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JP2000059666A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JP2000059666A
JP2000059666A JP10224915A JP22491598A JP2000059666A JP 2000059666 A JP2000059666 A JP 2000059666A JP 10224915 A JP10224915 A JP 10224915A JP 22491598 A JP22491598 A JP 22491598A JP 2000059666 A JP2000059666 A JP 2000059666A
Authority
JP
Japan
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image
adherend
display
image pickup
imaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP10224915A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Kono
景三 河野
Koichi Ishizaki
浩一 石崎
Yukito Yamada
幸人 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP10224915A priority Critical patent/JP2000059666A/ja
Publication of JP2000059666A publication Critical patent/JP2000059666A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドマウントディスプレイ形式の撮像装置
における撮像方向の転換をより迅速且つ快適なものに
し、被着者の疲労を低減する。 【解決手段】 ヘッドマウントディスプレイ100は、
被着者1の視野領域2を撮像するCCDカメラ3(撮像
手段)と、このCCDカメラ3により撮像された画像を
被着者1の網膜上4aに結像させるディスプレイ装置5
(画像表示手段)と、被着者1の視線方向2を検出する
検出手段6と、検出手段6により検出された視線方向2
にCCDカメラ3の撮像方向を追従させる駆動手段7と
からなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被着者の視野範囲
を撮像し、その画像を被着者の網膜上に結像させるよう
に構成された撮像装置に係り、特に、例えば弱視、色弱
等の視覚障害を補正するために装着するヘッドマウント
ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば弱視や色弱等の視覚障害を
補正する装置としてヘッドマウントディスプレイ形式の
ものが開発されている。図12は、従来の視覚障害補正
用のヘッドマウントディスプレイ110を示す平面図で
ある。
【0003】同図において、ヘッドマウントディスプレ
イ110は、被着者111の視野領域112を撮像する
CCDカメラ113と、このCCDカメラ113により
撮像された画像を被着者111の網膜114上に結像さ
せるファインダ115と、これらの各装置を一体的に被
着者111の頭部に固定するための本体116とからな
るものである。
【0004】詳述すると、CCDカメラ113は、被着
者111の視野領域112と同等の領域117を撮像
し、撮像された画像は補正されたうえで、カラーLCD
118により映し出され、ミラー119により反射され
て、被着者111の網膜114に対向配置されたファイ
ンダ115に映し出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヘッドマウントディスプレイ110では、CC
Dカメラ113が本体116の正面位置に固定されてい
るため、このCCDカメラ113の撮像方向は常に本体
116の正面のみとなる。
【0006】そのため、CCDカメラ113による撮像
方向を変えようとするときは、被着者111は、撮像を
望む方向に自己の頭部を向けることによって、本体11
6ごとCCDカメラ113の向き転換しなければなら
ず、瞬時の撮像方向の転換が困難であるとともに、ヘッ
ドマウントディスプレイ110の装着時の疲労が大き
く、実用性が低下する惧れがある。
【0007】そこで、本発明は、上記事情に鑑みて成さ
れたものであり、その目的は、ヘッドマウントディスプ
レイ形式の撮像装置における撮像方向の転換をより迅速
且つ快適なものとすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本願請求項1に係る発明は、被着者の視野領域を撮
像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像
を前記被着者の網膜上に結像させる画像表示手段と、前
記被着者の視線方向を検出する検出手段と、前記検出手
段により検出された前記視線方向に前記撮像手段の撮像
方向を追従させる駆動手段とからなるものである。
【0009】このような請求項1に係る発明によれば、
被着者の視線方向を検出して、その視線方向に撮像手段
の撮像方向を追従させるため、被着者は、装置全体の方
向を変えなくても、所望する方向を画像表示手段に映し
出すことができる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記撮像手段、前記画像表示手段、前記検
出手段及び前記駆動手段を一体的に前記被着者の眼球の
近傍に保持する保持手段を有するものである。
【0011】このような請求項2に係る発明によれば、
撮像装置を構成する各手段を一体的に装着することがで
きるため、その着脱が容易となる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の撮像装置において、前記画像表示手段は、前記撮
像手段により撮像された画像の中心を被着者の視線方向
に移動させる画像中心移動手段を有するものである。
【0013】このような請求項3に係る発明によれば、
画像表示手段によって表示される画像の中心を被着者の
視線方向に移動させることによって、被着者の視線方向
に追従して撮像手段の撮像方向を変えた際に、被着者が
注目している対象物と、画像表示手段に表示される対象
物とにずれが生じるのを防ぐことができる。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項1、2又は
3に記載の撮像装置において、前記画像表示手段に表示
された被写体を指定する指定手段と、この指定手段によ
り指定された該被写体の色を知らせる色通知手段とを有
するものである。
【0015】このような請求項4に係る発明によれば、
被着者が色弱等の視覚障害を有するものであっても、撮
像された対象物の色を容易に認識することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下に、本発明の第1の実施形態について詳細に説明す
る。図1は、本実施形態におけるヘッドマウントディス
プレイ100の内部構成を模式的に示すものであり、図
2、図3は、その外観を表した斜視図である。
【0017】図1乃至図3において、ヘッドマウントデ
ィスプレイ100は、被着者1の視野領域2を撮像する
CCDカメラ3,3と、このCCDカメラ3,3により
撮像された画像を被着者1の網膜4a上に結像させるデ
ィスプレイ装置5,5と、被着者1の視線方向を検出す
る検出手段6,6と、検出手段6,6により検出された
視線方向にCCDカメラ3,3の撮像方向を追従させる
駆動手段7,7とからなるものである。なお、本実施形
態においては、これらの手段は電源装置9から供給され
る電源によって動作する。
【0018】CCDカメラ3,3は、被着者1の視野領
域2,2とほぼ等しい撮像領域を有する撮像手段であ
り、駆動手段7,7によってその撮像方向を上下左右に
転換されるものである。そして、このCCDカメラ3,
3は、本実施形態では、本体8の前面部に2つ設けられ
ているとともに、透明な半球状のフード3aにより覆わ
れている。また、これら2つのCCDカメラ3,3は、
その間隔が被着者1の眼球4,4の間隔とほぼ等しく設
定され、被着者1の視線方向と撮像方向が一致するよう
に配置されている。なお、このCCDカメラ3、3の間
隔について被着者1の眼球4,4の間隔に適合させるべ
く、CCDカメラ3,3に間隔調整手段を設けてもよ
い。
【0019】ディスプレイ装置5,5は、本体8の側部
に内蔵されたバックライト51、カラーLCD52及び
焦点調節器53と、焦点調節53の光軸上に配置される
反射鏡54、レンズ56、反射鏡55と、被着者1の眼
球4に対向するように配置されるファインダ57からな
るものである。
【0020】このディスプレイ装置5,5によって、C
CDカメラ3で撮像された画像はバックライト51及び
カラーLCD52により映し出され、焦点調節器53に
よりフォーカス等を調節されたうえで、反射鏡54、レ
ンズ56、反射鏡55を経て、ファインダ57に表示さ
れる。
【0021】検出手段6,6としては、周知の技術を用
いることができる。本実施形態では、赤外線を用いた方
式のものを採用する。図4は、本実施形態に係る検出手
段6,6をより詳細に説明するものである。
【0022】図4(a)乃至(c)に示すように、検出
手段6,6は、眼球4に近接配置された赤外光源60
X、60Yから眼球4に赤外光を照射し、その反射光を
光電変換素子61R、61L、61U、61Dで受光し
て、黒目の左右及び上下への移動を検出する。
【0023】詳述すると、黒目の左右の動きを検出する
光電変換素子61R,61Lは,黒目が正面を向いた状
態でそれぞれ黒目の右側及び左側からの反射光を受光す
るように配置され、その出力は増幅器63で増幅され
る。また、黒目の上下方向の動きを検出する光電変換素
子61U、61Dはともに、黒目が正面を向いた状態で
黒目の斜め下位置からの反射光を受光するように配置さ
れ、その出力は増幅器62で増幅される。そして、増幅
器62、63からの出力は解析回路(図示せず)によっ
て解析され、被着者1の視線方向が特定される。
【0024】駆動手段7,7は、上記検出手段6、6に
より検出された被着者1の視線方向に、CCDカメラ
3、3の撮像方向を追従させるべくCCDカメラ3、3
を上下、左右に回動させるものである。この駆動手段
7、7の具体的な構成を図5及び図6に示す。なお、図
5は駆動手段7の斜視図であり、図6(a)は、駆動手
段7の停止状態を示し、同図(b)はその回動状態を示
している。
【0025】図5及び図6(a)に示すように、CCD
カメラ3は立方体状の基台70に突設されており、この
基台70は水平シャフト70aにより内部フレーム71
に対して上下回動可能に取り付けられている。また、基
台70にはモータ73が設けられており、これにより内
部フレーム71に対して上下回動され、この上下回動は
ブレーキ機構75により制動される。
【0026】ブレーキ機構75は、水平シャフト70a
に挿通され基台70側に固定された永久磁石75aと、
水平シャフト70aにスライド可能に挿通され永久磁石
75aに対して磁気的に反発するように対向配置される
電磁石75bと、この電磁石75bを基台70側に押し
つける皿バネ75cからなるものである。
【0027】そして、基台70を上下に回動するには、
図6(b)に示すように、電磁石75bに通電してこれ
を永久磁石75aに対して磁気的に反発させ、電磁石7
5bを永久磁石75aから離隔させてブレーキを解除
し、モータ73により回動させる。電磁石75bへの通
電を切断すると磁気的な反発がなくなり、皿バネ75c
の弾性力により電磁石75bが永久磁石75aに押しつ
けられ、基台70の回動が制動される。
【0028】また、内部フレーム71も、基台70と同
様に、垂直シャフト71aにより外部フレーム72に対
して左右回動可能に取り付けられている。さらに、この
内部フレーム71にもモータ74が設けられており、こ
れにより内部フレーム71は外部フレーム72に対して
左右に回動されるとともに、ブレーキ機構75と同様の
構成を備えたブレーキ機構76によりその回動が制御さ
れる。
【0029】また、本実施形態では、これらのCCDカ
メラ3,3、ディスプレイ装置5,5、検出手段6,6
及び駆動手段7,7は、本体8に一体的に被着者1の眼
球4の近傍に保持されている。
【0030】この本体8には、これを被着者1の頭部に
保持するために、固定ベルト81、83が設けられてい
る。固定ベルト81は、本体8を被着者1の上頭部にお
いて固定するものであり、固定ベルト83は、本体8を
被着者1の後頭部において固定するものである。また、
これらの固定ベルト81、83には、これの締め付け調
整を行うダイヤル式のアジャスタ81a、83aが設け
られている。
【0031】このような本実施形態に係るヘッドマウン
トディスプレイ100によれば、被着者1の視線方向を
検出して、その視線方向にCCDカメラ3、3の撮像方
向を追従させることができるため、被着者1は、装置全
体の方向を変えなくても、所望する方向をディスプレイ
装置5に映し出すことができる。
【0032】また、本実施形態では、CCDカメラ3、
3の間隔と被着者1の眼球4、4の間隔とをほぼ等しく
する設けられているため、ディスプレイ装置5,5によ
って表示される画像を、より現実感に富んだものとする
ことができる。
【0033】さらに、本実施形態では、ヘッドマウント
ディスプレイ装置100を構成する各手段を本体8に一
体的に取り付けるため、これの着脱が容易となる。
【0034】第2の実施形態 以下に、本発明の第2の実施形態について詳細に説明す
る。本実施形態では、上述した第1の実施形態における
ディスプレイ装置5に映し出される画像の表示方式につ
いて詳述する。なお、この第2の実施形態に係るヘッド
マウントディスプレイ全体の構成は前述した第1の実施
形態におけるヘッドマウントディスプレイ100と同様
である。
【0035】そして、特にこの第2の実施形態に係るデ
ィスプレイ装置は、CCDカメラ3,3により撮像され
た画像の中心を被着者1の視線方向に移動させる画像中
心移動手段(図示せず)を有するものである。
【0036】この画像中心移動手段は、本実施形態にお
いては、ディスプレイ装置5に映し出される画像を加工
する演算手段であり、この演算手段は、例えば本体8に
内蔵されるCPU等によって実現することができる。
【0037】以下にこの画像中心移動手段による画像の
加工について図7を参照して説明する。なお、図7は、
CCDカメラ3による撮像画像とディスプレイ装置5に
よる表示画像を示すものである。
【0038】いま、図7(a)に示すように、CCDカ
メラ3は、手前にある円柱701を画像の中心に捕らえ
ている。このとき、図7(b)に示すように、ディスプ
レイ装置5のファインダ57には円柱701が中心に映
し出されているとともに、被着者1はファインダ57の
中心P1に注目している。
【0039】そして、同図(b)に示すように、被着者
1が後方にある立方体702を注目すべく視線方向をP
2に移したとする。すると、検出手段6は、被着者の視
線方向の変化を検出し、駆動手段7によりCCDカメラ
3の撮像方向を変化させる。
【0040】CCDカメラ3の撮像方向が変化される
と、図7(c)に示すように、CCDカメラ3の中心に
は立方体702が捕らえられる。これに合わせて、図7
(d)に示すように、ファインダ57では、立方体70
2が画像の中心P1に映し出され、被着者が注目してい
るP2からずれが生じることとなる。
【0041】この際、画像中心移動手段は、表示画像の
中心P1から注目箇所P2への変位を算出し、表示する
画像を加工する。すなわち、図7(e)に示すように、
表示画像の中心P1を、P2の位置に移動させ、CCD
カメラ3がその中心に捕らえている対象物を、被着者が
注目するP2位置に一致させる。
【0042】なお、本実施形態においては便宜上、P1
とP2との間にずれが生じた後に、これを補正すべく表
示画像の中心を移動させる順で説明したが、被着者1の
視線方向の変化を検出して撮像方向を変化させるのと同
時に表示画像の加工を行い、駆動手段7の駆動と併行し
て表示画像の中心を移動させれば、スムーズに表示対象
物を被着者の視線方向に映し出すことができ、被着者1
に不快感を与えるのを回避することができる。
【0043】このような画像中心移動手段を有するこの
第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイによ
れば、ディスプレイ装置5に表示される画像の中心P1
を被着者の視線方向P2に移動させるため、被着者の視
線方向に追従してCCDカメラ3の撮像方向を変えた際
に、被着者が注目している点と画像表示手段に表示され
る対象物との間にずれが生じるのを防ぐことができる。
【0044】なお、本実施形態においては、画像中心の
移動手段として、演算手段により画像を加工するように
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、ディスプレイ装置5のファインダ57を上下左右に
移動可能な構成とし、被着者の視線方向に追従させて、
ファインダ57の位置を変化するようにしてもよい。
【0045】また、この第2の実施形態に係るディスプ
レイ装置5,5は、撮像された被写体の輪郭を強調して
表示する画像補正手段を有する。この画像補正手段は、
例えば本体8内に備えられたCPU等の演算装置によっ
て実現することができる。
【0046】かかる画像補正の方式としては、例えばC
CDカメラ3で撮像された画像のコントラストを強調し
たり、色相を反転させたり、被写体の輪郭を抽出するこ
とによって被写体の輪郭を強調するものを採用すること
ができる。
【0047】なお、被写体の輪郭を抽出する方法として
は、例えば新たに撮像した画像と所定期間(例えば1フ
レーム期間)前に撮像した画像との差分をとることによ
り、或いは、予め背景画像を記憶しておきこれと入力画
像との差分を取ることにより、画像中の動きのある部分
を特定し、これに雑音除去、ラベリング、特徴抽出等の
処理を行う方法を用いることができる。
【0048】さらに、この第2の実施形態に係るヘッド
マウントディスプレイは、ディスプレイ装置5に映し出
された被写体の色を知らせる色通知手段を備えている。
この色通知手段は、具体的には、例えば図8(a)に示
すように、検出手段6で被着者1の視線方向P3を検出
して、被着者1が注目している被写体801を特定しそ
の色を解析するとともに、解析した色を例えば”RE
D”などのようにディスプレイ手段5に文字等を表示す
ることによって通知する。
【0049】なお、この色を被着者に通知する方法とし
ては、上述のように文字等によって表示するほか、例え
ば本体8に組み込まれたスピーカー(図示せず)により
音声で通知することもできる。
【0050】また、本実施形態では、色を識別したい被
写体の指定を検出手段6で被着者の視線方向を検出する
ことにより行ったが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば図8(b)に示すようなポインタ装置9
0を用いて手動で指定することもできる。
【0051】すなわち、例えばポインタ装置90のグリ
ップ93の上部に設けられたつまみ91を上下左右に動
かすことにより、ディスプレイ装置5のファインダ57
に映し出されるポイントP3を任意の被写体801上に
移動させ、スイッチ92を押すことによりポイントP3
をロックし、その被写体の色を解析し、文字や音声等に
よって色を通知するようにすることもできる。
【0052】このような機能を実現するための一例とし
て、図9に示すような回路ブロックについて説明する。
【0053】撮像手段としてのCCDカメラ3からの出
力を3色分解した後、A/D変換器94,94,94に
てデジタル信号に変換されたR,G,Bの各信号は、そ
れぞれレベル回路95,95,95に供給される。そし
て、レベル回路95,95,95の出力は制御部96に
供給されることにより、それぞれの信号レベルが比較さ
れ、その結果を必要に応じて音声合成回路97を通じて
増幅器98を介してスピーカ99より発音させることに
より被写体の色情報を音声にて認識することができる。
また、被写体の状態などの情報をも適宜発音することも
可能である。
【0054】一方、認識された色情報をテキスト情報と
しての文字情報として出力するには制御部96からの出
力は、文字コード変換部100にて所定の文字コードに
変換された後、変換部101にて所定のパターン文字に
変換され、ディスプレイ装置5に出力されるようになっ
ている。
【0055】このような色通知手段を備えたヘッドマウ
ントディスプレイ装置によれば、被着者が色弱等の視覚
障害を有するものであっても、その障害を補うことがで
きる。
【0056】第3の実施形態 次に、本発明の第3の実施形態について図10を参照し
て説明する。同図に示すように、本実施形態に係るヘッ
ドマウントディスプレイ200は、上述した第1の実施
形態におけるヘッドマウントディスプレイ100におけ
る本体8の前部に第3の撮像手段201を設けたもので
ある。
【0057】この第3の撮像手段201は、例えば前述
したCCDカメラ3よりも広範囲を撮影できる広角カメ
ラを用いることができる。そして、CCDカメラ3によ
る画像と、この第2の撮像手段201による画像を適宜
切り替えてディスプレイ装置5に表示することによっ
て、被着者の好みに応じた画像を表示することができ
る。
【0058】第4の実施形態 さらに、本発明の第4の実施形態について図11を用い
て説明する。同図に示すように、本実施形態に係るヘッ
ドマウントディスプレイ300は、CCDカメラ3及び
駆動手段7を本体301から離隔して設け、且つこれら
を遠隔操作により撮像もしくは駆動するようにしたもの
である。
【0059】すなわち、上述したディスプレイ装置5及
び検出手段6を、固定手段である本体301に一体的に
取り付け、これらの手段を被着者の眼球の近傍に一体的
に固定する一方、CCDカメラ3及び駆動手段7を、本
体301とは別途独立に設けられた自走手段302に取
り付ける。
【0060】この自走手段302は、被着者が遠隔操作
により操縦され、これに取り付けられた撮像手段3によ
って撮像された画像を送信するものである。なお、この
自走手段302は、本実施形態においては、その上部に
回動可能に取り付けられた広角カメラ303を備えてお
り、これによる広範囲を捕らえた画像と、CCDカメラ
3による被着者の視線方向に追従した画像とを適宜切り
替えることができるように構成されている。
【0061】このような第4の実施形態に係るヘッドマ
ウントディスプレイ300によれば、CCDカメラ3に
よる撮像位置と、ディスプレイ装置5による表示位置と
を離隔することができるため、被着者のいる位置と異な
る場所の画像を、被着者は見ることができる。このとき
においても、CCDカメラ3は被着者の視線方向に追従
して撮像を行うため、このヘッドマウントディスプレイ
300によれば人間が入り込めない狭小な場所や、危険
な場所において、現実感に富んだ画像を撮像することが
できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
によれば、ヘッドマウントディスプレイ形式の撮像装置
における撮像方向の転換をより迅速且つ快適なものとす
ることができ、現実感に富んだ画像を撮像できるととも
に、装着時の疲労を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイの平面図を示すものである。
【図2】第1の実施形態におけるヘッドマウントディス
プレイの外観を示す斜視図である。
【図3】第1の実施形態におけるヘッドマウントディス
プレイの外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける検出装置の原理を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける撮像手段を拡大して示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける撮像手段及び駆動手段の駆動原理
を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける画像表示手段の駆動原理を示す説
明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける色通知手段の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るヘッドマウント
ディスプレイにおける色通知手段の機能を実現するため
の回路ブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るヘッドマウン
トディスプレイの平面図を示すものである。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るヘッドマウン
トディスプレイの平面図を示すものである。
【図12】従来のヘッドマウントディスプレイを示す図
である。
【符号の説明】
1 被着者 2 視野範囲 3 CCDカメラ(撮像手段) 4 眼球 4a 網膜 5 ディスプレイ装置(画像表示手段) 6 検出手段 7 駆動手段 8 本体 9 電源装置 100 ヘッドマウントディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 幸人 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB51 AB62 AB65 AC01 AC31 AC51 AC77 AC78 5C065 AA07 BB48 CC01 CC08 DD02 EE02 EE12 FF02 FF03 FF08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被着者の視野領域を撮像する撮像手段
    と、 この撮像手段により撮像された画像を前記被着者の網膜
    上に結像させる画像表示手段と、 前記被着者の視線方向を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記視線方向に前記撮像
    手段の撮像方向を追従させる駆動手段と、からなること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記撮像手段、前記画像表示手段、前記検出手段及び前記
    駆動手段を一体的に前記被着者の眼球の近傍に保持する
    保持手段を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の撮像装置におい
    て、前記画像表示手段は、前記撮像手段により撮像され
    た画像の中心を被着者の視線方向に移動させる画像中心
    移動手段を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の撮像装置に
    おいて、前記画像表示手段に表示された被写体を指定す
    る指定手段と、この指定手段により指定された該被写体
    の色を知らせる色通知手段とを有することを特徴とする
    撮像装置。
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