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JP2000128411A - シート状搬送物の積み重ね装置 - Google Patents

シート状搬送物の積み重ね装置

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JP2000128411A
JP2000128411A JP10300505A JP30050598A JP2000128411A JP 2000128411 A JP2000128411 A JP 2000128411A JP 10300505 A JP10300505 A JP 10300505A JP 30050598 A JP30050598 A JP 30050598A JP 2000128411 A JP2000128411 A JP 2000128411A
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belt conveyor
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Hiroshi Furukawa
博 古河
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Furukawa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状搬送物を自動的に積み重ねることが
可能であるシート状搬送物の積み重ね装置を提供する。 【解決手段】 第4のベルトコンベヤ14上において、
第4のベルトコンベヤ13の下流側端部を搬送方向にお
いて、シート状菓子類の長さに相当する量だけ進退動さ
せることで、第3のベルトコンベヤ13の下流側端部付
近を部分的に移動させ、菓子類を第3のベルトコンベヤ
13より第4のベルトコンベヤ14上に落下させて、自
動的に順序よく積み重ねる。第4のベルトコンベヤ14
のシート状菓子類を受け取る部分を、前記菓子類の積層
枚数に応じて段階的に昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状搬送物
を順次所定枚数だけ積み重ねて積層状とするシート状搬
送物の積み重ね装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベルトコンベヤにて、シート
状搬送物を搬送しつつ、作業者が手作業で、それらを、
あまりずれることなく所定枚数ずつ積み重ねることは行
われている。
【0003】ところで、搬送物が、例えば非常に軟らか
いシート状の求肥等のシート状の菓子類の場合は、軟ら
かすぎるため、手で持つことができず、硬いプレート材
で下側から支持して積み重ねているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うにシート状搬送物をあまりずれることなくて作業で積
み重ねることは、熟練を要し、かなり困難な作業となっ
ていた。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、シート状搬送物を自動的に積み重ねることが可能で
あるシート状搬送物の積み重ね装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シー
ト状搬送物を順次所定枚数だけ積み重ねて積層状とする
シート状搬送物の積み重ね装置であって、前記搬送物を
一定の搬送間隔で搬送する送り込みベルトコンベヤと、
該送り込みベルトコンベヤの下流側端部の下方に配置さ
れ前記搬送物を受け取る部分を有する受け取りベルトコ
ンベヤと、前記送り込みベルトコンベヤから受け取りベ
ルトコンベヤへの前記搬送物の移乗を検出する搬送物検
出センサと、該搬送物検出センサよりの信号を受け、前
記送り込みベルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤ
に前記搬送物が移乗する際に、前記送り込みベルトコン
ベヤの下流側端部付近を、前記受け取りベルトコンベヤ
上で、搬送方向において部分的に進退動させる端部移動
手段と、前記受け取りベルトコンベヤの搬送物を受け取
る部分を、前記搬送物の積層枚数に応じて段階的に昇降
する昇降手段とを備えるものである。
【0007】請求項1の発明によれば、前記送り込みベ
ルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物
が移乗する際に、それが搬送物検出センサにて検出され
ると、端部移動手段によって、受け取りベルトコンベヤ
上で、送り込みベルトコンベヤの下流側端部を搬送方向
において部分的に進退動させることで、送り込みベルト
コンベヤより受け取りコンベヤ上に、同一位置を移乗開
始点としてシート状搬送物を移乗させることが繰り返さ
れ、熟練者が手で持って置く場合と同様に前記搬送物に
無理な力を作用させることなく、シート状搬送物が順次
上側に積み重ねられていく。また、この積み重ね動作中
において、受け取りベルトコンベヤの搬送物を受け取る
部分が、前記搬送物の積層枚数に応じて段階的に昇降さ
れることで、送り込みベルトコンベヤと受け取りベルト
コンベヤとの高低差を、シート状搬送物に対してあまり
大きくならないようにされ、その結果送り込みベルトコ
ンベヤから受け取りベルトコンベヤ上に搬送物が移乗す
る際の衝撃が大きくならず、搬送物を損なうことがな
い。
【0008】請求項2の発明は、請求項1のシート状搬
送物の積み重ね装置において、前記端部移動手段が、前
記送り込みベルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤ
に前記搬送物が移乗する際に、前記送り込みベルトコン
ベヤから前記受け取りベルトコンベヤへの搬送物の移乗
開始から移乗終了までは搬送方向と逆方向に、その移乗
終了後次の搬送物の移乗開始までは搬送方向に、前記送
り込みコンベヤの下流端部を移動させるものである。
【0009】請求項2の発明によれば、送り込みベルト
コンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物が移
乗する際に、端部移動手段によって、まず、前記送り込
みベルトコンベヤから前記受け取りベルトコンベヤへの
搬送物の移乗開始から移乗終了までの間は、前記送り込
みコンベヤの下流端部を搬送方向とは逆方向に移動させ
る(即ち後退させる)ことで、シート状搬送物に無理な
力を作用させることなく、送り込みベルトコンベヤから
受け取りベルトコンベヤ上に移乗させる。それから、そ
の移乗終了後次の搬送物の移乗開始までは、前記送り込
みベルトコンベヤの下流端部を搬送方向に移動させる
(即ち前進させる)。このとき、あたかも送り込みベル
コンベヤの下流端部が伸びるように変化することになる
ので、次の搬送物は下流端に対してはあたかも後退して
いる状態となり、前記移乗が次の搬送物に影響を与える
ことはない。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2のシー
ト状搬送物の積み重ね装置において、前記送り込みベル
トコンベヤが、下流端部付近のコンベヤベルトの下側に
位置しベルト折り返し点を構成するベルト受け部材を有
し、該ベルト受け部材が搬送方向において進退動するこ
とで前記下流端部が部分的に移動可能である浮動式に構
成されるとともに、前記ベルト受け部材と一体に移動可
能に支持される第1のアイドルプーリと、定位置に回転
可能に支承される第2のアイドルプーリとを有し、前記
下流端部の部分的移動によって生ずるコンベヤベルトの
たわみを吸収するたわみ吸収手段を備えるものである。
【0011】請求項3の発明によれば、送り込みベルト
コンベヤの下流端部付近のコンベヤベルトの下側にベル
ト折り返し点を構成するベルト受け部材が設けられてい
ることから、このベルト受け部材を搬送方向において移
動させることで、送り込みベルトコンベヤの下流端部付
近が部分的に進退動し、あたかも部分的に伸びたり縮ん
だりするように変化する。また、この変化により生ずる
コンベヤベルトのたわみの変化は、第1及び第2のアイ
ドルプーリを有するたわみ吸収手段によって吸収される
こととなり、搬送物の搬送には影響がない。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かのシート状搬送物の積み重ね装置において、前記端部
移動手段が、送り込みベルトコンベヤから搬送物を受け
取る際に、前記送り込みベルトコンベヤから前記受け取
りベルトコンベヤへの搬送物の移乗開始から移乗終了ま
では搬送方向に、その移乗終了後次の搬送物の移乗開始
までは搬送方向とは逆方向に、少なくとも前記受け取り
ベルトコンベヤの搬送物を受け取る部分が移動するもの
である。
【0013】請求項4の発明によれば、前記受け取りベ
ルトコンベヤが、送り込みベルトコンベヤから搬送物を
受け取る際に、前記送り込みベルトコンベヤから前記受
け取りベルトコンベヤへの搬送物の移乗開始から移乗終
了までは搬送方向に、その移乗終了後次の搬送物の移乗
開始までは搬送方向とは逆方向に少なくとも前記受け取
りベルトコンベヤの搬送物を受け取る部分がすること
で、シート状搬送物の先端部が搬送方向に水平となるよ
うに案内され、前記先端部が下方に折れ曲がった状態で
積み重ねられるのが回避され、整然と積み重ねられる。
【0014】請求項5の発明は、シート状搬送物を順次
所定枚数だけ積み重ねて積層状とするシート状搬送物の
積み重ね装置であって、前記搬送物を一定の搬送間隔で
搬送する送り込みベルトコンベヤと、該送り込みベルト
コンベヤの下流側端部の下方に、前記積層される搬送物
の枚数に応じた間隔を存して配置され前記搬送物を受け
取る部分を有する受け取りベルトコンベヤと、前記送り
込みベルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤへの前
記搬送物の移乗を検出する搬送物検出センサと、該搬送
物検出センサよりの信号を受け、前記送り込みベルトコ
ンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物が移乗
する際に、前記送り込みベルトコンベヤの下流側端部
を、前記受け取りベルトコンベヤ上で、搬送方向におい
て部分的に進退動させる端部移動手段とを備えるもので
ある。
【0015】請求項5の発明によれば、前記送り込みベ
ルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物
が移乗する際に、受け取りベルトコンベヤ上で、搬送物
を一定の搬送間隔で搬送する送り込みベルトコンベヤの
下流側端部を搬送方向において進退動させることで、前
記送り込みベルトコンベヤの下流側端部付近を部分的に
移動させ、請求項1の発明の場合と同様に、搬送物に無
理な力を作用させることなく、規則正しく積み重ねられ
る。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かのシート状搬送物の積み重ね装置において、前記送り
込みベルトコンベヤが、前記搬送物を一定の搬送間隔で
搬送する第1のコンベヤと、該第1のコンベヤの下流端
部の下方に配置され前記第1のコンベヤより前記搬送物
を受け取り前記受け取りベルトコンベヤに前記搬送物を
移乗する第2のコンベヤとを有し、前記端部移動手段
が、前記第1のコンベヤから第2のコンベヤに前記搬送
物が移乗する際に、前記第1のコンベヤから前記第2の
コンベヤへの搬送物の移乗開始から移乗終了までは、前
記第2のコンベヤの下流端部を前記第1のコンベヤに対
し搬送方向に移動させ、さらに、その移乗終了後前記搬
送物が前記第2のコンベヤから前記受け取りベルトコン
ベヤ上に移乗する際に、前記第2のコンベヤから前記受
け取りベルトコンベヤへの搬送物の移乗開始から移乗終
了までは前記第1のコンベヤに対し搬送方向と逆方向
に、その移乗終了後次の搬送物の移乗開始までは搬送方
向に前記第2のコンベヤの下流端部を移動させるもので
あるものである。
【0017】請求項6の発明によれば、まず、前記第1
のコンベヤから第2のコンベヤに前記搬送物が移乗する
際に、前記第1のコンベヤから前記第2のコンベヤへの
搬送物の移乗開始から移乗終了までは、前記第2のコン
ベヤの下流端部を前記第1のコンベヤに対し搬送方向に
移動させ、シート状搬送物の端部が折れ曲がった状態で
移乗するのが回避される。それから、その移乗終了後、
前記搬送物、が前記第2のコンベヤから前記受け取りベ
ルトコンベヤ上に移乗する際に、前記第2のコンベヤか
ら前記受け取りベルトコンベヤへの搬送物の移乗開始か
ら移乗終了までは前記第1のコンベヤに対し搬送方向と
逆方向に、その移乗終了後次の搬送物の移乗開始までは
搬送方向に、前記第2のコンベヤの下流端部を移動させ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明に係るシート状搬送物の積み
重ね装置の概略構成を示す図である。尚、本実施の形態
における搬送物は、非常に軟らかいシート状の求肥(以
下シート状菓子類という)である。
【0020】図1において、1は搬送装置で、シート状
菓子類W(図2参照)の搬送方向の上流側から、第1、
第2、第3及び第4のベルトコンベヤ11,12,1
3,14が順に配設され、それらの間でシート状菓子類
Wが順に受け渡されて搬送されるようになっている。そ
して、第1及び第2のベルトコンベヤ11,12によっ
て本発明に係る搬送間隔調整装置15が、第3及び第4
のベルトコンベヤ13,14によって積み重ね装置16
がそれぞれ構成されている。搬送間隔調整装置15は、
第1のベルトコンベヤ11にて一定の間隔でもって搬送
されているシート状菓子類Wを、第2のベルトコンベヤ
12に移乗させる際に、シート状菓子類Wの搬送間隔を
広げるものである。積み重ね装置16は、第3のベルト
コンベヤ13(送り込みコンベヤ)から第4のベルトコ
ンベヤ14(受け取りコンベヤ)にシート状菓子類がわ
たされる際に、所定枚数だけ、同じ位置関係で順次上側
に積み重ねるようになっている。
【0021】前記第1〜第4のベルトコンベヤ11,1
2,13,14は、共に駆動モータ(図示せず)にて回
転駆動される駆動プーリ17,18,19,20を備
え、それぞれが独立して第1〜第4のコンベヤベルト2
1,22,23,24を回転駆動するようになってい
る。第1のベルトコンベヤ11は、第1の設定速度V1
で回転駆動され、第2のベルトコンベヤ12は、第2の
設定速度V2で回転駆動される。尚、本実施の形態で
は、第2の設定速度V2は第1の設定速度のほぼ2倍と
されている。
【0022】前記第1のベルトコンベヤ11は、それの
上下流端部を構成する第1及び第2の端部部材31,3
2を有し、それらの間において第1のコンベヤベルト2
1の上面21aがシート状菓子類Wを搬送する搬送面を
形成している。ここで、前記上下流端部をプーリではな
く、端部部材で形成しているのは、シート状菓子類が巻
き込まれないようにするために端部をシャープにするた
めであるが、搬送物の形状によっては、プーリを用いる
ことができるのはいうまでもない。
【0023】また、駆動プーリ17と第1の端部部材3
1との間には第1のアイドルプーリ33が設けられ、第
2の端部部材32と駆動プーリ17との間には、第1の
コンベヤベルト21を屈曲走行させる第2〜第4のアイ
ドルプーリ34,35,36が設けられている。
【0024】また、前記第2のベルトコンベヤ12も、
第1のベルトコンベヤ11と基本的には同じレイアウト
で、上下流端部を構成する第1及び第2の端部部材4
1,42のほかに、駆動プーリ18と第1の端部部材4
1との間には第1〜第3のアイドルプーリ43,44、
45を有し、第2の端部部材42と駆動プーリ18との
間には、第4及び第5のアイドルプーリ46,47を有
する。前記第2のコンベヤベルト22の上面22aは、
第1及び第2の端部部材41,42の間において、第1
のコンベヤベルト21の搬送面(上面21a)に連続す
る搬送面となっており、上面21aよりも若干高さが低
くなるように配置され、第1のベルトコンベヤ11の下
流端部と第2のベルトコンベヤ12の上流端部との間に
段差部Sが形成されている。
【0025】また、第1のベルトコンベヤ11の下流端
部を構成する第2の端部部材32と、第2のベルトコン
ベヤ12の上流端部を構成する第1の端部部材41と
は、それぞれ、それらを先端部に支持する支持部材5
1,52を介して連結部材53,54に連結されてい
る。そして、前記両連結部材53,54が、一定の長さ
を有する結合ロッド部材55にて相互に連結され、両端
部部材32,41間の間隔が常時、両ベルトコンベヤ1
1,12間においてシート状菓子類のスムーズな搬送
(受け渡し)を可能とする一定の間隔に保持されるよう
に構成されている。
【0026】尚、前記両支持部材51,52は、具体的
には図示していないが、搬送方向において上下に配置さ
れたガイドレール及びガイドロッドにスライド可能に係
合している。
【0027】そして、前記連結部材54には、連結ロッ
ド部材56の一端部が回転可能に連結され、該連結ロッ
ド部材56の他端部が第1の回転円盤57の外周部に回
転可能に連結されている。よって、前記第1の回転円盤
57が、図示しない駆動手段によって回転駆動される
と、それに伴って、連結部材53,54従って支持部材
51,52が前記ガイドレール及びガイドロッドに沿っ
て移動し、端部部材32,41を搬送方向において移動
させることになる。即ち、前記第1のベルトコンベヤ1
1の下流端部と第2のベルトコンベヤ12の上流端部と
が、それらの間隔を一定に保持したまま、搬送方向にお
いて往復移動するようになる。
【0028】また、第1のベルトコンベヤ11において
は、第2のアイドルプーリ34が連結部材53に、第
1、第3及び第4のアイドルプーリ33,35,36が
フレーム2にそれぞれ回転可能に支承されている。一
方、第2のベルトコンベヤ12においては、第1のアイ
ドルプーリ43が連結部材54に、第2〜第5のアイド
ルプーリ44〜47がフレーム2に回転可能に支承され
ている。よって、連結部材53,54が一体となって移
動する際に、端部部材32,41及びアイドルプーリ3
4,43も一緒に移動するように構成されている。これ
により、前記端部部材32,41が移動することによる
コンベヤベルト21,22の弛みや伸びが、前記両アイ
ドルプーリ34,43が移動することによるコンベヤベ
ルト21,22の形状の変化によって吸収されることに
なる。
【0029】さらに、前記第1のベルトコンベヤ11の
下流端部付近の上方には、シート状菓子類Wの通過を検
知する搬送物検出センサ58が設けられおり、該搬送物
検出センサ58よりシート状菓子類Wの通過が検出され
ると、第1のベルトコンベヤ11から第2のベルトコン
ベヤ12へのシート状菓子類の移乗の開始であると判定
されるので、図示しない制御手段が、一定のタイミング
でもって、第1の回転円盤57を回転駆動し、それによ
って連結部材53,54及び結合ロッド部材55を搬送
方向において移動させ、第1のベルトコンベヤ11の下
流端部付近と第2のベルトコンベヤ12の上流端部付近
とを部分的に移動させ、シート状菓子類の移乗が行わ
れ、搬送間隔が広げられるようになっている。
【0030】前記第3のベルトコンベヤ13は、それの
上下流端部を構成する第1及び第2の端部部材61,6
2を有し、それらの間において第3のコンベヤベルト2
3の上面23aが、第2のベルトコンベヤ12よりシー
ト状菓子類Wを受け取り第4のベルトコンベヤ14まで
搬送する搬送面を形成している。第1の端部部材61と
駆動プーリ19との間には第1のアイドルプーリ63
が、第2の端部部材62と駆動プーリ19との間にはコ
ンベヤベルト23を屈曲走行させる第2〜第4のアイド
ルプーリ64,65,66がそれぞれ設けられている。
【0031】第2の端部部材62は、上流側に位置する
支持部材67に下流側が下側になるように傾斜状態で支
持されている。前記第2の端部部材62と支持部材67
とが、下流端部付近のコンベヤベルト23の下側に位置
しベルト折り返し点を構成するベルト受け部材として機
能している。
【0032】前記支持部材67は、水平部67aと、該
水平部67aの下流端部に連設され下方に延びる傾斜部
67bと、前記水平部67aの上流端部に連設され第1
のアイドルプーリ63を回転可能に支承するプーリ支承
部67cを有し、前記傾斜部67bに第2の端部部材6
2が取り付け固定されている。また、前記支持部材67
の水平部67aは、搬送方向にスライド可能に支持され
ている可動部材68に取り付けられている。なお、前記
第3のベルトコンベヤ13は、シート状菓子類の移乗が
スムーズになるように、下流端部が傾斜するように構成
しているが、下流端部を水平状態にしても差し支えな
い。また、具体的に図示していないが、可動部材68
は、搬送方向において上下に配置されたガイドレール及
びガイドロッドにスライド可能に係合している。
【0033】そして、前記可動部材68には、連結ロッ
ド部材69の一端部が回転可能に連結され、該連結ロッ
ド部材69の他端部が、搬送方向上流側に位置する第2
の回転円盤70に回転可能に連結されている。よって、
前記回転円盤70が、図示しない駆動手段によって回転
駆動されると、それに伴って、可動部材68が搬送方向
において移動すると、第3のベルトコンベヤ13の下流
端部が部分的に移動することになる。よって、第3のベ
ルトコンベヤ13は、ベルト受け部材(第2の端部部材
62、支持部材67)が搬送方向に移動することで前記
下流端部が部分的に移動可能である浮動式に構成されて
いることになる。尚、第2の端部部材62と第1のアイ
ドルプーリ64とが共通の可動部材68に支持されてい
ることから、前述した、たわみ吸収手段の場合と同様
に、コンベヤベルト23の弛みや伸びが、第1のアイド
ルプーリ64付近において吸収されることになる。
【0034】また、第4のベルトコンベヤ14は、それ
の上下流端部に位置する端部プーリ71及び端部部材7
2を有し、それらの間においてコンベヤベルト24の上
面24aが、第3のベルトコンベヤ13よりシート状菓
子類Wを受け取る搬送面を形成している。また、第1の
端部プーリ71と駆動プーリ20との間には、第1及び
第2のアイドルプーリ73,74が、端部部材72と駆
動プーリ20との間には第3のアイドルプーリ75がそ
れぞれ配設されている。そして、第4のコンベヤベルト
24のうち、第3のベルトコンベヤ13よりシート状菓
子類Wを受け取る部分の下側には、昇降プレート81が
設けられ、該昇降プレート81が、図示しない周知の昇
降手段によって、積み重ねられるシート状菓子類Wの枚
数に応じて昇降するようになっている。
【0035】また、第3のベルトコンベヤ13の下流端
部の上方には、シート状菓子類Wの通過を検知する搬送
物検出センサ59が設けられおり、該搬送物検出センサ
59よりシート状菓子類Wの通過が検出されると、第3
のベルトコンベヤ13から第4のベルトコンベヤ14へ
シート状菓子類Wの移乗して積み重ねる動作の開始であ
ると判定されるので、図示しない制御手段が、一定のタ
イミングでもって、第2の回転円盤70を回転駆動し、
それによって可動部材68を搬送方向において進退動さ
せることで、前記第3のベルトコンベヤ13の下流側端
部付近を部分的に移動させ、第4のベルトコンベヤ14
におけるシート状菓子類Wを受け取る部分(昇降プレー
ト81の上側部分)にシート状菓子類Wを順に積み重ね
るようになっている。このとき、前記部分は、昇降プレ
ート81の昇降動作で、前記搬送物の積層枚数に応じて
段階的に昇降するのに加えて、前記第4のベルトコンベ
ヤ14は、第3のベルトコンベヤ13からシート状菓子
類を受け取る際に、前記シート状菓子類を受け取る部分
が搬送方向において進退動するようにコンベヤベルト2
4が走行するようになっている。
【0036】続いて、上記第1〜4のベルトコンベヤ1
3〜16を用いた搬送動作について説明する。 (搬送間隔の調整動作)まず、大きい菓子類のシートが
必要な大きさに切断され、シート状菓子類となって、第
1のベルトコンベヤ11によって、一定間隔を保持し
て、第1の設定速度V1で搬送される。
【0037】そして、前記シート状菓子類が第1のベル
トコンベヤ11の下流端部付近に達すると、搬送物検出
センサ58よりシート状菓子類Wの通過が検出され、第
1のベルトコンベヤ11から第2のベルトコンベヤ12
へのシート状菓子類の移乗の開始であると判定されるの
で、図示しない制御手段が、一定のタイミングでもっ
て、第1の回転円盤57の回転駆動を開始する。この第
1の回転円盤57の回転駆動により、連結ロッド部材5
6を介して連結部材53,54及び結合ロッド部材55
が搬送方向において第1のベルトコンベヤ11側に移動
せしめられ、第1のベルトコンベヤ11の下流端部付近
と第2のベルトコンベヤ12の上流端部付近とを部分的
に一体的に移動させ、シート状菓子類の移乗が無理なく
スムーズに行われる。
【0038】具体的には、連結手段である連結部材5
3,54及び結合ロッド部材55の、第1のベルトコン
ベヤ11側への移動により、まず、前記第1のベルトコ
ンベヤ11の下流端部及び第2のベルトコンベヤ12の
上流端部が移動することになる。このとき、移動速度
は、第2の設定速度と第1の設定速度との速度差にほぼ
相当する速度(即ち第1の設定速度)であるので、第1
及び第2のベルトコンベヤ11,12の接続部分におい
て局所的にみると、第1のベルトコンベヤ11の下流端
部は、連結部材53,54等の移動速度(第1の設定速
度)でもって後退するように動作し、第2のベルトコン
ベヤ12の上流端部は、第2のベルトコンベヤ12の走
行速度(第2の設定速度)が連結部材53,54等の移
動速度(第1の設定速度)だけ減殺され、結果として第
2のコンベヤベルト22があたかも第1の設定速度で回
転しているように動作する。
【0039】その結果、第1のベルトコンベヤ11から
第2のベルトコンベヤ12に移乗しようとするシート状
菓子類Wは、第1のベルトコンベヤ11の下流端部の後
退により、端部から順に第1の設定速度でもって連続的
に送り出され、あたかも第1の設定速度で回転している
状態となっている第2のベルトコンベヤ12の上流端部
によって受け取られることとなるので、シート状菓子類
Wに無用な力が作用することなく移乗が行われる。移乗
した後は、第2のベルトコンベヤ12の上流端部以外の
部分は、第1の設定速度よりも速い第2の設定速度で第
2のコンベヤベルト12が走行しているので、搬送間隔
が広げられて搬送されることになり、次に続く積み重ね
を行うのに必要な搬送間隔とされる。
【0040】このように、シート状菓子類Wの搬送間隔
が、第1のベルトコンベヤ11から第2のベルトコンベ
ヤ12への移乗の際に広げられ、その状態のまま、第3
のベルトコンベヤ13に移乗される。このとき、第2の
ベルトコンベヤ12と第3のベルトコンベヤ13とは同
一速度で回転駆動されているため、第2のベルトコンベ
ヤ12から第3のベルトコンベヤ13へのシート状菓子
類の移乗は、乱れを生ずることなく行われる。 (積み重ね動作)第3のベルトコンベヤ13にて搬送さ
れているシート状菓子類Wは、下流端部付近において、
それの進退動作により、第4ベルトコンベヤ14の受け
取り部分上にシート状菓子類Wが順次所定枚数ずつ積み
重ねられる。
【0041】具体的には、前記シート状菓子類Wが第3
のベルトコンベヤ13の下流端部付近に達すると、図2
(a)(b)に示すように、搬送物検出センサ59(図
1参照)よりシート状菓子類Wの通過が検出され、第4
のベルトコンベヤ14へのシート状菓子類Wの積み重ね
の開始であると判定されるので、図示しない制御手段
が、一定のタイミングでもって、第2の回転円盤70を
回転させ、可動部材68を搬送方向と逆方向に移動させ
る。即ち、第3のベルトコンベヤ13の下流端部(端部
部材62)が一定の距離だけ後退する。それと共に、第
4のベルトコンベヤ14のコンベヤベルト24も一定の
距離だけ搬送方向に走行する。
【0042】この第3のベルトコンベヤ13の下流端部
の後退により、図3(a)(b)に示すように、第4の
ベルトコンベヤ14の受け取り部分上にシート状菓子類
Wが置かれる。このとき、第4のベルトコンベヤ14の
コンベヤベルト24も一定の距離だけ搬送方向に走行す
るようにされているので、シート状菓子類の最初に置か
れる部分には搬送方向への力が作用し、コンベヤベルト
24の搬送面に沿うように置かれ、前記部分が下方に折
れ曲がってまるまるというようなことが起こらない。
尚、前記第3のベルトコンベヤ13の下流端部と第4の
コンベヤベルト24の移動距離の和がシート状菓子類の
長さにほぼ相当する距離とすれば無駄な動きがなくな
る。
【0043】それから、その移乗終了後、次のシート状
菓子類の移乗開始までは、第3のベルトコンベヤ13の
下流端部付近は、前進し、あたかもベルコンベヤの下流
端部が伸びるように変化することになるので、次のシー
ト状菓子類は、部分的に下流端に対してはあたかも後退
している状態となり、前記移乗が次のシート状菓子類に
影響を与えることはない。
【0044】このようにして第4のベルトコンベヤ14
上にシート状菓子類が置かれた後、第3のベルトコンベ
ヤ13の下流端部とコンベヤベルト24とが、逆方向に
移動して、図4(a)(b)に示すように、初期位置
(第3のベルトコンベヤ13の下流端部がシート状菓子
類の端部に対向する位置)に戻るとともに、前記シート
状菓子類の厚さに相当する距離だけ、図示しない昇降手
段によって昇降プレート81が下降し、下流端部と第4
のベルトコンベヤ14の上面との間隔が、前記シート状
菓子類の厚さに相当する距離だけ広げられる。
【0045】そして、同様な動作が繰り返され(図5
(a)(b)参照)、シート状菓子類が必要枚数だけ積
み重ねられる。積み重ねられた後は、第4のベルトコン
ベヤ14によって、一定の距離移動されて停止し、次の
積み重ね動作が行われる。これが繰り返されて、所定枚
数ずつ積み重ねられたものが、図示しない次の工程に順
次搬送される(図6(a)(b)参照)。
【0046】前記実施の形態においては、送り込みコン
ベヤを、第3のベルトコンベヤ13だけで構成している
が、搬送物を一定の搬送間隔で搬送する第1のコンベヤ
と、該第1のコンベヤの下流端部の下方に配置され前記
第1のコンベヤより前記搬送物を受け取る第2のコンベ
ヤとで構成することもできる。
【0047】この場合は、図7に示すように、第1及び
第2のコンベヤ101,102は、共に、上流端及び下
流端を構成する第1及び第2のアイドルプーリ103,
104,105,106と、それらと駆動プーリ10
7,108との間に配置される第3及び第4のアイドル
プーリ109,110,111,112とを有し、コン
ベヤベルト113,114が回転可能に設けられてい
る。そして、第2のコンベヤ102の第1及び第2のア
イドルプーリ105,106が端部移動手段に連係さ
れ、前記両アイドルプーリ105,106が一体的に移
動することで、前記第2のコンベヤ102の下流端部
が、搬送方向において移動するようにすることになる。
【0048】このようにすれば、両コンベヤ101,1
02から第4のベルトコンベヤ14にシート状菓子類が
移乗する際に、前記第1のコンベヤ101から前記第2
のコンベヤ102へのシート状搬送物の移乗開始から移
乗終了までは第2のコンベヤ102の下流端部を構成す
る第2のアイドルプーリ106が第1のアイドルプーリ
105と共に前記第1のコンベヤ101に対し搬送方向
に(受け取りコンベヤである第4のベルトコンベヤ14
側)に移動しつつ、第1のコンベヤ101より搬送物を
受け取るようにすることで、第2のコンベヤ102への
移乗の際にシート状菓子類の先端部が折れ曲がったりす
ることがなくなり、さらに、その移乗終了後前記搬送物
が前記第2のコンベヤ102から前記第4のベルトコン
ベヤ14上に移乗する際に、前記第2のコンベヤ102
から前記第4のベルトコンベヤ14への搬送物の移乗開
始から移乗終了までは、第2のコンベヤ102の第1及
び第2のアイドルプーリ105,106が共に前記第1
のコンベヤ101に対し搬送方向と逆方向に移動しつつ
第4のベルトコンベヤ14上にシート状菓子類を移乗
し、その移乗終了後次の搬送物の移乗開始までは搬送方
向に移動することで、シート状菓子類に乱れを生ずるこ
となく、順序よく積み重ねることが可能となる。尚、第
2のコンベヤ102においては、第1及び第2のアイド
ルプーリ105,106が一緒に移動するようにしてい
るので、ベルトの弛みは生じない。
【0049】前記実施の形態においては、送り込みベル
トコンベヤである第3のベルトコンベヤ13によるシー
ト状菓子類の積み重ねの際に、受け取りコンベヤである
第4のベルトコンベヤ14の受け取り部分を搬送方向に
おいて移動させるようにしていないが、本発明はそれに
限定されるものではなく、送り込みベルトコンベヤの下
流端部のみを移動させるようにし、受け取りベルトコン
ベヤを停止させるままとすることも可能である。
【0050】前記実施の形態においては、送り込みコン
ベヤである第3のベルトコンベヤ13によるシート状菓
子類の積み重ねの際に、受け取りコンベヤである第4の
ベルトコンベヤ14の受け取り部分を昇降プレート81
を利用して受け取り部分を昇降させるようにしている
が、本発明はそれに限定されるものではなく、受け取り
ベルトコンベヤ全体を昇降するようにしてもよいのはも
ちろん、菓子類を積み重ねる隙間が、送り込みベルトコ
ンベヤと受け取りベルトコンベヤとの間に形成されてお
り、それがあまり大きくならなけば、受け取りベルトコ
ンベヤの受け取り部分が昇降しないようにすることも可
能である。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0052】請求項1の発明は、端部移動手段によっ
て、受け取りベルトコンベヤ上において、送り込みベル
トコンベヤの下流側端部を搬送方向において進退動させ
ることで、前記送り込みベルトコンベヤの下流側端部付
近を部分的に移動させるようにしているので、搬送物を
送り込みベルトコンベヤより受け取りコンベヤ上に、熟
練者が手で持って置くように、無理な力を作用させるこ
とになくスムーズに移乗させて、自動的に順序よく積み
重ねることができる。昇降手段によって、受け取りベル
トコンベヤの搬送物を受け取る部分を、前記搬送物の積
層枚数に応じて段階的に昇降するようにしているので、
前記送り込みベルトコンベヤの下流端部と前記搬送物を
受け取る部分の間隔が小さくなり、送り込みベルトコン
ベヤから受け取りベルトコンベヤに移乗する際の衝撃が
より低減される。
【0053】請求項2の発明は、送り込みベルトコンベ
ヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物が移乗する
際に、端部移動手段によって、まず、前記送り込みベル
トコンベヤから前記受け取りベルトコンベヤへの搬送物
の移乗開始から移乗終了までの間は搬送方向と逆方向
に、その移乗終了後次の搬送物の移乗開始までは搬送方
向に前記送り込みベルトコンベヤの下流端部を移動させ
るようにしているので、搬送物に無理な力を作用させる
ことなく、送り込みベルトコンベヤから受け取りベルト
コンベヤに移動させ、熟練者による手作業と同様に積み
重ねることができる。
【0054】請求項3の発明は、送り込みベルトコンベ
ヤの下流端部付近のコンベヤベルトの下側に位置しベル
ト折り返し点を構成するベルト受け部材が設けているの
で、このベルト受け部材を移動させることで、送り込み
ベルトコンベヤの下流端部付近を、部分的に簡単に移動
させることができ、また、この部分的な移動により生ず
るコンベヤベルトのたわみの変化は、第1及び第2のア
イドルプーリを有するたわみ吸収手段によって吸収する
ことができ、搬送物の搬送には影響がない。
【0055】請求項4の発明は、受け取りベルトコンベ
ヤが、送り込みベルトコンベヤから搬送物を受け取る際
に、少なくとも前記搬送物を受け取る部分が搬送方向に
おいて進退動するようにしているので、搬送物の移乗の
際に、シート状搬送物の先端部が下方に折れ曲がったり
するのを回避して、整然と積み重ねることが可能とな
る。
【0056】請求項5の発明は、受け取りベルトコンベ
ヤ上において、搬送物を一定の搬送間隔で搬送する送り
込みベルトコンベヤの下流側端部を搬送方向において進
退動させることで、前記送り込みベルトコンベヤの下流
側端部付近を部分的に移動させるようにしているので、
請求項1の発明と同様に、搬送物に無理な力を作用させ
ることなく、規則正しく積み重ねることができる。
【0057】請求項6の発明は、第2のコンベヤの下流
端部を第1のコンベヤに対し搬送方向に移動させつつ第
1のコンベヤより搬送物を一旦受け取り、それから第1
のコンベヤに対し搬送方向と逆方向に移動させつつ受け
取りベルトコンベヤに搬送物を移乗するように送り込み
ベルトコンベヤを構成しているので、送り込みベルトコ
ンベヤの動きによって搬送物の移乗が乱されるのを回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状搬送物の積み重ね装置の
概略構成図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ移乗動作を説明するた
めの概略側面図及び平面図である。
【図3】(a)(b)はそれぞれ移乗動作を説明するた
めの概略側面図及び平面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ移乗動作を説明するた
めの概略側面図及び平面図である。
【図5】(a)(b)はそれぞれ移乗動作を説明するた
めの概略側面図及び平面図である。
【図6】(a)(b)はそれぞれ移乗動作を説明するた
めの概略側面図及び平面図である。
【図7】変形例の要部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
13 第3のベルトコンベヤ 14 第4のベルトコンベヤ 16 積み重ね装置 59 搬送物検出センサ 62 端部部材 64 アイドルプーリ 67 支持部材 81 昇降プレート W シート状菓子類

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状搬送物を順次所定枚数だけ積み
    重ねて積層状とするシート状搬送物の積み重ね装置であ
    って、 前記搬送物を一定の搬送間隔で搬送する送り込みベルト
    コンベヤと、 該送り込みベルトコンベヤの下流側端部の下方に配置さ
    れ前記搬送物を受け取る部分を有する受け取りベルトコ
    ンベヤと、 前記送り込みベルトコンベヤから受け取りベルトコンベ
    ヤへの前記搬送物の移乗を検出する搬送物検出センサ
    と、 該搬送物検出センサよりの信号を受け、前記送り込みベ
    ルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物
    が移乗する際に、前記送り込みベルトコンベヤの下流側
    端部付近を、前記受け取りベルトコンベヤ上で、搬送方
    向において部分的に進退動させる端部移動手段と、 前記受け取りベルトコンベヤの搬送物を受け取る部分
    を、前記搬送物の積層枚数に応じて段階的に昇降する昇
    降手段とを備えることを特徴とするシート状搬送物の積
    み重ね装置。
  2. 【請求項2】 前記端部移動手段は、前記送り込みベル
    トコンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物が
    移乗する際に、前記送り込みベルトコンベヤから前記受
    け取りベルトコンベヤへの搬送物の移乗開始から移乗終
    了までは搬送方向と逆方向に、その移乗終了後次の搬送
    物の移乗開始までは搬送方向に、前記送り込みコンベヤ
    の下流端部を移動させるものであるところの請求項1記
    載のシート状搬送物の積み重ね装置。
  3. 【請求項3】 前記送り込みベルトコンベヤは、下流端
    部付近のコンベヤベルトの下側に位置しベルト折り返し
    点を構成するベルト受け部材を有し、該ベルト受け部材
    が搬送方向において進退動することで前記下流端部が部
    分的に移動可能である浮動式に構成されるとともに、 前記ベルト受け部材と一体に移動可能に支持される第1
    のアイドルプーリと、定位置に回転可能に支承される第
    2のアイドルプーリとを有し、前記下流端部の部分的移
    動によって生ずるコンベヤベルトのたわみを吸収するた
    わみ吸収手段を備えるところの請求項1又は2記載の搬
    送間隔調整装置。
  4. 【請求項4】 前記端部移動手段は、前記送り込みベル
    トコンベヤから搬送物を受け取る際に、前記送り込みベ
    ルトコンベヤから前記受け取りベルトコンベヤへの搬送
    物の移乗開始から移乗終了までは搬送方向に、その移乗
    終了後次の搬送物の移乗開始までは搬送方向とは逆方向
    に、少なくとも前記受け取りベルトコンベヤの搬送物を
    受け取る部分が移動するところの請求項1〜3のいずれ
    かに記載のシート状搬送物の積み重ね装置。
  5. 【請求項5】 シート状搬送物を順次所定枚数だけ積み
    重ねて積層状とするシート状搬送物の積み重ね装置であ
    って、 前記搬送物を一定の搬送間隔で搬送する送り込みベルト
    コンベヤと、 該送り込みベルトコンベヤの下流側端部の下方に、前記
    積層される搬送物の枚数に応じた間隔を存して配置され
    前記搬送物を受け取る部分を有する受け取りベルトコン
    ベヤと、 前記送り込みベルトコンベヤから受け取りベルトコンベ
    ヤへの前記搬送物の移乗を検出する搬送物検出センサ
    と、 該搬送物検出センサよりの信号を受け、前記送り込みベ
    ルトコンベヤから受け取りベルトコンベヤに前記搬送物
    が移乗する際に、前記送り込みベルトコンベヤの下流側
    端部を、前記受け取りベルトコンベヤ上で、搬送方向に
    おいて部分的に進退動させる端部移動手段とを備えるこ
    とを特徴とするシート状搬送物の積み重ね装置。
  6. 【請求項6】 前記送り込みベルトコンベヤは、前記搬
    送物を一定の搬送間隔で搬送する第1のコンベヤと、該
    第1のコンベヤの下流端部の下方に配置され前記第1の
    コンベヤより前記搬送物を受け取り前記受け取りベルト
    コンベヤに前記搬送物を移乗する第2のコンベヤとを有
    し、 前記端部移動手段は、前記第1のコンベヤから第2のコ
    ンベヤに前記搬送物が移乗する際に、前記第1のコンベ
    ヤから前記第2のコンベヤへの搬送物の移乗開始から移
    乗終了までは、前記第2のコンベヤの下流端部を前記第
    1のコンベヤに対し搬送方向に移動させ、さらに、その
    移乗終了後前記搬送物が前記第2のコンベヤから前記受
    け取りベルトコンベヤ上に移乗する際に、前記第2のコ
    ンベヤから前記受け取りベルトコンベヤへの搬送物の移
    乗開始から移乗終了までは前記第1のコンベヤに対し搬
    送方向と逆方向に、その移乗終了後次の搬送物の移乗開
    始までは搬送方向に前記第2のコンベヤの下流端部を移
    動させるものであるところの請求項1〜5のいずれかに
    記載のシート状搬送物の積み重ね装置。
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