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JP2000134271A - 復調装置及び復調方法 - Google Patents

復調装置及び復調方法

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Publication number
JP2000134271A
JP2000134271A JP10305429A JP30542998A JP2000134271A JP 2000134271 A JP2000134271 A JP 2000134271A JP 10305429 A JP10305429 A JP 10305429A JP 30542998 A JP30542998 A JP 30542998A JP 2000134271 A JP2000134271 A JP 2000134271A
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Japan
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data
amplitude
phase shift
signal
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JP10305429A
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Tomonori Sugiyama
智則 杉山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】受信側で変調方式を判定し、その判定に応じて
データの復調を行う。また、使用する復調部を1個にし
て構成の簡単化を図る。 【解決手段】受信信号からクロック同期・基準搬送波再
生部26の基準搬送波を使用して同相成分の検波を行う
同期検波器24並びに直交成分の検波を行う同期検波器
25と、再生部のクロックにより変調シンボルを表わし
ている時点の振幅レベルを検出するとともに変調シンボ
ル間の振幅レベルを検出する振幅レベル検出部27と、
同期検波された3段階のレベル信号を2ビットデータに
変換する3値−2値変換部28,29と、この各変換部
からのデータを合わせて4ビットにし、受信信号の変調
シンボル間の振幅レベル情報とメモリ30に記憶されて
いる変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報
とを比較して変調方式を判定しデータ復調する受信バッ
ファ31を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信信号から変調
方式を判定し、その変調方式に応じてデータを復調する
復調装置及び復調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の変調方式の中から1つを特
定してデータ通信を行うシステムとしては、例えば、特
開平5−130082号公報及び特開平7−12301
7号公報に記載されたものが知られている。
【0003】前者の特開平5−130082号公報のも
のは、図20に示すように、基地局1に近い移動端末
2,3に対しては周波数利用効率の高い変調方式である
QPSKを用い、基地局1から遠く離れた移動端末4,
5に対しては雑音に強い変調方式である16QAMを用
いて通信を行う可変変調通信方式を使用したもので、各
移動端末2〜4は基地局1からの制御信号を受信してそ
の品質をチェックし、その品質に基づいて基地局1に希
望の変調方式を通知し、基地局1では受信信号の品質を
チェックして希望の変調方式で通信ができるかを判断し
て変調方式を指定し通信を開始するようになっている。
【0004】また、後者の特開平7−123017号公
報のものは、図21に示すように、受信装置にFM復調
部11、PM復調部12、BPSK復調部13を設け、
アンテナ14で受けた受信波を、受信部15にて低雑音
増幅及び中間周波信号へ周波数変換した後、各復調部1
1,12,13へ分配送出し、各復調部11,12,1
3では、対応する変調信号が入力されるとその信号を復
調しビデオ信号を信号切替器16に出力するとともに復
調判定信号を復調判定回路17に出力するようになって
いる。そして、復調判定回路17は各復調部からの復調
判定信号を受けて現在どの復調部が動作中であるかを判
定し、信号切替器16に切替制御信号を送出するように
なっている。信号切替器16は各復調部からのビデオ信
号を受け、復調判定回路17からの復調判定信号により
ビデオ信号を選択してモニタ装置18やデータ処理装置
19に出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公報のものは、移動端末が基地局に対して希望の変調方
式を通知しなければならず、従って、変調方式の変更希
望がある度に希望の変調方式を通知することになり、基
地局と移動端末との間の変調方式の設定が面倒であっ
た。
【0006】また、後者の公報のものは、受信装置側に
各種変調方式に対応した複数の復調部とこの各復調部か
らのビデオ信号を選択的に出力する信号切替器を設けな
ければならず、受信装置の構成が複雑化する問題があっ
た。
【0007】そこで、請求項1乃至3記載の発明は、受
信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復
調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の
簡単化を図ることができる復調装置を提供する。また、
請求項3記載の発明は、さらに、変調方式をより確実に
判定できる復調装置を提供する。
【0008】また、請求項4乃至6記載の発明は、受信
側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調
ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の簡
単化を図ることができる復調方法を提供する。また、請
求項6記載の発明は、さらに、変調方式をより確実に判
定できる復調方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミング
で受信信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅
検出手段の振幅検出結果と変調シンボルを表わしている
時点の振幅とを比較して変調方式を判定する判定手段
と、この判定手段が判定した変調方式に合わせてデータ
を復調するデータ復調手段を備えた復調装置にある。
【0010】請求項2記載の発明は、受信した変調信号
の変調シンボル間の位相偏移量を検出する位相偏移量検
出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した位相偏移
量により変調方式を判定する判定手段と、この判定手段
が判定した変調方式に合わせてデータを復調するデータ
復調手段を備えた復調装置にある。
【0011】請求項3記載の発明は、受信した変調信号
の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅
を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の振幅検
出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比
較して変調方式を判定する第1の判定手段と、受信した
変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出する位相
偏移量検出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した
位相偏移量により変調方式を判定する第2の判定手段
と、各判定手段の判定結果に応じてデータを復調するデ
ータ復調手段を備えた復調装置にある。
【0012】請求項4記載の発明は、受信した変調信号
の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅
を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている
時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、この判定し
た変調方式に合わせてデータを復調する復調方法にあ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、受信した変調信号
の変調シンボル間の位相偏移量を検出し、この検出した
位相偏移量により変調方式を判定し、この判定した変調
方式に合わせてデータを復調する復調方法にある。
【0014】請求項6記載の発明は、受信した変調信号
の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅
を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている
時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、判定不能な
場合には、続いて、受信した変調信号の変調シンボル間
の位相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により
変調方式を判定し、変調方式を判定した時点でその判定
結果に応じてデータを復調する復調方法にある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、この実施の形態は変調方式として
MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の2つ
の変調方式を使用した場合を例として述べる。
【0016】先ず、MSK変調方式とπ/4シフトQP
SK変調方式の信号点配置について述べる。図1は、受
信信号の同相成分(I)の受信レベルと直交成分(Q)
の受信レベルを直交座標軸上に表わしたもので、4個の
「×」がMSK変調の信号配置点を表わし、8個の
「○」がπ/4シフトQPSK変調の信号配置点を表わ
している。同相成分(I)と直交成分(Q)は、それぞ
れ3段階「+1,0,−1」にレベル付けされ、さら
に、この3段階のレベルは2ビットのデータ「01,0
0,10」に変換され、同相成分(I)が「a1,a
3」の2ビット、直交成分(Q)が「a2,a4」の2
ビットとして、最終的には、図2に示すように、「a
1,a2,a3,a4」の4ビットで1つの変調シンボ
ルを表わす信号点となっている。
【0017】(第1の実施の形態)図3は復調装置の構
成を示すブロック図で、無線電波を受信する受信アンテ
ナ21、このアンテナ21が受信した受信信号を増幅
し、必要に応じて周波数変換を行う受信部22、この受
信部22からの受信信号を分岐する分岐部23、この分
岐部23にて分岐した受信信号から基準搬送波を使用し
て同相成分(I)の検波を行う同期検波器(I)24、
前記分岐部23にて分岐した受信信号から基準搬送波を
使用して直交成分(Q)の検波を行う同期検波器(Q)
25、受信信号からクロックの同期をとり、基準搬送波
を再生するクロック同期・基準搬送波再生部26を設け
ている。そして、前記クロック同期・基準搬送波再生部
26からの基準搬送波を前記同期検波器(I)24に直
接供給するとともにπ/2位相をずらせて前記同期検波
器(Q)25に供給している。
【0018】また、前記クロック同期・基準搬送波再生
部26にて受信信号から同期をとったクロックにより、
変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出す
るとともにクロックを整数倍あるいは位相をずらすこと
で変調シンボル間の任意のタイミングで振幅レベルを検
出する振幅検出手段としての振幅レベル検出部27、前
記同期検波器(I)24にて同期検波された3段階のレ
ベル信号「+1,0,−1」を2ビットのデータ「0
1,00,10」に変換する3値−2値変換部(I)2
8、前記同期検波器(Q)25にて同期検波された3段
階のレベル信号「+1,0,−1」を2ビットのデータ
「01,00,10」に変換する3値−2値変換部
(Q)29を設けている。
【0019】また、前記各3値−2値変換部28,29
からの2ビットのデータを合わせて4ビットにし、前記
振幅レベル検出部27により検出された受信信号の変調
シンボル間の任意のタイミングの振幅レベル情報と、メ
モリ30に記憶されている変調シンボルを表わしている
時点の振幅レベル情報とを比較して変調方式を判定し、
合成した4ビットのデータから判定した変調方式に合わ
せてデータを復調し出力する判定手段とデータ復調手段
を兼ね備えた受信バッファ31と、前記クロック同期・
基準搬送波再生部26、振幅レベル検出部27、メモリ
30及び受信バッファ31を制御する制御部32を設け
ている。
【0020】前記振幅レベル検出部27は、図4に示す
ように、分岐部23から出力された受信信号から包絡線
を取出す帯域フィルタ271、この帯域ファイルタ27
1を通過した信号から包絡線のレベルを検出する包絡線
検出器272、前記制御部32からの制御信号によって
前記クロック同期・基準搬送波再生部26から出力され
る同期クロックを取込んで変調シンボル間の任意のタイ
ミングの振幅レベルと変調シンボルを表わしている時点
の振幅レベルを検出するためのサンプルクロックを生成
するサンプルクロック生成部273及びこのサンプルク
ロック生成部273からのサンプルクロックのタイミン
グで振幅レベルをサンプリングし、前記受信バッファ3
1に振幅レベル信号を供給するレベル判定器274によ
って構成している。
【0021】次に、復調装置の作用について述べる。受
信アンテナ21からの受信信号はMSK変調かπ/4シ
フトQPSK変調かによって包絡線の特性が異なる。図
5はMSK変調の包絡線の特性を示し、図6はπ/4シ
フトQPSK変調の包絡線の特性を示している。
【0022】MSK変調の場合は、変調シンボルを表わ
す信号点が図5の(a) に示すように、A点→B点→C点
と位相偏移しても、包絡線レベルは図5の(b) に示すよ
うに常に一定のままとなる。これに対し、π/4シフト
QPSK変調の場合は、変調シンボルを表わす信号点が
図6の(a) に示すように、X点→Y点→Z点と位相偏移
すると、包絡線レベルは図6の(b) に示すようにX点か
らY点並びにY点からZ点への偏移の間にそれぞれ包絡
線レベルが一旦小さくなり、再びもとのレベルに戻る。
【0023】従って、例えば、前記振幅レベル検出部2
7において前記クロック同期・基準搬送波再生部26に
て同期をとったクロックの2倍の間隔で変調シンボルを
表わしている時点(A、B、C点あるいはX、Y、Z
点)の振幅レベルと変調シンボル間の中間点(AB、B
C点あるいはXY、YZ点)での振幅レベルを交互に検
出して2つの検出結果を比較し、検出したレベルに変化
がなければMSK変調、レベルに変化があればπ/4シ
フトQPSK変調であると判定することができる。
【0024】そこで、前記受信バッファ31では、振幅
レベル検出部27にて検出した変調シンボル間の中間点
での振幅レベル情報と、1つ前に検出し前記メモリ30
に記憶してある変調シンボルを表わしている時点の振幅
レベル情報を比較し、ある閾値以上の変化がある場合に
はπ/4シフトQPSK変調、閾値以上の変化がない場
合にはMSK変調と判定し、その変調方式に合わせて復
調を行い、復調データを出力する。
【0025】この復調装置での一連の処理を流れ図で示
せば図7に示すようになる。すなわち、S1にて、振幅
レベル検出部27は、受信アンテナ21が受信した受信
信号の振幅レベルをクロック同期・基準搬送波再生部2
6にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で検出す
る。続いて、S2にて、受信バッファ31は、検出した
変調シンボル間の中間点での振幅レベルと、1つ前に検
出し予めメモリ30に記憶してある変調シンボルを表わ
している時点の振幅レベルとを比較する。そして、S3
にて、振幅レベルにある閾値以上の変化があるか否かを
チェックし、閾値以上の変化があればS4にてπ/4シ
フトQPSK変調であると判定し、また、閾値以上の変
化がなければS5にてMSK変調であると判定する。
【0026】続いて、S6にて、受信部22、各同期検
波器24,25、各3値−2値変換部28,29を介し
て入力する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータか
ら受信バッファ31にて現時点の変調シンボルを表わす
信号点を検出する。続いて、S7にて、予め、1つ前の
変調シンボルを表わしていた信号点から次に検出される
信号点に対応する復調データを求め、メモリ30に格納
してある復調データテーブルをもとにデータを復調す
る。
【0027】そして、S8にて、現時点の変調シンボル
を表わす信号点から次に検出される信号点に対応する復
調データを求め、復調データテーブルとしてメモリ30
に格納しておく。例えば、図8の(a) に示すように、現
時点の変調シンボルを表わす信号点が「2」である場合
に、次の信号点が「0」であれば復調データは「1」、
また、次の信号点が「1」であれば復調データは「1
0」、また、次の信号点が「3」であれば復調データは
「00」のように、次に検出される信号点に対応する復
調データを求めることができ、図8の(b) に示すような
復調データテーブルを作成することができる。
【0028】続いて、S9にて、振幅レベル検出部27
は変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出
する。そして、S10にて、検出した振幅レベルをメモ
リ30に格納し、ルーチンを再びS1の処理に戻す。
【0029】このように、受信側の復調装置において受
信信号から変調シンボルを表わしている時点の振幅レベ
ルと検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルと
を比較してレベル変化を見ることにより変調方式を判定
し、その判定に応じてデータの復調ができる。しかも、
MSK変調及びπ/4シフトQPSK変調の2つの変調
方式から1つを判定し、その判定に基づいてデータを復
調する制御を1つの復調装置で行うことができ、構成の
簡単化を図ることができる。
【0030】なお、この実施の形態では、変調方式を判
定する判定手段を受信バッファに持たせたが必ずしもこ
れに限定するものではなく、振幅レベル検出部に持たせ
ることもできる。この場合、変調シンボルを表わしてい
る時点の振幅レベル情報を記憶するメモリを振幅レベル
検出部内に設けるか、あるいは振幅レベル検出部が変調
シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を必要な
都度メモリ30から読出すようにすればよい。
【0031】(第2の実施の形態)この実施の形態は、
図9に示すように、振幅レベル検出部を省略した点、受
信バッファの機能及びメモリに記憶するデータを除いて
は前述した第1の実施の形態と基本的に同じ構成であ
る。受信バッファ311は、MSK変調とπ/4シフト
QPSK変調の受信シンボル間の位相偏移量の違いから
変調方式を判定するものである。
【0032】すなわち、受信アンテナ21からの受信信
号はMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かによって
位相偏移量が異なる。図10はMSK変調の位相偏移量
を表わし、図11はπ/4シフトQPSK変調の位相偏
移量を表わしている。MSK変調では、位相偏移量がπ
/2であれば「0」のデータを表わし、−π/2であれ
ば「1」のデータを表わす。また、π/4シフトQPS
K変調では、位相偏移量がπ/4であれば「00」のデ
ータを表わし、3π/4であれば「01」のデータを表
わし、−π/4であれば「10」のデータを表わし、−
3π/4であれば「11」のデータを表わす。
【0033】例えば、MSK変調の変調シンボルを表わ
す信号点が図10に示すように、A点→B点→C点→B
点と偏移した場合、それに対する位相の偏移量は、π/
2→π/2→−π/2となり、復調データは「001」
となる。また、π/4シフトQPSK変調の変調シンボ
ルを表わす信号点が図11に示すように、X点→Y点→
Z点→W点と偏移した場合、それに対する位相の偏移量
は、3π/4→π/4→−3π/4となり、復調データ
は「010011」となる。
【0034】従って、前記受信バッファ311では、3
値−2値変換部(I)28からの同相成分(I)の2ビ
ットのデータと3値−2値変換部(Q)29からの直交
成分(Q)の2ビットのデータを合わせて4ビットに
し、その4ビットデータから現時点の変調シンボルを表
わす信号点を導き、予めメモリ30に記憶してある1つ
前の変調シンボルを表わしていた信号点情報と比較演算
を行い、受信シンボル間の位相偏移量を求め、偏移量が
±π/2であればMSK変調、±π/4、±3π/4で
あればπ/4シフトQPSK変調と判定し、この判定し
た変調方式に合わせて受信データを復調し出力する。
【0035】次に、復調装置の作用について述べる。受
信アンテナ21からの受信信号は受信部22で増幅、周
波数変換され、分岐部23で2つに分岐されて同期検波
器(I)24と同期検波器(Q)25にそれぞれ供給さ
れる。そして、同期検波器(I)24にて同相成分
(I)が同期検波され、同期検波器(Q)25にて直交
成分(Q)が同期検波される。
【0036】前記同期検波器(I)24は、受信信号を
3段階のレベル「+1,0,−1」に分け3値−2値変
換部(I)28に供給する。また、前記同期検波器
(Q)25は、受信信号を3段階のレベル「+1,0,
−1」に分け3値−2値変換部(Q)29に供給する。
【0037】そして、図12に示すように、前記3値−
2値変換部(I)28は、同期検波器(I)24から入
力される3段階のレベルを同相成分(I)の2ビットの
データ「a1,a3」に変換する。すなわち、3段階の
レベルが、+1であれば2ビットのデータ「01」に変
換し、0であれば2ビットのデータ「00」に変換し、
−1であれば2ビットのデータ「10」に変換して前記
受信バッファ311に供給する。また、前記3値−2値
変換部(Q)29は、同期検波器(Q)25から入力さ
れる3段階のレベルを直交成分(Q)の2ビットのデー
タ「a2,a4」に変換する。すなわち、3段階のレベ
ルが、+1であれば2ビットのデータ「01」に変換
し、0であれば2ビットのデータ「00」に変換し、−
1であれば2ビットのデータ「10」に変換して前記受
信バッファ311に供給する。
【0038】前記受信バッファ311は、図13に示す
ように、前記各3値−2値変換部28,29からの2ビ
ットの同相成分(I)「a1,a3」と2ビットの直交
成分(Q)「a2,a4」を合わせて4ビットのデータ
「a1,a2,a3,a4」とし、これをさらに8つの
信号点を表わす3ビットのデータに変換する。すなわ
ち、4ビットデータが「0010」であれば「000
(10進;0)」に変換し、「0011」であれば「0
01(10進;1)」に変換し、「0001」であれば
「010(10進;2)」に変換し、「1001」であ
れば「011(10進;3)」に変換し、「1000」
であれば「100(10進;4)」に変換し、「110
0」であれば「101(10進;5)」に変換し、「0
100」であれば「110(10進;6)」に変換し、
「0110」であれば「111(10進;7)」に変換
する。
【0039】そして、前記受信バッファ311は、現時
点の変調シンボルを表わす信号点情報と予めメモリ30
に記憶してある1つ前の変調シンボルを表わしていた信
号点情報から、変調シンボル間の位相偏移量を求めるた
めに減算を行い、図14に示すように、演算結果が10
進数で+2又は−6であれば位相偏移量がπ/2、−2
又は+6であれば位相偏移量が−π/2であってMSK
変調と判定し、復調データとして位相偏移量がπ/2の
ときは「0」を出力し、位相偏移量が−π/2のときは
「1」を出力する。
【0040】また、図15に示すように、演算結果が1
0進数で+1又は−7であれば位相偏移量がπ/4、+
3又は−5であれば位相偏移量が3π/4、−1又は+
7であれば位相偏移量が−π/4、−3又は+5であれ
ば位相偏移量が−3π/4であってπ/4シフトQPS
K変調と判定し、復調データとして位相偏移量がπ/4
のときは「00」を出力し、位相偏移量が3π/4のと
きは「01」を出力し、位相偏移量が−π/4のときは
「10」を出力し、位相偏移量が−3π/4のときは
「11」を出力する。
【0041】この復調装置での一連の処理を流れ図で示
せば図16に示すようになる。すなわち、S11にて、
受信バッファ311は、受信部22、各同期検波器2
4,25、各3値−2値変換部28,29を介して入力
する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータから現時
点の変調シンボルを表わす信号点を検出する。続いて、
S12にて、受信バッファ311は、検出した信号点情
報と予めメモリ30に記憶している1つ前の変調シンボ
ルを表わしていた信号点情報とを比較し減算する。
【0042】そして、減算結果が±2,±6のとき、つ
まり位相偏移量が±π/2であればS13にてMSK変
調と判定し、S14にて、図14に示す関係を格納した
復調データテーブルをもとにデータを復調する。すなわ
ち、減算結果が+2又は−6で、位相偏移量がπ/2で
あれば「0」とデータを復調し、減算結果が−2又は+
6で、位相偏移量が−π/2であれば「1」とデータを
復調する。そして、S15にて、検出した現時点の信号
点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS11の
処理に戻す。
【0043】また、減算結果が±1,±3,±5,±7
のとき、つまり位相偏移量が±π/4、±3π/4であ
ればS16にてπ/4シフトQPSK変調と判定し、S
17にて、図15に示す関係を格納した復調データテー
ブルをもとにデータを復調する。すなわち、減算結果が
+1又は−7で、位相偏移量がπ/4であれば「00」
とデータを復調し、減算結果が+3又は−5で、位相偏
移量が3π/4であれば「01」とデータを復調し、減
算結果が−1又は+7で、位相偏移量が−π/4であれ
ば「10」とデータを復調し、減算結果が−3又は+5
で、位相偏移量が−3π/4であれば「11」とデータ
を復調する。そして、S15にて、検出した現時点の信
号点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS11
の処理に戻す。
【0044】このように、受信側の復調装置において受
信信号の受信シンボル間の位相偏移量を求めることで変
調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ
る。しかも、MSK変調及びπ/4シフトQPSK変調
の2つの変調方式から1つを判定し、その判定に基づい
てデータを復調する制御を1つの復調装置で行うことが
でき、構成の簡単化を図ることができる。
【0045】(第3の実施の形態)この実施の形態は、
図17に示すように、受信バッファの機能及びメモリに
記憶するデータを除いては前述した第1の実施の形態と
基本的に同じ構成である。受信バッファ312は、振幅
レベルからMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かの
判定を行うとともに、この判定が不能なときには、受信
シンボル間の位相偏移量の違いからMSK変調かπ/4
シフトQPSK変調かの判定を行うものである。
【0046】すなわち、受信アンテナ21からの受信信
号はMSK変調であれば包絡線は常に一定のままであ
り、π/4シフトQPSK変調であれば位相偏移の間に
包絡線が一旦小さくなり、再びもとのレベルに戻る。ま
た、受信信号はMSK変調であれば位相偏移量はπ/2
又は−π/2であり、π/4シフトQPSK変調であれ
ば位相偏移量はπ/4、3π/4、−π/4及び−3π
/4のいずれかである。
【0047】そこで、先ず、振幅レベル検出部27に
て、変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと変
調シンボルの中間点での振幅レベルを交互に検出する。
そして、受信バッファ312は、前記振幅レベル検出部
27が検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベル
情報と1つ前に検出し、メモリ30に記憶してある変調
シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を比較
し、図18の(a) に示すように、レベル変化がπ/4シ
フトQPSK用閾値以上の場合にはπ/4シフトQPS
K変調と判定し、また、図18の(b) に示すように、レ
ベル変化がMSK用閾値以下の場合にはMSK変調と判
定し、この判定した変調方式に合わせてデータを復調し
出力する。
【0048】また、ノイズや振幅レベル検出部27にお
ける検出タイミングのずれなどにより、図18の(c) に
示すように、レベル変化がπ/4シフトQPSK用閾値
からMSK用閾値の間に入っていて変調方式の判定が不
能な場合には、振幅レベルでの変調方式の判定を行わ
ず、受信シンボル間の位相偏移量から変調方式を判定す
る。すなわち、3値−2値変換部(I)28からの同相
成分(I)2ビット(a1,a3)と3値−2値変換部
(Q)29からの直交成分(Q)2ビット(a2,a
4)を合わせた4ビットのデータ(a1,a2,a3,
a4)から現時点の変調シンボルを表わす信号点を導
き、予めメモリ30に記憶してある1つ前の変調シンボ
ルを表わしていた信号点情報と比較演算し、受信シンボ
ル間の位相偏移量を求め、偏移量が±π/2であればM
SK変調と判定し、また、偏移量が±π/4、±3π/
4であればπ/4シフトQPSK変調と判定し、この判
定した変調方式に合わせてデータを復調し出力する。
【0049】この復調装置での一連の処理を流れ図で示
せば図19に示すようになる。すなわち、S21にて、
振幅レベル検出部27は、受信アンテナ21が受信した
受信信号の振幅レベルをクロック同期・基準搬送波再生
部26にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で検
出する。続いて、S22にて、受信バッファ312は、
検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルと、1
つ前に検出し予めメモリ30に記憶してある変調シンボ
ルを表わしている時点の振幅レベルとを比較する。そし
て、S23にて、振幅レベルの変化が、π/4シフトQ
PSK用閾値以上であればS24にてπ/4シフトQP
SK変調であると判定し、また、MSK用閾値以下であ
ればS25にてMSK変調であると判定し、それ以外で
あれば判定不能と判断する。
【0050】変調方式の判定が行われた場合には、続い
て、S26にて、受信部22、各同期検波器24,2
5、各3値−2値変換部28,29を介して入力する同
相成分(I)と直交成分(Q)のデータから受信バッフ
ァ312は現時点の変調シンボルを表わす信号点を検出
する。続いて、S27にて、予め、1つ前の変調シンボ
ルを表わしていた信号点から次に検出される信号点に対
応する復調データを求め、メモリ30に格納してある復
調データテーブルをもとにデータを復調する。そして、
S28にて、現時点の変調シンボルを表わす信号点から
次に検出される信号点に対応する復調データを求め、復
調データテーブルとしてメモリ30に格納する。
【0051】続いて、S29にて、振幅レベル検出部2
7は変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検
出する。そして、S30にて、検出した振幅レベルをメ
モリ30に格納し、ルーチンを再びS21の処理に戻
す。
【0052】また、振幅レベルによる変調方式の判定が
不能であると判断したときには、S31にて、受信バッ
ファ312は、受信部22、各同期検波器24,25、
各3値−2値変換部28,29を介して入力する同相成
分(I)と直交成分(Q)のデータから現時点の変調シ
ンボルを表わす信号点を検出する。続いて、S32に
て、受信バッファ312は、検出した信号点情報と予め
メモリ30に記憶している1つ前の変調シンボルを表わ
していた信号点情報とを比較し減算する。
【0053】そして、減算結果が±2,±6のとき、つ
まり位相偏移量が±π/2であればS33にてMSK変
調と判定し、S34にて、復調データテーブルをもとに
データを復調する。すなわち、減算結果が+2又は−6
で、位相偏移量がπ/2であれば「0」とデータを復調
し、減算結果が−2又は+6で、位相偏移量が−π/2
であれば「1」とデータを復調する。そして、S35に
て、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格納
し、ルーチンを再びS21の処理に戻す。
【0054】また、減算結果が±1,±3,±5,±7
のとき、つまり位相偏移量が±π/4、±3π/4であ
ればS36にてπ/4シフトQPSK変調と判定し、S
37にて、復調データテーブルをもとにデータを復調す
る。すなわち、減算結果が+1又は−7で、位相偏移量
がπ/4であれば「00」とデータを復調し、減算結果
が+3又は−5で、位相偏移量が3π/4であれば「0
1」とデータを復調し、減算結果が−1又は+7で、位
相偏移量が−π/4であれば「10」とデータを復調
し、減算結果が−3又は+5で、位相偏移量が−3π/
4であれば「11」とデータを復調する。そして、S3
5にて、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格
納し、ルーチンを再びS21の処理に戻す。
【0055】このように、受信側の復調装置において受
信信号から変調シンボルを表わしている時点の振幅レベ
ルと検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルと
を比較してレベル変化を見ることにより変調方式を判定
し、その判定に応じてデータの復調ができる。また、レ
ベル変化による変調方式の判定が不能なときには、受信
信号の受信シンボル間の位相偏移量を求めることで変調
方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ
る。従って、変調方式の判定がより確実にできる。
【0056】しかも、MSK変調及びπ/4シフトQP
SK変調の2つの変調方式から1つを判定し、その判定
に基づいてデータを復調する制御を1つの復調装置で行
うことができ、構成の簡単化を図ることができる。
【0057】なお、前述した各実施の形態においては、
MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の2つ
の変調方式から1つを判定して復調する場合について述
べたが必ずしもこれに限定するものではなく、例えば、
CPFSK変調とQPSK変調のように包絡線の特性が
異なる別の2つの変調方式やBPSK変調とπ/4シフ
トQPSK変調、あるいはCPFSK変調とMSK変
調、あるいはGMSK変調とπ/4シフトQPSK変調
とBPSK変調などのように位相偏移量が異なっている
2つあるいは3つ以上の変調方式から1つを判定して復
調する場合であってもよい。
【0058】また、前述した第1、第3の実施の形態に
おいては、振幅レベル検出部がクロック同期・基準搬送
波再生部にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で
変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと変調シ
ンボル間の中間点での振幅レベルを検出するようにした
が、受信信号の変調シンボル間の任意のタイミングで振
幅レベルが検出できれば必ずしもこれに限定するもので
はない。
【0059】
【発明の効果】請求項1乃至3記載の発明によれば、受
信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復
調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の
簡単化を図ることができる復調装置を提供できる。ま
た、請求項3記載の発明によれば、さらに、変調方式を
より確実に判定できる復調装置を提供できる。
【0060】また、請求項4乃至6記載の発明によれ
ば、受信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデー
タの復調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして
構成の簡単化を図ることができる復調方法を提供でき
る。また、請求項6記載の発明によれば、さらに、変調
方式をより確実に判定できる復調方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方
式の信号点配置について説明するための図。
【図2】変調シンボルを表わす信号点を示すデータ構成
を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図4】同実施の形態における振幅レベル検出部の構成
を示すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるMSK変調の包絡線の特
性を説明するための図。
【図6】同実施の形態におけるπ/4シフトQPSK変
調の包絡線の特性を説明するための図。
【図7】同実施の形態における復調装置の一連の処理を
示す流れ図。
【図8】同実施の形態における復調データテーブルの作
成を説明するための図。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図10】同実施の形態におけるMSK変調の位相偏移
量を説明するための図。
【図11】同実施の形態におけるπ/4シフトQPSK
変調の位相偏移量を説明するための図。
【図12】同実施の形態における3値−2値変換部の作
用を説明するための図。
【図13】同実施の形態における受信バッファのデータ
変換を説明するための図。
【図14】同実施の形態における受信バッファのMSK
変調のときの復調処理を説明するための図。
【図15】同実施の形態における受信バッファのπ/4
シフトQPSK変調のときの復調処理を説明するための
図。
【図16】同実施の形態における復調装置の一連の処理
を示す流れ図。
【図17】本発明の第3の実施の形態を示すブロック
図。
【図18】同実施の形態における受信信号の包絡線のレ
ベル検出による変調方式の判定を説明するための図。
【図19】同実施の形態における復調装置の一連の処理
を示す流れ図。
【図20】従来のデータ通信システムを示す図。
【図21】従来の受信装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
24,25…同期検波器 26…クロック同期・基準搬送波再生部 27…振幅レベル検出部 28,29…3値−2値変換部 31…受信バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した変調信号の変調シンボル間の任
    意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手
    段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボル
    を表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定
    する判定手段と、この判定手段が判定した変調方式に合
    わせてデータを復調するデータ復調手段を備えたことを
    特徴とする復調装置。
  2. 【請求項2】 受信した変調信号の変調シンボル間の位
    相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、この位相偏
    移量検出手段が検出した位相偏移量により変調方式を判
    定する判定手段と、この判定手段が判定した変調方式に
    合わせてデータを復調するデータ復調手段を備えたこと
    を特徴とする復調装置。
  3. 【請求項3】 受信した変調信号の変調シンボル間の任
    意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手
    段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボル
    を表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定
    する第1の判定手段と、受信した変調信号の変調シンボ
    ル間の位相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、こ
    の位相偏移量検出手段が検出した位相偏移量により変調
    方式を判定する第2の判定手段と、前記各判定手段の判
    定結果に応じてデータを復調するデータ復調手段を備え
    たことを特徴とする復調装置。
  4. 【請求項4】 受信した変調信号の変調シンボル間の任
    意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結
    果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較し
    て変調方式を判定し、この判定した変調方式に合わせて
    データを復調することを特徴とする復調方法。
  5. 【請求項5】 受信した変調信号の変調シンボル間の位
    相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により変調
    方式を判定し、この判定した変調方式に合わせてデータ
    を復調することを特徴とする復調方法。
  6. 【請求項6】 受信した変調信号の変調シンボル間の任
    意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結
    果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較し
    て変調方式を判定し、判定不能な場合には、続いて、受
    信した変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出
    し、この検出した位相偏移量により変調方式を判定し、
    変調方式を判定した時点でその判定結果に応じてデータ
    を復調することを特徴とする復調方法。
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