JP2000149703A - 多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器 - Google Patents
多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器Info
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- JP2000149703A JP2000149703A JP10324698A JP32469898A JP2000149703A JP 2000149703 A JP2000149703 A JP 2000149703A JP 10324698 A JP10324698 A JP 10324698A JP 32469898 A JP32469898 A JP 32469898A JP 2000149703 A JP2000149703 A JP 2000149703A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のメニューの中から所定の項目を選択し
て使用する電子機器に使用されて、希望する項目を簡単
かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れた
多回路プッシュオンスイッチを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 スイッチ基台12上に配設された二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bと、この上部
を覆って上下動可能に配された操作釦16からなる三回
路プッシュオンスイッチ11において、操作釦16の両
側の所定範囲を押圧操作して各単体プッシュオンスイッ
チ14A,14Bを個別にオン状態にできると共に、中
間部の所定の範囲を押圧操作して二つの単体プッシュオ
ンスイッチ14A,14Bを同時にオン状態にすること
ができる。
て使用する電子機器に使用されて、希望する項目を簡単
かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れた
多回路プッシュオンスイッチを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 スイッチ基台12上に配設された二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bと、この上部
を覆って上下動可能に配された操作釦16からなる三回
路プッシュオンスイッチ11において、操作釦16の両
側の所定範囲を押圧操作して各単体プッシュオンスイッ
チ14A,14Bを個別にオン状態にできると共に、中
間部の所定の範囲を押圧操作して二つの単体プッシュオ
ンスイッチ14A,14Bを同時にオン状態にすること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に使
用されて、押圧操作により複数の電気信号を発生する多
回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器
に関するものである。
用されて、押圧操作により複数の電気信号を発生する多
回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用される多回路プッシュオンス
イッチは、殆どが二回路プッシュオンスイッチであり、
その技術について、図面を用いて説明する。
イッチは、殆どが二回路プッシュオンスイッチであり、
その技術について、図面を用いて説明する。
【0003】図11は複数の電気信号を発生する従来の
多回路プッシュオンスイッチとしての二回路プッシュオ
ンスイッチの部分断面の正面図、図12はこれを用いた
携帯電話装置の外観斜視図である。
多回路プッシュオンスイッチとしての二回路プッシュオ
ンスイッチの部分断面の正面図、図12はこれを用いた
携帯電話装置の外観斜視図である。
【0004】この二回路のプッシュオンスイッチ1は、
図11に示すように、樹脂製のスイッチ基板2の上に所
定の間隔を空けて配設された二組の固定接点3A,3B
および3C,3Dの上に弾性金属薄板からなるほぼ同一
反転ストローク・同一反転動作力のドーム状可動接点4
A,4Bを載せて形成した二つの自力復帰型の単体プッ
シュオンスイッチ5A,5Bを、スイッチ基板2中央の
支持部2Aで回動可能に支持された操作釦6の上面を押
圧操作することにより、それぞれ個別にオン状態とさせ
るように構成されている。
図11に示すように、樹脂製のスイッチ基板2の上に所
定の間隔を空けて配設された二組の固定接点3A,3B
および3C,3Dの上に弾性金属薄板からなるほぼ同一
反転ストローク・同一反転動作力のドーム状可動接点4
A,4Bを載せて形成した二つの自力復帰型の単体プッ
シュオンスイッチ5A,5Bを、スイッチ基板2中央の
支持部2Aで回動可能に支持された操作釦6の上面を押
圧操作することにより、それぞれ個別にオン状態とさせ
るように構成されている。
【0005】そして、この二回路プッシュオンスイッチ
1が携帯電話装置7等に使用される場合には、図12に
示すように、別の単独プッシュオンスイッチ8と組み合
せて使用されることが多い。
1が携帯電話装置7等に使用される場合には、図12に
示すように、別の単独プッシュオンスイッチ8と組み合
せて使用されることが多い。
【0006】その使用方法について説明すると、まず、
携帯電話装置7の使用開始時に、その液晶表示部9に複
数の機能項目メニューが所定の配列順序で表示され、二
回路プッシュオンスイッチ1の操作釦6の左上面6Aま
たは右上面6Bを押圧して単体プッシュオンスイッチ5
Aまたは5Bをオン状態とすることにより表示画面(図
示せず)中の機能項目メニューを希望する項目の位置ま
で上下に移動させて目的の項目を選択し、例えば“発
信”の位置で単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作し
て決定し、次に、液晶表示部9には複数の発信相手先メ
ニューが所定の配列順序で表示され、再度、二回路プッ
シュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作して発信相手
先メニューを希望する相手先の位置まで上下に移動させ
て選択し、その相手先の位置で再度、単独プッシュオン
スイッチ8を押圧操作して決定し、この後、相手先に対
して発呼信号を送るものである。
携帯電話装置7の使用開始時に、その液晶表示部9に複
数の機能項目メニューが所定の配列順序で表示され、二
回路プッシュオンスイッチ1の操作釦6の左上面6Aま
たは右上面6Bを押圧して単体プッシュオンスイッチ5
Aまたは5Bをオン状態とすることにより表示画面(図
示せず)中の機能項目メニューを希望する項目の位置ま
で上下に移動させて目的の項目を選択し、例えば“発
信”の位置で単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作し
て決定し、次に、液晶表示部9には複数の発信相手先メ
ニューが所定の配列順序で表示され、再度、二回路プッ
シュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作して発信相手
先メニューを希望する相手先の位置まで上下に移動させ
て選択し、その相手先の位置で再度、単独プッシュオン
スイッチ8を押圧操作して決定し、この後、相手先に対
して発呼信号を送るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、多回路
プッシュオンスイッチとしての二回路プッシュオンスイ
ッチ1が、複数の選択項目を有するメニューの中から所
定の選択項目を選択して使用する携帯電話装置7等の電
子機器に使用される場合の操作方法は、まず、二回路プ
ッシュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作して複数の
選択項目の中から所定の選択項目を選択し、その後に別
の単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作して決定し、
次のステップの選択に当たっては、再度、二回路プッシ
ュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作し、その決定の
ために、また単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作す
る必要があり、操作する人は、二回路プッシュオンスイ
ッチ1の操作釦6と単独プッシュオンスイッチ8の間を
指を大きく移動させながら操作しなければならないの
で、操作性が悪いという課題があった。
プッシュオンスイッチとしての二回路プッシュオンスイ
ッチ1が、複数の選択項目を有するメニューの中から所
定の選択項目を選択して使用する携帯電話装置7等の電
子機器に使用される場合の操作方法は、まず、二回路プ
ッシュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作して複数の
選択項目の中から所定の選択項目を選択し、その後に別
の単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作して決定し、
次のステップの選択に当たっては、再度、二回路プッシ
ュオンスイッチ1の操作釦6を押圧操作し、その決定の
ために、また単独プッシュオンスイッチ8を押圧操作す
る必要があり、操作する人は、二回路プッシュオンスイ
ッチ1の操作釦6と単独プッシュオンスイッチ8の間を
指を大きく移動させながら操作しなければならないの
で、操作性が悪いという課題があった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、複数の選択項目を有するメニューの中か
ら所定の選択項目を選択して使用する電子機器に使用さ
れて、希望する項目を簡単かつ迅速に選択・決定するこ
とができる操作性の優れた電子部品としての多回路プッ
シュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器を提供す
ることを目的とする。
るものであり、複数の選択項目を有するメニューの中か
ら所定の選択項目を選択して使用する電子機器に使用さ
れて、希望する項目を簡単かつ迅速に選択・決定するこ
とができる操作性の優れた電子部品としての多回路プッ
シュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の多回路プッシュオンスイッチは、所定の間隔
をあけてスイッチ基台上に配設された二つの自力復帰型
の単体プッシュオンスイッチと、この二つの単体プッシ
ュオンスイッチの上部を覆って上下動可能に配された操
作釦からなり、操作釦上面の所定範囲を押圧操作するこ
とにより各単体プッシュオンスイッチを個別にオン状態
にできると共に、二つの単体プッシュオンスイッチの中
間部上面の所定の範囲を押圧操作することにより、二つ
の単体プッシュオンスイッチを同時にオン状態にするこ
とができるようにするものである。
に本発明の多回路プッシュオンスイッチは、所定の間隔
をあけてスイッチ基台上に配設された二つの自力復帰型
の単体プッシュオンスイッチと、この二つの単体プッシ
ュオンスイッチの上部を覆って上下動可能に配された操
作釦からなり、操作釦上面の所定範囲を押圧操作するこ
とにより各単体プッシュオンスイッチを個別にオン状態
にできると共に、二つの単体プッシュオンスイッチの中
間部上面の所定の範囲を押圧操作することにより、二つ
の単体プッシュオンスイッチを同時にオン状態にするこ
とができるようにするものである。
【0010】これにより、複数の選択項目を有するメニ
ューの中から所定の選択項目を選択して使用する電子機
器に使用されて、希望する項目を簡単かつ迅速に選択・
決定することができる操作性の優れた電子部品を得るこ
とができる。
ューの中から所定の選択項目を選択して使用する電子機
器に使用されて、希望する項目を簡単かつ迅速に選択・
決定することができる操作性の優れた電子部品を得るこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、所定の間隔をあけて基台上に配設された、同一動作
ストローク・同一動作力の二つの自力復帰型の単体プッ
シュオンスイッチと、この二つの単体プッシュオンスイ
ッチの上部を覆って上下動可能に配され、上記二つの単
体プッシュオンスイッチのそれぞれに対する押圧部を下
面に有した操作釦からなり、この操作釦上面の上記各単
体プッシュオンスイッチ近傍の所定範囲を押圧操作する
ことにより上記各単体プッシュオンスイッチを個別にオ
ン状態にできると共に、上記二つの単体プッシュオンス
イッチの中間部上面の所定の範囲を押圧操作することに
より、上記二つの単体プッシュオンスイッチを同時にオ
ン状態にすることができるものであり、操作釦上面の各
単体プッシュオンスイッチ近傍の所定範囲を押圧操作す
ることにより、各単体プッシュオンスイッチを個別にオ
ン状態にしてそれぞれ電気信号を発生し、また、二つの
単体プッシュオンスイッチの中間部上面の所定の範囲を
押圧操作することにより、二つの単体プッシュオンスイ
ッチを同時にオン状態にして上記とは別の電気信号を発
生することができるので、一つの操作釦上面の押圧操作
する位置を変えるだけで、三種類の電気信号を出力する
ことができる操作性の優れた電子部品としての多回路プ
ッシュオンスイッチを実現することができるという作用
を有する。
は、所定の間隔をあけて基台上に配設された、同一動作
ストローク・同一動作力の二つの自力復帰型の単体プッ
シュオンスイッチと、この二つの単体プッシュオンスイ
ッチの上部を覆って上下動可能に配され、上記二つの単
体プッシュオンスイッチのそれぞれに対する押圧部を下
面に有した操作釦からなり、この操作釦上面の上記各単
体プッシュオンスイッチ近傍の所定範囲を押圧操作する
ことにより上記各単体プッシュオンスイッチを個別にオ
ン状態にできると共に、上記二つの単体プッシュオンス
イッチの中間部上面の所定の範囲を押圧操作することに
より、上記二つの単体プッシュオンスイッチを同時にオ
ン状態にすることができるものであり、操作釦上面の各
単体プッシュオンスイッチ近傍の所定範囲を押圧操作す
ることにより、各単体プッシュオンスイッチを個別にオ
ン状態にしてそれぞれ電気信号を発生し、また、二つの
単体プッシュオンスイッチの中間部上面の所定の範囲を
押圧操作することにより、二つの単体プッシュオンスイ
ッチを同時にオン状態にして上記とは別の電気信号を発
生することができるので、一つの操作釦上面の押圧操作
する位置を変えるだけで、三種類の電気信号を出力する
ことができる操作性の優れた電子部品としての多回路プ
ッシュオンスイッチを実現することができるという作用
を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、操作釦を上記二つの単体プッシュオン
スイッチの中心を結ぶ中心線の一方側へ平行に拡張した
形状とし、拡張部先端の両側の被支持部を上記二つの単
体プッシュオンスイッチが同時にオン状態となる範囲以
上の間隔の支持部により上記中心線と平行な回動軸を中
心として回動可能に支持し、上記各支持部において上記
操作釦両側の上記被支持部が所定の範囲で上下動可能と
したものであり、請求項1に記載の発明による作用に加
えて、操作釦の拡張部先端の両側を回動可能に支持する
ことにより、操作釦の上面を押圧操作する際の動作が安
定すると共に、二つの単体プッシュオンスイッチが同時
にオン状態となる押圧部分が、二つの単体プッシュオン
スイッチの中間部と操作釦の拡張部先端の中間部の間の
広い範囲になるという作用を有する。
の発明において、操作釦を上記二つの単体プッシュオン
スイッチの中心を結ぶ中心線の一方側へ平行に拡張した
形状とし、拡張部先端の両側の被支持部を上記二つの単
体プッシュオンスイッチが同時にオン状態となる範囲以
上の間隔の支持部により上記中心線と平行な回動軸を中
心として回動可能に支持し、上記各支持部において上記
操作釦両側の上記被支持部が所定の範囲で上下動可能と
したものであり、請求項1に記載の発明による作用に加
えて、操作釦の拡張部先端の両側を回動可能に支持する
ことにより、操作釦の上面を押圧操作する際の動作が安
定すると共に、二つの単体プッシュオンスイッチが同時
にオン状態となる押圧部分が、二つの単体プッシュオン
スイッチの中間部と操作釦の拡張部先端の中間部の間の
広い範囲になるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、通常状態において、操作釦両側の被支
持部がその上下動可能範囲の下端にあるように、上記単
体プッシュオンスイッチの動作力よりも小さい力で下方
に付勢されたものであり、請求項2に記載の発明による
作用に加えて、操作釦のガタツキがなく、良好な操作感
の多回路プッシュオンスイッチを実現できるという作用
を有する。
の発明において、通常状態において、操作釦両側の被支
持部がその上下動可能範囲の下端にあるように、上記単
体プッシュオンスイッチの動作力よりも小さい力で下方
に付勢されたものであり、請求項2に記載の発明による
作用に加えて、操作釦のガタツキがなく、良好な操作感
の多回路プッシュオンスイッチを実現できるという作用
を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、二つの単体プッシ
ュオンスイッチを個別にオン状態にする場合および上記
二つの単体プッシュオンスイッチを同時にオン状態にす
る場合に押圧操作する位置を指示するように、操作釦の
上面に窪みまたは突部を設けたものであり、この多回路
プッシュオンスイッチを操作する人が、容易に操作釦上
の所定の位置を押圧操作して所定の単体プッシュオンス
イッチをオン状態にさせ、それぞれの場合に対応した電
気信号を発生させることができるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、二つの単体プッシ
ュオンスイッチを個別にオン状態にする場合および上記
二つの単体プッシュオンスイッチを同時にオン状態にす
る場合に押圧操作する位置を指示するように、操作釦の
上面に窪みまたは突部を設けたものであり、この多回路
プッシュオンスイッチを操作する人が、容易に操作釦上
の所定の位置を押圧操作して所定の単体プッシュオンス
イッチをオン状態にさせ、それぞれの場合に対応した電
気信号を発生させることができるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、二つの単体プッシュオンスイッチを個
別にオン状態にする場合および上記二つの単体プッシュ
オンスイッチを同時にオン状態にする場合に押圧操作す
るのに最適な位置として操作釦の上面に設ける窪みまた
は突部の中心位置が、上方から見て、上記二つの単体プ
ッシュオンスイッチの中心を通り上記二つの単体プッシ
ュオンスイッチの中心線に垂直な直線上またはこれより
も外方の両側、および上記二つの単体プッシュオンスイ
ッチの中間で、しかも上記二つの単体プッシュオンスイ
ッチの中心線上またはこれよりも回動軸に近い部分であ
るものであり、請求項4に記載の発明による作用に加え
て、この多回路プッシュオンスイッチを操作する人が、
所定の単体プッシュオンスイッチをオン状態にさせるの
に最適な位置を押圧操作して、それぞれの場合に対応し
た電気信号を確実に発生させることができるという作用
を有する。
の発明において、二つの単体プッシュオンスイッチを個
別にオン状態にする場合および上記二つの単体プッシュ
オンスイッチを同時にオン状態にする場合に押圧操作す
るのに最適な位置として操作釦の上面に設ける窪みまた
は突部の中心位置が、上方から見て、上記二つの単体プ
ッシュオンスイッチの中心を通り上記二つの単体プッシ
ュオンスイッチの中心線に垂直な直線上またはこれより
も外方の両側、および上記二つの単体プッシュオンスイ
ッチの中間で、しかも上記二つの単体プッシュオンスイ
ッチの中心線上またはこれよりも回動軸に近い部分であ
るものであり、請求項4に記載の発明による作用に加え
て、この多回路プッシュオンスイッチを操作する人が、
所定の単体プッシュオンスイッチをオン状態にさせるの
に最適な位置を押圧操作して、それぞれの場合に対応し
た電気信号を確実に発生させることができるという作用
を有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、単体プッシュオン
スイッチが、スイッチ基台上に配設された固定接点の上
に弾性金属薄板製のドーム形状可動接点を配したもので
あるものであり、安価で高さ寸法が小さい多回路プッシ
ュオンスイッチを実現できるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、単体プッシュオン
スイッチが、スイッチ基台上に配設された固定接点の上
に弾性金属薄板製のドーム形状可動接点を配したもので
あるものであり、安価で高さ寸法が小さい多回路プッシ
ュオンスイッチを実現できるという作用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、下面に粘着剤を塗布した可撓性フィル
ムで、上記各単体プッシュオンスイッチのドーム形状可
動接点の上面を覆ったものであり、請求項6に記載の発
明による作用に加えて、防塵性能が優れた多回路プッシ
ュオンスイッチとすることができるという作用を有す
る。
の発明において、下面に粘着剤を塗布した可撓性フィル
ムで、上記各単体プッシュオンスイッチのドーム形状可
動接点の上面を覆ったものであり、請求項6に記載の発
明による作用に加えて、防塵性能が優れた多回路プッシ
ュオンスイッチとすることができるという作用を有す
る。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項2〜7の
いずれか一つに記載の発明において、二つの単体プッシ
ュオンスイッチを配設する基台を、使用電子機器の配線
基板の一部とし、操作釦を回動可能で上下動可能に支持
する支持部を、使用電子機器のケースと一体に形成した
ものであり、本発明の多回路プッシュオンスイッチを使
用した電子機器を、安価でコンパクトに形成することが
できるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、二つの単体プッシ
ュオンスイッチを配設する基台を、使用電子機器の配線
基板の一部とし、操作釦を回動可能で上下動可能に支持
する支持部を、使用電子機器のケースと一体に形成した
ものであり、本発明の多回路プッシュオンスイッチを使
用した電子機器を、安価でコンパクトに形成することが
できるという作用を有する。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれか一つに記載の多回路プッシュオンスイッチと、
この多回路プッシュオンスイッチの操作釦を押圧操作し
て一定時間内に二つの単体プッシュオンスイッチがオン
状態となった時に、どちらの単体プッシュオンスイッチ
がオン状態となった時の電気信号とも異なる他の電気信
号として処理するための時間測定手段を用いたスイッチ
ング認識手段を備えたものであり、多回路プッシュオン
スイッチの一つの操作釦を押圧操作して三つの電気信号
を検知して出力することができる、三段階の操作機能を
備えた電子機器を実現できるという作用を有する。
いずれか一つに記載の多回路プッシュオンスイッチと、
この多回路プッシュオンスイッチの操作釦を押圧操作し
て一定時間内に二つの単体プッシュオンスイッチがオン
状態となった時に、どちらの単体プッシュオンスイッチ
がオン状態となった時の電気信号とも異なる他の電気信
号として処理するための時間測定手段を用いたスイッチ
ング認識手段を備えたものであり、多回路プッシュオン
スイッチの一つの操作釦を押圧操作して三つの電気信号
を検知して出力することができる、三段階の操作機能を
備えた電子機器を実現できるという作用を有する。
【0020】請求項10に記載の発明は、本体表示部に
表示された複数の選択項目を所定の配列関係で包含する
メニューに対して、操作釦の上面の所定の範囲を押圧操
作して二つの単体プッシュオンスイッチのいずれか一方
のみをオン状態にすることにより、上記複数の選択項目
を所定の方向に移動させるように第一または第二の状態
を示す電気信号を発生し、上記操作釦の上面の上記二つ
の単体プッシュオンスイッチの中間部上面の所定の範囲
を押圧操作して上記二つの単体プッシュオンスイッチを
同時にオン状態にすることにより、上記移動後の選択項
目の決定を行なうように第三の状態を示す電気信号を発
生するようにした請求項9記載の多回路プッシュオンス
イッチを用いた電子機器としたものであり、複数の選択
項目を有するメニューの中から希望する選択項目を簡単
かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れた
電子機器を実現することができるという作用を有する。
表示された複数の選択項目を所定の配列関係で包含する
メニューに対して、操作釦の上面の所定の範囲を押圧操
作して二つの単体プッシュオンスイッチのいずれか一方
のみをオン状態にすることにより、上記複数の選択項目
を所定の方向に移動させるように第一または第二の状態
を示す電気信号を発生し、上記操作釦の上面の上記二つ
の単体プッシュオンスイッチの中間部上面の所定の範囲
を押圧操作して上記二つの単体プッシュオンスイッチを
同時にオン状態にすることにより、上記移動後の選択項
目の決定を行なうように第三の状態を示す電気信号を発
生するようにした請求項9記載の多回路プッシュオンス
イッチを用いた電子機器としたものであり、複数の選択
項目を有するメニューの中から希望する選択項目を簡単
かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れた
電子機器を実現することができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明した構
成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明
を省略する。
を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明した構
成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明
を省略する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による多回路プッシュオンスイッチとしての三
回路プッシュオンスイッチの外観斜視図、図2は同部分
断面の正面図、図3は同部分断面の側面図、図4は同分
解斜視図である。
施の形態による多回路プッシュオンスイッチとしての三
回路プッシュオンスイッチの外観斜視図、図2は同部分
断面の正面図、図3は同部分断面の側面図、図4は同分
解斜視図である。
【0023】同図に示すように、この三回路プッシュオ
ンスイッチ11は、樹脂製のスイッチ基台12の上面端
部に所定の間隔を空けて配設された二組の固定接点3
A,3Bおよび3C,3Dの上に弾性金属薄板からなる
ほぼ同一反転ストローク・同一反転動作力のドーム状可
動接点4A,4Bを載せ、その上面を下面に粘着剤を塗
布した可撓性フィルム13A,13Bで覆った二つの自
力復帰型の単体プッシュオンスイッチ14A,14B
と、この単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの上
面を多い、スイッチ基台12の二つのプッシュオンスイ
ッチ14A,14Bの配置側とは反対側の端部両側の支
持部の長孔15A,15Bにより、その被支持部16
A,16Bを回動可能に支持されると共に二つの単体プ
ッシュオンスイッチ14A,14Bのそれぞれに対応す
る押圧部16C,16Dを下面に有する操作釦16から
なっている。
ンスイッチ11は、樹脂製のスイッチ基台12の上面端
部に所定の間隔を空けて配設された二組の固定接点3
A,3Bおよび3C,3Dの上に弾性金属薄板からなる
ほぼ同一反転ストローク・同一反転動作力のドーム状可
動接点4A,4Bを載せ、その上面を下面に粘着剤を塗
布した可撓性フィルム13A,13Bで覆った二つの自
力復帰型の単体プッシュオンスイッチ14A,14B
と、この単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの上
面を多い、スイッチ基台12の二つのプッシュオンスイ
ッチ14A,14Bの配置側とは反対側の端部両側の支
持部の長孔15A,15Bにより、その被支持部16
A,16Bを回動可能に支持されると共に二つの単体プ
ッシュオンスイッチ14A,14Bのそれぞれに対応す
る押圧部16C,16Dを下面に有する操作釦16から
なっている。
【0024】そして、操作釦16は、二つの単体プッシ
ュオンスイッチ14A,14Bの中心を結ぶ中心線から
一方側へ平行に拡張した形状で、その拡張部先端両側の
被支持部16A,16Bを、上記中心線と平行にスイッ
チ基台12の両端部上面に一体に設けられた二つの支持
部の長孔15A,15Bにより、この二つの長孔15
A,15Bを結ぶ中心線を回動軸として回動可能に支持
されている。
ュオンスイッチ14A,14Bの中心を結ぶ中心線から
一方側へ平行に拡張した形状で、その拡張部先端両側の
被支持部16A,16Bを、上記中心線と平行にスイッ
チ基台12の両端部上面に一体に設けられた二つの支持
部の長孔15A,15Bにより、この二つの長孔15
A,15Bを結ぶ中心線を回動軸として回動可能に支持
されている。
【0025】また、操作釦16の上記二つの被支持部1
6A,16Bは二つの支持部の長孔15A,15Bにお
いて、それぞれ回動可能であると共に、単体プッシュオ
ンスイッチ14A,14Bの動作ストロークよりも大き
い所定の範囲で上下動可能に支持されており、通常状態
において上下動可能範囲の下端位置にあるように、スイ
ッチ基台12の二つの支持部の中間に配された付勢ばね
17により、単体プッシュオンスイッチ14A,14B
の動作力よりも小さい力で下方に付勢されている。
6A,16Bは二つの支持部の長孔15A,15Bにお
いて、それぞれ回動可能であると共に、単体プッシュオ
ンスイッチ14A,14Bの動作ストロークよりも大き
い所定の範囲で上下動可能に支持されており、通常状態
において上下動可能範囲の下端位置にあるように、スイ
ッチ基台12の二つの支持部の中間に配された付勢ばね
17により、単体プッシュオンスイッチ14A,14B
の動作力よりも小さい力で下方に付勢されている。
【0026】一方、図1および図4に示すように、操作
釦16の上面で二つのプッシュオンスイッチ14A,1
4Bの中心線と操作釦16の回動軸の中間に設けられた
左右の三角形の窪み18A,18Bおよび中央の四角形
の窪み19は、この三回路プッシュオンスイッチ11を
押圧操作する場合の押圧位置をそれぞれ示すものであ
り、三角形の窪み18A,18Bの中心位置は、二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの中心を通
り、二つの単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの
中心線に垂直な直線上またはこれよりも少し外側にそれ
ぞれ設けられ、四角形の窪み19は、二つの単体プッシ
ュオンスイッチ14A,14Bの中間で、その中心線上
またはこれよりも回動軸に近い部分に設けられている。
釦16の上面で二つのプッシュオンスイッチ14A,1
4Bの中心線と操作釦16の回動軸の中間に設けられた
左右の三角形の窪み18A,18Bおよび中央の四角形
の窪み19は、この三回路プッシュオンスイッチ11を
押圧操作する場合の押圧位置をそれぞれ示すものであ
り、三角形の窪み18A,18Bの中心位置は、二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの中心を通
り、二つの単体プッシュオンスイッチ14A,14Bの
中心線に垂直な直線上またはこれよりも少し外側にそれ
ぞれ設けられ、四角形の窪み19は、二つの単体プッシ
ュオンスイッチ14A,14Bの中間で、その中心線上
またはこれよりも回動軸に近い部分に設けられている。
【0027】次に、以上のように構成される本実施の形
態による三回路プッシュオンスイッチ11の動作につい
て、本三回路プッシュオンスイッチの上面図である図5
を用いて説明する。
態による三回路プッシュオンスイッチ11の動作につい
て、本三回路プッシュオンスイッチの上面図である図5
を用いて説明する。
【0028】まず、操作釦16の上面左側の三角形の窪
み18Aの位置を押圧操作すると、その押圧力は二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bのうち、押圧
位置である窪み18Aに近い単体プッシュオンスイッチ
14Aに大きく作用するために、この単体プッシュオン
スイッチ14Aのドーム状可動接点4Aが押し下げられ
て下方に撓むと共に、操作釦16は一方の被支持部16
Aと他方の単体プッシュオンスイッチ14Bを結ぶ線を
支軸として傾き、押圧力が大きくなるとドーム状可動接
点4Aは反転動作して、図6の部分断面の正面図に示す
ように、固定接点3Aと3Bの間を短絡して単体プッシ
ュオンスイッチ14Aをオン状態とする。
み18Aの位置を押圧操作すると、その押圧力は二つの
単体プッシュオンスイッチ14A,14Bのうち、押圧
位置である窪み18Aに近い単体プッシュオンスイッチ
14Aに大きく作用するために、この単体プッシュオン
スイッチ14Aのドーム状可動接点4Aが押し下げられ
て下方に撓むと共に、操作釦16は一方の被支持部16
Aと他方の単体プッシュオンスイッチ14Bを結ぶ線を
支軸として傾き、押圧力が大きくなるとドーム状可動接
点4Aは反転動作して、図6の部分断面の正面図に示す
ように、固定接点3Aと3Bの間を短絡して単体プッシ
ュオンスイッチ14Aをオン状態とする。
【0029】この時、操作釦16の他方の被支持部16
Bは、付勢ばね17の付勢力に抗してその支持部の長孔
15B内で上方に動くが、その動きは単体プッシュオン
スイッチ14Aの動作ストロークにほぼ等しい。
Bは、付勢ばね17の付勢力に抗してその支持部の長孔
15B内で上方に動くが、その動きは単体プッシュオン
スイッチ14Aの動作ストロークにほぼ等しい。
【0030】そして、操作釦16上面の窪み18Aに加
える押圧力を除くと、単体プッシュオンスイッチ14A
のドーム状可動接点4Aは自身の弾性復元力によって元
のドーム形状に戻り、固定接点3Aと3Bの間は元のオ
フ状態になると共に、操作釦16も元の図2に示す通常
の位置に戻る。
える押圧力を除くと、単体プッシュオンスイッチ14A
のドーム状可動接点4Aは自身の弾性復元力によって元
のドーム形状に戻り、固定接点3Aと3Bの間は元のオ
フ状態になると共に、操作釦16も元の図2に示す通常
の位置に戻る。
【0031】このように、操作釦16上面の左側の三角
形の窪み18Aを押圧すると、左側の単体プッシュオン
スイッチ14Aを動作させることができる。
形の窪み18Aを押圧すると、左側の単体プッシュオン
スイッチ14Aを動作させることができる。
【0032】同様にして、操作釦16上面の右側の三角
形の窪み18Bを押圧操作することにより、右側の単体
プッシュオンスイッチ14Bを動作させることができ
る。
形の窪み18Bを押圧操作することにより、右側の単体
プッシュオンスイッチ14Bを動作させることができ
る。
【0033】次に、操作釦16上面の中央の四角形の窪
み19の位置を押圧操作すると、その押圧力は二つの単
体プッシュオンスイッチ14A,14Bにほぼ均等に作
用するため、二つの単体プッシュオンスイッチ14Aお
よび14Bのドーム状可動接点4Aおよび4Bがほぼ同
時に撓むと共に、操作釦16は二つの被支持部16A,
16Bを支持する二つの支持部の長孔15A,15Bを
結ぶ中心線を回動軸として回動し、押圧力が大きくなる
と二つのドーム状可動接点4Aおよび4Bがほぼ同時に
反転動作して、図7の部分断面の正面図に示すように、
それぞれ固定接点3Aと3Bの間および3Cと3Dの間
を短絡して単体プッシュオンスイッチ14Aおよび14
Bを共にオン状態とする。
み19の位置を押圧操作すると、その押圧力は二つの単
体プッシュオンスイッチ14A,14Bにほぼ均等に作
用するため、二つの単体プッシュオンスイッチ14Aお
よび14Bのドーム状可動接点4Aおよび4Bがほぼ同
時に撓むと共に、操作釦16は二つの被支持部16A,
16Bを支持する二つの支持部の長孔15A,15Bを
結ぶ中心線を回動軸として回動し、押圧力が大きくなる
と二つのドーム状可動接点4Aおよび4Bがほぼ同時に
反転動作して、図7の部分断面の正面図に示すように、
それぞれ固定接点3Aと3Bの間および3Cと3Dの間
を短絡して単体プッシュオンスイッチ14Aおよび14
Bを共にオン状態とする。
【0034】この時、操作釦16の被支持部16A,1
6Bは共に付勢ばね17により支持部の長孔15Aおよ
び15Bの下端に押し付けられた状態で回動する。
6Bは共に付勢ばね17により支持部の長孔15Aおよ
び15Bの下端に押し付けられた状態で回動する。
【0035】そして、操作釦16上面の窪み19に加え
る押圧力を除くと、単体プッシュオンスイッチ14Aお
よび14Bのドーム状可動接点4Aおよび4Bが自身の
弾性復元力によって元のドーム形状に戻り、各単体プッ
シュオンスイッチ14Aおよび14Bはいずれもオフ状
態になると共に、操作釦16も元の図2に示す通常の状
態にもどる。
る押圧力を除くと、単体プッシュオンスイッチ14Aお
よび14Bのドーム状可動接点4Aおよび4Bが自身の
弾性復元力によって元のドーム形状に戻り、各単体プッ
シュオンスイッチ14Aおよび14Bはいずれもオフ状
態になると共に、操作釦16も元の図2に示す通常の状
態にもどる。
【0036】そして、この三回路プッシュオンスイッチ
11を使用する電子機器において、二つの単体プッシュ
オンスイッチ14A,14Bが共にオン状態となる時
に、そのオンになるタイミングが一定の時間内であれ
ば、どちらの単体プッシュオンスイッチ14Aまたは1
4Bがオン状態になった時の電気信号とも異なる他の電
気信号として処理するための時間測定手段を用いたスイ
ッチング認識手段を設けておくと、操作釦の押圧操作に
より三段階の操作をすることができる電子機器とするこ
とができる。
11を使用する電子機器において、二つの単体プッシュ
オンスイッチ14A,14Bが共にオン状態となる時
に、そのオンになるタイミングが一定の時間内であれ
ば、どちらの単体プッシュオンスイッチ14Aまたは1
4Bがオン状態になった時の電気信号とも異なる他の電
気信号として処理するための時間測定手段を用いたスイ
ッチング認識手段を設けておくと、操作釦の押圧操作に
より三段階の操作をすることができる電子機器とするこ
とができる。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、一つ
の操作釦上面の押圧操作する位置を変えるだけで三種類
の電気信号を出力することができ、しかも押圧位置が明
確であるので操作性に優れ、さらに、良好な操作感触で
安定した動作特性を有すると共に、安価で低寸法の三回
路プッシュオンスイッチを提供することができるもので
ある。
の操作釦上面の押圧操作する位置を変えるだけで三種類
の電気信号を出力することができ、しかも押圧位置が明
確であるので操作性に優れ、さらに、良好な操作感触で
安定した動作特性を有すると共に、安価で低寸法の三回
路プッシュオンスイッチを提供することができるもので
ある。
【0038】なお、上記の説明においては、樹脂製のス
イッチ基台12上面に配設された固定接点3A,3Bお
よび3C,3Dの上にドーム状可動接点4Aおよび4B
を配して単体プッシュオンスイッチ14Aおよび14B
を形成する場合について説明したが、これはあらかじめ
完成された単体プッシュオンスイッチをスイッチ基台の
上に配設してもよいことは勿論である。
イッチ基台12上面に配設された固定接点3A,3Bお
よび3C,3Dの上にドーム状可動接点4Aおよび4B
を配して単体プッシュオンスイッチ14Aおよび14B
を形成する場合について説明したが、これはあらかじめ
完成された単体プッシュオンスイッチをスイッチ基台の
上に配設してもよいことは勿論である。
【0039】また、スイッチ基台の上に配設された単体
プッシュオンスイッチが一回路タイプでなく、二回路タ
イプ等の多回路の単体プッシュオンスイッチであると、
さらに多くの回路を接・断操作して多くの電気信号を発
生することができることはいうまでもない。
プッシュオンスイッチが一回路タイプでなく、二回路タ
イプ等の多回路の単体プッシュオンスイッチであると、
さらに多くの回路を接・断操作して多くの電気信号を発
生することができることはいうまでもない。
【0040】(実施の形態2)図8は本発明の第2の実
施の形態による多回路プッシュオンスイッチとしての三
回路プッシュオンスイッチの部分断面の側面図、図9は
同分解斜視図である。
施の形態による多回路プッシュオンスイッチとしての三
回路プッシュオンスイッチの部分断面の側面図、図9は
同分解斜視図である。
【0041】同図に示すように、この三回路プッシュオ
ンスイッチ20は、使用電子機器の配線基板21の一部
に、金属箔のエッチング加工または導電塗料の印刷等に
より、所定の間隔を空けて形成した固定接点22A,2
2Bおよび22C,22Dの上に、弾性金属薄板からな
るほぼ同一反転ストローク・同一反転動作力のドーム状
可動接点4Aおよび4Bを、下面に粘着剤を塗布した可
撓性フィルム13Aおよび13Bにより貼付け固定して
形成した二つの自動復帰型の単体プッシュオンスイッチ
24Aおよび24Bを有している。
ンスイッチ20は、使用電子機器の配線基板21の一部
に、金属箔のエッチング加工または導電塗料の印刷等に
より、所定の間隔を空けて形成した固定接点22A,2
2Bおよび22C,22Dの上に、弾性金属薄板からな
るほぼ同一反転ストローク・同一反転動作力のドーム状
可動接点4Aおよび4Bを、下面に粘着剤を塗布した可
撓性フィルム13Aおよび13Bにより貼付け固定して
形成した二つの自動復帰型の単体プッシュオンスイッチ
24Aおよび24Bを有している。
【0042】そして、この二つの単体プッシュオンスイ
ッチ24Aおよび24Bの上面を覆い、その下面の端部
近くにそれぞれ単体プッシュオンスイッチ24Aおよび
24Bに対応する押圧部26Cおよび26Dを有する長
方形の操作釦26は、その押圧部26C,26Dとは反
対側の端部両側の、二つの単体プッシュオンスイッチ2
4A,24Bの中心を結ぶ中心線と平行に設けられた、
二つの被支持部26A,26Bを使用電子機器の上ケー
ス25の下面に一体に設けられたU字形支持部25A,
25Bに回動可能で所定範囲の上下動可能に支持されて
いる。
ッチ24Aおよび24Bの上面を覆い、その下面の端部
近くにそれぞれ単体プッシュオンスイッチ24Aおよび
24Bに対応する押圧部26Cおよび26Dを有する長
方形の操作釦26は、その押圧部26C,26Dとは反
対側の端部両側の、二つの単体プッシュオンスイッチ2
4A,24Bの中心を結ぶ中心線と平行に設けられた、
二つの被支持部26A,26Bを使用電子機器の上ケー
ス25の下面に一体に設けられたU字形支持部25A,
25Bに回動可能で所定範囲の上下動可能に支持されて
いる。
【0043】また、操作釦26の二つの被支持部26
A,26Bは、通常状態において上下動可能範囲の下端
位置にあるように、その中間部と上ケース25下面との
間に挿入された付勢ばね27により、単体プッシュオン
スイッチ24A,24Bの動作力よりも小さい力で下方
の配線基板21側に付勢されている。
A,26Bは、通常状態において上下動可能範囲の下端
位置にあるように、その中間部と上ケース25下面との
間に挿入された付勢ばね27により、単体プッシュオン
スイッチ24A,24Bの動作力よりも小さい力で下方
の配線基板21側に付勢されている。
【0044】さらに、この操作釦26の上面に、この三
回路プッシュオンスイッチ20を押圧操作する場合の押
圧位置をそれぞれ示す左右の三角形の窪み28A,28
Bおよび中央の四角形の窪み29が設けられていること
は実施の形態1の場合と同様である。
回路プッシュオンスイッチ20を押圧操作する場合の押
圧位置をそれぞれ示す左右の三角形の窪み28A,28
Bおよび中央の四角形の窪み29が設けられていること
は実施の形態1の場合と同様である。
【0045】なお、30は、上ケース25と対となった
使用電子機器の下ケースである。そして、以上のように
構成される本実施の形態による三回路プッシュオンスイ
ッチ20の動作は、実施の形態1の場合と同様であるの
でその説明は省略する。
使用電子機器の下ケースである。そして、以上のように
構成される本実施の形態による三回路プッシュオンスイ
ッチ20の動作は、実施の形態1の場合と同様であるの
でその説明は省略する。
【0046】以上のように本実施の形態によれば、三回
路プッシュオンスイッチを使用した電子機器を、安価で
コンパクトに形成することができるものである。
路プッシュオンスイッチを使用した電子機器を、安価で
コンパクトに形成することができるものである。
【0047】なお、本実施の形態においても、使用機器
の配線基板21の上で単体プッシュオンスイッチ20を
形成しないで、あらかじめ完成された単体プッシュオン
スイッチを配線基板21の上に配設してもよく、また、
単体プッシュオンスイッチが多回路のプッシュオンスイ
ッチであると、さらに多くの電気信号を発生することが
できることは、実施の形態1の場合と同様である。
の配線基板21の上で単体プッシュオンスイッチ20を
形成しないで、あらかじめ完成された単体プッシュオン
スイッチを配線基板21の上に配設してもよく、また、
単体プッシュオンスイッチが多回路のプッシュオンスイ
ッチであると、さらに多くの電気信号を発生することが
できることは、実施の形態1の場合と同様である。
【0048】(実施の形態3)図10は本発明の第1の
実施の形態による三回路のプッシュオンスイッチを用い
た、本発明の第3の実施の形態による電子機器としての
携帯電話装置の外観斜視図である。
実施の形態による三回路のプッシュオンスイッチを用い
た、本発明の第3の実施の形態による電子機器としての
携帯電話装置の外観斜視図である。
【0049】同図に示すように、携帯電話装置31の上
面の操作面には、液晶表示部9とテンキー32の間に、
前記実施の形態1において説明した三回路プッシュオン
スイッチ11の操作釦16が配設されている。
面の操作面には、液晶表示部9とテンキー32の間に、
前記実施の形態1において説明した三回路プッシュオン
スイッチ11の操作釦16が配設されている。
【0050】この携帯電話装置31の使用方法について
説明すると、まず、携帯電話装置31の使用開始時に、
その液晶表示部9に複数の機能項目メニューが所定の配
列順序で表示され、三回路プッシュオンスイッチ11の
操作釦16の上面左側または右側の三角形の窪み18A
または18Bを押圧操作して単体プッシュオンスイッチ
14Aまたは14Bをオン状態とすることにより表示画
面(図示せず)中の機能項目メニューを希望する項目の
位置まで上下に移動させて目的の項目を選択し、例えば
“発信”の位置で操作釦16の上面中央の四角形の窪み
19を押圧操作して、二つの単体プッシュオンスイッチ
14Aおよび14Bをほぼ同時にオン状態とすることに
より決定し、次に、液晶表示部9には複数の発信相手先
メニューが所定の配列順序で表示され、再度、三回路プ
ッシュオンスイッチ11の操作釦16の上面左側または
右側の三角形の窪み18Aまたは18Bを押圧操作して
単体プッシュオンスイッチ14Aまたは14Bをオン状
態とすることにより表示画面(図示せず)中の発信相手
先メニューを希望する相手先の位置まで上下に移動させ
て選択し、その相手先の位置で再度、操作釦16の上面
中央の四角形の窪み19を押圧操作して、二つの単体プ
ッシュオンスイッチ14Aおよび14Bをほぼ同時にオ
ン状態とすることにより決定し、その後、相手先に対し
て発呼信号を送るものである。
説明すると、まず、携帯電話装置31の使用開始時に、
その液晶表示部9に複数の機能項目メニューが所定の配
列順序で表示され、三回路プッシュオンスイッチ11の
操作釦16の上面左側または右側の三角形の窪み18A
または18Bを押圧操作して単体プッシュオンスイッチ
14Aまたは14Bをオン状態とすることにより表示画
面(図示せず)中の機能項目メニューを希望する項目の
位置まで上下に移動させて目的の項目を選択し、例えば
“発信”の位置で操作釦16の上面中央の四角形の窪み
19を押圧操作して、二つの単体プッシュオンスイッチ
14Aおよび14Bをほぼ同時にオン状態とすることに
より決定し、次に、液晶表示部9には複数の発信相手先
メニューが所定の配列順序で表示され、再度、三回路プ
ッシュオンスイッチ11の操作釦16の上面左側または
右側の三角形の窪み18Aまたは18Bを押圧操作して
単体プッシュオンスイッチ14Aまたは14Bをオン状
態とすることにより表示画面(図示せず)中の発信相手
先メニューを希望する相手先の位置まで上下に移動させ
て選択し、その相手先の位置で再度、操作釦16の上面
中央の四角形の窪み19を押圧操作して、二つの単体プ
ッシュオンスイッチ14Aおよび14Bをほぼ同時にオ
ン状態とすることにより決定し、その後、相手先に対し
て発呼信号を送るものである。
【0051】なお、上記の三回路プッシュオンスイッチ
11の操作において、操作釦16の上面中央の四角形の
窪み19を押圧操作して、二つの単体プッシュオンスイ
ッチ14Aおよび14Bが共にオン状態になる時には、
そのオンになるタイミングが一定の時間内であれば、ど
ちらの単体プッシュオンスイッチ14Aまたは14Bが
オン状態になった時の電気信号とも異なる他の電気信号
として処理するための時間測定手段を用いたスイッチン
グ認識手段を用いて、電気信号を出力するものである。
11の操作において、操作釦16の上面中央の四角形の
窪み19を押圧操作して、二つの単体プッシュオンスイ
ッチ14Aおよび14Bが共にオン状態になる時には、
そのオンになるタイミングが一定の時間内であれば、ど
ちらの単体プッシュオンスイッチ14Aまたは14Bが
オン状態になった時の電気信号とも異なる他の電気信号
として処理するための時間測定手段を用いたスイッチン
グ認識手段を用いて、電気信号を出力するものである。
【0052】以上のように本実施の形態によれば、一つ
の操作釦上面の押圧操作する位置を変えるだけで、複数
の選択項目を有するメニューの中から希望する選択項目
を簡単かつ迅速に選択・決定することができる操作性の
優れた電子機器としての携帯電話装置を提供することが
できるものである。
の操作釦上面の押圧操作する位置を変えるだけで、複数
の選択項目を有するメニューの中から希望する選択項目
を簡単かつ迅速に選択・決定することができる操作性の
優れた電子機器としての携帯電話装置を提供することが
できるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の選
択項目を有するメニューの中から所定の選択項目を選択
して使用する電子機器に使用されて、希望する項目を簡
単かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れ
た電子機器としての多回路プッシュオンスイッチを実現
することができるという有利な効果が得られる。
択項目を有するメニューの中から所定の選択項目を選択
して使用する電子機器に使用されて、希望する項目を簡
単かつ迅速に選択・決定することができる操作性の優れ
た電子機器としての多回路プッシュオンスイッチを実現
することができるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による多回路プッシ
ュオンスイッチとしての三回路プッシュオンスイッチの
外観斜視図
ュオンスイッチとしての三回路プッシュオンスイッチの
外観斜視図
【図2】同部分断面の正面図
【図3】同部分断面の側面図
【図4】同分解斜視図
【図5】同上面図
【図6】同操作釦の上面左側を押圧操作する場合の動作
状態を説明する部分断面の正面図
状態を説明する部分断面の正面図
【図7】同操作釦の上面中央を押圧操作する場合の動作
状態を説明する部分断面の正面図
状態を説明する部分断面の正面図
【図8】本発明の第2の実施の形態による多回路プッシ
ュオンスイッチとしての三回路プッシュオンスイッチの
部分断面の側面図
ュオンスイッチとしての三回路プッシュオンスイッチの
部分断面の側面図
【図9】同分解斜視図
【図10】本発明の第3の実施の形態による電子機器と
しての携帯電話装置の外観斜視図
しての携帯電話装置の外観斜視図
【図11】従来の多回路プッシュオンスイッチとしての
二回路プッシュオンスイッチの部分断面の正面図
二回路プッシュオンスイッチの部分断面の正面図
【図12】同外観斜視図
3A,3B,3C,3D,22A,22B,22C,2
2D 固定接点 4A,4B ドーム状可動接点 9 液晶表示部 11,20 三回路プッシュオンスイッチ 12 スイッチ基台 13A,13B 可撓性フィルム 14A,14B,24A,24B 単体プッシュオンス
イッチ 15A,15B 長孔 16,26 操作釦 16A,16B,26A,26B 被支持部 16C,16D,26C,26D 押圧部 17,27 付勢ばね 18A,18B,19,28A,28B,29 窪み 21 配線基板 25 上ケース 25A,25B U字形支持部 30 下ケース 31 携帯電話装置 32 テンキー
2D 固定接点 4A,4B ドーム状可動接点 9 液晶表示部 11,20 三回路プッシュオンスイッチ 12 スイッチ基台 13A,13B 可撓性フィルム 14A,14B,24A,24B 単体プッシュオンス
イッチ 15A,15B 長孔 16,26 操作釦 16A,16B,26A,26B 被支持部 16C,16D,26C,26D 押圧部 17,27 付勢ばね 18A,18B,19,28A,28B,29 窪み 21 配線基板 25 上ケース 25A,25B U字形支持部 30 下ケース 31 携帯電話装置 32 テンキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G006 AA01 AB25 BA01 BA02 BB03 DD09 FB04 JA01 JF01 5G019 AF33 AM25 CP04 CX92 CZ02 CZ19 JJ02 JJ14 SK10 SK20
Claims (10)
- 【請求項1】 所定の間隔をあけて基台上に配設され
た、同一動作ストローク・同一動作力の二つの自力復帰
型の単体プッシュオンスイッチと、この二つの単体プッ
シュオンスイッチの上部を覆って上下動可能に配され、
上記二つの単体プッシュオンスイッチのそれぞれに対す
る押圧部を下面に有した操作釦からなり、この操作釦上
面の上記各単体プッシュオンスイッチ近傍の所定範囲を
押圧操作することにより各単体プッシュオンスイッチを
個別にオン状態にできると共に、上記二つの単体プッシ
ュオンスイッチの中間部上面の所定の範囲を押圧操作す
ることにより、上記二つの単体プッシュオンスイッチを
同時にオン状態にすることができる多回路プッシュオン
スイッチ。 - 【請求項2】 操作釦を上記二つの単体プッシュオンス
イッチの中心を結ぶ中心線の一方側へ平行に拡張した形
状とし、拡張部先端の両側の被支持部を上記二つの単体
プッシュオンスイッチが同時にオン状態となる範囲以上
の間隔の支持部により上記中心線と平行な回動軸を中心
として回動可能に支持し、上記各支持部において上記操
作釦両側の上記被支持部が所定の範囲で上下動可能とし
た請求項1記載の多回路プッシュオンスイッチ。 - 【請求項3】 通常状態において、操作釦両側の被支持
部がその上下動可能範囲の下端にあるように、上記単体
プッシュオンスイッチの動作力よりも小さい力で下方に
付勢された請求項2記載の多回路プッシュオンスイッ
チ。 - 【請求項4】 二つの単体プッシュオンスイッチを個別
にオン状態にする場合および上記二つの単体プッシュオ
ンスイッチを同時にオン状態にする場合に押圧操作する
位置を指示するように、操作釦の上面に窪みまたは突部
を設けた請求項1〜3のいずれか一つに記載の多回路プ
ッシュオンスイッチ。 - 【請求項5】 二つの単体プッシュオンスイッチを個別
にオン状態にする場合および上記二つの単体プッシュオ
ンスイッチを同時にオン状態にする場合に押圧操作する
のに最適な位置として操作釦の上面に設ける窪みまたは
突部の中心位置が、上方から見て、上記二つの単体プッ
シュオンスイッチの中心を通り上記二つの単体プッシュ
オンスイッチの中心線に垂直な直線上またはこれよりも
外方の両側、および上記二つの単体プッシュオンスイッ
チの中間で、しかも上記二つの単体プッシュオンスイッ
チの中心線上またはこれよりも回動軸に近い部分である
請求項4記載の多回路プッシュオンスイッチ。 - 【請求項6】 単体プッシュオンスイッチが、スイッチ
基台上に配設された固定接点の上に弾性金属薄板製のド
ーム形状可動接点を配したものである請求項1〜5のい
ずれか一つに記載の多回路プッシュオンスイッチ。 - 【請求項7】 下面に粘着剤を塗布した可撓性フィルム
で、上記各単体プッシュオンスイッチのドーム形状可動
接点の上面を覆った請求項6記載の多回路プッシュオン
スイッチ。 - 【請求項8】 二つの単体プッシュオンスイッチを配設
する基台を、使用電子機器の配線基板の一部とし、操作
釦を回動可能で上下動可能に支持する支持部を、使用電
子機器のケースと一体に形成した請求項2〜7のいずれ
か一つに記載の多回路プッシュオンスイッチ。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一つに記載の多
回路プッシュオンスイッチと、この多回路プッシュオン
スイッチの操作釦を押圧操作して一定時間内に二つの単
体プッシュオンスイッチがオン状態となった時に、どち
らの単体プッシュオンスイッチがオン状態となった時の
電気信号とも異なる他の電気信号として処理するための
時間測定手段を用いたスイッチング認識手段を備えた多
回路プッシュオンスイッチを用いた電子機器。 - 【請求項10】 本体表示部に表示された複数の選択項
目を所定の配列関係で包含するメニューに対して、操作
釦の上面の所定の範囲を押圧操作して二つの単体プッシ
ュオンスイッチのいずれか一方のみをオン状態にするこ
とにより、上記複数の選択項目を所定の方向に移動させ
るように第一または第二の状態を示す電気信号を発生
し、上記操作釦の上面の上記二つの単体プッシュオンス
イッチの中間部上面の所定の範囲を押圧操作して上記二
つの単体プッシュオンスイッチを同時にオン状態にする
ことにより、上記移動後の選択項目の決定を行なうよう
に第三の状態を示す電気信号を発生するようにした請求
項9記載の多回路プッシュオンスイッチを用いた電子機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324698A JP2000149703A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324698A JP2000149703A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000149703A true JP2000149703A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18168730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10324698A Pending JP2000149703A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 多回路プッシュオンスイッチおよびこれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000149703A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002056329A1 (fr) * | 2001-01-12 | 2002-07-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Interrupteur de commande multidirectionnel |
JP2008154618A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Sankyo Kk | 遊技機 |
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JP2016122555A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 東海部品工業株式会社 | スイッチとスイッチモジュールと電動ドライバ |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10324698A patent/JP2000149703A/ja active Pending
Cited By (8)
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US6703571B2 (en) | 2001-01-12 | 2004-03-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-directional operating switch |
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