JP2000192229A - 真空蒸着法およびディスプレイ製造方法 - Google Patents
真空蒸着法およびディスプレイ製造方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K71/00—Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
- H10K71/10—Deposition of organic active material
- H10K71/16—Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering
- H10K71/166—Deposition of organic active material using physical vapour deposition [PVD], e.g. vacuum deposition or sputtering using selective deposition, e.g. using a mask
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ない工程数で高精度なパターンニングを行
うようにすること。 【解決手段】 本発明は、蒸着を行うガラス基板1に対
向して、複数の蒸発源S1〜S3を所定の間隔で配置す
る工程と、スリット2aの形成されたマスク2をガラス
基板1と複数の蒸発源S1〜S3との間に配置する工程
と、複数の蒸発源S1〜S3から蒸発物質を出射し、マ
スク2のスリット2aを介してガラス基板1上の各々異
なる位置に各蒸発物質を付着させる工程とを備えてい
る。
うようにすること。 【解決手段】 本発明は、蒸着を行うガラス基板1に対
向して、複数の蒸発源S1〜S3を所定の間隔で配置す
る工程と、スリット2aの形成されたマスク2をガラス
基板1と複数の蒸発源S1〜S3との間に配置する工程
と、複数の蒸発源S1〜S3から蒸発物質を出射し、マ
スク2のスリット2aを介してガラス基板1上の各々異
なる位置に各蒸発物質を付着させる工程とを備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクを用いた真
空蒸着法およびこの真空蒸着法を適用したディスプレイ
製造方法に関する。
空蒸着法およびこの真空蒸着法を適用したディスプレイ
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに代わるフラ
ットパネルディスプレイとして、液晶ディスプレイやプ
ラズマディスプレイ等の開発が盛んに行われているが、
自発光型で応答性の優れたディスプレイとして有機エレ
クトロルミネッセンス材料(EL)を用いた有機ELデ
ィスプレイが注目されている。
ットパネルディスプレイとして、液晶ディスプレイやプ
ラズマディスプレイ等の開発が盛んに行われているが、
自発光型で応答性の優れたディスプレイとして有機エレ
クトロルミネッセンス材料(EL)を用いた有機ELデ
ィスプレイが注目されている。
【0003】有機ELディスプレイは、有機物を用いた
薄膜ELを発光層として、この発光層に電子等を注入す
ることで発光層を自己発光させている。また、この発光
層の材料を選択して、赤(R)、緑(G)、青(B)の
3原色から成る発光層群を形成することで、カラー画像
を得ることができるようになる。
薄膜ELを発光層として、この発光層に電子等を注入す
ることで発光層を自己発光させている。また、この発光
層の材料を選択して、赤(R)、緑(G)、青(B)の
3原色から成る発光層群を形成することで、カラー画像
を得ることができるようになる。
【0004】有機ELディスプレイのカラー化に関して
は、特開平9−293589号公報で開示されるよう
に、フォトリソグラフィー技術を用いたり、真空蒸着機
内でメタルマスクを交換もしくは移動させて微細加工を
行うことが知られている。
は、特開平9−293589号公報で開示されるよう
に、フォトリソグラフィー技術を用いたり、真空蒸着機
内でメタルマスクを交換もしくは移動させて微細加工を
行うことが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォト
リソグラフィー技術によって有機ELをパターンニング
するには多くの工程数が必要であり、ディスプレイの製
造コストアップを招くという問題が生じる。また、メタ
ルマスクを交換もしくは移動させて微細加工を行うと、
メタルマスクを動かすことになるため、RGB各画素に
対応する有機ELのアライメント精度が悪くなったり、
メタルマスクと有機ELとの間の高摩擦係数のために画
素の欠陥を引き起こす等の問題が生じている。
リソグラフィー技術によって有機ELをパターンニング
するには多くの工程数が必要であり、ディスプレイの製
造コストアップを招くという問題が生じる。また、メタ
ルマスクを交換もしくは移動させて微細加工を行うと、
メタルマスクを動かすことになるため、RGB各画素に
対応する有機ELのアライメント精度が悪くなったり、
メタルマスクと有機ELとの間の高摩擦係数のために画
素の欠陥を引き起こす等の問題が生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成された真空蒸着法およびディスプレ
イ製造方法である。すなわち、本発明の真空蒸着法は、
蒸着を行う基板に対向して、複数の蒸発源を所定の間隔
で配置する工程と、スリットの形成されたマスクを基板
と複数の蒸発源との間に配置する工程と、複数の蒸発源
から蒸発物質を出射し、マスクのスリットを介して基板
上の各々異なる位置に各蒸発物質を付着させる工程とを
備えている。
を解決するために成された真空蒸着法およびディスプレ
イ製造方法である。すなわち、本発明の真空蒸着法は、
蒸着を行う基板に対向して、複数の蒸発源を所定の間隔
で配置する工程と、スリットの形成されたマスクを基板
と複数の蒸発源との間に配置する工程と、複数の蒸発源
から蒸発物質を出射し、マスクのスリットを介して基板
上の各々異なる位置に各蒸発物質を付着させる工程とを
備えている。
【0007】このような本発明では、複数の蒸発源から
出射される各蒸発物質は、蒸発源と基板との間に配置さ
れたマスクのスリットを介して基板上に付着することに
なる。この際、複数の蒸発源が所定の間隔で配置されて
いることから、各蒸発源の位置とスリットの位置とを結
ぶ線の延長線と基板表面との交点に蒸発物質が付着する
ことになり、マスク交換や移動をすることなく同じマス
クを用いて複数の蒸発源から出射される各蒸着物質を基
板上の各々異なる位置に付着させることができるように
なる。
出射される各蒸発物質は、蒸発源と基板との間に配置さ
れたマスクのスリットを介して基板上に付着することに
なる。この際、複数の蒸発源が所定の間隔で配置されて
いることから、各蒸発源の位置とスリットの位置とを結
ぶ線の延長線と基板表面との交点に蒸発物質が付着する
ことになり、マスク交換や移動をすることなく同じマス
クを用いて複数の蒸発源から出射される各蒸着物質を基
板上の各々異なる位置に付着させることができるように
なる。
【0008】また、本発明のディスプレイ製造方法は、
透明導電性膜が一様に成膜されたディスプレイ用基板に
対向して、エッチングマスクとなる複数の蒸発源を所定
の間隔で配置する工程と、スリットの形成されたマスク
をディスプレイ用基板とエッチングマスクとなる複数の
蒸発源との間に配置する工程と、エッチングマスクとな
る複数の蒸発源から蒸発物質を出射し、マスクのスリッ
トを介してディスプレイ用基板の透明導電性膜上の各々
異なる位置に各蒸発物質を付着させる工程と、各蒸発物
質をエッチングマスクとして透明導電性膜をエッチング
する工程と、エッチングによって透明導電性膜がパター
ンニングされたディスプレイ用基板に対向して、発光材
料となる複数の蒸発源を所定の間隔で配置する工程と、
先のマスクと同じマスクをディスプレイ用基板と発光材
料となる複数の蒸発源との間に配置する工程と、発光材
料となる複数の蒸発源から蒸発物質を出射し、マスクの
スリットを介してディスプレイ用基板のパターンニング
された透明導電性膜上の各々異なる位置に各蒸発物質を
付着される工程とを備えている。
透明導電性膜が一様に成膜されたディスプレイ用基板に
対向して、エッチングマスクとなる複数の蒸発源を所定
の間隔で配置する工程と、スリットの形成されたマスク
をディスプレイ用基板とエッチングマスクとなる複数の
蒸発源との間に配置する工程と、エッチングマスクとな
る複数の蒸発源から蒸発物質を出射し、マスクのスリッ
トを介してディスプレイ用基板の透明導電性膜上の各々
異なる位置に各蒸発物質を付着させる工程と、各蒸発物
質をエッチングマスクとして透明導電性膜をエッチング
する工程と、エッチングによって透明導電性膜がパター
ンニングされたディスプレイ用基板に対向して、発光材
料となる複数の蒸発源を所定の間隔で配置する工程と、
先のマスクと同じマスクをディスプレイ用基板と発光材
料となる複数の蒸発源との間に配置する工程と、発光材
料となる複数の蒸発源から蒸発物質を出射し、マスクの
スリットを介してディスプレイ用基板のパターンニング
された透明導電性膜上の各々異なる位置に各蒸発物質を
付着される工程とを備えている。
【0009】このような本発明では、エッチングマスク
となる複数の蒸発源から出射される蒸発物質は、蒸発源
と基板との間に配置されたマスクのスリットを介して基
板上の透明導電性膜上に付着することになる。この際、
複数の蒸発源が所定の間隔で配置されていることから、
各蒸発源の位置とスリットの位置とを結ぶ線の延長線と
基板上の透明導電性膜表面との交点に蒸発物質が付着す
ることになり、マスク交換や移動をすることなく同じマ
スクを用いて透明導電性膜上の各々異なる位置に蒸着物
質すなわちエッチングマスクを付着させることができる
ようになる。
となる複数の蒸発源から出射される蒸発物質は、蒸発源
と基板との間に配置されたマスクのスリットを介して基
板上の透明導電性膜上に付着することになる。この際、
複数の蒸発源が所定の間隔で配置されていることから、
各蒸発源の位置とスリットの位置とを結ぶ線の延長線と
基板上の透明導電性膜表面との交点に蒸発物質が付着す
ることになり、マスク交換や移動をすることなく同じマ
スクを用いて透明導電性膜上の各々異なる位置に蒸着物
質すなわちエッチングマスクを付着させることができる
ようになる。
【0010】また、このエッチングマスクを用いて透明
導電性膜をパターンニングした後、先と同じマスクを用
いて発光材料となる複数の蒸発源からマスクのスリット
を介してパターンニングされた透明導電性膜上に発光材
料を蒸着させる。透明導電性膜のエッチングマスクと同
じスリットの形成されたマスクを用いていることから、
パターンニングされた透明導電性膜と正確に位置合わせ
された状態で発光材料を蒸着できることになる。
導電性膜をパターンニングした後、先と同じマスクを用
いて発光材料となる複数の蒸発源からマスクのスリット
を介してパターンニングされた透明導電性膜上に発光材
料を蒸着させる。透明導電性膜のエッチングマスクと同
じスリットの形成されたマスクを用いていることから、
パターンニングされた透明導電性膜と正確に位置合わせ
された状態で発光材料を蒸着できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の真空蒸着法および
ディスプレイ製造方法における実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は、本実施形態における真空蒸着法を
説明する概念図である。
ディスプレイ製造方法における実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は、本実施形態における真空蒸着法を
説明する概念図である。
【0012】先ず、蒸着を行う基板であるガラス基板1
等に対向して、複数の蒸発源S1〜S3(この例では3
つ)を所定の間隔で配置する。次いで、スリット2aの
形成されたマスク2をガラス基板1と蒸発源S1〜S3
との間に配置する。このスリット2は、例えば薄い金属
板から成り、ガラス基板1との間に所定のスペーサ(図
示せず)を挟んだ状態で位置合わせされる。
等に対向して、複数の蒸発源S1〜S3(この例では3
つ)を所定の間隔で配置する。次いで、スリット2aの
形成されたマスク2をガラス基板1と蒸発源S1〜S3
との間に配置する。このスリット2は、例えば薄い金属
板から成り、ガラス基板1との間に所定のスペーサ(図
示せず)を挟んだ状態で位置合わせされる。
【0013】また、マスク2が薄板から成ることから、
ガラス基板1を図中矢印で示す位置で支持してわずかに
湾曲させ、その湾曲したガラス基板1に合わせてマスク
2も湾曲させた状態で支持すれば、確実な位置決めや振
動防止効果を得ることができるようになる。
ガラス基板1を図中矢印で示す位置で支持してわずかに
湾曲させ、その湾曲したガラス基板1に合わせてマスク
2も湾曲させた状態で支持すれば、確実な位置決めや振
動防止効果を得ることができるようになる。
【0014】このようにマスク2をセットした後は、複
数の蒸発源S1〜S3から順に蒸発物質をガラス基板1
に向けて出射する。これにより、蒸発源S1〜S3より
各々出射した蒸発物質は、マスク2のスリット2aを介
してガラス基板1上の各々異なる位置に付着することに
なる。
数の蒸発源S1〜S3から順に蒸発物質をガラス基板1
に向けて出射する。これにより、蒸発源S1〜S3より
各々出射した蒸発物質は、マスク2のスリット2aを介
してガラス基板1上の各々異なる位置に付着することに
なる。
【0015】つまり、蒸発物質は各蒸発源S1〜S3か
ら直線的にガラス基板1へ向けて進むことから、各蒸発
源S1〜S3とスリット2aとを結ぶ線の延長線とガラ
ス基板1の表面との交点に達することになる。これによ
り、配置位置の異なる各蒸発源S1〜S3より出射する
蒸発物質は、同じスリット2aを通過してもガラス基板
1上の各々異なる位置に付着するようになる。
ら直線的にガラス基板1へ向けて進むことから、各蒸発
源S1〜S3とスリット2aとを結ぶ線の延長線とガラ
ス基板1の表面との交点に達することになる。これによ
り、配置位置の異なる各蒸発源S1〜S3より出射する
蒸発物質は、同じスリット2aを通過してもガラス基板
1上の各々異なる位置に付着するようになる。
【0016】言い換えると、本実施形態における真空蒸
着法では、複数の蒸発源S1〜S3より蒸発物質をガラ
ス基板1上に付着させるにあたり、マスク2の交換や移
動を行うことなく、同じマスク2を用いてガラス基板1
上の各々異なる位置に各々の蒸発物質を付着させること
が可能となる。
着法では、複数の蒸発源S1〜S3より蒸発物質をガラ
ス基板1上に付着させるにあたり、マスク2の交換や移
動を行うことなく、同じマスク2を用いてガラス基板1
上の各々異なる位置に各々の蒸発物質を付着させること
が可能となる。
【0017】このような真空蒸着法において、ガラス基
板1上の所望の位置および所望の大きさで蒸発物質を付
着させるには、ガラス基板1と各蒸発源S1〜S3との
距離、ガラス基板1とマスク2との距離、スリット2a
の幅、マスク2の厚さ等の諸条件を合わせることで達成
できる。
板1上の所望の位置および所望の大きさで蒸発物質を付
着させるには、ガラス基板1と各蒸発源S1〜S3との
距離、ガラス基板1とマスク2との距離、スリット2a
の幅、マスク2の厚さ等の諸条件を合わせることで達成
できる。
【0018】ここで、本実施形態の真空蒸着法における
上記諸条件について説明する。図2および図3は、本実
施形態の真空蒸着法における幾何モデルを説明する図で
ある。ここでは、3つの蒸発源S1〜S3の間隔をS、
蒸発源S1〜S3とガラス基板1との距離をL、ガラス
基板1とマスク2との距離をh、スリット2aの幅を
a、ガラス基板1上に付着する蒸着物質のパターンのピ
ッチをp、ガラス基板1上に付着する蒸発物質のパター
ンの大きさをdとしている。
上記諸条件について説明する。図2および図3は、本実
施形態の真空蒸着法における幾何モデルを説明する図で
ある。ここでは、3つの蒸発源S1〜S3の間隔をS、
蒸発源S1〜S3とガラス基板1との距離をL、ガラス
基板1とマスク2との距離をh、スリット2aの幅を
a、ガラス基板1上に付着する蒸着物質のパターンのピ
ッチをp、ガラス基板1上に付着する蒸発物質のパター
ンの大きさをdとしている。
【0019】この場合、次の(1)〜(3)式が成り立
つ。
つ。
【0020】p/S=h/(L−h) …(1) a/d=(L−h)/L …(2) M/T=(L−h)/L …(3)
【0021】ここで、p=0.1(mm)、d=0.1
(mm)と仮定すると、上記(1)式は以下のようにな
る。
(mm)と仮定すると、上記(1)式は以下のようにな
る。
【0022】h=L/(10S+1)
【0023】Sが大きくなると分布が悪くなること等を
考慮して、S≦100と仮定すると、以下の(4)式の
ようになる。
考慮して、S≦100と仮定すると、以下の(4)式の
ようになる。
【0024】h≧L/1001…(4)
【0025】次に、hが、h+ΔhになったときのT
を、T+ΔTとすると、上記(3)式は以下のようにな
る。
を、T+ΔTとすると、上記(3)式は以下のようにな
る。
【0026】M/(T+ΔT)=(L−h−Δh)/L
【0027】これを展開すると、
【0028】ここで、混色を避けるため、最大のTに対
して、ΔT<p/4=0.025が必要だと過程する
と、Tの最大値は(画面対角)/2+S≒188+S
(画面たいかう15インチの場合)なので、 Δh/(L−h)<0.025/(188+S) 仮にS=100とすると、 11520×Δh<L−h≒L これと上記(4)式から、以下の(5)式が導かれる。
して、ΔT<p/4=0.025が必要だと過程する
と、Tの最大値は(画面対角)/2+S≒188+S
(画面たいかう15インチの場合)なので、 Δh/(L−h)<0.025/(188+S) 仮にS=100とすると、 11520×Δh<L−h≒L これと上記(4)式から、以下の(5)式が導かれる。
【0029】 11520×Δh<L≦1001×h …(5)
【0030】この(5)式から、例えば、Lは最大値を
考えると、 h=0.5だと、L=500、Δh<0.043 h=1.0だと、L=1001、Δh<0.087 となる。
考えると、 h=0.5だと、L=500、Δh<0.043 h=1.0だと、L=1001、Δh<0.087 となる。
【0031】また、S=50の場合には上記(5)式が
9520×Δh<L≦501×hとなり、 h=0.5だと、L=251、Δh<0.026 h=1.0だと、L=501、Δh<0.053 h=2.0だと、L=1001、Δh<0.11 となる。
9520×Δh<L≦501×hとなり、 h=0.5だと、L=251、Δh<0.026 h=1.0だと、L=501、Δh<0.053 h=2.0だと、L=1001、Δh<0.11 となる。
【0032】Δhをこのようなマージンに収めるために
は、先に説明したように、ガラス基板1とマスク2との
間にスペーサを挟むようにして位置決めすればよい。
は、先に説明したように、ガラス基板1とマスク2との
間にスペーサを挟むようにして位置決めすればよい。
【0033】また、LおよびSの変動に対しては、Δh
に比べて1/1000(S=100の場合)〜1/50
0(S=50の場合)の寄与しかないことから、数mm
のマージンはあることになる。
に比べて1/1000(S=100の場合)〜1/50
0(S=50の場合)の寄与しかないことから、数mm
のマージンはあることになる。
【0034】次に、本実施形態のディスプレイ製造方法
について説明する。ここでは、有機ELディスプレイの
製造方法を例とする。図4〜図5は、本実施形態のディ
スプレイ製造方法を順に説明する概略断面図である。
について説明する。ここでは、有機ELディスプレイの
製造方法を例とする。図4〜図5は、本実施形態のディ
スプレイ製造方法を順に説明する概略断面図である。
【0035】先ず、図4(a)に示すように、ガラス基
板1上にITOから成る透明導電性膜10をスパッタ法
により一様に成膜する(膜厚は、例えば150nm)。
板1上にITOから成る透明導電性膜10をスパッタ法
により一様に成膜する(膜厚は、例えば150nm)。
【0036】次に、この透明導電性膜10をパターンニ
ングするため、図4(b)に示すようなCr(クロム)
マスク11を形成する。このCrマスク11を形成する
にあたり、先に説明した本実施形態における真空蒸着法
を適用する。
ングするため、図4(b)に示すようなCr(クロム)
マスク11を形成する。このCrマスク11を形成する
にあたり、先に説明した本実施形態における真空蒸着法
を適用する。
【0037】すなわち、図1に示すようなストライブ形
状のスリット2aが形成されたマスク2を、ガラス基板
1の透明導電性膜10側に配置する。このとき、計算に
よって求めた厚さのスペーサ(図示せず)を挟み込み、
ガラス基板1とマスク2とのキャップを制御する。
状のスリット2aが形成されたマスク2を、ガラス基板
1の透明導電性膜10側に配置する。このとき、計算に
よって求めた厚さのスペーサ(図示せず)を挟み込み、
ガラス基板1とマスク2とのキャップを制御する。
【0038】なお、ガラス基板1とマスク2との位置合
わせでは、図1に示すように湾曲させたガラス基板1に
マスク2を合わせて確実な位置決めと振動防止効果を得
ておいた状態で蒸着を行い、蒸着が終了した後にガラス
基板1を平面に戻すようにしてもよい。
わせでは、図1に示すように湾曲させたガラス基板1に
マスク2を合わせて確実な位置決めと振動防止効果を得
ておいた状態で蒸着を行い、蒸着が終了した後にガラス
基板1を平面に戻すようにしてもよい。
【0039】また、複数の蒸発源にはITOから成る透
明導電性膜10のエッチング時のマスク材となるCr
(クロム)をセットして、先に説明した蒸着を行う。こ
れにより、複数の蒸発源S1〜S3の各々から出射した
蒸発物質(クロム)は、スリット2aを介してガラス基
板1の透明導電性膜10上の各々異なる位置に付着する
ことになる。
明導電性膜10のエッチング時のマスク材となるCr
(クロム)をセットして、先に説明した蒸着を行う。こ
れにより、複数の蒸発源S1〜S3の各々から出射した
蒸発物質(クロム)は、スリット2aを介してガラス基
板1の透明導電性膜10上の各々異なる位置に付着する
ことになる。
【0040】透明導電性膜10上にCrマスク11を形
成した後は、図4(c)に示すように、このCrマスク
11をエッチングマスクとして透明導電性膜10をエッ
チングする。エッチングによって透明導電性膜のパター
ン10’が形成された後は、Crマスク11をCrエッ
チング液で除去する。これにより、図5(a)に示すよ
うに、ガラス基板1上に透明導電性膜のパターン10’
が残る状態となる。
成した後は、図4(c)に示すように、このCrマスク
11をエッチングマスクとして透明導電性膜10をエッ
チングする。エッチングによって透明導電性膜のパター
ン10’が形成された後は、Crマスク11をCrエッ
チング液で除去する。これにより、図5(a)に示すよ
うに、ガラス基板1上に透明導電性膜のパターン10’
が残る状態となる。
【0041】次に、有機ELの成膜を行う。ここでは、
Crマスク11の作成で使用したものと同じマスク2を
使用する。すなわち、このマスク2を透明導電性膜のパ
ターン10’が形成されたガラス基板1と位置合わせし
て配置し、今度は蒸発源として、R(赤)、G(緑)、
B(青)の各々に対応した有機ELから成る発光材料を
用いる。
Crマスク11の作成で使用したものと同じマスク2を
使用する。すなわち、このマスク2を透明導電性膜のパ
ターン10’が形成されたガラス基板1と位置合わせし
て配置し、今度は蒸発源として、R(赤)、G(緑)、
B(青)の各々に対応した有機ELから成る発光材料を
用いる。
【0042】例えば、図1に示す蒸発源S1としてR
(赤)に対応した有機ELを用い、蒸発源S2としてG
(緑)に対応した有機ELを用い、蒸発源S3としてB
(青)に対応した有機ELを用いる。
(赤)に対応した有機ELを用い、蒸発源S2としてG
(緑)に対応した有機ELを用い、蒸発源S3としてB
(青)に対応した有機ELを用いる。
【0043】R(赤)、G(緑)、B(青)の有機EL
から成る発光材料を複数の蒸発源に各々に用い、先と同
じマスク2を用いることで、マスク2の移動や交換を行
うことなく、図5(b)に示すように、透明導電性膜の
パターン10’上に、順にR(赤)、G(緑)、B
(青)から成る有機EL発光層12R、12G、12B
が形成されることになる。
から成る発光材料を複数の蒸発源に各々に用い、先と同
じマスク2を用いることで、マスク2の移動や交換を行
うことなく、図5(b)に示すように、透明導電性膜の
パターン10’上に、順にR(赤)、G(緑)、B
(青)から成る有機EL発光層12R、12G、12B
が形成されることになる。
【0044】その後、図5(c)に示すように、有機E
L発光層12R、12G、12Bと直交する状態で対極
13を形成する。すなわち、先に使用したマスク2のス
リット2aと直交したスリットを備えている別のマスク
を用い、対極材料を蒸着する。対極用のマスクとして
は、有機ELを蒸着する際のマスク2よりスリットのパ
ターンが粗いことから、アライメント精度はそれほど高
くなく、容易に位置決めすることができる。
L発光層12R、12G、12Bと直交する状態で対極
13を形成する。すなわち、先に使用したマスク2のス
リット2aと直交したスリットを備えている別のマスク
を用い、対極材料を蒸着する。対極用のマスクとして
は、有機ELを蒸着する際のマスク2よりスリットのパ
ターンが粗いことから、アライメント精度はそれほど高
くなく、容易に位置決めすることができる。
【0045】これにより、真空蒸着を用いてカラー対応
の有機ELディスプレイを精度良く製造することが可能
となる。なお、上記説明したディスプレイ製造方法で
は、Crマスク11の形成、有機EL発光層12R、1
2G、12Bの形成および対極13の形成の全てにおい
て本実施形態の真空蒸着法を適用したが、一部の工程で
必要に応じてフォトリソグラフィー法を適用するように
してもよい。
の有機ELディスプレイを精度良く製造することが可能
となる。なお、上記説明したディスプレイ製造方法で
は、Crマスク11の形成、有機EL発光層12R、1
2G、12Bの形成および対極13の形成の全てにおい
て本実施形態の真空蒸着法を適用したが、一部の工程で
必要に応じてフォトリソグラフィー法を適用するように
してもよい。
【0046】また、本実施形態の真空蒸着法は、有機E
L発光層12R、12G、12Bの形成に限定されるも
のではなく、他の材料の蒸着を行う場合でも適用可能で
ある。
L発光層12R、12G、12Bの形成に限定されるも
のではなく、他の材料の蒸着を行う場合でも適用可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真空蒸着
法およびディスプレイ製造方法によれば次のような効果
がある。すなわち、真空蒸着においてマスクの交換を行
うことなく、複数の蒸発源から出射された蒸発物質を基
板上の各々異なる位置に高精度に付着させることがで
き、高精細ディスプレイを製造することが可能となる。
また、一度蒸着装置内に基板をセットすれば、複数の蒸
発源から順に出射される蒸発物質の付着を行うことがで
き、製造工程の簡素化を図ることができるとともに、製
造コストダウンを図ることが可能となる。
法およびディスプレイ製造方法によれば次のような効果
がある。すなわち、真空蒸着においてマスクの交換を行
うことなく、複数の蒸発源から出射された蒸発物質を基
板上の各々異なる位置に高精度に付着させることがで
き、高精細ディスプレイを製造することが可能となる。
また、一度蒸着装置内に基板をセットすれば、複数の蒸
発源から順に出射される蒸発物質の付着を行うことがで
き、製造工程の簡素化を図ることができるとともに、製
造コストダウンを図ることが可能となる。
【図1】本実施形態における真空蒸着法を説明する概念
図である。
図である。
【図2】本実施形態の真空蒸着法における幾何モデルを
説明する図(その1)である。
説明する図(その1)である。
【図3】本実施形態の真空蒸着法における幾何モデルを
説明する図(その2)である。
説明する図(その2)である。
【図4】本実施形態のディスプレイ製造方法を順に説明
する概略断面図(その1)である。
する概略断面図(その1)である。
【図5】本実施形態のディスプレイ製造方法を順に説明
する概略断面図(その2)である。
する概略断面図(その2)である。
1…ガラス基板、2…マスク、2a…スリット、10…
透明導電性膜、11…Crマスク、12R…有機EL発
光層、12G…有機EL発光層、12B…有機EL発光
層、13…対極、S1〜S3…蒸発源
透明導電性膜、11…Crマスク、12R…有機EL発
光層、12G…有機EL発光層、12B…有機EL発光
層、13…対極、S1〜S3…蒸発源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 貴之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 関谷 光信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐野 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 中山 徹生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 千葉 安浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB18 BA06 CA01 CB01 DA01 DB03 EB00 FA01 4K029 AA09 BA07 BA62 BC09 CA01 DB14 HA04 5C094 AA05 AA43 AA44 AA48 BA12 BA29 CA18 CA24 DA13 EA05 EB02 FA01 FA02 FB01 FB02 FB03 FB12 GB10
Claims (9)
- 【請求項1】 蒸着を行う基板に対向して、複数の蒸発
源を所定の間隔で配置する工程と、 スリットの形成されたマスクを前記基板と前記複数の蒸
発源との間に配置する工程と、 前記複数の蒸発源から蒸発物質を出射し、前記マスクの
スリットを介して前記基板上の各々異なる位置に各蒸発
物質を付着させる工程とを備えていることを特徴とする
真空蒸着法。 - 【請求項2】 前記基板と前記マスクとの間に所定のス
ペーサを挟んだ状態で前記基板と前記マスクとの位置合
わせを行うことを特徴とする請求項1記載の真空蒸着
法。 - 【請求項3】 前記基板および前記マスクを、前記蒸発
源側が凹型となるよう湾曲させた状態で前記各蒸発物質
の付着を行うことを特徴とする請求項1記載の真空蒸着
法。 - 【請求項4】 透明導電性膜が一様に成膜されたディス
プレイ用基板に対向して、エッチングマスクとなる複数
の蒸発源を所定の間隔で配置する工程と、 スリットの形成されたマスクを前記ディスプレイ用基板
と前記エッチングマスクとなる複数の蒸発源との間に配
置する工程と、 前記エッチングマスクとなる複数の蒸発源から蒸発物質
を出射し、前記マスクのスリットを介して前記ディスプ
レイ用基板の透明導電性膜上の各々異なる位置に各蒸発
物質を付着させる工程と、 前記各蒸発物質をエッチングマスクとして前記透明導電
性膜をエッチングする工程と、 前記エッチングによって前記透明導電性膜がパターンニ
ングされたディスプレイ用基板に対向して、発光材料と
なる複数の蒸発源を所定の間隔で配置する工程と、 前記マスクと同じマスクを前記ディスプレイ用基板と前
記発光材料となる複数の蒸発源との間に配置する工程
と、 前記発光材料となる複数の蒸発源から蒸発物質を出射
し、前記マスクのスリットを介して前記ディスプレイ用
基板のパターンニングされた透明導電性膜上の各々異な
る位置に各蒸発物質を付着される工程とを備えているこ
とを特徴とするディスプレイ製造方法。 - 【請求項5】 前記ディスプレイ用基板と前記マスクと
の間に所定のスペーサを挟んだ状態で前記ディスプレイ
用基板と前記マスクとの位置合わせを行うことを特徴と
する請求項4記載のディスプレイ製造方法。 - 【請求項6】 前記ディスプレイ用基板および前記マス
クを、前記蒸発源側が凹型となるよう湾曲させた状態で
前記各蒸発物質の付着を行うことを特徴とする請求項4
記載のディスプレイ製造方法。 - 【請求項7】 前記エッチングマスクとなる複数の蒸発
源はクロムから成ることを特徴とする請求項4記載のデ
ィスプレイ製造方法。 - 【請求項8】 前記発光材料となる複数の蒸発源は有機
エレクトロルミネッセンス材料から成ることを特徴とす
る請求項4記載のディスプレイ製造方法。 - 【請求項9】 前記発光材料となる複数の蒸発源は、赤
(R)、緑(G)、青(B)に対応していることを特徴
とする請求項4記載のディスプレイ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365975A JP2000192229A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 真空蒸着法およびディスプレイ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10365975A JP2000192229A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 真空蒸着法およびディスプレイ製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000192229A true JP2000192229A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18485601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10365975A Pending JP2000192229A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 真空蒸着法およびディスプレイ製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000192229A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120029164A (ko) * | 2010-09-16 | 2012-03-26 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 박막 증착 장치, 이를 이용한 유기 발광 디스플레이 장치의 제조방법 및 이에 따라 제조된 유기 발광 디스플레이 장치 |
CN107640909A (zh) * | 2017-08-25 | 2018-01-30 | 北方夜视技术股份有限公司 | 用于在细口、大尺寸玻壳内部制备均匀薄膜的蒸发结构、方法 |
CN108977760A (zh) * | 2017-06-02 | 2018-12-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 掩模板及其制备方法和使用方法 |
JP2019157244A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 長州産業株式会社 | 蒸着装置及び蒸着方法 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10365975A patent/JP2000192229A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120029164A (ko) * | 2010-09-16 | 2012-03-26 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 박막 증착 장치, 이를 이용한 유기 발광 디스플레이 장치의 제조방법 및 이에 따라 제조된 유기 발광 디스플레이 장치 |
KR101678056B1 (ko) * | 2010-09-16 | 2016-11-22 | 삼성디스플레이 주식회사 | 박막 증착 장치, 이를 이용한 유기 발광 디스플레이 장치의 제조방법 및 이에 따라 제조된 유기 발광 디스플레이 장치 |
CN108977760A (zh) * | 2017-06-02 | 2018-12-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 掩模板及其制备方法和使用方法 |
CN108977760B (zh) * | 2017-06-02 | 2020-12-08 | 京东方科技集团股份有限公司 | 掩模板及其制备方法和使用方法 |
US11746406B2 (en) | 2017-06-02 | 2023-09-05 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Mask, preparation method and operation method thereof |
CN107640909A (zh) * | 2017-08-25 | 2018-01-30 | 北方夜视技术股份有限公司 | 用于在细口、大尺寸玻壳内部制备均匀薄膜的蒸发结构、方法 |
JP2019157244A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 長州産業株式会社 | 蒸着装置及び蒸着方法 |
JP7164961B2 (ja) | 2018-03-16 | 2022-11-02 | 長州産業株式会社 | 共蒸着装置及び蒸着方法 |
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