JP2000137842A - 駐車場の乗逃げ防止方法及び装置 - Google Patents
駐車場の乗逃げ防止方法及び装置Info
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Abstract
止する。 【解決手段】 車両入庫時に、駐車車両の少なくとも登
録番号を含む画像を撮影し、駐車中は、該撮影画像、又
は、該撮影画像から抽出した、駐車車両を特定するため
の情報を、駐車場利用者が認識可能な場所に表示する。
Description
止方法及び装置に係り、特に、無人の時間貸駐車場に用
いるのに好適な、駐車車両が正規の料金を支払わずに出
庫してしまう乗逃げを防止するための駐車場の乗逃げ防
止方法及び装置に関する。
た駐車料金を徴収することで、事業が成立している。従
って、正規の料金を支払わずに出庫する、いわゆる乗逃
げは、駐車場管理会社にとって、売上に係わる重要な問
題である。
るいは図2に示す如く、駐車車両10の入口側(図1)
や車体の下(図2)の地上面にロック板12を配置し、
車体の下(図1)や行止まり側正面(図2)に配置した
車両センサ14で車両10の入庫を検知すると、前記ロ
ック板12を上げて車両の移動を不可能とし、例えば車
両入口側側方に配設された精算機16での精算が完了す
ると、ロック板12を下げるようにすることで、乗逃げ
を防止している。又、人の目の代役として、監視カメラ
18を用いて、駐車場全体の様子を記録することで、駐
車場を管理している。図において、20は、駐車位置を
規定するための車止めである。
は、いわゆるRV(リクレーショナルビークル)車の普
及により、最低車高が高くなり、ロック板12を乗り越
えるのが容易になりつつある。監視カメラ18による管
理においても、録画時間の限界や録画された記録の確認
作業に時間がかかることや、事業地全体を写すため、車
両登録番号(いわゆるナンバー)を確認し難い等の問題
があり、監視カメラ18を用いても、その大半は実質見
せ掛けである等の認識を利用者がもっている現状があ
り、乗逃げ抑止の効果は薄かった。
は、逃避車両を特定する必要があるが、そのための費用
と、回収金額との費用対効果の問題があり、実際には、
逃避車両を特定して駐車料金を回収するのは困難な状況
であった。
くなされたもので、駐車場利用者に対する乗逃げ抑止効
果を高めることを課題とする。
規の料金を支払わずに出庫してしまう乗逃げを防止する
ための駐車場の乗逃げ防止方法において、駐車車両の少
なくとも登録番号を含む画像を撮影し、駐車中は、該撮
影画像、又は、該撮影画像から抽出した、駐車車両を特
定するための情報を、駐車場利用者が認識可能な場所に
表示することにより、乗逃げを抑止するようにして、前
記課題を解決したものである。
抽出した、駐車車両を特定するための情報を保持して、
乗逃げ車両の特定に利用するようにしたものである。
撮影画像から抽出した、駐車車両を特定するための情報
を、駐車場から離れた場所にある管理運営所のホストコ
ンピュータに伝送して、データを一元管理するようにし
たものである。
抽出した、駐車車両を特定するための情報を、集中精算
時の車両識別に利用して、精算ミスを防止するようにし
たものである。
を、車両の登録番号としたものである。
止防止装置において、車両が駐車場所にあることを検知
するための車両検知手段と、駐車車両の少なくとも登録
番号を含む画像を撮影するための撮影手段と、該撮影画
像、又は、該撮影画像から抽出した、駐車車両を特定す
るための情報、及び、駐車場利用者に対するメッセージ
を表示するための表示手段と、駐車料金を精算するため
の精算手段と、前記車両検知手段により車両入庫が検知
された時は、前記撮影画像、又は、該撮影画像から抽出
した、駐車車両を特定するための情報を、前記表示手段
に表示させるための制御手段とを備えることにより、同
じく前記課題を解決したものである。
録番号を含む、駐車車両を特定するための情報が含まれ
る画像が、駐車中は、駐車場利用者が認識可能な場所に
表示されるので、駐車場利用者は、自車両が特定されて
いることを認識せざるを得ず、乗逃げ抑止効果が高い。
実施形態を詳細に説明する。
施形態は、図3に示す如く、車両10が駐車場所にある
ことを検知するための、例えば車体の下に配設された車
両センサ14と、駐車車両10の少なくとも登録番号を
含む画像を撮影するための撮影カメラ22と、該撮影画
像、及び、駐車場利用者に対するメッセージを表示する
ためのディスプレイ24と、駐車料金を精算するため
の、例えば車両入口側側方に配設された精算機16と、
前記車両センサ14により車両入庫が検知されたとき
は、前記精算機16による正規料金の精算が完了するま
で、前記撮影画像を前記ディスプレイ24に表示させる
ための制御装置26とを含んで構成されている。
ドデジタルカメラを用いて、車両の全体を撮影するよう
に設定することができる。該撮影カメラ22、ディスプ
レイ24、及び、制御装置26は、例えば駐車車両の行
止まり側正面に一体的に配設されている。
により駐車車両10の入庫を検知するものとすることが
できる。なお、車両センサ14の構成や配設位置は、本
実施形態に限定されず、例えば光の遮蔽により駐車車両
10の存在を検知する光センサを用いることもできる。
を調整する場合、車両10と撮影カメラ22との距離を
測ることで撮影タイミングを取る際に、例えば超音波に
よる検知を用いることが望ましい。なお、撮影タイミン
グは車両入庫時に限定されず、入庫後、所定時間経過し
た時点で撮影することもできる。あるいは、ビデオカメ
ラを用いて常時撮影し、車両センサ14の出力をトリガ
として、所定タイミングで取込むようにすることもでき
る。
する。
する前は、駐車可能というメッセージを表示している
(ステップ100)。
知した場合(ステップ102)には、前記撮影カメラ2
2を作動させて、入庫車両を撮影し(ステップ10
4)、撮影画像をディスプレイ24に表示する(ステッ
プ106)。
ことが検知されている場合(ステップ108)には、車
両の入庫情報を精算機16に伝送して、課金状態にする
と共に、精算終了まで(ステップ110)、撮影画像を
表示する。
で、精算機16は精算完了信号を制御装置26に伝送し
て、前にディスプレイ24に表示されている駐車車両の
画像をクリアすると共に、該ディスプレイ24に出庫可
能というメッセージを表示し(ステップ112)、駐車
中且つ精算後の無料時間内であれば(ステップ11
4)、出庫可能メッセージの表示を継続する。
サ14の出力が無くなって、駐車中でないと判断された
ときには、課金中か否か判定し(ステップ120)、課
金中でなければ駐車可能メッセージを表示する。
サ14により車両が検知されなくなったときには、乗逃
げ処理を行う(ステップ122)。
信号を受けて撮影カメラ22を動作させ、その映像を、
入庫状態中、ディスプレイ24に表示し、同時に、車両
の入庫情報を精算機16に伝達させ、駐車状態を課金状
態にする。車両出庫時は、精算機16において精算完了
後、精算完了信号を制御装置26に送って、ディスプレ
イ24による表示画像をクリアする。
了まで、常時、撮影画像をディスプレイ24に表示する
ようにしているため、特に乗逃げ抑止効果が高い。な
お、車両入庫時のみ表示したり、あるいは、所定時間経
過後のみ表示したり、精算完了後も出庫まで表示する
等、他のタイミングで表示することも可能である。
2で撮影した画像をディスプレイ24に表示するだけで
あるため、構成が簡略である。なお、撮影カメラ22で
撮影された画像データをデジタル化し、乗逃げしたこと
を制御装置26が判定した際(ステップ122)に、乗
逃げ車両の画像を保持させ、画像データ中の文字認識技
術を用いて、車両登録番号を認識することで、乗逃げ車
両の特定を容易化することができる。画像データからの
車両登録番号の特定には、例えばいわゆるNシステムで
通行車両の登録番号検知に実用化されている技術を利用
することができる。
採用して、ディスプレイ24に、撮影カメラ22によっ
て撮影される生画像でなく、文字認識技術によって抽出
した登録番号を表示して、駐車場利用者の注意を更に喚
起することも可能である。
撮影された生画像でなく、該撮影画像から抽出した、駐
車車両を特定するための、例えば登録番号を保持するよ
うにした場合には、データの保持や伝送が容易である。
数の駐車スペース32を備えた、複数の離隔した駐車場
事業地30a・・・30nと、管理運営所にあるホスト
コンピュータ(HOST)34を接続しておくことで、
乗逃げ感知時に、駐車場側より乗逃げがあった旨の内容
と乗逃げ車両の画像データをホストコンピュータ34に
伝送し、ホストコンピュータ34でデータを一元管理し
て、乗逃げ車両の特定を自動化することも可能である。
更に、ホストコンピュータ34に記録しておいた乗逃げ
車両の登録番号と、後日、各駐車場事業地のいずれかに
再び入庫し、認識された車両の登録番号が一致する場合
に、警報等を発生して、再度の乗逃げを防止することも
可能である。
撮影カメラ22によって撮影された画像、又は、該撮影
画像から抽出した、駐車車両を特定するための情報と、
精算処理とを連係させ、集中精算機にもディスプレイ2
4を設置することで、精算時に自分の車両を確認できる
ようにして、違う車両の精算をしてしまって、出庫でき
ない等の精算ミスの発生することを防ぐことが可能とな
る。
少なくとも登録番号を含む画像、又は、該撮影画像から
抽出した、駐車車両を特定するための情報が表示されて
いることを、駐車場利用者が、否応なく認識するので、
乗逃げを防止する効果が高い。
示す説明図
を示す説明図
ャート
Claims (6)
- 【請求項1】駐車車両が正規の料金を支払わずに出庫し
てしまう乗逃げを防止するための駐車場の乗逃げ防止方
法において、 駐車車両の少なくとも登録番号を含む画像を撮影し、 駐車中は、該撮影画像、又は、該撮影画像から抽出し
た、駐車車両を特定するための情報を、駐車場利用者が
認識可能な場所に表示することによって、 乗逃げを防止することを特徴とする駐車場の乗逃げ防止
方法。 - 【請求項2】前記撮影画像、又は、該撮影画像から抽出
した、駐車車両を特定するための情報を保持して、乗逃
げ車両の特定に利用することを特徴とする請求項1記載
の駐車場の乗逃げ防止方法。 - 【請求項3】前記乗逃げ車両の撮影画像、又は、該撮影
画像から抽出した、駐車車両を特定するための情報を、
駐車場から離れた場所にある管理運営所のホストコンピ
ュータに伝送して、データを一元管理することを特徴と
する請求項2記載の駐車場の乗逃げ防止方法。 - 【請求項4】前記撮影画像、又は、該撮影画像から抽出
した、駐車車両を特定するための情報を、集中精算時の
車両識別に利用して、精算ミスを防止することを特徴と
する請求項1記載の駐車場の乗逃げ防止方法。 - 【請求項5】前記駐車車両を特定するための情報が、車
両の登録番号であることを特徴とする請求項2乃至4の
いずれかに記載の駐車場の乗逃げ防止方法。 - 【請求項6】駐車車両が正規の料金を支払わずに出庫し
てしまう乗逃げを防止するための駐車場の乗逃げ防止装
置において、 車両が駐車場所にあることを検知するための車両検知手
段と、 駐車車両の少なくとも登録番号を含む画像を撮影するた
めの撮影手段と、 該撮影画像、又は、該撮影画像から抽出した、駐車車両
を特定するための情報、及び、駐車場利用者に対するメ
ッセージを表示するための表示手段と、 駐車料金を精算するための精算手段と、 前記車両検知手段により車両入庫が検知された時は、前
記撮影画像、又は、該撮影画像から抽出した、駐車車両
を特定するための情報を、前記表示手段に表示させるた
めの制御手段と、 を備えたことを特徴とする駐車場の乗逃げ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31279298A JP2000137842A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 駐車場の乗逃げ防止方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31279298A JP2000137842A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 駐車場の乗逃げ防止方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000137842A true JP2000137842A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18033471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31279298A Pending JP2000137842A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 駐車場の乗逃げ防止方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000137842A (ja) |
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