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JP2000000451A - 粉粒体と液体との混合装置 - Google Patents

粉粒体と液体との混合装置

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Publication number
JP2000000451A
JP2000000451A JP10170780A JP17078098A JP2000000451A JP 2000000451 A JP2000000451 A JP 2000000451A JP 10170780 A JP10170780 A JP 10170780A JP 17078098 A JP17078098 A JP 17078098A JP 2000000451 A JP2000000451 A JP 2000000451A
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JP
Japan
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mixing
injection
liquid
powder
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP10170780A
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English (en)
Inventor
Yuji Ichioka
裕司 市岡
Atsushi Matsuo
淳 松尾
Tetsuji Asano
哲司 浅野
Norio Otsubo
則雄 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOMIKKU KK
Nippon Kokan Koji KK
Original Assignee
OOMIKKU KK
Nippon Kokan Koji KK
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Publication date
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】均一な濃度のセメントスラリーが効率よく連続
的に製造できるようにするとともに、小型であっても大
量生産に対応できるようにする。 【解決手段】ミキサードラム2の上方にセメントシュー
ト3を連設し、セメントの投入落下口を形成する一方、
前記ミキサードラム2の周囲に略ドラム中心方向に噴射
口を向けた噴射ノズル13を複数設けるとともに、この
噴射ノズル13の噴射方向前部位置に斜め下方向に傾斜
した遮水板12を設け、前記噴射ノズル13から噴射さ
れたジェット水を斜め下方向に方向転換させると共に、
幅方向に拡散させ、このジェット水と前記投入されたセ
メントとを衝突・接触させることによって前記攪拌羽根
4による混合の前段階で一次的な混合処理を行う。ま
た、ミキサードラム2の下部には圧力水噴射管5とエゼ
クタ管6からなるエゼクタ式混合・輸送装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の流路を塞
ぐような付着・堆積が起こらず、安定的にセメント、粉
乳、澱粉、高分子凝集剤等の粉粒体と液体との混合が可
能であるとともに、小型であるにも拘わらず高効率で大
量生産にも容易に対応し得る粉粒体と液体との混合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、全脂粉乳、脱脂粉乳、澱粉、
高分子凝集剤または化学樹脂粉等の粉体を液体中に連続
的に溶解または混合し、輸送するための装置として、噴
射ノズルとエゼクタ管とからなるエゼクター式混合装置
が知られている。
【0003】この装置は、図8に示されるように、粉体
ホッパー50の下部排出曲管50aに溶解液または混合
液を噴射する噴射ノズル管51を備えるとともに、この
噴射ノズル管51の噴射方向前方に絞り管部52aとデ
ィフューザ管52bとからなるエゼクタ管52を備え、
前記噴射ノズル管51からのエゼクタ管52に向けたジ
ェット噴流によって生ずる吸引力により噴射流体中に粉
体を随伴させ、ジェット噴流による強乱流によって粉体
を液体中に溶解または混合させながら輸送するものであ
る。この装置によれば、従来のバッチ式の機械混合装置
に比べて連続的に粉体−液体の溶解または混合が行える
ようになるなどの利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人等がセメントと水とのセメントスラリーの製造のため
に前記エゼクター機構による混合装置を用いてみたとこ
ろ、硬化性を有するセメントでは、継続的使用によって
セメントがノズル部に付着・堆積するため、徐々に濃度
が変化し、一定濃度のセメントスラリーを得ることが困
難であることが知見された。すなわち、本発明者等によ
る試験によれば、図9に示されるように、経時的に噴射
ノズル51の上部位置と下部位置とにセメントが滞留
し、付着・堆積することが判明した。ノズル下部側に堆
積するセメントS は直接的な影響は少ないものの、
上部側に堆積するセメントS は、徐々に積層し肥大
化するにつれて排出管の断面積を狭めるため、セメント
が流れ難くなり、セメント混入率が低下してセメントス
ラリー濃度に変化が起きるなどの問題が生じた。さら
に、そのまま放置しておくと、セメントの供給が停止さ
れ、噴射ノズルから水だけが供給されるようになる事態
が容易に予想された。
【0005】他方、前記エゼクター機構によるセメント
スラリーの製造では、セメント供給量に制限があるた
め、大量生産に対応できない、他の粉体よりも相対的に
比重の大きいセメントを対象としているため、エゼクタ
ー効果のみでは十分な混合が図れないなどの問題がある
ことも判った。
【0006】そこで、本発明の主たる課題は、持続的に
均一な濃度の粉粒体混合液、特にはセメントスラリーが
効率よく連続的に製造できるようにするとともに、コン
パクトであっても大量生産に対応できるようにした粉粒
体と液体との混合装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1発明に係る粉粒体と液体との混合装置は、粉粒体
を液体中に分散・混合するための混合装置であって、内
底部に攪拌羽根を備えたミキサードラムの上部側におい
て;ミキサードラムの上方に粉粒体シュートを連設し、
粉粒体の投入落下口を形成する一方、前記ミキサードラ
ムの周囲に略ドラム中心方向に噴射口を向けた噴射ノズ
ルを複数設けるとともに、この噴射ノズルの噴射方向前
部位置に斜め下方向に傾斜した遮水板を設け、前記噴射
ノズルから噴射されたジェット液を斜め下方向に方向転
換させると共に、幅方向に拡散させ、このジェット液と
前記投入された粉粒体とを衝突・接触させることによっ
て前記攪拌羽根による混合の前段階で一次的な混合処理
を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記発明の変形例に係る混合装置
(第2発明)は、内底部に攪拌羽根を備えたミキサード
ラムの上部側において;ミキサードラムの上方に粉粒体
シュートを連設し、粉粒体の投入落下口を形成する一
方、前記ミキサードラムの周囲に、所定幅のスリット噴
射口を有し、略ドラム中心側かつ斜め下方向に前記スリ
ット噴射口を向けて配設された噴射ノズルを複数設け、
この噴射ノズルから噴射されたジェット液と前記投入さ
れた粉粒体とを衝突・接触させることによって前記攪拌
羽根による混合の前段階で一次的な混合処理を行うよう
にしたことを特徴とするものである。この場合におい
て、前記所定幅のスリット噴射口を有する噴射ノズルに
代えて、水平方向に沿って配列された多数の噴射口を有
し、実質的に所定幅での噴射を可能とした噴射ノズルユ
ニットを配設することでも同様の効果を奏することがで
きる。
【0009】次いで、第3発明に係る混合装置は、上部
側に粉粒体シュートが連設されたミキサードラムの内底
部に攪拌羽根を備えるとともに、ミキサードラムの底部
がわ側壁に設けられた排出口を基端とするエゼクタ管を
設け、かつ前記攪拌羽根の直上位置であってかつ前記排
出口近傍よりエゼクタ管内に向けてジェット液流を噴射
する噴射ノズルを設けたことを特徴とするものである。
【0010】本第1及び第2発明においては、攪拌羽根
による攪拌・混合処理の前段階で、ミキサードラムの上
部側にて、落下投入されるたとえばセメント等の粉粒体
に対してドラム周囲に配設された噴射ノズルからジェッ
ト液を衝突させることにより、その衝突エネルギーを利
用してセメント等の粉粒体と液体とを一次処理的に混合
し、次いでこの一次処理後の粉粒体−液混合液をミキサ
ードラム下部の攪拌羽根によって二次的に攪拌・混合し
粉液混合体を製造するもので、これにエゼクタ装置によ
る混合処理を加えることも可能である。一方、第3発明
においては、攪拌羽根による混合処理を一次混合処理と
して、エゼクタ装置によって二次混合を行い粉液混合体
を製造するようにしたものである。総括すれば、本発明
ではミキサードラムの投入口で行われる球心方向に向け
たジェット噴流による混合処理、攪拌羽根による混合処
理およびエゼクタ装置による混合処理の内、前記攪拌羽
根による混合処理を含む任意の組み合わせで混合処理が
行われる。
【0011】したがって、本発明ではミキサードラム内
での攪拌混合を基本として、相乗的に混合効率を増加さ
せるために、前段階混合処理または/および後段階混合
処理を行うようにしているため、従来のエゼクタ機構に
よる混合・輸送システムにおいて生じていた流路を塞ぐ
ようなセメントの付着・堆積が無くなり、濃度の不均一
化の問題が解消されるようになるとともに、さらに大量
生産性に適さない、混合が不十分となるなどの問題が一
挙に解決されるようになる。また、混合処理効率が従来
のものよりも数段向上するとともに、小型であっても大
量生産に適するものとなる。しかも、従来のエゼクタ式
混合装置では対応できなかった高濃度混合液の製造が可
能となっている。なお、本明細書中において「混合」の
意味には溶解をも含むものである。
【0012】本発明者等による試作品によれば、上記3
箇所での混合を連続的に行うようにした混合装置(図1
参照)によれば、ミキサードラムの寸法が275mm(高
さ)×250(径)mmのもので、少なくともセメント4
0kg/minの混合処理、スラリー量で約120 l/min以上
の製造能力でセメントスラリーを連続的に製造し得るこ
とが確認された。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係るセ
メントスラリー製造装置1の縦断面図であり、図2はミ
キサードラム部の拡大断面図、図3は図1のIII−III線
矢視図、図4は図1のIV−IV線矢視図である。
【0014】セメントスラリー製造装置1は、セメント
と水とが混合されるミキサードラム2と、このミキサー
ドラム2の上部に配置されるセメントシュート3と、ミ
キサードラム2の上部側周囲に複数配置された噴射ノズ
ル13,13…と、この噴射ノズル13から噴射された
ジェット水を斜め下方に方向転換させると共に、幅方向
に拡散させるための遮水板12,12…と、前記ミキサ
ードラム2の内部下側に配設され、ジェット噴流による
吸引力作用によってミキサードラム2内部に貯留されて
いるセメントスラリーを搬送するための圧力水噴射管5
と、この圧力水噴射管5の前方に設けられた排出管路と
なるエゼクタ管6と、ミキサードラム2の底部に配設さ
れた攪拌羽根4とから主に構成された装置である。
【0015】ミキサードラム2の上部側に設置されたセ
メントシュート3は、漏斗状のホッパー部3Aと、この
ホッパー部3Aの下端部に連設されるとともに、ミキサ
ードラム2内に配設された直管シュート部3Bと、この
直管シュート部3Bの上部位置に設けられたセメントの
落下位置を規制する落下誘導ガイド10とから構成され
ている。前記落下誘導ガイド10は、図3に示されるよ
うに、直管シュート3Bの管壁に連結された連結材1
4,14…によって管の中心位置に配置された円錐コー
ンまたは角錐コーンとされ、図示されないセメント定量
供給装置から搬送され、前記ホッパー部3Aの上部より
投下されたセメントは、前記落下誘導ガイド10によっ
てその錐面を滑り落ちるように外側に誘導され、直管シ
ュート3Bの周壁ゾーンKを落下するようになってい
る。なお、前記直管シュート3Bとしては、セメントの
付着が起こり難いように塩化ビニル管等の樹脂管が好適
に使用される。
【0016】一方、ミキサドラム2の上部側には、周回
りの複数箇所に、本例では対向位置に4カ所、前記ドラ
ムの中心に向けた噴射ノズル13、13…が設けられる
とともに、この噴射ノズル13の噴射方向前部位置に噴
射ノズル13、13…から噴射されたジェット水を斜め
下方に方向転換させるとともに、ジェット水を幅方向に
拡散させるための遮水板12、12…が設けられ、結果
的に前記直管シュート10の下部に向けて拡散されたジ
ェット水が噴射されるようになっている。前記セメント
シュート3から投入されたセメントは、ミキサードラム
2の底部に到達する前に、ここでジェット水と衝突・接
触することにより一次的に混合された状態で底部に落下
する。なお、前記噴射ノズル13、13…に対する圧力
水の供給は、圧力水噴射管5に供給される圧力水がポー
トブロック15部位より分岐されて供給されるようにな
っている。もちろん、前記圧力水噴射管5に供給される
圧力水とは別途独立の経路から供給するようにしてもよ
い。
【0017】他方、ミキサードラム2の内底部には、図
示されない駆動装置によって鉛直軸周りに回転される攪
拌羽根4が配置されているとともに、この攪拌羽根4の
若干上方側に圧力水噴射管5が配設されている。
【0018】前記攪拌羽根4は、図5に示されるよう
に、先端がミキサードラム2の内壁に接近している2枚
の長尺羽根22,22と、4枚の短尺羽根23,23…
とからなり、前記噴射ノズル13,13…から噴射され
たジェット水と落下するセメントとの衝突による一次混
合処置の後、ミキサードラム2内に貯留されたセメント
−水混合液を攪拌混合して均一なセメントスラリー(2
次混合)とする。なお、前記攪拌羽根4が設けられたド
ラム底板18は、使用後の内部洗浄のために側方のヒン
ジ19を回動中心として開閉自在となっている。
【0019】前記攪拌羽根4よりも若干上方側に設けら
れた圧力水噴射管5は、ミキサードラム2の外面に固定
されたポートブロック15と、このポートブロック15
に接続され片持ち支持の状態でミキサードラム2の中空
位置に配置された直管16と、この直管16の先端部に
取り付けられた噴射ノズル17とからなり、前方のエゼ
クタ管6に向けて圧力水を噴射することにより、前記攪
拌羽根4によって2次混合されたセメントスラリーをジ
ェット噴流による吸引作用によってエゼクタ管6内に誘
引導流し、エゼクタ管6内でジェット噴流による剪断作
用と生起される強乱流とによって混合しながら搬送す
る。すなわち、エゼクタ管6のスロート部6a(流路絞
り部)に負圧が生じることによる吸引作用によってエゼ
クタ管6内にセメントスラリーが導流され、主にディフ
ューザー管6bの特に最小径部(速度エネルギーが最大
となる)においてジェット流による剪断作用と強乱流に
よる衝突・攪拌作用とによってセメントスラリーは3次
的に混合されながら搬送される。
【0020】前記エゼクター機構によるセメントスラリ
ーの輸送に関しては、前記攪拌羽根4とエゼクタ機構と
の協働作用によって効率的な輸送が可能となっている。
すなわち、前記攪拌羽根4による攪拌によって図2に鎖
線で示されるように、セメントスラリーの水位線は管壁
側に向かって山形状となるため、比重の高いセメントス
ラリーであっても、ジェット噴流による吸引作用によっ
てエゼクタ管6側に容易に送給できるようになってい
る。
【0021】以上、本発明に係るセメントスラリー製造
装置1について説明したが、前記一次混合処理を行うた
めのジェット水噴射部の構造については、前記噴射ノズ
ル13に代えて所定幅のスリット噴射口を有する噴射ノ
ズル13’を用いることにより遮水板12を省略するこ
とが可能である。図6および図7に示されるように、直
管シュート3Bの周壁ゾーンKのほぼ全域または大部分
をカバーし得る範囲にジェット水を噴射可能なスリット
型噴射ノズル13’を使用し、前記スリット噴射口を前
記ミキサードラム2の略中心側かつ斜め下方向に向け
て、すなわち直管シュート3Bの下部領域に向けてジェ
ット水を噴射するようにすれば、遮水板12が無くても
ジェット水とセメントとを均一に衝突・接触させること
ができるようになる。この場合、前記スリット噴射口を
有する噴射ノズル13’に代えて、水平方向に沿って配
列された多数の噴射口を有し、実質的に所定幅での噴射
を可能とした噴射ノズルユニットを配設することでもよ
い。
【0022】ところで、本実施の形態ではセメントスラ
リーの製造を例により説明を行ったが、本装置はセメン
トスラリー以外に、種々の粉粒体と液体との混合に際し
て使用することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、持
続的に均一な濃度の粉液混合体を効率よく連続的に製造
できるようになるとともに、コンパクトであっても大量
生産に対応できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセメントスラリー製造装置1の縦
断面図である。
【図2】ミキサードラム2部の拡大縦断面図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視図である。
【図5】図1のV−V線矢視図である。
【図6】噴射ノズルの変形例図である。
【図7】図6のVII−VII線矢視図である。
【図8】従来の粉−液混合装置の縦断面図である。
【図9】従来の粉−液混合装置の噴射ノズル部拡大図で
ある。
【符号の説明】
1…セメントスラリー製造装置、2…ミキサードラム、
3…セメントシュート、4…攪拌羽根、5…圧力水噴射
管、6…エゼクタ管、6a…スロート部、6b…ディフ
ューザー部、10…落下誘導ガイド、12…遮水板、1
3…噴射ノズル、16…直管、17…噴射ノズル、18
…ドラム底板、19…ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 淳 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 浅野 哲司 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 大坪 則雄 東京都世田谷区給田5丁目16番15号 株式 会社オーミック内 Fターム(参考) 4G035 AB44 AB45 AB46 AC15 AC22 AC55 AD03 AE19 4G056 AA06 CB02 CC02 CC12 CC31 CC37 CC39 CD01 CD31 CD34 CE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体を液体中に分散・混合するための混
    合装置であって、内底部に攪拌羽根を備えたミキサード
    ラムの上部側において;ミキサードラムの上方に粉粒体
    シュートを連設し、粉粒体の投入落下口を形成する一
    方、前記ミキサードラムの周囲に略ドラム中心方向に噴
    射口を向けた噴射ノズルを複数設けるとともに、この噴
    射ノズルの噴射方向前部位置に斜め下方向に傾斜した遮
    水板を設け、前記噴射ノズルから噴射されたジェット液
    を斜め下方向に方向転換させると共に、幅方向に拡散さ
    せ、このジェット液と前記投入された粉粒体とを衝突・
    接触させることによって前記攪拌羽根による混合の前段
    階で一次的な混合処理を行うようにしたことを特徴とす
    る粉粒体と液体との混合・溶解装置。
  2. 【請求項2】粉粒体を液体中に分散・混合するための混
    合装置であって、内底部に攪拌羽根を備えたミキサード
    ラムの上部側において;ミキサードラムの上方に粉粒体
    シュートを連設し、粉粒体の投入落下口を形成する一
    方、前記ミキサードラムの周囲に、所定幅のスリット噴
    射口を有し、略ドラム中心側かつ斜め下方向に前記スリ
    ット噴射口を向けて配設された噴射ノズルを複数設け、
    この噴射ノズルから噴射されたジェット液と前記投入さ
    れた粉粒体とを衝突・接触させることによって前記攪拌
    羽根による混合の前段階で一次的な混合処理を行うよう
    にしたことを特徴とする粉粒体と液体との混合・溶解装
    置。
  3. 【請求項3】粉粒体を液体中に分散・混合するための混
    合装置であって、上部側に粉粒体シュートが連設された
    ミキサードラムの内底部に攪拌羽根を備えるとともに、
    ミキサードラムの底部がわ側壁に設けられた排出口を基
    端とするエゼクタ管を設け、かつ前記攪拌羽根の直上位
    置であってかつ前記排出口近傍よりエゼクタ管内に向け
    てジェット液流を噴射する噴射ノズルを設けたことを特
    徴とする粉粒体と液体との混合装置。
  4. 【請求項4】前記所定幅のスリット噴射口を有する噴射
    ノズルに代えて、水平方向に沿って配列された多数の噴
    射口を有し、実質的に所定幅での噴射を可能とした噴射
    ノズルユニットを配設した請求項2記載の粉粒体と液体
    との混合・溶解装置。
  5. 【請求項5】前記粉粒体シュート内の下部中央に、投入
    された粉粒体を外周側に誘導する錐体状の落下誘導ガイ
    ドを設けてある請求項1、2,4いずれかに記載の粉粒
    体と液体との混合・溶解装置。
  6. 【請求項6】ミキサードラムの底部がわ側壁に設けられ
    た排出口を基端とするエゼクタ管を設けるとともに、前
    記攪拌羽根の直上位置であってかつ前記排出口近傍より
    エゼクタ管内に向けてジェット液流を噴射する噴射ノズ
    ルを設けた請求項1、2、4,5いずれかに記載の粉粒
    体と液体との混合装置。
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