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JP2000241435A - 生化学自動分析装置 - Google Patents

生化学自動分析装置

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Publication number
JP2000241435A
JP2000241435A JP11045808A JP4580899A JP2000241435A JP 2000241435 A JP2000241435 A JP 2000241435A JP 11045808 A JP11045808 A JP 11045808A JP 4580899 A JP4580899 A JP 4580899A JP 2000241435 A JP2000241435 A JP 2000241435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
barcode
sample
bar code
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11045808A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ishikawa
石川賢次
Harumi Kihara
木原春巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
Priority to JP11045808A priority Critical patent/JP2000241435A/ja
Publication of JP2000241435A publication Critical patent/JP2000241435A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】読み取り器がバーコードの情報を読み取る際
に、仮にラック用バーコードと検体容器用バーコードを
1つの情報として読み取ってしまったような場合でも、
それが誤読であることを明確に自己認識できるような生
化学自動分析装置を提供する。 【解決手段】複数の検体を収納し得るラックに、ラック
を識別するための情報を記載したバーコードラベルを配
置すると共に、それらのバーコードラベルの内容を読み
取り手段で読み取って、検体の自動分析を行なう生化学
自動分析装置において、前記読み取り手段により読み取
り可能な異なる位置に、複数のラック用バーコードラベ
ルを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液や尿などの検
体試料を測定対象とする生化学自動分析装置に関し、特
に生化学自動分析装置における、検体試料の情報が記載
されたバーコードの読み取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在実施されている生化学分析法、特に
病院などにおける臨床検査に実施されている生化学分析
法は、血液や尿などの検体試料を一定量反応容器に採
り、これに試薬を添加して、化学反応を起こさせ、分光
光度計などの測定手段によって比色定量、あるいは反応
速度測定を行なって、この測定結果により、分析成分の
濃度値、あるいは特定な単位として分析結果を得るとい
う方式のものが多い。このような分析法は、基本的に単
純な操作の繰り返しであることから、人手を煩わすこと
なく分析が行なえるように、これらの諸操作を完全に自
動化した生化学自動分析装置が開発され、販売されてい
る。
【0003】血液や尿などの検体試料の分析を行なう生
化学自動分析装置には、分析精度の向上、検査の確実
性、検体試料および試薬の微量化、トータルランニング
コストの低減を図ること、さらにはチャンネル数の少な
い小型装置で効率良く迅速に多検体、多項目の同時分析
を可能にすることなど、多様な要求がある。なかでも、
検体容器に収納されている検体試料がどの患者のもので
あるか、また、検体試料の検査項目は何であるか、など
の検体情報を、生化学自動分析装置が自動的に正しく認
識できるようにすることは、必須の要求項目となってい
る。
【0004】このため、従来にあっては、検体試料の搬
送過程で検体情報を認識する方法が採られてきた。すな
わち、図1に示すように、複数の検体容器1を収納した
ラック2に、検体試料群全体に関する情報をコード符号
化したバーコードを印刷したラベル3を1枚貼り付ける
と共に、個々の検体容器1には、患者番号や検査項目な
ど個々の検体に関する情報をコード符号化したバーコー
ドを印刷したラベル4を1枚ずつ貼り付けて検体試料の
搬送を行ない、その搬送過程において、図示しない投光
素子と受光素子より成る読み取り器で光学的にバーコー
ドの内容を読み取って、検査情報として利用していた。
【0005】そして、検体試料の分析後、生化学自動分
析装置に備えられたデータ処理装置が、患者番号と分析
結果を一体のものとしてプリントアウトすることによ
り、患者番号や分析結果に誤認識が入り込む余地をなく
すようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、読み取り器でバーコードを読み取らせる場合、CC
D又はレーザー光線でバーコード上を縦方向に走査する
が、正面から正反射の条件で走査したのではバーコード
を読み取ることができないため、バーコードに対して斜
め方向からCCD又はレーザー光線を走査させている。
【0007】ところが、ラック上に載置された検体容器
とバーコードラベルが貼り付けられたラックの端部と
は、お互いに間隔が狭く、ラックのバーコードと検体容
器のバーコードが近接しているのみならず、ラック用バ
ーコードは相対的に低い位置にあり、検体容器用バーコ
ードは相対的に高い位置にあるため、斜め方向からCC
D又はレーザー光線を走査させた場合、時に1回の走査
でラックと検体容器の両方のバーコードを連続的に一度
に読み取り、1つの読み取りデータとして扱ってしまう
という問題があった。このような誤読があると、生化学
自動分析装置の誤動作につながる可能性がある。
【0008】本発明の目的は、上述した点に鑑み、読み
取り器がバーコードの情報を読み取る際に、仮にラック
用バーコードと検体容器用バーコードを1つの情報とし
て読み取ってしまったような場合でも、それが誤読であ
ることを明確に自己認識できるような生化学自動分析装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかる生化学自動分析装置は、複数の検体
を収納し得るラックに、ラックを識別するための情報を
記載したバーコードラベルを配置すると共に、それらの
バーコードラベルの内容を読み取り手段で読み取って、
検体の自動分析を行なう生化学自動分析装置において、
前記読み取り手段により読み取り可能な異なる位置に、
複数のラック用バーコードラベルを配置したことを特徴
とする生化学自動分析装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図2は、本発明にかかる生化学
自動分析装置の検体試料搬送用ラックを示したものであ
る。複数の検体容器1を収納したラック2の前端部およ
び後端部には、検体試料群全体に関する情報をコード符
号化した内容的に同一のバーコードを印刷したラべル3
を1枚ずつ、合計2枚貼り付けると共に、個々の検体容
器1には、患者番号や検査項目など個々の検体に関する
情報をコード符号化したバーコードを印刷したラベル4
を1枚ずつ貼り付けている。
【0011】このような構成において、本発明の生化学
自動分析装置は、ラックで検体試料の搬送を行ない、そ
の搬送過程において、図示しない投光素子と受光素子よ
り成る読み取り器で光学的にバーコードラベルを読み取
って、結果を検査情報として利用する。その際、ラック
用のバーコードラベルがラックの前端部と後端部の2か
所に貼り付けられているため、生化学自動分析装置は、
同一内容のバーコードを2度読み取ることになる。
【0012】生化学自動分析装置のバーコード認識部に
は、同一内容のバーコードを2回読み取った場合には、
そのバーコードがラック用のバーコードであると認識す
るようにコンピュータープログラムを予め作っておく。
これにより、1回しか読み取られなかったバーコード
は、自動的に検体容器に貼り付けられたバーコードであ
ると認識される。そして、その結果、前後2回読み取ら
れるラック用バーコードの内容がお互いに同じでない場
合は、読み取り器が誤読を行なったものとして明確に判
定を下すことが可能となり、その場合は、エラー信号を
発して分析を中断させるか、あるいは、バーコードを誤
読したラックの検体試料を分析せずにスキップさせて次
のラックの検体試料の分析に移るなどの方策を採らせる
ことにより、バーコードの誤読による生化学自動分析装
置の誤動作を防ぐという効果を奏するものである。
【0013】また、本実施例では、ラック用のバーコー
ドラベルは、ラックの前端部と後端部に貼り付けられて
いるため、連続的にバーコード情報を読み取った場合
に、一対の同一のラック用のバーコード情報で挟まれた
バーコード情報群がそのラックに収納された検体容器に
関するバーコード情報であるということになる。従っ
て、バーコードの読み取り器が取り付けられているエン
コーダーのバーコード読み取り角度の情報と総合して判
断することによって、ラックの収納スペースに空きがあ
る場合でも、そのラックに収納されている検体容器の数
と場所とを、同時にかつ正確に確認することができると
いうメリットを有するものである。
【0014】尚、ラックに貼り付けられるバーコードラ
ベルの位置と枚数は、必ずしもラックの端部に2枚であ
る必要はなく、さまざまな位置へさまざまな枚数の貼り
付け方が可能であり、そのような変形を行なっても、本
発明と同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の生化学自動
分析装置によれば、検体容器を搬送するラックに同一内
容をもった複数のバーコードラベルを貼り付けたので、
ラック用のバーコードと検体容器用のバーコードを明確
に区別することができ、仮にバーコード読み取り器が誤
読を起こしたような場合でも、その誤読をすみやかに検
知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の生化学自動分析装置の検体容器搬送用
ラックを示す図である。
【図2】 本発明にかかる生化学自動分析装置の検体容
器搬送用ラックの一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・検体容器、2・・・ラック、3・・・ラック用バーコー
ドラベル、4・・・検体容器用バーコードラベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の検体を収納し得るラックに、ラック
    を識別するための情報を記載したバーコードラベルを配
    置すると共に、それらのバーコードラベルの内容を読み
    取り手段で読み取って、検体の自動分析を行なう生化学
    自動分析装置において、前記読み取り手段により読み取
    り可能な異なる位置に、複数のラック用バーコードラベ
    ルを配置したことを特徴とする生化学自動分析装置。
JP11045808A 1999-02-24 1999-02-24 生化学自動分析装置 Pending JP2000241435A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11045808A JP2000241435A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 生化学自動分析装置

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JP11045808A JP2000241435A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 生化学自動分析装置

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JP11045808A Pending JP2000241435A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 生化学自動分析装置

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Cited By (3)

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JP2007309675A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Olympus Corp サンプルラック供給回収装置
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