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JP2000115042A - ダイバシティ受信装置 - Google Patents

ダイバシティ受信装置

Info

Publication number
JP2000115042A
JP2000115042A JP10287877A JP28787798A JP2000115042A JP 2000115042 A JP2000115042 A JP 2000115042A JP 10287877 A JP10287877 A JP 10287877A JP 28787798 A JP28787798 A JP 28787798A JP 2000115042 A JP2000115042 A JP 2000115042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
switching
electric field
field strength
gain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10287877A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ouchi
内 孝 一 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10287877A priority Critical patent/JP2000115042A/ja
Publication of JP2000115042A publication Critical patent/JP2000115042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のアンテナと第2のアンテナの利得差と
受信電界強度と使用アンテナに対応してアンテナ切り替
えしきい値を連続的に制御して、常に最良のダイバシテ
ィ受信状態が得られるようにする。 【解決手段】 アンテナ1、2における受信電界強度を
記憶する回路10と、アンテナ1、2の利得差を判別す
る回路11と、しきい値設定変更回路12とを設け、し
きい値制御回路9が、アンテナ利得差に基づき、受信電
界強度が弱くなるに従って、利得の高いアンテナから利
得の低いアンテナに切り替えるしきい値を高く制御し、
逆に、利得の低いアンテナから利得の高いアンテナに切
り替えるしきい値を低く制御し、かつ、利得の高いアン
テナから利得の低いアンテナへの切り替えを停止する受
信電界強度点に対して、利得の低いアンテナから利得の
高いアンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点を
弱く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載テレビジョン
受像機、車載AM/FM受信機などに利用し、受信状態
が悪化した際に他方のアンテナに切り替え、かつ、受信
電界強度が一定レベル以下の場合に片方のアンテナに固
定して受信するダイバシティ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイバシティ受信装置は、特開平
8−163016号公報に記載されたものが知られてい
る。図5は従来のダイバシティ受信装置の構成を示して
おり、第1のアンテナ1と、この第1のアンテナ1より
も利得が低い第2のアンテナ2と、第1および第2のア
ンテナ1、2を切り替えるアンテナ切り替え器3と、T
V受像機やAM/FM受信機などの受信機4と、切り替
え器3からの受信信号に基づいて電界強度を示す検出信
号を出力する電界強度検出回路5と、アンテナ切り替え
器3からの受信信号に基づいて受信状態を検出する受信
状態検出回路6と、電界強度検出回路5からの電界強度
検出信号と受信状態検出回路6からの受信状態検出信号
に基づいてアンテナ切り替え器3を制御して第1または
第2のアンテナ1、2を選択する制御を行う切り替え制
御回路7と、アンテナ切り替え器3で現在選択している
第1または第2のアンテナ1、2を検出する使用アンテ
ナ検知回路8と、電界強度検出回路5からの電界強度検
出信号と使用アンテナ検知回路8からのアンテナ検知信
号とからアンテナ切り替え器3を制御する切り替え制御
回路7のしきい値を設定するしきい値制御回路9とを備
え、前記検出した受信電界強度が強い場合に、第1のア
ンテナ1から第2のアンテナ2に切り替えるしきい値
と、第2のアンテナ2から第1のアンテナ1に切り替え
るしきい値とを同一に制御するとともに、受信電界強度
が弱くなるに従って、第1のアンテナ1から第2のアン
テナ2に切り替えるしきい値を高く制御し、逆に、第2
のアンテナ2から第1のアンテナ1に切り替えるしきい
値を低く制御し、かつ、第1のアンテナ1から第2のア
ンテナ2への切り替えを停止する受信電界強度点に対し
て、第2のアンテナ2から第1のアンテナ1への切り替
えを常時行う受信電界強度点を弱く設定するように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなダイバシティ受信装置においては、第1のアンテナ
と第2のアンテナの利得差が異なる場合に、受信電界強
度が弱い時のアンテナ切り替えしきい値制御の設定変更
が行われていないため、最良の受信状態で得られないと
いう問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、第1のアンテナと第2のアンテナの利得
差が如何なる場合においても、アンテナ切り替えしきい
値の制御を自動的に行い、常に最良の受信状態が得られ
る優れたダイバシティ受信装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、従来のダイバシティ受信装置の構成に加
えて、電界強度検出手段からの電界強度検出信号を記憶
する記憶手段と、使用アンテナ検知手段からのアンテナ
検知信号と記憶手段からの電界強度検出信号から第1の
アンテナと第2のアンテナの利得差を判別するアンテナ
利得差判別手段と、アンテナ利得差判別手段からのアン
テナ利得差に基づき切り替え制御手段のアンテナ切り替
えしきい値を変更するしきい値設定変更手段とを備え、
しきい値制御手段が、アンテナ利得差に基づき、受信電
界強度が弱くなるに従って、利得の高いアンテナから利
得の低いアンテナに切り替えるしきい値を高く制御し、
逆に、利得の低いアンテナから利得の高いアンテナに切
り替えるしきい値を低く制御し、かつ、利得の高いアン
テナから利得の低いアンテナへの切り替えを停止する受
信電界強度点に対して、利得の低いアンテナから利得の
高いアンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点を
弱く設定するようにしたものである。これにより、第1
のアンテナと第2のアンテナの利得差が如何なる場合に
おいても、アンテナ切り替えしきい値の制御を自動的に
行うことができ、常に最良の受信状態を得ることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1のアンテナと、前記第1のアンテナと利得差が
ある第2のアンテナと、前記第1および第2のアンテナ
を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段からの
受信信号に基づい受信信号を復調する受信手段と、前記
切り替え手段からの受信信号に基づいて電界強度を示す
検出信号を出力する電界強度検出手段と、前記切り替え
手段からの受信信号に基づいて受信状態を検出する受信
状態検出手段と、前記電界強度検出手段からの電界強度
検出信号と前記受信状態検出手段からの受信状態検出信
号に基づいて前記切り替え手段を制御して第1または第
2のアンテナを選択する制御を行う切り替え制御手段
と、前記切り替え手段で現在選択している第1または第
2のアンテナを検出する使用アンテナ検知手段と、前記
電界強度検出手段からの電界強度検出信号と前記使用ア
ンテナ検知手段からのアンテナ検知信号とから前記切り
替え手段を制御する切り替え制御手段のしきい値を設定
するしきい値制御手段と、前記電界強度検出手段からの
電界強度検出信号を記憶する記憶手段と、前記使用アン
テナ検知手段からのアンテナ検知信号と前記記憶手段か
らの電界強度検出信号から第1のアンテナと第2のアン
テナの利得差を判別するアンテナ利得差判別手段と、前
記アンテナ利得差判別手段からのアンテナ利得差に基づ
き前記切り替え制御手段のアンテナ切り替えしきい値を
変更するしきい値設定変更手段とを備え、前記しきい値
制御手段が、前記検出した受信電界強度が強い場合に、
第1のアンテナから第2のアンテナに切り替えるしきい
値と、第2のアンテナから第1のアンテナに切り替える
しきい値とを同一に制御するとともに、前記アンテナ利
得差に基づき、受信電界強度が弱くなるに従って、利得
の高いアンテナから利得の低いアンテナに切り替えるし
きい値を高く制御し、逆に、利得の低いアンテナから利
得の高いアンテナに切り替えるしきい値を低く制御し、
かつ、利得の高いアンテナから利得の低いアンテナへの
切り替えを停止する受信電界強度点に対して、利得の低
いアンテナから利得の高いアンテナへの切り替えを常時
行う受信電界強度点を弱く設定することを特徴とするダ
イバシティ受信装置であり、第1のアンテナと第2のア
ンテナの利得差と受信電界強度と使用アンテナに対応し
てアンテナ切り替えしきい値が連続的に制御され、それ
ぞれの受信電界強度でのアンテナ切り替えしきい値が最
良となり、常に最良のダイバシティ受信状態が得られる
という作用を有する。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、前記し
きい値制御手段が、アンテナ利得差判別手段からのアン
テナ利得差信号がない場合に、受信電界強度が弱くなる
に従って、第1のアンテナから第2のアンテナに切り替
えるしきい値を高く制御し、逆に第2のアンテナから第
1のアンテナに切り替えるしきい値を低く制御し、か
つ、第1のアンテナから第2のアンテナへの切り替えを
停止する受信電界強度点に対して、第2のアンテナから
第1のアンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点
を同一に設定することを特徴とする請求項1記載のダイ
バシティ受信装置であり、初期状態で第1のアンテナと
第2のアンテナの利得差が不明であっても、受信電界強
度と使用アンテナに対応してアンテナ切り替えしきい値
が連続的に制御され、それぞれの受信電界強度でのアン
テナ切り替えしきい値の制御を最適に行えるという作用
を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、前記し
きい値制御手段が、アンテナ利得差判別手段からのアン
テナ利得差信号がない場合に、受信電界強度が弱くなる
に従って、第1のアンテナから第2のアンテナに切り替
えるしきい値を高く制御し、逆に第2のアンテナから第
1のアンテナに切り替えるしきい値を低く制御し、か
つ、第1のアンテナから第2のアンテナへの切り替えを
停止する受信電界強度点に対して、第2のアンテナから
第1のアンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点
を一定量弱く設定することを特徴とする請求項1記載の
ダイバシティ受信装置であり、初期状態で第1のアンテ
ナと第2のアンテナの利得差が未確定であっても、受信
電界強度と使用アンテナに対応してアンテナ切り替えし
きい値が連続的に制御され、それぞれの受信電界強度で
のアンテナ切り替えしきい値の制御を最適に行えるとい
う作用を有する。
【0009】以下、発明の実施の形態を図面を参照して
説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
ダイバシティ受信装置の構成を示すブロック図であり、
図5に示した従来例と同様な構成要素に対しては、説明
の便宜上、同様な符号を付して説明する。図1におい
て、1は第1のアンテナ、2は第1のアンテナ1に対し
て利得差がある第2のアンテナ、3は第1のアンテナ1
と第2のアンテナ2とを切り替えるアンテナ切り替え
器、4はTV受像機やAM/FM受信機などの受信機で
ある。5は電界強度検出回路であり、受信機4のシグナ
ルメータ出力などからアンテナ切り替え器3が現在選択
しているアンテナ1または2における受信電界強度が一
定レベル以下の場合に検出信号を出力する。6は受信状
態検出回路であり、受信機4のシグナルメータ出力や検
波出力などからアンテナ切り替え器3が現在選択してい
るアンテナ1または2における受信状態(ノイズの発生
状態、妨害電波の有無等)をしきい値と比較し、しきい
値以上(受信状態の悪化)の場合に、その旨の検出信号
を出力する。7は切り替え制御回路であり、受信状態検
出回路6からの検出信号が入力された際に、現在選択し
ているアンテナ1または2を切り替える制御信号をアン
テナ切り替え器3に送出し、かつ電界強度検出回路5か
らの検出信号が入力された際に、利得の高いアンテナを
アンテナ切り替え器3が選択して固定するための制御信
号を送出する。8は使用アンテナ検知回路であり、切り
替え制御回路7の切り替え状態から現在選択しているア
ンテナ1または2の一方を検知する。9はしきい値制御
回路であり、使用アンテナ検知回路8からの現在受信し
ているアンテナ1または2の検知信号と電界強度検出回
路5との出力信号のレベルに応じてアンテナを切り替え
るためのしきい値を制御する。10は記憶回路であり、
選択されたアンテナ1および2の受信電界強度を記憶す
る。11はアンテナ利得差判別回路であり、現在選択さ
れているアンテナと次に選択されるアンテナとの受信電
界強度を比較して、アンテナ1と2の利得差を判別す
る。12はしきい値設定変更回路であり、アンテナ1と
2の利得差に基づいて、しきい値制御回路9のしきい値
を変更する。
【0010】以上のように構成されたダイバシティ受信
装置について、図2を用いてその動作を説明する。図2
は本発明の実施の形態1におけるアンテナの利得差判別
回路11からのアンテナ利得差信号がない場合の受信電
界強度と切り替えしきい値との関係を示す特性図であ
る。まず、受信した電界強度が比較的強い場合には、第
1アンテナ1から第2のアンテナ2に切り替えるしきい
値と、第2のアンテナ2から第1のアンテナ1に切り替
えるしきい値とを、しきい値制御回路9が同一に設定す
る制御を行う。電界強度が弱くなるに従って、しきい値
制御回路9で設定する第1のアンテナ1から第2のアン
テナ2に切り替えるしきい値を高くする。逆に、第2の
アンテナ2から第1のアンテナ1に切り替えるしきい値
を低くする。また、第1のアンテナ1から第2のアンテ
ナ2への切り替えを切り替え制御回路7の制御によって
停止する受信電界点aに対して、第2のアンテナ2から
第1のアンテナ1への切り替えを常時行う受信電界強度
点bを設定する。初期状態においては、第1のアンテナ
1と第2のアンテナ2の利得差が不明なため、アンテナ
利得差信号がない場合はa=bとする。
【0011】図3は本発明の実施の形態1におけるアン
テナ利得差判別後の受信電界強度と切り替えしきい値と
の関係を示す特性図である。アンテナ利得差判別回路1
1により判別された第1のアンテナ1と第2のアンテナ
2との利得差に基づいて、しきい値設定変更回路12
は、利得の高いアンテナから利得の低いアンテナへの切
り替えを切り替え制御回路7の制御によって停止する受
信電界強度点cに対して、利得の低いアンテナから利得
の高いアンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点
dを弱く設定変更する。すなわち、初期状態でc=dで
あったものを、c=d+利得差に設定変更する。
【0012】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、第1のアンテナ1と第2のアンテナ2のそれぞれ
の受信電界強度を記憶する記録回路10と、第1のアン
テナ1と第2のアンテナ2の利得差を判別するアンテナ
利得差判別回路11と、アンテナ利得差判別回路11か
らのアンテナ利得差信号に基づき、アンテナ切り替え器
3を制御する切り替え制御回路7におけるアンテナ切り
替えしきい値を変更するしきい値設定変更回路12とを
設けることにより、第1のアンテナ1と第2のアンテナ
2の利得差が不明であっても、自動的に利得差を判別し
てアンテナ切り替えしきい値を設定変更し、常に最良の
ダイバシティ受信状態とすることができる。
【0013】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。ダイバシティ受信装置自体の構
成は図1に示したものと同じなので、ここではその動作
についてのみ説明する。図4は本発明の実施の形態2に
おけるアンテナの利得差判別回路11からのアンテナ利
得差信号がない場合の受信電界強度と切り替えしきい値
との関係を示す特性図である。まず、受信した電界強度
が比較的強い場合には、第1アンテナ1から第2のアン
テナ2に切り替えるしきい値と、第2のアンテナ2から
第1のアンテナ1に切り替えるしきい値とを、しきい値
制御回路9が同一に設定する制御を行う。電界強度が弱
くなるに従って、しきい値制御回路9で設定する第1の
アンテナ1から第2のアンテナ2に切り替えるしきい値
を高くする。逆に、第2のアンテナ2から第1のアンテ
ナ1に切り替えるしきい値を低くする。また、第1のア
ンテナ1から第2のアンテナ2への切り替えを切り替え
制御回路7の制御によって停止する受信電界点eに対し
て、第2のアンテナ2から第1のアンテナ1への切り替
えを常時行う受信電界強度点fを一定量xだけ弱く設定
する。初期状態においては、第1のアンテナ1と第2の
アンテナ2の利得差が未確定なため、アンテナ利得差信
号がない場合はe=f+xとする。
【0014】アンテナ利得差判別後は、実施の形態1と
同様に、アンテナ利得差判別回路11により判別された
第1のアンテナ1と第2のアンテナ2との利得差に基づ
いて、しきい値設定変更回路12は、利得の高いアンテ
ナから利得の低いアンテナへの切り替えを切り替え制御
回路7の制御によって停止する受信電界強度点cに対し
て、利得の低いアンテナから利得の高いアンテナへの切
り替えを常時行う受信電界強度点dをより弱く設定変更
する。すなわち、初期状態でc(e)=d(f+x)で
あったものを、c=d+利得差に設定変更し、xを最適
化する。
【0015】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、第1のアンテナ1と第2のアンテナ2のそれぞれ
の受信電界強度を記憶する記録回路10と、第1のアン
テナ1と第2のアンテナ2の利得差を判別するアンテナ
利得差判別回路11と、アンテナ利得差判別回路11か
らのアンテナ利得差信号に基づき、アンテナ切り替え器
3を制御する切り替え制御回路7におけるアンテナ切り
替えしきい値を変更するしきい値設定変更回路12とを
設けることにより、第1のアンテナ1と第2のアンテナ
2の利得差が未確定であっても、自動的に利得差を判別
してアンテナ切り替えしきい値を設定変更し、常に最良
のダイバシティ受信状態とすることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、従来のダイバシティ受信装置の構成に加えて、
電界強度検出手段からの電界強度検出信号を記憶する記
憶手段と、使用アンテナ検知手段からのアンテナ検知信
号と記憶手段からの電界強度検出信号から第1のアンテ
ナと第2のアンテナの利得差を判別するアンテナ利得差
判別手段と、アンテナ利得差判別手段からのアンテナ利
得差に基づき切り替え制御手段のアンテナ切り替えしき
い値を変更するしきい値設定変更手段とを備え、しきい
値制御手段が、アンテナ利得差に基づき、受信電界強度
が弱くなるに従って、利得の高いアンテナから利得の低
いアンテナに切り替えるしきい値を高く制御し、逆に、
利得の低いアンテナから利得の高いアンテナに切り替え
るしきい値を低く制御し、かつ、利得の高いアンテナか
ら利得の低いアンテナへの切り替えを停止する受信電界
強度点に対して、利得の低いアンテナから利得の高いア
ンテナへの切り替えを常時行う受信電界強度点を弱く設
定するようにしたので、第1のアンテナと第2のアンテ
ナの利得差と受信電界強度と使用アンテナに対応してア
ンテナ切り替えしきい値が連続的に制御され、常に最良
のダイバシティ受信状態が得られるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および2におけるダイバ
シティ受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるアンテナ利得差
信号のない場合の受信電界強度と切り替えしきい値との
関係を示す特性図
【図3】本発明の実施の形態1および2におけるアンテ
ナ利得差判別後の受信電界強度と切り替えしきい値との
関係を示す特性図
【図4】本発明の実施の形態2におけるアンテナ利得差
信号のない場合の受信電界強度と切り替えしきい値との
関係を示す特性図
【図5】従来例におけるダイバシティ受信装置の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 第1のアンテナ 2 第2のアンテナ 3 アンテナ切り替え器 4 受信機 5 電界強度検出回路 6 受信状態検出回路 7 切り替え制御回路 8 使用アンテナ検知回路 9 しきい値制御回路 10 記憶回路 11 アンテナ利得差判別回路 12 しきい値設定変更回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアンテナと、前記第1のアンテナ
    と利得差がある第2のアンテナと、前記第1および第2
    のアンテナを切り替える切り替え手段と、前記切り替え
    手段からの受信信号に基づい受信信号を復調する受信手
    段と、前記切り替え手段からの受信信号に基づいて電界
    強度を示す検出信号を出力する電界強度検出手段と、前
    記切り替え手段からの受信信号に基づいて受信状態を検
    出する受信状態検出手段と、前記電界強度検出手段から
    の電界強度検出信号と前記受信状態検出手段からの受信
    状態検出信号に基づいて前記切り替え手段を制御して第
    1または第2のアンテナを選択する制御を行う切り替え
    制御手段と、前記切り替え手段で現在選択している第1
    または第2のアンテナを検出する使用アンテナ検知手段
    と、前記電界強度検出手段からの電界強度検出信号と前
    記使用アンテナ検知手段からのアンテナ検知信号とから
    前記切り替え手段を制御する切り替え制御手段のしきい
    値を設定するしきい値制御手段と、前記電界強度検出手
    段からの電界強度検出信号を記憶する記憶手段と、前記
    使用アンテナ検知手段からのアンテナ検知信号と前記記
    憶手段からの電界強度検出信号から第1のアンテナと第
    2のアンテナの利得差を判別するアンテナ利得差判別手
    段と、前記アンテナ利得差判別手段からのアンテナ利得
    差に基づき前記切り替え制御手段のアンテナ切り替えし
    きい値を変更するしきい値設定変更手段とを備え、前記
    しきい値制御手段が、前記検出した受信電界強度が強い
    場合に、第1のアンテナから第2のアンテナに切り替え
    るしきい値と、第2のアンテナから第1のアンテナに切
    り替えるしきい値とを同一に制御するとともに、前記ア
    ンテナ利得差に基づき、受信電界強度が弱くなるに従っ
    て、利得の高いアンテナから利得の低いアンテナに切り
    替えるしきい値を高く制御し、逆に、利得の低いアンテ
    ナから利得の高いアンテナに切り替えるしきい値を低く
    制御し、かつ、利得の高いアンテナから利得の低いアン
    テナへの切り替えを停止する受信電界強度点に対して、
    利得の低いアンテナから利得の高いアンテナへの切り替
    えを常時行う受信電界強度点を弱く設定することを特徴
    とするダイバシティ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値制御手段が、アンテナ利得
    差判別手段からのアンテナ利得差信号がない場合に、受
    信電界強度が弱くなるに従って、第1のアンテナから第
    2のアンテナに切り替えるしきい値を高く制御し、逆に
    第2のアンテナから第1のアンテナに切り替えるしきい
    値を低く制御し、かつ、第1のアンテナから第2のアン
    テナへの切り替えを停止する受信電界強度点に対して、
    第2のアンテナから第1のアンテナへの切り替えを常時
    行う受信電界強度点を同一に設定することを特徴とする
    請求項1記載のダイバシティ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値制御手段が、アンテナ利得
    差判別手段からのアンテナ利得差信号がない場合に、受
    信電界強度が弱くなるに従って、第1のアンテナから第
    2のアンテナに切り替えるしきい値を高く制御し、逆に
    第2のアンテナから第1のアンテナに切り替えるしきい
    値を低く制御し、かつ、第1のアンテナから第2のアン
    テナへの切り替えを停止する受信電界強度点に対して、
    第2のアンテナから第1のアンテナへの切り替えを常時
    行う受信電界強度点を一定量弱く設定することを特徴と
    する請求項1記載のダイバシティ受信装置。
JP10287877A 1998-10-09 1998-10-09 ダイバシティ受信装置 Pending JP2000115042A (ja)

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JP10287877A Pending JP2000115042A (ja) 1998-10-09 1998-10-09 ダイバシティ受信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7683757B2 (en) * 2005-10-18 2010-03-23 Lear Corporation Multi-antenna system and method for remotely controlling a function
CN111369725A (zh) * 2020-03-02 2020-07-03 浙江工业大学之江学院 基于无源超高频rfid的人员管控系统

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