JP2000132413A - エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体 - Google Patents
エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体Info
- Publication number
- JP2000132413A JP2000132413A JP10301045A JP30104598A JP2000132413A JP 2000132413 A JP2000132413 A JP 2000132413A JP 10301045 A JP10301045 A JP 10301045A JP 30104598 A JP30104598 A JP 30104598A JP 2000132413 A JP2000132413 A JP 2000132413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retry
- fault
- failure
- computer
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Retry When Errors Occur (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク装置を有する周辺装置に対する入出
力動作要求で障害が発生した場合に、コンピュータによ
る判断処理の軽減を図ると共に障害回復処理における無
駄なリトライ処理を低減したエラーリトライ方法を提供
する。 【解決手段】 周辺装置は、発生した障害が自装置内の
ディスク装置に起因する障害かパスに起因する障害かを
切り分けて障害発生部位を特定し、障害の種類及び障害
発生部位に対応する、リトライ回数及びリトライ時のパ
スを指示するリトライ方法を含むリトライ情報を決定
し、リトライ時の応答待ち時間である監視時間を算出
し、それらの処理結果である装置障害部位切り分け情
報、リトライ情報、及び監視時間情報を入出力動作要求
を行ったコンピュータに対して送信する。コンピュータ
は、リトライ情報及び監視時間情報に基づいて、所定の
経路を介して所定回数のリトライを所定の監視時間でそ
れぞれ実行する。
力動作要求で障害が発生した場合に、コンピュータによ
る判断処理の軽減を図ると共に障害回復処理における無
駄なリトライ処理を低減したエラーリトライ方法を提供
する。 【解決手段】 周辺装置は、発生した障害が自装置内の
ディスク装置に起因する障害かパスに起因する障害かを
切り分けて障害発生部位を特定し、障害の種類及び障害
発生部位に対応する、リトライ回数及びリトライ時のパ
スを指示するリトライ方法を含むリトライ情報を決定
し、リトライ時の応答待ち時間である監視時間を算出
し、それらの処理結果である装置障害部位切り分け情
報、リトライ情報、及び監視時間情報を入出力動作要求
を行ったコンピュータに対して送信する。コンピュータ
は、リトライ情報及び監視時間情報に基づいて、所定の
経路を介して所定回数のリトライを所定の監視時間でそ
れぞれ実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タで共通に使用される周辺装置に対するデータの入出力
動作要求で障害が発生したときに、その障害を回復させ
るために入出力動作要求を再試行(以下、リトライと称
す)させるためのエラーリトライ方法に関する。
タで共通に使用される周辺装置に対するデータの入出力
動作要求で障害が発生したときに、その障害を回復させ
るために入出力動作要求を再試行(以下、リトライと称
す)させるためのエラーリトライ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエラーリトライ方法とし
て、例えば、特開昭63−104126号公報にその技
術が記載されている。
て、例えば、特開昭63−104126号公報にその技
術が記載されている。
【0003】特開昭63−104126号公報に記載さ
れたエラーリトライ方法では、ホストコンピュータから
周辺装置内の記憶装置であるディスク装置へアクセスし
たときに障害が発生した場合、発生した障害がディスク
装置を制御する周辺制御装置の障害であるかディスク装
置自体の障害であるかを切り分け、周辺制御装置、及び
ディスク装置の障害発生回数をそれぞれエラーカウンタ
によって記録し、エラーカウンタの値があらかじめ設定
された値以上になった場合に、対応するディスク装置の
切り離しや部分的な閉塞を行っている。
れたエラーリトライ方法では、ホストコンピュータから
周辺装置内の記憶装置であるディスク装置へアクセスし
たときに障害が発生した場合、発生した障害がディスク
装置を制御する周辺制御装置の障害であるかディスク装
置自体の障害であるかを切り分け、周辺制御装置、及び
ディスク装置の障害発生回数をそれぞれエラーカウンタ
によって記録し、エラーカウンタの値があらかじめ設定
された値以上になった場合に、対応するディスク装置の
切り離しや部分的な閉塞を行っている。
【0004】ここで、ホストコンピュータには、ホスト
コンピュータと周辺装置間の接続経路(以下、パスと称
す)、及び周辺装置内のパスの使用可否を指示するイン
ジケータを予め備えておき、障害が発生した場合は、イ
ンジケータを参照して使用可能な代替パスがあるか否か
を判断し、代替パスがあるときにはその代替パスを用い
てリトライを行っている。
コンピュータと周辺装置間の接続経路(以下、パスと称
す)、及び周辺装置内のパスの使用可否を指示するイン
ジケータを予め備えておき、障害が発生した場合は、イ
ンジケータを参照して使用可能な代替パスがあるか否か
を判断し、代替パスがあるときにはその代替パスを用い
てリトライを行っている。
【0005】すなわち、障害発生時に使用可能な代替え
パスがある場合は、すぐにその代替えパスを用いてリト
ライを行うことで、無駄なリトライ処理をなくしてリト
ライ処理の効率を向上させている。
パスがある場合は、すぐにその代替えパスを用いてリト
ライを行うことで、無駄なリトライ処理をなくしてリト
ライ処理の効率を向上させている。
【0006】一方、コンピュータが有する入出力装置に
対するエラーリトライ方法として、例えば、特開平4−
195568号公報にその技術が記載されている。
対するエラーリトライ方法として、例えば、特開平4−
195568号公報にその技術が記載されている。
【0007】特開平4−195568号公報では、入出
力装置に、CPUからのI/O命令に対する自己の状態
をCPUに返送するI/O制御装置を備え、I/O制御
装置は、I/O命令を受信したときに、そのI/O命令
を受け付けることができない場合は、I/O命令の受付
が可能になる待ち時間情報をレジスタに記憶し、CPU
へ待ち時間情報を含むステータス情報を返送している。
力装置に、CPUからのI/O命令に対する自己の状態
をCPUに返送するI/O制御装置を備え、I/O制御
装置は、I/O命令を受信したときに、そのI/O命令
を受け付けることができない場合は、I/O命令の受付
が可能になる待ち時間情報をレジスタに記憶し、CPU
へ待ち時間情報を含むステータス情報を返送している。
【0008】このとき、CPUは、I/O制御装置から
返送される待ち時間情報に応じて入出力装置に対してリ
トライを行うことでリトライ処理の効率を向上させてい
る。
返送される待ち時間情報に応じて入出力装置に対してリ
トライを行うことでリトライ処理の効率を向上させてい
る。
【0009】ところで、周辺装置の障害を検出する方法
として、一般に、周辺装置からの動作終了通知が所定の
時間内に帰ってくるか否かを判定する手法がある。この
手法では周辺装置が正常に動作しているか否かを監視す
るための監視時間(周辺装置からの応答待ち時間)を正
確に設定する必要があり、その監視時間の設定装置とし
て、例えば、特許第2511634号公報にその一例が
記載されている。
として、一般に、周辺装置からの動作終了通知が所定の
時間内に帰ってくるか否かを判定する手法がある。この
手法では周辺装置が正常に動作しているか否かを監視す
るための監視時間(周辺装置からの応答待ち時間)を正
確に設定する必要があり、その監視時間の設定装置とし
て、例えば、特許第2511634号公報にその一例が
記載されている。
【0010】特許第2511634号公報では、周辺装
置毎に、所要時間が最大と予想される入出力コマンドお
よびコマンド列からなるチャネルプログラムを定義し、
合わせて監視対象である周辺装置を定義したシステム構
成情報を取得する。
置毎に、所要時間が最大と予想される入出力コマンドお
よびコマンド列からなるチャネルプログラムを定義し、
合わせて監視対象である周辺装置を定義したシステム構
成情報を取得する。
【0011】そして、チャネルプログラムを監視対象の
周辺装置に対して発行することにより、周辺装置を過負
荷状態にして必要な監視時間を実測し、実測値を考慮し
て監視時間を算出することで、入出力動作に対して最適
な時間監視を行うことができる監視時間の設定装置を実
現している。
周辺装置に対して発行することにより、周辺装置を過負
荷状態にして必要な監視時間を実測し、実測値を考慮し
て監視時間を算出することで、入出力動作に対して最適
な時間監視を行うことができる監視時間の設定装置を実
現している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のエラーリトライ方法のうち、特開昭63−
104126号公報に記載されたエラーリトライ方法で
は、各周辺装置に対応する障害の切り分け装置をそれぞ
れホストコンピュータ側で持つ必要があるため、ホスト
コンピュータによるエラー回復処理や障害部位の閉塞処
理が複雑になるという問題がある。
ような従来のエラーリトライ方法のうち、特開昭63−
104126号公報に記載されたエラーリトライ方法で
は、各周辺装置に対応する障害の切り分け装置をそれぞ
れホストコンピュータ側で持つ必要があるため、ホスト
コンピュータによるエラー回復処理や障害部位の閉塞処
理が複雑になるという問題がある。
【0013】また、障害箇所を切り分けるための複雑な
処理を正確に行うためには、発生した障害に関する詳細
な情報を周辺装置に通知させる必要があるが、それらに
ついて何ら考慮されていない。特に、パスの固定故障に
起因する障害では、その障害を切り分けるために必要な
情報が周辺装置から得られない場合も考えられが、その
点について何ら考慮されていない。
処理を正確に行うためには、発生した障害に関する詳細
な情報を周辺装置に通知させる必要があるが、それらに
ついて何ら考慮されていない。特に、パスの固定故障に
起因する障害では、その障害を切り分けるために必要な
情報が周辺装置から得られない場合も考えられが、その
点について何ら考慮されていない。
【0014】さらに、エラー回復処理が非効率となる原
因として、周辺装置からの応答待ち時間である監視時間
が必要以上に設定されているケースが考えられるが、そ
のような問題に対して何ら考慮されていない。
因として、周辺装置からの応答待ち時間である監視時間
が必要以上に設定されているケースが考えられるが、そ
のような問題に対して何ら考慮されていない。
【0015】一方、特開平4−195568号公報に記
載されたエラーリトライ方法では、入出力装置からI/
O命令に対して受付可能な待ち時間をステータスに付加
してCPUへ通知するため、CPUにおける無駄なリト
ライ処理を低減するためには有効な方法である。しかし
ながら、I/O制御装置が待ち時間の報告をできなくな
った場合の対処方法が考慮がなされていない。
載されたエラーリトライ方法では、入出力装置からI/
O命令に対して受付可能な待ち時間をステータスに付加
してCPUへ通知するため、CPUにおける無駄なリト
ライ処理を低減するためには有効な方法である。しかし
ながら、I/O制御装置が待ち時間の報告をできなくな
った場合の対処方法が考慮がなされていない。
【0016】また、特許第2511634号公報に記載
された監視時間の設定装置では、周辺装置が正常な状態
であると仮定して監視時間を設定しているため、通常起
こりうる、オペレーティングシステムには見えない周辺
装置内の軽微な障害に対するエラー回復処理について何
ら考慮されていない。このため、上記設定装置によって
算出された監視時間では、タイムアウト障害が頻繁に発
生するおそれがある。
された監視時間の設定装置では、周辺装置が正常な状態
であると仮定して監視時間を設定しているため、通常起
こりうる、オペレーティングシステムには見えない周辺
装置内の軽微な障害に対するエラー回復処理について何
ら考慮されていない。このため、上記設定装置によって
算出された監視時間では、タイムアウト障害が頻繁に発
生するおそれがある。
【0017】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、障害発
生時におけるコンピュータによる判断処理の軽減を図る
と共に障害回復処理における無駄なリトライ処理を低減
したエラーリトライ方法を提供することを目的とする。
る問題点を解決するためになされたものであり、障害発
生時におけるコンピュータによる判断処理の軽減を図る
と共に障害回復処理における無駄なリトライ処理を低減
したエラーリトライ方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のエラーリトライ方法は、複数のコンピュータで
共通に使用される周辺装置に対するデータの入出力動作
要求で障害が発生した場合に、該障害を回復するために
前記コンピュータに前記入出力動作要求を再試行させる
ためのエラーリトライ方法であって、前記周辺装置は、
発生した障害が自装置内に有する前記データを蓄積する
ためのディスク装置に起因する障害か、前記ディスク装
置にアクセスするための接続経路に起因する障害かを切
り分けて該障害の障害発生部位を特定し、障害の種類及
び障害発生部位に対応して、前記コンピュータから行う
再試行の回数、及び前記再試行時の接続経路を指示する
リトライ方法を含むリトライ情報を決定し、障害の種類
及び障害発生部位に対応した、前記再試行時の応答待ち
時間である監視時間を算出し、前記障害の切り分けた結
果である装置障害部位切り分け情報、前記リトライ情
報、及び前記監視時間の算出結果を示す監視時間情報を
前記入出力動作要求を行ったコンピュータに対して送信
し、該コンピュータは、前記リトライ情報に基づいた所
定の接続経路を介して所定回数の再試行を、前記監視時
間情報から得られる所定の監視時間でそれぞれ実行する
方法である。
本発明のエラーリトライ方法は、複数のコンピュータで
共通に使用される周辺装置に対するデータの入出力動作
要求で障害が発生した場合に、該障害を回復するために
前記コンピュータに前記入出力動作要求を再試行させる
ためのエラーリトライ方法であって、前記周辺装置は、
発生した障害が自装置内に有する前記データを蓄積する
ためのディスク装置に起因する障害か、前記ディスク装
置にアクセスするための接続経路に起因する障害かを切
り分けて該障害の障害発生部位を特定し、障害の種類及
び障害発生部位に対応して、前記コンピュータから行う
再試行の回数、及び前記再試行時の接続経路を指示する
リトライ方法を含むリトライ情報を決定し、障害の種類
及び障害発生部位に対応した、前記再試行時の応答待ち
時間である監視時間を算出し、前記障害の切り分けた結
果である装置障害部位切り分け情報、前記リトライ情
報、及び前記監視時間の算出結果を示す監視時間情報を
前記入出力動作要求を行ったコンピュータに対して送信
し、該コンピュータは、前記リトライ情報に基づいた所
定の接続経路を介して所定回数の再試行を、前記監視時
間情報から得られる所定の監視時間でそれぞれ実行する
方法である。
【0019】このとき、前記周辺装置は、障害の種類及
び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回数を
計数すると共に該計数結果を保持し、該障害の発生回数
が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入出力
動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の閉塞
指示を送信し、該コンピュータは、該障害発生部位の閉
塞指示にしたがって、以降、該障害発生部位に対するア
クセスを停止してもよく、前記コンピュータは、前記再
試行で回復した障害の発生回数を計数すると共に該計数
結果を保持し、該障害の発生回数が予め設定されたしき
い値を越えた場合は、以降、該障害発生部位に対するア
クセスを停止してもよい。
び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回数を
計数すると共に該計数結果を保持し、該障害の発生回数
が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入出力
動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の閉塞
指示を送信し、該コンピュータは、該障害発生部位の閉
塞指示にしたがって、以降、該障害発生部位に対するア
クセスを停止してもよく、前記コンピュータは、前記再
試行で回復した障害の発生回数を計数すると共に該計数
結果を保持し、該障害の発生回数が予め設定されたしき
い値を越えた場合は、以降、該障害発生部位に対するア
クセスを停止してもよい。
【0020】また、前記周辺装置は、前記装置障害部位
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らしてもよい。
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らしてもよい。
【0021】一方、本発明のエラーリトライシステム
は、複数のコンピュータと、前記複数のコンピュータで
共通に使用される、データを蓄積するためのディスク装
置を備えた周辺装置とを有し、任意のコンピュータから
送出される前記周辺装置に対するデータの入出力動作要
求で障害が発生した場合に、該障害を回復するために該
コンピュータに前記入出力動作要求を再試行させるエラ
ーリトライシステムであって、前記周辺装置は、発生し
た障害が自装置内に有する前記ディスク装置に起因する
障害か、前記ディスク装置にアクセスするための接続経
路に起因する障害かを切り分けて該障害の障害発生部位
を特定し、障害の種類及び障害発生部位に対応して、前
記コンピュータから行う再試行の回数、及び前記再試行
時の接続経路を指示するリトライ方法を含むリトライ情
報を決定し、障害の種類及び障害発生部位に対応した、
前記再試行時の応答待ち時間である監視時間を算出し、
前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切り分け
情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算出結果
を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行ったコン
ピュータに対して送信する周辺制御装置を有し、該コン
ピュータは、前記リトライ情報に基づいた所定の接続経
路を介して所定回数の再試行を、前記監視時間情報から
得られる所定の監視時間でそれぞれ実行する処理装置を
有するシステムである。
は、複数のコンピュータと、前記複数のコンピュータで
共通に使用される、データを蓄積するためのディスク装
置を備えた周辺装置とを有し、任意のコンピュータから
送出される前記周辺装置に対するデータの入出力動作要
求で障害が発生した場合に、該障害を回復するために該
コンピュータに前記入出力動作要求を再試行させるエラ
ーリトライシステムであって、前記周辺装置は、発生し
た障害が自装置内に有する前記ディスク装置に起因する
障害か、前記ディスク装置にアクセスするための接続経
路に起因する障害かを切り分けて該障害の障害発生部位
を特定し、障害の種類及び障害発生部位に対応して、前
記コンピュータから行う再試行の回数、及び前記再試行
時の接続経路を指示するリトライ方法を含むリトライ情
報を決定し、障害の種類及び障害発生部位に対応した、
前記再試行時の応答待ち時間である監視時間を算出し、
前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切り分け
情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算出結果
を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行ったコン
ピュータに対して送信する周辺制御装置を有し、該コン
ピュータは、前記リトライ情報に基づいた所定の接続経
路を介して所定回数の再試行を、前記監視時間情報から
得られる所定の監視時間でそれぞれ実行する処理装置を
有するシステムである。
【0022】このとき、前記周辺制御装置は、障害の種
類及び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回
数を計数すると共に該計数結果を保持し、該障害の発生
回数が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入
出力動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の
閉塞指示を送信し、該コンピュータの処理装置は、該障
害発生部位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害発生
部位に対するアクセスを停止してもよく、前記処理装置
は、前記再試行で回復した障害の発生回数を計数すると
共に該計数結果を保持し、該障害の発生回数が予め設定
されたしきい値を越えた場合は、以降、該障害発生部位
に対するアクセスを停止してもよい。
類及び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回
数を計数すると共に該計数結果を保持し、該障害の発生
回数が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入
出力動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の
閉塞指示を送信し、該コンピュータの処理装置は、該障
害発生部位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害発生
部位に対するアクセスを停止してもよく、前記処理装置
は、前記再試行で回復した障害の発生回数を計数すると
共に該計数結果を保持し、該障害の発生回数が予め設定
されたしきい値を越えた場合は、以降、該障害発生部位
に対するアクセスを停止してもよい。
【0023】また、前記処理装置は、前記装置障害部位
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らしてもよい。
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らしてもよい。
【0024】さらに、本発明の記録媒体は、複数のコン
ピュータで共通に使用される周辺装置に対するデータの
入出力動作要求で障害が発生した場合に、該障害を回復
するために前記コンピュータに前記入出力動作要求を再
試行させるためのプログラムが記録された記録媒体であ
って、前記周辺装置に、発生した障害が自装置内に有す
る前記データを蓄積するためのディスク装置に起因する
障害か、前記ディスク装置にアクセスするための接続経
路に起因する障害かを切り分けて該障害の障害発生部位
を特定させ、障害の種類及び障害発生部位に対応して、
前記コンピュータから行う再試行の回数、及び前記再試
行時の接続経路を指示するリトライ方法を含むリトライ
情報を決定させ、障害の種類及び障害発生部位に対応し
た、前記再試行時の応答待ち時間である監視時間を算出
させ、前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切
り分け情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算
出結果を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行っ
たコンピュータに対して送信させ、該コンピュータに、
前記リトライ情報に基づいた所定の接続経路を介して所
定回数の再試行を、前記監視時間情報から得られる所定
の監視時間でそれぞれ実行させるためのプログラムが記
録されたものである。
ピュータで共通に使用される周辺装置に対するデータの
入出力動作要求で障害が発生した場合に、該障害を回復
するために前記コンピュータに前記入出力動作要求を再
試行させるためのプログラムが記録された記録媒体であ
って、前記周辺装置に、発生した障害が自装置内に有す
る前記データを蓄積するためのディスク装置に起因する
障害か、前記ディスク装置にアクセスするための接続経
路に起因する障害かを切り分けて該障害の障害発生部位
を特定させ、障害の種類及び障害発生部位に対応して、
前記コンピュータから行う再試行の回数、及び前記再試
行時の接続経路を指示するリトライ方法を含むリトライ
情報を決定させ、障害の種類及び障害発生部位に対応し
た、前記再試行時の応答待ち時間である監視時間を算出
させ、前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切
り分け情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算
出結果を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行っ
たコンピュータに対して送信させ、該コンピュータに、
前記リトライ情報に基づいた所定の接続経路を介して所
定回数の再試行を、前記監視時間情報から得られる所定
の監視時間でそれぞれ実行させるためのプログラムが記
録されたものである。
【0025】このとき、前記周辺装置に、障害の種類及
び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回数を
計数させると共に該計数結果を保持させ、該障害の発生
回数が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入
出力動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の
閉塞指示を送信させ、該コンピュータに、該障害発生部
位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害発生部位に対
するアクセスを停止させるためのプログラムが記録され
ていてもよく、前記コンピュータに、前記再試行で回復
した障害の発生回数を計数させると共に該計数結果を保
持させ、該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を
越えた場合は、以降、該障害発生部位に対するアクセス
を停止させるためのプログラムが記録されていてもよ
い。
び障害発生部位に対応して、発生した障害の発生回数を
計数させると共に該計数結果を保持させ、該障害の発生
回数が予め設定されたしきい値を越えた場合は、前記入
出力動作要求を行ったコンピュータに該障害発生部位の
閉塞指示を送信させ、該コンピュータに、該障害発生部
位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害発生部位に対
するアクセスを停止させるためのプログラムが記録され
ていてもよく、前記コンピュータに、前記再試行で回復
した障害の発生回数を計数させると共に該計数結果を保
持させ、該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を
越えた場合は、以降、該障害発生部位に対するアクセス
を停止させるためのプログラムが記録されていてもよ
い。
【0026】また、前記周辺装置に、前記装置障害部位
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らさせるためのプログラムが記録されてい
てもよい。
切り分け情報に基づき、前記ディスク装置自体に起因す
ると判断した障害については、再試行の回数を所定回数
からさらに減らさせるためのプログラムが記録されてい
てもよい。
【0027】上記のようなエラーリトライ方法では、入
出力動作要求で発生した障害に対応する再試行の回数、
再試行時の接続経路を指示するリトライ方法、及び障害
の種類及び障害発生部位に対応した監視時間を周辺装置
からコンピュータに送信し、コンピュータは送信された
それらの情報に基づいてリトライ処理を実行するため、
コンピュータにおける障害に対する判断処理が軽減す
る。
出力動作要求で発生した障害に対応する再試行の回数、
再試行時の接続経路を指示するリトライ方法、及び障害
の種類及び障害発生部位に対応した監視時間を周辺装置
からコンピュータに送信し、コンピュータは送信された
それらの情報に基づいてリトライ処理を実行するため、
コンピュータにおける障害に対する判断処理が軽減す
る。
【0028】また、周辺装置が、発生した障害の発生回
数を計数すると共にその計数結果を保持し、コンピュー
タが、再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共
にその計数結果を保持することで、保守が必要な装置を
容易に特定することが可能になる。
数を計数すると共にその計数結果を保持し、コンピュー
タが、再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共
にその計数結果を保持することで、保守が必要な装置を
容易に特定することが可能になる。
【0029】さらに、ディスク装置自体に起因すると判
断した障害についてはコンピュータによる再試行の回数
を所定回数からさらに減らすことで、余分なリトライ処
理が低減する。
断した障害についてはコンピュータによる再試行の回数
を所定回数からさらに減らすことで、余分なリトライ処
理が低減する。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0031】(第1実施例)図1は本発明のエラーリト
ライ方法の第1実施例を実行するコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
ライ方法の第1実施例を実行するコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
【0032】図1において、本実施例のコンピュータシ
ステムは、複数のコンピュータ(以下、ノードと称す)
11〜1n(nは正数)と、各ノード11〜1nで共通に使
用される周辺装置2と、ノード11〜1nと周辺装置2間
を接続するための複数のチャネルケーブルから成るチャ
ネルケーブル群3とによって構成されている。なお、図
1では周辺装置2が1台の例を示しているが複数の周辺
装置を有していてもよい。
ステムは、複数のコンピュータ(以下、ノードと称す)
11〜1n(nは正数)と、各ノード11〜1nで共通に使
用される周辺装置2と、ノード11〜1nと周辺装置2間
を接続するための複数のチャネルケーブルから成るチャ
ネルケーブル群3とによって構成されている。なお、図
1では周辺装置2が1台の例を示しているが複数の周辺
装置を有していてもよい。
【0033】各ノード11〜1nは、CPU11と、CP
U11の処理で必要な情報を記憶する主記憶装置12
と、オペレータからCPU11に対してコマンドを入力
するための入力装置13と、メッセージの表示やオペレ
ータがコマンド入力する際のインタフェースとなるディ
スプレイ装置、あるいは印刷装置等から成る出力装置1
4と、リトライ処理を実行するためのプログラムが記録
された記録媒体15とをそれぞれ有し、CPU11、主
記憶装置12、入力装置13、出力装置14、記録媒体
15はバス16を介してそれぞれ接続されている。な
お、図1ではノード11の内部構成のみを示している
が、他のノードも同様の構成である。CPU11は記録
媒体15に記録されたプログラムを読み出し、読み出し
たプログラムにしたがって以下に記載するリトライ処理
を実行する。記録媒体15は磁気ディスク、半導体メモ
リ、あるいはその他の記録装置であってもよい。
U11の処理で必要な情報を記憶する主記憶装置12
と、オペレータからCPU11に対してコマンドを入力
するための入力装置13と、メッセージの表示やオペレ
ータがコマンド入力する際のインタフェースとなるディ
スプレイ装置、あるいは印刷装置等から成る出力装置1
4と、リトライ処理を実行するためのプログラムが記録
された記録媒体15とをそれぞれ有し、CPU11、主
記憶装置12、入力装置13、出力装置14、記録媒体
15はバス16を介してそれぞれ接続されている。な
お、図1ではノード11の内部構成のみを示している
が、他のノードも同様の構成である。CPU11は記録
媒体15に記録されたプログラムを読み出し、読み出し
たプログラムにしたがって以下に記載するリトライ処理
を実行する。記録媒体15は磁気ディスク、半導体メモ
リ、あるいはその他の記録装置であってもよい。
【0034】周辺装置2は、例えば、データベース装置
などのように、情報を蓄積するための複数のディスク装
置211〜21n(nは正数)を有するサブシステムであ
り、各ディスク装置211〜21nの動作を制御する周辺
制御装置22を備えている。周辺制御装置22は、不図
示のCPU、主記憶装置、及び記録媒体を有し、周辺制
御装置22のCPUは記録媒体に記録されたプログラム
にしたがって以下に記載するリトライ処理を実行する。
周辺制御装置22が有する記録媒体は磁気ディスク、半
導体メモリ、あるいはその他の記録装置であってもよ
い。
などのように、情報を蓄積するための複数のディスク装
置211〜21n(nは正数)を有するサブシステムであ
り、各ディスク装置211〜21nの動作を制御する周辺
制御装置22を備えている。周辺制御装置22は、不図
示のCPU、主記憶装置、及び記録媒体を有し、周辺制
御装置22のCPUは記録媒体に記録されたプログラム
にしたがって以下に記載するリトライ処理を実行する。
周辺制御装置22が有する記録媒体は磁気ディスク、半
導体メモリ、あるいはその他の記録装置であってもよ
い。
【0035】なお、以下ではリトライ処理を実行するた
めのプログラムが、コンピュータ及び周辺装置が有する
記録媒体にそれぞれ記録されている場合で説明するが、
いずれか一方の記録媒体にのみ記録されていてもよい。
その場合、リトライ処理のプログラムが記録された記録
媒体を有する装置は、リトライ処理のプログラムが記録
されていない他方の装置が有する主記憶装置に対して必
要なプログラムを転送する。
めのプログラムが、コンピュータ及び周辺装置が有する
記録媒体にそれぞれ記録されている場合で説明するが、
いずれか一方の記録媒体にのみ記録されていてもよい。
その場合、リトライ処理のプログラムが記録された記録
媒体を有する装置は、リトライ処理のプログラムが記録
されていない他方の装置が有する主記憶装置に対して必
要なプログラムを転送する。
【0036】チャネルケーブル群3を構成する各チャネ
ルケーブルは、一端がノード11〜1nに設けられたチャ
ネルアダプタカード171〜172n(nは正数)に接続
され、他端が周辺装置2の周辺制御装置22にそれぞれ
接続される。なお、チャネルケーブルは、情報の伝送単
位であるチャネル毎、あるいは所定数のチャネル毎にそ
れぞれ設けられ、図1では各ノードと周辺装置が2本の
チャネルケーブルによって接続されている例を示してい
る。チャネルアダプタカードはバス16を介してそれぞ
れCPU11に接続される。
ルケーブルは、一端がノード11〜1nに設けられたチャ
ネルアダプタカード171〜172n(nは正数)に接続
され、他端が周辺装置2の周辺制御装置22にそれぞれ
接続される。なお、チャネルケーブルは、情報の伝送単
位であるチャネル毎、あるいは所定数のチャネル毎にそ
れぞれ設けられ、図1では各ノードと周辺装置が2本の
チャネルケーブルによって接続されている例を示してい
る。チャネルアダプタカードはバス16を介してそれぞ
れCPU11に接続される。
【0037】各ノード11〜1nの主記憶装置12には、
リトライ処理で必要な制御情報が記録される制御情報テ
ーブルと、周辺装置2で発生した障害に関する詳細情報
を蓄積するためのエラー情報蓄積テーブルとを有してい
る。
リトライ処理で必要な制御情報が記録される制御情報テ
ーブルと、周辺装置2で発生した障害に関する詳細情報
を蓄積するためのエラー情報蓄積テーブルとを有してい
る。
【0038】図2に示すように、各ノード11〜1nが有
する制御情報テーブルには、リトライ回数やリトライ方
法(同一パスによるリトライ、または代替パスが存在す
る場合はその代替パスによるリトライ、あるいはそれら
を組み合わせたリトライ等、リトライ時のパスを指示す
る情報)を含むリトライ情報と、周辺装置2内のディス
ク装置21及びそに対するパスが使用不可(閉塞状態)
であるか否かを示す装置/パス閉塞状態フラグと、発生
した障害の種類毎に記録され、リトライ毎に順次カウン
トアップされるリトライ復旧エラーカウンタテーブル
と、コマンドの種類及び発生した障害の種類毎に、リト
ライに対する待ち時間の情報が記録される監視時間テー
ブルとがそれぞれ記録されている。なお、リトライ情
報、装置/パス閉塞状態フラグ、リトライ復旧エラーカ
ウンタテーブル、及び監視時間テーブルには、対応する
周辺装置を識別するための装置/パス識別子がヘッダ情
報として付与され、それらの情報が周辺装置毎にそれぞ
れ記録されている。
する制御情報テーブルには、リトライ回数やリトライ方
法(同一パスによるリトライ、または代替パスが存在す
る場合はその代替パスによるリトライ、あるいはそれら
を組み合わせたリトライ等、リトライ時のパスを指示す
る情報)を含むリトライ情報と、周辺装置2内のディス
ク装置21及びそに対するパスが使用不可(閉塞状態)
であるか否かを示す装置/パス閉塞状態フラグと、発生
した障害の種類毎に記録され、リトライ毎に順次カウン
トアップされるリトライ復旧エラーカウンタテーブル
と、コマンドの種類及び発生した障害の種類毎に、リト
ライに対する待ち時間の情報が記録される監視時間テー
ブルとがそれぞれ記録されている。なお、リトライ情
報、装置/パス閉塞状態フラグ、リトライ復旧エラーカ
ウンタテーブル、及び監視時間テーブルには、対応する
周辺装置を識別するための装置/パス識別子がヘッダ情
報として付与され、それらの情報が周辺装置毎にそれぞ
れ記録されている。
【0039】一方、周辺制御装置22の主記憶装置に
は、自装置内で発生した障害の発生回数を、障害の種類
及び障害部位毎に記録するエラー発生カウンタテーブル
を有している。
は、自装置内で発生した障害の発生回数を、障害の種類
及び障害部位毎に記録するエラー発生カウンタテーブル
を有している。
【0040】このような構成において、次に本実施例の
エラーリトライ方法について図3及び図4を用いて説明
する。
エラーリトライ方法について図3及び図4を用いて説明
する。
【0041】図3は図1に示した各ノードのリトライ処
理の手順を示すフローチャートであり、図4は図1に示
した周辺装置のリトライ処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、以下に記載するリトライ処理のうち、
各ノード11〜1nで実行する処理は、それぞれのオペレ
ーティングシステムが常時実行する処理(いわゆるカー
ネルデーモン)の一部となる。
理の手順を示すフローチャートであり、図4は図1に示
した周辺装置のリトライ処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、以下に記載するリトライ処理のうち、
各ノード11〜1nで実行する処理は、それぞれのオペレ
ーティングシステムが常時実行する処理(いわゆるカー
ネルデーモン)の一部となる。
【0042】図3において、通常、各ノード11〜1
nは、それぞれが有するアプリケーションプログラムに
したがって処理を実行する。このとき、任意のノードで
周辺装置2に対する入出力動作要求が発生すると、その
ノードは、まずアクセスする周辺装置2に対応するチャ
ネルアダプタカードのルーティング処理を実行し(ステ
ップS1)、所定のチャネルを介して周辺装置2にコマ
ンドデータブロックを送信する(ステップS2)。コマ
ンドデータブロックには、要求する入出力動作コマン
ド、及び周辺装置2で入出力動作要求のリトライである
か否かを認識可能にする情報を含んでいる。さらに、リ
トライによる入出力動作要求の場合は、障害が発生した
パスによるリトライか否か、代替パスによるリトライか
否か、何回目のリトライであるかの判定が可能な情報で
あるリトライ識別情報を含んでいる。
nは、それぞれが有するアプリケーションプログラムに
したがって処理を実行する。このとき、任意のノードで
周辺装置2に対する入出力動作要求が発生すると、その
ノードは、まずアクセスする周辺装置2に対応するチャ
ネルアダプタカードのルーティング処理を実行し(ステ
ップS1)、所定のチャネルを介して周辺装置2にコマ
ンドデータブロックを送信する(ステップS2)。コマ
ンドデータブロックには、要求する入出力動作コマン
ド、及び周辺装置2で入出力動作要求のリトライである
か否かを認識可能にする情報を含んでいる。さらに、リ
トライによる入出力動作要求の場合は、障害が発生した
パスによるリトライか否か、代替パスによるリトライか
否か、何回目のリトライであるかの判定が可能な情報で
あるリトライ識別情報を含んでいる。
【0043】図4において、周辺制御装置22は、任意
のノードからの入出力動作要求を受け付けると、ノード
から送信されたコマンドデータブロックを受信し(ステ
ップS21)、要求された入出力動作内容を解釈して対
応するコマンド処理を実行する。また、送信された入出
力動作要求がリトライであるか否かを合わせて判定する
(ステップS22)。
のノードからの入出力動作要求を受け付けると、ノード
から送信されたコマンドデータブロックを受信し(ステ
ップS21)、要求された入出力動作内容を解釈して対
応するコマンド処理を実行する。また、送信された入出
力動作要求がリトライであるか否かを合わせて判定する
(ステップS22)。
【0044】次に、要求された入出力動作に対応するコ
マンド処理が正常に実行できたか否かを判定し(ステッ
プS23)、正常に実行できた場合は、コマンド処理が
正常に終了したことを入出力動作要求したノードに対し
て通知し(ステップS24)、処理を終了する。
マンド処理が正常に実行できたか否かを判定し(ステッ
プS23)、正常に実行できた場合は、コマンド処理が
正常に終了したことを入出力動作要求したノードに対し
て通知し(ステップS24)、処理を終了する。
【0045】一方、要求された入出力動作に対応するコ
マンド処理が正常に実行できなかった場合は、予め定め
られた手順にしたがってリトライにより動作復旧を試み
(ステップS25)、リトライによって動作が復旧した
か否かを判定する(ステップS26)。
マンド処理が正常に実行できなかった場合は、予め定め
られた手順にしたがってリトライにより動作復旧を試み
(ステップS25)、リトライによって動作が復旧した
か否かを判定する(ステップS26)。
【0046】リトライによって動作が復旧した場合はス
テップS24に進んで処理が正常に終了したことを入出
力動作要求したノードに対して通知する。また、リトラ
イしても動作が復旧しない場合は、ノードから送られた
リトライ識別情報を参照して、ディスク装置21あるい
は周辺制御装置自身に起因する障害か、周辺制御装置2
2とディスク装置21間のパスに起因する障害かを切り
分けて障害部位を特定する(ステップS27)。また、
エラー発生カウンタテーブルに記録された情報のうち、
発生した障害部位に対応する障害発生回数の値をカウン
トアップする(ステップS28)。
テップS24に進んで処理が正常に終了したことを入出
力動作要求したノードに対して通知する。また、リトラ
イしても動作が復旧しない場合は、ノードから送られた
リトライ識別情報を参照して、ディスク装置21あるい
は周辺制御装置自身に起因する障害か、周辺制御装置2
2とディスク装置21間のパスに起因する障害かを切り
分けて障害部位を特定する(ステップS27)。また、
エラー発生カウンタテーブルに記録された情報のうち、
発生した障害部位に対応する障害発生回数の値をカウン
トアップする(ステップS28)。
【0047】障害部位を特定した情報は、主として代替
パスを用いてリトライする際に有効に用いられる。例え
ば、ディスク装置21自体の障害である可能性が高いと
判断された障害に関しては、代替パスによるリトライ回
数を減らすようにする(後述するリトライ指示情報によ
ってノードに指示する)。このような処理を行うこと
で、ノードからの余分なリトライ処理を低減することが
できるため、コンピュータシステムの運用性能の低下が
防止される。
パスを用いてリトライする際に有効に用いられる。例え
ば、ディスク装置21自体の障害である可能性が高いと
判断された障害に関しては、代替パスによるリトライ回
数を減らすようにする(後述するリトライ指示情報によ
ってノードに指示する)。このような処理を行うこと
で、ノードからの余分なリトライ処理を低減することが
できるため、コンピュータシステムの運用性能の低下が
防止される。
【0048】次に、周辺制御装置22は、ノードからの
入出力動作要求に対する終了ステータスを編集する。終
了ステータスとしては、まず、発生した障害の種類や障
害発生部位に応じたリトライ指示情報を記録する。ま
た、障害の種類からリトライしても回復が期待できない
と判断した障害部位については、それに対してアクセス
不可にするための情報である障害部位閉塞指示フラグを
閉塞状態に設定する(ステップS29)。なお、リトラ
イ指示情報には、ノードからのリトライ回数、及びリト
ライ方法(同一パスによるリトライ、または代替パスが
存在する場合はその代替パスによるリトライ、あるいは
それらを組み合わせたリトライなど)の情報を含むもの
とする。
入出力動作要求に対する終了ステータスを編集する。終
了ステータスとしては、まず、発生した障害の種類や障
害発生部位に応じたリトライ指示情報を記録する。ま
た、障害の種類からリトライしても回復が期待できない
と判断した障害部位については、それに対してアクセス
不可にするための情報である障害部位閉塞指示フラグを
閉塞状態に設定する(ステップS29)。なお、リトラ
イ指示情報には、ノードからのリトライ回数、及びリト
ライ方法(同一パスによるリトライ、または代替パスが
存在する場合はその代替パスによるリトライ、あるいは
それらを組み合わせたリトライなど)の情報を含むもの
とする。
【0049】また、周辺制御装置22は、発生した障害
の種類や障害部位に応じて、リトライする際の監視時間
を算出し、リトライ監視時間情報として終了ステータス
に記録する(ステップS30)。
の種類や障害部位に応じて、リトライする際の監視時間
を算出し、リトライ監視時間情報として終了ステータス
に記録する(ステップS30)。
【0050】障害部位閉塞指示フラグは、周辺制御装置
22の主記憶装置で保持しているエラー発生カウンター
テーブルを参照し、カウント値が予め設定されたしきい
値を越えている場合にも閉塞状態に設定される(ステッ
プS31)。
22の主記憶装置で保持しているエラー発生カウンター
テーブルを参照し、カウント値が予め設定されたしきい
値を越えている場合にも閉塞状態に設定される(ステッ
プS31)。
【0051】最後に、周辺制御装置22は要求された入
出力動作に対応するコマンド処理が正常に終了しなかっ
たことを入出力動作要求したノードに対して通知し(ス
テップS32)、処理を終了する。
出力動作に対応するコマンド処理が正常に終了しなかっ
たことを入出力動作要求したノードに対して通知し(ス
テップS32)、処理を終了する。
【0052】図3において、周辺装置2からの入出力動
作要求に対するコマンド処理結果を受け取ったノード
は、まず、周辺装置2が入出力動作要求に対してコマン
ド処理を正常に終了したか否かを判定し(ステップS
3)、正常に終了した場合は、その旨をアプリケーショ
ンプログラムの処理に取り込み(ステップS4)、入出
力動作要求に対する処理を終了する。
作要求に対するコマンド処理結果を受け取ったノード
は、まず、周辺装置2が入出力動作要求に対してコマン
ド処理を正常に終了したか否かを判定し(ステップS
3)、正常に終了した場合は、その旨をアプリケーショ
ンプログラムの処理に取り込み(ステップS4)、入出
力動作要求に対する処理を終了する。
【0053】一方、周辺装置2が入出力動作要求に対し
てコマンド処理を正常に終了できなかった場合は、周辺
装置2に対して障害についての詳細な情報を返送するよ
う要求する(ステップS5)。周辺装置2の周辺制御装
置22は、終了ステータスとして保持した情報、及び障
害部位の切り分け結果である装置障害部位切り分け情報
を、図5に示すようにディスク装置21の個有のキャラ
クタ情報であるセンスデータ(標準SCSI規格ステー
タスエリア)に付加し、障害詳細情報として要求したノ
ードに返送する。
てコマンド処理を正常に終了できなかった場合は、周辺
装置2に対して障害についての詳細な情報を返送するよ
う要求する(ステップS5)。周辺装置2の周辺制御装
置22は、終了ステータスとして保持した情報、及び障
害部位の切り分け結果である装置障害部位切り分け情報
を、図5に示すようにディスク装置21の個有のキャラ
クタ情報であるセンスデータ(標準SCSI規格ステー
タスエリア)に付加し、障害詳細情報として要求したノ
ードに返送する。
【0054】ノードは周辺制御装置22から返送された
障害詳細情報を編集してエラー情報蓄積テーブルに蓄積
する(ステップS6)。また、障害詳細情報の内容を解
析し、リトライ指示情報、装置障害部位切り分け情報、
障害部位閉塞指示フラグ、及びリトライ監視時間情報の
値に基づいて、制御情報テーブル中のリトライ情報、装
置/パス閉塞状態フラグ、及び監視時間テーブルの値を
それそれ設定し、制御情報テーブルに記録された各種制
御情報にしたがってリトライ処理を実行する(ステップ
S7)。
障害詳細情報を編集してエラー情報蓄積テーブルに蓄積
する(ステップS6)。また、障害詳細情報の内容を解
析し、リトライ指示情報、装置障害部位切り分け情報、
障害部位閉塞指示フラグ、及びリトライ監視時間情報の
値に基づいて、制御情報テーブル中のリトライ情報、装
置/パス閉塞状態フラグ、及び監視時間テーブルの値を
それそれ設定し、制御情報テーブルに記録された各種制
御情報にしたがってリトライ処理を実行する(ステップ
S7)。
【0055】なお、周辺装置2に対する入出力動作要求
で、周辺装置2から所定の監視時間内に何も応答がなか
った場合はタイムアウト障害となるため、ノードは周辺
装置2に対して予め設定された回数だけリトライ処理を
実行する。
で、周辺装置2から所定の監視時間内に何も応答がなか
った場合はタイムアウト障害となるため、ノードは周辺
装置2に対して予め設定された回数だけリトライ処理を
実行する。
【0056】このとき、リトライ処理を実行してもタイ
ムアウト障害が回復しない場合は、入出力動作要求を行
った装置に対するアクセスを閉塞し、制御情報テーブル
中の装置/パス閉塞状態フラグを閉塞状態に更新する。
また、障害が発生した旨をメッセージとして出力装置に
表示させると共に、システムログファイルに記録する。
閉塞された装置に対するアクセスは、以降、入出力動作
要求があった時点で即時にエラー応答される。
ムアウト障害が回復しない場合は、入出力動作要求を行
った装置に対するアクセスを閉塞し、制御情報テーブル
中の装置/パス閉塞状態フラグを閉塞状態に更新する。
また、障害が発生した旨をメッセージとして出力装置に
表示させると共に、システムログファイルに記録する。
閉塞された装置に対するアクセスは、以降、入出力動作
要求があった時点で即時にエラー応答される。
【0057】一方、リトライ処理によってタイムアウト
障害が回復した場合は、リトライ復旧エラーカウンタテ
ーブル中の対応する障害の発生回数をカウントアップ
し、ステップS3以降の処理を続行する。
障害が回復した場合は、リトライ復旧エラーカウンタテ
ーブル中の対応する障害の発生回数をカウントアップ
し、ステップS3以降の処理を続行する。
【0058】次に、ノードは、ステップS7のリトライ
処理の結果、障害が回復したか否かを判定し(ステップ
S8)、障害が回復した場合は、その旨をアプリケーシ
ョンプログラムの処理に取り込み、制御情報テーブル中
のリトライ復旧エラーカウンタテーブルの値をカウント
アップして(ステップS9)、入出力動作要求に対する
処理を終了する。
処理の結果、障害が回復したか否かを判定し(ステップ
S8)、障害が回復した場合は、その旨をアプリケーシ
ョンプログラムの処理に取り込み、制御情報テーブル中
のリトライ復旧エラーカウンタテーブルの値をカウント
アップして(ステップS9)、入出力動作要求に対する
処理を終了する。
【0059】また、リトライ処理の結果、障害が回復し
ない場合は、リトライ回数が予め設定されたしきい値
(リトライ情報による)を越えているか否かを判定し
(ステップS10)、リトライ回数がしきい値を越えて
いない場合は、制御情報テーブルに記録された各種制御
情報を用いてリトライ処理を再び実行し(ステップS1
1)、ステップS8の処理に戻る。
ない場合は、リトライ回数が予め設定されたしきい値
(リトライ情報による)を越えているか否かを判定し
(ステップS10)、リトライ回数がしきい値を越えて
いない場合は、制御情報テーブルに記録された各種制御
情報を用いてリトライ処理を再び実行し(ステップS1
1)、ステップS8の処理に戻る。
【0060】また、リトライ回数がしきい値を越えた場
合は、制御情報テーブル中の対応する装置/パス閉塞状
態フラグを閉塞状態に更新し、障害部位の閉塞処理を含
むコンピュータシステムの再構築処理を実行する(ステ
ップS12)。また、障害が発生した旨をメッセージと
して出力装置に表示させると共に、システムログファイ
ルに記録する。閉塞された障害部位に対するアクセス
は、以降、入出力動作要求があった時点で即時にエラー
応答される。
合は、制御情報テーブル中の対応する装置/パス閉塞状
態フラグを閉塞状態に更新し、障害部位の閉塞処理を含
むコンピュータシステムの再構築処理を実行する(ステ
ップS12)。また、障害が発生した旨をメッセージと
して出力装置に表示させると共に、システムログファイ
ルに記録する。閉塞された障害部位に対するアクセス
は、以降、入出力動作要求があった時点で即時にエラー
応答される。
【0061】最後に、要求された入出力動作に対応する
コマンド処理が正常に終了しなかったことを入出力動作
要求したアプリケーションプログラムに取り込み(ステ
ップS13)、入出力動作要求に対する処理を終了す
る。
コマンド処理が正常に終了しなかったことを入出力動作
要求したアプリケーションプログラムに取り込み(ステ
ップS13)、入出力動作要求に対する処理を終了す
る。
【0062】したがって、入出力動作要求で発生した障
害に対応するリトライ回数及びリトライ時のパスを指示
するリトライ方法を周辺装置からノードに指示している
ため、ノード側の障害に対する判断処理が軽減する。ま
た、障害に対する判断処理が軽減することにより入出力
動作要求に対する処理性能が向上する。
害に対応するリトライ回数及びリトライ時のパスを指示
するリトライ方法を周辺装置からノードに指示している
ため、ノード側の障害に対する判断処理が軽減する。ま
た、障害に対する判断処理が軽減することにより入出力
動作要求に対する処理性能が向上する。
【0063】また、障害が回復しない装置については切
り離され、リトライによって障害が回復した装置につい
てもその記録が残っているため、保守が必要な装置を容
易に特定することが可能になり、コンピュータシステム
の保守作業が容易になる。
り離され、リトライによって障害が回復した装置につい
てもその記録が残っているため、保守が必要な装置を容
易に特定することが可能になり、コンピュータシステム
の保守作業が容易になる。
【0064】なお、本実施例のリトライ処理は、周辺装
置が正常に動作しなかった時にのみ動作する処理である
ため、通常の入出力動作要求に対する影響は従来のコン
ピュータシステムと比較して全くない。その上で、リト
ライで障害が回復しなかった装置を適時コンピュータシ
ステムから切り離すため、特定の装置の障害がコンピュ
ータシステム全体に波及することが防止される。
置が正常に動作しなかった時にのみ動作する処理である
ため、通常の入出力動作要求に対する影響は従来のコン
ピュータシステムと比較して全くない。その上で、リト
ライで障害が回復しなかった装置を適時コンピュータシ
ステムから切り離すため、特定の装置の障害がコンピュ
ータシステム全体に波及することが防止される。
【0065】(第2実施例)次に本発明のエラーリトラ
イ方法の第2実施例について図面を参照して説明する。
イ方法の第2実施例について図面を参照して説明する。
【0066】図6は本発明のエラーリトライ方法の第2
実施例を実行するコンピュータシステムの構成を示すブ
ロック図である。
実施例を実行するコンピュータシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【0067】本実施例のエラーリトライ方法を適用する
コンピュータシステムは、第1実施例で示したようにノ
ードと周辺装置間をチャネルケーブルによって1対1に
接続するのではなく、各ノード41〜4nと各周辺装置5
1〜5n間を複数のHUB(集線装置)61〜6n(nは正
数)を介して接続したFC−AL(Fiber Channel -Arb
itrated Loop)構成にした点で異なっている。その他の
構成は第1実施例と同様であるため、その説明は省略す
る。なお、HUB61〜6mは、ノード41〜4n及び周辺
装置51〜5nとそれぞれファイバチャネルケーブルで接
続される。
コンピュータシステムは、第1実施例で示したようにノ
ードと周辺装置間をチャネルケーブルによって1対1に
接続するのではなく、各ノード41〜4nと各周辺装置5
1〜5n間を複数のHUB(集線装置)61〜6n(nは正
数)を介して接続したFC−AL(Fiber Channel -Arb
itrated Loop)構成にした点で異なっている。その他の
構成は第1実施例と同様であるため、その説明は省略す
る。なお、HUB61〜6mは、ノード41〜4n及び周辺
装置51〜5nとそれぞれファイバチャネルケーブルで接
続される。
【0068】図6に示すような構成のコンピュータシス
テムにおいても、各ノード41〜4n及び周辺装置51〜
5nがそれぞれ第1実施例と同様のリトライ処理を実行
することで、第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
テムにおいても、各ノード41〜4n及び周辺装置51〜
5nがそれぞれ第1実施例と同様のリトライ処理を実行
することで、第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0069】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0070】入出力動作要求で発生した障害に対応する
再試行の回数、再試行時の接続経路を指示するリトライ
方法、及び障害の種類及び障害発生部位に対応した監視
時間を周辺装置からコンピュータに送信し、コンピュー
タは送信されたそれらの情報に基づいてリトライ処理を
実行するため、コンピュータにおける障害に対する判断
処理が軽減する。したがって、入出力動作要求に対する
処理性能が向上する。
再試行の回数、再試行時の接続経路を指示するリトライ
方法、及び障害の種類及び障害発生部位に対応した監視
時間を周辺装置からコンピュータに送信し、コンピュー
タは送信されたそれらの情報に基づいてリトライ処理を
実行するため、コンピュータにおける障害に対する判断
処理が軽減する。したがって、入出力動作要求に対する
処理性能が向上する。
【0071】また、周辺装置が、発生した障害の発生回
数を計数すると共にその計数結果を保持し、コンピュー
タが、再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共
にその計数結果を保持することで、保守が必要な装置を
容易に特定することが可能になり、システムの保守作業
が容易になる。
数を計数すると共にその計数結果を保持し、コンピュー
タが、再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共
にその計数結果を保持することで、保守が必要な装置を
容易に特定することが可能になり、システムの保守作業
が容易になる。
【0072】さらに、ディスク装置自体に起因すると判
断した障害についてはコンピュータによる再試行の回数
を所定回数からさらに減らすことで、余分なリトライ処
理が低減するため、システムの運用性能の低下が防止さ
れる。
断した障害についてはコンピュータによる再試行の回数
を所定回数からさらに減らすことで、余分なリトライ処
理が低減するため、システムの運用性能の低下が防止さ
れる。
【図1】本発明のエラーリトライ方法の第1実施例を実
行するコンピュータシステムの構成を示すブロック図で
ある。
行するコンピュータシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示したノードの主記憶装置が有する制御
情報テーブルの構成を示すテーブル図である。
情報テーブルの構成を示すテーブル図である。
【図3】図1に示した各ノードのリトライ処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】図1に示した周辺装置のリトライ処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】図1に示した周辺装置からノードに送信される
障害詳細情報の構成を示すテーブル図である。
障害詳細情報の構成を示すテーブル図である。
【図6】本発明のエラーリトライ方法の第2実施例を実
行するコンピュータシステムの構成を示すブロック図で
ある。
行するコンピュータシステムの構成を示すブロック図で
ある。
11〜1n、41〜4n ノード 2、51〜5n 周辺装置 3 チャネルケーブル群 61〜6n HUB 11 CPU 12 主記憶装置 13 入力装置 14 出力装置 15 記録媒体 16 バス 171〜172n チャネルアダプタカード 211〜21n ディスク装置 22 周辺制御装置
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のコンピュータで共通に使用される
周辺装置に対するデータの入出力動作要求で障害が発生
した場合に、該障害を回復するために前記コンピュータ
に前記入出力動作要求を再試行させるためのエラーリト
ライ方法であって、 前記周辺装置は、 発生した障害が自装置内に有する前記データを蓄積する
ためのディスク装置に起因する障害か、前記ディスク装
置にアクセスするための接続経路に起因する障害かを切
り分けて該障害の障害発生部位を特定し、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、前記コンピュ
ータから行う再試行の回数、及び前記再試行時の接続経
路を指示するリトライ方法を含むリトライ情報を決定
し、 障害の種類及び障害発生部位に対応した、前記再試行時
の応答待ち時間である監視時間を算出し、 前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切り分け
情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算出結果
を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行ったコン
ピュータに対して送信し、 該コンピュータは、 前記リトライ情報に基づいた所定の接続経路を介して所
定回数の再試行を、前記監視時間情報から得られる所定
の監視時間でそれぞれ実行するエラーリトライ方法。 - 【請求項2】 前記周辺装置は、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、発生した障害
の発生回数を計数すると共に該計数結果を保持し、該障
害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場合
は、前記入出力動作要求を行ったコンピュータに該障害
発生部位の閉塞指示を送信し、 該コンピュータは、 該障害発生部位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害
発生部位に対するアクセスを停止する請求項1記載のエ
ラーリトライ方法。 - 【請求項3】 前記コンピュータは、 前記再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共に
該計数結果を保持し、 該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場
合は、以降、該障害発生部位に対するアクセスを停止す
る請求項1または2記載のエラーリトライ方法。 - 【請求項4】 前記周辺装置は、 前記装置障害部位切り分け情報に基づき、前記ディスク
装置自体に起因すると判断した障害については、再試行
の回数を前記所定回数からさらに減らす請求項1乃至3
のいずれか1項記載のエラーリトライ方法。 - 【請求項5】 複数のコンピュータと、 前記複数のコンピュータで共通に使用される、データを
蓄積するためのディスク装置を備えた周辺装置とを有
し、 任意のコンピュータから送出される前記周辺装置に対す
るデータの入出力動作要求で障害が発生した場合に、該
障害を回復するために該コンピュータに前記入出力動作
要求を再試行させるエラーリトライシステムであって、 前記周辺装置は、 発生した障害が自装置内に有する前記ディスク装置に起
因する障害か、前記ディスク装置にアクセスするための
接続経路に起因する障害かを切り分けて該障害の障害発
生部位を特定し、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、前記コンピュ
ータから行う再試行の回数、及び前記再試行時の接続経
路を指示するリトライ方法を含むリトライ情報を決定
し、 障害の種類及び障害発生部位に対応した、前記再試行時
の応答待ち時間である監視時間を算出し、 前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切り分け
情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算出結果
を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行ったコン
ピュータに対して送信する周辺制御装置を有し、 該コンピュータは、 前記リトライ情報に基づいた所定の接続経路を介して所
定回数の再試行を、前記監視時間情報から得られる所定
の監視時間でそれぞれ実行する処理装置を有するエラー
リトライシステム。 - 【請求項6】 前記周辺制御装置は、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、発生した障害
の発生回数を計数すると共に該計数結果を保持し、該障
害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場合
は、前記入出力動作要求を行ったコンピュータに該障害
発生部位の閉塞指示を送信し、 該コンピュータの処理装置は、 該障害発生部位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害
発生部位に対するアクセスを停止する請求項5記載のエ
ラーリトライシステム。 - 【請求項7】 前記処理装置は、 前記再試行で回復した障害の発生回数を計数すると共に
該計数結果を保持し、 該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場
合は、以降、該障害発生部位に対するアクセスを停止す
る請求項5または6記載のエラーリトライシステム。 - 【請求項8】 前記周辺制御装置は、 前記装置障害部位切り分け情報に基づき、前記ディスク
装置自体に起因すると判断した障害については、再試行
の回数を所定回数からさらに減らす請求項5乃至7のい
ずれか1項記載のエラーリトライシステム。 - 【請求項9】 複数のコンピュータで共通に使用される
周辺装置に対するデータの入出力動作要求で障害が発生
した場合に、該障害を回復するために前記コンピュータ
に前記入出力動作要求を再試行させるためのプログラム
が記録された記録媒体であって、 前記周辺装置に、 発生した障害が自装置内に有する前記データを蓄積する
ためのディスク装置に起因する障害か、前記ディスク装
置にアクセスするための接続経路に起因する障害かを切
り分けて該障害の障害発生部位を特定させ、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、前記コンピュ
ータから行う再試行の回数、及び前記再試行時の接続経
路を指示するリトライ方法を含むリトライ情報を決定さ
せ、 障害の種類及び障害発生部位に対応した、前記再試行時
の応答待ち時間である監視時間を算出させ、 前記障害の切り分けた結果である装置障害部位切り分け
情報、前記リトライ情報、及び前記監視時間の算出結果
を示す監視時間情報を前記入出力動作要求を行ったコン
ピュータに対して送信させ、 該コンピュータに、 前記リトライ情報に基づいた所定の接続経路を介して所
定回数の再試行を、前記監視時間情報から得られる所定
の監視時間でそれぞれ実行させるためのプログラムが記
録された記録媒体。 - 【請求項10】 前記周辺装置に、 障害の種類及び障害発生部位に対応して、発生した障害
の発生回数を計数させると共に該計数結果を保持させ、
該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場
合は、前記入出力動作要求を行ったコンピュータに該障
害発生部位の閉塞指示を送信させ、 該コンピュータに、 該障害発生部位の閉塞指示にしたがって、以降、該障害
発生部位に対するアクセスを停止させるためのプログラ
ムが記録された請求項9記載の記録媒体。 - 【請求項11】 前記コンピュータに、 前記再試行で回復した障害の発生回数を計数させると共
に該計数結果を保持させ、 該障害の発生回数が予め設定されたしきい値を越えた場
合は、以降、該障害発生部位に対するアクセスを停止さ
せるためのプログラムが記録された請求項9または10
記載の記録媒体。 - 【請求項12】 前記周辺装置に、 前記装置障害部位切り分け情報に基づき、前記ディスク
装置自体に起因すると判断した障害については、再試行
の回数を所定回数からさらに減らさせるためのプログラ
ムが記録された請求項9乃至11のいずれか1項記載の
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301045A JP3139548B2 (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301045A JP3139548B2 (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132413A true JP2000132413A (ja) | 2000-05-12 |
JP3139548B2 JP3139548B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17892205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10301045A Expired - Fee Related JP3139548B2 (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3139548B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005222186A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置における異常通知制御 |
JP2005276135A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | ディスク管理方法及びraidストレージシステム |
WO2008075425A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Fujitsu Limited | 通信処理プログラム、通信処理方法および通信処理装置 |
JP2009009408A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Hitachi Ltd | ストレージシステムとストレージシステムにおける管理方法 |
JP2009205316A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Fujitsu Ltd | ディスクアレイ装置、ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
US7779203B2 (en) | 2006-05-09 | 2010-08-17 | Fujitsu Limited | RAID blocking determining method, RAID apparatus, controller module, and recording medium |
JP2011512588A (ja) * | 2008-02-14 | 2011-04-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | I/o動作の状態を判別するコンピュータ・プログラム、装置、及び方法(i/o動作の状態を判別するコンピュータ・コマンド及び応答) |
JP2012027727A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Fujitsu Ltd | 記憶装置、ストレージシステム及び制御方法 |
JP2012252404A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Fujitsu Ltd | 記憶装置、ストレージシステム及び記憶装置制御方法 |
US8874972B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-10-28 | Fujitsu Limited | Storage system and method for determining anomaly-occurring portion |
US10108360B2 (en) | 2016-03-24 | 2018-10-23 | Fujitsu Limited | Apparatus and method to reduce a response time for writing data to redundant storage devices by detecting completion of data-writing to at least one driver before elapse of a retry-over time |
CN112395134A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-23 | 平安普惠企业管理有限公司 | 应用执行异常的重试方法、装置、设备及介质 |
-
1998
- 1998-10-22 JP JP10301045A patent/JP3139548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005222186A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置における異常通知制御 |
JP4634049B2 (ja) * | 2004-02-04 | 2011-02-16 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置における異常通知制御 |
JP2005276135A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | ディスク管理方法及びraidストレージシステム |
US7779203B2 (en) | 2006-05-09 | 2010-08-17 | Fujitsu Limited | RAID blocking determining method, RAID apparatus, controller module, and recording medium |
JP5077240B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2012-11-21 | 富士通株式会社 | 通信処理プログラムおよび通信処理方法 |
CN101529402B (zh) * | 2006-12-20 | 2012-02-08 | 富士通株式会社 | 通信处理装置以及通信处理方法 |
US8478935B2 (en) | 2006-12-20 | 2013-07-02 | Fujitsu Limited | Program, method, and device for communication processing |
WO2008075425A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Fujitsu Limited | 通信処理プログラム、通信処理方法および通信処理装置 |
JPWO2008075425A1 (ja) * | 2006-12-20 | 2010-04-02 | 富士通株式会社 | 通信処理プログラム、通信処理方法および通信処理装置 |
JP2009009408A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Hitachi Ltd | ストレージシステムとストレージシステムにおける管理方法 |
JP2011512588A (ja) * | 2008-02-14 | 2011-04-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | I/o動作の状態を判別するコンピュータ・プログラム、装置、及び方法(i/o動作の状態を判別するコンピュータ・コマンド及び応答) |
JP4542163B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2010-09-08 | 富士通株式会社 | ディスクアレイ装置、ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
JP2009205316A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Fujitsu Ltd | ディスクアレイ装置、ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
JP2012027727A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Fujitsu Ltd | 記憶装置、ストレージシステム及び制御方法 |
US8874972B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-10-28 | Fujitsu Limited | Storage system and method for determining anomaly-occurring portion |
JP2012252404A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Fujitsu Ltd | 記憶装置、ストレージシステム及び記憶装置制御方法 |
US10108360B2 (en) | 2016-03-24 | 2018-10-23 | Fujitsu Limited | Apparatus and method to reduce a response time for writing data to redundant storage devices by detecting completion of data-writing to at least one driver before elapse of a retry-over time |
CN112395134A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-23 | 平安普惠企业管理有限公司 | 应用执行异常的重试方法、装置、设备及介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3139548B2 (ja) | 2001-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2905373B2 (ja) | ディスク制御装置及びその制御方法 | |
US5761411A (en) | Method for performing disk fault prediction operations | |
US7281169B2 (en) | Method, software and system for multi-path fail-over recovery in sequential storage systems | |
US5923876A (en) | Disk fault prediction system | |
US6952734B1 (en) | Method for recovery of paths between storage area network nodes with probationary period and desperation repair | |
EP0945801B1 (en) | External storage device and method for data saving, data backup | |
US7779170B2 (en) | Storage area network system | |
EP1510921A2 (en) | Remote copy storage system | |
US7302615B2 (en) | Method and system for analyzing loop interface failure | |
US8667337B2 (en) | Storage apparatus and method of controlling the same | |
JP2005326935A (ja) | 仮想化ストレージを備える計算機システムの管理サーバおよび障害回避復旧方法 | |
JP3139548B2 (ja) | エラーリトライ方法、エラーリトライシステム及びその記録媒体 | |
US4523275A (en) | Cache/disk subsystem with floating entry | |
JP3284963B2 (ja) | ディスクアレイの制御装置及び制御方法 | |
WO2001029647A1 (fr) | Systeme de reseau de zone a memoire | |
US6922414B1 (en) | Apparatus and method for dynamic command queue depth adjustment for storage area network nodes | |
US20090228672A1 (en) | Remote copy system and check method | |
US7359833B2 (en) | Information processing system and method | |
JP2002358170A (ja) | ディスク記憶装置、同ディスク記憶装置を備えた計算機システム及び同計算機システムにおけるリトライ処理時のエラー通知方法 | |
JP3691272B2 (ja) | 分散処理システムおよび障害解析情報の保存方法 | |
JPS6146543A (ja) | 転送装置の障害処理方式 | |
JP3254766B2 (ja) | 同一データの多重書き込み方法、データの読み出し方法及びデータ回復方法、並びにそのための制御装置 | |
US7779203B2 (en) | RAID blocking determining method, RAID apparatus, controller module, and recording medium | |
KR20010110100A (ko) | 데이터 처리 시스템 내의 채널들의 복구를 위한체크포인팅 방법, 프로그램 제품 및 장치 | |
JP2830592B2 (ja) | 情報処理システムにおける外部記憶装置の経路障害処理方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071215 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |