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JP2000162041A - 光検出装置 - Google Patents

光検出装置

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JP2000162041A
JP2000162041A JP33692198A JP33692198A JP2000162041A JP 2000162041 A JP2000162041 A JP 2000162041A JP 33692198 A JP33692198 A JP 33692198A JP 33692198 A JP33692198 A JP 33692198A JP 2000162041 A JP2000162041 A JP 2000162041A
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light
inverting amplifier
signal
output
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正幸 宇野
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Olympus Optical Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • G01C3/085Use of electric radiation detectors with electronic parallax measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • HELECTRICITY
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    • H03FAMPLIFIERS
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    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景光の明るさに依存せず、常に精度良く投
光成分の検出が可能な光検出装置を提供する。 【解決手段】 光電変換素子と、前記光電変換素子で発
生した光電流を流すためにソースが該光電変換素子に接
続されたトランジスタと、 入力側が前記光電変換素子と
前記トランジスタとの接続部に接続され、 該光電変換素
子からの出力信号を増幅する反転増幅器と、 前記トラン
ジスタのソース・ゲート間に設けられ、是前記光電流に
対応した信号を記憶する信号記憶回路と、 前記反転増幅
器の出力側と前記トランジスタのゲートとの間に介挿さ
れたスイッチング素子とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光検出装置に関し、
更に詳しくは、カメラ等に効果的に用いられる光検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラのオートフォーカス(A
F)には、大別してパッシブ方式とアクティブ方式と呼
ばれるものがあり、前者は被写体を2つのレンズ(セパ
レータ・レンズ)を通し2 像に分割して各々の像をセン
サで検出し、検出された2像の間隔より測距するもので
あり、後者はカメラ本体からLED等で被写体へ投光を
行い、その反射光の位置を検出して測距するものであ
る。そして前者は被写体が暗い場合や被写体のコントラ
ストが低い場合に測距精度が低下するという問題があ
り、後者には被写体の背景が明るいとLEDからの投光
が検出できないという問題があり、両方式とも得意・不
得意な領域を残している。
【0003】このような問題がある中、アクティブ方式
AF用のセンサで、背景光を除去してAF可能な撮影シ
ーンを広げることのできるラインセンサが特開昭64―
18255号公報に開示されている。図9に前記公報開
示のラインセンサの一画素の構成を示し、図10にアク
ティブ方式AFモジュールの構成を示す。
【0004】図9に示す検出セル101では、MOSト
ランジスタFT6のドレインD6 にはpチャンネル型の
MOSトランジスタFT10のドレインD10が接続され
ている。MOSトランジスタFT10のソースS10は基
準電位Vref に保持され、ゲートG10には容量素子10
7の一端が図示のように接続されている。又、上述のM
OSトランジスタFT6のドレインD6 にはnチャンネ
ル型のMOSトランジスタFT11が図示のように接続
されている。MOSトランジスタFT11はゲートG11
にスイッチ信号SWが加わることで、MOSトランジ
スタFT10のゲートG10 とドレインD10とを導通し
たり遮断したりするようになっている。このような構成
の検出セル101を備えた固体撮像素子を図10の受光
素子124に用いる場合には、被写体122の測距を行
うのに先立ち信号光以外の光、即ち背景光によってフォ
トダイオード102で発生する光電流ISHO 分の電荷を
容量素子107に記憶するようになっている。
【0005】また、上述のフォトダイオード102は、
図示のようにMOSトランジスタFT0の一端に接続さ
れ、FT0の他端はスイッチングトランジスタFT1の
一端に接続されている。このスイッチングトランジスタ
FT1は容量素子105の一端に接続され、ゲートG1
に情報蓄積信号DTが加わることで、スイッチング動作
を行う。容量素子105は、更に、図示のようにスイッ
チング素子FT3と接続され、そのゲートG3 にリセッ
ト信号RSTを加えて同素子を導通せしめ、容量素子1
05の端子電圧値V0 を基準電位Vref に初期設定す
る。尚、図9 の回路構成のうち、トランジスタFT4、
FT5、トランジスタFT7とFT8からなる定電流源
103、及び容量素子105は上述の回路構成で検出さ
れた信号を出力するための回路であり、容量素子105
の端子電圧V0 に対応した出力を後述する方法でビデオ
ライン104へ出力する。
【0006】上述の回路において背景光を記憶する場
合、測距を行うのに先立ち、スイッチングトランジスタ
FT1のゲートG1 に情報蓄積信号DTを供給せず、フ
ォトダイオード102と容量素子105とを切り離して
おく。更に、スイッチング素子FT3のゲートG3 にリ
セット信号RSTを加えて上述のように容量素子105
の端子電圧値V0 を基準電位Vref に初期設定する。
又、光源120、従って、LEDを駆動せず、信号光を
フォトダイオード102に入射させずに背景光だけが受
光素子124に入射するようにし、更にスイッチ信号S
WをハイレベルにしてMOSトランジスタFT11をO
Nにしておく。このような状態では、MOSトランジス
タFT10は所定の抵抗値を持つ負荷として機能し、背
景光によりフォトダイオード102に発生する光電流I
SHO は基準電位Vref から供給されてMOSトランジ
スタFT10、トランジスタFT6を介してフォトダイ
オード102に流れる。
【0007】上述のように、このときフォトダイオード
102と容量素子105とは切り離されている。従っ
て、容量素子107の端子電圧値は、背景光による光電
流ISH O が流れることにより負荷として機能するMOS
トランジスタFT10の抵抗分だけ基準電位Vref
りも降下した電位となる。即ち、容量素子107には背
景光による光電流ISHO に対応した電荷が蓄積される。
【0008】容量素子107に蓄積される電荷量が飽和
状態となったときには、蓄積された電荷量は背景光によ
る光電流ISHO により蓄積された電荷を容量素子107
に記憶させることができる。即ち、MOSトランジスタ
FT10のゲートG10の電圧として背景光による光電流
SHO を記憶させることができる。
【0009】この状態で容量素子105への信号光であ
る画素情報の信号蓄積を開始することができる。即ち、
光源120を駆動して信号光を受光素子124、従っ
て、フォトダイオード102に入射させると同時に情報
蓄積信号DTをスイッチングトランジスタFT1のゲー
トG1 に加えてスイッチングトランジスタFT1をON
にし、容量素子105とフォトダイオード102とを導
通状態にする。
【0010】フォトダイオード102には信号光に重畳
した形で背景光が入射するが、背景光による光電流I
SHO は、MOSトランジスタFT10のゲートG10に記
憶された電圧に基づいて流れるので、容量素子105か
らフォトダイオード102に流れる電流は信号光による
光電流ISH' だけとなる。
【0011】従って、容量素子105の端子電圧V
0 は、信号光による光電流ISH' だけに基づいて初期値
ref から降下するため、信号光の強度だけに対応し
た電圧変化量が得られ、背景光の影響を除去した信号が
検出できる。
【0012】このようにして蓄積された容量素子105
の端子電圧V0 は、トランジスタFT4と、トランジス
タFT7とFT8とからなる定電流源103とで構成さ
れる電流増幅回路、即ち、ソースフォロワ回路とに接続
されたスイッチング素子FT5を介してスイッチング素
子FT5をONすることでビデオライン104に読み出
される。
【0013】このような検出セルを一次元又は二次元状
に配列することによってラインセンサ又はエリアセンサ
を構成するものであるが、この公報に記載のラインセン
サを要約すると、MOSトランジスタFT10、FT1
1、容量素子107で構成される電流記憶回路により背
景光による光電流ISHO を記憶し、スイッチングトラン
ジスタFT1、トランジスタFT3、容量素子105で
構成される信号光による光電流検出回路により、光源か
ら発した投光に対する光電荷のみを容量素子105に蓄
積し読み出すことによって、背景光の影響を低減させる
ようにしたものである。
【0014】しかしながら、図9に示したセンサには以
下に述べる不具合がある。即ち、MOSトランジスタF
T6のゲート印加電圧をVG 、ゲート・ソース電圧をV
GS6、MOSトランジスタFT0のゲート・ソース電圧
をVGS0 とすると、情報蓄積信号DTがOFF、即ち容
量素子107に背景光を記憶させる時は、フォトダイオ
ード102の端子電圧VPDは次式( 1) のようになる。 VPD=VG ―VGS6 ( ISHO)・・・・ (1) このときMOSトランジスタFT0はOFF状態なの
で、VPDはISHO に対応した電圧がかかることになる。
【0015】次に、情報蓄積信号DTがONになった状
態を考える。このときMOSトランジスタFT0のゲー
ト印加電圧をVG とすると、フォトダイオード102の
端子電圧VPD は以下に示す2通りの式で表される。 VPD=VG ―VGS6 (ISHO) VPD=VG ―VGS0 (ISH') ・・・・ (2)
【0016】上式のように、フォトダイオード102の
端子電圧VPDはゲート接地型の2つのMOSトランジス
タFT6とFT0の両者の影響を受けて電位が決まり、
GS 6 =VGS0 となるように帰還がかかる。例えばMO
SトランジスタFT0とFT6のドレイン電圧が上昇
し、MOSトランジスタFT10のソース・ドレイン間
電圧が低くなり、電流記憶回路から流れ出す電流ISHO
が記憶した値よりも小さくなる。その分MOSトランジ
スタFT0を介して流れる電流が大きくなり、結局はI
SHO =ISH' となるような形で帰還がかかるため、容量
素子105に蓄積される電荷は、背景光以外の影響を含
んでしまう。即ち、図9に示した構成のラインセンサで
は背景光に対して大幅な改善は望めないという問題点が
ある。
【0017】そこで、本発明者はこの点を解決した構成
の固体撮像素子を特開平7―203319号公報に開示
した。図11はその一例を示す。
【0018】図11において、トランジスタ1はソース
をフォトダイオード2に、ドレインを蓄積容量素子5に
接続している。このトランジスタ1のゲートには、ソー
ス接地型増幅トランジスタ10とその負荷として動作す
るゲートに固定電位VBIAS1が接続された負荷用トラン
ジスタ11とにより構成された反転回路12の出力が接
続されている。また、反転回路12の入力、即ち、ソー
ス接地型pMOSトランジスタ10のゲートはフォトダ
イオード2に接続されている。この反転回路12とトラ
ンジスタ1は帰還ループを形成しており、フォトダイオ
ード2は実質的に低インピーダンス状態が保たれるた
め、フォトダイオード2の電位は一定バイアスとなって
おりフォトダイオード2で発生した光電荷はその大きさ
に関係なく定常的にトランジスタ1を介して蓄積容量素
子5に流れる。
【0019】そこで、蓄積容量素子5と並列に、電流記
憶用トランジスタ6と、電流記憶容量素子7と、ゲート
に記憶する電流のサンプリング及びホールドを制御する
ための制御パルスΦMCが印加されるスイッチングトラン
ジスタ8とにより構成された電流記憶回路13を接続す
る。更に容量素子5の電圧を増幅して出力する増幅器1
4を設けるとともに図示しない各画素に対応する前記増
幅器14に相当する各増幅器の出力をビデオライン4に
選択的に出力するためのシフトレジスタ3にそれぞれゲ
ートが接続された各選択用トランジスタ9(図では一つ
のみ表記)を各増幅器とビデオラインの間に設けてい
る。
【0020】次にこのように構成された固体撮像素子の
動作について説明する。この固体撮像素子の画素は、次
のように動作させて背景光を除去しながら光源からの投
光に対応した信号を読み出すようになっている。
【0021】まず、光源を投光しない状態でΦMCをON
すると、フォトダイオード2で発生した背景光による光
電流IPDは全て電流記憶用トランジスタ6に流れ、IPD
=I M となる。この時、ノードN1、即ち、蓄積容量素
子5の電位はIM に対応した電流記憶用トランジスタ6
のソース・ゲート間電圧VGSとなる。
【0022】その後、スイッチングトランジスタ8をO
NからOFF状態とする。トランジスタ8のフィードス
ルー電荷を無視すればこの状態でもIPD=IM となり、
ノードN1はフローティング状態で、電位はVGSに保た
れる。この状態で光源からの投光を行うと反射光を受け
た画素のフォトダイオード電流は、投光による光電流I
PD' が加わり、IPD+IPD' となる。すると、蓄積容量
素子5には投光による光電流IPD' に対応した電荷のみ
が蓄積される。
【0023】投光終了後にこの容量素子5に蓄積された
信号を増幅器14を介して選択用トランジスタ9を順次
ONしながらビデオライン4より読み出す。このように
して全画素の出力を読み出し、投光に対応した反射光の
受光素子上での位置を知ることができる。
【0024】このような構成によれば図9の構成におけ
る前記のような問題が解決でき、背景光を効果的に除去
しながら投光を検出できるが、検討の結果、更に、以下
のような問題があることが判明した。
【0025】( 1) 蓄積容量素子5に投光による光電流
PD' が蓄積されるとノードN1の電圧が変化するため
記憶電流IM を発生するトランジスタ6のソース・ドレ
イン間の電圧が変化し、記憶電流IM の値が記憶時の値
からずれてくる。このため、背景光による光電流IPD
即ち、記憶電流IM が投光による光電流IPD' に比較し
て大きい場合、上記投光による光電流IPD' に対する記
憶電流IM のずれ量の影響も大きく、投光による光電流
PD' が正確に測定できなくなる。
【0026】( 2) 初段の反転回路12とトランジスタ
1で構成される回路の周波数帯域が、背景光による光電
流IPDによりトランジスタ1のコンダクタが変わるため
に光電流に依存して変化する。特に、背景光による光電
流IPDが小さい場合はコンダクタンスが非常に小さくな
るために前記回路の周波数帯域を上げるのが困難にな
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な点に鑑みてなされたもので、投光による光電流の検出
時に、背景光による光電流が精度良く除去でき、光電流
を検出する系の周波数帯域がフォトダイオード電流に依
存しない光検出装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明による光検出装置
は、光電変換素子と、前記光電変換素子で発生した光電
流を流すためにソースが該光電変換素子に接続されたト
ランジスタと、 入力側が前記光電変換素子と前記トラン
ジスタとの接続部に接続され、 該光電変換素子からの出
力信号を増幅する反転増幅器と、 前記トランジスタのソ
ース−ゲート間に設けられた光電流に対応した信号を記
憶する信号記憶回路と、 前記反転増幅器の出力側と前記
トランジスタのゲートとの間に介挿されたスイッチング
素子とを含んでなるものである。
【0029】本発明の光検出装置では、前記スイッチン
グ素子は前記信号記憶回路へ光電変換素子からの出力信
号を記憶するときと前記反転増幅器の出力を読み出すと
きとに対応したスイッチング動作をなすものである。
【0030】本発明の光検出装置では、前記信号記憶回
路は、前記トランジスタのゲート容量を含んでなるもの
である。
【0031】本発明の光検出装置では、前記信号記憶回
路は、前記トランジスタのゲート面積の大きさによって
自己の値が定まる該トランジスタのゲート容量を含んで
なるものである。
【0032】本発明の光検出装置では、前記反転増幅回
路の入出力間に、信号蓄積のための蓄積容量及び該蓄積
容量をリセットする為のスイッチング素子が設けられる
ものである。
【0033】本発明の光検出装置では、前記反転増幅回
路の入出力間に、抵抗及び該抵抗と直列接続したスイッ
チング素子が設けられたものである。
【0034】本発明の光検出装置では、前記反転増幅器
の出力が次段の反転増幅器に入力されるよう接続され、
且つ、前記次段の反転増幅回路の入出力間に信号蓄積の
ための蓄積容量及び該蓄積容量をリセットする為のスイ
ッチング素子が設けられたものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0036】図1は本発明の第1 の実施の形態を示し、
例えば、図10のアクティブ方式AFモジュールの受光
素子124として適用可能なものである。尚、図1にお
いて、既述の従来例と同様の回路要素は同じ符号により
示してある。尚、測距のために被写体へ投光する光源と
しては、図10の光源120に相当するものとして、L
ED等を用いるものとする。
【0037】フォトダイオード2は一端が電源に接続さ
れ、他端が光信号を検出するトランジスタ1のソースに
接続されている。トランジスタ1のドレインは接地さ
れ、ゲートはスイッチングトランジスタ等で構成される
記憶用スイッチ15を介して反転増幅器12の出力に接
続されている。また、トランジスタ1のソース・ゲート
間に光電流記憶用の容量素子7を設けるとともに、この
ソースとフォトダイオード2の接続点は反転増幅器12
の入力に接続されている。この反転増幅器12は、例え
ば図11の12で示されるp型MOSトランジスタ10
とn型MOSトランジスタ11で構成されるCMOS構
成の反転増幅器などを含んで構成されていて、入出力間
に光電流を検出するための帰還をかける要素として容量
素子5が接続された構成となっている。
【0038】図2 は、図1の回路により背景光除去動作
を行って投光信号を検出する場合のタイムチャートであ
る。図中、SW15は記憶用スイッチ15の動作、光源
は既述の光源としてのLEDの発光タイミング、Vs
反転増幅器12の出力電圧(即ち、本発明の装置の出
力)を夫々表している。以下、図2 を用いて図1 の回路
の動作について説明する。
【0039】期間T1 は被写体へLEDを投光しないで
背景光のみを記憶する期間である。期間T1において記
憶用スイッチ15をONすると、フォトダイオード2で
発生した背景光による光電流IPDがトランジスタ1を介
してグランドへ流れるように、トランジスタ1のゲート
電圧に反転増幅器12を介して帰還がかかる。これによ
りトランジスタ1のソース・ゲート間電圧Vgsは背景光
による光電流IPDに対応した電圧値となる。この状態で
記憶用スイッチ15をOFFしても背景光記憶用の容量
素子7に電荷が保持されるためトランジスタ1のソース
・ゲート間電圧Vgsは変化せず、トランジスタ1を介し
て背景光による光電流IPDが流れ続ける。
【0040】次に期間T2でLEDをONして被写体へ
投光すると、投光による光電流IPD' が背景光による光
電流IPDに重畳される。背景光による光電流IPDはトラ
ンジスタ1より排出されるので、投光による光電流
PD' が投光光検出用の容量素子5に蓄積される。これ
により、反転増幅器12の出力はLED投光時間をt、
投光光検出用の容量素子5の容量をC2 とすると
PD' ・t/C2 だけ出力電圧Vs が変化する。
【0041】このように、図1の構成を用いることによ
り投光による光電流IPD' のみが検出可能になる。即
ち、この構成によれば、投光により反転増幅器12の出
力が変化しても投光による光電流IPD' が正確に検出で
きる。これは、トランジスタ1のソース電圧は、反転増
幅器12のオープンループ・ゲインをAvとすると出力
変化に対して1/Avに圧縮されるため、トランジスタ
1のソース・ドレイン間電圧は殆ど変わらず背景光によ
る光電流IPDの値は略一定に保持されるからである。ま
た、記憶用スイッチ15をOFFした状態では、文献 S
PIE Vol.2226 (1994) 等により公知であるように、投光
光検出用の容量素子5が入出力間に接続された反転増幅
器12の周波数帯域は光電流に依存せず、このため設計
の自由度が大きい。
【0042】さらに、図11の構成と比較してわかるよ
うに図1 において、投光光検出用の容量素子5が入出力
間に接続された反転増幅器12がトランジスタ1に帰還
をかける機能と光電流積分出力を増幅する機能とを実現
しているため、投光による光電流の正確な検出が少ない
素子数で実現でき、従って消費電流を低く抑えることも
可能になる。
【0043】ここで図1 の回路構成は、CMOS構造の
デバイスで実現することができる。例えば、記憶用スイ
ッチ15にはMOSトランジスタを用い、背景光記憶用
の容量素子7にはMOSのゲート容量を用いればよい。
このとき、MOSのゲート容量はC−V特性の直線性を
確保するため、ゲート酸化膜下の拡散層の濃度をMOS
トランジスタのそれよりも高くする。
【0044】また、背景光記憶用の容量素子7を実現す
る別の方法としてトランジスタ1そのもののゲート容量
を利用することも可能である。この場合、所望の容量値
が得られるようにゲート長及びゲート幅、即ち、ゲート
面積を必要量まで大きくするように設定する。このよう
な構成をとれば、個別の容量素子を形成して回路接続す
る場合に比べて、配線等のスペースが必要なくなる他、
トランジスタ1の1/f雑音も低減できるという効果が
得られる。
【0045】図3 は、図1 の構成を改良した第2 の実施
の形態である。図1 の構成では期間T1 での反転増幅器
12の出力電圧Vs はトランジスタ1のソース・ゲート
間電圧Vgsに依存し、更にVgsは背景光による光電流I
PD に依存するため、期間T1 での反転増幅器12の出
力電圧Vs は背景光の明るさにより変化する。このた
め、期間T1に続く期間T2における投光光電流の検出
時の基準電圧が背景光により変化する。
【0046】そこで、図3において、投光光検出用の容
量素子5の蓄積電荷をリセットするために投光光検出用
の容量素子5と並列にリセット用スイッチ16を設け、
投光による光電流IPD' に対する積分の開始前に期間T
2 においてリセット用スイッチ16をONすることによ
って容量素子5の蓄積電荷をリセットし、常に一定電位
より積分を開始するようにした。
【0047】ここで、リセット用スイッチ16は、MO
Sトランジスタをスイッチングトランジスタとして用い
ることにより実現できる。
【0048】図4 は、図3 の回路の動作を表すタイムチ
ャートである。図中、SW15は記憶用スイッチ15の
動作、SW16はリセット用スイッチ16の動作、光源
は既述の光源としてのLEDの発光タイミング、Vs
反転増幅器12の出力電圧(即ち、図3の光検出装置の
出力)を夫々表している。図4において、期間T1 は非
投光時の背景光を記憶する期間で、記憶用スイッチ15
をONし、リセット用スイッチ16をOFFすることで
背景光による光電流IPDが流れるようにトランジスタ1
のソース・ゲート間電圧Vgsが決まる。この状態で記憶
用スイッチ15をOFFしてもトランジスタ1のソース
・ゲート間電圧Vgsは保持されるため背景光による光電
流IPDは流れ続ける。
【0049】次に、上記の期間T1に続く期間T2にお
いてリセット用スイッチ16をONすることで投光光検
出用の容量素子5の蓄積電荷をリセットする。このリセ
ットにより、反転増幅器12の出力電圧Vs は、リセッ
ト時の該反転増幅器の回路の動作点に相当する電圧とな
る。そこでリセット用スイッチ16をOFFし、その後
LEDによる投光を行う。このとき、図1 の回路におけ
ると同様に、投光による光電流IPD' が投光光検出用の
容量素子5に蓄積され、これに対応した出力電圧が反転
増幅器12の出力電圧Vs より検出できる。
【0050】図5 は、本発明の第3 の実施の形態を表
す。本実施の形態では反転増幅器の帰還系として抵抗を
用いて実現した例で、反転増幅器12の入出力間にスイ
ッチングトランジスタ等によるリセット用スイッチ16
とトランスインピーダンス用(光電流―電圧変換用)の
抵抗17を直列接続して投光光による光電流IPD' を検
出する。
【0051】図6は図5の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。図中、SW15は記憶用スイッチ15の動
作、SW16はリセット用スイッチ16の動作、光源は
既述の光源としてのLEDの発光タイミング、Vs は反
転増幅器12の出力電圧(即ち、図5の光検出装置の出
力)を夫々表している。図6において、期間T1は、L
EDによる投光を行わず、記憶用スイッチ15をON、
リセット用スイッチ16をOFFとして背景光による光
電流IPDを容量素子7に記憶する。
【0052】次に、T1に続く期間T2で記憶用スイッ
チ15をOFF、リセット用スイッチ16をONしてL
EDを非投光状態とすると、トランスインピーダンス用
抵抗17には電流が流れないので反転増幅器12の出力
電圧Vs は既述の実施形態と同様、該反転増幅器12の
回路の動作点に相当する電圧となる。
【0053】その後、LED投光を行うと投光による光
電流IPD' の増加分により反転増幅器12の出力電圧V
s は抵抗17の抵抗値をRz とすると、IPD' ・Rz
け電圧が下がる。この電圧値を投光中に読み出すか、サ
ンプルホールド回路等を用いて投光中の電位を保持した
後読み出すことで投光による光電流IPD' を検出するこ
とが可能になる。
【0054】図7は、本発明の第4 の実施の形態を示し
ており、図3 の構成の検出回路の後段に容量結合型の反
転増幅回路を設けたものである。
【0055】同図では、反転増幅器12の出力と次段の
反転増幅器21の入力間に容量素子18を接続し、前記
次段の反転増幅器21の入出力間に容量素子19とリセ
ットスイッチ20とが並列に接続された構成となってい
る。反転増幅器21の出力電圧Vs2、即ち図7 の態様の
光検出装置の出力は、反転増幅器12の出力電圧Vs
位相が反転されるとともに、ゲインC3 /C4 で増幅さ
れた値として得られる。ここで、C3 は、容量素子18
の容量、C4 は、容量素子19の容量を表す。
【0056】図8 は、前記図7の動作を表すタイムチャ
ートである。図中、SW15は記憶用スイッチ15の動
作、SW16はリセット用スイッチ16の動作、SW2
0はリセット用スイッチ20の動作、光源は既述の光源
としてのLEDの発光タイミング、Vs は反転増幅器1
2の出力電圧(即ち、図3の光検出装置の出力)、V s2
は反転増幅器21の出力電圧(即ち、図7の光検出装置
の出力)を夫々表している。本実施例では反転増幅器1
2のリセット用スイッチ16をLED投光、非投光のそ
れぞれの動作においてリセット動作を行い、2回の積分
動作を行って両者の差を検出するものである。
【0057】期間T1は既述の実施形態と同様、背景光
を記憶する期間で、記憶用スイッチ15をON、リセッ
ト用スイッチ16をOFFしてトランジスタ1より背景
光による光電流IPDが排出されるように背景光記憶用の
容量素子7の電位が保持される。
【0058】記憶用スイッチ15がOFFすると、フィ
ード・スルー電荷により背景光記憶用の容量素子7に保
持された電荷量が変化してしまいトランジスタ1で流れ
る電流にΔIPD の誤差が生じる。この誤差成分ΔIPD
は反転増幅器12の帰還系に流れる。そこで、期間T2
でリセット用スイッチ16をONし、投光光検出用の容
量素子5をリセットした後、期間T3で誤差成分ΔIPD
の積分を行う。
【0059】次に、期間T4で再びリセット用スイッチ
16をONして蓄積電荷をリセットした後、期間T5で
LED投光を行い誤差成分ΔIPDと投光による光電流I
PD'とが加算された電流(ΔIPD+IPD' )の積分を行
う。
【0060】期間T3と期間T5とは同一の積分時間と
し、その積分値の差分をとることで投光による光電流I
PD' に対する出力を検出する。ここで、差分に関しては
18〜21で構成される容量結合型の反転増幅回路を以
下のように動作させればよい。
【0061】期間T3の誤差電流成分ΔIPDの積分終了
時までリセットスイッチ20をONしておき、期間T4
でリセット用スイッチ16をONする直前にリセットス
イッチ20をOFFする。これにより、反転増幅器21
の出力電圧Vs2にはリセットスイッチ20がONからO
FFに変化した時点の反転増幅器12の出力電圧Vs
基準にそれ以降のVs の変化分が表れる。従って期間T
5の積分終了時点の反転増幅器21の出力電圧Vs2は期
間T3の第1 回目の積分終了時刻の反転増幅器12の出
力電圧Vs と期間T5の第2 回目の積分終了時刻の反転
増幅器21の出力電圧Vs2との差電圧に対応した電圧、
即ち、誤差電流成分ΔIPDの成分が除去され、投光光電
流IPD' に対応した電圧が以下に示す値で検出される。
【0062】 IPD' ・t/C2 ・C3 /C4 (tはLED投光時間)
【0063】このように、図7の構成によりトランジス
タ1にて排出される電流が背景光による光電流IPDに対
して誤差電流成分ΔIPDを有していても正確に投光光に
よる光電流IPD' に対応した電圧のみを検出することが
できる。
【0064】以上の各実施の形態では1つのフォトダイ
オードに対する信号処理について示したが、これは複数
のフォトダイオードを一次元に並べてシフトレジスタ等
で読み出すラインセンサにも応用できる他、受光素子と
してPSD(位置検出素子)を用いた場合の光検出回路
にも応用できる。
【0065】また、ラインセンサに用いる場合、トラン
ジスタ1を完全にOFFすることによりパッシブ用のラ
インセンサとして利用することも可能である。
【0066】上述した本発明の実施の形態によれば、各
請求項の発明は、以下の効果を有する。
【0067】請求項2に係る本発明の光検出装置では、
前記信号記憶回路へ光電変換素子からの出力信号を記憶
するときと前記反転増幅器の出力を読み出すときとに対
応したスイッチング動作をなすことにより、反転増幅器
に帰還がかかり精度良く信号を記憶できる。また、光電
流の大きさによらず正確な検出が可能になる。更に、反
転増幅器一つで信号の保持と検出・増幅を行うので少な
い素子数で回路を実現できるといった効果が得られる。
【0068】請求項3に係る本発明の光検出装置では、
前記信号記憶回路は、 前記トランジスタのゲート容量を
含んでなるものであり、更に、請求項4に係る本発明の
光検出装置では、前記トランジスタのゲート面積の大き
さによって形成される該トランジスタのゲート容量を含
んでなるものであり、より少ない回路素子で光検出装置
が実現できる。
【0069】請求項5に係る本発明の光検出装置では、
前記反転増幅回路の入出力間に、 信号蓄積のための蓄積
容量及び該蓄積容量をリセットする為の第2 のスイッチ
ング素子が設けられたことにより、反転増幅回路による
信号蓄積を常に一定値から蓄積可能となり、正確な信号
検出が可能となる。
【0070】請求項6に係る本発明の光検出装置では、
前記反転増幅回路の入出力間に、 抵抗及び該抵抗と直列
接続した第3 のスイッチング素子が設けられたことによ
り、抵抗を用いても反転増幅器での信号検出が可能とな
る。
【0071】請求項7に係る本発明の光検出装置では、
前記反転増幅器の出力が次段の反転増幅器に入力される
よう接続され、且つ、前記次段の反転増幅回路の入出力
間に信号蓄積のための第2 の蓄積容量及び該第2 の蓄積
容量をリセットする為の第4のスイッチング素子が設け
られたことにより、検出動作中に発生する誤差成分が除
去でき、更に精度の良い信号検出が可能になる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明による光検出装置
は、背景光光電流に対応した信号を精度良く記憶するこ
とができ、また、光電流の大きさによらず、検出回路の
周波数特性に依存しないで信号検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による装置の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における背景光除去
動作と信号出力を表すタイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態における蓄積電荷の
リセット機能を備えた回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態における背景光除去
動作と信号出力を表すタイムチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態における帰還系を抵
抗とスイッチで構成した場合の回路構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における背景光除去
動作と信号出力を表すタイムチャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態における更に誤差分
を除去可能な構成とした場合の回路構成を示すブロック
図である。
【図8】上記図7の実施形態における背景光除去動作と
信号出力を表すタイムチャートである。
【図9】従来の背景光除去回路例を示すブロック図であ
る。
【図10】従来のアクティブ方式の測距装置を表す概念
図である。
【図11】従来の背景光除去回路例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 トランジスタ 2 フォトダイオード(光電変換素子) 5 投光光検出用の容量素子(C2 ) 7 背景光記憶用の容量素子(C1 ) 12 反転増幅器 15 記憶用スイッチ(スイッチング素子) 16 リセット用スイッチ 17 抵抗(Rz ) 18 容量素子(C3 ) 19 容量素子(C4 ) 20 リセットスイッチ 21 次段の反転増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/16 G02B 7/11 N H03F 3/08 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2F112 AD06 BA07 CA02 DA28 FA01 FA12 FA20 FA29 2G065 BA04 BA09 BA33 BC07 BC20 BC22 BC33 CA05 DA15 DA18 2H011 AA01 BA11 BB02 BB04 CA28 DA01 2H051 AA01 BB11 CB17 CB24 CC02 CE06 CE08 CE13 5J092 AA03 AA11 AA51 AA56 CA58 HA10 HA29 HA38 HA44 KA04 MA01 SA01 TA01 TA02 UL02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換素子と、前記光電変換素子で発生
    した光電流を流すためにソースが前記光電変換素子に接
    続されたトランジスタと、入力側が前記光電変換素子と
    前記トランジスタとの接続部に接続され、前記光電変換
    素子からの出力信号を増幅する反転増幅器と、前記トラ
    ンジスタのソース・ゲート間に設けられ、前記光電流に
    対応した信号を記憶する信号記憶回路と、前記反転増幅
    器の出力側と前記トランジスタのゲートとの間に介挿さ
    れたスイッチング素子とを有することを特徴とする光検
    出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記スイッチング素子
    は、前記信号記憶回路へ光電変換素子からの出力信号を
    記憶するときに対応してスイッチング動作をなすことを
    特徴とする光検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記信号記憶回路は、
    前記トランジスタのゲート容量を含んでなることを特徴
    とする光検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記信号記憶回路は、
    前記トランジスタのゲート面積の大きさによって自己の
    値が定まる前記トランジスタのゲート容量を含んでなる
    ことを特徴とする光検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記反転増幅回路の入
    出力間に、信号蓄積のための蓄積容量及び該蓄積容量を
    リセットするためのスイッチング素子が設けられたこと
    を特徴とする光検出装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記反転増幅回路の入
    出力間に、抵抗及び該抵抗と直列接続したスイッチング
    素子が設けられたことを特徴とする光検出装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、前記反転増幅器の出力
    が次段の反転増幅器の入力に接続され、且つ、前記次段
    の反転増幅回路の入出力間に信号蓄積のための蓄積容量
    及び該蓄積容量をリセットするためのスイッチング素子
    が設けられたことを特徴とする光検出装置。
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