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JP2000161744A - 換気ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

換気ユニットおよび空気調和機

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Publication number
JP2000161744A
JP2000161744A JP33907198A JP33907198A JP2000161744A JP 2000161744 A JP2000161744 A JP 2000161744A JP 33907198 A JP33907198 A JP 33907198A JP 33907198 A JP33907198 A JP 33907198A JP 2000161744 A JP2000161744 A JP 2000161744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
heat exchanger
unit
air conditioner
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP33907198A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiko Kuroda
幹彦 黒田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP33907198A priority Critical patent/JP2000161744A/ja
Publication of JP2000161744A publication Critical patent/JP2000161744A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気による熱損失を低減でき、空調負荷に応
じた効果的な換気ができる換気ユニットおよび空気調和
機を提供する。 【解決手段】 換気ユニット2は、流出通路に配置され
た第1換気用熱交換器15と、流出通路23に配置さ
れ、室内空気を室内側から室外側に流出させる第1送風
ファン21と、外気を室外側から室内側に流入させる流
入通路24に配置された第2換気用熱交換器18と、流
入通路24に配置された第2送風ファン22とを備え
る。そして、圧縮機11と、室外熱交換器13と、換気
ユニット2の第1換気用熱交換器15と、室内熱交換器
17A〜17Cと、換気ユニット2の第2換気用熱交換器
18とを環状に接続して冷媒回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、換気ユニットお
よび空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅の気密化に伴なって、部屋の
空気調和において熱ロスの少ない効率のより換気が望ま
れている。従来、換気ユニットとしては、部屋に流入す
る空気と室外に流出する空気との間で熱交換を行うもの
がある。また、換気機能を有する空気調和機としては、
換気時の室外への流出空気を冷媒熱源として利用して、
熱交換を行うヒートポンプ方式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記換気ユ
ニットおよび空気調和機では、換気風量は空調負荷に拘
わらず一定なため、空調負荷が増加すると、換気による
熱損失が増加して、暖房運転時に部屋が暖まらないとい
った空調負荷の変化に追従できない不具合が発生すると
いう問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、換気による熱
損失を低減でき、空調負荷に応じた効果的な換気ができ
る換気ユニットおよび空気調和機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の換気ユニットは、流出通路に配置された
第1換気用熱交換器と、上記流出通路に配置され、室内
空気を室内側から室外側に上記第1換気用熱交換器を介
して流出させる第1送風ファンと、流入通路に配置され
た第2換気用熱交換器と、上記流入通路に配置され、外
気を室外側から室内側に上記第2換気用熱交換器を介し
て流入させる第2送風ファンとを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】上記請求項1の換気ユニットによれば、暖
房時、上記流出通路に配置された第1換気用熱交換器を
冷媒回路の蒸発器とし、上記流入通路に配置された第2
換気用熱交換器を冷媒回路の凝縮器として用い、上記流
出通路に配置された第1送風ファンと流入通路に配置さ
れた第2送風ファンとを駆動する。そうすると、上記第
1送風ファンにより室内空気が流出通路を通って第1換
気用熱交換器を介して室外に流出する一方、上記第2送
風ファンにより外気が流入通路を通って第2換気用熱交
換器を介して室内に流入する。このとき、室内に流入す
る外気を第2換気用熱交換器で暖め、室外に流出する室
内空気から第1換気用熱交換器で冷凍サイクルの熱回収
をすることによって、換気による熱損失を低減できる。
また、冷房運転時、上記第1換気用熱交換器を冷媒回路
の凝縮器とし、上記第2換気用熱交換器を冷媒回路の蒸
発器として用い、室外に流出する室内空気を第1換気用
熱交換器で暖め、室内に流入する外気から第2換気用熱
交換器で冷凍サイクルの熱回収をすることによって、換
気による熱損失を低減できる。
【0007】また、請求項2の換気ユニットは、請求項
1の換気ユニットにおいて、上記第1,第2換気用熱交
換器および上記第1,第2送風ファンを分岐ユニットに
組み込んだことを特徴としている。
【0008】上記請求項2の換気ユニットによれば、マ
ルチ型空気調和機の室外機と複数の室内機とを接続する
分岐ユニットに、上記第1,第2換気用熱交換器および
上記第1,第2送風ファンを組み込んで一体化すること
によって、メンテナンスが容易になると共に、装置の小
型化できる。
【0009】また、請求項3の空気調和機は、請求項1
または2の換気ユニットを用いた空気調和機であって、
圧縮機と、室外熱交換器と、上記換気ユニットの第1換
気用熱交換器と、室内熱交換器と、上記換気ユニットの
第2換気用熱交換器とを環状に接続して構成された冷媒
回路を有し、上記室外熱交換器と上記第1換気用熱交換
器との間または上記室内熱交換器と上記第1換気用熱交
換器との間のうちの少なくとも上記室内熱交換器と上記
第1換気用熱交換器との間に膨張弁を配設したことを特
徴としている。
【0010】上記請求項3の空気調和機によれば、暖房
運転時または冷房運転時に換気を行う場合、上記室外熱
交換器と第1換気用熱交換器との間に配設された膨張弁
を全開にし、上記室内熱交換器と第1換気用熱交換器と
の間に配設された膨張弁の開度を絞ると共に、上記換気
ユニットの第1,第2送風ファンを駆動し、圧縮機を駆
動する。そうすると、上記圧縮機から吐出された高温高
圧の冷媒は、換気ユニットの第2換気用熱交換器と室内
熱交換器とで凝縮して放熱し、室内を暖房した後、室内
熱交換器と第1換気用熱交換器との間の膨張弁で減圧さ
れて膨張する。そして、上記室内熱交換器と第1換気用
熱交換器との間の膨張弁で膨張した低圧の冷媒は、換気
ユニットの第1換気用熱交換器で一部が蒸発した後、室
外熱交換器と上記第1換気用熱交換器との間の膨張弁を
通って室外熱交換器で蒸発する。したがって、室内空気
は、換気ユニットの第1換気用熱交換器で冷やされた後
に室外に流出する一方、外気は、換気ユニットの第2換
気用熱交換器で暖められた後に室内に流入する。
【0011】また、暖房運転時に空調負荷がオーバーし
て室内が暖まらない場合、上記室内熱交換器と第1換気
用熱交換器との間に設けられた膨張弁を全開にする一
方、上記室内熱交換器と第1換気用熱交換器との間に設
けられた膨張弁を絞って、上記換気ユニットの第1,第
2換気用熱交換器を介して室内空気を循環させることに
よって、第1,第2換気用熱交換器を凝縮器として働か
せて、暖房能力の不足を補う。
【0012】したがって、上記換気ユニットを用いるこ
とによって、換気による熱損失を低減できると共に、空
気調和機の空調負荷に応じた効果的な換気が可能な空気
調和機を実現できる。なお、冷房運転時に換気を行う場
合や冷房運転時に空調負荷がオーバーした場合も、冷媒
回路を逆サイクルにすることによって、暖房運転時と同
様の効果を奏する。
【0013】また、請求項4の空気調和機は、請求項3
の空気調和機において、上記室内熱交換器と上記第1換
気用熱交換器との間の上記膨張弁の開度と上記換気ユニ
ットの第1,第2送風ファンの回転とを制御する制御装
置を備え、上記制御装置は、暖房運転時に換気を行う場
合、上記膨張弁の開度を絞ると共に、上記第1,第2送
風ファンを回転させることを特徴としている。
【0014】上記請求項4の空気調和機によれば、暖房
運転時に換気を行う場合、上記制御装置によって、上記
室内熱交換器と第1換気用熱交換器との間に配設された
膨張弁の開度を絞り、換気ユニットの第1,第2送風フ
ァンを駆動すると共に、圧縮機を駆動する。そうする
と、上記圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒は、換気
ユニットの第2換気用熱交換器で一部が凝縮し、室内熱
交換器で凝縮して放熱し、室内を暖房する。その後、上
記室内熱交換器で凝縮された冷媒は、開度が絞られた膨
張弁で膨張した後、換気ユニットの第1換気用熱交換器
と室外熱交換器とで蒸発する。そして、室内空気は、第
1送風ファンにより換気ユニットの第1換気用熱交換器
で冷やされた後に室外に流出する一方、外気は、換気ユ
ニットの第2送風ファンにより第2換気用熱交換器で暖
められた後に室内に流入する。このように、上記室内熱
交換器と第1換気用熱交換器との間に配設された膨張弁
および換気ユニットの第1,第2送風ファンを制御装置
により制御することによって、暖房運転時に必要に応じ
て効率的な換気を行うことができる。また、冷房運転時
に換気を行う場合、冷媒回路を逆サイクルにすることに
よって、暖房運転時と同様の効果を奏する。
【0015】また、請求項5の空気調和機は、請求項3
の空気調和機において、上記室外熱交換器と上記第1換
気用熱交換器との間に第1膨張弁を配設すると共に、上
記室内熱交換器と上記第1換気用熱交換器との間に第2
膨張弁を配設した空気調和機であって、上記換気ユニッ
トの上記流出通路の流出口を開閉する第1ダンパーと、
上記換気ユニットの上記流入通路の流入口を開閉する第
2ダンパーと、上記流出通路の流出口側と上記流入通路
の流入口側とをバイパスするバイパス通路と、上記バイ
パス通路を開閉する開閉部と、上記第1膨張弁,第2膨
張弁の開度と上記第1ダンパー,第2ダンパーおよび上
記開閉部の開閉と上記第1,第2送風ファンの回転とを
制御する制御装置とを備え、上記制御装置は、暖房運転
時または冷房運転時に換気を止めて運転能力を上げる場
合、上記第1膨張弁の開度を絞る一方、上記第2膨張弁
を全開にすると共に、上記第1,第2ダンパーを閉じ、
さらに、上記開閉部を開状態にして、上記換気ユニット
の第1,第2送風ファンの少なくとも一方を回転させる
ことを特徴としている。
【0016】上記請求項5の空気調和機によれば、暖房
運転時に空調負荷がオーバーして室内が暖まらない場
合、上記制御装置によって、上記室外熱交換器と第1換
気用熱交換器との間に設けられた第1膨張弁を絞る一
方、室内熱交換器と第1換気用熱交換器との間に設けら
れた第2膨張弁を全開にし、さらに、第1,第2ダンパ
ーを閉じ、上記開閉部を開状態にしてバイパス通路を開
き、上記第1,第2送風ファンの少なくとも一方を駆動
する。そうすることによって、上記換気ユニットの第
1,第2換気用熱交換器を介して室内空気を循環させ、
第1,第2換気用熱交換器を凝縮器として働かせて、暖
房能力の不足を補うことができる。また、冷房運転時に
空調負荷がオーバーして室内が冷えない場合、冷媒回路
を逆サイクルにすることによって、暖房運転時と同様の
効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の換気ユニットお
よび空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明す
る。
【0018】図1はこの発明の実施の一形態の換気ユニ
ットを用いた空気調和機の概略図であり、1は室外機、
2は上記室外機1に一端が接続された換気ユニット、
3,4は上記換気ユニット2の他端に夫々接続された室
内機である。
【0019】また、図2は上記空気調和機の回路を示し
ている。なお、図1では、図を簡単にするために2つの
室内機3,4を備えた空気調和機を示したが、図2で
は、3つの室内機を有する空気調和機を説明する。
【0020】図2において、11は圧縮機、12は上記
圧縮機11の吐出側に接続された四路弁、13は上記四
路弁12の他端に接続された室外熱交換器、14は上記
室外熱交換器13の他端に一端が接続された第1膨張
弁、15は上記第1膨張弁14の他端に一端が接続され
た第1換気用熱交換器、16A,16B,16Cは上記第1
換気用熱交換器15の他端に一端が夫々接続された第2
膨張弁、17A,17B,17Cは上記第2膨張弁16A,1
6B,16Cの他端に夫々一端が接続された室内熱交換
器、18は上記室内熱交換器17A,17B,17Cの他端
に一端が接続された第2換気用熱交換器、19は上記第
2換気用熱交換器18の他端に四路弁12を介して一端
が接続され、他端が圧縮機11の吸入側に接続されたア
キュムレータである。また、上記空気調和機は、圧縮機
11,四路弁12,第1膨張弁14および第2膨張弁16
A,16B,16C等を制御する制御装置10を備えてい
る。上記第1換気用熱交換器15の下流側に第1送風フ
ァン21を配置し、上記第2換気用熱交換器18の上流
側に第2送風ファン22を配置している。
【0021】上記第1換気用熱交換器15と第2膨張弁
16A,16B,16Cと第2換気用熱交換器18と第1送
風ファン21と第2送風ファン22とで換気ユニット2
を構成している。なお、この換気ユニット2は、複数の
室内機を室外機と接続するための分岐ユニットの構成部
(第2膨張弁16A,16B,16Cや接続配管等)と、第1,
第2換気用熱交換器15,18および第1,第2送風ファ
ン21,22とを一体に組み込んだもので、分岐ユニッ
トと換気ユニットとを兼ねている。
【0022】また、図3は上記換気ユニット2の概略図
を示しており、図3において第2膨張弁16A,16B,1
6Cや接続配管は省略している。図3に示すように、流
出通路23に室内側から第1熱交換器15,第1送風フ
ァン21とを配置し、流入通路24に室内側から第2換
気用熱交換器18,第2送風ファン22とを配置してい
る。上記第1送風ファン21は、室内側から第1換気用
熱交換器15を介して吸い込んだ空気を流出通路23の
流出口41から室外に吹き出す一方、第2送風ファン2
2は、流入通路24の流入口42から吸い込んだ外気を
第2換気用熱交換器18を介して室内に吹き出す。ま
た、上記流出通路23の流出口41に第1ダンパー31
を開閉自在に取り付けると共に、上記流入通路24の流
入口42に第2ダンパー32を開閉自在に取り付けてい
る。また、上記流出通路23の送風ファン21と流出口
41との間に、流出通路23と流入通路24とをバイパ
スするバイパス通路25を設けている。上記バイパス通
路25に、バイパス通路25を開閉する開閉部としての
第3ダンパー33を回動自在に取り付けている。図2に
示す制御装置10は、図示しない駆動部を制御すること
によって、第1,第2,第3ダンパー31,32,33の開
閉を制御する。
【0023】また、上記制御装置10は、図4に示すよ
うに、次の(1)〜(6)の場合に応じて処理を行う。な
お、図4では、第1換気用熱交換器15を熱交換器A、
第2換気用熱交換器18を熱交換器B、第1送風ファン
21を送風ファンA、第2送風ファン22を送風ファン
Bとしている。
【0024】以下、(1)〜(6)の場合について説明す
る。
【0025】(1)通常暖房運転 通常の暖房運転時、制御装置10は、第1膨張弁14を
全開する一方、第2膨張弁16A,16B,16Cの開度を
絞り減圧状態にすると共に、換気ユニット2の第1,第
2送風ファン21,22をオフし、第1,第2,第3ダン
パー31〜33(図3に示す)を閉じる。そして、上記四
路弁12を点線の切換位置に切り換えて、圧縮機11を
起動すると、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒
は、第2換気用熱交換器18を通って、室内熱交換器1
7A,17B,17Cで凝縮された後、第2膨張弁16A,1
6B,16Cで膨張し、第1換気用熱交換器15,第1膨張
弁14を通って、室外熱交換器13で蒸発し、アキュム
レータ19を介して圧縮機11の吸入側に戻る。こうし
て、室外熱交換器13で外気から吸熱し、室内熱交換器
17A,17B,17Cで室内空気を暖めて暖房する。
【0026】(2)暖房換気運転 暖房運転時に換気を行う場合、上記換気ユニット2の第
1,第2ダンパー31,32(図3に示す)および第1,第
2送風ファン21,22を除いて上記(1)と同じ暖房運
転の状態において、制御装置10は、換気ユニット2の
第1,第2ダンパー31,32を開いて、第1,第2送風
ファン21,22をオンする。そうすると、上記第2送
風ファン22により室外側から室内側に外気が流入通路
24を通って流れ、高圧冷媒の一部を凝縮する第2換気
用熱交換器18で熱交換され、室内に流入する外気が暖
まる。一方、上記第1送風ファン21により室内側から
室外側に室内空気が流出通路23を通って流れ、低圧冷
媒の一部が蒸発する第1換気用熱交換器15で熱交換さ
れ、室外に流出する室内空気を冷やし、流出する室内空
気を冷凍サイクルの熱源として利用する。
【0027】(3)暖房空調負荷オーバー 暖房運転時に空調負荷オーバーした場合、例えば上記
(2)の暖房換気運転の状態において空調負荷オーバーし
た場合、制御装置10によって、第1膨張弁14の開度
を絞り、第2膨張弁16A,16B,16Cを全開にし、換
気ユニット2の第1ダンパー31,32を閉じる一方、
第3ダンパー33を開く。そうすると、上記第1,第2
換気用熱交換器15,18で冷媒を凝縮すると共に、第
1送風ファン21により室内から第1換気用熱交換器1
5を介して吸い込まれた空気は、流出通路23からバイ
パス通路25を通って流入通路24に入り、さらに、第
2送風ファン22により吸い込まれて、第2換気用熱交
換器18を介して室内に吹き出す。このように室内の空
気を第1,第2換気用熱交換器15,18を介して循環さ
せることによって、第1,第2換気用熱交換器15,18
で室内空気を暖めて、暖房能力が向上する。
【0028】(4)通常冷房運転 通常の冷房運転時、制御装置10は、第1膨張弁14を
全開する一方、第2膨張弁16A,16B,16Cの開度を
絞り減圧状態にすると共に、換気ユニット2の第1,第
2送風ファン21,22をオフし、第1,第2,第3ダン
パー31〜33(図3に示す)を閉じる。そして、上記四
路弁12を実線の切換位置に切り換えて、圧縮機11を
起動すると、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒
は、四路弁12を通って、室外熱交換器13で凝縮し、
全開の第1膨張弁14と第1換気用熱交換器15とを通
り、第2膨張弁16A,16B,16Cで膨張し、室内熱交
換器17A,17B,17Cで蒸発した後、第2換気用熱交
換器18,四路弁12およびアキュムレータ19を介し
て圧縮機11の吸入側に戻る。こうして、室外熱交換器
13で外気に放熱し、室内熱交換器17A,17B,17C
で室内空気を冷やして冷房する。
【0029】(5)冷房換気運転 冷房運転時に換気を行う場合、上記換気ユニット2の第
1,第2送風ファン21,22を除いて上記(4)と同じ暖
房運転の状態において、制御装置10は、換気ユニット
2の第1,第2ダンパー31,32(図3に示す)を開い
て、第1,第2送風ファン21,22をオンする。そうす
ると、上記第2送風ファン22により室外側から室内側
に外気が流入通路24を通って流れ、低圧冷媒が蒸発す
る第2換気用熱交換器18で熱交換され、室内に流入す
る外気を冷やし、流入する外気を冷凍サイクルの熱源と
して利用する。一方、上記第1送風ファン21により室
内側から室外側に室内空気が流出通路24を通って流
れ、高圧冷媒の一部が凝縮する第1換気用熱交換器15
で熱交換され、室外に流出する室内空気を暖める。
【0030】(6)冷房空調負荷オーバー 冷房運転時に空調負荷オーバーした場合、例えば上記
(5)の冷房換気運転の状態において空調負荷オーバーし
た場合、制御装置10によって、第1膨張弁14の開度
を絞り、第2膨張弁16A,16B,16Cを全開にし、換
気ユニット2の第1ダンパー31,32を閉じる一方、
第3ダンパー33を開く。そうすると、上記第1,第2
換気用熱交換器15,18で冷媒を蒸発させると共に、
第1送風ファン21により室内から第1換気用熱交換器
15を介して吸い込まれた空気は、流出通路23からバ
イパス通路25を通って流入通路24に入り、さらに、
第2送風ファン22により吸い込まれて、第2換気用熱
交換器18を介して室内に吹き出す。このようにして、
室内の空気を第1,第2換気用熱交換器15,18を介し
て循環させることによって、第1,第2換気用熱交換器
15,18で室内空気を冷やし、冷房能力が向上する。
【0031】このように、暖房運転時に換気を行う場
合、室内に流入する外気を凝縮器としての第1換気用熱
交換器15で暖め、室外に流出する室内空気から蒸発器
としての第2換気用熱交換器18で冷凍サイクルの熱回
収をする一方、冷房運転時に換気を行う場合、室外に流
出する室内空気から凝縮器としての第2換気用熱交換器
18で暖め、室内に流入する外気を蒸発器としての第1
換気用熱交換器15で冷凍サイクルの熱回収をすること
によって、換気による熱損失を低減できる換気ユニット
を提供することができる。
【0032】また、上記第1換気用熱交換器15,第1
送風ファン21,第2換気用熱交換器18および第2送
風ファン22を、空気調和機の室外機と複数の室内機と
を接続する分岐ユニットに組み込んで一体化することに
よって、メンテナンスが容易になると共に、装置の小型
化することができる。
【0033】また、上記圧縮機11と、室外熱交換器1
2と、換気ユニット2の第1換気用熱交換器15と、室
内熱交換器17A,17B,17Cと、換気ユニット2の第
2換気用熱交換器18とを環状に接続して冷媒回路を構
成し、室内熱交換器17A,17B,17Cと第1換気用熱
交換器15との間に第2膨張弁16A,16B,16Cを配
設することによって、換気による熱損失を低減できると
共に、空調負荷に応じた効果的な換気ができる空気調和
機を実現することができる。
【0034】また、上記室内熱交換器17A,17B,17
Cと換気ユニット2の第1換気用熱交換器15との間の
第2膨張弁16A,16B,16Cおよび換気ユニット2の
第1,第2送風ファン21,22を制御装置10により制
御することによって、例えば、運転中に所定時間毎に自
動的に換気を行ったり、室内空気の二酸化炭素濃度や汚
染度に応じて換気を行ったりして、暖房運転時または冷
房運転時に必要に応じて効率的な換気を行うことができ
る。
【0035】また、暖房運転時に空調負荷がオーバーし
て室内が暖まらない場合、制御装置10によって、室内
熱交換器17A,17B,17Cと第1換気用熱交換器15
との間に設けられた第2膨張弁16A,16B,16Cを全
開にする一方、上記室外熱交換器13と第1換気用熱交
換器15との間に設けられた第1膨張弁14を絞って、
さらに、第1,第2ダンパー31,32を閉じ、上記第3
ダンパー33を開状態にしてバイパス通路25を開き、
上記第1,第2送風ファン21,22を駆動して、換気ユ
ニット2の第1,第2換気用熱交換器15,18を介して
室内空気を循環させることによって、第1,第2換気用
熱交換器15,18を凝縮器として働かせて、暖房能力
の不足を補うことができる。一方、冷房運転時に空調負
荷がオーバーして室内が冷えない場合、冷媒回路を暖房
運転時と逆サイクルで運転することによって、第1,第
2換気用熱交換器15,18を蒸発器として働かせて、
冷房能力の不足を補うことができる。
【0036】上記実施の形態では、室外熱交換器13と
第1換気用熱交換器15との間に第1膨張弁14を配設
し、室内熱交換器17A,17B,17Cとの間に第2膨張
弁16A,16B,16Cを配設したが、室外熱交換器と第
1換気用熱交換器との間に膨張弁を配設せず、室内熱交
換器と第1換気用熱交換器との間に膨張弁を配設したも
のでもよい。この場合、換気ユニットによる室内空気の
循環を行わないので、換気ユニットにバイパス通路やそ
のバイパス通路を開閉する開閉部に設ける必要はない。
【0037】また、上記実施の形態では、3つの室内機
を備えたマルチ型空気調和機について説明したが、室内
機が1つの空気調和機にこの発明を適用してもよい。
【0038】また、上記実施の形態では、換気ユニット
2が分岐ユニットを兼ねたが、換気ユニットと分岐ユニ
ットは別々でもよい。
【0039】さらに、上記実施の形態では、換気ユニッ
ト2の第1,第2送風ファン21,22をオンオフのみし
たが、オン時に回転数を変えることが可能な第1,第2
送風ファンを用いて換気量を制御してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の換気ユニットは、流出通路に配置された第1換気用
熱交換器と、上記流出通路に配置され、室内空気を室内
側から室外側に第1換気用熱交換器を介して流出させる
第1送風ファンと、流入通路に配置された第2換気用熱
交換器と、上記流入通路に配置され、外気を室外側から
室内側に第2換気用熱交換器を介して流入させる第2送
風ファンとを備えたものである。
【0041】したがって、請求項1の発明の換気ユニッ
トによれば、暖房運転時、上記第1換気用熱交換器を冷
媒回路の蒸発器とし、上記第2換気用熱交換器を冷媒回
路の凝縮器として用い、室内に流入する外気を第2換気
用熱交換器で暖め、室外に流出する室内空気を第1換気
用熱交換器で冷凍サイクルの熱回収をすることによっ
て、換気による熱損失を低減できる。また、冷房運転
時、上記第1換気用熱交換器を冷媒の凝縮器とし、上記
第2換気用熱交換器を冷媒の蒸発器として用い、室外に
流出する室内空気を第1換気用熱交換器で暖め、室内に
流入する外気から第2換気用熱交換器で冷凍サイクルの
熱回収をすることによって、換気による熱損失を低減す
ることができる。
【0042】また、請求項2の発明の換気ユニットによ
れば、請求項1の換気ユニットにおいて、空気調和機の
室外機と複数の室内機とを接続する分岐ユニットに、上
記第1,第2換気用熱交換器および上記第1,第2送風フ
ァンを組み込んで一体化することによって、メンテナン
スが容易になると共に、装置の小型化することができ
る。
【0043】また、請求項3の発明の空気調和機によれ
ば、請求項1または2の換気ユニットを用いた空気調和
機であって、暖房運転時または冷房運転時に換気を行う
場合、上記換気ユニットの第1換気用熱交換器を蒸発器
として室内空気を冷やした後に第1送風ファンにより室
外に流出する一方、換気ユニットの第2換気用熱交換器
を凝縮器として外気を暖めた後に室内に流入して換気を
行い、また、暖房運転時に空調負荷がオーバーして室内
が暖まらない場合(または冷房運転時に空調負荷がオー
バーして室内が冷えない場合)、上記換気ユニットの第
1,第2換気用熱交換器を介して室内空気を循環させる
ことによって、第1,第2換気用熱交換器を凝縮器(また
は蒸発器)として働かせて、暖房能力(または冷房能力)
の不足を補う。したがって、上記換気ユニットを用いる
ことによって、換気による熱損失を低減できると共に、
空気調和機の空調負荷に応じた効果的な換気が可能な空
気調和機を実現することができる。
【0044】また、請求項4の発明の空気調和機によれ
ば、請求項3の空気調和機において、上記室内熱交換器
と第1換気用熱交換器との間の膨張弁および上記換気ユ
ニットの第1,第2送風ファンを制御装置により制御し
て、暖房運転時に換気を行う場合(または冷房運転時に
換気を行う場合)、上記室内熱交換器と第1換気用熱交
換器との間に配設された膨張弁の開度を絞ると共に、上
記第1,第2送風ファンを回転させるので、暖房運転時
(または冷房運転時)に必要に応じて効率的な換気を行う
ことができる。
【0045】また、請求項5の発明の空気調和機によれ
ば、請求項3の空気調和機において、制御装置は、暖房
運転時に換気を止めて運転能力を上げる場合(または冷
房運転時に換気を止めて運転能力を上げる場合)、上記
室外熱交換器と第1換気用熱交換器との間に配設された
第1膨張弁の開度を絞る一方、上記室内熱交換器と第1
換気用熱交換器との間に配設された第2膨張弁を全開に
すると共に、上記流出通路と流入通路を第1,第2ダン
パーにより閉じ、さらに、上記開閉部を開状態にして、
流出通路と流入通路をバイパスするバイパス通路を開い
て、上記第1,第2送風ファンの少なくとも一方を回転
させるので、上記換気ユニットの第1,第2換気用熱交
換器を介して室内空気を循環させ、第1,第2換気用熱
交換器を凝縮器(または蒸発器)として働かせて、暖房能
力(または冷房能力)の不足を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の換気ユニッ
トを用いた空気調和機の概略図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の回路図である。
【図3】 図3は上記換気ユニットの概略構成図であ
る。
【図4】 図4は上記空気調和機の運転状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…室外機、2…換気ユニット、3,4…室内機、10
…制御装置、11…圧縮機、12…四路弁、13…室外
熱交換器、14…第1膨張弁、15…第1換気用熱交換
器、16A,16B,16C…室内熱交換器、17A,17B,
17C…室内熱交換器、18…第2換気用熱交換器、1
9…アキュムレータ、21…第1送風ファン、22…第
2送風ファン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流出通路(23)に配置された第1換気用
    熱交換器(15)と、 上記流出通路(23)に配置され、室内空気を室内側から
    室外側に上記第1換気用熱交換器(15)を介して流出さ
    せる第1送風ファン(21)と、 流入通路(24)に配置された第2換気用熱交換器(18)
    と、 上記流入通路(24)に配置され、外気を室外側から室内
    側に上記第2換気用熱交換器(18)を介して流入させる
    第2送風ファン(22)とを備えたことを特徴とする換気
    ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の換気ユニットにおい
    て、 上記第1,第2換気用熱交換器(15,18)および上記第
    1,第2送風ファン(21,22)を分岐ユニットに組み込
    んだことを特徴とする換気ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の換気ユニット
    を用いた空気調和機であって、 圧縮機(11)と、室外熱交換器(13)と、上記換気ユニ
    ット(2)の第1換気用熱交換器(15)と、室内熱交換器
    (17A〜17C)と、上記換気ユニット(2)の第2換気用
    熱交換器(18)とを環状に接続して構成された冷媒回路
    を有し、 上記室外熱交換器(13)と上記第1換気用熱交換器(1
    5)との間または上記室内熱交換器(17A〜17C)と上
    記第1換気用熱交換器(15)との間のうちの少なくとも
    上記室内熱交換器(17A〜17C)と上記第1換気用熱交
    換器(15)との間に膨張弁(16A〜16C)を配設したこ
    とを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気調和機において、 上記室内熱交換器(17A〜17C)と上記第1換気用熱交
    換器(15)との間の上記膨張弁(16A〜16C)の開度と
    上記換気ユニット(2)の第1,第2送風ファン(22)の
    回転とを制御する制御装置(10)を備え、 上記制御装置(10)は、暖房運転時または冷房運転時に
    換気を行う場合、上記膨張弁(16A〜16C)の開度を絞
    ると共に、上記第1,第2送風ファン(22)を回転させ
    ることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の空気調和機において、 上記室外熱交換器(13)と上記第1換気用熱交換器(1
    5)との間に第1膨張弁(14)を配設すると共に、上記
    室内熱交換器(17A〜17C)と上記第1換気用熱交換器
    (15)との間に第2膨張弁(16A〜16C)を配設した空
    気調和機であって、 上記換気ユニット(2)の上記流出通路(23)の流出口を
    開閉する第1ダンパー(31)と、 上記換気ユニット(2)の上記流入通路(24)の流入口を
    開閉する第2ダンパー(32)と、 上記流出通路(23)の流出口側と上記流入通路(24)の
    流入口側とをバイパスするバイパス通路(25)と、 上記バイパス通路(25)を開閉する開閉部(33)と、 上記第1膨張弁(14),第2膨張弁(16A〜16C)の開
    度と上記第1ダンパー(31),第2ダンパー(32)およ
    び上記開閉部(33)の開閉と上記第1,第2送風ファン
    (22)の回転とを制御する制御装置(10)とを備え、 上記制御装置(10)は、暖房運転時または冷房運転時に
    換気を止めて運転能力を上げる場合、上記第1膨張弁
    (14)の開度を絞る一方、上記第2膨張弁(16A〜16
    C)を全開にすると共に、上記第1,第2ダンパー(31,
    32)を閉じ、さらに、上記開閉部(33)を開状態にし
    て、上記換気ユニット(2)の第1,第2送風ファン(2
    2)の少なくとも一方を回転させることを特徴とする空
    気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106907776A (zh) * 2017-03-30 2017-06-30 广东美的制冷设备有限公司 空调器室内机
JP2017172901A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社長府製作所 換気装置

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JP2017172901A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社長府製作所 換気装置
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