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JP2000067657A - 赤外線透過に優れた透明導電膜及びその製造方法 - Google Patents

赤外線透過に優れた透明導電膜及びその製造方法

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JP2000067657A
JP2000067657A JP10239858A JP23985898A JP2000067657A JP 2000067657 A JP2000067657 A JP 2000067657A JP 10239858 A JP10239858 A JP 10239858A JP 23985898 A JP23985898 A JP 23985898A JP 2000067657 A JP2000067657 A JP 2000067657A
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conductive film
film
transmittance
heating
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Hiroshi Takatsuji
博史 高辻
Tadashi Hiromori
正 廣森
Satoshi Tsuji
智 辻
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International Business Machines Corp
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
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    • C23C14/5846Reactive treatment
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光線から赤外線にかけての広い波長領域
での光透過率に優れた透明導電膜を提供する。 【解決手段】 亜鉛−インジウム酸化物(IZO)を主
成分とする膜を、低酸素雰囲気下で加熱処理すること
で、450〜3200nmの波長領域において、約80
%以上の高い透過率を示す透明導電膜を得ることができ
る。この透明導電膜の抵抗率は、約3.0×10-3Ωc
m以下である。このIZOを主成分とする膜は、本質的
にアモルファス状あるいは微結晶よりなり、このような
膜はスパッタリング法で製膜される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主成分として亜鉛
−インジウム酸化物(IZO:Indium-Zinc-oxide)を
含む透明な導電膜に関し、特に、赤外線領域での透過率
に優れた透明導電膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】透明導電膜は、その製造技術の進歩によ
り、より良導電性で高透過性のものが得られるようにな
り、近年、その適用範囲が拡大されてきた。特に、液
晶、エレクトロルミネッセンス、エレクトロクロミッ
ク、プラズマ等各ディスプレイ表示装置の透明電極とし
て使用され、パネルディスプレイ表示装置の普及に大き
く寄与している。ブラウン管表示面や計測機器の窓にお
ける帯電防止膜としても使用されている。また、航空
機、自動車、建築物等の窓ガラスの防曇防霜発熱体ある
いは熱線反射膜としての使用もよく知られている。
【0003】一般にこれらの用途において、透明導電膜
は、高い導電性、優れた耐久性、成膜をはじめとする加
工性と並んで、高い可視光透過性が要求される。特に、
熱線反射膜として用いる場合は、赤外線領域の波長の光
に対する高い反射率が要求され、実現されてきた。
【0004】ところが、透明導電膜の適用範囲が太陽電
池の透明電極、並びに通信装置や計測装置の窓材などに
広まるにつれ、より広い波長領域での透過性が求められ
るようになった。
【0005】現在、最も一般的に使用されている透明導
電膜には、ITO(Indium-Tin-Oxide)膜や酸化スズ
(SnO2)膜がある。しかし、G.Frank他の論
文、Thin Solid Films, vol.77, p.107 (1981)に示され
たITO膜及び酸化スズ膜の分光特性を表わすグラフに
よれば、これらの金属酸化膜は、可視光域では80%以
上の透過率を有するものの、波長が約1000nmを越
えると急速に透過率が低下し、赤外線領域での光透過率
は極めて低いことがわかる。
【0006】特開平8−227614号(対応米国特許
出願番号335615号)は、導電性にドープした亜鉛
−インジウム酸化物(IZO)膜の光吸収係数が、IT
O膜のそれに比較して非常に小さいことを示している。
しかし、この導電性にドープしたIZO膜も、約700
nmより長波長側では吸収係数が増加し、約1200n
mより長波長側では急速に増加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可視
光線から赤外線にかけて広い波長領域での透過率に優れ
た透明導電膜を提供することである。特に、赤外線波長
領域で、従来の透明導電膜よりも優れた透過率を示す透
明導電膜を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、可視光線から赤外線
にかけて広い波長領域での透過率に優れた透明導電膜を
製造する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、亜鉛−
インジウム酸化物(IZO)を主成分とする膜を、低酸素
雰囲気下で加熱処理することで、可視光線(450〜8
00nm)から赤外線(800〜3200nm)にかけ
ての波長領域で、約70%以上の高い透過率を示す透明
導電膜とすることができる。約200nm程度までの膜
厚で、このような高い透過率を実現することができる。
この透明導電膜の抵抗率は、約3.0×10-3Ωcm以
下である。
【0010】本発明の一態様によれば、亜鉛−インジウ
ム酸化物(IZO)を主成分とする、約100nmの厚さ
の膜を、低酸素雰囲気下で、約230〜約300℃で加
熱処理することで、可視光線から赤外線にかけての広い
波長領域で、約80%以上の高い透過率を示す透明導電
膜とすることができる。
【0011】本発明のIZOを主成分とする膜は、望ま
しくは、亜鉛原子を約5〜約20原子%含み、インジウ
ム原子を約5〜約40原子%含む。さらに、低い抵抗率
を得るために、ドーパントを添加することができる。
【0012】本発明のIZOを主成分とする膜は、本質
的にアモルファス状あるいは250Åより小さい微結晶
よりなる膜、もしくは微結晶を含むアモルファス状の膜
であることを特徴とする。そのような膜は、スパッタリ
ング法で成膜可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本願発明は、亜鉛−インジウム酸
化物(IZO)を主成分とする膜(以下、IZO膜とい
う)が、低酸素雰囲気下で加熱処理されると、未処理の
ものに比べ赤外線領域での透過率が高くなることを見い
出したことに基づくものである。当業者にはよく知られ
ているように、ITO膜では、熱還元処理により、特に
赤外線波長領域での透過率が低くなる。
【0014】IZO膜は、特開平7−10601号明細
書に記載されているスプレーパイロリシス法、特開平6
−234521号明細書に記載されている塗布法、その
他、CVD法、蒸着法などで成膜することもできるが、
ここでは、特開平6−318406号明細書に記載され
ているように、スパッタリング法で成膜したものについ
て説明する。
【0015】スパッタリング法によるIZO膜は、酸化
インジウム(In23)と酸化亜鉛(ZnO)とを含む
複合酸化物の焼結体をターゲット材料とし、通常のスパ
ッタ装置を用いて形成された。ターゲット材料は、In
を約5〜約40原子%、Znを約5〜約20原子%含む
もので、例えば、出光興産から入手することができる。
ターゲット材料中には、第三金属元素として、スズ、ア
ルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、ケイ素、ジルコ
ニウム、またはチタンなどを含んでもよい。IZO膜中
にこれらの第三元素がドーパントとして含まれることに
より、抵抗率を調節することができる。
【0016】上述の材料よりなるターゲットを備えたス
パッタリング装置に、基板を載置する。基板としては、
ガラス、単結晶、半導体、プラスチック等が使用できる
が、IZO膜の可視光/赤外線高透過性を活用するため
には、可視光/赤外線に透明な基板が適当である。基板
は、金属、酸化物や窒化物など無機物、及び高分子など
の、全面付着された膜あるいはパターニングされた膜を
さらに有していてもよい。また、記録ヘッド、電子デバ
イス、電気的素子、光学素子、センサーなどの構造物を
含んでいてもよい。基板温度は、室温〜約400℃、好
ましくは室温〜約250℃の範囲とする。基板温度が高
過ぎると、基板が変形したり、得られたIZO膜の結晶
性が大きくなるなど、好ましくない。スパッタ装置は、
少なくとも約8.0×10-4Paまで、真空排気され
る。好ましくは、約0.5〜約4.0×10-4Paの真
空度とする。次に雰囲気ガスとして、アルゴン等不活性
ガス及び/または酸素ガスを約2〜約8mTorr導入
する。雰囲気ガス中の酸素ガス濃度は、約0.6〜約1
0%とするのが望ましい。雰囲気ガスをプラズマ化する
ために、電極間に印加電圧を加える。印加電圧は、使用
する装置の特性、真空度、基板の種類など様々な要因に
依存するが、通常の成膜条件である約200〜約500
V程度でよい。所望の厚さが得られた後、基板をスパッ
タ装置より取り出す。
【0017】得られたIZO膜は、亜鉛原子を約5〜約
20原子%含み、インジウム原子を約5〜約40原子%
含む。前述の第三金属をドーパントとして含んでいても
よい。得られたIZO膜はアモルファス状あるいは微結
晶からなることが望ましい。結晶性のIZO膜は導電性
が低いことがわかっている。ここで得られた望ましいI
ZO膜の抵抗率は、約1.0mΩcm以下である。ま
た、スパッタ付着した、加熱処理前のIZO膜の可視光
/赤外線透過率スペクトルを図1に示す。可視光線領域
の700nm付近の波長に弱い吸収が見られるが、この
IZO膜の光透過特性は、ITO膜のそれとほぼ同様で
あることがわかる。つまり、加熱処理前のIZO膜で
は、赤外線波長領域で透過率が減少し、特に2000n
mを越える長波長側では、約80%より小さい透過率し
か得られない。
【0018】次に、得られたIZO膜を低酸素雰囲気下
で加熱処理する。低酸素雰囲気とは、大気中の酸素濃度
より高い濃度の酸素を含まない雰囲気であり、例えば、
大気、窒素、あるいはアルゴンなどの不活性ガスよりな
る雰囲気をいう。この加熱処理は、窒素中で行われるこ
とが好ましいが、大気中で行うのが容易である。また、
加熱処理は、約150〜約350℃、好適には約230
〜約300℃で、約10〜約120分間行う。これより
高い温度では、基板が変形したり、IZO膜が結晶化し
て導電性を低くするおそれがある。加熱処理後のIZO
膜は、非晶質を保っていることが、X線回折測定によっ
て確認された。
【0019】加熱処理されたIZO膜の可視光/赤外線
透過率スペクトルを図1に合わせて示す。基礎吸収端
が、やや長波長側にずれたスペクトルが得られる。この
ことは、加熱処理によって、IZO膜を形成する物質に
何らかの構造変化が生じたことを示している。また、加
熱処理前のIZO膜が、赤外線波長領域で、波長が長く
なるにつれて透過率が低下するのに対し、加熱処理後の
IZO膜では、赤外線波長領域でも90%程度の透過率
を示し続ける特徴が見られる。
【0020】加熱処理されたIZO膜の抵抗率は約3.
0×10-3Ωcm以下であった。これは、加熱処理前の
抵抗率に比べて、幾分高いが、実用上問題のない程度と
考えられる。
【0021】このIZO膜は、塩酸、硝酸、シュウ酸な
どの酸水溶液をエッチング液として使用することでパタ
ーニングすることができる。例えば、エッチング液は、
約1〜約10重量%のシュウ酸水溶液とし、約20〜約
45℃の液温でエッチングするのが適当である。
【0022】本願発明のIZO透明導電膜は、可視光線
波長領域でも、従来の透明導電膜と同等の高い透過率を
有するので、従来の透明導電膜として使用することもで
きるが、特に赤外線波長領域で高い透過率を示す特性を
利用することで、例えば、太陽電池の透明電極として有
用である。
【0023】また、チップオンガラス(COG)技術に
おいて、ガラス基板上に電子部品をはんだ付けする際、
本願発明の透明導電膜をガラス基板上のI/Oパッド電
極として使用すると、ガラス基板裏面より赤外線ビーム
を照射することで容易にはんだ付けすることができる。
【0024】さらに、近年、通信媒体として赤外線を利
用したものが増えてきている。その発信/受信装置のシ
ールド材料、特に窓用シールド材料として本願発明の透
明導電膜を使用すると、光の効率を低くすることなく、
ノイズ漏洩防止及び外部ノイズの侵入防止を図ることが
できる。もちろん、通信用に限らず、その他の可視光/
赤外線を利用した装置、例えば、計測機器、センサー、
赤外線ランプヒータ、赤外線レーザなどのシールド材料
としても有用である。
【0025】
【実施例1】ガラス基板を、DCマグネトロン・スパッ
タリング装置に装着し、チャンバ内を約0.5×10-4
Paまで真空減圧した。ターゲットには、インジウム及
び亜鉛の複合酸化物焼結体(Inを約34.4原子%、
Znを約7.0原子%含む)を用いた。次に酸素ガスを
約6%含むアルゴンガスを約4.0mTorrまで導入
し、基板温度を215℃とした。ターゲットに−400
VのRF電圧を印加して、スパッタリングにより、ガラ
ス基板上に約100nmの厚さIZO膜を得た。膜厚
は、接触式段差計によって測定した。IZO膜が付着し
た基板をスパッタリング装置から取り出し、続いて加熱
チャンバに搬入した。加熱チャンバを窒素ガスで充填
し、チャンバ内を280℃まで昇温し、そのまま120
分間、IZO膜を基板と共に加熱処理した。室温まで冷
却した後、IZO膜の付着した基板を取り出した。
【0026】得られたIZO膜の透過率を、紫外−可視
−近赤外吸光光度計(VarianCary 5G)
で、ガラス基板を対照として、測定したところ、450
〜3200nmの範囲の波長において80%以上の透過
率を示した(図1)。また、得られたIZO膜の抵抗率
を、四探針抵抗測定装置を用いて測定したところ、約
1.2mΩcmであった。
【0027】
【比較例】実施例1同様の手順で、ITO膜を形成し、
加熱処理した。得られたITO膜について、透過率及び
抵抗率を測定した。得られた結果を表1及び図1に示
す。
【0028】
【実施例2〜7】成膜時基板温度、加熱処理温度を表1
に示した値とした以外は、実施例1同様の手順で、IZ
O膜を形成した。その結果を、同じ表1及び図2に示
す。
【0029】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って製造されたIZO膜の光透過率
を、従来のITO膜(未加熱処理)、本発明同様の加熱
処理を施したITO膜、並びに未加熱処理のIZO膜の
それぞれの光透過率と比較して示すグラフ。
【図2】本発明の実施例に従って得られたIZO膜の光
透過率を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣森 正 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 辻 智 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 4K029 BA50 BB07 BB10 BC09 CA06 EA08 GA01 5G307 FA01 FA02 FB01 FC09 FC10 5G323 BA02 BB05 BC03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に付着された、亜鉛−インジウム酸
    化物を含む透明導電膜を準備するステップと、 前記透明導電膜を、低酸素雰囲気中で加熱するステップ
    とを含む、赤外線波長領域における透過率に優れた透明
    導電膜を有する構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記加熱ステップは、前記透明導電膜を、
    約150〜約350℃に加熱することを含む、請求項1
    に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】前記加熱ステップは、前記透明導電膜を、
    約230〜約300℃に加熱することを含む、請求項1
    に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】前記加熱ステップは、前記透明導電膜を、
    約10〜約120分間加熱することを含む、請求項2ま
    たは3に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】前記透明導電膜は、基板温度を室温ないし
    約250℃の範囲とした、スパッタリング法により付着
    される、請求項1に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】前記低酸素雰囲気は、窒素、大気及びこれ
    らの混合気体からなる群から選択される、請求項1に記
    載の製造方法。
  7. 【請求項7】前記低酸素雰囲気は、大気中の酸素濃度よ
    り高い濃度の酸素を含まない、請求項1に記載の製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記透明導電膜は、本質的にアモルファス
    状または微結晶である、請求項1に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】基板上に、亜鉛−インジウム酸化物を含む
    透明導電膜を、約100nmまでの厚みで付着するステ
    ップと、 前記透明導電膜を、低酸素雰囲気中で、約230〜約3
    00℃に加熱するステップとを含む、450〜3200
    nmの波長領域において、約80%以上の透過率を示す
    透明導電膜の製造方法。
  10. 【請求項10】基体上に亜鉛−インジウム酸化物を含む
    透明導電膜を有する構造体であって、前記透明導電膜
    は、800〜3200nmの赤外線波長領域における透
    過率が約70%以上である構造体。
  11. 【請求項11】前記赤外線波長領域における透過率が約
    80%以上である、請求項10に記載の構造体。
  12. 【請求項12】前記透明導電膜の、450〜800nm
    の可視光線波長領域における透過率が約80%以上であ
    る、請求項10または11に記載の構造体。
  13. 【請求項13】前記透明導電膜は、亜鉛原子を約5〜約
    20原子%含み、インジウム原子を約5〜約40原子%
    含むことを特徴とする、請求項10に記載の構造体。
  14. 【請求項14】前記透明導電膜は、本質的にアモルファ
    ス状または微結晶である、請求項10に記載の構造体。
  15. 【請求項15】前記透明導電膜の抵抗率が、約3.0×
    10-3Ωcm以下である、請求項10に記載の構造体。
  16. 【請求項16】前記透明導電膜は、約200nm以下の
    厚さを有する、請求項10に記載の構造体。
  17. 【請求項17】前記透明導電膜は、約100nm以下の
    厚さを有する、請求項11に記載の構造体。
  18. 【請求項18】亜鉛−インジウム酸化物を含む透明導電
    膜を、低酸素雰囲気中で加熱して得られる、赤外線波長
    領域における透過率に優れた透明導電膜。
JP10239858A 1998-08-26 1998-08-26 赤外線透過に優れた透明導電膜及びその製造方法 Pending JP2000067657A (ja)

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