JP2000041911A - 電気掃除機 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 集塵フィルタの目詰まりに応じて適切な量の
外気を導入することができる弁装置を備えた電気掃除機
を提供する。 【解決手段】 弁装置16は、複数のシリンダ室20,
21と、シリンダ室20,21に摺動自在に挿入された
ピストン22,23と、ピストン22,23を付勢して
開口20a,21aを閉塞するスプリング24,25と
から構成され、送風路15の負圧の大きさがスプリング
24,25の付勢力の大きさを越えたとき、ピストン2
2,23を移動させて開口20a,21aを開放するこ
とにより外気を導入するようになっているが、スプリン
グ24,25の付勢力がそれぞれ異なっている。
外気を導入することができる弁装置を備えた電気掃除機
を提供する。 【解決手段】 弁装置16は、複数のシリンダ室20,
21と、シリンダ室20,21に摺動自在に挿入された
ピストン22,23と、ピストン22,23を付勢して
開口20a,21aを閉塞するスプリング24,25と
から構成され、送風路15の負圧の大きさがスプリング
24,25の付勢力の大きさを越えたとき、ピストン2
2,23を移動させて開口20a,21aを開放するこ
とにより外気を導入するようになっているが、スプリン
グ24,25の付勢力がそれぞれ異なっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集塵フィルター
の目詰まりによる電動送風機の加熱を防止するために電
動送風機の吸気側の負圧に応じて外気と連通する弁装置
を備えた電気掃除機に関する。
の目詰まりによる電動送風機の加熱を防止するために電
動送風機の吸気側の負圧に応じて外気と連通する弁装置
を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示す電気掃除機が知ら
れている。
れている。
【0003】この電気掃除機は、ケース本体1と、ケー
ス本体1内の前部(図3において左側)に設けられる集
塵室2と、集塵室2に設けられた集塵フィルタFと、ケ
ース本体1の後部に設けられる電動送風機3とを備えて
いる。そして、集塵室2と電動送風機3との間には電動
送風機3の吸気側となる送風路4が形成され、ケース本
体1の上部に弁装置5が設置されている。
ス本体1内の前部(図3において左側)に設けられる集
塵室2と、集塵室2に設けられた集塵フィルタFと、ケ
ース本体1の後部に設けられる電動送風機3とを備えて
いる。そして、集塵室2と電動送風機3との間には電動
送風機3の吸気側となる送風路4が形成され、ケース本
体1の上部に弁装置5が設置されている。
【0004】弁装置5は、図4に示すように、両端に開
口を有するシリンダ6と、シリンダ6内に摺動自在に挿
入されるピストン7と、ピストン7を付勢して一端側の
開口6aを閉塞するスプリング8とから構成されてい
る。また、一端側の開口6aはケース本体1の外部に連
通し、他端側の開口6bは送風路4に連通している。
口を有するシリンダ6と、シリンダ6内に摺動自在に挿
入されるピストン7と、ピストン7を付勢して一端側の
開口6aを閉塞するスプリング8とから構成されてい
る。また、一端側の開口6aはケース本体1の外部に連
通し、他端側の開口6bは送風路4に連通している。
【0005】そして、集塵フィルタFの目詰まりにより
送風路4の風量が低下すると電動送風機3が加熱される
とともに送風路4の負圧が上昇する。この負圧が所定以
上になったとき、弁装置5によって外気を導入して電動
送風機3の加熱が防止される。
送風路4の風量が低下すると電動送風機3が加熱される
とともに送風路4の負圧が上昇する。この負圧が所定以
上になったとき、弁装置5によって外気を導入して電動
送風機3の加熱が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気掃除機にあっては、送風路4が所定の負圧になった
とき、すなわち、集塵フィルタFの目詰まりが所定段階
の状態まで進んだとき、シリンダ6の開口6aを開放し
て所定量の外気を導入するようになっている。しかしな
がら、一つの弁装置5によって外気を導入しているの
で、外気の導入量はシリンダ6の開口6aの大きさによ
り決定され、開口6aを開放するときの負圧はスプリン
グ8の付勢力によって決定される。
電気掃除機にあっては、送風路4が所定の負圧になった
とき、すなわち、集塵フィルタFの目詰まりが所定段階
の状態まで進んだとき、シリンダ6の開口6aを開放し
て所定量の外気を導入するようになっている。しかしな
がら、一つの弁装置5によって外気を導入しているの
で、外気の導入量はシリンダ6の開口6aの大きさによ
り決定され、開口6aを開放するときの負圧はスプリン
グ8の付勢力によって決定される。
【0007】このため、集塵フィルタFの目詰まりが所
定段階の状態よりさらに進んだ場合には、外気の導入量
が不足することになり、電動送風機3を充分に冷却する
ことができなくなる。これを防止するために、シリンダ
6の開口6aを大きくすると、目詰まりの所定段階の状
態では必要以上の外気が導入されてしまうので、塵埃の
吸引力が必要以上に低下してしまう。
定段階の状態よりさらに進んだ場合には、外気の導入量
が不足することになり、電動送風機3を充分に冷却する
ことができなくなる。これを防止するために、シリンダ
6の開口6aを大きくすると、目詰まりの所定段階の状
態では必要以上の外気が導入されてしまうので、塵埃の
吸引力が必要以上に低下してしまう。
【0008】また、集塵フィルタFの目詰まりが所定段
階に近づいている場合、送風路4の風量が低下している
がシリンダ6の開口6aが開放されないため、電動送風
機3の温度は上昇していくことになる。これを防止する
ために、スプリング8の付勢力を小さく、且つ開口6a
を小さく設定すればよいが、集塵フィルタFの目詰まり
が所定段階の状態より進んだ場合には、電動送風機を充
分に冷却することができなくなる。
階に近づいている場合、送風路4の風量が低下している
がシリンダ6の開口6aが開放されないため、電動送風
機3の温度は上昇していくことになる。これを防止する
ために、スプリング8の付勢力を小さく、且つ開口6a
を小さく設定すればよいが、集塵フィルタFの目詰まり
が所定段階の状態より進んだ場合には、電動送風機を充
分に冷却することができなくなる。
【0009】このように、一つの弁装置5では、集塵フ
ィルタFの目詰まりの段階に応じて、外気を導入するこ
とができず、必要以上に塵埃の吸引力の低下をきたした
り、電動送風機3を充分に冷却することができなかった
りする問題があった。
ィルタFの目詰まりの段階に応じて、外気を導入するこ
とができず、必要以上に塵埃の吸引力の低下をきたした
り、電動送風機3を充分に冷却することができなかった
りする問題があった。
【0010】この発明は、上記の問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、集塵フィルタの目詰まりに応
じて適切な量の外気を導入することができる電気掃除機
を提供することにある。
ものであり、その目的は、集塵フィルタの目詰まりに応
じて適切な量の外気を導入することができる電気掃除機
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、掃除機本体と、該掃除機本体の
内部に設けられる電動送風機と、前記掃除機本体の外部
と前記電動送風機の吸気側とを連通する弁装置とを備
え、前記弁装置は、両端に開口を有するとともに一端側
の開口を前記掃除機本体の外部に連通させ他端側の開口
を前記電動送風機の吸気側に連通させたシリンダと、こ
のシリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、この
ピストンを付勢して前記一端側の開口を閉塞するスプリ
ングとから構成され、前記吸気側が所定の負圧以上にな
ったとき、前記ピストンを移動させて前記一端側の開口
を開放することにより外気を前記吸気側に導入するよう
になっている電気掃除機であって、前記弁装置を複数設
け、各弁装置に設けられるスプリングの付勢力がそれぞ
れ異なっていることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、掃除機本体と、該掃除機本体の
内部に設けられる電動送風機と、前記掃除機本体の外部
と前記電動送風機の吸気側とを連通する弁装置とを備
え、前記弁装置は、両端に開口を有するとともに一端側
の開口を前記掃除機本体の外部に連通させ他端側の開口
を前記電動送風機の吸気側に連通させたシリンダと、こ
のシリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、この
ピストンを付勢して前記一端側の開口を閉塞するスプリ
ングとから構成され、前記吸気側が所定の負圧以上にな
ったとき、前記ピストンを移動させて前記一端側の開口
を開放することにより外気を前記吸気側に導入するよう
になっている電気掃除機であって、前記弁装置を複数設
け、各弁装置に設けられるスプリングの付勢力がそれぞ
れ異なっていることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、複数の前記シリンダを
並列に一体的に構成したことを特徴とする。
並列に一体的に構成したことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記シリンダを透明な
材質で構成し、各ピストンをそれぞれ異なる色で着色し
たことを特徴とする。
材質で構成し、各ピストンをそれぞれ異なる色で着色し
たことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電気掃除機
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】図1において、10は電気掃除機本体で、
この本体10内の前部寄り(図1において左側)には集
塵室11が形成され、この集塵室11には集塵フィルタ
Fが設置されている。本体10内の後部寄りには、電動
送風機室12が形成され、この電動送風機室12には電
動送風機13が設置されている。14は集塵室11と電
動送風機室12との間の送風路15(電動送風機の吸気
側)に設置されたサブフィルタである。電動送風機室1
2の上方には送風路15と本体10の外部とを連通する
弁装置16が設けられている。17は電動送風機13を
電動送風機室12に固定するとともに送風路15の気密
を保つシール部材である。
この本体10内の前部寄り(図1において左側)には集
塵室11が形成され、この集塵室11には集塵フィルタ
Fが設置されている。本体10内の後部寄りには、電動
送風機室12が形成され、この電動送風機室12には電
動送風機13が設置されている。14は集塵室11と電
動送風機室12との間の送風路15(電動送風機の吸気
側)に設置されたサブフィルタである。電動送風機室1
2の上方には送風路15と本体10の外部とを連通する
弁装置16が設けられている。17は電動送風機13を
電動送風機室12に固定するとともに送風路15の気密
を保つシール部材である。
【0016】弁装置16は、図2(A)に示すように、
透明なシリンダケース18と、このシリンダケース18
の後部側(図において右側)に設けられ送風路15に連
通される連結部19とを有している。
透明なシリンダケース18と、このシリンダケース18
の後部側(図において右側)に設けられ送風路15に連
通される連結部19とを有している。
【0017】シリンダケース18内には隔壁18aによ
って二つのシリンダ室20,21が並列に形成されてお
り、シリンダ室20,21の前端及び後端に開口20
a,20b,21a,21bが形成されている。本体1
0の外部に連通する開口20a,21aは従来の開口6
a(図4参照)よりも小さく設定され、二つの開口20
a,21aの面積の和は開口6aの面積よりも大きく設
定されている。開口20b,21bは連結部19に連通
している。各シリンダ室20,21内には、摺動自在に
挿入されたピストン22,23と、ピストン22,23
を付勢してピストン22,23の前面22a,23aに
よって開口20a,21aを閉塞させるスプリング2
4,25とが設置されている。
って二つのシリンダ室20,21が並列に形成されてお
り、シリンダ室20,21の前端及び後端に開口20
a,20b,21a,21bが形成されている。本体1
0の外部に連通する開口20a,21aは従来の開口6
a(図4参照)よりも小さく設定され、二つの開口20
a,21aの面積の和は開口6aの面積よりも大きく設
定されている。開口20b,21bは連結部19に連通
している。各シリンダ室20,21内には、摺動自在に
挿入されたピストン22,23と、ピストン22,23
を付勢してピストン22,23の前面22a,23aに
よって開口20a,21aを閉塞させるスプリング2
4,25とが設置されている。
【0018】ピストン22,23の径はシリンダ室2
0,21の開口20a,21aの径よりも大きく設置さ
れている。ピストン22,23の側部22b、23bに
は突起22c,23cが複数形成されており、ピストン
22,23がスプリング24,25に抗して右方向(図
2(B),(C)において)へ移動して開口20a,2
1aが開放されたとき、開口20a,21aから突起2
3c間の間隙を介して外気がシリンダ室20,21へ自
由に入り込めるようになっている。また、ピストン2
2,23は互いに異なる色で着色されている。
0,21の開口20a,21aの径よりも大きく設置さ
れている。ピストン22,23の側部22b、23bに
は突起22c,23cが複数形成されており、ピストン
22,23がスプリング24,25に抗して右方向(図
2(B),(C)において)へ移動して開口20a,2
1aが開放されたとき、開口20a,21aから突起2
3c間の間隙を介して外気がシリンダ室20,21へ自
由に入り込めるようになっている。また、ピストン2
2,23は互いに異なる色で着色されている。
【0019】スプリング24,25は連結部19に設け
た突出部19aに一端を固定し、他端をピストン22,
23の突起22c,23cに係止してピストン22,2
3を付勢している。スプリング24,25の付勢力は互
いに異なっており、この実施の形態では、スプリング2
4の付勢力は従来のスプリング8よりも弱く設定し、ス
プリング25の付勢力は従来のスプリング8の付勢力よ
りも強く設定されている。
た突出部19aに一端を固定し、他端をピストン22,
23の突起22c,23cに係止してピストン22,2
3を付勢している。スプリング24,25の付勢力は互
いに異なっており、この実施の形態では、スプリング2
4の付勢力は従来のスプリング8よりも弱く設定し、ス
プリング25の付勢力は従来のスプリング8の付勢力よ
りも強く設定されている。
【0020】次に、上記実施形態の電気掃除機の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0021】電動送風機13の駆動により集塵室11が
負圧になって、集塵フィルターFに塵埃が集塵されてい
く。この集塵により、集塵フィルターFに目詰まりが生
じていき、この目詰まりに応じて送風路15の風量が減
少していくとともに送風路15の負圧が大きくなってい
く。そして、送風路15の負圧の大きさがスプリング2
4の付勢力の大きさを越えたとき、ピストン22が移動
しシリンダ20の開口20aが開放されて、開口20a
から外気が送風路15に導入される。
負圧になって、集塵フィルターFに塵埃が集塵されてい
く。この集塵により、集塵フィルターFに目詰まりが生
じていき、この目詰まりに応じて送風路15の風量が減
少していくとともに送風路15の負圧が大きくなってい
く。そして、送風路15の負圧の大きさがスプリング2
4の付勢力の大きさを越えたとき、ピストン22が移動
しシリンダ20の開口20aが開放されて、開口20a
から外気が送風路15に導入される。
【0022】ここで、スプリング24の付勢力が従来の
ものよりも弱く設定されているので、集塵フィルタFの
目詰まりが初期の段階に対応して外気が導入され、電動
送風機13が冷却される。導入される外気は、開口20
aの面積が従来の開口6aの面積よりも小さいことによ
り少量となるので必要以上に塵埃の吸引力の低下をきた
すことがない。
ものよりも弱く設定されているので、集塵フィルタFの
目詰まりが初期の段階に対応して外気が導入され、電動
送風機13が冷却される。導入される外気は、開口20
aの面積が従来の開口6aの面積よりも小さいことによ
り少量となるので必要以上に塵埃の吸引力の低下をきた
すことがない。
【0023】集塵フィルタFの目詰まりがさらに進行す
ると、送風路15の風量がさらに減少していくので、送
風路15の負圧は上昇していく。そして、送風路15の
負圧がスプリング25の付勢力の大きさを越えると、ピ
ストン23が移動してシリンダ21の開口21aが開放
される。
ると、送風路15の風量がさらに減少していくので、送
風路15の負圧は上昇していく。そして、送風路15の
負圧がスプリング25の付勢力の大きさを越えると、ピ
ストン23が移動してシリンダ21の開口21aが開放
される。
【0024】ここで、スプリング25の付勢力が従来の
ものよりも強く設定されているので、従来よりも集塵フ
ィルタFの目詰まりが進行した段階に対応して開口21
aが開放される。開口20aと開口21aとを合わせた
面積が従来の開口6aの面積よりも大きいことにより従
来より多量の外気が導入され、電動送風機13は集塵フ
ィルタFの目詰まりが進行した段階でも充分に冷却され
ることになる。
ものよりも強く設定されているので、従来よりも集塵フ
ィルタFの目詰まりが進行した段階に対応して開口21
aが開放される。開口20aと開口21aとを合わせた
面積が従来の開口6aの面積よりも大きいことにより従
来より多量の外気が導入され、電動送風機13は集塵フ
ィルタFの目詰まりが進行した段階でも充分に冷却され
ることになる。
【0025】このように、シリンダ室20,21に取り
付けられるスプリング24,25の付勢力がそれぞれ異
なっており、送風路15の負圧がスプリング24,25
の付勢力を越える毎に開口20a,21aが段階的に開
放されるので、集塵フィルタFの目詰まりの状態に応じ
て外気が導入される。したがって、必要以上に塵埃の吸
引力の低下をきたすことなく、電動送風機3を充分に冷
却することができるまた、シリンダケース18を透明な
材質で構成し、ピストン22,23をそれぞれ異なる色
で着色したので、集塵フィルターFの目詰まりの状態を
色で認識することができる。
付けられるスプリング24,25の付勢力がそれぞれ異
なっており、送風路15の負圧がスプリング24,25
の付勢力を越える毎に開口20a,21aが段階的に開
放されるので、集塵フィルタFの目詰まりの状態に応じ
て外気が導入される。したがって、必要以上に塵埃の吸
引力の低下をきたすことなく、電動送風機3を充分に冷
却することができるまた、シリンダケース18を透明な
材質で構成し、ピストン22,23をそれぞれ異なる色
で着色したので、集塵フィルターFの目詰まりの状態を
色で認識することができる。
【0026】尚、この実施の形態では、二つのシリンダ
室を備えることによって、導入される外気量を調整させ
ているが、三つ以上のシリンダ室を備えることによっ
て、外気の導入量を調整してもよい。
室を備えることによって、導入される外気量を調整させ
ているが、三つ以上のシリンダ室を備えることによっ
て、外気の導入量を調整してもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、弁
装置を複数設け、各弁装置に設けられるスプリングの付
勢力がそれぞれ異なっているので、必要以上に塵埃の吸
引力の低下をきたすことなく、電動送風機を冷却するの
に充分な量の外気を集塵フィルタの目詰まりに応じて導
入することができる。請求項2の発明によれば、複数の
シリンダを並列に一体的に構成したので、弁装置の取り
付け、取り外しが簡単になる。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、弁
装置を複数設け、各弁装置に設けられるスプリングの付
勢力がそれぞれ異なっているので、必要以上に塵埃の吸
引力の低下をきたすことなく、電動送風機を冷却するの
に充分な量の外気を集塵フィルタの目詰まりに応じて導
入することができる。請求項2の発明によれば、複数の
シリンダを並列に一体的に構成したので、弁装置の取り
付け、取り外しが簡単になる。
【0028】請求項3の発明によれば、シリンダを透明
な材質で構成し、各ピストンをそれぞれ異なる色で着色
したので、集塵フィルターの目詰まりの状態を色で認識
することができる。
な材質で構成し、各ピストンをそれぞれ異なる色で着色
したので、集塵フィルターの目詰まりの状態を色で認識
することができる。
【図1】この発明に係る電気掃除機の本体を示した側面
図である。
図である。
【図2】この発明の電気掃除機に設けられる弁装置を示
し、(A)は弁装置の斜視図、(B)は弁装置の横断面
図、(C)は弁装置の縦断面図である。
し、(A)は弁装置の斜視図、(B)は弁装置の横断面
図、(C)は弁装置の縦断面図である。
【図3】従来の電気掃除機の本体を示した側面図であ
る。
る。
【図4】従来の電気掃除機に設けられる弁装置を示し、
(A)は弁装置の横断面図、(B)は弁装置の縦断面図
である。
(A)は弁装置の横断面図、(B)は弁装置の縦断面図
である。
15 送風路 16 弁装置 20 シリンダ室 20a 開口 21 シリンダ室 21a 開口 22 ピストン 23 ピストン 24 スプリング 25 スプリング
Claims (3)
- 【請求項1】掃除機本体と、該掃除機本体の内部に設け
られる電動送風機と、前記掃除機本体の外部と前記電動
送風機の吸気側とを連通する弁装置とを備え、前記弁装
置は、両端に開口を有するとともに一端側の開口を前記
掃除機本体の外部に連通させ他端側の開口を前記電動送
風機の吸気側に連通させたシリンダと、このシリンダ内
に摺動自在に挿入されるピストンと、このピストンを付
勢して前記一端側の開口を閉塞するスプリングとから構
成され、前記吸気側が所定の負圧以上になったとき、前
記ピストンを移動させて前記一端側の開口を開放するこ
とにより外気を前記吸気側に導入するようになっている
電気掃除機であって、 前記弁装置を複数設け、各弁装置に設けられるスプリン
グの付勢力がそれぞれ異なっていることを特徴とする電
気掃除機。 - 【請求項2】複数の前記シリンダを並列に一体的に構成
したことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。 - 【請求項3】前記シリンダを透明な材質で構成し、各ピ
ストンをそれぞれ異なる色で着色したことを特徴とする
請求項1乃至請求項2に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214993A JP2000041911A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214993A JP2000041911A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000041911A true JP2000041911A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16664933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10214993A Pending JP2000041911A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000041911A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021169043A (ja) * | 2020-12-16 | 2021-10-28 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
CN114101219A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-03-01 | 朱诤 | 一种通讯交换终端 |
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1998
- 1998-07-30 JP JP10214993A patent/JP2000041911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021169043A (ja) * | 2020-12-16 | 2021-10-28 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
CN114101219A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-03-01 | 朱诤 | 一种通讯交换终端 |
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