌合金具等が金属により構成
されていることから、強度を高めることができる一方で
パレットの重量が重くなり、それ以上の軽量化を図るの
が非常に困難であった。
【0005】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、使用目的に応じて、パレット上の積載物を
パレット毎運搬したり、積載物のみを運搬したりするこ
とができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を図るこ
とができるパレットを提供することにある。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、使用目的に応じて、パレット上の積載物を
パレット毎運搬したり、積載物のみを運搬したりするこ
とができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を図るこ
とができるパレットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のパレットの発明は、所定間隔を
おいて縦方向に複数の長板状の桟を配置し、それら桟の
上方に所定間隔をおいて横方向に複数の桟を配置して、
前記上下に位置する桟間を桁により繋ぐように構成し、
前記各桁間をフォークリフトのフォークが挿入されるフ
ォーク挿入孔とし、前記桟及び桁を一体形成するととも
に、前記桁の上壁及び底壁には上下互い違いに凹所を設
け、かつ桁の上壁及び底壁から凹所を臨む端縁に補強リ
ブを形成したものである。
めに、請求項1に記載のパレットの発明は、所定間隔を
おいて縦方向に複数の長板状の桟を配置し、それら桟の
上方に所定間隔をおいて横方向に複数の桟を配置して、
前記上下に位置する桟間を桁により繋ぐように構成し、
前記各桁間をフォークリフトのフォークが挿入されるフ
ォーク挿入孔とし、前記桟及び桁を一体形成するととも
に、前記桁の上壁及び底壁には上下互い違いに凹所を設
け、かつ桁の上壁及び底壁から凹所を臨む端縁に補強リ
ブを形成したものである。
【0007】請求項2に記載のパレットの発明は、請求
項1に記載の発明において、前記補強リブを、コーナ部
において斜め方向に形成したものである。請求項3に記
載のパレットの発明は、請求項1又は請求項2に記載の
発明において、前記補強リブを、各桟の両端部において
縦又は横方向に形成したものである。
項1に記載の発明において、前記補強リブを、コーナ部
において斜め方向に形成したものである。請求項3に記
載のパレットの発明は、請求項1又は請求項2に記載の
発明において、前記補強リブを、各桟の両端部において
縦又は横方向に形成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、パレ
ット11は合成樹脂により一体形成されるとともに、そ
の上下面がほぼ対称になるように形成されている。図1
及び図2に示すように、4枚の下部桟12はいずれも長
四角板状に形成され、所定間隔をおいて平行に延びるよ
うに設けられている。また、4枚の上部桟13は前記下
部桟12と同様に長四角板状に形成され、下部桟12の
上方において、所定間隔をおいて下部桟12と直交方向
に延びるように設けられている。
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、パレ
ット11は合成樹脂により一体形成されるとともに、そ
の上下面がほぼ対称になるように形成されている。図1
及び図2に示すように、4枚の下部桟12はいずれも長
四角板状に形成され、所定間隔をおいて平行に延びるよ
うに設けられている。また、4枚の上部桟13は前記下
部桟12と同様に長四角板状に形成され、下部桟12の
上方において、所定間隔をおいて下部桟12と直交方向
に延びるように設けられている。
【0009】図1及び図3(a)、(b)に示すよう
に、桁14は四角筒状に形成されるとともに、前記下部
桟12と上部桟13とを垂直方向に繋ぐように形成さ
れ、これら各桟12、13が桁14の底壁14aと上壁
14bとを構成している。さらに、各桁14の外周面は
面取りされている。
に、桁14は四角筒状に形成されるとともに、前記下部
桟12と上部桟13とを垂直方向に繋ぐように形成さ
れ、これら各桟12、13が桁14の底壁14aと上壁
14bとを構成している。さらに、各桁14の外周面は
面取りされている。
【0010】パレット11のコーナ部及び中央部に位置
する桁14の上壁14bに設けられた上向き凹所15
は、各桁14の上壁14bを平面三角形状に穿設するこ
とにより形成されている。また、上記以外の桁14の上
壁14bに設けられた上向き凹所15は、各桁14の上
壁14bを平面長方形状に穿設することにより形成され
ている。
する桁14の上壁14bに設けられた上向き凹所15
は、各桁14の上壁14bを平面三角形状に穿設するこ
とにより形成されている。また、上記以外の桁14の上
壁14bに設けられた上向き凹所15は、各桁14の上
壁14bを平面長方形状に穿設することにより形成され
ている。
【0011】同様に、パレット11のコーナ部及び中央
部に位置する桁14の底壁14aに設けられた下向き凹
所16は、各桁14の底壁14aを平面三角形状に穿設
することにより形成されている。また、上記以外の桁1
4の底壁14aに設けられた下向き凹所16は、各桁1
4の底壁14aを平面長方形状に穿設することにより形
成されている。さらに、これら上部桟13に形成された
上向き凹所15と、下部桟12に形成された下向き凹所
16とは、上下方向において互い違いに位置するように
形成されている。
部に位置する桁14の底壁14aに設けられた下向き凹
所16は、各桁14の底壁14aを平面三角形状に穿設
することにより形成されている。また、上記以外の桁1
4の底壁14aに設けられた下向き凹所16は、各桁1
4の底壁14aを平面長方形状に穿設することにより形
成されている。さらに、これら上部桟13に形成された
上向き凹所15と、下部桟12に形成された下向き凹所
16とは、上下方向において互い違いに位置するように
形成されている。
【0012】図4(b)及び(c)に示すように、桁1
4の上壁14bの上向き凹所15に臨む端縁から垂下さ
れた上部補強リブ18は、長四角板状に形成されてい
る。また、下部補強リブ19は上部補強リブ18と同様
に、長四角板状に形成されるとともに、桁14の底壁1
4aの下向き凹所16に臨む端縁から垂設されている。
そして、これら上部補強リブ18及び下部補強リブ19
によって、桁14の上壁14b、底壁14a及び桁14
自体の強度を保持することができるようになっている。
さらに、図4(b)及び(c)に二点鎖線で示すよう
に、上方に位置する上部補強リブ18の外面は、その下
方に位置する下部補強リブ19の外面に対して垂線上に
位置している。
4の上壁14bの上向き凹所15に臨む端縁から垂下さ
れた上部補強リブ18は、長四角板状に形成されてい
る。また、下部補強リブ19は上部補強リブ18と同様
に、長四角板状に形成されるとともに、桁14の底壁1
4aの下向き凹所16に臨む端縁から垂設されている。
そして、これら上部補強リブ18及び下部補強リブ19
によって、桁14の上壁14b、底壁14a及び桁14
自体の強度を保持することができるようになっている。
さらに、図4(b)及び(c)に二点鎖線で示すよう
に、上方に位置する上部補強リブ18の外面は、その下
方に位置する下部補強リブ19の外面に対して垂線上に
位置している。
【0013】図1及び図4(c)に示すように、水抜き
孔20は桁14の上壁14b及び底壁14aのほぼ中央
に円孔を穿設することにより形成され、上向き凹所15
又は下向き凹所16内に雨水等が溜まるのを防止するこ
とができるようになっている。
孔20は桁14の上壁14b及び底壁14aのほぼ中央
に円孔を穿設することにより形成され、上向き凹所15
又は下向き凹所16内に雨水等が溜まるのを防止するこ
とができるようになっている。
【0014】上部桟13及び下部桟12には、長方形状
をなす多数の長孔21が各桟12、13の長さ方向に延
びるとともに、縦横に列をなすように穿設されている。
さらに、これらの長孔21は各桟12、13において、
前記桁14間に形成されている。
をなす多数の長孔21が各桟12、13の長さ方向に延
びるとともに、縦横に列をなすように穿設されている。
さらに、これらの長孔21は各桟12、13において、
前記桁14間に形成されている。
【0015】上部桟13及び下部桟12の幅方向の両端
縁に沿って設けられた側部リブ22は、下方又は上方に
向かって長四角板状に突設され、各桟12、13の強度
を保持することができるようになっている。
縁に沿って設けられた側部リブ22は、下方又は上方に
向かって長四角板状に突設され、各桟12、13の強度
を保持することができるようになっている。
【0016】上部桟13の下面及び下部桟12の上面に
垂設された係止リブ23は、長四角板状に形成されると
ともに、その長さ方向が各桟12、13の長さ方向に延
びている。さらに、この係止リブ23の長さ方向の両端
縁は、桁14の外周面に連なり、各桟12、13の強度
を保持することができるようになっている。加えて、図
4(a)に示すように、この係止リブ23の高さは前記
側部リブ22の高さよりも高く形成されている。
垂設された係止リブ23は、長四角板状に形成されると
ともに、その長さ方向が各桟12、13の長さ方向に延
びている。さらに、この係止リブ23の長さ方向の両端
縁は、桁14の外周面に連なり、各桟12、13の強度
を保持することができるようになっている。加えて、図
4(a)に示すように、この係止リブ23の高さは前記
側部リブ22の高さよりも高く形成されている。
【0017】図1及び図4(a)に示すように、上部桟
13の下面及び下部桟12の上面に垂設された係合リブ
24は、ほぼ長四角板状に形成されるとともに、その長
さ方向が各桟12、13の幅方向に延びている。さら
に、この係合リブ24は複数の係止リブ23と直交する
ように延びるとともに、その両端部が係止リブ23及び
側部リブ22に一体化され、各桟12、13の強度を高
く保持することができるようになっている。
13の下面及び下部桟12の上面に垂設された係合リブ
24は、ほぼ長四角板状に形成されるとともに、その長
さ方向が各桟12、13の幅方向に延びている。さら
に、この係合リブ24は複数の係止リブ23と直交する
ように延びるとともに、その両端部が係止リブ23及び
側部リブ22に一体化され、各桟12、13の強度を高
く保持することができるようになっている。
【0018】また、側部リブ22と連なる係合リブ24
の上端面又は下端面は、斜め方向に切り欠かれることに
より傾斜面25を形成し、その傾斜面25によって両端
に位置する係止リブ23と側部リブ22との間を直線状
に繋いでいる。
の上端面又は下端面は、斜め方向に切り欠かれることに
より傾斜面25を形成し、その傾斜面25によって両端
に位置する係止リブ23と側部リブ22との間を直線状
に繋いでいる。
【0019】次に、上記パレット11の製造方法につい
て説明する。上記のように構成されるパレット11は、
射出成形法により一体的に成形することによって製造さ
れる。すなわち、図示しないが、射出成形用の金型は上
型と下型とから構成され、上下方向に型締め及び型開き
することができるようになっている。それらの上型と下
型との型割り面(PL面)には、パレット11の形状を
なすキャビティが形成されている。
て説明する。上記のように構成されるパレット11は、
射出成形法により一体的に成形することによって製造さ
れる。すなわち、図示しないが、射出成形用の金型は上
型と下型とから構成され、上下方向に型締め及び型開き
することができるようになっている。それらの上型と下
型との型割り面(PL面)には、パレット11の形状を
なすキャビティが形成されている。
【0020】前記桁14の上向き凹所15は上型によっ
て形成され、下向き凹所16は下型によって形成されて
いる。この場合、上部補強リブ18と下部補強リブ19
とは上下方向に重ならない位置に設けられていることか
ら、上型と下型の上下方向への型締め及び型開きによっ
て、桁14の周壁、上壁14b及び上部補強リブ18、
並びに桁14の底壁14a及び下部補強リブ19を同時
に成形することができる。
て形成され、下向き凹所16は下型によって形成されて
いる。この場合、上部補強リブ18と下部補強リブ19
とは上下方向に重ならない位置に設けられていることか
ら、上型と下型の上下方向への型締め及び型開きによっ
て、桁14の周壁、上壁14b及び上部補強リブ18、
並びに桁14の底壁14a及び下部補強リブ19を同時
に成形することができる。
【0021】そして、下型に対して上型を2500〜3
000トン程度の圧力で型締めした状態で、キャビティ
内に加熱溶融した合成樹脂を射出した後、冷却して型開
きすることによって、目的とするパレット11が成形さ
れるようになっている。
000トン程度の圧力で型締めした状態で、キャビティ
内に加熱溶融した合成樹脂を射出した後、冷却して型開
きすることによって、目的とするパレット11が成形さ
れるようになっている。
【0022】次に、上記のように構成されるパレット1
1の使用方法について説明する。図5(a)に示すよう
に、パレット11の上部桟13上に載置された二点鎖線
で示される積載物31を、パレット11上に載置した状
態でパレット11毎2本のフォーク32を備えたフォー
クリフトで運搬する場合には、以下のようにして運搬さ
れる。
1の使用方法について説明する。図5(a)に示すよう
に、パレット11の上部桟13上に載置された二点鎖線
で示される積載物31を、パレット11上に載置した状
態でパレット11毎2本のフォーク32を備えたフォー
クリフトで運搬する場合には、以下のようにして運搬さ
れる。
【0023】まず、上部桟13及びそれに隣接する両桁
14とにより囲まれる3個のフォーク挿入孔26のう
ち、両端に位置するフォーク挿入孔26内に、フォーク
リフトの一対のフォーク32を平行に挿入するととも
に、前記フォーク32がフォーク挿入孔26を貫通する
ように配置する。次に、フォークリフトのフォーク32
を上方に持ち上げ、パレット11の係止リブ23と係合
リブ24とによって形成される係合面27と、フォーク
32の上面とを当接させる。さらにフォーク32を持ち
上げることにより、パレット11はその係合面27をフ
ォーク32の上面に載置した状態で持ち上げられ、フォ
ークリフトによって運搬することができる。
14とにより囲まれる3個のフォーク挿入孔26のう
ち、両端に位置するフォーク挿入孔26内に、フォーク
リフトの一対のフォーク32を平行に挿入するととも
に、前記フォーク32がフォーク挿入孔26を貫通する
ように配置する。次に、フォークリフトのフォーク32
を上方に持ち上げ、パレット11の係止リブ23と係合
リブ24とによって形成される係合面27と、フォーク
32の上面とを当接させる。さらにフォーク32を持ち
上げることにより、パレット11はその係合面27をフ
ォーク32の上面に載置した状態で持ち上げられ、フォ
ークリフトによって運搬することができる。
【0024】また、図5(b)に示すように、パレット
11の上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積
載物31を、パレット11上に載置した状態でパレット
11毎3本のフォーク32を備えたフォークリフトで運
搬する場合には、3個のフォーク挿入孔26内に、フォ
ークリフトの3本のフォーク32を平行に挿入し、上記
と同様に運搬することができる。
11の上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積
載物31を、パレット11上に載置した状態でパレット
11毎3本のフォーク32を備えたフォークリフトで運
搬する場合には、3個のフォーク挿入孔26内に、フォ
ークリフトの3本のフォーク32を平行に挿入し、上記
と同様に運搬することができる。
【0025】図6(a)に示すように、パレット11の
上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積載物3
1のみを2本のフォーク32を備えたフォークリフトで
運搬する場合には、以下のようにして運搬される。
上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積載物3
1のみを2本のフォーク32を備えたフォークリフトで
運搬する場合には、以下のようにして運搬される。
【0026】まず、パレット11の上部に位置している
3個のフォーク挿入孔26のうち両端に位置するフォー
ク挿入孔26と、積載物31との間に、フォークリフト
の一対のフォーク32を平行に挿入するとともに、前記
フォーク32がフォーク挿入孔26を貫通するように配
置する。次に、フォークリフトのフォーク32を上方に
持ち上げ、その上面を積載物31の下面に当接させる。
さらにフォーク32を持ち上げることにより、積載物3
1はフォーク32の上面に支持された状態で持ち上げら
れ、フォークリフトによって運搬することができる。
3個のフォーク挿入孔26のうち両端に位置するフォー
ク挿入孔26と、積載物31との間に、フォークリフト
の一対のフォーク32を平行に挿入するとともに、前記
フォーク32がフォーク挿入孔26を貫通するように配
置する。次に、フォークリフトのフォーク32を上方に
持ち上げ、その上面を積載物31の下面に当接させる。
さらにフォーク32を持ち上げることにより、積載物3
1はフォーク32の上面に支持された状態で持ち上げら
れ、フォークリフトによって運搬することができる。
【0027】また、図6(b)に示すように、パレット
11の上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積
載物31のみを3本のフォーク32を備えたフォークリ
フトで運搬する場合には、3個のフォーク挿入孔26内
に、フォークリフトの3本のフォーク32を平行に挿入
し、上記と同様に運搬することができる。
11の上部桟13上に載置された二点鎖線で示される積
載物31のみを3本のフォーク32を備えたフォークリ
フトで運搬する場合には、3個のフォーク挿入孔26内
に、フォークリフトの3本のフォーク32を平行に挿入
し、上記と同様に運搬することができる。
【0028】さらに、フォークリフトのフォーク32上
面に載置された積載物31をパレット11上に積載する
場合には、前記フォーク32の下面をパレット11上面
のフォーク挿入孔26に位置合わせするようにフォーク
32を降下させて、フォーク32をフォーク挿入孔26
内に挿入する。そして、フォーク32の上面と積載物3
1の下面とが離間しているのを確認した後にフォーク3
2をフォーク挿入孔26から平行に引き抜く。
面に載置された積載物31をパレット11上に積載する
場合には、前記フォーク32の下面をパレット11上面
のフォーク挿入孔26に位置合わせするようにフォーク
32を降下させて、フォーク32をフォーク挿入孔26
内に挿入する。そして、フォーク32の上面と積載物3
1の下面とが離間しているのを確認した後にフォーク3
2をフォーク挿入孔26から平行に引き抜く。
【0029】また、このパレット11は上下面がほぼ対
称となるように形成されていることから、パレット11
を上下逆に配置しても同様に使用することができる。次
に、上記実施形態によって発揮される効果について説明
する。
称となるように形成されていることから、パレット11
を上下逆に配置しても同様に使用することができる。次
に、上記実施形態によって発揮される効果について説明
する。
【0030】・ パレット11は、複数の下部桟12が
所定間隔をおいて平行に延びるように設けられ、その上
方に、複数の上部桟13が所定間隔をおいて下部桟12
と直交方向に延びるように設けられるとともに、下部桟
12と上部桟13との間を、桁14により垂直方向に繋
ぐように形成されている。このため、パレット11の上
面と下面の両方に、フォークリフトのフォーク挿入孔2
6が形成されることから、使用目的に応じて、パレット
11上の積載物31をパレット11毎運搬したり、或い
は積載物31のみを運搬したりすることができる。
所定間隔をおいて平行に延びるように設けられ、その上
方に、複数の上部桟13が所定間隔をおいて下部桟12
と直交方向に延びるように設けられるとともに、下部桟
12と上部桟13との間を、桁14により垂直方向に繋
ぐように形成されている。このため、パレット11の上
面と下面の両方に、フォークリフトのフォーク挿入孔2
6が形成されることから、使用目的に応じて、パレット
11上の積載物31をパレット11毎運搬したり、或い
は積載物31のみを運搬したりすることができる。
【0031】・ 本発明におけるパレット11を成形す
るにおいては、特別なスライドコア等を使用しなくとも
成形することができる手段を用いているため、金型にか
かる費用を軽減することができる。このため、パレット
11を一体成形によって安価に製造することができる。
るにおいては、特別なスライドコア等を使用しなくとも
成形することができる手段を用いているため、金型にか
かる費用を軽減することができる。このため、パレット
11を一体成形によって安価に製造することができる。
【0032】・ パレット11の桁14を四角筒状に形
成したことから、桁14の強度を保持することができる
とともに、大幅な軽量化を図ることが可能である。さら
に、各桁14に上壁14b及び底壁14aを上下互い違
いに設けたことから、桁14の強度を高く保持すること
が可能である。
成したことから、桁14の強度を保持することができる
とともに、大幅な軽量化を図ることが可能である。さら
に、各桁14に上壁14b及び底壁14aを上下互い違
いに設けたことから、桁14の強度を高く保持すること
が可能である。
【0033】・ パレット11は、そのコーナ部及び中
央部に位置する桁14の上壁14b及び底壁14aに平
面三角形状の上向き凹所15及び下向き凹所16を設け
るとともに、それ以外に位置する桁14の上壁14b及
び底壁14aに平面長方形状の上向き凹所15及び下向
き凹所16を設け、各桁14に設けられた上向き凹所1
5と下向き凹所16とが上下互い違いに形成されてい
る。このため、パレット11に加えられる様々な方向か
らの外力に対して、パレット11の強度を高く保持する
ことが可能である。
央部に位置する桁14の上壁14b及び底壁14aに平
面三角形状の上向き凹所15及び下向き凹所16を設け
るとともに、それ以外に位置する桁14の上壁14b及
び底壁14aに平面長方形状の上向き凹所15及び下向
き凹所16を設け、各桁14に設けられた上向き凹所1
5と下向き凹所16とが上下互い違いに形成されてい
る。このため、パレット11に加えられる様々な方向か
らの外力に対して、パレット11の強度を高く保持する
ことが可能である。
【0034】・ 桁14の上壁14bの上向き凹所15
に臨む端縁及び桁14の底壁14aの下向き凹所16に
臨む端縁から上部補強リブ18及び下部補強リブ19を
垂設したことから、桁14の上壁14b、底壁14a及
び桁14自体の強度をより一層高めることができる。
に臨む端縁及び桁14の底壁14aの下向き凹所16に
臨む端縁から上部補強リブ18及び下部補強リブ19を
垂設したことから、桁14の上壁14b、底壁14a及
び桁14自体の強度をより一層高めることができる。
【0035】・ 上部桟12、下部桟13及び桁14の
外面によってパレット11の外周部が形成され、引掛け
やすい突起等の部材が突出されていないことから、パレ
ット11の外周部にフォークリフトのフォーク32が引
掛かるのを防止することができ、パレット11の取り扱
いを容易に行うことが可能である。さらに、桁14の外
周面が面取りされていることから、パレット11のフォ
ーク挿入孔26を構成する桁14の外周面に、フォーク
リフトのフォーク32が引掛かり難くすることができ、
パレットの取り扱いをより一層容易にすることができ
る。また、パレット11の外面が丸みを帯びた形状であ
ることから、積載物31等がパレット11と接触したよ
うな場合でも、それらが局所的に欠損するのを防止する
ことが可能である。
外面によってパレット11の外周部が形成され、引掛け
やすい突起等の部材が突出されていないことから、パレ
ット11の外周部にフォークリフトのフォーク32が引
掛かるのを防止することができ、パレット11の取り扱
いを容易に行うことが可能である。さらに、桁14の外
周面が面取りされていることから、パレット11のフォ
ーク挿入孔26を構成する桁14の外周面に、フォーク
リフトのフォーク32が引掛かり難くすることができ、
パレットの取り扱いをより一層容易にすることができ
る。また、パレット11の外面が丸みを帯びた形状であ
ることから、積載物31等がパレット11と接触したよ
うな場合でも、それらが局所的に欠損するのを防止する
ことが可能である。
【0036】・ 上部桟13の下面及び下部桟12の上
面に、係止リブ23及び係合リブ24から構成される係
合面27を形成し、フォークリフトのフォーク32がそ
の係合面27と係合することができるように構成されて
いる。このため、縦横に網の目状に形成された係止リブ
23及び係合リブ24とによって、軽量化を図りつつ、
上部桟13及び下部桟12の強度を高め、パレット11
及び積載物31による荷重を確実に支持することができ
るとともに、フォークリフトのフォーク32と係合面2
7とが滑るのを防止することができる。
面に、係止リブ23及び係合リブ24から構成される係
合面27を形成し、フォークリフトのフォーク32がそ
の係合面27と係合することができるように構成されて
いる。このため、縦横に網の目状に形成された係止リブ
23及び係合リブ24とによって、軽量化を図りつつ、
上部桟13及び下部桟12の強度を高め、パレット11
及び積載物31による荷重を確実に支持することができ
るとともに、フォークリフトのフォーク32と係合面2
7とが滑るのを防止することができる。
【0037】・ 上部桟13及び下部桟12に複数の長
孔21を穿設したことから、パレット11の強度を保持
することができるとともに、軽量化を図ることができ
る。さらに、長孔21の周縁に沿って側部リブ22、係
止リブ23及び係合リブ24を垂設したことから、各桟
12、13の強度をさらに高めることができる。
孔21を穿設したことから、パレット11の強度を保持
することができるとともに、軽量化を図ることができ
る。さらに、長孔21の周縁に沿って側部リブ22、係
止リブ23及び係合リブ24を垂設したことから、各桟
12、13の強度をさらに高めることができる。
【0038】・ パレット11の上下面がほぼ対称とな
るように形成されていることから、上下を逆に配置して
使用することができ、例えば、上部桟13の係合面27
が欠損した場合でも、上下を逆に配置して下部桟12の
係合面27を使用することによって、より長い期間に渡
ってパレット11を使用することが可能である。
るように形成されていることから、上下を逆に配置して
使用することができ、例えば、上部桟13の係合面27
が欠損した場合でも、上下を逆に配置して下部桟12の
係合面27を使用することによって、より長い期間に渡
ってパレット11を使用することが可能である。
【0039】・ パレット11の側部リブ22の高さ寸
法を係止リブ23よりも低く形成するとともに、係合リ
ブ24に傾斜面25を形成したことから、フォークリフ
トのフォーク32と側部リブ22及び係止リブ23とを
引掛かり難くすることができ、フォーク32をフォーク
挿入孔26内に容易に挿入することができる。
法を係止リブ23よりも低く形成するとともに、係合リ
ブ24に傾斜面25を形成したことから、フォークリフ
トのフォーク32と側部リブ22及び係止リブ23とを
引掛かり難くすることができ、フォーク32をフォーク
挿入孔26内に容易に挿入することができる。
【0040】・ 3本のフォーク32を備えたフォーク
リフトを用いて、積載物31及びパレット11の少なく
とも1方を運搬することができることから、積載物31
及びパレット11の少なくとも1方の下面又は係合面2
7に加えられる荷重を分散することができる。このた
め、より重量の大きな積載物31を運搬することができ
るうえ、運搬時における積載物31又はパレット11の
欠損を防止することが可能である。
リフトを用いて、積載物31及びパレット11の少なく
とも1方を運搬することができることから、積載物31
及びパレット11の少なくとも1方の下面又は係合面2
7に加えられる荷重を分散することができる。このた
め、より重量の大きな積載物31を運搬することができ
るうえ、運搬時における積載物31又はパレット11の
欠損を防止することが可能である。
【0041】なお、本実施形態は次のように変更して具
体化することも可能である。 ・ 実施形態のパレット11において、上部桟13の個
数を2本、3本又は5本以上にするとともに、下部桟1
2の個数を2本、3本又は5本以上にすること。
体化することも可能である。 ・ 実施形態のパレット11において、上部桟13の個
数を2本、3本又は5本以上にするとともに、下部桟1
2の個数を2本、3本又は5本以上にすること。
【0042】このように構成した場合でも、上記実施形
態とほぼ同様な効果を発揮させることができる。さら
に、各桟12、13の個数を2本又は3本にした場合に
は、パレット11の構成を簡略化することができる。
態とほぼ同様な効果を発揮させることができる。さら
に、各桟12、13の個数を2本又は3本にした場合に
は、パレット11の構成を簡略化することができる。
【0043】逆に、各桟12、13の個数を5本以上に
した場合には、パレット11の強度を増大させることが
できるうえ、4本以上のフォーク32を備えたフォーク
リフトを用いて積載物31及びパレット11の少なくと
も1方を運搬することが可能であることから、より重量
の大きな積載物31を運搬することができるうえ、運搬
時における積載物31又はパレット11の欠損を防止す
ることができる。さらに、パレット11をより一層大型
化することが可能であることから、より大きな積載物3
1を運搬することができる。
した場合には、パレット11の強度を増大させることが
できるうえ、4本以上のフォーク32を備えたフォーク
リフトを用いて積載物31及びパレット11の少なくと
も1方を運搬することが可能であることから、より重量
の大きな積載物31を運搬することができるうえ、運搬
時における積載物31又はパレット11の欠損を防止す
ることができる。さらに、パレット11をより一層大型
化することが可能であることから、より大きな積載物3
1を運搬することができる。
【0044】・ 実施形態のパレット11において、上
向き凹所15及び下向き凹所16は、上記実施形態の構
成に限定される必要はなく、例えば中央部に位置する桁
14に形成される上向き凹所15を平面長方形状に形成
してもよい。また、全ての桁14に形成される上向き凹
所15及び下向き凹所16を、平面三角形状又は平面長
方形状に形成してもよい。
向き凹所15及び下向き凹所16は、上記実施形態の構
成に限定される必要はなく、例えば中央部に位置する桁
14に形成される上向き凹所15を平面長方形状に形成
してもよい。また、全ての桁14に形成される上向き凹
所15及び下向き凹所16を、平面三角形状又は平面長
方形状に形成してもよい。
【0045】・ 実施形態のパレット11において、上
向き凹所15及び下向き凹所16は、図1に示される上
記実施形態の構成に限定される必要はなく、例えば、上
部桟13の両端部に形成されている平面長方形状の上向
き凹所15は、その長さ方向が上部桟13の幅方向に延
びるように形成されていてもよい。同様に、パレット1
1のコーナ部に形成されている平面三角形状の上向き凹
所15は、図1に示されている状態から時計方向又は反
時計方向に90°回動させた位置に形成されていてもよ
い。
向き凹所15及び下向き凹所16は、図1に示される上
記実施形態の構成に限定される必要はなく、例えば、上
部桟13の両端部に形成されている平面長方形状の上向
き凹所15は、その長さ方向が上部桟13の幅方向に延
びるように形成されていてもよい。同様に、パレット1
1のコーナ部に形成されている平面三角形状の上向き凹
所15は、図1に示されている状態から時計方向又は反
時計方向に90°回動させた位置に形成されていてもよ
い。
【0046】・ 実施形態のパレット11において、桁
14の上壁14b及び底壁14aに長孔21を穿設する
とともに、長孔21の周縁に沿って係止リブ23及び係
合リブ24を突設すること。
14の上壁14b及び底壁14aに長孔21を穿設する
とともに、長孔21の周縁に沿って係止リブ23及び係
合リブ24を突設すること。
【0047】このように構成した場合、上部桟13及び
下部桟12の強度を高めることができるとともに、パレ
ット11の軽量化を図ることが可能である。さらに、パ
レット11を屋外で使用する場合には、上向き凹所15
又は下向き凹所16内に雨水等が溜まるのを防止するこ
とができる。
下部桟12の強度を高めることができるとともに、パレ
ット11の軽量化を図ることが可能である。さらに、パ
レット11を屋外で使用する場合には、上向き凹所15
又は下向き凹所16内に雨水等が溜まるのを防止するこ
とができる。
【0048】・ 実施形態のパレット11において、上
部補強リブ18、下部補強リブ19、水抜き孔20、長
孔21、側部リブ22、係止リブ23、係合リブ24及
び傾斜面25の少なくとも1種を省略して形成するこ
と。
部補強リブ18、下部補強リブ19、水抜き孔20、長
孔21、側部リブ22、係止リブ23、係合リブ24及
び傾斜面25の少なくとも1種を省略して形成するこ
と。
【0049】このように構成した場合、上記実施形態と
ほぼ同様な効果を発揮させることができるうえ、パレッ
ト11の構成をより一層簡略化することが可能である。 ・ 実施形態のパレット11において、長孔21、係止
リブ23及び係合リブ24の少なくとも1種の個数を変
更し、任意の個数形成すること。
ほぼ同様な効果を発揮させることができるうえ、パレッ
ト11の構成をより一層簡略化することが可能である。 ・ 実施形態のパレット11において、長孔21、係止
リブ23及び係合リブ24の少なくとも1種の個数を変
更し、任意の個数形成すること。
【0050】このように構成した場合でも、上記実施形
態とほぼ同様な効果を発揮させることができるうえ、積
載される予定の積載物31の重量等に対応したパレット
11を形成することが可能である。
態とほぼ同様な効果を発揮させることができるうえ、積
載される予定の積載物31の重量等に対応したパレット
11を形成することが可能である。
【0051】・ 実施形態のパレット11において、長
孔21の形状は長方形状に限定されず、例えば、正方形
状、六角形状や八角形状等の多角形状、円形状又は楕円
形状であってもよい。
孔21の形状は長方形状に限定されず、例えば、正方形
状、六角形状や八角形状等の多角形状、円形状又は楕円
形状であってもよい。
【0052】・ 実施形態のパレット11において、側
部リブ22の高さを係止リブ23及び係合リブ24の高
さと同じ高さに形成すること。さらに、前記実施形態よ
り把握できる技術的思想について以下に記載する。
部リブ22の高さを係止リブ23及び係合リブ24の高
さと同じ高さに形成すること。さらに、前記実施形態よ
り把握できる技術的思想について以下に記載する。
【0053】(1) 前記凹所を平面形状又は底面形状
が平面三角形状及び四角形状の少なくとも1方の形状に
形成した請求項1又は請求項2に記載のパレット。この
ように構成した場合、パレットの構成を簡単にすること
ができるとともに、その強度を高く保持することができ
る。
が平面三角形状及び四角形状の少なくとも1方の形状に
形成した請求項1又は請求項2に記載のパレット。この
ように構成した場合、パレットの構成を簡単にすること
ができるとともに、その強度を高く保持することができ
る。
【0054】(2) 前記桁を筒状に形成するととも
に、各桟には複数の孔を穿設し、さらに各孔間の連結部
分が前記フォークリフトのフォークと係合するように構
成した請求項1、請求項2及び前記(1)のいずれかに
記載のパレット。
に、各桟には複数の孔を穿設し、さらに各孔間の連結部
分が前記フォークリフトのフォークと係合するように構
成した請求項1、請求項2及び前記(1)のいずれかに
記載のパレット。
【0055】このように構成した場合、パレットの強度
を高く維持しながら、軽量化を図ることができる。 (3) 前記上下の桟と桁とにより外周部が形成される
とともに、桁の外周面が面取りされている請求項1、請
求項2、前記(1)及び前記(2)のいずれかに記載の
パレット。
を高く維持しながら、軽量化を図ることができる。 (3) 前記上下の桟と桁とにより外周部が形成される
とともに、桁の外周面が面取りされている請求項1、請
求項2、前記(1)及び前記(2)のいずれかに記載の
パレット。
【0056】このように構成した場合、パレットの外周
部及びフォーク挿入孔を構成する桁の外周面に、フォー
クリフトのフォーク等が引掛かるのを防止することがで
きることから、パレットの取り扱いを一層容易にするこ
とができる。
部及びフォーク挿入孔を構成する桁の外周面に、フォー
クリフトのフォーク等が引掛かるのを防止することがで
きることから、パレットの取り扱いを一層容易にするこ
とができる。
【0057】(4) 上下両面を使用可能である請求項
1、請求項2及び前記(1)から前記(3)のいずれか
に記載のパレット。このように構成した場合、パレット
の取り扱いを容易にすることができる。さらに、長期間
に渡って使用することも可能である。
1、請求項2及び前記(1)から前記(3)のいずれか
に記載のパレット。このように構成した場合、パレット
の取り扱いを容易にすることができる。さらに、長期間
に渡って使用することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
パレットによれば、使用目的に応じて、パレット上の積
載物をパレット毎運搬したり、積載物のみを運搬したり
することができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を
図ることができる。
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
パレットによれば、使用目的に応じて、パレット上の積
載物をパレット毎運搬したり、積載物のみを運搬したり
することができるとともに、強度を高めつつ、軽量化を
図ることができる。
【0059】請求項2に記載の発明のパレットによれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、パレットの
強度を向上させることができる。請求項3に記載のパレ
ットの発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発
明の効果に加えて、パレットの強度を一層向上させるこ
とができる。
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、パレットの
強度を向上させることができる。請求項3に記載のパレ
ットの発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発
明の効果に加えて、パレットの強度を一層向上させるこ
とができる。
【図1】 実施形態のパレットを示す斜視図。
【図2】 実施形態のパレットを示す平面図。
【図3】 (a)は実施形態のパレットを示す正面図、
(b)は実施形態のパレットを示す側面図。
(b)は実施形態のパレットを示す側面図。
【図4】 (a)は図2の4a―4a線におけるパレッ
トを示す断面図、(b)は図2の4b−4b線における
パレットを示す断面図、(c)は図2の4c―4c線に
おけるパレットを示す断面図。
トを示す断面図、(b)は図2の4b−4b線における
パレットを示す断面図、(c)は図2の4c―4c線に
おけるパレットを示す断面図。
【図5】 (a)及び(b)は実施形態のパレットを使
用している状態を示す斜視図。
用している状態を示す斜視図。
【図6】 (a)及び(b)は実施形態のパレットを使
用している状態を示す斜視図。
用している状態を示す斜視図。
11…パレット、12…桟としての下部桟、13…桟と
しての上部桟、14…桁、14a…桁の底壁、14b…
桁の上壁、15…凹所としての上向き凹所、16…凹所
としての下向き凹所、18…補強リブとしての上部補強
リブ、19…補強リブとしての下部補強リブ、26…フ
ォーク挿入孔、32…フォークリフトのフォーク。
しての上部桟、14…桁、14a…桁の底壁、14b…
桁の上壁、15…凹所としての上向き凹所、16…凹所
としての下向き凹所、18…補強リブとしての上部補強
リブ、19…補強リブとしての下部補強リブ、26…フ
ォーク挿入孔、32…フォークリフトのフォーク。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定間隔をおいて縦方向に複数の長板状
の桟を配置し、それら桟の上方に所定間隔をおいて横方
向に複数の桟を配置して、前記上下に位置する桟間を桁
により繋ぐように構成し、前記各桁間をフォークリフト
のフォークが挿入されるフォーク挿入孔とし、前記桟及
び桁を一体形成するとともに、前記桁の上壁及び底壁に
は上下互い違いに凹所を設け、かつ桁の上壁及び底壁か
ら凹所を臨む端縁に補強リブを形成したパレット。 - 【請求項2】 前記補強リブを、コーナ部において斜め
方向に形成した請求項1に記載のパレット。 - 【請求項3】 前記補強リブを、各桟の両端部において
縦又は横方向に形成した請求項1又は請求項2に記載の
パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11063469A JP2000255569A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11063469A JP2000255569A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000255569A true JP2000255569A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13230134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11063469A Pending JP2000255569A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000255569A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137690A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Gop Kk | 運搬台車 |
JP2021091465A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 三甲株式会社 | パレット |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11063469A patent/JP2000255569A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137690A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Gop Kk | 運搬台車 |
JP2021091465A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 三甲株式会社 | パレット |
JP7423045B2 (ja) | 2019-12-12 | 2024-01-29 | 三甲株式会社 | パレット |
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