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JP2000103977A - 染料および/または光沢剤調合物の製造方法 - Google Patents

染料および/または光沢剤調合物の製造方法

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JP2000103977A
JP2000103977A JP11265654A JP26565499A JP2000103977A JP 2000103977 A JP2000103977 A JP 2000103977A JP 11265654 A JP11265654 A JP 11265654A JP 26565499 A JP26565499 A JP 26565499A JP 2000103977 A JP2000103977 A JP 2000103977A
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brightener
dye
desalting
formula
microfiltration membrane
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Wolfgang Dr Zarges
ボルフガング・ツアルゲス
Blockman Rolf
ロルフ・ブロツクマン
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エルビン・バツハー
Sutsuaimiisu Detorefu
デトレフ・スツアイミース
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Bayer AG
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B69/00Dyes not provided for by a single group of this subclass
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    • C09B69/04Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes of anionic dyes with nitrogen containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は染料および/または光沢剤調合物の
製造方法に関する。 【解決手段】 a)少なくとも1個の遊離SO3Hおよ
び/またはCOOH基を有する染料および/または光沢
剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩する
ことを特徴とする、少なくとも1個の遊離SO3Hおよ
び/またはCOOH基を有する染料および/または光沢
剤を含んでなる調合物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は染料および/または光沢剤(brigh
tener)調合物の製造方法に関する。
【0002】EP−A−835 906は紙を白色化す
るためのSO3H基を有する光学的光沢剤(optical brig
htener)の分散液を記載している。光沢剤が製造される
時に得られる合成塩は、可能な最高光沢剤濃度の点か
ら、その後の水酸化ナトリウムを用いる溶解に非常に有
害であるため、塩含有量はSO3H基を有する光学的光
沢剤の水性分散液中でさえできるだけ低く保たなければ
ならない。
【0003】EP−A−835 906では、例えば、
光沢剤プレスケーキを脱塩水で洗浄することにより脱塩
が起きる。この工程の欠点は、一方ではプレスケーキが
取り扱い時に高い生成物の損失を受けることでありそし
て他方ではプレスケーキ中の溝の生成による中程度だけ
であり且つ非−再現性である脱塩条件が存在しており、
その結果として効果的な脱塩が局部的に制限されること
である。
【0004】先行技術の上記の欠点を克服することが可
能な方法が今回見いだされた。
【0005】本発明は従って、 a)少なくとも1個の遊離SO3Hおよび/またはCO
OH基を有する染料および/または光沢剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
0μmの孔直径を有する微小濾過膜(microfiltration m
embrane)を使用して脱塩することを特徴とする、少なく
とも1個の遊離SO3Hおよび/またはCOOH基を有
する染料および/または光沢剤を含んでなる調合物の製
造方法を提供する。
【0006】少なくとも1個の遊離SO3Hおよび/ま
たはCOOH基を有する染料および/または光沢剤はも
ちろんそれらの塩形態(例えばアルカリ金属、アルカリ
土類金属またはアンモニウム塩類)と一緒に存在するこ
ともできる。しかしながら、少なくとも1種の染料およ
び/または光沢剤がその遊離酸の形態で少なくとも90
モル%の程度まで存在することが好ましい。
【0007】使用される微小濾過膜は、例えば、交差−
流方式(cross-flow mode)で操作することができる。
【0008】交差−流膜濾過のためには、微孔性の膜を
毛管、管および螺旋に巻かれたモジュール形態で使用す
ることが好ましい。膜は、例えば、無機物質(例えば、
TiO2、ZrO2、Al23)または有機物質(例え
ば、プロピレンまたは部分的に弗素化もしくは過弗素化
された重合体、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン)
から製造され、孔直径は好ましくは0.05〜3.0μm
である。交差−流方式の特徴は、膜が生成物溶液/懸濁
液により接線方向に横断されることである。この概念で
は、1〜10バールの膜内外圧力(transmembrane press
ures)を適用することが好ましい。高い透過体(permeat
e)性能を保つためには、透過体面から定期的な溶媒相洗
浄を行うことも同様に好ましい。
【0009】脱塩しようとする懸濁液のpHが1〜6、
特に2〜5、である場合に、本発明の方法は特に有利に
作用する。
【0010】染料または光沢剤の酸形態(SO3Hおよ
び/またはCOOH)がそれぞれの工程条件下で5g/
lより小さい、好ましくは1g/lより小さい、水溶解
度を有する場合も同様に有利である。
【0011】本発明の方法は好ましくはSO3H−含有
染料および/または光沢剤、特に光沢剤、を脱塩するた
めに使用される。
【0012】脱塩しようとする水性懸濁液中の染料およ
び/または光沢剤の好ましい量は1リットルの脱塩しよ
うとする水性懸濁液当たり100〜500g、特に15
0〜400gである。同時に、脱塩前の懸濁液中の無機
塩含有量は一般的には、懸濁液を基にして、1〜25、
好ましくは2〜8、重量%である。本発明の方法により
好ましく制定しようとする無機塩含有量は<1重量%で
あり、特に0.5重量%より低い。無機合成塩は好まし
くはアルカリ金属のハロゲン化物、硫酸塩または硫酸水
素塩を含んでなる。
【0013】本発明の脱塩は好ましくは25〜70℃の
温度において、特に30〜50℃において、起きる。
【0014】脱塩は濃縮しながらまたはジアフィルトレ
ーション(diafiltration)として操作することができ
る。ジアフィルトレーションの場合には、生成する透過
体が脱塩水により連続的に交換される。
【0015】本発明の方法に関して使用される光学的光
沢剤は特に好ましくは、式(I)、(II)および/また
は(III)のものである:
【0016】
【化5】 [式中、MはHを表し、R1およびR2は互いに独立して
【0017】
【化6】 を示し、ここでMは定義されている通りである]、また
は式
【0018】
【化7】 [式中、R3は水素、炭素数1〜4のアルキル、炭素数
1〜4のアルコキシ、ハロゲンまたはSO3Mであり、
そしてR4は水素または炭素数1〜4のアルキルであ
り、そしてMは定義されている通りである]、および式
【0019】
【化8】 [式中、Mは定義されている通りであり、そしてR5
よびR6は互いに独立して水素、CH3
【0020】
【化9】 を示すか、またはR5およびR6は一緒になってベンゼン
環を完成する]。
【0021】式(I)の光沢剤、特に式(Ia)のもの
が非常に特に好ましい:
【0022】
【化10】 本発明の方法に対して、例えば膜の脱水による濃縮を加
えることも同様に有利である。
【0023】本発明の方法の前に、最中にまたは後に、
所望するなら染料分散液または光沢剤分散液の粒子寸法
を湿潤粉砕技術、例えば、カビトロン(Cavitron)粉砕、
ジェット分散技術、ビーズ粉砕など、により調節するこ
とも可能である。
【0024】本発明の方法に従い得られる染料分散液お
よび/または光沢剤分散液を、例えば別の添加剤、例え
ばポリビニルピロリドン、商業用の一般的なアニオン性
分散剤、例えばホルムアルデヒド−ナフタレンスルホン
酸縮合物もしくは芳香族スルホン酸およびホルムアルデ
ヒドの他の縮合生成物、または澱粉変性生成物、例えば
アニオン性ポリヒドロキシ化合物、例えば好ましくはキ
サンタン、の添加後に混合および/または均質化するこ
とができ、そして製紙中に紙パルプを染色または白色化
するためおよび製紙業において一般的に使用されている
コーテイングスリップを白色化するかまたは染色するた
めに使用することができ、後者は顔料着色されていない
かまたは好ましくは顔料着色されたパルプおよびスリッ
プである。
【0025】しかしながら、還元剤および防腐剤も別の
添加剤として挙げられる。
【0026】光沢剤は製紙中に3種の方法により好まし
く適用される: パルプ:これは紙が製造される前のセルロース懸濁液で
ある。ここでは2個のスルホ基を有する光沢剤を使用す
ることが好ましい。 コーテイングスリップ、コーテイング:ここでは、コー
テイングは完成した紙に乾燥工程後に適用される。光学
的光沢剤、好ましくは6個のスルホ基を有するもの、の
他に、コーテイングスリップはとりわけ顔料(チョー
ク、クレー)、ラテックス結合剤、共結合剤および分散
剤を含んでなる。 サイズプレス:乾燥工程後に、ほとんど完成した紙は例
えば澱粉および光学的光沢剤を含有するスンプの中を通
る反対方向に回転するロールからなっていてよいサイズ
プレス中を通る。或いは、適用を好ましくは乾燥工程に
引き続きパダー(padeer)を介してまたは噴霧により行う
こともできる。
【0027】本発明の方法に従い製造される染料分散液
および/または光沢剤分散液の適用には、溶解が妨害さ
れないようにアルカリ性pHが有利である。コーテイン
グスリップの場合には、このpHは特に8〜11の範囲
内でなければならず、そしてパルプ中では特に7.5〜
9でなければならない。例えばNaOHを加えることに
より所望するpHを制定することができ、この場合には
このpHは繊維分散液中でまたはコーテイングスリップ
中で光沢剤分散液の添加前に好ましく制定される。アル
カリ性充填剤、例えば沈澱または天然炭酸カルシウム、
を使用する時には、アルカリの添加で分散させることが
可能である。
【0028】SO3H−および/またはCOOH−含有
染料および光沢剤調合物の製造だけでなくそれらの塩
類、特にそれらの水溶液、の製造も改良することが可能
である。
【0029】合成の終了時に、水溶性有機染料および光
沢剤は一般的には、副生物で汚染されており且つ依然と
して合成法によっては無機塩類、例えばアルカリ金属塩
化物および硫酸塩、も含有する希水溶液の形態で得られ
る。そのような粗製溶液からすぐに販売できる調合物を
製造するためには、それらを濃縮しそして塩類および副
生物をできるだけ除去すべきである。高い塩含有量はと
りわけ液体調合物の耐性に悪影響を有しており、そして
しばしば固有の色も有する副生物は色調における変化を
もたらすことがある。そのような染料塩および光沢剤塩
を精製するための膜技術はすでに開示されている。好ま
しくは溶解されている種に関して充分な保持性を有する
膜を使用して、溶液を用いてすなわち比較的低い濃度で
操作することが一般的である(UF、NF)。限外濾過
(UF)および微小濾過(nanofiltration)(NF)膜は
10バールより高い操作圧力を必要とし、そしてそのた
め高い操作費用を伴う。EP−A 197 006はその
ような染料懸濁液および光沢剤懸濁液を精製するための
方法をすでに記載している。その欠点は異なるMWCO
類を用いる二段階の膜技術が操作されることである。使
用されるアルカリ金属塩類(アニオン性染料/光沢剤)
の高い残存溶解度のために、上記の欠点を有するUF+
NF膜を使用することが不可欠である。
【0030】本発明の目的は現存する分離技術を改良す
ることである。意図はとりわけ低い操作圧力における高
い貫通−流速(through-flow rate)、改良された脱塩性
能、および一般的には高い操作信頼性を達成することで
ある。
【0031】本発明は従って、 i)a)少なくとも1個の遊離SO3Hおよび/または
COOH基を有する染料および/または光沢剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩し、
そして ii)脱塩後に、懸濁した染料および/または光沢剤をア
ルカリ金属もしくはアンモニウムの水酸化物、炭酸塩お
よび/または炭酸水素塩、および/またはアミン類を加
えることにより溶解させ、そして iii)ii)に従い得られた染料溶液および/または光沢
剤溶液から、直接または別の添加剤、特に溶媒、の添加
後に、0.05〜40μmの孔直径を有する微小濾過膜
を使用してコロイド状および/または不溶性成分を除去
することを特徴とする、少なくとも1個の基SO3Mお
よび/またはCOOM(ここでMはアルカリ金属または
アンモニウムを示す)を有するアニオン性染料および/
または光沢剤の調合物を製造する方法をさらに提供す
る。
【0032】この方法の副段階i)に関しては、好適な
範囲はSO3H−および/またはCOOH−含有染料お
よび/または光沢剤を製造するための本発明の方法と同
じである。
【0033】本発明の方法の副段階ii)に関しては、分
散された染料および/または光沢剤を溶解するためにN
aOH、LiOH、KOH、K2CO3、Na2CO3、N
1234OH、NR123を使用することが好ま
しく、ここでR1、R2、R3およびR4は互いに独立して
H、アルキル、アリール(場合により置換されていても
よい)を示す。KOH、LiOH、N(CH3)4OH、H
2NCH2CH2OH、HN(CH2CH2OH)2およびH2
NCH2CH2NHCH2CH2OHが好ましい。
【0034】副段階ii)では、所望するなら1種もしく
はそれ以上の溶解剤、例えば、ε−カプロラクタム、ウ
レア、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロパンジオール、1−エトキシ−2−プロパノー
ルおよび/またはジエチレングリコール、を加えること
も可能である。使用される塩基(類)の選択に関して
は、アニオン性染料および/または光沢剤に関する対イ
オンを決めることが可能である。
【0035】本発明の方法の副段階iii)に関しては、
使用される微小濾過膜は好ましくは以上ですでに記載さ
れたものである。副段階i)およびiii)で使用される
膜は互いに独立している。それらは同一でありうるが必
ずしもそうである必要はない。従って、副段階i)と異
なる膜材料および/または異なるモジュール形態を使用
することは全く可能である。しかしながら、好ましくは
副段階iii)で使用される膜はアニオン性の光学的光沢
剤および/もしくは染料の寸法より大きい孔寸法を有す
るか、またはそれらの溶液アグリゲートである。副段階
iii)は好ましくはデッド−エンド(dead-end)濾過とし
て操作される。
【0036】「デッド−エンド」方式は、膜または膜フ
ィルターが大部分の透過期間中に接線方向に横切られ
ことを意味する。例えば、交差−流装置は保持体(ret
entate)面が完全に閉鎖されており且つ保持された粒子
を放出するために短い期間だけ解放されるなら指示され
た方法で使用することができる。
【0037】コロイドおよび/または不溶性成分は好ま
しくは40〜100℃の温度において、好ましくは50
〜80℃において、分離される。
【0038】副段階iii)のための好ましくは<0.2μ
mの孔直径を有する膜の適当な選択により、この濾過は
殺菌濾過として実施することもできる。
【0039】本発明の方法の副段階iii)後に得られる
染料溶液または光沢剤溶液を、場合により調合助剤の添
加後に、乾燥して水の除去により固体の(粉末もしくは
粒状の)染料または光沢剤調合物にすることができ、或
いは場合により調合助剤、例えば溶解剤(ウレア、ウレ
ア誘導体、グリコール類、ポリグリコール類、アルカノ
ールアミン類、ラクタム類、例えばε−カプロラクタ
ム、など)の添加後に、安定な液体調合物として使用す
ることもできる。
【0040】
【外5】 本発明に従い使用される本発明の光沢剤塩IbおよびI
c並びに光沢剤塩IdおよびIeは製紙中の紙パルプ、
例えばセルロース、木材パルプ(化学的および機械的パ
ルプ)を白色化するため並びに製紙業において一般的に
使用されるコーテイングスリップを白色化するため、特
に顔料着色されていないかまたは特に顔料着色されたパ
ルプおよびスリップを白色化するために、適する。
【0041】既知のコーテイングスリップは結合剤、と
りわけブタジエン−スチレン、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン、アクリレート類、エチレン−塩化ビ
ニルもしくはエチレン酢酸ビニルの共重合体を基にし
た、またはホモ重合体、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニルもしくは
ポリウレタン類を基にした重合体分散液を含んでなる。
好ましい結合剤はスチレン−アクリル酸ブチルまたはス
チレン−ブタジエン−アクリル酸共重合体からなる。別
の重合体ラテックスは例えばUS 3 265 654に
記載されいている。
【0042】コーテイングスリップは一般的には珪酸ア
ルミニウム類、例えば白陶土およびカオリン、並びに硫
酸バリウム、繻子白、二酸化チタンまたは炭酸カルシウ
ム(チョーク)を使用して顔料着色される。
【0043】本発明のコーテイングスリップは好ましく
は5〜70重量%の白色顔料を含有する。結合剤は好ま
しくは重合体状化合物の乾燥含有量が白色顔料の1〜3
0重量%、好ましくは5〜25重量%、であるようにす
るのに充分な量で使用される。本発明の光沢剤分散液の
量は、光沢剤が白色顔料を基にして0.005〜1重量
%、特に0.01〜0.55重量%、の量で存在するよう
に計算される。
【0044】本発明のコーテイングスリップは、成分を
いずれかの順序で10〜100℃、好ましくは20〜8
0℃、の温度において混合することにより製造すること
ができる。ここで成分は、コーテイングスリップのレオ
ロジー性質、例えば粘度または水保持能力、を調整する
ために使用できる一般的な助剤も包含する。そのような
助剤の例は天然結合剤、例えば澱粉、カゼイン、蛋白質
もしくはゼラチン、セルロースエーテル類、例えばカル
ボキシアルキルセルロースもしくはヒドロキシアルキル
セルロース、アルギン酸、アルギン酸塩類、ポリエチレ
ンオキシドもしくはポリエチレンオキシドアルキルエー
テル類、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドの
共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ホルムアルデヒドとウレアもしくはメラミンとの水
溶性縮合生成物、ポリホスフェート類またはポリアクリ
ル塩類である。
【0045】本発明に従い使用される式Ib、Ic、I
dおよびIeの光沢剤は完成したコーテイングスリップ
にまたはコーテイングスリップの成分の1種に導入され
る。
【0046】本発明のコーテイングスリップは紙、木
材、フィルム、例えばセルロース、セルローストリアセ
テート、テキスタイル材料などをコーテイングするため
に使用することができる。紙およびボール紙並びに写真
紙へのその適用が特に好ましい。
【0047】コーテイングスリップは一般的な技術によ
り、例えば、エアナイフ、延展用ナイフ、ブラシ、ロー
ラー、ドクターブレードまたは棒を使用して、基質に適
用することができ、その後にコーテイングを例えば赤外
乾燥機および/または熱風乾燥機を使用して、70〜2
00℃、好ましくは90〜130℃、の範囲の基質表面
温度において乾燥して3〜6重量%の残存水分含有量に
下げる。
【0048】本発明のコーテイングスリップの使用に関
しては、得られるコーテイングは表面全体にわたる光学
的光沢剤の最適な分布、およびその結果としての白色度
の増加および高い光堅牢性を特徴とする。
【0049】
【実施例】実施例1 各場合とも、13%の乾燥物体含有量および5.5%の
塩化ナトリウム含有量を有する30kgの式(Ia)の
ジスルホ光学的光沢剤の合成懸濁液を微小濾過装置上で
3〜4.5のpHにおいて濃縮しそして脱塩する。ポリ
弗化ビニリデン(PVDF)から製造された重合体膜
を、1/2インチの直径を有する管状モジュールとして使
用する。膜は0.1μmの孔幅を有し、モジュールは0.
3m2の面積を有する。脱塩/濃縮 20℃および5バールのモジュール入り口圧力で開始し
て、最初に15kgの透過体を取り出し、その後に60
kgの透過体を取り出しそして連続的に60kgの脱塩
水を加えることによりジアフィルトレーションを行う。
このジアフィルトレーション工程中は、操作温度を40
℃に上昇させる。8kgの透過体を除去することにより
最終的な濃縮を行う。保持体は33%の乾燥物体含有量
を有する。残存NaCl含有量は約0.1%である。清澄濾過 脱塩および濃縮の終了後に、圧力を0バールに下げる。
引き続き、10重量%のジエチレングリコールおよび3
%のジエタノールアミンを加える。懸濁液を55℃に加
熱しそして下記のものを加えることにより溶解させる; a)pH9.5の水酸化カリウム溶液。膜内外圧力を次
に10バールに上昇させると、得られた透過体は透明な
光沢剤溶液である。標準化(1%水溶液が135の吸光
を有するまでの脱塩水の添加;経路の長さ1cm、波長
340nm)後に、室温および0℃における5カ月にわ
たる貯蔵後でも沈澱などの例を示さない高度に濃縮され
た液体調合物が得られる。 b)pH9.5の水酸化ナトリウム溶液。膜内外圧力を
次に10バールに上昇させると、得られた透過体は透明
な光沢剤溶液である。標準化後に、液体調合物が得ら
れ、そこから室温および0℃における3カ月にわたる貯
蔵後に生成物の最初の結晶が沈澱する。 c)pH9.5の水酸化リチウム。膜内外圧力を次に1
0バールに上昇させると、得られた透過体は透明な光沢
剤溶液である。標準化後に、液体調合物が得られ、そこ
から室温におけるたった1週間後に生成物の最初の結晶
が沈澱する。
【0050】実施例2 14%の乾燥物体含有量および4.5%の塩化ナトリウ
ム含有量を有する30kgの式Iaのジスルホ光学的光
沢剤の合成懸濁液を微小濾過装置上で3〜4.5のpH
において濃縮しそして脱塩する。4mmの溝高さ、0.
059m2の膜表面積および0.5μmの孔幅を有するセ
ラミック毛管モジュールを使用する。脱塩/濃縮 25−30℃および2.0バールのモジュール入り口圧
力において、最初に18kgの透過体を取り出し、その
後に30kgの透過体を取り出しそして連続的に30k
gの脱塩水を加えることによりジアフィルトレーション
を行う。3kgの透過体を除去することにより最終的な
濃縮を行う。保持体は29%の乾燥物体含有量を有す
る。残存NaCl含有量は約0.2%である。清澄濾過 脱塩および濃縮の終了後に、圧力を0バールに下げる。
引き続き、10重量%のトリエチレングリコールおよび
3%のジエタノールアミンを加える。懸濁液を60℃に
加熱しそしてpH9の水酸化カリウム溶液を加えること
により溶解させる。膜内外圧力を次に3バールに上昇さ
せると、得られた透過体は透明な光沢剤溶液である。標
準化後に、貯蔵安定性の高度に濃縮された液体調合物が
得られる。
【0051】実施例3 12kgの実施例2と同じ光沢剤懸濁液を、0.036
2の膜表面積および0.2μmの孔幅を有するポリプロ
ピレンの管状モジュールを使用して処理する。実施例2
とは対比的に、モジュールを定期的に透過体で溶媒相洗
浄する。脱塩/濃縮 30℃および2.0バールのモジュール入り口圧力にお
いて、最初に5kgの透過体を取り出し、その後に21
kgの透過体を取り出しそして連続的に21kgの脱塩
水を加えることによりジアフィルトレーションを行う。
2kgの透過体を除去することにより最終的な濃縮を行
う。保持体は27%の乾燥物体含有量を有する。残存N
aCl含有量は約0.1%である。ここでは約400k
g/(m2h)の比透過体流は最初の実施例の約2倍の
高さである。清澄濾過 脱塩および濃縮の終了後に、膜内外圧力を0バールに下
げる。引き続き、10重量%のトリエチレングリコール
を加える。懸濁液を50℃に加熱しそしてpH9の水酸
化カリウム溶液を加えることにより大部分を溶解させ
る。膜内外圧力を次に3バールに上昇させると、得られ
た透過体は透明な光沢剤溶液である。標準化後に、貯蔵
安定性の高度に濃縮された液体調合物が得られる。
【0052】実施例4 実施例3からの保持体を脱塩および濃縮の終了後に55
℃に加熱し、そしてpH9.4の水酸化テトラメチルア
ンモニウムを加えることにより実質的に溶解させる。デ
ッド−エンド操作における1.2μmの膜フィルターを
通す清澄濾過で透明な溶液を与え、それは対応するアル
カリ金属塩調合物(匹敵する他の電解質含有量)と比べ
て特別に良好な貯蔵安定性を有する。
【0053】実施例5 実施例3からの保持体を脱塩および濃縮の終了後に55
℃に加熱し、そしてpH8.7のエタノールアミンを加
えることにより実質的に溶解させる。デッド−エンド操
作における1.2μmの膜フィルターを通す清澄濾過で
わずかな不溶性成分を分離する。透明な溶液は実施例4
のものに匹敵する良好な貯蔵安定性を有する。
【0054】実施例6 実施例3からの保持体を脱塩および濃縮の終了後に20
%のジエチレングリコールと混合し、そしてpH9.5
の2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールを加えるこ
とにより室温で実質的に溶解させる。デッド−エンド操
作における5μmの膜フィルターを通す清澄濾過で不溶
性成分を分離する。透明な溶液は優れた貯蔵安定性を有
する。
【0055】実施例7 フタロシアニン染料ダイレクトブルー199のリチウム
/ナトリウム混合塩(モル比、約1:1)を含んでなる
別の塩を事実上含まない溶液を硫酸と混合して1.0の
pHとする。懸濁液を次に約50nmの孔幅を有する管
状の膜を使用するジアフィルトレーションにより2回脱
塩する。
【0056】ダイレクトブルー199は式
【0057】
【化11】 を有する。
【0058】LiOHの代わりに下記のエタノールアミ
ン類を使用することにより同様にして対応するエタノー
ルアンモニウム塩類が得られた: 6a: H2NCH2CH2OH 6b: HN(CH2CH2OH)2 6c: N(CH2CH2OH)3 実施例6の染料塩は紙の染色および印刷用に、特にイン
キ−ジェット法による印刷用に、非常に適する。
【0059】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0060】1.a)少なくとも1個の遊離SO3Hお
よび/またはCOOH基を有する染料および/または光
沢剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩する
ことを特徴とする、少なくとも1個の遊離SO3Hおよ
び/またはCOOH基を有する染料および/または光沢
剤を含んでなる調合物の製造方法。
【0061】2.微小濾過膜が交差−流方式で操作され
ることを特徴とする、上記1の方法。
【0062】3.脱塩しようとする懸濁液が1−6、特
に2−5、のpHを有することを特徴とする、上記1の
方法。
【0063】4.工程条件下での遊離SO3Hおよび/
またはCOOH基を有する染料および/または光沢剤の
水中での溶解度が5g/lより小さい、好ましくは1g
/lより小さい、ことを特徴とする、上記1の方法。
【0064】5.方法を25−70℃の温度において、
好ましくは30−50℃において、実施することを特徴
とする、上記1の方法。
【0065】6.無機塩含有量を、脱塩された懸濁液を
基にして、<1、好ましくは<0.5重量%に減少させ
ることを特徴とする、上記1の方法。
【0066】7.脱塩しようとする懸濁液が式(I)、
(II)および/または(III):
【0067】
【化12】 [式中、MはHを表し、R1およびR2は互いに独立して
【0068】
【化13】 を示し、ここでMは定義されている通りである]、また
は式
【0069】
【化14】 [式中、R3は水素、炭素数1〜4のアルキル、炭素数
1〜4のアルコキシ、ハロゲンまたはSO3Mであり、
そしてR4は水素または炭素数1〜4のアルキルであ
り、そしてMは定義されている通りである]、および式
【0070】
【化15】 [式中、Mは定義されている通りであり、そしてR5
よびR6は互いに独立して水素、CH3
【0071】
【化16】 を示すか、またはR5およびR6は一緒になってベンゼン
環を完成する]の少なくとも1種の光沢剤を含んでなる
ことを特徴とする、上記1の方法。
【0072】8.i)a)少なくとも1個の遊離SO3
Hおよび/またはCOOH基を有する染料および/また
は光沢剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩し、
そして ii)脱塩後に、アルカリ金属もしくはアンモニウムの水
酸化物、炭酸塩および/または炭酸水素塩、および/ま
たはアミン類を加えることにより懸濁した染料および/
または光沢剤を溶解させ、そして iii)ii)に従い得られた染料溶液および/または光沢
剤溶液から、直接または別の添加剤の添加後に、0.0
5〜40μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用してコ
ロイド状および/または不溶性成分を除去することを特
徴とする、少なくとも1個の基SO3Mおよび/または
COOM(ここでMはアルカリ金属またはアンモニウム
カチオンを示す)を有するアニオン性染料および/また
は光沢剤の調合物を製造する方法。
【0073】9.微小濾過膜が定期的に溶媒相洗浄され
ることを特徴とする、上記2の調合物の製造方法。
【0074】10.式
【0075】
【化17】 [式中、
【0076】
【外6】 の化合物。
【0077】11.セルロースを含有する材料、特に
紙、を白色化するための、上記10の化合物および下記
【0078】
【化18】 [式中、
【0079】
【外7】 の化合物の使用。
【0080】12.5〜70重量%の白色顔料および白
色顔料を基にして0.005〜1重量%の式
【0081】
【化19】 [式中、
【0082】
【外8】 の光沢剤を含んでなる、コーテイングスリップ。
【0083】13.式
【0084】
【化20】 [式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表し、m=
0.5〜2.5であり、n=0.5〜2.0であり、
【0085】
【外9】 の化合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 67/50 C09B 67/50 D21H 17/07 D21H 17/07 21/28 21/28 A (72)発明者 ロルフ・ブロツクマン ドイツ連邦共和国51469ベルギツシユグラ ートバツハ・ピデルボルンシユトラーセ16 (72)発明者 エルビン・バツハー ドイツ連邦共和国51467ベルギツシユグラ ートバツハ・フインケンベーク4 (72)発明者 デトレフ・スツアイミース ドイツ連邦共和国51515キユルテン・アウ フデムビユツヘル16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)少なくとも1個の遊離SO3Hおよ
    び/またはCOOH基を有する染料および/または光沢
    剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
    0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩する
    ことを特徴とする、少なくとも1個の遊離SO3Hおよ
    び/またはCOOH基を有する染料および/または光沢
    剤を含んでなる調合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 i)a)少なくとも1個の遊離SO3
    および/またはCOOH基を有する染料および/または
    光沢剤、並びに b)無機合成塩を含んでなる水性懸濁液を0.05〜4
    0μmの孔直径を有する微小濾過膜を使用して脱塩し、
    そしてii)脱塩後に、アルカリ金属もしくはアンモニウ
    ムの水酸化物、炭酸塩および/または炭酸水素塩、およ
    び/またはアミン類を加えることにより懸濁した染料お
    よび/または光沢剤を溶解させ、そしてiii)ii)に従
    い得られた染料溶液および/または光沢剤溶液から、直
    接または別の添加剤の添加後に、0.05〜40μmの
    孔直径を有する微小濾過膜を使用してコロイド状および
    /または不溶性成分を除去することを特徴とする、少な
    くとも1個の基SO3Mおよび/またはCOOM(ここ
    でMはアルカリ金属またはアンモニウムカチオンを示
    す)を有するアニオン性染料および/または光沢剤の調
    合物を製造する方法。
  3. 【請求項3】 式 【化1】 [式中、 【外1】 の化合物。
  4. 【請求項4】 セルロースを含有する材料、特に紙、を
    白色化するための、請求項3に記載の化合物および下記
    式 【化2】 [式中、 【外2】 の化合物の使用。
  5. 【請求項5】 5〜70重量%の白色顔料および白色顔
    料を基にして0.005〜1重量%の式 【化3】 [式中、 【外3】 の光沢剤を含んでなる、コーテイングスリップ。
  6. 【請求項6】 式 【化4】 [式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表し、m=
    0.5〜2.5であり、n=0.5〜2.0であり、 【外4】 の化合物。
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