JP2000094275A - 生産システム - Google Patents
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異常な工作機械で加工された製品を容易に特
定でき、各種工作機械による複合的な加工条件から生じ
る異常を容易に発見でき、異常が発生した工作機械と同
様な機能を持つ別の工作機械に加工を代行させることが
できる生産システムを実現する。 【解決手段】 所定の加工手順に従って工作機械で加工
を行い、所望の製品を作り上げる生産システムにおい
て、レシピに従って加工に必要な工作機械を選択し、選
択した工作機械が接続された制御装置に加工を依頼する
製品エージェントを設け、この製品エージェント自身が
加工の異常を発見して通知する。
定でき、各種工作機械による複合的な加工条件から生じ
る異常を容易に発見でき、異常が発生した工作機械と同
様な機能を持つ別の工作機械に加工を代行させることが
できる生産システムを実現する。 【解決手段】 所定の加工手順に従って工作機械で加工
を行い、所望の製品を作り上げる生産システムにおい
て、レシピに従って加工に必要な工作機械を選択し、選
択した工作機械が接続された制御装置に加工を依頼する
製品エージェントを設け、この製品エージェント自身が
加工の異常を発見して通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の加工手順に
従って工作機械で加工を行い、所望の製品を作り上げる
生産システムに関するものである。
従って工作機械で加工を行い、所望の製品を作り上げる
生産システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産システムでは、システムに
異常が発生するとアラームを出してオペレータに異常を
通知する構成になっている。図6は従来の生産システム
におけるアラーム発生のしかたを示した説明図である。
図6で、工作機械1a,1b,1cは処理A,処理B,
処理Cの加工を行う。製品Pnは処理A,処理B,処理
Cの順序に加工が施されて完成する。
異常が発生するとアラームを出してオペレータに異常を
通知する構成になっている。図6は従来の生産システム
におけるアラーム発生のしかたを示した説明図である。
図6で、工作機械1a,1b,1cは処理A,処理B,
処理Cの加工を行う。製品Pnは処理A,処理B,処理
Cの順序に加工が施されて完成する。
【0003】工作機械は自身の状態や製品加工に異常を
発見したときにアラームを発生する。工作機械の異常の
例としては、機械の温度が許容範囲外にあること、部品
の摩耗等がある。製品加工の異常の例としては、製品の
加工位置の位置ずれ、製品の破損等がある。図の例では
工作機械1cが異常を発見し、その旨を警報器2に通知
し、警報器2がアラームを発生している。
発見したときにアラームを発生する。工作機械の異常の
例としては、機械の温度が許容範囲外にあること、部品
の摩耗等がある。製品加工の異常の例としては、製品の
加工位置の位置ずれ、製品の破損等がある。図の例では
工作機械1cが異常を発見し、その旨を警報器2に通知
し、警報器2がアラームを発生している。
【0004】図6の従来例では、各工作機械が自身の状
態や加工している製品の状態を監視し、異常や異変を発
見すればオペレータにアラームを通知していた。このた
め、次の問題点があった。
態や加工している製品の状態を監視し、異常や異変を発
見すればオペレータにアラームを通知していた。このた
め、次の問題点があった。
【0005】工作機械の処理が連続している場合、ア
ラームが生じてからオペレータによって生産ラインが止
められるまでの時間によっては、工作機械で検出された
異常がどの製品にまで異常を与えているのかを特定する
のが困難であった。すなわち、図4で、完成した製品P
1,P2,P3の中で、異常な工作機械で加工された製
品がどれであるかを区別するのが困難であった。
ラームが生じてからオペレータによって生産ラインが止
められるまでの時間によっては、工作機械で検出された
異常がどの製品にまで異常を与えているのかを特定する
のが困難であった。すなわち、図4で、完成した製品P
1,P2,P3の中で、異常な工作機械で加工された製
品がどれであるかを区別するのが困難であった。
【0006】各製品に対して固有に与えられている納
期などの情報や、実際に加工されたときの情報等を用い
て、製造過程における異変や、各種工作機械による複合
的な加工条件から生じる異常等を製品の加工中に発見す
ることが困難であった。
期などの情報や、実際に加工されたときの情報等を用い
て、製造過程における異変や、各種工作機械による複合
的な加工条件から生じる異常等を製品の加工中に発見す
ることが困難であった。
【0007】ある工作機械に異常が発生したときに、
同様な機能を持った別の工作機械に加工を代行させるこ
とができなかった。このため、生産ラインが停止するこ
とが多かった。
同様な機能を持った別の工作機械に加工を代行させるこ
とができなかった。このため、生産ラインが停止するこ
とが多かった。
【0008】
【0009】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、製品エージェント自身が加工の異
常を発見して通知することによって、異常な工作機械で
加工された製品を容易に特定でき、各種工作機械による
複合的な加工条件から生じる異常を容易に発見でき、異
常が発生した工作機械と同様な機能を持つ別の工作機械
に加工を代行させることができる生産システムを実現す
ることを目的とする。
なされたものであり、製品エージェント自身が加工の異
常を発見して通知することによって、異常な工作機械で
加工された製品を容易に特定でき、各種工作機械による
複合的な加工条件から生じる異常を容易に発見でき、異
常が発生した工作機械と同様な機能を持つ別の工作機械
に加工を代行させることができる生産システムを実現す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった生産システムである。
成になった生産システムである。
【0011】(1)所定の加工手順に従って工作機械で
加工を行い、所望の製品を作り上げる生産システムにお
いて、前記工作機械が接続された制御装置と、各制御装
置に設けられ、製品エージェントの存在領域を提供する
記憶手段と、各制御装置が接続されたネットワークとを
備え、前記製品エージェントは、製品に対応して設けら
れ、製品の加工手順を記述したレシピを持ち、このレシ
ピに従って加工に必要な工作機械を選択し、選択した工
作機械が接続された制御装置に加工を依頼するととも
に、製品エージェント自身が加工の異常を発見して通知
することを特徴とする生産システム。
加工を行い、所望の製品を作り上げる生産システムにお
いて、前記工作機械が接続された制御装置と、各制御装
置に設けられ、製品エージェントの存在領域を提供する
記憶手段と、各制御装置が接続されたネットワークとを
備え、前記製品エージェントは、製品に対応して設けら
れ、製品の加工手順を記述したレシピを持ち、このレシ
ピに従って加工に必要な工作機械を選択し、選択した工
作機械が接続された制御装置に加工を依頼するととも
に、製品エージェント自身が加工の異常を発見して通知
することを特徴とする生産システム。
【0012】(2)前記製品エージェントは、各種工作
機械による複合的な加工条件の情報をもとに異常を発見
して通知することを特徴とする(1)記載の生産システ
ム。
機械による複合的な加工条件の情報をもとに異常を発見
して通知することを特徴とする(1)記載の生産システ
ム。
【0013】(3)前記製品エージェントは、対応する
製品の製造過程情報から異常を発見して通知することを
特徴とする(1)記載の生産システム。
製品の製造過程情報から異常を発見して通知することを
特徴とする(1)記載の生産システム。
【0014】(4)前記記憶手段に装置エージェントが
存在し、この装置エージェントは、工作機械と一対一に
設けられ、対応する工作機械に関する情報を持ち、対応
する工作機械に異常を発見した場合は、異常発見時にお
ける加工条件で加工された全ての製品に対応する製品エ
ージェントに異常条件下で加工が行われたことを通知す
ることを特徴とする(1)記載の生産システム。
存在し、この装置エージェントは、工作機械と一対一に
設けられ、対応する工作機械に関する情報を持ち、対応
する工作機械に異常を発見した場合は、異常発見時にお
ける加工条件で加工された全ての製品に対応する製品エ
ージェントに異常条件下で加工が行われたことを通知す
ることを特徴とする(1)記載の生産システム。
【0015】(5)前記装置エージェントは、対応する
工作機械に異常を発見した場合は、異常が解決するまで
処理を受け付けないことを特徴とする(4)記載の生産
システム。
工作機械に異常を発見した場合は、異常が解決するまで
処理を受け付けないことを特徴とする(4)記載の生産
システム。
【0016】(6)異常条件下で加工が行われたことを
通知された製品エージェントは、通知を受けた装置エー
ジェントに対応する工作機械による加工が製品に行われ
る前であるときは、この工作機械と同じ機能を持つ工作
機械を選択し、選択した工作機械に加工を代行させるこ
とを特徴とする(4)記載の生産システム。
通知された製品エージェントは、通知を受けた装置エー
ジェントに対応する工作機械による加工が製品に行われ
る前であるときは、この工作機械と同じ機能を持つ工作
機械を選択し、選択した工作機械に加工を代行させるこ
とを特徴とする(4)記載の生産システム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
【0018】図1の例では工作機械はA,B1,B2及
びC〜Eの6個が設けられている。工作機械はB1とB
2は同じ機能を持つものである。制御装置2A,2B
1,B2及び2C〜2Eは工作機械A,B1,B2及び
C〜Eにそれぞれ接続されている。なお、図1の例では
各制御装置に1つの工作機械が接続されているが、1つ
の制御装置に複数の工作機械が接続されていてもよい。
びC〜Eの6個が設けられている。工作機械はB1とB
2は同じ機能を持つものである。制御装置2A,2B
1,B2及び2C〜2Eは工作機械A,B1,B2及び
C〜Eにそれぞれ接続されている。なお、図1の例では
各制御装置に1つの工作機械が接続されているが、1つ
の制御装置に複数の工作機械が接続されていてもよい。
【0019】記憶手段21は、各制御装置に設けられて
いて、製品エージェント3及び装置エージェント4A,
4B1,4B2及び4C〜4Eの存在領域を提供する。
いて、製品エージェント3及び装置エージェント4A,
4B1,4B2及び4C〜4Eの存在領域を提供する。
【0020】制御部22は、各制御装置に設けられてい
て、制御装置の制御機能を司る。装置エージェント4
A,4B1,4B2及びは、制御部22に働きかけて各
制御装置の制御機能を実行させる。
て、制御装置の制御機能を司る。装置エージェント4
A,4B1,4B2及びは、制御部22に働きかけて各
制御装置の制御機能を実行させる。
【0021】ネットワーク5には制御装置2A,2B
1,B2及び2C〜2Eと生産指令管理部6が接続され
ている。生産指令管理部6はネットワーク5を介して各
制御装置と通信を行い、製品の生産を管理する。
1,B2及び2C〜2Eと生産指令管理部6が接続され
ている。生産指令管理部6はネットワーク5を介して各
制御装置と通信を行い、製品の生産を管理する。
【0022】製品エージェント3は、製品の加工手順を
記述したレシピを持ち、このレシピに従って加工に必要
な工作機械を選択し、選択した工作機械が接続された制
御装置に加工を依頼する。また、製品エージェント3
は、工作機械の異常や製品加工の異常を発見したときに
アラームを発生する。なお、製品と製品エージェント3
は、1:1に対応していても、1:n(nは2以上の整
数)に対応していてもよい。
記述したレシピを持ち、このレシピに従って加工に必要
な工作機械を選択し、選択した工作機械が接続された制
御装置に加工を依頼する。また、製品エージェント3
は、工作機械の異常や製品加工の異常を発見したときに
アラームを発生する。なお、製品と製品エージェント3
は、1:1に対応していても、1:n(nは2以上の整
数)に対応していてもよい。
【0023】装置エージェント4A,4B1,4B2及
び4C〜4Eは工作機械A,B1,B2及びC〜Eと一
対一に設けられていて、対応する工作機械がどのような
加工が可能なのか等、工作機械固有の情報を持ち、工作
機械を制御する。製品7に対して加工手順に従って加工
が施される。
び4C〜4Eは工作機械A,B1,B2及びC〜Eと一
対一に設けられていて、対応する工作機械がどのような
加工が可能なのか等、工作機械固有の情報を持ち、工作
機械を制御する。製品7に対して加工手順に従って加工
が施される。
【0024】図1のシステムの動作を説明する。製品エ
ージェント3は、レシピに従って必要な工作機械を選択
するために工作機械に対応する装置エージェントにメッ
セージを投げて作業が可能かどうかを問い合わせる。製
品エージェントは装置エージェントから工作機械の使用
許可を得ると、装置エージェントのいる制御装置のもと
へ移動し、加工を依頼する。これに伴って、製品エージ
ェントが使用許可を得た装置エージェントと対応する工
作機械に製品が移動する。図1の例では、製品エージェ
ント3は制御装置2B1に移動し、これに伴って製品7
は工作機械B1に移動する。
ージェント3は、レシピに従って必要な工作機械を選択
するために工作機械に対応する装置エージェントにメッ
セージを投げて作業が可能かどうかを問い合わせる。製
品エージェントは装置エージェントから工作機械の使用
許可を得ると、装置エージェントのいる制御装置のもと
へ移動し、加工を依頼する。これに伴って、製品エージ
ェントが使用許可を得た装置エージェントと対応する工
作機械に製品が移動する。図1の例では、製品エージェ
ント3は制御装置2B1に移動し、これに伴って製品7
は工作機械B1に移動する。
【0025】移動先で必要な作業が終わると、同様にし
て次の加工手順で必要な工作機械を選択して加工を行
う。これを繰り返すことにより最終的な製品を作り上げ
る。
て次の加工手順で必要な工作機械を選択して加工を行
う。これを繰り返すことにより最終的な製品を作り上げ
る。
【0026】製品エージェント3は、各種工作機械によ
る複合的な加工条件をもとに、対応する製品の加工状態
に異常が発生していることを発見し通知する。例えば、
工作機械aで加工するときの温度が20℃であるのに対
して、工作機械bで加工するときの温度が60℃である
ときは、製品エージェントは、製品の加工状態に異常が
発生していることを通知する。
る複合的な加工条件をもとに、対応する製品の加工状態
に異常が発生していることを発見し通知する。例えば、
工作機械aで加工するときの温度が20℃であるのに対
して、工作機械bで加工するときの温度が60℃である
ときは、製品エージェントは、製品の加工状態に異常が
発生していることを通知する。
【0027】製品エージェント3は、加工の処理が渋滞
している、処理時間の遅れ、納期が遅れ気味であること
等の製品過程情報から異変を発見し通知する。
している、処理時間の遅れ、納期が遅れ気味であること
等の製品過程情報から異変を発見し通知する。
【0028】装置エージェントは、対応する工作機械の
状態に異常を発見した場合、その旨を通知する。これと
同時に、異常発見時の加工条件で加工された全ての製品
に対応する製品エージェントに異常条件下で加工された
ことを通知する。異常を通知した装置エージェントは、
検出された異常が解決されるまで処理を受け付けない。
状態に異常を発見した場合、その旨を通知する。これと
同時に、異常発見時の加工条件で加工された全ての製品
に対応する製品エージェントに異常条件下で加工された
ことを通知する。異常を通知した装置エージェントは、
検出された異常が解決されるまで処理を受け付けない。
【0029】図2及び図3は図1の生産システムにおけ
るアラーム発生のしかたを示した説明図である。これら
の図では説明の簡略化のために製品エージェントと装置
エージェントを示している。これらの図では、製品エー
ジェント3a,3b,3cとも同じレシピを持ち、装置
エージェント4A,4B1,4Cに対応する工作機械の
順番で加工を行うものとする。装置エージェント4B1
と4B2に対応する工作機械が同じ機能を持っている。
るアラーム発生のしかたを示した説明図である。これら
の図では説明の簡略化のために製品エージェントと装置
エージェントを示している。これらの図では、製品エー
ジェント3a,3b,3cとも同じレシピを持ち、装置
エージェント4A,4B1,4Cに対応する工作機械の
順番で加工を行うものとする。装置エージェント4B1
と4B2に対応する工作機械が同じ機能を持っている。
【0030】図2で、製品エージェント3aは、対応す
る製品について、製品の処理が渋滞していることを発見
し、その旨を警報器2に通知する。製品エージェント3
cは、対応する製品について、各種工作機械による複合
的な加工条件から異常を発見し、アラームを通知する。
る製品について、製品の処理が渋滞していることを発見
し、その旨を警報器2に通知する。製品エージェント3
cは、対応する製品について、各種工作機械による複合
的な加工条件から異常を発見し、アラームを通知する。
【0031】図3で、装置エージェント4B1は、対応
する工作機械の異常を発見し、その旨を警報器2に通知
する。装置エージェント4B1は、異常条件下で加工さ
れた製品に対応する製品エージェント3bに対して異常
加工されたことを通知する。異常通知した装置エージェ
ント4B1は、異常が解決するまで処理を受け付けな
い。装置エージェント4B1に移動要求を出していた製
品エージェント3aは、同様の機能を持つ装置エージェ
ント4B2に要求先を変更する。これにより、製品エー
ジェント3aに対応する製品の加工を装置エージェント
4B2に対応する工作機械に代行させることができる。
する工作機械の異常を発見し、その旨を警報器2に通知
する。装置エージェント4B1は、異常条件下で加工さ
れた製品に対応する製品エージェント3bに対して異常
加工されたことを通知する。異常通知した装置エージェ
ント4B1は、異常が解決するまで処理を受け付けな
い。装置エージェント4B1に移動要求を出していた製
品エージェント3aは、同様の機能を持つ装置エージェ
ント4B2に要求先を変更する。これにより、製品エー
ジェント3aに対応する製品の加工を装置エージェント
4B2に対応する工作機械に代行させることができる。
【0032】これによって、製品エージェント3b,3
cに対応する製品までが異常条件下で加工され、製品エ
ージェント3aに対応する製品が正常な条件の下で加工
されていることが識別される。
cに対応する製品までが異常条件下で加工され、製品エ
ージェント3aに対応する製品が正常な条件の下で加工
されていることが識別される。
【0033】図4は製品エージェントの詳細構造の一例
を説明するブロック図である。図4で、通信手段31
は、製品エージェント間の通信、製品エージェントと装
置エージェントとの間の通信等を行う。装置選択手段3
2は、加工依頼をする工作機械を選択する。動作命令記
憶手段33は、工作機械に与える動作命令を制御装置側
で読み出すのに適した形式で記憶している。
を説明するブロック図である。図4で、通信手段31
は、製品エージェント間の通信、製品エージェントと装
置エージェントとの間の通信等を行う。装置選択手段3
2は、加工依頼をする工作機械を選択する。動作命令記
憶手段33は、工作機械に与える動作命令を制御装置側
で読み出すのに適した形式で記憶している。
【0034】加工依頼手段34は工作機械に加工を依頼
する。加工の依頼は、依頼する作業に応じた動作命令を
動作命令記憶手段33から読み出し、読み出した動作命
令を装置エージェントに与えることによって行う。加工
履歴管理手段35は、製品に対する加工履歴を管理す
る。次回移動先決定手段36は、製品エージェントの今
度の移動先を決定する。
する。加工の依頼は、依頼する作業に応じた動作命令を
動作命令記憶手段33から読み出し、読み出した動作命
令を装置エージェントに与えることによって行う。加工
履歴管理手段35は、製品に対する加工履歴を管理す
る。次回移動先決定手段36は、製品エージェントの今
度の移動先を決定する。
【0035】加工情報記憶手段37は、各種工作機械に
よる複合的な加工条件を与える情報、製品の製造過程情
報等を記憶する。これらの情報は、製品エージェントが
制御装置を渡り歩くのに伴って収集される。異常検出手
段38は、加工情報記憶手段37の情報から異常を発見
したときに通知を行う。
よる複合的な加工条件を与える情報、製品の製造過程情
報等を記憶する。これらの情報は、製品エージェントが
制御装置を渡り歩くのに伴って収集される。異常検出手
段38は、加工情報記憶手段37の情報から異常を発見
したときに通知を行う。
【0036】図5は装置エージェントの詳細構造の一例
を説明するブロック図である。装置エージェント80
で、通信手段81は製品エージェントと装置エージェン
トとの間の通信等を行う。返信手段82は、製品エージ
ェントからの加工依頼に含まれた機能名が自身の機能リ
ストLにあるかどうかを判別し、あるときは製品エージ
ェントにリプライを返す。機能リストLは、装置エージ
ェントと対応する工作機械Mが持つ機能を記述したリス
トである。動作命令実行手段83は、製品エージェント
から与えられた動作命令を実行して工作機械Mに加工を
行わせる。
を説明するブロック図である。装置エージェント80
で、通信手段81は製品エージェントと装置エージェン
トとの間の通信等を行う。返信手段82は、製品エージ
ェントからの加工依頼に含まれた機能名が自身の機能リ
ストLにあるかどうかを判別し、あるときは製品エージ
ェントにリプライを返す。機能リストLは、装置エージ
ェントと対応する工作機械Mが持つ機能を記述したリス
トである。動作命令実行手段83は、製品エージェント
から与えられた動作命令を実行して工作機械Mに加工を
行わせる。
【0037】異常検出手段84は、対応する工作機械M
に異常を発見した場合は、異常発見時における加工条件
で加工された全ての製品に対応する製品エージェントに
異常条件下で加工が行われたことを通知する。処理停止
手段85は、対応する工作機械Mに異常を発見した場合
は、異常が解決するまで装置エージェント80に処理の
受け付けを停止させる。
に異常を発見した場合は、異常発見時における加工条件
で加工された全ての製品に対応する製品エージェントに
異常条件下で加工が行われたことを通知する。処理停止
手段85は、対応する工作機械Mに異常を発見した場合
は、異常が解決するまで装置エージェント80に処理の
受け付けを停止させる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0039】請求項1及び請求項2の発明によれば、あ
る工作機械による単一加工では現れない複合的加工条件
で生じる製品の異常を発見できる。
る工作機械による単一加工では現れない複合的加工条件
で生じる製品の異常を発見できる。
【0040】請求項1及び請求項3の発明によれば、各
製品の製造過程における異変を発見できる。
製品の製造過程における異変を発見できる。
【0041】請求項4の発明によれば、工作機械の異常
が発見された場合に、不良品と正常品を確実に区別でき
る。
が発見された場合に、不良品と正常品を確実に区別でき
る。
【0042】請求項5の発明によれば、工作機械の異常
が発見された場合に、異常が発見された工作機械で加工
が続けられることを防止できる。
が発見された場合に、異常が発見された工作機械で加工
が続けられることを防止できる。
【0043】請求項6の発明によれば、工作機械の異常
が発見された場合に、他の同様な機能を持つ工作機械に
加工を代行させるため、生産ラインの停止を防ぐことが
できる。
が発見された場合に、他の同様な機能を持つ工作機械に
加工を代行させるため、生産ラインの停止を防ぐことが
できる。
【0044】以上説明したように本発明によれば、異常
な工作機械で加工された製品を容易に特定でき、各種の
工作機械の複合的加工条件から生じる異常等を容易に発
見でき、異常が発生した工作機械と同様な機能を持った
別の工作機械に加工を代行させることができる生産シス
テムを実現できる。
な工作機械で加工された製品を容易に特定でき、各種の
工作機械の複合的加工条件から生じる異常等を容易に発
見でき、異常が発生した工作機械と同様な機能を持った
別の工作機械に加工を代行させることができる生産シス
テムを実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例の動作説明図である。
【図3】図1の実施例の動作説明図である。
【図4】製品エージェントの詳細構造の一例を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】装置エージェントの詳細構造の一例を説明する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】従来の生産システムにおけるアラーム発生のし
かたを示した説明図である。
かたを示した説明図である。
3 製品エージェント 5 ネットワーク 21 記憶手段 2A1,2A2,2B〜2E 制御装置 A1,A2及びB〜E 工作機械 4A,4B1,4B2,4C〜4E,80 装置エージ
ェント
ェント
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の加工手順に従って工作機械で加工
を行い、所望の製品を作り上げる生産システムにおい
て、 前記工作機械が接続された制御装置と、 各制御装置に設けられ、製品エージェントの存在領域を
提供する記憶手段と、 各制御装置が接続されたネットワークとを備え、 前記製品エージェントは、製品に対応して設けられ、製
品の加工手順を記述したレシピを持ち、このレシピに従
って加工に必要な工作機械を選択し、選択した工作機械
が接続された制御装置に加工を依頼するとともに、製品
エージェント自身が加工の異常を発見して通知すること
を特徴とする生産システム。 - 【請求項2】 前記製品エージェントは、各種工作機械
による複合的な加工条件の情報をもとに異常を発見して
通知することを特徴とする請求項1記載の生産システ
ム。 - 【請求項3】 前記製品エージェントは、対応する製品
の製造過程情報から異常を発見して通知することを特徴
とする請求項1記載の生産システム。 - 【請求項4】 前記記憶手段に装置エージェントが存在
し、 この装置エージェントは、工作機械と一対一に設けら
れ、対応する工作機械に関する情報を持ち、対応する工
作機械に異常を発見した場合は、異常発見時における加
工条件で加工された全ての製品に対応する製品エージェ
ントに異常条件下で加工が行われたことを通知すること
を特徴とする請求項1記載の生産システム。 - 【請求項5】 前記装置エージェントは、対応する工作
機械に異常を発見した場合は、異常が解決するまで処理
を受け付けないことを特徴とする請求項4記載の生産シ
ステム。 - 【請求項6】 異常条件下で加工が行われたことを通知
された製品エージェントは、通知を受けた装置エージェ
ントに対応する工作機械による加工が製品に行われる前
であるときは、この工作機械と同じ機能を持つ工作機械
を選択し、選択した工作機械に加工を代行させることを
特徴とする請求項4記載の生産システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26812898A JP2000094275A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26812898A JP2000094275A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 生産システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000094275A true JP2000094275A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17454281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26812898A Pending JP2000094275A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 生産システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000094275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022554303A (ja) * | 2019-11-07 | 2022-12-28 | ナノトロニクス イメージング インコーポレイテッド | 製造プロセスのためのシステム、方法、および媒体 |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26812898A patent/JP2000094275A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022554303A (ja) * | 2019-11-07 | 2022-12-28 | ナノトロニクス イメージング インコーポレイテッド | 製造プロセスのためのシステム、方法、および媒体 |
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