JP2000023893A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents
食器洗浄乾燥機Info
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- JP2000023893A JP2000023893A JP10208692A JP20869298A JP2000023893A JP 2000023893 A JP2000023893 A JP 2000023893A JP 10208692 A JP10208692 A JP 10208692A JP 20869298 A JP20869298 A JP 20869298A JP 2000023893 A JP2000023893 A JP 2000023893A
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- Japan
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- water
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- washing
- dishwasher
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- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
- A47L15/42—Details
- A47L15/4251—Details of the casing
- A47L15/4257—Details of the loading door
- A47L15/4263—Door sealing arrangements
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾燥時に不快な臭気が部屋内に流れることを
防止する。 【解決手段】 ドアの内面板30の内側上部に排気口カ
バー40を取り付け、その両者に形成されている傾斜リ
ブ33、44の遊嵌により、洗浄室に向けて開いた排気
導入口(切欠部43)と機外に向けて開いた排気口部3
2の排気孔とを連通するラビリンス構造の通気路を形成
する。排気口カバー40にはその通気路出口側に位置し
て、活性炭を充填した脱臭部材46、47を配設する。
洗浄室内の排気ガスに含まれる水蒸気は上記通気路を通
過する間に結露して除去され、乾いた排気ガスが脱臭部
材46、47を通過した後に機外に排出される。これに
より悪臭が除去される。
防止する。 【解決手段】 ドアの内面板30の内側上部に排気口カ
バー40を取り付け、その両者に形成されている傾斜リ
ブ33、44の遊嵌により、洗浄室に向けて開いた排気
導入口(切欠部43)と機外に向けて開いた排気口部3
2の排気孔とを連通するラビリンス構造の通気路を形成
する。排気口カバー40にはその通気路出口側に位置し
て、活性炭を充填した脱臭部材46、47を配設する。
洗浄室内の排気ガスに含まれる水蒸気は上記通気路を通
過する間に結露して除去され、乾いた排気ガスが脱臭部
材46、47を通過した後に機外に排出される。これに
より悪臭が除去される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄乾燥機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄乾燥機では、密閉自在の洗浄兼
乾燥室内に食器類を収容し、該室内に水道水を導入して
洗浄兼乾燥室底部の貯留槽に水を溜める。そして、洗浄
ポンプを作動させて貯留した水を吸引し、洗浄兼乾燥室
内に配設したノズルから食器類に水を勢いよく噴射す
る。これにより、食器類に付着していた汚れは水ととも
に流下する。流れ落ちた水に混入している食物の残滓は
金属製メッシュのフィルタに捕集され、水は再び貯留槽
に戻り、循環して使用される。
乾燥室内に食器類を収容し、該室内に水道水を導入して
洗浄兼乾燥室底部の貯留槽に水を溜める。そして、洗浄
ポンプを作動させて貯留した水を吸引し、洗浄兼乾燥室
内に配設したノズルから食器類に水を勢いよく噴射す
る。これにより、食器類に付着していた汚れは水ととも
に流下する。流れ落ちた水に混入している食物の残滓は
金属製メッシュのフィルタに捕集され、水は再び貯留槽
に戻り、循環して使用される。
【0003】このようにして洗浄及びすすぎが行われた
後に、次のように乾燥が実行される。洗浄兼乾燥室底部
にはシーズ線等から成るヒータが配設されて成る。ファ
ンを作動させ筐体背面や上面に設けた吸気口を介して外
気を洗浄兼乾燥室内に取り込み、上記ヒータにより取り
込んだ空気を加熱する。この熱した空気により食器類に
付着している水分を蒸発させ、水蒸気を含む暖気を排気
口を介して外部に排出する。一般に、この排気口は筐体
の前面や上面に設けられている。
後に、次のように乾燥が実行される。洗浄兼乾燥室底部
にはシーズ線等から成るヒータが配設されて成る。ファ
ンを作動させ筐体背面や上面に設けた吸気口を介して外
気を洗浄兼乾燥室内に取り込み、上記ヒータにより取り
込んだ空気を加熱する。この熱した空気により食器類に
付着している水分を蒸発させ、水蒸気を含む暖気を排気
口を介して外部に排出する。一般に、この排気口は筐体
の前面や上面に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乾燥の際には、食器自
体はきれいに洗浄されているが、上述のように、洗浄兼
乾燥室底部のフィルタには食器から洗い流された食物の
残滓等が溜まっている。このため、洗浄兼乾燥室から排
出される暖気がこれらの臭いを有しており、当該洗浄乾
燥機を設置した部屋内に悪臭が拡散することがあった。
体はきれいに洗浄されているが、上述のように、洗浄兼
乾燥室底部のフィルタには食器から洗い流された食物の
残滓等が溜まっている。このため、洗浄兼乾燥室から排
出される暖気がこれらの臭いを有しており、当該洗浄乾
燥機を設置した部屋内に悪臭が拡散することがあった。
【0005】こうした問題に対して特開平9−2993
12号公報には、食器洗浄乾燥機の洗浄兼乾燥室から排
出される空気を排水管に導く構成が開示されている。こ
のような構成によれば、臭気が部屋内に拡散することを
確実に防止できる。しかしながら、そのためには配管工
事を必要とするので、業務用装置やいわゆるビルトイン
タイプの家庭用装置では比較的実現が容易であるが、一
般家庭で広く使用されている据え置き用装置ではコスト
の面等から実用性に乏しかった。
12号公報には、食器洗浄乾燥機の洗浄兼乾燥室から排
出される空気を排水管に導く構成が開示されている。こ
のような構成によれば、臭気が部屋内に拡散することを
確実に防止できる。しかしながら、そのためには配管工
事を必要とするので、業務用装置やいわゆるビルトイン
タイプの家庭用装置では比較的実現が容易であるが、一
般家庭で広く使用されている据え置き用装置ではコスト
の面等から実用性に乏しかった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、簡単な構成でもっ
て乾燥時に排出される不所望の臭気を解消することがで
きる食器洗浄乾燥機を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、簡単な構成でもっ
て乾燥時に排出される不所望の臭気を解消することがで
きる食器洗浄乾燥機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するために成された本発明に係る食器洗浄
乾燥機は、 a)食器類を収容するための洗浄兼乾燥室と、 b)該洗浄兼乾燥室内に開口した排気導入口と筐体の一部
に開口した排気口とを連通する排気路と、 c)該排気路内部に配設された脱臭手段と、 を備えることを特徴としている。
記課題を解決するために成された本発明に係る食器洗浄
乾燥機は、 a)食器類を収容するための洗浄兼乾燥室と、 b)該洗浄兼乾燥室内に開口した排気導入口と筐体の一部
に開口した排気口とを連通する排気路と、 c)該排気路内部に配設された脱臭手段と、 を備えることを特徴としている。
【0008】ここで脱臭手段としては、例えば活性炭フ
ィルタを用いたものが利用できる。この食器洗浄乾燥機
では、乾燥時に洗浄兼乾燥室内の臭気を含む空気は脱臭
手段を通過し、ここで臭気が除去された後に機外に排出
される。
ィルタを用いたものが利用できる。この食器洗浄乾燥機
では、乾燥時に洗浄兼乾燥室内の臭気を含む空気は脱臭
手段を通過し、ここで臭気が除去された後に機外に排出
される。
【0009】乾燥時に洗浄兼乾燥室内の空気は多量の水
蒸気を含むが、活性炭フィルタ等の脱臭手段は水が浸透
すると脱臭性能が劣化する。そこで、本発明の食器洗浄
乾燥機では、排気路内において脱臭手段の手前に水の侵
入を防止する水阻止手段を設けた構成とすることが好ま
しい。また、この水阻止手段は例えばラビリンス構造を
有する通気路とすることができる。水蒸気を含む空気が
このような通気路に入ると、水蒸気の大部分は結露して
除去され、乾いた空気が脱臭手段に到達する。
蒸気を含むが、活性炭フィルタ等の脱臭手段は水が浸透
すると脱臭性能が劣化する。そこで、本発明の食器洗浄
乾燥機では、排気路内において脱臭手段の手前に水の侵
入を防止する水阻止手段を設けた構成とすることが好ま
しい。また、この水阻止手段は例えばラビリンス構造を
有する通気路とすることができる。水蒸気を含む空気が
このような通気路に入ると、水蒸気の大部分は結露して
除去され、乾いた空気が脱臭手段に到達する。
【0010】また、活性炭フィルタ等の脱臭手段は所定
期間使用すると脱臭性能が低下するため、交換が容易で
あることが望ましい。そこで、本発明に係る食器洗浄乾
燥機では、前記排気口は洗浄兼乾燥室を開放又は閉鎖す
る扉体に設けられ、該扉体の内側に前記排気導入口を形
成した排気口カバーを着脱自在に装着するとともに、該
排気口カバー内に前記脱臭手段を着脱自在に設ける構成
とするとよい。
期間使用すると脱臭性能が低下するため、交換が容易で
あることが望ましい。そこで、本発明に係る食器洗浄乾
燥機では、前記排気口は洗浄兼乾燥室を開放又は閉鎖す
る扉体に設けられ、該扉体の内側に前記排気導入口を形
成した排気口カバーを着脱自在に装着するとともに、該
排気口カバー内に前記脱臭手段を着脱自在に設ける構成
とするとよい。
【0011】また、この場合、前記通気路は、前記排気
口カバーとそれに対面する扉体内面とにそれぞれ突出し
て形成された所定形状のリブによりラビリンス構造に形
成されて成るものとすることができる。
口カバーとそれに対面する扉体内面とにそれぞれ突出し
て形成された所定形状のリブによりラビリンス構造に形
成されて成るものとすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る食器洗
浄乾燥機によれば、洗浄兼乾燥室の臭気が脱臭手段によ
り除去された後に機外に排出されるので、不快な臭気が
部屋内に広がることを防止できる。
浄乾燥機によれば、洗浄兼乾燥室の臭気が脱臭手段によ
り除去された後に機外に排出されるので、不快な臭気が
部屋内に広がることを防止できる。
【0013】また、脱臭手段の手前に水阻止手段を設け
た構成とすれば、多量の水蒸気が脱臭手段に到達するこ
とを防止できるので、脱臭手段の脱臭性能が短期間で劣
化することを回避できる。
た構成とすれば、多量の水蒸気が脱臭手段に到達するこ
とを防止できるので、脱臭手段の脱臭性能が短期間で劣
化することを回避できる。
【0014】更に、排気口を扉体に設け、扉体に着脱自
在に付設する排気口カバー内に脱臭手段を設けた構成と
すれば、使用者が脱臭手段の交換を容易に行うことがで
きるので、常に高い脱臭性能を維持することが可能とな
る。
在に付設する排気口カバー内に脱臭手段を設けた構成と
すれば、使用者が脱臭手段の交換を容易に行うことがで
きるので、常に高い脱臭性能を維持することが可能とな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明による食器洗浄乾燥機の一実施
例を図面を参照して説明する。図1はこの食器洗浄乾燥
機の全体構成を示す側面断面図、図2はこの食器洗浄乾
燥機のドアの分解図、図3はドア上部に設けられた排気
口近傍の概略断面図である。
例を図面を参照して説明する。図1はこの食器洗浄乾燥
機の全体構成を示す側面断面図、図2はこの食器洗浄乾
燥機のドアの分解図、図3はドア上部に設けられた排気
口近傍の概略断面図である。
【0016】まず、この食器洗浄乾燥機の全体構成を図
1により説明する。機枠1の内部には洗浄室(乾燥室を
兼用する)2が配設され、洗浄室2の前面開口には、そ
の下端が軸支されるドア3が手前方向(図1中の矢印A
の方向)に開放するように設けられている。洗浄室2の
底部中央には回転自在のノズルアーム4が設けられ、そ
の上面には所定の角度をもって噴射孔5が形成されてい
る。洗浄室2の底部には、循環口7及び排水口8が側方
に設けられた貯水槽6が連通して配設されており、該貯
水槽6の上面、つまり洗浄室2との間には、食器類から
流れ落ちた残菜類を捕集するためのメッシュ状のフィル
タ9が設けられている。
1により説明する。機枠1の内部には洗浄室(乾燥室を
兼用する)2が配設され、洗浄室2の前面開口には、そ
の下端が軸支されるドア3が手前方向(図1中の矢印A
の方向)に開放するように設けられている。洗浄室2の
底部中央には回転自在のノズルアーム4が設けられ、そ
の上面には所定の角度をもって噴射孔5が形成されてい
る。洗浄室2の底部には、循環口7及び排水口8が側方
に設けられた貯水槽6が連通して配設されており、該貯
水槽6の上面、つまり洗浄室2との間には、食器類から
流れ落ちた残菜類を捕集するためのメッシュ状のフィル
タ9が設けられている。
【0017】洗浄室2の底面下方には洗浄兼排水ポンプ
10が配置されており、洗浄時には貯水槽6の循環口7
から吸い込んだ水をノズルアーム4へ送出し、排水時に
は貯水槽6の排水口8から吸い込んだ水を排水ホース1
1を通して外部へと排出する。一方、給水弁12を介し
て外部より供給された水は、洗浄室2の後方に配設され
た給水口13から洗浄室2内に注がれる。洗浄室2の後
方には洗浄室2内の水位を検知するためのフロート(図
示せず)を備える水位検知室14が配置されており、洗
浄室2内の水は図示せぬ連通口を通して該水位検知室1
4にも流れ込む。更には、洗浄室2底部には、ノズルア
ーム4の回転軸の周囲を大きく周回して、洗浄水やすす
ぎ水を温めるとともに乾燥時には洗浄室2内の空気の温
度を高めるためのループ状のシーズヒータ15が設けら
れている。
10が配置されており、洗浄時には貯水槽6の循環口7
から吸い込んだ水をノズルアーム4へ送出し、排水時に
は貯水槽6の排水口8から吸い込んだ水を排水ホース1
1を通して外部へと排出する。一方、給水弁12を介し
て外部より供給された水は、洗浄室2の後方に配設され
た給水口13から洗浄室2内に注がれる。洗浄室2の後
方には洗浄室2内の水位を検知するためのフロート(図
示せず)を備える水位検知室14が配置されており、洗
浄室2内の水は図示せぬ連通口を通して該水位検知室1
4にも流れ込む。更には、洗浄室2底部には、ノズルア
ーム4の回転軸の周囲を大きく周回して、洗浄水やすす
ぎ水を温めるとともに乾燥時には洗浄室2内の空気の温
度を高めるためのループ状のシーズヒータ15が設けら
れている。
【0018】洗浄室2の背面壁にはファンモータ17に
より回転駆動されるファン16が付設されており、この
ファン16が回転すると機枠1の背面に開口した吸気口
18から吸引された機外の空気が洗浄室2内に送り込ま
れる。一方、ドア3には後に詳述するように排気口19
が設けられており、洗浄室2内の空気が機外に排出でき
るようになっている。
より回転駆動されるファン16が付設されており、この
ファン16が回転すると機枠1の背面に開口した吸気口
18から吸引された機外の空気が洗浄室2内に送り込ま
れる。一方、ドア3には後に詳述するように排気口19
が設けられており、洗浄室2内の空気が機外に排出でき
るようになっている。
【0019】上記食器洗浄機により食器類の洗浄を行な
う際には、使用者は図示せぬ食器篭に食器類を収納し、
ドア3を開いて該食器篭を洗浄室2内に設置する。洗浄
が開始されると、給水弁12が開放されて洗浄室2底部
及び貯水槽6に所定量の水が溜められる。この水はシー
ズヒータ15により所定温度(通常60℃程度)にまで
加熱される。洗浄兼排水ポンプ10が駆動されると、該
洗浄兼排水ポンプ10は貯水槽6の循環口7から温水を
吸引しノズルアーム4へと送出する。水は小径の噴射孔
5より勢いよく飛び出し、水の噴射の反動によりノズル
アーム4は回転する。これにより、水は食器類に当たっ
て洗浄室2底部に流れ落ち、フィルタ9により固形物が
除去されて貯水槽6に循環する。
う際には、使用者は図示せぬ食器篭に食器類を収納し、
ドア3を開いて該食器篭を洗浄室2内に設置する。洗浄
が開始されると、給水弁12が開放されて洗浄室2底部
及び貯水槽6に所定量の水が溜められる。この水はシー
ズヒータ15により所定温度(通常60℃程度)にまで
加熱される。洗浄兼排水ポンプ10が駆動されると、該
洗浄兼排水ポンプ10は貯水槽6の循環口7から温水を
吸引しノズルアーム4へと送出する。水は小径の噴射孔
5より勢いよく飛び出し、水の噴射の反動によりノズル
アーム4は回転する。これにより、水は食器類に当たっ
て洗浄室2底部に流れ落ち、フィルタ9により固形物が
除去されて貯水槽6に循環する。
【0020】所定時間(10分程度)の洗浄が終了する
と、洗浄兼排水ポンプ10は貯水槽6の排水口8から吸
引した水を排水ホース11へと吐出し、洗浄室2底部の
水を排出する。そして、給水弁12を開放してすすぎの
ための清浄な水を新たに洗浄室2に導入し、洗浄時と同
様にして1分程度のすすぎを実行する。水によるすすぎ
を2〜3回繰り返した後、洗浄室2に水を導入し、その
水をシーズヒータ15により70〜80℃程度の温度に
まで加熱する。そして、この熱湯により最終すすぎを行
なう。これにより、食器類の殺菌が行なえるとともに、
食器類が温まるので次行程の乾燥運転時に迅速な乾燥が
行なえる。
と、洗浄兼排水ポンプ10は貯水槽6の排水口8から吸
引した水を排水ホース11へと吐出し、洗浄室2底部の
水を排出する。そして、給水弁12を開放してすすぎの
ための清浄な水を新たに洗浄室2に導入し、洗浄時と同
様にして1分程度のすすぎを実行する。水によるすすぎ
を2〜3回繰り返した後、洗浄室2に水を導入し、その
水をシーズヒータ15により70〜80℃程度の温度に
まで加熱する。そして、この熱湯により最終すすぎを行
なう。これにより、食器類の殺菌が行なえるとともに、
食器類が温まるので次行程の乾燥運転時に迅速な乾燥が
行なえる。
【0021】最終すすぎの後、洗浄兼排水ポンプ10に
より洗浄室2底部の水を排出し、ファン16を回転させ
て洗浄室2内に外気を取り入れて、シーズヒータ15に
より洗浄室2内を加熱する。食器類に付着している水滴
は蒸発し、水蒸気を多量に含む暖気は排気口19から機
外に排出される。このようにして所定時間の乾燥運転を
行った後に全ての動作を終了する。
より洗浄室2底部の水を排出し、ファン16を回転させ
て洗浄室2内に外気を取り入れて、シーズヒータ15に
より洗浄室2内を加熱する。食器類に付着している水滴
は蒸発し、水蒸気を多量に含む暖気は排気口19から機
外に排出される。このようにして所定時間の乾燥運転を
行った後に全ての動作を終了する。
【0022】次に、排気口19を中心とするドア3の構
造について説明する。図2に示すように、ドア3は主と
して、機外に面し塗装鋼板等から成る外面板20と、洗
浄室2内に面し耐熱性を有する合成樹脂から成る内面板
30と、内面板30の上部に取り付けられる排気口カバ
ー40とを含んで構成される。
造について説明する。図2に示すように、ドア3は主と
して、機外に面し塗装鋼板等から成る外面板20と、洗
浄室2内に面し耐熱性を有する合成樹脂から成る内面板
30と、内面板30の上部に取り付けられる排気口カバ
ー40とを含んで構成される。
【0023】外面板20は、中央に内部透視用の楕円形
状の透明な窓板21が装着され、その上部にはドアロッ
クレバーが背面側より嵌挿されて成る把手凹部22が形
成されている。また、把手凹部22の両側には、後記排
気口部32を機外に露呈させるための排気口窓23が設
けられている。
状の透明な窓板21が装着され、その上部にはドアロッ
クレバーが背面側より嵌挿されて成る把手凹部22が形
成されている。また、把手凹部22の両側には、後記排
気口部32を機外に露呈させるための排気口窓23が設
けられている。
【0024】内面板30は、その中央に上記窓板21の
位置に対応して楕円形状の内面窓開口31が設けられ、
上部両側には、内面側から外面側に凹むとともにその凹
部底壁に複数の小孔が穿孔された排気口部32を有して
いる。また、図2では隠れて見えないが、両排気口部3
2の間の排気口カバー40に対向する部位には、複数の
所定形状の傾斜リブが略垂直に延出して形成されてい
る。
位置に対応して楕円形状の内面窓開口31が設けられ、
上部両側には、内面側から外面側に凹むとともにその凹
部底壁に複数の小孔が穿孔された排気口部32を有して
いる。また、図2では隠れて見えないが、両排気口部3
2の間の排気口カバー40に対向する部位には、複数の
所定形状の傾斜リブが略垂直に延出して形成されてい
る。
【0025】排気口カバー40は、平坦部41と、平坦
部41の周縁端から略垂直に延出した垂直縁部42と、
該垂直縁部42の下側中央のみが所定幅で欠損した切欠
部43と、平坦部41から略垂直に延出した複数の傾斜
リブ44及びL字状リブ45とを有している。この傾斜
リブ44は、中央部が高く両側に向けて下傾した形状と
なっている。また、この排気口カバー40の二箇所のL
字状リブ45の内側と両L字状リブ45で挟まれる空間
内には、それぞれ所定形状の第1脱臭部材46と第2脱
臭部材47とが収納されるようになっている。この第
1、第2脱臭部材は46、47はいずれも、活性炭を空
気の流通が容易な所定形状のケースに納めた活性炭フィ
ルタである。
部41の周縁端から略垂直に延出した垂直縁部42と、
該垂直縁部42の下側中央のみが所定幅で欠損した切欠
部43と、平坦部41から略垂直に延出した複数の傾斜
リブ44及びL字状リブ45とを有している。この傾斜
リブ44は、中央部が高く両側に向けて下傾した形状と
なっている。また、この排気口カバー40の二箇所のL
字状リブ45の内側と両L字状リブ45で挟まれる空間
内には、それぞれ所定形状の第1脱臭部材46と第2脱
臭部材47とが収納されるようになっている。この第
1、第2脱臭部材は46、47はいずれも、活性炭を空
気の流通が容易な所定形状のケースに納めた活性炭フィ
ルタである。
【0026】排気口カバー40が排気口カバー取付ネジ
48により内面板30に装着されると、図3に示すよう
に排気口カバー40の垂直縁部42の縁端は内面板30
に密着し、切欠部43においてのみ内面板30との間に
隙間が生じる。この隙間が、排気口カバー40の下面に
開口した排気導入口となる。また、内面板30に形成さ
れている傾斜リブ33と排気口カバー40の傾斜リブ4
4とは、それぞれ互い違いに遊嵌するようになってお
り、これにより上記排気導入口と排気口部32とを連通
して、狭く曲がりくねった通気路(つまりラビリンス構
造を有する通気路)が形成される。第1、第2脱臭部材
46、47はこの通気路の出口側に位置することにな
る。
48により内面板30に装着されると、図3に示すよう
に排気口カバー40の垂直縁部42の縁端は内面板30
に密着し、切欠部43においてのみ内面板30との間に
隙間が生じる。この隙間が、排気口カバー40の下面に
開口した排気導入口となる。また、内面板30に形成さ
れている傾斜リブ33と排気口カバー40の傾斜リブ4
4とは、それぞれ互い違いに遊嵌するようになってお
り、これにより上記排気導入口と排気口部32とを連通
して、狭く曲がりくねった通気路(つまりラビリンス構
造を有する通気路)が形成される。第1、第2脱臭部材
46、47はこの通気路の出口側に位置することにな
る。
【0027】乾燥動作時に、水蒸気を多量に含んだ暖気
が排気導入口から通気路内に入ると、暖気は通気路内壁
(傾斜リブ33、44など)に接触して冷却され、水蒸
気が凝縮して結露する。結露した水は傾斜リブ33、4
4の傾斜面に沿って流下し、排気口カバー40の下側の
垂直縁部42内壁面に滴下する。この垂直縁部42の下
壁は両側方から切欠部43に向かって緩やかに下傾して
いるため、水は切欠部43つまり排気導入口に達し、そ
こから洗浄室2内に滴下する。而して、排出ガスに多量
に含まれる水蒸気はラビリンス構造を有する通気路を通
過する間に除去され、第1、第2脱臭部材46、47に
到達するときには乾いた状態になっている。この乾いた
排出ガスは第1、第2脱臭部材46、47を通過し、そ
の際に様々な臭気成分が活性炭に捕集されて除去された
後に排気口部32の排気孔34から機外に排出される。
上述のように排出ガスは乾いているので、水蒸気による
活性炭の小孔の目詰まりも生じにくく、効率的に悪臭成
分が除去される。
が排気導入口から通気路内に入ると、暖気は通気路内壁
(傾斜リブ33、44など)に接触して冷却され、水蒸
気が凝縮して結露する。結露した水は傾斜リブ33、4
4の傾斜面に沿って流下し、排気口カバー40の下側の
垂直縁部42内壁面に滴下する。この垂直縁部42の下
壁は両側方から切欠部43に向かって緩やかに下傾して
いるため、水は切欠部43つまり排気導入口に達し、そ
こから洗浄室2内に滴下する。而して、排出ガスに多量
に含まれる水蒸気はラビリンス構造を有する通気路を通
過する間に除去され、第1、第2脱臭部材46、47に
到達するときには乾いた状態になっている。この乾いた
排出ガスは第1、第2脱臭部材46、47を通過し、そ
の際に様々な臭気成分が活性炭に捕集されて除去された
後に排気口部32の排気孔34から機外に排出される。
上述のように排出ガスは乾いているので、水蒸気による
活性炭の小孔の目詰まりも生じにくく、効率的に悪臭成
分が除去される。
【0028】このようにして或る程度の期間、この食器
洗浄乾燥機を使用し続けると、第1、第2脱臭部材4
6、47の脱臭性能が低下し、機外に臭気が漏れ出すよ
うになる。このような場合、使用者は、ドア3を前下方
に倒した状態で排気口カバー取付ネジ48を外し、排気
口カバー40を取り外す。第1、第2脱臭部材46、4
7は排気口カバー40と一体に取り外されるから、容易
に新品に交換することができる。なお、脱臭部材の交換
をより簡単に行えるようにするには、ネジを用いること
なく、例えば爪と係合孔の係合により排気口カバー40
を内面板30に取り付ける構造としておくとよい。
洗浄乾燥機を使用し続けると、第1、第2脱臭部材4
6、47の脱臭性能が低下し、機外に臭気が漏れ出すよ
うになる。このような場合、使用者は、ドア3を前下方
に倒した状態で排気口カバー取付ネジ48を外し、排気
口カバー40を取り外す。第1、第2脱臭部材46、4
7は排気口カバー40と一体に取り外されるから、容易
に新品に交換することができる。なお、脱臭部材の交換
をより簡単に行えるようにするには、ネジを用いること
なく、例えば爪と係合孔の係合により排気口カバー40
を内面板30に取り付ける構造としておくとよい。
【0029】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜修正や変更を行なえることは明らか
である。
の趣旨の範囲で適宜修正や変更を行なえることは明らか
である。
【図1】 本発明の一実施例による食器洗浄乾燥機の全
体構成を示す側面断面図。
体構成を示す側面断面図。
【図2】 この食器洗浄乾燥機のドアの分解図。
【図3】 排気口周囲の概略断面図。
2…洗浄室 3…ドア 20…外面板 23…排気口窓 30…内面板 32…排気口部 40…排気口カバー 41…平坦部 42…垂直縁部 43…切欠部 33、44…傾斜リブ 45…L字状リブ 46、47…脱臭部材 48…排気口カバー取付
ネジ
ネジ
Claims (5)
- 【請求項1】 a)食器類を収容するための洗浄兼乾燥室
と、 b)該洗浄兼乾燥室内に開口した排気導入口と筐体の一部
に開口した排気口とを連通する排気路と、 c)該排気路内部に配設された脱臭手段と、 を備えることを特徴とする食器洗浄乾燥機。 - 【請求項2】 前記排気路内において、前記脱臭手段の
手前に水の侵入を防止する水阻止手段を設けたことを特
徴とする請求項1記載の食器洗浄乾燥機。 - 【請求項3】 前記水阻止手段はラビリンス構造を有す
る通気路であることを特徴とする請求項2記載の食器洗
浄乾燥機。 - 【請求項4】 前記排気口は洗浄兼乾燥室を開放又は閉
鎖する扉体に設けられ、該扉体の内側に前記排気導入口
を形成した排気口カバーを着脱自在に装着するととも
に、該排気口カバー内に前記脱臭手段を着脱自在に設け
ることを特徴とする請求項3に記載の食器洗浄乾燥機。 - 【請求項5】 前記通気路は、前記排気口カバーとそれ
に対面する扉体内面とにそれぞれ突出して形成された所
定形状のリブによりラビリンス構造に形成されて成るこ
とを特徴とする請求項4に記載の食器洗浄乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208692A JP2000023893A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 食器洗浄乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208692A JP2000023893A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 食器洗浄乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000023893A true JP2000023893A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16560503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10208692A Pending JP2000023893A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 食器洗浄乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000023893A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7389782B2 (en) * | 2002-06-04 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Dishwasher and method of controlling the same |
KR100930565B1 (ko) * | 2007-08-10 | 2009-12-10 | 엘지전자 주식회사 | 증기배출구조를 구비한 식기세척기 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10208692A patent/JP2000023893A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7389782B2 (en) * | 2002-06-04 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Dishwasher and method of controlling the same |
KR100930565B1 (ko) * | 2007-08-10 | 2009-12-10 | 엘지전자 주식회사 | 증기배출구조를 구비한 식기세척기 |
US8920225B2 (en) | 2007-08-10 | 2014-12-30 | Lg Electronics Inc. | Water vapor vent structure for dishwasher and dishwasher having the same |
DE102008037320B4 (de) * | 2007-08-10 | 2017-03-23 | Lg Electronics Inc. | Wasserdampf-Austrittsaufbau für Geschirrspüler |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |