JP2000076668A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JP2000076668A JP2000076668A JP10249301A JP24930198A JP2000076668A JP 2000076668 A JP2000076668 A JP 2000076668A JP 10249301 A JP10249301 A JP 10249301A JP 24930198 A JP24930198 A JP 24930198A JP 2000076668 A JP2000076668 A JP 2000076668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】DPD調整を行った後で、トラッキングサーボ
のループをONし、フォーカスオフセット調整を行った
のでは、レンズ移動によるトラッキングエラー信号のオ
フセットを完全にキャンセルすることはできない。 【解決手段】トラッキングサーボのループをONし、フ
ォーカスオフセット調整を行った後に、再度トラッキン
グサーボのループをOFFしてDPD調整を行うこと
で、レンズ移動によるトラッキングエラー信号のオフセ
ットを完全にキャンセルすることができる。
のループをONし、フォーカスオフセット調整を行った
のでは、レンズ移動によるトラッキングエラー信号のオ
フセットを完全にキャンセルすることはできない。 【解決手段】トラッキングサーボのループをONし、フ
ォーカスオフセット調整を行った後に、再度トラッキン
グサーボのループをOFFしてDPD調整を行うこと
で、レンズ移動によるトラッキングエラー信号のオフセ
ットを完全にキャンセルすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーカスオフセ
ット調整、トラッキングオフセット調整を行う光ディス
ク装置に関する。
ット調整、トラッキングオフセット調整を行う光ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置において、光ディスク上
に記録されている情報を再生するには、トラックと光ビ
ームの位置ずれを検出し、この検出信号に基づいて対物
レンズを光ディスクの半径方向に移動させて光ビームが
トラックの中心に位置するようにトラッキング制御を行
う必要がある。CDプレーヤあるいは、CD−ROMド
ライブでは、トラックずれ信号の検出方法として3ビー
ム法あるいはプシュプル法が一般的である。
に記録されている情報を再生するには、トラックと光ビ
ームの位置ずれを検出し、この検出信号に基づいて対物
レンズを光ディスクの半径方向に移動させて光ビームが
トラックの中心に位置するようにトラッキング制御を行
う必要がある。CDプレーヤあるいは、CD−ROMド
ライブでは、トラックずれ信号の検出方法として3ビー
ム法あるいはプシュプル法が一般的である。
【0003】それに対して、DVDプレーヤおよびDV
D−ROMドライブでは、狭トラックピッチに対して感
度よくトラックずれを検出することができることから、
トラックずれ信号の検出方法として位相差法(DPD
法)を採用している。
D−ROMドライブでは、狭トラックピッチに対して感
度よくトラックずれを検出することができることから、
トラックずれ信号の検出方法として位相差法(DPD
法)を採用している。
【0004】図5にDPD法の検出原理を示す。ビーム
スポットがトラックを構成するピット上を通過すると、
その反射光の強度パターンが時間的に変化する。ビーム
スポットがピットの中心、すなわちトラックの中心を通
過するときは、左右に対称的にパターンが変化する。ビ
ームスポットがピットの中心より左側に通過するとき
は、時計方向に回転するようにパターンが変化し、反対
に右側を通過するときは、反時計方向に回転するように
変化する。
スポットがトラックを構成するピット上を通過すると、
その反射光の強度パターンが時間的に変化する。ビーム
スポットがピットの中心、すなわちトラックの中心を通
過するときは、左右に対称的にパターンが変化する。ビ
ームスポットがピットの中心より左側に通過するとき
は、時計方向に回転するようにパターンが変化し、反対
に右側を通過するときは、反時計方向に回転するように
変化する。
【0005】そして、このパターンの回転変化はビーム
スポットがピットの中心からずれるに従って鮮明にな
る。位相差法は、このパターンの変化を利用してトラッ
キングエラー信号を検出する方法で、4分割光検出器の
対角和から得られる2つの信号の位相を比較し、位相の
進み量あるいは遅れ量からビームスポットとトラックと
の位相ずれを検出する。
スポットがピットの中心からずれるに従って鮮明にな
る。位相差法は、このパターンの変化を利用してトラッ
キングエラー信号を検出する方法で、4分割光検出器の
対角和から得られる2つの信号の位相を比較し、位相の
進み量あるいは遅れ量からビームスポットとトラックと
の位相ずれを検出する。
【0006】ビームスポットがトラックの偏心に追従す
るように対物レンズを移動させてトラッキング制御する
と、その移動に対応して光検出器上の反射光も移動す
る。ピットの深さがλ/4(λは光ビームの波長)の場
合には、反射光のパターンは光軸中心に対して対称とな
り、光検出器上の反射光が移動しても正確なトラッキン
グエラー信号が検出できる。しかし、ピットの深さがλ
/4と異なる場合には、反射光のパターンは光軸中心に
対して対称とならず、光検出器上の反射光が移動すると
トラッキングエラー信号にオフセットが発生する。
るように対物レンズを移動させてトラッキング制御する
と、その移動に対応して光検出器上の反射光も移動す
る。ピットの深さがλ/4(λは光ビームの波長)の場
合には、反射光のパターンは光軸中心に対して対称とな
り、光検出器上の反射光が移動しても正確なトラッキン
グエラー信号が検出できる。しかし、ピットの深さがλ
/4と異なる場合には、反射光のパターンは光軸中心に
対して対称とならず、光検出器上の反射光が移動すると
トラッキングエラー信号にオフセットが発生する。
【0007】そのため、このレンズ移動によるトラッキ
ングエラー信号のオフセットを取り除くために、図6で
示したようなディスクの径方向に分割した前と後ろの光
検出領域から出力される信号間の位相を調整するDPD
調整を行う必要がある。これについては特開昭57-18143
3号公報、および特開昭62-165737号公報に記載されてい
る。
ングエラー信号のオフセットを取り除くために、図6で
示したようなディスクの径方向に分割した前と後ろの光
検出領域から出力される信号間の位相を調整するDPD
調整を行う必要がある。これについては特開昭57-18143
3号公報、および特開昭62-165737号公報に記載されてい
る。
【0008】また、DVDディスクはCDディスクの約
7倍という高記録密度であるため、レーザ光の焦点を正
確にディスクの記録面に合わせないと、低いデータ誤り
率で安定にデータを読み出すことが出来ない。レーザ光
の焦点を正確にディスク記録面に合わせるフォーカスオ
フセット調整方法については特開平2−94033号公
報および特開平8−7311号公報に記載されている。
7倍という高記録密度であるため、レーザ光の焦点を正
確にディスクの記録面に合わせないと、低いデータ誤り
率で安定にデータを読み出すことが出来ない。レーザ光
の焦点を正確にディスク記録面に合わせるフォーカスオ
フセット調整方法については特開平2−94033号公
報および特開平8−7311号公報に記載されている。
【0009】しかし、DPD法によるトラッキングオフ
セット調整とフォーカスオフセット調整との関連につい
ての記載は特になくトラッキング系及びフォーカス系の
オフセット調整の順序としては、DPD調整(トラッキ
ング系)を行った後にトラッキングをONして、次にフ
ォーカスオフセット調整(フォーカス系)を行うように
していた。
セット調整とフォーカスオフセット調整との関連につい
ての記載は特になくトラッキング系及びフォーカス系の
オフセット調整の順序としては、DPD調整(トラッキ
ング系)を行った後にトラッキングをONして、次にフ
ォーカスオフセット調整(フォーカス系)を行うように
していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、DPD調整を
行った後に、フォーカスオフセット調整を行うと、DP
D調整したときのフォーカス位置の基準に対してフォー
カス位置がずれることになる。つまり、デフォーカスす
ることになるわけである。ピットの深さがλ/4のディ
スクでは、デフォーカスしても、図7で示した対物レン
ズを内周及び外周方向に移動させたときのトラッキング
エラー信号のオフセット量vsレンズシフト量の関係は
対称性を保ったままである。つまり、DPD調整を行う
ことによって傾きはフラットに近い形に調整されるわけ
であるから、デフォーカスしたとしても、DPD調整を
行ったことによってオフセットはキャンセルされたまま
である。
行った後に、フォーカスオフセット調整を行うと、DP
D調整したときのフォーカス位置の基準に対してフォー
カス位置がずれることになる。つまり、デフォーカスす
ることになるわけである。ピットの深さがλ/4のディ
スクでは、デフォーカスしても、図7で示した対物レン
ズを内周及び外周方向に移動させたときのトラッキング
エラー信号のオフセット量vsレンズシフト量の関係は
対称性を保ったままである。つまり、DPD調整を行う
ことによって傾きはフラットに近い形に調整されるわけ
であるから、デフォーカスしたとしても、DPD調整を
行ったことによってオフセットはキャンセルされたまま
である。
【0011】それに対して、ピットの深さがλ/4と異
なるディスクの場合、図7で示した対称性がくずれ、傾
きもフラットから左右どちらかに傾くようになる場合が
ある。そのため、DPD調整してオフセットをせっかく
キャンセルしても、デフォーカスぎみになることによっ
て、一部キャンセルされなくなる場合が生じてくる。
なるディスクの場合、図7で示した対称性がくずれ、傾
きもフラットから左右どちらかに傾くようになる場合が
ある。そのため、DPD調整してオフセットをせっかく
キャンセルしても、デフォーカスぎみになることによっ
て、一部キャンセルされなくなる場合が生じてくる。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ま
ず、トラッキングサーボをループONした後、フォーカ
スオフセット調整を行い、フォーカス位置をジャストフ
ォーカス点に持っていった後に、再びトラッキングサー
ボループをOFFしてDPD調整を行うことによって、
常にジャストフォーカス状態を保ち、トラッキングエラ
ー信号のオフセットが出ない状態に持っていくことによ
って、課題の解決を図った。
ず、トラッキングサーボをループONした後、フォーカ
スオフセット調整を行い、フォーカス位置をジャストフ
ォーカス点に持っていった後に、再びトラッキングサー
ボループをOFFしてDPD調整を行うことによって、
常にジャストフォーカス状態を保ち、トラッキングエラ
ー信号のオフセットが出ない状態に持っていくことによ
って、課題の解決を図った。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0014】図1は本発明の第一の実施形態例を示す光
ディスク装置のブロック図である。同図において1は光
ディスク、2は光ピックアップ、3は再生信号であるR
F信号、4はトラッキングエラー信号を検出するTE検
出手段、5はトラッキングエラー信号(TE信号)、6
は対物レンズを内周及び外周方向に移動させる対物レン
ズ移動手段、7は対物レンズ移動手段6から出力される
レンズシフト信号、8は対物レンズを内周及び外周方向
に移動させてトラッキングエラー信号のオフセットを検
出し、且つオフセットがなくなるようにTE検出手段4
に位相調整量を注入する調整手段、9は調整手段8より
TE検出手段4にオフセットを注入する位相調整量、1
0はトラッキングアクチュエータコイルを駆動させる位
相補償ドライブアンプ、11はフォーカスエラー信号を
検出するFE検出手段、12はフォーカスエラー信号
(FE信号)、13は再生信号(RF信号)のジッタを
検出するジッタ検出手段、14は再生信号のジッタが最
小となるようにフォーカス位置を調整するためにFE検
出手段11にフォーカス位置調整量を注入するフォーカ
スオフセット調整手段、15はフォーカスオフセット調
整手段14よりFE検出手段11にオフセットを注入す
るフォーカス調整量、16はフォーカスアクチュエータ
コイルを駆動させる位相補償ドライブアンプ、17はフ
ォーカス位置をUP/DOWNさせるフォーカスUP/
DOWN手段、18はスイッチ1,2,3を切り替える
ためのコントローラである。
ディスク装置のブロック図である。同図において1は光
ディスク、2は光ピックアップ、3は再生信号であるR
F信号、4はトラッキングエラー信号を検出するTE検
出手段、5はトラッキングエラー信号(TE信号)、6
は対物レンズを内周及び外周方向に移動させる対物レン
ズ移動手段、7は対物レンズ移動手段6から出力される
レンズシフト信号、8は対物レンズを内周及び外周方向
に移動させてトラッキングエラー信号のオフセットを検
出し、且つオフセットがなくなるようにTE検出手段4
に位相調整量を注入する調整手段、9は調整手段8より
TE検出手段4にオフセットを注入する位相調整量、1
0はトラッキングアクチュエータコイルを駆動させる位
相補償ドライブアンプ、11はフォーカスエラー信号を
検出するFE検出手段、12はフォーカスエラー信号
(FE信号)、13は再生信号(RF信号)のジッタを
検出するジッタ検出手段、14は再生信号のジッタが最
小となるようにフォーカス位置を調整するためにFE検
出手段11にフォーカス位置調整量を注入するフォーカ
スオフセット調整手段、15はフォーカスオフセット調
整手段14よりFE検出手段11にオフセットを注入す
るフォーカス調整量、16はフォーカスアクチュエータ
コイルを駆動させる位相補償ドライブアンプ、17はフ
ォーカス位置をUP/DOWNさせるフォーカスUP/
DOWN手段、18はスイッチ1,2,3を切り替える
ためのコントローラである。
【0015】始めに、図2のフローチャートに基づいて
本発明を説明する。まず、光ピックアップ2で得たRF
信号(再生信号)3を基にしてFE検出手段11でフォ
ーカスエラー信号12を検出する。そして、該フォーカ
スエラー信号を用いてフォーカスサーボのループをスイ
ッチ1を用いてONし、フォーカス制御を行う。次に、
TE検出手段4で該RF信号から位相差法(DPD法)
を用いてトラッキングエラー信号5を検出する。そし
て、該トラッキングエラー信号を用いてトラッキングサ
ーボのループをスイッチ2を用いてONし、トラッキン
グ制御を行う。(このときスイッチ3はOFFしてい
る)そして、この状態で、フォーカスオフセット調整を
開始する。
本発明を説明する。まず、光ピックアップ2で得たRF
信号(再生信号)3を基にしてFE検出手段11でフォ
ーカスエラー信号12を検出する。そして、該フォーカ
スエラー信号を用いてフォーカスサーボのループをスイ
ッチ1を用いてONし、フォーカス制御を行う。次に、
TE検出手段4で該RF信号から位相差法(DPD法)
を用いてトラッキングエラー信号5を検出する。そし
て、該トラッキングエラー信号を用いてトラッキングサ
ーボのループをスイッチ2を用いてONし、トラッキン
グ制御を行う。(このときスイッチ3はOFFしてい
る)そして、この状態で、フォーカスオフセット調整を
開始する。
【0016】まず、ジッタ検出手段13で該RF信号の
ジッタをモニタして該モニタ結果をフォーカスオフセッ
ト調整手段14に出力する。次に、スイッチ1をフォー
カスUP/DOWN手段17側に切り替えた後、フォー
カスUP/DOWN手段17でフォーカス位置を上下に
移動させ、フォーカスオフセット調整手段14でジッタ
量が最小になるようにフォーカス位置を調整する。そし
て、ジャストフォーカス点を決定しフォーカスオフセッ
ト調整を終了させる。
ジッタをモニタして該モニタ結果をフォーカスオフセッ
ト調整手段14に出力する。次に、スイッチ1をフォー
カスUP/DOWN手段17側に切り替えた後、フォー
カスUP/DOWN手段17でフォーカス位置を上下に
移動させ、フォーカスオフセット調整手段14でジッタ
量が最小になるようにフォーカス位置を調整する。そし
て、ジャストフォーカス点を決定しフォーカスオフセッ
ト調整を終了させる。
【0017】次に、再びトラッキングサーボのループを
スイッチ2でOFFした後にDPD調整を開始する。ま
ず、対物レンズ移動手段6から出力したレンズシフト信
号7を用いて対物レンズを内周及び外周方向に移動させ
る。次に、スイッチ3をONして、調整手段8で対物レ
ンズを移動させたときに発生するトラッキングエラー信
号のオフセットを検出して、オフセットがなくなるよう
にTE検出手段4に位相調整量9を注入していく。
スイッチ2でOFFした後にDPD調整を開始する。ま
ず、対物レンズ移動手段6から出力したレンズシフト信
号7を用いて対物レンズを内周及び外周方向に移動させ
る。次に、スイッチ3をONして、調整手段8で対物レ
ンズを移動させたときに発生するトラッキングエラー信
号のオフセットを検出して、オフセットがなくなるよう
にTE検出手段4に位相調整量9を注入していく。
【0018】そして、オフセットをキャンセルできるジ
ャスト位相注入量を決定した後、スイッチ3をOFFし
てDPD調整を終了し、再びトラッキングサーボループ
をスイッチ2でONしてトラッキング系、フォーカス系
のオフセット調整を終了する。この順序でオフセット調
整を行うことによって、常にジャストフォーカス位置で
DPD調整を行うことができるため、DPD調整後、デ
フォーカスによるオフセット出現を防止することが出来
る。
ャスト位相注入量を決定した後、スイッチ3をOFFし
てDPD調整を終了し、再びトラッキングサーボループ
をスイッチ2でONしてトラッキング系、フォーカス系
のオフセット調整を終了する。この順序でオフセット調
整を行うことによって、常にジャストフォーカス位置で
DPD調整を行うことができるため、DPD調整後、デ
フォーカスによるオフセット出現を防止することが出来
る。
【0019】図3は、本発明の他の実施形態例を示す光
ディスク装置のブロック図であり、同図においてジッタ
検出手段13がRF振幅最大手段23に置き換わった以
外の他の構成要素は同じであるため説明は省略する。本
実施例を図4のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、FE検出手段11で検出したフォーカスエラー信号
を用いてフォーカスサーボのループをONし、フォーカ
ス制御を行う。次に、TE検出手段4で該RF信号(再
生信号)から位相差法(DPD法)を用いてトラッキン
グエラー信号5を検出する。
ディスク装置のブロック図であり、同図においてジッタ
検出手段13がRF振幅最大手段23に置き換わった以
外の他の構成要素は同じであるため説明は省略する。本
実施例を図4のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、FE検出手段11で検出したフォーカスエラー信号
を用いてフォーカスサーボのループをONし、フォーカ
ス制御を行う。次に、TE検出手段4で該RF信号(再
生信号)から位相差法(DPD法)を用いてトラッキン
グエラー信号5を検出する。
【0020】そして、該トラッキングエラー信号を用い
てトラッキングサーボのループをONしてトラッキング
制御を行う。この状態で、フォーカスオフセット調整を
開始する。まず、RF振幅最大手段23で該RF信号の
振幅をモニタして該モニタ結果をフォーカスオフセット
調整手段14に出力する。次に、フォーカス位置を上下
に移動させて、RF信号の振幅量が最大になるようにフ
ォーカス位置を調整してフォーカスオフセット調整を終
了させる。
てトラッキングサーボのループをONしてトラッキング
制御を行う。この状態で、フォーカスオフセット調整を
開始する。まず、RF振幅最大手段23で該RF信号の
振幅をモニタして該モニタ結果をフォーカスオフセット
調整手段14に出力する。次に、フォーカス位置を上下
に移動させて、RF信号の振幅量が最大になるようにフ
ォーカス位置を調整してフォーカスオフセット調整を終
了させる。
【0021】そして、再びトラッキングサーボのループ
をOFFした後に第一の実施例で説明した方法でDPD
調整を行い、DPD調整終了後、再びトラッキングサー
ボループをONしてトラッキング系、フォーカス系のオ
フセット調整を終了する。この順序でオフセット調整を
行うことによって、常にジャストフォーカス位置でDP
D調整を行うことができるため、DPD調整後、デフォ
ーカスによるオフセット出現を防止することが出来る。
をOFFした後に第一の実施例で説明した方法でDPD
調整を行い、DPD調整終了後、再びトラッキングサー
ボループをONしてトラッキング系、フォーカス系のオ
フセット調整を終了する。この順序でオフセット調整を
行うことによって、常にジャストフォーカス位置でDP
D調整を行うことができるため、DPD調整後、デフォ
ーカスによるオフセット出現を防止することが出来る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、レン
ズ移動によるトラッキングエラー信号のオフセットを完
全にキャンセルすることができるため、安定したトラッ
キング制御を行うことができる。
ズ移動によるトラッキングエラー信号のオフセットを完
全にキャンセルすることができるため、安定したトラッ
キング制御を行うことができる。
【図1】本発明の第一の実施形態例を示す光ディスク装
置のブロック図。
置のブロック図。
【図2】フォーカス及びトラッキング調整の手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図3】本発明の他の実施形態例を示す光ディスク装置
のブロック図。
のブロック図。
【図4】フォーカス及びトラッキング調整の手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】(a),(b),(c)は位相差法の原理を説
明する図。
明する図。
【図6】位相差法を用いたトラッキングエラー信号検出
回路の構成図。
回路の構成図。
【図7】レンズシフトさせたときのオフセット量を示す
グラフ。
グラフ。
1…光ディスク、2…光ピックアップ、3…RF信号、
4…TE検出手段、5…トラッキングエラー信号、 6
…対物レンズ移動手段、7…レンズシフト信号、
8…調整手段、 9…位相調整量、10…位相補
償ドライブアンプ、 11…FE検出手段、12…
フォーカスエラー信号、 13…ジッタ検出手
段、14…フォーカスオフセット調整手段、15…フォ
ーカス調整量、16…位相補償ドライブアンプ、 1
7…フォーカスUP/DOWN手段、18…スイッチ
1,2,3を切り替えるコントローラ。
4…TE検出手段、5…トラッキングエラー信号、 6
…対物レンズ移動手段、7…レンズシフト信号、
8…調整手段、 9…位相調整量、10…位相補
償ドライブアンプ、 11…FE検出手段、12…
フォーカスエラー信号、 13…ジッタ検出手
段、14…フォーカスオフセット調整手段、15…フォ
ーカス調整量、16…位相補償ドライブアンプ、 1
7…フォーカスUP/DOWN手段、18…スイッチ
1,2,3を切り替えるコントローラ。
フロントページの続き (72)発明者 田中 裕之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 Fターム(参考) 5D118 AA13 AA18 BA01 BB02 BF02 CA11 CA13 CD02 CD03 CD11
Claims (3)
- 【請求項1】トラッキングエラー信号(TE)を検出す
るTE検出手段と、対物レンズ移動手段を用いて対物レ
ンズを内周及び外周方向に移動させてトラッキングエラ
ー信号オフセット調整機能を付加した調整手段と、トラ
ッキング゛アクチュエータコイルを駆動させる位相補償
ドライブアンプと、フォーカスエラー信号(FE)を検
出するFE検出手段と、再生信号のゆらぎ(ジッタ)を
検出するジッタ検出手段と、該再生信号のゆらぎ(ジッ
タ)が最小となるようにレーザ光の焦点位置を調整する
ためにFE検出手段にフォーカス位置調整機能を付加す
るフォーカスオフセット調整手段と、フォーカスアクチ
ュエータコイルを駆動させる位相補償ドライブアンプを
具備した光ディスク装置において、最初にフォーカス位
置を調整し、ジッタ検出手段で検出した再生信号のゆら
ぎ(ジッタ)が最小になるようにせしめ、次にトラッキ
ングエラー信号オフセット調整手段でトラッキングエラ
ー信号のオフセットを調整することを特徴とする光ディ
スク装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の光ディスク装置におい
て、更に再生信号の振幅を検出するRF振幅検出手段
と、該RF振幅信号が最大となるようにフォーカス位置
を調整する機能を付加したフォーカスオフセット調整手
段を具備し、最初に、RF振幅検出手段で検出したRF
振幅信号が最大になるようにフォーカスオフセット調整
手段でオフセットを調整し、次にトラッキングエラー信
号オフセット調整手段でトラッキングエラー信号のオフ
セットを調整することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の光ディスク装置に
おいて、トラッキングエラー信号を検出する手段は、位
相差法(DPD法)を用いることを特徴とする光ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249301A JP2000076668A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249301A JP2000076668A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076668A true JP2000076668A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17190953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249301A Pending JP2000076668A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000076668A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367375C (zh) * | 2003-01-28 | 2008-02-06 | 日立-Lg数据存储韩国公司 | 调整光盘装置中的聚焦偏差的方法 |
US7660212B2 (en) | 2006-03-03 | 2010-02-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk apparatus |
US7738328B2 (en) | 2006-03-03 | 2010-06-15 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk apparatus for carrying out a defocus regulation |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10249301A patent/JP2000076668A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367375C (zh) * | 2003-01-28 | 2008-02-06 | 日立-Lg数据存储韩国公司 | 调整光盘装置中的聚焦偏差的方法 |
US7660212B2 (en) | 2006-03-03 | 2010-02-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk apparatus |
US7738328B2 (en) | 2006-03-03 | 2010-06-15 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disk apparatus for carrying out a defocus regulation |
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