中国ドラマ「情刺」日本上陸、皇子の過激な愛情が話題を呼んだ宮廷復讐劇

中国ドラマ「情刺 愛讐の宮廷」（原題「情刺」）のDVD-BOXが6月4日に発売。同日にレンタルDVDもリリースされることがわかった。「星花双姫～天に咲き、地に輝く恋～」のホー・シュエンリン（何宣林）と「致命遊戯」のイエン・ズーシエン（厳子賢）が共演した同作は、中国で新たな潮流となっている短劇（ショートドラマ）であり、愛と裏切りを描いた宮廷復讐劇だ。

皇位継承をめぐって起きた「昭天楼の変」で皇太子が殺された。その首謀者として五皇子は処刑され、協力者とみなされた太医・顧尋安（こじんあん）一家も一人娘の顧君遥（こくんよう）以外は皆殺しとなる。それから5年後、顧君遥は復讐の機会を狙い、五皇子派であった七皇子・岳瑾宸（がくきんしん）は不遇の時を過ごしていた。そんな中、月影（げつえい）国一の美女と称される鶯歌（おうか）公主が、大朝（だいちょう）皇帝のもとへ輿入れすることに。そして鶯歌公主の首筋にある痣を見た岳瑾宸は、彼女が顧君遥ではないかと疑念を抱く。それを知ってか知らずか、彼のもとを訪ねた鶯歌は、突然「私と手を組めば、殿下は皇位につける」と言う。

ホー・シュエンリンが復讐のために身分を偽り大朝国の宮廷へ入る顧君遥を演じ、彼女の真意を測りかねながらも次第に心を通わせていく岳瑾宸にイエン・ズーシエンが扮した。また「愛なんて、ただそれだけのこと」のガオ・ミンチェン（高銘辰）が大朝国の将軍で顧君遥の初恋の人である昭明（しょうめい）、元SNH48のモー・ハン（莫寒）が昭明の妹で顧君遥の親友である昭黎（しょうれい）役で出演。シーズー（喜子）が監督、リー・シアオフォン（李小鳳）が総脚本として参加した。

「情刺 愛讐の宮廷」では、協力関係を結んだ顧君遥と岳瑾宸の復讐劇、そこで芽生えたラブストーリーが展開されるほか、5年前の真相が解き明かされていくにつれて、2人の関係性が次第に変化するさまも描かれる。その中でも、第七皇子・岳瑾宸がヒロインに向ける常軌を逸した過激な愛情がSNSで話題を呼んだ。

なお本作は6月4日より、各動画配信サイトにて順次配信される予定だ。