JP2000024122A - 眼窩用マイクロアンペア治療装置 - Google Patents
眼窩用マイクロアンペア治療装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 専門知識を必要とせず、簡便な方法によって
効果的に眼性疲労の治療を行ない得る眼窩用マイクロア
ンペア治療装置を提供する。 【解決手段】 顔面に装着される眼鏡枠状の装置本体1
と、この装置本体1を介して眼窩回りに微弱電流を印加
する電源3とからなり、上記装置本体が、眼窩を取り囲
む環状の電極支持枠1aと、この電極支持枠に取り付け
られるとともに、顔面側部の耳に掛けられて、上記電極
支持枠を顔面に固定する固定枠1bとによって構成さ
れ、上記電極支持枠と固定枠には、眼窩回りの顔面に当
接させられる第1の電極5と、上記第1の電極から離間
した位置において顔面に当接させられる第2の電極6が
設けられ、これらの第1の電極と第2の電極との間に上
記電源が接続されている。
効果的に眼性疲労の治療を行ない得る眼窩用マイクロア
ンペア治療装置を提供する。 【解決手段】 顔面に装着される眼鏡枠状の装置本体1
と、この装置本体1を介して眼窩回りに微弱電流を印加
する電源3とからなり、上記装置本体が、眼窩を取り囲
む環状の電極支持枠1aと、この電極支持枠に取り付け
られるとともに、顔面側部の耳に掛けられて、上記電極
支持枠を顔面に固定する固定枠1bとによって構成さ
れ、上記電極支持枠と固定枠には、眼窩回りの顔面に当
接させられる第1の電極5と、上記第1の電極から離間
した位置において顔面に当接させられる第2の電極6が
設けられ、これらの第1の電極と第2の電極との間に上
記電源が接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微弱電流を用いて
治療を行なうようにしたマイクロアンペア治療装置に関
するものである。
治療を行なうようにしたマイクロアンペア治療装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】人体は、生命活動に伴って細胞膜内外に
生じる電位差によって情報伝達機能を果たす生体電流を
有している。この生体電流は、特に神経細胞や筋細胞に
おいて著しく、これにより、マクロ的に心臓や胃あるい
は肝臓等の臓器の活動、さらには、筋肉の伸縮や肌の張
り等が制御されている。
生じる電位差によって情報伝達機能を果たす生体電流を
有している。この生体電流は、特に神経細胞や筋細胞に
おいて著しく、これにより、マクロ的に心臓や胃あるい
は肝臓等の臓器の活動、さらには、筋肉の伸縮や肌の張
り等が制御されている。
【0003】これをミクロ的に説明すると、上記細胞は
静止状態において静止電位と呼ばれる約80ミリボルト
の負電位を保持しており、生体が光や聴覚等の五感的刺
激、圧力や振動等の機械的刺激、あるいは、熱による温
熱的刺激を受けた場合に、脳からの刺激により当該細胞
膜におけるナトリウムやカルシウム等の浸透性が一過性
に変化して細胞の内外で濃度変化を生じ、これに起因し
て上記細胞内外の電位差が逆転することにより、活動電
位と呼ばれる約40ミリボルトの正電位に変化する。こ
れにより、刺激を受けた部位に周囲の静止部位から局所
電流(活動電流)が流れ込み、周囲の静止部位が刺激さ
れて新たな刺激がインパルスとして伝達されて行く。
静止状態において静止電位と呼ばれる約80ミリボルト
の負電位を保持しており、生体が光や聴覚等の五感的刺
激、圧力や振動等の機械的刺激、あるいは、熱による温
熱的刺激を受けた場合に、脳からの刺激により当該細胞
膜におけるナトリウムやカルシウム等の浸透性が一過性
に変化して細胞の内外で濃度変化を生じ、これに起因し
て上記細胞内外の電位差が逆転することにより、活動電
位と呼ばれる約40ミリボルトの正電位に変化する。こ
れにより、刺激を受けた部位に周囲の静止部位から局所
電流(活動電流)が流れ込み、周囲の静止部位が刺激さ
れて新たな刺激がインパルスとして伝達されて行く。
【0004】このような細胞における生命活動、すなわ
ち、細胞内において物質を移送する際や、細胞内外にお
ける浸透圧の差によって上記ナトリウム等を出入りさせ
る際には、多くのエネルギを消費しており、当該エネル
ギとして、ミトコンドリアによって合成されるATP
(アデノシン三燐酸)が分解されるときに発生するエネ
ルギが主として利用されている。したがって、上記各細
胞を正常な活性を有する状態に保持したり、老化した細
胞を活性化したり、さらには、損傷した組織を早期に回
復させるためには、ミトコンドリアにおける電気伝達系
統を活性化してATPの合成を促進させる必要がある。
ち、細胞内において物質を移送する際や、細胞内外にお
ける浸透圧の差によって上記ナトリウム等を出入りさせ
る際には、多くのエネルギを消費しており、当該エネル
ギとして、ミトコンドリアによって合成されるATP
(アデノシン三燐酸)が分解されるときに発生するエネ
ルギが主として利用されている。したがって、上記各細
胞を正常な活性を有する状態に保持したり、老化した細
胞を活性化したり、さらには、損傷した組織を早期に回
復させるためには、ミトコンドリアにおける電気伝達系
統を活性化してATPの合成を促進させる必要がある。
【0005】そこで、従来より、過度の運動によってミ
クロ的に細胞が損傷や障害を受けることに起因して炎症
や疼痛反応を生じた場合、たとえば、肩こりや腰痛ある
いは眼性疲労等の生じた場合に、当該箇所の細胞に生体
電流と同様の微弱電流を積極的に外部から通電すること
により、ミクロ的に上記ATPの産出を活性化させて、
損傷細胞の修復や置換を促進し、もって、短期間に受傷
部位の傷み等を低減させたり、細胞の活性を高めて柔軟
性を高めるようにした、マイクロアンペア治療とよばれ
る治療方法や、針によって患部を刺激する針治療とよば
れる治療方法が行なわれている。
クロ的に細胞が損傷や障害を受けることに起因して炎症
や疼痛反応を生じた場合、たとえば、肩こりや腰痛ある
いは眼性疲労等の生じた場合に、当該箇所の細胞に生体
電流と同様の微弱電流を積極的に外部から通電すること
により、ミクロ的に上記ATPの産出を活性化させて、
損傷細胞の修復や置換を促進し、もって、短期間に受傷
部位の傷み等を低減させたり、細胞の活性を高めて柔軟
性を高めるようにした、マイクロアンペア治療とよばれ
る治療方法や、針によって患部を刺激する針治療とよば
れる治療方法が行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のマイ
クロアンペア治療にあっては、患部に微弱電流を流すた
めに一対の電極を必要とするが、通常、その電極が棒状
に形成されて、患部に接触させられる通電部が比較的大
きなものとなっていることから、肩こりや腰痛の等の治
療には適しているものの、眼性疲労に対しては、通電部
が広すぎて効果的な治療が行なえないといった問題点が
ある。
クロアンペア治療にあっては、患部に微弱電流を流すた
めに一対の電極を必要とするが、通常、その電極が棒状
に形成されて、患部に接触させられる通電部が比較的大
きなものとなっていることから、肩こりや腰痛の等の治
療には適しているものの、眼性疲労に対しては、通電部
が広すぎて効果的な治療が行なえないといった問題点が
ある。
【0007】特に、近年では、コンピュータ等の普及に
より、CRTやバックライト型LCDを長時間に亘って
見つめる機会が多く、上記眼性疲労の発生頻度が高いこ
とから、この眼性疲労に対し簡便でかつ効果的に行なえ
る治療装置の出現が期待されている。
より、CRTやバックライト型LCDを長時間に亘って
見つめる機会が多く、上記眼性疲労の発生頻度が高いこ
とから、この眼性疲労に対し簡便でかつ効果的に行なえ
る治療装置の出現が期待されている。
【0008】また、後者の針治療にあっては、専門知識
を有する技術者を必要とし、患者自身では治療が行なえ
ないといった不具合や、治療中に動けないといった不具
合を有している。
を有する技術者を必要とし、患者自身では治療が行なえ
ないといった不具合や、治療中に動けないといった不具
合を有している。
【0009】本発明は、このような従来の治療方法にお
いて残されている諸問題点を有効に解消するためになさ
れたもので、専門知識を必要とせず、簡便な方法によっ
て効果的に眼性疲労の治療を行ない得る眼窩用マイクロ
アンペア治療装置を提供することを目的とする。
いて残されている諸問題点を有効に解消するためになさ
れたもので、専門知識を必要とせず、簡便な方法によっ
て効果的に眼性疲労の治療を行ない得る眼窩用マイクロ
アンペア治療装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の眼窩用
マイクロアンペア治療装置は、顔面に装着される眼鏡枠
状の装置本体と、この装置本体を介して眼窩回りに微弱
電流を印加する電源とからなり、上記装置本体が、眼窩
を取り囲む環状の電極支持枠と、この電極支持枠に取り
付けられるとともに、顔面側部の耳に掛けられて、上記
電極支持枠を顔面に固定する固定枠とによって構成さ
れ、上記電極支持枠と固定枠には、眼窩回りの顔面に当
接させられる第1の電極と、上記第1の電極から離間し
た位置において顔面に当接させられる第2の電極が設け
られ、これらの第1の電極と第2の電極との間に上記電
源が接続されていることを特徴とするものである。
マイクロアンペア治療装置は、顔面に装着される眼鏡枠
状の装置本体と、この装置本体を介して眼窩回りに微弱
電流を印加する電源とからなり、上記装置本体が、眼窩
を取り囲む環状の電極支持枠と、この電極支持枠に取り
付けられるとともに、顔面側部の耳に掛けられて、上記
電極支持枠を顔面に固定する固定枠とによって構成さ
れ、上記電極支持枠と固定枠には、眼窩回りの顔面に当
接させられる第1の電極と、上記第1の電極から離間し
た位置において顔面に当接させられる第2の電極が設け
られ、これらの第1の電極と第2の電極との間に上記電
源が接続されていることを特徴とするものである。
【0011】ここで、上記第1の電極は、請求項2に記
載の発明のように、眼窩回りに存在するつぼに対応した
位置に設けられ、また、請求項3に記載の発明のよう
に、眼窩回りに存在する複数のつぼに対応して複数設け
られる。
載の発明のように、眼窩回りに存在するつぼに対応した
位置に設けられ、また、請求項3に記載の発明のよう
に、眼窩回りに存在する複数のつぼに対応して複数設け
られる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし請求項3の何れかに記載の上記電極支持枠および
固定枠が、左右の眼窩に対応して一対設けられていると
ともに、これらに装着されている第1の電極と第2の電
極とに、上記電源から独立して微弱電流が印加されるよ
うになされていることを特徴とするものであり、さら
に、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の上記第1の電極あるいは第2の電極
の、上記顔面に接触させられる部分が、導電性に富みか
つ柔らかな材料によって形成されていることを特徴とす
るものである。
ないし請求項3の何れかに記載の上記電極支持枠および
固定枠が、左右の眼窩に対応して一対設けられていると
ともに、これらに装着されている第1の電極と第2の電
極とに、上記電源から独立して微弱電流が印加されるよ
うになされていることを特徴とするものであり、さら
に、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の上記第1の電極あるいは第2の電極
の、上記顔面に接触させられる部分が、導電性に富みか
つ柔らかな材料によって形成されていることを特徴とす
るものである。
【0013】請求項1ないし請求項5に記載の発明によ
れば、装置本体を、患者の顔面に、その耳を利用して装
着すると、装置本体を構成する電極支持枠が患者の眼窩
の周辺を取り巻くように位置させられるとともに、この
電極支持枠に取り付けられている第1の電極が、上記眼
窩の周辺に接触させられるとともに、第2の電極が顔面
の他の部分に接触させられる。
れば、装置本体を、患者の顔面に、その耳を利用して装
着すると、装置本体を構成する電極支持枠が患者の眼窩
の周辺を取り巻くように位置させられるとともに、この
電極支持枠に取り付けられている第1の電極が、上記眼
窩の周辺に接触させられるとともに、第2の電極が顔面
の他の部分に接触させられる。
【0014】これより、電源によって両電極間に微弱電
流を印加することにより、眼窩の周辺部の所定位置へ微
弱電流が流されて、当該部分の細胞の活性化が行なわれ
て眼性疲労の治療が行なわれる。
流を印加することにより、眼窩の周辺部の所定位置へ微
弱電流が流されて、当該部分の細胞の活性化が行なわれ
て眼性疲労の治療が行なわれる。
【0015】この印加する微弱電流は、40〜300マ
イクロアンペアの範囲内において設定されるが、その理
由は、当該範囲が本来の生体電流に近い電流であって、
治療時の違和感を伴うことなく効果的に細胞を刺激し、
当該細胞の内の活動電位を高めて活性化することによ
り、優れた治療効果が得られるからである。ちなみに、
上記電流が40マイクロアンペアに満たないと、細胞の
活性化効果が希薄で、所望の治療効果を得るには不十分
であり、他方、300マイクロアンペアを超えると、生
体電流に対して大きくなりすぎ、逆に電流が細胞を迂回
してしまって所望の効果が得られなくなり、あるいは、
細胞を突き破って当該細胞の活動電位を低下させるおそ
れがあり、上記範囲外の電流値であると所望の治療効果
が得られない。そして、好ましい電流範囲は、40〜8
0マイクロアンペアである。
イクロアンペアの範囲内において設定されるが、その理
由は、当該範囲が本来の生体電流に近い電流であって、
治療時の違和感を伴うことなく効果的に細胞を刺激し、
当該細胞の内の活動電位を高めて活性化することによ
り、優れた治療効果が得られるからである。ちなみに、
上記電流が40マイクロアンペアに満たないと、細胞の
活性化効果が希薄で、所望の治療効果を得るには不十分
であり、他方、300マイクロアンペアを超えると、生
体電流に対して大きくなりすぎ、逆に電流が細胞を迂回
してしまって所望の効果が得られなくなり、あるいは、
細胞を突き破って当該細胞の活動電位を低下させるおそ
れがあり、上記範囲外の電流値であると所望の治療効果
が得られない。そして、好ましい電流範囲は、40〜8
0マイクロアンペアである。
【0016】ここで、第1の電極と第2の電極との位置
関係が、上記装置本体に対する取付位置によって一義的
に設定されるものであり、かつ、患者の耳と眼窩との位
置関係が一定であることから、上記装置本体を耳を利用
して装着することにより、上記第1の電極が眼窩に対し
て所定位置において接触させられ、また、第2の電極が
適宜の位置において顔面に接触させられる。
関係が、上記装置本体に対する取付位置によって一義的
に設定されるものであり、かつ、患者の耳と眼窩との位
置関係が一定であることから、上記装置本体を耳を利用
して装着することにより、上記第1の電極が眼窩に対し
て所定位置において接触させられ、また、第2の電極が
適宜の位置において顔面に接触させられる。
【0017】したがって、装置本体を顔面に装着するの
みで、第1の電極を眼窩の所定の位置に接触させるとと
もに、第2の電極を顔面適宜位置に接触させて通電可能
な状態とすることができ、簡便な操作による眼性疲労の
治療が可能であり、装置本体を顔面に装着した後におい
ては、装置本体を支持する必要がなく、患者は、両手を
用いて電源を操作することができ、この結果、第三者の
介添えを必要とすることなく、また、針を刺すといった
特殊な技術を必要としないことから患者自身で治療を行
なうことができるとともに、治療中において装置本体を
手で支えておくことによって装置本体のずれを防止でき
るので、治療中における歩行等の動きが可能となる。
みで、第1の電極を眼窩の所定の位置に接触させるとと
もに、第2の電極を顔面適宜位置に接触させて通電可能
な状態とすることができ、簡便な操作による眼性疲労の
治療が可能であり、装置本体を顔面に装着した後におい
ては、装置本体を支持する必要がなく、患者は、両手を
用いて電源を操作することができ、この結果、第三者の
介添えを必要とすることなく、また、針を刺すといった
特殊な技術を必要としないことから患者自身で治療を行
なうことができるとともに、治療中において装置本体を
手で支えておくことによって装置本体のずれを防止でき
るので、治療中における歩行等の動きが可能となる。
【0018】ここで、請求項2に記載の発明のように、
第1の電極を眼窩回りのつぼに対応して設けることによ
り、つぼを刺激して、眼性疲労の効果的な治療が可能と
なり、また、請求項3に記載の発明のように、第1の電
極を、眼窩回りの複数のつぼに対応させて複数設けるこ
とにより、さらに、眼窩回りの細胞の活性化を促して眼
性疲労の治療を効果的に行なうことができる。
第1の電極を眼窩回りのつぼに対応して設けることによ
り、つぼを刺激して、眼性疲労の効果的な治療が可能と
なり、また、請求項3に記載の発明のように、第1の電
極を、眼窩回りの複数のつぼに対応させて複数設けるこ
とにより、さらに、眼窩回りの細胞の活性化を促して眼
性疲労の治療を効果的に行なうことができる。
【0019】そして、請求項4に記載の発明のように、
第1の電極と第2の電極とを、左右の眼窩に対応してそ
れぞれ設け、これらに独立して微弱電流を印加すること
により、左右の眼窩において効率よく眼性疲労を治療す
ることができる。
第1の電極と第2の電極とを、左右の眼窩に対応してそ
れぞれ設け、これらに独立して微弱電流を印加すること
により、左右の眼窩において効率よく眼性疲労を治療す
ることができる。
【0020】また、請求項5に記載の発明のように、第
1の電極あるいは第2の電極の顔面との接触部分を、導
電性に富みかつ柔らかな材料で形成することにより、装
置本体の装着感を極力軽減することができる。
1の電極あるいは第2の電極の顔面との接触部分を、導
電性に富みかつ柔らかな材料で形成することにより、装
置本体の装着感を極力軽減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係
わる眼窩用マイクロアンペア治療装置を患者の顔面に装
着した状態を示す側面図であり、顔面に装着される眼鏡
枠状の装置本体1と、この装置本体1を介して眼窩2回
りに微弱電流を印加する電源3とからなり、上記装置本
体1が、眼窩2を取り囲む環状の電極支持枠1aと、こ
の電極支持枠1aに取り付けられるとともに、顔面側部
の耳4に掛けられて、上記電極支持枠1aを顔面に固定
する固定枠1bとによって構成され、上記電極支持枠1
aと固定枠1bには、眼窩2回りの顔面に当接させられ
る第1の電極5(図2参照)と、上記第1の電極5から
離間した位置において顔面に当接させられる第2の電極
6が設けられ、これらの第1の電極5と第2の電極6と
の間に上記電源3が接続された概略構成となっている。
て、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係
わる眼窩用マイクロアンペア治療装置を患者の顔面に装
着した状態を示す側面図であり、顔面に装着される眼鏡
枠状の装置本体1と、この装置本体1を介して眼窩2回
りに微弱電流を印加する電源3とからなり、上記装置本
体1が、眼窩2を取り囲む環状の電極支持枠1aと、こ
の電極支持枠1aに取り付けられるとともに、顔面側部
の耳4に掛けられて、上記電極支持枠1aを顔面に固定
する固定枠1bとによって構成され、上記電極支持枠1
aと固定枠1bには、眼窩2回りの顔面に当接させられ
る第1の電極5(図2参照)と、上記第1の電極5から
離間した位置において顔面に当接させられる第2の電極
6が設けられ、これらの第1の電極5と第2の電極6と
の間に上記電源3が接続された概略構成となっている。
【0022】詳述すれば、上記電極支持枠1aは、左右
の眼窩2のそれぞれに対応するように一対並列的に設け
られており、これらの電極支持枠1aがその内側におい
て連結片1cにより一体に連結され、それぞれの電極支
持枠1aの外側に、上記固定枠1bが連設されている。
の眼窩2のそれぞれに対応するように一対並列的に設け
られており、これらの電極支持枠1aがその内側におい
て連結片1cにより一体に連結され、それぞれの電極支
持枠1aの外側に、上記固定枠1bが連設されている。
【0023】また、上記装置本体1は、合成樹脂等のあ
る程度の弾性を有しかつ電気絶縁性に優れた材料によっ
て形成されており、各電極支持枠1aの内部には、図2
に鎖線で示すように、環状の第1の給電線7が埋め込ま
れ、また、上記固定枠1bの内部には、上記第1の給電
線7に電気的に接続された第2の給電線8がその全長に
亘って埋め込まれ、この第2の給電線8は、上記各固定
枠1bの端部(電極支持枠1aとの接続部と反対側の端
部)から引き出されて、上記電源3へ接続されている。
る程度の弾性を有しかつ電気絶縁性に優れた材料によっ
て形成されており、各電極支持枠1aの内部には、図2
に鎖線で示すように、環状の第1の給電線7が埋め込ま
れ、また、上記固定枠1bの内部には、上記第1の給電
線7に電気的に接続された第2の給電線8がその全長に
亘って埋め込まれ、この第2の給電線8は、上記各固定
枠1bの端部(電極支持枠1aとの接続部と反対側の端
部)から引き出されて、上記電源3へ接続されている。
【0024】さらに、上記各固定枠1bの端部には、そ
の内側へ向けて露出させられた上記第2の電極6が固定
されており、それぞれの第2の電極6には、第3の給電
線9が接続されているとともに、これらの第3の給電線
9は、上記各固定枠1bの端部から引き出された第2の
給電線8と対をなして、上記電源3へ接続されている。
の内側へ向けて露出させられた上記第2の電極6が固定
されており、それぞれの第2の電極6には、第3の給電
線9が接続されているとともに、これらの第3の給電線
9は、上記各固定枠1bの端部から引き出された第2の
給電線8と対をなして、上記電源3へ接続されている。
【0025】したがって、上記電源3から供給される微
弱電流は、各対毎に供給されて、左右の電極支持枠1a
と固定枠1bとに独立して供給されるようになってい
る。
弱電流は、各対毎に供給されて、左右の電極支持枠1a
と固定枠1bとに独立して供給されるようになってい
る。
【0026】上記第1の電極5は、本実施形態において
は、各電極支持枠1aの上部、下部、および、内側部の
それぞれに、装置本体1が顔面に装着された状態におい
て、この顔面に向けて突出するようにして設けられてお
り、さらに、上記固定枠1bの上記電極支持枠1aとの
接続部近傍位置に、顔面へ向けて突出するようにして設
けられ、本実施形態においては、左右に4個ずつ合計8
個設けられている。
は、各電極支持枠1aの上部、下部、および、内側部の
それぞれに、装置本体1が顔面に装着された状態におい
て、この顔面に向けて突出するようにして設けられてお
り、さらに、上記固定枠1bの上記電極支持枠1aとの
接続部近傍位置に、顔面へ向けて突出するようにして設
けられ、本実施形態においては、左右に4個ずつ合計8
個設けられている。
【0027】そして、これらの第1の電極5は、図3に
示すように、各眼窩2の回りに存在する4つのつぼ、す
なわち、客主人A、眼光明B、攅竹C、および、皿白D
のそれぞれのつぼの位置関係と同等の位置関係で設置さ
れているとともに、各電極支持枠1aおよび固定枠1b
に埋設されている上記第1の給電線7および第2の給電
線8へ電気的に接続されている。
示すように、各眼窩2の回りに存在する4つのつぼ、す
なわち、客主人A、眼光明B、攅竹C、および、皿白D
のそれぞれのつぼの位置関係と同等の位置関係で設置さ
れているとともに、各電極支持枠1aおよび固定枠1b
に埋設されている上記第1の給電線7および第2の給電
線8へ電気的に接続されている。
【0028】一方、上記各第2の電極6は、図1および
図2に示すように、円盤状に形成されており、装置本体
1を顔面に装着した状態において、顎の付け根の略後方
で上記顔面側部に接触させられるようになっている。
図2に示すように、円盤状に形成されており、装置本体
1を顔面に装着した状態において、顎の付け根の略後方
で上記顔面側部に接触させられるようになっている。
【0029】上記電源3は、電圧が9Vで電流が40〜
80μAの微弱電流を、1.3Hzの交流として供給す
るようになっている。
80μAの微弱電流を、1.3Hzの交流として供給す
るようになっている。
【0030】このように構成された本実施形態に係わる
眼窩用マイクロアンペア治療装置は、装置本体1を通常
の眼鏡を掛けるようにして装着した後に、電源3を起動
して両電極5・6に約7分間微弱電流を印加することに
より、眼窩2あるいはその周辺部の細胞に微弱電流が流
れ、その細胞が活性化されることにより眼性疲労の治療
を施すことができる。このときの通電時間を、約7分間
に設定したのは、7分を過ぎて通電を行なっても、上記
通電による細胞の活性化が飽和状態になってしまうこと
によるものである。
眼窩用マイクロアンペア治療装置は、装置本体1を通常
の眼鏡を掛けるようにして装着した後に、電源3を起動
して両電極5・6に約7分間微弱電流を印加することに
より、眼窩2あるいはその周辺部の細胞に微弱電流が流
れ、その細胞が活性化されることにより眼性疲労の治療
を施すことができる。このときの通電時間を、約7分間
に設定したのは、7分を過ぎて通電を行なっても、上記
通電による細胞の活性化が飽和状態になってしまうこと
によるものである。
【0031】そして、装置本体1を顔面に装着するのみ
で、第1の電極5を眼窩2の所定の位置に接触させると
ともに、第2の電極6を顔面適宜位置に接触させて通電
可能な状態とすることができ、簡便な操作による眼性疲
労の治療が可能であり、装置本体1を顔面に装着した後
においては、装置本体を支持する必要がなく、患者は、
両手を用いて電源3を操作することができ、この結果、
第三者の介添えを必要とすることもなく、患者自身で治
療を行なうことができるとともに、治療中において装置
本体1を手で支えておくことによって装置本体1のずれ
を防止できるので、治療中における歩行等の動きが可能
となる。
で、第1の電極5を眼窩2の所定の位置に接触させると
ともに、第2の電極6を顔面適宜位置に接触させて通電
可能な状態とすることができ、簡便な操作による眼性疲
労の治療が可能であり、装置本体1を顔面に装着した後
においては、装置本体を支持する必要がなく、患者は、
両手を用いて電源3を操作することができ、この結果、
第三者の介添えを必要とすることもなく、患者自身で治
療を行なうことができるとともに、治療中において装置
本体1を手で支えておくことによって装置本体1のずれ
を防止できるので、治療中における歩行等の動きが可能
となる。
【0032】なお、上記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
【0033】たとえば、上記実施形態においては、第1
の電極5を装置本体1の電極支持枠1aや固定枠1bに
一体に装着した例について示したが、これに代えて、図
4に示すように、装置本体1にその内部に埋め込まれて
いる第1の給電線7や第2の給電線8に電気的に接続さ
れているナット10を埋め込むとともに、このナット1
0の開口部を装置本体1の内側へ突出させておき、ま
た、上記第1の電極5を、上記ナット10に螺着させる
ことによって固定されるビス11と、このビス11の一
端に一体に取り付けられて、顔面との接触部となる球殻
状の金属製接触端子12とによって構成することも可能
である。
の電極5を装置本体1の電極支持枠1aや固定枠1bに
一体に装着した例について示したが、これに代えて、図
4に示すように、装置本体1にその内部に埋め込まれて
いる第1の給電線7や第2の給電線8に電気的に接続さ
れているナット10を埋め込むとともに、このナット1
0の開口部を装置本体1の内側へ突出させておき、ま
た、上記第1の電極5を、上記ナット10に螺着させる
ことによって固定されるビス11と、このビス11の一
端に一体に取り付けられて、顔面との接触部となる球殻
状の金属製接触端子12とによって構成することも可能
である。
【0034】このような構成とすることにより、第1の
電極5を回動させて上記装置本体1からの突出量の調整
が可能であることから、患者の顔面の起伏に応じて上記
第1の電極5の位置調整を行ない、上記第1の電極5と
患者の顔面との接触状態を確実なものとすることがで
き、また、上記第1の電極5の交換を簡便に行なうこと
ができる。
電極5を回動させて上記装置本体1からの突出量の調整
が可能であることから、患者の顔面の起伏に応じて上記
第1の電極5の位置調整を行ない、上記第1の電極5と
患者の顔面との接触状態を確実なものとすることがで
き、また、上記第1の電極5の交換を簡便に行なうこと
ができる。
【0035】さらに、上記接触端子12を導電性を有し
かつ柔らかな材料によって形成することにより、装置本
体1の装着感を高めることができる。そして、柔らかな
材料として綿等を用いると、上記の装着感は向上するも
のの、導電性が十分に確保できなくなることが想定され
るが、この場合には、上記綿に、水あるいは温泉水等の
イオン化しやすい液体をしみこませて使用することによ
って容易に対処することができる。
かつ柔らかな材料によって形成することにより、装置本
体1の装着感を高めることができる。そして、柔らかな
材料として綿等を用いると、上記の装着感は向上するも
のの、導電性が十分に確保できなくなることが想定され
るが、この場合には、上記綿に、水あるいは温泉水等の
イオン化しやすい液体をしみこませて使用することによ
って容易に対処することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
ないし請求項5の何れかに記載の眼窩用マイクロアンペ
ア治療装置によれば、装置本体を顔面に装着するのみ
で、第1の電極を眼窩の所定の位置に接触させるととも
に、第2の電極を顔面適宜位置に接触させて、眼窩ある
いはその周辺部の細胞への微弱電流の通電を可能な状態
とすることができ、この結果、簡便な操作による眼性疲
労の治療が可能であり、また、装置本体を顔面に装着し
た後においては、装置本体を支持する必要がなく、患者
は、両手を用いて電源を操作することができ、これによ
り、第三者の介添えを必要とすることなく、また、針を
刺すといった特殊な技術を必要としないことから患者自
身で治療を行なうことができ、さらに、治療中において
装置本体を手で支えておくことによって装置本体のずれ
を防止できるので、治療中における歩行等の動きが可能
となる。
ないし請求項5の何れかに記載の眼窩用マイクロアンペ
ア治療装置によれば、装置本体を顔面に装着するのみ
で、第1の電極を眼窩の所定の位置に接触させるととも
に、第2の電極を顔面適宜位置に接触させて、眼窩ある
いはその周辺部の細胞への微弱電流の通電を可能な状態
とすることができ、この結果、簡便な操作による眼性疲
労の治療が可能であり、また、装置本体を顔面に装着し
た後においては、装置本体を支持する必要がなく、患者
は、両手を用いて電源を操作することができ、これによ
り、第三者の介添えを必要とすることなく、また、針を
刺すといった特殊な技術を必要としないことから患者自
身で治療を行なうことができ、さらに、治療中において
装置本体を手で支えておくことによって装置本体のずれ
を防止できるので、治療中における歩行等の動きが可能
となる。
【図1】本発明の眼窩用マイクロアンペア治療装置の一
実施形態を示すもので、人体に装着した状態を示す側面
図である。
実施形態を示すもので、人体に装着した状態を示す側面
図である。
【図2】本発明の眼窩用マイクロアンペア治療装置の一
実施形態を示す外観斜視図である。
実施形態を示す外観斜視図である。
【図3】眼窩回りのつぼの位置を示す正面図である。
【図4】本発明の眼窩用マイクロアンペア治療装置の変
形例を示す要部の縦断面図である。
形例を示す要部の縦断面図である。
1 装置本体 1a 電極支持枠 1b 固定枠 1c 連結片 2 眼窩 3 電源 4 耳 5 第1の電極 6 第2の電極 7 第1の給電線 8 第2の給電線 9 第3の給電線 10 ナット 11 ビス 12 接触端子 A 客主人 B 眼光明 C 攅竹 D 皿白
Claims (5)
- 【請求項1】 顔面に装着される眼鏡枠状の装置本体
と、この装置本体を介して眼窩回りに微弱電流を印加す
る電源とからなり、上記装置本体が、眼窩を取り囲む環
状の電極支持枠と、この電極支持枠に取り付けられると
ともに、顔面側部の耳に掛けられて、上記電極支持枠を
顔面に固定する固定枠とによって構成され、上記電極支
持枠と固定枠には、眼窩回りの顔面に当接させられる第
1の電極と、上記第1の電極から離間した位置において
顔面に当接させられる第2の電極が設けられ、これらの
第1の電極と第2の電極との間に上記電源が接続されて
いることを特徴とする眼窩用マイクロアンペア治療装
置。 - 【請求項2】 上記第1の電極が、眼窩回りに存在する
つぼに対応した位置に設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の眼窩用マイクロアンペア治療装置。 - 【請求項3】 上記第1の電極が、眼窩回りに存在する
複数のつぼに対応して複数設けられていることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の眼窩用マイクロア
ンペア治療装置。 - 【請求項4】 上記電極支持枠および固定枠が、左右の
眼窩に対応して一対設けられているとともに、これらに
装着されている第1の電極と第2の電極とに、上記電源
から独立して微弱電流が印加されるようになされている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の眼窩用マイクロアンペア治療装置。 - 【請求項5】 上記第1の電極あるいは第2の電極の、
上記顔面に接触させられる部分が、導電性に富みかつ柔
らかな材料によって形成されていることを特徴とする請
求項1ないし請求項4の何れかに記載の眼窩用マイクロ
アンペア治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192684A JP2000024122A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 眼窩用マイクロアンペア治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192684A JP2000024122A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 眼窩用マイクロアンペア治療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000024122A true JP2000024122A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16295334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10192684A Pending JP2000024122A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 眼窩用マイクロアンペア治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000024122A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003354B2 (en) | 2000-05-04 | 2006-02-21 | Optobionics Corporation | Artificial retina device with stimulating and ground return electrodes disposed on opposite sides of the neuroretina and method of attachment |
US7020527B2 (en) | 2002-01-23 | 2006-03-28 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic treatment apparatus |
KR101889357B1 (ko) * | 2017-09-20 | 2018-08-17 | (주)휴비딕 | 눈의 나노 약물 전달용 이온공급 장치 |
-
1998
- 1998-07-08 JP JP10192684A patent/JP2000024122A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003354B2 (en) | 2000-05-04 | 2006-02-21 | Optobionics Corporation | Artificial retina device with stimulating and ground return electrodes disposed on opposite sides of the neuroretina and method of attachment |
US7979134B2 (en) | 2000-05-04 | 2011-07-12 | Imi Intelligent Medical Implants Ag | Artificial retina device with stimulating and ground return electrodes disposed on opposite sides of the neuroretina and method of attachment |
US8306626B2 (en) | 2000-05-04 | 2012-11-06 | Imi Intelligent Medical Implants Ag | Artificial retina device with stimulating and ground return electrodes disposed on opposite sides of the neuroretina and method of attachment |
US7020527B2 (en) | 2002-01-23 | 2006-03-28 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic treatment apparatus |
US7706886B2 (en) | 2002-01-23 | 2010-04-27 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic treatment stimulation method for inhibiting death of retinal cells |
KR101889357B1 (ko) * | 2017-09-20 | 2018-08-17 | (주)휴비딕 | 눈의 나노 약물 전달용 이온공급 장치 |
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