第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)でExcellence in Asian Cinema Awardに輝いた
優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、アジア映画界・アジア文化における業績と貢献をたたえるExcellence in Asian Cinema Award。チャン・ドンゴンは今回の受賞について「約30年間の役者としての道のりは間違っていなかったと、自分を鼓舞してもらったような気がしました。皆さんに認めていただいたことで、さらにモチベーションが上がっています」と伝える。香港映画から受けた影響は大きいようで「僕が初めて観た映画はジャッキー・チェンの『酔拳』なんです。一番影響を受けたのは『男たちの挽歌』ですね。中学生の頃は、韓国で香港のヤクザ映画がとても流行っていました。男の友情を題材にしている作品が特に印象に残っています」と教えてくれた。
1992年にデビューし、2012年公開の映画「決闘の大地で」ではハリウッドに進出するなど、活動の場を広げてきたチャン・ドンゴン。新しいことにチャレンジするときに心がけていることを聞いてみると「知らない世界に挑戦するときは、やはりすごく緊張を感じます。その緊張感を自分のモチベーションにして、いい結果を残せるように努力しています」と回答。また「ここ数年間は出演作品が少ないので、残念な気持ちがあります。大きな挑戦ではないかもしれませんが、これからもっと多くの作品に携わって、皆さんにお届けすることが目標です」と今後の展望を語った。
2004年頃に日本で起きた韓流ブームの火付け役としても知られるチャン・ドンゴンは、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビンとともに“韓流四天王”という呼び名で親しまれた。彼は日本のファンについて「コロナ禍前は、誕生日の時期に日本でファンミーティングを行なっていました。自分は歌手ではないのですが、ファンミーティングで歌ったことがすごく楽しい思い出になっています。昨年の釜山国際映画祭でも、もっとも熱烈に応援してくださったのが日本のファンの皆さんでした。すごくうれしかったです」と口にし、ほほえむ。
チャン・ドンゴンは、2024年製作の映画「
最後に「日本の監督でコラボレーションしたい人は?」と尋ねると、彼は是枝裕和、岩井俊二の名を挙げる。「日本の俳優さんとは共演したことがあるのですが、監督とお仕事をしたことはないので、ぜひご一緒したいです。是枝さんは『ベイビー・ブローカー』が韓国で人気です。岩井さんは『四月物語』『Love Letter』が大好きなんです。俳優さんで言えば、真田広之さんと共演してみたいです」と明かした。
Hair: 문현철
Make up: 김성혜
Styling: 장현우
swab +_☆ @ssswabbb
콜라보하고싶은 감독 뿜 https://t.co/Xb05zBOTNi