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JP2000031899A - 遠距離通信システムにおけるシステム情報の更新方法および更新装置 - Google Patents

遠距離通信システムにおけるシステム情報の更新方法および更新装置

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Publication number
JP2000031899A
JP2000031899A JP11101727A JP10172799A JP2000031899A JP 2000031899 A JP2000031899 A JP 2000031899A JP 11101727 A JP11101727 A JP 11101727A JP 10172799 A JP10172799 A JP 10172799A JP 2000031899 A JP2000031899 A JP 2000031899A
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satellite
cell
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Withdrawn
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JP11101727A
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English (en)
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Mark Grayson
マーク・グレイソン
Denis Roy Mullins
デニス・ロイ・マリンズ
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ICO Services Ltd
Original Assignee
ICO Services Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18567Arrangements for providing additional services to the basic mobile satellite telephony service
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠距離通信システムにおいて、電力を抑えな
がら各チャネルの設定を変更すること。 【解決手段】 スポットビームによって構成されるセル
は、衛星が該衛星の軌道内を移動すると、地球の表面上
を掃引する。同報通信チャネルBCCHは、個々のセル
内の全ての使用者端末へ送信される。BCCHは、セル
内のUTのための動作パラメータに対する切迫した更新
に関するタイミングデータを具備する。各UTは、指定
された時間にパラメータを更新するために、タイミング
情報に応答する。変化は、PCHとBCCHとRACH
とAGCHとHPNチャネルと隣接セルのBCCHとの
うちのいずれか1つに対するものでありうる。使用者端
末は、バッテリ電力を節約するために、時間的に間隔を
あけておかれたアイドルモードウインドウにおいてBC
CHを検出するように構成されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セルラー移動遠
距離通信システムを動作させる方法に関し、かつ、特
に、セル同報通信信号によってシステム情報を更新する
改善された方法に関する。なお、この発明は、特に、衛
星遠距離通信システムに適用されるが、これに限定され
るものではない。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】地上
移動遠距離通信システムはよく知られ、かつ、多数の異
なるシステムが発達している。これらのシステムは、異
なる規格に従って動作する。これらの公衆地上移動ネッ
トワーク(PLMN)は、アナログ規格またはディジタ
ル規格に従って動作する。ヨーロッパと(日本を除く)
極東と他の地域とでは、グローバルシステムモバイル
(Global System Mobile:GSM)ネットワークが普及
している。一方、アメリカ合衆国では、アドバンスドモ
バイルフォンサービス(Advanced Mobile Phone Servic
e :AMPS)およびディジタルアメリカンモバイルフ
ォンシステム(Digital American Mobile Phone Syste
m:DAMPS)が使われており、かつ、日本では、パ
ーソナルハンディフォンシステム(Personal Handiphon
e System:PHS)およびパーソナルディジタルコミュ
ニケション(Personal Digital Communication:PD
C)ネットワークが使用されている。より最近では、全
世界移動遠距離通信システム(UNTS)についての提
案がなされている。これらのネットワークは、全て、
(移動使用者端末と通信する)送信機/受信機を伴うセ
ルラーベースおよび地上ベースのネットワークである。
【0003】例えば、GSMシステムを考えると、移動
ネットワークの個々のセルは、地理的に間隔をあけられ
た一連の地上基地局サブシステム(BSS)によって処
理されている。BSSは、それぞれ、基地トランシーバ
ー局(BTS)を具備している。BTSは、基地局コン
トローラ(BSC)を通して、移動交換センター(MS
C)へ結合されている。MSCは、ネットワークから従
来の公衆交換電話ネットワークへのゲートウエーを提供
する。PLMNは、ホームロケーションレジスタ(HL
R)を具備する。HLRは、システムへの加入者と該加
入者の使用者端末(UT)とについての情報を記憶す
る。UTがスイッチを入れられると、該UTはHLRに
自己を登録する。もし、使用者が別のGSMネットワー
クへ移動するならば、使用者端末は、訪問先ネットワー
クのビジターロケーションレジスタ(VLR)に自己を
登録する。訪問先ネットワークは、経路指定および他の
目的のために、ホームネットワークのHLRと通信す
る。DAMPS,PHSおよびPDCネットワークは、
ほぼ類似の設計を有する。
【0004】電話呼は、MSCを通して、BSCへ、そ
して選択されたBTSへと進み、加入者のUTへ経路指
定される。これらの経路は、UTへの全二重チャネルを
提供する。チャネルは、BTSからUTへのダウンリン
クチャネルと、UTからBTSへのアップリンクチャネ
ルとを具備する。チャネルは、呼の開始時に割り当てら
れた異なる周波数上に、時分割多元接続(TDMA)タ
イムスロットを具備する。
【0005】GSMシステムでは、電話呼は、専用トラ
ヒックチャネル(即ち、TCH)上を送信される。各T
CHは、関連低速制御チャネル(即ち、SACCH)を
有する。SACCHは、TCHを用いてインタリーブさ
れる。これらのチャネルは、M.Mouly とM-B.Pautetによ
る”The GSM System for Mobile Communications”(19
92年、Cell & Sys 、ISBN:2-9507190-0-7)の第195
〜201頁により詳細に記述されている。チャネルは、
周波数ホッピングを使用し、かつ、チャネルを定義する
連続スロットに対する周波数は、いわゆるホッピングシ
ーケンスにおいて配列される。
【0006】また、多数の共通チャネルが、個々のセル
内の全てのUTに対して、提供されている。同報通信制
御チャネルBCCHが、BTSから個々のセル内の全て
のUTへ同報通信される。同報通信制御チャネルは、各
UTに対するセルを識別する情報を具備する。BCCH
は、アイドル(idle)モードのUTによって(即ち、呼
がなされていないときに)受信される。各セルは、該セ
ル自身のBCCHを有する。そのため、UTにおけるB
CCHの(相対的な)信号強度は、「どのセルが、UT
とのTCH/SACCH通信に対して、最良に使用され
ることができるか」ということを判断するために、使用
されることができる。BCCHでは、他のシステム情報
が、個々のセルのUTへ送信されてもよい。他の共通チ
ャネルは、ダウンリンクのページング論理チャネルPC
Hである。これは、例えばUTの使用者に到来呼を警報
することを目的として、ページングメッセージをUTへ
送信するために使用される。アクセス許可チャネルAG
CHは、ネットワークによって割り当てられたチャネル
を、UTに示す。該ネットワークは、到来呼を受信する
ために、音声通信(TCH/SACCH)のためのUT
によってアクセスされる。
【0007】これらのダウンリンク共通チャネルに加え
て、アップリンク共通チャネルが存在する。アップリン
ク共通チャネルは、UTから呼が行われることが望まれ
るときに、セル内のUTがアクセス要求をネットワーク
へ送信することを許可する。これらの要求は、本来、時
間的にランダムに発生し、該アップリンク共通チャネル
は、ランダムアクセスチャネルRACHと呼ばれる。
【0008】TCH/SACCHとは対照的に、共通チ
ャネルは、該共通チャネルの様々なスロットパターンが
インターリーブされながら、関係するセルのための共通
の固定されたビーコン周波数上で送信される。UTが特
定のセル内でアクティブになるとき、初期同期化取得を
簡単にするために、固定された周波数が使用される。も
しそうでないと、該初期同期化取得は、過度に複雑にな
る(前述のMouly らの著書の第224頁目を参照のこ
と)。
【0009】多数の別の移動遠距離通信システムが提案
されている。該移動遠距離通信システムは、移動使用者
端末への衛星通信リンクを使用する。イリジウム(登録
商標)衛星セルラーシステムとして知られるネットワー
クは、例えば、欧州特許公開第0365885号公報お
よび米国特許第5394561号公報(モトローラ)に
記述されている。イリジウムは、いわゆる低地球軌道
(LEO)衛星群を使用する。低地球軌道衛星は、78
0kmの軌道半径を有する。電話送受器のような移動使
用者端末は、頭上の軌道周回衛星へのリンクを確立する
ように構成されている。呼は、該軌道周回衛星から、
(衛星群内の)他の衛星へ、そして、一般的には地上局
へ、送信されることができる。該地上局は、従来の地上
ベースのネットワークへ接続されている。
【0010】他の案が提案されている。該案は、いわゆ
る中間地球軌道(MEO)衛星群を使用する。中間地球
軌道衛星は、10000〜20000kmの範囲の軌道
半径を伴う。Walker J.G. による”Satellite Patterns
for Continuous Multiple Whole Earth Coverage”(1
997年、Royal Aircraft Establishment)の第119〜
122頁を参照されたい。これらの軌道は、また、中間
地球軌道(IEO)として知られている。英国特許公開
第2295296号公報に記述されているICO(登録
商標)衛星セルラーシステムは、一例である。ICO
(登録商標)システムでは、衛星通信リンクは、隣接す
る衛星間における通信を許可しない。代わりに、(移動
送受器のような)使用者端末からの信号は、最初に衛星
へ送信され、そして、地上局(即ち、衛星アクセスノー
ドSAN)へ送信される。SANは、従来の地上ベース
の電話ネットワークへ接続されている。このことは、
「システムの多くの構成要素は(GSMのような)既知
のディジタル地上セルラー技術と互換性がある」という
利点を有する。
【0011】衛星通信ネットワークでは、軌道周回衛星
と通信するために、地上局が、世界中の色々な場所に配
置されている。ICO(登録商標)システムおよび他の
システムでは、ビジターロケーションレジスタが、各々
の衛星地上局と関連付けられている。該衛星地上局は
(個々の地上局を使用している)個々の使用者端末の記
録を保持する。
【0012】各衛星は、アンテナを有する。該アンテナ
は、地球の方向へ向けられたスポットビームの配列を生
成する。該スポットビームは、セルとして動作し、か
つ、(該スポットビームによって生成されたセルは、衛
星が該衛星の軌道内を移動すると、地球の表面上を掃引
するとはいえ、)従来の地上移動ネットワークのセルに
対応する。多数の共通チャネルが、特定のセル内のUT
に対する各スポットビーム内において、提供される。該
共通チャネルは、BCCHとPCHとAGCHとRAC
Hとを含む。欧州特許公開第0844745号公報に記
述されるようなハイペネトレーションノーティフィケー
ション(high penetration notification:HPN)チ
ャネルが含まれていてもよい。
【0013】ICO(登録商標)システムのような衛星
移動遠距離通信システムでは、セル内の共通チャネルに
対して一定のパラメータを維持することが、常に可能と
いうわけではない。例えば、スポットビームが異なる地
上の領域上を掃引する場合、共通チャネルの周波数を変
更することが要求される。なぜならば、異なる国は、異
なる規定無線周波数スペクトラム割当設備を有するから
である。チャネル周波数を変更することは、「『正しい
パラメータがUTによって使用されている』ということ
を確実にするために、セル内のUTが、送信された同報
通信データの各発生をデコードしなくてはならない」と
いうことを意味する。このことは、UT電力の浪費であ
る。さらに、UTは、周波数における変更に応答して、
同報通信チャネルを再取得しなくてはならず、かつ、該
変更に応答して、該UT自身を再初期化しなくてはなら
ない。これらのことは、衛星ネットワークに対するサー
ビスの品質を減ずる。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの課題を克服する
ために、本発明は、セルラー移動遠距離通信システムを
動作させる方法であって、セルのうちの1つのセル内の
使用者端末に対する動作パラメータに対して変化が起こ
るべきときを定義するタイミングデータを具備するシス
テム情報を送信することを具備し、システム情報は、セ
ルのための同報通信チャネルにおいて同報通信されるべ
きであり、それによって、変化が起こるべき時間にセル
内の使用者端末が変化を起こすことを許可することを特
徴とする方法を提供する。
【0015】タイミングデータは、与えられた時間範囲
以内における少なくとも1つの前記動作パラメータに対
する切迫した変化を示してもよく、タイミングデータを
具備する同報通信チャネルとは異なるチャネルの構成に
対する切迫した変化を示してもよい。
【0016】特に、もし、タイミング情報が同報通信チ
ャネルの構成に対する切迫した変化を示すならば、変化
の結果として採用される動作パラメータの値に関するデ
ータが含まれてもよい。
【0017】同報通信チャネルは、一連のタイムスロッ
トにおいて送信されてもよく、タイムスロットのうちの
少なくともいくつかは、セルへ同報通信されるべき前記
タイミングデータを含む。変化は、PCHとBCCHと
RACHとAGCHとHPNチャネルと隣接セルのBC
CHとのうちのいずれか1つに対するものでありうる。
【0018】セルラー遠距離通信システムは、衛星シス
テムを具備してもよく、システム情報は、システムの衛
星へ送信され、それによって、システム情報が、衛星の
アンテナスポットビームを具備するセル内の使用者端末
による受信のために、衛星から同報通信されることを引
き起こす。そのようなタイミングデータは、衛星の軌道
位置に依存して動作パラメータの変化を示してもよい。
【0019】本発明は、また、セルラー移動遠距離通信
システムのためのサブシステムであって、セルのうちの
1つのセル内の使用者端末のための動作パラメータに対
して変化が起こるべきときを定義するタイミングデータ
を具備するシステム情報を送信するように構成された送
信機を具備し、システム情報は、セルのための同報通信
チャネルにおいて同報通信されるべきであり、それによ
って、変化が起こるべき時間にセル内の使用者端末が変
化を起こすことを許可することを特徴とするサブシステ
ムを具備する。
【0020】他の特徴において、本発明は、セルラー移
動遠距離通信システムのための衛星(または、衛星搭載
機器)であって、セルのうちの1つのセル内の使用者端
末のための動作パラメータに対して変化が起こるべきと
きを定義するタイミングデータを具備するシステム情報
を受信するように構成されたビーム処理システムと、セ
ルのためのタイミングデータを具備する同報通信チャネ
ルを送信する送信機とを具備し、それによって、変化が
起こるべき時間にセル内の使用者端末が変化を起こすこ
とを許可することを特徴とする衛星(または、衛星搭載
機器)を提供する。
【0021】本発明は、更に、セルラー衛星移動遠距離
通信システムのための地球局であって、セルのうちの1
つのセル内の使用者端末のための動作パラメータに対し
て変化が起こるべきときを定義するタイミングデータを
具備するシステム情報を送信する送信機構成を具備し、
システム情報は、セルのための同報通信チャネルにおい
て、衛星によって同報通信されるべきであり、それによ
って、変化が起こるべき時間にセル内の使用者端末が変
化を起こすことを許可することを特徴とする地球局を提
供する。
【0022】本発明は、また、セルラーネットワークに
おいて生成される信号に拡張し、かつ、ある特徴におい
ては、移動遠距離通信システムの衛星によって送信され
る同報通信信号であって、該同報通信信号は、セルのう
ちの1つのセル内の使用者端末のための動作パラメータ
に対して変化が起こるべきときを定義するタイミングデ
ータを具備するシステム情報を具備し、それによって、
変化が起こるべき時間にセル内の使用者端末が変化を起
こすことを許可することを特徴とする同報通信信号を具
備する。
【0023】他の特徴において、本発明は、地球局によ
って、移動セルラー遠距離通信システムの衛星へ送信さ
れる信号であって、該信号は、セルのうちの1つのセル
内の使用者端末のための動作パラメータに対して変化が
起こるべきときを定義するタイミングデータを具備する
システム情報を具備し、システム情報は、セルのための
同報通信チャネルにおいて、衛星によって同報通信され
るべきであり、それによって、変化が起こるべき時間に
セル内の使用者端末が変化を起こすことを許可すること
を特徴とする信号を具備する。
【0024】本発明は、さらに、衛星移動セルラー遠距
離通信システムのための使用者端末であって、該使用者
端末は、システムの衛星によって送信された同報通信信
号を受信する受信器回路構成を具備し、同報通信信号
は、セルのうちの1つのセル内の使用者端末のための動
作パラメータに対して変化が起こるべきときを定義する
タイミングデータを具備するシステム情報を具備し、該
使用者端末は、タイミングデータに応答して、変化が起
こるべき時間に変化を起こすプロセッサを具備すること
を特徴とする使用者端末を具備する。
【0025】プロセッサが、予め決定された間隔によっ
て時間的に間隔をあけておかれた所定の時間ウインドウ
の間だけ、タイミングデータに応答するように、そし
て、それによって電力を節約するように、使用者端末は
構成されていてもよい。
【0026】使用者端末は、地上移動遠距離通信ネット
ワークを用いる第1モードと衛星ネットワークを用いる
第2モードとで動作可能であってもよい。
【0027】本発明は、また、移動セルラー遠距離通信
システムのための使用者端末を動作させる方法であっ
て、使用者端末に対する動作パラメータに対して変化が
起こるべきときを定義するタイミングデータを具備する
システム情報を具備する同報通信信号を受信する受信回
路構成を具備し、システム情報は、使用者端末が置かれ
るセルのための同報通信チャネルにおいて同報通信され
るべきであり、該方法は、同報通信チャネルからデータ
を検出することと、タイミングデータによって定義され
る時間に変化を起こすために、使用者端末の動作パラメ
ータを調整することとを具備することを特徴とする方法
を具備する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明がより完全に理解されるた
めに、一例として、本発明の実施形態が、添付図面を参
照して、ここで説明される。添付図面は、以下の通りで
ある。図1は、本発明による衛星遠距離通信システムの
概要図である。該衛星遠距離通信システムは、局所的な
地上ベースの移動遠距離通信システムと共に用いられ
る。図2は、周波数/時間の概要図であり、FDMA送
信方法のためのタイムスロットを図解する。図3は、衛
星3aの回路の概要ブロック図である。図4は、スポッ
トビームによって生成されるセルの概要図である。該ス
ポットビームは、衛星3aによって生成される。図5
は、移動使用者端末の概要図である。図6は、図5に示
される使用者端末の回路の概要ブロック図である。図7
は、PCH更新を目的とした、衛星3aと使用者端末U
T1との間における信号相互交換の概要タイミング図で
ある。図8は、PCH更新のために使用者端末1で実行
される処理ステップの概要フロー図である。図9は、B
CCH更新を目的とした、衛星3aと使用者端末UT1
との間における信号相互交換の概要タイミング図であ
る。図10は、BCCH更新のために使用者端末1で実
行される処理ステップの概要フロー図である。
【0029】(1)ネットワークの概観 図1を参照すると、衛星移動遠距離通信ネットワークの
概要ブロック図が、ICO(登録商標)ネットワークに
対応して示されている。移動電話送受器の形態をした移
動使用者端末UT1は、地球軌道周回衛星3aを介する
通信経路1,2上の無線チャネルで、地上ベースの衛星
アクセスノードSAN1と通信することができる。図1
に図解的に示されているように、SAN1は、アンテナ
4を設けられている。アンテナ4は、軌道周回衛星を追
跡できる。
【0030】多数の衛星アクセスノードSAN1,2,
3等が共に接続され、バックボーンネットワーク5を形
成している。バックボーンネットワーク5は、多数のゲ
ートウエーGW1,2,3等を通して、従来の地上ベー
スの電話ネットワークへ接続されている。例えば、ゲー
トウエーGW1は、地上ベースの公衆交換電話ネットワ
ーク(PSTN)6へ接続されている。PSTN6は、
従来の電話器7への接続を可能とする。ゲートウエーG
W1は、更に、公衆交換データネットワーク(PSD
N)8および公衆ローカル移動ネットワーク(PLM
N)9へ接続されている。各々のゲートウエーGW1,
2,3は、GSM移動ネットワークで使用されているタ
イプの既存の国際交換センター(ICS)または移動交
換センター(MSC)を含んでもよい。
【0031】図1に示されるように、送受器UT1は、
従来の地上ベースの移動ネットワークPLMN9とも通
信できる。このことは、トランシーバー局10を具備す
ることによって、図解的に示されている。トランシーバ
ー局10は、使用者端末UT1との二重リンク11を確
立する。この例において、PLMN9は、GSMネット
ワークである。GSMのより完全な理解のためには、欧
州遠距離通信学会(ETSI)によって発行された様々
なGSM勧告を参照されたい。また、より読みやすい概
観としては、前述の”The GSM System for Mobile Comm
unications”を参照されたい。
【0032】衛星ネットワークは、世界中に及ぶ受信可
能範囲を提供するように設計されており、かつ、衛星3
a,3bは、衛星群の一部を形成する。該衛星群は、い
くつかの軌道内に配置されていてもよい。一例では、5
つの衛星の2つの軌道が使用される。これらの衛星は、
地球の表面の大部分の受信可能範囲を提供するように示
されることができる。該受信可能範囲では、10゜の衛
星上昇角度に対して、1つの衛星が、移動送受器によっ
て、全ての時間においてアクセスされることができ、か
つ、2つの衛星が、少なくとも80%の時間に渡って、
アクセスされることができる。その結果、システムに多
様性と冗長性を与える。更なる冗長性を提供するため
に、追加の衛星が衛星群内に具備されてもよい。
【0033】本発明は、特定の軌道半径に限定されるも
のではないが、上記衛星は、(例えば、10355km
の軌道半径を有する)中間地球軌道群内に配置されてい
る。この実施形態では、衛星3a,3bは、共通の軌道
内に示されており、かつ、該衛星は、各SANのアンテ
ナ構成によって追跡される。SANは、連続した受信可
能範囲を提供するために、地球の方々に間隔をあけて置
かれている。示された例では、SAN1はヨーロッパに
配置されており、一方、SAN2はアフリカに配置され
ており、かつ、SAN3はアメリカに配置されており、
かつ、他のSANは他の場所に配置されている。
【0034】SAN1は、地上地球局LES1からな
る。LES1は、衛星を追跡するための5つの皿状アン
テナ4へ結合されている。LES1は、増幅器とマルチ
プレクサとデマルチプレクサと符復号器とを伴う送信/
受信回路を具備する。移動衛星交換センターMSSC1
は、LES1へ結合されており、かつ、衛星ビジターロ
ケーションレジスタVLRSAT1 を具備する。MSSC
1は、通信信号をバックボーンネットワーク5およびL
ES1へ結合する。それによって、個々の電話呼が(バ
ックボーンネットワーク5および二重通信リンク1,2
を通して、衛星3aを介して)移動端末UT1へ確立さ
れることを可能とする。また、MSSC1は、(PSD
N8およびPSTN6と共に)PLMN9への出力接続
を提供するために、ゲートウエーGW1へ接続されてい
る。「全てのSANは、登録された加入者の記録を保持
するために、個々のVLRSAT を伴う類似の構成であ
る」ということが理解される。
【0035】VLRSAT は、現在登録されている各々の
加入者の記録(即ち、信号通信のためにSAN1を利用
している各使用者の同一性)を保持する。
【0036】図1において、SAN2は、衛星3bを介
して使用者端末UT2と通信することを示されている。
ネットワークの更なる詳細については、英国特許公開第
2295296号公報および欧州特許公開第08696
28号公報を参照されたい。
【0037】衛星3a,3bは、非静止軌道内に存在
し、かつ、ヒューズ(Hughes)HS601のような従来
のハードウェアを一般に具備する。該衛星3a,3b
は、英国特許公開第2288913号公報に記述されて
いるような特徴を具備してもよい。各衛星3a,3b
は、衛星の下の(地球上の)フットプリントをカバーす
る無線スポットビームの配列を生成するように配置され
ている。各ビームは、英国特許公開第2293725号
公報に記述されているように、多数の異なる周波数チャ
ネルおよびタイムスロットを具備する。故に、スポット
ビームは、隣接するセルラー領域を提供する。該セルラ
ー領域は、従来の地上ベースの移動電話ネットワークの
セルに対応する。
【0038】衛星は、衛星制御センター(SCC)12
および遠隔測定・追跡・制御局(TT&C)13によっ
て制御される。SCC12およびTT&C13は、ディ
ジタルネットワーク15を通して、ネットワークマネジ
メントセンター(NMC)14へ接続されている。ディ
ジタルネットワーク15は、バックボーンネットワーク
5へ結合されている。SCC12およびTT&C13
は、NMC14によって指示される通りに、衛星3a,
3bの動作を制御する。該制御は、例えば、全般的な送
信電力レベルの設定およびトランスポンダー入力の調整
である。衛星3a,3bに対する遠隔測定信号は、「衛
星が正確に機能している」ということを保証するため
に、TT&C13によって受信され、かつ、SCC12
によって処理される。
【0039】(2)チャネル構成 電話呼の間、各々の送受器は、複数の衛星のうちの1つ
衛星を介して、個々のSANと通信する。故に、例え
ば、送受器UT1は、図1に示される衛星3aと経路
1,2とを介して、SAN1と通信する。UTとSAN
との間では、全二重通信経路が提供される。ここでは、
参照として、SANからUTへの衛星を介した通信は
「ダウンリンク」として参照され、かつ、UTから衛星
を介してSANへ向けられた通信は「アップリンク」と
して参照される。
【0040】送信信号の一般的な構成は、PLMNにお
ける従来のGSM送信に対して使用される構成に類似し
ており、かつ、周波数多様時分割多元アクセス(TDM
A)案を使用する。図2を参照すると、SANとUTと
の間における送信の基本的な単位は、一連の約100個
の変調されたディジタルビットである。該一連のディジ
タルビットは、バーストとして参照される。バースト
は、それぞれ、有限の継続期間を有し、かつ、無線スペ
クトルの有限部分を占有する。故に、各バーストは、時
間および周波数の窓内で送信される。該窓は、スロット
として参照される。スロットは、25kHz毎に配置さ
れ、かつ、40/6ms毎に遅れずに繰り返される。各
スロットの継続期間は、バーストピリオド(即ち、B
P)として参照される。スロットの時間領域および周波
数領域における図解表示は、図2に示されている。
【0041】信号送信案は、それぞれのUTと(複数の
SANのうちの)1つのSANとの間における通信を
(衛星を介して)提供するためのチャネルを、特定の衛
星スポットビームによって定義されたセル内の全てのU
Tに対する多数の共通チャネルと共に具備する。ここで
は、該信号チャネルのうちのいくつかの構成が、より詳
細に説明される。
【0042】・個々のチャネル 音声送信に対して、データは、個々のトラヒックチャネ
ルTCH上で送信される。各TCHは、関連低速制御チ
ャネル(即ち、SACCH)を用意される。各TCH
は、6個のBP毎における1つのスロットからなり、か
つ、25個のスロットのサイクルを具備する。SACC
Hは、12個の連続的なスロットからなるブロック内に
多重化される。2つのSACCHブロックは、TCHの
25個のスロットサイクル毎に送信される。また、残り
のスロットは、タイミング基準を送信するために使用さ
れ、それによって、TCHの25個の各スロットサイク
ルの間に、25個のスロットSACCHメッセージを作
成する。TCH/SACCHは、UTがデディケイティ
ド(dedicated )モードにあるときに(即ち、呼の間
に)送信される。
【0043】「各TCHが6個のBP毎における1つの
スロットからなる」という事実によって、「この構成で
は、6個のTCHがインターリーブされることができ
る」ということが認識される。故に、結果としてインタ
リーブされた構成は、6個のBP毎における(6個のT
CHからなる)1つのフレームを提供する。GSMとは
対照的に、周波数ホッピングは、チャネルのスロットか
らスロットへは使用されない。
【0044】・共通チャネル 個々のUTに対するチャネルTCH/SACCHに加え
て、多数の共通チャネルが、衛星の複数のスポットビー
ムのうちの1つのスポットビームに対応する各セル内の
全てのUTに対して用意される。ここでは、該共通チャ
ネルが、より詳細に説明される。
【0045】同報通信制御チャネルBCCHが、衛星か
ら(特定セル内の)全てのUTへ、同報通信される。B
CCHは、セルを識別する情報をUTへ提供する。該情
報は、アイドルモードのUTによって(即ち、呼がなさ
れていないときに)受信される。各セルは、該セル自身
のBCCHを有するので、UTにおけるBCCHの(相
対的な)信号強度は、「UTとのTCH/SACCH通
信のために、どのセルが使用されるべきか」ということ
を判断するために使用されることができる。
【0046】特定のセルのUTのための動作パラメータ
に関するシステム情報が、BCCHメッセージにおい
て、該セル内のUTへ送信される。各BCCHメッセー
ジは、多数の(例えば、4個の)スロットからなり、か
つ、周期的に(例えば、100個のBP毎に)送信され
る。
【0047】共通チャネルは、また、ダウンリンクのペ
ージング論理チャネルPCHを具備する。PCHは、ペ
ージングメッセージをUTへ送信するために(例えば、
UTの使用者に到来呼を警告するために)使用される。
また、アクセス許可論理チャネルAGCHは、ネットワ
ークによって割り当てられたチャネルを、UTに知らせ
る。該割り当てられたチャネルは、到来呼を受信するこ
とを目的として、音声通信(TCH/SACCH)のた
めのUTによってアクセスされるべきチャネルである。
PCHは、例えば、25個のBP毎における1〜10個
のスロットからなり、かつ、AGCHは、例えば、25
個のBP毎における2個または4個または6個または8
個または10個または12個のスロットからなる。
【0048】これらのダウンリンク共通チャネルに加え
て、アップリンク共通チャネルが存在する。アップリン
ク共通チャネルは、「UTからの呼を作成することが望
まれると、セル内のUTがアクセス要求をネットワーク
へ送信する」ことを可能とする。故に、これらの要求
は、どうしても(時間的に)ランダムに発生する。従っ
て、該チャネルは、ランダムアクセスチャネルRACH
と呼ばれる。RACHは、例えば、3〜5個のBP毎に
おける2つのスロットからなる。
【0049】呼がUTから開始される際、SANからの
(呼のための)TCH/SACCHを要求するために、
RACH送信がUTによって行われる。そして、UT
は、呼のために割り当てられるべきチャネルの詳細を決
定するために、SAN/衛星からの全てのAGCHメッ
セージを傾聴する。この例では、AGCHメッセージ
は、2つのバーストを具備する。UTは、同様に、ネッ
トワークから起こされた(呼のための)PCHメッセー
ジを、SANを介して傾聴する。この目的に対して、P
CHメッセージの位置をつきとめるために、UTは、5
0個または150個または200個または300個また
は400個または600個のBP毎に、1つのバースト
を傾聴する。
【0050】BCCHが周波数f1上で送信され、か
つ、PCH/AGCHが周波数f2上で送信され、か
つ、RACHが周波数f3上で送信されるように、共通
チャネルは、関連セルに対するビーコン周波数上で送信
される。隣接セルは、該隣接セルを互いに区別するため
に、異なるビーコン周波数を有する。ビーコン周波数ス
ロットf1が、図2に概要的に示される。但し、実際に
は、第1周波数において連続波周波数取得部分を提供す
るために、割り当てられた個々の周波数スロット内の異
なる値の間を、該ビーコン周波数自身が循環する。該第
1周波数は、第2周波数におけるデータバーストによっ
て続かれる。
【0051】これらの可変フォーマット共通チャネルの
構成に関する情報は、システム情報として、BCCHメ
ッセージにおいて、特定のセルのUTへ送信される。そ
れによって、UTの動作パラメータが該情報に従って設
定されることが許可される。故に、例えば、RACHの
構成とPCHの傾聴方法(UTがPCHのスロットをど
のようにして傾聴すべきか)とが、BCCHメッセージ
において、UTへ送信される。それによって、UTが該
チャネルを傾聴することが許可される。
【0052】以下により詳細に説明されるように、(セ
ル内のUTのための他の動作パラメータを伴う)これら
のチャネル構成は時間と共に変化でき、本発明によれ
ば、パラメータが変化に依存する時間に関するタイミン
グデータは、BCCHメッセージにおいて、システム情
報として、UTへ設定される。
【0053】(3)衛星 衛星の主な信号処理構成要素の概要図が、図3に与えら
れる。複数のSANのうちの1つのSANから送信され
た信号は、アンテナ16によって受信され、かつ、検波
器/マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路17へ送ら
れる。「SANから衛星へ送信される信号は、非常に多
数のTCH/SACCHを含み、かつ、これらのTCH
/SACCHは、衛星によって、個々のUTへ送られる
べきである」ということが理解される。このために、衛
星は、複数の(例えば、163個の)アンテナ18を具
備する。該アンテナ18は、個々のスポットビームを生
成する。該スポットビームは、前述されたようなセルラ
ー構成に対応する。ビーム形成プロセッサ回路構成19
downは、回路17によってデマルチプレクスされた様々
なTCH/SACCHを受信し、かつ、該TCH/SA
CCHを多重化信号に組み立てる。該多重化信号は、1
63個の出力上を、スポットビームアンテナ18へ送信
される。回路構成19downは、また、SANから衛星へ
送信されたデータに基づいて、BCCHとPCHとAG
CHとを含む(各々のスポットビームに対する)ダウン
リンク共通制御チャネルを含むように構成される。
【0054】個々のUTからSANへのアップリンク上
の信号に対しては、RACHを具備する様々な送信が、
スポットビームアンテナ18によって受信され、かつ、
処理回路構成19upへ送られる。処理回路構成19
upは、様々なチャネルを結合する。そして、処理回路構
成19upは、アンテナ16を通したSANへの送信のた
めに、それらのチャネルを(回路17内の)マルチプレ
クサ構成へ送る。
【0055】セルC0〜C6の例が、図4に概要的に示
される。セルC0〜C6は、アンテナ18からの(16
3個のスポットビームのうちの)7つのスポットビーム
のフットプリントによって生成される。使用者端末UT
1は、セルC0内に存在するが、隣接セルC1〜C6と
範囲内に存在する他の衛星(図示略)によって生成され
たセルとのBCCHをも監視できる。
【0056】「衛星の回路構成の前記説明は概要的であ
り、かつ、更なる詳細のためには、前述された英国特許
公開第2288913号公報を参照されたい」というこ
とが理解される。
【0057】(4)使用者端末(UT1) 移動使用者端末UT1は、図5および図6に、より詳細
に示される。UT1は、従来の地上ディジタルネットワ
ークに対して使用される移動電話にほぼ類似する携帯装
置を含む。UT1は、再充電可能なバッテリ(不図示)
によって電力が供給される。また、UT1は、局所的な
地上セルラーネットワークおよび衛星ネットワークの両
方で動作するように構成される。故に、図1に示される
例では、移動使用者端末UT1は、地上ベースのGSM
プロトコルに従って動作することができるし、あるい
は、衛星ネットワークプロトコルに従って動作すること
もできる。図5に示されるように、送受器は、マイクロ
フォン20とラウドスピーカー21とバッテリ22とキ
ーパッド23とアンテナ24とディスプレイ25とを具
備する。携帯装置UT1は、また、加入者識別モジュー
ル(SIM)スマートカード26を具備する。送受器U
T1の回路構成は、図6においてブロック図形式で示さ
れる。SIMカード26は、SIMカードリーダー27
内に収納される。SIMカードリーダー27は、コント
ローラ28(一般的には、マイクロプロセッサ)に結合
されている。マイクロフォン20およびラウドスピーカ
ー21は、第1符復号器29aおよび第2符復号器29
bへ結合されている。第1符復号器29aは従来の無線
インターフェース30aへ結合されている。第2符復号
器29bは従来の無線インターフェース30bへ結合さ
れている。無線インターフェース30aはアンテナ24
aへ結合されている。無線インターフェース30bはア
ンテナ24bへ結合されている。それによって、通信信
号を(本質的によく知られた方法で)送受信する。送受
器は、「符復号器29aと無線インターフェース30a
とアンテナ24aとがGSMのPLMN9と共に使用さ
れ、かつ、対応する回路(即ち、符復号器29bと無線
インターフェース30bとアンテナ24bと)が衛星ネ
ットワークと共に使用される」ことによって、二重のモ
ード動作が可能である。
【0058】(5)サービス提供 説明されたネットワークは、多数の様々な方法で、顧客
にサービスを提供できる。例えば、通信は、衛星バック
ボーンネットワーク5を使用して、UT1からUT2へ
提供されてもよい。他にも、電話通信が、電話器7とU
T1との間において、SAN1と衛星3aとを介する経
路、または、PLMN9とアンテナ10とリンク11と
を介する経路の何れかを介して確立されることができ
る。サービス選択の更なる説明については、出願人によ
る欧州特許公開第0869628号公報を参照された
い。
【0059】(6)システム情報の更新 本発明によると、UTのための動作パラメータは、特定
のセルのためのBCCH上を送信されるメッセージによ
って、動的に更新されることができる。いくつかの例が
ここでは説明される。
【0060】・ページングチャネル(PCH)を更新す
る 先に述べられたように、ページングチャネルPCHおよ
びアクセス許可チャネルAGCHは、各セルのための共
通ビーコン周波数(f2)上を送信され、かつ、BCC
Hは、別の周波数(f1)上を送信される。衛星3aが
地球の周りを軌道周回すると、該衛星3aは、様々な地
理的区域上を通過する。これらの地理的区域は、異なる
周波数スペクトラム割当規定要求を有する。結果とし
て、利用可能なスペクトラムを最適化しながら該規定要
求を満たすために、特定のセルのためのページングチャ
ネルの周波数をある周波数から他の周波数へ動かす必要
がある。故に、第1周波数(PCH1)から第2周波数
(PCH2)へPCHを変えることが適切である。
【0061】図7を参照すると、一連のBCCHメッセ
ージ35,36が示される。セルC0(図4参照)内に
いる間、BCCHメッセージ35,36は、衛星3aか
ら使用者端末UT1へ送信される。典型的な例では、U
Tは、ほぼ20分間、該セル内にとどまる。本発明によ
ると、連続するBCCHメッセージ35,36は、タイ
ミングデータを具備する。該タイミングデータは、ペー
ジングチャネルの周波数が変わるべき時間を示す。タイ
ミングデータは、時間tのフォーマットで提供される。
該時間tは、走査期間T以内において、PCH周波数の
更新前に経過する時間を示す。この例では、期間Tは2
分であり、かつ、PCHは、BCCHメッセージ35の
後、t=1.3分後に周波数を変更する予定である。
「周波数における変更までに経過すべき時間は、連続す
るBCCHメッセージが送信される時間において減らさ
れる」という事実によって、(メッセージ35’のよう
な)連続するBCCHメッセージは、tの更新値を用い
て符号化される。
【0062】期間Tの終わりにおいて、処理は再び始ま
り、かつ、値tは(次の走査期間Tに関して)リセット
される。示される例では、PCHに対する更なる変化は
行われない。故に、BCCHメッセージ36は、将来の
変化を示す値tを具備しない。図8は、UT1のコント
ローラ28(図6)がBCCHメッセージを処理する方
法を図解する。
【0063】処理は、ステップS0で始まり、かつ、ス
テップS1では、BCCHメッセージ(例えば、メッセ
ージ35)がデコードされる。
【0064】ステップS2は、期間Tが終了したか否か
を判断する。「期間Tが終了していない」と仮定する
と、処理は、ステップS3へ進む。ステップS3では、
値tがメッセージ内に設定されたか否かを判断するため
に、デコードされたデータが調べられる。このことは、
PCH周波数が更新されるべきか否かを示す。もし、P
CH周波数が更新されるべきならば、処理は、ステップ
S4へ進み、かつ、値tが決定される。
【0065】ステップS5では、時間期間tが終了する
と、(ステップS6において示されるように)PCH周
波数が更新される。ページングチャネルPCH2のため
の周波数は、使用者端末UT1に対して、既に知られて
いる。「衛星の周回軌道はネットワークに知られてお
り、その結果、予め決定された周波数が、チャネルに割
り当てられることができ、かつ、先行するセットアップ
オペレーションにおいて使用者端末に通信されることが
できる」ということが理解される。故に、PCH周波数
が変わる値を使用者端末は既に知っているので、使用者
端末は、単に、「PCH周波数は特定の時刻に変わる予
定である」ということを知る必要があるだけである。
【0066】使用者端末UT1は、期間T(=2分)の
開始において、タイムウインドウW1の間に、BCCH
メッセージをサンプリングする必要があるだけである。
値tを取得すると、適切な時間にPCH2への変化を引
き起こすために、使用者端末の内部クロックが、使用さ
れることができる。故に、UT1は、連続する各BCC
Hメッセージ値を継続的にサンプリングする必要がな
く、かつ、サンプリングは、次の2分の期間Tのための
ウインドウW2の間、繰り返される必要があるだけであ
る。故に、バッテリ電力を節約する。
【0067】・BCCH周波数更新 パラメータが変わるべき時間を、更新される値そのもの
と共に送信することは、UTのいくつかの動作パラメー
タにとって望ましい。このことは、(BCCH周波数の
ような)パラメータが動的に変化されることを可能にす
る。BCCH周波数がBCCH1からBCCH2へ変え
られる例が図9および図10に示される。これらの図
は、一般に、図7および図8に類似しており、かつ、同
じ参照名称が使用される。BCCHメッセージ35は、
タイミングデータtだけでなく(BCCH2のために使
用されるべき周波数スロットの)指示fsもまた具備す
る。
【0068】図10に示される(UTによって実行され
る)処理は、図8を参照して先に説明された(ページン
グ周波数の例に対する)処理と実質的に同じである。し
かしながら、ステップS4は、2つの段階を具備する。
第1のステップS4.1は、BCCHのための周波数更
新の時間tを決定する。第2のステップS4.2は、
(時間tにおいて使用されるべき)新たな周波数スロッ
トfsを、BCCHメッセージからデコードすることを
含む。
【0069】故に、図10のステップS6では、BCC
Hが時間tにおいて更新されるべき周波数が知られ、そ
れによって、コントローラ28は、正確な時間に、使用
者端末を、新たなBCCHへ再同調することができる。
【0070】「セル内の使用者端末のための他の動作パ
ラメータは、本発明に従って変えられることができる」
ということが理解される。例えば、PCHおよびBCC
Hの変更が周波数の点から説明されたが、「スロットの
数およびチャネルのフレーム構造は可変であり、かつ、
スロットおよびフレーム構造に対する変更を用いて使用
者端末を更新するために、BCCHメッセージが使用さ
れることができる」ということが理解される。AGCH
およびRACHの周波数および構成もまた、BCCHメ
ッセージによる同じ方法で、更新されることができる。
【0071】本発明は、先に説明されたチャネル構成を
更新することに限定されない。例えば、先に説明された
ように、呼を行うためにどのセルが使用されるべきであ
るかを判断するために、使用者端末は、隣接セルからの
受信されたBCCH品質の記録を保持している。本発明
によると、セルC0および周りのセルC1〜C6の両方
に対するBCCH周波数は、周波数およびタイムスロッ
ト構成の両方の点において、個別に変化することができ
る。本発明によると、セルC0へ送信されるべきBCC
Hメッセージは、周りのセルに対する周波数情報をUT
1で更新するために、使用されることができる。故に、
隣接セルのBCCH周波数に対する変更にもかかわら
ず、使用者端末UT1は、隣接セルに対するBCCHを
監視することを継続できる。
【0072】ICO(登録商標)システムは、また、ハ
イペネトレーションノーティフィケーションチャネルを
具備する。ハイペネトレーションノーティフィケーショ
ンチャネルは、UTが従来のページング信号を受信でき
ない条件(例えば、ビル内部)において使用者端末をペ
ージングするために使用される。HPNシステムの特徴
は、出願人による国際公開第98/23045号明細書
(1997年8月29日提出)において説明されてい
る。HPN周波数に対する変化のタイミングは、本発明
によるBCCHメッセージ内のタイミングデータとし
て、使用者端末へ通知されることができる。
【0073】多くの修正および変形が、本発明の範囲内
に属する。例えば、本発明は、ICO(登録商標)衛星
ネットワークに関する例によって説明されたが、(異な
る衛星群および信号送信プロトコルを伴う)他の衛星ネ
ットワークが使用されることもできる。
【0074】また、経路1,2上の信号通信は、TDM
Aアクセスプロトコルを利用するが、符号分割多元接続
(CDMA)または周波数分割多元接続(FDMA)の
ような他のプロトコルが使用されることができる。
【0075】説明の便宜上、語句「移動」は、使用者端
末UTを示すために使用されたが、「この語句は、携帯
端末または可搬端末に限定されず、例えば、海洋船舶ま
たは航空機または地上車両に搭載されるべき端末も含
む」ということが理解されるべきである。また、完全に
または少なくとも部分的に不動である(複数の)端末U
Tのうちのいくつかを用いて本発明を実施することが可
能である。
【0076】また、本発明は、衛星システムを参照する
例によって説明されたが、アンテナ10を介して送信さ
れるBCCHを制御するために、図1に示されるPLM
N9のような地上ベースのネットワークに関連して使用
されることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による衛星遠距離通信シ
ステムの一例を示す図である。
【図2】 FDMA送信タイムスロットの一例を示す図
である。
【図3】 衛星の回路の一例を示す図である。
【図4】 セルパターンの一例を示す図である。
【図5】 移動使用者端末の一例を示す図である。
【図6】 移動使用者端末の回路の一例を示す図であ
る。
【図7】 PCH更新における信号相互交換のタイミン
グの一例を示す図である。
【図8】 PCH更新における移動使用者端末の動作例
を示すフローチャートである。
【図9】 BCCH更新における信号相互交換のタイミ
ングの一例を示す図である。
【図10】 BCCH更新における移動使用者端末の動
作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
UT1,UT2……使用者端末 SAN1,SAN2,SAN3……衛星アクセスノード GW1,GW2,GW3……ゲートウエー 3a,3b……衛星 5……バックボーンネットワーク 12……SCC 13……TT&C 14……NMC

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラー移動遠距離通信システムを動作
    させる方法であって、 セルのうちの1つのセル内の使用者端末に対する動作パ
    ラメータに対して変化が起こるべきときを定義するタイ
    ミングデータを具備するシステム情報を送信することを
    具備し、 システム情報は、セルのための同報通信チャネルにおい
    て同報通信されるべきであり、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 タイミングデータは、与えられた時間範
    囲以内における少なくとも1つの前記動作パラメータに
    対する切迫した変化を示すことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 タイミングデータは、タイミングデータ
    を具備する同報通信チャネルとは異なるチャネルの構成
    に対する切迫した変化を示すことを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 システム情報は、変化の結果として採用
    される値に関するデータと共に、動作パラメータに対す
    る変化のための前記タイミングデータを具備することを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 タイミング情報は、同報通信チャネルの
    構成に対する切迫した変化を示すことを特徴とする請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 同報通信チャネルが一連のタイムスロッ
    トにおいて送信されることを引き起こすことを具備し、 タイムスロットのうちの少なくともいくつかは、セルへ
    同報通信されるべき前記タイミングデータを含むことを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 セルラー遠距離通信システムは、衛星シ
    ステムを具備し、 システム情報の送信は、該情報をシステムの衛星へ送信
    することを具備し、 それによって、システム情報が、衛星のアンテナスポッ
    トビームを具備するセル内の使用者端末による受信のた
    めに、衛星から同報通信されることを引き起こすことを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 衛星は、予め決定された軌道内を移動
    し、 該方法は、衛星の軌道位置に依存して動作パラメータの
    変化を示すようなタイミングデータを選択することを具
    備することを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 セルラー移動遠距離通信システムのため
    のサブシステムであって、 セルのうちの1つのセル内の使用者端末のための動作パ
    ラメータに対して変化が起こるべきときを定義するタイ
    ミングデータを具備するシステム情報を送信するように
    構成された送信機を具備し、 システム情報は、セルのための同報通信チャネルにおい
    て同報通信されるべきであり、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とするサ
    ブシステム。
  10. 【請求項10】 セルラー移動遠距離通信システムにお
    ける使用のための衛星のための搭載機器であって、 セルのうちの1つのセル内の使用者端末のための動作パ
    ラメータに対して変化が起こるべきときを定義するタイ
    ミングデータを具備するシステム情報を受信するように
    構成されたビーム処理システムと、 セルのためのタイミングデータを具備する同報通信チャ
    ネルを送信する送信機とを具備し、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とする搭
    載機器。
  11. 【請求項11】 セルラー衛星移動遠距離通信システム
    のための地球局であって、 セルのうちの1つのセル内の使用者端末のための動作パ
    ラメータに対して変化が起こるべきときを定義するタイ
    ミングデータを具備するシステム情報を送信する送信機
    構成を具備し、 システム情報は、セルのための同報通信チャネルにおい
    て、衛星によって同報通信されるべきであり、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とする地
    球局。
  12. 【請求項12】 移動遠距離通信システムの衛星によっ
    て送信される同報通信信号であって、 該同報通信信号は、セルのうちの1つのセル内の使用者
    端末のための動作パラメータに対して変化が起こるべき
    ときを定義するタイミングデータを具備するシステム情
    報を用いて変調された搬送波を具備し、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とする同
    報通信信号。
  13. 【請求項13】 地球局によって、移動セルラー遠距離
    通信システムの衛星へ送信される信号であって、 該信号は、セルのうちの1つのセル内の使用者端末のた
    めの動作パラメータに対して変化が起こるべきときを定
    義するタイミングデータを具備するシステム情報を具備
    し、 システム情報は、セルのための同報通信チャネルにおい
    て、衛星によって同報通信されるべきであり、 それによって、変化が起こるべき時間にセル内の使用者
    端末が変化を起こすことを許可することを特徴とする信
    号。
  14. 【請求項14】 衛星移動セルラー遠距離通信システム
    のための使用者端末であって、 該使用者端末は、システムの衛星によって送信された同
    報通信信号を受信する受信器回路構成を具備し、 同報通信信号は、セルのうちの1つのセル内の使用者端
    末のための動作パラメータに対して変化が起こるべきと
    きを定義するタイミングデータを具備するシステム情報
    を具備し、 該使用者端末は、タイミングデータに応答して、変化が
    起こるべき時間に変化を起こすプロセッサを具備するこ
    とを特徴とする使用者端末。
  15. 【請求項15】 プロセッサは、予め決定された間隔に
    よって時間的に間隔をあけておかれた所定の時間ウイン
    ドウの間だけ、タイミングデータに応答するように動作
    することを特徴とする請求項14記載の使用者端末。
  16. 【請求項16】 地上移動遠距離通信ネットワークを用
    いる第1モードと衛星ネットワークを用いる第2モード
    とで動作可能であることを特徴とする請求項14記載の
    使用者端末。
  17. 【請求項17】 タイミングデータは、PCHとBCC
    HとRACHとAGCHとHPNチャネルと隣接セルの
    BCCHとのうちの少なくとも1つに対する切迫した変
    化を示すことを特徴とする請求項14記載の使用者端
    末。
  18. 【請求項18】 移動セルラー遠距離通信システムのた
    めの使用者端末を動作させる方法であって、 使用者端末に対する動作パラメータに対して変化が起こ
    るべきときを定義するタイミングデータを具備するシス
    テム情報を具備する同報通信信号を受信する受信回路構
    成を具備し、 システム情報は、使用者端末が置かれるセルのための同
    報通信チャネルにおいて同報通信されるべきであり、 該方法は、 同報通信チャネルからデータを検出することと、 タイミングデータによって定義される時間に変化を起こ
    すために、使用者端末の動作パラメータを調整すること
    とを具備することを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 予め決定された間隔によって時間的に
    間隔をあけておかれた所定の時間ウインドウの間だけ、
    同報通信信号に応答することを具備することを特徴とす
    る請求項18記載の方法。
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