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JP2000043852A - 緩衝材 - Google Patents

緩衝材

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Publication number
JP2000043852A
JP2000043852A JP22865298A JP22865298A JP2000043852A JP 2000043852 A JP2000043852 A JP 2000043852A JP 22865298 A JP22865298 A JP 22865298A JP 22865298 A JP22865298 A JP 22865298A JP 2000043852 A JP2000043852 A JP 2000043852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushioning material
plate portion
top plate
plate
intermediate plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22865298A
Other languages
English (en)
Inventor
Morizo Sako
守蔵 佐光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Crown Package Co Ltd
Original Assignee
Crown Package Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Crown Package Co Ltd filed Critical Crown Package Co Ltd
Priority to JP22865298A priority Critical patent/JP2000043852A/ja
Publication of JP2000043852A publication Critical patent/JP2000043852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Cartons (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納箱に収納物とともに装填される緩衝材で
あって、緩衝能力が高く、どの方向に対しても剛性が劣
ることがなく、落下や衝突時などにおいても方向によっ
て衝撃の吸収能力にばらつきがなく、衝撃吸収能力も十
分であるとともに、少ないスペースで保管や運搬が可能
となる緩衝材を提供する。 【解決手段】 収納物の被拘止部分の外形形状と略同一
な形状の開口部C1を有する天面板部10と、該天面板
部10と所定の間隙V1を隔てて平行に配設される中間
板部20と、上記中間板部20と所定の間隙V2を隔て
て平行に配設される底面板部30と、さらに、上記天面
板部10、上記中間板部20、及び上記底面板部30そ
れぞれの左右の端部を連設する一対の側面板部40、5
0を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納箱などに収納
物とともに装填される緩衝材に関するものであり、特
に、段ボール製の緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、収納箱に収納物を収納する場合に
おいて、該収納物を落下などの衝撃から保護すべく、段
ボール製や発泡スチロール製などの緩衝材を、収納物と
ともに収納箱に装填している。該緩衝材は、通常時には
上記収納物を収納箱内で拘持して、上記収納物の収納箱
内におけるばたつきを抑えるとともに、上記収納箱が落
下した場合や衝突した場合などには、その衝撃を吸収し
て収納物を衝撃から好適に保護する働きを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の段ボー
ル製の緩衝材においては、組立性などの問題から段ボー
ル部材を複雑に組合わせた形状とすることが難しく、単
純に段ボール部材を略コ字状などに折曲して用いられる
のみで、上下、又は左右のうち何れかの剛性が弱くなる
構成となり易かった。そのため、衝撃の方向によって、
衝撃の吸収能力にばらつきが生じ易かった。従って、衝
撃に弱いカメラやCDプレイヤー、或いは電子手帳など
の精密機械や情報端末機器などにおいては、上述した理
由によって、段ボール部材による緩衝材を使用すること
が困難であり、概ね、発泡スチロールによる緩衝材が用
いられていた。しかしながら、発泡スチロールによる緩
衝材においては、折り畳みができないため、スペース効
率が悪く、管理コストや輸送コストが高いという問題を
有しているため、折り畳みが可能な段ボール部材によっ
て緩衝材を形成することが、望まれている。
【0004】そこで、本発明は、緩衝能力が高く、どの
方向に対しても剛性が劣ることがなく、落下や衝突時な
どにおいても方向によって衝撃の吸収能力にばらつきが
なく、衝撃吸収能力も十分であるとともに、少ないスペ
ースで保管や運搬が可能な緩衝材を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、紙製
の緩衝材であって、収納物を嵌合して拘止すべく、収納
物の被拘止部分の外形形状と略同一な形状の開口部を有
する天面板部と、該天面板部と所定の間隙を隔てて平行
に配設される少なくとも1枚の中間板部と、さらに、上
記中間板部と所定の間隙を隔てて平行に配設される底面
板部とを有するとともに、上記天面板部、上記中間板
部、及び上記底面板部それぞれの左右の端部を連設する
一対の側面板部を有することを特徴とする。この第1の
構成の緩衝材においては、上記天面板部、上記中間板
部、及び上記底面板部、さらには、それぞれの上端部を
連設する一対の上記側面板部によって、緩衝能力の高い
緩衝材を得ることができる。つまり、収納物の収納状態
において、どの方向に対しても剛性が劣ることがなく、
また、落下や衝突時などにおいても方向によって衝撃の
吸収能力にばらつきがないとともに、衝撃吸収能力も十
分に具備することができる。また、上記天面板部と、上
記中間板部と、上記底面板部と、さらには、上記側面板
部とによって、該緩衝材が略スリーブ状に形成されるた
め、折り畳みが可能となり、少ないスペースで保管や運
搬が可能となる。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記天面板部の上記開口部から上記中間板部側に折
曲する少なくとも1枚の折曲片部を有することを特徴と
する。また、第3には、上記第2の構成において、上記
折曲片部が、上記天面板部の上記開口部と上記中間板部
とを連接することを特徴とする。この第2又は3の構成
の緩衝材においては、上記折曲片部が上記天面板部と上
記中間板部間の内壁として機能するため、さらに、剛性
と衝撃吸収能力を高めることが可能になる。
【0007】また、第4には、上記第3の構成におい
て、上記中間板部に嵌合溝を形成するとともに、上記折
曲片部の端部に上記嵌合溝に挿嵌可能な挿嵌部を形成
し、上記嵌合溝と上記挿嵌部が嵌合することによって、
上記折曲片部が上記天面板部と上記中間板部とを連接す
べくなしたことを特徴とする。この第4の構成の緩衝材
においては、上記中間板部の上記嵌合溝に上記折曲片部
を立設して上記挿嵌部を嵌合させる簡略な方法によっ
て、上記折曲片部が上記天面板部と上記中間板部とを連
接することが可能になるとともに、嵌合前の緩衝材の仮
組み状態で該緩衝材を平面状に折り畳んで保管し、使用
する直前に上記緩衝材を立設して、上記嵌合溝に上記挿
嵌部を嵌合させて完成状態となして使用することができ
る。そのため、上記緩衝材を仮組み状態で積み上げて保
管でき、スペース効率が向上して、管理コストや輸送コ
ストを下げることが可能になる。また、第5には、上記
第2又は第3又は第4の構成において、上記折曲片部
が、上記天面板部の上記開口部における、上下及び左右
の辺部それぞれに折曲線を介して配設されていることを
特徴とする。この5の構成の緩衝材においては、上記折
曲片部が、上記天面板部の上記開口部における、上下及
び左右の辺部それぞれに折曲線を介して配設されている
ため、上下及び左右全方向において、剛性と衝撃吸収能
力を高めることが可能になる。
【0008】また、第6には、上記第2又は第3又は第
4又は第5の構成において、上記折曲片部が、上記天面
板部の上記開口部内側の部材によって形成されているこ
とを特徴とする。この第6の構成の緩衝材においては、
上記天面板部の上記開口部内側の余剰な段ボール部材を
適宜分断、折曲して上記折曲片部として利用できるた
め、部材の有効利用、原料費の低減を図ることができ
る。また、第7には、上記第1又は第2又は第3又は第
4又は第5又は第6の構成において、上記天面板部と上
記底面板部と一対の側面板部とで構成される両端の開口
部をカバーする側板片部が設けられていることを特徴と
する。この第7の構成の緩衝材においては、上記側板片
部の作用によって、さらに、全体の剛性を高めることが
できる。
【0009】また、第8には、上記第1又は第2又は第
3又は第4又は第5又は第6又は第7の構成において、
上記緩衝材が、段ボール製であることを特徴とする。こ
の第8の構成の緩衝材においては、軽量で安価な部材に
よって、緩衝材が形成されるため、軽量で安価な構成と
なるとともに、リサイクルが可能となる。また、第9に
は、上記第8の構成において、上記緩衝材が、1枚の段
ボール基板から形成されていることを特徴とする。この
第9の構成の緩衝材においては、最小限の原料から、効
率的に製造することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。なお、各展開図面におけ
る一点鎖線は、特に示さない限り谷折りの折曲線を示
し、実線は外周線又は切込み線を示し、段ボール面上の
円で仕切られた線は中芯の波形方向を示すものである。
なお、中芯の波形方向は、図示された方向に限定される
ものではなく、任意に設定されてよい。本実施例では、
図2の円内に示す方向が望ましい。
【0011】また、山折り及び谷折りの折曲線には、好
適には、折曲を容易にするために段ボール部材にミシン
目などを施すことが好ましい。なお、上記ミシン目など
を施すのは、折曲線と上記中芯の波形方向とが交差する
場合のみ必要であり、折曲線と上記中芯の波形方向が同
じ方向である場合は、不要である。また、本実施例にお
ける緩衝材Aは、特に示さない限り図8に示すような、
略直方体形状のカメラP1を収納する場合の例を示すも
のである。
【0012】本発明に基づく緩衝材Aは、図1に示され
るように、天面板部10と、中間板部20と、底面板部
30と、一対の側面板部40、50と、側板片部60、
70と、折曲片部B1、B2、B3、B4と、糊代板部
D1、D2とを有している。この緩衝材Aは段ボール材
により形成されている。
【0013】上記天面板部10は、図1に示すように、
略中央部に上記開口部C1が形成され、略長方形の平板
状に形成される。また、上記中間板部20は、上記天面
板部10と略同一な略長方形の平板状に形成され、上記
天面板部10と所定の間隙V1を隔てて平行に配設され
る。また、上記底面板部30は、上記天面板部10、上
記中間板部20と略同一な略長方形の平板状に形成さ
れ、上記中間板部20と上記間隙V1と略同一な間隙V
2を隔てて、上記天面板部10、上記中間板部20と平
行に配設される。
【0014】一対の上記側面板部40及び上記側面板部
50は、上記天面板部10、上記中間板部20、及び上
記底面板部30の幅寸法と略同一寸法幅の長方形状に形
成され、図1に示すように、上記天面板部10、上記中
間板部20、及び上記底面板部30それぞれの左右の端
部を連接する。上記側板片部60及び上記側板片部70
は、一対の上記側面板部40と上記側面板部50の幅寸
法と略同一幅寸法の長方形状に形成され、図1に示すよ
うに、上記側面板部40と上記側面板部50の上下の端
部間に、それぞれ配設されている。そのように構成する
と、図1に示すように、上記天面板部10、上記底面板
部30、一対の上記側面板部40、50、側板片部6
0、側板片部70によって、略直方体状の箱体が形づけ
られる。
【0015】上記折曲片部B1、B2、B3、B4は、
上記天面板部10の上記開口部C1における、上下及び
左右の4ヶ所の辺部それぞれに配設され、上記天面板部
10の上記開口部C1と上記中間板部20とを後述する
方法によって連接する。つまり、上記天面板部10と上
記中間板部20との間の略内壁、さらには、連接板部と
して機能する。また、上記開口部C1は、収納物の端部
などを嵌合して拘支するため、収納物の形状に合わせて
形成される。本実施例においては、収納物として図8に
示すような、カメラP1を想定しているため、該カメラ
P1の嵌合する端部形状に合わせて、略長方形の開口部
としている。さらに、上記緩衝材Aの形状を保持すべ
く、上記糊代板部D1、D2が形成される。
【0016】本実施例の緩衝材Aは、すべての部材を1
枚の段ボール基板Q1から形成することが可能である
が、以下にその点について述べる。図2の展開形状に示
すように、後述する所定の波高、山数に形成された段ボ
ール原紙から1枚の段ボール基板Q1を、打ち抜きによ
って形成する。なお、この場合に、上述したミシン目な
どを段ボール部材に施す場合には、上記打ち抜きと同時
に行う。また、この場合の段ボール部材としては、その
波形形状の中芯における該波形形状の波高が約0.6m
mで、かつ、30cm当たりの山数が120±3山であ
る段ボール部材を使用することが好ましい。
【0017】上記段ボール基板Q1は、図2に示すよう
に、上記天面板部10の左側に折曲線を介して上記側面
板部50が連設され、右側に上記側面板部40、上側に
上記側板片部60、下側に上記側板片部70がそれぞれ
折曲線を介して連設されている。つまり、この側板片部
60、70は、上記天面板部10と上記底面板部30と
一対の側面板部40、50とで構成される両端の開口部
をカバーする機能を有する。さらに、図2に示すよう
に、上記側面板部40の右側には、上記底面板部30が
折曲線を介して連設され、また、該底面板部30の右側
には、糊代板部D2が折曲線を介して連設され、また、
該糊代板部D2の右側には、上記中間板部20が折曲線
を介して連設され、さらには、該中間板部20の右側に
は、糊代板部D1が折曲線を介して連設されている。な
お、上記糊代板部D1、D2の幅は、上述した間隙V2
と略同一な長さに形成される。
【0018】また、図2、図3に示すように、開口部と
して部材が不要となる上記天面板部10の上記開口部C
1内側の部材を利用して、上記折曲片部B1、B2、B
3、B4が形成される。つまり、上記開口部C1内側の
部材を、図3に示すように、4ヶ所の斜線状の切り込み
R10、及び4ヶ所の円弧状の切り込みR20によって
分断して、略台形形状の4個の上記折曲片部B1、B
2、B3、B4を形成する。なお、各上記折曲片部B
1、B2、B3、B4の先端部には、図3に示すよう
に、略長方形状の挿嵌部B1a、B2a、B3a、B4
aが、それぞれ形成される。
【0019】また、上記中間板部20には、図2に示す
ように、円形状の孔20aが形成されるとともに、上記
各折曲片部B1、B2、B3、B4を折曲したときに、
上記挿嵌部B1a、B2a、B3a、B4aと対応する
位置に、上記挿嵌部B1a、B2a、B3a、B4aが
嵌合可能な大きさの、略長方形状の嵌合溝20b、20
c、20d、20eが形成される。
【0020】次に、上述した形状に打ち抜かれた上記段
ボール基板Q1を、上記緩衝材Aに組み立てる工程につ
いて説明する。まず、図2の斜線部に示すように、上記
糊代板部D1、D2の所定の部位に糊を貼付した後に、
図4に示すように、上記中間板部20を巻き起こして、
上記底面板部30の直上に上記中間板部20が、上記糊
代板部D1、D2の高さ分隔てた位置、つまり、上述し
た間隙V2を隔てた位置に配置する。糊代板部D1、D
2については、図2における糊代板部D1、D2の裏面
に糊付けを行うことになる。
【0021】次に、図4の矢印に示すように、上記側面
板部50側を巻き起こして、図5に示す状態として、そ
の状態で、上記糊代板部D2と上記側面板部40、ま
た、上記糊代板部D1と上記側面板部50を、上述した
上記糊代板部D1、D2に貼付された糊によって接着す
る。そして、接着が完了した状態が緩衝材Aの仮組み状
態である仮組み緩衝材A10となる(図5参照)。な
お、上記糊代板部D1、D2への上述した糊の貼付は、
上記糊代板部D1、D2の全面に貼付する必要はなく、
接着力が保持可能な範囲で構わない。つまり、図2のハ
ッチングに示す部分に貼付すればよい。なお、糊代板部
D1、D2の全面に糊を貼付してもよいことはいうまで
もない。また、上記糊代板部D2のみに糊を貼付し、上
記糊代板部D1には糊を貼付しない構成としてもよい。
【0022】そして、その状態から、図5の矢印に示す
ように、上記折曲片部B1、B2、B3、B4を上記中
間板部20側に折曲して、該折曲片部B1、B2、B
3、B4の先端部に形成された挿嵌部B1a、B2a、
B3a、B4aを、上記嵌合溝20b、20c、20
d、20eに、図6に示すように、嵌合して固定する。
【0023】また、図5の矢印に示すように、上記側板
片部60及び上記側板片部70を、下側に折曲して、図
6に示す状態として、上記緩衝材Aの組み立てが完了し
た完成状態となる。なお、上記側板片部60及び上記側
板片部70については、後述するように、収納箱に収納
すると該収納箱の側壁に当接するため、糊付けなどは不
要で、下側に折曲するのみでよい。
【0024】以上のように、本実施例による緩衝材Aで
は、上記挿嵌部B1a、B2a、B3a、B4aを、上
記嵌合溝20b、20c、20d、20eに、嵌合する
前の仮組み緩衝材A10とすることができる。そのた
め、該仮組み緩衝材A10を図7に示すように、平面状
に折り畳んで保管し、使用する直前に上記仮組み緩衝材
A10を立ち上げて、上記嵌合溝20b、20c、20
d、20eに上記挿嵌部B1a、B2a、B3a、B4
aを嵌合させて完成状態の緩衝材Aとなして使用するこ
とができる。そのため、上記仮組み緩衝材A10を折り
畳んで積み上げて保管でき、スペース効率が向上して、
管理コストや輸送コストを下げることが可能になる。な
お、この場合に、上記緩衝材Aは、糊付けによって形成
されたグロアー製品であるので、上記仮組み緩衝材A1
0を折り畳んでも嵌合部分が外れてしまうなどの不具合
が生じることはない。
【0025】次に、本実施例による上記緩衝材Aの使用
状態及び効果について説明する。まず、2個の上記緩衝
材Aを用いて、上記緩衝材Aの開口部C1に収納物たる
カメラP1の両端部を、図8に示すように、それぞれ嵌
合して装着する。そして、その状態の2個の上記緩衝材
Aが装着されたカメラP1を、図9に示すように、予め
2個の上記緩衝材Aが装着されたカメラP1のサイズに
応じて形成された収納箱R1に静かに収納する。
【0026】そのため、上記カメラP1は、上下左右方
向を上記折曲片部B1、B2、B3、B4によってしっ
かりと支持されるため、上記カメラP1は上記収納箱R
1内で上記緩衝材Aによって拘持され、カメラP1を収
納した状態で収納箱R1が振動した場合でも、上記カメ
ラP1のばたつきが抑えられる。
【0027】また、上記折曲片部B1、B2、B3、B
4が、上記天面板部10の上記開口部C1と上記中間板
部20とを連接させているため、上記各折曲片部B1、
B2、B3、B4を衝撃の受け面として、上記天面板部
10と上記中間板部20とを上記各折曲片部B1、B
2、B3、B4の桁として配設される。そのため、図1
0及び図11に示すように、収納物としてのカメラP1
への衝撃入力を緩和するダンパー部X1、X2、Y1、
Y2が形成される。従って、該ダンパー部X1、X2、
Y1、Y2が、それぞれ略ダンパーとして機能すること
ができる。そのため、上記カメラP1を収納した収納箱
R1の落下時や、壁などへの衝突時などには、その上記
各ダンパー部X1、X2、Y1、Y2によって、全方向
に対して衝撃を吸収して上記カメラP1を衝撃から好適
に保護することが可能になる。
【0028】以上述べた本実施例による緩衝材Aによれ
ば、上記天面板部10、上記中間板部20、及び上記底
面板部30、さらには、それぞれの上端部を連設する一
対の上記側面板部40、50によって、縦横に複雑に入
り組んだ構造となるとともに多層構造とすることができ
るため、上記カメラP1の収納状態において、どの方向
に対しても剛性が劣ることがない。また、落下や衝突時
などにおいても、上記各折曲片部B1、B2、B3、B
4を衝撃の受け面として、上記天面板部10と上記中間
板部20とを上記各折曲片部B1、B2、B3、B4の
桁として配設された上記ダンパー部X1、X2、Y1、
Y2の作用によって、方向によって衝撃の吸収能力にば
らつきがないとともに、衝撃吸収能力も十分に具備する
ことができる緩衝材とすることができる。
【0029】また、本実施例では上記緩衝材Aを、上記
折曲片部B1、B2、B3、B4を上記嵌合溝20b、
20c、20d、20eに嵌合する前の仮組み緩衝材A
10とすることができる。そのため、上記仮組み緩衝材
A10を平面状に折り畳んで保管し、使用する直前に上
記仮組み緩衝材A10を完成状態の緩衝材Aとなして使
用することによって、上記仮組み緩衝材A10を折り畳
んで積み上げて保管でき、スペース効率が向上して、管
理コストや輸送コストを下げることが可能になる。
【0030】なお、本発明は、本実施例の構成のみに限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で多様な態様が可能である。例えば、本実施例における
緩衝材Aにおいて、上記糊代板部D1は、図12に示す
ように、下方を向いた状態で上記側面板部40に接着さ
れる構成としているが、図13に示すように、上方を向
いた状態で上記側面板部40に接着される構成としても
よい。
【0031】また、本実施例では、上記折曲片部B1、
B2、B3、B4を、図3に示すように、4ヶ所の斜線
状の切り込みR10によって略台形形状としているが、
図14に示すように、4ヶ所の水平状、垂直状の切り込
みR10´、及び4ヶ所の円弧状の切り込みR20´に
よって分断して、略長方形形状の4個の上記折曲片部B
1´、B2´、B3´、B4´とすることも可能であ
る。なお、この場合にも、上記台形状の場合と同様に、
各上記折曲片部B1´、B2´、B3´、B4´の先端
部に、図14に示すように、略長方形状の挿嵌部B1a
´、B2a´、B3a´、B4a´を形成すれば、中間
板部への嵌合が可能である。
【0032】また、本実施例では、上記側板片部60及
び上記側板片部70を有した緩衝材Aとしているが、比
較的軽量な収納物の場合などには、上記側板片部60及
び上記側板片部70を有しない緩衝材とすることも可能
である。また、側板片部60、70のうちどちらか一方
でもよい。
【0033】また、上記実施例においては、折曲片部B
1、B2、B3、B4が中間板部20と連接するものと
して説明したが、中間板部20と連接していなくてもよ
い。つまり、天面板部10と中間板部20との間の距離
が長い場合には、折曲片部が中間板部20にまで届かな
いことがあり、そのような構成であってもよい。
【0034】また、本実施例の構成では、上記中間板部
20を1枚のみ用いた二層の空間部を有する構造として
いるが、それのみに限定されるものではなく、収納する
収納物の大きさや形状、重さなどに応じて、三層以上の
構成としてもよい。つまり、緩衝材A’の端面を示す図
15(イ)に示すように、上記中間板部20を2枚用い
た三層構造としてもよく、また、緩衝材A’’の端面を
示す図15(ロ)に示すような構造としてもよい。
【0035】また、本実施例では、上記天面板部10の
上記開口部C1は、一ヶ所のみの構成としているが、図
16に示すように、複数の開口部C10、C20、C3
0を有する構成としてもよいまた、本実施例では、段ボ
ールから形成された収納箱としているが、クラフト紙や
厚紙、その他の紙類であってもよい。
【0036】また、本発明の収納物品としても、本実施
例におけるカメラに限定されものではなく、緩衝作用が
求められるその他の精密機器、電化製品、ガラス、陶器
類等多様に適用可能である。なお、この場合には、当然
ながら、上記収納物の形状に重さなどに応じて、上記緩
衝材Aの形状、上記開口部C1の形状、上記収納箱R1
の形状を別途設定する必要がある。
【0037】また、本実施例の構成では、上記緩衝材A
をカメラP1の両端に配設して、収納物1個に対して2
個の上記緩衝材Aを用いた構成としているが、それのみ
に限定されるものではなく、収納物の下端部などに収納
物1個当たり1個のみ使用する構成、或いは形状の異な
る緩衝材を用いて収納物1個に対して多数の緩衝材を使
用する構成とすることも可能である。
【0038】また、本実施例の構成では、カメラP1の
端部に上記緩衝材Aの開口部C1を嵌合するようにして
いるが、ただ単に収納物と収納箱の隙間に入れ込むスペ
ーサーとして用いることもできる。また、上記孔20a
は、空気抜きなどの目的で設けたものなので、無くても
構わない。
【0039】
【発明の効果】本発明に基づく緩衝材によれば、上記天
面板部、上記中間板部、及び上記底面板部、さらには、
それぞれの上端部を連設する一対の上記側面板部によっ
て、緩衝能力の高い緩衝材を得ることができる。つま
り、収納物の収納状態において、どの方向に対しても剛
性が劣ることがなく、また、落下や衝突時などにおいて
も方向によって衝撃の吸収能力にばらつきがないととも
に、衝撃吸収能力も十分に具備することができる。ま
た、上記天面板部と、上記中間板部と、上記底面板部
と、さらには、上記側面板部によって、該緩衝材が略ス
リーブ状に形成されるため、折り畳みが可能となり、少
ないスペースで保管や運搬が可能となる。
【0040】また、特に、請求項2又は3に記載の緩衝
材によれば、上記折曲片部が上記天面板部と上記中間板
部間の内壁として機能するため、さらに、剛性と衝撃吸
収能力を高めることが可能になる。また、特に、請求項
4に記載の緩衝材によれば、上記中間板部の上記嵌合溝
に上記折曲片部を立設して上記挿嵌部を嵌合させる簡略
な方法によって、上記折曲片部が上記天面板部と上記中
間板部とを連接することが可能になるとともに、嵌合前
の緩衝材の仮組み状態で該緩衝材を平面状に折り畳んで
保管し、使用する直前に上記緩衝材を立設して、上記嵌
合溝に上記挿嵌部を嵌合させて完成状態となして使用す
ることができる。そのため、上記緩衝材を仮組み状態で
積み上げて保管でき、スペース効率が向上して、管理コ
ストや輸送コストを下げることが可能になる。
【0041】また、特に、請求項5に記載の緩衝材によ
れば、上記折曲片部が、上記天面板部の上記開口部にお
ける、上下及び左右の辺部それぞれに折曲線を介して配
設されているため、上下及び左右全方向において、剛性
と衝撃吸収能力を高めることが可能になる。また、特
に、請求項6に記載の緩衝材によれば、上記天面板部の
上記開口部内側の余剰な段ボール部材を適宜分断、折曲
して上記折曲片部として利用できるため、部材の有効利
用、原料費の低減を図ることができる。
【0042】また、特に、請求項7に記載の緩衝材によ
れば 上記側板片部の作用によって、さらに、全体の剛
性を高めることができる。また、特に、請求項8に記載
の緩衝材によれば、軽量で安価な部材によって、緩衝材
が形成されるため、軽量で安価な構成となるとともに、
リサイクルが可能となる。また、特に、請求項9に記載
の緩衝材によれば、最小限の原料から、効率的に製造す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく緩衝材を示す斜視図で
ある。
【図2】本実施例の緩衝材の展開形状を示す展開図であ
る。
【図3】開口部要部の展開形状を示す要部展開図であ
る。
【図4】中間板部を巻き起こした状態を示す斜視図であ
る。
【図5】本実施例の仮組み緩衝材を示す斜視図である。
【図6】仮組み緩衝材から折曲片部の挿嵌部を、中間板
部嵌合溝に嵌合した状態を示す斜視図である。
【図7】平面状に折り畳んだ仮組み緩衝材を示す斜視図
である。
【図8】収納物への緩衝材の装着方法を示す説明図であ
る。
【図9】収納物へ装着した緩衝材の収納箱への収納示す
説明図である。
【図10】図9におけるT−T断面図である。
【図11】図9におけるS−S断面図である。
【図12】本実施例の緩衝材を示す端面図である。
【図13】他の実施例の緩衝材を示す端面図である。
【図14】折曲片部の他の形状の例を示す要部展開図で
ある。
【図15】他の実施例の緩衝材を示す図であり、(イ)
は、中間板部を2枚用いた三層構造の例を示す端面図で
あり、(ロ)は、中間板部を3枚用いた三層構造の例を
示す端面図である。
【図16】天面板部に複数の開口部を形成した例を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 天面板部 20 中間板部 20b、20c、20d、20e 嵌合溝 30 底面板部 40、50 側面板部 60、70 側板片部 A 緩衝材 B1、B2、B3、B4 折曲片部 B1a、B2a、B3a、B4a 挿嵌部 C1 開口部 D1、D2 糊代板部 V1、V2 間隙 Q1 段ボール基板 R1 収納箱 X1、X2、Y1、Y2 ダンパー部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、緩衝
材であって、所定形状の開口部を有する略方形状の天面
板部と、該天面板部の開口部から折れ線を介して連設さ
れた折曲片部と、該天面板部の一辺から折れ線を介して
連設された略方形状の第1側面板部と、該天面板部の該
第1側面板部が連設された辺と相対する一辺から折れ線
を介して連設された第2側面板部と、該第2側面板部か
ら折れ線を介して連設された略方形状の底面板部であっ
て、該天面板部と所定の間隔を隔てて平行に配設された
底面板部と、該底面板部から折れ線を介して連設された
略方形状の第1糊代板部であって、上記第1側面板部と
接着された第1糊代板部と、該第1糊代板部から折れ線
を介して連設された中間板部であって、上記折曲片部の
端部を嵌合する嵌合部を有し、上記天面板部と上記底面
板部間に平行に配設された中間板部と、該中間板部から
折れ線を介して連設された略方形状の第2糊代板部であ
って、上記第2側面板部と接着された第2糊代板部と、
該天面板部における第1側面板部と第2側面板部とが連
設されていない他の二辺からそれぞれ連設された側板片
部であって、該天面板部と底面板部と第1側面板部と第
2側面板部とで構成される両端の開口部をカバーする一
対の側板片部と、を有し、上記天面板部と中間板部間の
距離と、底面板部と中間板部間の距離とが略同一に形成
され、また、緩衝材が、中芯における波高が0.6mm
で、かつ、30cm当たりの山数が120±3山である
段ボール材により形成されていることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この第1の構成の緩衝材においては、上記
天面板部、上記中間板部、及び上記底面板部、さらに
は、それぞれの上端部を連設する一対の上記側面板部に
よって、緩衝能力の高い緩衝材を得ることができる。つ
まり、収納物の収納状態において、どの方向に対しても
剛性が劣ることがなく、また、落下や衝突時などにおい
ても方向によって衝撃の吸収能力にばらつきがないとと
もに、衝撃吸収能力も十分に具備することができる。ま
た、上記天面板部と、上記中間板部と、上記底面板部
と、さらには、上記側面板部とによって、該緩衝材が略
スリーブ状に形成されるため、折り畳みが可能となり、
少ないスペースで保管や運搬が可能となる。また、上記
折曲片部が上記天面板部と上記中間板部間の内壁として
機能するため、さらに、剛性と衝撃吸収能力を高めるこ
とが可能になる。また、上記中間板部の端部を上記嵌合
部に嵌合させる簡略な方法によって、上記折曲片部が上
記天面板部と上記中間板部とを連接することが可能にな
るとともに、嵌合前の緩衝材の仮組み状態で該緩衝材を
平面状に折り畳んで保管し、使用する直前に上記緩衝材
を立設して、上記嵌合溝に上記挿嵌部を嵌合させて完成
状態となして使用することができる。そのため、上記緩
衝材を仮組み状態で積み上げて保管でき、スペース効率
が向上して、管理コストや輸送コストを下げることが可
能になる。さらに、上記側板片部が設けられているの
で、該側板片部の作用によって、さらに、全体の剛性を
高めることができる。また、段ボールという軽量で安価
な部材によって緩衝材が形成されるため、軽量で安価な
構成となるとともに、リサイクルが可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記天面板部と中間板部間の距離と、底面板部と中
間板部間の距離とが略同一に形成されていることを特徴
とする。また、第3には、上記第1又は第2の構成にお
いて、上記折曲片部が、上記天面板部の上記開口部内側
の部材によって形成されていることを特徴とする。よっ
て、上記天面板部の上記開口部内側の余剰な段ボール部
材を適宜分断、折曲して上記折曲片部として利用できる
ため、部材の有効利用、原料費の低減を図ることができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、第4には、上記第1又は第2又は第
3の構成において、上記緩衝材が、1枚の段ボール基板
から形成されていることを特徴とする。よって、最小限
の原料から、効率的に製造することが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【発明の効果】本発明に基づく緩衝材によれば、上記天
面板部、上記中間板部、及び上記底面板部、さらには、
それぞれの上端部を連設する一対の上記側面板部によっ
て、緩衝能力の高い緩衝材を得ることができる。つま
り、収納物の収納状態において、どの方向に対しても剛
性が劣ることがなく、また、落下や衝突時などにおいて
も方向によって衝撃の吸収能力にばらつきがないととも
に、衝撃吸収能力も十分に具備することができる。ま
た、上記天面板部と、上記中間板部と、上記底面板部
と、さらには、上記側面板部によって、該緩衝材が略ス
リーブ状に形成されるため、折り畳みが可能となり、少
ないスペースで保管や運搬が可能となる。また、上記折
曲片部が上記天面板部と上記中間板部間の内壁として機
能するため、さらに、剛性と衝撃吸収能力を高めること
が可能になる。また、上記中間板部の端部を上記嵌合部
に嵌合させる簡略な方法によって、上記折曲片部が上記
天面板部と上記中間板部とを連接することが可能になる
とともに、嵌合前の緩衝材の仮組み状態で該緩衝材を平
面状に折り畳んで保管し、使用する直前に上記緩衝材を
立設して、上記嵌合溝に上記挿嵌部を嵌合させて完成状
態となして使用することができる。そのため、上記緩衝
材を仮組み状態で積み上げて保管でき、スペース効率が
向上して、管理コストや輸送コストを下げることが可能
になる。さらに、上記側板片部が設けられているので、
該側板片部の作用によって、さらに、全体の剛性を高め
ることができる。また、段ボールという軽量で安価な部
材によって緩衝材が形成されるため、軽量で安価な構成
となるとともに、リサイクルが可能となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、特に、請求項3に記載の緩衝材によ
れば、上記天面板部の上記開口部内側の余剰な段ボール
部材を適宜分断、折曲して上記折曲片部として利用でき
るため、部材の有効利用、原料費の低減を図ることがで
きる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また、特に、請求項4に記載の緩衝材によ
れば、緩衝材が1枚の段ボール基板から形成されている
ので、最小限の原料から、効率的に製造することが可能
となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 BA08 BC02 BC04 CC12 CC19 CC43 CC52 DA11 DA26 EA09 EA14 EA16 EA17 EA20 3E066 AA21 CA03 CA04 FA01 FA13 HA01 JA03 KA05 KA20 NA01 NA42 NA48 NA60 3E096 AA01 BA21 BA23 BA30 CA03 CB03 DA03 DA04 DC03 EA01Y FA09 FA20 FA29 FA40 GA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の緩衝材であって、 所定形状の開口部を有する天面板部と、 該天面板部と所定の間隙を隔てて平行に配設される少な
    くとも1枚の中間板部と、 さらに、上記中間板部と所定の間隙を隔てて平行に配設
    される底面板部とを有するとともに、 上記天面板部、上記中間板部、及び上記底面板部それぞ
    れの左右の端部を連設する一対の側面板部と、を有する
    ことを特徴とする緩衝材。
  2. 【請求項2】 上記緩衝材が、上記天面板部の上記開口
    部から上記中間板部側に折曲する少なくとも1枚の折曲
    片部を有することを特徴とする請求項1に記載の緩衝
    材。
  3. 【請求項3】 上記折曲片部が、上記天面板部の上記開
    口部と上記中間板部とを連接することを特徴とする請求
    項2に記載の緩衝材。
  4. 【請求項4】 上記中間板部に嵌合溝を形成するととも
    に、上記折曲片部の端部に上記嵌合溝に挿嵌可能な挿嵌
    部を形成し、上記嵌合溝と上記挿嵌部が嵌合することに
    よって、上記折曲片部が上記天面板部と上記中間板部と
    を連接すべくなしたことを特徴とする請求項3に記載の
    緩衝材。
  5. 【請求項5】 上記折曲片部が、上記天面板部の上記開
    口部における、上下及び左右の辺部それぞれに折曲線を
    介して配設されていることを特徴とする請求項2又は3
    又は4に記載の緩衝材。
  6. 【請求項6】 上記折曲片部が、上記天面板部の上記開
    口部内側の部材によって形成されていることを特徴とす
    る請求項2又は3又は4又は5に記載の緩衝材。
  7. 【請求項7】 上記天面板部と上記底面板部と一対の側
    面板部とで構成される両端の開口部をカバーする側板片
    部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4又は5又は6に記載の緩衝材。
  8. 【請求項8】 上記緩衝材が、段ボール製であることを
    特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又
    は7に記載の緩衝材。
  9. 【請求項9】 上記緩衝材が、1枚の段ボール基板から
    形成されていることを特徴とする請求項8に記載の緩衝
    材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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