ドキュメンタリー映画「摩文仁 mabuni」が6月7日より沖縄・桜坂劇場で先行公開。21日から東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
「摩文仁 mabuni」は膨大な数の慰霊碑が林立する沖縄・摩文仁の丘を舞台に、“花売りのおばぁ”こと大屋初子さんを捉えた作品。彼女は沖縄戦で集団自決が起きた壕から生き残り、戦後は“魂魄之塔”という慰霊碑の前で遺族に参拝用の花を売ってきた。本作では彼女の姿から、慰霊碑に込められた人々の思いに迫っていく。
ポスタービジュアルには“魂魄之塔”の写真や、大屋さんが花に囲まれている様子がデザインされた。あわせてYouTubeで解禁された予告編には「“英霊の顕彰”か?“犠牲者の慰霊”か?」というテロップ、戦争当時の司令官の孫が語る一幕も映し出される。監督を務めたのは「歌えマチグヮー」の
「摩文仁 mabuni」の配給はユーラシアビジョンが担当。なお、上映の支援を目的とするクラウドファンディングがMotionGallery(モーションギャラリー)にて5月30日まで行われている。
映画「摩文仁 mabuni」予告編
知花くららの映画作品
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戦後沖縄を見つめた“花売りのおばぁ”のドキュメンタリー公開、語りは知花くらら(予告あり)
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