映画「
本作は、女子大学生の松岡ふみかが殺し屋の幽霊・工藤英雄に取り憑かれるアクションエンタテインメント。何者かに殺されて成仏できないという工藤の無念を晴らすため、彼女が不本意ながらも復讐に手を貸すさまが描かれる。高石がふみか、三元が工藤を演じ、井上は工藤が所属していた殺し屋組織の新しいボス・本多、東野はふみかの親友・マホに扮した。
高石は単独初主演を飾った同作について「本当に多くの挑戦や壁を与えてくれました。(撮影は)激動の毎日で、あの日々は今後の俳優人生でも大切になってくる」と感慨深い様子を見せる。そして「たくさんの熱量がある作品ですが、コメディなので気軽に観ていただけます」とアピールした。
本多の所属する組織では、各メンバーを犬種でランク付けしている。「自身を犬種で表すと?」という質問に、井上は「実家ではマルチーズを飼っていますが、自分とはかけ離れているので……。希望はバーニーズ・マウンテン・ドッグですね」と回答。東野は劇中のアクションシーンに触れ「自分もやってみたいという気持ちはありますが、練習しても皆さんには及ばない。アクションができる人は、普段からどう生きているのか知りたいです。転んでも立ち直りが早いとか?」と首を傾げる。殺陣師としても活動する三元から「つまづいたときに受け身を取ってしまうのが恥ずかしいんですよ。『見られていないだろうな』と思って」と言葉を受けると、「絶対に生活がかっこいいと思うので、今日からじっくり観察しようと思います!」と宣言した。
三元は撮影を思い返し、「本作は相手との距離が近い中でのアクション。成立させるにはリスクが伴いましたが、自分の技術をバージョンアップさせることができました」と充実した表情に。「アクション作品の役で普段いただくのは、人を殺すことしか目的にないという感じの単独行動が多いキャラクター。なので、今回2人で行動していくということが新鮮でしたね。今後はクールすぎず、体温のある役もやってみたいと思います」と意欲たっぷりに述べた。
キャストの印象を聞かれた園村は、高石について「彼女が10代の頃に出会いましが、会話のやり取りがすごく大人で、芝居を見ていても本気で面白いと思えます」と称賛。対して高石は「園村さんのアクションをやらせていただけることは、めちゃくちゃぜいたくな経験。噛み締めたいなと思います」と語った。
撮影時のエピソードに話が及ぶと、三元は「工藤がある人間と戦っているシーンのリハーサルをやったときに、肋骨を折ってしまったんです」と告白。「もちろん、アクションではけががないように万全を尽くすのですが、演じる本人がヒートアップしてしまうとどうにもできない。撮影を延期してもらって、回復に効くありとあらゆるものを試しました」と回想する。高石が「(撮影中は)本当にわからなくて、終わったあとに知りました」と打ち明けると、三元は「本番では相手の方も遠慮せずにやってくれましたね。逆に、リハーサルを超えるものが出せたような気がします」と笑顔で振り返った。
「ゴーストキラー」は全国で公開中。
※高石あかりの高は、はしご高が正式表記
映画「ゴーストキラー」予告編
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上映前挨拶の方がメディアが入ってたのね
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